リクルートが運営するブライダル総研では、「新生活準備調査2011」を実施。カップルの新生活準備や新婚生活に関する分析の結果、新婚カップルの生活費の平均は1カ月あたり22.4万円ということがわかった。調査期間は2011年5月20日~6月10日。2010年4月~2011年3月に結婚した首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)、東海(愛知・岐阜・三重)、関西(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山)の『ゼクシィ』『ゼクシィインテリア』読者の中から地域ごとにランダムサンプリングし、調査票を郵送。980人から回答が得られた。1カ月あたりの生活費を地域別にみると、首都圏24.0万円、東海20.0万円、関西20.9万円。首都圏では他エリアに比べ、生活費が多く必要だということがわかる。住居費用の平均金額は、首都圏9.4万円、東海6.5万円、関西7.5万円という結果になった。各費用の平均からそれぞれの項目の生活費に対する割合を試算したところ、首都圏では住居費用の割合が高く、36.4%を占めた。これは東海(29.8%)よりも7pt、関西(33.5%)よりも3pt高い。住居費用以外の項目ではエリア差は小さく、首都圏では他エリアよりも生活費における住居費用の割合が高いことがわかる。また、1カ月あたりの貯蓄額の平均は8.7万円。地域別では、首都圏8.8万円、東海8.4万円、関西8.7万円という結果になった。生活費の金額別に貯蓄額をみても、大きな違いは見られないとのこと。新婚カップルはエリアや生活費の違いに関わらず、一定額以上の貯蓄をする傾向があるともいえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月11日トレンド総研は、「平成生まれ」の新社会人と「平成元年入社」の社会人の「仕事」に対する意識の違いを調べるため、両者の比較調査を実施した。仕事において求めるものは「平成元年入社」社会人は給与と答えたのに対し、「平成生まれ」は人間関係と回答するなど、さまざまな相違点が見られた。調査は2012年4月11日~4月13日に、平成元年入社の有職者(会社員)男女250名と、平成元年度生まれの有職者(会社員)男女250名(平成24年4月入社)を対象に、インターネットで実施。まず、「平成元年入社」と「平成生まれ」の「仕事において求めていたこと(求めていること)」を調査した。「平成元年入社」「平成生まれ」ともやりがいが第1位となったが、2位は「平成元年入社」は高い給与、と回答。一方、「平成生まれ」は会社の人間関係が良好であることが第2位となり、平成入社の社会人よりも、人間関係を重視する傾向にあることがわかった。また、「平成元年入社」の社会人に「あなたは入社当時、出世がしたいと思っていましたか?」と質問すると、61%が「出世したいと思っていた」と回答。一方で、「平成生まれ」の新社会人は、「出世したいと思う」と答えた人は40%で、「役職は特に気にしない」と60%が回答した。さらに「あなたは新入社員の時に、どれくらいの年収額を稼ぎたいと思っていましたか?」という質問には、「平成元年入社」の社会人の最も多かった回答は「1,000万円」で41%。一方で「平成生まれ」の新社会人「~400万円」と答えた人が最も多く、46%だった。「平成生まれ」の社会人たちは、さほど「給与」についての執着がないことがうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日株式会社リクルートが運営するブライダル総研は、結婚のトレンドにかかわる基礎資料として、20代から30代の未婚者2,000人を対象に「恋愛観調査(第1回)」を首都圏、東海、関西の3地域で実施した。同調査によると「恋人に求めるもの」についての回答では、女性のほうが「体力や腕力」、「経済力」など21項目中19項目が男性より求めるものが多いことがわかった。年齢ごとにみても、その項目と数に変化はない。女性は年齢を重ねても、男性に多くを求める傾向があるようだ。また、男性は20代よりも30代で「恋人に求めるもの」の増加率は平均2.1%。「会いたい時に会ってくれる」や「約束を守る」などが増加している。一方女性は「体力や腕力」「何かしらの才能や人に自慢できるところがある」など20項目中13項目が20代よりも30代でアップ。増加率の平均は男性2.1%に対し、女性は3.8%だった。女性の方が年齢を重ねるほど「恋人に求めるもの」が強まる傾向にあるようだ。反対に減少しているのは、男性が「職業や学歴,社会的地位」など12項目でその減少率の平均は9.2%、女性は「自分の親・兄弟姉妹とも仲良くしてくれる」など8項目で1.7%。男性は年齢を重ねることで「恋人に求めるもの」が少なくなる傾向にあることがわかる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月19日ネットリサーチ会社の株式会社マーシュは、関東圏だけでなく関西圏も含めた男女500人を対象に「震災後の生活に関するアンケート」を実施した。原子力発電所に関する質問では、回答者の約6割が「なんらかの稼働について賛成」の意向を示しているという結果が出た。調査は2012年3月23日~3月24日に、関東(群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、関西(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)に住む男女500人を対象にインターネットアンケートという形で実施した。「震災をきっかけにした生活上での変化」という質問では「防災用品を準備するようになった」が32.2%でトップ。その後は「ニュースを見るようになった」31.4%、「食品の購入時に産地を気にするようになった」が31.2%と続いている。2011年6月にも同様の調査を行ったが、「防災用品の準備」は前回よりもポイントが上がり、人々の防災対策に対する意識が上昇していることがうかがえる。また、原子力発電所の稼働についてについての調査も実施。今後の電力不足についてどのように考えるかを尋ねたところ、「より安全性の高い原子力発電の開発を進めるべき」「既存の原子力発電所をそのまま復帰させるべき」「電力で足りない分を一部の原子力発電所を再稼働させて補うべき」の3つを合わせた「原子力発電所の稼働(計)」については、6割以上の人が賛成をしているという結果になった。関東圏と関西圏ではその傾向に差はないが、関西圏の方が「原子力発電所の稼働(計)」について賛成している人が多い。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月07日生活者の意識・実態を調査するトレンド総研は、25歳~39歳の女性有職者500名を対象に「女性のリップメイクとリップケアに関する調査」を実施。リップケアに関する悩みや憧れる唇についての意見が多数寄せられた。調査は、2012年3月12日から3月14日に、25歳~39歳の女性有職者500名を対象にインターネットで実施。自身のリップメイクを100点満点で採点してもらったところ、その平均点は「54.3点」という結果となった。「理想的な唇の条件」についての調査では、「ふっくらとした唇」(67%)、「ツヤがある唇」(61%)、「口角の上がった唇」(48%)がトップ3。他にも、「しっとりとした唇」(36%)、「ハリのある唇」(36%)、「明るい色合いの唇」(32%)など、女性の唇への多様な憧れが伺える。また、リップメイクをしていない「素の唇」を100点満点で採点してもらったところ、その平均点は「33.0点」。多くの人が素の唇に自信がないことが明らかとなり、それを裏づけるように半数以上の人が「人と会う時はリップメイクが欠かせない」と答えている。唇の悩みとしては、「乾燥して、カサカサになる」「縦ジワが多い」「ハリとしっとり感があまりない」などをあげる人が多く、実際に行っているリップケアは「リップクリームの使用」が9割とトップ。しかし、それ以上のケアをどうしたらよいのか悩んでいる人も多いこともわかった。リップケアの専門家・友利新さんは「唇はケアの効果が出やすい部位なので、ケアをしている人と、していない人では一目瞭然」と話す。「リップメイクは、軽く、優しく落とすことが重要。また、唇を温めたり、マッサージしたりすることで、血行を促して唇への血の巡りを良くすれば、効果的に唇をケアすることができる」という。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月30日トレンド総研は、20~39歳のスマートフォンユーザー男女500名を対象に、「スマートフォンアプリ」に関する調査をおこなった。「無料アプリ・有料アプリそれぞれのダウンロード状況」を聞いたところ、「無料アプリのみをダウンロードしている」が60%、「有料・無料アプリともに」が33%、「有料アプリのみ」が1%という結果になった。また、「ダウンロードしているアプリ数」は、「無料アプリ」の平均が24個、「有料アプリ」の平均が6個。続いて「スマートフォンにダウンロードしているアプリの種類」を聞くと、無料アプリでは、「交通・ナビゲーション」(68%)、「ゲーム」(66%)、「ニュース・天気予報」(59%)が上位となった一方で、有料アプリでは「ゲーム」(55%)、「ビジネス・仕事効率」(29%)、「辞書・学習系」(26%)と、有料、無料で傾向が若干異なっていた。ちなみに、「有料アプリ」ユーザーに対して「今後利用してみたいと思う有料アプリ」を聞いたところ、「スマートフォン向けのオリジナルゲームアプリ」(35%)、「ニンテンドーDSやPSPなどにおける人気ゲームのアプリ版」(34%)、「辞書・学習系アプリ」(32%)などが上位にランクインしていた。次に「興味をもった有料アプリについて、アプリの料金が理由でダウンロードをしなかった経験はありますか?」という質問をしたところ、71%が「ある」と回答。興味をもった有料アプリのダウンロード料金がいくらであればダウンロードをするか聞いてみたところ、「50円」69%、「100円」62%と過半数を締めていたが、以降「200円」36%、「300円」24%、「500円」8%、「1,000円」2%と、1つのアプリの値段が「200円」を超えると、ダウンロードしたい気持ちが急激に下がることが分かった。「有料アプリの提供スタイルとして、最も望ましいと思うもの」を聞いたところ、「定額でダウンロードし放題」が42%と最も多く、以下「期間限定で割引セール」(39%)、「一律の金額でダウンロード」(13%)、「ダウンロード数に応じて割引」(4%)と続いた。それぞれの理由は下記の通り。●定額でダウンロードし放題・「ダウンロードのたびに課金されると、際限なく使ってしまいそうで怖い(27歳・女性)」●期間限定で割引セール・「定価より安くなっていると購入意欲がわく(26歳・女性)」・「お試しとして購入しやすい(39歳・女性)」●アプリが一律の金額でダウンロード・「金額が固定されていると、料金計算がしやすい(34歳・男性)」・「ダウンロード後に高額であることに気付くということがなくなる(39歳・男性)」●ダウンロード数に応じて割引・「普段は有料アプリをほとんど使わないので、使っただけ割引されるのであれば納得できる(37歳・女性)」ちなみに、最も回答の多かった「定額でダウンロードし放題」と答えた方に、「1カ月あたりの定額金額がいくらまでなら利用したいですか?」と聞いたところ、最も多かった回答は「500円」(52%)であった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月02日gooリサーチは2月29日、夫婦関係に関するアンケート調査の結果を発表した。20代~40代の既婚者を対象に2月21日~23日の期間に行い、有効回答者数は1,091名(男性542名、女性549名)。調査の結果、夫婦間でのモバイルでのメール頻度は「1日1回程度」(26.7%)が最も高く、僅差で「1日2~4回程度」(25.4%)が続き、「1日に10回以上」「1日5~9回」を合わせ、1日に2回以上メールをやり取りする夫婦が32.5% という結果になった。年代別にみると、「1日2回以上」メールをやりとりする夫婦が20代では44.4%と半数近いのに対し、30代では34.0%、40代では19.4%に留まった。また、現在自身も配偶者もコミュニティサイトを利用していると回答した人に、夫婦間でのつながり状況(「友達」や「マイミク」等)について尋ねたところ、SNS(mixiやFacebookなど)で「夫婦でつながっているサービスはない」が31.7%となったが、ミニブログ/チャット(Twitterなど)では 「夫婦でつながっているサービスはない」は43.9%となった。さらに、現在は回答者本人のみが利用し、配偶者は利用していない人に、今後配偶者がサービスを利用開始した場合につながりたいかと質問すると、「つながりたくない派」はSNSでは約8割、ミニブログ/チャットでは約7割という結果になった。その理由として、「お互いのプライバシーを尊重するため」「そのようなサービスを利用しなくてもコミュニケーションが取れているから」「毎日顔をあわせるので、必要ない」等が挙がっていた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月01日