スティーヴン・ソダーバーグ監督がメガホンを取り、マイケル・ダグラスとマット・デイモンが恋人同士を演じた話題の『Behind the Candelabra』(原題)が第66回カンヌ映画祭の「コンペティション」部門に選出され、マイケルとマットが5月21日(現地時間)に行われた公式上映の場で再会を果たした。本作は、派手なコスチューム・プレイで人気を博し、“世界が恋したピアニスト”の異名をとった異色のアメリカ人ピアニスト・リベラーチェの生涯を描くもの。マイケルが主人公のリベラーチェを、マットが彼のボーイフレンドであったスコット・ソーソンを演じている。マイケルは先だって行われた会見で、「私は、アメリカ人俳優の中で最もハンサムな一人とキスするというアイディアに決しておじけずかなかった(笑)」と明かし、さらには「それに、マットのキスは下手ではなかったしね。ラブシーンのリハーサルをしたとき、一番スリリングだったのは最初の数分で、私は彼がマットだということを忘れられたことだ。あのときは役に入り込んでいて、私たちはマットとマイク(マイケル)じゃなかったんだよ」とコメントしている。ベン・アフレックが「嫉妬で耐えられなかった」と憤りのコメントを残し話題を集めていたこともあり、自他共に認める濃厚なラブシーンに仕上がっていることは間違いなさそうだ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月22日ベン・アフレックが、親友のマット・デイモンが出演しているスティーヴン・ソダーバーグ監督の話題の新作TV映画『Behind the Candelabra』(原題)について、米エンタメ情報サイト「E! Online」の取材に答えて語った。この作品は、派手なコスチューム・プレイで人気を博し“世界が恋したピアニスト”の異名をとったアメリカのピアニストでエイタテイナーのリベラーチェの生涯を描くもので、彼のアシスタントで生涯の恋人スコット・ソーソンの回想録「My Life With Liberace」(原題)を基にしているもの。マイケル・ダグラスがリベラーチェを、マット・デイモンが恋人のスコット・ソーソンを演じている。親友の相手役を務めたマイケルについて聞かれたベンは「とてもジェラシーを感じたよ!とてもジェラシーを感じたんだ!」と2度繰り返して嫉妬の思いを告白し、さらにマットとマイケルのキスシーンの感想を求められると「頭にきたね。妬みが心の底から湧き上がってくるのを感じた。耐えられなかった」と答えている。マットはベンのことを常日頃から「ヘテロ(異性愛間)の生涯のソウルメイト」と語っているが、ベンに至っては「この作品を観てしまった以上、ヘテロの部分が自分でも分からなくなってしまった」とさえコメントしている。作品について尋ねられると「マットもマイケル・ダグラスもソダーバーグも素晴らしかった」と語り、作品は軽いタッチで楽しめると同時に、心に深い共感を呼ぶものに仕上がっていると絶賛した。マットは以前「Playboy」誌のインタビューに答えた際に、家族がいるという理由から、普段はヌードは断っているが、本作ではリベラーチェの恋人という役柄上、必然的に多くのヌードシーンを演じざるを得なかったことを告白。しかし「品よく仕上げられたよ。監督はソダーバーグだし、リベラーチェを演じているのはマイケル・ダグラスなんだから」とコメントしていた。さらに、マイケルとのキスシーンについて尋ねられると「マイケル・ダグラスにキスすることで、キャサリン(・ゼタ・ジョーンズ)とキスしているんだと思うことにしたんだ(笑)」と言っていたが、それでも親友・マットとマイケルのキスシーンを目にするのは、ベンにとって、かなりつらい体験だったようだ。本作は、5月26日(現地時間)にカナダのHBOでプレミアを行った後、それほかの国でも配給が行われる予定だ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月12日トム・クルーズが、懐かしのテレビドラマ「0011ナポレオン・ソロ」映画化主演を検討していることが明らかになった。「0011ナポレオン・ソロ」は米NBC局で1964年から1968年にかけて放送されたテレビドラマで、国際秘密機関「U.N.C.L.E.(アンクル)」の諜報員の活躍を描くスパイ・アクション。ナポレオン・ソロはボスの指令を受け、相棒のイリア・クリアキンと共に世界征服を企む謎の組織「THRUSH(スラッシュ)」と戦うというストーリー。洒脱なソロと堅物・クリアキンという水と油のコンビの軽口とクールな掛け合いや、アンクルの本部の入り口が洋服店の更衣室にあるといった、奇抜なアイディアで、高い人気を得た作品だ。日本では、1966年から1970年まで放送され、特にクールなイリア役のデヴィッド・マッカラムは大人気俳優となった。また、本作はドラマのエピソードを再編集した劇場用映画やスピンオフも製作されている。今回の映画化に関しては、米ワーナ・ブラザーズが長い間、製作を進めており、一時期はスティーヴン・ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニー主演で企画が進行していたが、ジョージが体調の問題でアクションができないことを理由に降板。その後、製作方向の不一致で、ソダーバーグ監督も降板し、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督がメガホンを取ることで企画が進んでいた。トムが主演を決めれば、やはり往年の人気ドラマ「スパイ大作戦」を映画化した『ミッション:インポッシブル』と同様に、シリーズ化される可能性は高い。『アウトロー』でも続編が決定しており、トム主演の人気シリーズが複数確立されるかもしれない。今回の作品では相棒のイリア・クリアキンのキャスティングも気になるところだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年03月21日ハワイ州上院は3月5日(現地時間)、セレブリティーのプライバシーを保護し、彼らが安心してハワイを訪れる事ができることを目的とした法案、通称「スティーヴン・タイラー法」を、賛成23、反対2の大差で可決した。今回可決された「スティーヴン・タイラー法」は、議会に提出された文章によると、この法案は、ハワイで休暇を楽しみセレブが行き過ぎた取材陣たちにプライバシーを侵害されないように考案されたもの。ロックバンド「エアロスミス」のフロントマンであるスティーヴン・タイラーがマウイ島に家を購入したことや、ハワイのアートを世界に広めることに貢献しているという理由から、「スティーヴン・タイラー法」という通称名がつけられた。スティーヴン・タイラーのほか、ブリトニー・スピアーズやミック・フリードウッド、オズボーン・ファミリーらも支持している。スティーヴンは先月行われた聴衆会の中で、写真を撮られることは名声につきものだと認めながらも、「自分の家にいて、シャワーを浴びたり、服を着替えたり、子供たちと楽しい時間を過ごしている間でも、パパラッチたちが望遠レンズで写真を撮り、まさにその写真が「People」誌に掲載されたのを見たとき、心が傷つきました。それがパパラッチたちのやり口で、常に自分たちは狙われているのです」と証言している。今後、「スティーヴン・タイラー法」は、ハワイ州下院で法案可決に関する話し合いが進められることになるが、おそらく可決されるだろうと推測されている。セレブたちがスティーヴンに感謝しながら、こぞってハワイで休暇を楽しむ光景が目に浮かぶようだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年03月07日人気絶頂の俳優にも、ベテランの大女優にも負けない!そんなヤングスター出演の話題のアクション映画がこの秋、次々と公開となる。第2回目となる今回は、男たちもタジタジの強くたくましい戦う美女たちをピックアップ!最初にご紹介するのは、『ハンガー・ゲーム』(9月28日公開)で主人公・カットニスを演じるジェニファー・ローレンス。妹を守るため、冷酷なサバイバルゲームに身を投じることとなるも、その悲劇をもろともせず、懸命に生き残りをかけて男たちとも渡り合う16歳の女戦士を傷だらけになりながらも体当たりで演じている。彼女自身、14歳までに俳優になると決意し、両親を説得してニューヨークに移り住んだという根っからの戦う女。ライバルたちとのバトルだけでなく、負けそうになる心を奮い立たせる彼女の己との戦いにきっと心打たれる人は多いはず!続いては、「月の裏側からやって来たナチスが地球を襲来する」という“ぶっ飛んだ”設定が、世界中で大きな話題を呼んでいるフィンランド発の異色のアクション映画『アイアン・スカイ』(9月28日公開)で主演を務めるドイツ出身の新星、ユリア・ディーツェ。ナチスのプロパガンダに心酔しているものの、純粋で心優しい女性・レナーテという一風変わった役どころのヒロインを演じたユリア。その美しさの秘訣は、趣味のフェンシングを始め合気道、カポエラ、カンフーというスポーツのようで、その溌剌としたオーラとたっぷりとしたブロンドヘアがなんとも魅力的だ。そんなハリウッド女優も顔負けの美貌をもつ一方で、嬉々として“ぶっ飛んだ”役柄にも挑戦するその女優魂は、今後の活躍を大いに期待させてくれる。最後は、本物の格闘家でありながら『オーシャンズ11』のスティーヴン・ソダーバーグ監督に見初められ、ユアン・マクレガーやアントニオ・バンデラス、マイケル・ダグラスら豪華なキャスト陣を脇役に、映画初出演にして主演に抜擢された『エージェント・マロリー』(9月28日公開)の主演、ジーナ・カラーノ。本作では、殺人の濡れ衣を着せられ、様々な刺客を返り打ちにしていく凄腕エージェントを演じているが、実は彼女、アメリカ女子総合格闘技界の女王の座に君臨する本物の“戦う女”なのだ!今後も、『エクスペンダブルズ』シリーズのスピンオフ作品への出演が決定しており、ハリウッドでも“次代のアンジェリーナ・ジョリー”との呼び声高い注目女優だ。スクリーンで傷だらけになりながも、強く・凛々しく・美しくを体現する“戦う女”たち。ぜひ、この秋は劇場で彼女たちにノックダウンされてみて。■ヤングスターが魅せるアクション映画【イケメン編】■関連作品:アイアン・スカイ 9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2012 Blind Spot Pictures, 27 Film Productions, New Holland Pictures ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.エージェント・マロリー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2011 Five Continents Imports, LLC. All rights reserved
2012年09月28日女性格闘家のジーナ・カラーノが主演を務め、ユアン・マクレガー、マイケル・ファスベンダー、マイケル・ダグラス、アントニオ・バンデラス、チャニング・テイタムら豪華キャスト陣が出演する映画『エージェント・マロリー』の日本公開を記念して、『ルパン三世』とコラボしたスペシャルイラストが解禁され、原作者のモンキー・パンチがコメントを発表した。その他の写真映画『エージェント・マロリー』は、あらゆるミッションを完璧に遂行する女スパイ、マロリー・ケインの壮絶な闘いを描いたアクション映画。『オーシャンズ11』のスティーヴン・ソダーバーグ監督がメガホンを執った。今回の企画は、モンキー・パンチと峰不二子を主人公にしたTVシリーズ『LUPIN theThird~峰不二子という女~』でキャラクターデザインを担当した小池健が、“世界観が共鳴し合う”と本作を絶賛したことがきっかけとなり、主人公マロリーと魔性の女・峰不二子との競演イラストが小池によって書き下ろされた。モンキー・パンチは「想像を超えた強烈な野性味を帯びたニューヒロインが誕生!それに比べ、僕の愛するキャラクター、峰不二子のなんと可愛いことか。この野性味は不二子の唯一欠けている部分なので恥も外聞も無く早速パクっちゃおうと考えている(冗談です)。決めた!『ルパン三世』のハリウッドでの実写版はスティーヴン・ソダーバーグ監督に撮って貰おっ!!」とコメントを寄せている。なお『エージェント・マロリー』オフィシャルFacebookでは、“いいね!”をクリックするとこの特製画像をダウンロードできるキャンペーンが行なわれている。『エージェント・マロリー』9月28日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて全国公開
2012年09月18日チャニング・テイタムがストリッパーを演じ、全米で大ヒットを記録している『Magic Mike』(原題)の続編『Magic Mike 2』で、監督を務める可能性が出てきた。第1作目でメガホンを取ったスティーヴン・ソダーバーグが監督業からの引退を希望していることから、チャニングは第1作の脚本を執筆したレイド・キャロリンとタッグを組んで続編では自身が監督の座に就く可能性を示唆し、さらにスティーヴンの助監督を務めたグレゴリー・ジェイコブズも同様に続編の監督候補に挙がっていると、仏ウェブサイトの「AlloCine」に明かしている。「僕らは本当に続編を作りたいんだ。でもスティーブン・ソダーバーグは本当にリタイアしたがっている。まずはブロードウェイのバージョンを先に作ることになると思うよ」と明かし、さらに「続編ではグレゴリー・ジェイコブズが監督するかもしれないし、レイド・キャロリンと僕が監督するかもしれない。でも、まだ分からないね」と続けている。第1作目で共同プロデューサーも務めたチャニングとキャロリンは、すでに続編に向けて「バカバカしくて面白い」ストーリーを温めているようだが、実際に映画化されるかどうはまだ確実ではないようだ。レイドも独ウェブサイト「FILMSTARTS」に続編への意気込みを語っている。「僕たちは続編のアイデアについてたくさん話し合っているんだ。もうストーリーはできていて、とってもバカバカしくて面白い話だよ。ロードムービーっぽい感じで、第1作目のストリッパーたちが再集結するんだ!第1作目よりもコメディー色が増すはずさ。でも製作にこぎ着けるかどうかはまだ分からないんだ」。■関連作品:エージェント・マロリー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2011 Five Continents Imports, LLC. All rights reservedG.I.ジョー バック2リベンジ 2013年春、全国にて公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年09月13日マイケル・ダグラスがインディーズ映画”Reykjavik”(原題)でロナルド・レーガン元アメリカ合衆国大統領を演じるかもしれない。「The Hollywood Reporter」誌によると、同作は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマイク・ニューウェル監督の新作で、リドリー・スコットが製作総指揮にあたる。1986年、チェルノブイリ原発事故後にレーガン大統領とソ連のミハイル・ゴルバチョフ書記長がアイスランドの首都レイキャビクで会談した数日間を描くもので、脚本は『ジェイン・オースティン秘められた恋』のケヴィン・フッド。現在、ゴルバチョフ書記長のキャスティングが行われている。撮影は来年3月からドイツで予定されている。ガン治療のため休養していたマイケル・ダグラスだが、実在のピアニスト、リベラーチェを演じたスティーヴン・ソダーバーグ監督の『 Behind the Candelabra』(原題)やコメディ作『Last Vegas』(原題)など、主演作を次々に撮影している。筋金入りの民主党支持者でバラク・オバマ大統領を応援しているダグラスが、俳優から政治家に転身し、共和党の大統領となった保守派のレーガンをどう演じるのか?”Reykjavik”は実現が楽しみな企画だ。(text:Yuki Tominaga)© /AFLO■関連作品:エージェント・マロリー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2011 Five Continents Imports, LLC. All rights reserved
2012年08月31日天才詐欺師ニール・キャフリーとFBI捜査官ピーター・バークがコンビを組み、様々な知的犯罪に挑む「ホワイトカラー」。全米はもちろん、日本でも高い人気を誇るシリーズの魅力を探るべく、ニューヨークの撮影現場にお邪魔してきました。まずは、ロケ先で突撃した主演俳優マット・ボマーのインタビューからお届けします!現在、全米ではシーズン4が絶賛放送中。マットたちもシーズン4の撮影に励んでいるところなのですが、その合間を縫って現れたマットは頭のてっぺんから足の先までニール・キャフリー!「このスーツはカスタムメイドなんだ。物語の設定上、ニールの着る服はレトロなものが多いけど、本当のヴィンテージはウールで作られていることが多くて重いし、いまみたいな夏は暑いから(笑)、カスタムメイドが一番」という高級スーツの着こなしも完璧で、素敵な香りも…。登場と同時に場が一気に華やぎました。そんなマットが演じているだけに、ニールの魅力もシーズンを重ねるにごとにグレードアップ。FBI捜査官と元犯罪者の立場を超えて固い絆で結ばれるピーターはもちろん、街でニールを目にした女性たちの表情からもそれが分かります。ここまでニールがチャーミングでセクシーなのは、日々の研究の賜物?「セクシーさや魅力をそこまで強く意識して彼を演じたことはないけれど、とにかくありがとう(笑)。ニールを演じるにあたっては、無理のない自信を身につけている人がインスピレーションになっているんだ。ケイリー・グラント(『愛のアルバム』)のようにね。適度にジョークを言えて、プレッシャーを感じるときでもクールに振る舞える人。それがセクシーに見えたとしたら、僕自身がそういった人に魅力を感じているからだろうね。自信があって自分に正直でいられる人、自分らしさを大切にできる人、そしてバランスの取れた人格者ほど僕は魅力的だと思う」。話し終えるたびにニコッと微笑む姿がやはりチャーミング。その圧倒的な“人心掌握術”は、誰からも愛されるニールを演じて磨きがかかったもの?「確かに、ニールは手に入れたい物を手にするためのテクニックをたくさん知っているよね(笑)。そんな彼を1年に5か月半、1日12~15時間も演じているのだから、僕自身も無意識に彼の影響を受けているんじゃないかな。自分と役の境界線があやふやになってくるんだ。実際、笑顔はもちろん、お世辞、相手に尊敬の念を示す方法まで、欲しい物を手に入れるためだったら何もかも利用していいと思わせてくれるキャラクターを演じるのは楽しいものだよ。一番の楽しみかもしれないね(笑)。それに、僕はニールが完璧に善良な人間になっていくのは見たくない。いつだってどこかに悪い部分を少しでも残しておいてほしいんだ。だから、ニールがピーターに再び捕まるようなことをする…なんて展開にも惹かれるんだよね」。「ニールがピーターにもう一度捕まる」かどうかはさて置き、ある出来事をきっかけに、誰の目にも仲良しコンビだったニール&ピーターが微妙な関係に陥ってしまうのもシーズン3の見どころ。ただし、演じるマットとピーター役のティム・ディケイは相変わらず「親が『ご飯よ~』と呼びに来ても、一緒に遊び続けている子供みたいなもの」だそう。実は、今回第15話でティムが監督を務めているのですが、その関係はティムが監督を務めた後も変わらなかったようです。「彼は相当厳しかったよ。ティムは全員に対して本当に辛辣で、死ぬほどしごいてくるんだ。…なんてことはもちろんなく(笑)、彼は最高の監督だった。実は、僕もいつか監督業に挑戦したいと思っているんだけど、やるからにはしっかりやりたい。そのためにいま、南カリフォルニア大学の映画芸術学部で勉強しているところなんだ。監督をするときは専門スタッフの力に頼り切るのではなく、プロらしく監督したいからね」。スティーヴン・ソダーバーグの下、男性ストリッパーを演じた映画『Magic Mike』(原題)の全米大ヒットも記憶に新しい中、ドラマ、映画、舞台と精力的に活躍し続けるマットのこと。近い将来に監督デビューも期待できそうです!次回はピーター役のティム・ディケイとモジー役のウィリー・ガーソンが登場します。(text:Hikaru Watanabe)「ホワイトカラー」シーズン1~3全46話一挙放送!AXNミステリーにて放送シーズン1:10月13日(土)10:00~23:00【字幕版】シーズン2:10月20日(土)10:00~24:00【字幕版】シーズン3:10月27日(土)10:00~24:00【字幕版】公式サイト:「ホワイトカラーシーズン3」DVDコレクターズBOX価格:13,440円発売中※9月5日(水)レンタル開始発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト:© PATRICK HARBRON© 2009-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.■関連作品:ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル [海外TVドラマ]© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2012年08月30日環境や動物保護活動に熱心なレオナルド・ディカプリオが、トビー・マグワイアやトム・ハーディと組んで、動物の密猟と取引に反対する映画をワーナー・ブラザースで企画しているようだ。「The Hollywood Reporter」誌によると、トムの友人で特殊部隊に所属経験のある人物から聞いた話を基にした内容になるという。その友人は現在、南アフリカや周辺地域で動物密猟の反対活動を続けている。物語は、戦いが繰り広げられるアフリカから皮革を多用するパリのファッション業界までを舞台に、動物密猟がもたらす様々なインパクトを複数のストーリーを同時進行させながら描く。北米と南米を舞台にドラッグ禍を描いたスティーヴン・ソダーバーグ監督の『トラフィック』(’01)と似たスタイルの作品を目指すようだ。ワーナー・ブラザースは現在、脚本家を探しているが、現時点でレオやトビー、トムが俳優として出演するかどうかは不明。動物の密猟と取引の問題は、一般観客に敬遠されがちなテーマだが、プロデューサー3人のスターパワーで大手の映画スタジオでの製作が実現する運びとなった。レオとトビーは長年の親友で来年公開の『華麗なるギャツビー』で共演、トムはクリストファー・ノーラン監督の『インセプション』でレオと共演している。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC華麗なるギャツビー 2013年夏、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年08月29日ブラッド・ピットとデンゼル・ワシントンが新作クライムスリラー『Candy Store』(原題)で共演する可能性が出てきた。2人の主役を配する本作は、ベテランおとり捜査官が、ブルックリンでパトロール巡査として潜入し、世界的な組織の不正を暴こうとするというストーリーで、ブラッドとデンゼルの2人は出演交渉の初期段階にあるという。2005年の映画『シリアナ』で脚本賞ノミネートを果たしているスティーヴン・ギャガン監督が脚本も手掛ける同作は、ライオンズゲート社が製作を担当する模様。本作にはブラッドとデンゼルの以前には、ジェイミー・フォックスが主人公のキャラクターに興味を示していたと言われているが、果たして今後どういう動きを見せるのか?スティーヴン・ソダーバーグ監督が2000年に手掛けた『トラフィック』でアカデミー脚色賞を受賞したギャガン監督は、ウィル・スミス主演で来年夏のSF超大作『After Earth』(原題)の脚本も担当している。■関連作品:デンジャラス・ラン 2012年9月7日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年08月27日ジャスティン・ロングが、スティーヴン・キングの短編小説「十時の人々」の映画化作品の出演を交渉中だ。オリジナル版『フライトナイト』などでお馴染みのトム・ホランド監督によって同作の映画化が進んでおり、製作陣は、主演依頼のためジャスティンに接触しているという。同短編小説は、禁煙しようとしてもなかなかやめられない主人公のブランドン・ピアソンが、脳内の化学物質のバランスが崩れたため奇妙な副作用を体験するという物語だ。同作品の映画化が発表された際、トムは「これは禁煙に苦しんでいたスティーヴン自身と、比較的最近の90年代の禁煙に関する法律についての話なんだ。この映画化ではオリジナルの短編を現代風にアレンジして、偏執的なサスペンスにするよ」と語っていた。スティーヴンの2作品『スティーヴン・キング/痩せゆく男』、『スティーヴン・キング/ランゴリアーズ』を以前すでに映画化しているトムは、本作をニューヨークで9月にクランクインさせる予定だ。
2012年07月03日ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、マッド・デイモンなど錚々たるメンバーの出演で話題を呼んだ『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督が、活動休止を考えているようだ。これまでも監督業から身を引きたいと公言していたソダーバーグ監督だが、今回は、来年1月を目処にハリウッドでの仕事を休止したいと語っているという。「休止をここ5年間くらい計画していたんだ。だから今回日取りを決めて、それが潮時だと思うんだ。来年の1月にはおさらばするよ」。さらにソダーバーグ監督は、もし監督の座に復帰した場合には、テレビの仕事にシフトするかもしれないと明かした。「自分で課した休止の後、もし復帰して何かやるなら、恐らく映画ではなくてテレビの方にシフトするかもしれないね」。今週末6月29日には、チャニング・テイタムとマシュー・マコノヒー共演で男性ストリッパーの世界を描いた最新作『Magic Mike』(原題)の全米公開を控えるほか、9月28日(金)にはアメリカ総合格闘技界の女王ジーナ・カラーノと豪華キャストを結集させたスパイ・アクション『エージェント・マロリー』が日本でも公開されるソダーバーグ監督。さらに、『トラフィック』に出演したキャサリン・ゼタ=ジョーンズと再タッグを組む『The Bitter Pill』(原題)も控えている。■関連作品:エージェント・マロリー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2011 Five Continents Imports, LLC. All rights reserved
2012年06月28日モデルから一躍映画スターの仲間入りを果たした『アイ・アム・ナンバー4』やヴァネッサ・ハジェンズと共演した『ビーストリー』などで知られるイケメン俳優、アレックス・ペティファーが、2010年のアカデミー賞で6部門でのノミネートを果たした『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督の最新作『The Butler』(原題)に出演するようだ。アレックスが出演を決めた『The Butler』は、ホワイトハウスで30年以上にわたり8人の米大統領の執事を務めたユージン・アレンの人生を描いたもの。既に主人公のユージンを演じるフォレスト・ウィッテカーや『ハリー・ポッター』シリーズのアラン・リックマンを筆頭に、ジェーン・フォンダ、ジョン・キューザック、ミンカ・ケリー、テレンス・ハワード、レニー・クラヴィッツなど錚々たる豪華キャストが決定しており、来月にクランクインする予定。本作以外にもアレックスは、スティーヴン・ソダーバーグ監督×チャニング・テイタム主演の男性ストリッパーをテーマにした話題作『Magic Mike』(原題)、スリラー映画『Diamond Dogs』(原題)にも出演を果たしている。■関連作品:TIME/タイム 2012年2月17日より TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年06月20日世界的なモダン・ホラー作家、スティーヴン・キングのホラー小説「IT」がこのほど再映画化されることになった。同作は1990年にも前・後編で約3時間のテレビ映画化がなされ、殺人道化師・ペニーワイズをティム・カリーが演じたが、今回新たに『ジェーン・エア』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督が同作の再リメイクを計画しているという。フクナガ監督は1990年のオリジナル版と同様、前・後編2本の劇場用映画として製作を進めているという。本作は幼少期の弱小男女のグループが成長して再会した後、子供を次々と狙った殺人鬼に立ち向かうというストーリー。今回、フクナガ監督が子供時代と成人後の2部構成で映画を前・後編に分けるかどうかはまだ不明である。さらに同作の公開予定日も、製作を手がけるワーナー・ブラザースからはまだ公表されていない。■関連作品:ジェーン・エア 2012年6月2日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.
2012年06月11日英文学の名作を映画化した『ジェーン・エア』が6月2日(土)から日本公開される前に、ヒロインと身分違いの恋に落ちる上流階級の男を演じたマイケル・ファスベンダーのインタビュー動画が到着した。インタビュー動画本作は、これまで繰り返し映像化されてきたシャーロット・ブロンテの小説が原作。幼少期に両親を亡くし、ずっと孤独に生きてきた女性ジェーン(ミア・ワシコウスカ)と、横柄で気難しい上流階級の男性ロチェスター(ファスベンダー)の身分違いの恋を主軸に、苦難に満ちた人生を生きる女性の姿を描き出した人間ドラマ。前作『闇の列車、光の旅』が各国の映画祭で高い評価を得た34歳の新鋭キャリー・ジョージ・フクナガが監督を務めている。このたび公開された映像の中でファスベンダーは、自身が演じたロチェスターがジェーンに惹かれる理由について「ふたりの間には確かな結びつきがある。彼は彼女の前では正直になれるし、彼女も決して引こうとはしない」と分析し、「彼女の内面にある炎のようなものが彼を魅了するんだ」と話す。そんなジェーンを演じたのは、『アリス・イン・ワンダーランド』や『キッズ・オールライト』に出演している新進女優ミア・ワシコウスカだ。ファスベンダーは彼女の演技を『アリス…』以前より注目していたそうで、「カメラの前の表情にも引き込まれるし、落ち着いた大人の女性だね。将来は大物女優だよ」と称賛している。そんなファスベンダーもテレビドラマ『バンド・オブ・ブラザーズ』で注目を集めたのを機に、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『SHAME-シェイム-』と出演作が立て続けに公開され、今後もリドリー・スコット監督のSF大作『プロメテウス』やスティーヴン・ソダーバーグ監督のアクション作『Haywire(原題)』など、出演作が多く待機している。そんな彼が、本作で19世紀の封建的な慣習が強く残る社会を生きる男をどのように演じるのか気になるところだ。『ジェーン・エア』6月2日(土)TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー(C)RUBY FILMS (JANE EYRE) LTD./THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION2011. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年05月18日ルーニー・マーラやジュード・ロウ、チャニング・テイタムが出演するスティーヴン・ソダーバーグ監督の新作の撮影が、本物の刑務所内で行われることが明らかとなった。今月クランクインしたソダーバーグ監督の新作『The Bitter Pill』(原題)は、間近に迫る服役中の夫の仮釈放に不安を募らせ、処方箋薬に頼るようになる女性を描くストーリーで、ルーニーがヒロインのエリザベスを演じる。チャニングが夫役で、ジュードは彼女と不倫関係になる医師を演じる。キャサリン・ゼタ=ジョーンズも医師役で出演している。「New York Post」紙のゴシップ・コラム「Page Six」によると、撮影はニューヨーク州オーティスビルにある連邦刑務所で行われる予定。実際に服役中の囚人がいる中での撮影に、関係者は厳重な警備体制をとると語っている。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:第九軍団のワシ 2012年3月24日より渋谷ユーロスペースにて公開© 2010 Focus Features LLC. All Rights Reserved.シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム 2012年3月10日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDドラゴン・タトゥーの女 2012年2月10日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:理想の“尽くす男”たちを発表!水嶋ヒロ、役所広司ら“侍”型の俳優たちが上位にチャニング・テイタム×ジェイミー・ベルインタビュー次代を担う2人の男同士の絆ジュード・ロウに新恋人。お相手は舞台で共演した9歳年下の女優ジュード・ロウインタビュー「バカげたやり取り」から生まれるコメディの面白さオサマ・ビン・ラディン暗殺を描くK・ビグロー監督新作、ロケ地の猛反発で撮影中断
2012年04月10日『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダ―バーグ監督が手がける注目の最新作『コンテイジョン』がいよいよ日本公開となる。マット・デイモンやマリオン・コティヤールといった並み居るオスカー俳優たちとの競演で、彼らを喰うほどの名演を本作で披露するジュード・ロウが、作品の見どころについて語ってくれた。接触感染で広がり数日で命を落とすほどの新種ウイルスが発見され、瞬く間にアメリカや日本を始め世界中に感染が拡大。アメリカ疫病予防センターと世界保健機構は調査とワクチン開発を急ぐが、彼らの本当の敵はウイルスではなく、パニックに陥る人間の心理だった――。世界規模で未曾有の緊急事態に陥った人間の“恐怖”を克明に描き出した本作でジュードが演じるのは、その新型ウイルスの存在に初めて気づき、政府が隠ぺいする事実を全世界に知らしめようとするフリージャーナリストのアラン・クラムウィディ。民衆に全てを明かそうとする正義が彼を突き動かすのだが、そのジャーナリスト魂によって公開された真実こそが未曾有のパニックの元凶に…。世界的パニックの張本人とも言える、一筋縄ではいかない役どころをジュードはこう語る。「パニックが蔓延し市民は政府に指示されるがままだが、そんな中、アランは“市民の声”である。僕はそこが気に入ったんだ」。さらに「彼の主張は、観客たちの判断に委ねられる」と含みのある言葉で、波紋をもたらすであろうアランの行動について語るジュードは、本作で描かれる“コンテイジョン=伝染・感染”のもうひとつの意味について「実際のウイルスのアウトブレイク(感染が爆発的に広がること)と同時に、アランが作り出すアウトブレイクは人の恐怖心を利用したものなんだ」と解説。本作のキャッチコピー“【恐怖】は、ウイルスより早く感染する。”という言葉が示す、ソダ―バーグ監督のメッセージの核心に触れていく。「判断は観客に委ねられる」という意味深な言葉の真相は劇場で確認するとして、まずは本作の真髄を語るジュードの熱弁をたっぷり8分間楽しんでみては?『コンテイジョン』は11月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:スティーヴン・ソダーバーグ監督が3年ぶりに来日「問題提起し続けたい」マット・デイモン、満を持して長編映画監督デビューが決定!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年11月14日アカデミー賞監督のスティーヴン・ソダーバーグが3年ぶりに来日し11月10日(木)、記者会見を行い、最新作『コンテイジョン』の見どころを語った。突如発生し、爆発的に感染拡大する新型ウイルスに全人類が立ち向かうパニック大作。「極限の状況下で、人間はどう行動するべきか。パニックを起こすだけでは何も解決しない。答えを提示するだけの作品ではないので、ぜひ自分自身で考えてほしい」とアピールした。接触感染で広がり数日で命を落とすほどの新種ウイルスが発見され、瞬く間にアメリカや日本にも感染は拡大。アメリカ疫病予防センターと世界保健機構は調査とワクチン開発を急ぐが、彼らの本当の敵はウイルスではなく、パニックに陥る人間の心理だった…。ソダーバーグ監督は、自身がアカデミー賞監督賞を獲得した傑作『トラフィック』(’00)を例に挙げ、「麻薬の問題は避けようと思えば避けられるが、ウイルスはそうはいかない。目に見えないし、説得することもできないからね。つまり誰もが関係あるテーマで、映画の主題としても現実的でいいと思った」とふり返る。マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットら超豪華なキャストが奏でる、緊迫のアンサンブルも大きな見どころ。「情報量も多いし、早いスピードで展開する作品だから、ロープみたいに観客をつなぎ止めるものが必要だった。それがスターの見せてくれる演技力なんだ」とソダーバーグ監督。「意外に思うかもしれないけど」と前置きし、「私は俳優が大好きなんだ。彼らの仕事は自分をさらけ出すことだし、時には自分の弱みも見せなければいけない。だから、自分の作品に出てもらうなら、『ここなら安全で、きっといい経験ができる』と思ってほしいし、私も俳優の努力に敬意を表したい」と語った。以前、監督業からの引退も報じられたが、その後にソダーバーグ監督本人が否定。会見でも「人生は模索の連続だし、映画監督として問題提起し続けたい。答えが揃った映画なんてつまらないと思うし、そもそも完璧な答えなんてないからね」と、さらなる映画製作に意欲を燃やしていた。『コンテイジョン』は11月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:マット・デイモン、満を持して長編映画監督デビューが決定!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年11月10日スティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作『コンテイジョン』が12日(土)から日本公開される前に、本作に出演しているケイト・ウィンスレットのインタビュー動画が公開された。インタビュー動画はこちら!映画のタイトルになっている“コンテイジョン(CONTAGION)”とは“接触による伝染”のこと。映画は、ある場所から人間社会へと持ち込まれた新種のウィルスが、ドアノブや手すりへの接触、握手などによって人から人へと広がり、またたく間に世界各地に拡散。感染すると数日間で死にいたるウィルスが圧倒的な速度で広がっていく過程と、そのことによって人々の何げない日常が混乱していく様子、そして治療薬の開発に奔走する医療関係者たちの姿を描いていく。数々のヒット作を手がけ、つねにその動向に注目が集まるソダーバーグ監督らしく、本作もマット・デイモン、ジュード・ロウ、マリオン・コティヤール、グウィネス・パルトロウ、ローレンス・フィッシュバーンら豪華キャストが集結しているが、その中でCDC(米疾病予防対策センター)感染症調査官エリン・ミアーズを演じているのがウィンスレットだ。アカデミー賞、エミー賞、ゴールデングローブ賞など数々の栄誉に輝く実力派女優として知られるウィンスレットだけに、本作でも感染症調査官を演じるために撮影前にリサーチとヒアリングを行ったそうだ。このほど公開されたインタビュー動画では、撮影現場の印象や、ソダーバーグ監督の独自の撮影スタイルについて、さらに役に取り組む姿勢や事前調査について語る彼女の姿が収められている。『コンテイジョン』11月12日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2011年11月04日マット・デイモンが長編映画監督デビューすることが決まった。「Hollywood Reporter」「Variety」などの業界誌によると、ジョン・クラジンスキー(『恋するベーカリー』)との共同脚本による法律ドラマでタイトルは未定。小さな街にやって来たセールスマン役で主演も務める。14年前に幼なじみで親友のベン・アフレックと脚本を執筆、主演した『グッド・ウィル・ハンティング』でオスカー脚本賞を受賞しているが、ひと足先に『ゴーン・ベイビー・ゴーン』、『ザ・タウン』で監督として活躍を始めたベンに触発されたらしく、最近は監督業に意欲を示していた。マットとジョンは共演経験はないが、同じボストン出身。ジョンの原案を、彼の主演作『お家をさがそう』の共同脚本のデイヴ・エガーズと練り、マットに話を持ちかけ、共同執筆に至った。ジョンの製作会社「Sanday Night Production」のもと、マット、マットの製作パートナーを長年務めるクリス・ムーアがプロデューサーに名を列ねる。スティーヴン・スピルバーグ、クリント・イーストウッド、11月12日(土)より日本公開される『コンテイジョン』のスティーヴン・ソダーバーグ監督など、巨匠、名匠の作品に数多く出演し、撮影現場で多くを学んできたマットがどんな作品を生み出すのか、期待が高まる。(text:Yuki Tominaga)© Media Punch/AFLO■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年10月21日ジュード・ロウが出演するスティーヴン・ソダーバーグ監督の新作『Contagion』(原題)の撮影が2月中旬、サンフランシスコで行われた。マット・デイモン、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット、マリオン・コティヤールという4人のオスカー受賞者(マットは脚本賞、女優3人は主演女優賞。ちなみにジュードも2度オスカー候補になっている)が名を連ねる豪華キャストの本作は、致死性ウィルスの蔓延を描くアクション・スリラーで、昨秋より香港、シカゴ、ジュネーヴなどでロケが敢行されてきた。香港出張から戻るや、感染したウィルスによって倒れる女性をグウィネス、その夫をマットが演じる。疾病管理予防センター(CDC)で働く女性をケイトが演じ、マリオンは世界保健機構(WHO)に務める医師を演じる。写真で防護服に身を包んでいるジュードは医師役ではなく、陰謀論に取り憑かれたサンフランシスコのブロガー役だという。マット主演の『ボーン・アルティメイタム』、『インフォーマント!』のスコット・Z・バーンズによるオリジナル脚本で、後者の監督を務めたソダーバーグは『オーシャンズ』シリーズでもマットを起用している。マットとジュード、グウィネスは『リプリー』でも共演済み。気心の知れたトップレベルの才能を持つ仲間が集まる作品の完成が待ち遠しい。撮影は2月で終了し、今年10月21日に3D作品として全米公開が予定されている。(text:Yuki Tominaga)写真は『Contagion』の撮影で防護服に身をつつむジュード・ロウ。© Splash/AFLO■関連作品:ヒア アフター 2011年2月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. レポゼッション・メン 2010年7月2日よりTOHOシネマズみゆき座ほかにて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:クリント・イーストウッド インタビュー 異色の題材から学び続ける80歳レオナルド・ディカプリオ、イーストウッド新作でJ・エドガー・フーヴァーを熱演中マット・デイモン インタビューイーストウッドへの信頼がもたらした生の物語ジュード・ロウとシエナ・ミラー、交際15か月で2度目の破局イーストウッド×スピルバーグで贈る『ヒア アフター』試写会に10組20名様ご招待
2011年02月25日昨年8月に咽喉がんで闘病中であると公表したマイケル・ダグラスが10日、アメリカのTV番組のインタビューでがんを克服したと語った。NBCの「Today」に出演したダグラスは「気分がよく、安堵している。腫瘍は消えたよ。このタイプのがんに関する自分の知識から言わせてもらえば、私はがんに打ち勝った」と話した。愛妻のキャサリン・ゼタ・ジョーンズは朗報を聞いて涙を流し、「最高の形で新年のスタートが切れたわ」と喜んだという。昨年8月に診断を受けた際は末期に近いステージとも言われたが、8週間の化学療法と放射線治療が功を奏した。「大変な半年だった」とふり返る闘病生活では体重が15キロ近く激減したが、現在は食欲も旺盛で「豚のように食べている」とジョークまじりに語るダグラス。体重は5キロほど戻り、健康を重視してオーガニックな食材を中心に摂るようにしているそうだ。闘病前に撮影した『ウォール・ストリート』が2月4日(金)から日本公開されるが、スティーヴン・ソダーバーグ監督、マット・デイモンと共演予定の新作『Liberace』(原題)の撮影を今夏に控えており、ジムでトレーニングも開始したという。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:ウォール・ストリート 2011年2月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:『ウォール街』の続編『ウォール・ストリート』試写会に10組20名様ご招待オリヴァー・ストーン来日結末は「映画を観た人が自分で判断してほしい」アカデミー賞名誉賞授賞式で、巨匠ゴダール、94歳の名優イーライ・ウォラックら受賞チャーリー・シーンの愛車が盗難。今年に入って2度目【カンヌレポート 02】『ウォール・ストリート』シャイア&キャリー揃って登場
2011年01月13日木村拓哉主演の話題作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の主題歌を人気バンド「エアロスミス」のボーカル、スティーヴン・タイラーが歌うことが明らかになった。1970年代にTVおよび劇場版アニメで空前の“ヤマトブーム”を生み出した伝説的作品の実写映画化作品。正体不明の敵・ガミラスの襲来により放射能で汚染された地球を救うべく、遥か彼方のイスカンダル星へと向かう宇宙戦艦ヤマトの戦いの旅路を描く。今回、山崎貴監督をはじめ、映画製作陣がタイラーサイドに熱烈なオファーを送り、その熱意と作品の持つ世界観にタイラー自身が感銘を受け、主題歌「LOVE LIVES」を書き下ろした。タイラーにとっては記念すべき初のソロプロジェクトであり、エアロスミスとしてリリースしたアルバム「JUST PUSH PLAY」のプロデューサーを務めたマーティ・フレデリクセンとタイラーの再タッグが実現。セリーヌ・ディオンなどの楽曲を作曲したキャラ・ディオガルディを加え、バラード調の主題歌を作り上げた。山崎監督は、今回の決定に際し「大好きなスティーヴン・タイラーが『ヤマト』の主題歌を歌ってくれるのはそれだけでとても嬉しいことだったのですが、何より特筆すべきはこの曲が『ヤマト』のためのオリジナルな書き下ろしだということです。彼がこちらからのオファーに真摯に応えてくれて、共に悩み、共に戦ってくれたことは僕らの勇気になりました。『ヤマト』の世界観を理解しようとするその姿勢には本当に頭が下がる思いでした。本当の意味でのコラボレーションができたことを幸せに感じます」と喜びのコメントを寄せてくれた。1998年の映画『アルマゲドン』のメインテーマでエアロスミスによる「ミス・ア・シング(I DON’T WANT TO MISS A THING)」は映画と共に大ヒットを記録し、タイラーはその歌声を全世界に響かせたが、今回の「LOVE LIVES」はどのような楽曲に仕上がっているのか?「LOVE LIVES」は11月24日(水)リリース。『SPACE BATTLESHIPヤマト』は12月1日(水)より全国東宝系にて公開。■関連作品:SPACE BATTLESHIP ヤマト 2010年12月1日より全国東宝系にて公開■関連記事:ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」阿部寛山下達郎の音声メッセージに「本当に山下さん?」
2010年09月17日『オーシャンズ』シリーズのヒットメーカー、スティーヴン・ソダーバーグ監督が新たに手がけたのは、夢のようなひとときを提供し、2,000ドルを超える時給を稼ぎ出す高級コールガールを主人公にしたドラマ『ガールフレンド・エクスペリエンス』。本作で主人公のチェルシーを演じた、現役アダルト女優、サーシャ・グレイの動画インタビューが到着した。トップの座を守るために常に自らを磨き、ビジネスの全てをセルフコントロールし、理解ある恋人と共に高級アパートでの暮らしを続けていた22歳のチェルシー。だが、ある日彼女はこれまでの顧客とは違う、特別な感情を抱かせる男性客に出会い…。高級コールガールを演じる上で、彼女とソダーバーグが行った、実際のコールガールたちへのリサーチ、それをどのように役柄に取り入れていったのか、サーシャは詳細にわたって説明。さらに彼女は、この映画が伝える哲学を「人生の全ては取引である」ということだと語る。ちなみに彼女自身、アダルト映画での活躍にとどまらず、人気バンド「スマッシング・パンプキンズ」のミュージックビデオをはじめ、数多くのロックスターのミュージックビデオに出演しており、さらに人気ドラマ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」への出演も決まっているなど、今後、さらなる活躍が期待される。鬼才ソダーバーグは彼女の中の何に惹かれこの映画を作ったのか?その一端が彼女の言葉から見えてくる。『ガールフレンド・エクスペリエンス』はシネマライズほか全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ガールフレンド・エクスペリエンス 2010年7月3日よりシネマライズほか全国順次公開© 2009 2929 Productions LLC. All rights reserved.
2010年07月16日イランのメディアが、3月から拘束されていたジャファル・パナヒ監督が保釈されたと報道している。パナヒ監督は、昨年6月のイラン大統領選挙に関する反政府的内容の作品を制作したのを理由に3月1日に拘束された。デビュー作『白い風船』でカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人賞)を受賞、『チャドルと生きる』で2000年のヴェネチア映画祭金獅子賞を受賞、2006年の『オフサイド・ガールズ』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞するなど、国際的に活躍するパナヒ監督の解放を求めて、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、フランシス・コッポラ、アン・リー、スティーヴン・ソダーバーグ、マイケル・ムーアといった監督たちが署名運動を行っていた。パナヒ監督は23日に閉幕したカンヌ国際映画祭の審査員に決まっていたが、渡仏はかなわず、オープニング・セレモニーでは彼のネームプレートが置かれた椅子が用意され、最終日にはイランのアッバス・キアロスタミ監督の『Copie conforme』(原題)で女優賞に輝いたジュリエット・ビノシュが受賞スピーチでパナヒ監督解放を訴えた。保釈金は20億イラン・リアル(約1,800万円)で、解放されたパナヒ監督は、家族や弁護士との面会を求めて16日からテヘランのエビン刑務所でハンガーストライキを始めていた。(text:Yuki Tominaga)カンヌ国際映画祭で、ジュリエット・ビノシュはパナヒ監督と同じイラン人監督、アッバス・キアロスタミからのパナヒ監督拘束に関する手紙を読み上げた(右は映画祭会長ジル・ジャコブ)。© REUTERS/AFLO■関連作品:第63回カンヌ国際映画祭 [映画祭] 2010年5月12日開幕© Brigitte Lacombe – ad design graphiqueオフサイド・ガールズ 2007年9月1日よりシャンテ・シネほか全国にて順次公開■関連記事:【カンヌレポート 最終回】バルデム受賞にペネロペ涙!最高賞はタイ作品映画祭開催中のカンヌで、豪華セレブが集うエイズ研究チャリティ・ガラ開催【カンヌレポート 番外編】ファッションで見るカンヌ!ベストドレッサーは誰?【カンヌレポート 06】ディエゴ・ルナ初監督作にカンヌっ子拍手!雨の日に観たい映画ランキング大発表!1位はあのミュージカルの傑作
2010年05月26日2日から開催中の第66回ヴェネチア国際映画祭。7日夜にスティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作『The Informant!』(原題)が上映され、主演のマット・デイモンが監督やプロデューサーらとともにレッド・カーペットに登場した。『The Informant!』は、90年代にアメリカの穀物商社の不正を内部告発し、FBIに協力した同社重役、マーク・ウィタカーの実話を基にした作品で、マットは30ポンド(約14キロ)増量して撮影に臨んだ。ソダーバーグのオスカー受賞作『トラフィック』やプロデューサーとして参加した『シリアナ』のようにシリアスな作風かと思いきや、本作はブラック・コメディ。FBIのおとり捜査に協力するウィタカーをマットは楽しそうに演じている。今年の映画祭コンペティション部門には日本の塚本晋也監督の『TETSUO THE BULLET MAN』も出品されているが、『The Informant!』はコンペ外での上映。前日はルチアナ夫人と一緒にゴンドラに乗ってロマンティックな夜を過ごすなど、マットはバカンスも兼ねたヴェネチア滞在を満喫しているようだ。(text:Yuki Tominaga)6日、妻のルシアナと一緒にヴェネチアでの夜を過ごしたマット・デイモン。© AFLO■関連作品:TETSUO THE BULLET MAN 2010年、全国にて公開第66回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]■関連記事:塚本晋也、深夜のヴェネチアを興奮の渦に「レッドカーペット歩けるのはすごいこと」ニコラス・ケイジ&エヴァ・メンデス、波紋を呼ぶ一作を引っさげヴェネチア入りM・ムーア、ヴェネチアに殴りこみ!ドキュメンタリー作品初のコンペ部門出品塚本晋也最新作、ヴェネチア国際映画祭出品決定初コンペ出品の快挙!世界のツカモト、全篇英語で挑んだ21世紀版『鉄男』で“全世界同時”会見
2009年09月08日