ディオール(Dior)が、日本の桜からインスピレーションを受けた新作バッグ「ディオール ブロッサム」を日本限定で発売する。「ディオール ブロッサム」は、ダブルフェイスのレザーを用いることで、柔らかく、かつ超軽量型にデザインされた。折り紙で作成した幾何学的な取り外し可能チャームベルがアクセントとなっており、ピュアでモダン、エレガントな雰囲気を感じさせるバッグに仕上げられている。また、「Dターンロック」機能を搭載しており、バッグのシルエットやボリュームを自由に変えることも可能だ。カラーはホワイト、ローズプードル、ブラック、フラワープリントの4種、サイズはスモール(W23×H16.5×D12cm 25万円)とミディアム(W32×H24.5×D13.5cm 28万円)の2サイズにて展開される。
2016年04月08日ディオール(Dior)が、2016春夏コレクションにて披露されたバッグ「ディオールエヴァー(DIOREVER)」が誕生するまでの様子を収めたムービーを公開した。「ディオールエヴァー」は、デザインに9ヶ月間を要し、製作ではひとつの作品に9日間かけて丁寧に仕上げられる 。整った曲線、リバーシブルなフラップ、メタルのクラスプ、対照的な色使いなど、革細工の最も優れた技術を要する貴重なバッグとなている。動画引用元: (ディオールオフィシャルサイト:
2016年04月07日神戸ファッション美術館の収蔵品カタログ『DRESS COLLECTION』が、2016年4月1日(金)より神戸ファッション美術館で発売される。2016年で、開館20周年を迎える神戸ファッション美術館。収蔵作品の中でも、選りすぐりのコレクション約100点を、『DRESS COLLECTION』に収録した。「18、19世紀ドレス」や「装飾小物」など、6つの章に分かれて掲載されたファッションの数々。その中の「20世紀ドレス」では、女性の身体を束縛(コルセット)から解放し、20世紀のファッションの方向性を示したポール・ポワレをはじめ、ジャンヌ・ランバン、ガブリエル・シャネル、クリスチャン・ディオール、イヴ・サンローランなどから、ティエリー・ ミュグレー、マルタン・マルジェラ、アレキサンダー・マックイーンなど現代デザイナーの作品までが取り上げられている。「ファッション・プレート」の章では、芸術性を高く評価されているファッション誌『ガゼット・デュ・ボン・トン』をはじめ、『ジュル・デ・ダーム・エ・モード』などより、ポール・イリーブ、ジョルジュ・ルパープ、 ジョルジュ・バルビエなどによる版画(ファッション・プレート)作品をピックアップ。洋服だけでなく、それをどう社会が映し出したのかにも言及している。【詳細】書籍『DRESS COLLECTION』価格:1,500円(税込)発売日:2016年4月1日(金)販売場所:神戸ファッション美術館住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1仕様:A4、112頁執筆:能澤慧子(東京家政大学教授)、菅野ももこ(東京家政大学博物館学芸員)、三友晶子(東京家政大学博物館学芸員)、中西希和(秋早学園短期大学専任講師)、中村圭美(大阪樟蔭女子大学非常勤講師)、神戸ファッション美術館
2016年04月04日ディオール(Dior)は、国内5店舗目となる「ディオール バックステージ ストゥーディオ」を東急プラザ銀座3Fのヒンカ リンカ(HINKA RINKA)に、2016年3月31日(木)オープンする。ファッションショー バックステージのエキサイティングな世界観と臨場感を体験できる特別なスペース「ディオール バックステージ ストゥーディオ」では、専属のディオール バックステージ アーティストが常駐し、メイクアップ アドバイスを実施。またオープンを記念して、ベストセラー製品「ディオール アディクト リップ マキシマイザー」の限定色が登場。ひと塗りで、唇に潤いと驚きのボリュームアップ効果を与え、印象的な口元に。クチュール ドレスのファブリックにインスパイアされた、単色アイシャドウ「ディオールショウ モノ」からも、繊細なパール入りのサーモン ピンク「643 コーラル リフレクション」と光沢感のあるディープ パープル「994 パワー」と、2つの限定色がラインナップする。【詳細】ディオール バックステージ ストゥーディオ HINKA RINKA 銀座店オープン日:2016年3月31日(木)住所:東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座3FTEL:03-6264-5254■限定品・ディオール アディクト リップ マキシマイザー 007 3,600円+税・ディオールショウ モノ 全2色 各3,600円+税【問い合わせ先】パルファン・クリスチャン・ディオールTEL:03-3239-0618
2016年04月02日ディオール(Dior)が、ブランドのミューズを務める女優のジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)を起用した2016春夏コレクションの広告キャンペーンを公開した。2016春夏コレクションで展開されるバッグコレクション「ディオラマ」や「ディオールエヴァー」を身につけたジェニー・ローレンスは、穏やかでエレガントな空気を漂わせ自信に満ちている。撮影は写真家のマリオ・ソレンティが務め、白い木細工、オークフローリング、大理石の暖炉に囲まれたパリ特有のアパートで撮影された。
2016年03月05日女優のジェニファー・ローレンスが顔を務めているディオールの新広告ビジュアルが解禁となった。2012年よりディオールのアンバサダーに就任しているジェニファーは、リップスティックとハンドバッグの2つのキャンペーンの顔を務めており、リップグロス「ディオール・アディクト・ウルトラ-グロス」の広告では古き良きハリウッド女優を彷彿させるブロンドのカーリーな髪を片方に寄せた髪形に肩を出したピンクのドレスを着てエレガントな雰囲気をかもし出している。撮影の舞台裏を映した映像の中で、ジェニファーは「ディオールとそのクチュールとの仕事は素晴らしい時間でした。ファッションと美容の間には本当に相乗効果があるものです」と話す。さらに、クリスチャン・ディオール・メイクアップのクリエイティブ&イメージ・ディレクターであり、セレブ御用達のメイクアップアーティストであるピーター・フィリップスは「ジェニファーは強い個性を持っています。彼女はメイクアップをしてもらうのが大好きな自然で斬新な女性です。グロスをつけるときも彼女の気分によって変えます。素晴らしい女優であり、輝くことをためらわない美しい女性です」とジェニファーの魅力を語る。(C)BANG Media International
2016年03月04日クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)が2016春夏コレクションより、靴を題材にしたムービーを公開した。同ムービーでは、ディナーデートのテーブルの下にフォーカス。ローヒールシューズ達が織り成すユニークなストーリーが映し出された。ムービー内には、赤いパテントストラップが印象的な「Olydia」や甘辛MIXともいえるデザインの「MixFlat」の新色、人気スニーカー「PikBoat」、ネオンカラーの「MilaclouFlat」ショッキングピンクの「RivierinaFlat」などが登場している。なお、同ムービーはジャーナリスト兼アートディレクターのMathildeToulotと、フォトグラファーでありながらフランスのモード誌『PLEASE!』の発行人でもあるOliviaDaCostaによって制作された。動画引用元: (クリスチャン ルブタンオフィシャルYouTube:
2016年02月28日クリスチャン・スレイターが実の父親から2,000万ドル(約22億円)を要求する訴訟を起こされた。先月発表の第73回ゴールデン・グローブ賞TV部門で助演男優賞(「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」)を受賞したクリスチャンだが、実父で俳優のマイケル・ホーキンスが「息子にキャリアを台無しにされた」として最低2,000万ドルを要求する訴えを起こしたと「People」が報じている。46歳のクリスチャンは「Interview」誌の2015年6月号で、80歳になる父とは数年会っておらず、統合失調感情障害を患っていると明かし、「彼は素晴らしい俳優だった。カリスマ性があって、ルックスもとても良かった。でも、監督と衝突したり、共同作業が本当に苦手だったんだ」と語った。マイケルは精神病説を否定し、息子の発言によって、舞台や映画、テレビ業界におけるキャリアを台無しにされたと話している。マイケルはクリスチャンのみならず、元妻のメアリー・ジョー・スレイター(クリスチャンの実母)も、名誉毀損やプライバシー侵害、精神的苦痛を与えられたとして訴えている。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月26日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■『NOW AND THEN』サラ・ムーン(SARAH MOON)1941年にイギリスで生まれ、ロンドンやパリでのモデルの仕事を経て、1968年より写真を本格的に始めたサラ・ムーン。「時」を写真の中に封じ込めたような繊細で幻想的な彼女の写真は、今もなお世界中の人々を魅了してやまない。少しセピア色に近いモノクロ、あるいは淡いトーンのカラーによって綴られるファッション写真、ポートレート、スティル写真や風景写真は、まるでおとぎ話の中に迷い込んだような世界を見せてくれる。彼女を一躍有名にしたのはキャシャレルの広告写真で、その後はクリスチャン・ディオール、シャネル、コム デ ギャルソン、イッセイ ミヤケなど錚々たるメゾンの広告も手掛けている。また、映像作家としても活躍しており、『サラ・ムーンのミシシッピー・ワン』は特に有名である。本書は、サラ・ムーンのこれまでの仕事を振り返り、多くの図版を収めただけでなく、サラ本人へのインタビューや、アメリカの写真家デュアン・マイケルズとサラとのメールのやり取りなども収録した、美しい写真集となっている。これまで刊行されたサラの写真集には既に絶版のものも多くファンの方には待望の、またこれから初めて彼女の写真に触れる方にもおすすめの一冊。【書籍情報】『NOW AND THEN』著者:SARAH MOON出版社:KEHRER判型:230×210mm価格:7,633円
2016年02月25日クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)が2月17日から3月1日まで、伊勢丹新宿店本館1階のハンドバッグ/プロモーションスペースにて2016春夏コレクションのレザーグッズを展開するポップアップショップをオープンする。同ポップアップショップでは、新作バッグ「Paloma」や「Triloubi」シリーズを始めとした多数のバッグや革小物を展開。「Paloma」は、デザイナー自身が愛して止まないキャバレーやショーガールからインスピレーションを受けて製作されたバッグ。「Triloubi」は、斜め掛けやショルダーとしても使えるマルチなデザインが特徴のバッグとなっており、トロピカルな雰囲気が漂うオリジナルプリントがあしらわれた。ラージとスモールの2サイズで展開される。また、今回初披露となる小ぶりなサイズのバッグ「Paloma Nano」も先行販売される。
2016年02月17日クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)がシューズコレクション「Clair de Lune(=月光)」を発売する。漆黒の滑らかなスエードやパイソンをベースに、明るいルビーやローズ、オレンジなどのサイズの異なる4種類11色のクリスタルが手作業でひとつひとつ貼り付けられた同コレクション。スニーカー、フラットシューズ、パンプス、プラットフォームサンダルなど幅広いスタイルで展開される。なお、広告ビジュアルでは、イラストレーターのケイティ・ロジャースとのコラボレーションが実現。クリスタルで彩られたシューズたちが、ケイティ・ロジャースの描いた水彩画による数枚のイラストレーションをバッグに輝きを放っている。
2016年02月10日“春の明るくやわらかい日差し”をインスピレーションの源に、日本女性の美しさを探求した「ディオールスノー」(2月26日発売)。春の日差しに見るような輝きや透明感、そして明るく生き生きとした肌にするためにディオールが用意したプロダクトは、スキンケアだけではない。フェイス、アイ、リップ、そしてネイルに至るまでのメイクアップアイテムで雪のような、澄んでいて、輝きに満ちあふれた美しい肌へと導く。そんな肌へと仕上げるのが、「ディオールスノー チェリー ブルーム パウダー」(7,600円 限定品)。濃淡ピンクのグラデーションのパレットに敷き詰めた4色のパウダーは、4色をブレンドすればヘルシーな艶のベールとなって肌を包み込んでくれる。また、4色をそれぞれ使用することにも考慮したそれぞれのパウダーは、ハイライトやチークなどにも使えるようにされているのが憎らしい。雪が溶け、世の中が新しい光に包まれたら、肌も清冽な水にも似た新鮮さを宿したい。パレットの表面に描いた桜の枝につけた花が咲きこぼれるかのように。【問い合わせ先】パルファン・クリスチャン・ディオールTEL:03-3239-0618
2016年02月03日「クリスチャン ルブタン」2016年春夏コレクションより、ハワイのスピリットを称えた"HawaiiKawai"コレクションが登場。このコレクションは1950年代のハワイのムードとスタイルを持ち合わせ、エルヴィス・プレスリーの“Girls,Girls,Girls”や“Blue Hawaii”など彼の全盛期に遡って耳を傾けているかのようなコレクション。ウィメンズシューズ、メンズシューズ、レザーグッズを展開する。パリのスタジオでデザインされたというエキゾチックなハイビスカスが咲くカラフルなハワイアントロピカルプリントは、白地と黒地の2パターン。この鮮やかな花柄はクリスチャン ルブタンのシグネチャーであるメタリックスタッズと組み合わされ、シューズをはじめ、バックパックやハンドバッグのウィメンズバッグ「Triloubi」や、メンズバッグ「Trictrac」などにも使用されている。定番の「Pigalle Follies」ではキャビアカーフ素材の白と黒で展開され、10cmヒールの他、新たな5.5cmヒールでも展開。ソールが少し薄くなった「Seava」と名付けられたスニーカーでは、白地プリントで展開されている。ハワイの素晴らしい植物を生き返らせたかのような「Ha Why Luna」や「Ha Why Beach Club」は3Dレーザーカットで作られ、繊細な花の装飾はクリスタルやパールがひとつずつ丁寧に手作業でつけられている。ヒールやプラットフォーム部分に使用されているパイソンが南国の雰囲気をより一層盛り上げる。アイテム概要Women’s*上段左からPigalle Follies 120 Calf Hawaii89,000円Pigalle Follies 55 Calf Hawaii89,000円Seava Woman Flat Calf Hawaii105,000円*中段左からOlala 100 Kid/Calf Hawaii119,000円Ha Why Beach Club 60275,000円Ha Why Luna 120275,000円*下段左からTriloubi Large Calf Hawaii239,000円Triloubi Small Calf Hawaii199,000円Men’s*上段左からDandelion Tassel Flat Calf Hawaii125,000円Pik boat Flat Calf Hawaii119,000円*下段左からLouis Orlato Flat Toile Hawaii165,000円Trictrac Small CalfHawaii159,000円クリスチャン ルブタン Web
2016年02月02日クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)2016春夏コレクションより、ハイビスカスが咲くカラフルなハワイアントロピカルプリントが特徴のシリーズ「Hawaii Kawai」が登場する。1950年代のハワイのムードとスタイルを持ち合わせた同コレクションは、パンプス、サンダル、タッセルシューズ、スニーカー、バックパック、ショルダーバック、チェーンバック、ウォレットなどメンズ、ウィメンズともに様々なアイテムで展開。クリスチャン ルブタンのクラフトマンシップにより、繊細な花の装飾は3Dレーザーカットで作られている。定番の「Pigalle Follies」(8万9,000円)は、キャビアカーフ素材の白と黒で展開され、10センチヒールのほか新たに5.5センチヒールも用意した。「Seava」はソールが薄いスニーカー。そのほか、花の装飾をひとつずつ手作業で施した「Ha Why Luna 120」「Ha Why Beach Club 60」(ともに27万5,000円)や、クリスチャンルブタンのシグネチャーであるメタリックスタッズが施されたウィメンズバッグ「Triloubi Calf Hawaii」(Large 23万9,000円、Small 19万9,000円)、メンズバッグ「Trictrac Small Calf Hawaii」(15万9,000円)などがラインアップされている。
2016年01月31日ディオール(Dior)が2016春夏コレクションの広告キャンペーンを公開した。同コレクションで描かれた女性像は“ロマンティック ビューティー”。ビジュアルの中で女性たちは、ふんわりとしたシルエットでありながらはっきりとしたコントラストと未来的なラインを際立たせたドレスに身を包んでいる。アクセサリーでは1947年に発表された、ファーストコレクションの「En 8」(8の字)ラインをオマージュした繊細なグログランリボンのペンダントも使用されている。なお、撮影を手掛けたのは、メゾンのクリエイションに関する2冊の写真集も手掛けたフォトグラファーのパトリック・デマルシェリエ。カラフルなシルエットとモノクロのポートレートを並べた、デマルシェリエならではの表現方法が採用された。動画引用元: (ディオールオフィシャルサイト:
2016年01月25日クリスチャン・ベールが、マイケル・マン監督の『Enzo Ferrari』の主演を降板した。理由は健康上の懸念らしい。この役を演じるためには体重の増加が必要だとベールは考えたが、撮影開始の時期までに安全にそれを達成させることは難しいと判断したようだ。その他の情報映画は、フェラーリの創設者エンツォ・フェラーリ氏の人生を描くもので、舞台は1957年。撮影はイタリアで行われる。ベールの最新作は、現在北米公開中の『マネー・ショート 華麗なる大逆転』。同作品ではオスカーの助演男優部門にもノミネートされている。この後は、ナタリー・ポートマン、ルーニー・マーラらと共演するタイトル未定のテレンス・マリック監督作の公開が控える。マン監督の最新作は、昨年公開の『ブラック・ハット』。文:猿渡由紀
2016年01月18日先日発表になった第88回アカデミー賞ノミネーションで、「作品賞」「助演男優賞」(クリスチャン・ベイル)ほか5部門にノミネートされている『マネー・ショート 華麗なる大逆転』。本作から、クリスチャンにライアン・ゴズリング、スティーブ・カレル、そしてブラット・ピットという豪華キャスト4人による、どこかふてぶてしくも、精悍さを感じさせる本ポスタービジュアルが到着した。本作は、『マネーボール』や『しあわせの隠れ場所』の原作者マイケル・ルイスによる著書「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」に基づく、痛快な“マネー”エンターテイメント。2005年、へヴィメタルをこよなく愛する金融トレーダー、マイケルは、返済見込みの少ない住宅ローンなどの“サブプライム・ローン”は数年以内にデフォルト(債務不履行)に陥る可能性があることに気がつき、「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」という、ある補填的契約に目をつける。そんな彼の動きを知ったウォール街の若き野心家ジャレドはヘッジファンド・マネージャー、マークにその話を持ちかけ、また、成功を夢見る2人の若者は元・大物銀行家ベンに相談する。やがて2008年、住宅ローンの破綻から始まったいわゆる“リーマンショック”は世界経済にも波及し…。今回到着した本ビジュアルには、裸足で仕事をするのを好み、仕事中にへヴィメタルを爆音で聞きながらドラムを叩きまくる、孤独を好む金融トレーダー、マイケル・バーリを演じるクリスチャン、大手銀行のやり方への不信感から“頭が沸騰気味”のヘッジファンド・マネージャー、マーク・バウムを演じるスティーブ、野心と自信にあふれる口達者な若き銀行家ジャレド・ベネットを演じるライアン、さらに、オーガニック食品しか食べず、神経質で“世界はいまにでも崩壊する”と考える破滅論者の元銀行家ベン・リカートを演じるブラットという豪華な4人が集結!ブラットは『マネーボール』に続いて、本作でもプロデューサーを務めている。世界経済を襲ったリーマンショックの裏側で、いち早く経済破綻の危機を予見したアウトローたちの、それぞれのキャラクターが見て取れるかのような本ビジュアル。いま、まさにウォール街の巨大金融機関を敵に闘いを挑もうとする精悍な姿と、どこかふてぶてしい表情が印象的なものに仕上がっている。先日の第73回ゴールデン・グローブ賞では、いずれも受賞は叶わなかったものの、「脚本賞」「作品賞(ミュージカル・コメディ部門)」ほか「主演男優賞」にはベイルとカレルのWノミネートとなり、話題を呼んだ本作。アダム・マッケイ監督は「クリスチャンと一緒に撮影を半分ぐらいやったころ、私が『よし、いいシーンだった』と言うのにうんざりしていないかと彼に尋ねたよ(笑)」とも語っており、それぞれのキャストの役作りには絶賛の声を贈っている。ウォール街からも、投資家たちからも相手にされず、「訴えてやる!」「金返せ!」と言われ続けた彼らが見せる華麗なる大逆転劇が、ますます楽しみになってきた。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は3月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月17日「世紀を超えて愛され続ける服には、とてつもないパワーがある」と常々思っていました。天才デザイナーたちの映画を観ていると、なぜかすごく元気になれるのです。服を着るということは、何気ない習慣でありながら、肉体を守ることであり、自己表現であり、それをまとわないと外へ出られないという、社会生活を送るための装置でもあります。つまり着ることは生きること。いつだって違う自分になりたい! そんなチャレンジングな気持ちを鼓舞してくれる映画を観て、自分をリフレッシュしませんか? お薦めの3本をご紹介します。その結果、あなたももれなくファッショニスタ(お洒落上級者)に…。媚びない女らしさに開眼「ココ・アヴァン・シャネル」1883年生まれのガブリエル・ボヌール・シャネル(本名。ココは愛称)が、1909年、帽子のアトリエを開いて創業したシャネル。100年以上経った今も大人気なのはご存じの通り。「アメリ」で人気を得たオドレイ・トトゥ演じる本作は、1971年に87歳で亡くなったシャネルが孤児院で育った子供時代から、男性遍歴を経て、起業して成功するまでの若い時期を描いています。だからこそ、生きる息吹とピュアなエネルギーが素晴らしい。将校エティエンヌ・バルサン(ブノワ・ポールブールド)は、上流生活を体験させてくれたけれど、彼女の出自を恥じて周囲に隠し、実業家ボーイ・カペル(アレッサンドロ・ニボラ)が彼女に夢中になると、嫉妬してプロポーズ。「誰とも結婚しない」と彼女は宣言しますが、愛するボーイは事故死してしまい…。男の庇護なしに女性が生きられなかった時代、媚びない彼女がかっこいい! でも、愛する男から尊敬され愛されるのですよ。衣装がシャネル全面協力なのも魅力的。女性は羽飾りの付いた帽子にロングドレスが全盛の時代、海辺で見かけた漁師のボーダーTシャツに、男物を半端丈にカットした黒いパンツ、ツイードのジャケットというスタイルは、今すぐ真似したいほど。彼女のシーンだけ現代に見えるのが、さすがシャネルです。初めて老舗メゾンのアトリエが公開された「ディオールと私」1947年、クリスチャン・ディオールがメゾンを設立以来、輝かしい歴史と伝統を誇るディオール。2012年、ジル・サンダーでメンズ担当だったラフ・シモンズがクリエイティブ・ディレクターに就任し、パリ・コレまでの8週間を描いたのがこの映画です。フェミニンでエレガントなディオールに、シンプルでミニマリストといわれる彼が抜擢されたのはかなりの驚きでした。しかし、ラディカルなアプローチを貫いて、果敢に挑むラフ。衝撃的なのは、ディオール全面協力のもと、グラン・メゾンの中枢であるアトリエに初めてカメラが入ったこと。ディオールと刺繍された白衣のスタッフたちの動きが、ドキュメンタリーとは思えないほど見事です。現在もオートクチュールの伝統を守り続けるのは、シャネルとディオールだけですから、彼らの誇りも当然なのですが…。オートクチュール・ディレクターのカトリーヌが大事なフィッティングに欠席し、「穏やかな僕も限界」と嘆くラフに、「シーズンごとに5000万円注文する顧客の要請で出張していたの。お金がないとコレクションどころかメゾンも存続できない」と主張する彼女の言葉が印象的でした。全身全霊を傾けてドレスを作り上げる人々の緊張感に満ちた日々に密着した、感動のファッション・ドキュメンタリー。必ずやパワーをもらえるはずです。「イヴ・サンローラン」ピエール・ニネの緻密な演技がスゴい!1957年、ディオールの死後、21歳で後継者となったイヴ・サンローラン。彼を描いたこの映画も、イヴ・サンローラン財団率いるピエール・ベルジェによる初公認作品です。つまり、本物の衣装がふんだんに登場し、しかも当時のモデルは小柄で服が小さいため、そのサイズに合うモデルを選んで登場させ、それどころか、サンローランの住居や仕事場が提供され撮影が行われたという、奇跡のような映画なのです。何よりも感動するのは、イブ・サンローランを演じるピエール・ニネの役作り。伝記やドキュメンタリーで学び、デッサンやモード全般、素材の触り方まで特訓を受けたほか、毎日、3、4時間はサンローランの肉声を聞いて5か月、話し方を徹底的に叩き込んだそう。50年にわたって繊細な彼を公私ともに支え続け、実際の恋人でもあったベルジェが「似てるというより彼そのもの。仕草や声に至るまで…」とインタビューで語っているのですから驚きます。同性愛が非常に違和感なく描かれているのも特徴的で、新しいと思いました。「男同士でラブシーンを演じるのはどんな気分? とよく聞かれるけど、この物語に感動したからこそ、自然に演じられたと思う。ただのラブストーリーといえるほどね」とニネ。サンローランの革命的なデザイン、波乱の人生、知られざる私生活に息を飲む貴重な作品です。また、2015年12月からベルトラン・ボネロ監督の映画「サン ローラン」(主演/ギャスパー・ウリエル)も公開されました。見比べてみるのも楽しいかもしれません。いかがでしたでしょうか? ブランド品なんて興味ない…という方もおられるかもしれませんが、この3本を観ると、デザイナーへのリスペクトを感じてしまうから不思議です。着る喜び、生きる楽しさを謳歌して、明日の美しさへと紡いでいけたらと思います。
2016年01月06日いつか着てみたい女子の憧れ、オートクチュール。19世紀後半のパリで誕生したオートクチュールの歴史をたどる展覧会『PARIS オートクチュール ―世界に一つだけの服』が東京・丸の内の三菱一号館美術館ではじまります。オートクチュールとはフランス語で、オートHauteは「高い・高級」、クチュールCoutureは「縫製・仕立て」の意。高級衣装店や高級仕立服のことを指します。パリ・クチュール組合が承認する数少ないブランド店が手がけるオートクチュールは、顧客の注文に合わせて専属のデザイナーが創作する、まさに「世界に一つだけの服」。本展では、シャネルやバレンシアガ、イヴ・サンローラン、クリスチャン・ラクロワなどが制作した一点物のドレスや小物が勢ぞろい。19世紀から現代まで続くオートクチュールの歴史を一望できます。ドレスのデザインはもちろん、職人の手仕事で生みだされた美しい刺繍や羽根細工、コサージュなども見どころのひとつ。たとえば、クリスチャン・ディオールのイヴニング・ドレス《パルミール》に施された刺繍は、細かな模様の一つひとつが丁寧に仕上げられ、息をのむ美しさ。世界最高峰のデザイナーと熟練の職人が作りあげたオンリーワンの芸術品です。ラグジュアリーブランドの仕立服をまとめて見られるこのチャンスは、かなり貴重かも。おしゃれ好き、ファッション好きにはたまらない展覧会、どうぞお見逃しなく!イベントデータ:『PARIS オートクチュール ―世界に一つだけの服』会期:2016年3月4日(金)~ 5月22日(日)※休館日は月曜日(ただし、祝日と5月2日、16日は開館)時間:10:00 ~ 18:00(祝日を除く金曜日、会期最終週平日は 10:00~20:00)※入館は閉館の30分前まで会場:三菱一号館美術館料金:一般 1,700円/大学生・高校生 1,000円/中学生・小学生 500円画像クレジット:クリスチャン・ディオールイヴニング・ドレス《パルミール》1952年秋冬ガリエラ宮パリ市立モード美術館蔵©Katerina Jebb @ mfilomeno.com※画像無断転載禁止
2016年01月01日南仏の景色、コート・ダジュールに広がる自然の景観が放つ輝きからインスピレーションを受けたディオール(Dior)16年クルーズコレクションより、可憐なノエルシーズンを演出するアクセサリーセレクションが登場。故ダイアナ妃が愛したことなら名付けられ、時代を問わずレディな装いためのバッグとして受け継がれてきた「レディ ディオール(Lady Dior)」と、15SSのランウェイでデビューした、ラフ・シモンズの未来的ビジョンと18世紀のスタイルを合わせ持つ「ディオラマ(Diorama)」。そんな存在感ある両アイコンバッグの中でも、パーティーシーンにはさらに個性的でシャイニーな一点をチョイスしたい。シャンパンゴールドカラーや、ミラーのように輝く“カナージュ(格子)モチーフ”に包まれたバッグにより、フューチャリスティックでより洗練されたエレガントな装いが完成。14年SSオートクチュールコレクションに登場して以来、瞬く間に世界中のファンを虜にしアイコニックなシューズとなった「ディオール フュージョン スニーカー(Dior Fusion Sneakers )」は、スポーティーなブラックのメッシュ素材に、煌めくクリスタルとマットな半球パーツで施したエンブロイダリーがリュクスなムードを添える。スニーカーの他、同じ刺繍があしらわれたサンダルも登場。レッドやブラックのストーンをグラフィカルに配したアートピースのようなイヤリングは、歩くたびに振子のように揺れ、ノエルシーズンに高揚する気分を表すよう。大粒のスワロフスキーをぎっしりと凝縮したネックレスやイヤリングも、ドレスアップの必需品となりそうだ。その他、ギフトにもぴったりなチャームやサングラスなどもそろう。
2015年12月14日クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)が銀座店の5周年を記念して、12月4日、5日の11時から20時まで、同ブティックにて16SSコレクションの新作発表会を開催する。当日は、先日ローンチされたばかりの新作コレクションを展開。ショーガールの世界観が詰まったカーフスキン素材のバッグ「Paloma」(23万1,000円)や、クリスチャン・ルブタンがインドで買い付けたヴィンテージ生地を用いて製作された「Piloutin Mahardja」(21万5,000円)、「Sweet Charity」シリーズの新作バッグ「Baby Calfskin Black」(21万9,000円)などがラインアップされる。その他、銀座店限定のハイヒール(18万9,000円)も登場する。また、当日同店でアイテムを購入者した人を対象に、多数のファッション誌で活躍するイラストレーターのNOZOMI YUASAに自身のイラストを描いて貰えるサービスを実施。ブティックにて撮影した写真をもとに、後日NOZOMI YUASAがイラストレーションを施したクリスチャン ルブタン特製クリスマスカードが自宅に届く。
2015年12月02日変幻自在な役作りで知られるアカデミー賞俳優クリスチャン・ベイルを主演に、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、そしてブラッド・ピットとかつてない豪華スター共演でリーマンショックの真実を描く『The Big Short』(原題)が、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』として2016年3月より全国公開されることが決まった。2005年、へヴィメタルをこよなく愛する金融トレーダー、マイケル(クリスチャン・ベイル)は、格付の高い不動産抵当証券の事例を何千も調べていく中で、返済の見込みの少ない住宅ローンを含む金融商品“サブプライム・ローン”が、数年以内にデフォルト(債務不履行)に陥る可能性があることに気付く。だが、その予測はウォール街の銀行家や政府の金融監督機関からは全く相手にされず、マイケルはある金融取引に目をつけ、ウォール街を出し抜くことを画策する。同じころ、ウォール街の若き銀行家ジャレット(ライアン・ゴズリング)は、マイケルの戦略を察知、頭金なしで多くの低所得者に住宅ローンを組ませている大手銀行に不信感を募らせているヘッジファンド・マネージャーのマーク(スティーブ・カレル)を説得する。また、この住宅バブルを好機と捉え、ウォール街で地位を築こうと野心に燃える若き投資家の2人から、勝負を賭ける相談を持ちかけられたのは、いまは一線を退いた伝説の銀行家ベン(ブラット・ピット)。そして、2008年。ついに住宅ローンの破綻に端を発する市場崩壊、いわゆるリーマンショックの兆候が現れ始め……。本作は、映画『マネーボール』の原作者で、アメリカを代表するベストセラー作家マイケル・ルイスのノンフィクションを基に、世界経済を襲ったリーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の危機を予見し、ウォール街を出し抜いた4人のアウトローたちを痛快に、ユーモアたっぷりに描きだす。ブラッド・ピットが『マネーボール』に続いてプロデューサーを務め、『俺たちニュースキャスター』シリーズのアダム・マッケイ監督がメガホンをとる。ウォール街の巨大金融機関を敵に回す4人の型破りな金融マンには、ベイルを筆頭に、カレル、ゴズリング、そしてピット自身と人気・実力ともに兼ね備えたハリウッドを代表する豪華キャストが集結。全米では12月11日より限定公開、12月23日より拡大公開が予定されているが、それに先駆け、メディアからは「スターたちの極上の演技!」(ACCESS HOLLYWOOD)、「シュールでエネルギッシュで最高に笑えるドラマ!」(THE PLAYLIST)、「今年マストで観るべき映画!」(FOX TV)と絶賛の声が相次ぎ、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では12月1日現在で90%以上の高評価を獲得。12月10日(現地時間)にて発表される本年度ゴールデン・グローブ賞へのノミネートにも期待がかかっている。最高のキャスト&スタッフが、世紀の金融破綻の裏側を一級のエンターテインメントとして描き出す本作。ウォール街のパワーも権威も常識も、すべてを敵に回した男たちの痛快すぎるエキサイティングな“勝負”に期待していて。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は2016年3月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日11月18日に新作が発売されるディオール(Dior)のファイン ジュエリー コレクション「ローズ デ ヴァン(Rose des Vents)」のキャンペーンヴィジュアルに、エミー賞ノミネート女優エミリア・クラークが起用された。映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でサラ・コナー役を演じ、『ゲーム・オブ・スローンズ』ではエミー賞にもノミネートされたクラークにとって、ラグジュアリーブランドとのコラボレーションは初めてとなる。撮影はファッション界のトップフォトグラファー、パトリック・デマルシェリエが行った。「ローズ デ ヴァン」は、フランス語で風配図を意味し、クリスチャン・ディオールが子供時代に過ごしたグランヴィルの館“リュンブ”の池の底にモザイクで描かれた風配図「ローズ デ ヴァン」がコレクションのテーマとなっている。星と薔薇を重ね合わせた丸いメダイヨン(=ペンダント)がモチーフの同ジュエリーについて、ディオール ファイン ジュエリーのクリエイター、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌは「クリスチャン・ディオールの幼少の思い出である風配図と、彼が持ち歩いていたラッキースターのチャーム、そして彼がこよなく愛した薔薇が折り重なったデザインには、メゾンの歴史のすべてがほのめかされています」と語っている。イエローゴールド、マザーオブパープル、ラピスラズリ、ターコイズ、ピンクゴールド、ピンクオパールを使ったブレスレット、ネックレスは共にリバーシブル仕様となっており、着ける人の動きに合わせてメダイヨンがチェーンの先で反転する。
2015年11月12日ヘンリー・カビル&アーミー・ハマーという2人のイケメンが、何もかも正反対のスパイを演じることでも話題の『コードネーム U.N.C.L.E.』。このほど、彼らがお互いのセンスにケチをつけながら、アリシア・ヴィキャンデル演じるギャビーのために洋服選びをする本編シーンが、シネマカフェに到着。彼女が60年代のレトロファッションで、キュートに大変身を遂げていることが分かった。ヘンリー・カビル演じるアメリカCIAのナポレオン・ソロと、アーミー・ハマー演じる旧ソ連KGBのイリヤ・クリヤキンが、ある重大犯罪をきっかけに“禁断”のコンビを組むことになる本作。今回、到着した映像は、2人のイケメンっぷりと性格やセンスの違いが楽しめるとともに、女子の気分がアップするギャビーの “大変身”と、見事に再現された60年代の最先端ファッションが見もの。凶悪テロ計画企む国際犯罪組織の主犯格に接触すべく、クリヤキン(ハマー)はロシアの建築家でギャビー(ヴィキャンデル)の婚約者、ソロ(カビル)は古美術商として扮し、それぞれのターゲットに接触するという作戦を実行することになった彼ら。まずはギャビーの洋服を選ぶため、ショップに足を運ぶ2人だが、クリヤキンが豊富なブランド知識でコーディネートを始めると、ソロもまた知識をひけらかしながら応戦。互いに一歩リードしようとケチをつけ合うものの、試着室から出てきたギャビーの“大変身”した姿を見て、絶句。2人の不毛なバトルも終息する。冒頭での車の整備士で機能的な仕事着を着たお転婆娘の姿はどこへやら、エレガントに60年代最先端ファッションを着こなすにギャビーの姿にこちらもテンションが上がるとともに、ソロとクリヤキンの2人の反応も要チェック!衣装を務めたのは、長年スティーブン・スピルバーグ監督とコラボレーションをしてきたジョアンナ・ジョンストン。ギャビー役のヴィキャンデルは、彼女について「絵やアイデアをまとめたムードボード(注:複数で共有する際にイメージに見合った写真や画像などを集めたスクラップブック)を使い、簡単に彼女の想像やファンタジーを私が引き継げるようにしてくれる。その中に、背中が開いた素晴らしいドレスがあって、とても気に入ったの。次に来たときには、もう実物がそこに用意してあったわ。キャラクターに入り込むいい方法だった」とふり返って語る。劇中ではジョアンナが手掛けたオリジナルだけでなく、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」や「ヴァレンチノ(VALENTINO)」など高級メゾンの洋服たちも登場するだけに、ラグジュアリーな世界観には思わずウットリすること間違いなし。冴えない女の子がイケメンの手により、華やかに変身する。これは、全世界の女子が憧れる王道のシチュエーションといっても過言ではないはず。しかも、彼女の大変身でときめいたクリヤキンはギャビーと仲を深めていくものの、生真面目で堅物のクリヤキンと、気が強く自立心旺盛のギャビーはうまくいくはずはなく、衝突を重ねていくことに。作戦のため婚約者のふりをした2人が、なかなか素直になれないけど気になる、そんなじれったいけどキュンとしてしまう関係となる展開にも注目していて。『コードネーム U.N.C.L.E.』は11月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コードネーム U.N.C.L.E. 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2015年11月06日クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)が、11月3日に阪急うめだ本店1階のバッグギャラリーズにて、11月18日に松屋銀座2階にて、アジア初となるバッグ・レザーグッズのオンリーブティックをオープンする。今回オープンする新ショップ2店舗のデザインを手掛けたのは、イギリスのデザイン会社HOUSEHOLD。現代的なミニマリズムと通ずる日本文化と、ブランドならではの折衷主義を反映させたデザインに仕上げられた。赤いカーペットの上に、アンティーク仕上げの真鍮製の棚や、ラグジュアリーなファブリック使いのパープルとブルーカラーの椅子などを設置。オリジナルのガラス製ディスプレイにはローズゴールドとブロンズカラーの鏡が重ねられた。また、松屋銀座店では、クリスチャン ルブタンのシグネチャーでもある赤いカエデ材のヘリンボーンの柱を配置。季節ごとのバッグが展示される台は、花が一緒に添えられるデザインに仕上げられている。なお、クリスチャン ルブタンの16SSコレクションでは、ハンドバッグ「Paloma」とその仲間のクラッチバッグを展開。デザイナー自身が愛するキャバレーや、ショーガールのイメージで製作されたアイテムも登場する。その他、リボンモチーフをエッジーなデザインにアップデートしたバック「Sweet Charity」や「Sweety Charity」、ミドルサイズのバッグ「Sweet Charity Baby」なども登場。季節のカラーやプリントがあしらわれた斜め掛けやショルダーとしても使えるバッグ「Triloubi」も、ラージとスモールの2ザイズで展開される。
2015年11月03日東京都・丸の内の三菱一号館美術館は、オートクチュールの始まりから現代に至る歴史を概観する展覧会「PARIS オートクチュール—世界に一つだけの服」を開催する。会期は2016年3月4日~5月22日(月曜休館、ただし祝日・5月2日・5月16日は開館)。開館時間は10:00~18:00。(祝日を除く金曜、会期最終週平日は20:00まで)。入館料は一般1,700円、高校・大学生1,000円、小中学生500円。同展は、オートクチュールの始まりである19世紀後半から現代に至るファッション史を概観するもので、パリ・モードの殿堂―ガリエラ宮パリ市立モード美術館館長オリヴィエ・サイヤール氏監修のもと、2013年にパリ市庁舎で開催された展覧会を再構成したものとなる。19世紀後半のパリで誕生したオートクチュール(Haute=「高い」「高級」・Couture=「縫製」「仕立て」の意)は、パリ・クチュール組合の承認する数少ないブランドにより、顧客の注文に合わせてデザイナー主導で仕立てる高級服として知られている。同展では、シャネル、クリスチャン・ディオール、バレンシアガ、ジヴァンシィ、イヴ・サンローラン、ジャン=ポール・ゴルチエ、クリスチャン・ラクロワ、アライアらが生み出してきた時代を映し出す美しいシルエットの数々、刺繍・羽根細工・コサージュなど、脈々と受け継がれる世界最高峰の職人技が、ドレス、小物、デザイン画、写真など合わせておよそ130点により紹介されるということだ。なお、ガリエラ宮パリ市立モード美術館館長オリヴィエ・サイヤール氏は、同展の魅力と展示の見どころを次のように語っている。「作品はどれも二つとないものばかりで、デザイナーが時代に影響を及ぼすことのみならず、顧客の趣味が時代に反映されることもまた考慮に入れた上で選び出されています。マドレーヌ・ヴィオネ、ポール・ポワレ、スキャパレリ、シャネル、ディオール、グレ、バレンシアガ、イヴ・サンローランのこれ以上ない貴重な作品は、オートクチュールの歴史に幾度か訪れた頂点を評価する道筋を示しているのです。もちろん、これは私たちのコレクションを基にした歴史的で主観的なひとつの見方です。ファッションの歴史は美術館のコレクションに応じていくつも存在するのです。私達がその業績を高く評価する偉大なデザイナーの中から、息を呑むような最高のデザインを選択しました。」
2015年10月29日ビューティフル ピープル(beautiful people)が、10月の東京ファッションウィーク(Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2016 S/S)中に、渋谷で16SSコレクションを発表した。デザイナーは熊切秀典。昨シーズンに引き続き、エレガント路線は継続。熊切によるとテーマの「オールドトリック」は、常套手段や使い古されたテクニックを意味し、今季は昔のクチュールをもう一度きちんと勉強した集大成だという。パターンの良さが評判のBPだが、更に磨きをかけてコレクション発表に臨んだ。コレクションの裏テーマは「トワル(シーチング)」で、インスパイアされたのは50年代ヴィンテージのディオールなど。確かにクリスチャン・ディオールのバージャケットを想起させるような、ウエストはシェイプしボトムはフレアになったシルエットも多く見られるし、ファーストルックにはコルセットを模したようなトップスが登場した。また、クラシカルな表現はテキスタイルにも見られる。18世紀ロココ調の絵柄のトワルド ジュイをBP流に作り直し、ジャックと豆の木のグラフィックで表現している。ヴィンテージテイストなレース使いも特徴的。優雅なワイドシルエットのパンツルックが多く登場したが、中でも目を引いたのはバックスタイルがスカートにラップされているようなデザインのオールインワン。色味としては白、ブラック、赤茶をベースに明るいラベンダーやミントグリーンが挿されており、爽やかなコントラストが印象に残った。
2015年10月27日ディオール(Dior)より、ブランドと近しいコラボレーターの一人であるフォトグラファーのリチャード・アヴェドンによる写真集『Dior by Avedon』が発売された。発売日は、フランス、イギリスが9月23日、アメリカが10月27日。リチャード・アヴェドンは、クリスチャン・ディオールの最初のオートクチュールコレクションショーが行われた1947年からディオールの撮影を手掛けるフォトグラファー。当時のフェミニンで大胆なクリエーション、それらが与えたセンセーショルなど、ニュールックの本質を忠実にレンズ越しに捉え、力強く弾けるような作品を生み出した。リチャード・アヴェドンはクリスチャン・ディオール亡き後もメゾンとのつながりを続け、イヴ・サンローランのポートレートなど多くの作品を残した。また、新人の発掘にも熱心で、チャイナ・マチャドやジーン・シュリンプトンを見出し、1964年にディオールの装いに包まれた姿を撮影している。一方で、当時の一流モデルたちとの仕事も好み、ディオールを纏ったツイッギー、ヴェルシュカ、ペネロペ・ツリーらを、永遠の時の中に刻み込んだ。今回発売される写真集は、アイコニックなイメージを通してリチャード・アヴェドンとメゾンの関係を回顧させるもの。著者であるイギリス版『ハーパース バザー』編集長のジャスティン・ピカディによる序文から始まり、150点の写真と、当時のモード界の象徴でソーシャライトでもある、ジャクリーヌ・ドゥ・リーブの回想に沿って進んでいく。あとがきは、ガリエラ・モード美術館館長で歴史家のオリヴィエ・サイヤールが担当した。【書籍情報】『Dior by Avedon』著者:ジャクリーヌ・ドゥ・リーブ、ジャスティン・ピカディ出版社:Rizzoli206ページ発刊:フランス・イギリス 2015年9月23日、アメリカ 10月27日価格:150ユーロ、115ポンド
2015年10月23日展覧会「PARIS オートクチュール- 世界に一つだけの服」が、16年3月4日から5月22日まで東京・丸の内の三菱一号館美術館にて開催される。同展は、パリ・モードの殿堂として知られるガリエラ宮パリ市モード美術館館長のオリヴィエ・サイヤール監修のもと、13年にパリ支庁舎で開催され人気を博したファッション展を再構成したもの。パリ・クチュール組合の承認を得た数少ないブランドが、顧客の注文に合わせてデザイナー主導で仕立てた高級服“オートクチュール”の19世紀後半から現代に至るまでの歴史を概観することが出来る。会場では、シャネル(CHANEL)、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)、ジバンシィ(GIVENCHY)、イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)、バレンシアガ(BALENCIAGA)らのオートクチュールを紹介。刺繍、羽根細工、コサージュなどの脈々と受け継がれてきた世界最高峰の職人技を、約130点のドレスや小物、デザイン画、写真などを通して体感出来る展覧会となっている。【イベント情報】PARIS オートクチュール- 世界に一つだけの服会場:三菱一号館美術館住所:東京都千代田区丸の内2-6-2会期:16年3月4日~5月22日時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜日と最終週平日は20:00まで)休館日:月曜日(祝日、5月2日、5月16日は開館)料金:一般1,700円、高大学生1,000円、小中学生500円
2015年10月17日ピーター・フィリップスによる初めてのクリスマスとなる今回のコレクションは、 “ゴールド”と“輝き”の新解釈。 近未来的でありながらもこの上なく美しく、それでいて都会的なアイコニックな女性をイメージして着想した。テーマは、「STATE OF GOLD」。その2015 ニュールック クリスマスでは、ディオール ハウスを象徴するカラーである“グレー”と“ゴールド”を融合し、「グレー・ゴールド」という、極めてデリケートで鮮やかな色をクリエーションされた。パウダリーで艶やかなレッドやピンク、そしてデリケートな輝きを付すヌード カラーが「グレー・ゴールド」と溶け合い、モダンでエレガントな世界観を生み出している。FACE、LIPS、EYES、NAILSの4カテゴリーから成る新コレクションの中で、敢えて注目したいのは、モダンでアーバンなテイストの“ヴェルニ ディオリフィック”のバーガンディ「ヴェルニ ディオリフィック 991」(3,200円・11月6日限定発売)。そのエッジーで魅惑的な色を指先に落とせば、ミステリアスな時空が広がる。<問い合わせ先>パルファン・クリスチャン・ディオールTEL:03-3239-0618
2015年10月10日