2023年2月3日 12:00
北村匠海と中川大志が語るライバル意識「初めて現れたライバルが、大志だった」
撮影:鬼澤礼門
北村匠海と中川大志。共に子役出身であり、これまでいくつもの映画やドラマで爪痕を残してきた2人がついに本格的な共演を果たした。
映画『スクロール』は、生きることの迷いと痛みを描いた物語だ。一歩踏み出せばすぐそこに死がある人生を、僕たちはなぜ生きるのか。彼らが見せた模索と希望は、きっと同じ時代を生きる多くの人々にとって“私の物語”として映ることだろう。
小学生からの友人であり、若手俳優のアイコンとして世代を牽引する2人。そこには同じ時代を走り続ける者同士だから分かち合える絆があった。
なぜ生きるのかは、自分の人生のテーマです
――映画の中で“生きる意味”という言葉が何度も出てきました。お2人は“生きる意味”を考えたりしますか。
北村僕は、結構人生のテーマでもあって。蠍座なんで。
中川どういうこと?(笑)
北村これは僕も最近知ったんですけど、蠍座って生きるとか死ぬとかがテーマらしいんですよ。そう言われると、確かに自分のテーマでもあって。なぜ生きるのかとか、しょっちゅう考えますね。
中川僕はあんまり考えないなあ。
考えないこともないけど、そこまで深く考えたことはない。