エッセイストのしまおまほさんが、今を生きるバラエティに富んだ子どもたちに出会い、話を聞き、限られた時間で彼らの本音を引っ張り出す。コドモ連載の第20回が始まります~。第20回ハジメくん(9歳)駅から待ち合わせのカフェまで歩いていると、わたしの横を自転車で走る親子が通り過ぎました。お母さんの自転車の後ろに乗っている男の子は真新しいオモチャを大事そうに抱えていました。「さては、サンタさんからのプレゼントだな」この日はクリスマスの翌日。プレゼントと片時も離れたくない!そんな様子でオモチャを抱えている子どもを何人か見かけました。カフェにつくと、自転車の後ろに乗っていたさっきの男の子が奥のテーブルで遊んでいます。インタビューするハジメくん(9)の弟のヒフミくん(5)でした。ハジメくんはお母さんとヒフミくんの後ろを走っていた自転車の男の子でした。手元にはやはりオモチャが。サンタさんからのプレゼント。まほ:それ、サンタさんから?ハジメ:うん。まほ:やっぱり。それは「スプラトゥーン」……かな?ハジメ:そう。まほ:ヒフミくんの銃みたいなオモチャは?ヒフミ「ルパンレンジャー」。まほ:あー、なんか知ってる。ウチの3歳8ヵ月の息子も、「ルパンレンジャー」をどこかで覚えてきました。同時に「パトレンジャー」とも言っていて、そういう番組が2つあるのかな?と思っていたら、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」って番組なんですね。日曜の朝に早く起きたためしがないので、一度も観たことはありませんが……。まほ:25日って火曜日だったよね?朝、お家に届いてたプレゼント……中身を見てから学校行ったの?ハジメ:ううん。母:「帰ってからじゃないとダメだよ」って言われてね。まほ:ガマンしたんだ。ハジメ:(うなずく)まほ:じゃあ、家にすぐ帰ったでしょ。ハジメ:ううん。遅かった。母:遅かったね。まほ:えーそうなんだ。わたしだったら一目散に家に帰るけどなあ。母:家と学校が5分の距離なんですけど、いつも30分以上かけて帰ってきてて。まほ:プレゼント忘れてたの?ハジメ:忘れてない。母:昨日は終業式だったからね。まほ:なるほどね。終業式の日って、友だちと別れがたかったりするもんね。荷物いっぱい抱えて帰った?ハジメ:金曜までに持って帰った。まほ:ヒフミくんは?保育園?幼稚園?行ったのかな。ヒフミ:ようちえん、ふゆやしゅみ。まほ:あ、じゃあヒフミくんはプレゼントの開封をガマンせずにすんだんだ。ちなみに。ウチのサンタは24日、振替休日の月曜日の朝にやってきました。保育園児は平日の朝に届いたプレゼントを帰るまでガマンするなんて、絶対できないですからね〜。サンタって気が利きますねえ。まほ:で、もらったのがスプラトゥーンのフィギュアなんだ。母:これをかざすと……。まほ:かざす?何を?母:「NintendoSwitch」(以下、Switch)のコントローラにかざすと、このキャラがゲームの中に出てくるんだよね?ハジメ:うん。まほ:うそ〜。そんな機能があるんだー。フィギュアをもらったのかと思ってた。好きなゲームのフィギュア集めてるなんて、9歳なのにずいぶん落ち着いた趣味だなと……。この子はなんて名前なの?ハジメ:「amiibo(アミーボ)」。まほ:アミーゴってキャラなんだー。ハジメ:ボ!アミーボ!まほ:アミー坊か〜。ハジメくんの家ではクリスマスの何日か前から窓際にサンタさん宛の手紙を置くことになっているそうです。いつの間にかその手紙はなくなり、クリスマスには手紙に書いたプレゼントが届くんだとか。大好きなゲームの時間のためにしていること。まほ:ゲームをする時間って決まってるの?ハジメ:本を……読んだ時間。まほ:へえ!自己申告?母:そうなんです。まほ:それが本当かどうかって……。ヒフミ:ねえ〜、ねえ〜。母:まあ、そこは追及しないことにしてます。まほ:どう?ハジメくん、ちゃんと読んでる?ハジメ:……。母:一応、そのルールには従ってる……よね?ハジメ:うん。でも……たまに、守らないことも少し、ある。ヒフミ:ふにゃ〜。まほ:ゲームするために本読んでるって感じ?ハジメ:(うなずく)母:最近は、「ゲームしたい!でも本読みたくない〜」って悶えてます。ヒフミ:ねえ〜。いつ終わる?ハジメ:でもさあ、計算ドリルやったりしてんじゃん!まほ:計算ドリルでも加算されるの?ハジメ:1枚15分。母:あまりにも、「読みたくない」って言うから……。まほ:ルールを設定する親も、大変だ〜。お察しします。ゲームは何が好き?ハジメ:最近は、「スマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)」やってる!ヒフミ:カービィちゅかってる!グズってたヒフミくんが、急に元気になりました。ハジメくんも表情がパァっと明るくなり、声も大きくなっています。ヒフミ:カービィちゅよいよ。ピカチュウもちゅかってる!まほ:ゲーム、好きなんだね〜。母:お父さんが好きなのよね。Switchが発売になった時も、何度も抽選に外れて……。ハジメ:お父さんとふたりで並んで、ハーちゃんが当てたんだよ。全部で20個あって、11番で当てたの。く じ引きで。母:ヨドバシに朝から並んでね……。まほ:なになに?抽選で当たったの?ハジメ:違う。買えたの。まほ:ああ、買う権利を抽選で得たのか。ヒフミ:ハーちゃんが当てたの!まほ:20個Switchがあって、11番を引いて当てたってこと?ハジメ:違う。20個あってー、11個めで買えたの。まほ:20個あるSwitchのうち、11番目に当たったのかなあ。ハジメ:うーん。まほ:違う?ハジメ:うーん。まほ:なんか違いそうだね。母:残り11個の時に買えたってこと?ハジメ:ああ、そう。それ。まほ:やっと答えにたどり着いた!Switch買えて、嬉しかった?ハジメ:うん!うれしかったー(ウットリ)。まほ:誰が一番最初にやったのかな?ハジメ:お父さん。まほ:友だち、羨ましがったでしょ。ハジメ:え、お母さんがいっぱい家にくるから言ったらダメって。まほ:内緒にしてたの?ハジメ:うん。まほ:え〜、自慢したくならなかった?ハジメ:うーん、言わなかった。でも、ひとりだけに言ったけど。まほ:羨ましがられなかった?ハジメ:だいじょぶだった。お母さんさあ、大げさなんだもん〜。ヒフミ:ふぇ〜まだ〜?まほ:最初にやったゲームは?ハジメ:DS。まほ:何歳の時?ハジメ:小1になるまでゲームはダメって言われててー、7歳の誕生日に買ってもらった。まほ:ハジメくんはさあ、「ファミリーコンピュータ」って知ってる?ハジメ:え、肌色と赤のやつ。まほ:そうそう(笑)。「スーパーマリオ」は、やったことある?ハジメ:あるけど、操作が難しかった。まほ:えー!そうなの?簡単すぎるくらいだと思うけど……。ハジメ:単純すぎて難しい。まほ:あー、「スプラトゥーン」や「スマブラ」に慣れているとそうかもね〜。ハジメ:3Dのマリオの方が好き。ヒフミ:ねえねえねえ〜まだ〜?誰にも言えなかった習い事。退屈そうだったヒフミくんは、迎えに来たお父さんに連れられて習い事のプールへ途中退席。あんなにグズっていたのに、店を出る時は「帰りたくない」とギャン泣きしていました……。ハジメ:ふぅ……。まほ:ヒフミくんはどんな子?ハジメ:ヤなやつ。まほ:でも、いないと寂しかったりするでしょ?ハジメ:まあね、ちょっとさみしい。まほ:でしょ?ハジメ:でもさあ、最初からいなかったらさみしくないのに。まほ:いやあ、それはそうなのかもしれないけどさあ。ハジメ:3人(親子)がよかった……。まほ:まー、そう言わずに……。普段、ハジメくんは5歳のヒフミくんのわがままにグッと我慢しているそう。「お兄ちゃんだから、弟に手をださない」と決めているそうなのです。まほ:習い事はしているの?ハジメ:テニス。まほ:珍しいんじゃない?どうして始めたのかな。ハジメ:……(お母さんを見る)。母:あ、わたしの……(笑)、わたしが……やらせたかったんです。まほ:そうなんですね!母:サンプラス選手が好きで……(照)。まほ:ふんふん。母:テニスの、孤独な感じも好きで。一人で考えて……強い子になれるんじゃないかって思って……。まほ:なるほど。テニス以外では習い事してない?母:えっと、前に……。ハジメ:(母を睨む)。母:やめよっか、ね。この話は……。ハジメくん、習い事に関してどうやら触れられたくない過去をもっているらしいのです。それは、軽いノリで聞けないくらいその場に気まずい雰囲気を漂わせるものでした。まほ:聞いてもいいのかな?ハジメ:……。ハジメくんを一瞬にして暗い気持ちにさせるある習い事。お母さんの念願だったそれを、2年半続けて辞めました。男の子なのにタイツをはくこと、発表会でお化粧しなければいけなかったこと……。友だちには絶対に言えない習い事だったそうです。母:踊っている最中は楽しそうにしていたんですけどね……。ハジメ:無理矢理はヤだ。母:今もやっていたことは誰にも言っていないんです。まほ:そうかー。ハジメ:「ヒー(ヒフミ)くんにもやらせる」って言ってたのにさ。まほ:それは、ハジメくんと一緒に通うのが前提だったんじゃない?ハジメ:それにさあ、ハーちゃんはさあ、小学校までゲーム我慢したのにさあ、ヒーくんはまだ幼稚園なのにSwitchもDSもやってる……。ヒーくんにもハーちゃんと同じ気持ちになってほしい。まほ:辛いねえ。お兄ちゃん。ハジメくん、習い事について記事にしてもいいけど、その場合このインタビューのことは友だちに内緒にするそうです。なので、習い事の具体名は伏せましたが……。でも、将来、ハジメくんがこの時の経験を発揮できる場面がきっとあると思います。2年半もやってたんだから、力になっていないはずがないです。ハーちゃんは、普通の男。まほ:女子とは仲良い?ハジメ:女子はキライ。まほ:仲良い友だちは?ハジメ:ゆうま、りょうき、えいすけ。まほ:どんな友だち?ハジメ:ゆうまはイイやつ。具合悪くなった時に保健室までお見舞いにきてくれる。まほ:ああ、それは優しいねえ。ハジメ:一番背が高いよ。まほ:そうなんだ。何センチ?ハジメ:126センチ。ゆうまは自分の弟がついてきても何も言わない。りょうきはゲームがうまい。えいすけはたまにカンチョーする。まほ:ハハハ……。ハジメくんは?ハジメ:ハーちゃんは……普通の男。まほ:(笑)。ハジメくんは、学校でも自分のこと「ハーちゃん」て言うの?ハジメ:いや「オレ」。まほ:だよね(笑)。「オレ」の発音は、「抹茶オレ」の「オレ」です。まほ:間違って「ハーちゃ……オレ」ってなんない?ハジメ:少しだけ。まほ:友だちからはなんて呼ばれてるの?ハジメ:「ハジメ」。まほ:女子からも?ハジメ:女子からは……「ハーちゃん」。まほ:ハーちゃんなんだ〜。ハジメ:うん……。まほ:ハジメくん、ピンクの服着てるけど、それは女子っぽいとか思わないの?ハジメ:昔はヤだったけどー、エグゼイドの影響で着るようになった。まほ:なるほど。「仮面ライダーエグゼイド」はショッキングピンクだったもんね。ハジメ:うん。かっこいい。男の子盛りのハジメくん。もし、大好きな仮面ライダーがあの習い事をやっていたら、続けられていたのかもしれないねえ。つづくPROFILEしまおまほMaho Shimao1978 年生まれ。エッセイスト、イラストレーター。主な著書に『ガールフレンド』『マイ・リトル・世田谷』(共にスペースシャワーブックス)などがある。Text・Illustration:Maho ShimaoComposition:Tomoko OgawaDesign:Shinji Nemoto
2019年02月14日好きなことを見つけて才能を伸ばしてほしい、優しい気持ちを持つ子になりますように……。我が子への希望は挙げればキリがないのが子育てですが、その中でもやっぱり一番は「元気に育ってほしい」ということではないでしょうか?そうした子の健康を願う親たちに人気のイベントが、今回紹介する「赤ちゃん抱っこ撮影会」です。こちら、日本相撲協会が主催する公式イベント。実は日本古来、力士に抱っこされた子は無病息災・健康に元気に育つと言われているんです。抽選で当選さえすれば気軽に参加できるので、相撲にはなじみがない方もぜひ体験してみて。相撲は日本古来の文化のひとつ。いつかは……と思いつつも子連れにはなかなかハードルが高いですよね。実は、子連れで気軽に参加できるイベントがあるんです。その名も「赤ちゃん抱っこ撮影会」、日本相撲協会が開催するファンサービス企画として年に6回、本場所の場所前に行われています。私は特に相撲ファンではないのですが……(笑)有名力士に会える!しかも娘を抱っこしてもらえるなんて縁起が良さそう!と、半ば衝動的にチケットを申し込んでみました。後から知ったのですが、日本では昔から強いお相撲さんに赤ん坊を抱っこしてもらうと「丈夫に元気に育つ」と言われているらしく、撮影会は人気のイベントだそう。リピーターも多く毎回チケットは争奪戦だとか。(運良く取れてラッキー!)そもそも「赤ちゃん抱っこ撮影会」が開催されるのは、年6回ある本場所の時期。重要なポイントとしては、撮影会だけのチケットではなく相撲観戦のマス席(4人1組)のチケットの特典としてついてくるものであるということ。そして名前こそ “赤ちゃん” と謳っていますが、3歳以下の幼児ならば抱っこしてもらえます。3歳以上になると残念ながら抱っこは無理ですが、力士と一緒に撮影することはできるそうなので、きょうだいで参加することもできますよ。注意点としては、観戦日と撮影会の日程は異なるということ。(通常、撮影会は場所前に開催されることが多いそう)申し込みの時点では第1~第3希望まで観戦日が選べる仕組みになっているので、そのタイミングで友人や家族に「一緒に行かない?」と声をかけておくのがおすすめです。当選したけれどメンバーが集まらない……という事態は避けたいですもんね。私は土日を第1、第2希望で申し込みましたがともに落選。第3希望で申し込んでいた平日が当選したので、やはり週末は競争率が高そうです。これが当選したチケットです。マス席鑑賞券と撮影会チケットは同封されています。力士たちの存在感ったら。堂々と歩く姿も素敵でした!いよいよ撮影会当日!JR両国駅から徒歩約1分。初めて足を踏み入れた国技館はかなり広〜い!さらに当日はピーカンで、雲ひとつ無い青空と会場内に設置された稀勢の里、白鵬、鶴竜の等身大パネルを見て「ついに生で力士を拝めるんだ!」と否応なしにテンションが上がりました!場所のない時期とはいえ当日は稽古があったのか数多くの力士が闊歩しており、さらにはそうした力士目当てのファン(20代〜70代と年齢層も幅広い!)もたくさんいて、それぞれが色紙にサインをもらっていたり、ツーショット撮影をお願いしていたり……。相撲人気をまざまざと実感。カッカッと雪駄を鳴らしながら颯爽と歩く力士たちは皆、自信に満ちあふれていて格好よく、彼らのファンになる気持ちもわかるわ〜と思いました。しかもファンからふいに声をかけられてもにこやかに対応されていて、強い上に優しいなんて素敵!!と胸の鼓動が高まりました。しばらくして友人とおちあい、いよいよ会場入りです。後の報道によると撮影会に参加したのは数百人。ゆえに中に入るのに予想以上に時間がかかったので、グズらないよう遊び道具は必須だなと思いました。残念ながら私はリサーチ不足で何も用意していなかったので、ひたすらお菓子とYoutubeでしのぎました。受付でチケット確認をすませたら、次にカードを引くんですが、なんといってもこの行程が重要!というのも、カードに記されている数字によって、我が子を抱っこする力士が決まるのです。私が行った一月場所の撮影会では横綱・白鵬、鶴竜、稀勢の里(この時点ではまだ引退していませんでした)、そして大関・豪栄道、高安、栃ノ心、そのほか貴景勝など計10名が参加していました。友達と「稀勢の里か白鵬だったら最高〜♡」と言い合いながら受付で「8」のカードを引いたものの、それが誰を指しているのかわからず、ひたすらドキドキしながら会場に入ります。ちなみに入り口にはベビーカー置き場があり、またオムツ替えスペースも完備されており、小さい赤ちゃんがいても安心して過ごせそうでしたよ。会場はかなり広い!普段はここに土俵があるのか……と思うとなんとも不思議な気持ちに。大勢の大人と報道陣を前にして娘&友人の子も心なしか緊張気味!長い廊下を歩き、ついに土俵入り(といっても撮影会では土俵がなかったんですが)!あまりの広さ&人の多さに面食らいつつ、係の人に誘導されてどんどん中へ進みます。会場の真ん中には各数字に分かれて力士が座り、参加者は自分が引いた数字の順路に並ぶ仕組みになっています。自分が引いた「8」のカードが誰を指すのか早く知りたい気持ちで前に進むも、なかなか見えず。目の前の列が数人程度になってもわかりませんでした。というのも、当日は一月場所に進退※ がかかっていた稀勢の里の声を拾おうと大勢のマスコミの人たちが取材にきていたんです。(人気者って大変……)※稀勢の里は昨年11月、横綱として87年ぶりに初日から4連敗で途中休場。横綱審議委員会(横審)で初の「激励」を決議されていました。この撮影会前日、休場中の稀勢の里が会見し、異例の事態に注目が集まっていました。その会見で稀勢の里は、相撲人生を懸けて一月場所初日を目指す意向を示し、出場こそしたもののその後一月場所をもって引退を発表。私は、「あわよくば横綱に抱っこしてもらいたいな〜」と失礼ながら思っていましたが結果は大関・栃ノ心でした!栃ノ心といえばジョージア出身の美男子。角界のニコラス・ケイジとも呼ばれているそうです。でもニコラスにはあまり似ていなかった気が(笑)。抱っこしてもらう力士がわかったところでいよいよ私達の番に!急いで係の人にカメラを渡し、椅子に座っている栃ノ心に子を預け、私達親は力士の隣にスタンバイ。栃ノ心に抱っこされた瞬間、友人の子はびっくりして大泣きしていましたが、さすがは一児の父。号泣する子どもに面食らうことなく、にこやかな笑顔で相手をしてくれました。そして撮影が開始して終了まではたったの2分程度!こんなチャンスはなかなかないので力士とコミュニケーションしたかったのですが、我が子を撮影に集中させることに必死でそれどころではなく(涙)。せめて「一月場所頑張ってください!」ぐらいは言いたかったな〜と少し後悔しています。撮影が終わり、少し余裕が出たので周りを見渡してみると栃ノ心の2つ隣はなんと白鵬が!本物の白鵬はオーラがものすごく神々しいほど。目尻を下げ優しいまなざしで赤ちゃんを抱っこしていた姿が印象的でした。ほかにも、先場所優勝を飾った貴景勝は子ども好きとして有名なだけありぐずって泣く子をあやしたり、撮影の合間にスマホをチェックする力士がいたり、普段テレビで見ている力士たちの素顔を間近で見られたことも貴重な体験でした。それにしても、10名もの力士が一堂に会する光景は圧巻でした。鬢付けの甘いココナッツの香りも忘れられません。ちなみに、子が1人の場合は力士が両手で抱え、2人の場合は両膝の上に座らせるパターンが多かったです。また、マス席での相撲観戦が前提のイベントということもあり、おばあちゃんやおじいちゃん+娘+孫で参加している人も多かったです。相撲好きのコア世代はやはりご年配なんですね!親孝行としての参加もアリだな〜と思いました。友人の子とあっけにとられた表情の娘。撮影会の様子はマスコミ陣に撮影されていました。移動する稀勢の里とその姿をとらえようとする撮影陣!という感じで撮影前の待ち時間は30分程度、撮影自体は2分ほど。初の赤ちゃん抱っこ撮影会はあっという間に終わりました!なんですが、撮影会が終わってもなんとなく名残惜しくて(笑)、会場内にあるハッキヨイ!せきトリくんの、ひよの山(日本相撲協会の公式キャラクター。作者はキャラクターデザイナーのにしづかかつゆきさん)の顔ハメパネルで撮影したり、フラフラと国技館内をお散歩。ひそかに国技館名物の「国技館焼き鳥」を買おうと狙っていましたが、場所中ではないということで売店はお休みでゲットできず(泣)。国技館ではちゃんこも焼き鳥も食べられませんでしたが、駅直結の商業施設「-両国-江戸 NOREN」の中に飲食店があるので、そこで食事を楽しめますよ。「-両国-江戸 NOREN」にはミニ土俵があったり相撲グッズが販売されているので、相撲モードに浸ることができます。栃ノ心の抱っこには緊張していたのに、顔ハメパネルは楽しかったらしく何度も顔を出していた娘。その笑顔、本番で発揮してほしかった!会場内には博物館もあり、行けばよかったと少し後悔。そんなこんなで初めて参加した赤ちゃん抱っこ撮影会は大満足で終えることができました。しかもこの話には続きがあり……。翌日のニュースで当日の様子が放送されていたそうで、図らずも我が子がテレビデビューしてしまいました(笑)早朝に放送されている日本テレビ系『Oha!4 NEWS LIVE』にチラッと映った、友人からメールで画像が届きました。この後、『情報ライブミヤネ屋』でも流れたそうです。(残念ながら両番組とも見逃しました)赤ちゃん抱っこ撮影会の情報《「赤ちゃん抱っこ撮影会」って? 》日本相撲協会が行うファンサービス企画のひとつ。ほかにも親方と記念撮影ができる入場券付きの「親方と記念撮影付4人マスC席」や、女性限定で人気親方がバラの花を一輪プレゼントしてくれる「レディースデー・バラの花付きイスB席」など、さまざまな企画があり参加できます。各場所によって異なるので、詳しくはHPをチェックしてみてください。《 赤ちゃん抱っこ撮影会 》関取と一緒に記念撮影ができる権利の付いたマスC席(4名人分)チケットです。料金は通常のマスC席と同じ(3万8000円税抜き)で大変お得。4歳以上の子供と大人は抱っこしてもらえませんが、赤ちゃん不在のグループでも撮影会に参加できます。授乳室やおむつ替えスペースもあるので、小さなお子さん連れのお父さん、お母さんも安心して参加できるはず。※撮影日と観戦日は日程が異なるので要注意!また、一緒に撮影する力士は、撮影当日に現地に決定します。◎チケット購入サイト本場所は三月場所/大阪、五月場所/東京、七月場所/名古屋九月場所/東京、十一月場所/福岡の計6回。近くにお住まいの方はぜひ参加してみてください。ちなみに…相撲関連ではそのほかにも「牧場で泣き相撲大会」春と秋の年2回、「成田ゆめ牧場」に千葉県にある相撲部屋(過去には「佐渡ヶ嶽部屋」や「阿武松部屋」)の現役力士が特別来場し、場内に設置された土俵にて泣き相撲大会を実施。力士さんに抱き上げられ、元気に泣く赤ちゃんの健やかな成長を祈願するイベント。(対象は生後6ヵ月くらいから24ヵ月くらいまでの首の据わった子ども、先着100名)牧場で泣き相撲大会「わんぱく相撲全国大会」こちらはハードルが高めですが、相撲に興味がある子どもにはおすすめ!小学4年生から6年生が対象で、日本国内200地区における(主催青年会議所主催)の予選大会から勝ち上がった小学生力士たちによる全国大会。東京・両国国技館で行われる、約4万人が参加する歴史ある大会です。小学生では最大規模の相撲大会なので、知っている人も多いかもしれませんね!わんぱく相撲全国大会Text&Composition:ShihoKodama
2019年02月10日6カ月〜活躍まるでマジック!一瞬で片づけ完了play&goのバッグ&マット片づけても片づけても、次から次に新たなおもちゃを出す子どもたち。ひたすら子どものあとを追って、片づけをして一日が終わるなんて日もありますよね。もっと効率的に片づけができたらと考えている方も多いのでは?しかも、おしゃれだったら言うことなしですよね。そんなおいしすぎるアイテムが……あるんです!海外で人気のお片づけバッグ&マット「play&go」。ぜひチェックしてみてください。《 紹介者 》ベビモニスタLIO&LUKAくんママベビモフの連載「着せ替えSNAP☆SNAP」で大人気だった双子のLIO&LUKAくんのママ。2018年、第3子となる男の子を出産。背伸びすることなく、子どもらしさを大事にした育児スタイルが共感を得ています。きっかけは海外のインスタフォロワーさん子どもが散らかす、私が片づける。良くも悪くも感覚がマヒしちゃって、そうすることが当たり前になっていたんです。でも、たまたまインスタでフォローしている海外の方が、「play&goのバッグ&マット」をアップしているのが目に止まって。こんな可愛い便利グッズがあるんだ!と、興奮しました。今でこそ、店舗で取り扱っているところもあるようですが、当時はネットでしか扱っているところがなくて。実物を見ないまま買うには少し高かったのですが、思い切って購入してみました。収納&マットの2in1▼購入はこちらplay&goのバッグ&マット巾着型になったバッグは、広げればそのままプレイマットとしても使えるんです。片づけるときは、両端の紐をキュッと引くだけ。広げてマットの上で遊べば、片づけもラクラク。当時、幼稚園児だった息子たちも、このくらいの片づけならお手のもの。自発的にキュッと片づけをしてくれるようになりました。おもちゃって、大小様々だったり複雑な形をしていたりで、箱のような形が決まった収納に収めるのって意外と大変なんですよね。その点、このplay&goのバッグ&マットなら入れる向きとかも考えず、本当に一瞬で片づけが完了します。おしゃれなデザインがいっぱいplay&goのバッグ&マットの魅力は機能性だけではありません。とにかく、デザインが可愛い!柄も豊富なので、どれにするかかなり迷いました。最近、末っ子のおもちゃも増えてきたので、彼専用のものも仲間入りしました。広げたときのこの白クマが可愛いなと。子どもらしいのにシックなデザインで、リビングに広げていてもインテリアの邪魔になりません。むしろ、おしゃれなアクセントになっています。Text:Kyoko Isobe
2019年01月31日今月の人。Illustration:Hidemi Ito音楽家/文筆家寺尾紗穂さん1981年、東京都生まれ。大学時代に結成したバンド“Thousands Birdies’ Legs”でボーカル、作詞作曲を務める傍ら、弾き語りの活動を始める。2007年、ピアノ弾き語りによるメジャーデビューアルバム『御身』を発表。大林宣彦監督作品『転校生 さよならあなた』、安藤桃子監督作品『0.5ミリ』(安藤サクラ主演)の主題歌を担当したほか、CM、エッセイの分野でも活躍中。2010年よりビッグイシューサポートライブ『りんりんふぇす』を主催。2019年まで10年続けることを目標に取り組んでいる。2017年に最新アルバム『たよりないもののために』を発表。坂口恭平バンドや、あだち麗三郎、伊賀航と組んだトリオバンド“冬にわかれて”でも活動中。著書に『男装のエトランゼ 評伝 川島芳子』(文春新書)、『愛し、日々』(天然文庫)、『原発労働者』(講談社現代新書)、『南洋と私』(リトルモア)、『あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々』(集英社)、『彗星の孤独』(スタンド・ブックス)など。2018年より朝日新聞書評委員。主人公が悪いヤツという設定が好き!さんざん悪いことをしても、最後には受け止めてくれる存在がいる幸せ『あくたれラルフ』作:ジャック・ガントス絵:ニコール・ルーベル訳:いしいももこ¥1500/童話館出版セイラが飼っているネコのラルフは、とてもあくたれ。毎日いろいろな悪さをしては、セイラだけじゃなく、お父さんやお母さんもこまらせています。それでも、セイラはラルフが大好き。そんなある日、家族みんなでサーカスを観に行きました。しかし、そこでも、あくたれのかぎりをつくしたラルフは、とうとうサーカスに置き去りにされることに……。「主人公のラルフがめちゃくちゃ悪さをするところが、おもしろいんですよね。子どもなら、ちょっとやってみたいことを好き放題やっているので、見ていて気持ちいい(笑)。小さい頃に読んだときは、絵のカラフルな感じにすごく惹かれました。特に好きなのは、ゴミ捨て場で一夜を過ごしたラルフが“なまごみねつ”にかかってしまったシーン。“なまごみねつ” っていうネーミングが絶妙で、うちの子どもたちも、ここで必ず笑っていました(笑)「大きな愛を持ちなさい」という温かいメッセージをもらえる絵本ミュージシャンとして、また原発労働者や日本統治時代の南洋諸島を知るために取材し本を書く作家として、ジャンルやテーマを越え、自由に表現活動を続けている寺尾紗穂さん。いわゆる表舞台には出てこない人たち、ひとりひとりの多様な声に耳を傾けてきた彼女のスタンスは、実は子どもの頃から変わっていない。「もともと主役にはあんまり興味がなくて。学芸会でも、幼稚園のときの『オズの魔法使い』では、西の悪い魔女役でしたし、小学2年生のときは山姥の役をやっているんです。どちらも自分から立候補して(笑)」物語でも、どこか社会になじめないような、風変わりなところのあるキャラクターに惹かれてしまう。そんな寺尾さんにとって、子どもの頃から家で読んでいた『あくたれラルフ』は、まさに好みの絵本だった。主人公のネコが、とにかく悪さばかりする悪いヤツなのだ。「世の中には『悪いことをしていたら、悪い結果になって当たり前だよ』という話が多く語られていると思うんですけど、この話は逆なんです。とにかくラルフの飼い主である女の子、セイラの愛が大きいんですよね。いい子だから好きというのではなく、ラルフがどんなに悪さをしても『大好き』と言ってくれる。セイラだけじゃなく、一度はラルフのことを『サーカスに置いていく』と言ったパパも『おまえがいなくてさびしかったよ』と言って、家に迎え入れてくれる。悪いことばっかりしていた人でも、ハッピーエンドになれるんだよ、っていう救いがあるんです。ラルフみたいな感じの子って、今だと、じっとしていられないとか、ちょっと発達障害っぽい子に通ずる部分があると思うんです。でもそれって、当人の問題って距離をとるのではなくて、まわりがどう接するかが大事なんですよね。また、大人になって読めば『社会から一度はずれちゃった人をどうするのか?』という問題ともつながっている話だと感じられる。この絵本からは『すごく大きな愛を持ちなさい』って言われている気がします」絵本に出てくる歌を歌う場面はピアノを弾きながら、実際に歌って現在、小5、小3、小2の三姉妹のお母さんでもある寺尾さん。お子さんたちがもっと小さい頃は、たいてい3人一緒に、絵本の読み聞かせをしていた。最近は絵本を読み聞かせる機会はだいぶ少なくなったものの、一番下のお子さんは、今もたまに「読んで」と言って、寝る前に絵本を持ってくることがある。「絵本って、歌を歌うシーンがけっこうありますよね。たとえば『ぐるんぱのようちえん』だと、幼稚園を開いたぐるんぱが、ピアノを弾いて歌う場面が出てくるんですが、その歌詞の部分は、私も自分で歌にしていました。メロディもなんとなく定まってきて。子どもたちからも『あれ歌って』とリクエストされて、歌っていましたね。Illustration:Kashiwai以前、隠岐諸島の海士町の図書館で開いたライブでは、長い歌詞が出てくる『だれをのせるの、ユニコーン?』という絵本の読み聞かせをしたこともありました。図書館のスタッフの方に朗読をしてもらって、エレクトリックピアノがあったので、歌の部分はピアノでBGMをつけて、私が歌って。もともと娘たちに作って歌ってあげていた作品でした。音楽って記憶に残るので、うちの子どもたちが大人になっても、私が作ったメロディは何となく覚えているんじゃないかなと思いますね」深みのある色調の美しい絵の世界母が読んでくれた時間も良き思い出寺尾さん自身が小さい頃、お母さんに読んでもらった思い出の絵本は『ラ・タ・タ・タム− ちいさな機関車のふしぎな物語 − 』。ヨーロッパの名画をしのばせるような美しい絵は、子どもから大人まで、読むものの心に静かに訴えかける力を秘めている。「この絵本の英語版を母が持っていたんです。それで、物語の流れを私に教えつつ、母なりに訳しながら読んでくれたんですね。文字のない見開きページの場面は、色の感じも、不思議な風景もすごく印象に残っていて。大人になってから、ふと思い出して、母に『あの絵って、なんの絵本だったっけ?』って聞いたくらい。母に『この絵本よ』ってその絵本をもらって、今度は私が子どもたちに読んでいました」母から娘へ、そしてまたその子どもたちへ。三世代にわたって、読み継がれていく大切な絵本は、母と子の絆を自然に結びつけてくれる存在だ。「絵本は親子で読むものですよね。絵本を子どもに贈るっていうのは、ただ物をあげて終わりではない。自分が読んであげる、その一緒に過ごす “時間” を含めて与えることだなと、あるとき気づいたんです。親と子どもで、一緒の時間が生まれるきっかけ。子どもへのプレゼントとして、それはなかなかいいものだなと思っています」【寺尾紗穂さん、これもオススメ】画集のような感覚で味わえる丹念に描きこまれた幻想的な絵『ラ・タ・タ・タム−ちいさな機関車のふしぎな物語−』文:ペーター・ニクル絵:ビネッテ・シュレーダー訳:矢川澄子¥1800/岩波書店機関車が大好きな発明家のチッポケ・マチアスは、ある日、ちいさな白い機関車を完成させました。しかし、ちいさな機関車を気に入った工場長は、自宅の庭園に飾るために、マチアスから機関車を取り上げてしまいます。がっかりして町を出て行ったマチアス。彼の後を追って、ちいさな機関車のふしぎな旅が始まります――。ドイツ人の絵本作家ビネッテ・シュレーダーが絵を、彼女の夫である法律家のペーター・ニクルが物語を書いた絵本。「絵がとてもきれいなので、小さい頃はストーリーよりも、画集みたいな感覚でよく見ていました。ずっと記憶に残るような印象的な風景の絵がいくつもあって、その世界に入り込むという感じですね。色調が美しい幻想的な絵で、ユーモラスなのに、ちょっと怖さも感じられる。ちいさな機関車が工場長の家から逃げ出して、山をぐるぐるとまわりながら越えて走っていくシーンでは、ずっと続く線路を迷路みたいに指で追うのも好きでした」自分を生かせる場所が必ずある!じんわり勇気をもらえる一冊『ぐるんぱのようちえん』作:西内ミナミ絵:堀内誠一¥900/福音館書店ぐるんぱはひとりぼっちの大きなゾウです。ビスケット屋さん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場……。ぐるんぱは、いろいろな仕事場で一生懸命に働きますが、いつも作るものが大きすぎて失敗ばかり。そんなとき、ぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。子どもたちの世話を頼まれたぐるんぱが開いた幼稚園は、子どもたちを喜ばせ、大成功するのでした。時代を超えて愛され続ける、初版1966年のロングセラー絵本。「ひとりぼっちで、さびしくて、ちょっとのけ者にされていたゾウの主人公が、働きに出て修業をする。自分の体が大きすぎるせいで、行く先々でズレたものを作っちゃうんですが、『それを生かせる場所があるんだよ』というメッセージが伝わってくるお話です。私は食いしん坊だったので、一番好きなページは、ぐるんぱが大きなビスケットを作る場面。ぐるんぱが開いた幼稚園に行って、このビスケットを食べたいなと思っていました(笑)」自分を受け入れて生きていくこと斬新なテーマに取り組んだ意欲作Illustration:Kashiwaiひとりぼっちのおおかみが「け」という、含みのある台詞をつぶやきながら、仲間を探して町をさまよっています。「おれに似た子はいないかな?」。うさぎ、やぎ、ぶた、しか……いろいろな動物たちがいますが、どこへ行っても、おおかみは満足することができません。仲間に入りたいようで、入りたくないのです。とうとう、おばけがたくさんいる墓場までやってきたおおかみですが、はたして仲間を見つけることができるのでしょうか?『やっぱりおおかみ』作・絵:佐々木マキ¥900/福音館書店「これも居場所探しの話ですね。最後におおかみが、自分は乗らないまま、気球をつないでいた綱をはずして、気球を空に放すんです。気球は別世界に連れて行ってくれるかもしれない乗り物ですよね。つまり現実逃避しない、自分はここで生きていくという意思表示であって。究極ですよね、この悟りは。子どもの頃は絵柄に惹かれていましたが、大人になって読み返すと、すごく深いことを描いていると気づかされる。大事な絵本ですね」Illustration:Hidemi Ito/KashiwaiText:Keiko IshizukaConposition:Shiho Kodama
2019年01月31日3歳〜活躍手抜きして料理上手に!?久原本家の「茅乃舎だし」いまや、仕事と育児の両立が当たり前のようになってきました。でも、ママだってスーパーマンじゃありません。全部を完璧にこなすなんて無理。とはいえ、我が子を思う気持ちはいつだってあります。そんなママの気持ちに応えてくれる「茅乃舎だし」。手を抜きつつ、ワンランク上の味を大好きな家族に出せたら。そんな一挙両得なアイテムです。《 紹介者 》ベビモニスタLIO&LUKAくんママベビモフの連載「着せ替えSNAP☆SNAP」で大人気だった双子のLIO&LUKAくんのママ。2018年、第3子となる男の子を出産。背伸びすることなく、子どもらしさを大事にした育児スタイルが共感を得ています。料理が苦手な私の救世主料理好きのママ友が教えてくれた「茅乃舎だし」。有名なので、知っている方も多いかと思いますが、本当に便利! 手間のかかるだし取りをしなくて済むなんて感激です。料理にはそんなに自信がない私ですが、日々のお味噌汁の味が格段にUPしました。「茅乃舎だし」を使ったレシピはネットで調べればいっぱい出てくるので、料理の幅も広がります。時短だけじゃない!納得の質仕事もですが、下の子が生まれて、より時間に限りができてしまって。少しでも日々の家事を時短できたらって、ママなら誰しもが望むことだと思います。でも、ただ単に時短できればなんでもいいってわけにはいかないのがママですよね(笑)。口に入るものは尚更、安全性にも敏感になりがち。その点、このだしは国産原料を使用。かつ、化学調味料も保存料も無添加。安心して使えます。できたゆとりで親子時間を楽しむ▼購入はこちら茅乃舎だし最近ハマっているのが、チャーハン。だしの袋を破って、一緒に炒めるだけ。たったそれだけで、美味しいチャーハンができます。離乳食にも使えるらしいので、今後は離乳食レシピも挑戦しようと思っています。手抜きというと良いイメージがないかもしれませんが、家事を効率よくこなすことって大事だと思います。仕事と家事で、1日の大半が終わってしまう中、子どもとの時間をどう創るか。そのために、優秀な調味料や時短家電などは賢く取り入れていきたいなと。Text:Kyoko Isobe
2019年01月24日「ママのためのアーユルヴェーダ」短期連載、はじまります!出産し、子育てを始めると、以前は気にならなかったカラダにまつわるあれこれが気になる人も多いはず。たとえば肩こりや腰痛。いままでは、ちょっと気になれば気楽にマッサージや整体に行けたけれど、子どもがいるとそうもいかないですよね。たとえば寝付きの悪さ。子どもがいつ起きるか気になったり、寒くないか暑くないか心配になって夜ぐっすり眠れないということもあるはず。そういうことが積み重なって、全体的にいつもなんとなく疲れている、ということはありませんか?すぐ病院へ!というわけにいかないのもまた、ママたちの悩みのひとつですよね。その不調・未病を事前に防ぐために日々簡単にできることを、アーユルヴェーダをベースにしたボディケアグッズや、レシピ本を開発しているライフスタイルアドバイザー三野村なつめさんに短期集中連載でご紹介いただきます!これを読んで体質改善して、病院知らずな健康ママに♡こんにちは、はじめまして。今回からアーユルヴェーダについてお伝えします、三野村なつめと申します。アーユルヴェーダをいかに幅広く伝えていくか、が私のテーマなので、こんな機会をいただいてとても嬉しいです。アーユルヴェーダは、これから絶対!来ますから。と、アーユルヴェーダを連呼してきましたが、アーユルヴェーダって、なんなのでしょう?今日はここからお話ししたいと思います。病院に行ってないからといって健康だとは限らないアーユルヴェーダをWikipediaで調べると、世界三大伝統医学のひとつ、と出てきます。そう、5千年も前にインドで生まれ、その中には、数千年前には内科や小児科、さらには、アンチエイジング科まであった、れっきとした医療。現代でもインドやスリランカでは、アーユルヴェーダ大学や国立の病院もあるんですよ。では、いまの医療となにが違うの?というと、健康になるために、ライフスタイルのなかで手軽に実践できることがたくさんあること。だるさ、冷え、頭痛、むくみ、便秘、肌荒れ、胃痛……見逃しがちだけれど、気になる不調ってたくさんありますよね。病院に行くほどではない、日常生活での不調を解決する方法が見つかるんです。たとえば、白湯。原料は水だけなのに、便秘、低体温、胃痛、風邪まで解消してくれる驚きの飲み物なんです。作り方や飲み方は、今度紹介しますね。実はアーユルヴェーダでは、病院に行ってないからといって、健康とは呼びません。例えば、私も毎朝決まった時間に便通が出ないのですが、アーユルヴェーダ的にいうと、悲しいですが私も健康ではない状態なんです。そういうちょっとした事に目を向けて、病気になる前にセルフケアをしよう、ということなんです。自分を見つめる。そこから健康ははじまる。そのために、最も大切なこと。アーユルヴェーダでは、まずは「自分自身を知りなさい」と教えてくれます。あたり前で忘れてしまいがちですが、同じ場所にいても風邪をひくひと。同じものを食べても太らないひと……ひとはそれぞれ体質が違うのです。あなたの体質を知れば、(なぜ私は太りやすいの?)といった原因が分かり、どうしたらいいのかも分かるんです。そして、さらにすごいところは“精神状態までも体質ごとに違う”、ということ。怒りっぽかったり、物忘れがひどかったりするのも、体質なんです。それを知ることができれば、ひととの付き合い方も、そして何より自分との付き合い方もとてもラクになりますよ。自分がどんな不調になりやすいか、どんな精神状態が多いのか、一度じっくり見つめてみることが、とても大切。ヨガやプチ断食も実は、アーユルヴェーダなんです実は、いままでアーユルヴェーダの美容法は大きなムーブメントをたくさん起こしてきました。「ヨガ」や「オイルプリング」、「デトックス」、「プチ断食」などもアーユルヴェーダから生まれたんです。あんまり知られてないけれど。数千年前に仏教とともに日本へ渡ってきたアーユルヴェーダの教えは、気づかないうちに私たちの日常にもたくさん入ってきているんですよ。さっき出てきた白湯だって、おばあちゃんの飲み物って感じでなじみがありますよね。アーユルヴェーダは、インドの額にオイルを垂らすエステだけではありません。5千年前から伝わる普遍的なものだからこそ、現代の私たちの生活にも取り入れやすく、フィットします。これから少しずつ知って、自分をラクにケアできるようになりましょう。次回はあなたの体質を知る方法をお伝えします!ARYURVIST ライフスタイルアドバイザー三野村なつめコピーライターとして数々のCM企画・制作に携わる一方でアーユルヴェーダと出会う。その奥深さと実践するとどんどん体調が良くなるところ(ここが大事)にハマり、南インドやスリランカを数度訪れた後アーユルヴェーダ・ライフスタイルアドバイザーの資格を取得。コスメブランド「AYURIVST」やレシピとスパイスがセットになった「整えごはん」を立ち上げる。
2019年01月21日「かつて泉の女神だった藤沢いづみ(旧姓・森野)。人間の男と結婚し、子どもを授かった彼女を中心に、ヴァンパイアや元マーメイドなど、ファンタジー世界の母親たちが都内某所で織りなす育児漫画。モーニング掲載時、大反響だった「大人のおとぎ話」です。コンテンツ提供: ベビモフ 『元女神のブログ』 単行本1巻好評発売中!! 購入はコチラ
2019年01月06日あえて言おう。全ての夫は妻に褒められたくて育児をしている…と! (諸説あり)世の中のお父さんたちがずっと思ってたけど、ずっと言えなかったこと。本音満載の新感覚育児エッセイ!コンテンツ提供: ベビモフ 『そのオムツ、俺が換えます』単行本1巻好評発売中!! 購入はコチラ
2019年01月04日あえて言おう。全ての夫は妻に褒められたくて育児をしている…と! (諸説あり)世の中のお父さんたちがずっと思ってたけど、ずっと言えなかったこと。本音満載の新感覚育児エッセイ!コンテンツ提供: ベビモフ 『そのオムツ、俺が換えます』単行本1巻好評発売中!! 購入はコチラ
2019年01月01日生後すぐ〜活躍細くて柔らかい子どもの髪に『タングルティーザー』のブラシ《 紹介者 》ライター小和野薫子さんViViをはじめ女性ファッション誌のライターとして活躍されている小和野薫子さん。5歳の男の子と3歳の女の子のママ。いいものを見つける感度の高さは、育児アイテムにも生かされています。2人目だし!と余裕でいた長女の育児。でも、その子、その子でぶつかる問題は違うもの(涙)。長男のときはなかった長女のヘアケア問題に直面した小和野さんを救ってくれたものとは?鳥の巣状態でブラッシングはお手上げ生後すぐから、ぐんぐんと髪が伸びた我が子たち。特に長女は、お座りすらできない寝返り期の時点で、後頭部の髪の毛は絡まり鳥の巣状態。ほぐそうと櫛で梳かそうもんなら、痛さで大泣き。もう完全にお手上げで放置していました(笑)。そんな娘の髪を見かねた先輩ママに教えてもらったのが、タングルティーザーのブラシ。子どものために買うには少しお値段がしますが、思い切って娘の好きなキティちゃん柄をネットでポチり!「あのブラシ持ってきて」と実母も絶賛寝返り期以来、絡まりを解消できていなかった長女の髪。それが、このブラシを使ってたった5分でさらさらに!1年半ぶりのさらさらヘアとの再会は、まるで魔法のようでした。実母は、私以上に感動していました。実家に長女を預けるたびに、「髪の毛をちゃんと梳かしてあげなさい」「もう切りなさい」って母から言われていて。誰よりも娘の髪を気にかけていた実母。いまでは、長女を預けるときに必ずこのブラシも持参します。娘自身もこのブラシだと痛くないようで嫌がりません。ブラシ効果で時短という棚ぼたも!▼購入はこちらタングルティーザー 日本公式サイトこのブラシに出会うまでは、絡まった髪をなんとかほぐしやすくするために、シャンプー後にトリートメントもしていました。シャンプーでさえ嫌がるのに、そのうえトリートメントまで。毎晩、泣きわめく娘とお風呂場で格闘。それが、このブラシで絡まりを解消してからは、髪もボディソープでOKに。今では毎晩の格闘が嘘のようです。さらには時短にもなって!時間と心にゆとりができたおかげで、夜の時間を穏やかに過ごせることができ、寝つきも良くなった気がします。Text:Kyoko Isobe
2018年09月28日世の中に数あるSNSの中から『ママパパがおもしろい! 』 を基準に、赤ちゃん本部長でおなじみ㈱モアイの営業部3人組がインスタグラム、ツイッター、ブログから、気になるアカウントをピックアップ。子育ての役に立ったり、息抜きになったり、とにかく可愛かったり、面白かったり……。おすすめ子育てSNSをお届けします!坂井部長坂井です。こう見えて、アートやカルチャーなどに興味をもったりしております。手前味噌ではございますが、皆さまと共有したいものをご紹介できればと思っております!天野課長どうも天野です。「ぷぷぷ」と笑える、子育ての息抜きになれるようなアカウントを独断と偏見でご紹介します!西浦西浦です!本部長と娘のハルミの育児をする中で、僕自身参考にさせて頂いてるアカウントさんをご紹介できればなと、思っております!今週のBABYPICKSゆるふわ昆虫図鑑Twitter : @64zukanInstagram : 64zukan天野課長じゅえき太郎さんの昆虫や爬虫類の日常をゆるーく描いた漫画。彼らのコミュニティで起こる日常が、どこか人間味溢れていて、腑に落ちない何かに、とても共感してしまいます。じゅえき太郎さんの作り出す、独特の間と表情豊かな昆虫たちが、たまらなくクセになる漫画です!また、夏には蝉、秋にはスズムシが登場したりして、季節も感じることもできるのも素敵です。天野課長の気になるPOSTブブInstagram : booboo.piyo天野課長分かりやすくガッカリしたり、喜んだりする娘・ガク子ちゃんの感情の移り変わりが、見ていて飽きません(笑)。たまに覗かせる、渋めの表情がたまらなく可愛い!にぎやかな子煩悩っぷりを発揮してるパパも魅力的な存在です(笑)。天野課長の気になるPOSTたぬきケーキめぐりInstagram : tanukicake_meguriBlog : たぬきケーキのあるとこめぐり坂井部長皆さまは「たぬきケーキ」をご存知でしょうか?私は初めて目にしたケーキなのですが、昔ながらのケーキ屋さんでは、ショートケーキと並んで、当たり前に売られていたそうです。「たぬ吉くん」「チョコタヌキ」「ポンちゃん」といった様々な名前で現れるたぬきケーキ。そして捕獲されたたぬきケーキは、顔の観察から入り、フォークで真っ二つにされたのち、食されます。皆さまも発見した際は、是非ご賞味ください!坂井部長の気になるPOSTつぶみとほにゅ7mTwitter : @tbys141122西浦つぶみさんが描く、ほんわかしたイラストにとっても癒される育児漫画。その中で、「完母」にこだわることをやめた記事がありました。「完母」とは完全母乳のこと。粉ミルクは使わず、母乳のみで授乳する、ということだそうです。同僚のママさんでも、なかなか母乳がでずに悩んでる方がいました。僕もまだまだ育児真っ最中、悩む事もありますが、前向きなつぶみさんの投稿に強く励まされてます!西浦の気になるPOST西浦今週は読者のみなさまから、教えて頂いたアカウントもご紹介しております!引き続き皆さまの気になるアカウントをお待ちしております!「気になるアカウント」募集中!あなたが日常で楽しみにみているアカウントを教えてください。気になるアカウントを教えて下さい。
2018年09月25日秋のGUキッズはますますパワーアップして登場!今週のGUは、ガールズアウターに続いて、特におすすめしたいボーイズアウターをご紹介します。Kナカワタ フーディブルゾンBLACK / ¥3,990+税Kナカワタ フーディブルゾンOLIVE / ¥3,990+税このクオリティでこの価格は本当にすごい。ダブルフェイスのファー付だから、これ一枚で冬も乗り切れそうなテンションBOYS シングルライダースジャケットBLACK / ¥2,990+税※一部店舗のみ販売小生意気なライダースもこの価格なら気軽にトライできそう。たまには遊び心のあるアイテムでハッピーになるのもいいよね。K ウラボアフルジップパーカBLUE / ¥1,990+税K ウラボアフルジップパーカRED / ¥990+税K ウラボアフルジップパーカBROWN / ¥1,490+税よく動きよく汗をかく男の子には、裏ボアのパーカーってすごい優秀アイテム。色バリも豊富だからお気に入りカラーを見つけてね。もちろん男女兼用です。K ウラキモウスウェットPO(L)カレッジBLUE / ¥1,490+税K ウラキモウスウェットPO(L)カレッジRED / ¥1,490+税GUのカレッジスウェットは、お父さんとお母さん用もあるので、親子コーデができちゃいます。今年は旬のロゴアイテムをがんがん取り入れて、キャッチーに過ごしたい!Composition:Kana MatsumotoPhoto:Makoto MutoDesign:Hisako Ninomiya
2018年09月24日今はSNSという便利なものがあるので、家にいながらいろんな人と交流できるのが良いですよね。でも、我が子と同月齢の子の発達が早いと「えっ、もうできるの!? うちの子はまだできないのに…」と焦ったり、きれいに片付いた室内や手の込んだカラフルな離乳食を見て「同じようにできない自分は、なんてダメなんだろう…」と落ち込んだり。だけど、よく考えてみたら、みんな「頑張った」「できた」から、SNSにアップするんですよね。私だって、我が子が何かできるようになったら嬉しくて自慢したいですもん(笑)だから、できないことを気にすることはないんです。私なんて乳出しっぱなしのまま寝てたり、穴の空いたパジャマを着続けたり、それに基本的にいつもすっぴんだし、人見知りで家に引きこもってるし、家の中は物だらけで散らかってるし。インスタ映えとは無縁の生活を送っていますが、子どもたちが元気に育ってくれれば、それで良し♪マォInstagram :maoppachi.baby
2018年09月08日わたしにできること…それは、町のおしゃべりおばさんになること。虐待には色々な背景があると思うけれど、愛を持って懸命に子育てしてるママだって孤独や疲労や不安が溜まって虐待に繋がるケースも…。私自身、初めての子育てでワンオペ育児の私は家にこもりがちで今思うと軽い育児ノイローゼ気味に…泣き止まない娘を前に「どうか泣き止んでください、、、お願いします」と土下座した記憶があります。今思うと笑い話ですが、当の本人はマジの本気…そんな折、児童館でママ達と何気ないおしゃべりや育児の話をして、帰りに久々に外でランチをした日、とても心がほぐれ普段の自分を取り戻すきっかけになりました。日頃から信号待ちなどで出会った小さい子を連れたママにたまにしゃべりかけたりします。軽く声を交わすくらいですが、私の心がほぐれたように、もしかしたらそのママの心もほぐれてくれてる?かもしれない。そう信じて、これからも積極的におしゃべりしていきたいと思います。これが ”わたしにできること” です。けろよんInstagram : keroyondialy
2018年09月07日以前児童館で、ある一人のお母さんを見かけたときのこと。ほとんどのお母さんたちは、遊んでいる我が子のそばで一緒に遊んでいたり、近くにいる他のお母さんと挨拶をしたり会話をしています。そんな中、そのお母さんは、子供から離れ、壁に寄りかかり一点を見つめながら元気のない様子。気になってはいたけれど、走り回る我が子から目が離せず、その時私は時々遠目から見ることしかできませんでした。しばらくすると、あるお母さんがそのお母さんに声をかけました。最初は挨拶をする程度だったのが、お互いの子供も交え、会話も弾んでいき、元気のなかったお母さんの顔がだんだん明るくなっていきました。私はそれを見て、ほっとしました。私にも一歳になる息子がいます。自分ももしかすると、自分では気づいていないだけで元気の無い顔をしている時があるのかもしれない。辛そう見えるときがあるのかもしれない。自分が育児でとても悩んでいた時期、児童館へ行って他のお母さんが挨拶をしてくれたり、ちょっとしたことを会話するだけで、帰る頃には気持ちが本当に軽くなりました。児童館だけでのことではありません。あらゆる場面で、同じように気持ちが救われたお母さんたちがたくさんいらっしゃると思います。そして救えると思います。声をかける。自分のことでもいい、小さなことでもいい、何でもいいから話を聞く、聞いてもらう。これは #わたしたちでもできること だと思います。TABATOVAInstagram :taba_____tova
2018年09月06日『親は子を愛するのが当然』。これが世の中の大多数の共通認識だと思う。でも、今まさに子育てに行き詰っている親にとって、その認識がどれほどの苦痛だろう。「子供を叩く親の気持ちなんて全く理解できない」と、本当にすべての親が思っているだろうか?子供と一緒にいるのがすごく辛いとか、我が子を可愛いと思えないとか、そういう悩みを口に出してはいけない暗黙のルールがある社会で、健全な精神で子育てができるだろうか?社会や地域全体に「包容力」みたいなものがあれば、きっと多くの親が、我が子を叩くよりも自分が泣いて誰かに助けを求めることを選ぶ。育児が嫌になったときや、自分のやっていることが虐待ではないかと不安になったとき、迷わず誰かに相談できる社会だったらいいのに。そう考えたとき、一番頼りになるのは地域の力だと感じる。国民全員がほんの1%ずつでも勇気を出して「お節介なおっちゃんおばちゃん」になればいい。カフカ ヤマモトInstagram : cafca_yamamoto
2018年09月05日0歳〜活躍ラクしてきちんと見え『韓国子ども服』の襟つきカットソー《 紹介者 》ライター小和野薫子さんViViをはじめ女性ファッション誌のライターとして活躍されている小和野薫子さん。5歳の男の子と3歳の女の子のママ。いいものを見つける感度の高さは、育児アイテムにも生かされています。ファッションライターとして活躍されていた小和野さん。子どものファッションにも並々ならぬこだわりが。そんな彼女が何枚も買い足すほど虜になった子ども服とは?インスタで芋づる式にショップ開拓子ども服がとにかく大好き。自分の服より高いヨーロッパブランドの服も買ったり。でも、ヘビーユースしているのは間違いなく韓国の子ども服です。無地で素材やカタチにこだわっている服が安く揃うので、長男が1歳になった頃からよく買うようになりました。ネットショップは入れ替わりが激しいので、いつもインスタでショップ開拓をしています。着まわし力はデニム並み!▼購入はこちらIpunia(イプニア)中でもこの襟つきカットソーは大ヒット!サイズアウトするたびに、色違いで何度も買い直しています。ヨーロッパブランドの主役級ワンピに合わせたり、フリフリのスカートでキュートに仕上げたり、ラルフローレンの正統派ワンピに合わせれば冠婚葬祭にも使えます。これからの季節は、カーディガンと合わせるのがおすすめ。価格もお手頃なので、保育園のお着替え用にも持たせています。コンフォータブルな着心地きちんと見えのアイテムって、伸縮性のないシャツだったり首元が窮屈だったり。子どもにとっては、動きづらくて着心地の悪いものが多いですが、このカットソーは伸縮素材なので娘も嫌がりません。見栄えだけではなく、子どもにとって快適かどうかということも、服選びでは大事ですよね。Text:Kyoko Isobe
2018年09月01日生後5ヶ月〜活躍離乳食拒否から救ってくれた『ののじ』のスプーン《 紹介者 》ライター小和野薫子さんViViをはじめ女性ファッション誌のライターとして活躍されている小和野薫子さん。5歳の男の子と3歳の女の子のママ。いいものを見つける感度の高さは、育児アイテムにも生かされています。離乳食といえば、たいていのママたちが何かしらの悩みを持つもの。なかなか離乳食を口にしない我が子。そんな育児の壁にぶつかった小和野さんが、あらゆる試みを経て辿り着いた逸品を紹介します。初めてぶつかった育児の壁育児に悩みはつきもの。私にとって最初の大きな壁は、長男の離乳食でした。食べる。この当たり前の行為がなんでできないのだろう。食べないと大きくならないかも。次々と押し寄せる焦りと不安。悩んだ私の頭の中は離乳食のことでいっぱい。食器やカトラリー、中でもスプーンをいろいろと試しました。お祝いで頂いたブランドのもの、当時流行っていたシリコンのもの、百均のものまで……。たかがスプーンですが、食べ方どころか口の開け方も分からない赤ちゃんが、抵抗なく口を開けてくれるものを探すのって本当に大変。悩みから解放してくれた神アイテム▼購入はこちら「ののじ」公式ショップそして、ようやく辿り着いたのが、この「ののじ」のスプーン。並んで座って離乳食をあげやすいよう、柄の部分がしなっていて無理なく子どもの口に運べてノンストレスです。この絶妙なカーブや薄くて滑らかな口当たりのおかげで、子どもも抵抗なく自然と口を開けてくれます。苦痛だった離乳食タイムを楽しい親子時間へと変えてくれたこのスプーンは、まさに神アイテム!私は計10本近くママ友に買って配りました。そして、みんな絶賛していました。思い出のスプーンは今でも朝食とともに安心の日本製で、無駄のないシンプルでスマートなデザイン。かつ、色や匂い移りもなし。本物志向のママも満足できるクオリティです。子どもが大きくなったいまは、深いビンに入ったジャム用スプーンとして大活躍!大きくなった子どもたちが、このスプーンでパンにジャムを塗っている姿をみると、赤ちゃんの頃の記憶が蘇ってきて幸せな気持ちになります。一瞬で使い終わるのではなく、思い出がつまった育児グッズをこうして別の用途で長く使っていける点でも魅力的だなと思います。Text:Kyoko Isobe
2018年09月01日森さんちに、いきなり六人、家族がふえました。おませな六つ子の赤ちゃん姉妹と新米パパ&ママの、めまぐるしく想像を超える、いとおしい日々。かわいさ100%の、にっこりほっこりショートショート!コンテンツ提供: ベブモフ モリロクちゃん~森さんちの六つ子ちゃん~(1) (モーニング KC)単行本1巻好評発売中!! 購入はコチラ
2018年09月01日森さんちに、いきなり六人、家族が増えました。おませな六つ子の赤ちゃん姉妹と新米パパ&ママの、めまぐるしく想像を超える、いとおしい日々。かわいさ100%の、にっこりほっこりショートショート!コンテンツ提供: ベブモフ モリロクちゃん~森さんちの六つ子ちゃん~(1) (モーニング KC)単行本1巻好評発売中!! 購入はコチラ
2018年08月29日