人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけ!BBA塾(ばばあじゅく)」第56話。今回のテーマは「サンクコスト」です。———————————————————————————————————–皆さんは「サンクコスト」という言葉をご存知でしょうか?サンクはThankではなくSunk。日本語に訳すと埋没費用。事業や行為に投じた資金や労力のうち、たとえ事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のことです。恥ずかしながら、私は最近初めてこの言葉を耳にしました。例えば、新しい洋服を買ったけど、全然似合わなくてまったく着なくなってしまったとします。もう二度と着ることはないけれど、返品できないので代金は返ってきません。この失った代金が「サンクコスト」です。これに関係して「サンクコストの誤謬(ごびゅう)」という言葉があります。二度と着ない服をしまい込んでいることで収納スペースが狭くなり、本来入るはずのものが床に散乱したり、収納スペースを増やすために棚など買ってさらにお金を費やしたりしてしまう。こういう判断の誤りを「サンクコストの誤謬」と言うそうです。私はケチなので、これがものすごく多いんです。例えばDVDをレンタルしたらつまらなかった。つまらないなら見るのをやめればいいのに、レンタル代がもったいないからと、最後まで見てしまう。その場合、DVDを見ている時間をほかのことにも使えたのに、自分の大切な2時間を無駄にしてしまうわけです。こんなこと、しょっちゅうあります。「もったいない」と物を大事にする気持ちも大切だけど、本当にその「もったいない」は正しいのか。これからは「サンクコストの誤謬」になってないかも、気を付けたいと思います。
2021年01月14日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけ!BBA塾(ばばあじゅく)」第56話。今回のテーマは「40代のウォーキング」です。———————————————————————————————————–なんの自慢にもなりませんが、私はかなり深刻な運動不足。体力がなくて、疲れやすい!このままでは、老後に介護が必須になってしまいそう! そう危惧するものの、忙しさを理由に面倒くさがって運動せずに過ごしてきてしまいました。今年は一念発起!週に1、2回ウォーキングすることを、新年の抱負として周りの人に宣言してみました。ウォーキングというか単なる散歩なのですが、最近のんびり風景を眺めることもなかったので、運動になるだけではなくリラックスもできる良い時間の使い方かもしれないなと思いました。ただ、日ごろの運動不足がたたり、1時間歩いたらもうヘトヘト……。翌日以降もスネが痛むし、疲れがなかなか抜けないし、慣れるまでちょっと時間がかかりそうです。歩く距離や時間は特に決めず、ゆる~い感じではありますが、健康のためとりあえず1年間頑張ってみます。
2021年01月07日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が熱性けいれんを体験したことで「うちも!」「うちの子も!」と、同じく子どもが熱性けいれんを起こしたことのあるお父さんお母さんから沢山の熱性けいれん談を聞かせて頂く機会がありました。 色んな方に色んな話を聞いたのですが、その中で、パピーちゃんのお父さんの麻雀仲間の70歳くらいのおばあちゃんから「おっめでとう」と言われました。 熱性けいれんでおめでとう?って聞き間違いかと思ったのですが、そのおばあちゃん曰く、熱性けいれんを起こす子は繊細できめ細やかなので何でもできる大物になるとのことでした。実際、そのおばあちゃんの息子さんは今は東京の某有名芸能事務所の社長さんをしているとのことでした。(※このおばあちゃんの個人的な意見です。医学的な根拠は一切、全く、1ミリもございません)。 現在9歳になった長女N子。今のところ、かなりの大味で「繊細さ」や「きめ細かさ」とは無縁の子どもに仕上がっていますが、熱性けいれんを起こした当時は、何度もけいれんを繰り返すことがあるという恐怖からネガティブな感情しかわかなかったので、そのおばあちゃんのポジティブで温かい言葉は、気休めでもとてもうれしかったです。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週1回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。
2021年01月06日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけ!BBA塾(ばばあじゅく)」第55話。今回のテーマは「おばあちゃん化した手」です。———————————————————————————————————–若いころから聞いてはいました。「年齢は首と手に出る」と。しかし、首はそれなりにマッサージと保湿をしてきたものの、手は……。足の甲と並べると、本当に別人みたいなんです。色も、肌のキメの細かさも、何もかも。同じ人間のパーツとは思えないくらい。手が荒れるのは仕方ない。手なんかガサガサだって別に気にしない。忙しさに取り紛れて、そんなふうに思ってしまっていました。でも、突然手の老けっぷりに気付き、驚くとともになんだか悲しい気持ちになりました。毎日頑張ってくれているのに、ごめんよ、私の手……。今は夜寝る前に好きな香りのハンドクリームを塗りながら、自分の手をねぎらっています。香りとマッサージで癒されて、なかなかいい感じです。
2020年12月31日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけ!BBA塾(ばばあじゅく)」第54話。今回のテーマは「BBAあるある」です。———————————————————————————————————–今回は久しぶりのBBAあるあるです。つい最近までアルバイトで働いていた会社で、大変うれしいことがありました。「年齢より若く見られる」ことが、以前より格段にうれしくなっていることに、逆に老いを感じました。あまりのうれしさに内心動揺。仕事でミスしそうになり、心の中で自分を落ち着かせようと必死でした。しかし、驚いたのはそれと前後して、私の年齢を勘違いしてくれた男性の近視が判明したことです(笑)。彼が眼鏡をかけ始めたとき、思わず二度見してしまいまいした。「そ、そうか本当に目が悪くなっていたのか……! そりゃ、シワも白髪もよく見えなかったことだろうよ!」と思わずにはいられませんでした。なんなの、そのマンガみたいなオチ!!
2020年12月24日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけ!BBA塾(ばばあじゅく)」第53話。今回のテーマは「詩」です。———————————————————————————————————–最近、なぜか詩を読むのにハマっています。きっかけはSNSでした。自分が目を覚ますと、海外の人が「おやすみ」と書いていたりする。小学生のとき教科書で読んだ谷川俊太郎さんの詩「朝のリレー」を思い出しました。ネットで詩を検索していくつか読んでみたら、だんだんおもしろくなってきました。例えば、同じく谷川俊太郎さんの詩。「イノチはイノチを食べて生きていますイノチを食べた私はいつかイノチに食べられる私が美味しいといいのだけれど」カッコイイ……。最後の一文がしびれます。茨木のり子さんの詩より一部抜粋。「ぱさぱさに乾いてゆく心をひとのせいにはするなみずから水やりを怠っておいて」ハイ、すみません!と耳が痛くなる一編。でも胸に響きます。ただ黙読することが多いですが、実は夜ひとりで音読することもあります。ほかの人が見たらちょっと引くかもしれないけれど、これが意外と楽しいのです! 多分ひとりカラオケと同じような感じなんだと思います。自分の好きなリズムを発声するのは、シンプルに気持ちの良いことなんだと気付きました。長編小説を読むほどの時間や気力がないときでも、詩ならちょっとした隙間時間に味わうことができます。心に響く詩は、言葉のサプリメント。これからいろいろな詩に触れて、お気に入りの一編を探していきたいと思います。
2020年12月17日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけ!BBA塾(ばばあじゅく)」第52話。今回のテーマは「ウォッチパーティ」です。———————————————————————————————————–今年はなんというか「人に会いにくい」1年になってしまいました。もちろん新型コロナウイルスの影響です。私の場合、夫の実家には年始に帰省したっきり。次の年末年始も行けそうにありません。離れた場所にいる友人たちともまったく会っておらず、SNSでのやり取りがメインになってしまっています。そんななか、遠方に住む友人から「一緒に映画を見ない?」と提案されました。最初は「いったい何を言ってるんだ?」と思ったのですが……。こんな感じで、時々映画やドラマを一緒に見ています。他の人と楽しむには、相手も自分も同じサービスのサブスク契約している必要があります。私が利用したのはAmazonプライムビデオのウォッチパーティ。NetflixもChromeの拡張機能のNetflix Partyを使えばできます。どちらもテキストチャットを利用することもできました。その場合、通話はせず文字だけでやり取りする感じです。通話していると相手のビデオの音をヘッドセットがひろってしまうのが難点ですが、それでも思いのほか楽しいです。今は仕事で外出するとき以外、ほぼ家族としか話さない毎日……。忙しさもあって、ここ数年長電話などまったくしなくなっていましたが、家族以外の誰かと他愛もないおしゃべりするのは、とても新鮮に感じられました。時々こんな機能も利用しながら、年末年始をのんびり楽しく過ごしたいと思っています。
2020年12月10日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけ!BBA塾(ばばあじゅく)」第51話。今回のテーマは40代女子マンガ『あした死ぬには、』の魅力です。雁 須磨子さんというマンガ家さんをご存知でしょうか? 少女マンガ、青年マンガ、ボーイズラブと幅広いジャンルで活躍されていて、セリフや心理描写が独特かつリアルな作家さんです。今回は、雁さんが40代女性の日常を描いた『あした死ぬには、』(太田出版)というマンガをご紹介したいと思います。主人公は42歳、独身、映画宣伝会社に勤める多子(さわこ)。白髪の生え具合や更年期を気にしたり、疲れがなかなか取れなかったり、急に涙が出ちゃったり、風呂上がりすっぴんのシワの感じや髪の毛のペタリ具合なども、いちいちリアルで親近感が湧きまくりです。ほかに多子の同級生だった主婦の塔子、沙羅が登場するのですが、私は塔子のエピソードにがっしりと心をつかまれてしまいました。自分の中身は変わらないのに、外見や年齢で何かをジャッジされてしまう理不尽さ。それに慣れないことを嘲笑される追い打ち。40歳に差し掛かるころから何度となく感じてきた思いが、マンガの中に精巧に再現されていました。「おばさん」って呼ばれて傷つく気持ちも、やがて薄れていくのかな? そしたら次は「おばあさん」って呼ばれてショックを受けるのかな? 周りからどう扱われたら、私は満足なんだろう? そんなことを考えさせられる作品です。
2020年12月03日親が元気なうちに早めに実家をたたむことにしたわが家。きっかけは子どもたち(私と弟たち)が全員家を出て、別の場所に住むことが確定したことでした。母がひとりで住むには大き過ぎる家、維持していくのにも、将来処分するのにもお金がかかります。また、当時母の病気が見つかって、手術の際は私が帰省しお世話していたものの、子どもが離れた場所に住んでいることに、母も不安を感じたのだと思います。引っ越してよかったことは、母が「家」の維持や過度の人付き合いから自由になれたことでした。実家にいるときは、周りは知り合いばかり。「いつも誰かに見られている」という感覚があったんだそうです。今は好きな服を着て、好きな場所に行って、好きな人とだけ交友関係を保つことができ、厄介なもめ事などからは距離を置いて暮らせています。また、早めに家を処分したことで、将来私たちきょうだいがしなければならないことが減りました。実家を片付けるのも、処分するのも、20年後30年後におこなうのは肉体的にも経済的にもとても大変になるはずです。大きな決断でしたが長い目で見て、いつかよかったと思えるといいなと思っています。もちろん、うまくいかないことや不安なこともあります。母は周りの目から自由になった半面、ちょっと隣近所に行っておしゃべりするという環境ではなくなってしまいました。また、母に何かあったら私がケアしなくてはなりません。そのプレッシャーは常に感じています。ただ、それは覚悟の上でしたし、悩んでも仕方のないこと。母が実家に住み続けていても、状況は同じだったと思います。なるべく気負わず、今は母との行き来を楽しむようにしています。土地勘のない場所に還暦を過ぎてから引っ越し、一つひとつ新しいことに挑戦している母。手芸教室に通い始めてみたり、私と旅行に出かけたりと、なかなかアクティブです。そんな母の老後(?)を見ると、私もまだまだいろいろなことに挑戦できる!と元気が出ます。
2020年11月26日親が元気なうちに早めに実家をたたむことにしたわが家。母は私の家から車で10分ほどのところにあるアパートに引っ越し、母の第二(?)の人生が始まりました。とはいえ、どういうふうに暮らしていくかは手探り状態。母が暇にならないように、引っ越ししてきたことを後悔しないようにと、私はなんだかんだと会いにいき、母は母で不安を見せないように気をつかい、お互いに距離を計りかねていました。母は今までずっと仕事をしてきたので、仕事のない状態に慣れていませんでした。アルバイトを始めてからは、自由な時間は減りましたが、生活にメリハリができ生き生きとして見えるようになりました。まだ現役で働いているということが今の母にとって大きな自信になっている気がします。<つづく>
2020年11月19日親が元気なうちに早めに実家をたたむことにしたわが家。母の新居が決まり、引っ越し屋さんに見積もりに来てもらい、交渉の末ついに引っ越しの日が決まりました。実家を処分することは家族でいろいろ考えた末に決めたこととはいえ、ブレーカーを落として鍵をかけたときは、なんとも言えない気持ちになりました。母は終始明るくしていたけれど、私よりずっといろいろなことを考えていたと思います。長年お世話になった近所の人たちにごあいさつし、貴重品や掃除道具を自家用車に乗せて、新天地に向けて出発したのでした。
2020年11月12日親が元気なうちに早めに実家をたたむことにしたわが家。母を招いて同居するほどわが家にはスペースがなく、ひとまずうちの近くにアパートを借りて母にひとり暮らししてもらうことになりました。今回はそのアパート探しについてです。当時、母は66歳。まだまだ若いとはいえ、ひとりで賃貸物件を借りるのに年齢が問題にならないか心配していました。結果的に問題はなく、ネットであらかじめ調べておいた物件を回ったんですが、これがもう写真と違う違う……。「ここに母を住ませるなんて無理」と思うような物件ばかりでした。とはいえ、母の条件もなかなか厳しく、単身者用のワンルームアパートはほぼアウト。不安な気持ちであちこち探し回り、日が暮れるころになってやっと希望に合う物件に巡り合ったときは、本当にホッとしました。続いては引っ越しの準備です。<つづく>
2020年11月05日東京ディズニーリゾートは30日(金)、公式YouTubeチャンネルを更新。「すてきなハロウィーンを!」と題して、1分間のハロウィーンの特別動画を事前の予告どおり公開した。動画は、東京ディズニーランドのトゥーンタウンにいるミッキーマウスたちのパンプキンパーティーの様子を収めたもの。ミッキーをはじめ、ミニーマウス、グーフィー、ドナルドダック、プルートたちが、楽しそうにおうちでかぼちゃの準備をしている姿が映し出されていく。【もうすぐ #ハロウィーン 】ミッキーマウスたちは、おうちでかぼちゃの準備をしているようです♪どんなかぼちゃが出来上がるかな・・・?その様子は、明日10月31日にお届けします。お楽しみに。#HALLOWEEN pic.twitter.com/ry0z2QgHh4— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) October 30, 2020なお、今年は大規模なイベントは行わないものの、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは11月10日(火)~12月25日(金)まで、クリスマスらしい華やかな装いに。クリスマス仕様のエンターテイメントプログラムやグッズ、メニューなどを展開していく予定だ。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2020年10月31日親が元気なうちに早めに実家をたたむことにしたわが家。今回は仏壇とお墓についてです。亡くなった私の父はいわゆる“本家の長男”。代々守ってきたお墓と位牌、そして仏壇がありました。父亡きあとは母が管理を引き継いできたのですが、母が住まいを移すにあたって大きな仏壇をどうするか、お墓の管理をどうするかで悩みました。信仰心のない私は「いっそ仏壇はなくしてもいいのでは?」と安直に考えてしまったのですが、母にとって事はそう簡単ではありませんでした。仏壇は母にとって「あって当たり前のもの」。なくすなんて考えもしなかったようです。親戚も交えていろいろ話し合った末、仏壇は小さいサイズに買い替えて下の弟が引き継ぐことになり、それに伴ってお墓の管理も母から弟に譲られました。このあたりのやり取りは大変だったんですが(なぜかお墓の場所まで移動することになった・汗)、最終的に気持ちよく引き受けてくれた弟夫婦には本当に感謝の言葉しかありません。とはいえ、先々のことまでは不透明。少子化の進む現代、お墓の維持管理は頭の痛い問題なのだと、今回気付かされました。できれば自分のときは娘たちに負担をかけないような選択をしたいと、40代の今から思っています……。
2020年10月29日親が元気なうちに早めに実家をたたむことにしたわが家。前回に引き続き、片付けの話です。うちの実家の片付けで普通のおうちよりちょっと大変だった点。それは、店舗付き住宅だったことです。店内の商品はセールで売り尽くし、あとには空の陳列棚が残りました。居住部分から出るゴミは粗大ゴミも含め自治体のごみ収集に出せるのですが、店舗部分から出るごみは産業廃棄物扱い。自力で処分するしかありませんでした。私がいない間に母と弟が頑張って解体し、トラックを知人から借りて中間処理業者に自力で持ち込みましたが、とても大変だったそうです。母が元気なうちに店じまいをしておいてよかったなというのが正直な感想でした。<つづく>
2020年10月22日親が元気なうちに早めに実家をたたむことにしたわが家。前回に引き続き、片付けの話です。キッチンの片付けから始めて徒労に終わったので、今度は普段使っていないクローゼットを開けてみることにしました。そこにあったのは……。中学生のころからアニメやマンガが大好きだった私。絵も文もたくさん書いてきたけど、自分に何かあったとき誰かに見られたら困ると思い、厨二病(中二病)全開の妄想や思いを書きつづったノートなどはあらかた処分してしまいました。でも母が別に取っておいてた〜〜〜!思わぬところで自分の黒歴史と遭遇。裏面には、これまた恥ずかしい自分のサイン入り! 顔から火が出る思いでした。でも、この記事に描いたから、事実が残ってしまうな。まあ……それも運命かもしれない(厨二病っぽく言ってみました)。
2020年10月15日スポーツや料理など、趣味に没頭すると気分転換ができてストレス解消にもなりますよね。トワ 庭子(@niwako_towa)さんがTwitterに投稿した、おばあちゃんとの『趣味』に関する会話をご紹介します。おばあちゃんに「趣味あるの」と聞いてみると?ある日、トワさんはおばあちゃんに「編み物とかするの?何か趣味とかある?」と尋ねました。トワさんは、『おばあちゃんは編み物をする』というイメージがあり、何気なく聞いてみたのでしょう。すると、おばあちゃんから強烈すぎる返答が…!※画像はイメージお前、自分がババアになったら分かるけど、編み物をするババアはもともと器用なんだよ。いきなり編み物なんかやるか。さらにトワさんが「じゃあいつも何してるの?」と聞くと、おばあちゃんは…。いらない椅子とかを壊す。「ばあちゃん、編み物とかするん?なんか趣味あるん?」って訊いたら「お前、自分がババアなったらわかるけど編み物するババアは元々器用なんだよ。いきなり編み物なんかやるか」「じゃあ何するん?」「いらない椅子とかを壊す」「いらない椅子とかを壊す⁇」「楽しい☺️」「楽しいんや☺️」— トワ 庭子 (@niwako_towa) October 12, 2020 おばあちゃん、強し…!『おばちゃんは編み物が好き』という勝手なイメージを、バッサリと喝破します。これには、反論の余地もありません…!さらに物を作る編み物とは違い、「不用な家具を思い切り壊すことを楽しんでいる」と話す強烈なおばあちゃん。15万件以上の『いいね』がつくほどの反響を呼んだ投稿に対し、このようなコメントが寄せられました。・おばあちゃん強い…!さすが言葉の重みが違いますね。・私も昔から編み物は苦手。でもクイズや計算をするのが得意で続けています!・編み物の話、確かにその通りですよね!勝手なイメージがいい意味で壊されました。・私も、こんなおばあちゃんになりたい!どんな趣味であっても、何を楽しいと思うかは人それぞれです。手芸や料理は苦手だけど、力作業は得意な女性がいてもなんの違和感もありません。トワさんのおばあちゃんのように、いくつになっても『自分の好きなこと』を純粋に楽しむことが、若く元気でいる秘訣なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月15日今回から数回に分けて、私の実家をたたんだ話をお届けしてみたいと思います。3~4年前のこと。いろいろあって、実家でひとり暮らす実母を私の家の近くに呼び寄せることになりました。実家は土地ごと処分することが決まり、壮大な「店舗付き一軒家・片付け大作戦」がスタート! 週に1〜2回、車で1時間ほどの実家へ通う、なかなか大変な日々が始まりました。「あなたにお任せするから、いるものといらないものを分別して!」そう言われて私目線でいるものといらないものを分けたのに、後から母が全部引っ張り出して分別するので無駄な1日になりました……。キッチンは母にとって「城」! 一度も使ってなくても大事に取っている思い出の食器などもあり、私の主観でより分けるのは不可能でした。こだわりのある部分は本人に任せるのが一番! そう悟って、急ぎではない、どうでも良さそうなところから片付けることにしました。
2020年10月08日もう楽しんでるわい!という方、すみません。最近ポッドキャストをよく聴いているのでご紹介したいと思います。私はずっとスマホがAndroidだったのでポッドキャストの存在を知らず、使ったことがありませんでした(iOSだとデフォルトで入っている)。たまたま人から「ポッドキャストって使ってる? おもしろいよ」と言われ、使い始めたのですが……。「ラジオ番組を聴くのが好き」という人に会うと、「なんかオシャレだな〜」と思っていたくらいラジオを聴いてこなかった私ですが、ポッドキャストはゆるーく聴いています。やはり目を使わなくていい、データ通信費がかからない、探せば自分に合った番組が見つかるというのが大きなポイントです。移動中や作業中、目を使わずに楽しめるツールとして、これからも楽しんでいきたいと思います。
2020年10月01日こんにちは!今回は髪の毛にまつわるBBAあるある(?)です。ここ数年、私の髪の分け目を決定しているのは、「白髪の生え具合」と「髪の毛のへたり具合」(←ずっと同じところで分けていると、ペタっとしてきてボリュームがなくなってくる気がするので)! お気に入りだった安全地帯(白髪がないゾーン)に白髪が生えてくると、「くっ、ここももうダメか……!」とひとりつぶやいています。どんどん白髪が増えているけれど、真っ白になるわけでもないし、でも染めるのをやめると気になるし、中途半端なんですよね……。当分は分け目を移動させながらしのぎ、その間にカラーリングをするの繰り返しになりそうです。あ〜、面倒くさい!
2020年09月24日最近、私の周りの20〜30代はサブスク(一定期間・定額料金制のサービスや製品)三昧。音楽や映像のストリーミングサービスや、ジムやマッサージなどなど、多種多様なサービスを使って楽しんでいる様子です。一方私はというと、仕事で使うソフトで仕方なく定額制を利用しているほかは、たまにAmazonプライムやHuluを利用して、やめての繰り返し。ケチなので、なるべく無料期間を使うようにして、ゆるく楽しむ程度でした。ところが、数カ月前なんとなくNetflixを始めてみたところ……。新型コロナウイルスの影響もあり、Netflix利用者が増大したそうです。私はちょうど某SNSを使い始めていたため、そこでおすすめ作品を聞いてみたのですが、いろいろな人に今まで知らなかったおもしろい作品を紹介されて、ズブズブと「Netflix沼」にハマってしまいました。映画が見られるサービスはほかにもありますが、Netflixはなんといってもオリジナル番組が豊富! かつ、おもしろい! 字幕の切り替えが簡単だったり、スマホでも見やすい作りになっていたり、おすすめ作品のチョイスが的確だったりと、使い勝手も大変良くできています。個人的には、英語学習にも大変役立っているので、もう戻れない感じ……(ちなみにこれは宣伝ではありません。個人の感想です・笑)。サブスクの怖いところは、便利だから、おもしろいからとあれもこれも使っていると、結構な経費になってしまうこと。使いたいサービスはほかにもいろいろあるけれど、お財布と相談して賢く利用していきたいと思います。
2020年09月17日最近、スキンケアに使うオイルがいろいろありますよね。私は正直ちょっと苦手でした。肌がベタつくのが嫌いだからです。以前オリーブオイルやアルガンオイルを使ってみたときも、量が多過ぎたのか、使い方が良くなかったのか、髪や肌がベタついてしまい、気になってすぐに使うのをやめてしまいました。そんな私ですが、ここ数カ月、スクワランオイルを使っています。最初にスクワランオイルを知ったのは20代前半。そのときは高いものというイメージでとても手が出ませんでした。ところが、今はドラッグストアや無印良品などでもスクワランオイルが売られていて、思っていた以上に低価格。オイル初心者の私にも手が出しやすかったです。私の場合、お風呂上がりに化粧水を塗ったあと、スクワランオイルを2滴ほど手にとってシワや乾燥が気になるところに染み込ませ、そのあとクリームを塗って寝ています。使ってみると、それほどベタつかず、ちょうど良いしっとり感。朝は使っていないのですが、洗顔したあとでもなんとなく油分が残っている感じで、冷房の効いたオフィスでの乾燥対策になっています。もっと早くから使っていればよかった……と思ってしまいました。今後は以前挫折してしまったほかのオイルも試したりしながら、より自分の年齢に合ったスキンケアを選んでいきたいです。
2020年09月10日若いころは正直あまり意識していなかったんですが、最近よく「音」って大事だなと思います。生活音の大きい女性はどうしても雑な印象で、「おばさんくささ」を感じさせるからです。どんなにオシャレして髪やメイクを整えていても、動きががさつだと台無し……。かな〜り残念な印象になってしまうと思います。生活音に配慮できているかどうかは、育った環境などによる個人差が大きいでしょうが、年を取って配慮がなくなってくる場合も多少あるのかもしれません。「音」に気をつかうと、動きも変わってきますよね。椅子を引くとき、ドアを閉めるとき、一つひとつの所作が美しくなると思います。すてきなおばあちゃんを目指す者としては、押さえておきたいポイントの1つ。家の中ではバタバタしまくりの私ですが、せめて外出先では大きな音を立てないよう「音美人」を目指したいと思います!
2020年09月03日80代と90代の親戚2人が在宅での生活が困難になってしまい、最近立て続けに特別養護老人ホームに入所しました。元気だった身内が弱って落ち込んでいるのを見るのは悲しいものがありましたが、ホームに入所してからの様子が180度違っていたのは驚きでした。自分の身に置き換えて考えるのはまだ早い気もするものの、今回はちょっとそのことを書いてみようかと思います。人によって状況も体調もまちまちなので、もちろん一括りにするわけにはいかないんですが、高齢になっても続けられるような趣味があるのとないのとでは大きな差があるかも!と思ってしまいました。どんどん元気がなくなって衰えてしまっている80代の伯父に比べ、90代祖母の元気なこと……! 1度は完全に話ができなくなってしまったというのに、またどんどん元気を取り戻して新生活を楽しんでいるようです。老後に向けて趣味を選ぶ必要はなくても、自分のなかに楽しみの種のようなものをまいておくことは大切な気がします。今まで気になりつつ手を出していなかったことにも、これから積極的に取り組んでみようかと計画中です。
2020年08月28日漫画では眼鏡をかけていないのですが、私はド近眼なので、普段眼鏡をかけていることが多いです。気に入ったものを1本長く使って、数年ごとに買い換える。そのほうがラクだし、経済的でいいと思っていました。ところが……。ケチなので、なかなか眼鏡を買い換えようとしなかったんですが、たまたまセールに遭遇したので取り換えてみたら、大正解。「眼鏡をかける=おばさんっぽく見える」と思い込んでガッカリしていたけれど、単に自分の年齢や雰囲気、髪型や服装に合ったデザインにアップデートするのを怠っていたんだと、改めて気付かされました。ちなみに新しい眼鏡はカチッとした服装には合わないので、服装によって以前の眼鏡も使っています。ほかのタイプも試してみようと思案中です。その日の気分やファッションによって眼鏡を変えるのって、おもしろいし、楽しい。こんなことに気付くなんて今更かもしれませんが、44歳にして、新たな楽しみを見つけました。
2020年08月20日これを描いてしまっていいのか、女として悩ましいところですが……。皆さん、ほくろから毛、生えてきませんか?サクッと調べたところによると、「ほくろから毛が生える」わけではなく、「もともと毛穴のあったところにほくろができ、そこから毛が生えている」んだそうです。ほくろの部分は細胞分裂が活発なため、生えてきた毛に酸素と栄養が行き届き、長く太く伸びるんだそう。「余計なことをしおって……!!」と、ほくろに憤りを覚えますが、そういうふうに出来ちゃってるから仕方ない(涙)。ちなみに、以前は生えてきた毛を必死で抜いていたんですが、毛は抜かないほうがいいという説もあるようなので、最近はカットしています。うっかり忘れることもあるし、正直面倒くさいです。ほくろがこれ以上増えないように、日焼け対策も頑張っていきたいと思います!
2020年08月14日家族との会話は、短い言葉でもなぜか通じ合うもの。それは孫とおばあちゃんでも同じです。ネイルのケアをしていると、おばあちゃんが…?おばあちゃんとの思い出を作品にした『あの日のエッセイ』シリーズを描いている、漫画家の枇杷かな子(@BiwaAmazake)さん。枇杷さんが子供の頃、ネイルのケアをしているとおばあちゃんがやってきて…。「あの日のエッセイ」③ 祖母とネイル pic.twitter.com/m6cVHUcjiJ — 枇杷かな子 (@BiwaAmazake) July 22, 2020 本当は何をしているかを知っているはずなのに、毎回「何してるん?」と聞くおばあちゃん。きっと「孫と少しでも話したい、時間を一緒に過ごしたい」と思っていたのでしょう。対する枇杷さんもすべて分かった上で、おばあちゃんのネイルをケアして喜ばせようとします。そんな2人のやりとりに、ネットからはこんな声が寄せられています。・私も、ネイルがキレイになって喜んでいた祖母を思い出しました。・こんなの秒で泣いてしまう!・優しい孫とかわいいおばあちゃんの素敵なコミュニケーションですね。・おばあちゃんに会いたくなりました…。忙しない日々の中でも、家族とのかけがえのない時間を大切にしたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月07日今に始まったことではないんですが、時々私の年齢を理由に失礼な態度を取る人に出会うことがあります。いわゆる「おばさん扱い」です(この連載ではステキなBBAになることを目標にしていますが、決して人からBBAと呼ばれたいわけではないので……)。ただ年齢が若いというだけの相手や、無礼な年上の男性に、なぜ見下げられなければならないのか? 冷静に考えれば謎なんですが、つい自衛のために「私おばさんなんで〜」と自分から先にへりくだって(?)しまったり、傷ついていないフリをしたりすることもしばしば……。解決策ではないんですが、私なりの対処法・気持ちの持ちようは、「アホはほっとけ!」と「これは『ふるい』」です。私のことをよく知りもせず、おばさん扱いしたりおかしなことを言ってきたりする人はスルー一択! もうこれはどうしようもないので、捨て忘れた生ごみを見るような目で見てあげます。一方で、年齢に関係なく好意的に接してくれる人ももちろんいます。一回り下でも二回り下でも、礼儀正しく、かつ友だちのように付き合ってくれる人たちが数人いて、そういう人たちは大事にしたいなーと私も思っています。で、これって「ふるい」みたいなものだなと最近思いました。薄く広くなった人間関係の、どのあたりをすくい取って大事にしていくかを決めるいいきっかけとポジティブに捉えるようにしています。とはいえ、無駄におばさん扱いされないよう自分を磨き続けるのは大前提。健康的で清潔感のある身だしなみ、好奇心、ユーモア、何より笑顔! この4つは、いくつになっても大切だなーと実感している今日このごろです。
2020年08月06日新型コロナウイルスで毎日の生活が一変してから、早数カ月……。困ったことや心配なことがたくさんありますが、なかでもビミョーにイヤなのが「マスクをつけているとおしゃれしにくい問題」です。BBA塾第18回でイヤリングをつけるのを楽しんでいることを描きましたが、今はちょっとお休みしてネックレス生活を送っております。アルバイト先の職場に、手作りのかわいいマスクを作って上手に洋服とコーディネートしている方がいて、顔が下半分隠れる分アイメイクを丁寧にしていて、その様子もすごくすてきだなーと思いました。おしゃれなんて二の次なのはわかっているんです。でもマスクして、衛生面に気をつかって、あれこれ心配して……とやっていると、なんだか心がガサガサしてくるんですよね。マスク生活が長丁場になりそうだからこそ、生活のなかでささやかな潤いやおしゃれ心を大切にしていきたいです。
2020年07月16日加齢とともに必要なものがどんどん増えていきます。パックだったり、保湿クリームだったり、ヘアオイルだったり……。その一方で、今までずっと使っていたのにいらなくなるものもあります。例えば、コレです。長年化粧直しの必需品だったあぶらとり紙ですが、最近ではまったく使わなくなってしまいました。分泌量が減っている油分を取ってしまうのもなんとなく良くない気もして、軽くティッシュオフするくらいにしています。ちょっとしたお土産にもよかったあぶらとり紙。世代によっては、あげてももらっても「使わないんだよなあ」ってなってしまうかも……と思う今日このごろです(涙)。
2020年07月10日