最強のグルメシティ・ソウルは、焼肉をはじめ、鍋料理、スープ、屋台フードにいたるまで、おいしいものが町中にあふれる、食のパラダイス! なかでも韓国マニアたちもハマったソウルで食べるべき3つのグルメをご紹介。今すぐソウルに行きたくなっちゃうかも!?■韓国焼肉のキング! “黒豚のサムギョプサル”日本で焼肉といえば、牛肉を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? 韓国では豚肉の三枚肉(サムギョプサル)が定番です。なかでも最近のブームは、黒豚の産地として有名な、済州島産の黒豚を使った焼肉。「チェジュドンオク」では、焼いた肉をイワシの塩辛のタレにつけて食べるのですが、これがまた絶品! エゴマやレタスなどの葉野菜にくるんでさっぱりヘルシーにいただくのもおすすめです。■タコをピリ辛ソースで丸ごと炒めた“ナッチプルコギ”“ナッチ”とは韓国語でタコのこと。「ペッコドン」では、なんと活きたままのタコを真っ赤なコチュジャンソースで炒めちゃいます。調理中にタコがくねくね動くのを見るとびっくりするかもしれませんが、それはタコが新鮮な証拠。プリップリのやわらかい食感に、濃厚な激辛ソースが舌を刺激して、食べ始めたら箸が止まりません~。シメに残ったソースにご飯を絡めた焼き飯をいただけば大満足間違いなし!■ 深い味わいに感動! お肌にうれしい“サムゲタン”小ぶりの鶏肉に、もち米や高麗人参、栗、松の実などを詰め込んでグツグツと煮込んだ激ウマの濃厚スープは、あとをひくおいしさ! 薬膳風味のやわらかい鶏肉は味わい深く、骨までしゃぶりたくなるほど。栄養たっぷりで体のなかから元気になること間違いなしの逸品です。さらにコラーゲン効果で翌日の肌が心なしかぷるぷるに! サムゲタンで人気の「土俗村」はソウル通にはすっかり定番のお店です。・チェジュドンオク城東区聖水洞2街275-10・ペッコドン江南区新沙洞663, B1F・土俗村(トソッチョン)鍾路区体府洞85-1『地球の歩き方MOOK』シリーズは、人気エリアの最新情報を雑誌スタイルでお届けするビジュアルガイドブックです。『地球の歩き方MOOK ソウルの歩き方2014-15年版』は、ソウルの旬のトピックス&今行くべきエリアの楽しみ方がわかるソウルガイドの決定版! グルメ特集にて、今回のコラムで紹介した3店舗を掲載しています。『地球の歩き方MOOK ソウルの歩き方2014-15年版』の詳しい内容は こちら をチェック
2014年04月11日最近、ハリウッド女優やスーパーモデルの美容・健康法の中でよく目にする言葉「スーパーフード」の文字だが、今年アメリカ発のスーパーフードの世界的リーディングカンパニー「サンフード(Sunfood)」が、日本に初上陸を果たしたことで、一気にスーパーフードのムーブメントが日本にも押し寄せる機運が高まっている。日本では、まだスーパーなどで見かけることが少ないスーパーフードだが、アメリカやカナダでは30年も前に確立した概念だ。サンフードは、1980年代後半に起きたローフードムーブメントの流れから、スーパーフードやローフードの実践を始めとする革新的なコンセプトで1995年に設立されて以来、オーガニック&ローフードのリーディングカンパニーとして、食品の生産および、北米を中心に販売を行っている。今回の日本上陸も、近年のオーガニック・ナチュラルフードブームにより、スーパーフードが世界中でふたたび注目を集めていることの流れからだ。そもそもスーパーフードってなに?という方に、分かりやすく説明すると、スーパーフードとは、「12種以上の栄養成分を含む食品であること」「一般的に摂取する野菜や果物より栄養価が高い食物であること」「体に必要な栄養素のみ含んでいること」という3つの条件を満たす食材のことを言う。ファーストフードなど空腹を満たすためだけのエンプティカロリー食品(ほとんど栄養素を含まずカロリーしかない)が多い現代社会の食生活の中で、不足した栄養素を補うために最適な食品なのだ。一見、サプリメントとどこが違うの?と思うかもしれないが、配合量(有効成分と不純物)が見た目には見えず、分かりづらいサプリメントとは似て非なるもの。スーパーフードはあくまで豊潤な土壌で育った植物そのものをドライパウダーにし、栄養素を壊すことなく凝縮して保存した食品なのだ。たとえば、ゴジベリー(クコの実)など、優れたスーパーフードは栄養の量だけでなく質も高いため、サプリメントはもちろん、オーガニック野菜とも比べ物にならない栄養素と質と含有量を誇る。栄養価が高いのに、低カロリーで、化学的に配合されたビタミンやミネラルサプリメントとは異なり、食品とメディカルハーブ(薬草・漢方)両方の要素を持っている食べ物ということができる。今回、日本で販売される商品は、日本でもお馴染みになってきたアサイ― や、その強力な抗酸化作用でいま最も注目されているマキベリーなどを含む、10アイテム。価格帯は素材によって異なり、「オーガニック アサイ― パウダー」113g/1袋 4,410円などから、高価なもので「サン イズ シャイニング」227g/1袋 9,240円まである。9月に伊勢丹新宿店のビューティアポセカリーで先行発売されるも好評を博し、10月25日(金)からは全国一斉発売となり、六本木ヒルズの「エルカフェ」などでも取り扱われている。(text:Miwa Ogata)
2013年12月05日「ととけん」の愛称で知られる「日本さかな検定」はこのほど、「フード・アクション・ニッポン アワード2012」で入賞したと発表した。「フード・アクション・ニッポン」は農林水産省が推進する国産農産物の消費拡大の取り組みの一環として創設された。自給率向上に寄与する事業者・団体などの優れた取り組を表彰する「フード・アクション・ニッポン アワード2012」には全国から862件の応募があり、「日本さかな検定」は「販売促進・消費促進部門」にて入賞した。古来より日本人の心身を育んできた魚食。近年、その伝統食の危機的状態が加速度的に進む中、「日本さかな検定」は、魚をおいしく学び旬をおいしく食す「さかなの国、ニッポンの検定」を趣旨として活動している。今後も、検定という形で魚への関心や知識を深めてもらうことで、世界に誇る日本の魚食文化の魅力を再発見することにつながることを願い、活動していくとしている。今回は、こうした活動が日本の食料自給率の向上に寄与することを認められての入賞となった。次回の第4回検定は2013年6月に開催予定。実施要項は決まり次第同検定サイトで告知されるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日福島県会津若松では、「カレー焼きそば」のことを「B級グルメ」とはカテゴライズしない。ではどのように位置づけるのかというと、カレー焼きそばは「ソウルフード」、つまり「故郷の味」なのだという。「カレー」と「焼きそば」の見事なコラボレーション、会津のカレー焼きそばは会津市民にとって青春の味であるとともに、「会津っぽ(会津魂)」を象徴する、ソウルフードとして定着した。カレーと焼きそば。日本人の老若男女のほとんどが好きなB級グルメの両雄をコラボレーションさせることは、どうして会津若松以外の人たちは気づかなかったのだろうかと不思議になるほど、会津のカレー焼きそばとの出合いは、鮮烈な印象を与えるものであった。現在15店舗が加盟する「会津カレー焼きそばの会」の事務局がある、一七市町村物産市場「会津ブランド館」の一階にあるカフェを訪ね、運営責任者でテクニカルスタッフの代表取締役社長・佐藤正彦氏に会津カレー焼きそばを発想するに至った裏話を聞いてみることにした。その前にまず試食。トッピングを組み合わせたメニューは10種類近くになるが、まずは原点でもあるトッピングなしのカレー焼きそば(500円)をオーダーしてみた。太麺に会津産の野菜と、同じく会津特産のエゴマ油で炒め、ソースで味付けした焼きそばに中辛のカレーを上からかけている。もちろん、カレーの中にも会津産の人参が顔をのぞかせている。「いかがですか?カレー味の焼きそばではなく、焼きそばにそのままカレーをかけるというスタイル、おもしろいでしょう?」と佐藤氏。「本当にどうして全国の他の地域では考え付かなかったのか不思議でなりませんね。でも、なんでこの組み合わせを思いついたんですか?」との私の質問に、佐藤氏は軽く笑いを浮かべ、「ひょうたんからコマみたいな話なんですよ」と返してきた。カレー焼きそばの誕生は今から40年も前のこと。部活で腹をすかせ、家まではどうしても持ちそうにないと、発車までの時間、焼きそばを頼んだ高校生の一団が「発車時刻が迫ってるから、焼きそばとカレーと一緒に出して」と店の経営者に注文。出てきた焼きそばの上からカレーをかけたところ、これがなんと初めて食べる味ながらビックリするほどおいしい!!高校生の一団はみんなで皿を回しながら、「おいしい、おいしい」とがっついた。この話を翌日学校中に触れて歩いたところ、あっという間にみんながまねして人気メニューになったという。取材の途中、女子高校生のグループに話を聞いてみた。すると、カレー焼きそばを出す店は15店あるのだが、各店それぞれレシピは違うしトッピングも違うので、ひいきの店はみんな違うということが分かった。そして驚くべき事実も判明した。現在、カレー焼きそばの主なファンは高校生ではなく、40年前にこれをヒットさせ、今はもういい歳のオヤジたちとなった連中なんだとか。酒飲みが〆にカレー焼きそばを食べるというのだ。オヤジたちだけではない。店を閉めた後のママさんやホステスさんたちも、お客と一緒にお酒の〆に食べているという。「寝る前に食べると太るっていうけど、でもカレーは脂肪を燃焼させてくれるっていうし、気にしないで食べてるわ」と話す人も。カレー焼きそばの元祖「トミーフード」が店を構えるのは「野口英世青春広場」。そして、カレー焼きそばは会津の青春の味。読者の皆様、まずは一度、その味をご自分の舌でお試しあれ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日ジャルパックは、フードジャーナリスト・はんつ遠藤氏との共同企画で、“食”をテーマにした「全国B級グルメの旅」コンテンツを同社WEBサイトにオープンした。「全国B級グルメの旅」は、日本航空のWebページ内で国内ツアーの1コンテンツとして始まったグルメ企画。はんつ遠藤氏が推奨するB級グルメ料理と、その料理を楽しむことができる店を紹介する。企画の第1弾は沖縄。沖縄料理のB級グルメスポットとして9店舗をとり上げ、「タコライス」「沖縄そば」などの定番料理から「みそ汁定食」といった沖縄らしい料理まで紹介されている。各店の詳細な紹介は、はんつ遠藤氏のブログへのリンクをたどることで参照できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日