ヘンリー王子&メーガン妃の衝撃的な「高位王族引退宣言」から、1週間が過ぎた。弟夫婦の突然の宣言に心を痛めていると言われているウィリアム王子は、いつも通りに公務を行っている。水曜日(現地時間)の公務中には心が和む出来事があった。イギリスの中でも多様な町として知られるブラッドフォー州を訪れたウィリアム王子&キャサリン妃。コミュニティーセンター「キッドマット・センター」に立ち寄った夫妻を人々は歓迎し、サプライズとしてカップケーキを贈った。1つずつのカップケーキに、2人が幼い頃から親になるまでを追った写真が飾られているというもの。それぞれの写真が立派なフレームに収まっているが、全て食べることができるという。「あれは、ぼくですか?」とウィリアム王子が思わず指差しをしてカップケーキを作ったという女性に2度も聞いてしまったのが、自身の幼少の頃の写真。「だって、シャーロットにあまりにもそっくりなものですから…。信じられないなぁ」と自身と現在4歳のシャーロット王女が、見分けがつかないほど似ていることにビックリ。「オー・マイ・グッドネス!」と言って本当に驚いていた。「本当に、シャーロットみたい。おもしろい」とキャサリン妃も同意、笑いが起きた。(Hiromi Kaku)
2020年01月16日スパイク・リー監督が、第73回カンヌ国際映画祭の審査員長を務めることになった。同映画祭の公式サイトで発表された。ほかの審査員については、4月中旬に発表されるとのこと。リー監督は、審査員長に選ばれた心境を同映画祭の公式サイトで次のように語っている。「私の人生の中で、神からの大きな恵みとも思えるようなことは、全く予期していないとき、どこからともなくやってきます。決定の電話を受けたとき、衝撃を受けたし、うれしく、サプライズでもあり、誇らしかった。いっぺんにそういう気持ちになりました」。1986年の『She’s Gotta Have It』をはじめとして、7作品をカンヌ国際映画祭に出品してきたリー監督。2018年には監督作の『ブラック・クランズマン』が、最高賞のパルム・ドールに次ぐ審査員特別グランプリを受賞している。「カンヌ国際映画祭は、私のキャリアに大きな影響を与えてきました。シネマ界で、私がどんな自分でいるべきか、軌道を指し示してくれたとも言えます」と同映画祭と自身のつながりについてもコメント。また、73年の歴史の中で審査員長に選ばれた初のアフリカ系アメリカ人であることにも触れ、「光栄です」と述べた。第73回カンヌ国際映画祭は5月12日から23日まで開催される。(Hiromi Kaku)
2020年01月15日公開まで3か月を切った『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌を、ビリー・アイリッシュが歌うことが明らかになった。ビリーは昨日、自身のインスタグラムのストーリーにハル・ベリーやレア・セドゥら歴代ボンドガール8人の画像を掲載。ファンは「ビリーが『007』の主題歌を歌うに違いない」と喜んだ。その数時間後、ビリーは『007』のロゴ画像を投稿し、「『ノー・タイム・トゥ・ダイ』ジェームズ・ボンド。私が主題歌を歌うことに。どういうこと」と驚きを表現しながら認めたのだった。18歳のビリーは、同シリーズで主題歌を担当する史上最年少のアーティストになる。兄のフィニアスとともに主題歌を手掛けるという。「Variety」誌によると、ビリーは「『007』の一部を担うというのは、すべての面でクレイジーだと感じる。伝説的な映画シリーズの主題歌を手掛けられるのは、とても光栄なこと。ジェームズ・ボンドはこの世に存在するもっともかっこいい映画シリーズだから。いまだ衝撃を受けている」とコメントを発表したとのこと。プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは、2人が作った主題歌を「とても力強く感動的な歌」で、「エモーショナルなストーリーの映画に完璧に合う」と絶賛している。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2020年4月10日より全国にて公開
2020年01月15日月曜日(現地時間)、エリザベス女王がノーフォーク州のサンドリンガム・ハウスにて家族会議を開催。出席者は女王のほかチャールズ皇太子、ウィリアム王子、ヘンリー王子で、メーガン妃はカナダからビデオ電話で参加したといわれている。王室関係者が「People」誌に明らかにしたという。約2時間半の会議で議題となったのは、もちろん、先週ヘンリー王子&メーガン妃が発表した「高位王族の地位から退き、経済的に自立し、イギリスとカナダで暮らす」ということについて。エリザベス女王は会議の後、2人をサポートするという内容の声明文を発表。「私の家族と私は、若い一家のハリーとメーガンが新たな人生を築きたいという希望を全面的に支援します」とつづった。「王室の現役メンバーとして残ってほしい気持ちがありました」というが、2人の決断を「尊重し、理解する」と受け入れたとのこと。また、「2人は新生活において、公費に頼ることはしたくないと意志表示しています。それゆえに、移行期間を設け、そのあいだ2人がカナダとイギリスを行き来する生活を送ることも決まりました」としている。声明文の最後は、「私たち家族には、まだ解決しなければならない複雑な問題があるため、もう少しやるべきことが残っています。数日以内に最終決定がなされるでしょう」と締めくくった。この声明文の中では、今後のヘンリー王子一家の警備、高額な費用をかけて改装を行った自宅のフロッグモア・コテージ、ヘンリー王子が受け取っているチャールズ皇太子のコーンウォール領の収入などが、今度どうなるかについては書かれていない。(Hiromi Kaku)
2020年01月14日1月13日(現地時間)、第25回放送映画批評家協会賞授賞式がサンタモニカで開催された。栄えある作品賞は、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が獲得。驚きの結果となったのは、サム・メンデス(『1917 命をかけた伝令』)とポン・ジュノ(『パラサイト 半地下の家族』)の2人が受賞となった監督賞。メンデス監督は出席が叶わなかったが、ジュノ監督は通訳を伴い、受賞スピーチで感謝の気持ちを表した。『1917 命をかけた伝令』はほかに撮影賞と編集賞、『パラサイト 半地下の家族』は外国語映画賞も受賞した。授賞式に来場したセレブのファッションもチェック。昨年のオスカーで「タキシードドレス」を着用して以来、装いが常に注目の的のビリー・ポーターは、デコルテから腕にかけての様々な種類の蝶のタトゥーにエメラルドグリーンのストラップレス・ジャンプスーツで圧倒。そのほか、多数メディアがフローレンス・ピュー、ゼンデイヤ、ジェニファー・ロペス、ルピタ・ニョンゴらを「ベストドレッサー」として取り上げた。主な受賞リストは以下の通り。作品賞『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』監督賞サム・メンデス『1917 命をかけた伝令』ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』主演男優賞ホアキン・フェニックス『ジョーカー』主演女優賞レネー・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』助演男優賞ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』助演女優賞ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED1917 命をかけた伝令 2020年2月14日より全国にて公開©2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2020年01月14日現在日本で公開中のポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が、米HBOのリミテッドシリーズとしてドラマ化。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』などのアダム・マッケイとポン・ジュノ監督がタッグを組むと「ハリウッド・レポーター」などが報じている。全員失業中の貧しいキム一家とIT企業を経営する裕福なパク社長一家という、相反する2つの家族の出会いが想像を遥かに超えた展開へと加速していく様を、コメディ、サスペンス、ホラーなどジャンルをまたいで描く本作。この度、Netflixとの熾烈な権利争いの末、「ゲーム・オブ・スローンズ」「チェルノブイリ」などのHBOが権利を獲得。チェイニー元・米副大統領を描いた『バイス』やジェニファー・ロペスら出演の『ハスラーズ』(製作)、ゴールデン・グローブ賞受賞のHBOドラマ「サクセッション(メディア王~華麗なる一族~)」などを手がけるアダム・マッケイ監督とポン・ジュノ監督が組み、英語でリミテッドシリーズを製作。映画の続編となるのか、リメイクとなるのかはまだ不明という。カンヌのパルム・ドールを皮切りに、先日の第77回ゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞に輝き、第73回英国アカデミー賞にも4部門にノミネート、アカデミー賞では作品賞ノミネートもあり得るのでは?といわれている『パラサイト』。アメリカでは2300万ドル超えという外国語映画として異例の大ヒットとなっており、国内の主要賞を席巻。日本でのヒットにもさらに拍車がかかりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2020年01月10日ブラッド・ピットが、ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国映画批評会議)賞で助演男優賞(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)を獲得。授賞式でブラッドの名前を読み上げたプレゼンターのブラッドリー・クーパーと、笑顔でハグを交わした。ブラッドは受賞スピーチでブラッドリーを「スウィートハート」と呼び、「今日は娘さんを寝かしつけた後に駆け付けてくれたんだ」とブラッドリーのよきパパぶりを称え、「ありがとう、ブラッドリー。きみのおかげでぼくは断酒ができた」と述べた。「断酒ができたことで、毎日がよりハッピーになった。大好きだよ。ほんとにありがとう」とうれしそうに語った。以前のブラッドは、アルコール依存症のせいでアンジェリーナ・ジョリーと離婚に至ったと報じられるほど、酒におぼれていたという。アンジーと破局後、ブラッドは「AA(匿名アルコール依存症の会)」に1年間通い、断酒に成功。そこにブラッドリーのサポートがあったというのは、初めて明かしたことだった。ブラッドリー自身も、かつてはアルコール依存症に苦しんだ。2013年、「GQ」誌に「29歳で断酒した。あのまま飲み続けていたら、人生を破壊していたと思う」と語ったことがある。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2020年01月10日全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)が3日間で2回の爆破予告を受けた。「Variety」誌などが報じた。「今朝(現地時間木曜日)、組合のロサンゼルスとニューヨークにあるオフィスを爆破するという脅迫電話を受けました。警察に通報し、スタッフはオフィスから避難しました。警察が調査したところ、脅迫は信用性に欠けるということがわかり、私たちはオフィスに戻ったのです」と同組合の広報担当が語った。ロサンゼルス市警察も、同組合が木曜日の午前10時26分に爆破予告の電話を受けたことと、通報を受けて不審物の捜索を行ったことを発表している。警官たちが10時40分にパトカーとヘリコプターで駆け付け、11時21分には安全が確認された。その直後、従業員にオフィスに戻るようメールが送られたとのこと。2日前の火曜日にも、同組合は同じような脅迫電話を受け、警察が出動していた。従業員たちは避難し、その日オフィスに戻ることはできなかったという。この日はロサンゼルス郡バーバンクにあるワーナー・ブラザースのスタジオにも、同様の脅迫電話があったことが明らかになっている。(ただし、ワーナー・ブラザースは木曜日には電話を受けていない)。(Hiromi Kaku)
2020年01月10日ヘンリー王子とメーガン妃が、高位王族としてのポジションを退く意向を示した。インスタグラムの公式アカウントが、2017年11月に2人が婚約した際の写真とともに、長文メッセージを公開。「経済的に自立する」、「王室から離れても女王陛下を全面的に支える」、「現在は女王陛下、コモンウェルス、パトロンを務める団体に対して引き続き務めを果たしながら、生活の拠点をイギリスだけでなく北米にも置く計画を立てている」ことなどを明かした。「Daily Mail」紙は、「経済的に自立する」という2人の言葉に注目。現在の2人は同紙によると4500万ドル(約49億円)の資産を所有しているというが、オバマ前米大統領&ミシェル夫人のように、本を出版したりテレビ番組のプロデューサーを務めたりすることで、今後さらなる莫大な財産を築ける可能性があると指摘している。ファッショニスタとして注目を集めるメーガン妃については、ブランドとのコラボやパートナーシップの需要も高いだろうと予測している。ヘンリー王子&メーガン妃の決断に対し、多くの人は好意的な意見を持っているもよう。作家のロクサーヌ・ゲイは「人種差別に揺れるイギリスのタブロイドや、サポート力に欠ける王室から離れることは良いことだと思う。きっと2人は大丈夫」とツイート。「ヘンリー王子はタブロイドにダイアナ妃の人生が壊されたことから、自分の家族をしっかりと守っている」、「メーガン妃には女優を続けてほしい!」などの声が上がっている。なお、英王室は「この件に関しての議論はまだ初期段階である」と公式HPで発表。「複雑な問題があるため決定までに時間がかかる」として、本決まりではないことを強調した。(Hiromi Kaku)
2020年01月09日ジャスティン・ビーバーがライム病を患っていることを公表した。「『ジャスティン・ビーバーって、クソみたいだな。クスリでもやってるんじゃないか』って言い続けてきた人たちは、わかっていない。僕が最近、ライム病であると診断されたことを」とインスタグラムに投稿。「深刻で慢性的な伝染性感染症。肌、脳の機能、気力、健康状態のすべてに影響が出る。まもなく始まるYouTubeのドキュメンタリーシリーズで、もう少し詳しく説明するよ。僕の闘病のもようと、病気を克服しつつあることをわかってもらえるはず」とつづり、「回復して最高の自分になって帰ってくる。うそじゃない」と宣言した。ライム病はマダニが媒介する人獣共通感染症で、アヴリル・ラヴィーンやベラ・ハディッドなどのセレブも闘病を語ったことがある。ハディッド家に関しては、母親のヨランダ、弟のアンウォーもライム病を患い、唯一感染していないジジが「自分だけが…と罪悪感を持ったこともある」と告白したことも。ハディッド家の女性たちはジャスティンの妻ヘイリー・ビーバーに様々なアドバイスをしているとのことで、ヘイリーは「ヨランダ、ベラ、ジジに本当に感謝している」とツイート。ジジは「役に立ててうれしい。できるだけ早い回復を祈ってる」と返答している。(Hiromi Kaku)
2020年01月09日今年のアカデミー賞授賞式も、昨年に引き続き「司会者不在」で開催されるという。放送局ABCの社長ケリー・バークがテレビ批評家協会のプレスツアーにて明言した。「(今年も)伝統的な司会者は立てずに行います。昨年、うまくいったことをリピートするつもりです。大規模なミュージカル・ナンバーあり、コメディあり、それにスターのパワーに満ちたエンターテインメント的な価値のある授賞式になるでしょう」と語っている。昨年のオスカーは、コメディアンのケヴィン・ハートが司会者に決定し、本人も大いに喜んでいたのだが、過去に同性愛者への差別的な発言をツイートしていたことが取りざたされ、決定の発表からわずか2日後にケヴィン本人が「辞退する」と表明。その後、意図的にではなく、やむを得ず30年ぶりに「司会者不在」で式が開催された。開催前は司会者がいないことに不安視する声も多かったが、開催後の評価は意外にも高いものだった。今年9月に行われたエミー賞授賞式も追随し、司会者を立てなかったほど。バークは司会についてどうするかということを、「かなり話し合った」といい、いずれ再び司会者を立てる日がくるかもしれないとも。しかし、「とにかくいまは楽しんでもらえるショーにフォーカスしたい」と述べている。オスカーのノミネーションは13日(現地時間)に発表される。(Hiromi Kaku)
2020年01月09日数か月に渡る森林火災の影響で被害が拡大中のオーストラリアに、クリス・ヘムズワースとエルトン・ジョンがそれぞれ約1億円(100万ドル)を寄付した。シドニーで公演を行ったエルトンは、「私たちは消防士たちが行っている救援活動に、畏敬の念を抱くべきだ。家や人々を守るために、命を落とした人たちもいる。動物も生息地を失い、非常に苦しい状況だ。本当に心が痛む」と観客に心境を語り、寄付を行ったことを報告。スタンディングオベーションを受けた。オーストラリアのメルボルン出身のクリスは、インスタグラムにて自身と家族が消防士やチャリティー団体に1億円(100万ドル)を寄付したことを伝え、「どんなに少額だって、大きな力を発揮する」とフォロワーにも寄付を募った。また、すでに寄付を行ったファンやお見舞いメッセージに感謝を述べた。この動画は妻のエルサ・パタキーと弟のリアム・ヘムズワースもリグラムしている。オーストラリア育ちで同国に家を持つニコール・キッドマンは、夫のキース・アーバンとともに約5000万円(50万ドル)を寄付。つい先日ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞(リミテッドシリーズ/テレビ映画部門)を獲得したラッセル・クロウは、「家族を森林火災から守るため」という理由で授賞式を欠席した。ラッセルも昨年寄付を行っている。(Hiromi Kaku)
2020年01月08日英国アカデミー(BAFTA)賞のノミネーションが発表された。BAFTAの映画委員会会長マーク・サミュエルソンは、俳優賞にノミネートされた20名が全員白人という結果に、「腹立たしいほど多様性に欠けている」と「Variety」誌に認めている。「BAFTAのチームが望む速さで映画業界が適応するわけじゃないということに、フラストレーションを感じる」という苦言も。監督賞、助演男優賞のノミネーションはゴールデン・グローブ賞と完全一致。ゴールデン・グローブ賞ではそれぞれサム・メンデス監督、ブラッド・ピットが受賞している。主なノミネーションは以下の通り。作品賞『1917 命をかけた伝令』『アイリッシュマン』『ジョーカー』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『パラサイト 半地下の家族』監督賞サム・メンデス『1917 命をかけた伝令』マーティン・スコセッシ『アイリッシュマン』トッド・フィリップス『ジョーカー』クエンティン・タランティーノ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』主演男優賞レオナルド・ディカプリオ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』アダム・ドライバー『マリッジ・ストーリー』タロン・エジャトン『ロケットマン』ホアキン・フェニックス『ジョーカー』ジョナサン・プライス『2人のローマ教皇』主演女優賞ジェシー・バックリー『Wild Rose』(原題)スカーレット・ヨハンソン『マリッジ・ストーリー』シアーシャ・ローナン『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』シャーリーズ・セロン『スキャンダル』レネー・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』助演男優賞トム・ハンクス『A Beautiful Day in the Neighborhood』(原題)アンソニー・ホプキンス『2人のローマ教皇』アル・パチーノ『アイリッシュマン』ジョー・ペシ『アイリッシュマン』ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』助演女優賞ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』スカーレット・ヨハンソン『ジョジョ・ラビット』フローレンス・ピュー『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』マーゴット・ロビー『スキャンダル』マーゴット・ロビー『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”【Netflix映画】アイリッシュマン 2019年11月27日よりNetflixにて全世界同時配信開始パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED1917 命をかけた伝令 2020年2月14日より全国にて公開©2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2020年01月08日クリスチャン・ベイルが、マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズの最新作『Thor: Love and Thunder』(原題)に出演交渉中だという。「Variety」誌が報じた。同作は『マイティ・ソー』シリーズの4作目であり、2021年11月5日に公開が決定。ソーを演じるクリス・ヘムズワース、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンが続投、2013年の2作目『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』以来久しぶりにジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが出演することで話題となっている。クリスチャンがどんな役で出演交渉中なのかは明らかになっていないが、昨年サンディエゴで開催されたコミコンで、マーベル社のCEOケヴィン・ファイギはある役について言及していた。原作のコミック本の内容に沿い、ナタリー演じるジェーンがソーの“おじ”であるカルと闘うことになると。クリスチャンといえば、2005年から2012年までクリストファー・ノーラン監督が手掛けた『ダークナイト』3部作でバットマンを演じたことで有名。DCヒーローだったクリスチャンが、ライバルのマーベルではカルという手強いヴィランとしての出演が期待されている。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー/ダーク・ワールド 2014年2月1日より全国にて2D/3D同時公開© 2013 MVLFFLLC. TM & © 2013 Marvel. All Rights Reserved.マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017
2020年01月07日ティモシー・シャラメがフォックス・サーチライト・ピクチャーズの映画『Going Electric』(原題)でボブ・ディランを演じるかもしれない。「Deadline」などが、現在ティモシーが出演交渉中であると報じた。同作は、イライジャ・ウォールドの著書「Dylan Goes Electric」(原題)をベースとし、フォークミュージックのアイコンからロック歌手へと転換していくディランにフォーカスする作品。すでに監督は『フォード vs フェラーリ』のジェームズ・マンゴールド、脚本は『沈黙-サイレンス-』のジェイ・コックスに決定しているという。また、ディラン自身が製作総指揮の1人を務め、長年マネージャーを務めているジェフ・ローゼンも製作陣に名を連ねている。ティモシーは同作のほか、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のリメイク版『デューン/砂の惑星』や、ウェス・アンダーソン監督の『The French Dispatch』(原題)への出演を控えている。『ボヘミアン・ラプソディ』に『ロケットマン』と、近年映画界で大ヒットを放っているミュージシャンの伝記映画。今後製作される同ジャンルの映画には、ディランの『Going Electric』のほか、『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサー、グレアム・キングが故・マイケル・ジャクソンを主役とした伝記映画を製作予定。(Hiromi Kaku)
2020年01月07日第77回ゴールデン・グローブ賞に出席したセレブのドレスをチェック!最もゴージャスな装いとして注目を浴びたのは、映画・ドラマ部門で主演女優賞にノミネートされていたシンシア・エリヴォ。自ら3億円以上(300万ドル)であると語った「ブルガリ(BVLGARI)」の巨大なサファイア&ダイアモンドのネックレスと、「トム・ブラウン(THOM BROWNE)」が800時間かけて制作したビーズのドレスで見事な輝きを放っていた。歌曲賞でノミネートされていたテイラー・スウィフトは、春を感じさせる「エトロ(ETRO)」のブルー×イエローの花柄ドレスでレッドカーペットに登場。高身長に大きな柄の花模様が映えていた。ジェニファー・アニストンは「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のブラックのドレスに「カルティエ(Cartier)」のネックレスを着用。シンプルかつ上品な雰囲気を醸し出した。スカーレット・ヨハンソンもシンプルなデザインの「ヴェラ・ウォン(VERA WANG)」のドレス、ミニマムなメイクとヘアスタイルで自身の美しさを引き立てた。キルスティン・ダンストは肌の色味にマッチした「ロダルテ(RODARTE)」のディテールに凝った美しいドレスで魅了。メディア及びネットユーザーの好みがはっきりと分かれたのは、ジェニファー・ロペスの「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のドレス。胸元の金色の大きなリボンがアクセントになっているドレスだが、「自分自身をギフトラッピングしたのか?」「クリスマスツリーから飛び出してきたみたい」という辛辣なコメントも。露出度が高かったのは、「アルチュザラ(ALTUZARRA)」のジャケットとスリットの深いサテンのスカートを合わせたケリー・ワシントン。ジャケットの下は何も身につけていない大胆な露出ぶりだった。(Hiromi Kaku)
2020年01月06日5日(現地時間)、第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式が「ザ・ビバリー・ヒルトン」で行われた。コメディアンのリッキー・ジャーヴェイスが司会、ピアース・ブロスナンの息子のディラン&パリス兄弟がアンバサダーを務めた。ノミネーションが発表された時点では、映画の部に関してはノア・バームバック監督の『マリッジ・ストーリー』、マーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』のNetflix作品が強さを見せつけていたが、受賞となったのはローラ・ダーン(『マリッジ・ストーリー』)の助演女優賞のみ。『アイリッシュマン』は無冠という意外な結果となった。【第77回ゴールデン・グローブ賞受賞リスト】映画の部ドラマ部門■作品賞『1917 命をかけた伝令』■主演女優賞レネー・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』■主演男優賞ホアキン・フェニックス『ジョーカー』ミュージカル/コメディ部門■作品賞『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』■主演女優賞オークワフィナ『フェアウェル』■主演男優賞タロン・エジャトン『ロケットマン』※以下、部門共通■助演女優賞ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』■助演男優賞ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』■監督賞サム・メンデス『1917 命をかけた伝令』■脚本賞『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』クエンティン・タランティーノ■歌曲賞「I’m Gonna Love Me Again」(『ロケットマン』)■作曲賞『ジョーカー』■アニメーション映画賞『Missing Link』(原題)■外国語映画賞『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ監督テレビの部ドラマ部門■作品賞「サクセッション」■主演女優賞オリヴィア・コールマン「ザ・クラウン」■主演男優賞ブライアン・コックス「サクセッション」ミュージカル/コメディ部門■作品賞「Fleabag フリーバッグ」■主演女優賞フィービー・ウォーラー=ブリッジ「Fleabag フリーバッグ」■主演男優賞ラミー・ユセフ「Ramy」(原題)リミテッドシリーズ/テレビ映画部門■作品賞「チェルノブイリ」■主演女優賞ミシェル・ウィリアムズ「Fosse/Verdon」(原題)■主演男優賞ラッセル・クロウ「The Loudest Voice」(原題)※以下、部門共通■助演女優賞パトリシア・アークエット「The Act」(原題)■助演男優賞ステラン・スカルスガルド「チェルノブイリ」上記のほか、トム・ハンクスが映画界の功労を称えるセシル・B・デミル賞、エレン・デジェネレスがテレビ界の功労賞にあたるキャロル・バーネット賞を受賞した。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”フェアウェル 2020年春より全国にて公開© 2019 BIG BEACH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.【Netflix映画】アイリッシュマン 2019年11月27日よりNetflixにて全世界同時配信開始パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED1917 命をかけた伝令 2020年2月14日より全国にて公開©2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.ジュディ 虹の彼方に 2020年3月6日より全国にて公開© Pathé Productions Limited and British Broadcasting Corporation 2019
2020年01月06日1977年から始まった『スター・ウォーズ』シリーズが、現在公開中の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でついに幕を閉じた。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長がプレミアにて、「今後」について語った。「The Playlist」が報じた。「いまはいろんな感情が入り混じっている。素晴らしい時間があっという間に過ぎていった。5年の間に3本の映画を作ったから」と感慨深げに語り、「『スター・ウォーズ』サーガは完結したけれど、必ずしもスカイウォーカー家を終わらせる必要はないということに気が付いた。なんらかの形で、再登場させてもいい。いまのところは終了という形をとるけど」と発言したという。「The Playlist」は、キャスリーンのこの発言は、現在進行中の様々な『スター・ウォーズ』関連企画、たとえば「Disney+」で配信が決定しているオビ=ワンのドラマなどに、スカイウォーカー家のメンバーが出演する可能性を示唆していると指摘。『スター・ウォーズ』からは、今後さらなる映画三部作が製作されるが、こちらはスカイウォーカー家とは全く関係のないキャラクターが主人公になると伝えられているため、可能性は低いだろう。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月27日今年もSNSを通してセレブたちからクリスマスメッセージが公開された。マイリー・サイラスは、交際中のコーディー・シンプソンを伴い、ナッシュビルの実家へ。2人はつい最近破局がうわさされていたので、仲良く家族写真に写る2人を見てファンは一安心した模様。21日に結婚したばかりのヒラリー・ダフ&マシュー・コーマは、室内の大きなクリスマスツリーの前で撮影した家族写真を公開。「これが一番いい写真」とのことだが、ヒラリーは目を閉じ、膝の上のルカくんは寝っ転がり、マシューの膝の上のバンクスちゃんは泣き出しそうな表情…というのがおもしろい。ブリトニー・スピアーズは、クリスマスに着るという白のベビードール風ドレスとチョーカーを披露。動画の中でブリトニーらしく髪を振り乱してポーズを取っている。「新しい服を着て、見せるのが大好き。私にぴったりでしょ?みんな、ホリデイを楽しんで。それと、サンタにクッキーとミルクを置いておくのを忘れないように」とコメントを書き込んだ。ミリー・ボビー・ブラウンは、家族4人でおそろいの真っ赤なパジャマを着て撮影した2パターンの写真を投稿。1枚目は「インスタ用」の優しい笑顔で、2枚目は「現実」だという大笑いしている4人が写っている。ウィル・スミスからは「みんなに歌のプレゼントだ。メリークリスマス!」と一度聴いたら&見たら、悪夢にうなされそうなクリスマスソングが公開された。コメント欄には泣き笑いの絵文字が殺到している。クリス・ヘムズワースは「みんなが集まるクリスマスが大好きだ。エルサ(妻)と彼女のスペインの家族に感謝するよ。一員になれたって気がするからね」というコメントの内容とは真逆の、1人ぽつんとエルサの家族から遠ざかってたたずんでいる家族写真を投稿。ドウェイン・ジョンソンは「ドワンタ」となり、夜中の2時までツリーの下にプレゼントを並べ上げたと報告。朝5時45分に起きてきて、プレゼントの数にびっくりしている様子の娘の写真を掲載し、満足げなコメントをつづった。(Hiromi Kaku)
2019年12月26日ウィリアム王子&キャサリン妃ら王室メンバーが、ノーフォーク州サンドリンガムのセント・メアリー・マグダレン教会で開かれたクリスマス礼拝に出席した。毎年恒例の行事ではあるが、今年はジョージ王子とシャーロット王女が初めてメンバーに加わった。まだ2歳に満たないルイ王子は留守番の模様で姿は見えなかった。ファッションのカラーリンクコーデを得意とするキャサリン妃は、この日、自身はグレーのゴージャスなコートに、モスグリーンの帽子とスエードパンプスを着用し、手を引いていたシャーロット王女のモスグリーンのコートと、マッチさせていた。ウィリアム王子はネイビーのコート姿で、ジョージ王子もネイビーのスーツ。母&娘、父&息子で品のよいカラーリンクコーデを見せた。教会までの道のりで、集まったイギリス国民ににこやかにあいさつしたシャーロット王女。花束やフラミンゴのビニール人形をもらうという人気ぶりで、キャサリン妃からお礼を促されていたという。もちろん、ジョージ王子も大人気で多くの人に囲まれていた。以前から公表していた通り、ヘンリー王子一家はカナダでクリスマス休暇を過ごしている。クリスマス前に持病のチェックのため入院したフィリップ殿下は、退院が報じられたものの、クリスマス礼拝には参加しなかった。(Hiromi Kaku)
2019年12月26日ヘンリー王子とメーガン妃が会長と副会長を務めるチャリティー団体「ザ・クイーンズ・コモンウェルス・トラスト」が、一家から届いたクリスマスカードをツイッターで公開した。白黒の家族写真に写るアーチーくんが、「あまりにもかわいい」と話題になっている。物珍しそうにカメラに釘付けのアーチーくん。カメラの前にデーンと陣取り、写真の中心にアップで写っている。その様子を後ろの大きなクリスマスツリーの前で、メーガン妃とヘンリー王子が微笑ましく見守っている。「泣けるくらいかわいい」、「シェアしてくれてありがとう」と無邪気なアーチーくんの姿にたくさんのコメントが寄せられた。写真はメーガン妃の友人で女優のジャニナ・ガヴァンカーが撮影したものだという。ケンジントン宮殿のSNSからは、ウィリアム王子一家のクリスマス写真も公開された。こちらも白黒写真で、今年初めにキャサリン妃が撮影したそうだ。ノーフォークの屋外で、ジョージ王子が椅子に座り、ウィリアム王子がルイ王子を抱き寄せて頬にキスし、シャーロット王女が肩に手を乗せておすまし顔を見せている写真。今年のクリスマスは、ヘンリー王子一家はカナダで過ごし、ウィリアム王子一家は例年通りノーフォークでクリスマス礼拝に出席し、王室メンバーたちと過ごす。(Hiromi Kaku)
2019年12月25日エド・シーランが、再び活動を休止するとSNSで発表した。エドは2016年にも休業したことがある。2017年3月に3枚目のアルバム「÷」(ディバイド)を発売&ツアーを開催し、2年間ノンストップで走り続けてきたエド。ツアーも終わり一段落ついたため、休業することを宣言。復帰までの間全てのSNSからも離れ、「世界を旅し、創作し、読書をする」という。いつもサポートしてくれるファンに感謝をつづり、「人生をもう少し楽しんだら、新しい音楽と一緒に必ず戻ってくる」と約束した。インスタグラムのプロフィール画像は、すでに真っ黒な背景に「BRB」(Be Right Back、すぐ戻るの意)と文字が入ったものに変更されている。2017年3月から始まり、今年8月に幕を閉じた「Devideツアー」では、約50か国で260公演を行い、9億人を動員。7月にはカミラ・カベロ、カーディ・B、ジャスティン・ビーバーらとコラボしたアルバム「No.6 Collaborations Project」をリリース。映画『イエスタデイ』に本人役で出演するなど、前回の活動休止から復帰後のこの2年は、多忙を極めた。長年の恋人との結婚や、更新頻度は少ないものの愛猫たちのインスタアカウントを開設するなど、私生活の大きな変化もあった。前回、長期休暇を取った際は世界各国を旅するなかで、日本にもやってきていたエド。今回もフラッと突然来日することも考えられる。(Hiromi Kaku)
2019年12月25日グレタ・ガーウィグ監督が、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を撮るにあたり、スティーヴン・スピルバーグ監督のアドバイスを受けていたことを「The Hollywood Reporter」に明かした。数年前にスピルバーグ監督に会ったというガーウィグ監督。偶然にも『若草物語』は、スピルバーグが監督した『リンカーン』(2012年)と舞台が同じ南北戦争の時代であったことから、貴重なアドバイスを得られたという。スピルバーグ監督は「フィルムで撮るべきだ。匂いが違うんだから。1861年の物語を撮るのに、デジタルじゃダメだよ。そんなことはさせられない」とガーウィグ監督を説得し、なんと、『ジュラシック・パーク』(1993)で使用したフィルムカメラを見せてフィルムの匂いをかがせたのだとか。さらに、スピルバーグ監督は、ガーウィグ監督が執筆した『若草物語』の脚本についても助言。ガーウィグ監督は「そこに座って、だれかにストーリーを伝える練習だ」と言われ、どんな物語なのか、詳しく説明させられたという。参考になりそうな映画として、デヴィッド・リーン監督の『逢引き』を紹介してもらったとも。『若草物語』をフィルムカメラで撮る決意をしたガーウィグ監督は、製作・配給のソニー・ピクチャーズの映画部門の会長トム・ロスマンに「なんでフィルムで撮るの?」と尋ねられた。「スピルバーグ監督にフィルムカメラの匂いをかがされたから!」と答えたそうだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 2020年3月より全国にて公開
2019年12月24日スティーヴン・キング作「キャリー」が、再び映像化されることになったという。「Collider」などが伝えた。「キャリー」は1976年にブライアン・デ・パルマ監督&シシー・スペイセク主演で初めて映画化された。キャストのシシーとパイパー・ローリーが、それぞれアカデミー賞主演女優賞、助演女優賞にノミネート。1999年には映画の続編として『キャリー2』が製作された。テレビ映画やブロードウェイミュージカルのテーマとなったこともある。さらに2013年、キンバリー・ピアース監督&クロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクもされている。今回は米テレビ局の「FX」と製作スタジオ「MGMテレビジョン」が、リミテッドシリーズのドラマとして制作する。いまのところは企画のごく初期段階だといい、脚本家などは決まっていないとのこと。この2社がタッグを組んで制作したドラマには、最近では「FARGO/ファーゴ」がある。キングの作品のドラマ化が報じられたのは、ここ1週間で2度目。米テレビ局「Epix」がキングの短編の「Jerusalem’s Lot」(原題)をエイドリアン・ブロディ主演で制作し、2020年秋に放送予定だとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャリー 1977年3月より公開キャリー(2013) 2013年11月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2019年12月24日先週金曜日(現地時間)、アメリカにてトム・フーパー監督作『キャッツ』の公開がスタートした。同日の興行収入は、製作費などの予算が100億円超えに対し、約2億8000万円(260万ドル)だった。「The Hollywood Reporter」によれば同日、ユニバーサル・ピクチャーズが国内の各劇場に「ビジュアル・エフェクツ(VFX)に改善を加えた新バージョンの『キャッツ』を送る」という内容のメモを送ったという。VFXについては、16日に開催されたニューヨークでのプレミアで、フーパー監督が「かろうじて、ギリギリに間に合わせた」と語っていた。その後関係者に「微調整したい」と口にしていたとのこと。VFXに手を加えても上映時間は変わらず、最新版の映画はサーバーを通じて日曜日にダウンロードすることができ、サーバーにアクセスするシステムを所有していない劇場に関しては、火曜日までにハードドライブが届けられるという。メモによると、ユニバーサルは「なるべく早く、最新版に差し替えて上映してほしい」と劇場に呼び掛けている。『キャッツ』は、テイラー・スウィフト、ジェニファー・ハドソン、ジェームズ・コーデンら豪華キャストが出演していること、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞監督賞を獲得したフーパー監督が、『レ・ミゼラブル』以来のミュージカルを手掛けるということで注目を集めていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャッツ 2020年1月24日より全国にて公開© 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
2019年12月23日ケンジントン宮殿のツイッターアカウントから、クリスマスムードあふれるロイヤルファミリーの写真が公開された。大きなクリスマスツリーを背景に、エリザベス女王、チャールズ皇太子、ウィリアム王子、ジョージ王子の“4世代”が集まり、クリスマスプディング(ケーキ)を作っている姿が写っているもの。撮影された場所は、エリザベス女王の自宅であるバッキンガム宮殿の音楽堂だという。エリザベス女王は「Angela Kelly」のドレスにサファイア&ダイアモンドのブローチ、チャールズ皇太子とウィリアム王子はスーツを着用、ジョージ王子も白のブラウス姿というケーキ作りにしてはエレガントな装い。ジョージ王子に指示を出す仕草をしているエリザベス女王は、左手にハンドバッグを持ったままで、王室ウォッチャーたちから「家の中で食べ物を用意するのに、バッグを持っていなきゃいけないなんて。何が入っているんだろう?」「ハンドバッグを持ったままの女王が、すごくイイ」というツッコミを受けている。また、ボウルの中の材料を一生懸命混ぜているジョージ王子に「スーパーキュート!」とかわいさを称える声が寄せられている。プディングは、現役&退役軍人を支援するチャリティー団体「British Royal Legion」が来年99周年を迎えることを記念し、イベントで配るために99個つくられたという。同団体はエリザベス女王がパトロンを務めている。写真には4つのボウルが写っており、ジョージ王子たちは4つのケーキ作りのお手伝いをしたとみられる。(Hiromi Kaku)
2019年12月23日『ダークナイト』、『ダンケルク』のクリストファー・ノーラン監督が、映画業界への貢献が認められ、大英帝国勲章(CBE)を受章した。「映画とフィルム・カルチャーの重要性を熱心に主張してきたので、映画がこのような形で評価され、栄誉を受けるというのは私にとってとてもうれしいことです」と喜びを語った。木曜日(現地時間)、バッキンガム宮殿でのセレモニーに、家族と出席したノーラン監督。CBEを受章すると聞いた家族の反応は、「とんでもなく興奮していた」とのこと。「多分、それだけ喜んだのは、バッキンガム宮殿に入ることができて、いろいろ見られるからじゃないかな」と推測する。ウィリアム王子から勲章を授与されたノーラン監督は、セレモニーの前にウィリアム王子とちょっとした歓談の時間を持ったという。「ウィリアム王子は映画愛を語り、私に『なにか新しい作品を作っていますか』とお尋ねになったので、私は『ある作品を撮り終えて、いまは編集中なんです』とお答えしました」と語った。その作品とは、ロバート・パティンソンやケネス・ブラナーが出演する『Tenet』(原題)で、木曜日に予告編が公開されたばかり。本編の公開は2020年7月に予定している。(日本公開は2020年9月)(Hiromi Kaku)
2019年12月20日『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に、ハリー・スタイルズがカメオ出演しているかもしれない。同作のプレミアが行われた日、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが「ついにあの機能不全な家族の物語が幕を閉じるよ。今回は、だれが#シークレットストームトルーパーになっているかな?いままでを考えると、みんなUKのスーパースターだった(2人の王子に2人の俳優)。でもまだ歌手はいないよね。すべてのヒントは一つの方向(ワン・ダイレクション)を指している。#スタイルズトルーパー」とツイート。過去にカメオ出演したウィリアム王子&ヘンリー王子(出演シーンは公開前にカットされた)、ダニエル・クレイグ、トム・ハーディの顔がストームトルーパーの胴体に合成された写真に加え、ハリーがあるパーティーでストームトルーパーのコスプレをしたときの写真を掲載した。そして本日、数時間前にマークは「みんなにどうか、本当に、お願いだからネタバレしないでねと頼んだぼくが、#シークレットスタイルズトルーパーのネタバレをしちゃったことを、深く謝罪します。でもまだ謎は残っている。どれがハリーかな。もう口を閉じておくよ」とツイートした。マークの一連のツイートが「ジョークなのか本気なのかわからない」とやきもきするファン続出。いずれ、ハリーの口から真相が明らかになるかもしれない。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年12月20日エマ・ワトソンが、インスタグラムでファンにクリスマスプレゼントを贈った。『ハリー・ポッター』シリーズで共演した、トム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ役)、イヴァナ・リンチ(ルーナ・ラブグッド役)、ボニー・ライト(ジニー・ウィーズリー役)、マシュー・ルイス(ネビル・ロングボトム役)と5人で写る白黒写真を公開した。マシューは「ぼくのろう人形、すごくいい感じだね」ととぼけたコメントをして笑わせている。キャプションは、シンプルに「私たちからメリー・クリスマス」。それ以上の情報は不明だが、『ハリポタ』終了後から8年経ってもなお、キャストがつるむ仲であることを目の当たりにし、「息ができない」、「涙が出てくる」と感動コメントを寄せるファン続出。しかし、メインキャラのダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター役)とルパート・グリント(ロン・ウィーズリー役)がいないことに、悲しむファンも…。トムのアカウントでは、同じ写真をカラーで見ることができる。トムもまた、白黒写真を投稿しているが、こちらはお互い端にいるマシューとなにやら口論をしているような写真。「マシューとぼくで、グリフィンドールかスリザリンかってディベートしているんだ」と『ハリポタ』ネタでファンを喜ばせた。(Hiromi Kaku)
2019年12月19日ウィリアム王子一家のクリスマスカードの家族写真が明らかになった。ケンジントン宮殿から公開される前に、カードを受け取った人がTwtitterに投稿した。昨年は、アンマー・ホールで撮影された“秋色”の強い家族写真だったが、今年はジョージ王子&ルイ王子が半そで、シャーロット王女がノースリーブのワンピース、ウィリアム王子とキャサリン妃が薄手の長そでの服を着ていることから、夏に撮影されたものとみられる。家族全員がブルー&ネイビーの服装でカラーコーデ。ウィリアム王子がルイ王子を抱えてレトロなバイクにまたがり、キャサリン妃がバイク横に立ってハンドルに手を添え、ジョージ王子&シャーロット王女がサイドカーの上に立っている。昨年は木の幹の上で、片足を上げてやんちゃなポーズを取っていたジョージ王子は、今年はウィリアム王子の肩に肘をつき、気取っている風のポーズ。シャーロット王女は、ますます大きく成長。オーバーオール姿がかわいらしいルイ王子は、まぶしそうに目を細め、口をすぼめている。世間の反応は、「なんて美しい一家だろう」、「すごくいい写真。みんな幸せそう」、「子どもたちの成長は本当に早い」など。まもなく、ケンジントン宮殿から王室メンバーのクリスマスカードが正式に公開される見込み。(Hiromi Kaku)
2019年12月19日