結婚式では「花嫁の引き立て役」なんて言われることもある花婿さんですが、礼装で決めた姿はりりりしく、かっこよく見えるものです。ウエディングドレスに比較すると選ぶ形は少なめですが、それでもタキシードやフロックコート、和装であれば紋付き袴など個性に合わせた物を選ぶことができます。ということで、前回の「日本のウエディングドレスのデザイン」に関する質問に引き続き、日本在住の外国人20名に「日本の結婚式における花婿の定番衣装、タキシードのデザインはかっこいいと思いますか?」と質問してみました。■かっこいいです。(タイ/30代後半/女性)■かっこいいと思います。(ドイツ/40代前半/女性)■かっこいいです。(中国/20代後半/女性)■すごくかっこいいです。(フィリピン/40代前半/女性)■かっこいいと思います。(台湾/40代前半/男性)■はい!(ロシア/20代前半/女性)■はい。(韓国/40代後半/男性)■はい、かっこいいと思います。(スペイン/30代後半/男性)■かっこいいと思います。(アメリカ/20代後半/男性)■はい。(ブラジル/20代後半/男性)■かっこいいです。(マレーシア/30代前半/男性)■かっこいいと思います。(ペルー/30代前半/男性)■かっこいいと思います。(イスラエル/30代後半/女性)■はい。(オーストラリア/40代前半/男性)■かわいいと思う。(チュニジア/40代後半/男性)■悪くないと思う。スタイリッシュで好き。(イギリス/20代前半/女性)■まあまあかっこいいかな。(スウェーデン/40代後半/女性)■外国の物とあまり変わりなく、ふつうだと思います。(トルコ/30代前半/女性)中庸まで含めると9割が好意的の回答。本企画ではかなり珍しい結果となりましたが、海外でもおなじみの礼服ということが大きいのかもしれませんね。タキシードは本来、夜間のみ着用するもの。イギリスではディナージャケットとも呼び、燕尾服よりはやや略式でブラック・タイと合わせる形が基本です。1876年にイギリス皇太子エドワード7世がカジノで着られる喫煙服(スモーキング)を取り入れ、パーティーなどで着用するようになったのが始まりとされています。イギリス以外ではスモーキングと呼ばれ、この名称ではフランスではクリスチャン・ディオールがデザインした物が有名です。日本の結婚式では、新郎が着用できるのはタキシードのほか、フロックコートやモーニングコート、カジュアルな場合はセレモニースーツなどの選択肢もあります。ただ女性のウエディングドレスに比べると、ごくオーソドックスで控えめな印象がありますね。■かっこよくないと思う。(アルゼンチン/30代前半/男性)■思いません。(ベトナム/30代前半/女性)和装の場合は紋付袴という選択肢もありますので、そちらのほうが素敵という回答かもしれません。また洋服は着物と違って体型には沿ってくれないため、規格以外の体型の人には厳しい部分がありますよね。(多くは)一度しか着ない衣装でありレンタルになる場合も多いですから、なんだか借り物のようで決まらない……ということもあるそうです。好意的な回答が多かった今回のアンケート。ウエディングドレスに「かわいすぎる」という評価が多く各国の好みが出やすい一方、タキシードは好みが出にくい衣装であること、また世界共通の形のため認知度も高く、国内外を問わず受け入れられやすいものであること、などの発見ができた気がします。
2014年12月24日世界的老舗ブランド「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の全面協力のもと、多くの人々を魅了してやまないエレガンス・オートクチュールの舞台裏に迫るドキュメンタリー映画『ディオールと私』が、2015年3月に日本公開となる。このほど、パリ・コレクションを控えた「ディオール(Dior)」の若き新任デザイナー、ラフ・シモンズと経験豊かなお針子たちの様子が分かる場面ビジュアルが一挙に解禁となった。1947年にメゾンが設立されて以来、誰もが憧れる老舗ファッション・ブランド「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」。1905年、フランスの小さな町グランヴィルで生まれたディオールの初めてのコレクション発表は、1947年2月12日。それから65年後の2012年、新しくデザイナーに就任したのは、オートクチュール未経験のラフ・シモンズだった。ベルギー出身で自身の男性ブランド、そしてジル・サンダーで活躍する彼の抜擢は、ファッション業界を驚かせた。そして、それはパリのディオールのアトリエで働くベテランお針子たちにとっては新たな挑戦の始まりに。パリ・コレまでに与えられた時間は異例の8週間。ラフが提案する斬新なアイディアとデザインをもとに、寝る間も惜しんで一枚の布に命をディオールの魂を吹き込むお針子たち。彼らは、通常4~6ヶ月を有する準備期間の半分以下で、54体ものオートクチュールを完成させなければならなかった…。1947年の設立以来、パリ・モンテーニュ通り30番地に建つ「ディオール(Dior)」本社。その上階に位置するメゾン・ディオールの中枢であるアトリエに初めてカメラの潜入を許された本作。世界が注目するディオール・オートクチュールの舞台裏に迫る、観る者の心を揺さぶる“ドラマティック・リアル・ストーリー”となっている。撮影は、ラフ就任からの8週間の期間のみ。解禁される本作の貴重な場面写真には、カメラ嫌いでも知られるラフが、悩ましい表情でドレスを見つめる様子や、彼を支えるチーム・ラフの献身、偉大な伝統を支えて続ける105人ものお針子たちと、1枚のドレスができ上がるまでの裏舞台を垣間見ることができる。そして、苦労の末にアトリエから誕生したドレスを美しいモデルたちが身に纏い、エレガンスなコレクションを披露する場面も登場する。お針子たちの経験豊かな手が形作っていくオートクチュールの美しさ。エレガンスなドレスの裏側に隠されたデザイナーと職人たちのプライドと情熱をかけた戦いを、まずはこちらのビジュアルから目の当たりにしてみて。『ディオールと私』は2015年3月、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月12日「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」から2015春夏コレクションが登場。今回のコレクションは、文学の最高傑作であるウラジミール・ナボコフによる「Lolita」や、アメリカ南西部の芸術と建築に至るまで、色使いやテクスチャーなど多彩なものからインスパイアされた。Mirage heelと名付けられたウェービーなヒールが数型のモデルに登場するほか、アイコニックなSo KateをアップデートしたTiburは、つま先を少しだけカットし、その隙間からは肌が覗くデザインとなっている。前コレクションから引き続きメンズからインスパイアされたものでは、艶のあるPlatt Dance Flat、コルクソールのLiegina、スタッズ使いが特徴的なOn Stage、そしてモノトーンのZazouなどがある。ハンドバッグでは、ベストセラーとなっているSweet Charityシリーズに、Sweet CharityBackpackが新たにファミリーに加わり、小さなボディにジュエリーのようなストラップがあしらわれた。Passage Shopperもトップハンドルが備わり、着脱可能なショルダーストラップがついた新しいモデルが登場。色はブラック、ターコイズ、オレンジ、グレーの展開となっている。また、今回の2015春夏のルックブックは、写真家のPeter Lippmannによって撮りおろされ、"いついかなる時もルブタンを脱ぐべきではない。例えお風呂の中でさえも"というテーマのもと、このシリーズは"Water in love"と命名された。 ▼クリスチャンルブタン元の記事を読む
2014年12月11日『レ・ミゼラブル』のマリウス役で世界中を感動させたエディ・レッドメインが主演し、“車椅子の天才”スティーヴン・ホーキング博士と妻・ジェーンとの純愛を描く『博士と彼女のセオリー』。12月9日(現地時間)、本作のロンドンプレミアが開催され、主演のエディと妻役のフェリシティ・ジョーンズら主要キャスト、ジェームズ・マーシュ監督らとともに、ホーキング博士自らもレッドカーペットに登場した。理論物理学者として宇宙の起源の解明に挑み、ブラックホールを始め現代宇宙論に大きな影響を与えたホーキング博士の半生を、妻として献身的に彼を支え続けたジェーンの自伝を基に映画化した本作。ニュートンやアインシュタインと並ぶ天才とも称されるホーキング博士は、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を抱えながら最先端の研究を精力的に行い、講演活動や執筆活動に取り組む“車椅子の科学者”として世界中に知られている。ロンドンはオデオン・レスター・ スクウェアで行われたプレミアのレッドカーペットに、ホーキング博士役を熱演したエディが登場すると、会場に集まった観客から大きな歓声が上がり、寒空のロンドンも一気にヒートアップ。エディはファンの声援に対し手を振ったり、一緒に写真撮影をしたり、サインにも快く応じるなど、ファンとの交流を楽しんだ。また、妻ジェーンを好演したフェリシティは、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のホワイトのプリンセスラインドレスで登場。寒さをものともせず、エディとの呼吸もぴったりに観客たちを魅了した。さらには、レッドカーペットにモデルとなったホーキング博士も駆けつけ、会場からはひときわ温かい大きな拍手が贈られていた。ロンドンでのプレミアを迎えた心境を聞かれたエディは、「ジェーン、スティーヴン、ジョナサン(ジェーンの現夫)、そしてお子さんたちと久々に会えて嬉しかった。撮影に入って以来会っていなかったので、とにかく再会できて嬉しい」とコメント。オスカー候補と目されていることについては、「それはまだ分からない。いまは作品を世に出すことに注力しているので、まずは一歩ずつ着実に進みたい」と謙虚に話した。ホーキング博士には「伝えたいことがありすぎて…」というエディは、「お会いする度に、彼の前で恥をかかないようにすると余計に緊張してしまう。映画を観てとても気に入ってもらえたと聞いたので、ぜひ直接感想を聞きたい」と、本人と揃ってのレッドカーペットに期待を込めていた。一方、フェリシティも博士に対し、「彼にはいつも最高にカッコいいと言っている。彼は映画スターのようで、カリスマ性があり、言葉の使い方が素晴らしい。私たちとは違って、口に出す前によく考える時間があって羨ましい。そして、深く心を打つ表現をするところも」と尊敬の念を込めてコメントした。さらに、『レ・ミゼラブル』の大ヒットで日本でも人気急上昇したエディは、「日本のファンのみなさん、こんにちは!凍てつくロンドンから愛を込めて。お元気ですか?」と、公開を待つファンにうれしいメッセージも送ってくれた。『博士と彼女のセオリー』は2015年3月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日ラフォーレ原宿はファッションドール「バービー(Barbie)」とのコラボレーション企画、「Barbie in LAFORET -Limited Collection-」を開催する。期間は2月7日から3月1日まで。この企画はバービーの55周年を記念したもの。期間中にはバービー人形とその着せ替え服のセットが、一部ブランドにて先行もしくは限定販売される。その他、イベントには館内にある約20のファッションブランドが参加しており、バービーオリジナルアイテムも発売される予定だ。バービーは59年のデビュー以来、世界中の少女に愛され続けてきた。日本でも昭和30年代に約10年間製造されており、そこには女性が願う夢や人生をかなえられるようにとの、原作者ルース・ハンドラーの願いが込められている。過去には「クリスチャン・ディオール」や「プラダ」「ジョルジオ・アルマーニ」などとのコラボレーションが実現しており、ファッションアイコンとしても人気となった。
2014年12月09日イタリアを拠点とするデザイナー、クリスチャン・ペリザーリ(Christian Pellizzari)が自身の名を冠するブランドの15SS展示会に合わせて来日した。同ブランドを扱う青山・骨董通りのセレクトショップ「イザ(IZA)」にて話す機会を得た。彼は1981年、イタリア・トレビソ生まれ。「トネッロ(TONELLO)」「ヴィオネ(Vionnet)」などを経て、2011年に自身のブランドを設立。ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)の若手デザイナー支援プロジェクトに選出され、14年6月にアルマーニ・テアトロ(劇場)を舞台に15SSメンズコレクションショーを実施。今注目のイタリアの若手デザイナーだ。「資金的な援助はないものの、選ばれたことで世界中のバイヤーやエディターの目に留まり、今後につながる機会となった。そして何よりアルマーニ氏に認められたことが光栄」とペリザーリ。ブランドコンセプトは、テーラード×スポーツスタイルや、カジュアル素材のイブニングウエア、ビエッラ地方の伝統生地や新素材のシルクジャカード生地など異なるディテールや様々な要素を融合し“どんなオケージョンにも対応出来る順応性の高いトータルルック”を提案すること。今シーズンは、フォークとコンテンポラリーが共存するラテンカルチャーから着想を得て、ホワイト、ブラック、ブルーをベースに鮮やかなイエロー、ピンクをミックス。コレクションを製作する際、「デザインよりまず先に徹底した素材リサーチから行う」という。今回ウィメンズコレクションでキーとなるのが、シルクオーガンジーに牡丹花がダイナミックに浮かび上がる3Dジャカードのドレスだ。同素材は彼が新考案したもので、フリーダ・カーロ(Frida Kahlo)の絵画がモチーフとなっている。その他、アイコンアイテムであるビスコースやシルクジョーゼットのトップスとジャカードスカートを繋ぎ合わせたドレス、立体的な花の刺繍を施したパンツにスカート、ドレスなどエレガントなものから、ストライプのクラシックなイタリアンシャツにショートパンツを組み合わせたマスキュリンなルックまで提案。メンズではボルドーカラーを中心に、ボタニカル柄や、刺繍が施されたシャツ、ブロンズなどのラメ糸をふんだんに用いたジャケットなどポップかつ仕立てにこだわったコレクションを展開し、現代的なコレクションを製作している。若手では珍しくメンズ・ウィメンズ両コレクションを発表しているが、「自分にとってメンズウエアを作り続けることはとても重要だが、市場はやはりウィメンズの方が大きい。得意とするサルトリア技術をウィメンズアイテムに応用し、更なるブランド拡大を目指している」と展望する。既にメンズ・ウィメンズで同じ素材を使用したアイテムも発表している。年明け1月にはミラノにて15-16AWメンズコレクションショーを予定しているペリザーリ。3月にはウィメンズプレゼンテーションも控える。慌ただしくも充実した表情でインタビューを後にした。
2014年12月07日「今日お召しになっているニットのカラーはグレーですね。グレーは調和を意味する色で、ムッシュ・ディオールが愛した色の一つでもあります。私達はその日のお客様の装いもカウンセリングの要素にしています」とフレグランス スペシャリストの船村さん。仏・グランヴィルにあるクリスチャン・ディオールの生家はグレーと白、ピンクの外壁で彩られており、グレーはメゾンにとって重要なカラーの一つ。提案された三つの候補の香りの中からお気に入りの一つを選び終わると、船村さんはその香りそのものの魅力について解説し、また一番魅力的にそのフレグランスをまとえる方法をアドバイスする。「選ばれた『グリ モンテーニュ』はモンテーニュ大通りのクチュールブティックの色でもあります。香りは非常にピュアで洗練されています。ローズやジャスミンは安心感を与える効果もあるんですよ。片方の腕にスプレーしたら、両手首を重ねて、こすってはいけません」。このようにディオール パフューム&ビューティ 表参道ブティックは単にショッピングをするだけのスペースではなく、個性を引き立て、新しい魅力を発見と新しい出合いに巡り合える、特別なサロンなのだ。店内は、世界で5店舗のみで実施しているトリートメント ルーム「ディオール インスティテュート」、唯一男性用スキンケアラインも取り扱うスキンケアコーナー、エキスパートのメイクアップ サービスやレッスンも用意するコスメティックのコーナー、そして今回カウンセリングを体験したパフュームのコーナーと大きく四つに分かれており、表参道ブティックならではのディスプレイを備えている。現在、店頭には11月11日に発売された表参道ブティック限定のミッドナイト コレクションも。輝くネイビーとヴィヴィッドなフューシャピンクを中心とした、アイカラーやネイル、ルージュなどのカラーアイテムは、ディオールにとって初めてのクリスマスのエクスクルーシブ コレクション。メゾンのビューティーメソッドやエスプリが詰まった「ディオール パフューム&ビューティ 表参道ブティック」(東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館1階E-107)。ラグジュアリーな体験を通してあなたの美しさに磨きをかけてはいかがだろう。
2014年11月30日1年で表参道のけやき通りが最もロマンティックな季節に真っ赤なバッグのディスプレイに目をとめると、そこはディオール パフューム&ビューティ 表参道ブティック(東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ本館1階 E-107)。「CD」が象られた引き手がディオールならではのラグジュアリーな美の世界へと誘う。メゾン創設者のクリスチャン・ディオールは偉大なクチュリエであると同時に、パフューマリーであった。ドレスを香りで体現するという発想から、メゾンで初めてのパフュームとして誕生した「ミス ディオール」は、1947年、クリスチャン・ディオールのファーストコレクションの時に、“香りの演出”として用いられた香りでもある。このようにパフュームは「ファッションとビューティーをつなぐもの」としてメゾンにとって重要な位置づけ。この表参道ブティックでは、特別な訓練を経た、確かな専門性を持つフレグランス スペシャリストが常駐し、カスタマーの要望に的確に答えるばかりでなく、新たな香りとの出合いを提案する。実際にどのようなサービスが受けられるのか、表参道ブティックのメイクアップ アーティストでありフレグランス スペシャリストの松村和幸さんにお願いし、実際にカウンセリングを体験することに。ディオールではフレグランスのカウンセリングを「オルグ カウンセリング」と呼んでいる。松村さんはタブレットを使ったカウンセリングと「いつもはどのような香水をつけていらっしゃいますか?」「どのようなシーンで使われますか?」など丁寧なヒアリングを組み合わせて、3種類の香りを提案する。フレグランス オルグ カウンターに並べられた香りのボトルは、すべてラボラトリーで見るようなガラスの容器に収められており、これはボトルデザインの先入観に惑わされないようにするための計らい。この日、カウンセリングを体験したFASHION HEADLINE読者の鳥居麻里恵さんが選んだのはベルガモット、シトラス、ローズ、ジャスミンといった女性らしいエッセンスに加え、精神に深い落ち着きをもたらすオークモスが絶妙なバランスで配合された「グリ モンテーニュ」。「グリ モンテーニュ」は、コレクション プリヴェというオー ド パルファンのシリーズの一つで、このコレクション プリヴェ全12種類がそろうのは、こちらの表参道ブティックと伊勢丹新宿店のみだ。後編に続く。
2014年11月30日『グラディエーター』でアカデミー賞「作品賞」に輝く巨匠リドリー・スコット監督が、クリスチャン・ベイルを主演に迎えて贈る『エクソダス:神と王』。このほど、スコット監督も渾身の本作から劇場用本ポスターが到着。また、最新の予告映像も解禁され、過去最大規模のスケールで描かれた本作の製作秘話も明らかになった。本作は、旧約聖書に記された“神に選ばれた男”英雄モーゼと、“神になろうとした男”ラムセスという、運命に翻弄されたふたりの男を巡る人類史上最古の英雄譚。舞台は紀元前1300年、栄華を誇る巨大王国エジプト。その王家で養子として育てられたモーゼ(クリスチャン・ベイル)は、数奇な運命に導かれ、兄弟同然に育てられたエジプトの王ラムセス(ジョエル・エドガートン)に反旗を翻す。やがてモーゼは、400年もの間、虐げられている40万の民を救うため、“約束の地”を求める苦難と冒険の旅路に就くが――。豪華キャストによるエモーショナルな人間ドラマに加え、3,300年に渡って語り継がれてきたモーゼの“10の奇跡”を、科学的な史実であるという視点から最新の視覚効果と3D技術を駆使して完全映像化し、映画史上かつてないスケールで描き出していく本作。徹底したリアリティを追及するスコット監督は、イギリスのパインウッド・スタジオで屋内のシーンを撮影した後、地中海に面したスペインで大規模なロケ撮影を行ったという。王ラムセスの宮殿、ヘブライの貧民街、エジプトの街並の巨大なセットが実際に建てられ、撮影のエキストラは延べ15,000人。バトルシーンの撮影ではカメラ17台を投入し、馬55頭、騎手48人、エキストラ300人が一堂に会し、チャリオット(戦闘用の二輪馬車)での壮絶な戦いを繰り広げた。また、“奇跡”のシーンを始め、蛇、ラクダ、鷲、チーター、象、そして400匹の蛙など、多くの本物の生きた動物たちも物語の影の主役になっており、制作関係者たちは「『グラディエーター』『ロビン・フッド』『キングダム・オブ・ヘブン』の3本を足しても本作の規模には及ばない」とコメントを寄せるほど。まさに映画史に残る、前代未聞の撮影規模であったこと伺わせている。さらに、『ダークナイト』で新たなヒーロー像を確立したオスカー俳優クリスチャン・ベイルは、本作でも、これまで語り継がれてきたモーゼ像を一新。到着したビジュアルからも、たったひとりで巨大なエジプト軍に挑む“戦うモーゼ”と、モーゼが導く“10の奇跡”が見て取れる。ベイル自身、「あまりに大きなプレッシャーをかけられた男が、前へ進もうとする話」と語っている本作。2015年、世界は人類が初めて経験した“奇跡”を目の当たりにし、新たなヒーローの誕生を目撃することになるかもしれない。『エクソダス:神と王』は2015年1月30日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月27日ディオールと言えば、多くの人が憧れるブランドのひとつ。そのラグジュアリーなサービスが、24時間PCやスマホで受けることができる、 ディオール 公式オンラインブティック がオープン。これは見逃せません。もともとクリスチャン・ディオールは、1947年にパリのアヴェニュー・モンテーニュ30番地にメゾンを設立。お客様にとってディオールで過ごす時間が特別な体験となるように、そして女性をより美しく、幸せにしたいという想いを実現することを使命としてきたそう。この精神は現在に至るまでメゾンで継承されています。より多くのお客様にこのディオールの情熱と精神を届けるべく、ディオール 公式オンラインブティックをオープン。ディオールの公式オンラインブティックは、フランス、USに続き世界で3番目、アジアでは初とのこと! オンラインブティックではディオールのラグジュアリーなサービスを24時間利用できるのもうれしいところ。百貨店のディオールコーナーで販売している全てのカタログ製品に加え、ディオール初のメンズ スキンケアやオンラインブティック限定製品も発売されるので、これはいち早く確認したいです! ディオール 公式オンラインブティックの魅力のひとつとして、なんといつでも送料無料なうえ、大切な人へのスペシャルな贈り物にもぴったりなディオール オリジナルのギフトラッピングも無料なのです。また、限定特典として、購入金額に応じてラグジュアリー ミニチュア製品のプレゼントもあるから、これは楽しみですね。ディオールから初のメンズ スキンケアがオンラインに新登場することにも注目です。アンチエイジング研究のエクスパートであるディオール サイエンスによる男性特有の皮膚構造に着目した最新のテクノロジー。それが、ディオール オムの洗練された男性像と融合することにより誕生した、現代を生きる男性のためのスキンケアラインです。彼氏へのクリスマスプレゼントにもってこいではないでしょうか? オンラインブティック限定品には、「ディオール アディクト フルイド スティック」(限定1色/551 ロマンス)4,212円(税込)、「ルージュ ディオール」(限定2色)4,212円(税込)、「サンク クルール<トリアノン エディション>」(限定1色/ 234 パステル フォンタンジュ)8,316円(税込)、「ディオール ヴェルニ」(限定2色)3,240円(税込)など。そのほかにもあるのでチェックしてみてください。憧れのディオールが24時間いつでも手軽に手に入る上に、ラグジュアリーなサービスはもちろん、オンラインブティック限定のアイテムなどもあるときたら、自分のためのお買い物はもちろん、贈り物などにもぜひ利用したいですね。ディオールの魅力がたっぷり詰まったディオール 公式オンラインブティックを、ぜひこのクリスマスシーズンにご活用ください。・ディオール 公式オンラインブティック 公式サイト
2014年11月26日クリスチャン・ディオールの願い1947年のパリにクリスチャン・ディオールは設立されている。それからずっと続く、女性をより美しく幸せにしたいという想いを沢山の人に届けるため、ディオール公式オンラインブティックはオープンされた。PC、タブレット、スマートフォンで購入可能ディオールのラグジュアリーなサービスを様々な端末から24時間使用する事が可能。ギフトラッピングや送料は常に無料で購入金額によってアイテムが変わる限定特典のラグジュアリーミニチュア製品もプレゼント。百貨店で販売されている全ての製品に加え、オンライン限定の商品やメンズスキンケアも販売する。最新のテクノロジーを反映したメンズスキンケア250人以上の研究者、生物学者、処方開発者で構成されているディオールサイエンスは、アンチエイジング研究のエキスパートである。そんなディオールサイエンスが男性の皮膚構造に着目した最新テクノロジーと、メンズラインであるディオール・オムの新しい世界観を融合したスキンケア商品。現代を生きる男性のためのスキンケアは贈り物にもピッタリの商品となっている。商品に対する問い合わせはディオール カスタマーサービスTEL 03-3239-0618まで。(画像はプレスリリースより)【参考】・ディオール 公式オンラインブティック オープン
2014年11月26日2014年クリスマス限定コレクションディオールから2014年クリスマスメイクアップコレクション「ゴールデンショックコレクション」が展開されていることはもうご存知だろうか。今年の冬は、ピュアなカラーとメゾンを象徴するゴールドの衝撃的な出会いから生み出される新しい色彩を体験してほしい。艶やかなゴールドのきらめきプレストパウダーディオリフィックイルミネーティングパウダーは、2色展開。ディオールが得意とする驚くほどに細かい粒子がゴールドのヴェールのように肌を包み込み、光と陰を美しく表現する。2014年クリスマス限定カラーアイシャドー人気のサンククルールにも限定で2つのパレットが登場。まぶたの上で色彩とゴールドが出会い、輝きと深みのある目元に導く。色の提案だけではなく、艶感や濡れ感、深みなどの表現を加え、メイクアップの可能性は無限大に。斬新なバイカラーリップスティック定番であるディオリフィックから、斬新なバイカラーリップスティックが登場した。 1本の口紅で、2つのカラーが出会う。1つはピュアで鮮やかな光沢を抑えた質感のカラー、もう1つはメタリックな輝きを帯びた透明感のあるカラー、2色の出会いが完璧なゴールデンショックを生み出す。人気のグロスにも限定カラー登場独自の技法を使い、鏡に反射する光を再現するディオールアディクトグロス。つけているのを忘れてしまうほどに軽く、潤いを長時間キープしながら、ふっくらと濡れた唇は輝くように美しい。ゴールドレイン、ピンクエクセスの2色が限定カラーで仲間入り。宝石のような輝きを指先にディオリフィックゴールデントップコートはひと塗りで最旬のネイルを完成させる。繊細にきらめくゴールドリーフがネイルエナメルの上や地の爪の上に宝石のような輝きを放つ。ヴェルニディオフィリッククリスマスのゴールデンショック色鮮やかに滴るようなピュアレッド、深く濃密なディープパープル、優美に艶めくパールホワイト、繊細に輝くブロンズゴールドの限定カラーがクリスマスに華やぎを添える。【本件に関するお問い合わせ先】パルファン・クリスチャン・ディオール東京都千代田区隼町3-16 住友半蔵門ビルカスタマーサービスTEL03-3239-0618(プレスリリースより引用)(画像はプレスリリースより)【参考】・ディオールからクリスマスカラーコレクション登場(ValuePress!)
2014年11月25日この秋、「ディオール(Dior)」公式オンラインブティックがオープン。同ブランドの公式オンラインブティックは、フランス、USに続き世界で3番目、アジアでは初となる。1947年、クリスチャン・ディオールは、パリのアヴェニュー・モンテーニュ30番地にメゾンを設立。「お客様にとって、ディオール(Dior)で過ごす時間が特別な体験となるように、そして、女性をより美しく、幸せにしたい。」という想いを実現することを使命としていた。この精神は現在に至るまでメゾンで継承され、より多くの人々にこの「ディオール(Dior)」の情熱と精神を届けるべく、 「ディオール(Dior)」公式オンラインブティックがオープン。オンラインブティックでは「ディオール(Dior)」のラグジュアリーなサービスをオンラインで24時間提供。百貨店の同ブランド化粧品コーナーで販売している製品に加え、オンラインブティック限定製品も発売。画像右から『ディオール アディクト フルイド スティック(限定1色/ 551 ロマンス)』3,900円『ディオールショウ ヒート カーラー』3,800円、『ルージュ ディオール(限定2色)』3,900円(全て税抜)画像上段左から『サンク クルール<トリアノン エディション>(限定1色/ 234 パステル フォンタンジュ)』7,700円、『マイ レディー(限定1色/ 005)』7,000円、『ディオール オム ダーモ システム ローション』7,000円『エクストレ ドゥ パルファン』各26,250円(全て税抜)魅力的な特典として、送料はいつでも無料な上、贈り物にも最適なオリジナルのギフト ラッピングも常に無料。そして、オンラインブティック限定特典として、購入者にはラグジュアリーなミニチュア製品をプレゼント(ご購入金額に応じてアイテムが異なる)。※ギフトの写真はイメージです。 また、「ディオール(Dior)」から初のメンズ スキンケアが新登場。アンチエイジング研究のエクスパートであるディオール サイエンスの男性特有の皮膚構造に着目した最新のテクノロジーと、ディオール オムの新しい男性像を表現する世界観の融合により誕生した、現代を生きる男性のためのスキンケアとなっている。あなた自身、もしくは大切な方への贈り物としても、チェックしてみてはいかがだろうか。【問い合わせ】パルファン・クリスチャン・ディオール所在地:〒102-8655東京都千代田区隼町3-1 6住友半蔵門ビル電話番号: 03-3239-0618元の記事を読む
2014年11月25日『クレイジー・ハート』(’09)のスコット・クーパー監督と名優クリスチャン・ベイルがコラボした『ファーナス/訣別の朝』がBD&DVDで発売決定。ベイルからのコメントも到着した。物語の舞台は、ペンシルベニア州の田舎町・ブラドック。寂れた製鉄の町を愛するベイル演じる実直な主人公は静かに人生を送ることだけが願いだったが、一瞬の出来事ですべてを失い、大切なモノを守るためアウトローとなって闇と戦う人生を選択する…アメリカン・ニューシネマの遺伝子を継承する骨太な作風で、公開時に話題を集めた注目の一作だ。主人公ラッセル・ベイズ役のベイルは、「人生で消えゆくものについて描いているよね。兄弟愛も描いている。故郷への愛とそれを失うことも。自分の周囲のものが失われていく時、人はどうなるかを描いていると言えるね」とコメント。共感必至のテーマと分析する。発売になるBD&DVDには予告編集を始め、映像特典も満載。ハリウッドを代表するアカデミー賞常連名優たちの渾身のクライム・ドラマにじっくり楽しんでみては?<『ファーナス/訣別の朝』Blu-ray&DVD/リリース情報>【セル】DVD¥3,800(本体)+税【セル】Blu-ray¥4,800(本体)+税発売日:2015年2月3日(火)※レンタル&デジタル配信同時スタート発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 2013 Furnace Films, LLC All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファーナス/訣別の朝 2014年9月27日より全国にて公開(C) 2013 Furnace Films, LLC All Rights Reserved
2014年11月20日パルファン・クリスチャン・ディオールが、アジア初となる日本向けの公式オンラインブティックをオープンした。フランス、アメリカに続き世界3番目、アジアでは初となる。このオンラインブティックではディオールのラグジュアリーなサービスが、パソコンやタブレット、スマートフォンなどで24時間受けられる。365日いつでも送料無料で、オリジナルギフト ラッピングも無料。購入者へはラグジュアリー ミニチュア製品のプレゼントも用意されている。商品は、ディオール化粧品の全ラインアップに加え、ディオールから初登場となるメンズのスキンケアシリーズ「ディオール オム ダーモ システム」のアイテムも取り扱う。アンチエイジングを専門とするディオール サイエンスが男性特有の皮膚構造に着目して生み出した最新テクノロジーを採用し、ディール オムの世界観を融合させたアイテムがラインアップした。更に、オンライン限定製品も豊富に取りそろえた。個数限定のメイクアップアイテムでは限定色のリップ「ディオール アディクト フルイド スティック」(3,900円)や、5色アイシャドウ「サンク ルール」(7,700円)の限定色、まつげを整える温熱ビューラー「ディオールショウ ヒート カーラー」(3,800円)、「エクストレ ドゥ パルファン」シリーズ(各2万8,350円)などが購入出来る。
2014年11月18日ディオールは、クリスチャン・ディオールの軌跡やドレス、香水、アクセサリー、資料、写真などを展示する展覧会「エスプリ ディオール - ディオールの世界」を開催している。会場は東京都・銀座の玉屋ASビル(アップルストア銀座の横)。会期は2015年1月4日まで(12月11日と1月1日は休館)。開館時間は10:30~20:00(最終入場 19:30)。入場無料。同展では、1947年より始まったクリスチャン・ディオールの時代から後継者ラフ・シモンズの才能によって支えられる現在までの軌跡をたどりながら、ドレス、洋服、刺繍、バッグ、香水瓶といったアイテムや、ディオールを長年撮り続けているフォトグラファー・パトリック・デマルシェリエの写真写真、映像などをディオールのエスプリを象徴する12のキーワードごとに紹介されている。設けられたキーワードは、「クリスチャン・ディオール」、「ディオールと芸術家たち」、「アリュール・ディオール」、「ディオールと日本」、「ジャドール」、「ディオールの大舞踏会」、「ディオールのアトリエ」、「パリ」、「ディオールのガーデン」、「ローズからルージュへ」、「ミス ディオール」、「ディオールを纏ったスターたち」。各キーワードごとにスペースが設けられ、クリスチャン・ディオールのアーティストとしての才能の開花から、同時代の芸術家たちとの関わり、日本に影響されたデザイン、舞踏会へのこだわり、色彩とデザインの追究など、彼の持つさまざまな世界観を垣間見ることができる内容となっている。(c)Takumi Ota
2014年11月10日「ディオール(Dior)」は、東京・表参道の旗艦店「ディオール表参道」を10月29日にリニューアルオープンした。妹島和世と西沢立衛による建築ユニット「SANAA」が手掛けたカーテンのようなガラスウォールのファサードはそのまま残し、今回のリニューアルでは主に内装をリフォーム。パリ本店のコンセプトを取り入れながら、よりモダンなデザインにアレンジした。中でも、特徴的なのが2階の寄せ木張りのフロアで、メタリックグレーのウォールを用いてロフトのような空間となっている。今回、複数の現代美術家にアートワークのデザインを委託。フロア中央にテレンス・メイン(Terence Main)のベンチを置いた他、プレタポルテセクションにはジョニー・スウィング(Johnny Swing)によるメタリックベンチを設置。2階のフレグランスルームはティム・ヘイランド(Tim Hailand)がデザインしたミラーが印象的な空間を演出している。地上階の壁面にも、ヨラメ(Yorame)デザインのフラワーアートを組み合わせたビデオアートウォールを配置した。ディオールの全カテゴリーのアイテムを取り扱い、1階ではハンドバッグやジュエリーなどを、2階ではウィメンズウエアやフレグランスが並ぶ。昨年10月にリニューアルした「ディオール オム(Dior homme)」のブティックも併設されている。また、リニューアルを記念して、同店限定のウエアやバッグ、スニーカーなども販売されている。なお、銀座では大規模展覧会「エスプリ ディオール-ディオールの世界」が10月30日からスタートする。
2014年10月29日紀元前1,300年のエジプトを舞台に、人類史上最大の“モーゼの奇跡”をクリスチャン・ベイル主演で描くスペクタル・アドベンチャー超大作『エクソダス:神と王』。『グラディエーター』でアカデミー賞「作品賞」を受賞したリドリー・スコット監督が「過去最大の予算を投じた」と語る渾身作の本予告映像が解禁となった。栄華を誇るエジプト王家で、養子として育てられたモーゼ(クリスチャン・ベイル)。彼は、兄弟同然に育てられたエジプト王・ラムセス(ジョエル・エドガートン)に反旗を翻し、400年もの間虐げられている40万ものヘブライの民を救うため、たったひとりで“約束の地”を求める旅路に就く…。先日、米・ロサンゼルスにてマスコミ関係者向けにフッテージ上映会が開催され、30分間にも及ぶ本編の一部が初お披露目となった本作。そして、前回公開された予告映像からさらにスケールアップした本予告映像が、日本にも到着した。ベイルやジョエル・エドガートン、ベン・キングズレー、シガーニー・ウィーバーといった実力派の豪華キャストが織りなすエモーショナルなドラマだけでなく、最新の視覚効果と3D技術を駆使して完全映像化を実現。エキストラは延べ15,000人、1シーンで使用したカメラは最大17台。さらに猛威を振るう“10の災い”のシーンでは、多数の生きた本物の動物が使われており、かつてないほどの壮大なスケールとリアリティが追求されている。特に、上映会では、科学的根拠に基づいて映像化されたという蛙の大量発生、真っ赤な血に染まるナイル川、紅海の圧巻の海割れなど、語りつがれてきた“モーゼの奇跡”の数々に多くのメディアが度肝を抜き、全米各誌もこぞって絶賛。また、上映会に登壇した主演のベイルは、「モーゼのストーリーをどこまで描くか選ばなければならなかった。脚本を執筆したスティーヴ・ザイリアンは、本作を革命の話として捉え、彼の解釈による(革命家としての)エクソダスのストーリーとなった。だからこそ、このタイトルは“モーゼ”ではなく“エクソダス”なんだ。モーゼはとてつもない重荷を背負い、運命に抗いながら懸命に頑張る。本作では、あまりに大きなプレッシャーをかけられた男が、前へ進もうとする話にすべきだと思った」と、アツくコメント。『ザ・ファイター』『アメリカン・ハッスル』など、そのなりきりぶりで知られ、『ダークナイト』3部作ではバットマンをリアルなひとりの男として体現した演技派のベイルが、どのようなモーゼ像を演じているのか、注目を集めている。今回解禁された映像は、まだほんの一部。リドリー・スコットが描く最大規模の“奇跡”から、今後も目が離せない。『エクソダス:神と王』は2015年1月30日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月29日「ディオール(Dior)」は、東京・銀座にて大規模展覧会「エスプリ ディオール-ディオールの世界」を10月30日から開催する。28日に内容が公開された。本展は地下1階から地上3階まで4層にわたり、ドレス、アクセサリー、フレグランス、写真やデザイン画などディオールの膨大な資料を通じて、1947年より始まったクリスチャン・ディオールの時代から、現代の後継者であるラフ・シモンズまでメゾンの軌跡を辿る。1階から2階は「ディオールと日本」「ディオールと芸術家たち」など12セクションに沿って歴史を綴る。メゾンを象徴する“バー(Bar)スーツ”を始めとし、1945SSに発表された花の刺繍のイブニングドレス“ミス ディオール”などの他、ディオールのビジュアルイメージを創出した伝説的アーティスト、ルネ・グリュオー(Rene Gruau)のイラストや、ディオールを長年撮り続けているパトリック・デマルシェリエの写真、映像などが披露される。3階には1995年に誕生したメゾンのアイコンバック「レディ ディオール」の物語を世界の様々な都市を舞台に制作した作品を展示。日本人からも、彫刻家の名和晃平、フラワー アーティストの東信、現代美術家の宮永愛子など様々なアーティストが独自のスタイルでディオールへオマージュを捧げている。写真集など関連書籍も販売する。地下1階「ディオールのアトリエ」セクションでは、伝統技術と最新技術を組み合わせ、美が生み出される製作過程にフィーチャー。フロアの一部にはアトリエを再現し、期間中週代わりで実際にパリのアトリエで働いている職人達が来日。クチュールの縫製技術や、香水瓶を一つひとつ仕上げていく細やかな手仕事を間近で見ることが出来る。職人と対話することも可能だ。また、スマートフォン用無料アプリ「Esprit Dior Tokyo」を配信。展覧会概要、写真、インタビューなどを閲覧することが可能だ。会場はWi-Fiがつながる。【イベント情報】エスプリ ディオール-ディオールの世界会場:玉屋ASビル地下1階から3階住所:東京都中央区銀座3-5-8会期:10月30日から2015年1月4日(12月11日、1月1日は休館)時間:10:30から20:00(最終入場時刻 19:30)入場無料※日程によりイベント準備のため、18:00(17:30最終入場)もしくは19:00(18:30最終入場)に閉館する場合あり。
2014年10月29日「ディオール(Dior)」は東京・銀座でエキシビション「エスプリディオール-ディオールの世界」を10月30日から開催する。本展では、ディオールのエスプリを象徴する12のキーワードと共に、ディオールを長年撮り続けている写真家パトリック・デマルシェリエの写真、 アーカイブドレスなどの資料、映像、そして職人達の実演などによりメゾンの世界観を紹介。キーワードは、オートクチュールの製作現場が垣間見られる“ディオールのアトリエ”、ディオールのインスピレーションの源になった“ディオールの庭”、そしてマレーネ・ディートリッヒやマリリン・モンローといった“ディオールを纏ったスターたち”など。そこには、幼い頃から日本の文化に親しんでいたクリスチャン・ディオールの想像世界から、1947年から今日のラフ・シモンズまで受け継がれてきたクリエーションまで、多角的にメゾンの魅力を読み解くきっかけが用意されているという。【イベント情報】エスプリディオール-ディオールの世界会場:玉屋ASビル地下1階から3階住所:東京都中央区銀座3-5-8 会期:10月30日から1月4日(12月11日、1月1日は休館)時間:10:30から20:00(最終入場時刻 19:30) 入場無料※日程によりイベント準備のため、18:00(17:30最終入場)もしくは19:00(18:30最終入場)に閉館する場合あり。7775
2014年10月23日クリスチャン・ベールが、ウォルター・アイザックのベストセラーノンフィクション本『ジョブス』の映画化に出演を交渉中だ。その他の情報ベールがこの映画でジョブスを演じるというニュースはかなり前にも流れたが、後に「まったく根拠のない噂」との否定説が出ていた。一時はレオナルド・ディカプリオが興味を示していたこともある。監督はデヴィッド・フィンチャーが話し合いを進めていたが、最終的にはダニー・ボイル監督に決まった。脚色は『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが手がける。撮影開始は、来年春を目指しているようだ。ベールの次回作は、リドリー・スコット監督の『エクソダス:神と王』。日本公開は2015年1月30日(金)。来年は、テレンス・マリック監督作2作品『Untitled Terrence Malick Project(原題)』『Knight of Cups(原題)』の公開が控えている。文:猿渡由紀
2014年10月16日このコラムでは、Yahoo!占いで大人気!有名芸能人もお忍びで通う、恋愛セラピストMASAYUKIが、「マヤ占いで、豊かな人生と運命の恋を手に入れる方法」をお届けしていきます。今回は、マヤ占いでの紋章「白い世界の橋渡し」を持つ彼の恋愛傾向についてご紹介いたします。■白い世界の橋渡しを持つ芸能人は?紋章に「白い世界の橋渡し」を持つ芸能人には、器の広い大物揃いです。男性では、玉木宏、ラルクアンシェルのHyde、レオナルド・デカプリオ、ジョニー・デップ、トム・クルーズ。女性には、山本美月、すみれ、宇多田ひかる、シャーリーズ・セロン、クリスチャン・ディオールがいます。小さなことは、あまり気にせず、大きな心で全てを受け入れてくれる男らしさのある人です。人望が厚く、仕事ができるイケメンが多いため、草食男子が増殖中の現代にはとても稀少な存在です。起業家や外資系ビジネスマン、商社マン、政治家や俳優といったエリートが多くいる星。「世界の橋渡し」という名前だけあり、海外を渡り歩き活躍している人が多く、こんな彼を持ったら、あなたも夢の海外生活がおくれるかもしれませんよ。海外好きな人には、絶対オススメの相手です。■白い世界の橋渡しを持つ彼の恋愛観恋のキーワード:「器が大きい」「思いやりが深い」「ワガママを聞いてくれる」「喜ぶ顔を見るのが好き」白い世界の橋渡しの彼は、自分のことよりも恋人のことを1番に気にかけてくれる、思いやりのある人です。どんなに忙しくても、彼女の喜ぶ顔を見る為に、あの手この手で尽くしてくれます。例えば、記念日に、サプライズのアニバーサリーをしてくれたり、何ヶ月も前から人気のレストランを予約してくれたり、海外旅行の計画を率先して立ててくれたり。ワガママもワガママだと思わないくらいキャパシティーが広いので、むしろ「ちょっとワガママなくらいの方が可愛気があっていい」と思うくらいの人です。■気になるセックス観と彼を振り向かす方法白い世界の橋渡しの彼のセックス観は、相手によって、SとMどちらもこなせるタイプです。経験豊富な彼は、自分がまだ経験したことのない世界を教えてくれる人に惹かれます。性欲が物凄く強いタイプではないですが、元々、平凡を嫌う彼は、普通のSEXに物足りなさを感じてしまう性格です。コスプレをしたり、SMごっこをしたり、ちょっとマニアックなセックスをすると、喜んでくれると思います。いつも一生懸命な彼に、夜の営みでたくさんのおもてなしをしてあげたら、2人の距離は近付くこと間違い無しです。■おわりにいかがでしたか?マヤ占いを毎日に取り入れていくと、恋愛運がどんどんUPしていきます。あなたが、「白い世界の橋渡し」を紋章に持っていれば、恋の運気は絶好調です!星を占いたい方は、私のプロフィール覧にある無料の鑑定アプリで占えますので、是非占ってみてください。次回のコラムもお楽しみに!(銀座の兄MASAYUKI/ハウコレ)
2014年10月10日オスカー女優のニコール・キッドマンが、人気絶頂のなかハリウッドを去りモナコ公妃となったグレース・ケリーに扮する『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』。世紀の結婚から6年後、ハリウッド復帰を画策していたはずの彼女が、一転してモナコ公国最大の危機に挑む姿を描いた本作では、その知られざる秘話だけでなく、煌びやかでエレガンスな60年代ファッションが見事に再現されていることに注目。衣装デザイナーを務めたジジ・ルパージュが、劇中のニコール演じる“伝説の女優”のファッションを語ってくれた。主演を務めたニコールも、「衣装にここまでの努力が費やされる映画に出たのは、『ムーラン・ルージュ』以来」と語るほど、美貌と気品を兼ね備え、“クール・ビューティ”と言われたグレースを蘇らせた本作の衣装は実に見事なもの。デザイナーのジジ・ルパージュは、グレースの実際のスタイルを参考に60年代ファッションを徹底して再現することに尽力。ニコールにとっても、それは役作りへの大きな手助けになったという。“世紀の結婚式”のドレスは、グレースが実際に1956年に着た「ランバン(LANVIN)」のドレスを元に、一から作り上げた。ティアラと3連ネックレス、また婚約指輪も含めて、実際にレーニエ公がグレースに贈ったものを「カルティエ(Cartier)」がこの映画のために精巧に復元している。舞踏会のシーンでは、「お伽噺のようなマジカルなドレス」にこだわったというルパージュ。60年代のフランスデザイナーの「ジャン・デセス(Jean Desses)」のドレスやイブニングドレスにインスパイアされたものだそう。「あのシーンにはクリスタルドレスがいいと思った。スワロフスキーのクリスタルが単純に大好きで、あれがあるとマジカルなオーラが出て光の反射が素晴らしい効果をもたらす。クリスタルはパリの『Atelier Valentin』が施してくれて、100時間以上かけ1,000以上のクリスタルを飾ったの」というだけに、さすが本作のクライマックスを飾るにふさわしい絢爛なドレスとなっている。また、グレースの大ファンだったという当時のデザイナー、マルク・ボアンが彼女のためにデザインしたオリジナルドレスが、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の協力のもと、2着も再現されていることも奇跡的だ。60年代らしいアイテムとしては、エレガンスな帽子の数々にも注目。1961年の「ジャンパトゥ(Jean Patou)」のスケッチをもとに再現したグリーンのドレスに合う帽子は、「ALEXANDRE BARTHET」が本作のためにデザイン。彼の父は実際にグレースの全ての帽子を担当していたという。さらに、ゴールドのラメドレスで登場するシーンについては「ラメドレスを着ているグレースの写真があって、私が若いころ、母が金のラメドレスを着ているのが好きだった」ことからチョイス。「彼女のキャラクターに力を与え、ブロンドの髪ともマッチする」と語る。ちなみに腕を美しく見せるグローブは、パリの老舗専門店「メゾン・ファーブル(Maison Fabre)」のもの。一方、カジュアルなシーンでのツーピースは、特別なブランドではないものの「ニコールのブロンド、ブルーの瞳、白い陶器肌にあう色彩を選んだ。また当時の流行色ももちろん頭に入れてて、特に淡い黄色はグレースのお気に入りの色でもあった」とコメント。「60年代の典型的な夏の装いを想像した」というマリンルックも、ニコールによく似合っている。そのほか、スカーフ、バッグは「エルメス(HERMES)」のアーカイブから、靴は「サルバドーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)、「ジミーチュウ(Jimmy Choo)」が提供しているという本作。実際にグレースが愛し、そしてグレースにも愛された往年のデザイナーや有名ブランドが惜しみなく協力してくれたファッションの数々は、スクリーン上でもいっそうの輝きを放つことだろう。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレース・オブ・モナコ公妃の切り札 2014年10月18日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2014 STONE ANGELS SAS
2014年10月10日「ディオール(Dior)」は9月26日、15SSコレクションを発表した。「私が挑戦したのは、非常に歴史的なものにコンテンポラリーなリアリティーを吹き込むこと」とアーティスティックディレクターのラフ・シモンズと話すように、古典と現代をミックスしたコレクションを見せた。7月発表の14-15AWオートクチュールコレクションの要素が引き続き取り入れられている。ラフは、ムッシュ・ディオールがインスパイアされていたという18世紀の伝統を紐解き、スケーターやアビエーター、スクールスタイルと混ぜ、現代的に昇華させた。当時の宮廷スタイル・アビアラフランセーズを踏襲。ジャケットであるジュストコールはデザイン的に取られたダーツや切り替え、豪奢な刺繍など、メゾンのクチュールテクニックが光るアイテム。Tシャツやスケーターショーツと合わせ、コンテンポラリーに提案している。ブラウスも細かい刺繍が施されている。目を引くのは18世紀後半バロックスタイルの湾曲した袖の仕様。当時のパターンは単純に弧を描いたものだったが、ラフは最適なダーツとカットで立体的・美しいシルエットの袖を作り出した。図案も一筋縄ではいかない。陰翳を織り出したジャカードや糸を染めて織るワーププリントで小花柄を表現するなど、デジタルプリントが隆盛のこの時代にラフは手の込んだ本物を求めた。デイドレスはTシャツ素材で現代的に。オリジナルで開発した張りのある天竺を、タックや切り替えによりエレガントなドレスに変化させている。
2014年10月01日「ディオール(Dior)」は伊勢丹新宿店1階ザ・ステージにて、香りと色の祭典「ディオール レ パルファン」を開催する。会期は8月20日から25日まで。「香り」に関しては、ディオール フレグランスのスペシャリスト達が、12種類の限定フレグランス「ラ コレクション プリヴェ クリスチャン ディオール」から、1人ひとりに最も合った香りをセレクトするというサービスを提供。ディオール独自のクリエーティビティーの集大成ともいえる同コレクションは、「クチュリエであり、パフューマーである」という、ブランド創設期より受け継がれるエスプリの象徴。12種類はいずれもディオール ハウスと関係が深い名前を持ち、値段は各3万1,500円(125ml)。ディオール本店のアドレス「モンテーニュ通り 30番地」を表現したシプレーの香りを楽しめる「グリ モンテーニュ(GRIS MONTAIGNE)」、光り輝くフローラルブーケの香りでディオールが魅了された大舞踏会を表した「グラン バル(GRAND BAL)」などがそろう。また、伝統的キャンドルメイキングの技術から生まれた5種類のキャンドル「エクスクルーシブ キャンドルコレクション」もお目見え。各9,500円で、別売りでキャンドル アクセサリーもそろえる。そして「色」に関しては、カラーのエキスパートである、ディオール メイクアップ アーティスト達が、アイシャドウやネイルの限定カラーを用いながら、フレグランスのイメージに合わせたメイクを提案。「グリ モンテーニュ」にインスパイアされて誕生した限定アイシャドウ パレット「サンク ルール #656 パステル ショック」(7,600円)、「グラン バル」にインスパイアされた色味のアイシャドウ パレット「トワ クルール スモーキー #531」(5,800円)を使ったルックは、ともに秋冬に似合うエレガントな表情が魅力だ。加えて、ネイルも限定色が販売される。併せて、同店1階ファッションゾーン フレグランスコーナーでもディオールの限定フレグランスの販売を開始する。
2014年08月20日「ディオール(Dior)」は、2014年の新作ウォッチコレクション「ディオール タイムピーシズ ユニークピース」を国内で販売する。同メゾンのオートクチュールにインスパイアされた素材や色彩感覚に、熟練した職人の技が組み合わさって誕生した同コレクション。「ディオール グランソワール“折り紙”」(2,090万円)は折り紙をモチーフとしたデザインで、三次元構造をに仕上げられたダイヤルにはマザーオプパールを使用。ベゼルにはトライアングル、バケット、ヘリックスなど様々なフォルムにカットされたファインストーンが美しく輝く。ケースバッグのローターには、レモンイエローやピンクのラッカーで幾何学模様を描いた。「ディオール グランソワール」(2,790万円)はイブニングドレスのパニエをイメージしたベゼルデザインが特徴。そのレイアウトには一つのツメで二つの石を固定するという、高度な技術が用いられており、バケットカットのセッティングがきれいな曲線を描き、サファイアのカラーグラデーションをより一層美しく演出している。ダイヤルにはマザーオブパールを使用し、彫刻と幾何学モチーフによってドレスの裾を表現した。「ディオール ユィット グランバル」(1,950万円)はダイヤル前面のローターに、メゾンにちなんだ物語を装飾したシリーズ。ゴールド、オパール、マザーオブパール、サファイアを使用した透かし模様で、“冬の庭”をテーマに花や葉を立体的に組み合わせている。ホワイトゴールドのケースは、スノーセッティングのダイヤモンドで覆った。「ラ ディ ドゥ ディオール」(5,570万円)はベゼルを囲むように配置されたホワイトダイヤを始め、ケース側面、リュウズ、バックルに至るまで、そのすべてをスノーセッティングにこだわったジュエリーウォッチ。ダイヤルには無数のピンクダイヤモンドを配置。製作は「ディオール ファインジュエリー」クリエーティブディレクターであるヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが手掛けた。尚、ラ ディ ドゥ ディオールシリーズでは、アニマルモチーフがラッカー加工された“ミッツァ”ダイヤル(221万5,000円)が池袋で先行販売される。その他、日本限定3本で、オパールダイヤルを使用したモデル(317万円)も用意されている。
2014年08月14日第67回カンヌ国際映画祭のオープニングを飾った『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』。オスカー女優ニコール・キッドマンが、5か月に渡る役作りで“世紀のプリンス”グレース・ケリーを甦らせた本作から、予告編が解禁となった。美貌と気品を兼ね備え“クール・ビューティ”と言われたグレース・ケリー(ニコール・キッドマン)は、ハリウッドで人気絶頂の中、モナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)と結婚するために女優を引退した。しかし“世紀の結婚”から6年経っても、グレースは宮殿のしきたりに馴染めずにいる。ハリウッドの巨匠ヒッチコックから映画界復帰の誘いを受け、心を動かされていたその時、モナコは存亡の危機に直面する――。今回解禁された予告編では、グレースがハリウッドを去った6年後、国家存亡の危機に頭を抱えると夫・レーニエ公と、グレースが激しく口論している姿から始まる。グレースは「たかが女優のくせに」と国民から後ろ指を指される始末で、自分の居場所を喪失していた。しかし、“モナコ唯一の武器”と称された彼女は、モナコを救う自ら“脚本”を執筆。外交儀礼、フランス語、話し方や微笑み方まで、厳しい訓練を受けて、完璧な公妃の“役作り”をする。そして、世界各国の指導者を招き、“一世一代の大芝居”を打って出るのだ。ニコールは、大量の映像や資料を徹底的にリサーチ。グレースの身の振る舞いやアクセント、話し方を習得した。また、ニコール以外でも注目したいのが、完璧に再現された宮殿やドレス、ジュエリーの数々だ。衣装では、グレースが愛したデザイナー、マルク・ポアンが彼女のためにデザインしたドレスを「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」が再現。また、名立たるデザイナーの協力を得て、レーニエ公が贈った「カルティエ(Cartier)」の婚約指輪、3連ネックレスやティアラなど、精巧なレプリカも制作されている。まずはこちらから、愛のために女優を捨てたグレースを熱演するニコールの女優魂をご覧あれ。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月05日「パルファン・クリスチャン・ディオール(Parfums Christian Dior) 」が、1987年より愛され続けている5色アイシャドウ「サンク クルール」を一新。8月1日に、新しいテクスチャーとエフェクトを備えた新色12色を発売する。ディオールにまつわるストーリーが込められているのが同アイシャドウの特徴。ディオールが1947年に巻き起こしたファッション革命を象徴する「バー ジャケット」にインスパイアされた「056 バー」や、同ブランドのスターモデルであったヴィクトワールの大胆で奔放な魅力を表現した「166 ヴィクトワール」などが登場する。その他にも、ムッシュ・ディオールのインスピレーション源であったヴェルサイユをイメージした「566 ヴェルサイユ」や、ディオールハウスの拠点であるアベニューモンテーニュ30番地をモチーフとした「646 30モンテーニュ」などがラインアップ。マット、ウエット、サテン、グリッタリーなど、様々なテクスチャーのアイシャドウがそろい、パレットの上3色を使用すると、普段使いに適したナチュラルな陰影「デイタイム ルック」が生まれる。一方、下3色を使用すると、夜の装いに相応しい魅惑的な「エレガント ルック」が完成する。全12色(各7,600円)で、その内「096 ピエドプール」、「876 トラファルガー」は限定色。また、アイシャドウ以外にも、秋らしいリップやネイルの限定色も多数展開。リップは「ルージュ ディオール」の限定5色(各3,900円)に加え、「ディオール アディクト フルイド スティック」の限定2色(各3,900円)が登場。また、ネイルは「ディオール ヴェルニ」から限定4色(各3,000円)が、「ディオール ブラッシュ」から限定2色(各5,500円)が発売となる。
2014年07月25日ディオール(DIOR)の2022-23年秋冬コレクションは、まるで16~19世紀の絵画史に見られる女性の大きな肖像画によって構成されたギャラリーのような空間で披露された。これはイタリア人アーティストのマリエラ・ベティネスキが手掛けた「ザ ネクスト エラ(The Next Era)」という作品で、過去と現在の女性を取り巻く環境に対する問いをもたらすものだという。時空を超える女性像古典的であり、近代的でもある作品に囲まれる中、マリア・グラツィア・キウリが表現したかったのは、ディオールの美的感覚に革新的なテクノロジーを融合させること。クラシックな要素と現代女性のリアル、近未来的な要素を繋ぎ合わせた、過去~現代~未来へ誘う時空を超えるコレクションだ。「バー」ジャケットと“新しいモノ”の出会いムッシュ ディオールが1947年に生み出して以後、メゾンのアイコニックな存在である「バー」ジャケットは、当時のエレガントな構造はそのままに、先進的な技術を採用することで、体の表面湿度を管理し、必要な際には温めるシステムが落とし込まれた。“動脈”と“静脈”のような有機的なラインが交差する蛍光色の装飾が施されたボディスーツにも、温度を均一に保つという革新的な技術が用いられている。「バー」ジャケットとフレアなスカートが織りなす「ニュールック」のスタイルには、メンズワードローブのファブリックが取り入れられ、新しい息吹が吹き込まれた。ミモレ丈のスカートはランダムヘムにアレンジされているだけでなく、プリーツの遊びが加わえられた新鮮な表情。花の刺繍が施されたメッシュ素材のジャケットとワークウェアを彷彿とさせるプリーツのスカートは、現代女性のリアルワードローブのように自由に満ちている。また、「バー」ジャケットのシルエットを踏襲する、ウエストラインの描き方も今季は非常に特徴的で、古典的なコルセットは“近未来的”なテクノロジーの一環として採用されているかのよう。力強さも兼ね備えるそれは、フェミニンを確立する新時代の女性の甲冑とも言えるだろう。アンダーウェアではなく、アウターの上から巻き付けるレザーアクセサリーの風貌に変化を遂げている。フェミニニティとマスキュリンの表現マリア・グラツィア・キウリが手掛けるマニッシュには、必ずと言っていいほど女性らしさが添えられるが、今季はそれがより一層巧妙だ。バイカージャケットは、総レースのトップスとミモレ丈のフレアスカートのスタイルに羽織り、ムートン素材のクロップド丈トップスにはコルセットのようなウエストを備えたデニムパンツは部分を合わせている。そして逆もしかり。フェミニニティに加えられた一匙のマスキュリンは、美しいラインを築くブラックのロングドレスに添えられたバイカーのムードのグローブ、チュールが揺れるスカートの足元に見えるSFチックなパンプスから見て取れる。
2014年07月05日フランス・ノルマンディーのクリスチャン ディオール ミュージアムでは、「ディオール(Dior)」の世界的な成功において写真がどのように貢献したかを振り返る展覧会「ディオールレジェンダリーイメージズ(Dior: The Legendary Images)」が開催されている。9月21日まで。同展では、フォトグラファーの視点、そこから生まれるディオールのスタイル、ディオールのイメージがどう作られたかの三つのテーマに焦点を当てる。リチャード・アヴェドン、アーヴィング・ペン、ピーター・リンドバーグといった戦後から現代に至るまでの写真家達による200点を超える作品を約60体のオークトチュールドレス、アーカイブ資料とともに展示。60年以上にも渡るファッションフォトグラフィーの歴史を辿ることができる。更に、同展と同名の写真集も発売中。アメリカ人写真家のパット・イングリッシュによるディオールの最初のショーを撮影した歴史的な写真を始め、セシル・ビートンが自宅でのクリスチャン・ディオールの姿を撮影した作品など、これまでに公表されてこなかった写真も収録されている。【イベント情報】ディオールレジェンダリーイメージズ(Dior: The Legendary Images)会場:クリスチャン ディオール ミュージアム住所:1 Rue d’Estouteville, 50400 Granville,会期:9月21日まで時間:10:00から18:30(最終入場18:00)料金:7ユーロ
2014年06月15日