アートの領域を越えたさまざまなプロジェクトや作品から、近未来のヴィジョンを考察するユニークな展覧会『未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命—人は明日どう生きるのか』が、森美術館で11月19日(火)に開幕。2020年3月29日(日)まで開催されている。近い将来、私たちの生活に大きな変革をもたらすであろう、AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)などの最先端テクノロジー。同展は、それらに影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築を通して、近未来の都市、環境問題からライフスタイル、そして社会や人間のあり方をともに考えることをテーマにした展覧会だ。会場は、「都市の新たな可能性」「ネオ・メタボリズム建築へ」「ライフスタイルとデザインの革新」「身体の拡張と倫理」「変容する社会と人間」の5つのセクションで構成。国内外から参加した64のアーティスト、プロジェクトによる100点以上の作品が紹介される。「都市の新たな可能性」では、最先端の都市計画や、アーティスト、建築家が描くユニークな都市像を紹介。環境を汚染する排出物を出さないエコシティや、海上に浮かぶ都市、自然と融合した都市など、SF映画に出てきそうな都市が、実現可能な形で提示されている。森美術館( /target=)
2019年11月21日森美術館で11月19日、「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」が開幕した。会期は、3月29日まで。森美術館はこれまで現代美術と歴史的・科学的資料を組み合わせたジャンル横断型のテーマ展を企画してきたが、「未来と芸術展」は「医学と芸術展」「宇宙と芸術展」に続く第3弾となるもの。今回は、更に領域を広げ、AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築などを通じて近未来の都市、環境問題からライフスタイル、社会や人間の在り方などを考察する。前日の18日には、開幕に先がけてプレスプレビューを開催。展示と概要を公開した。100点を超えるプロジェクトや作品を紹介する今回。展覧会は「都市の新たな可能性」、「ネオ・メタボリズム建築へ」、「ライフスタイルとデザインの革新」、「身体の拡張と倫理」、「変容する社会と人間」の5つのセクションで構成されていて、都市から建築、ライフスタイル、身体とマクロからミクロのスケールに移っていく展示構成になっている。スタートは「都市の新たな可能性」のセクション。展覧会の冒頭に展示されているのは、中東アブダビに建設中の、太陽光など自然のエネルギーを使用した環境にやさしい未来型都市。既に一部は竣工している未来型都市を紹介することで未来が現実に始まっているということを示している。その他にも、都市のセクションでは、砂漠、海、空中に浮かぶ都市など、新しい住環境、環境問題、コンピューターを使用した情報都市の3つを切り口に、プロジェクトを選んでいる。建築セクションの「ネオ・メタボリズム建築へ」では、エコ・ロジック・スタジオの3Dプリンタで作られたものの中にミドリムシがジェル状になって生息することで、光合成によって空気を浄化する作品や、ミハエル・ハンスマイヤー(Michael Hansmeyer)のコンピューター制御のロボットがカットした1,400本以上のチューブで作られたという、イスラム建築の装飾からインスパイアされたインスタレーションなどを展示。建築セクションでは、工法とマテリアルがポイントになっていて、ロボット、3Dプリンタ、ドローンなどを使ったものや、ミドリムシやキノコなど環境に優しいマテリアルの提案などを中心に紹介している。また、ライフスタイルセクションの「ライフスタイルとデザインの革新」では、衣食住という生活に直結したものを紹介。バイオアーティストでもあるエイミー・カール(Amy Karle)の人間の神経や肺などの臓器や体内組織をモチーフに服を作るプロジェクトからの3体の他、ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)のコレクションや、食がテクノロジーによってどう変わるのか、寿司のデータを編集し、世界中どこでも3Dプリンタを使って寿司を食べられる未来の寿司などを展示している。また、身体のセクションとなる「身体の拡張と倫理」では、身体の変容・拡張に関して、ロボット工学的な拡張とバイオテクノロジーを使った拡張の2つを紹介。ゴッホの父系と母系の末えいから細胞のDNAを提供してもらい、ゴッホが生前に切り落とした耳を現代に再現した作品など、バイオアートに関する作品では、アーティストがバイオテクノロジーを使って実験出来るような環境を展示室の中に作るという試みも行っている。また、ロボット工学的拡張では、違った画風を持つ5台のロボットアームが来場者の顔を写生する。最後のセクションとなる「変容する社会と人間」は、人間について、幸福や生きる意味などについて考察するもの。「オルタ3」の実機と新作の映像を始め、部屋の中に入ると顔が壁に映し出され、複数の場合、関係性を示すなど、監視カメラと顔の画像認識技術を活用したインスタレーションなどを展示している。展覧会の最後は、トルコに建てられた遺跡をモチーフに、文様や周囲の環境を解析し、抽象的な動画に変換した映像インスタレーション。データの海だけに生きていてこれからどうなるのかを問いかけ、展覧会が終わるという流れになっているという。プレス説明会で、の南條史生館長は「今までにやってきたことを総合的に検討した上で、この展覧会を作った。未来は今我々が行う判断で作られる。この展覧会を見て、考えたり議論したりしながら楽しんでもらえれば」などと話した。【イベント情報】未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか会期:11月19日〜2020年3月29日会場:森美術館住所:六本木ヒルズ森タワー53階時間:10:00~22:00(最終入館21:30)※火曜日のみ17:00まで(最終入館16:30)※ただし11月19日(火)、12月31日(火)、2月11日(火・祝)は22:00まで(最終入館21:30)料金:一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子ども(4歳~中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円会期中無休
2019年11月19日フード&スイーツブッフェ「マリー・アントワネットの仮面舞踏会~PINK ver.~」が、ストリングスホテル 名古屋にて開催。期間は、2019年12月7日(土)、8日(日)、15日(日)、18日(水)、23日(月)、24日(火)の全6日間。マリー・アントワネットの世界観をスイーツで表現会場の目玉となるのは、“舞踏会に参加するマリー・アントワネット”をテーマにした華やかなスイーツの数々。リップをモチーフにした“ケース入り”チョコレートや、プリンセスドレスに見立てたゴージャスなケーキ、ティアラのデコレーションなど、当時ファッションリーダーといわれたマリー・アントワネットの世界観をスイーツで表現しているのが特徴だ。ピンクをキーカラーにまたそれぞれのスイーツは、彼女のイメージにぴったりなピンクをメインに使用。ピンクに染まるマカロンタワーや、鮮やかなベリーを飾ったショートケーキなど、見ているだけでうっとりしてしまうようなデザートが、ブッフェ台の上を美しく彩る。バリエーション豊富な本格西洋料理一方フードメニューには、ホテルの料理長たちが監修した、本格西欧料理を用意。旬の野菜を使用したキッシュやサラダから、サーモンやカンパチといった魚介料理、ジューシーな肉料理まで、多彩なバリエーションを取り揃えている。フォトスポットも用意さらに会場は、マリー・アントワネットの華やかな“舞踏会”をイメージしたモチーフでキュートにデコレーション。フォトスポットも用意されているので、是非記念に1枚写真におさめてみてはいかがだろう。ストリングスホテル 八事 NAGOYAでは、“ブルーバージョン”も!なお同市内の姉妹ホテル「ストリングスホテル 八事 NAGOYA」では、“ブルーバージョン”にアレンジした「マリー・アントワネットの仮面舞踏会~BLUE ver.~」も開催。王妃の愛した色彩“ブルーグレー”を基調にしたスイーツを主役に、本格西洋料理の数々を揃える。2会場で異なるムードのブッフェが展開されるので、気になる人は是非両方チェックしてみて。詳細ストリングスホテル 名古屋「マリー・アントワネットの仮面舞踏会~PINK ver.~」期間:2019年12月7日(土)、8日(日)、15日(日)、18日(水)、23日(月)、24日(火)限定時間:7日(土)、8日(日)、18日(水)、23日(月)、24日(火)19:00~/15日(日)11:00~/18:00~(2部制)場所:ストリングスホテル 名古屋住所:愛知県名古屋市中村区平池町4-60-7料金:大人 7,000円/小学生 3,000円/3~6歳 1,500円/0~2歳 無料※消費税・サービス料12%込み(支払いは現金のみ)※20名以上の団体利用に関しては、7日前よりキャンセル料が発生※当日“ピンク”カラーのスタイリングで来店した人は、300円オフ<メニュー>・冷製料理カンパチのライムマリネ サワークリーム添え/自家製スモークサーモンとかぶのムースリーヌ パウダースノーをのせて/小あじのエスカベーシュと香味野菜/シャルキュトリー盛り合わせ ピクルス添え/ラスパドゥーラをのせたミックスリーフサラダ クリスマスをイメージして・温製料理レーバークネーデルスッペ(オーストリア風コンソメスープ)/冬野菜のキッシュとリゾットコロッケ 自家製トマトソース/小海老のショーソンパイ シャンパンソースで/近海鮮魚のブイヤベース風 クリスマス島のフルールドセル/ソーセージ各種 三種のマスタード添え/シュヴァインツブラーテン(オーストリア風ローストポーク)/グラーシュ(オーストリア風牛肉煮込み)とバターライス・スイーツクロカンブッシュ/いちごマカロンタワー/プリンセスクリスマスショートケーキ/クリスマスクグロフ/ストロベリー バジルムース/ラズベリーパンナコッタ/アセロラヨーグルト/ホワイトオペラ/リップショコラ・ドリンク乾杯酒(スパークリングワイン)1杯付※飲めない人はノンアルコールスパークリングワインを提供/ビール(小瓶)/赤白ワイン/カクテル(アルコール3種)/ホットカクテル/ホットワイン/ウイスキー(ハイボール含む)/ウーロン茶・/オレンジジュース/アップルジュース/コーラ・コーヒー/紅茶【予約・問い合わせ先】TEL:052-589-0561(9:30~18:00)■マリー・アントワネットの仮面舞踏会~BLUE ver.~場所:ストリングスホテル 八事 NAGOYA住所:愛知県名古屋市昭和区八事本町100−36開催日:2019年12月8日(日)・25日(水)11:00~/18:00~、12日(木)・18日(水)・19日(木)・24日(火)19:00~ ※100分制料金:大人 7,000円・小学生 3,000円/3~6歳 1,500円/0~2歳 無料※消費税・サービス料12%込み※支払いは現金のみ。※20名以上の団体様に関しては、7日前よりキャンセル料が発生。<メニュー>・冷製料理カンパチのライムマリネ サワークリーム添え/自家製スモークサーモンとかぶのムースリーヌ パウダースノ ーをのせて/小あじのエスカベーシュと香味野菜/シャルキュトリー盛り合わせ ピクルス添え/ラスパドゥーラをのせたミックス リーフサラダ クリスマスをイメージして・温製料理レーバークネーデルスッペ(オーストリア風コンソメスープ)/冬野菜のキッシュとリゾットコロッケ 自家製トマ トソース/小海老のショーソンパイ シャンパンソースで/近海鮮魚のブイヤベース風 クリスマス島のフルールドセル/ソーセー ジ各種 三種のマスタード添え/シュヴァインツブラーテン(オーストリア風ローストポーク)/グラーシュ(オーストリア風牛肉煮 込み)とバターライス・デザートブランマンジェ~マスカットのジュレをのせて~/王室のクロカンブ ッシュ(プチシュータワー)/シャンパンジュレ/プリンセスハートのチョコミントムース/スノーホワイトオペラ/ボンボンショコラ3 種/クリスマスクグロフ/王妃が愛したマカロン/ピスタチオとベリーのシャルロット・ドリンク(フリードリンク)乾杯酒(スパークリングワイン1杯付 )※ノンアルコールスパークリングワインも用意。/ ビール(小瓶)/赤白ワイン/カクテル(アルコール3種)/ホットカクテル/ホットワイン/ウイスキー(ハイボール含む)/ ウーロン茶/オレンジジュース/アップルジュース/コーラ/コーヒー/紅茶【予約・問い合わせ先】TEL:052-861-7869(9:30~18:00)
2019年11月17日展覧会「おいしい浮世絵展〜北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい〜」が、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて、2020年7月15日(水)から9月13日(日)まで、事前予約制で開催される。なお、当初は2020年4月17日(金)から6月7日(日)までの会期を予定していたが変更となった。“浮世絵”と“日本の食”の関係性に焦点「おいしい浮世絵展〜北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい〜」は、日本独自の絵画としてより大きな注目を集めている“浮世絵”と、外国人旅行客の目当ての一つであり、諸国でブームとなっている“日本の食”の関係に焦点を当てた展覧会だ。日本独自の文化が花開いた江戸時代に、その文化を類まれな表現力と技術でいきいきと描きだした浮世絵。その題材は美人画、役者絵、芝居絵、名所絵、春画と多岐にわたるが、江戸の風俗史として欠かせない“食”も、多くの絵師によって描かれたモチーフの1つだ。本展では、すし・うなぎ・天ぷら・そばなど、季節に伴う江戸らしい料理として描かれた“日本の食”のシーンを追いながら、食を描いた浮世絵そのものの魅力と、現代の暮らしにも通じる江戸の食文化、そして四季折々で江戸っ子が楽しんだ食材と料理法を紹介する。北斎に広重、名だたる浮世絵師たちが描いた“江戸の食”浮世絵を語るうえで欠かせない存在である葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳も、江戸の食の風景を描いてきた。会場では、嬉々とした表情ですしを嗜む女性を描いた国芳「縞揃女辨慶 (松の鮨)」や、うなぎを手にする「春の虹蜺」など、名だたる絵師が描いた食の場面を目にすることができる。また、ヨーロッパの画家たちにも多大な影響を与えた北斎の「北斎漫画」から、そばを食する姿を描いた作品や、満開の桜を背景に宴を楽しむ男女の姿を活写した三代歌川豊国「見立源氏はなの宴」などを展示する。さらに広重の作品では、江戸の名店を主題とした「江戸高名會亭盡 両国柳橋 河内屋」や、東海道の宿場町を描いた連作「東海道五十三次」を展示。発展した江戸の食文化や、その土地の食材や名産を垣間見ることができるだろう。展覧会概要展覧会「おいしい浮世絵展〜北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい〜」開催期間:2020年7月15日(水)〜9月13日(日)〈事前予約制〉※会期中展示替えあり※当初は2020年4月17日(金)〜6月7日(日)の会期を予定していたが変更会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階開館時間:10:00〜20:00(7月21日(火)・28日(火)・30日(木)、8月28日(金)は17:00まで)※入館は閉館30分前まで休館日:8月14日(金)料金:一般 1,800円、大学生・高校生 1,300円、中学生・小学生 800円※未就学児ならびに障がい者手帳の所持者とその介助者1名は半額※チケット購入の詳細は公式サイトを参照※来館に際しての注意事項は、公式サイトを確認のこと【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年11月17日「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」が、六本木の森美術館にて、2020年7月31日(金)から2021年1月3日(日)まで、事前予約制で開催される。 なお、当初は2020年4月23日(木)から9月6日(日)までの会期を予定していたが、変更となった。草間彌生や村上隆、奈良美智など6名のスターが集結「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」では、現代美術界において国際的に活躍するアーティスト6名を特集。登場するのは、反復性を特徴にポップな色彩でかぼちゃや草花を表現した作品を手がける草間彌生、生産を否定し、ものや素材そのものを提示する「もの派」の李禹煥(リ・ウファン)、数字が変化するデジタルカウンターのインスタレーションを発表する宮島達男。そして、美術史の文脈を汲みつつサブカルチャーを基盤とする作品制作に臨み、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)などファッションブランドともコラボレーションしている村上隆、子供や動物など権力構造から逃れた存在を描く奈良美智、コンセプチュアルな写真作品をはじめ、建築、伝統美術、古典芸能など幅広く表現活動を行う杉本博司だ。まさに“現代美術のスター”である6名がそれぞれ辿ってきた軌跡を、初期作品と最新作を中心に紹介する。アートファンにも現代美術初心者にもおすすめ超大物アーティストの作品が一堂に会し、大型インスタレーションや迫力の映像など、体感型の作品展示も行われる「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」は、アートファンはもちろんのこと、現代美術初心者にもおすすめ。国際的な評価を受ける、第一線で活動するアーティストの活動歴や作品を、一度に目の当たりにできる。日本の現代美術が海外に受容されるまでさらに、1950年代から今日まで、海外で開催された主要な日本現代美術展に関する資料も展示し、時代ごとの評価軸や系譜を辿る。展示写真や当時の批評などから、日本発信の現代美術が、海外にどのように受け入れられていったのか、見て取ることができる。詳細展覧会「STARS展:現代美術のスターたち──日本から世界へ」会期:2020年7月31日(金)〜2021年1月3日(日)〈事前予約制〉※当初は2020年4月23日(木)~9月6日(日)を予定していたが変更会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階開館時間:10:00-22:00(火曜日のみ17:00まで、なお9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)は22:00まで)※入館は閉館30分前まで※会期中無休入館料:一般 2,000円、学生(高校・大学生) 1,300円、子供(4歳~中学生) 700円、シニア(65歳以上) 1,700円※料金はいずれも税込※本展チケットで展望台東京シティビューにも入館可(スカイデッキを除く)※スカイデッキへは別途料金が必要※来館に際しての注意事項は、美術館ウェブサイトにて確認※入館は事前予約制(詳細は美術館ウェブサイトへ)【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年11月03日北海道の代表的な珈琲店「森彦」が東京・谷中の文化複合施設「HAGISO」に「カフェ 森彦の時間」として期間限定オープンします。札幌の「森彦」の空気感を感じながら、今回新たに発売されたブレンドコーヒー「森彦の時間」の3銘柄を味わえる特別なカフェとなっています。珈琲店「森彦」とは?1996年に北海道・札幌の閑静な住宅街でひっそりとオープンした「森彦」。創業から23年経った今ではコーヒー好き、カフェ好きが一度は訪れたいと願う名店に。路地裏にひっそりと佇む古い小さな木造の家で温かい深入りコーヒーを楽しむ“森彦体験”を今回、期間限定で東京で楽しむことができます。新登場のブレンドコーヒー「カフェ 森彦の時間」新たに新登場したブレンドコーヒー「森彦の時間」は3種類の展開です。深入りながらもほんのりとした甘みを感じるブレンド。ナッツのような香ばしさと優しい甘みが調和したマイルドブレンド。アフリカ・ウガンダのルウェンゾリ山脈で特別に収穫された完熟豆を使用した、アフリカン・ムーンブレンド。これらは店頭で味わうことができ、北海道フードとのフードペアリングや各ブレンドの飲み比べも可能です。珈琲を染料として使った珈琲染めコーヒーを飲料としてではなく染料として、布や紙、木といった素材を染めたアイテムを展示の一部で使用しています。飲むコーヒーだけでなく、見て感じるコーヒーも楽しめるコンセプトになっています。「カフェ 森彦の時間」実施概要・営業日時:11月14日(木)14:30~19:0011月15日(金)~11月16日(土)12:00~21:0011月17日(日)12:00~18:00・場所:HAGISO東京都台東区谷中3-10-25(JR山手線・日暮里駅北改札・西口より徒歩5分、地下鉄千代田線・千駄木駅・2番出口より徒歩5分)イベント情報イベント名:カフェ 森彦の時間催行期間:2019年11月14日 〜 2019年11月17日住所:HAGISO東京都台東区谷中3-10-25
2019年11月03日日本橋高島屋S.C.の「ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション」では、2019年11月1日(金)よりマリー・アントワネットの誕生日を記念した限定スイーツを提供する。マリー・アントワネットの誕生日を祝うバラのスイーツマリーアントワネットの誕生日を祝うべく考案されたスイーツは、花びらを一枚一枚絞り、バラに見立てた繊細な仕上がりと味わいが楽しめる「ヴァシュランをローズに見立て柚子とマヌカハニーのグラス マリーアントワネットティーの香るフランボワーズクーリと共に」と、ルビーカカオを使用したピンク色のチョコレートで見た目にも可愛らしいパフェ「マリーアントワネットティーのパフェ ルビーカカオをあしらって」の2種類。フランスの紅茶ブランド「ニナス」のマリー・アントワネット ティーを使用いずれのメニューにも、フランスの紅茶ブランド「ニナス」がマリー・アントワネットをイメージしてブレンドした「ニナス オリジナル マリー・アントワネット ティー」を使用。ヴェルサイユ宮殿の傍らに位置する王立農園「キングスガーデン」で育てられた様々なりんごとバラの花びらで香りづけしたセイロンティーの優雅な香りが楽しめる。また、いずれかのセットメニューを注文した際の追加メニューとして、香り高いバラのクリームとフランボワーズのコンフィチュールをサンドしたマカロンも用意されている。「ニナス」オリジナルのトートバッグ&チャームのプレゼントもまた、「ニナス オリジナル マリー・アントワネット ティー」を使用したスイーツを注文すると、先着順で「ニナス」のオリジナルトートバッグやチャームがプレゼントされる。メニュー情報「ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション」バラの香り広がるデザートと紅茶のセット提供期間:2019年11月1日(金)〜2019年11月30日(土)時間:10:30〜19:30(L.O.19:00)場所:ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション 日本橋高島屋S.C. 本館2F価格:各2,200円+税 ※1個300円+税でマカロンを追加注文可予約・問い合わせ先TEL:03-5255-6933(受付時間 10:30〜19:30)<オリジナルグッズのプレゼント>「ニナス オリジナル マリー・アントワネット ティー」を使用したスイーツの注文で、先着順にプレゼント・トートバッグ条件:「ニナス」の紅茶を使用したスイーツ2点の内、いずれかを注文※トートバック画像はイメージ。デザインの一部を予告なく変更する場合あり。・チャーム条件:「ニナス」の紅茶を使用したスイーツに併せてマカロンも注文・ティーバックBOX1個入り条件:11月1日(金)と11月2日(土)に来店し、「ニナス」の紅茶を使用したスイーツを注文
2019年10月27日12月3日(火)から2020年3月22日(日)まで、東京・森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーにて開催される大型鉄道イベント「特別展 天空ノ鉄道物語」。同イベントのアンバサダーに中川家礼二と松井玲奈が就任することが決定した。【チケット情報はこちら】「特別展 天空ノ鉄道物語」は、六本木ヒルズ森タワーの52階全フロアを舞台に、鉄道ファンはもちろん、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる多様なプログラムを展開。就任にあたって、中川家礼二は「数々の鉄道好き芸能人の中からアンバサダーに選ばれて大変嬉しい。選ばれなかった人たちからは羨望の眼差しが向けられていると思う。その期待に応えられるよう、鉄道の面白さや奥深さをしっかりと伝えていきたい!」。また、「ドラマなどを見ていても、映り込んだ鉄道や駅が気になってストーリーに集中できず、思わず話しかけてしまい、妻から突っ込まれることが多々あるんです」と鉄道熱をアピール。松井は、「鉄道ファンだけでなく、鉄道にあまり興味がない方にも魅力を知ってもらえるように頑張りたい。二度や三度来ても楽しめる見どころを発信したい」。さらに「大の新幹線好きで、特に車両を前から見た時のフォルムが好きな『顔鉄』なのですが、最近では新幹線のトイレの進化が気になってしまい、乗るといつもチェックします」と鉄道へのあふれる愛がわかるエピソードを明かした。アンバサダーふたりにイベントの魅力をひと言で表現してもらうと、礼二は「東京一望の“天空駅”に駆け抜ける列車やAR体験、ヘッドマークなどお宝アイテムは必見」。松井は「鉄道各社の“車両ドア”インスタレーション、見た目も華やかなスイーツ」と語った。開催は12月3日(火)より。「国鉄冷蔵コンテナのオリジナル サコッシュ(肩掛けミニバッグ/非売品)」付きチケット、お得な前売り券も好評発売中!
2019年10月24日上野の森美術館にて開催中の『ゴッホ展』では、7年ぶりの来日となる《糸杉》をはじめ、《麦畑》《糸杉》など約40点におよぶゴッホ作品が来日。彼に多大な影響を与えた「ハーグ派」と「印象派」の作品約30点や、ゴッホが手紙の中で語った言葉を交えながら、ゴッホが独自の画風に辿り着くまでの過程を紹介する。豊かな表現力と鮮やかな色彩で人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853〜1890)。オランダ南部の小村に牧師の息子として生まれ、画廊や伝道師の仕事を経て、画家になる決心をしたのは27歳の時だという。37歳でピストル自殺を図るまでのわずか10年の間、ゴッホはオランダやフランス各地への移動を繰り返す中で、多くの芸術家と交流し、自然の移り変わりや人々の日々の営みに向き合いながら、渦巻くような激しい筆づかいに原色を乗せ、生命力に満ちた唯一無二の作風を打ち立てた。同展では、そんなゴッホの画風の変化と発展を、第1部「ハーグ派に導かれて」と第2部「印象派に学ぶ」の2部構成でひも解いていく。ハーグ派とは、19世紀後半にオランダの都市ハーグを拠点に活動した画家たちのグループ。屋外での自然観察をもとに、田園風景や農民の暮らしを詩情豊かに描いた。ゴッホは、そんなハーグ派の中心的な人物で縁戚でもあったアントン・マウフェに師事。画家としての基礎を学ぶとともに、農民の労働や暮らしの様子を直に見て写し取るようになる。ゴッホ展()
2019年10月18日東京・上野の森美術館で10月11日に「ゴッホ展」が開幕する。前日には、女優の杉咲花を迎えたオープニングイベントが開催された。強烈な色彩で人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)。37年という短い人生のうち、 画家として活動したのはわずか10年間である。本展では、第1部「ハーグ派に導かれて」、第2部「印象派に学ぶ」という、ゴッホの人生を変えた2つの出会いに沿ったセクションにて、約40点のゴッホ作品に加えポール・セザンヌやクロード・モネなどハーグ派と印象派を代表する巨匠たちの作品約30点に加え、ゴッホが綴った手紙の中の言葉を交えながら、ゴッホがいかにしてゴッホになったかを紐解いていく。杉咲花さんは、本展覧会のナビゲーターに就任し、会場音声ガイドのナレーションも務める。オープニングイベントでは、7年ぶりに来日するゴッホの晩年の作品《杉糸》(1889年6月、サン=レミ 油彩・カンヴァス メトロポリタン美術館)の前に、ゴッホが愛したとされる色の一つである、イエローのワンピースをまとって登場した。「特に注目していた作品は? 」という質問に対し、杉咲花さんは「《麦畑とポピー》を楽しみにしていました」とコメント。TOKYO FMでラジオ番組のパーソナリティーも務める杉咲さん。音声ガイドについては「絵を集中して鑑賞していただくための(おこがましいかもしれませんが...と謙遜しながら)手助けになればと思います」と話した。イベントの最後には、10月2日に22歳を迎えたばかりの杉咲さんへサプライズで、《麦畑とポピー》の複製画が贈られた。なお、本展覧会はその後兵庫県立美術館へ巡回(2020年1月25日から3月29日まで)する予定。【イベント情報】ゴッホ展東京展会期:10月11日~2020年1月13日場所:上野の森美術館住所:台東区上野公園1-2時間:9:30~17:00(金・土〜20:00)※入場は閉館の30分前まで休館日:12月31日、1月1日料金:一般1,800円、大学・高校生1,600円、中・小学生1,000円、小学生未満無料兵庫展会期:2020年1月25日~3月29日場所:兵庫県立美術館住所:神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1開館時間:10:00~18:00(金・土〜20:00)※入場は閉館の30分前まで休館日:月(祝祭日の場合は開館、翌火休館)料金:一般1,700円、大学1,300円、70歳以上850円、高校生以下無料URL:
2019年10月10日東京・三鷹の森ジブリ美術館の企画展「手描き、ひらめき、おもいつき」展が、2019年11月16日(土)から2021年5月まで開催される。宮崎駿の絵やメモで振り返る「三鷹の森ジブリ美術館」「手描き、ひらめき、おもいつき」展は、今まで三鷹の森ジブリ美術館で行われてきた企画展示や、三鷹の森ジブリ美術館設立に至る経緯、建物の構想などを、第一室と第二室の2つスペースで明らかにする展示。三鷹の森ジブリ美術館という建物を建て、展示物をコツコツと作ってきたその作業内容を、宮崎駿監督自身の描いた絵や文章を中心とする約640点の膨大な数の資料と共に紹介する。第一室 - 企画展の構想やスケッチ第一室では、第1回目の企画展示『千と千尋の神隠し』をはじめ、宮崎駿が携わった企画展示について紹介。どのようにして企画が生まれ、何を考えて修正し、伝えたいものに近づけていったのか、という創作のプロセスに、当時描かれた企画書やスケッチなどの資料を通して迫っていく。展示物制作への力の入れ方は様々だが、宮崎監督が自身の伝えたいことを形にする際には、主に下記の4つの傾向があるという。1.“展示内容”や“展示したい物”が頭の中で確立している時は、イメージボードにてその詳細を丹念に描き、展示スタッフに制作の指示を出す。2.“企画のテーマ”の内容や伝え方が難しいものは、思考の過程が伝わりやすい、漫画にて表現する。3.“言葉での表現”が最も伝わりやすい時には、執拗に言葉を紡ぐ。4.“補足”につけるイラスト1枚においても、面白さを追求した絵を描く。例えば2002年の企画展示「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」は、宮崎監督自らが『天空の城ラピュタ』という映画を生んだ“発想の原点”を披露したものとなったが、その中では、映画に登場させた乗り物や炭鉱の町で起こった追撃騒動、空に浮かぶラピュタなどのイラストを新たに作り、さらには短編の映画までをも作って解説している。その中でも宮崎監督が特に興味を注いだのが乗り物だろう。19世紀のイギリスで蒸気機関の発明と共に生まれた初期のSF小説を愛する宮崎監督は、その中に登場する“生き物”の雰囲気を残した珍妙奇妙な乗り物に多大な影響を受けているという。前述の傾向では「1」に該当するものだが、この展示において宮崎監督は、自身の“空想の力”で作り出した乗り物や機械達を、緻密なイラストに描きおこしている。第二室 - 美術館創設の経緯やアイディア一方の第二室では、スタジオジブリが美術館を作ろうと思い立った経緯や、アイデアが描きとめられたイメージボードを展示。中でも特に注目したい展示物は、完成したジブリ美術館の作りが一眼でわかる立体模型だ。その立体模型の周りには、美術館の設計図面にまで修正を入れる宮崎駿の「建物」への思い入れが見て取れる図面や、構想段階のイメージボード、各展示エリアのアイディアを描いた資料などが展示されており、その姿を比較しながら見ることができる。その資料の数々は、何度も何度も試行錯誤を重ねたものから、一瞬の“ひらめき”や、ふとした“おもいつき”で生み出されたものまで様々だ。純粋に“おもしろいもの”、“人々の喜ぶ笑顔”を追求する宮崎監督の創作における楽しさはもちろん、その苦悩までをも感じ取れるような展示内容となっている。開催概要「手描き、ひらめき、おもいつき」展 ~ジブリの森のスケッチブックから~会期:2019年11月16日(土)~2021年5月(予定)場所:三鷹の森ジブリ美術館住所:東京都三鷹市下連雀1-1-83入場方法:日時指定予約制(10:00~/12:00~/14:00~/16:00~)※2019年11月入場分のチケットは、10月10日(木)より全国ローソンにて発売。入場料金:大人・大学生 1,000円、中高生 700円、小学生 400円、幼児(4歳以上) 100円チケット予約TEL:0570-084-003(24時間・各入場時間まで受付・自動音声対応)※Lコード が必要。 ※一部携帯・PHS等は使用不可。※チケット発売初日のみ特別電話予約TEL:0570-084-633(受付時間:10:00~23:59)【問い合わせ先】TEL:0570-055777(9:00~18:00/休館日は休み)【チケットに関する問い合わせ先】TEL:0570-000-777(10:00~20:00・オペレーター対応)
2019年10月04日三鷹の森ジブリ美術館では、11月16日(土)より新企画展示「手描き、ひらめき、おもいつき」展の開催がスタートすることが分かった。2001年10月に開館したジブリ美術館。“お客様に面白いものを提供し、楽しんでいただく”という考えのもと、建物を建て、展示物をコツコツと作ってきた同美術館だが、今回の新企画展では、その作業の内容を宮崎駿監督自身の描いた絵や文章で紹介する。まず第1室では、第1回目の企画展示『千と千尋の神隠し』を皮切りに、宮崎監督が携わった企画展示を紹介。どのようにして企画が生まれ、実現していったのか。当時描かれた企画書やスケッチなどの資料を展示する。そして第2室では、スタジオジブリが美術館を作った経緯やアイディアが描きとめられたイメージボードを展示。設計図面まで修正を入れる宮崎監督の“建物”への思い入れが見て取れる図面も初公開される。また、ジブリ美術館の各階層がひと目で分かる立体模型も設置。構想段階のイメージボードと現在の完成した姿が見比べられる。なお、同美術館の入場は日時指定の予約制。11月入場分のチケットは、10月10日(木)より全国のローソンにて発売される。「手描き、ひらめき、おもいつき」展は2019年11月16日(土)~2021年5月の期間で三鷹の森ジブリ美術館にて開催予定。(cinemacafe.net)
2019年10月01日「バスキア展」が東京・森アーツセンターギャラリーにて11月17日(日)まで開催中だ。1980年代のアートシーンに、彗星のごとく現れたジャン=ミシェル・バスキア。わずか10年の活動期間に、新たな具象表現的な要素を採り入れた3,000点を超すドローイングと1,000点以上の絵画作品を残した。同展は世界各地から集めた約130点の絵画やオブジェ、ドローイングで構成された、日本オリジナルで、日本初となる本格的な展覧会となる。バスキアは、今日までアートやファッション、カルチャーに大きな影響力を及ぼし、近年でもロンドンやパリをはじめ、欧米の著名な美術館で相次いで展覧会を開催。「Yen」のようにバブル景気を迎えていた80年代の日本の世相を反映したモチーフや、ひらがなを作品に取り入れ、度々来日してこれまで6回の個展や10のグループ展を開催。同展では、バスキア研究の世界的権威ディーター・ブッフハート氏が、こうしたバスキアと日本との多方面にわたる絆、そして日本の豊かな歴史や文化がその創作に及ぼした知られざる影響を明らかにする。来場者全員に音声ガイドを無料で提供。音声ガイドは女優・吉岡里帆が担当。また、ご来場いただいた方は、もう一度ご来場、鑑賞が可能となる美術展史上初の特別キャンペーンも実施。(詳細は、会場でのご案内および公式サイトをご確認ください)芸術の秋にバスキアの世界をたっぷり堪能してはいかがだろうか。チケットは発売中。
2019年09月27日6月から始まっていた「塩田千春展」、気になっていて、行きたいなと思いつつ、行けていなかったのですが、仕事も早く終わり、お天気も良かったので、意を決して六本木まで行ってまいりました。10月まで開催しているので、まだ、間に合います。 SNSなどで見かける塩田千春展の写真は、人それぞれ、感じ方の違いが見えるのも興味深く、「わたしは、どう感じるのかな?」というわくわくした気持ちで森美術館に向かいました。平日の夜なのに、なんと、20分待ち。外国人の姿も多く、とても賑わっていました。 無事、入場できたのは、19時半近く。美術展は火曜日を除き、22時まで開館しているのですが、夜の森美術館に来たからには、是非に楽しみたいのは、六本木ヒルズ展望台東京シティビューから見る東京の夜景。そして、お天気が良かったら、もちろんスカイデッキにも行きたい。ちょっと駆け足ですが、まず、20時にクローズとなるスカイデッキへ向かいました。 息を飲む美しさ。東京の街は、キラキラしていて、宝石箱のようです。スカイデッキへ行く時は、カメラとスマートフォンのみ携帯を許されるので、荷物はロッカーに預けます。100円が必要なので、小銭の準備もお忘れなく。(100円は後で返ってきます。)スカイデッキを一周して、いざ、塩田千春展へ。 53 階の展示場へ上るエスカレーターの頭上から、すでに展示が始まっています。危険なので、エスカレーターに乗っているときは、写真は撮らないでくださいね。作家名/作品名:塩田千春《どこへ向かって》エスカレーターで上りながら、なんとなく、タイトルにある「魂がふるえる」に影響を受けているのか、わたしは何を感じるのだろう、わたしの気持ちはどこへ向かうのだろう、とぼんやりと考えていて、この作品名となんとなくシンクロしているようでした。 まず、ポスターなどで目にしている、こちらの作品。 作家名/作品名:塩田千春《不確かな旅》 圧倒的な赤い糸の世界。船から赤い糸が発生していて、絡まって、繋がって、見る人を覆っています。赤い糸が毛細血管のように思えて、わたしは体内を旅するような気持ちになりました。 展示は、このようなインスタレーションから絵画、動画、パフォーマンスの映像などもあります。 続いて、こちらは、黒い糸が張り巡らされたインスタレーションです。焼けた椅子、ピアノが黒い糸に絡まっていて、絶望的な中にも、光がある、そんな感じを受けました。写真で見ると、雪が降っているようにも見えます。 作家名/作品名:塩田千春《静けさの中で》 そして、ほっと、心が明るくなった作品がこちらの絵画。ここまで来る途中に、少しショックな作品もあったので、水性クレヨンと水性インクで描かれていてるこの作品に、孤独な中にある、暖かさと優しさを感じました。作家名/作品名:塩田千春左から《赤いドレス》《赤い鏡》《赤いテーブル》《赤い浴槽》 そして、鞄が赤い糸で吊るされているインスタレーション。1枚目が入り口から見たところ、そして、2枚目は出口から見たところです。壁や床に映る影の具合がとても素敵で、出口のところでも、じっくり味わいたい作品でした。入り口から見たところ出口から見たところ作家名/作品名;塩田千春《集積―目的地を求めて》 展示を見終わって、わたしは、暖かい気持ちになったのですが、作品はとても強く、メッセージもあって、1度ではわかならいな、と思い、帰りに年間パスポートを買ってしまいました。しかも、塩田千春展限定デザイン。今回、はじめての夜の森美術館だったのですが、仕事でストレスが溜まってしまったり、気分転換したい、心に栄養が欲しい、という時に、1人で夜の森美術館というのは、いい寄り道になりそうです。20時までなら、スカイデッキから東京の夜景も楽しめるし。 展示を見て、芸術心がちょっと動かされたので、スカイデッキから見た東京タワー、モノクロームで撮ってみました。 塩田千春展:魂がふるえるこの写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。
2019年09月10日“森×ミッフィー”をテーマにしたベーカリー併設ショップ「みっふぃー森のきっちん」が、2019年10月31日(木)、大分・湯布院にオープンする。「みっふぃー森のきっちん」は、自然に囲まれた湯布院の人気観光地である「湯の坪街道」近くに誕生する、“ミッフィーと森とキッチン”をコンセプトとしたベーカリー併設ショップ。京都にオープンした「みっふぃー桜きっちん」に続く「みっふぃーきっちん」第2弾だ。ミッフィーの物語を感じられるようなほのぼのとした空間の中では、「みっふぃー桜きっちん」でも人気の和雑貨やキッチン雑貨など限定グッズを販売するほか、併設されている「みっふぃー森のべーかりー」ではキャラクターパンを並べる。キャラクターパンの中でも、人気のミッフィーあんパンは、たっぷりの小倉あんをしのばせた、ミッフィーの顔のかたちが愛らしい一品。「みっふぃー森のべーかりー」では、その優しい甘みと相性抜群のドリンク、テイクアウト可能なソフトクリームも販売する。さらに、店内2階には買ったパンを食べながら湯布院での思い出作りが出来るフォトジェニックなイートインスペースも設置予定だ。【詳細】湯布院 みっふぃー森のきっちん/みっふぃー森のべーかりーオープン予定日:2019年10月31日(木)住所:大分県由布市湯布院町川上ソノ田1503-8営業時間:9:30~17:30(予定)電話番号:未定定休日:年中無休Illustrations Dick Bruna(C)copyright Mercis bv,1953-2019 www.miffy.com
2019年08月19日あのお店の、あの一品。私たちをきっと満たしてくれる、おいしそう、気になる、食べたい! スイーツをご紹介。3時のおやつの参考に、ぜひどうぞ。今回は、ラデュレ 青山店のテラス席でしか味わえない夏の特別なマリー・アントワネットのかき氷をピックアップ。今日のスイーツvol.18ラデュレ 「かき氷 マリー・アントワネット」 (8月1日発売)ラデュレ(LADURÉE)の青山店にて、テラス席だけでしか味わえない限定メニュー「かき氷 マリー・アントワネット」が登場。ラデュレの紅茶「テ・マリー・アントワネット」が香る、このラデュレ初のかき氷。甘酸っぱいフランボワーズソースをたっぷりと加え、バラの花びらをオン。販売は、8月1日よりスタート(終了日未定)。夏の日差しの下、ひんやりメニューで午後の贅沢なひと時を過ごして。【店舗情報】ラデュレ 青山店住所:東京都港区南青山5-9-15
2019年07月31日企画展「蜷川実花・蜷川宏子 二人展ー 写真とキルトが生み出す極彩色の世界 ー」が、福井・金津創作の森 アートコアで開催。会期は、2019年7月20(土)から9月29日(日)まで。“写真×キルト”母娘でコラボレーション写真家、デザイナーとしてだけでなく、『Dinerダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』など、映画監督としても近年活躍している蜷川実花と、母親であり、人気キルト作家として活動する蜷川宏子がコラボレーション。母・宏子が一針一針縫い進めた、チャーミングなアイディアに満ちたパッチワークキルト作品と、娘・実花による艶やかな写真を融合させた作品群が会場を彩る。艶やかな満開の花々、まばゆいばかりの極彩色、絢爛豪華な世界観。作品には、そんな蜷川実花特有の印象的な色彩感覚が映し出されると同時に、それらが母・宏子から受け継がれたものであるということに気付かされる。異分野でありながらも、同じDNAを引き継いだ2人が織りなす“蜷川母娘の世界観”を是非会場で堪能してみてはいかがだろう。オープニングトークも開催なお開催日初日は、蜷川実花と蜷川宏子本人が登壇し、オープニングトークを開催。参加は無料で、先着200名限定となっている。詳細【詳細】会期:2019年7月20(土)~9月29日(日)時間:10:00~17:00(最終入場16:30)会場:金津創作の森 アートコア休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)観覧料:一般 800円(600円)、高校生・大学生 400円(300円)、中学生以下無料65歳以上・障がい者 各半額、障がい者の介護者(当該障がい者1人につき1人) 無料※( )は20名以上の団体料金。※リピート割:半券で2回目が「半額」料金適用。受付で係員の指示に従うこと。65歳以上・障がい者は半額料金のため、リピート割の適用不可。■蜷川実花・蜷川宏子 オープニングトーク日時:7月20日(土)13:00~14:00会場:アートコア ミュージアム-2料金:無料(要入場整理券)定員:定員200名 全席自由※当日11:00から「入場整理券」をアートコア アプローチ(屋外)で配布。先着200名。詳しくは公式HP参照。©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
2019年07月14日フリーアナウンサーの宇垣美里が4日、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催された原画展「進撃の巨人展FINAL」のオープニングイベントにお笑いコンビ・和牛とともに出席。『進撃の巨人』のヒロイン・ミカサのコスプレを披露した。イベントでは“ミニ巨人”が登場し、そこへ宇垣が「戦わなければ勝てない」と名ゼリフを披露しながら現れ、切りつけるパフォーマンスで“ミニ巨人”を駆逐。「恥ずかしかったー!」と照れながらも、「なりきるしかないので。でも気持ちがいいですね。こうやって巨人を駆逐していきたいと思います」とコスプレを楽しんでいた。「進撃の巨人展FINAL」は、『進撃の巨人』の“最後にして最大”の原画展。約180点以上の原画展示をはじめ、作品の世界を原寸大で再現した巨大ジオラマシアターや、初公開となる「最終話」の一端を「音」のみで感じることができる展示などが楽しめる。また、併設するカフェ「Cafe THE SUN」では、作品の世界観をイメージしたコラボメニューが登場する。
2019年07月04日猫の合同写真展&物販展「ねこ休み展」のスピンオフ企画「まるごとホイちゃん展 in 夏祭り」が、東京・浅草のギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO」にて開催される。期間は2019年7月26日(金)から9月1日(日)まで。「まるごとホイちゃん展」は、人気の甘えん坊猫“ホイップ”こと、通称“ホイちゃん”にフォーカスするもの。今回は、「夏祭り」をテーマに新作展示やグッズを展開する他、国内外で活躍するペインティングアーティスト・チョーヒカルが描くホイちゃんのトリックアートも登場する。また、来場者には先着特典としてヨーヨー釣りチケットがプレゼントされる。会場では、「ねこ休み展」ゆかりの作家陣とのコラボレーショングッズも販売。アップルココが制作した「ホイちゃんキーホルダー お座りver」や、marucoro chanの浴衣をまとった「ホイちゃんこけ)」など、夏祭り限定バージョンでラインナップする。【詳細】ねこ休み展スピンオフ企画「まるごとホイちゃん展 in 夏祭り」開催日時:2019年7月26日(金)〜9月1日(日)11:00〜19:00休館日:毎週月曜日※ただし8月12日(月)は開館、振替休日なし会場:TODAYS GALLERY STUDIO(東京都港区東新橋1丁目8台東区浅草橋5-27-6 5F)入場料:500円/3歳以下は入場無料※東京ドームシティで開催中の「ねこ休み展 夏 2019」のチケット半券持参で、オリジナルポストカードプレゼント。※本展覧会のチケット半券を「ねこ休み展 夏 2019」で提示すると、入場料200円引き。※上記は予定のため、内容は変更になる可能性がある。グッズ例:・<アップルココ>ホイちゃんキーホルダー お座りver 1,900円・<marucoro chan>ホイちゃんこけし(浴衣) 2,500円・<空木>ホイぺろ新作ポーチ 2,350円※限定グッズは数量限定で無くなり次第終了。【問い合わせ先】株式会社BACONTEL:03-5809-3917
2019年06月29日展覧会「奇蹟の芸術都市バルセロナ展 ーガウディからピカソ、ミロ、ダリまでー」が、2019年9月14日(土)から11月4日(月)までの期間、札幌芸術の森美術館にて開催される。古代に遡る豊かな歴史と、19世紀に産業革命を経験したことによる経済的・文化的な先進性をあわせ持つスペイン、カタルーニャ自治州の州都バルセロナ。芸術、グルメ、スポーツなど、今もなお、あらゆる面で人々を魅了する世界有数の国際都市だ。「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」では、そんなバルセロナという都市の近代化が進んだ19世紀後半、イルダフォンス・サルダーの都市計画から、1888年のバルセロナ万国博覧会開催、1936年から1939年にかけてのスペイン内戦に至るまでの約80年間にフォーカスを当てる。会場では、現在のバルセロナの景観を形作った建築家アントニ・ガウディをはじめ、パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、サルバドール・ダリらによる絵画、彫刻、家具、宝飾品、図面、映像資料、写真などの作品約150点を展示。当時のカタルーニャに花開いた芸術の精華を紹介していく。また、チケットでは、2020年冬に札幌芸術の森美術館で開催される、アルフォンス・ミュシャの展覧会「みんなのミュシャ」とのセット券も用意。是非この貴重な機会に、世界的な芸術家たちの作品をまとめて楽しんでみてはいかがだろうか。【詳細】奇蹟の芸術都市バルセロナ展 ーガウディからピカソ、ミロ、ダリまでー会期:2019年9月14日(土)~11月4日(月)開館時間:9:45~17:00(最終入館16:30)会場:札幌芸術の森美術館住所:北海道札幌市南区芸術の森2-75<観覧料>・当日券一般 1,300円/高校・大学生 800円/小・中学生 500円・前売り券一般 1,200円/高校・大学生 700円/小・中学生 400円・図録付きチケット 4,440円販売期間:6月15日(土)10:00~8月20日(火)23:59販売場所:※ローソンチケットのみ(Lコード:92484)・「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」×「みんなのミュシャ」セット券 2,200円販売期間:6月15日(土)10:00~9月13日(金)23:59販売場所:ローソンチケットのみ(Lコード:11514)※価格は全て税込み。※小学生未満無料。※前売り券はローソンチケット(Lコード:11514)、チケットぴあ(Pコード:769-797)、セブンチケット、道新プレイガイド、札幌市民交流プラザチケットセンター、教文プレイガイド、札幌芸術の森美術館で購入可能。※図録は9月1日(日)以降、ローソン購入店店頭にて受け取り可能。【問い合わせ先】札幌芸術の森美術館TEL:011-591-0090
2019年06月20日「特別展 天空ノ鉄道物語」が、2019年12月3日(火)から、六本木の森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーにて開催。当初、3月22日(日)まで開催予定だったが、森美術館、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー、森アーツセンターギャラリーは臨時休館。再開予定日は未定のため、「特別展 天空ノ鉄道物語」は臨時休館中に会期終了。「特別展 天空ノ鉄道物語」地上52階で楽しむ“体感型”鉄道展覧会「特別展 天空ノ鉄道物語」は、海抜250mに位置する六本木ヒルズ森タワーの地上52階全フロアを舞台に、これまでにない展示手法を使った演出やコンテンツを展開する過去最大級の体感型展覧会。JR7社や東京メトロ、東京都交通局などの全面協力の元、普段は見ることのできないレアな展示品を軸に、東京オリンピックと共に初めて新幹線が開通した1964年から2020年のオリンピックイヤーを結ぶ形で紹介される。国鉄時代の駅再現セットなど様々なアートやインスタレーション鉄道文化の軌跡をたっぷりと体感できる展示エリアでは、国鉄時代の駅を再現したセットや、歴史を振り返るアートやインスタレーションを展開。さらに、ヘッドマークや時刻表、制服といった鉄道マニア垂涎の展示品の数々も並ぶ。また、日本独自の鉄道文化と所縁のある「食」「旅」「アニメーション」「ゲーム」などにも着目したインタラクティブな演出の他、展覧会オリジナルの鉄道関連グッズも多数販売。日本国民の足として進化を遂げてきた鉄道を、様々な角度から楽しめる展覧会となっている。鉄道写真家・中井精也の写真展が会場内で同時開催会場内では、鉄道写真家・中井精也の写真展「鉄道のある暮らしの風景 —夢と希望の三陸鉄道—」を同時開催。東日本大震災で被害を受けた三陸鉄道が復活し、沿線住民の暮らしを支えるべく奮闘する様子を捉えた作品をはじめ、何気ない日常の“鉄道”のある風景を切り取った叙情的な作品などを展示する。限定グルメも充実展覧会期間中は「特別展 天空ノ鉄道物語」オリジナルの駅弁や駅そば、スイーツ、観光列車フルコースといった限定グルメも登場。会場に隣接する「カフェ ザ サン(Cafe THE SUN)」、「レストラン ザ ムーン(Restaurant THE MOON)」、特設ショップの3か所で提供を行う。カフェ ザ サン - オリジナル駅そばや車両を模したケーキ「カフェ ザ サン」は、展覧会とコラボレーションした「天空駅カフェ」に変貌を遂げる。オリジナルメニューの「天空駅そば」として「関東 海老天蕎麦」や「関西 タヌキ蕎麦」、相鉄・JR直通線用新型車両「12000 系」をイメージしたレアチーズケーキ、列車のヘッドマークをデザインしたカフェラテなど、幅広いメニューを楽しむことが可能だ。「天空駅そば」の登場を記念して、くるりの岸田繁による楽曲「そばを食べれば」とのコラボレーションも実施。2017年にJR 東日本が開催したキャンペーンソングとして描き下ろした「そばを食べれば」のCDを999枚限定で復刻する。さらに、車両ドアをパッケージにし、北海道から鹿児島まで各地の名産を贅沢に使ったオリジナル駅弁「ドア弁」も用意。「石狩鮭親子」「みそかつ」「贅沢 鯛めし」「絶品 蟹めし」など、前期・後期合わせて12種類のメニューを味わえる。レストラン ザ ムーン - 観光列車の豪華フルコースを再現「レストラン ザ ムーン」では、後期限定で、しなの鉄道が運行する軽井沢から長野を繋ぐ観光列車「ろくもん」で提供している「アトリエ・ド・フロマージュ」のフルコースを用意。信州プレミアムビーフや信州サーモン、新鮮な野菜、チーズなど、信州の味を楽しむことができる。特設ショップ - 駅弁が充実特設ショップでは、ウニ・カニ・イクラなどを詰め込んだ「海鮮七福弁当」や、仙台発祥の牛タンを温かい状態で味わえる「網焼き牛タン弁当<こばやし>」といった全国の駅弁を販売。期間によって異なる駅弁が楽しめるのも魅力だ。また土日祝と2020年1月1日(水)から7日(火)限定で、在来線特急車両をイメージしたランチボックスが目を惹く「特急列車ヘッドマーク弁当」も登場。『ひばり』は牛タンの名店「利久」、『あさま』は「峠の釜めし」で有名な「荻野屋」が監修を務めるなど、中身のメニューにもこだわっている。日替わりで提供されるので、どの駅弁に出会えるかは行ってみてのお楽しみだ。【詳細】特別展 天空ノ鉄道物語会期:2019年12月3日(火)~2020年3月22日(日)※2020年2月29日(土)~臨時休館。臨時休館終了後の再開予定は未定。※「特別展 天空ノ鉄道物語」は、臨時休館中に会期終了。※営業再開の予定は、公式サイトおよび公式SNSにて配信。時間:10:00~20:00(ただし火曜日は17:00まで)会場:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー住所:東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階<チケット払い戻しに関して>森アーツセンターギャラリー「特別展 天空ノ鉄道物語」のチケットは、展覧会公式サイトを確認。URL:<チケット情報>販売場所:日テレゼロチケ、森アーツセンターギャラリー(当日券のみ)、天空ノ鉄道物語オンラインチケット ローソンチケット、イープラス、セブンチケット、チケットぴあ他プレイガイド各社やコンビニエンスストア■当日券販売期間:12月3日(火)~3月22日(日)料金:一般 2,500円、高校生・大学生 1,500円、4歳~中学生 1,000円※団体料金(前売券と同料金)は15名以上で適用。添乗員は1名まで無料。※障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名まで)は、当日入館料が一般1,250円、高校生・大学生750円、4歳~中学生500円。※混雑状況により、チケット引換・入場までに待ち時間が生じたり、入場規制を行う場合あり。
2019年06月15日ファッションブランド「ハナエモリ(HANAE MORI)」を手掛けたデザイナー・森英恵のコレクション展「森英恵」が島根県立石見美術館で開催。会期は、2019年5月29日(水)から7月7日(日)まで。森英恵は、1950年代から2000年代の長きに渡り活動してきた、日本ファッション界のパイオニアとされるデザイナー。1950年代には数百本の日本映画の衣装をデザインし、その後、海外コレクションへの参加や東洋人初のオートクチュール組合のメンバーとして、世界を舞台に活躍してきた。そんな森英恵の出身地・島根県で開催される、コレクション展「森英恵」では石見美術館が所蔵するオートクチュールコレクションの中から、スーツとドレスをピックアップ。「ベージュにりんごの花のドレス」や「プリーツをあしらったウールのスーツ」をはじめとする計10点の作品が登場する。展示のポイントは、布の凹凸から生じる陰影が繊細な表情を持つ作品と、日本美術からインスパイアされた鮮やかで力強い表現の作品との2ジャンルで構成されている点。森英恵というアーティストの持つ“静と動”、2つの顔を比較しながら作品の魅力に触れることが可能だ。【詳細】コレクション展「森英恵」会期:2019年5月29日(水)~7月7日(日)開館時間:10:00~18:30会場:島根県立石見美術館 展示室C(グラントワ内)住所:島根県益田市有明町5-15観覧料:一般 300円、大学生 200円、小中高生 無料展示作品数:10点(予定)【問い合わせ先】島根県芸術センター「グラントワ」TEL:0856-31-1860
2019年06月01日9月21日(土)から11月17日(日)まで、東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52 階)にて「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」が開催。同展覧会の記者発表が行われた。【チケット情報はこちら】1980年代のアートシーンに彗星のごとく現れ、衝撃を与えたジャン=ミシェル・バスキア。彼の作品はその短い人生を物語るかの如く、非常に強烈なエネルギーを持ち合わせており、わずか10年の間に、新たな具象表現的な要素を取り入れた2,000点を超すドローイングと1,000点以上の絵画作品を残した。同展ではそれら作品群より、絵画やドローイングなど約130点を世界各地から集め、バスキアの短い生涯と彼が生きた時代を辿りながら作品を紹介する。日本側監修を務める宮下規久朗(神戸大学教授/美術史家)は、「ウォーホルの本を書いたことがあり、バスキアをアカデミックに紹介をする機会ということで日本側監修のご指名を受けました。本物の作品の前に立つと凹凸がはっきりしていて、鮮烈な色が印象的です。アフリカの歴史や黒人の歴史も詰まっています。それ以前に作品の持っている力が圧倒的なので、ぜひ会場で本物を見ていただきたいです」と語った。同展で音声ガイドに初挑戦する女優・吉岡里帆は「美術館には月1、2回行くことがあります。 バスキアという素晴らしいアーティストの展覧会で音声ガイドのナレーションをさせていただくことを光栄に思います。自分が音声ガイドを使う時、作品の魅力や新しい発見を聞くとワクワクします。バスキアの内面的魅力や作品のエネルギッシュさが伝わるようなガイドにしたいです。東京会場だけでの展覧会なので、この機会を逃さずご来場いただきたいと思います」と音声ガイドに初挑戦する意気込みを語った。さらに本展の特別協賛社である株式会社ZOZO代表取締役社長、前澤友作から「私が愛するバスキアの、日本初の大規模展覧会が開催されることを大変嬉しく思います。作品の意味合いや創作技法などをアートに見出すことも楽しいですが、なんとなく気軽に観ていただくだけでも発見や感動があるのがバスキアの魅力でもあります。今回私が所有する作品も1点展示されます。ぜひ多くの方々に会場に足を運んでいただければと思います。生バスキア本当に凄いですから」という、メッセージが紹介された。チケットぴあでは、10月4日(金)まで入場可能で1,000円で入館できる「バスキア展サポーターチケット」、一般2名分の場合、800円もお得になる「早割ペアチケット」、図録(3,000円)と前売/一般券(1,900円)がセットになったお得な「図録付チケット」を販売中。
2019年05月28日プロ写真家としてスタートして今年60年目を迎える立木義浩の自身最大規模となる写真展が5月23日、上野の森美術館でスタートした。本館1、2階の展示室を使って展示された作品は720枚。「時代 − 立木義浩 写真展 1959-2019 −」というタイトルと偶然にも同じ12ヶ月×60年と同じ数となった。さらにギャラリースペースを使用して6×6(ロクロク)をもじり『デジ6』とネーミングされたデジタルカメラの1:1の機能を使用して撮影されたモノクローム作品70点も発表。計790点という個展としては、これまで類を見ない点数の作品は圧巻だ。200万部のベストセラーになった『蒼い時』を立木氏のスタジオで執筆していたというエピソードとともに、今回公開された山口百恵を撮った写真は8点が出展された。それ以外にも未発表を含む著名人のポートレートは勝新太郎、黒澤明、夏目雅子、大原麗子、寺山修司、ムッシュかまやつなど鬼籍に入った有名人から、武豊、貴花田光司などのスポーツ選手、開高健、柴田錬三郎など作家まで幅広い。また1971年に発表された加賀まりこの写真集「私生活」を含む、“良き時代”を切り取った日本のアーカイブは、初期の『anan』の写真などとともに、ファッション文化のクロニクルとなっている。「この(有名人の)コーナーはモデルのアプルーバルと、展示の並び順がすべて。瀬戸内寂聴さんの隣に誰の写真が並べられているか、それを見ただけでこの大変さが分かって頂けると思う。一般公開される明日には(クレームが怖いので)田舎に引っ込む」というジョークは、日本のコマーシャル創世記から生きたレジェンドならではのコメントだ。2階にはサウスブロンクスのギャングからアラバマのKKKまでが写る“裸の”アメリカやヨーロッパ、アフリカ、キューバ、日本の町や村のスナップが圧倒的な数で迫る。「玉石混淆(笑)。決して名作を並べたわけではなく、この写真を見た人が何かを感じ取ってくれて、面白がってくれれば良い」「写真に内面は写らない。カメラマンや見た人はたまに勘違いするけれど(笑)。だから外面を丁寧に撮る」「昭和から平成を経て令和、20世紀から21世紀、銀板からフィルム、そしてデジタルと変化しても“写真”という呼び方は変わらない」「いかに時代に潜り込めるか、それがスナップ。その面白さは筆舌に尽くしがたい」「これは集大成ではなく通過点」「上り坂も下り坂も一つの同じ坂」オープニング当日、プレスの記者たちを前に語る立木節は81歳を迎えた今もエネルギー全開。「有料の写真展自体が久々の開催」というそのエンターテイメント精神は、会場で販売されている限定写真集やTシャツなどのマーチャンダイズも魅力だ。Text by Tatsuya Noda【展覧会情報】時代 − 立木義浩 写真展 1959-2019 −会期:5月23日〜6月9日会場:上野の森美術館住所:東京都台東区上野公園1-2時間:10:00〜17:00(金曜日20:00まで開館)入場料:一般当日1,200円、大学・高校生800円、中学生以下無料会期中無休
2019年05月25日関東圏で人気「ゆとりの癒し空間」ニラックス株式会が、2019年5月22日に「むさしの森珈琲 北本店」(埼玉県北本市)をオープンしました。関東圏を中心に29店舗を展開する「むさしの森珈琲」は、2015年3月に横浜市南区で1号店をオープン。「むさしの森珈琲 北本店」は30番目の店舗となります。駅から歩いて行ける、高原リゾートの珈琲店「北本駅」から徒歩圏内にある「むさしの森珈琲 北本店」の店内は「ラウンジコーナー」「カウンターテーブル」などゾーンごとにテーマを設定。少人数からファミリーまで幅広いニーズに対応します。100パーセントオーガニックの珈琲豆とレインフォレスト・アライアンスをダブル認証した農園産珈琲豆を使用した「むさしの森珈琲オーガニックスペシャル」ブレンド珈琲など充実したドリンクメニューが特徴。テイクアウトメニューも多数とり揃えています。こだわりのパンケーキやパスタといったフードメニュー、名古屋式トーストモーニングやNYスタイルのエッグベネディクトなどの朝食メニューも楽しめます。「むさしの森珈琲 北本店」の営業時間は8時から23時(22時オーダーストップ)。土日祝日は7時オープンとなります。(画像はプレスリリースより)【参考】※ニラックス株式会社のプレスリリース/PR TIMES※ニラックス株式会社
2019年05月23日埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジで、6月8日から7月15日まで、約1,000本の傘を用いたアートプロジェクト「森と、湖と、アンブレラと。」が展示される。宮沢湖周辺に2018年11月にオープンしたメッツァビレッジ。豊かな自然の中、新鮮な地元野菜や北欧雑貨などを購入できるマーケットやショップ、レストラン・カフェを併設し、まるで北欧にいるかようなのんびりとしたひと時を体験できる施設として人気を集めている。今回公開される「森と、湖と、アンブレラと。」は、ポルトガルの小さな街アゲダで芸術祭の一環として2012年に始まったアートプロジェクト「アンブレラスカイ・プロジェクト」の日本最大規模の展示となる。デザインを行ったのは、マリメッコ(Marimekko)など世界的なブランドのテキスタイルデザインを手掛ける鈴木マサル。メッツァの入り口から湖まで約100メートルにわたり空中へ浮かぶ約1,000本のアンブレラ。“森から湖にかかる虹”をイメージしたこのアンブレラ群により、空間は差し込む光とともに上空と連動した虹のような道が続く。進むごとに見える景色も変わり、訪れた人へ非日常でドラマティックな体験をもたらす。道にさりげなくひそむ動物や傘のフォルムを探す楽しみも。会期中は、2011年から鈴木マサルがリリースしているカラフルなアンブレラコレクションのポップアップストアがメッツァホールにオープン。新作、旧作の傘に加え、タオルやソックスなどのアイテムも販売予定。※写真はイメージそのほかにも、鈴木マサルを講師に招いたワークショップなども開催。会期中はぜひ、イベントと合わせて楽しんで。【イベント情報】森と、湖と、アンブレラと。会期:6月8日〜7月15日会場:メッツァティエ・メッツァホール住所:埼玉県飯能市宮沢335時間:10:00〜21:00(※施設・イベント内容によって異なる)URL:■鈴木マサルの傘 POP UP STORE場所:メッツァホール時間:10:00〜19:00■ワークショップ「鈴木マサル氏講師によるトートバックとオリジナルバッジづくり」生地の好きなところを切ってテキスタイルバッジを3つ製作。色鮮やかなトートバッグ付。(※トートバッグは赤・黄・緑・青から選べる)日時:6月30日会場:メッツァホール講師:鈴木マサル参加料:税込2,500円※先着50名、なくなり次第終了■テキスタイルワークショップ(期間中毎日開催)日時:6月8日~7月15日 10:00〜17:30(最終受付17:00)会場:メッツァホール参加料:テキスタイル蝶ネクタイ/ヘアクリップ 税込500円レザーカードケース 税込3,000円テキスタイルバッジ 税込1,000円
2019年05月21日「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」が、2019年10月19日(土)から2020年1月26日(日)まで、国立西洋美術館にて開催される。欧州随一の名門・ハプスブルク家の美術コレクションを紹介「ハプスブルク展」は、欧州の歴史上で随一の名門・ハプスブルク家に焦点を当てた美術展。ハプスブルク家は、広大な領地を支配下に収め、神聖ローマ皇帝を代々世襲するなど、13世紀末にオーストリアに進出して以降、オーストリア帝国が崩壊するまで、数世紀にわたってヨーロッパの表舞台で常に脚光を浴びてきた名家だ。ハプスブルク家の人々はまた、絵画や工芸品、武具などからなる豊かなコレクションを築いたことでも知られており、その主要部分はウィーン美術史美術館に収蔵されている。「ハプスブルク展」では、ウィーン美術史美術館の協力のもと、世界屈指と言われるハプスブルク家のコレクションを展示。コレクションの歴史を軸に、コレクターごと、もしくは時代ごとに、その個性や傾向を明らかにしていく。マリー・アントワネットや王女マルガリータまた、歴史を彩ったハプスブルク家の人物たちも、作品を通して紹介。政略結婚によりフランス王家に嫁ぎ、フランス革命のさなかに処刑された悲劇の王妃・マリー・アントワネットをはじめ、その母である女帝・マリア・テレジア、ハプスブルク家のスペイン系当主であったスペイン国王のフェリペ、フェリペの娘である王女マルガリータ・テレサ、稀代のコレクターとして知られる神聖ローマ皇帝・ルドルフ2世などが登場する。詳細ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史会期:2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)会場:国立西洋美術館住所:東京都台東区上野公園7-7【問い合わせ先】03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年04月27日アザラシの合同写真展&イラスト展&物販展「あざらしラッシュ!!展」が、名古屋のTODAYS GALLERY STUDIO NAGOYAで2019年6月29日(土)から7月21日(日)まで、静岡パルコで2019年7⽉21⽇(⼟)から8⽉12⽇(⽉・祝)まで開催される。アザラシと言えば、アニメにもなって人気を博した"ゴマフアザラシ"や水族館でも見ることができる"アゴヒゲアザラシ"を思い浮かべる人も多いだろう。諸説あるが、実は全世界には18種のアザラシが存在するとも言われている。「あざらしラッシュ!!展」は、そんなアザラシにフォーカスした合同写真展&イラスト展&物販展。写真とイラストの融合展示や立体物販物、アニメーション作品などを楽しむことができる。出展する写真作家は、カナダなどでアザラシの赤ちゃんを撮り続ける動物写真家・小原玲など。会場では小原玲が過去30年間撮り溜めた作品を厳選して展示する予定だ。見るものを圧倒するほど美しく、愛らしいアザラシの姿を目にすることができる。イラストレーションは、インスタグラムでフォロワー数3万人を誇るぽんたによる“流氷からアザラシたちが昇り立つような大型作品”をはじめ、癒し系イラストが人気を博す植月えみりによる新作展示、初のアニメーション作品も公開予定。また、静岡会場では特設ブースを設置し、植⽉えみりの会場限定アニメーションやほわころくらぶのほっこり映像を公開する。約1,000種以上のグッズ販売にも注目。日本キャンドル協会認定キャンドルアーティスト作家による「流氷ごまキャンドル」、羊毛フェルトハンドメイドの「アザラシさんのパンケーキタワー」、食べ物とアザラシがコラボレーションした「あざらし寿司マスキングテープ」などが展開される。会場限定の新作グッズも並ぶのでファンは要チェックだ。【詳細】あざらしの合同写真展&イラスト展&物販展「あざらしラッシュ!!展」■名古屋開催日時:6月29日(土)~7月21日(日) 11:00~18:00休館日:月・火曜日(但し、7月15日(月)海の日は開館、17日が振替休日)会場:TODAYS GALLERY STUDIO NAGOYA(愛知県名古屋市中区新栄1-17-12-1F)入場料:600円/3歳以下は入場無料出展者:25組※来場者には先着2,000名限定で、イラストレーター・ぽんたが無数のアザラシを描いた特製オリジナルポストカード「ぎゅうぎゅうあざらし」をプレゼント。■静岡開催日時:2019年7⽉27⽇(⼟)〜8⽉12⽇(⽉・祝) 10:00〜20:00休館⽇:なし会場:静岡パルコ 3階特設会場(静岡県静岡市葵区紺屋町6-7 静岡パルコ3F)⼊場料:400円/⾼校⽣以下300円/ペア⼊場700円/3歳以下⼊場無料出展者:23組※来場者には先着1,000名限定で、⾬宮菜々⼦特製のオリジナルポストカード「ぽよざらしのポストカード」をプレゼント。グッズ例:・流氷ごまキャンドル 1,600円+税・アザラシさんのパンケーキタワー 2,500円+税・あざらし寿司マスキングテープ 580円+税・コッペパン列車マスキングテープ 580円+税<新作・会場限定>・あざらしクリームソーダトートバッグ 1,600円+税<新作・会場限定>
2019年04月27日六本木の森アーツセンターギャラリーで、『ムーミン展 THE ART AND THE STORY』がはじまりました。 みんな大好きなかわいいキャラクターの原画や資料などが集まるこの展覧会では、今まであまり見ることのできなかった貴重な作品も登場! 展示の見どころを、ムーミン美術館の館長さんに聞いてきました!『ムーミン展』スタート!【女子的アートナビ】vol. 145世界中で愛されているムーミンですが、特に日本での人気は絶大。この3月には埼玉にテーマパークも誕生し、ますます注目を集めています。そんなキャラクターの魅力がたくさん詰まった展覧会では、小説の挿絵に使われた原画やスケッチ、かわいいフィギュアやグッズなど約500点が勢ぞろい。フィンランドにあるムーミン美術館とムーミンキャラクターズ社の貴重な所蔵作品を中心に紹介されています。会場の雰囲気も、とってもステキ! アートディレクションを担当されたのは、映画や展覧会のグラフィックを数多く手がけているデザイナーの大島依提亜さん。展示作品だけでなく、空間全体も楽しめます!ムーミン美術館の館長さんに直撃!今回、ムーミン美術館の館長、タイナ・ムッリィハルエさんに、展覧会の見どころなどお聞きしました。――まず、日本で展覧会が開催されることについて、ご感想をお聞かせください。ムッリィハルエ館長前にも日本で展覧会をやったことがありますが、今回が今までで最大級のものです。さらに今回は、日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念して開催されています。この機会に開催できることをとてもうれしく思います。――展覧会の見どころを教えてください。ムッリィハルエ館長まず、ムーミンの物語を伝えたいと思っています。どのようにムーミンが誕生したのか。何十年の間でどう進化したかを伝えたいと思っています。また、物語には、みんなと仲良くするとか、寛容とか、家族や友だち、さらに自然を大事にするとか、そういう大事なメッセージがあることもお伝えできればと思います。ムーミンは黒かった!?――今回の展示では、ムーミンの原形ともいわれる黒いムーミンの絵がありました。このキャラクターはどのように誕生したのですか?ムッリィハルエ館長もともと、作者のトーベ・ヤンソンが子どものころ夏にスウェーデンの親類たちと一緒に過ごしていたとき、夜に抜け出してつまみ食いをすることがあって、それに怒ったおじいさんが「夜起きると、“スノーク”が襲ってくるよ」と怖い話をしました。そのときに沸いたイメージが、長い鼻の怖いキャラクターでした。例えば、その生き物はクローゼットの後ろに隠れていたり、暖炉の後ろに隠れているような怖い存在で、最初は黒い色でした。その後、だんだんと変わってきたのです。――浮世絵との比較展示もありますが、トーベはアジアにも関心があったのですか?ムッリィハルエ館長トーベは日本のアートや浮世絵に関心を持っていまして、それは50年代に日本に来てからますます興味を持つようになったと思います。彼女のコレクションの中には、日本や極東地域のコレクションもあり、生涯を通して日本の芸術に関心を持っていたと思います。――トーベの原画を見ると、かわいいだけでなく、深い精神性も感じられます。彼女の絵の魅力は、どんなところにありますか?ムッリィハルエ館長まず、絵がとてもうまいといえると思います。彼女の描いている線は、とてもしっかりとした良い線です。アーティストとして優れているから、それにストーリーもついてくるのだと思います。彼女自身は自分のことを画家と思っていたと思いますが、残念ながらムーミンに時間をとられて、あまり画家としての絵を描くことはなかなかできなかったようです。同性愛を公表…――今回の展示を通して、彼女の作品だけでなく、生き方にも感銘を受けました。館長ご自身は、トーベのどんなところが好きですか?ムッリィハルエ館長全部です(笑)。彼女は最初から他と違っていたと思います。第一次世界大戦と第二次世界大戦、あるいはフィンランドでの内戦があった時代を生きていますが、ある意味、マイノリティだといえると思います。というのは、彼女はフィンランド人ですけど、スウェーデン語圏の人です。そして女性でありアーティストであります。また、フィンランドとしては初めて同性愛者であることを公表した人のひとりです。その意味でも、マイノリティだったといえます。ただ、実際に同性愛者のカップルとして初めて大統領主催のレセプションにも招待されています。そういった意味で、とても勇気のある誇りを持っている人だと思います。(筆者注:フィンランドでは1971年まで同性愛が犯罪とみなされていました。)また、いろいろな面でユニークです。食事も変わっていて、あまり食べず、アルコールが好きでした。食事は魚とデザートだけで、家には台所がなくて、小さなガス台がひとつあっただけのようです。そこに行った人が「台所はどこ?」と聞くと、「食べないからいらない」と答えるような、とても特別な人でした。フィンランドのムーミン美術館とは?――フィンランドのムーミン美術館には、どんな特色がありますか?ムッリィハルエ館長ムーミン美術館は特別な場所です。おそらくトーベはムーミンの世界に入れるような、日常を忘れることができるようなものをつくりたいと思っていたと思います。そういうものにしています。カタログや図録など日本語訳のものをミュージアムショップで売っていますし、多くのものが日本語で提供されています。ぜひ、訪れてもらいたいと思います。――最後に、ひとこと、読者にメッセージをお願いします。ムッリィハルエ館長日本とフィンランドは、家族や自然を大事にするという共通の価値観があると思います。展覧会は巡回して何か所かで展示しますので、行ける場所にぜひ来てもらいたいと思います。ショップ&カフェも充実!ムーミン展を訪れたら、ぜひショップやカフェにも立ち寄ってみてください。かわいいグッズや写真映え抜群のスイーツが用意されています。フォトジェニックなニョロニョロもいます! 食べるのがもったいない!ムーミン展、六本木会場は6月16日まで。その後、大分、名古屋などに巡回します。ぜひ、足を運んでみてくださいね!Information会期:〜6月16日(日)※会期中無休開館時間:10:00 〜 20:00 ※火曜は17:00まで(入館は閉館の30分前まで)開催場所:森アーツセンターギャラリー入場料:一般¥1,800 、中学生・高校生¥1,400、4歳~小学生¥800※3歳以下無料問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)© Moomin CharactersTM
2019年04月20日7月より東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて開催される、漫画『進撃の巨人』の5年ぶりとなる原画展「進撃の巨人展FINAL」。同展の通常前売りチケット、グッズ付き前売りチケットの販売が本日4月19日(金)の18時より開始される。グッズ付き前売りチケットは、「進撃の巨人展FINAL」のビジュアルがプリントされたオリジナルグッズ(トートバッグあるいはキャンバスアート)とチケットホルダーがセットになったもの。また、「進撃の巨人展FINAL」の会期に合わせ、ここだけでしか購入できない多彩なグッズを取り揃えた「リーブス商会 ロッポンギ直営店」のオープンも予定されている。■進撃の巨人展FINAL会期:7月5日(金)~9月8日(日)先行公開日程:7月5日(金)~7月7日(日)※抽選受付終了前期日程:7月8日(月)~8月4日(日)/ 後期日程:8月5日(月)~9月8日(日)※前期・後期で展示内容が一部入れ替わります。※会期中 休館日無し会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
2019年04月19日