毎年10月31日のハロウィンは、日本で『年齢を問わず仮装をして楽しむイベント』として浸透しています。ハロウィンらしい仮装をする人もいれば、漫画やアニメのキャラクターのコスプレをして楽しむ人も。東京都の池袋では、コスプレイヤーが集まってハロウィンを楽しむ、街公認のイベントも開催されています。中川翔子、ハロウィンに『呪術廻戦』コスプレを披露2023年10月30日、タレントの中川翔子さんがSNSを更新。ハロウィン前日の夜、コスプレ写真を公開しました。漫画などのコンテンツが好きな、いわゆる『オタクタレント』として知られる中川さん。今回のハロウィンは、とある漫画キャラクターにふんしたようです。中川さんが選んだのは、アニメ化された漫画『呪術廻戦』!人気キャラクターの1人である、五条悟のコスプレを披露しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 中川翔子(@shoko55mmts)がシェアした投稿 銀髪のウイッグを被り、カラーコンタクトとメイクで漫画のキャラクターを見事に再現。投稿につづられた「渋谷でハロウィンはしないけど、おうちでハロウィンをしてみよう」という1文からは、他者に迷惑をかけない楽しみ方を呼びかけていることが伝わってきます。普段とは異なる中川さんの姿に、多くの人が驚かされた模様。『呪術廻戦』のファンからも絶賛の声が上がっています。・しょこたんの五条先生だ!かっこよさとかわいさが混ざっていて、すごくいい。・イケメンすぎて泣きそう…。眼福です、ありがとうございます!・素敵すぎる。ハロウィンはマナーを守って楽しみたいですね!同年4月に一般男性との結婚を報告した、中川さん。そのため、中には「結婚しても、しょこたんが変わらなくて嬉しい」といった声もありました。今後も『オタクタレント』として、趣味を楽しむ姿を見せてくれるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年10月31日小津安二郎生誕120年記念として放送・配信されるWOWOW連続ドラマW「OZU~小津安二郎が描いた物語~」の最終話にて、中川大志が主演、「ああ、ラブホテル ~秘密~」などを手掛ける近藤啓介監督で1932年に公開された『青春の夢いまいづこ』がリメイクされることになった。「小津調」と称される独特かつ唯一無二の映像世界で没後60年となるいまもなお、国内外問わず高い評価を受け続ける映画監督・小津安二郎。生誕から120年を迎えたことを記念し、若かりしころに監督した初期サイレント映画群を、今回オムニバスドラマ形式で現代リメイク。これまで第1話「出来ごころ」を田中圭主演、第2話「生れてはみたけれど」を柄本佑主演、第3話「非常線の女」を前田敦子主演、第4話「淑女と髯」を成田凌主演、第5話「東京の女」を石橋静河主演で描いてきたが、この度、最終話のタイトル、スタッフ、キャストが明らかに。最終話でリメイクするのは、1932年に公開された『青春の夢いまいづこ』。かつての学友でありながら、若社長と社員になった2人の青年の友情を描く。世間の荒波に揉まれる社会人のほろ苦い側面にも迫っていく。脚本・監督を務めるのは、若手監督・近藤啓介。小津監督が本作を監督した当時とほぼ同じ年齢の近藤監督が、現代の青春劇を描く。中川大志文武両道で何でも完璧にこなす主人公・堀野役を演じるのは、今作がWOWOWオリジナルドラマの初主演となる中川大志。世代の近い近藤監督と小津作品に挑む。堀野は、同じ大学の親友の斎木といつも一緒に過ごしていたが、父親の死をきっかけに帰省。斎木と離れ、遺されたホテルを継ぎ社長になる。堀野の親友でお調子者の斎木役は渡辺大知が演じる。大学を卒業した斎木はある日偶然再会した堀野に誘われて、堀野の会社で働き始める。環境や立場が変わったことで、かつては親友だった2人の関係性に変化が生じていく。堀野と斎木の大学時代の友人で、良き理解者のカナ役には成海璃子。カナの一言で、堀野はある事実を知ることに。また、堀野の父親の代からホテル経営を支える松野役には、池内博之。堀野からの信頼も厚く、斎木の教育係になる。成海璃子このほかにも、カナの友人・由紀役を坂ノ上茜。堀野の大学の友人・島崎役の森優作と熊田役の大朏岳優。社長となった堀野の運転手・毛利役を芹澤興人。堀野の側近・山下役を篠原篤が演じることが決定した。コメント到着<主演:中川大志>日本が世界に誇る小津安二郎監督の作品を、現代のクリエイターと役者達が、どう解釈して、新たな形で、今のお客様に届けられるのか、興味深いチャレンジだと感じました。演じさせていただいた堀野という男は、とても器用で、スマートで、だけど孤独で、とても不器用な人間でもありました。彼はとってもチャーミングで、僕自身大好きなキャラクターになりました。世代の近い近藤監督と、ディスカッションしながら進めていった現場は濃密で、青春な時間でした。他の作品も含めて、それぞれがどんなカラーに仕上がるのか、とても楽しみです。<脚本・監督:近藤啓介>調子に乗るな。教養もへったくれもない若造が。と言う声がこだました。「すんません」と謝ろうとしたら、もう1人の「やってごらんよ楽しいぞ?」という声が聞こえてきて、もう一度作品を見てみました。『青春の夢~』に映っていたのは楽しそうに映画で遊ぶ自由さ。嬉しくなった僕は気づけば脚本を書いていました。原作が持つ「友情」という普遍的なテーマと物語を現代に置き換えて、僕も思いっきり遊ばせて頂きました。勝手なことしてすみません。楽しかったです。いつかお会いできたときには乾杯しましょう。連続ドラマW「OZU ~小津安二郎が描いた物語~」は11月12日より毎週日曜日22時~WOWOWプライム/WOWOW4Kにて放送、WOWOWオンデマンドにて各月の初回放送終了後同月放送分を一挙配信(全6話)。(シネマカフェ編集部)
2023年10月17日『しょこたん』の愛称で知られる、タレントの中川翔子さん。2023年4月に、『動物が大好きで、夢に向かって働く同年代の男性』と結婚したことを発表しました。挙式をしていなかった中川さんですが、同年10月にハワイで結婚式を実施。X(Twitter)でその際の写真を公開しました。中川翔子、結婚式で亡き父親に涙結婚という道を選んだ人にとって、結婚式は人生の一大イベントといえます。公開された写真には、結婚相手の顔は写っていないものの、幸せに満ちあふれていることが分かる中川さんと、母親である中川桂子さんの姿がありました。幸せなひと時で中川さんが思い浮かべたのは、今は亡き父親であり、タレントの中川勝彦さん。急性骨髄性白血病を発症し、1994年に32歳の若さでこの世を去った父親を偲び、中川さんは「この会場に来てくれているかな」と涙を流したといいます。ハワイで結婚式でした毎日虹が出て 勝彦さんも来てくれたかなと思うと泣いてしまった 生きて来て欲しかったです桂子さん、勝彦さんのぶんも育ててくれてありがとう pic.twitter.com/45Yqv1f26H — 中川翔子⬛ (@shoko55mmts) October 12, 2023 「生きた状態で、結婚式に来てほしかった」という1文からは、父親である勝彦さんへの深い愛が伝わってきます。勝彦さんが亡くなった当時、まだ幼かった中川さん。それでも、大好きな父親との思い出は、ずっと胸の中に残っているのでしょう。結婚を発表した際も、中川さんは勝彦さんとのツーショットを公開し、「結婚を知ったら、なんていうのかな?」と思いを明かしていました。幸せが詰まった結婚写真と、勝彦さんへの愛が詰まったひと言に、多くの人が心打たれたようです。・勝彦さんへの想いに涙が出ました。しょこたん、本当にキレイですよ。・絶対に、勝彦さんも見守ってくれているはず!たくさん幸せになってほしい。・ウエディングドレス姿がお姫様のよう!末永くお幸せに!愛する我が子の幸せを喜ばない親はいないはず。勝彦さんは、中川さんのウエディングドレス姿を、笑顔で見守っていたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月13日「『らんまん』の最終盤で登場した、主役の植物学者・槙野万太郎のため費用を支援したいと申し出る御曹司・永守役は、神木さんのご指名で中川さんに決まりました。中川さんも自身のラジオ番組で『主演の神木くんが言ってるんだったら、もう二つ返事です』と認めていました」(朝ドラ関係者)神木隆之介(30)が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』は今週末でいよいよ最終回を迎える。中川大志(25)が演じるのは、おじの莫大な遺産により資産家となった青年・永守徹。植物図鑑発刊の版元が長らく見つからなかった万太郎に費用を支援したいと申し出るキーパーソンだ。神木と中川のドラマ共演は’17年放送の『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)以来約6年ぶりだが、前出の朝ドラ関係者によれば、神木は中川を溺愛しているという。「2歳で芸能界入りした神木さんは交流関係が広いことでも知られます。中川さんとは10年あまりの付き合い。堀越高校の先輩後輩という関係性もあり、神木さんが実の弟のように中川さんをかわいがっています」2人はCMでも共演している。広告代理店関係者は言う。「神木さんはお菓子が大好き。中川さんとの撮影のときは、中川さんの楽屋にお菓子を持ち込んで食べていました。中川さんも『神木くんが食べ散らかして帰るから、僕が食べたと思われて困るよ〜』と苦笑いしていました」神木は昨年4月に出演したトーク番組『A-Studio+』(TBS系)で、中川とは共通の友人とともに、GPSでお互いの居場所を定期的に確認し合っていると明かしていた。「2人が休みの日、共通の友人が自宅にいることがわかると、中川さんが車で神木さんをピックアップして友人宅を訪れるといいます。神木さんは『大志は年下だけど、精神年齢は僕のほうが低い』と自虐的に言っていました。中川さんによれば、『プライベートは中学生レベル』だそうです」(テレビ局関係者)前出の朝ドラ関係者も言う。「神木さんは中川さんとの遊び方が、いまだにゲームセンターやボウリング、卓球、カラオケと、学生時代と変わらないそうです。プライベートでは、仕事の話は一切しないとか。来年度後期の朝ドラヒロインに決まっている橋本環奈さん(24)は中川さんと交際中ですが、2人がお互い“GPS監視”する間柄だと聞いて『どれだけ仲いいの!?』とジェラシーを感じているようです(笑)」神木は最後に“溺愛弟”のアシストを受け、有終の美を飾る。
2023年09月29日ムロツヨシが芸能事務所のマネージャー、法律事務所のパラリーガルに扮する新ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」に、安達祐実、大倉孝二、本多力、菅野莉央が出演することが決定した。本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロさん)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらもパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。安達さんが演じるのは、蔵前の元マネージャー仲間・安藤カオリ。単刀直入な物言いで勝ち気な性格だが、蔵前の悩みを聞いて励ましてくれる良き相談相手。2人の過去には、ある秘密が…。ムロさんとは本作が初共演となる安達さんは、「主演がムロさんだとお聞きして、是非一緒にお芝居してみたい!と思いました。現場でも、感動したり圧倒されたりしながら、楽しく共演させていただいています」と話し、「蔵前さんとカオリの“大人な関係”も楽しんでいただけるとうれしいです」と視聴者へメッセージ。大倉さんが演じるのは、杏のライバルとして争っていくベテラン弁護士・海堂俊介。1話では、杏が原告代理人、海堂が被告代理人として争う。そして、海堂の上司は杏に関係のある人間で…。「敏腕弁護士という役柄に大変な不安がありました」と言う大倉さんだが、「もう、敏腕にとらわれずに頑張ろうと開き直ってやらせてもらっています」とコメントしている。また、蔵前が梨乃のドリンクを買うために毎朝立ち寄るコーヒーショップの店長役で本多さん、天野法律事務所の弁護士・大神楓役で菅野さんも出演。本多さんは「舞台では何年も一緒にやってるムロさんと、映像の現場でガッツリお芝居するのが楽しくて、終わるのが悲しいからNG出そうかと思いました。楽しいけどむちゃくちゃ汗かいてます。身体も脳みそも汗だくでした。そんな空気を味わってもらえたらうれしいです」と呼びかけ、菅野さんは「弁護士さんに挑戦するのは初めてなのでワクワクしています」と語っている。なお今夜、21時台には、本作の新しい15秒バージョンのティザー映像が公開される。「うちの弁護士は手がかかる」は10月13日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月22日日本クロアチア音楽協会を運営する株式会社アートウィングス(所在地:東京都港区 代表:安達朋博)は、2023年10月14日(土)「安達朋博ピアノリサイタル」をサントリーホールの大ホールで開催いたします。今年は日本とクロアチアの国交樹立30周年、クロアチア初の女性作曲家ドラ・ペヤチェヴィッチ没後100周年の節目の年にあたります。日本クロアチア音楽協会代表であり、クロアチア音楽のスペシャリストでもある安達朋博がドラ・ペヤチェヴィッチをはじめとする珠玉の4曲をお届けいたします。231014 サントリー公演 フライヤー 表 (中) ■クロアチア音楽のスペシャリスト、安達朋博1983年、京都府出身。8歳よりピアノを始める。2002年、単身クロアチアに渡り、イーノ・ミルコヴィッチ高等音楽院(モスクワ音楽院提携校)を経て、2007年クロアチア国立ザグレブ大学・音楽アカデミー最優秀卒業。在学中からザイラー国際音楽コンクール優勝をはじめ、ブラームス国際音楽コンクール第2位などヨーロッパの国際コンクールで優秀な成績をおさめる。2007年、ザグレブ弦楽四重奏団の日本公演にソリストとして共に来日し、東京文化会館にて日本デビュー。以降、クロアチアを中心に欧州各地、中東、アジア、オセアニアにて演奏活動を行い、日本人離れした感性に加え、繊細さと大胆さを兼ね備えた独創的な演奏は、諸外国からも評価が高く、国際的に活躍している。2014年に日本クロアチア音楽協会を設立し代表も務め、音楽文化の紹介や普及、クロアチアの作曲家の作品を積極的に取り上げ、日本初演も数多い。ドラ・ペヤチェヴィッチの協奏曲の日本初演2017年、満席のサントリーホール(大ホール)前回のサントリー公演のアンコール ドラ・ペヤチェヴィッチのバラ ■国際的再評価の著しいドラ・ペヤチェヴィッチを日本で演奏2023年は日本とクロアチアの国交樹立30周年、クロアチア初の女性作曲家ドラ・ペヤチェヴィッチ没後100周年にあたります。本公演では知られざる、しかし国際的再評価の著しいドラ・ペヤチェヴィッチをバッハやラフマニノフと組み合わせ、その真価を堪能いただけるプログラムを構成いたしました。今回演奏されるドラ・ペヤチェヴィッチの「ピアノ・ソナタ 変ロ短調」は第一次世界大戦の最中に書かれた曲です。ドラ・ペヤチェヴィッチは貴族の出身でありながら、それに甘えることなく社会と向き合い、戦地へ出向き従軍看護師としても携わり、その悲惨さを友人にあてた手紙でも訴えたと云われています。その想いは作曲活動にも確固たる意志として反映されています。ドラ・ペヤチェヴィッチの肖像ドラ・ペヤチェヴィッチ伯爵邸本館■安達朋博コメント高校卒業後、紛争後間もないクロアチアへ渡り、そこで出会った音楽や文化は私に新しい扉を開いてくれました。クロアチアとの縁は私にとっては人生の一部であり、かけがえのないもの。世界的にも再評価の高まるクロアチアの女性作曲家ドラ・ペヤチェヴィッチの作品を2017年に続き、今回再び日本の最高峰サントリーホールの大ホールで披露することは私自身の音楽家人生の再確認にもなりうると思います。長年続けてきたクロアチア音楽文化の普及活動ですが、これからも私自身、常に勉強し感動しながら、伝える力のある音楽家として成長していきたいです。そして、一人でも多くの方たちとともに、新たな感動を楽しみ、新たな世界を感じたいと考えています。今年は日本とクロアチアの国交樹立30周年です。来年には日本クロアチア音楽協会も設立10周年を迎えますが、まだまだ知られざるクロアチアの作曲家や音楽が益々メジャー級のものになっていくよう、私自身研究や披露を楽しみながら、多くの方たちに振り向いてもらえるようこれを機に改めて大きなプロジェクトを開催していけるよう頑張っていきたいと思います。■リサイタル概要名称:安達朋博ピアノリサイタル開催:2023年10月14日(土) 開場 18:30/開演 19:00会場:サントリーホール・大ホール(東京都港区赤坂1-13-1)券種:チケット (S)8,000円 (A)6,000 (B)5,000 (P)4,000※Pは舞台後方席 ※未就学児童の入場不可演奏:バッハ=ダルベール:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲 ハ短調 Op.22ドラ・ペヤチェヴィッチ:ピアノ・ソナタ 変ロ短調 Op.36リスト:ベッリーニの歌劇『ノルマ』の回想 S.394申込: ■会社概要名称 : 株式会社アートウィングス代表者 : 代表取締役 安達朋博所在地 : 東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942HP : 業務内容: 日本クロアチア音楽協会の運営/クロアチア音楽の研究/クロアチア音楽の普及を目的としたコンサートの制作・運営/クロアチア関連イベントの後援及び協力業務/アーティストやコンサートのマネジメント/コンサート制作及びコンサルティング/アーティストの紹介/オンラインショップの運営 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月06日神木隆之介主演の2023年度前期連続テレビ小説「らんまん」に、朝ドラ初出演の濱田龍臣、遠藤さくら、松岡広大、本田望結、そして海宝直人、中川大志と最終章を彩る人々を演じるキャストが発表された。本作は、高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。幕末から明治、そして激動の大正・昭和という混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木さん)とその妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描いていく。その物語はいよいよ最終コーナーへ。今回、万太郎と寿恵子の家族、2人に影響を与える人たち、【『らんまん』最終章を彩る人々】の出演者が決定した。濱田龍臣/山元虎鉄役*初出演高知の遍路宿「角屋」の息子。植物採集に訪れた万太郎と出会い、数年後に上京、万太郎の助手となる。<コメント>今回初の朝ドラ出演で、主演の神木さんとも初めてご一緒させて頂き、また10年前の虎鉄を寺田心くんが演じてくれていたり、久しぶりの土佐弁の役だったりと、とても嬉しい事が重なっている現場でした。3週ぶりの虎鉄を、皆さんにお届けしたいと思っています。よろしくお願いします!遠藤さくら(乃木坂46)/槙野千歳役*初出演万太郎と寿恵子の娘。母親ゆずりのしっかり者で、のちに虎鉄の妻となる。<コメント>「らんまん」という世界観に自分が参加していることが今でも信じられなく、大きい緊張感を持って撮影に挑んでいる日々です。共演の方々はとにかく優しく温かく、素敵な現場に刺激と学びをいただけていること、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。千歳として、その一員になれていることを噛み締めながら、皆様に精一杯ついていけたらいいなと思っています。 毎朝のわくわくを一緒になってお届けできるように頑張ります。ぜひ、よろしくお願い致します。松岡広大/槙野百喜役*初出演万太郎と寿恵子の長男。父親ゆずりの聡明な青年。役所に勤めている。<コメント>念願の現場に参加できる機会を頂けて、大変光栄です。脚本の長田育恵さんは、数年前ワークショップに参加したことがあり、演出の渡邊良雄さんとは11年前、よる☆ドラ「眠れる森の熟女」でご一緒させて頂きました。不思議な縁の存在を感じずにはいられませんでした。百喜はとても聡明なことが台詞からうかがえます。そして、篤実な人間です。父に何か進言するときも、自由奔放な父を否定することなく、世論や社会の状況の事実確認をした上で話を進めていきます。既存の価値観やルールに縛られない生き方をする父を、誇らしく思い尊敬し、どこかに羨望の眼差しがある人物だと感じました。撮影初日、リハーサルを行う僕のことを遠くから目を離さずに見ている神木さんに驚きました。神木さんとは出会ってから10年以上経ちますが、お互い役名で呼んだことはなく先輩後輩の間柄なので、「役名ではなく広大と呼んでしまいそう」と、言葉を漏らしていました。その一言でこれまでが想起されて、温かさが心に染み渡りました。大きくなった子供たちが、父をどのように支え生きていくのか、見守っていただけたら幸いです。宜しくお願い致します。本田望結/槙野千鶴役*初出演万太郎と寿恵子の末娘。ふたりの晩年を支える。<コメント>26歳からの千鶴を演じさせていただきます。本田望結です。役者人生16年目にして初めての朝ドラ。子役を始めた頃からの憧れでした。お母さん役の浜辺美波さんとは、実年齢は4歳差ですが、劇中では32歳差で、そこに朝ドラっぽさを感じています。槙野家の一員でいられる時間を大切に、役者としても1秒も無駄にせず吸収させていただきます。海宝直人/実業家・小林一三役銀行員だが、のちに鉄道事業などを手掛ける大物実業家となる。寿恵子が開いた店に客として訪れる。<コメント>今回、阪急電鉄の創業者で、宝塚歌劇団をはじめ日本の演劇の礎を築いた小林一三さんを演じさせていただいだきました。日頃、演劇に携わっている人間としてとても光栄に思います。和やかな空気流れる撮影現場で、浜辺さんはじめ素敵な皆さんと一緒に芝居ができて幸せな時間でした。食事をしながらのシーンでしたが、これが本当に美味しかった!ぜひ皆様そちらにもご注目ください!中川大志/資産家の青年・永守徹役おじの莫大な資産を継いで資産家となった青年。万太郎に図鑑発刊のための費用を支援したいと申し出る。<コメント>神木君から名前が挙がっていると聞きました。断る理由はありませんでした。朝ドラで流れる時間は長い長い旅のような、果てしないようで、儚い時間だと思います。「らんまん」が歩んできた、積み上げてきた旅の一部になれたことを嬉しく思います。神木君と、浜辺美波ちゃんと久々にお芝居できると、浮かれておりましたが、撮影はここ最近では、信じられないほど緊張しました(笑)突然現れた永守徹という男が、万太郎のその先に向けて、何かバトンを渡すことができればと思います。どうかお楽しみに。連続テレビ小説「らんまん」は毎週月曜~土曜8時~NHK総合ほかにて放送中(全26週・130回)。(シネマカフェ編集部)
2023年08月23日2023年7月28日、俳優の安達祐実さんが自身のInstagramを更新。プライベートでも親交がある、俳優の戸塚純貴さんとのツーショットを公開しました。安達祐実、10歳年下の男性俳優とのツーショットに反響2023年7月22日に、31歳の誕生日を迎えた戸塚さん。一方の安達さんは同月現在41歳で、2人の年齢差は10歳です。しかし、写真の中の2人は、そんな年齢差を感じさせません。ファンからも「高校生みたい」との声が寄せられた、ツーショットがこちらです。 この投稿をInstagramで見る 安達祐実(@_yumi_adachi)がシェアした投稿 『奇跡の40代』と呼ばれ、子役時代と変わらぬ透明感とあどけなさを保ち続けている、安達さん。近年は、俳優としての活動もですが、美容方法にも注目が集まっています。30代である戸塚さんとのツーショットにも違和感がなく、年齢差を感じさせない2人の姿に多くのコメントが寄せられました。・年齢の差を感じさせないの素敵。・安達さんが若すぎて、もはや高校生カップルにしか見えない。・2人の関係性が素敵。41歳の自分からしてみたら、10歳も年下は部下みたいな立ち位置になっちゃうかも。2023年放送のテレビドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)で、お笑いコンビ『オードリー』の春日俊彰さん役を演じたことが、記憶に新しい戸塚さん。安達さんとは、テレビドラマで多数共演を重ねているといい、2人は友人のような関係だといいます。また、安達さんは、ファンからのコメントに「もはや弟みたいな感じです」とも。さらに「素敵なお芝居するから、尊敬もしてます」とコメントしており、2人の良好な関係性がうかがえます。[文・構成/grape編集部]
2023年07月29日俳優の北村匠海と中川大志が出演する、日本マクドナルドの新CM「ハワイやんバーガーズ」編ほか2本が、25日より放送される。新CMでは、北村と中川が夏のビーチに登場し、新商品を食べながら「ハワイやん」を連発する。小学生の頃から顔見知りの北村と中川は、同社CMでは初共演ということもあり、どこか照れ臭そうな雰囲気。中川が「匠海とこういうシチュエーション初めてだな~。なんか恥ずかしい(笑)」と笑みをこぼすと、北村も「照れるよね(笑)」とニッコリ。カメラの準備が整うと中川は気持ちを切り替えるように「このツーショットおもろいな!」と関西弁で気合いを入れ撮影に臨んでいた。「ハワイや~ん」とリアクションするシーンはセリフと表情のバランスが難しく、中川が「これ、けっこうムズいわ。はっちゃけてやらないと!」と言うと、北村も「僕はいろんな感情を試してる」と悩んでいる表情を見せる。そんな2人を見た監督が「『ハワイや~ん』って、こんな感じでお願いします」と手本を見せると、北村と中川は「監督さんの演技が上手すぎるんだよな~(笑)」と顔を見合わせ爆笑していた。■北村匠海&中川大志インタビュー――マクドナルドのCMで初共演した感想を聞かせください。北村:ちょっと新鮮というか……。中川:自分たちでもモニターチェックしててちょっと照れくさいというか、芝居しててもなんか不思議な感じがあって。北村:映画ともまた違うし、付き合いも長いから。中川:もう小学生の時から知ってるので、お互い弾けられるかな、大丈夫かなと思ったんですけど…まだまだフレッシュだぞっていうことが今日のテーマで(笑)。北村:そうですね。ちょっと10代に立ち返るみたい。楽しかったです。――マクドナルドにまつわる思い出やエピソードがあれば聞かせてください。中川:思い出というか……もう日常?(笑)北村:日常だよね(笑)。中川:どうですか? マクドナルドのCMですよ。マクドナルドだぜ!北村:ありがたいです。子どもの時から慣れ親しんでる。マクドナルドが、やっぱバーカーとかポテトとか真っ先に思い浮かぶもん。中川:旅行に行くとか、ロケで遠いところへ行くとか、その時にマクドナルドの黄色い看板があったらもうドライブスルーに寄るのが大好きで。仕事の合間に寄るとか、撮影が終わった後の“ドライブスルー”で食べながら帰る感じとか。北村:幸福感ありますよね。僕は(マクドナルドが)地元の駅前にあったので、みんなで集まって食べたり、みんなで行く場所だったな~。――「ハワイやんバーガーズ」を食べた感想と、北村さん、中川さんがオススメの商品を教えてください。北村:めちゃくちゃおいしかったね~。『チーズロコモコ』とか『ガーリックシュリンプ』とか『ザク切りポテト&ビーフ』とか……新しいソースでマクドナルドのオリジナルな感じがすごくあって……。中川:ハワイだし、マクドナルドだし。北村:ちょっと辛さがあるのが夏にピッタリ。中川:どれがいちばん好きだった? 迷うけどね~。北村:僕は『チーズロコモコ』と『ガーリックシュリンプ』をCMの中で食べたんですよ。中川:そうか『ザク切りポテト&ビーフ』は食べてないのか。北村:そうなんだよ。大志しか食べてないんだよ。中川:これもね、おいしかったんですよ。北村:絶対おいしいじゃん! でも僕はね~『ガーリックシュリンプ』かな。中川:『ガーリックシュリンプ』ね、絶妙なガーリックだったよね(笑)。北村:そうそう、やっぱサクサク感がたまらなかったですね。『ハワイやん』ですよ。中川:CMでも『プリップリのエビが』って言ってますけど……詰まってたね、エビが。でもね~『ザク切りポテト&ビーフ』もね、食感がザクって感じなんですよ。あれがちょっと男心をくすぐる。ハラペーニョもね、ピリッと感ありつつも爽やか、みたいな。「もうハワイやん」(笑)。思わず、みなさん言うと思いますよ。北村:「もうハワイやん」中川:こんなん言うか? って思ってる人もいると思うんですよ……言うと思いますよ(笑)。北村:ひと口でね。で、思わず「ハワイやん」って出ちゃうと思います。――北村さん、中川さんとハワイのつながりや思い出などあれば聞かせてください。**北村:実家に、父がハワイの海で僕を抱いてる小さい頃の写真が残ってて(記憶には)まったくないんだけど、自分が1歳とかなのかな……たぶん家族3人でハワイに行ったらしい。大人になってからは……高校の修学旅行がハワイでした。中川:修学旅行がハワイだったんだ! いいね、めちゃくちゃ楽しそうだね。北村:めっちゃ楽しかった~。旅行に行きたいっていったらいろんな国あるけど……バカンスっていったらハワイだもん。中川:みんながあんなに好きな理由わかるよね、1回行くと。北村:自然もあるし、買い物も楽しいし、ごはんもおいしいし。中川:僕は写真集の撮影で、初めて。その1回だけなんだけど……もう「ザッツ・ハワイ」なことを詰め込んで。ちょうど20歳になる時にハワイに行って。もうなんか人も素敵だしさ、空気も本当にいいし。浮かれますねハワイは。――小学生の頃から友人関係のお2人ですが、一緒にハワイへ行ってやってみたいことはありますか?中川:僕は釣りが趣味なので一緒にハワイで釣りとかしたいですね~。北村:大きそうだね、ハワイの海の魚たちは。中川:海でも南国の魚が釣れると思うし、ジャングルとかそういうところでも何かおもしろいものが釣れそう。ハワイに行ったらもちろんショッピングとか都会もいいんだけど、匠海と自然を味わいたいな。北村:それはもう僕もですよ。僕は前にハワイ行った時は、水泳やってたから泳げるのでウミガメと泳いだりしたので、やっぱり海とか水にまつわるアクティビティはしたいですね。中川:海も入りたいよね。ハワイ行ったら……それは入ろう。北村:アレ見たんですよ間近で、クジラの潮がパーって。普通にビーチみたいなところで遊んでたら、奥で尻尾をバーン! って。すっごい幸運なことなんだって、それが見られるのって。あの巨体が近くいるんだと思ったら、すごく恐かったけど。――世間は夏休みシーズンですが、もし長期の夏休みが取れたら何をしたいですか?中川:長期だったら……海外も行きたいしね~。しばらく行けてないから。北村:せっかくだから東京を飛び出して……日本でもいいし海外でもいいし。長期(の夏休み)ならもうどっか行きたいね。中川:キャンピングカーを借りてドライブしてみたいね。キャンピングカーの旅!北村:飛行機とか新幹線じゃなくてね。中川:移動も楽しい、それも込みで。北村:それめっちゃ楽しい! 行く先々であったお店に入っていく、みたいな。中川:バーベキューして。いいね~。――最後に、ハワイやんバーガーズとマクドナルドのファンにメッセージをお願いします。北村:マクドナルドから、今年も“ハワイやん”な商品が登場します!中川:ハワイの定番料理をイメージした夏を代表する、定番商品『チーズロコモコ』『ガーリックシュリンプ』。北村:そして、新商品の『ザク切りポテト&ビーフ クリーミーハラペーニョ』が登場します。中川:日本に居ながらまるでハワイで過ごしているかのような気分を味わえる。北村:思わず「ハワイやん」と言ってしまいそうになる、夏にぴったりなバーガーです。中川:皆さんも、全国のマクドナルドのお店でぜひ、“ハワイやん”な夏を……北村・中川:お楽しみください!!
2023年07月20日故人の魂が現世に戻るとされる『お盆』には、7月に行われる新盆と、8月に行われる旧盆があります。明治時代の改暦で、もともとは旧暦の7月に行われていた『お盆』が、新暦の8月に行われるようになったとか。しかし、どちらの月で『お盆』をするかは家庭によって異なるでしょう。2023年の新盆は7月13~16日、旧盆は8月13~16日です。中川翔子が『お盆』に受け取った祖父の思い出中川翔子さんが、2023年7月13日にTwitterアカウントを更新。東京都豊島区にあった『大塚バッティングセンター』が、同年6月30日をもって閉店するにともない、店内に飾っていたあるパネルを持ってきてくれたといいます。それは、「中川様2008.7.6100本」と書かれた1枚の金属パネル。翔子さんが『パピー』と呼び慕っていた、祖父の中川勝夫さんが、バッティングセンターで100本のホームランを打った記録でした。今月末で閉鎖してしまう、老舗の大塚バッティングセンターから、贈り物が届きました小さい頃、毎週末 大好きな祖父が連れて行ってくれてた思い出いっぱいの場所闘病しながらもホームラン王になってたらしく、飾ってあったパネルを頂きました 時を超えておじいちゃんが会いに来てくれたみたい、涙 pic.twitter.com/cDLtp7RyR0 — 中川翔子⬛ (@shoko55mmts) July 13, 2023 幼くして父親を亡くした翔子さんを親代わりに支えてきた勝夫さんは、2009年に逝去。闘病しながらも、バッティングセンターに通って記録を樹立していたのでした。翔子さんによると、幼い頃には毎週末、勝夫さんが『大塚バッティングセンター』に連れて行ってくれたそうです。「時を超えておじいちゃんが会いに来てくれたみたい」とつづった投稿には、多くの温かなコメントが寄せられました。・粋な計らい。どうしてもお渡ししたかったのでしょうね。・おじいちゃん、超絶かっこいい!記録が手元に残るのは貴重です。・まさに新盆の時期。絶対、会いに来てくれたんですよ!・かけがえのない宝物ですね。100本はマジですごい。・中川家の歴史を物語るプレート。お店の人に感謝ですね。たくさんの人々の思い出を作ってきたバッティングセンター。『家族の思い出の大切さ』を知っているからこそ、処分することなくパネルを贈ったのでしょう。勝夫さんも、パネルが翔子さんの手に渡って喜んでいるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月13日女優の安達祐実が6日、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で行われた米国アカデミー賞公認であるアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」(SSFF & ASIA)のオープニングセレモニーに出席した。アートディレクター・千原徹也氏の初監督作である長編映画『アイスクリームフィーバー』(7月14日公開)のスピンオフ作品で、現在映画祭オンライン会場で公開中のショートフィルム『I SCREAM FEVER』より、千原監督、安達、南琴奈が登壇。本作は、母親(安達祐実)を亡くした主人公の美和(南琴奈)が、渋谷の街で出会った高校生タカコ(詩羽)と一緒にダンスする姿や美和の叔母さん(松本まりか)との東京での生活から心が少しずつほどかれていく様が描かれる。思春期の娘を持つ母親を演じた安達は「私も実際、高校生の娘がおりますので、なんとなく普段の感じで、そういうものを取り入れながら演じることができましたし、私が演じた人物はどうしようもない部分があるんだけどなんか憎めない魅力を持っている人だなと思っていて、楽しみながら演じました」と話した。「高校生の娘がいる」という発言に、会場からどよめきが起こり、映画祭の代表を務める別所哲也も「高校生の娘さん?」とびっくり。安達が「高2の娘がいます」と言うと、別所は「ついこの間までこんなに小さかったのに」と驚いていた。また、安達は「ちょっとそっけない返事をされる場面があったんですけど、思春期って理由もなく不機嫌だなと感じることがあるじゃないですか。そのときの距離の取り方は私も経験あるなと」と役に共感。別所が「ぜひ教えてください。うちも13歳の娘がいて、思春期なんで大変なんです」と吐露すると、「パパは大変ですよね」と寄り添っていた。
2023年06月06日「世にも奇妙な物語’23 夏の特別編」において、中川大志が主演する短編ドラマが放送されることが決定した。珠玉の4つの奇妙な短編ドラマを放送する今回。すでに池田エライザ、鈴木保奈美の主演作が発表されているが、このほど明らかになった中川さんが主演する作品は、「世にも奇妙な物語」ならではのユニークな設定をコメディータッチで描く「小林家ワンダーランド」。中川さんが演じるのは、小林家の長男・達也。父から「小林家ワンダーランド」という超新感覚ご近所型テーマパークを実家でオープンすることを告げられるも、全く理解が追いつかない。そんな達也をよそに、着々と準備を進めるクセの強い家族。家族に翻弄されつつも、鋭いツッコミを入れるコミカルな役柄となっている。今回、シリーズ初出演にして初主演を務める中川さんは「起きている状況がおかしいので、最初は家族に振り回されたりして困惑しながら、ツッコミを入れながら段々と気づいたら自分も…みたいなところが楽しかったです。ちょっとずつ染まっていくのが『世にも奇妙』だなと思いました」と演じた感想を語り、「今年の夏、どこ行こうかな、どうしょうかなって考え中の方はこのドラマを見たら、決まると思います(笑)。ぜひ、お楽しみに!」と視聴者へメッセージを寄せた。そして、小林家の父・康浩役で名バイプレイヤーの田口浩正。母・洋子役で「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎ、「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサトなど人気キャラクターの声を担当する三石琴乃。妹・彩音役で「バイバイ、マイフレンド」レギュラーに抜擢された松崎未夢。達也が思いを寄せる先輩・高瀬美雪役でグラビアアイドル・篠崎愛が出演する。なお「TVer」「FOD」では、「世にも奇妙な物語’ 20夏の特別編」、「世にも奇妙な物語’ 21夏の特別編」、「世にも奇妙な物語’ 22夏の特別編」といった過去作を、6月3日(土)正午から17日(土)まで無料配信する。▼「小林家ワンダーランド」あらすじ昔は仲むつまじく家族の時間を大切に過ごしていた小林家は、いまでは家族間の会話はほとんどなく、お互いのことにあまり干渉せずにどこかギスギスしていた。そんなある日、長男の達也に父から「あした大切な話があるから昼に家にいろ」というメッセージが届く。翌日、達也は実家のリビングに入ると父、母、妹の家族全員がいた。いつも通り会話はなく、達也はいつからこんなにバラバラな家族になってしまったのだろうと悲しく思っていると、テレビから注目のテーマパークランキングの特集が流れる。昔、家族で遊園地に行ったことなど思い出しながらテレビを見ていると、注目度1位のテーマパークが発表される。テレビには「小林家ワンダーランド」という文字と自分の家の外観が映し出される。意味が分からずあっけにとられている達也に、父がこれまでのテーマパークの概念を覆す超新感覚ご近所型テーマパーク「小林家ワンダーランド」をオープンすると伝え…。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語’23 夏の特別編」は6月17日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2023年06月05日2023年6月3日、タレントの中川翔子さんが自身のYouTubeチャンネル『中川翔子の「ヲ」』に新たな動画を投稿。『芸能界の真実をお話します』というタイトルをつけ、芸能界の枕営業について語りました。中川翔子、枕営業について一刀両断動画の中盤で、「芸能界って、枕営業的なことをしないと、のし上がれないんでしょう?」と、一部のウワサを話題にあげた、中川さん。続けて自身の経験上「そんなわけがないから」と強く否定し、仮に身体的な接触をともなう営業を持ち掛けてくる人がいた場合「そいつは、そんな力も権力もまったくない」と、一刀両断しました。勢いよく語る中で「ここまでいっていいのか、分かんないけど」と、一瞬冷静になるも、中川さんのトークは止まりません。(枕営業に)同意するほうも同意するほうで、のし上がりたいみたいなことがあって、(誘いに)のっちゃうとかだったら、それも違うし。もし、そんなことをするんだったら、その人は絶対売れません。一時的にそんなことをして、継続して売れるものじゃないと思うんですよね。中川翔子の「ヲ」 ーより引用芸能界は、その字の通り、自らの芸や能力を磨き、商品として売る仕事。中川さんは、枕営業をきっかけに売れたとしても、「その人に何が残るの?」「もしそんな人がいるなら軽蔑します」と、強い口調で疑問を呈しました。中川翔子の持論に「尊敬する」の声も中川さんは過去にも、枕営業についてTwitterで持論を展開しています。『芸能界の枕営業』に持論を展開した中川翔子内容に「説得力がすごい」「確かに」今回、YouTubeでも改めて枕営業について厳しい口調で批判をした中川さんに、多くの共感の声が寄せられました。・モラルがあり正直者が報われる芸能界であってほしい。・しょこたんが語る芸能界の裏側は説得力があるな!・人気は実力で勝ち取ってほしいよね。中川さんは、現在の芸能界を「今は才能が見つけてもらいやすい時代になっていると思うから、全員にチャンスが生まれやすい」「真面目にコツコツ、クリーンに、好きなことに向かって努力することで、成り立っている世界」とも語っています。ハラスメントをはじめ、多くのウワサや問題がつきない芸能界ではあるものの、長年、第一線で活躍し続ける中川さんの言葉に、勇気をもらった人も多いのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年06月04日女将軍が率いるパラレルワールドを描いたドラマ「大奥」Season2が、この秋放送開始予定。この度、医療編に松下奈緒、安達祐実、岡本圭人が出演することが分かった。3代将軍・家光の時代から、幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こしたよしながふみの「大奥」を原作に、3代将軍家光から8代将軍吉宗までの物語をドラマ化し、1月期にて放送。そしてこの秋、吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが赤面疱瘡撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、江戸城無血開城のために奔走した幕末・大政奉還の物語を初めて映像化する。松下さんが演じるのは、田沼意次。家重の小姓から出世を果たし、家治の時代に老中に。大奥に蘭方医を集め、赤面疱瘡の撲滅へ動き出す人物で、絶大な支持を得るが、同時に様々な陰謀に左右され反発が生まれていく。原作とドラマ化も見ていたという松下さんは「今回シーズン2に参加させていただけてとても嬉しいです」と喜び、「皆様が思う田沼意次像を大事に、私なりに演じたいと思います。多くの皆様にご覧頂けますと嬉しいです」とコメントしている。松下奈緒また、現在放送中の「Dr.チョコレート」に出演する安達さんが演じるのは、母・宗武から「将軍になる」という夢を託され、次期将軍の座を狙う松平定信。治済の画策により田沼意次と敵対し、激しい対抗心を燃やしている。出演にあたり、安達さんは「久しぶりに時代劇に出演できることが嬉しく、更にそれが『大奥』であることがとても嬉しいです」と話している。安達祐実さらに、大奥では呉服の間で御針子となる伊兵衛役で、元「Hey! Say! JUMP」の岡本さんが出演。人懐っこい伊兵衛は、黒木や青沼とも打ち解け、共に赤面疱瘡の研究に取り組んでいく。時代劇初出演だという岡本さんは「身が引き締まる思いでいっぱいです。この機会を与えてくださったことに感謝いたします」と参加への気持ちを述べている。岡本圭人「大奥」Season2は秋、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年05月11日俳優の中川大志が出演する、池田模範堂・ムヒシリーズの新CM「メッセージ花火」編、「毒虫と戦うプロ」編が、10日から放送される。中川は「メッセージ花火」編に浴衣姿で登場。花火大会に来たものの蚊に刺されてしまい、かゆくて集中できないでいると、花火からメッセージが送られる。それを見てムヒを持っていたことを思い出した中川は、一塗りすると爽快感のあまり「うっひょ~い」と叫び、宙に舞い上がる。一方の「毒虫と戦うプロ」編では、ダークスーツを着用した中川が、様々なジャンルのプロも苦しむ毒虫刺されに新商品を紹介。プロたちが「これだっ!」と納得する姿に、嬉しそうな表情を浮かべる。■中川大志インタビュー――CMキャラクターに就任した感想は?いや~、びっくりしています。僕もびっくりしているし、家族もびっくりしていました(笑)。「自分でいいんですか?」っていう感じですね。ほんとうに、歴史ある商品ですし、日本の家庭に液体ムヒがない家は無いんじゃないかっていうぐらい、僕も小さい時から、身近でずっとお世話になっていたものだったので、まさか自分がやらせてもらえるとは思っていなかったので、すごく光栄です。緊張しながら撮影をしていました(笑)。――CMキャラクターに就任されての意気込みを教えてください。とにかく今回のCMでは、液体ムヒを塗ったあとの爽快感というか、はじける表情だったり、何度もジャンプして体で表現するというシーンだったりが多かったので、表情と身体的にはじけるというか、そこをがんばりました。――十分伝わってきました!乳酸が溜まっています(笑)。――すごくたくさんジャンプされていましたもんね。カメラのアングルと表情、ジャンプの空中でのかたちと、いろんなことがクリアできないといけなかったので。たぶん、いま現在、飛ばせたら日本一の俳優なんじゃないですかね。「ロイター板は任せてくれ!」っていう感じですね。――CMの中で「うっひょ~い」というセリフと共に、爽快感をテーマにした本商品ですが、これまでで一番爽快だったエピソードを教えてください。サウナに入るのが好きで。少し前なんですけど、屋外のサウナに入って、水風呂の代わりにそのまま川に飛び込むっていうのを経験させてもらったんです。冬で、川が水温4℃くらいだったんですよ。これ本当に入れるのかな? と思ったんですけど、サウナで体を温めていっぱい汗をかいて、裸で4℃の川に飛び込むっていうのがものすごく気持ちよくて。川沿いのベンチに横たわりながら、ちょっとぼーっとする時間があったんですけど、気持ちよかったですね。ものすごくシャキッとして。なかなか人間、4℃の川に裸で飛び込む経験ってないじゃないですか。かなりの爽快感がありました。通常のサウナと異なり水風呂の温度って、サウナ施設によってもぜんぜん違うんですけど、川の自然の冷たさなので、4℃の水温というのはなかなかなくて。また景色も気持ちよくて、外の空気と空を見上げながら川に飛び込むっていうのがロケーションも相まってすごく気持ちよかったですね。すごく爽快でした。――今年の夏、やってみたいことは?夏といえばBBQとかビアガーデンとか。外でごはん食べたりとか、お酒飲んだりすれば、やっぱり気持ちがいいじゃないですか。子どもの時からキャンプによく行く家族だったんですけど、なかなか最近キャンプに行けていないので、またキャンプ場に行って、自然のなかで何かあぶりながら、食べながら、外でビールを飲めたら最高ですね。夏! って感じがして。キンキンに冷やして、それこそ川とかで冷やして、外でビール飲みたいですね。――アウトドアがお好きなんですね。そうなんです。だから、刺されるんです……! 釣りも好きですし、キャンプも好きだし、ゴルフとか、アウトドアの趣味が多いので、結構、蚊に刺されるシチュエーションが多いですよね。もちろん撮影でも、普段行かないような森の中とかで撮影をしたりするときは、必ず液体ムヒにお世話になっていますね。――CMの衣装である浴衣、また花火大会にまつわるエピソードは?浴衣……なかなか着てないですね。学生時代とかもなかなか着た記憶がないんですけど、夏っていう感じがしてテンションあがりますね、着るだけで。でも実家に屋上があったんですけど、そこの屋上から一番近くの花火大会がちょっと遠くに見えるんですよね。なので、毎年決まった時期に家族と屋上で焼肉とかやりながら、花火を見ていたのは記憶にありますね。花火大会の会場に行って人ごみの中で花火を見るっていう経験はあんまりなくて。でも花火大会って、なかなか花火を見に、会場まで行くっていう機会はそんなに多くはなかったんですけど、思いもよらないタイミングで出くわしたりするじゃないですか。花火の打ち上がる「バーン」っていう音が聞こえてきて、「あれ?」みたいな。「あ、今日近くで花火大会なんだ」みたいな。車から見えたり、電車から見えたりとか、そういう瞬間は、「うわ、ツイてるな」って、夏って感じがしますよね。たまたま出会えた花火大会ってうれしいっすね。いやぁ、花火大会、行きたいっすね。――撮影で大変だったことは?液体ムヒを塗った後の爽快感「うっひょ~い」っていうセリフがあるんですけど、そのセリフと共に顔の表情とジャンプする弾け具合というか、そこはこだわって何テイクもやらせてもらって。難しかったですけど、でも花火がちょうどバーンとはじけるのと、「気持ちいい!」っていう爽快感がリンクしていて、ものすごく夏らしいCMになったんじゃないかなと思います。――楽しかったことは?楽しかったことは、ちょっとだけ花火大会の気分を味わえたことですかね。照明部さんが、ものすごくリアルな明かりを作ってくださって。ライトの花火がぱ~っと上にあるんですけど、それを見ながら、あぁいいなと思って。花火大会行きたいな(笑)と思いながら、ちょっとだけ花火大会の気分をスタジオの中で味わえましたね。スピーカーで音も出してくださっていたので。なんか最近あんまり味わっていない花火大会を、みんなでこうぎゅっとなって、一緒の方向を見上げるっていうのは、やっぱりいいなぁと思いましたね。
2023年05月10日2023年4月28日、『しょこたん』の愛称で親しまれている、タレントの中川翔子さんが結婚することを発表しました。気になるお相手は同年代の男性であり、『動物が大好きで夢に向かって働く人』だそうです。過去には、結婚相手に求める条件として「『動物が好きな人』というのは外せない」と発言していた、翔子さん。結婚相手は、その条件を見事にクリアしているようです。結婚を発表した中川翔子、亡き父・中川勝彦さんに言及多くの人から祝福の声が寄せられる中、結婚発表の翌日に、翔子さんはTwitterに1枚の写真を投稿しました。そこに写っているのは、幼かった頃の翔子さん。そして、その隣には父親であり、タレントの中川勝彦さんの姿が写っています。ミュージシャンや俳優、声優など幅広く活躍するも、急性骨髄性白血病を発症し、1994年に32歳の若さでこの世を去った勝彦さん。当時は幼かった翔子さんも、勝彦さんのことをよく覚えているのでしょう。「結婚を知ったら、なんていうかな?」とコメントしました。勝彦さん、なんて言うかな? pic.twitter.com/IkbbDEuwsS — 中川翔子⬛ (@shoko55mmts) April 29, 2023 笑顔で我が子と写る勝彦さんからは、あふれんばかりの幸せと愛が伝わってきます。きっとその愛は、幼かった翔子さんにも届いていたはず。写真に添えられた翔子さんのひと言からも、亡き父親への想いを感じますね。翔子さんが公開した写真は拡散され、勝彦さんのファンを含む多くの人から反響が上がっています。・絶対に、勝彦さんは笑顔で「おめでとう!幸せになってね」っていっているよ!しょこたん、本当におめでとう!・今でも勝彦さんのファンです。こんなにも素敵な写真を見ることでができて感動しました。・素敵な親子写真に泣いた。お父さんは誰よりも喜んでいると思いますよ!大切な我が子が幸せをつかんで、喜ばない親はいないでしょう。誰もが、雲の上にいる勝彦さんが我が子に贈るであろう言葉が「おめでとう」であることを確信したようです。[文・構成/grape編集部]
2023年04月30日2023年4月28日、タレントで歌手の中川翔子さんが結婚することを発表しました。中川さんは、会員制ファンクラブサイト『ギザぴんく!』でファンに結婚を報告したほか、サンケイスポーツに直筆のメッセージも寄せています。いつも温かく応援して頂きありがとうございます。突然ですが、ご報告があります。この度、私、中川翔子は結婚する事になりました。相手の方は同年代で、動物が大好きで夢に向かって働く姿を尊敬しています。私は結婚後もお仕事を続けさせていただきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします!中川翔子、お嫁にいきます!サンケイスポーツーより引用アニメ『機動戦士ガンダム』の大ファンでもある、中川さん。主人公、アムロ・レイの名ゼリフにちなんだと思われる『結婚宣言』が、お茶目ですね!『しょこたん』の愛称で親しまれている中川さんは、アニメや漫画、ゲームなどに詳しく、俳優、声優、歌手などさまざまな分野で活躍。また、保護猫団体への寄付など、動物好きとしても知られています。お相手の男性も「動物が大好き」とのことなので、きっと中川さんと好きなことや価値観を共有し合える人なのでしょう。ネット上には祝福のコメントが相次いでいます。・しょこたん、おめでとう!末永くお幸せに。・お相手も趣味が多い人なのかな。しょこたんとの暮らしは楽しそう!・わぁ~!ギガントウレシス!朝からいいニュースですね。「結婚後も仕事を続けていきたい」という、中川さん。素敵な家庭を築いて、より一層精力的に活躍してほしいですね。本当に、おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年04月28日中川晃教がMCを務める日テレプラスのオリジナル番組『中川晃教 Live Music Studio』の第11回に森崎ウィンがゲスト出演することが発表された。アーティストの自宅に招かれたような気分を味わえるスペシャルプライベートライブをテレビで届けようと企画された同番組。今回は森崎とともに影響を受けたアーティストや育った環境などのトークに加え、自身の楽曲やカバー曲などが披露される。番組は5月6日(土) 21時30分に放送される予定だ。■森崎ウィン コメント個人的に訪れたミュージカルで、観て聴き惚れた声の持ち主の中川晃教さんとこうして一緒に歌う事が出来、本当に嬉しかったです。そして、この番組は良すぎます!こういう音楽番組に出られる事が本当に幸せですね。単純に音を楽しむ事をただストイックに突き詰める、最高でした!!!是非、またお邪魔させてください。■中川晃教 コメントLive Music Studio#11ではビルボードライブ横浜を飛び出して、東京は品川にあるClub eXよりお届けしますゲストは森崎ウィンさんです“ウィン”という言葉はミャンマーでは“明るい”という意味だそうですミャンマーで生まれ育った彼に僕はエキゾチックなイノセントを感じていますが、僕たちが最初に出会ったのは神奈川KAATの楽屋でした今度僕もミュージカルをやらせていただくので勉強に来ました、と、ウィンくんが挨拶してくれましたその後「West Side Story」でトニーを演じることを知り、僕は密かに心の中でエールを送るそんな存在のウィンさんです昨年のJapan Musical Festivalをきっかけに、ミュージカルについてお互いの夢を膨らませ合える関係となりました英語教師をされていたお祖母様の影響でR&Bを聴いて育ったというウィンさんデビューアルバムから「WonderLand」や最新アルバムより「My Place, Your Place」では言葉の持つしなやかなリズム感と優しい歌声に包み込んで幅広い選曲もウィンカラーに染めあげてしまうマイケル・ジャクソンさんのナンバーから「Remember The Time」を2人で歌わせていただいたり、またブルーノ・マーズさんの「Just The Way You Are」をギター弾き語りで聴かせてくださいますどうぞお楽しみください<番組情報>『中川晃教 Live Music Studio #11』5月6日(土) 21:30~日テレプラスで放送出演:中川晃教、森崎ウィンピアノ・アレンジ:園田涼【放送予定曲】「Just The Way You Are」(ブルーノ・マーズ)「Flowers」(マイリー・サイラス)「Heal the World」「Remember The Time」(マイケル・ジャクソン)「Ain’t No Mountain High Enough」(ダイアナ・ロス)「WonderLand」「My Place, Your Place」(森崎ウィン)「相対性理論」(中川晃教)「銀河鉄道 999」(ゴダイゴ)「ディア・エヴァン・ハンセン」より「The Wiz」よりほか全15曲番組公式サイト:
2023年04月27日坂口健太郎主演のノンストップ・ドクター・エンターテインメントドラマ「Dr.チョコレート」に、山本耕史と安達祐実が出演していることが分かった。極秘手術の条件は、現金1億円とチョコレート――。本作は、謎多き義手の元医者と、天才的オペスキルを持つ少女が、法を犯してまでワケあり患者を救う物語。その背景には、少女の両親の命を奪った謎の陰謀を解き明かす目的が…。山本さんと安達さんが演じるのは、唯/Dr.チョコレート(白山乃愛)の両親。父・光一は、天才的な技術を持つ心臓外科医で、幼いころから医学に興味を示した唯に、医学の知識を教え、それを吸収していく娘を微笑ましく、そして自慢に思っていた。またTeacher/野田哲也(坂口さん)の指導医でもあり、Teacherのことを可愛がっていた。そして母・葵は、長寿遺伝子についての研究を行う優秀な研究者。唯にとってはとても穏やかでおっとりした優しい母親だ。共に2年前、事故を装った何者かによる爆発事件で命を奪わており、Teacherと唯は、その事件の真相と黒幕を追うために闇の手術を始め、情報を集めているという、物語の始まりを担うキャラクターとなっている。山本さんは「過去に共演経験のあるキャストの方が多く、撮影は楽しく笑いの絶えない現場になるだろう、と思い台本を開いた。するとなんと、僕は死んでいた。ほぼ共演者に会えない。。。この切なさを唯一共演できる坂口健太郎君にぶつけようと思う」とユーモアたっぷりにコメント。安達さんは「娘役の白山乃愛ちゃんが可愛くて癒されながら撮影しています。自分が子供の頃は、スタジオの廊下を走り回ったりしていたので、乃愛ちゃんの落ち着いた様子を見て、過去の自分を反省したり(笑)」と自らの姿と重ね、「私が演じる葵というキャラクターが、どう物語に絡んでくるのか、是非楽しみに見ていただけたら幸いです」とメッセージを寄せている。「Dr.チョコレート」は4月22日より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2023年04月19日映像を中心に活躍する安達祐実が『誰にも知られず死ぬ朝』で久々に舞台に登場したのが2020年のこと。ここで13歳から38歳までを演じた彼女は、2022年の公演『もはやしずか』を経て、加藤演出への参加3作目となる『綿子はもつれる』で主演の綿子を演じる。舞台作品の主演はじつに10年ぶりのこと。立て続けにタッグを組む加藤拓也との創作についてと舞台に対する思いを聞いた。「演技しないで」と言われたーー『綿子はもつれる』のお話が来たときのお気持ちは?安達最初に「『綿子はもつれる』という作品の綿子役をお願いします」と言われたときは、「えっ?」とびっくりしました。脚本・演出を務める加藤拓也さんの作品には『誰にも知られず死ぬ朝』『もはやしずか』と二度参加しましたが、これまでは比較的セリフが少なめの役で。『綿子はもつれる』の脚本を読んでみると、私が発する言葉数の多さに愕然とします(笑)。ーー主人公の綿子は夫との結婚生活が破綻していて、不倫をしているという設定です。しかし不倫相手との間にあるできごとが起き、夫婦が再構築をはじめるというお話だそうですが、脚本を読んでどんな感想を持たれましたか?安達加藤さんの作品はいつもそうですが、なかなか衝撃的で。人の生き死にに関わることが描かれていたりするので……。そうやって人の命という大きなものを扱っていながらも、加藤さんの書くセリフってすごくリアルで、めちゃくちゃ日常なんです。歪んでいるのに絶妙に調和がとれている状態であったものが、命がひとつ消えるのと同時に弾けて、崩れていく……。それがまた再生するというときもありますし、いろいろですが。「人間関係ってこうだよね」とか、「人ってこういうところあるよね」とか、ちゃんときたない部分も見せてくれる。今回もきっと稽古や本番を通じて私自身も揺さぶられるんだろうな、と思います。ーー綿子をこんなふうに演じてほしいというリクエストはありましたか?安達いえ、全然。最初にご一緒させてもらったときから、「この役をこんなふうにやってほしい」というお話をいただいたことはないんです。そもそも加藤さんと、稽古場以外でほぼ会話したことがない(笑)。もちろん稽古に入ったら細かいお芝居をつけてもらったり、ニュアンスや心持ちについてのお話をしたりはしますけど。ーーたとえば演出ではどんなことを?安達とくに最初の頃は「演技しないで」ということを繰り返し言われました。やっぱり演劇ってもっと演技らしい演技をするもの、という思い込みがあったんだと思います。演劇に対するイメージを崩すのにけっこう時間がかかりました。人間の多面性が描かれた脚本ーー加藤作品の面白さはどこにありますか?安達昔から思っているんですけど、やっぱり人間って多面性があるから、すごく面白いですよね。誰しも、時と場合、対する相手によって自分の色を変えているじゃないですか。表面からは見えないものを実はみんなそれぞれ持っている。それが人間の面白さだし、むごさだし。加藤さんの作品に参加すると、そういうところを表現できるのが面白いですね。ーー画一的ではない人間が描かれている?安達お腹の中に思うことを持ちながら何でもないように過ごすことって、みんなが日常的にやってることですよね。でも、いざそれをこうやって創作物で表現するのはとてもむずかしいことだと思う。けれどた組の脚本には、毎回「本当にそうだよな」と思うことがさらっと書かれているんですよ。ーーそういうリアルな人間を演じるのは、面白さもあるでしょうが、たいへんさもありそうですね。安達疲弊しますね。いつも、公演が終わるたびにみんな「もう無理……」と言っています(笑)。共演のみんなで助け合いながらやっている感じです。たとえば、3作すべてでご一緒している平原テツさんは、いてくれるとすごく安心。稽古場のムードメーカーでもありますし、本番中もいっしょに戦う仲間でいてくださる。何よりもまず天才的にお芝居がすばらしくて、それを毎日見られることも喜びです。ーー戦いのような感覚で稽古をされている。安達た組の稽古では、言葉も、体の動きも、自然な反応をしていい、思うがままに本能的に動いても許されるんですよ。だから稽古中に「自分は動物なんだな」と感じることがあります。加藤さんに注意されるとしたら、自然じゃないとき。ーーだから、た組の作品で見るキャストの皆さんはあんなに生々しいんですね。安達見てられないですよね。(笑)。演じていて、心が痛いときもある。でもやっぱり描かれているのが自分の中にもある感情だから、登場人物に気持ちを重ねることもできるし、見ながら一緒に腹を立てたり悲しんだりして巻き込まれていくんだと思います。毎回、公演が終わるたびに手足がしびれるような感覚になります。嘘をつかない演技をめざしてーー安達さんは2020年に加藤さんの作品に参加されてから、立て続けに3作出演されています。オファーに応え続ける理由は?安達私はそもそも、キャリアは長いけれど舞台経験が多くなくて。そんな中で、『誰にも知られず死ぬ朝』で加藤さんに見つけてもらった、舞台に立たせてもらったという感覚が強くあるんです。それまで持っていた演劇の印象が、加藤さんの演出を受けたことで変わったんですよ、「こんなに普通にしゃべっていいんだ!」と。もしこんなふうに舞台に立てるのなら素敵だなと思ったんです。加藤さんの舞台に出させてもらってから、1年に1回くらいは舞台をやれたらいいなと思うようになりました。ーーそしていま3作目。公演を重ねることでなにか変化はありますか?安達変化というか、公演のたびに自分では到達できないところに連れて行ってもらえる感じがあって。……もちろん、本来映像であれ演劇であれ、いつだってその場所をめざしたいんです。でも、なかなか自力では到達できない。そこに加藤さんなら連れて行ってくれそうな、もし登りきれないとしても、その景色の片鱗は見せてくれるような。そんな感覚があります。ーー安達さんは映像作品には数え切れないほど出演されていますが、た組の舞台を経験して映像での演技に影響はありましたか?安達より真実に近づこうとするというか……。嘘をつかないことを意識するようにはなりました。型にはめた演技ではなくて、演じることで演技とリアルの境目に自分を持っていくというのは、映像の演技でもやりたいなという気持ちが強くなりました。ーー映像と演劇での演技は、区別しているものですか?安達核の部分は変わらないと思うんですけど、プロセスがやっぱり違いますね。映像だと瞬発力が必要。いっぽう舞台だと継続していく力も必要だし、稽古で積み重ねていけるよさもある。最初気づかなかったことを発見できるようになったり、逆にフラットにできていたことが考えすぎて一度ひん曲がってしまうこともあるし。本番中も、毎日同じようにはならなくて。難しいですね。ーーでもいま、その難しいからこその面白さを感じていらっしゃるんですね。安達舞台をやっている方たちが「舞台はすごく面白いよ」とよくおっしゃっているのを聞いてはいましたが、どういうことなんだろうとこれまで全然わかっていなかったんです。それを知りたいなと思って、いま舞台をやっています。このまま続けていけば知ることができそうな予感もしています。ーー『綿子はもつれる』で真ん中に立つことで、また変化があるかもしれませんね。安達ね。すごく楽しみです。どこまでいけるのか。ーーもしかしたら先ほどおっしゃった「到達点」にたどり着けるかもしれない。安達ただ、俳優の先輩がたに聞いても「なかなか完成形には近づけないよ」とか「これでいいと思えることはそんなにないよ」とおっしゃる方が多くて。そういうものなのかもしれないなとも思います。ただ、その追い求めてる時間を楽しみたいですね。取材・文:釣木文恵宣伝写真:山﨑泰治(MyShotInc)宣伝写真スタイリング:神田百実宣伝写真ヘアメイク:林由香里<公演情報>た組『綿子はもつれる』5月17日(水)~28日(日) 東京芸術劇場 シアターイーストチケット情報
2023年04月12日俳優の中川大志が、池田模範堂・ムヒシリーズの新イメージキャラクターに決定した。新たにイメージキャラクターに選ばれた中川。鮮やかな赤の浴衣姿で、花火などの「ザ・日本の夏」を楽しむ男を表現した。中川は新CMの見どころについて、「花火がはじけるバーンっていうのも楽しいですし、そういうのを思いっきり楽しむためにも、『液体ムヒ』の準備とともに夏がはじまるみたいな、そんなCMになるんじゃないかなと思っています」とコメント。また、これから訪れる夏を前に「久々なお祭りだったり、花火大会がもしかしたらあるかもしれないですし、今年は思いっきり、はじけたいな。はじけてほしいなと思いました」と期待を寄せている。
2023年03月22日映画『MY (K)NIGHT』が、2023年に公開される。監督・脚本は中川龍太郎。新鋭・中川龍太郎が紡ぐ完全オリジナルストーリー『やがて海へと届く』や『わたしは光をにぎっている』を手がけた新鋭の監督・中川龍太郎が手がける映画『MY (K)NIGHT』が公開へ。横浜を舞台に男女3組の小さな冒険を描く物語の舞台は横浜。ある夜、三組の孤独な男女に訪れた、たった一晩の小さな冒険を描く完全オリジナルストーリーを映し出す。2022年公開の『やがて海へと届く』では、実写化困難ともされていた原作小説を唯一無二の世界観で描き出した中川龍太郎が、『MY (K)NIGHT』ではどのようなストーリーを紡ぐのか。出演者などの詳細はまだ明らかになっていないため、続報を待ちたい。【作品詳細】映画『MY (K)NIGHT』公開時期:2023年監督・脚本:中川龍太郎
2023年03月03日人間のみっともない部分を愛情込めて描き続ける足立紳監督が、20年がかりで念願の企画を実現させた映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』より、昭和を彩る場面写真が公開された。足立監督自身が執筆した小説「弱虫日記」を原作に、「プライドを獲得しようと必死にもがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」と意欲を燃やす本作は、昭和末期のいまを過ごす個性豊かな7人の小学生男子を主人公にした物語。Z世代を中心にトレンドになっている昭和レトロだが、本作にも昭和を感じるものが登場。正太郎(松藤史恩)の家には、家庭用ゲーム機・PCエンジンがあり、皆が羨ましがる一幕が。任天堂のファミコンの発売から数年が経過した頃に発売され、日本国内で590万台を売り上げたが、ファミコンには遠く及ばなかった。また、皆が通う駄菓子屋や、瞬(池川侑希弥)がサモ・ハン・キンポー監督×ジャッキー・チェン主演の『サイクロンZ』(’88)を観に行く映画館にも昭和を感じる。映画館には、『あぶない刑事』(’87)、『またまたあぶない刑事』(’88)や、古村比呂と「BARBEE BOYS」近藤敦が出演した『ふたりぼっち』(’88)のポスターが。瞬と隆造(田代輝)が初めて西野家を訪ねたシーンでは、8ミリビデオや1,000本のVHSビデオが本棚に並び、西野(岩田奏)は瞬と隆造から羨望の眼差しを向けられている。ほかにも、瞬が熱を出せば水銀式体温計で計測、昭和の定番であるヤンキー中学生“政ちゃん”も登場。昭和末期を舞台にした本作では、全編に渡って昭和が貫かれている。そこに一役買ったのは、ロケ地となった飛騨市。古い建物、街並みが残っていることに加え、足立監督が少年時代を過ごした町にも似ていたことから決定したそう。『雑魚どもよ、大志を抱け!』は3月24日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雑魚どもよ、大志を抱け! 2023年3月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会
2023年02月27日俳優の中川大志が10日、東京・表参道の「パラッツォ フェンディ 表参道」で行われた同店のオープンを祝したレセプションイベントに登場した。イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド「フェンディ」は、2月11日に東京・表参道に国内最大級の大型フラッグシップストア「パラッツォ フェンディ 表参道(Palazzo FENDI Omotesando)」を移転オープンする。この日、オープンを祝したレセプションイベントが開催。中川はジーンズにロングコートを合わせたコーディネートで登場し、「僕はロング丈のコートがすごく好きで普段からよく着るんですけど、今日もバランスが僕の好みで、色も春らしくて気分が上がります」と語った。また、寒い季節どのように楽しんでいるか聞かれると、「お風呂に長く浸かって、スピーカーで音楽を聴きながら大きい声で歌っています」と答えた。イベントにはそのほか、伊藤英明、大平修蔵、大政絢、ZICO、鈴鹿央士、トリンドル玲奈、仲里依紗、広末涼子、広瀬アリス、真木よう子、松本まりか、三浦翔平、三吉彩花、百田夏菜子、森星、米倉涼子らが出席した。
2023年02月10日5人の人気俳優、高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎がショートフィルムの監督に挑戦する『アクターズ・ショート・フィルム3』。『アクターズ・ショート・フィルム』とは、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作、世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指すというもの。カメラの向こう側にいた彼らが、今回はカメラ越しにどんな世界を創り上げるのか? 各所から大きな注目を集めているWOWOWの一大プロジェクトだ。いよいよ2月11日(土・祝) にWOWOWで放送・配信となる『アクターズ・ショート・フィルム3』だが、この度、監督を務めた中川大志に作品『いつまで』についての動機や想い、撮影状況などを語ってもらった。――監督業に挑戦できる機会を得たことについて、どのような思いをお持ちになりましたか?中川大志(以下、中川)子どもの頃、この仕事に出会う前から、映画のメイキングを見るのが好きでして、“裏側”というか、「このカットはどういうふうに撮影されたんだろう?」といったことにすごく興味がありました。この仕事に出会ってからも、様々なプロフェッショナルな大人たちが集まって、ひとつの作品、エンタテインメントを作っていくという現場がすごく好きでした。僕はずっと“俳優部”の一員として作品に関わってきましたが、現場には他にも技術スタッフ、美術、衣装、メイク……などいろんな部署があって、彼らと一緒に作品を作っていく過程が楽しくてこの仕事を続けてきたところもあったので、そういう意味でずっと(監督業に)チャレンジしてみたいという思い、憧れはありました。それがまさかこんな早いタイミングで、しかもこれだけ恵まれたバックアップの体制がある中でやらせていただけるというのは、贅沢な機会で嬉しかったです。――「やりたい」という思いは周囲には伝えていたんですか?中川いろんなところでポロポロと言ってましたね。取材や番組などで。それをプロデューサー陣が見てくれていて、声をかけてくださいました。言っておくものだなと思いました(笑)。――実際に監督をされてみて、手ごたえは感じていますか?中川納得はいっていますね。やりたいことを全部叶えさせていただけたなと思います。もちろん、一人では辿りつけなかったと思います。ものすごく充実した体制で、ここまでバックアップしていただいてやれる機会というのはなかなかないと思います。アドバイスもいただきながら、やりたいことをかなえてもらいました。準備段階からそうですが、撮影中も全て納得のいくカットが撮れましたし、編集も楽しかったです。仕上げまでもうちょっとあるんですが、自信をもって自分がやりたかった作品ができたと言えますね。――以前からこういう作品を撮りたいという構想はお持ちだったんですか?中川いや、今回のお話をきっかけに「どんなものをつくろうか?」と考えました。――撮る前と撮った後で変化はありますか?中川改めて、作品の完成にいたるまで「0」から「10」までの段階があるとしたら、僕ら俳優部は半分を過ぎているような段階で参加することも多いのですが、知らないところでこれだけの準備があって、これだけのスタッフが動いている。ロケハンに行くのもそうですし、ロケーションを貸してくださる人たちもいて……本当に何から何までですね。もちろん、想像はしているし、頭ではわかっていたんですけど、直接、自分が経験することで、ひとつの作品が、どれほどのプロセスを踏んだ上で成り立っているかということを感じました。スタッフの方たちへのリスペクトは強くなりましたし、難しさも楽しさも感じることができました。「この時にしかできなかったよね」と言えるような作品にしたい――自分が演出をつける立場を経験して、今後の俳優業に対して意識が変わった部分などはありますか?中川監督がどれだけ大変かということを知ることができたというのはありますね。俳優部に戻った時、(監督の大変さを)知っているのと知らないのでは大違いなので。僕はカメラも好きで、写真を撮ったり、学生時代には遊びで映像を撮って自分で編集をしたりもしていたんですが、ちょっとでも知っていると違うんですよね。「あ、いま、何ミリのレンズで撮っているのか」とか、撮ったことがあるとわかることってあって「いま、どれくらいのサイズで自分は撮られているのか」とか「いまは明かりが少ないから、早く動き過ぎるとブレちゃうな」とか。そういうことってやったことがないとわからないですよね。監督業もそうで、今回、経験させていただいて、他のスタッフの方たちの動きもわかるようになって、そうなると(俳優部で)現場にいて「いま、何の時間なんだろう?」とわかんなくなることがないんですよね。他のスタッフの人たちが何をやっているのかがわかるというのは大きいですね。いろんな部署の人たちの仕事をより具体的に理解できるようになった部分もありますね。『いつまで』メイキング写真ただ、監督によって、組によってディレクションの仕方みたいなものも全く違うし、進み方も違うので「正解」はないと思ってます。監督として今回、みなさんに演出をつける上で、やはり自分は俳優なので、できる限り俳優の方たちに寄り添えるように、俳優の「生理」がわかっているぶん、そこは丁寧に言葉を選びながら、距離感や現場のつくり方に関して考えて、常に「自分だったら?」というのは頭にあったかもしれません。俳優をやったことがある監督もいれば、監督をやったことのある俳優もいますが、信じて任せるところは任せる、託すところは託さないといけないし……。監督がジャッジしないといけない場面もありますが、それでもその道のプロの人たちが担っている役割はあるので、こちらも言うことは言いますが、最終的に、それ以上はその道のプロにしかわかり得ない部分もあると思うので、そこは信じて託さないといけないし……そうしたリスペクトが集まって、こうやって一つの作品が出来上がっていくというのは改めて感じたところですね。――キャストのみなさんは、同世代で、これまで“俳優同士”として付き合ってきた存在ですが、今回は「監督と俳優」という関係性でした。同世代という点で感覚的にはつながりやすかったかと思いますが、やってみていかがでしたか?中川楽しかったですね。そこは今回、やりたかった部分でもありました。過去2回の『アクターズ・ショート・フィルム』を含め、自分が最年少組の監督ということで、やはり自分たちの世代のエネルギー、この先、何十年経っても「この時にしかできなかったよね」と言えるような作品にしたいという思いがありました。なので、自分たちの世代の物語にしたくて、必然的に俳優陣も同世代になったし、脚本をお願いした増田嵩虎さんも同世代でした。『いつまで』――そもそも、この『いつまで』という物語がどのようにつくられていったのか? 脚本の増田さんにはどういう経緯で入ってもらうことになり、どんな話し合いをされたのか? 教えてください。中川「若いチームにしたい」という思いは最初からありました。監督も若いし、出ているやつらも若いし、扱っているテーマや出てくるキャラクターたちも同じ世代の話にしたいなと。今回、他に4名の監督さんがいますが、過去の『アクターズ・ショート・フィルム』も含めて、ひとつ自分の“カラー”“強み”としてそこで勝負したいなという思いがありました。『いつまで』ポスタービジュアルじゃあどういう話にしようか? と考える中で、いろんな紆余曲折がありました。もっとSFっぽい話にしてみようかとか、もっとぶっ飛んだ設定だったり、アドベンチャー、アクションっぽいものだったり、いろいろあったんですが、最終的には、もっとパーソナルな部分に立ち返って考えた時、僕自身の周りにいる友達や同級生、具体的に顔が思い浮かぶ仲間たちから考えていって、こういう形になっていきました。20代になって、社会に出て行って、いろいろめまぐるしい中、仕事もなかなか慣れず……とか、みなさん、置かれている状況はいろいろあると思います。目標とか目的とか夢とかあって、そこに一生懸命走っていたはずなのに、ふとした瞬間に「あれ? そういえば、なんで俺、そこに向かってたんだっけ?」とか思ったり、ゴールすることが全てになってしまって、目標や夢が自分の中に芽生えた瞬間のことを忘れてしまうことって意外とあるのかなと思いました。そういう時、学生時代の友達や仲のいいやつらと会うと、自分に立ち返れる瞬間っていうのが結構あるんですよね。でも、男同士だと「いや、聞いてくれよ。俺、いまこういうことで悩んでてさ……」とか直接的なことは言わないんですよね、恥ずかしいし(笑)。『いつまで』別に友達と会って何かを相談して、ヒントや答えをもらうというわけではなく、一緒にいる時間が自分を取り戻せる時間だったり「あぁ、俺ってこういうやつだったんだ」とナチュラルに返れる瞬間だったりするんですよね。それって誰しも経験のあることだったりするんじゃないか? 大人になったみなさん、もっと上の世代のみなさんにも懐かしかったりするんじゃないか? 終電から始発までの話ですが、そこで何か解決するという話でも、答えが出る話でもないですし、明日からも同じ毎日が続くんですけど、どこかでひとつ、自分の指針に立ち返ることができる――そういう友達の存在の話にしてみようかなと。最初はいろいろ考えていたんですけど、結局は自分のパーソナルな人たちのことを考えて、企画を書き始めたら、それまで全然進まなかったのがバーッと進んで、こういう話になりました。――増田さんに入ってもらうことになったタイミングは?中川企画自体を考えて、企画書を書いて、親友の結婚式の帰り道に、酔っぱらった3人がどこかの終着駅に……という構造自体は作って、増田さんにお願いしました。増田さんとは以前からつながりがあって、僕の高校の同級生が劇団を作って、自分たちのプロデュース公演をやるときに本を書いていたのが増田さんだったんです。増田さんがどんな本を書くかは知っていて、同じ世代だからこそ、若者の空気感を作ったり、言葉にするのがすごく上手な方だったし、ここに同世代の脚本家の増田さんが入ってくることにもひとつ意味があると感じてお願いしました。――タイトルの『いつまで』というのは、どのタイミングでどのように決まったんでしょうか?中川そこは増田さんが考えました。とくに理由などについては話してないんですよね……(笑)。でも、なんとなくの“思い”みたいなもの、書き上がった脚本を読ませていただいて「こういうことなのかな?」と意図は汲み取っていました。いろんな含みをもった、いろんな捉え方ができる余白のあるタイトルですよね。この物語も、なにか“答え”が出るお話ではないので、そういう意味で僕はすごく納得したタイトルですね。新しい発見や驚きが常にありました――演出部分で大変だったり、何度もテイクを重ねたシーンなどはありましたか?中川お芝居に関しては、そんなになかったですね。3人がものすごく素敵で、それぞれキャラクターが立っていて、バランスの良い3人だったので、何度もテイクを重ねたというのはなかったですね。ただ、神社の階段を3人が昇っていくシーンは1カットで撮っているんですけど、そこは大変でした。何十段もの階段をカメラマンさんが後ろ向きでカメラを担いだ状態で昇りながら撮っていて、しかもナイターなので、他のスタッフの影が映り込まないように……あのシーンは1カットで行こうというのは決めていたので、そこは大変でしたね。『いつまで』――現場ではモニター越しで演技を見ていたんですか? それとも直接、お芝居を見ていたんでしょうか?中川現場の環境によってどちらもありました。――現場でお芝居を見ていて、想像やイメージを超えるものが出てきたのを感じるような瞬間はありましたか?中川やはり、ひとつひとつのセリフの発し方、キャラクターの捉え方など、3人それぞれ、僕が想像している以上のものを出してくれたなと思います。僕は監督として全てを見なくてはいけないし、もちろん3人分の台本を読んでいますが、彼らは自分の役柄のことを一人で担い、キャラクターを自分で育てているんです。僕が俳優部の一員として参加している時もそうですが、他の誰よりも自分がこの役のことを理解して、好きでいると思っているので、そこに関しては任せる部分は任せないといけないと信頼しています。もちろん、僕もそれぞれのキャラクターに対する思い入れはありますが、彼ら以上に役のこと考えている人間はいないので、そこは信頼していました。それが楽しかったですね。「そうやってくるんだ!」という新しい発見や驚きが常にありました。取材・撮影=黒豆直樹ヘアメイク=堤紗也香スタイリスト=Lim Lean Lee<作品情報>『アクターズ・ショート・フィルム3』2023年2月11日(土・祝) 20:00放送配信:「WOWOW プライム」「WOWOW オンデマンド」監督:高良健吾/玉木宏/土屋太鳳/中川大志/野村萬斎(※50音順)【関連番組】■『直前特番 アクターズ・ショート・フィルム3独占インタビュー』「WOWOW オンデマンド」にて配信中■『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 短編映画傑作選3』2023年2月6日(月)~10日(金)「WOWOW プライム」「WOWOW オンデマンド」■『アクターズ・ショート・フィルム』『アクターズ・ショート・フィルム2』2023年2月6日(月)~10日(金)「WOWOW プライム」「WOWOW オンデマンド」■『アクターズ・ショート・フィルム3ザ・ドキュメンタリー』2023年3月4日(土) 21:30「WOWOW プライム」「WOWOW オンデマンド」【特別上映&監督登壇イベント】2023年2月18日(土)・19日(日)・23日(木・祝)ユナイテッド・シネマ豊洲(東京)ほか、4カ所 ※リモート登壇も含む番組公式サイト:番組公式Twitter:番組公式Instagram:
2023年02月09日子役の時から同じ事務所に所属し、オーディションでは「役を取り合っていた」という俳優の北村匠海と中川大志がW主演を務めることで話題となっている、映画『スクロール』(2月3日公開)。学生時代に友だちだった<僕>(北村)とユウスケ(中川)のもとに、友人の森が自殺したという報せが届いたことから、2人はそれぞれ“生きること・愛すること”を見つめ直すことになる。<僕>、ユウスケ、そして<私>(古川琴音)、菜穂(松岡茉優)といった4人の物語が並行し、交錯し合う同作は、北村・中川それぞれ主演の映画を撮っているようだったという。今回は2人にインタビューし、小学生の時の思い出から、改めて共演して感じたことなど話を聞いた。○■オシャレなシティボーイたちだった――小学生の時から同じ事務所、オーディションで役を取り合ったこともあったというお二人ですが、その頃のことは記憶にあるんですか?中川:けっこう覚えてますよ。レッスンの帰りによく一緒に行ったファミレスとか……もう、なくなっちゃいましたけど。北村:なくなっちゃったね。中川:またこれが、ませた小学生だったんです(笑)北村:めっちゃませてました。本当に(笑)中川:僕は後から入ったんですけど、先に事務所にいた匠海とか、その周りの事務所のメンバーとか、めちゃくちゃオシャレなシティボーイたちで……。ヒップホップ、ストリートな感じで、僕は「オシャレだな」と思って、くっついて真似してました。みんな、もうチェーンジャラジャラ下げてました(笑)北村:キャップを斜めにかぶって、大きいTシャツを着て、ふっといチノパンのかかとをすりながら歩いて、みたいな。中川:俺はもう田舎の小学生だったので、真似して買いに行ったもん、原宿まで! 同じような服を買いに行ったもん。ファッションリーダーですよ、北村匠海は!――そこからの今W主演ということは、かなり感慨深いですね。中川:そうなんです。もう25〜6歳になるってことなので、すごいよね。北村:お互い何に染まるわけでもなく、変わらず生きて来たなって感じがする。あんまり共演がない分、思い出が飛び飛びだけど。小中学生の頃があって、高校生ぐらいの時にCMがあって、20歳ぐらいで『砕け散るところを見せてあげる』という映画をやって、5年周期ぐらいで共演していて、節々の大志の印象は変わってない。中川:匠海とは付き合いも長いから変わりそうなものですけど、僕も匠海は全然変わっていないイメージです。北村:お互い、変わらなくてよかった(笑)――変わらないけどパワーアップしたなって思うようなところは?中川:お互いに色んな現場を経験してきて、主演もやらせていただくようになったので、現場での立ち振る舞い方や、スタッフさんとの関わり方も変わってきたと思います。北村:今回の『スクロール』は僕と大志がそれぞれ主演している世界が2つあって、スタッフさん的には違う現場みたいだったんだって。中川:ああ、たしかに。北村:主演でいるときの立ち振る舞いって、たぶん経験則でしか出せないものだと思うので、その違いは面白かったと思います。それがまた合わさると、不思議と2人の空間にはなるんですよね。大志とやっている芝居が1番自然というか、1番芝居をしてない感覚に近かった。大志とのシーンは、それまで撮っていた『スクロール』の続きなんだけど、また全然違う現場っぽい感覚ではあったかもしれないです。中川:なんだが、照れくささはありましたよ(笑)。今、思い返しちゃった。○■バトンを持って走っている世代――実際、役者として改めて互いにどのようなことを感じましたか?北村:大志は言葉に芯がある役者だなと常々思っていて。意味がちゃんと伝わる、クリアな芝居で、大志自身の芯が通っている感じが伝わってくるのが「強いな」と思いました。僕はどちらかというと、かなりぼんやりしてるから。役者として同じ熱量を持ってるけど、タイプは本当に違うというのを、久々に一緒にお芝居して感じました。映画の中でも、2人の役が違うようで似ているという感覚と同じで、向いている方向も炎の大きさも一緒だけど、炎の色が全然違うという感覚はありましたね。小学校から仲がいいのに共演がなくて、同じ役を取り合うことが多かったという理由も、感じたかもしれない。ベクトルは違うけど同じような感覚で同じような感情を持って仕事してきたけど、歩んできた道が違うから得てきた色も違う、みたいなことは感じました。中川:僕も昔から見ていて、匠海は映画に愛されている人だなと思っていました。映画の中の北村匠海は、やっぱりすごい。今回の「僕」という役も抽象的で、どこかつかみどころのないキャラクターで、でも映画って、すごく細かいところまで抽出するんです。改めてスクリーンで見ると、一緒に隣で芝居をしていても気づかなかったような微粒子レベルのものを放っていて、それが捉えられている。匠海はそういうものを表現できるから、「わあ、こんなところまで」と思わされました。――今作ではハラスメントなどの社会的な問題にも触れられたりもしています。最近取材をしていると、いろんな俳優さんや映画関係者の方が「業界をよくしていきたい」ということも話されていますが、お二人はどのようなことを考えていますか?北村:僕の世代でも、今の日本のエンターテインメント業界について考えている人は多いです。それは先輩からもらったバトンだとも思うし、まだまだ下の世代もいるから、僕らがやることってなんだろう、みたいな話もしています。この映画の中でもまさしくハラスメントが出てくるんですけど、でもたどっていくと、きっとハラスメントしてる側にも自分が受けてきた過去があったりして。僕らは多分、今、バトンを持って走っている。いろいろ試行錯誤して、それが叶ったり叶わなかったり、失敗したり成功したりする年代なのかなと思っています。中川:いろんなことが転換期だよね。北村:変わっていってる。中川:肌で感じることもあるし、ニュースで見て感じることもある。撮影現場でも、最近は自分と同い年とか、それより下のスタッフの方とかがいたりして、改めて感じるのは理由を考えずに「これが当たり前だから」とやってしまうのは、怖いことなんじゃないかな、と。「やること」が全てになってしまっていることも多いけど、1回冷静に立ち止まって「本当に必要なのかな?」と、みんながそれぞれ考えることが大事なのだと思います。北村:たしかに大志と話した記憶がある。中川:僕たち役者は、手に持ってるものや、着てる服、靴にしても、「なんで今これを持っているんだろう」と意味を求めながら演じているんです。何事もそうやって考えるのが、重要なことだという気がしています。■北村匠海1997年11月3日生まれ、東京都出身。2008年に映画デビュー、2011年にバンド「DISH//」を結成し、メインボーカルとギターを担当する。『君の膵臓をたべたい』(17年)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を始め数々の新人賞を受賞し、若手俳優の中で傑出した存在となる。主な映画出演作は、『ディストラクション・ベイビーズ』(16年)、『勝手にふるえてろ』(17年)、『OVER DRIVE』『春待つ僕ら』『スマホを落としただけなのに』(18)年、『十二人の死にたい子どもたち』『君は月夜に光り輝く』(19年)、『思い、思われ、ふり、ふられ』『さくら』『アンダードッグ』(20年)、『東京リベンジャーズ』『明け方の若者たち』(21年)、『とんび』(22年)など。公開待機作に映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(4月21日公開)、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日公開)がある。■中川大志1998年6月14日生まれ、東京都出身。2010年に映画デビュー、『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』(18)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2011年のTVドラマ『家政婦のミタ』で注目され、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(19年)で広く知られる。『GTO』(12年)、『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(18年)、『G線上のあなたと私』(19)などで人気を獲得。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22年)に出演。主な映画出演作に『四月は君の嘘』(16)、『きょうのキラ君』『ReLIFE リライフ』(17年)、『虹色デイズ』(18年)、『映画 賭ケグルイ』(19年)、『砕け散るところを見せてあげる』『FUNNY BUNNY』『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『犬部!』(21年)、『ブラックナイトパレード』(22年)がある。
2023年02月04日映画『スクロール』(2月3日公開)の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音、清水康彦監督が登場した。同作は橋爪駿輝による同名小説の実写化作。学生時代に友だちだった〈僕〉(北村匠海)とユウスケ(中川大志)のもとに、友人の森が自殺したという報せが届く。就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか自分を保っていた〈僕〉と、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。森の死をきっかけに“生きること・愛すること”を見つめ直す二人に、〈僕〉の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う〈私〉(古川琴音)と、ユウスケとの結婚がからっぽな心を満たしてくれると信じる菜穂(松岡茉優)の時間が交錯していく。作品にちなみ「一歩踏み出したいこと」を聞かれると、北村は「今年から踏み出した話なんですが、ゴルフのことしか考えてない」と明かし、北村が中学生の時から共演している松岡は「大人〜! ゴルフするの〜!」と驚く。北村は「ゴルフするようになっちゃった。子供の時って、ふと撮影現場とかで照明さんとかがスイングの練習してて、おじさんになったらこうなるのかなと思ったんだけど、全然そうなってる。ふとお尻を引き上げて」と姿勢もゴルフ仕様になっている様子。中川が「それくらいの棒を探し始めるからね。ちょうどいい長さの」と同意すると、北村が「傘とか」と応じ、松岡は「駅でいる!」と驚いていた。「そもそも大志が先にゴルフしてて、現場でその話をしたんだよね。そこを皮切りに……」と、中川の影響だったという北村。「でも踏み出せなくて、モノから入ろうと思って友達と買いに行ったらまんまと。今も頭でブンブンスイングしている自分がいる」と告白し、松岡は「集中してください」と注意。「子役の時からやってると、大人の俳優さんが集まるとゴルフの話か病院、健康診断の話しかしなかった。それに片足つっこみ始めたんだね」としみじみする松岡に、北村は「人間ドックにも行きたいです」と希望していた。
2023年02月04日映画『スクロール』でW主演を飾る北村匠海&中川大志の本取材が行われたのは、2023年早々のことだった。北村さんと言えば、フロントマンを務める「DISH//」の活動で年末は怒涛の歌番組出演があり、一方の中川さんは初の音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」が年末に大千秋楽を迎えたばかり。多忙を極めるふたりに、せめてお正月はゆっくりできたのかと聞くと、対照的な声が上がった。「年末年始は音楽の仕事をしていたので、まだ正直、年が明けたかどうか実感がないです…!」(北村さん)「僕は匠海と反対だわ、ごめん(笑)」(中川さん)そう話す中川さんに、北村さんは「いいなあ~!」と身をよじり、「オフの自分を輝かせるために仕事していますからね」とにこりとする。そして、ときには愛車のドライブで息抜きをしていることも、朗らかに教えてくれた。ふたりの出会いは今から10年以上前。同じ事務所に所属している1歳違いで、子役時代から同じ役のオーディションを受けてきた。近い距離を保ちながらそれぞれのステージを見つめてきた瞳には、表現者としてのプライドと熱がこもっている。映画での共演は中川さんが石井杏奈とW主演を務めた『砕け散るところを見せてあげる』以来2度目だが、正確に言えば『砕け散る~』では共演シーンがなく(中川さんの成長した子供役が北村さんで撮影はすれ違い)、本作『スクロール』が正真正銘・堂々たる共演作となった。大学時代の友達の死を通して再びつながった〈僕〉(北村さん)とユウスケ(中川さん)のふたりが、20代中盤にして改めて向き合う生死への葛藤を描く物語。ふたりに作品のテーマや共演について、じっくりと語り合ってもらった。同じ熱量を持つも、役者としてのタイプの違い――北村さんと中川さんのW主演映画『スクロール』では共演シーンも多かったです。お互いに刺激を受けたと思いますが、その感想から伺えますか?北村:僕は大志のことを常々、言葉に芯がある役者だなと思っていました。言葉の意味がきちんと伝わる役者はなかなかいないけれど、大志のお芝居は大志自身の芯が通っている感じがすごくするんです。僕はどちらかと言うと、かなりぼんやりしているから「つえぇなあ」と今回すごく思いました。僕らは同じ熱量を持っているけれど、役者としてのタイプは全然違うと思うんです。そのことを久々に一緒にお芝居をして感じました。映画の中でふたつの役が違うようで似ているのと同じ感覚というか。向いている方向も炎の大きさも一緒だけど、炎の色が全然違うんです。――似ているけれど表現のあり方が違うとは、面白いお話です。作品のトーンとしてもぴったりだったわけですね。北村:僕らのベクトルは違うけれど、同じような感覚を持っていると思うんです。今起きているいろいろなことに対して、一(いち)人間として感じていることは同じはず。だけど、歩んできた道が違うから得てきた色も違うということは、芝居を見ていてもすごい感じました。中川:うん。僕は匠海と一緒に“W主演で映画”をできることが、単純にすごくうれしかったです。お互い20代半ばになって共演できた、っていう。北村:僕ら、もう半ばなのか…!中川:26でしょ、今年?北村:26だね。中川:でしょ。僕達は子どもの頃からお互いを知っているわけですけど、匠海はすごく映画に愛されている人だな、と感じていて。映画の中の北村匠海が「やっぱりすげぇな」と思っていました。匠海は「ぼんやり」という言い方をしていたけれど、“〈僕〉(北村さん演じる)”は抽象的でどこかつかみどころのないキャラクターなんです。でも、それをすごく細かいところまで抽出するようなお芝居をするんですよね。だから、隣で一緒に芝居をしていて現場で見ても気づかなかったことが、映画館のスクリーンだと拾えるんですよ。もう微粒子レベルのものを放っていることを、映画(の画)では捉えられる。完成したものをスクリーンで観たときに、「わぁ、こんなところまで!」と驚きますし、匠海はそういうものを表現できる人だと思っています。北村:うれしいなぁ…!――「映画に愛されている人」という表現もすごく素敵ですよね。北村さんが中川さんにキャッチフレーズをつけるなら何になりますか?中川:キャッチフレーズ(笑)。北村:そうですね…僕は大志のことを革命家だと感じているんです。勝手に僕が革命を起こす仲間だと思っているのもあるけど。キャッチフレーズになるのかな、大志のことは「三国志」でいう諸葛亮的な立ち位置だと思っています。中川:えっ!諸葛亮…って、どういう人なの?北村:諸葛亮(孔明)は、天才軍師。策士なんだよね。中川:そうなんだ…!北村:何と言うか、僕自身はわかりやすく音楽と役者をやっている中で、音楽は自分の持っているものが大事というか、ある意味すごく自分勝手でいいところもあると思うんです。役者の場合は脚本というのがそもそもあるので、また違っていて。でも大志は役者という一本道に生きながら、その両方を持っている感じが僕にはすごく感じられるんです。だから、プレイヤーであり、クリエイターの心をすごく持っていて、スケッチするのが大志なのかなと思ったりしました。取材で話していても、それはすごい感じています。だから諸葛亮!中川:うわ、すごいうれしい。ありがとう!“今”起きていることへの向き合い方「考えてみることが大事」――作品内では、〈僕〉もユウスケも友人の死をきっかけに「生きることや生きる意味」を見つめ直します。おふたりも「生きる意味」について、考えたりしますか?北村:僕は「生きる意味」が人生のテーマでもあるので、しょっちゅう考えています。…さそり座なんですけど、さそり座は「生きる・死ぬ」とかがテーマらしくて。生きると一言で言っても、自分の人生についても、今のエンタメ界における自分の存在意義は何だろう、とかも考えます。特にエンタメ界に生きることについては、すごく難しいなと思っています。自分がやることが正解なのか、不正解なのか、常に模索しながらやっている感じです。生きることに答えなんてないと思うんだけど、…としたら死ぬことにも答えがないとすると、じゃあ何なんだろうと。だから常に、やることなすこと自分が本当に心の底からわくわくできるものを選んでいくことが、単純だけど、そういうことの積み重ねが北村匠海の生きることなのかな、と思っています。中川:「生きる意味」を考えているかという質問の答えとは、ちょっと違うかもしれないけれど、僕は自分の生きている時間を大切にするようにしています。僕らがやっている仕事と、ひとりの人間に戻った瞬間の部分は、いつも切り離せないんですよね。僕らは毎回台本をもらって、いろいろな“誰か”を生きないといけない。そうなってくると、まずは自分の人生をちゃんと(見つめ)、僕はそこに立ち返ってくる時間を大事にします。作品や仕事場でずっと目まぐるしくしていると、だんだん軸がわからなくなってくるんです。そこで家族や友人との時間に戻ると、自分に帰ってこられるんです。自分の人生や生活、生きている時間に1回戻ってくることを大事に生きています。――本作は、ハラスメントや社会的な問題にも触れています。おふたりは今ハラスメントについてどう感じたり、もしくは向き合ったりしていますか?北村:映画の中で、まさしくハラスメントはいっぱい出てきますよね。でも、ハラスメントしている側をたどっていくと、その上にはきっとハラスメントを受けてきた過去があったりするのかな、と思うんです。だから、僕らはいろいろ試行錯誤するし、それがかなったり・かなわなかったり・失敗したり・成功したりする年代なのかなと受け止めています。中川:うん、そうだね。結構いろいろなことが転換期なんじゃないかなと、僕も思ってる。北村:変わるよね。変わっていっているよね。――中川さんも肌で感じていらっしゃるんですね。中川:肌で感じたり、ニュースを見て感じたりします。これまで当たり前としてやってきたことを、1回冷静に立ち止まって考えてみることが大事なのかなと思います。やることがすべてになってしまって、なぜやっているかを考えなくなることが、結構怖いなと思いました。北村:そういう話を大志とちょろっとしたよね。中川:そうそう。意味を求めることが、すごく大きなことという気がしています。(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年02月04日北村匠海と中川大志のW主演の映画『スクロール』で主題歌「怪物たちよ」を書き下ろした人気バンド「Saucy Dog」石原慎也のインタビューが到着。併せて、本編映像が解禁となった。本作で主題歌を担当した「Saucy Dog」は、Vo・Gtの石原慎也、Baの秋澤和貴、Dr・Choのせとゆいかで構成された3ピースロックバンド。石原さんの紡ぎ出すリアルな歌詞とメロディで若者を中心に圧倒的な支持を得ており、昨年末の第73回紅白歌合戦で初出場を果たすなど、いま最も注目を集めている。Saucy Dog石原さんは今回主題歌のオファーが来た際、率直にとても嬉しかったそうで、「まずどのような作品なのかを理解したくて、原作も映画もしっかり見させて頂きました。そしてこの作品の主題歌としてエンディングで何を伝えられるか、を考えました」と曲がエンディングで流れているところを想像しながら作り上げていったという。本作を観て「これは俺の物語か? と錯覚するほど広く誰にでも当てはまり心に突き刺してくれる映画だと感じました」とコメント。続けて「今でこそバンドを初めて明るく振るまえるようになりましたが、本来は〈僕〉に近い性格だと思います。どちらかと言われれば根暗で冴えない人生でした。ただ〈私〉の様に曲がったことが嫌いだったり、”菜穂”みたいに見栄っ張りで依存心が強かったり、誰が観ても共感出来る部分があるそんな映画でした」と、各キャラクターに共感できるポイントが散りばめられた本作を自分に重ねて歌に昇華していった。その中で「ほとんど共感できるキャラクターの部分で書かせて頂いていますが、死にたい瞬間なんて誰にでもあるんだろうと思いました」と感じたそうで、「例えば一言で命を救えたり殺したりできる世の中、生きてこそ輝けるし生きているせいで苦しんでいるんだろうと思います」という。「自分も含めてみんなが例外なく心に怪物を飼っている。良い怪物も悪い怪物も。そんな誰もが見えていない当たり前を書きました」と曲に込めたメッセージと共に、主題歌のタイトル「怪物たちよ」の由来についても語ってくれた。また、以前この主題歌について「今までになくかなり攻めた歌詞」とコメントしており、特に「あなたの一言で簡単に人は死ぬんだよ。という意味で『言葉はピストル~』の部分を書かせていただいていたり、『麻ロープで首を括り手にする自由』という部分は自分的にそこまで生々しく 歌詞を書いた事がなかったので、今までになく攻めた歌詞になっているのかな?と思っています」と、これまでとはひと味違う「Saucy Dog」の曲であることを明かした。印象的なシーンを聞くと「ユウスケが森の母親に抗議しているシーンは僕もかっこいいなと思いました」と回答。ユウスケの友人・森の葬式に集まった報道陣に社会のあり方を訴える森の母親に対して、テレビ局員として「自分もその社会の中に入ってませんか?」と矛盾点に鋭く切り込んだシーンを挙げた。そんな石原さんも特に印象に残ったという本編映像が今回解禁されている。『スクロール』は2月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年02月03日北村匠海と中川大志。共に子役出身であり、これまでいくつもの映画やドラマで爪痕を残してきた2人がついに本格的な共演を果たした。映画『スクロール』は、生きることの迷いと痛みを描いた物語だ。一歩踏み出せばすぐそこに死がある人生を、僕たちはなぜ生きるのか。彼らが見せた模索と希望は、きっと同じ時代を生きる多くの人々にとって“私の物語”として映ることだろう。小学生からの友人であり、若手俳優のアイコンとして世代を牽引する2人。そこには同じ時代を走り続ける者同士だから分かち合える絆があった。なぜ生きるのかは、自分の人生のテーマです――映画の中で“生きる意味”という言葉が何度も出てきました。お2人は“生きる意味”を考えたりしますか。北村僕は、結構人生のテーマでもあって。蠍座なんで。中川どういうこと?(笑)北村これは僕も最近知ったんですけど、蠍座って生きるとか死ぬとかがテーマらしいんですよ。そう言われると、確かに自分のテーマでもあって。なぜ生きるのかとか、しょっちゅう考えますね。中川僕はあんまり考えないなあ。考えないこともないけど、そこまで深く考えたことはない。北村そっか。でもさ、自分の人生もそうだし、エンタメ界における自分の存在意義はなんだろうとか考えたりしない?中川ああ。それはあるかも。北村自分のやっていることが正解なのか不正解なのか常に模索しながらやってる感じではあるんだけど。考えたところで答えなんて出なくて。というか、生きることに答えなんてきっとなくて。じゃあ、答えがないとしたら、生きるって何なんだろうってなる。だったらせめて自分のやることなすこと、自分が本当にワクワクできるものを選んでいきたいなっていう。単純なことだけど、そういう積み重ねが北村匠海を生きることなのかなって考えたりしてる。中川深いね。僕らがやっている仕事って、1人の人間に戻る瞬間と切り離せないところがあるじゃない?北村うんうん。中川役者は毎回台本をもらうたびに、誰かの人生を生きないといけない。自分ではない人を生きるからこそ、そもそも僕は自分の人生をちゃんと生きられているのかっていうところに立ち返ってくるんだよね。特に仕事が目まぐるしくなればなるほど、だんだん自分の軸がわからなくなってくるから。そういうときこそ、家族だったり親友だったり、大切な人と過ごす時間を大事にしたいなって気持ちになる。――ちなみに中川さんの星座は。中川双子座です。――双子座のテーマは……?北村わからないけど、確か……(と、真面目に考えようとする)。中川大丈夫だよ、そういう映画じゃないから(笑)。よく匠海の洋服を真似してました(笑)――2人の出会いは小学生の頃だと聞いています。お互いどんな小学生でしたか。北村初めて会ったのは事務所の演技レッスンだよね。中川そうそう。匠海が先に事務所に所属していたので、僕からすると先輩という感じで。もうすでにいろいろな作品に出ていたから、この業界にも慣れてるっていう感じで、聞いたらなんでも答えてくれるし。僕は田舎の小学生だったんで、すごいシティボーイって感じでした。北村そんなことなかったけどね(笑)。大志の方こそすぐみんなと馴染んで、社交的なイメージ。すごい明るいなって印象があった。中川本当に?北村僕はほら、内向的な子どもだったから。中川それこそ、全然そんなふうには見えなかったけどね。逆に後から入ってきた分、僕の方が人見知りで緊張していた記憶がある。匠海はその頃からオシャレだったんですよ。だからよく洋服を真似してた(笑)。北村恵比寿ボーイだからね(笑)。中川大体デカいTシャツにチノパンを履いて。靴はティンバーランド。北村そうそう。あのデッカいやつ(笑)。中川で、ニューエラのキャップにリュックを背負って、というイメージ。それがカッコよくて、ひそかに憧れてた(笑)。――当時の思い出といえば何が浮かびますか。北村一緒にディズニーに行ったよね。中川行った!北村あれ、いくつのときだっけ?小6?中1?中川中2だったんじゃないかなあ。北村事務所の子たちと何人かで。何話したとかはもうさすがに全然覚えてないけど、大志がサングラスしてたのだけは覚えてる。中川してた。ミッキーのサングラスでしょ?懐かしい(笑)。――中学生だけでディズニーとは、なかなか大人ですね。北村事務所の友達って、地元の友達とはまた違って。やっぱりちょっとませてた気がします。その中で自分も大人ぶってた記憶はあります。オーディションで役を取り合うこともあった――中学生の頃といえば北村さんはDISH//の活動をスタート。俳優としては『鈴木先生』などが印象的でした。中川さんは何と言っても『家政婦のミタ』のインパクトが強かったです。お互いの活躍をどうご覧になっていましたか。北村今思うと、初めて意識した同世代が大志だったのかなと。当時は全然そんなふうに考えたことなかったんですけど。というか、僕の場合、ようやくこの年齢になって初めてライバル意識というのが芽生えはじめて。それまで同世代に対してライバルとかまったく考えたことがなかったんですよ。でも、こうして振り返ってみれば初めて現れたライバルが大志でしたね。中川僕も当時はライバル意識はなかったというか、自分のことでいっぱいいっぱいでしたけど。匠海の仕事はよく見ていましたね。自分がオーディションに行った作品に匠海が決まったんだということも普通にあったし。北村そうそう。役を取り合うこととか結構あったよね。中川だから、匠海と同じで、今の方がすごい意識してる。やっぱりお互いちょっとずつ任されるポジションも変わってくるじゃない?その中で匠海がどういう作品に出てて、どういう役をやってるのとか、すごく気になるというか、気にしてる。いい役やってるなとか、そういう作品やりたいなとかは、匠海に限らず、同世代みんなに対して思いますね。――一方で同世代ならではの仲間意識もありますか。北村僕はみんな仲間だと思っています。みんなで一緒にエンタメ界を押し上げていこうよっていう感覚の方が僕は強いです。中川そうだよね。先輩方が現場でまだまだこんなに戦ってるんだなっていうのを見ると、俺たちもあきらめずに戦わなきゃなって思う。しんどいんですよ、やっぱり戦うことって。北村気力がね、もたないよね。中川現場って時間もないし、だからもういいかなと思ってしまうときもあるんですけど。それでも、時に嫌われ者になったり、批判の矢面に立つ役割を背負ってでも、作品を良くしようと戦い続ける先輩の姿を見ると、しんどいけどあきらめずにやっていかないとダメなんだなって思うし、俺たちの世代も戦っていこうなって気持ちはありますね。取材・文:横川良明、撮影:鬼澤礼門、ヘアメイク:(北村さん)佐鳥麻子、(中川さん)池上豪(NICOLASHKA)、スタイリング:(北村さん)鴇田晋哉、(中川さん)徳永貴士ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『スクロール』2月3日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開(C)橋爪駿輝/講談社 (C)2023映画『スクロール』製作委員会配給:ショウゲート原作:橋爪駿輝「スクロール」(講談社文庫)監督・脚本・編集:清水康彦(C)橋爪駿輝/講談社 (C)2023映画『スクロール』製作委員会公式サイト:ぴあアプリでは北村匠海×中川大志のアプリ限定カット&限定インタビューをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年02月03日