「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」が、2019年10月19日(土)から2020年1月26日(日)まで、国立西洋美術館にて開催される。欧州随一の名門・ハプスブルク家の美術コレクションを紹介「ハプスブルク展」は、欧州の歴史上で随一の名門・ハプスブルク家に焦点を当てた美術展。ハプスブルク家は、広大な領地を支配下に収め、神聖ローマ皇帝を代々世襲するなど、13世紀末にオーストリアに進出して以降、オーストリア帝国が崩壊するまで、数世紀にわたってヨーロッパの表舞台で常に脚光を浴びてきた名家だ。ハプスブルク家の人々はまた、絵画や工芸品、武具などからなる豊かなコレクションを築いたことでも知られており、その主要部分はウィーン美術史美術館に収蔵されている。「ハプスブルク展」では、ウィーン美術史美術館の協力のもと、世界屈指と言われるハプスブルク家のコレクションを展示。コレクションの歴史を軸に、コレクターごと、もしくは時代ごとに、その個性や傾向を明らかにしていく。マリー・アントワネットや王女マルガリータまた、歴史を彩ったハプスブルク家の人物たちも、作品を通して紹介。政略結婚によりフランス王家に嫁ぎ、フランス革命のさなかに処刑された悲劇の王妃・マリー・アントワネットをはじめ、その母である女帝・マリア・テレジア、ハプスブルク家のスペイン系当主であったスペイン国王のフェリペ、フェリペの娘である王女マルガリータ・テレサ、稀代のコレクターとして知られる神聖ローマ皇帝・ルドルフ2世などが登場する。詳細ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史会期:2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)会場:国立西洋美術館住所:東京都台東区上野公園7-7【問い合わせ先】03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年04月27日アザラシの合同写真展&イラスト展&物販展「あざらしラッシュ!!展」が、名古屋のTODAYS GALLERY STUDIO NAGOYAで2019年6月29日(土)から7月21日(日)まで、静岡パルコで2019年7⽉21⽇(⼟)から8⽉12⽇(⽉・祝)まで開催される。アザラシと言えば、アニメにもなって人気を博した"ゴマフアザラシ"や水族館でも見ることができる"アゴヒゲアザラシ"を思い浮かべる人も多いだろう。諸説あるが、実は全世界には18種のアザラシが存在するとも言われている。「あざらしラッシュ!!展」は、そんなアザラシにフォーカスした合同写真展&イラスト展&物販展。写真とイラストの融合展示や立体物販物、アニメーション作品などを楽しむことができる。出展する写真作家は、カナダなどでアザラシの赤ちゃんを撮り続ける動物写真家・小原玲など。会場では小原玲が過去30年間撮り溜めた作品を厳選して展示する予定だ。見るものを圧倒するほど美しく、愛らしいアザラシの姿を目にすることができる。イラストレーションは、インスタグラムでフォロワー数3万人を誇るぽんたによる“流氷からアザラシたちが昇り立つような大型作品”をはじめ、癒し系イラストが人気を博す植月えみりによる新作展示、初のアニメーション作品も公開予定。また、静岡会場では特設ブースを設置し、植⽉えみりの会場限定アニメーションやほわころくらぶのほっこり映像を公開する。約1,000種以上のグッズ販売にも注目。日本キャンドル協会認定キャンドルアーティスト作家による「流氷ごまキャンドル」、羊毛フェルトハンドメイドの「アザラシさんのパンケーキタワー」、食べ物とアザラシがコラボレーションした「あざらし寿司マスキングテープ」などが展開される。会場限定の新作グッズも並ぶのでファンは要チェックだ。【詳細】あざらしの合同写真展&イラスト展&物販展「あざらしラッシュ!!展」■名古屋開催日時:6月29日(土)~7月21日(日) 11:00~18:00休館日:月・火曜日(但し、7月15日(月)海の日は開館、17日が振替休日)会場:TODAYS GALLERY STUDIO NAGOYA(愛知県名古屋市中区新栄1-17-12-1F)入場料:600円/3歳以下は入場無料出展者:25組※来場者には先着2,000名限定で、イラストレーター・ぽんたが無数のアザラシを描いた特製オリジナルポストカード「ぎゅうぎゅうあざらし」をプレゼント。■静岡開催日時:2019年7⽉27⽇(⼟)〜8⽉12⽇(⽉・祝) 10:00〜20:00休館⽇:なし会場:静岡パルコ 3階特設会場(静岡県静岡市葵区紺屋町6-7 静岡パルコ3F)⼊場料:400円/⾼校⽣以下300円/ペア⼊場700円/3歳以下⼊場無料出展者:23組※来場者には先着1,000名限定で、⾬宮菜々⼦特製のオリジナルポストカード「ぽよざらしのポストカード」をプレゼント。グッズ例:・流氷ごまキャンドル 1,600円+税・アザラシさんのパンケーキタワー 2,500円+税・あざらし寿司マスキングテープ 580円+税・コッペパン列車マスキングテープ 580円+税<新作・会場限定>・あざらしクリームソーダトートバッグ 1,600円+税<新作・会場限定>
2019年04月27日六本木の森アーツセンターギャラリーで、『ムーミン展 THE ART AND THE STORY』がはじまりました。 みんな大好きなかわいいキャラクターの原画や資料などが集まるこの展覧会では、今まであまり見ることのできなかった貴重な作品も登場! 展示の見どころを、ムーミン美術館の館長さんに聞いてきました!『ムーミン展』スタート!【女子的アートナビ】vol. 145世界中で愛されているムーミンですが、特に日本での人気は絶大。この3月には埼玉にテーマパークも誕生し、ますます注目を集めています。そんなキャラクターの魅力がたくさん詰まった展覧会では、小説の挿絵に使われた原画やスケッチ、かわいいフィギュアやグッズなど約500点が勢ぞろい。フィンランドにあるムーミン美術館とムーミンキャラクターズ社の貴重な所蔵作品を中心に紹介されています。会場の雰囲気も、とってもステキ! アートディレクションを担当されたのは、映画や展覧会のグラフィックを数多く手がけているデザイナーの大島依提亜さん。展示作品だけでなく、空間全体も楽しめます!ムーミン美術館の館長さんに直撃!今回、ムーミン美術館の館長、タイナ・ムッリィハルエさんに、展覧会の見どころなどお聞きしました。――まず、日本で展覧会が開催されることについて、ご感想をお聞かせください。ムッリィハルエ館長前にも日本で展覧会をやったことがありますが、今回が今までで最大級のものです。さらに今回は、日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念して開催されています。この機会に開催できることをとてもうれしく思います。――展覧会の見どころを教えてください。ムッリィハルエ館長まず、ムーミンの物語を伝えたいと思っています。どのようにムーミンが誕生したのか。何十年の間でどう進化したかを伝えたいと思っています。また、物語には、みんなと仲良くするとか、寛容とか、家族や友だち、さらに自然を大事にするとか、そういう大事なメッセージがあることもお伝えできればと思います。ムーミンは黒かった!?――今回の展示では、ムーミンの原形ともいわれる黒いムーミンの絵がありました。このキャラクターはどのように誕生したのですか?ムッリィハルエ館長もともと、作者のトーベ・ヤンソンが子どものころ夏にスウェーデンの親類たちと一緒に過ごしていたとき、夜に抜け出してつまみ食いをすることがあって、それに怒ったおじいさんが「夜起きると、“スノーク”が襲ってくるよ」と怖い話をしました。そのときに沸いたイメージが、長い鼻の怖いキャラクターでした。例えば、その生き物はクローゼットの後ろに隠れていたり、暖炉の後ろに隠れているような怖い存在で、最初は黒い色でした。その後、だんだんと変わってきたのです。――浮世絵との比較展示もありますが、トーベはアジアにも関心があったのですか?ムッリィハルエ館長トーベは日本のアートや浮世絵に関心を持っていまして、それは50年代に日本に来てからますます興味を持つようになったと思います。彼女のコレクションの中には、日本や極東地域のコレクションもあり、生涯を通して日本の芸術に関心を持っていたと思います。――トーベの原画を見ると、かわいいだけでなく、深い精神性も感じられます。彼女の絵の魅力は、どんなところにありますか?ムッリィハルエ館長まず、絵がとてもうまいといえると思います。彼女の描いている線は、とてもしっかりとした良い線です。アーティストとして優れているから、それにストーリーもついてくるのだと思います。彼女自身は自分のことを画家と思っていたと思いますが、残念ながらムーミンに時間をとられて、あまり画家としての絵を描くことはなかなかできなかったようです。同性愛を公表…――今回の展示を通して、彼女の作品だけでなく、生き方にも感銘を受けました。館長ご自身は、トーベのどんなところが好きですか?ムッリィハルエ館長全部です(笑)。彼女は最初から他と違っていたと思います。第一次世界大戦と第二次世界大戦、あるいはフィンランドでの内戦があった時代を生きていますが、ある意味、マイノリティだといえると思います。というのは、彼女はフィンランド人ですけど、スウェーデン語圏の人です。そして女性でありアーティストであります。また、フィンランドとしては初めて同性愛者であることを公表した人のひとりです。その意味でも、マイノリティだったといえます。ただ、実際に同性愛者のカップルとして初めて大統領主催のレセプションにも招待されています。そういった意味で、とても勇気のある誇りを持っている人だと思います。(筆者注:フィンランドでは1971年まで同性愛が犯罪とみなされていました。)また、いろいろな面でユニークです。食事も変わっていて、あまり食べず、アルコールが好きでした。食事は魚とデザートだけで、家には台所がなくて、小さなガス台がひとつあっただけのようです。そこに行った人が「台所はどこ?」と聞くと、「食べないからいらない」と答えるような、とても特別な人でした。フィンランドのムーミン美術館とは?――フィンランドのムーミン美術館には、どんな特色がありますか?ムッリィハルエ館長ムーミン美術館は特別な場所です。おそらくトーベはムーミンの世界に入れるような、日常を忘れることができるようなものをつくりたいと思っていたと思います。そういうものにしています。カタログや図録など日本語訳のものをミュージアムショップで売っていますし、多くのものが日本語で提供されています。ぜひ、訪れてもらいたいと思います。――最後に、ひとこと、読者にメッセージをお願いします。ムッリィハルエ館長日本とフィンランドは、家族や自然を大事にするという共通の価値観があると思います。展覧会は巡回して何か所かで展示しますので、行ける場所にぜひ来てもらいたいと思います。ショップ&カフェも充実!ムーミン展を訪れたら、ぜひショップやカフェにも立ち寄ってみてください。かわいいグッズや写真映え抜群のスイーツが用意されています。フォトジェニックなニョロニョロもいます! 食べるのがもったいない!ムーミン展、六本木会場は6月16日まで。その後、大分、名古屋などに巡回します。ぜひ、足を運んでみてくださいね!Information会期:〜6月16日(日)※会期中無休開館時間:10:00 〜 20:00 ※火曜は17:00まで(入館は閉館の30分前まで)開催場所:森アーツセンターギャラリー入場料:一般¥1,800 、中学生・高校生¥1,400、4歳~小学生¥800※3歳以下無料問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)© Moomin CharactersTM
2019年04月20日7月より東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて開催される、漫画『進撃の巨人』の5年ぶりとなる原画展「進撃の巨人展FINAL」。同展の通常前売りチケット、グッズ付き前売りチケットの販売が本日4月19日(金)の18時より開始される。グッズ付き前売りチケットは、「進撃の巨人展FINAL」のビジュアルがプリントされたオリジナルグッズ(トートバッグあるいはキャンバスアート)とチケットホルダーがセットになったもの。また、「進撃の巨人展FINAL」の会期に合わせ、ここだけでしか購入できない多彩なグッズを取り揃えた「リーブス商会 ロッポンギ直営店」のオープンも予定されている。■進撃の巨人展FINAL会期:7月5日(金)~9月8日(日)先行公開日程:7月5日(金)~7月7日(日)※抽選受付終了前期日程:7月8日(月)~8月4日(日)/ 後期日程:8月5日(月)~9月8日(日)※前期・後期で展示内容が一部入れ替わります。※会期中 休館日無し会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
2019年04月19日六本木の森アーツセンターギャラリー (六本木ヒルズ)では、今年没後30年となるジャン=ミシェル・バスキアの日本初となる大規模展「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」を、9月21日から11月17日まで開催する。ジャン=ミシェル・バスキアUntitled, 1982Yusaku Maezawa Collection, ChibaArtwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York 流星のごとく現れ、1980年代のアートシーンに衝撃を与えたジャン=ミシェル・バスキア。彼の作品はその短い人生を物語るかの如く、非常に強烈なエネルギーを持ち合わせており、わずか10年の間に、新たな具象表現的な要素を取り入れた2,000点を越すドローイングと1,000点以上の絵画作品を残した。また、鮮烈な存在のバスキアは、現代にいたるまでも、アートやファッション、カルチャーに大きな影響力を及ぼし、近年ではバイエラー財団美術館、ビルバオ・グッゲンハイム美術館、ルイ・ヴィトン財団美術館など欧米各地の有名美術館でバスキアの展覧会開催が相次いでいる。本展は、昨年ロンドン・バービカンセンターで開催され、開館以来歴代第1位の客数を動員した「Basquiat:Boom for Real」の共同キュレーション、並びに1月14日までパリで開催されていた「Jean-Michel Basquiat」をキュレーションしたバスキア研究の世界的権威ディーター・ブッフハート氏を迎え、彼が日本のために独自に企画する大規模展となる。バスキアの作品群より、絵画やドローイングなど約80点を世界各地から集め、バスキアの短い生涯と彼が生きた時代を辿りながら作品を紹介する。ジャン=ミシェル・バスキアOnion Gum, 1983Courtesy Van de Weghe Fine Art, New YorkPhoto: Camerarts, New YorkArtwork © Estate of Jean-Michel Basquiat.Licensed by Artestar, New York また、「メイド・イン・ジャパン」と題する本展は、バスキアが見たニッポン、その絆とメッセージを作品から巡る特別企画となる。バスキアは生前、度々来日し、日本において10を超える個展、グループ展を開催している。作品のモチーフに「Yen」のように当時のバブル景気を迎えていた日本の世相を反映した作品もあり、バスキアと日本との多方面にわたる絆、日本の豊かな歴史や文化が創作に及ぼした知られざる影響について明らかにする。詳細は5月頃に発表予定。最新情報は、公式ホームページ(www.basquiat.tokyo)にて。【展覧会情報】バスキア展 メイド・イン・ジャパン会期:9月21日〜11月17日会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)住所:東京都港区六本木6-10-1巡回情報:巡回の予定はありません。
2019年04月11日大人気漫画『進撃の巨人』の5年ぶりとなる原画展「進撃の巨人展FINAL」が7月より、東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて開催。同展の「先行公開日程チケット」の先行が4月9日(火)昼12時よりスタートする。【チケット情報はこちら】世界中の読者に衝撃を与え、多くのファンに親しまれてきた大人気漫画「進撃の巨人」。『別冊少年マガジン』(講談社)にて10年続く連載がいよいよエンディングに向かい話題を集めている。4月9日(火)昼12時より先行がはじまる「先行公開日程チケット」は、7月8日(月)の前期開幕よりひと足早く「進撃の巨人展FINAL」を楽しめるほか、チケットを持って来場した人に作者・諫山創先生のサイン入りミニ色紙がプレゼントされる。「先行公開日程チケット」の先行抽選は全日日時指定制で4月9日(火)昼12時から4月16日(火)午後11時59分まで。「通常前売りチケット」の販売は4月19日(金)18:00から先着にて開始。■進撃の巨人展FINAL会期:7月5日(金)~9月8日(日)先行公開日程:7月5日(金)~7月7日(日)前期日程:7月8日(月)~8月4日(日)/ 後期日程:8月5日(月)~9月8日(日)※会期中 休館日無し会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
2019年04月05日グランド ハイアット 東京は、森アーツセンターギャラリーの展覧会「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」開催を記念したアフタヌーンティー&ケーキセットを、2019年6月16日(日)までの期間限定で発売する。抹茶 フィーカ アフタヌーンティーオールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」では、抹茶をふんだんに使ったスイーツやセイボリーを楽しめる、ブッフェスタイルの「抹茶 フィーカ アフタヌーンティー」を提供。北欧の春から初夏の草花をイメージした、見た目にも鮮やかな仕上がりとなっている。ブッフェでは、北欧のコーヒータイムに楽しまれているといわれる伝統菓子「セムラ」を抹茶テイストにアレンジしたスイーツをはじめ、スポンジとクリームの層をドーム状に重ねマジパンを被せたスウェーデン発祥の「プリンセスケーキ」、焼かないオートミール入りスイーツ「ショコラ ド ボラル」など、北欧ならではのスイーツを用意する。また、北欧でよく食べられているミートボールやスモークサーモンを使ったライ麦パンのサンドなど6種のセイボリーも揃える。フィーカ ケーキセットイタリアン カフェ「フィオレンティーナ」では、伝統菓子「セムラ」とコーヒーをセットにした「フィーカ ケーキセット」を提供。中身をくり抜いたカルダモン味の甘いパンの中に、アーモンドペーストを合わせたカスタードクリームとホイップクリームを入れ、色とりどりのフルーツと、バニラアイスを添えた「セムラ」のプレートは、ゆっくり一息つきたい時にぴったりの1品。北欧さながらの優雅なコーヒータイムを楽しめそうだ。詳細グランド ハイアット 東京「ムーミン展」開催記念 アフタヌーンティー&ケーキセット住所:東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京■アフタヌーンティー開催期間:2019年4月9日(火)~6月16日(日)時間:15:00~17:30※ブッフェ提供時間 15:00~17:00※90分制、ラストオーダー 16:00場所:2階 フレンチ キッチンTEL:03-4333-8781(直通)メニュー:・抹茶 フィーカ アフタヌーンティー ブッフェ 3,800円+税・サービス料(平日) / 4,200円+税・サービス料(土日祝)・抹茶 フィーカ アフタヌーンティー ブッフェ グラスシャンパン1人1杯付き 5,800円+税・サービス料・抹茶 フィーカ アフタヌーンティー ブッフェ シャンパンフリーフロー付き 7,200円+税・サービス料内容例:抹茶のセムラ、抹茶のクレームダンジュ、抹茶のティラミス、ショコラ ド ボラル、プリンセスケーキ、カップケーキ、ハイビスカスとベリーのタルト、ローズとラズベリーのムース、プレーンスコーン、ミニシナモンロール、抹茶ホワイトチョコレートファウンテン、セイボリー、ドリンク■ケーキセット提供期間:2019年4月1日(月)~6月16日(日)時間:14:30~18:00(土・日・祝 15:00~18:00)場所:1階 フィオレンティーナTEL:03-4333-8780(直通)価格:フィーカ ケーキセット 1,800円+税・サービス料※2019年4月9日(火)~6月16日(日)の期間中、「フィーカ ケーキセット」および「抹茶 フィーカ アフタヌーンティー」を注文したそれぞれ先着2000名に『ムーミン展』のオリジナルコースターをプレゼント。
2019年03月29日4月2日(火)に開幕を控えた美輪明宏の『毛皮のマリー』。寺山修司が美輪のために書き、美輪自身が演出、美術、主演を務めてきた作品だ。美輪がこの舞台に込めるものは何なのか。そして、今なおこの舞台が求められるのはなぜなのか。熱い稽古のあと、美輪が語った。【チケット情報はこちら】稽古も大詰めを迎えたこの日、まさにクライマックスのシーンが繰り広げられていた。男娼として生きる毛皮のマリー(美輪)とその息子・欣也(藤堂日向)の奇妙で哀しい因果関係が、長い長い台詞で、マリーの口から語られる。「長台詞にはやはり、大変なエネルギーと技術が必要で、音程、速度、強弱、リズムといったものを、言葉で表現しなければならないんです」と自身でも語るように、表現者としての凄みを、このシーンだけでも改めて感じさせてくれる美輪。その力に魅了されたからこそ、寺山修司も自身の思いのすべてを、美輪に仮託したに違いない。寺山が『毛皮のマリー』で描いたのは、自身の母子関係にも重なる、母の“無償の愛”である。「『愛の讃歌』でも歌われているように、愛とは与えっぱなしで見返りなど要求しないものなんです。それを『毛皮のマリー』では、いろんな人間を出して、母子ばかりか、男同士でも、無償の愛は尊いものだということを描いているのだと思います」。“醜女のマリー”と呼ばれるマリーの下男(麿赤兒)、美少女・紋白(深沢敦)をはじめ、見世物小屋かのように様々な人間が登場するのも、「そこには、“見世物の復権”というテーマを掲げていた寺山のメッセージがあるんです」と美輪は言う。「どんな人間であっても、下手物扱いしたり蔑視したり差別したりするのは間違っているということです。さらに、人前で話してはいけないとされている性的なことも、本来は命のもとなんだから、下品でいやらしい言葉だとするのはおかしいということを寺山は言っていました。ですから、この作品の魅力は、反社会的で背徳的とされていることを美しく描くところにあると思うんです。そして、そんな芸術性あふれる作品が少なくなりつつある今こそ、寺山修司という天才が作り出した作品が必要だと思っています」。そんな美輪の思いを受け止めてか、欣也役の藤堂、マドロス役の三宅克幸といったオーディションに合格して初参加している面々も、真摯な演技が光る。「芸術は人の心のお薬のようなものです」と言う美輪。今という時代に危機感を抱きながら懸命に、愛と美しさを伝えてくれる。公演は、4月2日(火)から東京・新国立劇場 中劇場にて上演後、福岡、愛知、大阪を巡演予定。チケット好評発売中。取材・文:大内弓子
2019年03月27日2019年7月5日(金)~9月8日(日)までの期間、六本木ヒルズにて、人気漫画『進撃の巨人』の原画展「進撃の巨人展FINAL」が開催。過去の開催内容や、気になるチケット情報をご紹介します。5年ぶりに開催される『進撃の巨人』原画展出典:PR TIMES(年夏に開催される「進撃の巨人展FINAL」は、“物語の核心に迫る衝撃的な原画展”と公式Twitterで案内されており、全貌がまだ明かされておりません。公式サイトでも展示内容の詳細が随時発表される予定なのでお楽しみに。過去の「進撃の巨人展」をプレイバック過去「進撃の巨人展」のみどころ■リアルスケール超大型巨人リアルスケールで「超大型巨人」を立体造形化して、まるで物語の世界に足を踏み入れて本物の巨人に遭遇したかのような恐怖を演出しました。■生原画 + 諫山創 特別描き下ろし原画展示作者・諫山創(いさやま はじめ)さんの作品プロセスにふれることができる、初の生原画の展示を実施。特別に描き下ろされた画も同時公開されました。■オープニングシアター「上野、陥落の日」入館した瞬間から一気に「進撃の巨人」の世界へと誘われる、全身体感型オープニングシアターが登場。映像・音声・振動などが観る人を刺激し、巨人への恐怖をかきたてます。■アニメ声優による音声ガイドアニメ版「進撃の巨人」の声優陣が録り下した音声ガイドを用意。人気のキャラクターと一緒に展示ツアーを楽しめる、マニア必携のガイドとなりました。■360度体感シアター“哮”バーチャル上で兵団の一員となって「立体機動装置」の浮遊感を体験できる、360度の「3Dシアター」が登場。来場者は、実際にその場にいるような没入感を楽しみました。上野「進撃の巨人展」出典:PR TIMES(『別冊少年マガジン』で連載中の漫画「進撃の巨人」。2014年に上野の「森美術館」で初となる原画展「進撃の巨人展」が開催され、49日間で25万人以上を動員。御礼記念として、作者のメッセージつき大入り袋が数量限定でプレゼントされました。大分「進撃の巨人展 WALL OITA」2015年8月には、作者の故郷・大分の美術館で2度目の原画展「進撃の巨人展 WALL OITA」を開催。JR「大分駅」をはじめとした会場周辺では、超大型巨人の姿やエレンら調査兵団に出会えるフォトラリーが実施され、まちをあげて盛り上がりました。■超大型巨人が迫りくる!出典:PR TIMES(■大分銀行赤レンガ館に囚われたエレンたち出典:PR TIMES(■大分フォーラスのエレンもおしゃれがしたい!?出典:PR TIMES(台湾 「進撃の巨人展 WALL TAIPEI」2015年12月には、ついに日本を飛び出して台湾に進撃。学校に残された足跡や台湾の河川にて発見された巨大な影など、市民から続々と目撃情報が寄せられました。■巨大な足跡や影が目撃される出典:PR TIMES(■巨人が台湾のまちを進撃!出典:PR TIMES(出典:PR TIMES(「進撃の巨人展FINAL」先行公開日程チケット抽選申込期間2019年4月9日(火)12:00~4月16日(火)23;59有効期間2019年7月5日(金)~7月7日(日)7月5日(金)10:00~、13:00~、16:00~(3スロット)7月6日(土)10:00~、12:00~、14:00~、16:00~、17:30~(5スロット)7月7日(日)10:00~、12:00~、14:00~、16:00~、17:30~(5スロット)販売場所チケットぴあ料金1,900円(税込)注意事項・先行公開日程チケットは、日時指定のチケットになります。・第3希望までお選びいただけます。・展示物の内容は前期の展示物となります。・抽選で当落を決定させていただきます。(抽選は先着順・申込順ではございません。)・抽選結果はチケットぴあ“マイページ”よりご確認いただきます。詳しくは受付サイトにてご確認ください。・先行公開日程チケットにてご来場のお客様には当チケット限定の特典プレゼントが付きます。・特典は会場にてチケットと引き換えにお渡しします。「進撃の巨人展FINAL」通常前売りチケット販売期間2019年4月19日(金)18:00~9月8日(日)19:00有効期間2019年7月8日(月)~9月8日(日)料金一般・大学生:1,900円(税込)高校生・中学生:1,400円(税込)4歳~小学生:900円(税込)注意事項・2019年7月5日(金)~7月7日(日)は先行公開日のため、通常前売券では入場できません。・前期・後期日程での観覧に関して日時指定はございません。・3歳以下入館無料。(ただし、要保護者同伴)「進撃の巨人展FINAL」会場販売当日券販売期間2019年7月8日(月)10:00~9月8日(日)19:00有効期限2019年7月8日(月)~9月8日(日)販売場所六本木ヒルズ 森タワー3F チケットカウンター料金一般・大学生:2,000円(税込)高校生・中学生:1,500円(税込)4歳~小学生:1,000円(税込)注意事項・後日利用は不可。当日に限り有効。・3歳以下入館無料。(但し、要保護者同伴)・障がい者手帳をお持ちの方とその介助者(1名まで)は、当日料金の半額となります。ご入館の際に、チケットカウンターにて障がい者手帳をご提示ください「進撃の巨人展FINAL」開催概要出典:PR TIMES(タイトル進撃の巨人展FINAL期間2019年7月5日(金)~9月8日(日)先行公開日程:7月5日(金)~7月7日(日)前期日程:7月8日(月)~8月4日(日後期日程:8月5日(月)~9月8日(日)※会期中 休館日無し時間10:00~20:00(最終入館19:00)会場六本木ヒルズ森タワー52F 森アーツセンターギャラリー注意事項・3歳以下入館無料。(但し、要保護者同伴)・小学生以下入場可能ですが、高校生以上の同伴者が必要です。・団体割引、高齢者割引等の各種割引はございません。・混雑状況により、待ち時間が発生してしまう場合がございます。あらかじめご了承ください。・内容や演出に一部過激な表現があります。お子さまのご入場の際は、ご注意ください。©諌山創・講談社/進撃の巨人展FINAL製作委員会©HK/AOTFEイベント情報イベント名:進撃の巨人展FINAL催行期間:2019年07月05日 〜 2019年09月08日住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F アーツセンターギャラリー電話番号:03-5777-8600(8:00~22:00)
2019年03月05日六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーで『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』が開かれています。展示替えをしながら約480件もの作品を展示する大規模展覧会は超必見。お江戸アートを満喫できるカフェもご紹介!新しい北斎に会える!【女子的アートナビ】vol. 140『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』では、江戸時代後期に活躍した絵師、葛飾北斎(1760-1849)の作品、約480件(会期中展示替えあり)を紹介。20歳から90歳までの約70年におよぶ画業を6章にわけて展示しています。誰もが知る傑作や名品はもちろん、アメリカ・シンシナティ美術館が所蔵する肉筆画や、近年国内で発見された貴重な作品などの初公開作品も登場。新しい北斎に出会える展覧会です。最初はうまくなかった…?世界で最も有名な日本のアーティストのひとりである北斎が浮世絵界にデビューしたのは20歳のとき。はじめは勝川春朗と名乗り、当時人気のあった歌舞伎役者の絵をはじめ、美人画や子どもの絵、名所絵、さらには絵本の挿絵など、さまざまなジャンルの作品を手がけていました。展覧会を監修された浮世絵研究家の根岸美佳さんによると、巨匠北斎でも「デビュー当時は絵が拙い部分もあった」とのこと。そこから努力を重ね、最後には世界的にも有名な富士山や波の絵を生み出せるようになっていったそうです。初公開作品は必見!また、『新・北斎展』というタイトルには、新発見・初公開という意味もこめられているそうで、会場には多くの初公開作品が展示されています。なかでも必見は、全118点もある《津和野藩伝来摺物》。保存状態がよかったため、美しい色彩も楽しむことができます。ちなみに、摺物(すりもの)というのは一般の出版物とは異なり、「お金持ちがお金を出し合って作るプライベートの出版物なので、贅沢な絵の具などを使っている」(根岸さん)とのこと。細密に描かれているため、細かい部分まで見てみるといいそうです。この展覧会は、北斎研究の第一人者である永田生慈さんが企画・監修したもので、展示作品件数の約7割は彼のコレクションからなります。半世紀にわたり北斎の研究や作品の発掘、収集を続け、『新・北斎展』の準備も進めていたそうですが、永田さんは2018年2月に他界されました。これまでに収集された北斎作品は2000件を超え、それらは故郷の島根県に寄贈。今展に出品されたあとは、故人の遺志により、島根県のみで公開されることになっています。カフェでもお江戸気分に♪また、会場の森アーツセンターギャラリーと同フロアにある『Cafe THE SUN』では、期間限定で北斎作品から着想を得たオリジナルメニューを楽しめます。特に北斎の「冨嶽三十六景凱風快晴」をイメージした『赤富士カレー』(税込¥1,566)は写真映えすること間違いなし!ほかにも、「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」をイメージした『浪裏デザートプレート』(税込¥1,706)や、わらび餅、白玉、抹茶ムースなど和スイーツを盛り込んだ『北斎漫画パフェ』(税込¥1,404)などスイーツも充実しています。お得なチケットセットも…また、現在上野の東京都美術館で開催中の『奇想の系譜展江戸絵画ミラクルワールド』と『新・北斎展』を会期中に1回ずつ見られるお得なセット券(税込¥2800)も販売中です。美術史家・辻惟雄氏(1932~)が、1970年に出版した『奇想の系譜』で取り上げた画家たちの名品を紹介するこの展覧会でも、伊藤若冲など江戸時代のアートをたっぷり楽しめます。ぜひ両展あわせて、足を運んでみてくださいね!Information展覧会名:『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』期間:~3月24日(日) ※会期中展示替えあり開館時間:10:00~20:00、火曜日のみ17:00まで(最終入館は閉館の30分前まで)休館日:2月19日(火)、2月20日(水)、3月5日(火)会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー 52階)観覧料:一般 ¥1,600/高大生¥1,300/小中学生 600円
2019年02月16日葛飾北斎の約70年にも及ぶ画業の遍歴を、一挙にまとめて紹介する『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』が、3月24日(日)まで、東京・森アーツセンターギャラリーにて開催されている。本展は北斎研究の第一人者である、故・永田生慈氏のコレクションが中心となっており、その展示数は約480件(会期中展示替えあり)にものぼる。【チケット情報はこちら】画号の変化とともに、その作風も大きく変えていった北斎。会場は春朗期(20~35歳ごろ)、宗理期(36~46歳ごろ)、葛飾北斎期(46~50歳ごろ)、戴斗期(51~60歳ごろ)、為一期(61~75歳ごろ)、画狂老人卍期(75~90歳ごろ)の6期に分けられ、若年期から老年期までを順に辿ることが出来る。勝川春章に入門し、勝川春朗の号でデビューした北斎。役者絵や名所絵、黄表紙といった本の挿絵など、さまざまな題材を描くことで絵師としての基礎を築いていく。この春朗期では、全長約9メートルという大作(通期展示、場面替えあり)を本邦初公開。また「鍾馗図」(~1月28日(月)までの展示)は、春朗期の落款のある唯一の肉筆画となる。勝川派から離れ、新たなスタイルを摸索し始めた北斎。その宗理期に初めて手がけたと言われる摺物が、(通期展示、118枚を4期に分けて展示)だ。摺物とはいわゆる私家版で、贅沢な絵の具や刷りが用いられており、さらに本作は保存状態も非常によかったため、当時のままの鮮やかな色彩を楽しむことが出来る。葛飾北斎期で注目は、シンシナティ美術館所蔵の(通期展示)。また戴斗期の「冨嶽三十六景 凱風快晴」(~2月18日(月)までの展示)や「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(2月21日(木)~3月24日(日)まで展示、~2月18日(月)までは所蔵先が異なります)、3900ものスケッチからなる『北斎漫画』、さらに為一期では「百物語」を題材にした不気味な怪奇ものなど、これぞ北斎!と言われる名作が続く。そして画狂老人卍期で待ち構えるのが、長らく行方不明になっていたが、永田氏の調査によって、西新井大師總持寺で発見された(通期展示)。北斎最大級の肉筆画にして、作品が放つその圧倒的なパワーと細密な描写は、齢90にして北斎がたどり着いた驚愕の境地と言える。会場では北斎らしい、粋でユーモアの光るオリジナルグッズを多数販売。また同フロアのカフェ・THE SUN 茶寮 featuring 北斎では、赤富士カレー(1566円)や北斎漫画パフェ(1404円)など、作品にちなんだメニューも提供されている。目も口も心も楽しい、北斎尽くしの1日を満喫出来るはずだ。新・北斎×奇想の系譜セット券2,800円も好評発売中!取材・文:野上瑠美子
2019年01月22日猫クリエイターによる合同写真展&物販展「ねこ休み展」冬の本祭が、2019年1月25日(金)から2月24日(日)まで、東京・浅草橋のTODAYS GALLERY STUDIOにて開催される。これまで55万人以上を動員してきた、人気の猫クリエイターによる、ねこの合同写真展&物販展「ねこ休み展」。SNSで人気のスター猫の写真をはじめ、キャットモチーフのグッズ販売などを行っている。「ねこ休み展」冬の本祭では、過去にふーちゃん、うらちゃん、ホイちゃんなどのスター猫を描き下ろした福嶋吾然有が、無防備な寝姿で人気の猫“どんぐり”とコラボレートした作品を展示。サイン・シリアル⼊りの複製ポスター、ミラー、マウスパッドなどのグッズも限定販売される予定だ。また、北海道で過ごすスター猫「ももとみらい」も初参戦。北国の四季の移り変わりとともにのびのびと過ごす猫たちの自由な姿を映した写真を展示予定だ。開催期間中の2月22日(金)の“猫の日”には、営業時間を22時まで延長。19時よりから「ミッドニャイトパーティー&ワークショップ」として、Mai Yamamotoによるオリジナルザビエルの作り方を初公開。通常つけていない鈴やリボンなどのデコレーションも、最大2個まで施すことができる。【詳細】「ねこ休み展」冬の本祭開催期間:2019年1月25日(金)~2月24日(日)11:00〜19:00※2月22日(金)猫の日のみ、22:00まで開館。会場:TODAYS GALLERY STUDIO住所:東京都台東区浅草橋 5-27-6 5F休館日:月曜日入場料:500円※3歳以下は入場無料出展者 : 34組■ミッドニャイトパーティー&ワークショップMai Yamamoto<オリジナルザビエルの作り方>参加費:1,800円+税日時:2月22日(金) 19:00〜 先着30名
2019年01月21日「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」が1月17日から3月24日まで、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されている。十数年ぶりに東京で開催される、大規模で網羅的な北斎展となるもの。開幕に先立ち、16日に内覧会が行われ、内容が公開された。20歳のデビュー作から90歳の絶筆まで、北斎の70年間におよぶ絵師人生を作風の変遷と代表的な画号によって、春朗期(20~35歳頃)、宗理期(36~44歳頃)、葛飾北斎期(46~50歳頃)、戴斗期(51~60歳頃)、為一期(61~74歳頃)、画狂老人卍期(75~90歳頃)の6章に分けて紹介する構成となっている今回の「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」。会場では、「弘法大師修法図」や「北斎漫画」など、約480件(会期中展示替えあり)の作品を展示。北斎の仕事を通覧することによって、北斎がスタイルや画法を変え、常にアップデートしてきたことを理解することができるようになっているという。また、「向日葵図」(肉筆画)や「かな手本忠臣蔵」をはじめ、「円窓の美人図」、春朗期から宗理期に変わるときの過渡期の作品「鎌倉勝景図巻」など、国内外から集められた名品や初公開の作品も多数展示。さらに、118枚ある「津和野藩伝来摺物」を4期に分けてすべて展示するほか、初期の肉筆画「鍾馗図(しょうきず)」を前半のみ展示、特別出品として「隅田川両岸景色図巻」も期間限定で展示するなど、会期中に展示替えも行われるため、何回見ても楽しめるものになっている。そのほか、映像コーナーもあり、北斎研究の第一人者である故・永田生慈氏のインタビューなどを見ることもできる。同展のキュレーターで浮世絵研究家の根岸美佳は、「一般的には波の絵や赤い富士山(「冨嶽三十六景」シリーズ)で知られている北斎ですが、デビュー当時の作品から『冨嶽三十六景』に到達するまで、北斎がどれだけ努力してきたのかなども感じることができるようになっています。今までしらなった作品を見ることで新たな北斎像を感じていただければ」と語った。【展覧会概要】「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階会期:2019年1月17日~3月24日休館日:1月29日、2月19日、2月20日、3月5日開館時間:10:00~20:00、火曜日のみ17:00まで(最終入館は閉館の30分前まで)主催:日本経済新聞社、NHK、NHKプロモーション、森アーツセンター
2019年01月19日時代を超えて、女性たちの憧れの存在であり続ける歴史上の人物の一人がマリー・アントワネット。彼女らしい上品かつガーリーな世界観は、少しずつ形を変えつつも、今尚モードな雑誌で発信され続けています。全世界が彼女に恋し続けているのはファッションが素敵だから?もちろんそこも大きな魅力ですが、それだけではないはず。今回は、彼女のように気品も兼ね備えた「レディな恋の始め方」のお話を。■服は今風でも言葉遣いと所作は美しく彼女のファッションセンスはとても有名です。ほどよくトレンドを押さえ、毎シーズン新しいアイテムをゲットして、お気に入りのデザイナーまでいるなんて、現代の女性たちと変わらないですよね。ただ一つ、彼女にあって現代人にないものは、王室で磨かれた気品あふれる言葉遣いと所作。そりゃ、わたしたちは一般人なのだから無理もありません。でもレディらしく振る舞えば、だんだん本物のレディっぽくなっていけるし、いつかはそれが自然体になります。どんなにハイブランドで着飾っても、内面から醸し出される品のよさには敵わないもの。以前、百貨店の食料品売り場で見かけた女性が、ごく普通の方なのに、一際光を放っているように見えたことがありました。いったい彼女の何がこんなに人を惹きつけるのか?と観察していると、美しく伸びた背筋にゆったりとした所作。たまたまそこはお肉の売り場だったのですが、店員さんとの会話を聞いていたら言葉遣いもきれいで。昔、あるテレビ番組で素敵な俳優さんが「仕草や言葉遣いのきれいな人こそ本当の美人だ」と言っていたのを思い出しました。それに、もし今っぽい女性が気品ある所作や言葉遣いだったら…?ギャップがあって、とても魅力的!■「媚びない」と「ツンケン」の違いたまに、人を見下したようにツンケンした接し方をする方がいます。ツンケンすることと媚びないことは違うし、相手によって態度を変えるのも最悪。ツンケンは性格の問題かもしれませんが、だとしたらもっと心を大らかにするべきです。かのマリー・アントワネットの有名な逸話の一つにこんなお話があります。断頭台へ上り、今これから処刑されるというその時に、彼女は処刑人の足をうっかり踏んでしまいます。すると「ごめんあそばせ。わざとじゃありませんのよ」と丁寧に言ったそう。最後の最後まで、そして処刑人にさえレディな対応でした。さすがにこれはハードルが高いですが、例えば、飲み会やパーティーで男性と接する機会があった場合。好みのタイプじゃなくても、人によってあからさまに態度を変えないで。相手が傷つかないように、話が一段落ついたところでスッとその場から「おいとま」しましょう。ツンケンはNG!人は意外とよく見ているものですから。■デートの時は、たまに弾けるいざデート!最初のうちは緊張もあって、いきなり打ち解けるなんて難しいかもしれません。昔から知っている相手なら別ですが、多くの場合、初めは緊張すると思います。少し慣れてきたら、スパークしてOK。いつもはきちんとしている女性が弾けるのって、とてもチャーミングですから!男性はあなたの新たな面を発見できたって気持ちと、心を許してくれたんだ!という喜びとでキュンキュンしてくれるはず。時には少女のように、ね?■アントワネットとフェルゼン二人は、恋に落ちる以前に何度か顔を合わせたことがあったようです。ほんの少しだけ言葉を交わしたことがあったかもしれないし、お互いの姿を目に焼き付けていただけかもしれません。世界一キュートなレディと強く美しい騎士。身分の違う二人は、心だけは強く固く結ばれていたのではないでしょうか。あなたも現代のレディとして、美しい所作と、誰にでも対等に接する心、たまに弾けるキュートさを身につけ、「レディな恋」を始めてみませんか?
2019年01月15日ねこの合同写真展&物販展「ねこ休み展」のスピンオフ企画「まるごとホイちゃん展 in ⼤阪」が、ルクア大阪にて開催。期間は、2019年1月16日(水)から21日(月)まで。「ねこ休み展」史上初の単独展開催となる本展。記念すべく第1回目の主役に選ばれたのは、「ねこ休み展」で⼈気の⽢えん坊猫“ホイップ”こと、通称“ホイちゃん”だ。まるで「チクワ」のようなユニークな模様の毛並みを持つホイちゃんは、その愛らしい姿からSNSで25万人超えのフォロワーを持つアイドル猫でもある。今回は、そんなホイちゃんに焦点をあてた新作や未公開作品を展示。また2.5メートルを超える超巨⼤化したホイちゃんと写真が撮れるフォトスポットも設置予定など、会場全体がホイちゃん一色に彩られる。ファンにはたまないグッズコーナーには、「ねこ休み展」ゆかりの作家陣とのコラボレーションアイテムも登場。<灯さかす>とタッグを組んだステッカーや、<marucoro chan>とコラボレートした「ホイちゃんこけし」など、会場でしか手に入らない限定グッズが並ぶ。さらに期間中は、先着入場者1000名に、ホイちゃんの姿を捉えたオリジナルポストカードを配布する嬉しい特典も用意。なお1月19日(土)と20日(日)には、ホイちゃんの飼い主である“ホイ主”も在廊する予定だ。【詳細】「まるごとホイちゃん展 in ⼤阪」期間:2019年1月16日(水)~21日(月)10:00〜21:00 ※最終⽇のみ19:00閉場休館日:なし場所:ルクア大阪 9階 LUCUAホール住所:⼤阪市北区梅⽥3-1-3⼊場料:300円 ※3歳以下無料※上記は予定の為、内容が変更になる可能性有り■アイテム例<灯さかす>ステッカー 2種 各700円<0313>オリジナルトートバッグ 2,400円<marucoro chan>ホイちゃんこけし 2,500円■入場者特典先着入場者1000名に、ホイちゃんのオリジナルポストカードがプレゼント
2018年12月28日フィンランド・タンペレ市にある世界で唯一のムーミンの美術館「ムーミン美術館」から、ムーミン小説の原画やスケッチのなど、よりすぐりの作品を展示する「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」が、森アーツセンターギャラリーで、2019年4月9日から6月16日まで開催される。愛らしい姿とユーモアあふれる言葉で世界中のファンを魅了するムーミンとそのなかまたち。フィンランドを代表する芸術家、トーべ・ヤンソンが生みだした「ムーミン」シリーズは、小説、絵本、新聞連載コミック、アニメ、商品などさまざまなかたちで親しまれている。2017年に装いをあらたにリニューアルオープンした、フィンランドの「ムーミン美術館」は約2000点もの作品を所蔵。「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」では、同美術館からムーミン小説の原画やスケッチの他、トーベがムーミン小説を手掛ける前に描いていたスウェーデン語系の政治風刺雑誌『GARM』の挿絵など、その多彩なアートと奥深い物語の魅力を約500点の展示品で紹介する。『小さなトロールと大きな洪水』、『ムーミン谷の彗星』、『たのしいムーミン一家』、『ムーミンパパの思い出』、『ムーミン谷の夏まつり』、『ムーミン谷の冬』、『ムーミン谷の仲間たち』、『ムーミンパパ海へいく』、『ムーミン谷の十一月』と9つ出版されているムーミンの小説。同展では、9つ全ての小説と絵本『ムーミン谷へのふしぎな旅』から代表的なシーンの原画が並ぶ。また、“まぼろしのムーミン人形”ともいわれるアトリエ・ファウニのムーミンフィギュアやイースターカード、アドベントカレンダーの原画、銀行や新聞の広告なども展示。トーベが最後まで手元に残しておいた作品を含むムーミンキャラクターズ社保有の貴重なコレクションも並び、小説や絵本では見たことがないムーミンとそのなかまたちの多彩な表情にも出会うことができる。2019年はフィンランドと日本の外交関係樹立100周年の年。同展では来日も果たしているトーベが愛した日本を、写真資料やスケッチで紹介する他、浮世絵とムーミンを並べて展示する。なお、浮世絵は保存上の理由から会期・会場によって復刻版浮世絵などを展示する場合がある。同展は、全国を巡回予定。2019年6月29日から9月1日まで大分県立美術館、12月7日から2020年1月19日まで名古屋・松坂屋美術館、2020年4月11日から5月31日まで岩手県立美術館(予定)、その他でも開催を予定している。【展覧会情報】ムーミン展 THE ART AND THE STORY会期:2019年4月9日~6月16日会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階時間:10:00〜20:00(火曜日は17:00まで)※入館は閉館の30分前まで料金:大人1,800円(1,600円)、中学生・高校生1,400円(1,200円)、4歳〜小学生800円(600円)、3歳以下無料※( )内は前売り・15名以上の団体料金、障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名まで)は当日料金の半額、前売券・オリジナルグッズセット券は2019年2月から販売予定会期中無休公式HP:
2018年12月21日断頭台の露と消えたフランス王妃、マリー・アントワネット。舞台のみならず映画、小説など多くの作品で描かれている王妃を、今までにない新たな視点で描く新演出版 ミュージカル『マリー・アントワネット』。2018年9月の福岡公演を皮切りに、全国3都市での上演を経て、2019年元旦開幕の大阪公演で大千穐楽を迎える歴史ロマン大作だ。王妃マリー・アントワネット(花總まり/笹本玲奈)と対峙する民衆側の娘マルグリット・アルノーを演じるソニンが大阪で会見、公演への意気込みを語った。ミュージカル「マリー・アントワネット」チケット情報大好評に終わった福岡、東京公演を振り返りソニンは、「1幕終了直後は、誰にも感情移入できないとの感想をよく耳にした」と明かす。「マリーはハチャメチャで自由奔放だし、でも人々の誤解からマリーは悪人扱いされて、そう思い込んだ民衆も民衆だし、一体何なんだこの作品はと。でもそう思って観ていると、2幕でその疑問が全部回収され、納得や共感が生まれてくる。とてもチャレンジングな作品だと思います」。マルグリット・アルノー(昆夏美とWキャスト)は、本作において唯一架空のキャラクター。マリーと同等の熱量で物語を牽引するもうひとりのヒロインでもある。「演出家ロバート・ヨハンソンから、マルグリットには民衆の一員としてお客さまを連れて、一緒に(物語世界を)旅してほしいと言われました。架空の人物ですが、当時の貧困にあえぐ民衆のリアルも表現しなければならないので、難しい。ずっと憎しみの負のオーラをまとい、幸せの瞬間が1ミリもない役なので、休日にはなるべく太陽の光を浴び、塩風呂に入るなどして邪気を払っています(笑)。普段の私は“人を許すこと”をモットーにしているので、自分と真逆の役を演じるのは本当に大変で。でもそれくらい入り込めているということでもあるので、素敵な役をいただいて役者としてはとても充実しています」。「マリーは革命の犠牲者だった」というかつてない視点で紡がれる本作。新たなマリー像との出会いも見ものだが、同時に優れた芸術がそうであるように、さまざまな解釈ができる“幅と隙”があるのも本作の魅力と語る。「ふたりの女性の物語でもあるので、特に女性のお客様は、マリーとマルグリットが互いに目を背けられない状況にあるのが分かるから、感じ入って心揺さぶられるようです。私の友人も『ミュージカルでここまで大泣きしたのは初めて』とパンパンに目を腫らして楽屋を訪れて、私の顔を見て再び泣くという(笑)。また、いま歴史として語られることも、実際に当時を見たわけではないので本当のところは分からないですよね。フェイクニュースが取り沙汰される現代にも通じる話ですが、あなたは何を信じ、どんな物差しで物事を見極めるのか。『本当の真実とは何か』と強く提示しています。そこは多くのメッセージを持つ本作のなかでも特に、誰の心にも響く濃厚で力強いメッセージのひとつだと思います」。大阪公演は、2019年1月1日(火・祝)から15日(火)まで梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2018年12月19日国際的な活躍が目覚ましい日本人アーティスト、塩田千春の20年の活動の全容に迫る、キャリア最大規模の個展「塩田千春展:魂がふるえる」が、東京・六本木の森美術館にて2019年6月20日から10月27日まで開催される。塩田千春 《不確かな旅》 2016年 鉄枠、赤毛糸展示風景:「不確かな旅」ブレイン|サザン(ベルリン)2016年撮影: Christian Glaeserベルリンを拠点にグローバルな活躍をする塩田千春は、記憶、不安、夢、沈黙など、かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られている。しばしば個人的な体験を出発点にしながらも、その作品はアイデンティティ、境界、存在といった普遍的な概念を問うことで世界の幅広い人々を惹きつけてきた。なかでも黒や赤の糸を空間全体に張り巡らせた圧倒的なインスタレーションは、彼女の代表的なシリーズとなっている。塩田の過去最大規模の個展となる同展は、大規模なインスタレーション6点を中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、20年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会となる。副題の「魂がふるえる」には、言葉にならない感情によって震えている心の動きを、他者にも伝えたいという作家の思いが込められている。「不在のなかの存在感」を一貫して追究してきた塩田の集大成となる同展を通して、生きることの意味や人生の旅路、魂の機微を実感できるだろう。【展覧会情報】塩田千春展:魂がふるえる会期:2019年6月20日~10月27日会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階時間:10:00〜22:00(火曜日は17:00まで)※入館は閉館時間の30分前まで料金:一般1,800円 高校・大学生1,200円 子供(4歳〜中学生)600円 シニア(65歳以上)1,500円
2018年12月17日ムーミンの展覧会「ムーミン展THE ART AND THE STORY」が、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで、2019年4月9日(火)から6月16日(日)まで開催される。フィンランドの芸術家トーべ・ヤンソンが生み出した「ムーミン」は、小説、絵本、新聞連載コミック、アニメなど、さまざまなかたちで表現され、フィンランドのみならず世界中で親しまれている人気シリーズだ。「ムーミン展THE ART AND THE STORY」では、約500点にも及ぶムーミンの作品展示により多彩なアートと奥深い物語を体感できる展覧会となる。作品は、世界で唯一の「ムーミン美術館」から厳選。トーベが最後まで手元に残しておいた貴重なコレクションから、日本初公開の作品も登場予定だ。イースターカードやアドベントカレンダーの原画、銀行の広告などを通して、小説や絵本では見たことがないムーミンとそのなかまたちの豊かな表情に出会うことができるはず。原作者のトーべ・ヤンソンと日本の交流にもフォーカスを当て、トーベが愛した日本を写真資料やスケッチなども紹介されるほか、浮世絵とムーミンを並べて鑑賞できるスポットも設けられる。【詳細】日本フィンランド外交関係樹立100周年記念「ムーミン展THE ART AND THE STORY」開催期間:2019年4月9日(火)~6月16日(日)※会期中無休時間:10:00~20:00※火曜は17:00まで(入館は閉館の30分前まで)場所:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-3-1 10-1 六本木ヒルズ森タワー52階 六本木ヒルズクロスポイント料金:一般1,800円(1,600円)、中学・高校生1,400円(1,200円)、4歳~小学生800円(600円)※()内は前売・15名以上の団体※3歳以下入場無料※障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名まで)は、当日料金の半額※前売券・オリジナルグッズセット券を2019年2月から販売予定
2018年12月16日少女マンガから抜け出たようなビジュアルで西洋のコスチュームを着こなし、数々の歴史大作でラブロマンスを演じてきた古川雄大が、ミュージカル『マリー・アントワネット』で、マリー王妃と恋に落ちるフェルセン伯爵を熱演している。「マリーは国王ルイ16世に対する愛とは別に、フェルセンに恋している。人間味あふれるマリーに、今まで多くの人が描いていた“マリー・アントワネット”の印象が変わってくる作品になるのではないかと思います」。ミュージカル「マリー・アントワネット」チケット情報18世紀、フランス。王妃マリー・アントワネット(花總まり/笹本玲奈)と庶民の娘マルグリット・アルノー(ソニン/昆夏美)、ふたりの“MA”が出会うとき、歴史に新たな真実が浮かび上がる…。『エリザベート』『モーツァルト!』を生んだミヒャエル・クンツェ脚本・歌詞、シルヴェスター・リーヴァイ音楽・編曲による歴史ロマン大作。日本では2006年の世界初演以来11年ぶりの上演が実現。今回は、2014年に韓国で初演されたロバート・ヨハンソン演出版が初登場する。初演と比較して新たに16曲が追加され、登場人物も新キャラクターが加わり、逆に姿を消した人物も。「演出家も音楽家も常により良い作品を目指しているので、9月の福岡公演で練り上げたものが10月の東京公演でさらに変更された部分もたくさんあります。特にマリーとフェルセンの楽曲、そしてルイ16世を加えた3人で歌う楽曲などはすごく変わりました」。主演のマリー役は花總まり、笹本玲奈が交互に演じる。「花總さんのマリーは恋に生きる少女のようで引き込まれます。それだけに、彼女が女性として成長していく過程で、フェルセンとしては心の距離を感じ、切ないです。笹本さんのマリーは一目みただけでも強い輝きを放つようで、王妃としての華を感じます。彼女のパワフルな歌声に引っ張られている部分もあります」。マリーといえば、貧困にあえぐ民衆に放ったとされる「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」の暴言から悪人の印象が強いが、ロバート版ではそこに一石を投じる作りになっている。「ロバートさんからは、マリーが勘違いから処刑されたことを伝えたいと言われました。王室という閉ざされた環境やオルレアン公による陰謀により、彼女は殺されてしまったのだと。もうひとりのMA、マルグリットは物語の中で唯一架空の人物ですが、彼女に観客は感情移入するんじゃないかと思います。ずっとマリーに恨みを抱いていた彼女が、その想いを変えていく…。今まで描かれたことのないマリー像に仕上がっていると思います」。大阪公演は、2019年1月1日(火・祝)から15日(火)まで梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2018年11月19日イタリア時間14日、ジェノヴァのサザビースでオークションにかけられた真珠とダイヤモンドのジュエリーが、史上最高額の3,600万ドル(約41億3,200万円)で落札された。にわかには信じがたい価格だが、かつての所有者の名を聞けば合点がいくだろう。フランス革命に散った王妃マリー・アントワネットその人だ。今回開催されたオークションは、ブルボン家の分枝の一つ、イタリアのブルボン=パルマ家所蔵の宝飾品を集めたもので、中には過去200年に渡り門外不出とされていた品も含まれている。サザビーズは「これまでに市場に出た中でも、最も重要な王室宝飾品コレクションの一つ」と位置づけ、マリー・アントワネットが所有していたジュエリーを含む100点を競売にかけた。パールの競売史上、これまでで最高額となった3,600万ドルの値を付けたのは、ダイヤモンドのリボンの下に、巨大なナチュラルパールが揺れるペンダントヘッド。これに合わせる、3連の真珠にダイヤモンドを星形に配した金具がついたネックレスは229万5千ドル(約2億5,855万円)で落札された。同じくアントワネットが所持していたパールとダイヤモンドのイヤリングは44万3,786ドル(約5,035万円)、イニシャルの「MA」をかたどったダイヤモンドが輝く指輪も同額の値がつけられた。この指輪には、アントワネットの髪の毛が埋め込まれているという。パルマ公国の勲章や、アンリ五世ことアンリ・ダルトワの懐中時計など、100点全てが落札され、その総額は5,321万5,921ドル(約60億3,765万円)。その半額以上を、マリー・アントワネットのペンダントヘッド一つが占めるという驚愕の結果となった。
2018年11月15日王妃マリー・アントワネットと庶民の娘マルグリット・アルノー。同じイニシャル“MA”を持つふたりの運命がフランス革命の嵐の中で交錯する物語をベースに、マリーとフェルセンの悲恋を描くミュージカル『マリー・アントワネット』。ミヒャエル・クンツェとシルヴェスター・リーヴァイのゴールデンコンビが手掛け、2006年に日本で世界初演された。その後、世界各地で上演を重ね、今回は“新演出版”となり日本では11年ぶり2度目の登場となる。福岡・博多座を経て、現在、東京・帝国劇場で上演中。日本初演時はマルグリット、そして今回はタイトルロールを演じている笹本玲奈が来阪、“新演出版”の見どころと意気込みを語った。ミュージカル「マリー・アントワネット」チケット情報「『マリー・アントワネット』で描かれるのは、32歳から生涯を終える38歳まで。そして母親でもある。年齢や状況など自分と重なるところが多い役で、今の時期にこの役に出会えたことは奇跡のよう。彼女の6年間の人生を無我夢中で生きています」と語る笹本。今回、マリーは花總まりとWキャストだ。「花總さんは、立っていらっしゃるだけで王妃様そのもの。ドレスを身に着けている際の動きや扇子の持ち方など、あらゆることを学ばせていただき、心から感謝しています」。“新演出版”の印象を尋ねると「お客様から、新作を観ているようだと言われます。特にマルグリットがとても芯の強い女性として描かれるようになり、新しいエピローグで驚きのエンディングが待っています。マリーも意外な一面が描かれ、彼女のこれまでのイメージが打ち砕かれるのではないかな」。豪華な舞台装置に衣裳、物語はよりドラマチックになり、楽曲も追加された。「この舞台には、今を生きる私たちが一度立ち止まって考え直すことができるテーマがあると思います。また何よりも音楽が素晴らしい。ポップやロックなど多彩なジャンルの曲が散りばめられていて耳に残る曲が多く、口ずさみながら新しい希望を持って帰ることができます」。大阪公演は2019年の元旦に幕が開く。笹本は元旦からの登板だ。「2019年が明けた1日目から壮絶な人生を歩むなんて、ほんとに女優冥利に尽きると感じています。多分、12月31日は紅白歌合戦を見たら、すぐ寝ないと。マリーは演じるのに半端でないエネルギーを使うので、睡眠が一番大事なんです。大阪でお休みの日は、気分転換によく吉本新喜劇を観に行くんですよ。あと関西はおもしろいテレビ番組が多いのも楽しみで。舞台は大変ですが、大阪という場所にいるだけで相当癒されると思います(笑)」。大阪公演は、2019年1月1日(火・祝)から15日(火)まで梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2018年11月15日イギリスのシンガーソングライター、アン・マリーが、4月16日(火)に東京・LIQUIDROOMで追加公演を開催することが決定した。【チケット情報はこちら】追加公演は、先日発表した来日公演が即日完売したことをうけて決定したもの。アン・マリーはイギリス出身。幼少期からパフォーミングアートスクールで学ぶ傍ら、9才で始めた空手でも世界大会の優勝経験を持つ「空手歌姫」。ルディメンタル、クリーン・バンディット、マシュメロ、エド・シーラン、 デヴィッド・ゲッタなど今をときめく様々なアーティストとコラボ。今年の4月にリリースしたアルバム『Speak Your Mind』は世界中で大ヒット。先日「スッキリ」に生出演し、生歌をパフォーマンス。大きな話題を呼んだ。チケットの一般発売は12月1日(土)より。なお、一般発売に先駆けて、オフィシャル先行を実施中。受付は11月19日(月)午後11時59分まで。■Anne Marie来日公演追加公演4月16日(火)LIQUIDROOM(東京都)料金:6,000円(ドリンク別)
2018年11月13日人気少女漫画「カードキャプターさくら」の展示会が森アーツセンターギャラリーで開催。ファンにうれしい仕掛けが盛りだくさんの、展示の見どころをご紹介します!『カードキャプターさくら』と聞いて、懐かしくも色褪せない記憶に胸がきゅんとする人も多いはず。ふつうの小学生だったさくらが、ひょんなことから「カードキャプター」として奮闘、みんなに愛されながら成長していく姿を描いた人気少女漫画。月刊少女まんが誌『なかよし』で、1996年から2000年にかけて連載されていたこの作品ですが、2016年に、16年ぶりに連載が再開。今年はアニメでも新章がスタートし、オトナ女子の間でも大きな話題に。今回の展覧会は、“魔法にかけられた美術館”と題されているだけあって、作品に登場する様々なカードの魔法を表現した展示が盛りだくさん。「迷(メイズ)な原画ゾーン」では、なんと前期後期あわせて約200点の原画を網羅して展示。しかも、前期はキャラクターごとに、後期はテーマごとに展示内容が変わるとのことで、ファン心はおおいにくすぐられる。他にも嬉しい仕掛けがいっぱい。作品に登場する花のシールを壁に貼れる参加型展示「花(フラワー)の部屋」や、大きくなったケロちゃんと一緒に撮影できるインスタ映えコーナーも。友達と一緒に行けば、盛り上がること間違いなし。さらに、会場限定の音声ガイドも(別途800円、または音声ガイド付き前売り券あり)。驚くことに、この展覧会のためだけに豪華声優陣が全編録り下ろし。前期は木之本桜・李小狼・ケロちゃんが会場を案内する「ケロちゃんガイド」。後期の「月(ユエ)ガイド」は、木之本桜・ケロちゃん・月が登場。ファンとしては両方聞きたいところ。オリジナルグッズの販売やコラボカフェも実施され、内容盛りだくさんの予定。この作品ならではの優しい世界観を肌で実感して。写真上・作者のCLAMP先生が、なんと本展覧会のために描き下ろし。来場した人だけに、ここでしか手に入らないオリジナルクリアカードを配布。写真中・会場には、写真を撮れる「大(ビッグ)なケロちゃん」も。写真下・『なかよし』で現在連載中の「カードキャプターさくら クリアカード編」は中学校に進学したさくらの物語で、もちろんおなじみのキャラクターたちも登場。最新刊5巻まで全国の書店で発売中。「カードキャプターさくら展―魔法にかけられた美術館―」森アーツセンターギャラリー東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52F前期:10月26日(金)~11月30日(金)後期:12月1日(土)~1月3日(木)10時~20時(入館は19時まで)会期中無休一般当日券1900円ほか※『anan』2018年10月31日号より。
2018年10月28日月刊少女まんが誌「なかよし」で連載中、CLAMP先生の大人気作『カードキャプターさくら』。長年にわたって愛され続けている『カードキャプターさくら』の世界観を体験できる展覧会が2018年10月26日に開幕します。さくらファン必見の展覧会の内容をご紹介します。「カードキャプターさくら展 ー魔法にかけられた美術館ー」開幕『カードキャプターさくら』の世界観を体験できる展覧会が、六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーにて2018年10月26日(金)~2019年1月3日(木)にかけて開催されます。会期2018年10月26日(金)~2019年1月3日(木)前期:10月26日(金)~11月30日(金)後期:12月1日(土)~1月3日(木)会期中無休※前期・後期で展示内容が一部入れ替わります。キャラクターボイスによる音声ガイド展覧会はキャラクターボイスによる音声ガイドと一緒に楽しむのがおすすめ。音声ガイドは会場内の音声ガイド貸出カウンターで借りられます。今回借りたのは「ケロちゃんガイド」。主人公の木之本桜(CV.丹下桜)と、李小狼(CV.くまいもとこ)そしてケロちゃん(CV.久川綾)に展覧会を案内してもらいました。期間によって異なるキャラクターボイスを楽しめる「ケロちゃんガイド」は前期(2018年10月26日(金)~2018年11月30日(金))まで、後期(2018年12月1日(土)~2019年1月3日(木))はさくらとケロちゃん、そして月/雪兎(CV.緒方恵美)が案内してくれる「月(ユエ)ガイド」になります。また通期で貸し出される「キッズ謎解き音声ガイド」ではさくら、そして詩之本秋穂(CV.鈴木みのり)、ユナ・D・海渡(CV.花江夏樹)とともに、会場内の各所にある謎解き問題を一緒に解いていきます。大人も楽しめる内容になっているので、是非こちらも試してみてくださいね。包囲(シージュ)された知世のアトリエ作品内に登場する等身大のバトルコスチューム作品の見所の一つが、親友の大道寺知世が桜のために作る、毎回デザインの違う素敵なバトルコスチュームですよね。そんな知世のアトリエをイメージして、作品内に登場する等身大のバトルコスチュームが4着が展示されています。CLAMP もこな先生手作りのドールサイズ・ドレスさらに本展示会が初公開となる、CLAMP・もこな先生手作りの繊細な装飾が施されたドールサイズ・ドレスも展示されています。細部までこだわり抜いて丁寧に作られた繊細なデザインに、もこな先生の強いこだわりが感じることでしょう。CLAMP・もこな先生による手作りのコスチュームは前期・後期は入れかわりで、後期は新たに3着展示されます。謎(メイズ)な原画ゾーン作品史上最大の前後期合わせて200点の原画を展示。前期はキャラクターごと、後期はテーマごとに展示されます。作中の名シーンが楽しめる今回訪れた前期の展示では、さくらと小狼や、さくらと知世など、作中で印象深いふたりでキャラクターを取り上げ、それぞれの思い出深い場面の原画を紹介しています。どのペアも、それぞれの深い思いや愛が感じられる感動的な場面ばかりです。さくらの世界に入り込める参加型の展示「記録(レコード)の間」ここでは来場者が好きなシーンを、展示している単行本から選んで撮影し、公式LINEアカウントにコメントをつけて投稿すると会場内モニターに映し出されます。他のファンの人たちと、さくらの思い出を共有しましょう。ケロちゃんと一緒に記念撮影大(ビッグ)の魔法で大きくなったケロちゃんと一緒に、さくらのモチーフの衣装を着て、夢の杖をかりて、記念撮影ができる「ケロちゃんと特別フォト体験」は、10/29(火)~12/21(金)の平日限定開催します。是非さくらになった気分でケロちゃんと記念撮影しましょう。SAKURA Cafe&Parlor会場と同じフロアにある「Cafe THE SUN」が、会期中限定で展覧会のコラボカフェ「SAKURA Cafe&Parlor(さくらカフェ&パーラー)」となり、キャラクターや魔法のカードをモチーフとした、フォトジェニックで可愛いメニューを提供します。さくらといえば、先ずはさくら色のバトルコスチュームの姿を思い浮かべますよね。そんなさくらのイメージがそのまま形になったような、おしゃれで可愛いパフェです。桜と小狼のスイーツ紅茶セットジャスミン茶付きさくらと小狼のふたりがモチーフの紅茶セット。小さなお饅頭が小狼の故郷の香港を感じさせます。注目は重なる二つのハートのお皿。心通わせるさくらと小狼の絆に思いを馳せながら、大切な人とティータイムを楽しむのも良いかもしれません。オリジナルグッズも豊富ミュージアムショップでは、展覧会でしか手に入らない素敵なオリジナルグッズが150点も用意されています。どれも素敵なものばかりですよ。日常の封印を解いて“さくらの魔法の世界”へ『カードキャプターさくら』の魔法の世界に入っていけるこの展覧会は、ファンにとっては堪らない場所。さくらのことをよく知らない方にとっても、CLAMP先生が描く少女の可愛らしい夢と幻想的な美しさに満ちた世界観を十分に楽しむことができます。この冬は少し日常から離れて「カードキャプターさくら展 ー魔法にかけられた美術館ー」へ行ってみましょう。さくらがきっと、あなたの心の封印を解いて魔法の世界に連れて行ってくれるはず。イベント情報イベント名:カードキャプターさくら展ー魔法にかけられた美術館ー催行期間:2018年10月26日 〜 2019年01月03日住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階森アーツセンターギャラリー電話番号:ハローダイヤル 03-5777-8600(全日8:00-22:00)
2018年10月26日メゾン フランシス クルジャン(Maison Francis Kurkdjian)は、「ア ラ ローズ センティッド ハンドクリーム」を2018年10月24日(水)より数量限定で発売する。「ア ラ ローズ」は、調香師フランシス・クルジャンがマリー・アントワネットの肖像画からインスピレーションを得て作った贅沢なローズの香り。ダマセナローズとセンティフォリアローズ、2種のローズによる上品なフェミニンさに、カラブリア産ベルガモットの優しい香りと、スミレの花、マグノリアのフローラルが溶け合い、シダーウッドとムスクが奥ゆかしく香る。オードパルファムや、シャワークリームなどを展開している。今回新たに登場する「ア ラ ローズ センティッド ハンドクリーム」は、ココナッツオイルなどを配合し、 繊細でセンシュアルな香りとともに潤いを肌にもたらしてくれるハンドクリーム。心地良いテクスチャーですっと肌に馴染み、シルクのように滑らかな手肌へと導いてくれる。ギフトにも最適な1品だ。【詳細】メゾン フランシス クルジャン「ア ラ ローズ センティッド ハンドクリーム」発売日:2018年10月24日(水)<数量限定発売>価格:70mL 6,500円+税【問い合わせ先】ブルーベル・ジャパン株式会社 香水・化粧品事業本部TEL:0120-005-130
2018年10月25日岐阜県恵那市「恵那 銀の森」には、かわいらしいリスの料理長・チェスと副料理長・ナッツが作り上げる、森の恵みを使った洋菓子店「PATISSERIE GIN NO MORI(パティスリーギンノモリ)」があります。 森の恵みのおすそわけをいただきに出かけませんか。森の洋菓子店「パティスリーギンノモリ」「PATISSERIE GIN NO MORI」は、森の恵みを感じる素材を使ったクッキーやパイ、ジャムを扱う洋菓子店です。 森の料理人・チェスとナッツが、森の食材をひとつずつ丁寧に美味しいお菓子に仕上げます。森の恵みを使ったお菓子を通じて「森」のカケラを自宅に持ち帰り、忙しい日常をひと休みしませんか。 パティスリーギンノモリは、このような思いから誕生しました。まるで絵本の世界のような店内店内はシルバーを基調とした森をイメージしており、フォトジェニックな雰囲気。 深く静かな風を感じる森を彷彿とさせるようなお店です。「PATISSERIE GIN NO MORI」は、2018年7月10日「恵那 銀の森」のなかにオープンしました。 敷地内にはほかにもレストランやお土産ショップなどが立ち並びます。 園内の遊歩道を散策しながらのんびりとした時間を楽しめますよ。「Gin no Mori Peti Bais」リス料理長の好物?「Gin no Mori Peti Bais(ギンノモリ プティボワ)」は、国産のどんぐり粉を使い、森で採れる食材にこだわり作り上げたクッキーを、オリジナルの缶に詰め合わせた商品です。自分用にはもちろん、お土産やプレゼントとして贈っても喜ばれること間違いなしです。価格150サイズ:3,240円180サイズ:5,940円自慢の味「森の恵みのパイ」レーズン、ブランデーに漬けたドレインチェリー、じっくりと時間をかけたドライフルーツなどを贅沢に使用した、ブランデーが香る大人のパイです。 森の空気を感じるテラスでいただきましょう。「森の恵みのパイ」以外にも、「くるみとキャラメルのパイ」「ラムレーズンのパイ」「松の実のパイ」「赤い果実のパイ」「イチジクのパイ」「栗のパイ」も必見です。「5種のドライフルーツと香辛料」白イチジク、チェリー、白ぶどう、レーズン、アプリコットと、4種類のスパイスを白ワインで炊き上げた濃厚なコンフィチュール。 瓶に書かれた「GIN NO MORI」がおしゃれでかわいらしい一品です。ほかにも、「グリーンルバーブとグリーンレーズン」「グリオットと赤ワイン」「カラメルノア」「木苺とダークチョコレート」「ラベンダーとブルーベリー 赤ワイン」「2種の苺とバルサミコ」など、絶品コンフィチュールが並びます。「パティスリーギンノモリ」で森の恵みをいただこうかわいらしいリスが料理長を務める「PATISSERIE GIN NO MORI」で、森の恵みを感じるちょっと贅沢なおすそわけをいただきませんか。スポット情報スポット名:PATISSERIE GIN NO MORI住所:岐阜県恵那市大井町2711-2電話番号:0800-200-5095
2018年10月20日食欲の秋! スウェーデンには豊かで美しい森があります。私が住んでいる首都ストックホルムも、セントラルから電車で15〜20分ほど離れれば、所々に豊かで美しい森があります。今回は、そんな北欧の森でとれる食べ物をご紹介します。 甘酸っぱくて爽やかなベリーたち。 まずは初夏から盛夏にかけて実をつける、甘酸っぱいラズベリー。夏に森を散歩していると、時たま見かけます。虫が内側に隠れていることも多いのですが、注意しつつ、摘んでその場でパクパク食べています。お次は、リンゴンベリー(和名コケモモ)。そのままではとても食べられない味ですが、ジャムやシロップにすると美味しく食べられます。スウェーデンの定番料理、ミートボールに添えて食べられることが多いです。お肉とベリーの組み合わせは意外ですが、実際食べてみると、相性ぴったり! この他、夏はさくらんぼも実をつけます。 ブルーベリーは私のお気に入りです。夏の終わり頃に実をつけます。今年は異例の猛暑だった為、残念ながら不作でしたが...。低い茂みに実をつけるのですが、専用のカゴのようなスコップで、すくうように収穫します。 食べ方はさまざま。そのまま摘みたてを食べても良いし、ジャムにしたり、タルトにしたり、チーズケーキに入れたり、ヨーグルトに混ぜたり...。意外な食べ方かもしれませんが、牛乳と砂糖をかけて食べるのも一般的のようです。昨年は大量に収穫し、冷凍保存し、少しずつ少しずつ大切に頂きました。 秋になれば、キノコ狩り。 秋になると、そこら中にポコポコとキノコが生えだします。 その中で特に美味しいと言われるのが、Kantarell。和名はアンズタケ。きれいな黄色の高級キノコで、お店で買うと、結構良いお値段するんです。森でとればタダ!キノコ狩りに使う風通しの良いカゴも、シンプルだけどこれまた可愛い。 今年はブルーベリーが不作になってしまいましたが、代わりにりんごが豊作のよう。郊外には、なんと収穫したりんごをジュースにしてくれる施設もあるそうです。 東京で育った私にとって、森でとった食べ物を頂くというのはとても新鮮な体験でした。森を歩いていると、リスやウサギに出会うことも…!今も昔も、スウェーデンの人達にとって身近な、森からの食べ物。世界各国の食べ物をいつでも楽しめるという東京のような贅沢さはありませんが、素朴な豊かさが、森にはありました。 YukaBlog ... ...
2018年10月09日三鷹の森ジブリ美術館では、新企画展示「映画を塗る仕事」展を2018年11月17日(土)から2019年11月(予定) まで開催する。入場は日時指定の完全予約制。「食べるを描く。」に続く新企画展示は、スタジオジブリ作品の“彩色”にスポットライトを当てた企画展だ。スタジオジブリ作品における“彩色”の秘密に迫る企画展「映画を塗る仕事」展は、故・高畑勲と宮崎駿が目指した豊かな画面づくりを“彩色”の面から紐解く展覧会。どのような工夫を用いたのか、また、アニメーションにおいて“色”とは何なのかを、展示パネル37枚、セル画196点を用いて紹介する。人気作品の"セル画"を実例に紹介展示内容は、『となりのトトロ』『もののけ姫』『紅の豚』など、スタジオジブリの人気作品を実例にあげながら、テーマごとに分けたパネルを使って解説するというもの。『もののけ姫』の制作まで採用されていた、実際の"セル画"を用いながら、両監督を支えた色彩設計の故・保田道世らスタッフたちの手腕を紹介していく。時刻や天候によって変わる色たとえば展示パネル「時刻によって変わる色」では、『となりのトトロ』のネコバスを例にとり、黄昏時、夕方、街灯に明かりが灯る夜と、時刻によってキャラクターを繊細に塗り分ける手法を解説。特にネコバスが街灯に照らされた図からは、透明感を出すために、画面全体を暗くするのではなく、茶系のグリーンを使って影を表現するというスタジオジブリのこだわりが見て取れる。「天候によって変わる色」パネルでは、『魔女の宅急便』のキキの塗り分け方を紹介。このように、時刻や天候、モノの質感など、現実を写し取ったかのようにリアルな表現を生み出すため、きめ細やかな彩色が重要な役割を果たしていることがよく分かる。リアリティのある「光」や「水」「光」や「水」の表現は、両監督が特にこだわった表現の1つ。展示パネル「光を塗る・5」では、登場人物たちが漆黒の闇の中で飛行石が放つ青い光に照らされている『天空の城ラピュタ』のセル画を紹介。纏っている洋服の色味を消し、青い光に染めることで、光を表現している。展示パネル『水中と空中の色を塗る』では、『もののけ姫』『紅の豚』のセル画を用いて、揺らいだ映り込みを水面に描くことで、リアリティのある水の動きを表現するテクニックを紹介する。彩色の着想源となった絵本これらのテクニックの着想源となった、イワン・ヤコヴレーヴィッチ・ビリービンの絵本を紹介している点も面白い。高畑・宮崎両監督が、『長くつ下のピッピ』の制作準備中に出会い、感銘を受けたロシア絵本の挿絵が、その後のアニメーション制作において大きな影響を与えているのだ。ショートムービーや絵の具の展示も展示物はパネルやセル画のみならず、キャラクターの色を決め、セルを完成させるまでを解説したショートムービーや、実際に使用されたセル絵具580色の瓶なども用意。今でこそ、デジタルによる着彩やCGによる画面作りが主流ではあるが、その手段がなくとも、セル絵の具による限られた色数の中で、監督からの要求に最大限に答える努力を惜しまなかった、スタッフの知恵と工夫を間近に感じることができる。多数の人気作を紹介展示に使用されたスタジオジブリ作品は、前述のほかにも『魔女の宅急便』『耳を澄ませば』『崖の上のポニョ』など14作品以上。『風の谷のナウシカ』の頃には263色だった使用色が、デジタルによる着彩により無限の色遣いとなった『千と千尋の神隠し』や『ハウルの動く城』のきめ細やかな塗り分けにも注目したい。開催概要「映画を塗る仕事」展開催期間:2018年11月17日(土)~2019年11月(予定)場所:三鷹の森ジブリ美術館住所:東京都三鷹市下連雀1-1-83※入場は日時指定の完全予約制。■チケット情報毎月10日午前10時から翌月入場分のチケットを販売。発売場所:全国のローソン公式URL:【問い合わせ先】TEL:0570-055777(ご案内ダイヤル/9:00~18:00/休館日の火曜日をのぞく)
2018年10月06日「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」が、2019年1月17日(木)~3月24日(日)までの期間、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開催される。初公開作品など、葛飾北斎の真の魅力に迫る展覧会葛飾北斎は、江戸時代の浮世絵師。グレート・ウェーブとして世界的に知られる「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」などの風景画を収めた代表作「冨嶽三十六景」や「北斎漫画」は、今なお世界的に高い評価を得ている。また、ビンセント・ヴァン・ゴッホや、エドガー・ドガなど、名立たる巨匠画家たちにも影響を与えた人物としても知られている。「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」では、約70年に及ぶ葛飾北斎の画業の最初期から晩年のものまで、幅広い作品を展示。国内外の名品や、近年発見されたもの、初公開となる作品を通して、誰もが知る葛飾北斎の絵のイメージとは違う、知られざる作品に出会うことができる。壮大な画業を一通り紹介、多彩な作品が集結最初期に始まり、勝川派の絵師として活動した春朗期、勝川派を離れて浮世絵画派とは一線を画した作画活動を行った宗理期など、葛飾北斎の軌跡を作品とともに辿っていく。また、46歳から50歳頃の葛飾北斎期では、読本挿絵に注力。その後、51歳から60歳にかけての戴斗期には多彩な絵手本を手掛けるようになる。錦絵の揃物を多数制作した61歳からの為一期、自由な発想と表現による肉筆画に没頭した画狂老人卍期と、時を辿るにつれ制作した作品の内容も随時変化していたことがわかる。多岐にわたる葛飾北斎の作品を一度に楽しめる、貴重なチャンスとなっている。【詳細】新・北斎展 HOKUSAI UPDATED会期:2019年1月17日(木)~3月24日(日) ※会期中展示替えあり会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階休館日:2019年1月29日(火)、2月19日(火)、2月20日(水)、3月5日(火)開館時間:10:00~20:00、火曜日のみ17:00まで(最終入館は閉館の30分前まで)【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2018年09月28日