ウィルゲートは9月30日、Web関連の仕事に従事する145名を対象に、Webマーケティング系の資格に関する調査を実施し、その結果を発表した。これによると、今後取得したい資格として「ウェブ解析士」が最も多い結果となった。同資格は、アクセス解析だけではなく、Webマーケティングに必要な知識を網羅的にカバーしており、一定レベル以上の知識があることを示せるため、人気が集まったと推測される。また、実際に取得している人が少なく、取りたいと回答した人数が多かったのが「マーケティング・ビジネス実務検定」。これは、アクセス解析やリスティング運用に関する個別スキルというより、幅広くマーケティングやビジネス実務について学べる検定となっており、幅広い業種で人気があったようだ。なお、同調査では「保有資格なし」との回答が圧倒的に多数派となった。これに対し同社は、実際に資格をとるためは時間もお金もかかるため、興味があっても取得できないのではと予想する。また、実際に持っている人が多かった資格は「IT パスポート」で、経営戦略からコンピューターシステムの基礎まで幅広く学べる資格として、「とりあえずとってみた」という人も多いのかもしれないとしている。
2015年10月01日伊藤忠都市開発は、同社のマンションブランド 「CREVIA(クレヴィア)」と漫画「進撃の巨人」とのコラボレーションによるWeb動画「進撃のクレヴィア」を公開した。動画は同ブランドの公式Webサイト上やYouTubeにて視聴できる。この動画は、白いキューブを使って自分の理想の住まいをクリエーティブワークショップ「CREVIA CREATIVE CHALLENGE(クレヴィアクリエーティブチャレンジ)」に、別冊少年マガジンにて連載中の漫画「進撃の巨人」に登場する"超大型巨人"がチャレンジするという内容。動画の中では、「長身と蒸気がなやみ」という超大型巨人が「壁の内側をずっと眺められる家にします」と、ウォール・ローゼのトロスト区の壁直結の1等地に、高さ100mの家を設計。体から出る蒸気を逃がす通気性に優れた天井や、首筋を守る構造のソファなどを備えた「進撃しなくていいハウス」を作る過程を、同アニメに登場するキャラクターたちの反応を交えてコミカルに紹介している。また、この動画を手がけたのは、電通 プロモーション・デザイン局 デジタル・アクティベーション部 クリエイティブディレクター・森田章夫氏。同氏によれば、この動画は「CREVIA CREATIVE CHALLENGE」の認知拡大を目的として作られたもので、理想の住まいへの興味がわく有名人とのコラボレーションを模索した結果、進撃の巨人の超大型巨人とのコラボレーションの実施を決定したという。制作上の工夫として、60mある超大型巨人のサイズを表現するために建築模型の人を用いていることが挙げられ、調査兵団風のカラーリングは監督の「遊び心」によるものという。森田氏は、「結果的にこれまでの進撃の巨人の様々な企業コラボとは全く違うものになったと思っています」とコメントしている。
2015年09月30日Facebookのニュースフィードで360度パノラマ動画 (360動画)を楽しめるようになった。まずはWeb版とAndroid用Facebookアプリが対応し、数カ月以内にiOS用Facebookアプリでも視聴できるようになる。Facebookは、情報共有の主流がテキストから写真に移行し、今後は動画やVR(仮想現実)へと広がっていくと予想している。360度パノラマ動画対応はVRが一般化する時代への布石と言える。360動画は再生中に画面をマウスカーソルや指でドラッグして自在に画面アングルを動かせる。体験したいFacebookユーザーは、Star Wars、Discovery、GoPro、LeBron James & Uninterrupted、Saturday Night Live、VICEなどが360動画を共有している。今はまだ 360度パノラマ動画の撮影は一般的ではないが、Facebookは「友達が訪れたフランスの小さな村またはブラジルのフェスティバルなどを360動画で楽しめる未来を想像してほしい。そこにいるように周りを見回せて体験できる」としている。
2015年09月24日米YouTubeと日本のニコニコ動画、そのどちらも知らないネットユーザーはいないだろう。運営母体の米Googleと日本のドワンゴは、その動画プラットフォームを、現状維持に甘んずることなく、さらに進化させようとしている。そのキーワードは"東京ゲームショウ"だ。○ゲーム実況の明るい未来Googleは今年6月に「YouTube Gaming」の提供を発表、8月には米国と英国でサービスを正式にスタートさせた。この動きには前哨戦がある。2014年8月にAmazonが発表したゲーム動画配信サービスの「Twitch」の買収だが、Googleも興味を持っていたとされている。つまり、買収レースに敗れてしまったがゆえの、独自サービスロンチというわけだ。そのYouTube Gamingが、非英語圏では初めて、日本での展開が決まった(Twitchも日本展開を発表)。9月19日・20日に千葉・幕張で行われる東京ゲームショウに合わせて発表されたが、YouTube ゲームコンテンツ グローバル代表のライアン・ワイアット氏は「日本でいかにゲームが愛されているのか、よく理解している」と、日本を3カ国目として選んだ理由を語る。「日本のYouTubeの人気チャンネル登録者数(個人)のトップ10のうち、6名がゲームに関連する動画を上げている。ヒカキンやマックスむらいなどはメジャーなクリエイターとのコラボレーションも行うなど、影響力も大きい」(ワイアット氏)同社がYouTube Gamingで目指すのは、「ゲームのためのプラットフォーム化」だ。もちろん、これまでのYouTubeでもゲームに関する動画を上げることはできたが、タイトルごとに検索する必要があり、情報の一覧性に難があった。YouTube Gamingでは、コンソールゲームからモバイルゲームまで、約2万5000タイトルの個別ページがアルゴリズムによって自動生成される。パブリッシャーとタイトル別でYouTube側が許諾を受けているタイトルのため、ユーザーが安心してゲーム動画を見ることができるし、配信することもできる、というメリットがあるわけだ。YouTubeはニコニコ動画の「ニコ生」に比べ、動画コンテンツの傾向がアーカイブ寄りであることが多かったが、Gamingは生でゲームを配信するプラットフォームであるため、より競合性が増す。「ゲーム業界は、ジャンルやプラットフォームなど、細分化が進んでいる。YouTubeならではのワンストップ・ショッピングなどを提供することで、他の動画配信サービスとは差別化していきたい」(ワイアット氏)マネタイズについても、ノーマルのYouTubeと変わらないものの、今後は噂に上がっているサブスクライブモデルやファンファンディングなど、ユーザー自体が"YouTuber"として独り立ちできるような支援を図っていくという。「YouTube Gamingは、ミッションとして、より幅広い人たちにキャスト(配信)、シェア(共有)できるようにする。ゲーミングコミュニティは日本だけでなく、世界に広がっていく。日本のゲーム会社が世界へ飛び出すお手伝いもしているが、YouTuberについても支援できると思う。次のYouTuberになるための情熱、そしてYouTubeというグローバルプラットフォームの力で、次のPewDiePieが日本で生まれる可能性があると思う」(ワイアット氏)なお、今回の発表に合わせ、YouTubeアプリに画面の動画キャプチャ機能を組み込むことも明らかにした。提供時期は近い将来と明言は避けたが、インカメラで自撮り動画をしつつ、スマートフォンの操作画面をYouTubeに生配信できるようになるため、ゲームに限らず、さまざまな応用が効きそうだ。また、すでに発表済みではあるが、ソニーのPlayStation 4でも次期アップデートでYouTube配信に対応する。同じく東京ゲームショウで日本展開を発表したTwitchとYouTube Gaming、これにニコニコ動画を加えた3社の動きによって、日本のゲーム市場がさらに活性化することだろう。○ニコニコ動画はVRも最後に挙げたニコニコ動画(ドワンゴ)だが、こちらは別のアプローチを東京ゲームショウで明らかにした。それが「niconicoVR」だ。VRはバーチャルリアリティのことで、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)で視野を覆い、三次元の没入感のある映像体験ができる。niconicoVRはサムスン製の「Gear VR」向けに作られたアプリ。Gear VRは、一般的な専用のヘッドマウント・ディスプレイとは異なり、映像表示部分にスマートフォン(Galaxy S6/S6 Edge)を使用している。スマートフォンがアプリ再生や映像表示を担うため、ほかのHMDに比べてやや価格は抑えられている。ドワンゴ プラットフォーム事業本部 マルチデバイス企画開発部 先端演出技術開発セクションでセクションマネージャを務める岩城 進之介氏らが開発したniconicoVRだが、「Gear VR」だからこその機能も用意した。それが「手元カメラ機能」だ。「そもそもGear VRを選んだ理由が、派手なデモンストレーションをやる目的ではなく、日常で使える実用的なアプリを作りたいという思いからでした。ゲームショウで言えば、演出が派手なゲームなどがあると思いますが、動画アプリとはまた話が違う。動画アプリでVRに向いたもの、そしてVRコンテンツでHMDを使う時に必要な物を考えた時、『何があれば嬉しいかな』と思った時に『手元カメラ』が頭に浮かんだのです」(岩城氏)そもそも岩城氏は大のVR好きで、Oculus Riftの第一弾のプロトタイプ「DK1」にキックスターターで出資、最初の出荷でデバイスをゲットしている人物だ。「会社で、みんなで『すげぇ』『面白い』と言いながら楽しんでました(笑)」と話す岩城氏は、VRのHMDの草分け的存在を当初から体験しているからこそ、「ユーザーがVRに触れて、楽しめるものを作りたい」という点を突き詰めたいとniconicoVRの開発に取り組んだという。筆者もゲームショウの会場でniconicoVRを体験したが、ジャンルごとにトップ100のタイトルが周囲360度に並べられ、中央のポインタを見たい動画に合わせて再生する。ドワンゴはNTTと協力し「リアルタイム全天球映像配信システム」、つまり360度動画の配信システム制作も行っているが、東京ゲームショウのブースではこの動画も体感できる。パノラマ画像や仮想空間で360度の映像を体験した経験はあるが、リアル環境で撮影された映像を360度で再生してみると、仮想空間などとはまた違った感覚を得られる。ぜひ、会場でniconicoVRを体験してほしい。niconicoVRを体験できるGear VRはOculusブースに展示されており、Oculus Rift(2016年Q1発売予定)も同じ場所で体感できる。ソニー・コンピュータエンタテインメントもPlayStationブースで、2016年発売予定のPlayStation VRを展示するなど、にわかに活気づく「VR」の世界。コンテンツ拡充が、その普及のキーワードになるだろうが、岩城氏が「360度コンテンツを作って、それが簡単に見られるプラットフォームが存在することが重要。普通のニコニコ動画も見やすくしつつ、360度コンテンツも用意した」とniconicoVRアプリが専用コンテンツだけではないアプリに仕立て上げたと語るように、下位互換のようなイメージで、開発者、コンテンツ利用者が手に触れやすいような仕組み作りが大切となるだろう。
2015年09月18日Web動画制作を行うモバーシャルと、スマートフォンアプリとWebサービスを展開するlivepass、Web特化型動画マーケティングを支援するMOVAAAの3社は9月9日、パーソナライズド動画制作サービスの提供を開始した。パーソナライズド動画とは、個人属性や購買履歴などの情報を元に個別に生成された動画を指し、本来の画一的な動画と比較すると、最後まで再生される割合(完視聴率)が高い特徴があるという。3社によるとこれまで、企業が既存の顧客情報を活用し、一人ひとりに合う動画配信を検討していたものの、個人ごとに最適化した動画を制作するノウハウがなく、実現には至らないことが多かった。こうした現状を踏まえ、3社は、今回のパーソナライズド動画制作サービスの提供を開始するに至った。同サービスでは、パーソナライズド動画を用いたキャンペーンの企画立案から、企画に適した動画制作・編集、その後の配信システムの整備や中間・最終報告レポートまでをワンストップで実施する。
2015年09月11日松田翔太が出演するキシリッシュの新CMの続編動画「AFTER XYLISH NEWS #01~関係者篇 120秒」、「AFTER XYLISH NEWS #02~78%の人篇 90秒」が、WEB限定で公開された。松田さんがニュースキャスター役で登場する本CMシリーズ。新しくなったキシリッシュに関するニュースを伝える松田さんが、自由奔放な外国人女性キャスター・ミーシャのコメントにたじたじする姿をコミカルに描いたCMとして、大きな話題を呼んでいる。このほど公開となったWEB限定動画は、現在放送中のCMの収録後の風景が映し出された「AFTER XYLISH NEWS」というもの。15秒、30秒バージョンで放映されているCMのロングバージョンとも言える。「#01~関係者篇」では、「OKです」の声が掛かると、スタッフと会話をはじめる松田さん。すると、そこに新キシリッシュの関係者が登場。新しくなったキシリッシュについての説明をはじめると、ミーシャが「どうでもいいよ」と一蹴。沈黙が支配するスタジオの空気が、なんともシュールでおかしい。「#02~78%の人篇」では、「78%」と書かれたピンクのタンクトップを着た謎の外国人男性がスタジオに登場。唖然とする松田さんを尻目に、「私、この78パーの人が好きー!結婚する!」と、ここでも自由すぎるミーシャ。すると、「このスッキリ感が、好き!」と言って一回転しはじめる「78パーの人」に思わず吹き出してしまう松田さん。我慢しようと俯くも、どうしても笑い出してしまう松田さんの“素”の反応に注目だ。クールな役どころをこなすことが多い松田さんも思わず吹き出してしまった、強烈なキャラクターたちが織り成す会話劇が生み出すシュールな空気感が新鮮な本CM。松田さんの素の表情をぜひ目撃してみて。キシリッシュ「AFTER XYLISH NEWS #01~関係者篇 120秒」・「AFTER XYLISH NEWS #02~78%の人篇 90秒」はオフィシャルサイトにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月26日オムニバスは8月19日、広告主及び広告代理店向けに動画広告専門のプライベート・マーケットプレイス(PMP)サービスを開始した。同サービスは、優良なWebメディアを絞り込んだ上で動画広告を配信したいという広告主のニーズに応えるため、動画広告SSPにおいて動画広告枠のマネジメント支援をサポートしてきたTV局や新聞社など、約50のWebメディアの動画広告をネットワーク化することにより実現したもの。同サービスにより、広告主と広告代理店は、どの媒体・広告枠に対して動画広告を配信するかを選択でき、ブランドとして不適切なWebメディアへの広告配信を防止するほか、媒体・広告枠単位での効果測定が可能になるという。ネットワーク媒体の例としては、テレビ東京のテレ東プレイや新聞社の朝日新聞デジタル、MSN、東洋経済オンラインなどとなる。同社は今後、同サービスとDSPの接続を順次行っていき、ネットワーク媒体数の拡大を図っていく考えだ。
2015年08月20日デジタルステージは18日、HTMLやCSSなどの専門知識がなくてもWebサイトを制作できるソフトウェア、「BiND for WebLiFE」の新バージョンとして、「BiND for WebLiFE 8」を発表した。9月17日に販売を開始する。スタンダード版の価格は19,800円(税別)。BiND for WebLiFEは、豊富なテンプレートと独自のブロック編集機能を使い、デザイン性の高いWebサイトを作れるソフトウェア。新バージョンの「BiND for WebLiFE 8」では、閲覧するデバイスの画面サイズに合わせてレイアウトを最適化するレスポンシブWebに対応。PCとスマートフォンに合わせたWebサイトを制作できる。レスポンシブWeb対応テンプレートは、全20種62カラーバリエーションを用意。ページの編集エリアを表す「ブロック」単位で表示設定ができるため、PCとスマートフォンで、表示する情報量を変えることも可能だ。新たに、CSS設定を一括で行える「Dress」機能を搭載。カラー、フォント、余白などのCSS設定が入った20種のDressテンプレートから選ぶほか、ユーザー独自の設定も保存しておける。SSLに対応したオリジナルフォームを実装するサービス「Smooth Contact」を新規に開発。Webサイトのデザインに合わせたお問い合わせフォームや、メールフォームを実装できる。専用の管理画面から問い合わせ状況を把握したり、メールを転送したりするフォームサービスを利用可能だ。このほか、ブロック編集の最小単位「ブロック」のコピー機能や、作成したページを別サイトにも移行できる機能、検索機能の充実などが図られた。スタンダード版は、収録テンプレート数が180サイト、「WebLiFEサーバー」ベーシックコースが6カ月間無料、Smooth Contactのフリーコースが利用可能。プロフェッショナル版とクロスプラットフォーム版(Windows / Macハイブリッド)は、収録テンプレート数が219サイト(WordPress、Facebookページ含む)に増え、WebLiFEサーバー ベーシックコース24カ月+プレミアムコース3カ月が無料、さらにSmooth Contactプロコース1年間利用権が付属している。税別価格は、スタンダード版が19,800円、プロフェッショナル版が29,800円、クロスプラットフォーム版(Windows / Macハイブリッド版)が39,800円。なお、「BiND 7」を購入して2015年10月末までに製品登録したユーザーを対象に、BiND for WebLiFE 8への無償アップグレード実施している。動作環境は、Windows版がWindows 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10、Mac版がMac OS X 10.8.5 / 10.9.4 / 10.10に対応。
2015年08月19日デジタルステージは、Web制作者向けの新たなコミュニティ「WebComposer Meetup」を開始し、その1回目として『よいWebって何だろう?「Web作りの鉄則を学ぶ」』を実施することを発表した。日時は7月17日 18:45~21:00(18:30受付開始)。会場は東京都・竹橋のマイナビ本社 マイナビルーム 2F-S。参加費は税別3,500円(関連書籍付き)。定員100名(事前申込み制、先着順)。「WebComposer Meetup(ウェブコンポーザー・ミートアップ)」は、Web制作者やWebについて学びたい人々のためのコミュニティ。Webデザインやマーケティング、編集方法など、Web制作・運用にまつわるノウハウを同じ悩みや課題を抱える仲間と気兼ねなくディスカッションし、問題を解決していく新しい学びの場だ。その記念すべき第1回のテーマは「Web作りの鉄則を学ぶ」。内容は「成果がなかなか上がらない、Webサイトの原因はどこにある? 今日からできる、問題の見つけ方と解決法」(講師:アント 田中千晶氏 + ベンチマーク 笠原吾郎氏)、「デザイナーでなくてもこれだけは知っておきたいWebデザインのいろは よいWebとわるいWebを左右する、Webデザイン」(講師:デジタルステージ 洪泰和氏)、「みんなでディスカッションしながら深く理解しよう 成功に導く、よいWebサイトへの育て方」(同)の3部のセッションの後、BiND最新バージョンについての情報や質疑応答コーナーなどが予定されている。また、受講特典として、「頼られるWeb担当者になる! ネットプロモーション教本」(アント 木下直一、 田中千晶著)、「Web制作と運営のための 写真撮影&ディレクション教本」(鍋坂樹伸著)、「サイトの改善と目標達成のための Web分析の教科書」(日本Web協会著)、「はじめてでもよくわかる! Webマーケティング集中講義」(カティサーク 押切孝雄、 上田大輔著)の4冊の中からいずれか一冊を受け取ることができる。なお、参加希望者は申込みページより事前登録フォームに入力の上、申し込む。定員は100名(先着順)。
2015年07月15日この連載は、2015年4月からWebマーケティング業界に足を踏み入れた新入社員や、新たにWeb担当者に着任した新人マーケターを対象に「覚えておきたい基礎知識」を紹介するものです。今回は、「広告の手法はわかったけど、どれが自社のビジネスに合っているの?」「競合はどんな風にしているの?」といった疑問を解決するヒントとなる無料分析ツールを、厳選して8つ紹介します。○目的1 : 自社のサイトの流入元を分析する1. Google AnalyticsGoogleが提供する「Google Analytics」は、無料で全機能を使用することができるものとして、定番中の定番です。これを使うことで、「世の中のアクセスの9割が解析できる」とも言われています。【分析できる主な項目】・Webサイトに来たユーザーの属性 (性別・年齢・関心など)・どこを経由しWebサイトに流入したのか (検索エンジン・SNSなど)・どのページに人気があり、どのページに改善の余地があるか・どのようにしてユーザーは購入(コンバージョン)に至っているのか・Google Adwordsの効果測定などなお、同ツールの類似サービスとして、ヤフーが提供する「Yahoo!解析」があります。2. Google Search Console (旧 : Google Webマスターツール)「Google Search Console (旧称 : Google Webマスターツール)」は、Google Analyticsでは収集不可となっていた情報を集めることができます。特に注目されている機能は「検索アナリティクス」で、今までのGoogle Analyticsではセキュリティの問題で分析できなかった「どういう検索ワードで、ユーザーがWebサイトに入ってきたのか(検索クエリ)」という分析が可能です。【分析できる主な項目】・実際にどういうキーワードでの検索がされているか・Webサイトに問題が起きていないか・他のどんなサイトに、Webサイトのリンクが貼られているか・インデックス (Googleの検索エンジンに登録されている)数など○目的2 : 自社のビジネスに関連する「キーワード」を知る3. Google トレンド「Google トレンド」では、何年といった単位で、指定したキーワードの動向を見ることができます。ユーザーのニーズを把握するために役立つほか、自社のビジネスに関わるキーワードの人気度の情報は、Webサイトのコンテンツ制作やネット広告の設計にも活用できるのではないでしょうか。【分析できる主な項目】・特定のキーワードの人気度推移や地域別の人気度推移・キーワード同士の人気度比較・関連するキーワードなど4. goodkeyword「goodkeyword」は、ある特定のキーワードを入力すると「検索エンジンでどのように検索されているのか」という分析が可能なサービス。たとえば、「ネット広告」と入力すると、関連ワードとして「代理店」や「市場規模」「ハンドブック」「用語」「種類」「仕組み」などが入力されていることがわかる。【分析できる主な項目】・特定のキーワードが、Google・Yahoo Japan・Bingの検索エンジンにて、どのようなキーワードと一緒に検索されているか同ツールは、Webサイトのコンテンツを考える際だけではなく、リスティング広告のキーワード設定にもよく活用されます。なお、類似ツールとして「キーワードウォッチャー」があります。5. Google AdWords キーワードプランナー / ディスプレイキャンペーンプランナー「Google AdWords キーワードプランナー」と「ディスプレイキャンペーンプランナー」は、名称の通り、Google AdWordsにて提供される機能の一部。キーワードプランナーはリスティング広告を、ディスプレイキャンペーンプランナーはディプレイ広告を設計するために活用されるものです。【分析できる主な項目】・特定のキーワードの月間検索ボリューム・特定のキーワードを検索する人の年齢層や傾向同ツールの利用にはGoogle AdWordsのアカウント登録が必要ですが、貴重なデータが得られるため、積極的に利用すると良いでしょう。○目的3 : 競合を知る6. SimilarWeb「Similar Web」は、競合や他社のWebサイトにおいて「どのようにユーザーが流入しているか」を分析できるツールです。Google Analyticsでは、分析を行いたいWebサイトにタグを埋め込む必要がありますが、同ツールでじゃ、分析対象となるサイトのURLのみでWebサイトの解析が可能です。また、無料版はブラウザのGoogle Chromeの拡張機能として提供されており、気軽に利用することができます。【分析できる主な項目】・推定PV数、ユーザー数・流入元の割合・類似サイト○目的4 : SNSの効果分析をする7. FacebookページインサイトオウンドメディアなどWebサイトの運営を任される場合は、FacebookなどのSNSの運用も任されることが多いのではないでしょうか。公式Facebookページを保有する場合は、「Facebookページインサイト」にてユーザーの反応を確認することができます。例えば、どういった投稿が「自分たちのアプローチしたい層に人気があるのか」もしくは「反応が多いのか」ということを把握することが可能です。【分析できる主な項目】・公式Facebookページへのいいね数推移・投稿へのリーチ数・ユーザーとの交流度・人気のある投稿・競合のFacebookページ8. Twitterアナリティクス「Twitterアナリティクス」は、Twitterの公式無料分析ツールです。各Tweetやアカウントへの反応を数字で見られるため、今までは「なんとなく」行っていた投稿を戦略的に分析・実行できるようになります。【分析できる主な項目】・アカウントのフォロー数・フォロワー数の推移・ツイートのインプレッション数 (表示回数)・プロフィールへのアクセス数・ツイートへの@返信数いかがでしたか?これらツールで分析を行うことで、さまざまなデータに惑わされてしまうこともあるでしょう。しかし、大切なことは「見えてきた課題が自社のWebマーケティングのゴールにどのような影響力を持っているのかや、それら課題をどう解決するか」です。ぜひ、解析した結果を目標達成のために活かしてください。○執筆者紹介ソウルドアウト 葛谷篤志2009年オプトに入社し、2010年からソウルドアウト設立に参画。入社3年目から新潟営業所の立ち上げを経験したほか、Web事業のスタートアップや通販(美容品・アパレル)企業のWebマーケティング支援に携わり、顧客売上を2年で5倍にさせる等の実績を持つ。現在(2015年3月)は、Webマーケティング本部 パブリックリレーション部にて部長を務める。
2015年06月25日ゼスプリ インターナショナル ジャパンは6月24日、キウイフルーツをベースにした動画コンテンツ『ありえない日本昔話“桃?太郎”』をweb上で公開する。同動画は昔話「桃太郎」をベースに、桃ではなくキウイフルーツを中心としたストーリーが展開される。キウイフルーツに愛着を持ってもらうことが狙いだという。桃太郎が桃ではなくキウイフルーツから生まれること、昔話をweb動画というデジタルテクノロジーで表現することによるミスマッチを狙っているとしている。またキャラクターは、NHKアニメ「シャキーン」などを手がけているJUN OSON(ジュン・オソン)氏が担当。子どもだけではなく親も惹きつける作画を目指しているという。なお同コンテンツはスマートフォン・PCでWebを閲覧できる環境があれば観ることができる。最初に「なまえ」と「すきなこと(趣味)」を入力。途中で数回選択肢を選ぶ場面があり、選んだ内容によって内容が変わっていく。ストーリーが完結すると、物語中での好きなシーンを一枚絵として選びフェイブックでシェアをすることができる。ほか6月24日より同コンテンツの魅力を簡潔に伝えたムービーをYouTubeにて公開する。
2015年06月24日●作業時間やスキルにあわせて選べる、3つの編集モード最近は個人だけでなく、企業などでもブランディングやマーケティングの一環として積極的に動画のネット配信を行うようになってきた。スマートフォンなどでも簡単に動画撮影ができる一方で、ビジネスで扱うような品質の動画制作となると、途端にプロに外注する領域の話になってしまう。ならば、小さな企業や事業主が予算のない中で動画を使った展開はできないものか?そこで選択肢となってくるのが、動画制作が未経験でも誰でも簡単に動画の表現力を手に入れられるソフトウェア、デジタルステージ「PhotoCinema」だ。「PhotoCinema」は、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した動画や写真を使って、簡単操作で本格的なムービーを作ることのできる動画作成ソフトだ。同社には、「映画のように、写真を観よう。」をコンセプトに、2002年から3代にわたってリリースされてきたフォトムービー編集ソフト「LiFE with PhotoCinema」シリーズがあるが、この「PhotoCinema」は、動画編集の機能をより充実させた、新たなコンセプトの製品として開発されている。○初心者に易しく、作品づくりを楽しめる新機能一見難しそうに思われる動画編集だが、「PhotoCinema」には、専門的な知識や経験がなくても、動画制作を気軽に楽しみながら作品づくりができる機能や仕掛けが盛り込まれている。そのなかで最もユニークなのが、インターネット経由で仲間や関係者から動画素材の投稿を募る「コラボ機能」だ。欲しい素材や締め切りなどの依頼内容をまとめたWebページを自動生成し、発行されたURLを共有することで利用できる。友人たちのお祝いメッセージを集めたり、離れた場所の風景素材を一斉に集めたり……といったさまざまな使い方ができるし、企業であれば、ユーザーに向けて製品レビュー動画を募集したり、ファンの声を動画で投稿してもらったりといったキャンペーンにも利用できるだろう。その他にも、PhotoCinemaならではの便利でユニークな機能がある。リズムに連動したダイナミックな動画を簡単に作成できる「タップ機能」だ。選択した音楽のリズムに合わせてタップすることでテンポの値(BPM)を取得し、テンポに連動した形で動画や写真などが入る時間枠「フレーズ」を自動生成してくれる。ミュージックビデオはもちろん、それ以外のジャンルの動画でも、映像と音楽がリンクした動画は観る者に与えるインパクトが大きい。細かなクリップの時間調整をしなくても、そうした動画を作成できるのは画期的だ。○作業時間やスキルにあわせて選べる、3つの編集モード「PhotoCinema」には、3つの編集モードが用意されている。あらかじめ演出やストーリー展開が設計されたテンプレートを選び、自分の動画や写真を入れるだけで完成する「シナリオモード」、素材を入れるだけで動画が自動生成され、そのあとに写真の順番やエフェクトなどをカスタマイズできる「おまかせモード」、構成からエフェクトなどの細部まで最初から自分で設定する「じぶんでモード」。自分のスキルや作業時間などにあわせて選択すると良いだろう。試しに、「おまかせモード」を選んで動画を作ってみた。 まず最初にフレーズセット(動画の動きや効果を決めるセット)を選び、音楽ファイルを選択。あらかじめサンプル曲が用意されているほか、自分のPCの内の音楽データも読み込むことができる。想定している上映時間に合わせて、1曲のうち使用する部分をトリミングし、「タップ機能」でBPMを取得。続いて、写真や動画の入ったフォルダを選ぶと、「おまかせ編集」の自動処理ウインドウが開き、動画や写真をテンポにあわせて並べてくれる。あとは、それぞれのフレーズを入れ替えたり、テキストやエフェクトを加えたりするだけで、動画作品を仕上げていくことができる。●インターネットへの配信もソフト上から簡単に○操作は簡単だが、アレンジは多彩で本格的もっと自分好みの演出をしたい場合には、さまざまな編集機能を使うことができる。 フレーズごとに、写真や動画のレイアウトを決める「シーン」、タイトルや字幕を入れる「テキスト」、特殊効果を加える「エフェクト」を設定できる。例えば、複数の動画を分割された画面内で同時再生させたり、動画をスライドさせたり、フレームのなかで動画が再生されているように見せたり、動画のうえに別の画像や動画を重ねたりと、さまざまな表現が可能だ。特に、レイアウトやエフェクトのバリエーションはかなり豊富なので、色々な機能を試して凝った動画を作ってみたくなるだろう。また、「ちょっとこの写真を加工したいな…」といった時は、設定画面から「SiGNで編集」をクリックすると、付属の画像編集ソフト「SiGN Pro」が立ち上がる。写真の色や明るさの補正、テキストや図形の追加、複数の写真の合成といった処理を行い、フレーズに反映させることができる。別途グラフィックソフトを導入しなくても、画像の加工をシームレスに行うことができるのはありがたい機能だ。○インターネットへの配信もソフト上から簡単に作成した動画は、最大でフルHD(1080p)画質の書き出しが可能なほか、ソフト上からYouTube、Vimeo、Facebookなどへも直接アップロードできる。6月11日からは無償アップデータが提供され、同社のWeb制作ソフト「BiND クラウド」または「BiND for WebLiFE 7」と連携することで、作成した動画をWebページの背景として貼り付けることもできる。最近のWebデザインのトレンドである、大型の動画バナーやフルスクリーンの背景動画なども、簡単に実現できる。「PhotoCinema」は、「ペット」「トラベル」「子供の成長」「送別会」「ミュージックビデオ」「カフェ」と、幅広い6種類のテンプレートを標準で収録している。この「PhotoCinema」に加え、結婚式向けの用途に特化したテンプレートや素材を収録した姉妹モデル、「PhotoCinema Wedding」もラインアップ。さらに、レポートやプロモーションビデオなどのビジネス用途での動画に特化した追加テンプレート集「CiNEMA BOX」が発売されたばかり。動画に不慣れな人でもテンプレートの力でさまざまな表現に挑戦できるのではないだろうか。SNSなどでの拡散を狙って動画コンテンツを発信するのが当たり前になっている現在、動画制作を専門の業者に発注するほどの予算はないが、個人や担当者レベルで「何とかして、見栄えのいいプロモーション動画を作りたい」というニーズは確実に高まっている。「PhotoCinema」は、動画制作の初心者にもやさしい設計で、価格も14,800円(税別)と、動画編集ソフトとしては比較的気軽に導入しやすい。「動画時代」のニーズにマッチした新製品といえるだろう。実際にソフトを使ってみると、初心者でも本格的な動画を簡単に作成できるような工夫が随所に感じられるし、1本の動画作品を自分で作り上げる楽しさや充実感も味わえる。もし、使い始めるきっかけが仕事のためだったとしても、送別会や同僚・友人の結婚式などのシーンでも充分活用できるはずだ。
2015年06月22日Webフィルタリングは簡単な対策だった――。IT部門はアダルトやギャンブル、場合によってはSNSなど不適切なカテゴリのWebサイトを遮断するだけで良いとソフォスは指摘する。しかしこのところ、サイバー犯罪者はWebフィルタリングで遮断しないようなサイトを攻撃し、これが大規模なユーザーに感染する契機となっていることがある。SophosLabsは、毎日2万~4万件の悪意あるURLを検出しているという。そのうち80%が通常であれば問題ないWebサイトを改ざんしたものだ。つまり、Webフィルタリングが不適切なサイトを遮断するだけであれば、Webを経由した攻撃に対する安全対策とは言えない。サイバー犯罪者は、Webブラウザから悪意あるソフトウェアを勝手にダウンロードしてしまう"ドライブバイダウンロード"により、自動的にユーザーを感染させられるためだ。では、作業の生産性を損なわないようにWeb上で安全対策を講じるにはどうすればよいか。3つのポイントがある。○既知の悪意あるサイトを遮断するURLフィルタリングに加えて、Webトラフィックのディープスキャンを行うこれは、攻撃されたWebサイトから保護するために、深いレベルのスキャンを行ってくれるものだ。○ユーザーがオフィス外にいる時も保護するローカルサイトでの保護なら、UTM(統合脅威管理)は比較的安価なソリューションと言える。帰宅後や出張中など、オフィス外にいるユーザーに対しては、WebポリシーとWebコンテンツスキャンニングをPC側で直接行うエンドポイントセキュリティで対応できる。○エンドポイントとソフトウェアには常に最新のパッチを適用脆弱なソフトウェアやアプリケーションを悪用するドライブバイダウンロードから保護しよう。それには、企業内で利用可能なWebブラウザ、アプリケーション、プラグインの種類を制限して設定を標準化し、ポリシーとして適用することがベストだ。
2015年06月19日こんにちは。モバーシャル株式会社/株式会社MOVAAAの山下悟郎です。前回は、YouTubeについて抑えておきたい基礎情報をお話しましたが、今回は、Web動画とテレビについてお話したいと思います。○多種多様なWeb動画皆さんは「Web動画」と聞くと、何をイメージしますでしょうか?YouTubeに投稿されている面白映像でしょうか、それとも企業がつくった感動するプロモーションビデオでしょうか?「Web動画」と一口に言っても、様々な種類があります。第3回でお話ししたような動画広告から、企業プロモーション、ミュージックビデオなどを始めとしたエンタメ系コンテンツまで、多種多様です。企業がWeb上で動画をマーケティング活動に活用する場合、Web動画には3種類ほどの動画があると言われています(細かく言えばもっとありますが)。 TVCF主体型(HERO)、Web主体型(HUB)、エンゲージメント型(HYGIENE)に分けることができます。TVCF主体型とは、TVCFとの同時出稿による大量リーチ目的や、クロスメディアによるマスプロモーションの一環として各メディアに展開していく動画です。皆さんがよく見る、TVCFがWeb上でも流れると思っていただくのが、一番わかりやすいのではないでしょうか。Web主体型とは、Webでの視聴を前提に、Web専用CF、TVCF撮影の裏側、記者発表などのライブストリーミングといった、不定期で実験的、革新的、先進的な動画です。尺などの制限にとらわれない、Webだけでしか見られない動画と言えます。よくメディアにとりあげられる「バイラルビデオ」はこれに該当することが多いです。エンゲージメント型とは、定期的に特定のターゲットに向けて動画を発信する運用型の動画です。制作した動画は各SNSへ投稿したり、オウンドメディアのコンテンツとして使用したりする場合もあります。商品やサービスのHowTo、サポートの動画などが該当します。○Web動画とテレビの違いは?では、具体的にWeb動画とテレビは、どのようなところが異なっているのでしょうか?現在でも、テレビの持つマスプロモーションのパワーは、他のメディアと比べても、圧倒的なリーチ力を誇っています。Web動画は、若いユーザーを中心として急速に視聴数を伸ばしているものの、テレビは彼らに加え、スマホなどのデバイスを持たない高齢者やインターネット利用時間の少ない人にも方に届けることができる強いメディアです。また、テレビへの出稿は『信頼・安心感』などを視聴者に与えることができ、企業のブランド価値を向上するというメリットもあると考えています。一方のWeb動画は、テレビと比較すると特定のターゲットに対して、比較的配信コストを抑えて発信することができ、テレビよりも制限・条件なども少ないため、良くも悪くもなかなかテレビでは放送できないような演出も可能です。さらに、効果検証ツールなどを効果的に活用することにより、クリエイティブや配信方法を改善していくことができます。ユーザーは、今後さらに動画をどこでも視聴することができるようになり、あらゆる場面で動画と接触する機会が増えていきます。視聴者が動画に求めるものも、時と場合、デバイスによって益々多種多様になっていくのではないでしょうか。企業やクリエイターは、視聴者のさまざまなニーズに合わせた動画を作っていかなければならないので結構大変ですが、様々なチャレンジができるようになるので、とてもやり甲斐があるはないでしょうか。本連載は今回で最終回になりますが、いかがでしたでしょうか。第1回目から今回までで、なんとなくWeb動画の盛り上がりを感じていただけたのではないでしょうか。基本的な内容が多かったかもしれませんが、これをきっかけにさらに調べたり、動画を作ってチャレンジしていただけたら幸いです。恒例になりますが、デジタルハリウッドにて「ネット動画クリエイター専攻」というWebの動画に特化したクリエイター育成の講座を開講しています。私もカリキュラム開発に協力しました。6ヶ月あるカリキュラムの中で、ネット動画マーケティング実践講座を担当致します。ご興味のある方は是非デジタルハリウッドさんに問い合わせてみてください。全5回と短いコラムでしたが、ご覧いただきありがとうございました。モバーシャルは、DIGITAL VIDEO AGENCYとしてデジタル領域における映像制作・動画マーケティングを支援します。詳しくはWebサイトをご覧下さい。デジタルハリウッドSTUDIOで開講するネット動画クリエイター専攻では、モバーシャル社監修のネット動画マーケティングやAftereffectsの基本から応用まで習得。ネット領域の動画におけるプロフェッショナルを育成します。
2015年06月19日Twitterは16日、タイムライン上のツイートに添付されたGIFを含む動画が、自動的に再生されるようになったと発表した。同機能はiOS版とWeb版のTwitterで開始され、一週間ほどですべてのユーザーにローンチされる。また、Android版についても、近く提供されるとのこと。再生は自動で開始されるものの、そのままでは音声はミュート状態になっているため、突然音声が鳴り響くという問題はない。映像をタップすることで、音声が出力されるようになり、同時に動画の拡大表示も行なわれる。また、スマートフォンなどでは画面を横向きにすることで動画が全面表示され、音声も再生される。この自動再生機能を好まない場合は、設定により機能をオフにできる。Wi-Fi接続時のみ自動再生を行うといった設定も可能。スマートフォンの通信容量制限が気になるユーザーは注意しておきたい。
2015年06月17日Twitterは、iOS版アプリおよびWeb版において、タイムライン上の動画が自動再生される機能を追加した。Android版も近日中に対応するという。TwitterのiOS版アプリとWeb版では、ツイートに添付された動画やVine、GIF画像が自動的に再生されるようになった。自動再生されている動画の音声はミュートだが、動画をタップすることで音声が流れるようになる。また、スマートフォンを横向きにすることでも音声が流れる。同社は、動画の自動再生機能を一部のユーザーに対しテストとして提供していたが、ユーザーからの評判がよく、正式導入することを決めたとしている。なお、自動再生を無効にすることや、Wi-Fi接続時のみ自動再生することも可能となっている。
2015年06月17日マイナビは、Webデザイナー向けにPhotoshopの活用方法を解説するセミナー「Webデザイナーのための仕事効率向上セミナー - 現場ですぐに役立つPhotoshop仕事術」を実施する。開催日時は7月4日 13:00~16:00(12:30開場)。会場は東京都・新宿エルタワー(19F マイナビルーム2)。参加費無料。同セミナーは、今年3月に実施した「仕事効率向上セミナー」Illustrator編に引き続き行われるもの。講師は第1回に引き続き、WebやDTPに関しての講演やトレーニングのほか、書籍の企画や編集、スクールなどのカリキュラム開発も手がける鷹野雅弘氏が勤める。今回のテーマは、クリエイティブの現場での利用率が高い「Photoshop」。Fireworksの開発終了やPhotoshopのWeb関連機能の強化、特にPhotoshop CS6以降に実装された機能を活用することで制作の大幅な効率化につながることなどから、Web制作の現場で改めて注目度が高まっている。「Webデザインに適した設定」、「Photoshop CC以降で実現するPSDカンプ制作のワークフロー」、「Bootstrapを活用した動くモックアップ制作」などのトピックが予定されている(一部内容が変更になる場合あり)。なお、同セミナーの定員は80名。事前申し込み制で、参加希望の際は専用フォームより必要事項を入力することで手続きが完了する。
2015年06月05日WebのUX解析ツール「USERDIVE」を提供するUNCOVER TRUTHと、Webのユーザーインタフェース改善を行う「Kaizen Platform」を運営するKaizen Platformは、企業のサイト改善におけるすべてのプロセスをワンストップで実現するサービス「Growth Hack One Stop」の販売を開始。それに先立ち、両社で業務提携を行ったと発表した。同サービスは、購入や資料請求といったWebサイトのコンバージョン率向上という目的達成において、広告などによる露出の増加ではなくサイトそのものの課題分析・改善に着目する手法に関心が高まるなか、これまで分かれていた分析と改善の工程をワンストップで提供するもの。分析ツール「USERDIVE」と「Kaizen Platform」のグロースハッカーネットワークを連携することにより、サイトに必要なコンテンツと機能を捉えるコンセプトダイアグラムの提供や、それをもとにしたKPIと課題の洗い出し、施策の実施・分析などの改善から、グロースハッカーによる高速なA/Bテスト実施・運用までの一貫したアウトソースを実現。同サービスを支えるプロフェッショナルとして、UNCOVER TRUTH CAOの小川卓氏と日本ディレクション協会会長の中村健太氏を迎え、生産性やクイックな意思決定をサポートすることで、ユーザーとのコミュニケーションなど、マーケターがより付加価値の高いマーケティング活動にフォーカスできる環境を提供する。
2015年06月05日カゴメは、40代~50代のおっさんが『ウルトラマン』シリーズの好敵手・バルタン星人と戦うWEB動画『中高年のスルフォラファン』を、6月1日よりスルフォラファンキャンペーンサイトにて公開した。本動画は、ブロッコリーやブロッコリースプラウトに含まれ、肝機能改善に効果が認められている"スルフォラファン"啓発のために制作されたもので、これまで肝臓を酷使してきた40代~50代を元気づけるという内容。第一話「いくつになっても負けられない」と題された3分越えの動画では、『ウルトラマン』シリーズで人気のバルタン星人がオフィス街に突如出現。人々が逃げまどう中、見た目はおっさんのヒーロー"スルフォラファン"がバルタン星人に果敢に立ち向かっていく。変身して巨大化しても、見た目は普通のおっさんと変わらないスルフォラファン。最初は勢い良く戦っていたが、徐々にスタミナが切れてきて、バルタン星人のハサミから放たれた光線でスルフォラファンは完全にダウンしてしまう。会社では後輩から頼られず、年下上司からキツイ言葉を浴びせら、屋台で同僚と酒を飲みながら酔って眠ってしまう……そんな回想がスルフォラファンの頭をよぎる。このままやられてしまうのかと思った矢先、同僚の「俺たち、まだ終わりじゃねぇだろ」という言葉に覚醒し、「このまま終われるかよ」とジャケットを脱いで、バルタン星人に挑んでいく姿が描かれている。(C)円谷プロ
2015年06月04日この連載は、2015年4月からWebマーケティング業界に足を踏み入れた新入社員や、新たにWeb担当者に着任した新人マーケターを対象に「覚えておきたい基礎知識」をご紹介するものです。前回までは、Webマーケティング業界にて日常的に利用されるマーケティング用語トップ20を解説しました。今回は、Web広告の種類とその概要を取り上げます。電通が毎年調査・発表を行う「日本の広告費」によると、Web広告(インターネット広告)は2014年、市場規模が初めて1兆円を超えました。では、広告主はどのような媒体や掲載面、手段にてWeb広告を出稿しているのでしょうか。どういった広告種があるのか、主要なものを抑えておきましょう。○1. 純広告サービスや企業の認知度向上やブランディング向きメディア(媒体)の保有する枠から広告主が場所を指定し出稿するもの。表示方式は多彩にわたり、GIFやJPEG、Flash形式にて入稿する「バナー広告」や、文字数の制限が設けられる「テキスト広告」などがその代表となる。また、メディアによって異なるが、配信/表示方法では、読者の年齢・性別・エリア等によって配信ターゲットをセグメントできるほか、課金体型では、インプレッション(表示回数)保証型や掲載期間指定型、クリック回数保証型、成果報酬型など目的に応じた選択が可能だ。○2. 記事広告 (タイアップ広告)メディアにて、企業のサービス情報などを紹介する記事を執筆・掲載してもらう手法。導入価格は安くないが、メディアのロイヤリティや配信力を利用し、多くのユーザーにリーチすることができる。また、この手法は、記事と広告を自然に溶け込ませ、ユーザーにストレスを与えず情報を届けることが可能な「ネイティブ広告」の手段の1つでもある。この他にも、Facebookのニュースフィードに掲載となる「フィード型広告」や、キュレーションメディア・アプリのデザインに合わせて配信されるものなどをネイティブ広告と呼ぶこともある。参考記事 : 【レポート】ペイドメディアで行うコンテンツマーケティング○3. DSP広告 (Demand-Side Platform) / アドネットワークDSPとは、デマンドサイドプラットフォームの略語で、デマンドサイドとは広告主を指す。DSPという単語自体は、広告媒体ではなく「広告配信ツール(仕組み)」を意味し、このツールにより広告主は、DSPが連携するSSP(Supply-Side Platform : メディアの広告枠を集約し、広告表示の最適化を行うプラットフォーム)への広告出稿が可能だ。課金方法としては、一般的に表示課金型のサービスが多いとされており、入札金額や配信ターゲットのセグメント等により最適化を目指すほか、ユーザーの年齢や性別、興味関心、検索事項などのデータを分析し活用することで、より効果的な配信を実現する。参考記事 : 【連載】「今さら聞けない ! 」マーケティング担当者のためのアドテクノロジー○4. リスティング広告 (検索連動型)ユーザーが検索したワードに合わせて、検索結果の画面に表示される広告。ヤフーが提供する「スポンサードサーチ」やグーグルが提供する「Google AdWords」の検索連動型広告などがその代表となる。検索をするという能動的な姿勢のユーザーに訴求できるため、サービスの申し込みや商品を購入といったコンバージョン率(CVR)が比較的高い。また、課金方法はクリック課金型・クリック保証型(Pay Per Click)と呼ばれ、入札するキーワードごとに金額の調整が可能。クリック数やコスト、CVRを考慮しつつ売上予測や投資対効果を算出できるほか、エリア・時間・曜日によるセグメントやリターゲティング機能により、広告配信の最適化を実現する。参考記事 : リスティング広告とは 今更聞けないリスティング広告の基礎○5. アフィリエイト一般的には、ユーザーを企業サイト等に誘導し、商品購入や資料請求といったCV地点まで達成した際に費用が発生する「成果報酬型広告」を指す。広告主は、Webサイトやブログの運営者、メールマガジンの配信者といったアフィリエイターに広告掲載の依頼をし、CVした段階で費用を支払う仕組みだ。アフィリエイターの人数は、国内にて延べ400万人を上回るとされており、広告主が管理するのではなく、アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)に依頼をし、企業や商品に適したアフィリエイターに出稿依頼をしてもらう方法が一般的となる。【有名なASP企業の一例】1. A8.net利用企業数が比較的に多いASP。広告主としては、EC事業者が多く、アフィリエイターの教育を行う「A8キャンパス」や「A8フェスティバル」といったイベントを行い、オフラインでの接触等も設ける。2. バリューコマース国内で最初に誕生したASP。少額用のプランやライトプランを用意し、初期費用が無料で中小企業向けのパッケージがある点が特長となる。3. アクセストレードインタースペースが運営するASPで、金融・保険業界に強い。4. ジャネットアドウェイズが運営するASPで、非物販系のECサイトは初期費用・月額費用が無料で利用可能だ。○6. SNS広告 (Facebook)TwitterやLinkedInといったSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の中で、ユーザー規模が最大級となるFaceBook。このサービスが設ける広告枠は、クリック課金型で、PCサイトでは右カラムとタイムライン上、スマートフォン版ではタイムライン上などに設置される。広告の表示形式は、バナーとテキストが同時に表示されるモデルや動画を採用。配信は、個人情報に紐づいた設定が可能で、例えば、卒業した大学ごとや企業の役職別などで配信することが可能だ。また、ユーザーが広告自体に「いいね!」することが可能なため、広告のシェアが期待できるほか、バナーの自動生成機能などにより比較的容易に出稿することが可能となる。参考記事 : Facebookページ管理者必読! 必ず目を通しておきたいFacebook規約関連 & お役立ちページリンク集【2014年URLアップデート版】○7. 動画広告2014年から多くの注目を集める動画広告。YouTubeなどの動画サイトやアドネットワーク、スマホアプリ内など広告メニューが充実した。YouTubeへの出稿方法は、コンテンツ再生前に表示される動画広告(旧 : インストリーム広告)や、再生開始から5秒が経過すると、ユーザーが視聴をスキップできる「TrueView インストリーム広告」のほか、Google AdWordsによる「InVideo オーバーレイ広告」など。課金方法は、ユーザーが完視聴した際やクリックした場合に発生するモデルが用意されている。参考記事 : YouTube 動画広告いかがでしょうか。今回は、主要となるWeb広告種をご紹介しましたが、メディアやツールを提供する事業者によって細かな部分で特長が表れます。Web広告の出稿をお考えの企業様は、その目的やゴール、コストなどを考慮した上で手段を選択して頂けますと幸いです。さて次回は、今回ご紹介した広告種の中から、リスティング広告(ヤフー/グーグル)やFacebook広告、YouTubeの動画広告をピックアップし、出稿方法やノウハウをお伝えしていきます。○執筆者紹介ソウルドアウト 葛谷篤志2009年オプトに入社し、2010年からソウルドアウト設立に参画。入社3年目から新潟営業所の立ち上げを経験したほか、Web事業のスタートアップや通販(美容品・アパレル)企業のWebマーケティング支援に携わり、顧客売上を2年で5倍にさせる等の実績を持つ。現在(2015年3月)は、Webマーケティング本部 パブリックリレーション部にて部長を務める。
2015年05月18日デジタルステージは13日、同社のWebサイト制作ツール「BiNDクラウド」および「BiND for WebLiFE* 7」のユーザー向けに、動画を背景に敷く"背景動画デザイン"に対応させる無償アップデータを6月11日に提供すると発表した。今回提供されるアップデータは、インターネット上での動画コンテンツ需要の高まりに合わせて、Webサイトでの動画表現の可能性を提案するもの。このアップデータの適用により「BiNDクラウド」および「BiND for WebLiFE* 7」は、YouTubeに公開した動画をBiNDのブロックエリアごとに"背景"として設定し、その上に文字や画像、動画などコンテンツ情報を自由にレイアウトすることが可能になるという。動画はストレッチ表示によりエリアの画面いっぱいに貼り付けられ、複数エリアでの設定にも対応する。これにより、動画をメインコンテンツとしてインパクトを与えたり、ページ背景のさりげない演出として用いたり、サイドエリアやヘッダー、フッターなどに部分的に利用するなどのさまざまな表現が可能になるということだ。さらに、動画再生については、ループと音声のオフ設定ができるほか、ON/OFFのサウンドボタンの配置も可能となっている。なお、「BiND for WebLiFE* 7」はデザイン性の高いテンプレートを用いてWebサイトを簡単に作成できるソフトウェアで、一方の「BiND Cloud」はそのクラウド版サービス。ともに、作り手がHTMLやCSSなどのタグやスクリプトの記述などの専門知識を習得しなくても、本格的なHTMLベースのウェブサイトを作成できる。2007年度グッドデザイン賞「中小企業庁長官特別賞」受賞。
2015年05月15日マイナビは、改めてタイポグラフィを学び直したいWebデザイナー向けのセミナー「Webデザイナーのためのタイポグラフィ入門 - タイポグラフィから考えるWebレイアウト」を実施する。開催日時は5月23日 13:00~16:00。会場は東京都・新宿エルタワー。参加費無料。同セミナーでは、大学や専門学校などでグラフィックデザインやUIデザインの講座、企業研修なども多く担当している米倉明男氏が講師を務める。デザインの重要な要素であるタイポグラフィについて、Web制作での活用という観点を踏まえつつ、基本的な知識のレクチャーを実施する。また、同セミナーの定員は80名。事前申し込み制で、参加希望の際は専用フォームより必要事項を入力することで手続きが完了する。
2015年04月30日マイナビは、Web・ゲーム業界のクリエイターに特化した転職支援サービス「マイナビクリエイター」のWebサイトリニューアルした。「マイナビクリエイター」は、Web制作・広告・映像・ゲーム業界や、Webディレクター・Webデザイナーなどといったクリエイティブ職を希望する求人者と企業とのマッチングを行う、紹介型の転職支援サービス。今回リニューアルされた同サービスのWebサイトでは、クリエイティブ職の中でも特にWeb・ゲーム業界に特化し、約1,500件の求人案件数を掲載。また、扱うサイトの種類・開発言語・ツールなど、クリエイターならではの詳しい希望条件に合わせて、求人を検索できる仕組みを用意した。こうした背景には、現在ほとんどの国内企業にはWeb関連部署が置かれていることに加え、スマートフォンの普及により、ソーシャルゲーム業界の市場が急速に拡大している情勢がある。Webクリエイティブ職はWeb制作会社に限らず、業界問わずニーズが広がっていることから、職業選択の上で職種や業務内容を詳細に知ることが特に重要となるという。そのほか、同サービスではクリエイターならではの転職の悩みにキャリアコンサルタントが回答する「転職ノウハウ」や、業界で第一線を走るクリエイターのインタビュー記事など、クリエイターのキャリアに関するコンテンツを定期的に配信予定とのこと。
2015年04月24日こんにちは。モバーシャル株式会社/株式会社MOVAAAの山下悟郎です。前回は、Web上で動画を観る人が増えてきた、また企業がWeb上で活発に動画を活用し始めてきた、というお話をしました。今回はそれに続き、視聴者はどれくらいの時間、どんな内容のものを観ているのか、というお話をしたいと思います。○Web動画の平均視聴時間は?みなさんは、1日にWeb上でどれくらいの時間動画を観ますか?また、テレビはどれくらいの時間観ていますでしょうか?昨今、テレビの視聴率が下がってきているという話を耳にすることも多々ありますが、日本の全世帯で、まだまだテレビを観ている時間の方が圧倒的に長い場合が多いのが現状です。では、視聴者はどれくらいWebの動画を観ているのでしょうか。2013年の調査(博報堂DYホールディングス ソーシャルメディア・マーケティングセンターによる「全国ソーシャルメディアユーザー1000人調査」)によると、インターネットユーザーは1日に平均して約50分程度動画を観ているそうです。50分というと、ゴールデンタイムのテレビ番組ひとつ分くらいに相当するわけですが、個人的には思っていたよりも長いなという印象です。調査対象が、「Twitter・Facebook・mixiいずれかを週1日以上利用する、高校生~69歳の男女1080名から回答」とあります。特に、ここでの「50~69歳の方」に関しては、同世代の方と比べてネットをよく使う方だと見受けられるので、比較的長い時間Web動画に触れているのかもしれません。また、利用時間が長いサービスの1位はFacebookやTwitter、LINEなどのSNSとのことですが、現在は各種SNSでも動画コンテンツが非常に増えてきたので、SNS経由の動画視聴は今後格段に増えていく可能性が高いのではないでしょうか。○よく見られているWeb動画の「内容」では、ユーザーはどんな内容の動画を観ているのでしょうか。動画共有サイトでは、ミュージックビデオをはじめとした音楽系、アニメやコメディーなどのエンタメ系のコンテンツが人気です。最近では少しずつhuluなどのビデオオンデマンド系のサービスも増加しており、長尺のドラマや映画なんかを、まとめて観る方も増えていくのではないでしょうか。アメリカでは、そういった長尺の動画を2、3話連続して観る、「マラソンビューイング」をする方も増えているみたいです。企業が動画を活用する際、エンターテイメントや音楽のコンテンツを使ってマーケティング活動をしていくのはなかなか難しいことが多いですが、HowTo、学習、グルメ、商品レビュー、ゲーム関連などの動画は、需要があるもののコンテンツ不足なので、今後活用が増えていくのではないかと考えています。もちろん、企業にもよりますが、個人的にはこういった領域で効果的なWeb動画を企画制作できるクリエイターの需要が増えていく気がしています。これから映像を学ぼうと考えている方は、まずはこういった映像から学んでみるのもいいかもしれません。○ネット動画の育成講座も最後に、紹介になりますが、デジタルハリウッドにて「ネット動画クリエイター専攻」というWebの動画に特化したクリエイター育成の講座を開講しています。私もカリキュラム開発に協力しました。6ヶ月あるカリキュラムの中で、ネット動画マーケティング実践講座を担当いたします。ご興味のある方は、ぜひデジタルハリウッドさんに問い合わせてみてください。次回は、『動画広告の基礎とクリエイティブ』というテーマでお話する予定です。モバーシャルは、DIGITAL VIDEO AGENCYとしてデジタル領域における映像制作・動画マーケティングを支援します。詳しくはWebサイトをご覧下さい。デジタルハリウッドSTUDIOで開講するネット動画クリエイター専攻では、モバーシャル社監修のネット動画マーケティングやAftereffectsの基本から応用まで習得。ネット領域の動画におけるプロフェッショナルを育成します。
2015年04月22日プラスディーは4月20日、Webサイトのソースコードのチェックを素早く簡単に実施できる無料Webツール「瞬間ソースチェッカー」をオープンした。同ツールでは、サイトにアクセスし、URLを入力するとソースが解析され、見つかったエラーが表示される。チェック項目は、HTMLやCSSの記法、リンクチェック、解析ツールの実装有無やSNS関連の設定などの11項目で、今後順次追加される予定。複数のサイトを一度にチェックしたい場合やスマートフォンページのチェック、Basic認証のかかったサイトのチェックをしたい場合など、拡張機能を利用したい場合には、Facebook、Twitterアカウントもしくはメールフォームによる会員登録(無料)が必要となる。
2015年04月20日●プログラム1 - Webアプリケーションの脆弱性対策には「WAF」今や、企業の看板ともいえるWebサイトを介したセキュリティ事故が多発している。特に、問題となっているのがWebアプリケーションの脆弱性を標的とするサイバー攻撃だ。攻撃により、Webサイトの改ざん、サービス運用停止などの被害を受けるだけでなく、Webサーバーが攻撃者の踏み台にされれば、結果的に加害者となるケースすら起こり得る。こうした問題に焦点を当てるべく、レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」で知られるファーストサーバは、3月19日に、Webサイトを取り巻く脅威と、その対策を解説するセミナーを大阪で開催した。セミナーでは、多くのレンタルサーバーに搭載されているWAF(Web Application Firewall)「SiteGuardシリーズ」の開発元であるジェイピー・セキュアの齊藤氏も参加し、WAFの概要・必要性とレンタルサーバーにおけるセキュリティについて解説した。プログラムのトップに登場したジェイピー・セキュアの取締役 CTOの齊藤和男氏は、初めにWebサイトを介したセキュリティ事故が多発している現状を説明し、「管理者は、直接的な損害だけでなく、企業としての信用失墜など間接的な被害の影響も考慮して対策を講じなければならないと警鐘を鳴らした。最近、問題となったWebサイトを標的としたサイバー攻撃の動向を見ると、不正なSQL文を含めたリクエストを送信する「SQLインジェクション」、リスト型攻撃による「不正ログイン」、bashの脆弱性(通称: ShellShock)などがある。特に、SQLインジェクションは、「Webサイト経由の情報流出における割合が高く、不正ログイン、情報漏洩、データベースの改ざん、サーバーの乗っ取りといった被害を受ける。踏み台として悪用されると、加害者にすらなりかねない」と齊藤氏はその深刻さを指摘する。実際、SQLインジェクションが原因で、オンラインショップから個人情報が流出した事故では、ショップ側が開発会社を相手取って損害賠償を請求。裁判では開発会社に責任を問う判決がでた。「SQLインジェクション」や「XSS(クロスサイト・スクリプティング)」など、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護するためのソリューションが「WAF」(Web Application Firewall)だ。ジェイピー・セキュアが提供する純国産ソフトWAFの「SiteGuard」シリーズは、高い防御性能と柔軟な運用性の両立が高く評価されている。複数Webを1台のWAFで保護する「ゲートウエイ型」と特定サーバーを保護する「ホスト型」をラインアップする。防御機能では、世界初のトラステッド・シグネチャ(高品質・高性能なチューニング済み定義ファイル)を標準搭載し、多重防御機能と併用することで、高水準の攻撃防御を実現。その機能は、第三者による防御性能検証でも最高評価を受けている。また、導入後すぐに使用できるようシンプル設定と直感的なWebベースの管理インタフェースを備える。○WordPressのセキュリティ対策次いで齊藤氏は、世界で圧倒的な人気を誇るブログ作成ツール「WordPress」のセキュリティ対策について触れた。WordPressはオープンソースのCMS(Content Management System)で、ホスティング環境で数多く利用されている。「それだけに、WordPressで作成されたウェブサイトはサイバー攻撃の標的になりやすい」わけだ。WordPressのセキュリティ対策には、最新バージョンの利用、管理画面にアクセスできるIPアドレスの制限、ログインの保護・強化、SQLインジェクションやXSSを防御できる機能の併用が効果的だ。ジェイピー・セキュアでは、WordPressにインストールするだけで、すぐに利用できる日本語セキュリティプラグイン「SiteGuard WP Plugin」を無償提供している。「Webサーバーには、WordPress本体やプラグインのSQLインジェクション、XSSなどの脆弱性が数多く存在している。これらの脆弱性を悪用した攻撃には、WAFによるWordPressの保護が不可欠」とし、クラウド型ホスティング「Zenlogicホスティング」と「SiteGuard Lite」+「SiteGuard WP Plugin」でより確実なWebサイトの保護が実現できると強調して、講演を締めくくった。●プログラム2 - レンタルサーバとセキュリティ続くプログラムでは、ファーストサーバ営業部 部長の小島健司氏は「レンタルサーバとセキュリティ」と題して講演した。初めに小島氏は、レンタルサーバーには専用、共用、クラウド、VPSなど、さまざまな種類があるが、「利用を検討する際には、価格や容量だけでなく、自由度と安全性を考慮して適切に選択しなければならない。特に、どこまでセキュリティ対策をおこなってくれるサービスであるかの見極めが重要」と強調した。そして、一般的な共有サーバーとファーストサーバの「Zenlogicホスティング」の違いについて触れ、「もし、サイバー攻撃を受けた場合、一般的な共有サーバーでは、屋根裏伝いに次々に改ざんされる可能性もあるが、Zenlogicホスティングは個々のお客様領域に影響を与えることがない」とメリットを語った。IPAの統計によると、Webサイトの改ざん件数は2012年との比較で現在は倍に増加している。これは届出ベースなので、実際はもっと多いという。こうした改ざんの手口はほとんどがスパムを送って踏み台とするもの。その目的は、愉快犯ではなく、金銭などのビジネスを目的としている。それだけに巧妙化・悪質化していると小島氏は指摘する。最近の主なターゲットはWordPressだ。世界トップ1,000万サイトのうち約4割はCMSを利用しており、そのCMSを利用するサイトでのWordPressシェアは6割強を占める。○安心・安全、高可用性を備えた「Zenlogicホスティング」では、被害に遭わないため、どう対応すべきなのか。その対策として、古いバージョンは使わない、テーマやプラグインは公式もしくは信頼できるところのものを使う、カスタマイズ情報は信頼できる人の情報を参照することを挙げる。もし、改ざんされてしまった時には、どこに何を仕掛けられているかわからないため、改ざんされた領域だけでなく、全領域のチェックが必要とした。こうしたチェックを怠り、2度目の改ざん被害を受けたケースもかなり多い。加えて、ユーザーが気を付けなければならない点として、利用しているパソコン環境への注意を挙げた。ウイルス対策ソフトも完ぺきではなく、54%は検知できなかったというテスト結果を挙げウイルスソフトへの過信にも警鐘を鳴らす。「最近の攻撃は巧妙化していて、人事担当者に「履歴書」名のウイルスを添付したメールを送る例や、一般企業の公式ホームページが改ざんされ仕込まれたウイルスにより不正なサイトへ誘導も誘導されるケースもある。巧妙に仕掛けてくる広告バナーにも注意が必要だ」と注意点を語った。最後に、小島氏は「Zenlogicホスティング」の特徴について説明した。「Zenlogicホスティングは、高いセキュリティ、大容量・高速ネットワーク、高可用性を誇るYahoo! JAPANのIaaS型クラウド基盤を採用し、WAF「SiteGuard」と「SiteGuard WP Plugin」を標準提供している。また、サービス稼働後のスケールアップ/ダウンが移行作業不要でおこなるため、業務のピークやシステムの利用状況に合わせて柔軟にサービスの見直しができる」とアピールした。●プログラム3 - ユーザーの問い合わせをベースにWAF対策を考察プログラムの最後は、WAF対策についてのユーザーからの質問をベースとしたケーススタディを実施。小島氏が聞き手となり、齊藤氏が疑問点に応えた。「CMSを入れているが大幅改修できないため、バージョンアップしていない。WordPressのPluginをアップグレードできない」という場合でも、WAFは有効かという問いには、攻撃のパターンは多種多様であり、基本となる最新版の利用が重要であるとしたが、CMS本体やWordPressのプラグイン、テーマでは、XSSやSQLインジェクション、パストラバーサルといった脆弱性が報告されることも多い。これらの脆弱性を悪用した攻撃に対して、WAFは大きな効果を発揮するとした。ただし、次の「PCがウイルス感染し、ログイン情報が漏えいした結果、改ざんされた場合にも有効か」という問いには、「このケースをWAFで防ぐことはできない。クライアント側での対策のほか、管理アクセスを制限するなど、別の対策が必要になる。」と応えた。「WAFを有効にしていても改ざんされるケースはあるか」との問いには、WAFですべての攻撃を防げるわけではない。WAFが対応するのはHTTPアクセスであり、FTP、SSHといったそれ以外の不正アクセスを検査することはできない。「そのためにもトータルのアクセス管理は大切。脆弱性を悪用した攻撃を防ぐための対策、クライアント側での対策などと組み合わせることで、安全性を高めることができる。」と語った。このほか、「WAFの有効化による誤検知などの弊害を避けるため、WAFを無効にした方が良いという情報を目にすることがある」という問いには、「管理者の設定、例えば、サイトのテーマ編集などによって、誤検知が発生することがある。このとき、単純にWAFを無効にしてしまうと脆弱性を悪用した攻撃に対して弱くなってしまう。誤検知を回避するための設定、機能が用意されているので有効に活用してほしい。」と語り、セミナーを終えた。
2015年04月16日Appleは、公式WebサイトでApple Watchの使い方の動画集を公開した。現在公開されているのは、「メッセージ」「文字盤」「Digital Touch」の3つ。その他の動画は近日公開となっている。今後、「電話」「Siri」「マップ」「ミュージック」「アクティビティ」「ワークアウト」などの動画を公開していく予定。Apple Watchの予約開始日は4月10日。Webサイト「Apple Online Store」、全国の「Apple Store」8店舗と新宿伊勢丹にオープンするApple Watch専門店「Apple Watch at Isetan Shinjuku」で予約を受け付ける。同日の予約開始時間は、Webストア「Apple Online Store」は16時1分から、「Apple Store」の開店時間は通常より1時間早い午前9時から、新宿伊勢丹の「Apple Watch at Isetan Shinjuku」は伊勢丹開店時間の10時30分からとなっている。
2015年04月06日●インストールから起動までライフボートは、Web上で配信されている動画や音楽などをPCで簡単に録画・録音し、好きなときに楽しむことができるソフト「Audials Tunebite 12 Platinum」(以下、Tunebiteと略記)の販売を開始した。主な新機能は、以下の通りである。Google Chromeに対応変換機能:新しく21の音声ファイル、25の動画ファイルフォーマットに対応し、60種類の入出力フォーマットに対応変換機能:デバイス画像を選択することで最適なフォーマットが自動選択録画機能:配信サイトごとに最適化された録画方法の選択機能録画機能:フルスクリーン再生での動画録画が可能に録音機能:配信サイトごとに最適化された録音方法の選択機能録音機能:広告の自動検知機能の強化録音機能:ミュート状態での録音機能メディアセンター:イコライザー機能メディアセンター:Apple AirPlayに対応本稿では、基本的な機能を紹介しよう。システム要求は、メモリが2GB以上を推奨となっているが、それほど厳しいものではないだろう。動画の場合、ファイルサイズが肥大化する可能性がある。最近のHDDならば、ほんとんど問題ないだろう。SSDは容量が少ないこともあるので、注意してほしい。○インストールから起動までインストールは特に、難しいことはない。インストール後に、Tunebiteが起動する。メイン画面は、解像度によって表示が異なることがある。基本的な構造は同じで、左からメニュー、メインビュー、プレーヤーの3つのペインから構成される(低解像度では、3つがすべて表示されない)。右上のローラーのようなボタンをクリックすると、画面のデザインを変更することができる。スキンのようなイメージといえばわかりやすいだろう。17種類用意されており、フォントのサイズなども変更可能である。上述したように、Tunebiteは高解像度モニターのほうが使いやすい。しかし、フォントが小さくなりメニューなどが読みにくくなる。フォントサイズの変更は、便利な機能といえるだろう。●録画機能を試す / 画面から録画する○録画機能を試す左のメニューから[動画の保存]→[動画の録画]を選ぶ。録画方法やクイックスタートオプションが表示される(図5)。さらに[録音方法の選択]を選ぶと、図6のようになる。Tunebiteのもっとも要となる機能だ。基本的には[すべての動画を保存]を選択すればよい。ブラウザなどに表示された動画を自動的に認識して、録画を行うものだ。動画サイトによっては、一画面に複数の動画が表示されることもある。すべての動画の場合、あとで削除すればよいだろう。それが面倒というのであれば[動画を手動で選択]を選ぶ。クイックスタートでは、各サイトで最適な設定が選択される。画面から録画する方法は、後述する。[すべての動画を保存]を選択すると、図7のようなダイアログが表示され、待機状態となる。メイン画面は、図8のようになる。ここで、ブラウザを起動し、動画の再生を行う。Tunebiteは自動で動画を検出し、録画を開始する。録画中のメイン画面は、図10のようになる。こうして、そのページの動画が録画・保存されていく。再生は、Tunebiteでも可能である。もちろん、Windows Media Playerでも再生可能である。再度、[動画の録画]を選ぶと、クイックスタートオプションに、前回選んだ録画方式が追加されている。録画における注意点は、リソースを消費するので、他の作業を行わないことだ。また、動画サイトによっては、進捗状況やボリューム調整などが表示される。Tunebiteでは、これらも録画されるので、再生中の動画にマウスのせるなどをしないほうがよい。○画面から録画するTunebiteは正確に動画を検出し、録画する。しかし、サイトによってはうまく検出できないこともある。そんな場合に使うのが、画面から録画である。ここでは、もっともプリミティブな操作の手動で領域を選択してみる。図6で[画面から録画、手動モード]を選ぶ。ダイアログと青い枠が表示される(図13)。この青い枠を移動・拡大し、ブラウザの動画に合わせていく(図14)。あとは、ダイアログの[録画]を選択し、動画を再生する。録画中は青い枠が赤い枠に代わる。もし、エリアが不適切な場合は、停止して再調整することもできる。●変換機能を使ってみる / メディアセンターも搭載○変換機能を使ってみるさて、録画した動画であるがPCだけでなく、携帯デバイスで楽しむことも多い。PCに最適な動画も、デバイスによっては再生できないこともある。Tunebiteでは、音声はMP3、映像はMPEG4のコーデックを使い、コンテナはWMV形式である。PCでは、非常に扱いやすいものだ。そこで、利用するのが変換機能である。メニューから[総合コンバータ]の[変換]を選ぶ。ここで先ほど録画した動画を選ぶ(フォルダ単位の選択も可能である)。図17のようになる。ここで、中央やや下の[形式]を選ぶ。すると、出力形式の選択が可能となる(図18)。変換先のデバイスを選ぶことで、最適な設定が適用される。コーデックやレートなどを気にせずともよいので、初心者にもわかりやすい。しかし、自分好みに設定したいという場合もある。その場合は、個々に設定を行う。まずは、音声である(図19)。映像についても、同じように設定可能である(図20)。品質なども含め、設定可能である。動画などに詳しいパワーユーザーにとっても、このくらいの設定が可能であれば満足いく変換が行えるだろう。こうして設定した内容はカスタムプロファイルとして、保存可能である。以上で、変換の準備は完了である。[開始]をクリックするだけである。[総合コンバータ]には、DVDからの変換も可能である。しかし、この機能はWindows 8では、利用できない。Windows 8でDVDを録画するには、再生ソフトの再生画面から録画を行うことができる。○メディアセンターも搭載Tunebiteでは、メディアセンターも搭載している。このように簡単に録画が可能になると、つい録画ばかりを行ってしまい、見るのは後回しということも少なくない。すると、貯め込んだ動画がどこにあったとか、これは見ただろうか、といった悩みが発生する。そこで利用したいのがメディアセンターである。Tunebiteでは、カテゴリなどで分類も可能である。ほかにも、各種携帯デバイス用の再生ソフトも無償で提供している。最後に、変換などを行うことが多いのであれば、ハードウェア性能(特にCPU)にこだわりたいところである。変換時間に大きな差がでる。ディスプレイも高解像度が求められるなど、ハードウェアに関しては高スペックが求められるが、動画関係ではやむなしといったところであろうか。しかし、シンプルながら、使い勝手のよいソフトに仕上がっている。
2015年04月03日男性人気はもちろん、真似したい憧れの女性として、女子からの人気も絶大な石原さとみさん。その石原さんが「果汁グミ」のWEB限定動画に出演しています。この動画「石原さとみのぷにぷにダンス~がんばるわたしのためのワルツ」では、メガネをかけたOLに扮する石原さんが登場。冒頭、メガネ姿の石原さんの寄りから映像が始まると、あまりの可愛らしさに、思わず画面に食い入ってしまうはずです。それから、リズミカルな曲とOLの心情を表現した歌詞に合わせて、石原さんがダンスを披露。モテ仕草連発なので、真似できるように何度もチェックしたくなります。果汁グミの「ぷにぷに」という独特の食感を表す歌詞や、一度聞いたら頭から離れないふわふわしたワルツが流れるなか、サビ直前で決めポーズ! まるで写真集の1カットのような可愛さ全開のシーンです。途中、画面のこちらに気づいたかのように、「あ~ん」とグミを差し出してくるシーンは、男性にとってはきっと夢のようなシチュエーションでしょう。そして、撮影終了後の監督の「オッケー」に思わず素の笑みがこぼれるラストカットは、女性でもドキドキしてしまうくらいキュートです。撮影では、驚きの早さで振り付けをマスターしたという石原さん。そのダンスをする姿は、スタッフたちからもため息が漏れるほど、最高に可愛らしかったそう。テンポの速いパートでは苦戦するシーンもありましたが、石原さん自ら撮り直しを志願。納得いくまでチャレンジした結果、撮影終了時には大きな拍手と歓声が。和やかな雰囲気で撮影終了したそうです。そんな石原さんのキュートな姿に加え、女子の心をつかむのが、流れている歌の歌詞。じつは、歌詞自体に働く女性たちの関心事、仕事や恋愛、周りと比べてしまう自分といった内容が含まれていて、つい「あるある」と共感できるのです。色々なことに悩みながらもがんばる働く女性に、「ぷにぷに食感の果汁グミを食べて、気分転換してほしい」という想いが歌詞に込められているのだとか。「果汁グミ」は、くだもの食べよう! という気分のときに手軽に楽しめる、くだもの代替品。果汁100(生果汁換算比)、着色料不使用で「くだものありのまま」を楽しめるグミキャンデーです。仕事の合間にちょっとお腹がすいたときや、手軽にリフレッシュしたいとき、石原さんのように可愛く「果汁グミ」を手にとってみてはいかがでしょうか。・明治 果汁グミ
2015年04月02日この連載は、2015年4月からWebマーケティング業界に足を踏み入れる新入社員や、新たにWeb担当者に着任した新人マーケターを対象に「覚えておきたい基礎知識」をご紹介するものです。前回は、Webマーケティング業界にて日常的に利用されるマーケティング用語10個を解説。後半となる今回も、残りの10個を出現頻度の高い順に見ていきましょう。※「【前編】これだけは覚えたい!Webマーケティング基礎用語20選」は、こちらをご覧ください。○11. LPOLanding Page Optimization : ランディングページ最適化出現頻度 : 60%【解説】広告をクリックすると最初に表示されるLP(ランディングページ)のデザインや文言を工夫し、CVR(コンバージョン率)を高めること。○12. ROASReturn On Advertising Spend : 広告の費用対効果出現頻度 : 60%【解説】広告掲載料1円あたりの売上額。この数値が高いほど、費用対効果が高く効率的に広告運用できていると言える。【使用例】10万円の広告費用を投資し、100万円の売り上げがあった場合、ROASは1000%(100万円 ÷ 10万円 × 100)となる。○13. SEMSearch Engine Marketing : 検索エンジンマーケティング出現頻度 : 60%【解説】検索エンジンから自社Webサイトへの訪問者を増やすマーケティング手法。一般的には、SEO(検索エンジン最適化)とリスティング広告(検索結果の画面で一番上に出てくる広告のこと)の2つが主な手法とされている。○14. CPMCost Per Mille : インプレッション単価出現頻度 : 50%【解説】Webサイトへの広告掲載回数1000回(1000インプレッション)あたりの広告費。この料金単位で課金される制度を「CPM制」とよび、売上やサイト訪問者数増加よりも、ブランド認知度向上を目的とする場合に適した課金制度だ。○15. KPIKey Performance Indicator : 重要業績評価指標出現頻度 : 50%【解説】目標達成プロセスの実施状況を計測するために、実行の度合い(パフォーマンス)を定量的に示す指標。「何を持って進捗とするのか」を定義するために設定される尺度となる。【使用例】Webサイトの目的を「資料請求数の確保」とし、目標値を「新規顧客による月間40件の資料請求数を同サイトから得る」とした場合、KPIは「検索エンジン経由のアクセスのセッション数(訪問回数)」と設定できる。○16. PPC広告Pay Per Click : クリック課金型インターネット広告出現頻度 : 50%【解説】掲載には費用がかからず、広告が実際にクリックされた回数分だけ費用が発生するという課金形態の広告。リスティング広告やCPC広告を指す場合もある。広告に興味を示したユーザー分だけ費用が発生するため、よりクリック率の高い広告が選別される仕組みだ。○17. ROIReturn On Investment : 投資対効果 / 投資収益率出現頻度 : 50%【解説】投資した資本(費用)がどれだけの利益を生んでいるかを測る指標。「純利益÷投資額」で算出する。○18. ASPAffiliate Service Provider : アフィリエイト事業者 / Application Service Provider : アプリケーション事業者出現頻度 : 30%【解説】前者は、PC・モバイル問わず、アフィリエイト広告(成果報酬型広告)を仲介するサービスの総称。後者は、さまざまなアプリケーションをネット経由で提供するサービスを指す。○19. AIDMAAttention, Interest, Desire, Memory, Action(アイドマ)出現頻度 : 20%【解説】米学者ローランド・ホール氏が提唱した「消費者の購買決定プロセスを説明するモデル」の1つ。○20. AISASAttention, Interest, Search, Action, Share(アイサス)出現頻度 : 20%【解説】電通が提唱した「インターネット普及後の消費者による購買行動を説明するモデル」で、AIDMAからDesire(欲求)とMemory(記憶)がなくなり、代わりにSearch(検索)とShare(情報共有)が追加された。本稿にて紹介した略語は、Webマーケティングに携わるのであれば最低限知っておいて損はない用語群となります。しかし、大切なことは、略語や用語を覚えることではなく、Webマーケティングを活用して成果を上げていくことです。次回は、Web広告の種類とその概要についてまとめます。○執筆者紹介ソウルドアウト 葛谷篤志2009年オプトに入社し、2010年からソウルドアウト設立に参画。入社3年目から新潟営業所の立ち上げを経験したほか、Web事業のスタートアップや通販(美容品・アパレル)企業のWebマーケティング支援に携わり、顧客売上を2年で5倍にさせる等の実績を持つ。現在(2015年3月)は、Webマーケティング本部 パブリックリレーション部にて部長を務める。
2015年04月02日