レンデックスの平均利回りは10%前後とソーシャルレンディングの中でも高く、多くの物件に不動産担保がついているという特徴があります。また、ファンドの期間は1年未満と短期が多く、最低投資金額2万円と少額から始められるのも魅力です。今回は、レンデックスの実際の評判とメリット・デメリットについて解説します。LENDEX(レンデックス)は不動産特化型のソーシャルレンディングレンデックスレンデックスは、2017年7月にサービスを開始した不動産特化型のソーシャルレンディングです。ソーシャルレンディングとは、お金を必要とする「借り手(企業)」と、お金を貸して運用したい「個人投資家」をマッチングさせるサービスです。レンデックスソーシャルレンディング事業者は、インターネットを利用してウェブサイト上で投資家からお金を集め、お金を必要とする企業に融資します。たとえば、借り手に対して13%の金利で融資を行い、ソーシャルレンディング事業者が3%の手数料を取得すると、投資家には10%の利回りが配分されます。借り手企業は、返済額とともに、金利を毎月支払う必要があります。ソーシャルレンディング事業者は支払われた利率から報酬として数%を取得し、残りを投資家に配分するのです。個人から資金を集めるという仕組みなので、ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一種です。小口の投資家の資金を集めて大口の資金に代えることで、大きな収益機会を狙えます。ソーシャルレンディングの投資は融資で、さらに担保を設定することで安全性を高めることができます。レンデックスのメリット・デメリットレンデックスこのように10%前後の高い利回りが期待できることが分かります。もちろん、利回りの高さだけで案件を選ぶのではなく、物件や担保の見極めも大切です。また、ソーシャルレンディングは元本保証の金融商品ではないため、1つの案件に資金を集中させるのではなく、複数の案件に分散投資することをおすすめします。レンデックスの始め方レンデックスの新規口座開設の流れは、以下の通りです。WEBで仮登録仮登録後マイページにログイン本人確認の画像をアップレンデックスでの審査後、認証コードを郵送認証コードを入力したら本登録完了1.WEBで仮登録レンデックスのサイトから「新規口座開設」ボタンを押し、規約・同意事項に関する書類をダウンロードします。2.仮登録後マイページにログイン登録したメールアドレスに届いた確認メールの「メール確認用アドレス」の項目に、記載されたアドレスをクリック。3.本人確認の画像をアップ基本情報の登録、本人書類のアップロード、銀行口座の登録などを行います。4.レンデックスでの審査後、認証コードを郵送レンデックスの審査で本人確認および銀行口座を確認し、審査が終了すると「認証コード発行」のメールが送られてきます。その後、レンデックスに登録した住所に簡易書留で「認証コード」が郵送されます。5.認証コードを入力したら本登録完了マイページの基本情報→本人確認→認証コード欄に送られてきた「認証コード」を入力します。送信すれば本登録完了です。口座開設の際に注意すべき点は以下の3つです。口座開設可能なのは本人名義のみマイナンバーの登録が必要口座開設できるのは、日本在住で在留資格を有している20歳以上75歳未満[adsense_middle]レンデックスの解約国税庁これに住民税の10%を足した税率が総合課税額になります。レンデックスの分配金は源泉徴収レンデックスの分配金は、源泉税を控除した金額が口座に振り込まれます。つまり、源泉徴収されているのです。これは、顧客が支払うべき所得税の前払いとして、レンデックスが所轄の税務署に納付しているものです。ただ、総合課税は他の所得と合わせて所得税率が決まります(住民税は一律10%)。所得税率より源泉徴収率が高かった場合は還付を受けられますし、源泉徴収率より所得税率が高かった場合は、不足分を納税しなければいけません。ただし、年間20万円を上回らない雑所得は確定申告をする必要はありません。レンデックスの利益だけでなく、雑所得全体で20万円を上回るかどうかという点をチェックするようにしましょう。レンデックスの評判に関するまとめレンデックスは10%近い高利回りが狙え、大部分の案件に不動産担保がついているというところが魅力です。また、担保の査定評価を東急リバブルに依頼しているということで信頼性もあります。実際、これまで遅延や貸し倒れは起きていません。ただ、レンデックスの事業開始は2017年開始で歴史が浅いことから、今後も遅延や貸し倒れが絶対に起きないという保証はありません。ファンドや担保の内容を確認し、複数の案件に分散投資してリスクを軽減させましょう。レンデックスは、最短2ヵ月・一口2万円から投資できます。まずは、短期の案件で少額から始めてみてはいかがでしょうか。
2019年08月06日大手金融グループに属するSBIソーシャルレンディング。2011年からサービスを開始し、融資残高は300億円を超えています。業界最大手の一社ですが、投資家からの評判や口コミはどうなのでしょうか。これまでの実績と併せて解説します。SBIソーシャルレンディングは貸付型クラウドファンディングSBIソーシャルレンディングは、貸付型クラウドファンディングの一種です。貸付型クラウドファンディングとは、「資産運用をしたい投資家」と「資金ニーズのある企業」をインターネットを通じて結びつけるサービス。つまり、「お金を必要とする企業」に「お金に余裕のある投資家」が「お金を提供するサービス」です。SBIソーシャルレンディング矢野経済研究所の調査によると、2017年度(2017年4月~2018年3月)の国内クラウドファンディングの市場規模は、前年比127.5%増の1,700億円と推計されました。今後さらに国内クラウドファンディング市場は拡大する見込みで、2018年には2,000億円を超えると考えられています。矢野経済研究所そして、2017年度の国内クラウドファンディングにおける類型別構成比は、貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)が約90%を占めています。その中でも SBIソーシャルレンディングは、業界最大手の一つなのです。矢野経済研究所SBIソーシャルレンディングの特徴SBIソーシャルレンディングは、maneoなどに続き、2011年にサービスを開始しました。ソーシャルレンディング業界の中でも最大手の一つです。それでは、SBIソーシャルレンディングの特徴について見ていきましょう。事業基盤がしっかりしている1万円から投資できる名目利回り3~10%の分配金を毎月受けられるキャンペーンを行っている【SBIソーシャルレンディングの特徴①】事業基盤がしっかりしているSBIソーシャルレンディングは、証券や銀行など多くの金融機関の事業を展開する「SBI グループ」に属するソーシャルレンディング事業者です。 ソーシャルレンディング事業者は新興企業が多く、事業基盤が不安な会社もあります。しかし SBIソーシャルレンディングは、ネット証券業界最大手でもあるSBIグループに属しているということで、 他のソーシャルレンディング事業者とは一線を画しているといえるでしょう。【SBIソーシャルレンディングの特徴②】1万円から投資できるSBIソーシャルレンディングは、最低投資金額が1万円。少額からソーシャルレンディングを始められるので、初心者でも手掛けやすいサービスになっています。【SBIソーシャルレンディングの特徴③】名目利回り3~10%の分配金を毎月受けられるSBIソーシャルレンディングは元本保証ではありませんが、3~10%の高い利回りが狙えます。さらに毎月分配金を受け取れます。【SBIソーシャルレンディングの特徴④】キャンペーンを行っているSBIソーシャルレンディングSBIソーシャルレンディングでは、定期的にキャンペーンを行っています。直近で一番新しいのは、2018年11月の「SBIポイントプレゼンのご案内」。これは、「SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド9号」に出資を行った場合、実際に運用が開始された出資額の0.5%相当の SBIポイントをプレゼントするというキャンペーンです。キャンペーンはいつも実施しているわけではありませんが、ノーリスクでお金を増やせるチャンスとして、 SBIソーシャルレンディングのサイトをチェックするようにしましょう。[adsense_middle]SBIソーシャルレンディングの実績それでは、 SBIソーシャルレンディングの実績を見ていきましょう。SBIソーシャルレンディングSBIソーシャルレンディングの登録完了者数は36,517人。融資残高は314億円となっています。 元本償還の実績は以下の通りです。オーダーメード型ローンファンドSBIソーシャルレンディングオーダーメード型ローンファンドとは、事業資金など明確な資金使途を持つ事業者を対象としたローン事業者に投資するファンドです。オーダーメードなので不定期に募集が行われます。SBIソーシャルレンディングの中で最も利回りが高く、8%の利回りがある商品が出てくることもあります。 ただし商品によって異なりますが、最低投資金額は5万円以上の場合が多くなります。現在運用しているオーダーメード型ローンファンドの中で、延滞中のファンドはありません。期間限定で募集されますが、利回りが高く魅力的な案件が多いので、 SBIソーシャルレンディングの中でもおすすめのファンドです。ただし、過去にはデフォルト(貸し倒れ)を起こしたファンドもあるので、注意しましょう。不動産担保ローン事業者ファンドSBIソーシャルレンディング不動産担保ローン事業者に貸付を行うファンド。不動産担保ローンというのは、不動産を担保にしてお金を借りられるサービスで、事業者に資金を貸し付けます。名目利回りは3~5%と他のサービスよりも低いものの、最低投資金額が1万円と低く、過去にデフォルトや延滞が起こったことがない点も魅力です。比較的安全度が高いファンドと言えるでしょう。SBIソーシャルレンディングの口座開設方法口座開設の手順SBIソーシャルレンディングを始めるためには、まず口座開設が必要です。 メールアドレスや必要書類を登録し、 会員登録します。ログインIDの取得登録フォームに必要情報を入力必要書類の登録本人確認キーの到着投資家登録完了1.ログインIDの取得投資家登録(個人)をクリックし、ログイン ID、 パスワード、メールアドレスなどの設定を行います。入力したメールアドレスに SBIソーシャルレンディングから Eメールが届くので、クリックして登録申請フォームにアクセスします。2.登録フォームに必要情報を入力ソーシャルレンディングは金融商品取引となるため、年収や資産状況、取引経験などを入力する必要があります。 これらは、投資家適合性のチェックページで行います。3.必要書類の登録登録情報画面から必要書類登録ボタンをクリック。 専用画面からマイナンバー確認書類、本人確認書類、銀行口座(分配金などの送金先口座)を登録します。4.本人確認キーの到着SBIソーシャルレンディングが本人確認書類を受領した後、自宅に簡易書留でハガキが届きます。申請終了からハガキが届くまで、通常3~5営業日ほどかかります。ハガキが届いたらマイページにログインし、表示された画面上で「本人確認キー」を入力して送信ボタンをクリックします。5.投資家登録完了以上で投資家の登録は完了です。マイページから希望のファンドに出資・申し込みができます。SBIソーシャルレンディングの口座にログインできない場合IDやパスワードを間違って入力すると 、SBIソーシャルレンディングの口座にログインできません。パスワードを忘れた場合は、再度パスワードの発行が必要です。ホームページ画面の右上の端に表示されている「ID・ パスワードを忘れた方のボタン」をクリックします。会員登録時に登録したメールアドレスを入力して SBIソーシャルレンディングに送信します。その後、 IDと新しいパスワードが記載されたメールが届くので、新パスワードを入力してログインした後、パスワードの変更を行います。業界初のクイック入金サービス住信SBIネット銀行の口座を持っている顧客は、振込手数料を負担することなく、 SBIソーシャルレンディングに入金できる「クイック入金サービス」を利用できます。クイック入金サービスはソーシャルレンディング業界では初めてで、2019年2月16日から始まりました。クイック入金サービスにより、出資金の入金時、分配金の受取人ともに振込手数料を気にしないで、 SBIソーシャルレンディングサービスを利用できるようになりました。[adsense_middle]SBIソーシャルレンディングの注意点SBIソーシャルレンディングで失敗しないために低金利の状況下で、3~10%と高い利回りが期待できる SBIソーシャルレンディングは注目を集めています。しかし、ソーシャルレンディングは元本が保証された金融商品ではありません。きちんと注意点の確認をしないまま投資をしてしまうと、失敗してしまう可能性もあるのです。元本が返ってこないなどのトラブルを避けるために、注意点を確認しておきましょう。【SBIソーシャルレンディングの注意点①】損失が出る可能性がある (業界最大手のmaneoでもデフォルトが発生)ソーシャルレンディングは、元本保証の金融商品ではありません。 SBIソーシャルレンディングでも過去に遅延やデフォルト(貸し倒れ)が起きたことがあります。不動産担保ローン事業者ファンドは担保が設定されているので比較的安全ですが、担保の価値は一定ではなく必ずしも売却できるとは限らないので、絶対に安心というわけではありません。これは、 SBIソーシャルレンディングだけでなく、業界最大手のmaneoでも遅延やデフォルトが発生しているので、ソーシャルレンディング事業の注意点として認識しておきましょう。SBIソーシャルレンディングは、1万円から投資が可能なので分散投資に適した金融商品です。一つの案件に集中投資するのではなく、複数の案件に分散投資をしてリスクを減らすようにしましょう。また、案件の内容をきちんと精査し、納得できない部分があれば投資を見送るという判断も必要です。単純に利回りが高いからといって投資をすると、遅延やデフォルトのリスクを見逃してしまう可能性があるからです。ソーシャルレンディングの案件は増えており、募集されるファンドも多数あります。内容に納得できない案件であれば、投資を見送るというのも一つです。自分が納得できる案件だけに投資するようにしましょう。【SBIソーシャルレンディングの注意点②】満期が来るまで現金化できない投資は余裕資金で行うのが原則です。特にソーシャルレンディングは、満期が来るまで現金化できないというデメリットがあります。株式や投資信託など他の金融商品であれば、お金が必要になった時にいつでも売却できます。一方ソーシャルレンディングでは、すぐに現金化することはできません。満期が一年のファンドに投資した場合、1年が経過してファンドの償還が行われるまで現金化できないのです。初心者の人は、一年未満など期間の短いファンドから始めることをオススメします。 そして、将来的に必要になる資金をソーシャルレンディング投資に充てないようにしましょう。【SBIソーシャルレンディングの注意点③】ロールオーバーに注意SBIソーシャルレンディングでは、資金がロールオーバーされる可能性があります。ロールオーバーとは、資金の供給が多いにも関わらず借り手の希望額が少ないとき、貸付資金が待機したまま長く待たされることです。案件に募集したのに貸付までに時間がかかり、貸付が実行されない間の利息も入りません。高利回りの案件ほどロールオーバーのリスクが高まるので注意が必要です。ただ、ロールオーバーが多かった「SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド」は2019年7月19日で募集を終了しています。SBI証券の投資家は特典コードでポイントをゲットできるSBIソーシャルレンディングの投資家登録および口座開設を行うとき、「特典コードまたはご紹介者名を入力」という欄があります。これは6桁の特典コードですが、SBI証券などSBIグループで何かしらの投資をしているユーザーにメールで案内がきます。たとえば、SBI証券で取引しているユーザーに対し、 SBIソーシャルレンディングを新規登録すれば、SBIポイントをプレゼントするという内容などです。ただし、ポイントプレゼントは過去に行っていたものであり、現在は利用できません。キャンペーン同様、 SBIソーシャルレンディングからのお知らせを待つようにしましょう。SBIソーシャルレンディングの評判に関するまとめSBIソーシャルレンディングは、大手金融グループであるSBIグループの一員なので、信頼性が高い会社です。業界でも最大手の一つで、案件の豊富さで人気があります。国内では低金利が続く中、3~10%と高い利回りが狙えるのも魅力です。国内のソーシャルレンディング市場は拡大を続けており、今後も注目は高いでしょう。口コミについても、いい評判が目立ちました。しかし、ソーシャルレンディングは元本が保証されている金融商品ではありません。1万円と少額から利用できるので、複数の案件に分散投資してリスクを軽減させるようにしましょう。
2019年07月28日貸付ファンドのオンラインマーケットであるFunds(ファンズ)の人気が高まっています。ただ、これまでのソーシャルレンディングと異なる点もあるので、仕組みがわかりにくい人もいるでしょう。この記事ではファンズの特徴やメリット・デメリットについて解説します。Funds(ファンズ)の特徴Funds運営会社:クラウドポート利回り:1.5~6%サービス開始:2019年1月最低投資金額:1円ファンズは、お金を貸したい投資家とお金を借りたい企業をつなぐためのオンラインマーケットサービス。運営会社であるクラウドポートがオンライン上で投資家から資金を集め、各分野のプロであるファンド組成企業が借りて企業にお金を貸すという仕組みになっています。ファンズのポイントは、銀行を通さずに自分たちでお金の貸し借りができるということです。ファンズのような募集企業が間に入って、ネット上でお金を返したい人と借りたい企業をマッチングさせるのです。Fundsファンド組成企業は投資家の出資金を用いて借り手企業に貸付を行い、元本と利息の回収作業を行います。この一連の貸付事業がファンド事業で、投資家の分配金の原資になります。運営会社のクラウドポートとは?クラウドポートは、投資型クラウドファンディングに関する最新ニュースやコラムが読めるニュースサイト「CROWDPORT NEWS」を運営しています。ソーシャルレンディング業界について非常に詳しく解説しているサイトです。そのクラウドポートが自社独自で貸付ファンドへの投資サービスを始めたのが「Funds」です。Funds(ファンズ)の口座開設方法ファンズの口座開設の流れは、以下の4ステップです。Funds1.口座開設の申込み口座開設では名前や住所・出金時の振込先の登録が必要。口座開設の申し込みは、入力内容を保存しておけばいつでも途中からの再開が可能です。2.マイナンバーのアップロード手順にしたがってマイナンバーを提出します。手元にマイナンバーがない場合は提出をスキップできますが、口座開設完了には必ずマイナンバーの提出が必要です。ファンドの組成企業は、法令により税務署にマイナンバーが記載された支払調書を提出することが義務付けられているからです。マイナンバーカードの場合は1種類マイナンバー通知カード(顔写真がついていないもの)の場合は、運転免許証や健康保険証など2種類の本人確認書類が必要ですFunds3.ウェルカムレターの受取り口座開設の内容が確認できたら、住所確認のため簡易書簡が送付されます(通常5営業日以内)。4.口座開設完了口座開設できたら、募集中のファンドに申し込めます。口座開設は無料でできます。銀行口座への入金・出金ファンズの入出金口座は、「デポジット口座」と呼ばれています。デポジット口座とは、「預り金口座」のことです。入金方法マイページ内デポジットページにアクセスしますデポジット口座状況の入金にある「振込先を確認する」ボタンをクリックします振込先が表示されるので、その口座に振り込みを行いますFundsFunds振り込みした資金は、平日10時・12時・15時のタイミングで入金を確認できたものについて、1時間以内にマイページ上に反映されます。出金方法マイページ内デポジットページにアクセスデポジット口座状況の出金欄にある「出金申請」ボタンをクリックします出金申請を受けた翌営業日に、ファンズで振込み手続きを行いますそれでは、ファンズのメリット・デメリットを確認していきましょう。[adsense_middle]Funds(ファンズ)のメリットFunds安定した利回りが期待できる1円から投資可能投資家が支払う手数料はゼロ貸付先がわかる分散投資が可能ファンド組成企業は資金調達しやすい【Funds(ファンズ)のメリット①】安定した利回りが期待できるファンズは予定利回り1.5~6%の貸付ファンドを扱うオンラインマーケット。貸付ファンドとは、利回りと運用期間が予定された金融商品です。株やFXのように相場による値動きがないため、投資したら運用中の手間はほとんどかかりません。また、利益予想が立てやすいので、投資計画を立てやすいというメリットがあります。ファンズは投資ではなく、「貸付」サービスです。株式やFXといった投資系のサービスとはわけて考えるようにしましょう。貸付ファンドのリスクとリターンの関係を見てみると、「ミドルリスク・ミドルリターン」になります。株式や FXといったハイリスク・ハイリターンと、国債や預金といったローリスク・ローリターンの間をとった金融商品と言えます。Funds【Funds(ファンズ)のメリット②】1円から投資可能ファンズは安定した利回りだけでなく、最低投資金額が1円と少額で始められるということも人気のある理由です。あまりにも少額だとほとんど金利はつきませんが、初心者でも気軽に始められるというのは、大きなメリットです。【Funds(ファンズ)のメリット③】投資家が支払う手数料はゼロFundsファンズは、ファンド組成企業から業務委託手数料を受け取ります。投資家は口座開設に関する費用からファンド手数料まで無料で利用できます。ただし、振込手数料は顧客負担になるので注意しましょう。【Funds(ファンズ)のメリット④】貸付先がわかるFundsファンズに参加する企業は、上場企業や成長が期待されるベンチャー企業。 これまでのソーシャルレンディングは、貸出先が分かりませんでした。しかし、ファンズでは貸付先がわかるようになっています。貸付先の企業がさらに別の企業に貸し付けるので最終的な貸付先はわかりませんが、基本的に関係会社へ買付けするというスキームを採用しています。ですから、どのような企業に貸付けしているのかをある程度把握できるのです。【Funds(ファンズ)のメリット⑤】分散投資が可能ファンズ自体はファンドを運用することはなく、投資家と資金需要者(借り手)をマッチングするサービス。 通常のソーシャルレンディングの場合、事業者は一つだけですが、ファンズならば複数の参加企業がいるので、分散投資しやすいというメリットがあります。ファンズでは一つの口座から複数の組成企業が提供する貸付ファンドに投資を行える仕組みがあります。複数の組成企業が提供する貸付ファンドに分散投資をしてポートフォリオを組めるのです。【Funds(ファンズ)のメリット⑥】ファンド組成企業は資金調達しやすいファンズに参加しているファンド組成企業は上場企業も多いので、他で資金調達することも可能です。しかし、ファンズに参加することによって、知名度アップを図れます。また銀行から融資を受けることは、形式的であまり融通が効きません。ファンズを利用すれば新しい資金調達手段を確保できるので、これは大きなメリットになります。Funds(ファンズ)のデメリット元本保証ではない投資した資金を引き出せないポイントサイト経由では申し込めない【Funds(ファンズ)のデメリット①】元本保証ではないファンズは元本保証ではないので、損失が出ることもあります。ファンズのリスクとして、主に次の3つがあります。金融市場の変動リスクFunds(ファンズ)のファンドは、金融市場で取引されているものではないので市場価格はありませんが、売却価格を決定する際は、市場動向の影響を受けることがあります。また、市場価格がないため評価額や売却額が低く評価される可能性があり、顧客に損失が生じる場合があります。債務者の信用リスクファンド投資対象の債務者の信用状況により、予定通り利払いが行われない、または元本が返済されないリスクがあります。ファンド組成企業の信用リスク(貸し倒れリスク)顧客が出資した金銭はファンド組成企業に属し、ファンド組成企業はこの出資金を用いて出資対象事業を行っています。ファンズの組成企業は上場企業や成長が見込まれるベンチャー企業ですが、信用力が悪化した場合、業務運営が不能または停止することにより、顧客に損失が発生する可能性もあります 。厳しい審査を通った企業のみがファンド組成企業として運用する権利が与えられているので、ある程度の安全性は保たれていますが、デフォルト(貸し倒れ)リスクはあるということに注意しましょう。ソーシャルレンディング事業者の一つであるクラウドクレジットは、期待リターンマップが公開されています。案件の期待リターンがビジュアル化されているので、投資を考えている方におすすめのサービスです。現状では、ファンズに期待リターンマップはありません。 貸し倒れを避けるためにも、リスクとリターンを分かりやすく表示することが望まれます。【Funds(ファンズ)のデメリット②】投資した資金を引き出せないファンズだけでなく、ソーシャルレンディングは基本的に途中解約できません。また運用期間が終了しても、分配されたお金が入金されるまでには時間がかかることがあります。最初は期間が短めのファンドから始め、しばらく使う予定のない余裕資金で運用を始めると安心です。【Funds(ファンズ)のデメリット③】ポイントサイト経由では申し込めないソーシャルレンディングの口座を作る時、ポイントサイトを経由すればお得に口座開設できます。ポイントサイトを経由することで、数千円相当のポイントをゲットできる可能性があるからです。たとえば、業界最大手のSBIソーシャルレンディングは、複数のポイントサイトから申し込めます。会員登録と5万円の投資というのが基本的な条件です。ポイントサイトごとに付与ポイントは変わりますが、最大で4,200円貰えるサイトもあります。2019年7月時点でファンズはポイントサイト経由では申し込むことができません。しかし、 過去にはFunds(ファンズ)のファンド組成企業である「デュアルタップ」がセミナー参加で500円のクオカードをプレゼントするなどのキャンペーンを行ったことがあります。このようなキャンペーンがあるかどうか、ホームページで確認するようにしましょう。[adsense_middle]Funds(ファンズ)に投資する際の注意点ファンズは金融商品であり、元本保証ではありません。ファンドの登録を行う際に審査を行っていますが、金融商品である以上100%貸し倒れが起きないとは言い切れません。そのため、以下のようなポイントに注意する必要があります。1.ファンドの詳細ページを確認ファンドの詳細ページには、利回りの他にどのような事業を行っているのか、ファンド組成企業の業績やファンド固有のリスクなどが掲載されています。必ず目を通すようにしましょう。2.分散投資を心がける複数のファンドに投資するだけでなく、特定のファンド組成企業に資産を集中することがないよう心がけましょう。借り手企業(法人)が信用できるかファンズに限らず、ソーシャルレンディングでもっとも心配なのは、返済遅延や貸し倒れ(デフォルト)のリスクです返済遅延とは、元本や利息の返済が遅れることです。そして貸し倒れとは、貸付先の企業が事業に失敗して、元本を満額返済できなくなることです。しかしファンズでは、このようなリスクを軽減させるために、次にような厳格な審査体制をとっています。専門家を中心とした運営体制社内に金融の専門家や弁護士が複数在籍し、ファンド組成企業、借り手企業、ファンドの内容を厳しく審査しています。ファンド組成企業や借り手企業の審査次の項目を厳しくチェックします。実在性投資対象として信頼できるか財務状況の健全性ファンドの審査出資対象事業の事業計画出資対象事業の法令適合性募集予定額の合理性このような内容をファンズ社内で厳正に審査し、必要に応じて外部のプロフェッショナルによる客観的意見もききます。かならず複数人の目で厳しい審査手続きを行っているのです。Funds(ファンズ) の評判やメリット・デメリットに関するまとめFunds(ファンズ)は、1円から始められる貸付フォンドのオンラインマーケットです。これまでのソーシャルレンディングとは違った仕組みで、業界初のサービス運営を行っています。ファンド組成企業や借り手に対する厳しい審査を行っているので、安全性は高いと考えられます。口コミでもいい評判が目立ちました。ただし、元本保証の金融商品ではないので、分散投資してリスクを抑えるようにしましょう。
2019年07月26日クラウドクレジットは海外案件に特化したソーシャルレンディング事業者で、高利回りで評判です。ただ、利回りが高いということはリスクが高いということでもあります。クラウドクレジットにはどの程度のリスクがあるのでしょうか。今回は、2014年6月にスタートしてからの実績や評判についてまとめました。クラウドクレジットの特徴や評価クラウドクレジットクラウドクレジットは、ソーシャルレンディングに分類されるサービス。ソーシャルレンディングとは、個人から小口のお金を集め、資金を大口化してお金を借りたい企業(借り手)などに融資する仕組みです。借り手が返済した金銭から投資家に利益が分配されます。クラウドクレジットは、新興国を中心とした海外のファンドに特化したソーシャルレンディング事業者です。資金需要が大きい国の資金需要者に対し、日本の余剰資金をローン投資という形で融資します。クラウドクレジットクラウドクレジット 5つの評価ポイント海外案件に特化しているので高い利回りが期待できる伊藤忠商事から出資を受けている分散投資で遅延や貸し倒れなどのリスクを抑えている定期的にセミナーを開催クラウドクレジットは社会インパクト投資【クラウドクレジットの評価①】海外案件に特化しているので高い利回りが期待できる販売中ファンドの表面利回り:5.9~12.7%クラウドクレジットは、海外の消費者ローン・事業者ローン・延滞しているローン投資に特化したソーシャルレンディングです。各国のローンについては、現地の実績のあるパートナーが審査・回収を行っています。海外案件に投資するメリットは、国内案件よりも高い利回りが期待できることです。現在販売しているファンドの表面利回りは5.9~12.7%と高い利回りが狙えます。【クラウドクレジットの評価②】伊藤忠商事から出資を受けているソーシャルレンディングは元本保証ではないので、信頼性や透明性が高い事業者を選ぶことが大切です。その点クラウドクレジットは、伊藤忠商事から2億円の出資を受けて業務提携をしているので、信頼性は高いといえます。また、VC(ベンチャーキャピタル)からも注目を集めていて、2013年にフェムト・スタートアップ、2014年にマネックスベンチャーズ、GCIキャピタルから資金調達しました。【クラウドクレジットの評価③】分散投資で遅延や貸し倒れなどのリスクを抑えているソーシャルレンディングは企業などに貸付を行っているため、返済が行われないとファンドが遅延したり貸し倒れしたりする恐れがあります。そのようなリスクを避けるためには、「分散投資」が必要です。分散投資とは、ファンドのテーマや投資する金額などを複数の案件に分けて投資することです。クラウドクレジットは、さまざまな海外ローンに分散投資し、資産を複利で増やすことを目指す運用を行っています。たとえば、クラウドクレジットの個人ローンの案件は、一つのファンドの中でも複数の債務者が貸付対象になっています。こうすることで一つの資金需要者が資金を返せない状況になっても、他の資金事業者の返済によって損失額は抑えられるのです。また、クラウドクレジットは1万円と少額から投資できます。1件だけでなく複数案件に投資することによって、さらに分散投資の効果が高まるのです。【クラウドクレジットの評価④】定期的にセミナーを開催クラウドクレジットでは、セミナーを定期的に開催しています。ソーシャルレンディングの内容から、各ファンドの運用状況まで詳しく説明してくれるのです。クラウドクレジットのファンドに興味がある人だけでなく、ソーシャルレンディングとはどういう金融商品なのかを知りたい人も無料で参加できるのでおすすめです。クラウドクレジットのセミナー一覧【クラウドクレジットの評価⑤】クラウドクレジットは社会インパクト投資クラウドクレジットクラウドクレジットは、社会インパクト投資の一種です。社会インパクト投資とは、主に途上国の貧困層支援や教育問題など社会的課題の解決に取り組む企業に投資し、金銭的なリターンと社会的リターンを実現する投資手法です。社会インパクト投資では、金銭的なリターンだけなく、社会的リターンの目標達成が求められます。たとえば、募集するファンドの中には現地の生活水準を上げる、多くの家庭に電力を通すといった目標が設定されているものもあります。ただしクラウドクレジットでは、社会的目標のために金銭的(経済的)リターンを諦めたり、妥協したりすることはありません。あくまでも、リスクに見合った金銭的リターンの獲得と、社会的目標の達成の両立を意図した投資なのです。[adsense_middle]クラウドクレジットの実績クラウドクレジット2014年6月から2019年1月までの平均利回りは5.48%。プラスのリターンが期待できます。ただし、その中で元本割れを起こしているファンドが12.74%あるということには注意しましょう。クラウドクレジットのリスククラウドクレジットなどのソーシャルレンディングは、元本保証の金融商品ではありません。以下のようなリスクに注意しましょう。元本割れのリスク貸付先の遅延(返済が遅れる)リスク途中解約できないリスク期待リターンマップでリスクを把握するどのようなファンドが元本割れの恐れがあるのか気になる方も多いと思います。それを判断する材料として、クラウドクレジットは「期待リターンマップ」を掲載しています。クラウドクレジット期待リターンマップというのは、クラウドクレジットが運用しているファンドの状況を表したものです。どのファンドがうまくいっていないのかが一目でわかります。クラウドクレジット為替変動にも注意クラウドクレジットは、円建て以外にもドル建てやユーロ建て、ルーブル建てなど海外通貨で運用できます。海外に投資できるソーシャルレンディングは他にもありますが、円建てであることがほとんどです。外貨建ての運用で為替差益を狙えるのは、クラウドクレジットの魅力でしょう。しかし、償還時や送金時に為替変動があった場合、大きな損失になる可能性もあります。そこでクラウドクレジットでは、同じファンドでも為替ヘッジ付きと為替ヘッジなしの2種類を用意しています。為替ヘッジあり:ヘッジのコストがかかるので利回りは低くなりますが、為替リスクを抑えられます。為替ヘッジなし:為替リスクをとりますが、期待利回りどおりのパフォーマンスが望めます。コストがかかっても為替リスクを抑えたいのか、それともリスクをとってでも利回り重視なのか、自分自身の投資方針に合ったファンドを選ぶようにしましょう。クラウドクレジットの杉山社長は、定期的にブログを更新しています。特に昨年2018年の後半から新興国通貨建てファンドの数を大幅に増やしたことから、通貨分散を呼びかけています。新興国通貨も、ロシア・ルーブルからインドネシア・ルピア、パキスタン・ルゴー、メキシコ・ペソなど10通貨になりました。昨年は新興国通貨が大きく動いた年なので、今後も注意が必要です。ファンドの分散とともに、通貨の分散も心がけましょう。[adsense_middle]貸し倒れや元本割れのリスクを軽減するには分散投資が必要クラウドクレジットただし、2008年のリーマンショックのような状況にあうと、ほとんどのファンドで遅延や貸し倒れによる元本割れの恐れがある「総崩れリスク」は残ります。10年に一度は大きな金融危機が起こり、分散投資をしていても損失が出てしまう可能性があることを認識しておくようにしましょう。そのためには、ソーシャルレンディング事業者の分散や、株や投資信託金など他の金融商品への分散も心がけるようにしましょう。クラウドクレジットは、あくまでも資産運用の一部だと認識して投資するようにしてください。クラウドクレジットの税金国税庁たとえば、課税される所得金金額が195万円~330万円の場合は、累進課税税率は10%。分配金が20,000円だった場合、20.42%が源泉徴収されているので、10.42%分の2,084円が還付される可能性があるのです。ただし、課税所得に関しては税務署によって見解が異なる場合があるので、事前に必ず確認するようにしましょう。ポイントサイトで口座開設できる?ソーシャルレンディングの口座を作るとき、ポイントサイト経由ならお得に開設できます。申し込みサイトのポイントがもらえるからです。また、ポイントサイト以外にもキャンペーンを利用して口座を開設する方法があります。ただし、2019年7月時点でクラウドクレジットは、ポイントサイトからの申し込みやキャンペーンを受付けていません。ただ、過去にはアマゾンギフト券をプレゼントするキャンペーンを行っていたことがあります。たとえば、ある期間内に合計10万円以上投資をすると、3,000円を全員にプレゼントするといったキャンペーンなどです。クラウドクレジットのキャンペーンは不定期に開催されています。口座を開設したら、定期的にキャンペーンが行われているか確認してみるといいでしょう。クラウドクレジットの実績・評判に関するまとめ今回は、クラウドクレジットの実績や評判について解説しました。クラウドクレジットは2014年のサービス開始からの実績を公開していて、2019年1月時点で平均5.48%となっています。ただ、海外の投資案件に特化しているので10%以上の高利回り案件がある一方で、元本割れを起こしている案件が12.74%あります。クラウドクレジットでは、「元本割れもありうる」という姿勢で投資しましょう。リスクを低くするためには、複数の案件に分散投資することが大切です。クラウドクレジットは、少なくとも10程度の案件に分散投資することを勧めています。1万円と少額から投資できるので、なるべく複数の案件に投資するようにしましょう。
2019年07月19日(オーナーズブック)は、不動産案件に特化したソーシャルレンディングサービスです。不動産のプロが厳選した案件に投資できるので人気が高いサービスですが、実際の評判やメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。今回は、オーナーズブックについて解説します。OwnersBook(オーナーズブック)の仕組みとはオーナーズブック不動産のプロが厳選した案件に投資できる1万円から投資可能オーナーズブックを運営するロードスターキャピタル株式会社は、東証マザーズ市場に上場少額から不動産に投資できるソーシャルレンディングとは、多くの投資家から資金を集め、それらをまとめてファンドを作って投資を行う仕組み。 オーナーズブックは、不動産に特化したソーシャルレンディングです。不動産投資は大きなリターンを得ることができるという魅力がありますが、実物不動産に投資するためには、数千万円~数億円と多くの資金が必要です。また、不動産業者を通じて不動産投資をした場合、多額の手数料がかかるので、期待したほどの利回りが得られないというリスクもあります。しかし、オーナーズブックを利用すれば、一般の個人投資家でもクラウドファンディングを通じて、不動産のオーナーと同様の立場を実現できます。さらに1万円からの少額投資が可能なので、簡単に不動産投資を始めることができるのです。上場会社のロードキャピタルが運営ソーシャルレンディングは新しいサービスなので、財務内容に不安のある事業者も少なくありません。しかし、オーナーズブックを運営するのは、ロードスターキャピタル株式会社(3482)という東証マザーズ上場企業です。ロードスターキャピタルは不動産投資の専門家によって設立された会社で、これまで幅広い不動産投資の実績があります。また、上場企業なので、過去の業績を開示していて、財務内容を確認することが可能です。さらに、オーナーズブックで掲載されている案件には、すべて不動産の担保を設定しています。万が一借り手企業に貸し倒れなど不測の事態が起こった場合でも、資金を回収できる見込みが比較的高くなっているのです。オーナーズブックの実績(利回り)オーナーズブックさらに、2回目以降も初回と同水準以上投資した人は、全体の約8割。多くの人が初回と同額水準以上の金額を投資する傾向にあることがわかります。オーナーズブック投資家登録後、1年経った時点での平均投資額は、男性が25.9万円、女性が24.6万円となりました。投資金額を25万円、利回り5%で考えると、利益は年間12,500円(税金は考慮せず)となります。この金額が多いかどうかというのは個人差がありますが、大手銀行の定期預金では25万円預けても年間25円しか利息がつきません。その差は大きいといえます。オーナーズブックのリスク(デメリット)と安全性【オーナーズブックのデメリット①】運営会社のデフォルトリスク(信用リスク)デフォルトリストとは、資金の回収ができない状況に陥るリスクのことです。オーナーズブックの運営会社であるロードスターキャピタル社の経営状況が著しく悪化した場合、ソーシャルレンディング事業が継続できなくなる恐れがあります。ただし、ロードスターキャピタルは東証マザーズに上場をしているので財務内容を公表。他のソーシャルレンディングサービスは未上場企業が多い中、信用リスクは低いと言えます。【オーナーズブックのデメリット②】貸し倒れリスクまた、運営会社であるロードスターキャピタルのデフォルトリスクのほかに、オーナーズブックの貸付先企業がなんらかの理由により、債務不履行になる可能性もあります。貸し倒れが起きた場合でも担保が設定されているので、資金のすべてを失うということはあまり考えられませんが、それでも元本割れのリスクがあり損失を被る可能性があるということは覚えておきましょう。【オーナーズブックのデメリット③】不動産市況のリスク現在、都市部を中心に不動産市場は活況を呈していますが、市況が悪化した場合には貸し倒れリスクが高まります。不動産が本来想定していた価格で売却できなかったり、タイミングよく買い手が見つからなかったりなどの理由から、ファンドに損失が出る可能性があるからです。また、オーナーズブックでは担保を設定していますが、担保とする不動産の担保価値が下がる可能性もあるため、必ずしも担保売却による債権回収が果たされないリスクもあります。【オーナーズブックのデメリット④】途中解約できないオーナーズブック固有のリスクでありませんが、ソーシャルレンディングは基本的に一度出資すると途中解約はできません。そのため、融資金額や期間に関しては、慎重に検討して行う必要があります。急にお金が必要になっても途中で解約することができないので、しばらく使う予定のない余剰資金で投資を行うようにしましょう。オーナーズブックのデメリットまとめ運営会社のデフォルトリスク(信用リスク)貸し倒れリスク不動産市況のリスク途中解約できないOwnersBook(オーナーズブック)に関するまとめオーナーズブックは上場企業であるロードスターが運用していることや、不動産の担保がついていることから、ソーシャルレンディングの中では比較的安全性が高いサービスです。ただし、オーナーズブックは元本保証ではありません。リスクを把握した上で、いかにリスクを軽減させるかということが重要です。そのために、一つの案件にすべてのお金を投じるのではなく、複数の案件に分散投資するように心がけましょう。
2019年06月27日万円と少額から始めることができて高利回りが狙えるソーシャルレンディングは、新しい金融商品として注目されています。リスクやプロジェクトにより違いがあるものの、3~10%程度の高い利回りが期待できるからです。しかし、コストである手数料が多くかかっては、せっかくの利益が減ってしまうので、なるべく手数料の安い業者を選ぶ必要があります。今回はソーシャルレンディングの手数料について解説し、おすすめのソーシャルレンディング事業者を紹介します。ソーシャルレンディングにかかる手数料SBIソーシャルレンディングSBIソーシャルレンディングは、証券、銀行、保険など金融サービス全般を取り扱う総合金融グループ・SBIグループの一員です。2011年からソーシャルレンディング事業に参入し、業界では第2位の成立ローン額です。SBIソーシャルレンディングの良い評判の一つとして、出金手数料が無料というのがあります。ソーシャルレンディング事業者の多くは、出金手数料がかかります。SBIソーシャルレンディングのファンドは毎月分配金が出るので、出金手数料が無料というのは大きなメリットです。クイック入金サービスSBIソーシャルレンディングでは、分配金の振込などの出金手数料は無料ですが、振込入金は顧客負担でした。しかし、2019年2月からクイック入金サービスを開始。住信SBIネット銀行の即時決済サービス経由で振込をすると、振込手数料がかからなくなりました。口座に資金が即時に反映される「クイック入金サービス」は、ソーシャルレンディング業界では初めてのサービスです。SBIソーシャルレンディングの手数料まとめ期待利回り…3.2~5%(不動産担保ローン事業者ファンド)最低投資金額…1万円口座開設手数料…無料(0円)ファンド購入手数料…無料(0円)ファンド運用手数料…無料(0円)振込手数料…無料、もしくは数百円出金手数料…無料(0円)②クラウドクレジットクラウドクレジットクラウドクレジットは、日本で唯一の海外特化型ソーシャルレンディングです。さまざまな国や地域の事業者へのローンに投資し、トップクラスの利回りを誇っています。投資家の資産形成と世界の成長をつなぐサービスです。伊藤忠商事が株主として入っていることや、資本金等の規模も大きいことなどから、事業者としての信頼性が高く、今後の成長が期待されています。手数料に関しても、口座開設手数料からファンドの運用手数料などが無料です。ただし、振込手数料は投資家負担。また、出金手数料は月1回まで無料ですが、2回目以降は756円かかるので注意が必要です。クラウドクレジットの手数料まとめ期待利回り…5.9~13%最低投資金額…1万円口座開設手数料…無料(0円)ファンド購入手数料…無料(0円)ファンド運用手数料…無料(0円)振込手数料…顧客負担出金手数料…月1回無料、月2回目以降は756円③Funds(ファンズ)fundsFunds(ファンズ)は、ソーシャルレンディング各社の比較サイトを運営しているクラウドポートが運営しています。資産形成したい個人投資家とお金を借りたい企業を結ぶ、国内初のソーシャルレンディングのオンラインマーケットです。Fundsに参加する企業は、上場企業や成長が期待されるベンチャー企業で、クラウドポートが厳選しています。ですから、利回りは1.5~6%と他のソーシャルレンディングよりもやや低いものの、ファンド運営者の倒産リスクなどは低いと考えられます。最低投資金額は1円、期間は4カ月~1年と他のソーシャルレンディングよりも少額・短期の投資ができるので、初心者にもおすすめのサービスです。投資家の手数料負担は振込手数料だけです。口座開設から出金手数料まで無料で利用できるので便利です。Funds(ファンズ)の手数料まとめ期待利回り…1.5~6%最低投資金額…1円口座開設手数料…無料(0円)ファンド購入手数料…無料(0円)ファンド運用手数料…無料(0円)振込手数料…投資家負担出金手数料…無料[adsense_middle]④OwnersBook(オーナーズブック)オーナーズブックオーナーズブックは、不動産案件に特化したソーシャルレンディングです。投資案件はすべて不動産投資のプロが厳選。オーナーズブックを運営するロードスターキャピタル株式会社は、ソーシャルレンディング以外にも自社で不動産投資や不動産管理などを行っています。東証マザーズに上場しているので、財務内容などを確認することができるのも安心材料の一つです。口座開設やファンド運用手数料は無料ですが、振込手数料、出金手数料がかかります。OwnersBook(オーナーズブック)の手数料まとめ期待利回り…4~6%最低投資金額…1万円口座開設手数料…無料(0円)ファンド購入手数料…無料(0円)ファンド運用手数料…無料(0円)振込手数料…投資家負担出金手数料…300円⑤レンデックスレンデックスレンデックスのサービス開始は2017年7月。ソーシャルレンディング事業者の中でも比較的新しいサービスです。6~10%程度と他に事業者に比べて高い利回りと、2万円から投資できるという点が魅力です。手数料の負担は振込手数料のみ。手数料の負担が少なくて高利回りが狙えるソーシャルレンディングサービスです。レンデックスの手数料まとめ期待利回り…6~10%最低投資金額…2万円口座開設手数料…無料(0円)ファンド購入手数料…無料(0円)ファンド運用手数料…無料(0円)振込手数料…投資家負担出金手数料…無料(0円)ソーシャルレンディングの手数料の比較に関するまとめ1万円前後の少額から始めることができ、5%以上の高い利回りが期待でいるソーシャルレンディングですが、手数料がかかっては高リターンを望めなくなってしまいます。今回ご案内した5社はいずれも手数料が業界最低水準となっています。運用実績と合わせて手数料が有利なソーシャルレンディングを選ぶようにしましょう。
2019年06月02日不動産投資は、物件の購入から管理まで手間がかかり、しかも数百万~数億円の資金が必要です。しかし、ソーシャルレンディングを利用すれば、1万円程度と少額から始めることができ、5~10%の高い利回りが狙えます。今回は、不動産融資関連のソーシャルレンディングについての解説と、おすすめのソーシャルレンディング事業者を紹介します。ソーシャルレンディングとはオーナーズブック最低投資金額1万円期待利回り4~5%オーナーズブックは、都内を中心とした不動産を扱っており、利回りは4~5%程度と他の事業者と比べると低めです。しかし、不動産投資のプロが選定した安全性の高い案件に投資できます。最低投資金額は1口1万円。少額から大口投資家まで、不動産のプロが厳選した案件に投資できます。また、運営会社であるロードスターキャピタルは財務内容を公開しているので、安心して投資できます。レンデックスレンデックス最低投資金額2万円利回り9%レンデックスは国内の不動産案件に特化し、リスクを抑えられるように1年以下の短期投資を中心とした不動産案件を掲載しています。平均利回りは9%と高く、2万円から投資可能です。案件の大部分に担保を設定しているので、いざというときの返済の可能性を高めることができます。FANTASfundingFANTAS funding最低投資金額1万円利回り8~10%FANTASfundingは、1口1万円から投資できるソーシャルレンディングです。最短4カ月からの運用期間で、空き家再生や中古不動産を手がけています。期待利回りは8~10%と高くて魅力的です。ただし、中古や空き家物件なので、立地などを確認して、借り手がつきそうな案件に投資するのがいいでしょう。LCレンディングLCレンディング最低投資金額 2万円期待利回り 6%LCレンディングの親会社は、ジャスダックに上場しているLCホールディングス株式会社です。しっかりとした母体があるのは安心材料といえます。担保つきの案件が多く、基本的に投資対象はグループ会社が探して運用している不動産案件です。LCグループには、不動産金融について豊富な経験と知識を持つプロフェッショナルが多くいます。そのプロが厳選した案件に投資できます。SBIソーシャルレンディングSBIソーシャルレンディング最低投資金額 1万円期待利回り 3.0〜9.0%SBIソーシャルレンディングは、SBI証券など多くの金融関係の事業を展開しているSBIグループに属しています。大手のSBIグループに属していることから、会社の信頼性は高いです。常時募集している不動産担保ローンの利回りは、3.2〜5.0%。不動産バイヤーズローンファンドは6.5〜9.0%です。不動産投資のソーシャルレンディングに関するまとめいかがでしたか。ソーシャルレンディングは1万円程度の少額から投資でき、中には10%近い利回りが得られるファンドもあります。ただし、高い利回りには危険も伴います。担保はついているのかなど安全性を確認するようにしてください。不動産といってもいろいろな対象があるので、複数の案件を確認し、自分に合ったファンドを見つけるようにしましょう。
2019年05月30日ソーシャルレンディングとは、資金を必要とする企業(借り手)とお金を運用したい個人(貸し手)をマッチングさせるサービスです。最低投資額は1万円。運用期間は3カ月~1年程度と初心者でも始めやすい資産運用です。しかも、5.0~15.0%と高いリターンが目指せます。ただし、ソーシャルレンディングは元本保証ではありません。貸し倒れや予定通りに償還されないリスクがあります。そこで、大手が運営、業績が安定しているなど、リスクが低くて初心者におすすめのソーシャルレンディング会社をご紹介します。ソーシャルレンディングを始めるための3つのポイントSBIソーシャルレンディング最低投資額1万円予想利回り3.0~10.0%SBIソーシャルレンディングは、証券やFXなど金融関係の事業を展開するSBIグループの100%子会社です。2011年3月にサービスを開始しました。ソーシャルレンディングは新興の会社が多いので、財務基盤などがしっかりしていない会社もあります。しかし、ネット証券トップのSBI証券を抱えるSBIグループに属することで、他のソーシャルレンディング会社とは一線を画しています。不動産担保ローン事業者に対して事業資金を融資するファンドを中心に実績を積んでおり、2019年3月末時点の融資残高は333億円、3万人以上の人が投資しています。2.OwnersBook(オーナーズブック)OwnersBook最低投資額1万円予想利回り4~6%オーナーズブックは、ロードスターキャピタル株式会社が運営母体のソーシャルレンディングです。不動産を専門に取り扱っています。不動産鑑定士を含む不動産取引のプロが、業界で培った経験を活かして厳選して不動産を取得しています。利回りは5%前後。他のソーシャルレンディング会社に比べると低いものの、過去に貸し倒れや遅延が起きていないので安心感があります。また、万が一に備えて、投資先の不動産には担保がついています。3.FUNDs(ファンズ)FUNDs最低投資額 1円予想利回り1.5~6%Fundsとは、予定利回り1.5~6%の貸付ファンドを扱うオンラインマーケットです。オンラインマーケットとは、募集と運用が切り離された仕組みで、お金を借りたい企業と貸したい人をつなぐサービスです。運営会社はクラウドポート。ソーシャルレンディング業界で1番のメディアです。通常のソーシャルレンディングは、投資の募集と貸付の運用を1つの事業者がまとめてやっています。しかし、Fundsでは自らがファンドを作って貸付を行うことはありません。投資の募集のみに特化しています。投資家はネット上で貸付ファンドに投資を行い、各分野のプロであるファンド組成企業が運用します。ファンド組成企業は、上場企業や成長が期待されるベンチャー企業。厳しい審査や条件をクリアした企業が参加しています。最低投資額は1円。他のソーシャルレンディングとしても少額から始めることができます。4.クラウドクレジットクラウドクレジット最低投資額1万円予想利回り6.0~13.0%クラウドクレジットは、新興国を中心とした海外のファンドに特化したソーシャルレンディング会社です。さまざまな海外ローンに分散投資して資産を複利で増やすことを目指します。海外案件に特化していて、10%前後の高い利回りが期待できるのが魅力です。ただし、金利10%ということは、それに見合った貸し倒れリスクも負っていることになります。クラウドクレジットでは、返済・遅延などのリスクが比較的高いので、複数の銘柄に分散投資するようにしましょう。5.maneo(マネオ)maneo最低投資額2万円予想利回り5.0~8.0%マネオは国内で最初にソーシャルレンディングを開始し、成立ローンは1,600億、登録ユーザーも8万人を超す国内最大手の会社です。マネオは投資できる案件の種類も豊富です。不動産や海外案件などに特化した事業者が多い中で、不動産案件から企業の融資案件までバラエティーに富んでいます。ただ、ローンファンドの運用利回りは5.0~8.0%。他のソーシャルレンディング会社と比較するとやや利回りが低くなっています。また、案件は豊富なので選択肢が多いのはメリットですが、返済遅延が発生している案件があります。担保があれば元本の回収を図ることが可能なので、できれば担保付きの案件を選んだ方が安心です。初心者におすすめしたいソーシャルレンディングの比較に関するまとめ今回は、ソーシャルレンディングのおすすめ5社を紹介しました。SBIソーシャルレンディングOwnersBook(オーナーズブック)FUNDs(ファンズ)クラウドクレジットmaneo(マネオ)1万円程度と少額から始めることができ、5~15%と高い利回りが狙えるソーシャルレンディングは魅力です。ただし、貸し倒れや返済遅延のリスクがあります。また、元本保証ではありません。複数の案件に投資して、リスクを分散させましょう。また担保がついているのかなど自分できちんと調べ、納得のいく案件に投資しましょう。まずは、期間の短い(6カ月以内)案件を少額から始めることをおすすめします。
2019年05月24日マイナス金利の影響で、銀行預金ではほとんど金利がつかない=預けていてもお金が増えない今の時代。 「預けていても増えないなら」と、金利だけを見ると銀行より何倍も高い投資や、さまざまなリスク付きの運用商品にも関心が向けられてきています。 「投資をはじめたい!でもちょっとよくわからない…」そんなanan読者のみなさんは、ネットで簡単に資産運用ができたら良いのに、と思う方も多いのではないでしょうか? そんなネットを活用してできる投資商品のなかで、「ソーシャルレンディング」という投資サービスが話題になってきています。ただ、メリットだけでなくもちろんデメリットもあります。今回は、新サービスについて、1から解説していきます!利回りが高め!「ソーシャルレンディング」のいろは【はぴマネレッスン】vol. 52そもそも、「ソーシャルレンディング」とはどんなものなのでしょうか? ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい人や企業と、お金に余裕があり貸すことで利益を得たい人をネット上で仲介するサービスです。難しい言葉で言うと、「融資=お金を必要な人に貸すこと」が個人でもできるサービスとなります。従来はお金を借りたい人がお金を借りる時、銀行をはじめとする金融機関などからお金を融資してもらい、お金を貸す側の銀行にはその分「金利」として、お金を返してもらうまでの間利息がつくことで成り立っていました。そんな銀行のように「お金を貸してあげることで資産を運用したい」と思う人をソーシャルレンディングサイトが仲介することで、個人でも「お金を貸してあげて、利益を得る側」となることが可能となり、新しい資産運用の方法の1つとなりました。社会的な意義が大きい事業への応援資金を集める目的で始まったもので、日本ではここ10年以内で広まったまだまだ新しい方法です。「なぜ注目されているの?」という点ですが、銀行預金に預けるよりも何十倍も期待利回りが高いことから注目されているんです。そんなソーシャルレンディングですが、もちろんメリットもあればデメリットも。まずはしっかりとチェックをしていきましょう!ソーシャルレンディングのメリットとは?利回りが高い一番のメリットといえば、通常と比べて予定利回りの高さが魅力です。予定利回りとは、投資した金額に対し、年間どの程度収益を得たかの割合のこと。ソーシャルレンディングでは予定利回りが3%〜10%と高めの商品が多いことが特徴です。具体的な金額で比べてみると、銀行の定期預金では、単純計算で100万円を1年間預けても100円しか増えないのに対し、ソーシャルレンディングでは予定利回り5%の場合、100万円が1年後、5万円の利益を生むという計算になります。ただ、後ほどデメリットの点にも詳しく書きますが、自分で投資したい案件をサイトから選びますが、サイト上の情報には、貸す相手となる企業名などは非公開な場合も多く、期待利回り、募集額、期間以外の「どんな会社の案件なの?」といった詳細を知ることは、実は難しいという点もあります。少額から投資が可能!ほとんどの場合、ソーシャルレンディングでは1万円〜数万円と少額からの投資が可能です。まとまった金額で必ず掛ける必要は無いので、他の貯蓄や投資信託などと併せて資産配分が可能でな点はメリットとして挙げられます。期間が短いものも!投資期間は1〜2年程度の案件が一般的ですが、ソーシャルレンディングでは1か月、数か月なんていう短期間の案件もあります。このように少額から短期間で、かつ高い利回りが期待できる気軽さもあり注目されているのですね。では、デメリットは?「貸し倒れ」のリスクも!ソーシャルレンディングでまず頭に入れておきたい点は、高利回りなのには理由がある、ということ。案件はもちろん全て「元本保証」はありません。また、融資する先の企業が「約束の期間を過ぎてまだ支払われない!」「倒産してしまって戻ってこない!」というリスク=「貸し倒れ」となってしまうと貸したお金は戻りません。一般的に大手企業がソーシャルレンディングのサイトを運営しているので、そのようなリスクは極力無いよう努めていますが、そのような可能性は0ではないことは頭に入れておきましょう。ただ、案件によっては不動産などの「担保付き」と呼ばれる案件もあり、そのような案件は貸し倒れのリスクも無くなるわけではないものの、リスクが低くなります。もし始める際に案件を選ぶ際には頭に入れておいても良いかもしれませんね。原則、「途中解約」NGほとんどが数か月〜2年程度の案件ですが、その期間中に「途中解約したい!」と思っても銀行預金のように自由に引き下ろすことはできない点はデメリットとして挙げられます。余裕資金でしっかり資産配分を考えてから、慎重に金額を決めて下さいね。法律上、「投資先」の詳細がわからないメリットの「利回りが高い」の留意点にも記載しましたが、ソーシャルレンディングでは基本的に「貸金業法」の規制があることによって、お金を貸して投資する相手は匿名となってしまい、詳細がわかりません。そのため、株式投資のように明確に「この会社に投資する!」という形ではなく、「どの会社に投資しているのかは具体的にはわからない」という不透明感があることもデメリットのひとつとして上げられます。まだまだ日本で広まって日も浅い「ソーシャルレンディング」は、利回りが高いいっぽうで、デメリットももちろんあります。まだまだ規制が変わるなかで、しっかりとした母体の運営会社や担保付きの案件を選ぶなど、自分自身でリスク管理をすることが必要です。とはいえ、せっかく手元にある資金が預けていても増えないなら、分散投資をしたい!などネットでできる投資への関心が高い方も増えてきました。たくさんの金融商品の中から選ぶ際に、新しいこのようなサービスのメリット、デメリットをまず理解しておくことは大切です。まずは善し悪しを理解したうえで、資産運用の計画の1つとして役立ててみてはいかがでしょうか?以上、はぴマネレッスンvol. 52でした。Information参考:SBIソーシャルレンディング(C)avdeev007/Gettyimages(C)AnsonLu/Gettyimages(C)AnsonLu/Gettyimages
2017年11月10日