大人かわいいペディキュアに涼しげなサンダル、夏の足元のおしゃれは楽しいですよね。でもちょっと待って!かかとは大丈夫?水着や浴衣のときも足元は丸見え。ガサガサのかかとでは、百年の恋も冷めてしまうかも…?気になる彼に見つかる前にブサイクなかかとを卒業して、しっとりツルツルな「かかと美人」になりましょう!<かかとブスの原因>いまいましいかかとのヒビ割れはなぜ起こるの?この原因を突き止めれば、ケアだけでなく予防もできちゃいますよね。かかとブスからお別れするために少しだけお勉強しましょう!かかとがガサガサになるのは、歩行や運動、肌の再生力低下、疲れなどのストレスが主な原因だといわれます。皮膚のもっとも外側にある角質層。その外側に厚みができてしまった状態を「角質肥厚(かくしつひこう)」といい、この状態になると、角質層内の天然保湿因子やセラミドといった潤いのもとが不足して乾燥を引き起こします。乾燥による肌あれで肌の再生力も乱れてしまい、ガサガサにヒビ割れたかかとになってしまうのです。顔と同様、保湿が重要なんですね。<保湿力抜群!ワセリンでかかとケア>乾燥を改善するのにおすすめなのがワセリン。石油から取れたジェル状の軟膏です。『ヴァセリン』、『白色ワセリン』、『サンホワイトP-1』といった商品がドラッグストアや薬局に並んでいます。ワセリンとは石油から得られる炭化水素類の混合物を脱色して精製した無色の軟膏。油分の膜を張り、角質層の水分蒸発を防ぐ働きをしてくれます。使い方は簡単。お風呂上がりの清潔な状態で、適量をかかとにのばしてください。その後は靴下をはくだけ!翌日にはカサカサが軽減されているはずです。もしかゆみやかぶれが起こったら、無理に使わないようにしてくださいね。<韓国のかかとケア事情>筆者の住んでいる韓国にも様々なかかとケア方法があります。いくつかご紹介しましょう。・足のパックですべすべに!【トニーモリー フットマスク】シートマスク天国・韓国には、やはりありました。人気コスメブランド『トニーモリー』で見つけたのが、靴下のようにはいて使うフット用のシートマスク。ぬるま湯できれいに足を洗い、フットマスクが入った袋を乾いた手で取り出します。フットマスクを点線に沿って切り離し、足を入れて約20分後、フットマスクをはずして、残っている美容液を肌になじませます。ラブリーベルガモットとフレッシュペパーミント、2種類の香りで心地よくケアできそう。メントールによる引き締め効果、リフレッシュ効果もうれしいですね。・韓国の鉄板かかとクリーム【コウンバル】現地の薬局でしか買えないそうなのですが、これがかなり効きます!その名も「きれいな足」。白色のクリームで、ほんのりミント系の香りです。角質が柔らかくなっているお風呂上がりに塗るのが◎。使い心地が良く、すっとなじみつつも潤いはちゃんと残ります。このクリームのすごいところは、数日で違いがわかること!韓国旅行の際は自分へのお土産として購入してみては?・気軽にプロのフットケア【アカスリ】韓国にはチムジルバンといわれる健康ランドのような施設がたくさんあります。お風呂やサウナに入って、食堂でごはんを食べて、というように、一日中ゆったり楽しめる韓国の人々の憩いの場です。そこにはアカスリスペースも用意されていることが多く、希望すればかかとの角質取りもできちゃいます。手頃な料金でケアできるので、定期的に通うのもアリ!いかがでしたか?一時的でなく継続してケアを続けることが、かかとブスからさよならできるいちばんの近道といえそうです。いつ見られてもいいような美しいかかとをめざしたいものですね!(文=mayu110)【プロフィール】人間観察とショッピングが大好きな韓国通ライター。日本と韓国を股にかけ、ミーハーな視点で人々の恋愛事情を探ります。
2014年08月03日