FIFAワールドカップカタール2022が開催中!出場国のことを知れば、さらにW杯が楽しめること間違いなし!ぜひクイズにチャレンジしてくださいね♪【コルクの生産量が世界イチ!?】この国はどこでしょう?この国で生産されているコルクは全世界の年間生産量の半分以上を占めていて、品質も世界トップクラスだそうです。また、この国の注目選手といえば、先日の試合でW杯初の5大会連続ゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウド選手!正解は…ポルトガルポルトガルは南ヨーロッパのイベリア半島に位置する国で、スペインと隣接しています。首都リスボン国旗の意味緑は誠実と希望を表すとともに勇敢なアビス騎士団の色で、赤は新世界発見のため大海原に乗り出した勇気あるポルトガル人の血を表しています。紋章は天測儀で航海術と航路の発見を、盾の中の7つの城はムーア人から奪い返した城を、青い5つの盾はポルトガルの王を表しています。オマケこの国は毎年20トン以上のコルクを輸出していて、なんとポルトガルの輸出量全体の約60%を占めているのだとか!近年、日本国内でのポルトガルワイン人気も高まってきていますが、ワインの年間輸出量は世界8位だそう。おいしいワインを支えているのは上質なコルクのおかげ、なんてことも言えちゃうのかもしれませんね。【食べ残しの文化がある!?】この国はどこでしょう?この国の家庭では、いつも食べきれないほどの食事をつくり食べ物を残します。基本的に一皿すべてを家族で食べきることはないそうです。正解は…セネガルセネガルはフランス領時代の遺物やさまざまな自然公園がある、アフリカの西海岸に位置する国です。首都ダカール国旗の意味アフリカの色(緑・黄・赤)をとり入れており、緑は農業と希望を、黄は富を、赤は独立で流された血を、そして3色で団結、民主主義、平等という政治原理を表しています。また、中央の星はアフリカの自由のシンボルだそうです。 オマケ食べ残しの文化がある国セネガルでは、作った食事を一つの家庭で必ず食べきらずに、隣近所、あるいはタリベと言われるセネガルイスラム教の一環として修行をする子どもたちに分け与えるそうです。それでも余った場合は家畜のえさになるのだとか!【世界一流、高級時計ブランドが大集結】この国はどこでしょう?ビッグヒントは「アルプスの少女ハイジ」ですよ!またチョコレート好きならこの国のプレミアムチョコレートブランドが「リンツ」と聞けばすぐにわかりますよね?国を代表する郷土料理はチーズフォンデュ!正解は…スイス連邦日本の九州とほぼ同じくらいの面積で、特徴的なのは高低差が4,441mもあるということ。国土全体の約58%を占めるアルプス山脈もスイスを語るのに欠かせない存在で、山岳地帯に覆われた中央ヨーロッパの国です。首都ベルン国旗の意味スイス連邦の国旗は、陸上用の旗となっている正方形が正式なのだそう。水上用の旗は比率が2:3の長方形となっています。赤は力と主権を表し、白い十字架はキリスト教とその精神を象徴していると言われています。オマケ永世中立国で、国際赤十字社、国際労働機関など多くの国際機関の本部があり、銀行と金融はスイスの基幹産業です。そして世界一流ともいえる高級時計ブランドが集結する国でもり、ロレックス、オメガ、フランク・ミュラー、ブレゲ、ジャガールクルトなどは日本にも多くのファンがいます。近年はスマートウオッチの人気襲来もあり、スイス時計産業の脅威も囁かれていますが、富裕層に向けたものづくりへのこだわりは、まだまだ廃れることはなさそうです。出典元:世界の国旗 出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』あわせて読みたい🌈【カタールW杯】全問解けたらスゴイ!出場国クイズ3連発!
2022年11月26日リヒテルやギレリスなど、多くの優れたピアニストを輩出してきたロシアの優れたピアノ教育“ロシア・ピアニズム”の正当な後継者と讃えられるエリソ・ヴィルサラーゼのコンサートが目前だ(2022年11月26日:すみだトリフォニーホール)。彼女自身、名ピアニストにして名教師であることは、ヴィルサラーゼに師事する注目の新鋭ピアニスト松田華音の言葉などからも伺える。モーツァルトとショパンの名曲を交互に並べた今回のプログラムの中で、どのようなピアニズムを披露してくれるのか興味津々。会場となる「すみだトリフォニーホール」への出演は4回を数えるだけに、ホールの響きすらも味方につけたステージに期待が募る。●エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)グルジア(現ジョージア)の首都ティフリス(トビリシ)生まれ。代々グルジアの芸術文化に深いかかわりを持つ家系に生まれ育つ。ピアノの手ほどきを、祖母のアナスターシャ・ヴィルサラーゼ教授から受けた後、モスクワへ移り、ゲンリフ・ネイガウスおよびヤコフ・ザークに師事。20歳で、チャイコフスキー・コンクール3位入賞を果たし、24歳の時にシューマン国際コンクールで優勝。モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンなど、18世紀および19世紀後期の作品に対し深い愛着を持ち、とりわけシューマンの作品の最も優れた解釈を行う現代の演奏家のひとりとして、高い評価を得ている。また、現代の作曲家を含む、ロシア音楽の幅広いレパートリーを持ち、旧ソ連の権威ある芸術賞を多数受賞している。ヨーロッパの主要音楽都市にて定期的にリサイタルを行うほか、ナタリア・グートマンとのデュオ・リサイタルも各地で展開している。室内楽およびサンクトペテルブルグ・フィル、ロイヤル・フィル等のオーケストラとの共演では、北米、日本、ヨーロッパで大規模なツアーを行う他、各地の一流オーケストラと定期的に共演している。今までにルドルフ・バルシャイ、キリル・コンドラシン、リッカルド・ムーティ、クルト・ザンデルリング、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、エフゲニー・スヴェトラーノフ、ユーリー・テミルカーノフなど、多くの著名指揮者と共演。2017-18シーズンはミラノ、パリ、モスクワなどにおけるリサイタル、室内楽活動とともに、ロンドンのフィルハーモニア管、サンクト・フィルなどとの共演が予定されている。優れた教育者としても知られており、モスクワ音楽院およびミュンヘン音楽大学の常任教授を務めるほか、主要な国際音楽コンクールの審査員にしばしば招かれている。ライヴ・クラシックス・レーベルからは多くの録音をリリースしている。
2022年11月24日世界的祭典、FIFA ワールドカップ2022(以下、W杯)がついに開幕。国籍、人種、宗教、さまざまな垣根を越えてたった1つのボールを追う姿に見る者すべてが熱狂し、一喜一憂する不思議なパワーを持つサッカー。今回紹介するドキュメンタリーには、そんなサッカーにすべてを賭ける選手たちの思い、サッカーによって翻弄されていく選手たちの姿が映し出され、W杯をいっそう楽しめるサッカーとその選手たちの魅力に迫っている。「キャプテンズ」W杯カタール大会出場を目指す6か国のキャプテンたちの物語2022年W杯に向けた予選が本格化する中、アフリカ、ヨーロッパ、アジアなど6か国の代表チームのアイコニックなキャプテンたちを追うドキュメンタリーシリーズ。アフリカ・ガボンのキャプテンであるピエール・エメリク・オーバメヤンは、フランス代表になることもできたが、父が代表選手だった祖国ガボンでキャプテンマークを付けることを選んだ。第1回大会から全大会に連続出場し、2002年まで5度の優勝を誇るブラジルのキャプテンはチアゴ・シウバ。若い世代に、W杯優勝の歓喜を経験してほしいと願っている。前回大会の準優勝国クロアチアはバロンドール(世界年間優秀選手)受賞経験もあるベテラン、ルカ・モドリッチがキャプテン。今回が最後のW杯になることが予想されている。さらに、レノバン代表のハッサン・マートゥーク。バヌアツ代表のブライアン・カルタク、ジャマイカ代表アンドレ・ブレイクにフォーカス。国を代表するチームのキャプテンたちは、様々なバックボーンやモチベーションを持つ選手たちをまとめつつ、国民の期待と希望をその肩に背負う重圧とも闘う。「誰もがW杯に行けるわけじゃない」という、あるキャプテンの言葉が後を引く。時にはキャプテン自らの闘志溢れるプレーが、チームの士気を上げることも。また、彼ら自身もかつては先人の活躍を見てW杯に憧れた少年であり、家族との対話では素顔がのぞく瞬間もある。今回は、新型コロナウィルスという思いがけない敵と対峙するキャプテンもいる。彼らのリーダーシップや困難に直面したときの心のあり方などには学ぶべき点は多い。なお、W杯に出場する新たな6人のキャプテンを追いかけるシーズン2の配信も予定されている。「キャプテンズ」はFIFA+、Netflixにて配信中(全8話)。「ネイマール:パーフェクト・カオス」混沌(カオス)な選手生活がミニシリーズにブラジル代表にして、世界で最も有名なサッカー選手の1人。スペインのFCバルセロナからフランスのPSG(パリ・サンジェルマン)への移籍金は2億2000万ユーロという史上最高額のネイマール。ヴィン・ディーゼル主演映画『トリプルX:再起動』にゲスト出演したことでも知られ、ピッチ外でも話題に事欠かない。父ネイマール・シニアがマネージャーとなり、二人三脚で歩んできた彼のサッカー人生は、憧れのペレが所属した「サントスFC」での名声に始まり、2010年は「0から100まで経験した」とふり返るようにアイドルのような熱狂的人気を得て、ネイマールというブランドが出来上がっていく。新天地での挫折をメッシに励まされ、栄光を手にしたバルセロナ時代、2014年の自国開催W杯での大ケガなど、昇っては落ち、揺れ動いてきた混沌(カオス)の選手生活をふり返る。メッシやエムバペ、ベッカムらもインタビューに応じており、「キャプテンズ」にも登場したブラジル代表キャプテン・シウバ、そして現在はメッシもサンジェルマンでチームメイトとなっている。「ネイマール:パーフェクト・カオス」はNetflixにて配信中(全3話)。「チャンピオンへの軌跡」W杯の優勝国が勝ち続ける理由に迫る今回で22回目を迎えるW杯だが、これまで優勝カップを手にしたことのある国は8か国のみ。本作では第1回大会の優勝国ウルグアイから、イタリア、ドイツ、ブラジル、イングランド、アルゼンチン、フランス、スペインまで、各国の勝因を実際にプレーしていた選手や監督、歴史家、学者、スポーツジャーナリストたちが当時の映像とともに語り、歴史的、社会的、文化的な側面を包括しながら紐解く。国が違えば、“勝ち方”も違う。それぞれにターニングポイントといえる局面がある。例えば「常勝国」ドイツは二度の世界大戦の後、国内も大きな傷を受けた中で1954年の大会で初優勝し、ベルリンの壁崩壊後の1990年も不屈の精神で優勝を勝ち取った。サッカーに政治を持ち込むなと言われるが、国の歩みと代表チームのメンタリティーやチームワークは決して無関係ではない。「チャンピオンへの軌跡」はNetflixにて配信中(全9話)。「オール・オア・ナッシング」シリーズ名門クラブチームの“勝負”のシーズンに密着“すべて”か“無”か。そんな勝負の世界に生きるプロスポーツチームに密着、普段はなかなか見ることのできないチーム運営の舞台裏を撮影したスポーツドキュメンタリー・シリーズ。「オール・オア・ナッシング ~マンチェスター・シティの進化~」「オール・オア・ナッシング ~トッテナム・ホットスパーの再興~」に続いて、英プレミアリーグから3チーム目の登場となるのが「オール・オア・ナッシング ~アーセナルの再起~」。26シーズンぶりに欧州大会出場を逃した名門フットボールクラブがかつてのようにプレミアリーグでの栄光を取り戻し、欧州大会に再び出場するため、当時39歳の最年少監督ミケル・アルテタのもと若手中心のチームが作られていく。オーバメヤンがキャプテンをはく奪されるなど波乱とプレッシャーが続く中、イングランド代表ブカヨ・サカ、ブラジル代表に選ばれたガブリエウ・マルティネッリらプレミアリーグで最も若いチームが奮闘。日本代表のDF冨安健洋も活躍する今シーズンは、現在のところ首位を走っている。「オール・オア・ナッシング ~アーセナルの再起~」はAmazon Prime Videoにて配信中(全8話)。「FIFAワールドカップ カタール 2022」は日本時間12月19日(月)まで開催中。全64試合はABEMAにて無料生中継されている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年11月23日ついにFIFAワールドカップカタール2022が開幕!出場国のことを知れば、さらにW杯が楽しめること間違いなし!ぜひクイズにチャレンジしてくださいね♪【世界的に有名なのは…チューリップ、ミッフィー、ゴッホ】この国はどこ?有名な画家はゴッホのほか、フェルメール、レンブラントがいます。もっと身近なところだと、白いうさぎの女の子・ミッフィーがこの国出身です。デザイナーのディック・ブルーナによって1955年にデザインされました。正解は…オランダ王国オランダはヨーロッパ北西部にあり、東はドイツ、南はベルギーと国境を接し、北と西は北海に面しています。ベルギー、ルクセンブルクと合わせて「ベネルクス」と呼ばれていて、運河、チューリップ畑、風車、自転車専用道路で知られる低地の国です。首都アムステルダム国旗の意味国旗の起源は、オランダがスペインからの独立をかけた80年戦争(1568年~1648年)まで遡ります。 蜂起の先頭に立ったオラニエ公の紋章の色がオレンジ、白、青で、オレンジ色は徐々に赤へと変化していったと言われています。 1937年には赤、白、青の三色が正式なオランダの国旗として制定されました。 オマケオランダを語るのに欠かせない人物といえば、ユダヤ系ドイツ人の少女、アンネ・フランクではないでしょうか。1942年、ドイツ占領下のオランダでナチスから逃れるため身を隠しますが、2年後に見つかり、1945年にベルゲン・ベルセン強制収容所で亡くなりました。ナチスの迫害から逃れるため、アンネの一家など8人が隠れ家として住んでいたアムステルダムの家は、「アンネ・フランクの家」いう博物館として今も残されています。【超・歳の差で結婚した大統領】がいる、この国はどこ?トリコロールカラーの国旗はあまりにも有名ですよね。ちなみに、歳の差婚を果たした若き大統領のフルネーム、言えますか?正解は…フランス共和国西ヨーロッパに位置する、中世の都市、アルプスの村々、地中海のビーチを擁する国であり、ファッション、芸術、食文化、どのジャンルにおいても世界中の人々をつねに魅了し続けています。首都パリ国旗の由来3色旗は、通称トリコロール(フランス語で3色の意味)と呼ばれ、フランス革命下、国王の色(白)とパリ市の色(青、赤)が結びついて生まれたそう。オマケ大統領の名前はエマニュエル・マクロン。彼が15歳の時に通っていた学校で、国語の教師をしていたのが当時40歳のブリジット。その時の出会いをきっかけに、マクロン29歳、ブリジット54歳で二人は結婚しました。さすがは「アムールの国」!【オリバー・カーンに聞き覚えは?マヌエル・ノイアーと言えば!】この国はどこ?国技であり、世界屈指のトッププレーヤーを輩出しているサッカー大国はどこでしょうか?なかでもゴールキーパーとして、驚異的な身体能力を活かした攻めのプレーで有名なマヌエル・ノイアーと聞けば、すぐわかる方も多いのでは?少し世代が上の方なら、野性味のあるプレーと風貌で人気選手だったオリバー・カーンもよく知っているでしょう。国内のサッカー界において、最も多くのタイトルを獲得した選手の一人といわれています。正解は…ドイツ連邦共和国ドイツは西ヨーロッパに位置し、森、川、山、そして北海のビーチといった自然の景観に囲まれた国で、その歴史は二千年を超えます。首都ベルリン国旗の意味1990年、東西ドイツが統一され、国旗は西ドイツのものを使用。3色の色は、19世紀ドイツ統一運動の時に学生義勇軍が着ていた黒いマント、赤い肩章、金ボタンに由来しています。オマケ町が東西に分裂されたうえに壁が建設されるという、波乱万丈の歴史を持つベルリン。2019年、その壁が崩壊してから30年を迎えました。ベルリンの壁が撤去され市内中心部には広大な空き地が出現し、その一つであるポツダム広場は再開発され、今では巨大なビジネス・商業エリアになっています。このポツダム広場近くを本拠地としている『ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団』は、世界でも最も傑出したオーケストラの一つとして日本でもファンが大変多く有名ですね。出典元:世界の国旗 出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』あわせて読みたい🌈【ルパン三世の映画の舞台になった小国】この国はどこでしょうか?
2022年11月20日ついにFIFAワールドカップカタール2022が開幕!出場国のことを知れば、さらにW杯が楽しめること間違いなし!ぜひクイズにチャレンジしてくださいね♪【床の上の芸術!ペルシャ絨毯は唯一無二の存在】この国はどこ?ペルシャ絨毯を語るのに必要不可欠な素材といえばウール、そしてすべてが手織りです。 ペルシャ絨毯は、数ある世界最高級品のひとつです。正解は…イラン・イスラム共和国ペルシャ(アラビア)湾にあるイスラム共和国です。国内には、ペルシャ帝国時代の史跡が残っています。首都テヘラン国旗の意味緑はイスラム教シーア派の色、白は平和と友情、赤は共和国憲法発布の色とされています。オマケイランはペルシャ湾とカスピ海に面した大きな国。その国土は日本の4.5倍もあります。「中東は危険」という勝手に作り上げたイメージをもつ方も多いですが、実際には人々は親日的で親切なのだそう。イランは厳格なイスラム教の国なので、その教えに基づいた道徳教育が徹底されています。ゆえに、旅行者が犯罪に巻き込まれることは少ないのだとか。また地元の若者たちがチャイハネ(喫茶店)に集まり、お茶を飲みながら人々と触れ合うなど、厳しい戒律に縛られているのとは違う、今どきの風景も街角で見られるのがイランの魅力ともいえそうです。【2022年世界陸上&MLBオールスター・ゲーム開催】この国はどこ?よく知られているこの国旗。そしてスポーツファンならすぐわかるビッグイベント開催の国です。今年の世界陸上は、オレゴン州・ユージーンで開催されました。また、ロサンゼルスで開催されたMLBオールスター・ゲームでは、二刀流・大谷選手の活躍が注目されました。正解は…アメリカ合衆国大陸の北西部に位置するアラスカ州や太平洋のハワイ州も含め、50の州と1つの特別区からなる連邦共和国です。アメリカの名前の由来は、コロンブスより少し遅れて渡航したイタリアの航海者アメリゴ・ヴェスプッチの名にちなんだ呼称。首都ワシントンD. C.国旗の意味50の星は現在の州の数、13の赤白の 条すじは独立時の州の数を表わしています。星と条でできているので星条旗せいじょうきとも呼ばれています。初代大統領ワシントンは「星は天を、赤は母国なるイギリスを、赤地を横切る白い条は母国イギリスからの独立を表す」と表現したそう。オマケ今年注目のハリウッドニュースといえば、米歌手・女優のジェニファー・ロペスさんと俳優ベン・アフレックさんの結婚ですよね。2002年の出会いから20年、婚約解消後、それぞれ別の人との結婚・離婚を経て、ようやくゴールインされました♡【歌手のシーア、モデルのミランダ・カー】とくれば…この国はどこ?ヒュー・ジャックマンやニコール・キッドマンといった大物ハリウッドスターを多く輩出している国。動物ならカンガルーやコアラがあまりにも有名です。正解は…オーストラリア連邦インド洋と太平洋に囲まれた国です。主要都市のシドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレードはいずれも沿岸部にあります。首都キャンベラ国旗の意味左上のユニオンジャック(イギリスの国旗のこと)はイギリスとの歴史的な結び付きを、右半分にある4個の七芒星(しちぼうせい、七つの頂点がある星型多角形)と1個の五芒星は南十字星(サザン・クロス)をかたどったもので、オーストラリアが南半球にあることを表しています。左下の大きな七芒星は「連邦」を表すとともに、オーストラリアの6つの州と特別地域(北部準州、オーストラリア首都特別地域などを含む)を表しているそうです。オマケ日本は、オーストラリアの主要輸出品であるエネルギー資源や鉱物資源を主に輸入しています。そして輸入した資源を活かして製造する自動車、加工品を主に輸出。つまり日本とオーストラリアは補完関係にあり、貿易相手国として相性が良いのだそう。オージー・ビーフはオーストラリアを代表するブランドとして世界中に出荷されていて、日本のスーパーでもすっかりおなじみになりましたね。出典元:世界の国旗 出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』あわせて読みたい🌈ラグビー代表チーム【オールブラックス】が所属する国、といえばどこ?
2022年11月19日4年に1度開催されるFIFAワールドカップのカタール大会(以下、W杯)。中東で初めての開催地となったカタールは、アジアやヨーロッパとの合作映画が数多く、日本にも紹介されている。その中から5作品をピックアップした。W杯が開催されるカタールって?今回の開催地カタール国は、アラビア半島からペルシャ湾に突き出たカタール半島に位置する首長国。首都はドーハ。1971年にイギリス保護領から独立した。公用語はアラビア語。人口は266万人(2021年10月、カタール庁統計)。国土の大部分は砂漠で、緯度上では沖縄本島の南端から台湾北端ほどの位置にあたり、面積は11.427平方kmと秋田県よりやや狭いくらいの広さ(在カタール日本大使館HPより)。時差は日本より6時間遅れとなり、日本代表の第1戦ドイツ戦キックオフの11月23日16時は日本時間の22時にあたる。また、「ドーハの悲劇」という言葉を聞いたことがある人も多いかもしれない。1994年開催のW杯アメリカ大会出場を目指したアジア最終予選の最終戦、ドーハのアルアリ・スタジアムで行われた対イラクの試合でロスタイム中に同点に追いつかれ、あと一歩のところでW杯初出場を逃したことから、そう呼ばれる。当時の日本代表メンバーだった森保一監督が、今回の代表チームを率いている。『旅のおわり世界のはじまり』日本・ウズベキスタン・カタール合作/2019年主演に前田敦子、共演に加瀬亮、染谷将太、柄本時生らを迎え、シルクロードの中心地・ウズベキスタンで全編ロケを行った『スパイの妻』『散歩する侵略者』の黒沢清監督作品。テレビ番組リポーターの主人公・葉子が番組のクルーとウズベキスタンを訪れ、自分はこのままでいいのか、本当は何がしたいのか、心迷いながら異国の地での取材に奮闘する。前田さんは美しい装飾の施された日本人縁の「ナボイ劇場」での交響楽団の伴奏に合わせた歌唱に加え、クライマックスでは標高2,443mの山頂で、アカペラで「愛の賛歌」を熱唱した。『パピチャ未来へのランウェイ』フランス・アルジェリア・ベルギー・カタール合作/2019年アルジェリアに育ち、内戦下に家族とフランスに移住したムニア・メドゥール監督自身の経験から生まれた作品。カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、アカデミー賞国際長編映画賞のアルジェリア代表となったが、本国では上映禁止に。1990年代のアルジェリア。ファッションデザイナーを夢見るネジュマ(リナ・クードリ)は、イスラム原理主義の台頭のなか、自由と未来と尊厳のために大学でのファッションショー開催を目指す。そんな“パピチャ”(愉快で魅力的で常識にとらわれない自由な女性)たちの闘いは必見。『MEMORIA メモリア』コロンビア・タイ・フランス・ドイツ・メキシコ・カタール合作/2021年ティルダ・スウィントンを主演に迎えた、『ブンミおじさんの森』などで知られるタイの名匠アピチャッポン・ウィーラセタクンの監督最新作。本作で初めてタイ国外、南米コロンビアで撮影し、カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した。監督が実際に体験した「脳内爆発音症候群」をもとにティルダを念頭に当て書きされた主人公ジェシカは、あるときから自分にしか聞こえない不可思議な【音】に悩まされるように。ジェシカが【音】に導かれるように彷徨い、考古学者や魚の鱗取り職人らと出会ううちに予想もしない境地へと物語は向かう。『ミッドナイト・トラベラー』アメリカ・カタール・カナダ・イギリス合作/2019年タリバンから死刑宣告を受けた映像作家ハッサン・ファジリが、妻と2人の娘を連れてアフガニスタンから脱出、ヨーロッパを目指す5600kmのもの旅を3台のスマートフォンで撮影したセルフドキュメンタリー。サンダンス映画祭ワールドシネマドキュメンタリー審査員特別賞など多くの賞に輝く。砂漠や平野、山を越え、荒野を彷徨う、その旅は命がけ。撮影できることが、生きている証となる。故郷を追われて難民になるとはどういうことか、その現実を容赦なく突きつける。『ハウス・イン・ザ・フィールズ』モロッコ・カタール合作/2017年弁護士を夢見る少女ハディージャとその姉のファーティマは、モロッコの山奥で暮らすアマズィーグ人の姉妹。ある日、ファーティマが学校を辞めて結婚することに。ハディージャは大好きな姉と離れる寂しさを感じ、自分も姉と同じ運命を辿るのかと不安を募らせていく。世界的建築家ザハ・ハディドを叔母に持つタラ・ハディド監督が、7年にわたって現地に通い、彼らと寝食をともにしながら親密な距離感でとらえたドキュメンタリー作品。女性やLGBTQ、外国人労働者などの人権問題の観点から批判・抗議が相次いでいる今回のW杯。少なくとも今回紹介した映画には、いま懸命に闘い、前を向いて生きようとする者たちの姿(主に女性たち)が収められている。「FIFAワールドカップ カタール 2022」は現地時間11月20日(日)より開幕。全64試合はABEMAにて無料生中継が決定している。(上原礼子)■関連作品:旅のおわり世界のはじまり 2019年6月14日よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開Ⓒ2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINOハウス・イン・ザ・フィールズ 2021年4月9日よりアップリンク渋谷、アップリング吉祥寺ほか全国にて公開ミッドナイト・トラベラー 2021年9月11日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©UNITED PEOPLEMEMORIA メモリア 2022年3月4日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開©Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.
2022年11月18日サッカー日本代表として、日韓W杯に出場した森岡隆三さん。現役時代はクレバーな守備が光るDFとして、清水エスパルスや京都サンガで活躍しました。引退後は京都サンガU-18やガイナーレ鳥取の監督を経て、現在は清水エスパルスの「アカデミーヘッドオブコーチング」として活動中です。選手として、監督として、そしてアカデミーでの経験も豊富な森岡さんに「保護者のあり方」について、話をうかがいました。(取材・文鈴木智之)日韓W杯には代表のキャプテンとして出場した森岡隆三さん<<前編:元日本代表に聞く、サッカーで成長するための目標の立て方とサッカーノートの書き方サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■サッカーをする目的がプロになることだけ、なのはよくない森岡さんは、元プロサッカー選手として、サッカーをするお子さんを持つ父親として、子どもと向き合う際に大切なのは「期待はしても、押し付けはしないこと」だと言います。「僕はいま、清水エスパルスのアカデミーに関わっていますが、1学年10人の選手がいたとして、その中からプロになれるのは1人か2人です。それぐらい狭き門なのですが、親というのは『うちの子に限って大丈夫』『プロになれる』と思ってしまいがち。まずはその気持ちを手放すことから始めるといいと思います」さらに「サッカーをする目的が『プロになること』だとしたら、あまり良くはないのではないでしょうか」と優しく語りかけます。「サッカーをする中で、目標の一つが『プロになること』であればいいのですが、僕自身サッカーをする目的は、人生を豊かにするための学びを得ることだと思っています。僕はプロになって、日本代表にもなりましたが、プロサッカー選手でいたのは15年です。人生という長い目で見ると、サッカー選手でいる以外の時間の方がはるかに長いわけです」だからこそ「サッカー選手になることだけが、目標になってはいけない」と言葉に力を込めます。「大切なのは、人として成長すること。育成年代の選手には『アカデミーを卒業するまでは、次のステージへの準備期間だからね』と伝えています。ジュニアであれば、ジュニアユースへの準備期間。ユースであればプロもしくは大学、社会人への準備期間です」■その子なりのやり方、スピードを理解して課題克服のプロセスを踏ませよう森岡さんは桐蔭学園時代、後に東京ヴェルディの総監督を務めることになる、李国秀さんの指導を受けていました。そのときの言葉を、いまでも覚えているそうです。「桐蔭学園に入学した当初、李さんに『高校サッカーの目的はなんだ?』と聞かれました。そこでみんなが『日本一になること』と答えたのですが、『それは違う。高校で日本一になったからといって、一生食べているわけではない。そうじゃなくて、大学や社会人、プロなど次のステージに行くために、準備する期間だろう』と言われました」その言葉で目から鱗が落ちた森岡さん。アカデミーで自身が接する選手たちにも、そう伝えていると言います。「清水のアカデミーには『勝ち負け以上の価値の創造』というフィロソフィーがあります。育成で大切なのは『問題から課題をみつけて、克服していく力』です。保護者の方にアドバイスをするならば、プロになることだけを見据えるのではなく、その子なりのやり方、スピードを理解してあげて、自分の力で課題を克服していくプロセスを踏ませてあげることが大事なのだと思います」子ども自信が効果を実感!成長できるサッカーノート>>■現役引退後も成長を続けることの大切さを学んださらに、こう続けます。「課題を克服する経験を積むことで、次のステージに進み、問題が起きたときに立ち向かうことができたり、道を切り開けるようになるのではないかと思います」その結果として、目標であるプロサッカー選手になれたのなら素晴らしいことです。森岡さんはプロの先輩として、現役引退後、「成長し続けることの大切さ」を、身をもって体験したと言います。「清水の監督をしていたオズワルド・アルディレスに聞いたことがあります。『僕より上手な選手がいたのに、なぜ試合で使ってくれたのですか?』と。そうしたら『答えは簡単だ。隆三は成長を続けていたからね』と言ったんです。そのときに、成長を続けることの大切さに、改めて気がつきました」■親は子どもの背中を押してあげるけど、与えすぎない。バランスが大事森岡さんは清水エスパルスのアカデミーに携わるようになってからも、選手の成長過程、プロセスに目を向けているそうです。「例えばジュニアユースからユースに上がる選手を選ぶときに、同じぐらいの実力の選手であれば、そこまでのプロセスを見ます。3歩進んで2歩下がろうが、1歩ずつでも成長してきているというプロセスやマインド、メンタリティが大事だと思っているからです」森岡さんは「困難に当たったとき、克服していくためには"グリッド"と呼ばれる、やり抜く力が大事になるのではないでしょうか」と話し、次のように語りかけます。「親の関わり方は、指導者と似ているところがあると思っているのですが、背中を押してあげながらも与えすぎない。このバランスが重要なのだと思います」■サッカーしすぎてケガを負うことも。保護者が目を配ってあげよう最後に、サカイク読者の保護者に向けて、こんなアドバイスをくれました。「保護者がサポートできるのは、睡眠と栄養です。僕は子どもの頃にサッカーをしすぎて、後に影響が残るケガをしました。サッカーのやりすぎなどは、子ども自身はわからないし、好きで楽しければやりすぎてしまうこともあるので、そこは保護者が目を配ってあげた方がいいところかなと思います」インタビュー中、「チームと家庭が一緒になって、選手を育てていく環境が理想」と話していた森岡さん。これからもアカデミーヘッドオブコーチングとして、清水のアカデミーからトップへ、そして世界へ羽ばたいていく選手の育成に力を注いでいくとのこと。今後のアカデミーの飛躍と、森岡さんの活動に注目です。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年11月10日ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから8ヵ月が経とうとしている。10月10日、11日にウクライナに向けて発射されたミサイルは100発を超え、少なくとも30人にのぼる死者が出たと報じられるなど、未だ終結の兆しが見えない。そんななか、日本維新の会の鈴木宗男参院議員(74)が更新したブログが物議を醸している。14日にロシアのプーチン大統領は会見で、「国防省は、部分的な動員を開始した当初、30万人ではなく、もっと少ない人数を想定していた」「部分的動員に関する追加的な計画はなく、国防省から新たな提案も受けていない」などと発言。これを受けて鈴木氏は16日にブログを更新し、《ロシアが劣勢とか追い詰められているという情報が、アメリカ、イギリスの情報筋から流れ、日本のメディアはそのまま流しているが、その情報は本当に正しいのかとふと考える》と持論を展開した。さらに、《後2カ月もすれば、どこの情報が正しかったか、テレビに出ている軍事評論家、専門家と称する人たちの発言が正確であったかどうか、はっきりすることだろう》と続けた鈴木氏。《ウクライナの国防省は『ロシアが持つミサイルの3分の2を使用し、ロシアはミサイル不足』と指摘している》とし、《ならばウクライナはアメリカからのミサイル供与を止めて停戦すべきではないか。自前で戦えないなら即刻止めるべきである》とも主張した。侵攻が始まった当初から国際法違反であると指摘されているロシアの一方的な軍事侵攻。しかし、鈴木氏はこれまでにも“ロシア擁護”ともとれる発言を繰り返してきた。「7日にウクライナのゼレンスキー大統領が北方領土を日本領と認める大統領令に署名したことが明らかになりましたが、鈴木氏はブログで《単純に考えれば日本を支持する立場のように見えるが、有難迷惑な話である》と真っ向から批判しました。また、6月にも武器を供与してほしいと求めるゼレンスキーに対し、“自前で戦えないのならウクライナ側から第三国に停戦の仲立ちをしてもらうべき”とし、ウクライナの“名誉ある撤退”を呼びかけています。また、ウクライナが戦闘を続けることで世界的に物価が上昇しているとの私見を述べ、波紋を呼んでいました」(政治部記者)一貫してロシアに対し肯定的な発言を繰り返す鈴木氏に、インターネット上では厳しい声が寄せられている。《米英の情報に疑いを持つのは勝手だが、ロシア発の情報には持たないのでしょうか。ここまでくると、ロシア教の強い信者のようだ。「停戦」、簡単に言うが、ウクライナ側から「どうぞ、ロシア様降参します」と言えと提案しているのかなあ。「2ヵ月すれば・・・」・今年中だよね。気にしていますので、2か月後に鈴木さん、必ず発信してください。》《鈴木さん、言ってることが支離滅裂ですよ。米英の情報ではロシアの劣勢を伝えられているが、2か月後の戦況は間違っていることが証明されると言及しながら、ウクライナが自前の軍備で闘えないなら、降伏して速やかに戦争を終わらせとあるが、侵略戦争を始めたのはロシアで「降伏・戦争終結」を訴える相手国はロシアのプーチンである。これまでの経緯を正しく理解をすることを望みます。》《鈴木氏のロシアによる侵略行為に対する見解は分かった。これに対して維新はどのような考えなのだろうか。次の選挙の参考にするから維新のロシアによる侵略行為に対する見解をはっきりさせてほしい。》
2022年10月18日ロシア本土とウクライナ南部を結ぶクリミア橋の爆発に対する報復として、ウクライナ各地に大規模なミサイル攻撃を続けるロシア。複数のメディアによると、10月10日、11日の2日間でウクライナに向けて発射されたミサイルは100発を超えている可能性があるといい、死者は少なくとも30人にのぼると報じられている。ロシアの強固な姿勢に震撼が走るなか、日本維新の会の鈴木宗男参院議員(74)が連日更新しているブログが“ロシアを擁護している”として物議を醸している。7日、ウクライナのゼレンスキー大統領はビデオ演説で「北方領土を含む日本の主権を尊重することを確認した」と述べ、北方領土を日本領と認める大統領令に署名したことが明らかになった。これを受けて鈴木氏は、10日に更新したブログで《単純に考えれば日本を支持する立場のように見えるが、有難迷惑な話である》と真っ向から批判。その理由として、《戦後の国際的諸手続き(ヤルタ協定、国連憲章、ポツダム宣言、サンフランシスコ平和条約等)で、ロシアが現在実行支配しており、二国間で解決すべき問題であり、いわんやロシアを刺激しても何も得るものはない》と持論を展開した。続けて鈴木氏は、ロンドンサミット(91年)やミュンヘンサミット(92年)で北方領土問題は日本とロシア間の問題だと結論付けられ、その後、G7でも取り上げられなかったとも主張。その上で、こう呼びかけたのだった。《ウクライナが日本を表向き支持する姿勢を示しているが、国際的には何の影響も与える事は出来ない。この事についても表面だけを見るのではなく、歴史的経緯、事実を踏まえて判断して戴きたい。外交は積み重ねであり、正しい歴史の事実に基づいて努力していくしかないのである。この事を多くの人に理解して戴きたい》そんな鈴木氏の主張は続き、11日に更新したブログでは“ロシアによる軍事侵攻はウクライナに原因がある”とも取れる意見を述べている。《ロシアの特別軍事行動もウクライナが昨年10月23日、親ロシア地域へ自爆ドローンを飛ばし、さらに今年2月19日のミュンヘンでのゼレンスキー大統領が演説で、ブタペスト覚書の再協議、裏を返せば核を持たせろと発言したことによりスタートした経緯がある。今回も小さな火遊びが大火事になる様相である。どちらが「善、悪」という価値観ではなく、どうしてこういう事態になったのかを冷静に考えるべきである》《今になって「北方領土を日本の主権と領土保全を尊重する」というのは無責任な話である。今、ウクライナを支援しているアメリカ、イギリス主導してヤルタ協定、国連憲章、ポツダム宣言、サンフランシスコ平和条約と、戦勝国で作られた戦後の国際秩序を作ってきた。そのアメリカ、イギリスが中心となりウクライナを支援し、ロシアと対峙している》《私が「有難迷惑な話」というのは、外交は積み重ねであり、事実を踏まえなければならない。突如、思い付きの話をしても国際的に通用しない。逆に当事国であるロシアが不信感、不快感を持つと北方領土問題はなお、遠くに行ってしまう》■日本維新の会にも飛び火…今年3月には松井一郎氏がフォローもこのような鈴木氏の見解に対して、ブログには《私は鈴木宗男先生のご意見を支持します》《全く鈴木先生のおっしゃる通りだと思います。これほど説得力、多くの人たちが頷く主張だと確信します》と賛同の声が。しかし、鈴木氏の一連の主張がネットニュースで報じられると批判が相次ぐ事態に。《思いっきりロシアよりの発想ですよね》《小さな火遊びとは?失言にも程があるのでは?》《彼が国会議員で、このような発言をしていると、日本には今回の侵略で、ロシアの正当性を支持する人もいるのだなと思われてしまいます》そんな鈴木氏の物議を醸す発言は、維新の会にも“飛び火”しており厳しい声が上がっている。《これが日本の国会議員の言うことか。維新は何をやってるんだ》《鈴木氏の主張は尤もらしく聞こえるが、彼の言論が常にロシアに寄り添っているのは何故?日本維新の会は見過ごすの?》《維新は鈴木宗男をこれ以上放置するな、支持率が急落してるのは、間違いなく鈴木宗男の度が過ぎたロシア擁護だぞ》大阪市長で同党顧問の松井一郎氏(58)は今年3月、ウクライナ側の対応を問題視するような発言をした鈴木氏についてTwitterでこうフォローをしていた。《鈴木議員は、永年、北方領土返還に尽力してきた当事者として忸怩たる思いでの発言だが、あくまでもウクライナ国民は被害者であり、プーチン大統領の暴挙は認められないとの認識です。僕が直接電話で発言趣旨は確認しています》止まらない鈴木氏の“暴走”に批判が高まるなか、日本維新の会の対応にも関心が高まっている。
2022年10月12日5日(現地時間)、ロシアの外務省は永久に入国禁止とするアメリカ人25名のリストを新たに発表。その中に、俳優のショーン・ペンとベン・スティラーが含まれていることがわかった。同省は「バイデン政権による、ロシア市民への個人的制裁が拡大していることを受け、アメリカ議会の議員、高級官僚、ビジネス・専門家集団の代表、文化人の25名に対し、ロシアへの入国を永久に禁じます」と公式声明を出した。今年2月、ショーンはロシアによるウクライナ侵攻のドキュメンタリー映画を撮影するためにウクライナへ赴き、首都キーウで行われた記者会見に出席。ウクライナ大統領府は「監督(ショーン)は、現在キエフで起きているすべての出来事を記録するため、ロシアのウクライナ侵攻についての真実を世界に伝えるためだけに来てくれました」「彼が示してくれる勇気と誠実さに感謝しています」と声明を発表していた。また、6月には国連難民高等弁務官事務所の親善大使を務めるベンがウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と面会。戦争による影響、被害を受けた人々にも会い、「戦争と暴力は世界中の人に打撃を与える」「安全を求めることは権利であり、すべての人のために守られるべきものです」とインスタグラムで訴えかけた。(賀来比呂美)
2022年09月06日熾烈なサバイバルの中、選手たちが躍動している。『FIFA ワールドカップ 2022』アジア最終戦とは異なるプレッシャーがかかる『キリンチャレンジカップ2022』『キリンカップサッカー2022』で各選手ともいいパフォーマンスを見せている。本大会のメンバー入りを目指すがために過度なアピールに走ったりしない。あくまで森保一監督が標榜する日本代表の戦い方を展開しながら、各々がストロングを発揮しているのだ。久保建英ですら追い詰められていた。3年前に国際Aマッチデビューを果たしたものの、16試合で無得点。6月10日・ノエビアスタジアム神戸での『キリンカップ』ガーナ戦73分に三笘薫のマイナスの折り返しを左足で合わせた久保は試合後にこれまで感じていた重圧を明かした。「このまま一生入んないんじゃないかなと思った時もあった。周りの選手がどんどん簡単にゴールを決めていくたびに、『俺もそこにいたら』とか思った。シュートを弾かれる度に『なんで僕のシュートはブロックされるんだろう』と。こと代表に関しては、いつもなら入るところで入らないことが多かったので」出番のなかったブラジル戦のフラストレーションも力に変えた。「正直めちゃくちゃキツかった。『なんで出してくれないんだよ』と思ったし、僕だけではないと思うが『俺が出たらもっとやれる』とも思ったし。だけど、言ったところでただの負け惜しみなので、練習から自分がやれることをやっていこうと。練習から自分の中で気合が入っていたし、そういうところが運も少し味方してくれたのかなと思っている」ひとつのゴールで落ち着きを取り戻した。「ほかの人からしたら『もっと早く決めるチャンスがあっただろ』と思っていたと思う。結果的に17試合目で1ゴールだが、ここから(キャリアが)終わった時にいっぱい点を取っていればいい」6月11日のメディア対応の席で久保はこうも言った。「逆に一本取るまで長いという見方もあるが、次チャンスがあればまた積極的に打っていきたいし、気持ちが吹っ切れた分、正確性が出てくると思う。固め打ち? そうできるようにしたい」同じくガーナ戦で初得点をマークした前田大然にも秘めた思いがあった。82分、伊東純也のスピーディなパスに前田は左足をピンポイントで当てたが、3日後に3歳の誕生日を迎える愛娘へのアンパンマンポーズはなし。同日のメディア対応で前田はゴールパフォーマンスをしなかった理由を語った。「1試合目のものを挽回したいという思いでやっていたので、そういう状況ではないと思っていたので、やらなかった。ゴールパフォーマンスをやったらあかんとかはないが、まだ1点取っただけなんで」ガーナ戦の前にもパラグアイ戦を悔いていた。「パラグアイ戦で決定機を外してしまったので、悔いしかないといった感じ。チャンスは何回もあるわけではないので、仕留められる時に仕留められなければダメ」前田はガーナ戦のゴールだけでは満足はしない。「前回辞退したので、出遅れている部分があると思う。この4試合は大きい試合と感じていた。まだいいパフォーマンスを出せていない。あと1試合あるので、チャンスがあればしっかり狙っていきたい」森保監督は代表初得点を記録したふたりをこのように評価した。「この試合でも個人の結果を出していくという部分、かつチームの中で自分の良さを出そうという部分をトライし続けた結果、得点につながったのかなと思う。結果が出ても出なくても、日々努力し続けていることによって今日の得点につながったと思う。彼らがチームの戦い方の中で献身的にプレーしてくれたことが結果につながったと思う」久保についてさらにコメントを求められると指揮官はこうコメントした。「この代表に生き残れるかどうかというところで、自分で自分にプレッシャーをかけながら生き残りをかけて戦うというメンタル的なところが今日は出ていたと思う。個の力で何とかしようとアグレッシブにやりながらも、攻守ともに献身的に、連係・連動も使い分けながら戦っていた。それが結果につながったのかなと思う。ゴールを決めるために、個でいく選択肢しかなく相手に読まれる部分もあったと思う。個で崩す部分と周りを使う部分で、相手に的を絞らせない攻撃が良かった。守備の部分でもパラグアイ戦の時は1対1の部分で少し強度を出せない、こぼれ球の反応が遅れるという場面もあったが、今日は自分の責任で食らい付く、後手を踏んでもしぶとく食らい付くトライが良かった」このゴールで久保はひと皮むけるかという問いには次のように返答した。「意識としては間違いなく変わると思う。これを続けてほしい。1試合ですべてが変わることはない。メディアのみなさんの期待に応えられるように続けてやってほしいし、ファンの方々もタケの成長には大きな期待を寄せていると思う。彼にとっては大変なことだと思うが、期待されることはプロとして誇り。がんばってほしい」6月11日~13日、選手たちは取材対応を行った。口々にここまでの手応えや課題、チュニジア戦へ向けての意気込みを語った。古橋亨梧「個人的なことで言えば、ものすごくゴールはほしいが、まずチームの勝利。チームの勝利のためにプレーし、その中でゴールを取れればと思っている。(ガーナ戦は) まず勝ったことが一番。4点取ったことはチームとして良かったし、個人としてもいい刺激になった。テンボが上がるとスペースができるので、僕も試合に出ればそのスペースを突いていきたい。ブラジル戦での感覚は勉強になった。それを練習で生かしているので、それが出せるかわからないが、試合で出してゴールを決めたい」伊東純也「ブラジル戦でも亨梧に早いタイミングでGKとDFの間に低くて速いボールを入れようとした場面が1本あった。股を狙って相手の足に当たってしまったが、抜ければ亨梧がゴールを取った可能性があったシーン。亨梧も大然もそういうところを狙っていると思うので、高いボールより速いボールをイメージしている」南野拓実「(ブラジル戦は)攻撃できる回数が少なかったのがひとつの課題。どのようにいい形で攻撃に持っていけるのか。個人の能力なのか、チームとしての持っていき方か、やり方はある。スペインとドイツ、『W杯』にいったらああいう展開になる。前線の選手がボールキープする必要があるし、シュートの部分もレベルアップしないといけない。ラストパスをつなげるために相手より早くいいポジション取るなど、レベルアップしていく必要がある」堂安律「2試合スタメンで使ってもらえたので、まずはチームが勝つことが一番のアピールだと思っていた。中に入りながら、右で作って左で仕留められる薫くんがいたので。『五輪』から薫くんとはやっていたので彼の特徴を生かすのと、得点シーンのように視来くんも中で絡んでくるので、上手いこと入れ替わりながらできた。(久保について)彼が右で張ったら僕が中に入るというのは話していたし、彼に対する信頼は変わっていない。一緒にピッチに立ててワクワクしていたし、お互いに良さを引き出し合えたと思う」原口元気「今の日本代表の強みはサイドに違いを作れる選手がいること。そこに出した時に縦突破からのクロスだけだと苦しい。内巻きのクロスを入れるとか、そこからもう一個入るとか、チームとしてバリエーションを作ることが大事。チームで狙っている形を表現できてくると、強い相手にでも行き当たりばったりではなく、自分たちの形で点は取れてくると思う」田中碧「ブラジルとやって思ったのはチャンスを作るのは簡単ではないということ。そこへいくまでの段階、セットプレーやバイタルで前向きにミドルを打てるシーンはまだ作りやすいと思う。ミドルで取れるかどうかは試合が大きく変わってくると思うし、セットプレーで得点のチャンスが大きくなるかどうかで自分たちのメンタルも変わってくる。後ろ目でシュートを打つというのを自分自身どんどん磨いてかないといけない」遠藤航「結局大事なのは、誰が出てもその選手の特徴を出させてあげること。自分もやったことがない選手とできたし、オプションを広げている。タケだったら攻撃の良さを引き出してあげて、守備の負担を減らしてあげるとか。攻撃でできるだけ高い位置を取らせてあげることや、攻撃時の自分の立ち位置は意識している。岳だったら2ボランチ気味に作ってもいいのかなとか。そこは試合のシチュエーションやさまざまな状況での判断、その選手の特徴やポジショニングを見ながらやっている」吉田麻也「個人的にはケガをして試合に出ない時間が長かったが、最終節で帰って来て代表でコンスタントに試合に出てコンディションも上がってきたので、4試合目でベストのものを見せたい。チームとしてはブラジル戦で感じたことを見せないといけない。相手も強度も違うが、本大会を意識したものを出していかないといけない。選手層とクオリティで劣っているのはわかっている。ハードワークと献身さで補うしかない。ブラジル戦はハードワークしたが、強度が違ってもチームの幹を太くしていくのは大事」板倉滉「この3試合全試合出させてもらってCBもやり、ボランチもやり、充実感というよりコミュニケーションを取りながらやって、ポジティブにとらえ次につながっていると思う。3バックは時間的に短かったが、『こういう形もあるだぞ』と示せたと思うし、出来どうこうよりも試せたことがポジティブだと思う。3バックにすることによって、WBの選手の縦の距離は長くなるが、CBがうまく運んでいけば、じわじわ押し込んでいける。このチームで3バックはそんなにやっていないが、アンダー世代でやっていたので、違和感なくできた」冨安健洋「森保さんの判断だが、自分的には昨日の練習で問題はなかったので、あと2日チームとトレーニングをしていくだけ。1・3月とできなかったので、みんなと過ごしたり、ミーティングに入ったり、監督やスタッフともコミュニケーションを取れるというのも途中離脱しなかった理由。今回の『W杯』は事前キャンプもできない。今回長い時間が取れるということで、最後までいさせてもらった」『キリンカップサッカー2022』日本代表×チュニジア代表は6月14日(火)・パナソニック スタジアム 吹田にてキックオフ。チケットは発売中。試合の模様はTBS系列にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)キリンカップサッカー2022のチケット情報
2022年06月13日Instagramで2.7万人のフォロワーを持つロシア人インフルエンサー、アリーナ・ファズリワとその夫が、インドネシアから国外退去させられていたことがわかった。Daily Mailなどが報じている。Daily Mailによると、ファズリワと夫はバリ島への旅行中、寺院の敷地内にそびえる樹齢約700年のガジュマルの大木をバックにヌード写真を撮影し、Instagramに投稿した。バリのヒンドゥー文化では、木は神々の住処と考えられており、ヌードの背景に選ばれた大木は聖なる木として住民から尊ばれてきた。そのため、写真は地元民の怒りを買い、あっと言う間に炎上した。5日、ファズリワは問題の写真を削除して謝罪文を掲載したが、「バリには神聖な場所が数多くありますが、今回の私のケースのように、そのすべてに標識があるわけではありません」と、自身を正当化しようとする姿勢が透けて見えた。The Starによると、夫婦は6日に地元の慣習に則った儀式に参加を命じられ、同日、島から強制送還されたという。少なくとも今後6カ月はインドネシアへの入国が禁じられる。入国管理局は、「彼らは公の秩序を危険にさらし、現地の規範を軽視していたため、国外追放の制裁を受け、入国禁止リストに名前が掲載された」とThe Starに対してコメントした。
2022年05月09日5月4日、ロシア外務省が日本人63人に対してロシアへの入国禁止を発表した。ウクライナ侵攻を受けて対ロシア制裁をとった日本への報復であり、期間は無期限だという。各メディアによると、政権与党の自民党からは岸田文雄首相(64)をはじめ、松野博一官房長官(59)や林芳正外相(61)、岸信夫防衛相(63)らが入国禁止の対象に。高市早苗政調会長(61)や今井絵理子議員(38)の名前も。共産党の志位和夫委員長や野党関係者もリストに。また、読売新聞グループ本社の渡邉恒雄取締役主筆や日経新聞者の会長といったメディア関係者も同じく入国禁止に。政治家やメディア関係者に留まらず、中にはスポーツ評論家の二宮清純氏の名前も。ロシア外務省はこの63人を選んだ理由は明かしておらず、SNS上では“謎の人選”と困惑の声があがった。《ロシアの入国禁止リスト、政治家とか新聞社の人はまだわかるけど、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが入ってるの謎すぎる》《なんか…よくわからない基準で入国禁止の人が選ばれてる》《ロシアの入国禁止、なんで?みたいな人がちょいちょい入っててよくわからんな》《二宮清純さん、入国禁止になってる。なんで?》いっぽうで、安倍晋三元首相(67)の名前は挙がっていなかったが……。ある全国紙記者はいう。「安倍元首相はプーチン大統領を『ウラジミール』とファーストネームで呼ぶ仲で、2019年9月の首脳会談では『ウラジミール、君と僕は同じ未来を見ている』と言葉をかけていました。ウクライナ侵攻に関しては『プーチン大統領は大きな間違った判断をした結果だと思う』と厳しい言葉を述べていましたが、今回入国禁止の対象外となったのには安倍元首相が長年に渡ってプーチン大統領と友好関係を結んできたことが関係しているのかもしれません」理由不明の入国禁止リスト。今後、さらに増えるのだろうか。
2022年05月05日2022年2月24日にロシアのプーチン大統領がウクライナへの軍事作戦を宣言してから、約2か月が経とうとしています。ウクライナのゼレンスキー大統領の発表によると、国内の死者数は把握できているだけでも2千500~3千人。また、1万人もの負傷兵が出ているといいます。世界中から批判の声が寄せられ、また、各国が厳しい制裁を打ち出すも、いまだなお侵攻を止めないロシア。同年4月19日放送の情報番組『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)では、プーチン大統領がロシア軍の部隊に名誉称号を授与したニュースを報じました。テレ朝・松尾由美子アナが悔し涙プーチン大統領は、ウクライナのキーウ州にあるブチャで活動したロシア軍の部隊に対し、「偉大な英雄的行動」と称え、名誉称号を授与しました。ブチャでは、多数の民間人の遺体が見つかっており、集団殺害を意味する『ジェノサイド』とする動きが世界で強まっています。また、同番組の松尾由美子アナウンサーは、ウクライナの状況を伝える際、途中涙で言葉をつまらせる一幕も。その後、すぐにニュースに戻ろうとするも、声はふるえ、謝罪の言葉を述べました。ごめんなさい、さっきの…授与のニュースが悔しい思いで読んでしまいました。すみません、冷静さを保ちます。スーパーJチャンネルーより引用冷静さが求められるアナウンサーにとって、ロシアの軍事侵攻に対し感情を表に出した松尾アナの行動は、異例と受け取られかねないものかもしれません。しかし、視聴者からは松尾アナの涙に共感する声が目立ち「みんな同じ思い」「自分ももらい泣きをしてしまった」などのコメントが寄せられています。・罪のない犠牲者の人たちや、彼らの家族のことを考えると、悲しいし悔しい。・松尾アナが、ニュースの途中で涙してしまったけれど、それが人間の感情として普通だと思う。・松尾アナの涙によって、ウクライナの悲惨な状況がより伝わってきた。いまだ終結の兆しが見えない今回の戦争。命を犠牲にしてまで得るものとは、一体なんなのかと疑問を抱かずにはいられません。先の見えない戦争に多くの人が心を痛め、また、1日も早い終結を願っています。[文・構成/grape編集部]
2022年04月20日『ロシア点描まちかどから見るプーチン帝国の素顔』書影株式会社PHP 研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年4月20日に『ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔』(小泉悠著/税込1760円)を発売します。本書は、『「帝国」ロシアの地政学』で第41回サントリー学芸賞を受賞したロシアの軍事・安全保障政策が専門の小泉悠氏による、初のロシア・エッセイです。SNSやメディアでの発言が注目を集める著者の最新刊とあって、ネット書店での予約やリアル書店からの注文が急増しています。このため、発売前にもかかわらず重版が決定しました。「なぜ戦争が起きているのか」理解するための補助線に本書は元々、「ロシアとロシア人の魅力を、衣食住の面から伝えたい」という企画から始まったものでした。しかし、プーチン大統領の蛮行を目の当たりにした著者は、脱稿直前に構成の変更に踏み切りました。ウクライナ情勢についての項目を加えるべきだと判断したからです。『ロシア点描』には、「我々が今、なぜこのような悲劇を目の当たりにしているのかを理解するための補助線になれば」という著者の願いがこめられています。私はロシア軍事を研究しているので、権威主義的傾向を強めるロシアにはもう危なくて入れません。そうしたわけですから、私が「ロシアの今」について語ることはあまり誠実ではないでしょう。(中略)それでもこの企画をお引き受けしたのは、ロシアという国をやたらに「異質な怖い他者」として見ていたのでは仕方ないだろうと考えたからです。たしかに国家としてのロシアは時にとんでもないことをします。また、そういう政治はまさにロシア人が作り上げた社会の中から出てくるわけですから、「ロシア政府とロシア人は別」と簡単に割り切ることもできません。では両者の関係がどうなっているのかということを、なるべく柔らかく、わかりやすく理解してもらえるような本にしようと努めました。(本書「おわりに」より)衣食住から国際関係まで、ロシアの不思議を解説2022 年 2 月 24 日に始まったロシアのウクライナ侵攻は日本人にも大きなショックを与えました。ロシアの軍事専門家である著者が、引きも切らないメディアからの出演依頼に時間が許す限り応えているのは、ロシアという国について知ってほしい、誤解してほしくないという思いがあるからです。本書では、著者がロシアで出会った人々、体験したこと、感じたことなどに焦点をあてると共に、プーチン大統領やロシアを取り巻く国際関係についても論じました。実際にモスクワ生活を経験した著者が、はじめて軍事以外の視点で書いたロシア本です。発刊記念のオンラインイベント開催本書の発刊を記念して、オンライントークイベントが開催されます。戦争中のいま、ロシアやロシア人のことを知る必要性についてや、ウクライナ戦争の行方などに加え、本書に書き切れなかった軍事、国際情勢に関するこぼれ話なども取り上げます。<開催日時>2022年5月21日(土)11:00~12:30※イベント終了後1週間アーカイブで視聴できます。申し込み方法など詳細については、下記の丸善&ジュンク堂書店オンラインサイトをご確認ください。5/21小泉悠先生 : 『ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔』について著者小泉悠(こいずみ・ゆう)東京大学先端科学技術研究センター専任講師。1982年、千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員、未来工学研究所客員研究員などを経て、2022年1月より現職。ロシアの軍事・安全保障政策が専門。書誌情報タイトル:ロシア点描サブタイトル:まちかどから見るプーチン帝国の素顔著者:小泉悠定価:1760円(10%税込)発売日:2022年4月20日判型:四六判並製ページ数:192頁ISBN:978-4-569-85185-3発行:株式会社PHP研究所 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月20日カタール・サッカーW杯2022が開催される今年、一般社団法人アフリカファッション(本社:東京都杉並区、代表理事・CEO:中込 弥皇/なかごみ みお)は、スポーツとファッションの力でアフリカを支援する「アフリカファッションプロジェクト」を立ち上げ、クラウドファンディングによる資金募集を開始しました。このプロジェクトは、経済的支援を必要とするアフリカ・ルワンダの少年サッカーチーム「キミフルラフットボールクラブ(以下、キミフルラFC)」を支援するためにスタートしたもので、CAMPFIRE(株式会社CAMPFIRE)の社会問題解決型プラットフォーム「GoodMorning」を利用し、クラウドファンディングの募集を2022年4月12日から開始。募集終了は、5月31日まで。多くの方のご支援をお待ちしています。アフリカファッションプロジェクトは、SDGs理念に基づき、スポーツとファッションの力で、アフリカ少年サッカーを支援します。代表理事・中込 弥皇へのメディア取材をお願い申し上げます。当協会代表の中込は、日本大学経済学部で学ぶ20歳の大学2年生です。新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限がかかる中、2021年8月、アフリカのルワンダで小中高生向けのサッカーチーム「キミフルラFC」を設立しました。「キミフルラFC」には、現在110名の子どもたち、5人のコーチが所属しています。ことのきっかけは、大学1年の夏休みに、別のNPO企画のためルワンダに行っていた中込が出会ったサッカー少年たち。「石、砂利、雑草だらけのグラウンド」「ネットのないゴール」「靴が買えないので裸足でサッカーをする少年」「4個しかないサッカーボール。うち2個は破れてパンク」など、かなりひどい練習環境でした。高校までサッカーをしていた中込は、急遽、指導をし、グラウンド整備、ゴール整備、ボールの寄贈などを行いました。しかし、クラブの安定した継続的運営のための経済的な支援が必要です。いい方法はないものかと、アルバイト先のシェアオフィスで知り合った起業投資家の持田 騎一郎(当協会顧問)に相談した結果、発案されたのが、「アフリカファッションプロジェクト」でした。中込は、プロジェクト実現のため「一般社団法人アフリカファッション」を2022年4月1日に起業、CAMPFIRE社の力を借りて、クラウドファンディングの組成を行いました。この「アフリカファッションプロジェクト」は、ルワンダ・キミフルラFCの子どもたちが着る「サッカーユニフォーム」を、今、ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオールなど世界のトップブランドが注目する「アフリカファッション」と融合させることで、ブレイクスルーを起こすことを目指しています。仕組みとしては、アフリカファッション業界とコラボしたサッカーユニフォームを開発し、世界に向けた販売を目指します。ユニフォームの売上の一部を「キミフルラFC」に提供することで、持続可能なチーム運営と子どもたちの夢を支援します。アフリカファッションに注目した理由は、「少年たちが着るサッカーユニフォームに、アフリカデザインを加えることで、アフリカにオシャレな経済支援をする」ためです。将来的には、アフリカ54か国、全てのサッカー少年の支援を目指します。2022年4月12日よりクラウドファンディング「GoodMorning(株式会社CAMPFIRE)」を利用し、現地のアフリカファッション取材及びユニフォーム制作に向けたプロジェクトを開始いたしました。▼クラウドファンディング「アフリカファッションプロジェクト」 アフリカのサッカー少年に希望を【プロジェクト概要】アフリカファッションプロジェクトは、「サッカーユニフォーム」×「アフリカファッション」という新たな融合を目指します。プロジェクト概要まず、アフリカで2022年に開催される4つのファッション関連イベント(ファッションウィーク)の調査に行き、アフリカファッション業界とのコネクションを作り、商談を行います。今回のクラウドファンディングは、2つのシードを考えています。第1シード南アフリカ・ファッションウィーク(4~5月)ケニア・ファッションエキスポ(6月)への調査商談第2シードナイジェリア・ラゴスファッションフェア(9月)エジプト・スティッチ&テックス(10月)への調査商談ファッションウィークアフリカファッションイベントでコネクションができたデザイナー、テキスタイル製造者、縫製工場を連動させ、サッカーユニフォームを完成させます。これを「キミフルラFC」へ寄贈。さらに、レプリカを世界へ販売(主に、Amazonを利用)。売上の一部を中込が運営する「キミフルラFC」の活動資金として提供します。将来的には、キミフルラFCの成功パターンを、他のアフリカ諸国の少年サッカーチームに横展開をすることを考えています。現在、アフリカデザイナーによるサッカーユニフォームは、まだありません(2022年4月現在)。アフリカデザイナーにとってもサッカーユニフォームという新たな表現の場が生まれ、デザイナーとしての活動の場が増え、注目度が上がります。複数のデザイナーと提携を結ぶことを考えており、多種多様なユニフォーム開発を実現します。それにより魅力的なユニフォームが世界へと広がります。また、テキスタイルもアフリカのカラフルな「キテンゲ」という布地を利用し、縫製工場もアフリカを利用するなどすることで、アフリカ経済への支援も可能となると考えます。クラウドファンディング概要【クラウドファンディング概要】クラウドファンディング・プラットフォーム:GoodMorning(株式会社CAMPFIRE)プロジェクト名 : アフリカファッションプロジェクトURL : 解説動画(YouTube): 募集期間 : 2022年4月4日~5月31日目標金額 : 100万円資金使用目的 : アフリカ取材のための旅費、ユニフォームの製造販売、「キミフルラFC」へのユニフォームと活動資金の提供<リターン>クラウドファンディング支援者へのリターンは、一口5千円~15万円まで8コースとなります(詳細は をご覧ください)。【一般社団法人アフリカファッション】所在地: 東京都杉並区永福3-9-5TEL : 080-9462-0415Mail : mio.nakagomi@gmail.com HP : 【理事紹介】<代表理事・CEO 中込 弥皇(なかごみ みお)>東京都出身、日本大学経済学部2年キミフルラフットボールクラブ代表(アフリカ・ルワンダ)株式会社Brave EGGs 写ルン族プロジェクトメンバー<理事・顧問 持田 騎一郎(もちだ きいちろう)>東京都出身、起業投資家、薬事通販コンサルタント一橋大学 法学部 国際関係論学部卒株式会社RCTジャパン 社長セノリティクス製薬株式会社 CEO機能性表示食品検定協会 会長がん経済新聞 編集長日本先進医療臨床研究会 理事【本件に関するお問い合わせ先】一般社団法人アフリカファッション担当: 中込 弥皇TEL : 080-9462-0415Mail: mio.nakagomi@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月19日カンヌ国際映画祭で監督賞・国際批評家連盟賞のW受賞、アカデミー賞国際長編映画賞ロシア代表作品にも選出されたロシア映画『戦争と女の顔』(原題:Beanpole)が7月15日(金)より公開決定、本作の監督とプロデューサーから反戦のメッセージが到着した。1945年、終戦直後のレニングラード(現サンクトペテルブルグ)。荒廃した街の病院で、PTSDを抱えながら働く看護師のイーヤ(ヴィクトリア・ミロシニチェンコ)は、ある日、後遺症の発作のせいで面倒をみていた子どもを死なせてしまう。そこに子どもの母親で、戦友のマーシャ(ヴァシリサ・ペレリギナ)が戦地から帰還。彼女もまた後遺症を抱えていた。心身ともにボロボロの2人の元女性兵士は、なんとか自分たちの生活を再建するための闘いに意味と希望を見いだすが...。本作は、ノーベル文学賞受賞作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの証言集「戦争は女の顔をしていない」を原案に、巨匠アレクサンドル・ソクーロフの下に学んだ新鋭カンテミール・バラーゴフ監督が戦後の女性の運命を描いた。プロデューサーは、『チェルノブイリ1986』(20)『ラブレス』(17)『裁かれるは善人のみ』(14)をはじめ、ハリウッドでも実績のあるウクライナ出身のアレクサンドル・ロドニャンスキー。主演の2人は、新人のヴィクトリア・ミロシニチェンコとヴァシリサ・ペレリギナが見事に複雑な心理状態を演じきった。第2次世界大戦から77年。その戦争を知らない世代のスタッフ、キャストらが、現在も起こっている戦争の恐ろしさを伝える作品である。監督&プロデューサーの反戦メッセージ現在、ロシアによるウクライナ侵攻によって、ロシアのカバルダ・バルカル共和国出身のバラーゴフ監督は、侵攻後すぐに国外へ脱出。また、ウクライナ出身のプロデューサーで、息子がゼレンスキー大統領の経済顧問をしているロドニャンスキーは、ロシア政府から名指しで彼の作品がロシア国内での放映が禁止され、SNSで反戦のコメントを連日投稿している。『戦争と女の顔』の日本公開に際し、2人から反戦のメッセージが届いた。カンテミール・パラーゴフ(監督)戦争と、それを招いたロシア政府の政治的決断に強く反対している。だから私はロシアを去らなければならないと感じた。この戦争は、ただ普通に人生を送りたい何百万という人々にとっての悲劇だ。彼らの多くにとっては、この戦争を乗り越えること、これからの人生を送ることが難しくなるかもしれない。ましてや、不可能になるかもしれない。これは、『Beanpole』で描かれていることと一緒だ。戦争より悪は存在しない。アレクサンドル・ロドニャンスキー(プロデューサー)私は今までロシア大統領選で投票をしたことがないが(ウクライナのパスポートを持っているので)、耐え難いほど恥じている。そして、とてつもなく深い悲しみにいる。戦争に言い訳などはない。どんな主張があったとしても。私はよく覚えている。ソ連が私たちにアフガニスタン戦争の絶対的な必要性を説明した時のことを。それが悲劇的な間違いだったと認めるまで、10年の月日を費やし、15,000人のソ連兵士と100万人近くのアフガニスタン人の命を犠牲にしたことも。今日、ベトナム、イラク、アフガニスタン戦争など自国の戦争について言い訳できるアメリカ人はほとんどいない。そして、またしてもこの戦争は痛ましい過ちだ。国家の経済が崩壊し、私たちの国が世界的な孤立の中停滞し、かつてないテクノロジーの格差が深まるから、という理由ではなく、この過ちにおける恥は消え去ることがないからだ。これは私たちの子供や孫の代にも残る。私たちは黙ってはいられない。戦争に「NO」を。『戦争と女の顔』は7月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:戦争と女の顔 2022年7月15日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© Non-Stop Production, LLC, 2019
2022年04月07日ウクライナの小さな街で、市民から受け取った食料を食べた2人のロシア兵が死亡し、28人が重症で病院に搬送されたとウクライナの情報当局が発表した。英INDEPENDENTなどが報じている。ウクライナで2番目に大きな都市であるハルキウ(ハリコフ)から南東に130kmほど離れた街・イジュームで、ロシア陸軍第三自動車化狙撃師団に所属する兵士たちに対して、市民が小さなパイやピロシキを振る舞った直後に、兵士2人が死亡。さらに28人が重症となり、地元の病院に運ばれた。30人を死傷させた食料には毒が入っていたとみられ、ウクライナの情報当局は「ウクライナ人はあらゆる手段で占領者に抵抗する」と声明を出している。現時点で、どのような毒物が使われたかはわかっていない。Evening Standardによれば、同師団に所属している約500人のロシア兵が地元民にもらった酒を飲んだ結果、“原因不明の中毒症状”に襲われ、続々と病院に搬送されたケースも報告されているという。
2022年04月04日7大会連続となる7度目の『FIFA ワールドカップ』出場を決めた日本代表にとって、次のゲームは決して消化試合ではない。『W杯』アジア最終予選・ベトナム戦は貴重な実践の場である。本大会のメンバー23名をかけたサバイバルはすでにはじまっているのだ。22回目を数える『W杯』は11月21日(月)にカタールで開幕する。本大会までFIFAインターナショナルウィンドウは5月30日(月)~6月14日(火)と9月19日(月)~27日(火)の2回のみ。7月19日(火)~27日(水)の『EAFF E-1 サッカー日本主権2022』決勝大会は国内組の大事なアピールの場となるだろう。3月26日、『SAMURAI BLUE FIFAワールドカップカタール2022出場権獲得会見』の席上で日本サッカー協会・反町康治技術委員長は「『W杯』出場が決まった今、これからベスト8という目標に向け、次のベトナム戦が最初のスタートだと思う。これから熾烈な争いがチーム内でも起きると思う」と言及した。さらに今後のスケジュールについて、「6月のインターナショナルマッチデーで4試合やりたい。その後、7月中旬に『E1』がある。こちらは海外組の招集が難しいので、基本的にはJリーグの選手で構成して臨みたい。今回は11月の後半に『W杯』がはじまるので、9月の後半のインターナショナルマッチデーが最後の力試し、メンバー選考の上でも大事な試合になるので、強い相手とやりたい」とコメントした。同席した森保一監督はベトナム戦へ向けて、次のように語った。「我々は第一関門を突破したにすぎない。カタールで日本歴代最高の成績のベスト8以上を掴み取るべく、次のベトナム戦から新たに最善の準備をし、一戦一戦全力で戦っていき目標を達成したい。次のベトナム戦に勝って、このアジア最終予選を1位で突破すること、そのあとの『カタールW杯』での目標達成につなげられるように勝利を目指して戦いたい。戦い方に関しては、これから選手のコンディションを見極め、勝つためにベストな選択をしていきたい」選手を固定する傾向の強い森保監督だが、ベトナム戦ではメンバーを変更して臨むことになる。選手をがらりと入れ替えるか、これまでのメンバーをベースに要所となるポジションのみ入れ替えるかはわからないが、顔触れは変わる。もともと今回の代表活動はCF大迫勇也が不在である。アンカーの遠藤航とCB板倉滉はオーストラリア戦後、チームを離れた。期せずして、ベトナム戦は生命線となるセンターラインのテストマッチとなるのだ。CFとともに起用法が物議を醸した左SBはこれまで通り長友佑都か、中山雄太が入るのか。オーストラリア戦で殊勲の2ゴールを決めた三笘薫は先発起用されるのか、引き続きジョーカーの役目を担うのか。アンカーでは守田英正を本来のポジションで試すのか、柴崎岳を配置するのか。CFに入るのは前戦と同様に浅野拓磨か、それとも上田綺世、林大地か。はたまた2トップのオプションを試すのか。『W杯』を見据えた森保監督の選択が注目される。3月26日~28日には選手たちのメディア対応が実施された。喜びや安堵の声とともに選手たちは本大会へのサバイバルに向けて覚悟を口にした。上田綺世「僕以外にもFWはいるが、僕がこういう選手だということを表現できるように、与えられた中で自分の武器や結果にこだわりたい」守田英正「僕自身一番慣れているポジション、やってきたポジションがアンカー。航くんがずっと出ていて、僕もやれるということを見せられるチャンスだと思う。航くんは精神的支柱で、チームを引っ張る力があり、そこに頼ってしまうところは少なからずある。いなくなった分チャンスだと思うし、自分の普段見られない一面を見せられるチャンス。ポジショニングだったり、ビルドアップだったり、色々なところを見てもらいたい」山根視来「あそこ(豪州戦の先制点のアシスト)で貢献できたことはうれしいが、もう1試合あるので、メンバーに選ばれることが大事。次の準備に向かっている。育成年代でも代表のユニフォームを着ていなかったので、(『W杯』を)リアルに想像することは難しかった。数年前までそうだったが、何があるかわからない。チャンスはあるので、自分で掴みたい」三笘薫「僕は招集されて2回目、スペースが空いた後半に生きるタイプだと思う。ただ前半からもやれるところを見せないといけない。そのチャンスがきた時に生かさなければいけない。次の試合でどうなるかが変わってくるので、出場権は決まったが、決まっていない気持ちでなければいけない。スタメンで出て結果を残したい」田中碧「代表の活動で結果を残すのが大事。ゴールやアシスト、またそれとは違うものでアピールしていかないといけない。これから勝利とスコアというものによりこだわってやっていかないといけない。でも僕はボランチなので、ゴールをすればOKではないので、90分の内容も含めて求めていかないといけない」旗手怜央「自チームでインサイドハーフをやらしてもらっているので、インサイドハーフで勝負したい思いがある。でもウイングバック、ウイング、サイドバックでも経験があるので、出られるならどこでもという思いがあるが、インサイドハーフでやれるのはありがたい。(『W杯』は)僕自身テレビで見てきた舞台、豪州戦で出場を決めたのを肌で感じられたのは今後の成長につながると思う。今は少なからずチャンスはあると思うので、憧れの舞台に立てるかどうかは自分次第」原口元気「ポジションを奪うだけ。何を言われようとそこをやるだけ。所属クラブでやっているプレーを代表でもやれればチャンスはあるはず。ボランチのようにプレーするつもりはない。チームでもボランチに近い位置でプレーしているが、よりアタッカー気質と言うか、得点につながるプレーを見せていければと思う。『W杯』に行くことが決まったので、これからポジションを奪うよう、もちろんチームのためにやるが、自分のためにギラギラしてやっていきたい。次の試合チャンスがあれば、自分が表現したいものを表現する場だと思う。『W杯』まで半年、悔いが残らないようにポジション争いに勝ちたい」林大地「まず自分のできることを最大限引き出してやることと、FWは得点という目に見える結果を出さないと物足りないので、ゴールを取りたい。いくらでも序列はひっくり返るとうことは昨年の『東京五輪』で自分でも経験している。でも中途半端な気持ちや準備では起こることも起こらない。しっかり準備をして、自分の可能性を信じてしっかりやることが大事」吉田麻也「チームももっと構築しないといけないし、個人ももっと成長しないといけない。アジアと世界の戦いは違う。もう競争ははじまっている。ここからのマッチメイキングがすごく大事になってくる。コロナ禍で渡航が制限される中、いいマッチメイクでいい相手と戦うことが大事」南野拓実「チャンスはあったので、それを決め切りたかった。次に向けてああいう場面で決め切れるようにレベルアップしていきたい。時間を重ねるうちに自分もあのポジションをやりやすくなっている」柴崎岳「普段航がやっているポジションだが、自分が入ったら自分らしいプレーをピッチの中でパフォーマンスしたい。『W杯』が決まって、近々相手も決まって、相手によってメンバー構成が決まってくると思うので、そこのメンバーに入っていけるよう努力していきたい」谷口彰悟「まず1位で予選を突破すること。あとは『W杯』に向けての戦い、出場するだけが目標ではない、ベスト8以上という目標を掲げている以上、1試合1試合大事にしたい。試合に飢えている、結果に飢えている選手も多いので、そこで結果を出したい。コンディションはいいと思うが、試合に出て結果で見せないと意味がないので、しっかり集中していい準備したい」中山雄太「もちろんポジションは常日頃から狙っている。僕個人の思いで言えば、『W杯』出場を決められてうれしいが、新たな競争は始まっていると思う。次の試合は最終予選という名前ではあるが、新たな競争がはじまっている印象。チャンスがあれば結果にこだわってやっていきたい」『W杯』アジア最終予選へ臨む日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、シュミット・ダニエル(シントトロイデン/ベルギー)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(FC東京)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、佐々木翔(広島)、谷口彰悟(川崎F)、山根視来(川崎F)、植田直通(ニーム/フランス)、中谷進之介(名古屋)、中山雄太(ズウォレ/オランダ)【MF/FW】原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)、南野拓実(リバプール/イングランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、林大地(シントトロイデン/ベルギー)、三笘薫(サンジロワーズ/ベルギー)、旗手怜央(セルティック/スコットランド)、上田綺世(鹿島)、田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)、久保建英(マジョルカ/スペイン)3月26日の『W杯出場権獲得会見』でもサポーターへ来場の声掛けを行った吉田主将は3月28日のメディア対応でもファンの来場を促した。「会見で言った通り、選手たちは満員のスタジアムで代表戦をやることに飢えている。ヨーロッパでもオーストラリアでも明らかに日本とは状況が違う。誰かが突破口を開かないといけない。それはサッカー日本代表ではないといけないと思っている。みんなが我慢しているところ、誰かが扉を開かないといけないといけない。僕らにできることはサッカーで一つひとつ実績を積んで変えていくこと。サッカーファミリーで変えていけたらいいなと思っている。みんなで一丸となって扉を開けたらうれしいし、ぜひ6万人集まってほしい」果たして、明日の日本代表はどんなスタメンが並ぶのか。『W杯』アジア最終予選・日本代表×ベトナム代表は3月29日(火)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はDAZN、テレビ朝日系列にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)アジア最終予選(RoadtoQatar)のチケット情報
2022年03月28日《ウクライナ兵の決死の戦闘に敬意。終結するまでロシア軍を叩き潰すしかないが、報道がきちんとなされているか懸念。ウクライナ軍の健闘やロシア軍の失態の報道は多いが、ウクライナの一般市民の犠牲やウクライナ軍の被害について報道が少なくないか》3月24日、Twitterにこうつづったのは橋下徹氏(52)だ。いまなお、終結のめどが見えないロシアの軍事侵攻。そんななか、同日にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(44)が日本の国会でリモート演説を行った。橋下氏のツイートは、その直後のものだ。ところが「終結するまでロシア軍を叩き潰すしかない」と橋下氏がつづったことに、違和感を覚える人がネット上で相次いでいる。これまで橋下氏がウクライナに対して“降伏”を迫るような言動をしてきたためだ。例えば今月3日の『めざまし8』(フジテレビ系)で、橋下氏はウクライナ出身の政治学者であるグレンコ・アンドリー氏に“ウクライナ人の退避”を提案している。「ウクライナの方々が命を懸けて戦っていることに敬意を表しますけども、それだけなのかと。僕はアンドリーさんのような方にね、『日本においでよ』と」「プーチン大統領はどれだけ生きるんですか。今70歳ですよ。あと30年も生きられませんよ」しかし、グレンコ氏は「ここで降伏して全土を支配されてしまえば、結局犠牲者は増えるだけなんです。ロシアは必ず粛清を始めます」と否定していた。それでも橋下氏は21日、「ロシア、南東部マリウポリで降伏要求 ウクライナは拒否」というニュース記事をTwitterで引用してこうつづっていた。《一番悪いのはプーチン。しかしゼレンスキー大統領のこの戦争指導も最悪だ。戦う一択になるとこうなってしまう。なぜマウリポリ市民とゼレンスキー政権幹部や国会議員とを入れ替える交渉をしないのか》降伏要求の拒否、そして”戦う一択”を批判した橋下氏。このツイートの3日後に、「ロシア軍を叩き潰すしかない」と投稿したのだ。そのため、ネットでは“手のひら返し”だとして批判の声が上がっている。《あなた本当に橋下さん!?ついこの間までウクライナは降伏しろって言っていましたよね》《こないだまで、ウクライナ人は逃げろって言ってなかったっけ?いまでは、ウクライナ人の戦闘に敬意を払っているのか?ずいぶん方向転換したな》《ご自身の4日前のTweetでは戦う選択肢一択を非難されてましたね。どういうことなんでしょうか》また橋下氏は冒頭のツイートで《ウクライナの一般市民の犠牲やウクライナ軍の被害について報道が少なくないか》と問いかけている。しかし、これについてもネットでは疑問視する声が上がっている。《少ないですかね?過去のどの戦争より近くに感じて驚いてるくらいですけど…》《ウクライナの情報はいっぱい出ていると思いますけど》《日本国内であればある程度報道されてるとおもいますが 病院攻撃されたとか他にも多数 十分かは不明ですが少ない訳でもないかと》
2022年03月26日2022年2月24日に、ロシアがウクライナ国内に侵攻したことを機に始まった戦争。同年3月18日現在も、停戦していません。世界中の人々が、1日でも早い停戦を祈り続けています。そんな中、映画『ターミネーター』シリーズの主演などで知られる、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんが、ロシアの人々への想いを語りました。子供の頃からあった、ロシアとの接点シュワルツェネッガーさんは、「私はロシアの人々が大好きだ。ぜひ動画を見て、多くの人に共有してほしい」とTwitterで呼びかけ、動画を投稿。I love the Russian people. That is why I have to tell you the truth. Please watch and share. pic.twitter.com/6gyVRhgpFV — Arnold (@Schwarzenegger) March 17, 2022 オーストリア系アメリカ人であるシュワルツェネッガーさんの、ロシアとの接点は子供の頃からありました。それは、「自分にとってヒーローとなる、ロシア人との出会いだった」といいます。14歳の時、ウィーンで開催されたウエイトリフティングの世界選手権を見に行ったシュワルツェネッガーさん。そこで優勝した、ソビエトとロシアの選手だったユーリ・ウラソフさんと握手した時、力強さに感銘を受けたといいます。以来、シュワルツェネッガーさんは自宅のベッドにウラソフさんの写真を飾っていました。ですが、シュワルツェネッガーさんの父親は、その写真を下すようにいったとのこと。父親は、第二次世界大戦中、ロシアで被害を受けた経験から、ロシア人が嫌いだったのです。それでも、「ウラソフさんがあげていた旗がどこの国であるかは、重要ではない」と思い、写真を下すことはなかったといいます。シュワルツェネッガーさんがウエイトリフティングを始めてから、その写真を見ては自分を鼓舞していたとも話しました。大人になってからも持ち続けていた接点シュワルツェネッガーさんとロシアとの接点は、これだけにとどまりません。ボディビルディングや映画の撮影のため、頻繁にロシアを訪れていたシュワルツェネッガーさん。撮影中、再びウラソフさんと会い、コーヒーカップをくれたり、1日を過ごしたりするなど、優しさに感銘を受けたといいます。シュワルツェネッガーさんは、子供の頃から俳優になった大人になるまで、ロシア人が持つ力強さと温かさに鼓舞されてきたそうです。シュワルツェネッガーさんがロシア国民に伝えたいこと2021年1月、アメリカ国内では、大統領の選挙結果をめぐり、抗議デモが行われました。デモに参加した人々は、「選挙結果に不正があった」として、意思を表明。シュワルツェネッガーさんは、この時のように、「おかしいと思うことは、声を上げてほしい」とロシア国民に訴えました。ですが、戦争に反対しているロシア国民が、拘束されるといった事態も起きているのです。拘束された人々に対し、シュワルツェネッガーさんは「私にとって、あなたがたは新たなヒーローだ。ウラソフさんと同じ強さを持っている」とたたえました。シュワルツェネッガーさんのメッセージに、多くの人から称賛の声が上がっています。・こんなにも知的で優しい人だったのか、と胸が熱くなった。・やはりシュワルツェネッガーさんは、本物のヒーローだ。ロシア国民だけでなく、多くの人に見てもらいたい。・心底、ロシアを愛しているからこそ、語らずにはいられなかったのだろう。残念なことに、SNSでロシア人への差別的表現や嫌悪する声が見られたり、ロシア料理を提供するお店を非難したりする動きが起きています。ですが、誰かを攻撃するのではなく、平和への声を上げていくことが必要です。シュワルツェネッガーさんは、ロシアを愛しているからこそ、国民をはじめ多くの人々にこのメッセージを知ってもらいたかったのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年03月18日ロシア国営テレビ「チャンネル1」でニュース番組の放送中に、「戦争反対」と抗議のプラカードを持って乱入したマリナ・オフシャニコワさんが全世界から注目を集めている。そんな中、金融インフルエンサーでYouTuberとして活躍するケヴィン・パフラスが彼女への支援を申し出たと、米Fox Businessが報じている。オフシャニコワさんは、ニュースの生放送中にキャスターの背後に乱入し、「戦争反対」「プロパガンダを信じるな」と書かれたプラカードを掲げて反戦の意志を訴えた。番組は即座に放送中止。彼女は当局に拘束され、14時間もの尋問を受けた後、3万ルーブル(約3万2千円)の罰金を科され、現在は自宅軟禁中だという。そんな勇気ある行動に、パフラスはTwitterで「マリナ・オフシャニコワはロシアの生放送番組に映り込み、3万ルーブルの罰金を払わされた。私は個人的にVenmo(オンライン決済サービス)かビットコインで100万ルーブルを彼女に送りたいと思います」と表明した。パフラスは、Fox Businessの取材に対して次のように語っている。「これぞ、私たちが奨励すべき勇気ある行動です。今必要なのは、この戦争がウクライナ人を解放する手段だとロシアの政府系メディアに洗脳されている中高年層の目を覚まさせることなのです。喜んで彼女に100万ルーブルを送ります。高額に聞こえますが、今はもう1万ドル(約113万円)程度の価値ですね」BBCによると、オフシャニコワさんはチャンネル1のディレクターを務めており、父親はウクライナ人だという。彼女は生放送中に行動を起こす前に撮影していた動画の中で、「クレムリンのプロパガンダのために働いてきたことを恥じています。テレビ画面の中で嘘をつくことを許してしまった。ロシア人をゾンビに変えてしまった。恥ずかしい。ただ私たちは、黙ってこの非人道的な政権を見ていただけだったのです」と語っている。
2022年03月16日《ウクライナに対するロシア侵攻を非難するとともに、世界各国の大学がロシア連邦の教育機関との協力を停止しています。当館が日本大学にも侵略国との協力関係の断絶を呼びかけました》在日ウクライナ大使館が3月10日にTwitterでつぶやいたこの投稿が物議を醸している。ロシア軍による軍事侵攻が激しさを増すウクライナ。南東部の小児病院までもが空爆を受けるなど、理不尽な戦争に反発する声が世界的に高まっている。そんななか、在日ウクライナ大使館はTwitterでウクライナの情勢を定期的に発信し、Twitterを通じて寄付金を募るなど、ウクライナをサポートするべく日本から尽力していた。そんななか、呟いた冒頭の投稿。ロシアの教育機関との協力関係にある日本国内の大学に関係を解消するよう求めたのだ。あわせて呼びかけた日本の大学のリストが記された写真も投稿していた。《ウクライナが卑劣なロシア侵攻を受けるなか、ロシアの町との「姉妹関係」を保ち続けるのは偽善のように思われます。当館が日本の都道府県及び市に対して、ロシアの地域及び市との姉妹関係の断絶を呼びかけました》これを受け、ネット上では議論が勃発。ロシアへの怒りには理解を示しながらも、大使館が分断を煽ることに疑問を示す声が相次いだ。《坊主憎けりゃ袈裟まで、は違うのでは?お気持ちは理解したいと思っています。けれど姉妹都市の件といい、今あるルートを平和的に利用する事を考えて欲しいです。断絶ではなく、偽善と言われようとも》《姉妹都市提携を切れもそれをウクライナ大使館から言っちゃうのはダメでないですか!?》《在日ウクライナ大使館、ロシアと関係ある姉妹都市や大学と断絶するように呼びかけてるけど完全に逆効果だな。ロシア許すまじのハードな支持層には効くけど、ウクライナ大変だなと同情していたソフトな層は気持ちが冷めてしまうし一度冷めた気持ちはなかなか戻らない》《ロシアに関することを学んでいるからといってそれは当人の政治的な立場には関係ないし、まともな大学が応じるはずもないあんな軽薄で短絡的な呼びかけをして何になるのか分からない》さらに、在日ウクライナ大使館の一連の呼びかけを“内政干渉”と指摘する声もあがっている。《ウクライナ大使館が斜め上の方向にぶっ飛びすぎてて目も当てられんな内政干渉は好感度下げるだけだからやめときなさいよ…》《内政干渉はやめていただきたい。日本がロシアの自治体とどう付き合っていくのかは日本が考えて決める事です》3月11日現在、該当の投稿はすでに削除されており、在日ウクライナ大使館は次のように投稿した。《ロシアの大学や自治体との交流停止を求めたことについて、様々なご意見をいただきました。確かに行き過ぎたお願いだったかもしれません。ただウクライナの、特に男子学生は今海外に行くことも、学ぶことすらできません。そのことを皆さんに知ってほしかっただけです。ご容赦いただければ幸いです》
2022年03月12日「エンジン01文化戦略会議」がロシア政府のウクライナ侵攻の即時停戦を求める声明を発表した。 「エンジン01文化戦略会議」は、2001年7月に発足した各分野の表現者・思考者たちが日本文化のさらなる深まりと広がりを目的に参集したボランティア集団。エンジン(ENJIN)は、Encourage Japan Intelligent Networkの略。新時代の文化形成の「エンジン」となり、異分野の才能が「円陣」を組むことを呼びかけることも意味している。01は、当会が発足した2001年に一から出発するという新心の想いと、デジタル時代の選択肢としてのシンボルマークで、「一から再構築する文化のエンジン」という意味となっている。現在、約230名の会員が、教育委員会や動物愛護委員会等の委員会活動、定期的に開催する勉強会「エンジン塾」、年に1回地方都市で開催する「オープンカレッジ」等の活動に参加している。「エンジン01文化戦略会議」は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、「文化の醸成に携わる者として、断じてこの侵攻を許すことは出来ません。ウクライナを支持し、ロシア政府に対して即時停戦を求めます」と声明を発表している。ロシア政府のウクライナ侵攻の即時停戦を求める声明去る2月24日、ロシアがウクライナに軍事侵攻しました。 ウクライナで起きていることは、プーチン大統領が招いた暴挙であり、法に基づく国際秩序の危機でもあります。自由と民主主義は、人々が平和な生活を送り、豊かな文化を育むのに欠かせないものです。いま、その自由と平和がウクライナにおいて危機に瀕し、失われようとしています。私たちは、文化の醸成に携わる者として、断じてこの侵攻を許すことは出来ません。 ウクライナを支持し、ロシア政府に対して即時停戦を求めます。エンジン01文化戦略会議幹事長林真理子有志一同秋尾沙戸子/浅葉克己/有森裕子/安珠/安藤和津/安藤桃子/池田卓夫/池坊美佳/池辺晋一郎/井沢元彦/石井幹子/石田純一/伊藤穣一/猪瀬直樹/今藤長十郎/魚住りえ/漆紫穂子/太田麻衣子/大友直人/大林素子/大樋年雄/大宮エリー/岡﨑誠也/岡島成行/岡副真吾/岡田直也/小川洋子/奥谷禮子/奥田瑛二/葛西敬之/勝間和代/加藤友朗/川井郁子/川勝平太/河口洋一郎/川淵三郎/菊地哲榮/木村晋介/金哲彦/久保明彦/熊本マリ/黒岩祐治/ケント・ギルバート/神山典士/九重龍二/小西利行/小林宏之/小山泰生/小六禮次郎/三枝成彰/さかもと未明/佐藤可士和/佐藤正明/里中満智子/清水敏男/下村満子/東海林良/白井貴子/神野美伽/鈴木久泰/鈴木康友/瀬戸川雅義/宋美玄/田中英成/竹原啓二/竹山聖/辰巳琢郎/立川談慶/谷川彰英/田原総一朗/玉木正之/俵万智/團紀彦/ちばてつや/佃一可/津田大介/露木茂/徳岡邦夫/冨田洋/中井美穂/中尾清一郎/中瀬ゆかり/中園ミホ/中丸三千繪/仲道郁代/夏野剛/南條史生/西川りゅうじん/西村知江子/蜷川有紀/野宮博/野村万蔵/橋村奉臣/蜂谷宗苾/服部今日子/波頭亮/林英哲/倍賞千恵子/パトリック・ハーラン/東村アキコ/日比野克彦/平山雄一/ピーター・ジェイ・マクミラン/福井康之/藤川靖彦/藤田晋/堀紘一/堀義貴/堀江貴文/堀木恵子/前田裕二/真木太郎/眞下伸友/増浦行仁/増田順一/桝田隆一郎/松本幸四郎/眞鍋圭子/三浦瑠麗/南美希子/宮野素子/村上典吏子/村山由佳/茂木健一郎/本木克英/森本敏/諸田玲子/矢内廣/山田美保子/山本淳子/山本益博/湯川れい子/吉田都/鎧塚俊彦/ロッド・マイヨール/和田秀樹/和田裕美(50音順)公式サイト:
2022年03月11日ロシア作品シリーズ<ロシアの玉手箱>第12回「深みと眩しさと」『有森博ピアノリサイタル』が2022年5月14日 (土)に東京文化会館小ホール(東京都台東区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 【曲目】プロコフィエフ:ピアノソナタ第5番 ハ長調 作品135(改訂版)スクリャービン:12の練習曲 作品8タチアナ・ニコラーエワ:24の演奏会用練習曲 作品13より第1番 ハ長調、第2番 ホ短調レフ・オボーリン:ピアノソナタ 変ホ長調 作品3有森博プロフィール1992年東京藝術大学大学院修了。その後モスクワにて研鑽を積み現在に至る。これまでに野上登志子、水本雄三、小林仁、ナターリャ・スースロワの各氏に師事。1990年第12回ショパン国際ピアノコンクール最優秀演奏賞。1991年岡山県芸術顕彰を受賞。1992年第5回シドニー国際ピアノコンクール第4位。1994年第10回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門入賞。1996年から2000年にかけてラフマニノフのピアノ作品全曲演奏会を成し遂げ、2001年にはプロコフィエフのピアノソナタ全曲演奏会を成功させるなど、ロシア作品に積極的に取り組む活動を展開し、ロシア音楽のエキスパートとして高い評価を受ける。1995年、2001年に小澤征爾指揮新日本フィルと協演の他、日本フィル、東京シティフィル、読売日響、九響、関西フィル、山形響、仙台フィル、神奈川フィル、東フィル、ワルシャワフィル、ポーランド放送響などの内外の主要オーケストラ、著名指揮者との協演を重ねる。2004年には小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラのメンバーとしてヨーロッパ6カ国ツアー及び日本公演に参加。これまでにソロアルバムで19枚のCDがリリースされ、カバレフスキーとラフマニノフの全曲録音が進行中。「展覧会の絵」、「チャイコフスキーにつつまれて」、「ロシアバレエの誘惑」、「メトネルの時間」、「ラフマニノフ変奏曲集」、「音楽の玉手箱2~露西亜秘曲集」ほか、その多くが特選盤に推薦されている。現在、国内外での活発な演奏活動の他、ロシア作品によるリサイタルシリーズを、東京文化会館(「ロシアの玉手箱」)、エスパスホール(「ロシアピアニズムの系譜」)にて行っている。東京藝術大学教授。大阪音楽大学特任教授。桜美林大学客員教授。公演概要ロシア作品シリーズ<ロシアの玉手箱>第12回「深みと眩しさと」『有森博ピアノリサイタル』開催日時:2022年5月14日 (土)13:30開場/14:00開演会場:東京文化会館小ホール(東京都台東区上野公園5-45)■出演者有森博(ピアノ)■チケット料金一般:4,000円学生:2,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月10日“猫界の国連”を自認する「Federation Internationale Feline(国際猫連盟/以下FIFe)」は、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する声明を公式サイト上で発表した。理事会は、3月1日付けで国際大会からロシアの猫を排除すると決定したという。FIFeが発表した声明は、強い語調でロシアを非難する内容だった。「ロシア軍がウクライナに侵攻し、戦争を始めたことに衝撃と恐怖を感じています。罪のない多くの人々が亡くなり、さらに多くの人々が負傷し、何十万人ものウクライナ人が命を守るために避難を余儀なくされています。私たちは、この前代未聞の侵略行為によって引き起こされた破壊と混乱を目の当たりにしています」そして、この困難な状況下でも、ウクライナの愛猫家たちが必死に猫や他の動物たちの世話を続けており、ポーランドやルーマニアをはじめとした隣国のFIFe会員が彼らを手助けしている現状を賞賛した。理事会は「このような残虐行為を目の当たりにして、何もせずにはいられません」と、厳しい“制裁”措置を発動させた。まず、ロシアで繁殖した猫を国外のFIFeに登録することを禁止。また、FIFeが主催する国際大会に、ロシア在住の出展者は猫を出場させられなくなった。この規制は5月末まで適用され、状況により見直されるという。
2022年03月04日映画業界でもロシアのボイコットが続く中、Netflixも、ロシアにおける作品の製作を中止すると決断した。対象の作品のひとつは「Zato」という探偵もの。まだタイトルが決まっていないもう1本の作品は、あと1日で撮影が終わるところだったという。ほかに、Netflixは、「アンナ・カレーニナ」を原作にした「Anna K」もロシアで製作していた。こちらは撮影が終了しているが、情勢が変わらないかぎり、配信は棚上げになると思われる。Netflixはロシアに支社をもたず、会員数も100万人以下と少ない。Netflixの全世界の会員数は2億2,200万人。文=猿渡由紀
2022年03月03日ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に抗議し、カンヌ映画祭がロシアの代表団、政府関係者の参加を拒否すると発表した。ただし、ロシアのアーティストの中にも勇気を持って反政府運動を行っていることを考慮し、ロシアの作品をすべてボイコットすることはしないとも述べている。ウクライナの映画アカデミーが世界の映画関係者にロシアとのビジネスを断ち切ってほしいと要請して以来、映画祭やスタジオによるボイコットが続いている。ディズニー、パラマウント、ワーナー、ソニーなどメジャースタジオは、近々公開を控えていた話題作のロシアでの公開を保留にすると決めた。文=猿渡由紀
2022年03月02日ロシアによるウクライナ侵攻を受け、大手映画会社のディズニー、ワーナー、ソニー、パラマウント、ユニバーサルが相次いでロシアでの新作の劇場公開を「一時中止する」と発表した。この動きは映画祭にも波及し、カンヌ国際映画祭が「ウクライナ支持」を表明。今年の映画祭で、状況によってはロシアの代表団の参加を拒否する考えを示した。「2022年の冬のいま、カンヌ国際映画祭は準備期間に入っています。ウクライナの人々が納得する形で戦争が終わらない限りは、私たちはロシアの公式代表団およびロシア政府の関係者を受け入れないと決めました」と公式HPで声明を発表。一方で、「危険を冒しながらも、ウクライナに対する攻撃と侵攻に抗議しているロシアの人々にはその勇気に敬意を表する」と称え、そういったロシア人の中には芸術家と映画業界の人もいると加えた。最後に、「カンヌ国際映画祭は平和と自由を守るために、暴力、抑圧、不当行為に対する批判の声を上げる芸術家と映画業界者に尽くします」と表明した。第75回カンヌ国際映画祭は、5月17日から28日まで開催予定。(Hiromi Kaku)
2022年03月02日ロシアによるウクライナ侵攻を受け、複数の大手映画会社がロシアでの映画公開を一時的に中止とする動きが出ている。ディズニーは「ウクライナへのいわれのない侵攻、悲劇的な人道的危機を受け、私たちはロシアの劇場でピクサーの『私ときどきレッサーパンダ』を含む新作の公開を一時中止します」と声明を発表。今後については「状況の変化に応じて決める」という。「拡大する難民危機を考慮し、わが社のNGOパートナーと緊急支援や他の人道支援を難民に提供できるよう、動いています」と報告もしている。ディズニーの声明発表から数時間後、ワーナー・ブラザースも「ウクライナで起きている人道的危機の観点から、ワーナーメディアはロシアでの『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の公開を一時中止します。今後の動向を注視していきます。この惨事が迅速に、平和的に解決されることを望みます」とディズニーに追随。さらにソニー・ピクチャーズも続いた。「ウクライナで進行中の軍事行動、結果として生じている不確実性、その地域で起きている人道的危機を考慮し、私たちは『モービウス』を含むロシアで予定していた作品の公開を一時中止します。私たちの思いや祈りは、影響を受けている方々とともにあります。この危機が迅速に解決されることを願います」。(Hiromi Kaku)
2022年03月01日