国際的に活躍するダンサー、振付家の勅使川原三郎が2年ぶりに東京芸術劇場の舞台に登場、新作『ランボー詩集─地獄の季節からイリュミナシオンへ─』を上演する。近年とくに、文学、映画、絵画、また、それらの作品を世に送り出してきた偉大なアーティストたちにアプローチする試みを重ねている勅使川原。その独特の身体表現で語られる世界は、目を見張るほど新鮮だったり、想像以上に深淵だったりして、観るものの心を揺さぶり続けてきた。精力的に新作を発表し続ける中で、多岐にわたる芸術家の世界と次々と対峙する、その博覧強記ぶりには驚かされるばかり。2年前、芥川龍之介の『羅生門』の世界を空襲警報のサイレンとともに現代に立ち上がらせた彼が、この劇場での新たな作品のテーマとして選んだのは、19世紀フランスの詩人、アルチュール・ランボー。20歳で詩を捨て放浪の旅に出た早熟の天才を、勅使川原はダンスでどう表現しようとしているのか、こちらの想像を軽々と飛び越えていきそうな気配だ。勅使川原三郎版『羅生門』(2021年)よりphoto by Akihito Abe十代後半でランボーの詩に出会い、詩集「地獄の季節」に「顔面に1キロワットの照明を押しつけられた気がした」という勅使川原。創作への思いを語った動画メッセージでは、「随分前の異国の詩人が、言葉にせざるを得ないことはなんだったのか、詩人をやめて違う方向に、自分の人生、生き方を転換したということも含めて、それも詩人のひとつのあり方」とランボーの人生に思いを馳せる。「詩の言葉がその人の結論であるはずもないが、そういうところに魅力を感じることが、今度の新作ダンスの原点にある」とも語っているが、ランボーは、勅使川原をクリエーションへと突き動かす大きな力のひとつだったのかと妄想を膨らませると、もしかするとそのダンスは、難解だからとつい敬遠しがちなランボーの詩の世界を、ぐんと近しく感じさせてくれるものになるかもしれない。勅使川原三郎 コメント動画出演ダンサーには勅使川原本人をはじめ、類のない優美さと鋭さを合わせ持つ独自のダンスで進化をしつづける佐東利穂子、『羅生門』での出会い以来たびたびコラボレーションを重ねている、ハンブルク・バレエ団のアレクサンドル・リアブコ、また、昨年ヴェネツィアのワークショップで勅使川原に見出された独特の柔軟性豊かな、ハビエル・アラ・サウコ。この4人は、今年5月にヴェネツィアで初演された勅使川原演出によるヘンデルのオラトリオ『時と悟りの勝利』での共演が話題に。4人揃っての初めての日本の舞台、そこでの新たな化学反応による、想定を超えるスリリングなステージが待っている。文:加藤智子<公演情報>芸劇dance 勅使川原三郎『ランボー詩集 ー地獄の季節からイリュミナシオンへー』2023年8月11日(金・祝)~8月13日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス振付/演出/美術・照明・衣装デザイン/音楽構成:勅使川原三郎アーティスティック・コラボレーター:佐東利穂子【出演】勅使川原三郎佐東利穂子アレクサンドル・リアブコ(ハンブルク・バレエ団)ハビエル・アラ・サウコチケット情報公式サイト
2023年07月24日セリーヌ(CELINE)のパフュームコレクション「セリーヌ オート パフューマリー コレクション」より新作フレグランス「ランボー」が登場。2022年1月21日(金)よりセリーヌ表参道ほかで発売される。セリーヌの新作香水「ランボー」詩人の肖像を着想源に今回登場する「ランボー」は、エディ・スリマン手掛けるセリーヌのパフュームコレクション「セリーヌ オート パフューマリー コレクション」のラインナップに新たに加わるフレグランス。エディが14歳の頃必ず持ち歩いていたという、フランスの詩人であるアルチュール・ランボーの肖像写真やエディ自身が撮影した若い男女の写真を着想源に、青春時代の理想郷や若々しさを感じさせるような香りを作り出した。香りの主役となるのが、エディが好む香料である“ラベンダー”と“アイリス”。快活でありわずかにカンフルの要素を含んだラベンダーと、エレガントかつ落ち着いた香りのアイリスを交えることで、これまでに無い穏やかで丸みのある繊細なノートに仕上げた。また、ネロリ、オリスバター、バニラといった香りを併せて調合。複雑で奥行きのある香りが優しく肌を包み込む。重厚感のあるボトルデザインなお、ボトルもエディがデザイン。重厚感のあるガラスとブラックラッカーのキャップで仕上げ、キャップにはセリーヌのエンブレムである“トリオンフ”を刻印している。詳細セリーヌ 新作フレグランス「セリーヌ オート パフューマリー ランボー」発売日:2022年1月21日(金)販売店舗:セリーヌ表参道/銀座/銀座松屋/新宿伊勢丹/名古屋松坂屋/横浜そごう/心斎橋大丸/梅田阪急/神戸大丸価格:100ml 27,500円、200ml 40,700円※全て予定価格。【問い合わせ先】セリーヌ ジャパンTEL:03-5414-1401
2022年01月10日いつの時代も人々の関心を引くテーマのひとつといえば、謎多き未解決事件。そこで今回は、サスペンスフルな展開満載の実話をもとにした刺激的な1本をご紹介します。それは……。『私は確信する』【映画、ときどき私】 vol. 3592000年2月、フランス南西部トゥールーズで38歳の女性スザンヌ・ヴィギエが3人の子どもを残して突然姿を消した。夫で法学部の教授であるジャックに殺人容疑がかけられるが、明確な動機も証拠も遺体も見つからない。しかし、メディアのセンセーショナルな報道は過熱していくいっぽうだった。そんななか、ヴィギエ一家と関わりのあったシングルマザーのノラは、ジャックの無実を訴え、弁護士のデュポン=モレッティに弁護を懇願する。そして、自らも助手となって250時間もの通話記録を調べることに。スザンヌの愛人やベビーシッターの証言が明らかになるなか、ノラは新たな真実と疑惑に気がつき始めていた……。フランスで実際に起きた未解決事件をもとに映画化し、本国では40万人を動員する大ヒットとなった本作。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。アントワーヌ・ランボー監督これまで短編映画の制作で着実に実力をつけてきたランボー監督。本作が長編デビュー作でありながら、確かな演出力が高く評価されています。今回は、自身の経験や作品を通して感じた思いなどについて語っていただきました。―監督がこの事件のことを知ってから、映画が完成するまでには10年近い年月がかかったそうですね。それだけ長い間監督のモチベーションになっていたのは何ですか?監督僕にとっては、「この話を絶対に映画にするんだ」という強い思いがあったので、やめる理由がまったくなかったというだけですね。実際、その期間は毎朝この事件のことが僕の頭のなかにはあったほどですから。それから、ジャック本人や子どもたちと知り合って、彼らに愛情面でも思い入れがあったというのも大きかったかもしれませんね。今回はシナリオを完成させるだけでも5年かかりましたが、それほど長い時間をかけたこともよかったといまは思っています。なぜなら、それによってこの映画にとっても、ヴィギエ一家にとっても、僕にとっても、ちょうどよい距離感が生まれたからです。シナリオに5年かけたあと、資金を集め、ようやく2019年に完成を迎えましたが、僕にとってはあっという間だったと感じています。―ヴィギエ一家と直接交流を続けるなかで、いろいろと感じたことや発見したこともあったと思いますが、それらを映画に反映した部分もありましたか?監督この映画のなかには、僕自身が経験したこともすべて真実として作品に埋め込まれています。たとえば、ノラのように第二審のときに弁護士のデュポン=モレッティにお願いしたのは僕ですし、映画には登場しませんが、ジャックの新しいパートナーであるエミールが子どもたちを育てながら9年間も正義のために戦っている姿も間近で見てきました。そういう意味では、僕もヴィギエ一家とは、家族の一員のような密接な付き合いをしていたと言えるかもしれません。ただ、彼らのことを暴露するようなことはしたくなかったですし、ほどよい距離を取るようには意識していました。クライマックスに司法に対する見解をすべて込めている―では、ノラというキャラクターをフィクションとして入れた意図について教えてください。監督彼らと過ごした経験を踏まえたうえでノラという人物を作りあげましたが、自分の真実に対して少し暴走してしまう姿に、世論の体現という意味を持たせたかったからです。そういった部分に関して自分が描きたいと思うものを彼女に投影しているので、ノラというキャラクターはフィクションにしました。主観性というのは、ノラが体現していることであり、まさにこの映画のテーマでもあります。ノラは自分を見失って、過ちを犯すわけですが、自分は真実を追求しているつもりでもどんどん逆の方向に行ってしまうことがあるというの彼女を通して描きました。―監督もノラのようにヴィギエ一家と近い立場にいたと思うので、ご自身とノラが重なる部分もあったのではないでしょうか?監督そうですね。ただ、彼女の司法に対する視点や見解は、僕のものとは違います。僕の考えは、クライマックスで見せる弁護士の最終弁論にすべてを込めました。このシーンは数年かけて脚本を書き上げたほどですから。そこで伝えたかったのは、疑いがあることによって有罪へと向かうのではなく、弁護して無罪のほうへと向かうべきだということです。あともうひとつ、ノラで描いているのは、強迫観念の危険性。異常なほどの執着に陥ってしまうことの危うさを彼女には表現してもらってます。最初ノラは、エリン・ブロコビッチみたいに正義感あふれる良き市民みたいな感じで登場しますよね。でも、それが暴走することによって、最終的には『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーみたいになってしまうという人物像を頭のなかで思い描いていました。公開禁止を求めて訴えられたこともあった―なるほど。ちなみに、完成した作品をご覧になったジャックや子どもたちの反応はいかがでしたか?監督今回、最初の観客はヴィギエ一家のみなさんで、親戚などを含めるとだいたい100名ほどの方々に観てもらいました。僕にとっても、最初に彼らに見せるということが重要でしたから。彼らは企画にもシナリオにも事前に同意してくれてはいましたが、やはりできあがった作品を観たときは、すごく感情を揺さぶられたようでした。というのも、彼らにとってはつらい経験をふたたび体験するような時間だったので、動揺もしていたと思います。ただ、数回観てくれた子どもたちは、この作品ができてよかったと言ってくれました。なぜなら、これまでメディアでは何度も自分たちの父親が母親を殺した犯人だと言われてきて、そのたびに弁護してきたが、もうそれをしなくてもいいんだと思ったからです。つまり、この作品にリレーのバトンを渡すことができたんだと。そんなふうに、ありがたく受け止めてくれているようです。―関係者のみなさんが、好意的に作品を観てくださってよかったですね。監督いや、それが妻の愛人だけが、この作品が公開禁止になるように、僕らを訴えたんですよ……。それによって僕らも法廷に出ることになりましたが、最終的には彼が敗訴となりました。というのも、これはでっちあげからどういうふうに冤罪が作り出されていくのかというプロセスを描いていて、一般的にも意味がある作品であり、公開してしかるべきだと司法が判断してくれたからです。司法でも間違えることはありますが、それがどうやって生み出されているのかというのをこの作品では見せることができたと感じています。いまでは、そんなふうにとても有効な作品としてとらえられているのでよかったです。タイムリーな作品として観客に訴えかけるものになった―賢明な判決だと思います。実際本国では、多くの観客を動員しヒットとなりましたが、監督がこの作品がいいものになると確信した瞬間はいつですか?監督僕は初めて裁判を傍聴したとき、「フランスの司法はこんなものなのか?」と椅子から転がり落ちそうになるくらい大きな衝撃を受けたんです。そのときにこれは映画にしなければいけないと思いましたし、観客にもいかにフランスの司法制度が機能不全なのかというのをちゃんと知ってほしいと感じました。そう決意したときから、この作品は観客にも自分が受けたような大きな衝撃を与える作品になるだろうという確信はあったと思います。今回の事件は、マスコミが騒ぎ立てた噂が蔓延することによって世論が構成されていったところがありましたが、20年前に比べるといまのほうがSNSも普及していますよね。そういう意味ではいまのこのタイミングのほうが、よりタイムリーな作品として訴えかけるものになるだろうなという確信は強くなっています。―本作では、裁判が題材ではありますが、SNSの普及や過剰なマスコミ報道などによって、現代では誰もが被害者もしくは加害者になるうる危険性があるというのもその先に感じました。私たち個人がどういう意識を持たなければいけないとお考えですか?監督それは現代が抱える非常に大きな問題ですよね。僕の立場からしか答えることはできませんが、この映画を撮って、さまざまな経験をするなかで、いまはSNSにはコメントをしないと決めています。SNS自体はすごく好きですが、自分があまり知らないことに対してコメントすることはよくないと、自分に禁じているんです。SNSを悪者扱いするつもりはないですし、社会的にいい面もありますが、実際トランプ前大統領がTwitterを乱用したことによって、民主主義が脅かされるという事態も起こったばかりですからね。複雑な部分があるこの問題に対してひとつの見解を述べることは容易ではないですが、現段階ではそのような対策を僕は取るようにしています。次々と真実が明らかになる展開に息を飲むスピード感のあるスリルと緊迫感に満ちた法廷バトルで、観る者を釘づけにする本作。いつの間にか疑惑と真実の狭間に引きずり込まれ、感情を激しく揺さぶられてしまうはず。監督の心からの訴えと俳優の熱演によって生み出された圧巻のラストシーンは必見です。胸のざわつきが止まらない予告編はこちら!作品情報『私は確信する』2月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開配給:セテラ・インターナショナル©Delante Productions - Photo Séverine BRIGEOT
2021年02月11日公開3日間で11万人を動員し、全国の興行収入ランキングで『千と千尋の神隠し』『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』といった再映ジブリ作品を抑えて第1位のスタートを切ったシルベスター・スタローン主演『ランボーラスト・ブラッド』。今回は、ランボーにとって“娘”同然のガブリエラを拉致した人身売買カルテルとの最終決戦の火蓋が切って落とされる本編シーンが解禁された。すでに本作を観た鑑賞者からはSNS上で「ランボー最新作 最高でした!! スタローンありがとう!!」「やっとできた家族がちょっかい出されたんだから。シリーズ史上一番キレてるよ。ランボー」「最後は感極まって皆んなですすり泣き。ラストの殺人トラップの見本市感が半端ない!! リアルタイムでランボーを劇場で観れる事に感謝。ありがとうスタローン様」と、ランボーの最後の戦いが最高だったとの興奮の声が多数。往年のファンのみならず、ランボーの後に生まれた新規のファンを熱狂させている。今回到着した映像は、元グリーンベレーの真骨頂、巧みなトラップで敵を翻弄する臨場感満載の1シーンの本編映像。燃え盛る炎は、さらながらランボーの怒りのバロメーターといったところだ。前作『ランボー/最後の戦場』は、ランボーがアメリカ・アリゾナの実家へと数十年ぶりにたどり着き、ポストにある父親の名前を確認して、ふと歩いて来た道をふり返り、目を細めるというラストシーンが印象的だったが、本映像はそのポストが映し出されるところからスタート。決戦の舞台である牧場を一直線に目指し、物々しく現れるカルテルの軍勢。息をひそめ相手の様子を納屋から伺うランボーの目の前で、トラップにかかった1台の車が爆発!敵との間に境界線を引くかのように瞬く間に着火していき、文字通り決戦の狼煙が上げられる。武装したカルテルの構成員を率いるウーゴは「お前たち、油断するな」と緻密に張り巡らされたあらゆるトラップに警戒しつつ、“孤高の一人軍隊”の待ち受ける納屋へ銃口を向け、総攻撃を仕掛けようと乗り込む姿が映し出されている。果たして、ランボーが彼らを倒すために仕掛けた作戦とは…。スタローンはインタビューで「今は、アクションというアクションが全て映像化されてしまっている時代だ。だから俺は、ランボーだったらどうやって人を狩るのか、常に考えるようにしている。彼はまるで動物のように人間を狩る。そこが、他のアクションと違うところだ。彼は尊敬されようとしたりヒーローになろうなんて思っていない。ただ、徹底的に相手をつぶすだけだ。逃げ出したくなるようなリアルな男の野蛮さがあって、それが戦いにも現れる」と語っており、ランボーとして、リアルな感情を剥き出しにしながら、お馴染みの強烈な戦闘シーンを演じたことを明かしている。『ランボーラスト・ブラッド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年07月01日シルベスター・スタローンの世界的代表作である「ランボー」シリーズ最新作にして最終章となる映画『ランボーラスト・ブラッド』が、26日より全国で公開される。映画の公開を記念し、公開初日に動画サービス「niconico」の「ニコニコ生放送」で、『映画「ランボー 最後の戦場」を郡道美玲とみよう』と題した特番が配信されることが決定した。この特番では、YouTube登録者数24万人強というSっ気あふれる男子校の女性教師、「にじさんじ」所属VTuberの郡道美玲と、これまで殺めてきた悪人の数はカウント不可能という元グリーンベレーの最強戦士で、サバイバルナイフとやっと手に入れた新たな家族を愛しているランボーの異色のコラボが実現。郡道美玲が「ランボー」シリーズ第4作『ランボー 最後の戦場』の本編を同時視聴する。たった一人で孤独と戦いながら生きてきたランボーが、ついに家族のために命を張って戦い挑む姿が描かれていくシリーズ最終章の予習にもなる『郡道美玲と映画「ランボー 最後の戦場」をみようニコ生会場』は、6月26日(20:00~22:15)に配信される。(C)2007 EQUITY PICTURES MEDIENFONDS GMBH & CO.KG IV (『ランボー 最後の戦場』)(C)2017 Ichikara Inc.(郡道美玲)
2020年06月19日シルベスター・スタローンの代表作となった人気シリーズ第3作『ランボー3/怒りのアフガン』が、5月29日(金)テレビ東京「午後のロードショー」で放送。ベトナム帰還兵の苦悩を描いた原作をシルベスター・スタローン主演で映画化した第1作のヒットを受け、オリジナル展開で製作された2作目の『ランボー/怒りの脱出』では、捕虜の存在を偵察するため再びベトナムに赴くことになったランボー。捕虜となっていた米兵を救ったものの、それによって母国からの救援隊は引き返し、再びランボーは孤独な戦いを繰り広げることになった。そして3作目となる本作でランボーはバンコクの寺院に隠遁、戦いと距離を置き静かに暮らしていた。しかしそこに唯一の理解者であり元上官のトラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)が再びやってくる。今度の要請はアフガニスタンでの極秘任務だった。「自らの戦争は終わった」と要請を断ったランボーだが、数日後、トラウトマンがソ連軍の奇襲を受けて捕らわれたという知らせが入り、ランボーはトラウトマンを救うためアフガニスタンに向かうことを決意する。アフガニスタンに向かう途中立ち寄った村でソ連軍の攻撃から村を守りぬき、その村の少年ハミド(ドウデイ・ショウ)に慕われる。村人から残虐なザイセン大佐(マーク・ド・ジョング)が率いるソ連の難攻不落の要塞の存在を教えられ、そこにトラウトマンが捕らえられているらしいという話を聞いたランボーはトラウトマンを救出するため要塞への侵入を試みる…というストーリー。見どころは前作以上に“超人化”したランボーの戦いぶり。アクションスターとして脂が乗り切ったスタローンの活躍を堪能しながら、その後のアフガニスタンの歴史にも想いを馳せたいところだ。故郷アリゾナに帰還、養子縁組した“娘”・ガブリエラ(イヴェット・モンレアル)という“家族”とともに安らぎを得たかに見えたランボーが、再び壮絶な戦いに巻きこまれていくことになる最新作『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。こちらもお楽しみに。午後のロードショー『ランボー3/怒りのアフガン』は5月29日(金)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年05月29日シルベスター・スタローンの代表作『ランボー』シリーズの最終章『ランボーラスト・ブラッド』が、日本語吹き替え版も同時公開することが決定。ささきいさお、花澤香菜という豪華声優に加え、武田真治とケンドーコバヤシも参加する。スタローン演じる主人公ジョン・ランボー役は、これまでのシリーズ同様、ささきさんが務める。「『ランボー』も初めはナイーブな青年だった。作品を重ねるごとに派手なアクションが売りになり、この『ラスト・ブラッド』でも悪は徹底的にやっつける。こちらは声の演技だけだが、スタローンは70歳を過ぎても、逞しい体と激しいアクションを見せてくれる。見事と言うしかない」と過去作をふり返りながらコメントしている。また、ランボーと死闘を繰り広げる最大の敵、人身売買カルテルのボスであるマルティネス兄弟の兄ウーゴ・マルティネス役を武田さん、弟ビクトル・マルティネス役は『プロメア』『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』などでも声の出演経験があるケンドーコバヤシさん。本シリーズは「映画に夢中になるきっかけになった作品の一つ」と明かす武田さんは、「初挑戦の洋画の吹替えはとても難しく、これまでの役者の経験とはまた違った技術や集中力が必要でしたが、ささきいさおさんやケンドーコバヤシさんの声に刺激を貰いながらなんとか録り終えることができました」と収録した感想を語る。ケンドーコバヤシさんも「まさかランボーシリーズのオファーがくるとは!普段からランボーには憧れていて、『ケガをしたらウイスキーぶっ掛けて自分で縫って治したい』と思っているので嬉しかったです」と参加を喜んでいる。そして、天涯孤独だったランボーに出来た初めての家族であり、育ての親として守ってきた最愛の娘ガブリエラ役は、「STEINS;GATE」椎名まゆり役、「3月のライオン」川本ひなた役、『言の葉の庭』ユキノ役などの声を務める人気声優の花澤さんが担当。花澤さんは、今回声をあてたキャラクターについて「私はガブリエラという、とても綺麗で心の優しい女の子の声を担当させていただきました」と話し、「息をのむような激しい戦いが待っていますが、ランボーと彼女の微笑ましい関係性も今作の魅力の一つだと思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!」と呼びかけている。『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年05月28日テレビ東京で平日午後に放送中の「午後のロードショー」ではシルベスター・スタローンの『ランボー』シリーズを2週連続で放送。5月22日(金)はシリーズ2作目となる『ランボー/怒りの脱出』を放送する。下積み時代に見たボクシングの試合に感銘を受け、自ら書き上げた脚本を売り込み自身主演で映画化。大ヒットとなりアカデミー賞にも輝いた『ロッキー』と同作に連なるシリーズで世界的スターとなったシルベスター・スタローン。彼にとって『ロッキー』シリーズと並ぶもう1つの代表作となったのが『ランボー』シリーズだ。多くの犠牲を出しアメリカを疲弊させたベトナム戦争。その帰還兵の苦悩を通して当時のアメリカの“影”を描き出す社会派の側面を持ちながら、アクション映画としても一級のクオリティに仕上がった同作はスタローンのアクションスターとしての地位を確固たるものとした。本作『ランボー/怒りの脱出』は主人公ランボーのベトナム帰還兵としてのバックボーンは引き継ぎつつも、アクション映画としての面をより強く打ち出している。また本作では監督として『ターミネーター』シリーズや『タイタニック』『アバター』を世に送り出し、『アリータ:バトル・エンジェル』などのプロデューサーとしても知られるジェームズ・キャメロンがスタローンとともに脚本を担当しているのも注目したいところ。前作で警官隊と戦い逮捕され服役中のランボーは、元上官のトラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)から釈放と引き換えに、ベトナムで行方不明になったアメリカ兵たちが捕虜として捕らえられていないかを調べる、特殊任務に就くことを要請される。だが目的地にパラシュート降下する際、アクシデントに見舞われたランボーはナイフと弓矢以外の装備を失う。なんとか現地の連絡員コー・バオ(ジュリア・ニクソン)と落ち合い、捕虜収容所への潜入を試みるランボーだが、囚われたアメリカ兵たちが拷問を受ける姿を目の当たりにし、指令を無視して捕虜を救出する。逃げ延びることに成功したランボーたちだったが、ランボーが捕虜を連れていることを知った司令官は作戦の中止を指示、救出ヘリは命令に従って基地に引き返してしまう。母国に裏切られ敵が迫るなか、ランボーの孤独な戦いが再び始まる…という物語。なお、やっと平穏な生活を取り戻したランボーがメキシコの人身売買カルテルと最後の戦いを繰り広げる最新作『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。午後のロードショー『ランボー/怒りの脱出』は5月22日(金)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年05月22日シルベスター・スタローンが演じるランボーが愛する家族を奪われ、最後にして史上最強の頭脳戦を繰り広げていく『ランボーラスト・ブラッド』。この度、平穏と緊迫の瞬間が交錯する場面写真が一挙に解禁された。今回新たに解禁となった場面写真には、これまでも幾多の戦場を生き抜いてきた元グリーンベレー(米陸軍特殊部隊)のジョン・ランボーの戦闘には欠かせないコンパウンドボウという弓矢を構える姿が。『ランボー』シリーズでファンたちに鮮烈な記憶を植えつけた、矢に爆弾を括りつけヘリコプターを撃墜させたこともあるお馴染みのアイテムを持ち、並々ならぬ覚悟を覗かせるランボーの姿が切り取られている。また、養子縁組した“娘”・ガブリエラ(イヴェット・モンレアル)と故郷アリゾナで営む牧場で愛馬に乗り、仲睦まじく笑顔を見せているカットからは、これから壮絶な戦いが巻き起こることなど感じさせないほど、穏やかな日常と遂に手に入れた“家族との幸せ”を噛みしめている様子が窺える。一方で、幼いころに捨てられた実の父親を探すため単身メキシコへ渡るも、人身売買カルテルのメンバーに拉致され、捕らわれの身となってしまったガブリエラ。その恐怖に駆られた表情からは、ただならぬ事態に陥っている様子も。果たして、彼女に突きつけられたカードが意味するものとは…?そしてガブリエラを拉致した、人身売買カルテルのボス・ヒューゴ(セルヒオ・ペリス=メンチェータ)とその弟のヴィト(オスカル・ハエナダ)がサバイバルナイフを持ち、不遜な笑みを浮かべている場面や、ランボーが娘の写真を見せ、事件に関わったであろう男の喉元をナイフで押さえつけながら尋問している場面からは、娘の命の危機が刻一刻と迫っている緊迫した状況が漂っている。また、ヒューゴの軍団を迎え撃つため、辺り一面にトラップが仕掛けられた牧場のカットでは、仕込んだダイナマイトが大爆発!燃え盛る炎と黒煙が蔓延し、安息の地であったはずの場所で、地獄の死闘が繰り広げられている様子を確認することができる。天涯孤独だったランボーが初めて手にした“家族”。ようやくつかんだ幸せも束の間、愛する“娘”を奪われた男の怒りは頂点へと達し、復讐を誓い、元グリーンベレーのスキルを総動員し挑む、ランボー史上最高の頭脳戦が幕を開ける。スタローンは、「必ずや観客にシリーズ初の驚きを与える」と自信を見せている。『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年03月27日シルベスター・スタローンの世界的代表作『ランボー』(原題:FIRST BLOOD)から約40年、原点回帰にして最終章となる『ランボーラスト・ブラッド』。この度、愛する家族を奪われたランボーの怒りが頂点に達する、最新映像満載の本予告編と迫力の本ポスターが到着した。今回解禁となった本予告編では、40年間様々な死闘を繰り広げてきた元グリーンベレーのジョン・ランボーの姿から始まる。安息の地として、古くからの友人とその孫娘と“家族”として幸せに暮らすランボーは、“娘”を守ることを生きる糧とし生活を送っていた。そんな中、メキシコに実の父親がいると知った“娘”は、祖母の制止を振り切り単身メキシコへ。人身売買の巨大組織カルテルに囚われる。「あの子が戻ってこない」とすがる祖母に「探しに行く」と告げるランボー。組織から“娘”を連れ戻すため、1人で闘いに挑むランボーの壮絶な映像が重なる。「愛する家族を奪われた男の怒りは頂点へ」と響くナレーション、「俺の怒りを、憎しみを、思い知れ!」と放たれた怒りとともに、カルテルとの壮絶な死闘を繰り広げるランボー。地獄の戦場と化してしまった安息の地で、様々なトラップを仕掛け、過去シリーズでも見せてきた頭脳戦も見せる。ランボーの代名詞でもあるボーガンアクションとともに、どんな“最後の血戦”(ラスト・ブラッド)を見せてくれるのか?シリーズ史上最大の戦いを期待させる映像となっている。また、同じく解禁された本ポスターは、怒りとも悲しみともとれる強いまなざしのランボーのアップと、鋭く光るサバイバルナイフで構成されたビジュアルに。“家族”への愛を貫くための最後の戦いとランボーの強い意志が全面に出されている。なお、先日の一報から公開日が変更となり、『ランボーラスト・ブラッド』は6月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ランボーラスト・ブラッド 2020年6月26日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
2020年03月19日映画『ランボー ラスト・ブラッド』が2020年6月26日(金)より全国で公開される。アクションシリーズ『ランボー』1982年より始動した映画『ランボー』は、ベトナム戦争の帰還兵“ジョン・ランボー”を主人公にしたアクションシリーズ。戦争の後遺症を持ちながらも孤独に戦い続けるヒーローをアクション満載で描いてきた。見どころは元グリーンベレーのスキルを駆使したトラップや爆破、そして、シリーズのシグネチャーともいえるボーガンアクションだ。アメリカを舞台に、帰還兵とアメリカ社会とのすれ違いから起こる闘争、戦いを描いた第1作。その後は舞台を世界に映し、ベトナムやアフガンなどで戦いを繰り広げてきた。『ランボー ラスト・ブラッド』は、そんなシリーズの最終章にあたる。主人公ジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)いまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれる元グリーンベレー。40年間さまざまな死闘を繰り広げてきたが、孤独な戦いを経て、最新作では祖国アメリカへと帰還。故郷アリゾナの牧場で、古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラ穏やかな生活を始める。愛する“家族”を取り戻す、ランボー最後の決戦!孤独な戦いは終わりを告げ、ようやくランボーに訪れた、“家族”と過ごす幸せな時間。 しかしメキシコに実の父親がいると知った、娘・ガブリエラは祖母の制止を振り切り単身メキシコへ。そこで人身売買の巨大組織カルテルに囚われてしまうー。愛する“娘”を救出するため、元グリーンベレーのスキルを総動員し、想像を絶する戦闘準備を始めるランボー。「俺の怒りを、憎しみを、思い知れ!」と爆発する怒りとともに、ランボー史上最高の頭脳戦が今、はじまるー!日本語吹き替え版も同時公開!同時公開される日本語吹き替え版には、個性豊かなキャストが勢ぞろい。主人公のランボー役は、これまでのシリーズ同様、ささきいさおが続役するほか、本作の最大の敵となる、極悪兄弟の兄ウーゴ・マルティネス役に武田真治、弟ビクトル・マルティネス役にケンドーコバヤシが抜擢。また天涯孤独だったランボーに出来た初めての“家族”であり、育ての親として守ってきた最愛の娘ガブリエラ役は、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」常守朱役の花澤香菜が務める。作品詳細映画『ランボー ラスト・ブラッド』公開日:2020年6月26日(金)原題:RAMBO:LAST BLOOD監督:エイドリアン・グランバーグ脚本:マット・サーアルニック、シルベスター・スタローンストーリー:ダン・ゴードン、シルベスター・スタローンキャラクター原案:ディヴィッド・マレル出演:シルベスター・スタローン、パス・ベガ、セルヒオ・ペリス=メンチェータ、アドリアナ・バラーサ、マリア・ベルトラン、イヴェット・モンレアル、オスカル・ハエナダ提供:ギャガ、ポニーキャニオン配給:ギャガ
2020年02月22日映画『ランボー』シリーズの完結作『ランボー5:ラスト・ブラッド(原題)』が9月に米国で公開される。11年ぶりの新作とあってプロモーションにも力が入っているようで、これまでにない趣向を凝らしたイベントが予定されているが、その料金に耳目が集まっている。問題となっているのは、この夏イギリス3都市で計3回行われる「An Evening with Sylvester Stallone(シルヴェスター・スタローンと過ごす夕べ)」というファン参加型イベントで、スタローンのトーク、3品のディナー、20人構成のオーケストラによる演奏、サイン済みのメモラビリアのオークションなどがプログラムに含まれている。チケット販売サイトによると、最も安価なシルバー・ディナーコースは上記の内容で125ポンド(約17,000円)+予約手数料。プラチナム・ディナーコースはシルバーの内容に会場で最高の場所に座る権利、到着時にVIPエリアでのウェルカムドリンクサービス、ディナー中の飲み放題が加わり325ポンド(約44,000円)+予約手数料。スタローンのディナーショーでこの価格なら安い、と感じる人がほとんどだろう。しかし、これにはオプションが用意されているのだ。100人限定の「プロフェッショナル・フォト」オプションは、スタローンとツーショット写真を撮ることができ、高品質フレームと限定版の入場パスがプレゼントされる。価格は495ポンド(約67,400円)と、コース料金そのものよりも高い。わずか10人のみが買える最高額の「プレミアム・フォト」オプションは列の最初に並ぶことができ、撮ったツーショット写真はゴールドのペンでスタローンがサインした特別フレームに入れて渡される。また、このオプションを購入した人しか手にすることができない限定のゴールド入場パスが用意されている。価格は驚きの849ポンド(約11万5,500円)で、プラチナム・ディナーコースと組み合わせると1,174ポンド(約16万円)にもなるのだ。この強気の価格設定に、往年の『ランボー』ファンもTwitterで不満を漏らす。「スタローンを敬愛しているけど、1,000ドル払うならハンバーガーショップで1,000ドル分食べるよ。この人と写真を撮るためには出せないな」「ちょっと貪欲すぎるのでは」「もう過去の人なのにこれは高すぎ」しかし、「プレミアム・フォト」オプションは既に売り切れ。ショーの座席もほぼ埋まりつつある。
2019年06月26日前作『ランボー/最後の戦場』(2008)の時点で既に還暦を超えていたが……(写真:Everett Collection/アフロ) 『ランボー』にシルヴェスター・スタローン(71)が帰ってくるかもしれない。最新作となる『Rambo 5(原題)』にスタローンが主演する公算が高いとDeadlineが報じている。 2016年、スタローンはジョン・ランボー役からの引退を表明。『Variety』誌のインタビューで「心はやる気満々さ。でも、身体が『おとなしくしてろ!』と言っているんだよ」と、肉体の衰えを示唆していた。制作会社も、5作目以降は『007』シリーズのジェームズ・ボンドのように、異なる俳優がランボー役を受け継いでいく計画であることを明かにしていた。しかし、水面下で事態は大きく動いていたようだ。 『ランボー/最後の戦場』や『エクスペンダブルズ』シリーズの制作総指揮を務めた映画プロデューサーのアヴィ・ラーナーは、8日に開幕するカンヌ国際映画祭に『Rambo 5』を出品。撮影開始日は今年の9月に仮置きされている。脚本はスタローンが手がけているとされ、今回の敵はメキシコの大規模麻薬カルテルだという。誘拐された友人の娘を救出するため、牧場でのんびりと働いていたランボーが再び戦場に赴く。 スタローンの正式な役どころについては公式発表を待たなければならないが、過去の『ランボー』シリーズでは全て主演と脚本の両方を担っていることから、再びスタローンが演じるジョン・ランボーを観られる可能性は高い。
2018年05月07日■『ランボー』、ボリウッドでリメイク決定!スタローンも応援コメントシルベスター・スタローンの『ロッキー』に並ぶ代表作『ランボー』が、インド映画界の新星タイガー・シュロフ主演でリメイクされることになった。「The Hollywod Reporter」によると、現在27歳のタイガーは2014年『Heropanti』(原題)で映画デビューを飾り、インド国内でさまざまな映画賞を獲得した注目の若手俳優。マーシャルアーツを得意とし、子どもの頃からアクション映画の熱狂的ファンだったという。この大役への抜擢に「夢のようだ。こんなに素晴らしい機会をもらえて本当に感謝している」と大喜び。「伝説的なシルベスター・スタローンの後継者になれると信じているわけではないけど、この役のために子どもの頃から経験を積んできたのかなと、どことなく感じる」と心境を語っている。監督は、ボリウッドでトム・クルーズ主演の『ナイト&デイ』のリメイク映画『BANG BANG!』(原題)を手掛けて大ヒットに導いたシッダールト・アーナンド。「私はスタローンのようなヒーローに憧れて育ってきた。インドの映画業界にはランボーほどのアクション・キャラクターが不在なので、タイガーが演じるこの役をよみがえらせるにはベストタイミングだと思う」と意欲を明らかにした。リメイクされることや主演俳優に対し、賛否両論が上がる中、当のスタローンはインスタグラムで「若手のアーティストが夢をつかむ貴重なチャンスをつかむのは俺にとってもワクワクすることだよ」「突き進め!」とタイガーに声援を送っている。Sly Stalloneさん(@officialslystallone)がシェアした投稿 - 2017 5月 20 11:34午後 PDT『ランボー』リメイク版は2018年終わりに公開予定。(Hiromi Kaku)
2017年05月24日