カレンテージ(CURRENTAGE)の2024-25年秋冬コレクションが、東京・寺田倉庫で発表された。“旅の記憶”をコラージュして、世界を繋ぐカレンテージは、“自分だけのヴィンテージ”をコンセプトに、2017年に塚崎恵理子が立ち上げたファッションブランド。「CURRENT + VINTAGE(今とヴィンテージ)」「CURRENT + AGE(今を生きる世代)」という造語からなるブランド名の通り、世代を超えて愛される洋服に“今っぽさ”を加えたコレクションを展開している。今シーズンの着想源となったのは、デザイナー塚崎恵理子の“旅の記憶”だ。今まで何度も訪れている馴染みの国イギリスやフランス、久しぶりのドイツ、初めて行く中欧や東欧の国々、そして中央アジアのウズベキスタン…。パンデミックが落ち着いて堰を切るように旅に出た塚崎は、文化も宗教も違う国々で沢山の美しいものに出逢ったという。異素材・異テイストをミックス旅の中で見たあらゆる文化や美しいものを“コラージュ”するかのように、モデルたちが纏う服は素材使いもカラーも、テイストまで様々だ。シアーシャツが肌を透かしたかと思えば、重厚感のあるファーコートが登場したり。無骨なレザーベストに、センシュアルなボディスーツとタイツを合わせたり。モダンとレトロ、マニッシュとフェミニン、タイトとオーバー…それら“異要素”が絶妙なバランスで重なり合い、唯一無二の世界観を作り上げていく。“伝統衣装”にインスパイアとりわけ目を引いたのが、“民族衣装”のエッセンスを織り交ぜたルックだ。たとえばパフスリーブのニットに大胆な飾り襟のブラウス、ターバンを頭に巻いたスタイリングは、中欧や東欧の伝統的な衣服からインスピレーションを得たもの。足元にはポインテッドトゥのピンヒールパンプスを合わせて、モダンに再解釈しているのがカレンテージらしい。多種多様な柄でリズムをコレクションをリズミカルに彩る、多彩な柄使いも見逃せない。ヨーロピアンヴィンテージを思わせる花柄のシャツや、クラシカルな千鳥柄のオールインワン、数種類ものグレンチェックの布をつなぎ合わせたドレスなど次から次へと登場し、見る者を全く飽きさせない。色気を漂わせるシャイニーな素材使い全体的にどこか色気が漂っているように感じるのは、シャイニーな素材使いによるものだろう。たとえば、ふんわりと空気を孕むバルーンスカートには、メタリックな煌めきを。ベスト&パンツのセットアップには星のような輝きのスパンコール、ニットカーディガンには金箔を思わせるディテール、ボディスーツには身体に沿って光沢を湛えるベルベットを採用し、ドレッシーなムードを加速させた。
2024年02月18日2024年2月17日(土)より、目黒区美術館では『広がるコラージュ』展が開催される。同館のコレクションより、多彩なコラージュ作品を紹介し、その手法と表現を掘り下げる展覧会だ。身近にある様々な素材を切り取り、組み合わせる「コラージュ」とは、「糊で貼り付ける」という意味のフランス語(coller)から派生した言葉。1912年、フランスでパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックが、油彩画に紙や新聞紙を貼り付けた作品を制作したことから、芸術表現のジャンルとして認識されるようになっていった。日本では、西洋美術の前衛的な表現を学んだ大正時代以降に発展し、様々な作品が制作された。同展ではこうした作品を、デザインの手法としてコラージュを用いた「色、かたち、デザイン」、もとの文脈から切り取った様々なイメージを組み合わせて予想外の世界を創り出す「異質なイメージの組み合わせ」、木や糸、紙粘土など、様々な素材をコラージュすることで従来の絵画表現を打ち破ろうとした「異質なテクスチュアの組み合わせ」、の3つの章で構成。「コラージュ」が、実に多彩で、豊かな表現を生み出す手法であるかが、改めてわかるに違いない。また同時開催として、目黒にゆかりある芸術家・飯田善國(1923-2006)の特集展示も行われる。2023年に生誕100年を迎えた飯田善國は、画家、彫刻家、版画家であると同時に、詩人・評論家として活躍。とくに1968年頃より制作し始めた、鏡面ステンレスによる野外モニュメント《ミラーモビール》は、彼の彫刻の重要なジャンルに位置づけられる。上記ふたつの展覧会では、それぞれワークショップや講演会が行われる。実際に様々な「コラージュ」が体験できるイベントもあるので、興味のある方はぜひ美術館ホームページで確認を。<開催概要>『広がるコラージュ / 同時開催IIDA 101飯田善國』会期:2024年2月17日(土)~3月24日(日)会場:目黒区美術館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜料金:一般700円、大高・65歳以上550円公式サイト:
2024年01月29日HARE(ハレ)から、アーティスト・とんだ林蘭とコラボレーションしたアイテムが登場。ブラウスやスカートなどが全国のHARE店舗にて発売。とんだ林蘭の”コラージュ”を描いたアイテムHAREととんだ林蘭が初のコラボレーション。とんだ林蘭が得意とする”コラージュデザイン”を落とし込んだブラウス、ワンピース、スカート、スウェット、トートバッグの全5型を展開する。2WAY仕様のショート丈シャツ中でも注目は、全面にとんだ林蘭のアーティスティックなコラージュをあしらったショート丈のブラウス。前後2WAY仕様になっているため、シャツとしてもフロントギャザーのブラウスとしても着用できるのが魅力だ。さらにボリューム感のある袖を組み合わせて、女性らしいデザインに仕上げた。立体感のあるプリーツワンピースまた、シャツと同柄のワンピースやロングフレアスカートも登場。ワンピースは、プリーツを施して立体感のあるデザインに。付属するベルトでブラウジングするとすっきりとしたシルエットで着用することができる。ハイウエスト仕様のロングフレアスカートハイウエスト仕様のロングフレアスカートは、動くたびに裾がふわっと広がる女性らしい1着。シャツとセットアップで楽しむのもおすすめだ。インパクトのあるトートバッグもそのほか、フロントにコラージュプリントを施した、ユニセックスで着用できるビッグサイズスウェットや、コラージュデザインを大胆に描いた、インパクト抜群のトートバッグなども用意している。【詳細】HARE×とんだ林蘭発売日:2022年11月24日(金)取扱店舗:全国のHARE店舗(渋谷店、名古屋店を除く)、公式オンラインストア、ゾゾタウンアイテム例:「コラージュ2WAYブラウス」11,000円「コラージュ2WAYワンピース」16,500円「コラージュスカート」14,300円「2WAYコラージュスウェット」9,900円「コラージュトートバッグ」6,930円※いずれもカラーは、ブラックとパープル【問い合わせ先】カスタマーサービスTEL:0120-601-162
2022年12月02日フラグスタフ(F-LAGSTUF-F)とコラージュ・アーティスト、河村康輔によるコラボレーションアイテムが登場。2021年9月23日(木)よりフォーストアやフリークスストア各店などにて発売される。河村康輔のコラージュ作品を落とし込んだウェア&小物類フラグスタフのブランド7周年を記念した今回のコラボレーションは、メインモチーフに河村康輔が手掛けたオリジナルグラフィックを使用。ラッキーナンバーの「7」をインスピレーション源に、“ラッキードル”として知られる2ドル紙幣をカッティングコラージュした作品が、ウェアや小物に落とし込まれている。作品をジャカード織りで表現したコートやジャケットきれいなAラインシルエットを描いたロングコートや、ゆとりのあるシルエットのワークジャケット、2インタックパンツといったウェアには、先染めジャカード織りにバック コーティング加工を施したオリジナルの生地を使用。河村康輔の複雑なグラフィックが、ジャカード織りで繊細に表現されている。さらに、ジャカード織りを使用したベルハット、ルームシューズ、ピローといった小物類も用意する。グラフィック入りスウェットや大判ブランケットなどフラグスタフのオリジナルボディを使用したスウェットには、カッティングコラージュのグラフィックをプリントで表現。また、インパクトのある大判のアメリカ製オリジナルブランケットや美濃焼のトレイなど、こだわりのインテリアグッズなどにもデザインされている。“ドーナツロゴ”入りフーディーもコラボレーションでは、フラグスタフのドーナツロゴを河村康輔がカッティングコラージュしたオリジナルグラフィックを用いたフーディ、コースターも用意する。【詳細】フラグスタフ×河村康輔発売日:2021年9月23日(木)販売店舗:フォーストア、フリークスストア各店 、フラグスタフ取扱店価格:・ロングコート 77,000円・ジャケット 44,000円・パンツ 30,800円・ハット 13,200円・ルームシューズ 4,950円・ピロー 5,500円・フーディー 19,800円・スウェット 17,600円・Tシャツ8,250円・ブランケット 38,500円・トレイ 5,500円・コースター 5,280円
2021年09月19日『ストレンジャー・ザン・パラダイス』『ミステリー・トレイン』のジム・ジャームッシュ監督によるコラージュ本「Some Collages」が、9月21日(火)より予約販売がスタートすることが分かった。これまで映画製作の傍ら、趣味で長年にわたり、何百ものコラージュアートを制作してきたジャームッシュ監督。今回発売されたコラージュ本は、監督の遊び心溢れる繊細な作品が詰まった宝箱のような作品となっている。また、30冊限定でジャームッシュ監督のサイン入り本の販売も決定している。そして、ジャームッシュ監督が手掛けた初期作から最新作まで、12作品が一挙スクリーンに集合した特集上映「ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ2021」が、全国のミニシアターほかにて開催中。これを記念して作成されたTシャツに、新デザインが登場。『パーマネント・バケーション』と『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の写真がデザインされたTシャツという今回の新2種も、グラフィックデザイナーの大島依提亜が手掛けている。なお、商品の詳細は以下の通り。「ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ2021」は延長上映中。(cinemacafe.net)
2021年09月14日元々インドア派な私ですが、推しのコンサートが急に中止になったり子供の行事がなくなったりと、去年からストレスがたまる事続きでした…。そんな中できた私の新たな趣味「コラージュ」について語らせてください!そもそもは自分用につけていた絵日記だったんですが、10代の頃コラージュにどハマりして作品を作っていた事を思い出し、再開してみたところ…これが今の自分にもドンピシャでした!かわいいシールや文房具なんかがもともと好きなこともあり、今では机もコラージュ専用に作り替え、撮影した動画をYouTubeにあげたり、素材の販売なんかもしています。まだまだ長引きそうな外出自粛ですが、自宅で楽しめる趣味を見つけて乗り越えていきましょうー!
2021年06月08日敏感肌のための低刺激性スキンケア持田ヘルスケア株式会社は、コラージュシリーズから「コラージュリペアシリーズ」を2019年8月21日(水)に新発売する。敏感肌のための低刺激性スキンケアで全8品だ。うるおいを保つための肌バリア機能が低下した肌は、敏感肌の原因となる肌あれなどのトラブルを繰り返す。同シリーズは、肌あれ防止成分とうるおい成分で敏感・乾燥にアプローチする「先回りケア」と、継続した使用により肌バリア機能をサポートする「習慣ケア」による敏感肌マネジメントを提案する。敏感肌マネジメントでゆるがない肌を目指す同シリーズには、肌あれ防止成分のトラネキサム酸を配合しており、肌の中にある「肌あれ伝達物質」にアプローチして肌あれが起こる前の先回りケアができる。さらに、浸透型セラミドがうるおいを保ち、肌のバリア機能をサポートする。低刺激性、無香料、無色素など敏感肌の人のためにこだわった処方で、肌に負担をかけず毎日でも安心して使用できる。今回発売するのは、「クレンジングミルク」「リペアソープ」「UVクリーム」「ホワイトピール」「保湿乳液」などすぐに取り入れやすいアイテムばかりだ。化粧水は、「しっとりタイプ」と「とてもしっとりタイプ」の2種類があり自分が欲しい使用感に合わせて選べる。(画像はプレスリリースより)【参考】※持田製薬プレスリリース
2019年06月09日『触って感じて想像する美術遊びをしよう!家にある素材ですぐできる「コラージュ」』では、雑誌やチラシの切り抜きを使ったコラージュ、家にある素材で簡単にできるコラージュをご紹介しました。今回はちょっとステップアップ編。絵具やクレヨンを使ってみましょう。そして、この世に一冊だけの手作りコラージュ絵本を作ってみませんか?文・作品提供/芸術による教育の会講師後藤和人色の変化や組み合わせを楽しむ「コラージュ」「コラージュ」には、写真や異素材を使って貼り合わせていく方法がありましたね。さて、今回は「素材」から作りますよ。年長さんや小学生以上の子どもたちが楽しめる内容ですので、ぜひ汚れてもいい服装で挑戦してみてくださいね!まず、素材制作の過程では、色の変化や模様を描く事にフォーカスします。猫や犬、車など、意味のある形を描くのではなく、クレヨンの線と絵の具の色の組み合わせでできる模様を楽しむのです。複雑に絡み合ったクレヨンと絵の具の組み合わせは、いつものお絵かきでは表現できないテクスチャー。そんな、いつもとひと味違う素材を使って、世界にひとつだけの作品を作ります。子どもたちは目をキラキラさせながら作業をするでしょう。できた素材は、ハサミで必要な形に切って、それぞれを好きなように組み合わせていきます。頭は黄色、胴体は紫など、この工程では形を意識し、イメージにあった色合いの素材を選びながら作品を仕上げていきましょう。<材料>・画用紙、新聞紙、色紙、包装紙などの紙類※それぞれの紙はハガキサイズ程度に切っておくと便利です・水彩絵の具、クレヨン、カラーペン、墨など・ハサミ・のり・ラミネートフィルム(なくても良い)<コラージュのやり方>①ハガキサイズに切ってある紙にクレヨンで模様を描いていきます。何かを描くというより、線や模様を楽しめると良いです。②クレヨンの上を絵の具で着色していきます。クレヨンの線がはじく程度の濃さで絵の具を塗ると、綺麗に模様ができます。③①と②を繰り返し、できるだけ多くの素材を作りましょう。④作った素材を切って、のりで貼りながら制作をしましょう。白い紙を貼って「目」を入れても◎です。⑤完成した作品はラミネート加工をしてみてはいかがでしょうか(手貼りのラミネートフィルムもあります)。ラミネートがない場合は、画用紙などの台紙に貼り付けても素敵ですよ。唯一無二の「名作コラージュ絵本」を完成させよう!さあ、次はいよいよコラージュで絵本を作ってみましょう!『はらぺこあおむし』などの作品で知られるエリック・カールや、独特の世界観を持つ『わたしの家』の作者、クラウディア・レニャッツィなど、コラージュを使った絵本はたくさん出版されています。表現に奥行のあるコラージュの絵本は、ほかの絵本とはまた違った魅力がありますよね。そんなコラージュ絵本を作るのですが、今回は少し小さな「手のひらサイズの絵本」です。子どもたちは、想像力をかき立てながらストーリーをどんどん作っていくはず。子どもによっては、絵本のストーリーに一貫性がないこともあります。でも、それはただの “大人の感覚”。その子にとっては、頭の中のイメージをぎゅっと詰めこんだ作品なのです。できた絵本がハチャメチャな内容でも、ぜひ楽しんであげてください。<コラージュ絵本の作り方>①八つ切りまたはB4サイズ画用紙を縦長半分に切ります。②切った画用紙を半分に折り、2枚の画用紙を重ねると冊子状になります。画用紙の折り目を紐で縛るとページがバラバラになりません。③まずは表紙をコラージュで作ってみましょう。最初からどんなストーリーにするか決める必要はありません。楽しく表紙を作ることが大事なのです。④冊子を開いて中のページにもどんどん制作をしていきましょう。コラージュにカラーペンなどで文字や細かい部分を描き足していきましょう。⑤絵本のページが足りなくなった場合は、①に戻ってページを付け足してください。⑥完成した絵本をみんなに見せてあげましょう!今回のコラージュ制作は、「色や模様にフォーカスする工程」「形の組み合わせにフォーカスする工程」があります。それぞれにフォーカスするテーマがあるので、子どもたちにとって、どちらの制作も集中しやすいと思います。また、できた作品もいつもの作風とは違うことが多いので、子ども自身が自分の新たな才能に気づくこともあるでしょう。お父さんやおじいちゃん、おばあちゃん、たくさんの人に「名作絵本」をお披露目してあげてくださいね!【プロフィール】芸術による教育の会(げいじゅつによるきょういくのかい)東京、神奈川、埼玉、千葉、インターネット上に約100教室の美術教室を運営。在籍生徒数約3800人。「世界の子どもたちとアートを通してつながりたい!」を将来のビジョンとし、言葉の壁をアートで乗り越えた未来を目指しています。■芸術による教育の会ホームページ「芸術による教育の会」は、5つの事業と60年以上の実績をもとに美術を通して、子どもたちの成長に寄り添います。■お家でビジュツ!動画で学べる!作品を掲載できる!どこでもアート!!「びじゅつでつながろうどこでもアートきっず」・インターネット美術教室なので、自宅でレッスンが受けられます。必要な教材は発送します。・お子さまに合わせたカリキュラムを作成し、個性を引き出して伸ばします。・それぞれの成長段階や個性に合わせた技術指導を行います。・YouTubeの動画もあるよ。いろんな工作動画を見て下さい。どこでもアート公式チャンネルはこちら
2019年05月01日ついこの間、打ち合わせをするとき、アイデアを紙に書くとき、ワクワクさせてくれるペンに出会った。 「Retro 1951」という、アメリカのペンのブランドのもの。お店で見つけるまで知らず、完全な一目惚れ。ジョージ・カーソティスという方が1990年に創ったブランドらしい。 まず、トランプモチーフが好きなわたしにとっては、この見た目だけでズキュン。 そしてお姉さんが箱をご用意しますねと持ってきてくれた箱が、これまたかわいい筒のデザイン! 他にもジョーカー、エース、クイーン、ジャックもあって、これはコンプリートするしかない。 最近はシーリングワックスにもハマっていて、手紙を書いたらペタリ。 最初は失敗ばかりだったけれど、ようやく綺麗にできるように。 この流れでお気に入りの文房具を紹介してしまおう。 あまり公に言ったことはないけれど、わたしはパンダがとてもすきで、これは友人からのプレゼント。 見る角度を変えると、立体的に浮き出て見えるノート。この何ともいえないキッチュな感じがたまらなく、もったいなくて使えない。昔、大中という雑貨屋さんがあり、通ってはパンダグッズを集めてたっけ。。(懐) そして最後はコラージュの時も使用する、必殺サークルカッター。 上の突起を押さえ、ぐるぐると回すと円に切れる優れもの。綺麗に切れると快感で、無になってひたすら円を切りたくなる。 作品作りにもいろいろな文房具を使ううえ、昔から文房具はつい買ってしまう性。すきなデザインのものを使うと、それだけでモチベーションに繋がるから大事だなと思う。 古書をめくると四つ葉のクローバーが出てきたので、また文房具屋さんで、いい出会いがありそうな予感。 WEB
2019年04月25日賛否両論だと思うけれど、わたしは剥製がすきだ。 丁寧に作られている剥製はまるで生きているかのよう。わたしはアンティーク屋さんでいつも探している。 昔から動物図鑑を眺めるのがすきで、剥製は普段触れない生き物でも触りながら観察できるのがまたいい。 今日はわたしのアトリエに住んでいる剥製たちを。 ポーランドのうさぎちゃん。立ち姿とぽってりした体格、くりくりおめめがチャームポイント。 フランスの小鳥ちゃん。この色合いが鮮やかで美しくてお気に入り。 チェコのオオヤマネさん。ひょうきんな感じの表情と、尻尾がまたかわいい。 昔飼っていた子に似ている、シマリスくん。小学生のときシマリスを3匹飼っていたので、この子を見ると思い出す。 上段、モルモットちゃんとイタチさん。下段からふたりの様子を見ているキツネくん。 ちなみにキツネは「コン太」というなまえ。それぞれの切り取っている仕草がとても◎ 最後はモモイロインコさん。この自然の発色と思えないほどのピンク、とにかく美しい。 みんなが寝静まった夜中には、きっと飛んだり遊んだりしているのだろうな~。 次に仲間入りするのは、どんな子か今から出会いが楽しみだ。 WEB
2019年04月15日久しぶりに3泊4日で、京都を旅行。 いろいろな場所へ足を運びましたが、牛若丸と天狗の伝説の地、鞍馬のことを。 この日は気持ちよく晴れた日で、階段と坂道をひたすら上りながら、鞍馬寺へ。 ぜーはー、息を切らしながらもなんとか到達! 目の前には、どどーん!と鞍馬寺。 本殿の中はとても広く、静かで神聖な空気が流れる。お寺の建築や装飾もとても繊細で美しく、いいインスピレーション。 梅がかわいい姿を見せてくれたり、 血管のような木の根が今にも動き出しそうだったり、 土と苔の色、鮮やかな椿の色が絶妙だったり。 中心地へ戻ると、舞妓さんにも遭遇できて、やっぱり京都で見る景色はいいなあと改めて感じた旅。 そうだ 京都、また行こう。 おおきに。 WEB
2019年03月19日わたしはとにかく、本がすきだ。 作品に使う素材はもちろん、職業柄インスピレーションとしても、大事な相棒。 レコード(これについても今度書きたいと思う)でよくある、ジャケ買いは本でもよくある。中身が読めなくても、ジャケがよければお迎えしてしまう。 今日は最近のお気に入りの本たちを。 わたしがコラージュを始めるきっかけとなった、ロシア構成主義の本たち。図録のなかだけの存在だったけれど、最近ついに実物をお迎えすることに! 何十年も前とは思えないほどの、かっこよさ。 こちらはwebで画像だけ発見し、いつかいつかと思っていたら、発見!色合いと構図がたまらない。 こちらは変わってポーランド。コラージュが表紙に使われていて、ポーランドだからこその毒っ気もお気に入り。 わたしにとっての本は、形として傍にあるだけで、奮起させてくれたり安心させてくれる存在。 さて、今日はどの本と過ごそうかな。 WEB
2019年03月04日その子は、雪の降る寒い12月に突然やってきた。 わたしは東京で展示中で、喫茶店を営む夫からまさかの連絡。 「お店の玄関の前にねこがいたから、ひとまず保護したよ」 よほどお腹が空いていたのか、送ってもらった動画を見ると、声を出しながら必死にごはんを食べている。 茶トラの女の子。名前も年齢も、どこからやってきたのかも謎な子。 いつか飼いたいなとは思っていたものの、お互いねこは飼ったことがなく、最初は里親を探すことも考えた。 一晩、夫が一緒に過ごして話し合った結果、家族として迎え入れることに。名前は茶々(チャチャ)に決まり。 動物病院の先生によると、推定5歳。まだ子猫のように見えて、わたしの妹かと思ったら、人間の年齢に換算すると、まさかのお姉さん。 ふと見ると置物みたいだったり...作業をしていると、同じ目線に来てみたり...とにかく、かわいくて仕方ない。親ばかとはこのことなのね... 帰りを待っていてくれる子がいることは、幸せだ。これからも、どうぞよろしくね。 WEB
2019年02月19日今回は函館にあるアトリエを紹介します。 函館にご縁ができたのは、2016年のこと。個展のお誘いをいただき、初の北海道へ行くことに。 函館は港町ということもあるのか、わたしの地元の横浜と街の雰囲気がどこか似ていて、自然も豊かでとても落ち着き、さらには展示で関わってくれた方々がみんな柔らかくて、それから函館の虜に。 今はご覧の通りスノーワールドですが、東京にいると雪を見る機会があまりないので、真っ白な光景はとても美しくて癒されます。そして夏は東京から逃亡し、心地よく。(←これ重要!) アトリエはインスピレーションにしている本たち、だいすきなアンティークのものたちに囲まれ、ここに居るだけで幸せ。 表紙のビジュアルが不思議でインパクトのあるこちらは、GIUSEPPE PINOのポートレート写真集。その時の気分で書見台に飾る本を変えてみたり。 そして最近、兵庫にあるアンティークショップ「Sibora」さんからお迎えしたマリア様と、神保町にあるセレクトショップ「FESTINA LENTE」さんから、人型オブジェも仲間入り。 ああ、かわいいな。 こうして、どんどんすきなものが増えてゆくアトリエ。そろそろ壁の色もまた増やそうと企み中です。 WEB
2019年01月27日こんにちは、コラージュアーティスト・グラフィックデザイナーのM!DOR!です。 以前、PeLuLuさんでインタビューを掲載していただいたご縁もあり(記事はこちら→ )、これからコラムを書かせていただくことになりました。 制作のこと、すきなもの、インスピレーションなどなど、いろいろなことを書いていきますので、よろしくお願いします! わたしは普段、主に1700~1940年ごろの紙ものを素材に作品を制作しています。 制作しているときは、自然と机の上もコラージュ状態。当時の紙ものをコピーせず、そのものを使用しているので、使えるのは一度きり。ひとつずつ丁寧に、ひたすら切る!切る!切る!の繰り返しです。 制作している間に、影と素材で遊んでみたり。 平面作品はもちろん、数年前から立体作品も作るようになり、楽しさ倍増。ガラスドームや木箱などを使い、そのなかに小さな世界を作っています。 立体作品にした時の影遊びが、またすきな時間。光を当てる角度や間隔によって変わる、もうひとつの世界。 次回はアトリエについて書こうと思いますので、どうぞお楽しみに。 WEB
2019年01月20日ー 女性ならではの繊細な感性で、様々な美しいプロダクトを生み出す女性クリエイターたち。新連載【Creation by Ladies】では、そんな彼女たちの作品...そしてその作品に込められた想いや背景を紹介していきます。 ——————————————— 第5回目は、唯一無二の世界観に釘付け!コラージュアーティストのM!DOR!さん。 ノスタルジックな雰囲気のヴィンテージフォトやヴィンテージイラストの数々。主に1800年〜1950年代のものであるにも関わらず、絶妙なバランスによってぐっと現代的に、そして洗練された空気を纏う作品の数々。それらを手作業で生み出し続けるのは、コラージュアーティストのM!DOR!さんだ。 — 「作品は自分の中の感覚や感情から生まれるため、『住人』と呼んでいるんです。」 そう語るM!DOR!さん。 現在彼女は個展で作品を発表するほか、ロックバンドのツアーパンフレットやファッションブランドのカタログ、ファッションビルのウインドウディスプレイ、テキスタイルデザインやCDジャケットのアートワーク、そして本や雑誌の装丁等も多数手がけ、活動の幅を広げている。 ー 「こちらは日本ヴォーグ社が運営している「てのこと」というプロジェクトとコラボレーションして制作したスカーフ。本のページがそのままスカーフになったようなデザインで、「Book Story」と名付けました。主にフランスの古い素材をコラージュしたテキスタイルで、どこで折ってもストーリー性のあるデザインに仕上げています。」 ー 「古い丸いケースを満月に見立て制作した、立体の住人。蚤の市でケースに出会い、その時にすでにイメージが浮かびました。傘の船に乗り、夜空をお散歩している物語。」 ー 「本のなかの挿絵たちが飛び出してきたような住人。女の子が覗く先には...ゆかいで奇妙な世界が広がっています。本がだいすきなので舞台としてよく使用します。」 ー 「オリジナルグッズとして、ポストカードを制作しました。丸い形のポストカードは手紙を書いても飾っても良いですよね!古い星座表は見ているだけでうっとりしてしまいます。宇宙モチーフも好きで、よく使用します。」 ー 「こちらは、昔実験で使われていたガラスの器具を使用して作成した、立体の住人。女性の首元にはドライフラワーのネックレスを。お花から生まれた女性の周りにはいつも蝶が舞っている、というイメージです。立体は影も楽しく、また違った表情を見せてくれますね。」 ー 「山内マリコさん著『かわいい結婚』。装丁画を制作させていただいた本です。単行本が先に出版され、その装丁画も制作させていただいたのですが、単行本とはまた違うコラージュにしてみました。トランプもモチーフとしてとても好き。」 ー 「こちらも本の住人。1行ずつ切り抜き、反対側のページの文章と繋げることで文章も奇妙なコラージュに。本の中で繰り広げられる、運動会みたいなイメージ。」 ー 「代官山のジュエリーショップ「8(eight)」さんで開催した個展の様子です。ショップカードや包装紙のデザインを制作させていただいたご縁で、毎年1回、個展を開催しています。ぼんやりと青く光っているところは、立体を影でも演出しています。」 ー 「自分のZINEのおまけとして付けたCDの盤面。展示の際に流していたBGMが収録されています。」 ー 「こちらも本をくり抜いた住人。見ている方が本の世界に入ってしまったような、そんな感覚になるように制作しました。いたずら好きな住人たちです。」 ー 「アトリエにある、自分のお気に入りを詰め込んだ棚。好きなものを見ているだけでインスピレーションが湧いてきます。棚の下段に並んでいる女性の顔のモチーフは尊敬しているイタリアのデザイナーFornasettiのもの。最近特にコレクションしているものです。」 ー 「こちらもアトリエの棚。今まで集めてきたアンティークの雑貨と、好きな表紙の本たちを。その時その時にこれと思ったものを入れ替えし、今の自分はどんなものに興味があり、どんなものが好きなのか、一目で客観的にわかるのがおもしろいです。」 紙であったり、立体であったり…彼女の生み出す『住人』は様々な形で表現されている。 そのどれもが、彼らのこれまで過ごしてきた長い時間と沢山の物語をそれぞれに秘め、そして現代にもう一度命を吹き込まれる事によって、この唯一無二の世界観を構築しているのではないだろうか。 コラージュアーティスト / グラフィックデザイナー:M!DOR! 1986年、横浜生まれ。文化女子大学編集デザインコース卒。デザイン事務所に5年間勤務したのち、2010年よりコラージュアーティストとして活動開始。現在は個展で作品を発表するほか、ロックバンドのツアーパンフレットやファッションブランドのカタログ、ファッションビルのウインドウディスプレイ、テキスタイルデザインやCDジャケットのアートワーク、そして本や雑誌の装丁等も多数手がけ、活動の幅を広げている。 HP::
2018年07月31日アディダスオリジナルス(adidas Originals)が8月上旬に、シュータンロゴのアーカイブデザインをアッパーにコラージュした「ZX FLUX」の新作モデル(1万2,000円)を発売する。「ZX FLUX」は、1980年代後半に発表された「ZX 8000」を、余分な部分を剥ぎ落すことで、シンプルでどんなスタイルにも馴染むシューズに仕上げたもの。今回の新作モデルでは、「STAN SMITH」や「TOP TEN」などの名作シュータンロゴを「ZX FLUX」のアッパーにデザインした。ブランドの歴史を物語る一足に仕上がっている。取り扱いは、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、公式オンラインショップ、ABC-MARTの一部取り扱い店舗にて行われる。
2015年08月09日米Instagramは3月23日(現地時間)、最大9枚までの写真を組み合わせて1枚のコラージュ写真を作成できるiOS向けアプリ「Layout from Instagram」を公開した。ダウンロードは無料で、対応OSはiOS 7.0以上。なお、Android向けアプリは今後数カ月以内に提供開始する。Layout from Instagramは、コラージュ写真を簡単に作成できるアプリ。組み合わせる写真は、カメラロールに保存された既存のものだけでなく、新しくカメラを起動して撮ったものも使える。新しく写真を撮る場合は、1.5秒間に最大4回連写する自撮りカメラが起動する。カメラロールから既存の写真をピックアップする際は、写真を一覧表示する「すべて」と顔が写った写真のみを一覧表示する「フェイス」、アプリ内で使用した写真を一覧表示する「最近」の3つのタブを用意する。使いたい写真を最大9枚まで選択したら、アプリが自動で組み合わせた10種類のコラージュ写真から好きなものを選ぶ。それぞれの写真の配置やサイズを調節すればオリジナルのコラージュ写真が完成する。写真を左右に反転させる「ミラー」機能や、上下に反転させる「回転」機能も持つ。
2015年03月24日Facebook傘下のInstagramは3月23日(米国時間)、スマートフォンを使って簡単に写真のコラージュを作成できるiOS用アプリ「Layout」を公開した。Layoutでは、カメラロールから選んだ写真やPhoto Booth(4枚連続撮影機能)で撮影した写真を組み合わせてコラージュを作成できる。組み合わせられる写真は最大9枚。写真を選択し、用意された8つのレイアウトから1つを選ぶ。画像サイズや画像位置の変更、ズームイン/ズームアウト、上下左右の反転など編集機能を使って調整したら完成。コラージュはカメラロールに保存し、Instagramを含む様々な方法で共有できる。Layoutでコラージュを作成するだけならInstagramアカウントは不要。Instagramで共有すると、Instagram内のフィルタなどをコラージュに適用できる。
2015年03月24日「抗乾燥・肌あれ処方」「低刺激性処方」の保湿スキンケア“敏感肌のトータルスキンケア”持田ヘルスケア(持田製薬グループ)は、低刺激性スキンケアシリーズ「コラージュ」より、40~50代向けの皮膚科学に基づいた「抗乾燥・肌あれ処方」「低刺激性処方」の薬用保湿スキンケアシリーズ「B.K.AGE(ビーケーエイジ)」を、5月17日に新発売する。キメのひとつひとつがふっくらとしたやわらかな肌に整える「B.K.AGEシリーズ」は、肌あれ予防の薬用成分トラネキサム酸と、うるおいを届けて保つ成分をリッチに配合した“敏乾燥年齢肌”のための薬用保湿スキンケアシリーズ。シリーズ構成は、「コラージュビーケーエイジ薬用保湿化粧水」(2種:しっとり/とてもしっとり)、「コラージュビーケーエイジ薬用保湿乳液」、「コラージュビーケーエイジ薬用保湿クリーム」の4アイテムで、トライアルセットも同時発売。化粧水は、浸透して肌になじみ、乾燥した肌にうるおいを与え、乳液とクリームは、乾燥による小ジワを目立たなくし、年齢が気になる肌を、キメのひとつひとつがふっくらとしたやわらかな肌に整えるという。また、敏感肌へのやさしさを求めて、色素や香料を含まず、アルコール、防腐剤(パラベンなど)の無添加を実現する。元の記事を読む
2013年03月21日エディシォン・ドゥ・パリ株式会社から、クラフト実用書シリーズの最新刊『スクラップホリックの本【特別編】 ~ギフトのためのスクラップ~』が登場!既刊本『スクラップホリックの本』、および『スクラップホリックの本 2』に次ぐ、『スクラップホリックの本【特別編】』は、ギフトのためのスクラップアイデアが満載だ。バースデー、ウェディング、ベビー、アニバーサリー、旅のスーベニール、の5つのギフトシーンに合わせた25のスクラップアイデアを、5組のクリエーターが紹介。わかりやすいイラスト入りのハウツーで、「かわいいスクラップブックを手軽につくりたい!」、そんな願いをかなえてくれるアイデアがいっぱいの一冊だ。巻末には‘切りはなせる’ミシン目入りビジュアル集つき。スクラップ素材としてすぐに使える。今回の【特別編】を記念して‘特製ステッカー’もついている。また、関連グッズも同時にデビュー。本に登場するスクラップブック、マスキングテープ、ステッカーなどの材料から、ハサミやカッター、スタンプなどの道具、そして材料や道具を上手に収納できるポーチやボックスまで。大充実のラインナップ。『スクラップホリックの本【特別編】~ギフトのためのスクラップ~』 著者:エディシォン・ドゥ・パリ編発行日:2012年2月12日定価:1,260円(税込)版型:H210×W148mm ページ数:112ページ(フルカラー)発行:エディシォン・ドゥ・パリ株式会社発売:ハースト婦人画報社URL: プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年02月03日