機能性を緑茶の味わいを両立コカ・コーラシステムの緑茶ブランド「綾鷹」から、特定保健用食品(トクホ)のお茶でありながら、唯一の“にごり”を実現した「綾鷹 特選茶」が、9月24日に発売される。植物由来の食物繊維・難消化性デキストリンの働きで脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする特定保健用食品でありつつ、急須でいれたような緑茶の“にごり”と旨みのある豊かな味わいの「綾鷹 特選茶」。消費者のニーズにそったトクホのお茶でありながら、創業450年の歴史を誇る京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」の協力のもと開発された「綾鷹ブランド」の新商品として恥じない、本格的な緑茶のおいしさを実現した。佐藤浩市も納得9月25日からは、俳優・佐藤浩市さんを起用したテレビCMの放送もスタートする。佐藤さんはこの「綾鷹 特選茶」について「特保なのにしっかりとにごりがあり、さらに急須でいれたような味わいに近づいたような、上品な旨みがあるオトナな緑茶だと感じました。」(プレスリリースより引用)とコメント。その味わいに太鼓判を押している。「必ず」もらえるお得キャンペーンもなお9月24日からは、「綾鷹 特選茶」を含む対象のコカ・コーラ社のトクホ・機能性表示食品のバーコードを集めて応募すると、人気有名店の限定ロカボメニューや500円分のQuoカードが必ずもらえるキャンペーンもスタートする。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年09月22日ロサンゼルス発デニムブランド「ヤヌーク(YANUK)」とスタイリスト・金子綾によるコラボレーションアイテムが登場。2018年8月28日(火)より発売される。数々の女性誌で活躍するスタイリスト・金子綾を迎えて製作されたアイテムは、10年先も着たいと思えるほど着心地がよく、体をきれいに魅せてくれる女性に向けたデニムだ。重厚感のある雰囲気のデニムパンツは、ひざ下からテーパードを効かせたハイライズスリムテーパードのシルエット。ウエスト周りが華奢に見えるように設計された細いベルトループや、どんなシューズでもはまる短めの丈感など、スタイリストならではの視点でカスタマイズ。また、生地には、日常の動きすべてにフィットするよう、縦方向にのみ伸びる新感覚のものを採用した。体が泳ぐくらいゆとりのあるオーバーサイズのデニムジャケットは、ただサイズを大きくするのではなく、ほどよく抜け感のある形に仕上げた。ワンピースなどのアイテムと組み合わせてもすんなり馴染むよう、ステッチは同色で施された。オーバーサイズなので、中にニットやパーカーなども合わせられ、真冬まで活躍するのもうれしいポイントだ。カラーは、濃淡のコントラストを抑えた、クリーンな印象の3色を展開。爽やかなサックス、モードなブラックとノスタルジックなブルーを用意する。【詳細】発売日:2018年8月28日(火)オンラインストア予約受付日:2018年8月8日(水)12:00~※取扱い店舗により期間・内容が異なります。展開カラー:サックス、ブラック、ブルー価格:・Highrise Slim Tapered 27,000円(税込)・Over Sized Jean Jacket 36,720円(税込)【問い合わせ先】カイタックインターナショナルTEL:03-5722-3684(10:00~18:00)
2018年08月10日グラビアアイドルの綾崎かのんが22日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『Cream Girl』(発売中 4,104円税込 発売元:Cream)の発売記念イベントを行った。DVD『Cream Girl』の発売記念イベントを行った綾崎かのん昨年に雑誌『Cream』でグラビアデビューを飾り、童顔のグラドルとして知名度を上げている綾崎かのん。ロリータフェイスにCカップのバストとくびれたウエストラインというスレンダーボディーで大人気を博している。1stDVDは、今年3月に都内のハウススタジオで撮影。全編イメージ映像ながら、"合法ロリ"の称号にふさわしい制服やスクール水着、メイド服といった衣装を着用しながら、視聴者を惑わす色っぽく仕草を披露している。この日のイベントのために新調したという新しい水着姿で取材に応じた綾崎。初めてのDVDを手にしながら「実際にDVDを見たんですけど、やっぱりまだ実感が湧いていません。でも、このDVDが全国に流通して売られるということは、本当に嬉しいですね」と笑顔を見せていた。DVDの内容を「『ザ・Cream』という感じです。『Cream』はブルセラテーストの雑誌なんですが、制服やスクール水着、体操着やメイド服という、いわゆる"お菓子系"をギュッと詰め込んだ内容になっています」と説明。セクシーなシーンを「水着は普段着る水着よりも布の面積が小さくて、グッと下から上に映るシーンはセクシーだと思います」とあげながら、「体操着のシーンがオススメですよ。そのシーンはBGMが入っていないので、ボールの音や息遣いの音などが聞けると思うので、マニアックな感じでいいと思います」とアピールした。昨年のデビュー以来、ファンの間では西永彩奈に並ぶ"童顔系グラドル"として人気を博している綾崎。「そう言っていただけるとうれしいです。番付にのるように頑張ります!」と意欲を見せながら、「西永さんも好きですし、レジェンドの浜田翔子さんも大好きです。"合法ロリ"グラドルの3番目に名前が挙がるように頑張りたいと思います」と先輩グラドルをリスペクトしながらも、視界は先を見据えていた。
2018年05月07日少女漫画家として活躍するいくえみ綾の作品に登場する男性キャラクターは「いくえみ男子」と呼ばれ、多くの女子を虜にし続ける。2013年には代表作のひとつである『潔く柔く』が実写映画化され、2017年にはW不倫を描いた『あなたのことはそれほど』がドラマ化されたことで大きな話題を呼んだ。今回は2011年より連載された『プリンシパル』が、女優の黒島結菜とジャニーズWESTの小瀧望のW主演により実写映画化、3月3日に公開される。小瀧が演じる舘林弦は公式ファンブック「いくえみ男子スタイルBOOK」のTwitter連動企画”いくえみ男子”人気ランキングにて1位に選出されたほどの人気キャラクター。黒島演じるヒロインの住友糸真、高杉真宙演じる桜井和央とともに、恋模様を繰り広げる。微妙な距離感を見せる糸真と弦、親の再婚によって兄弟となってしまった糸真と和央、そして真逆でありながら互いに大事な存在である弦と和央、それぞれの関係が絡み合う同作について、原作者のいくえみに話を聞いた。○真逆だけど支え合っているイケメン2人――今回は3作目の実写化ですが、映画をご覧になっての感想を教えてください。かわいらしい映画でした。漫画よりもキラキラした部分が増幅されていて、綺麗な作品でしたね。――黒島さん、小瀧さん、高杉さんそれぞれの印象はいかがでしたか?みんなすごく素敵で、漫画から出てきた感じでした。黒島さんは、写真を見た時に本当に糸真っぽいと思っていたのですが、その印象のまま素敵でした。小瀧さんは背も高いし、声も大きいし、迫力もありつつやんちゃな感じでぴったり。王子さまっぷりがすごかったです。高杉さんは、最初の顔合わせの時にすでに和央でしたね。私服で来られていたんですが、中性的な感じで「和央だ」と思いました。川栄李奈さん演じる晴歌と糸真のシーンも良かったです。「バーカ!」って喧嘩しながら走っていく姿がかわいくて。――『プリンシパル』は恋愛作品ですが、弦と和央という幼なじみの2人の関係性もとても魅力的だと思います。2人のキャラクターはどのようにして生まれたのでしょうか?もともと、新連載を始める時に担当さんから「イケメンを2人出してください」と言われて、考えたキャラクターでした。真逆だけど、支え合っている2人にしたいと思っていたんです。でも連載を続けながら、途中で「これは逆でも面白かったかもしれない」と考えてもいました。見た目は同じなんだけど、立場も性格も逆になったら、話がどういう風に動くかな? と想像していましたね。たとえば外見は和央だけど、性格が弦というのも、面白かったかな。もしかしたら、そっちの方が良かったんじゃないかと思ったこともありました(笑)。――苦労された部分などはありましたか?和央は”黒王子”ぽい性格にした分、少し難しかったというか、迷った部分もありました。優しいことを言うし、実際に優しいんだけど、きついことも言う時は言う。弦はその真逆で、愚直。糸真は、普通に、周りに振り回されつつ、素直な子で。そういえば、和央は髪型にも迷っていました。雑誌で見たモデルさんの髪型がすごくかわいくて、「これにしよう」と思って決めたのですが、描くのが大変でした。ベタを塗って髪の毛の形を整えて、さらにトーンを貼って、時間がかかる髪型にしてしまいました。――ちなみにいくえみ先生は、弦派か和央派でいうとどちらでしょうか?付き合うとしたら、弦の方がいいです(笑)。楽だし、楽しい感じがします。○ぐちゃぐちゃした心理を考え続けるのは楽しい――2017年に『あなたのことはそれほど』がドラマ化され、今年は映画『プリンシパル』が公開されますが、実写化が続いていますね。『あなたのことはそれほど』は、観ている方が多かったのか、すごく反応があってびっくりしました。原作の結末が決まる前に放送が始まったので、実際にはないキャラクターも出てきて、話の広がりを見ながら「こういう展開もあったな」と考えたりもしました。私の場合は目の前の登場人物の4人に一生懸命だったので、もう少し周りのキャラクターを見ても良かったかな、とか。でも、話が分散してしまうところもあるので、漫画は4人にフォーカスした形で良かったのかもしれません。――どこか今の時代に、実写化としていくえみ先生の作品が求められているようなところはあるのでしょうか?どうでしょう、自分ではなかなか(笑)。『プリンシパル』の場合は、実写化のお話をいただいてから決まるまでが早かったので、担当さんに「本当にやるんですか?」と聞いてしまいました。オール北海道ロケで、撮影現場にも伺えたので、本当に貴重な体験で楽しかったです。こんなに同じシーンを何度も何度も撮影していて、すごいなあと思いました。自分の描いたシーンが目の前で広がるのは、嬉しいです。――1979年にデビューされてからずっと活躍されていますが、漫画家として、ずっと描き続けられる秘訣はありますか?完璧主義じゃないからだと思います。抜けるところは抜いているんです。全て完璧にやろうとすることって、大変じゃないですか。でも、「私のできることだけでいいや」と思ってやっているので。――いくえみ先生の作品に出てくるキャラクターの、ちょっと性格の悪いところが好きなんですが、そういう心理はどうやって表現されていくのでしょうか。あんまり「イヤな感じのところを描くの、うまいよね」と言われると、「でも、みんな思ってるよね?」と思うんです(笑)。みんな、実は思ってないのかな?――思うけど、うまく表すのは難しいのかな、と思います。いくえみ先生がとても絶妙なので。ぐちゃぐちゃした心理を考えるのは楽しいですね。あんまり出しすぎて読者の方に嫌われてしまっても良くないので、出していいところまで出す。いやでも、嫌われてもいいけど、なんとも思われないことが一番嫌ですね。――それでは、最後に作品についてメッセージをお願いします。『プリンシパル』は、ストレートな恋愛をかわいらしくまとめられたなと思っています。私は最終回が一番好きなんです。ハラハラして読んでくださった方達も、「良かったな」と思ってもらえたのではないかと思います。映画もいろいろ考えないで、純粋に楽しんで見て欲しいです。もう、絶対キュンキュンすると思います。■いくえみ綾1979年、『別冊マーガレット』(集英社)にて「マギー」でデビューした後、様々な作品を発表し人気を博す。2000年、『バラ色の明日』で第45回小学館漫画賞を受賞し、2009年、『潔く柔く』で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。2013年には、『潔く柔く』が実写映画化、2017年には、『あなたのことはそれほど』がテレビドラマ化され話題を呼んでいる。また、現在『太陽が見ている(かもしれないから)』(集英社)など連載中。(C)2018映画「プリンシパル」製作委員会 (C)いくえみ綾/集英社
2018年02月26日アニメ「ドラゴンボール」劇場版の20作目となる新作映画『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』が、2018年12月14日(金)より公開される。アニメ「ドラゴンボール」劇場版1986年に「東映まんがまつり」で上映された第1作目『ドラゴンボール 神龍の伝説』からスタートした、「ドラゴンボール」劇場版シリーズ。その後の劇場版で登場したクウラやブロリー、ボージャック、ジャネンバなど、いまでも愛される数々の名キャラクターも、アニメのみならずゲームの世界にも飛び出して活躍している。2013年に17年ぶりの新作として公開された『ドラゴンボールZ 神と神』以降も、2015年公開のヒット作『ドラゴンボールZ 復活の「F」』と、さらに世界観を拡大。その後は、『ドラゴンボールGT』以来18年ぶりとなった完全新作のテレビシリーズ「ドラゴンボール超」が放映されている。なお、同作は2018年3月末に終わりを迎えた。敵に“伝説のサイヤ人”ブロリーが登場劇場版前作に引き続き、原作者の鳥山明が原作・脚本・キャラクターデザインを担当する新作は、テレビアニメ「ドラゴンボール超」に続くエピソードとなる。なお、「ドラゴンボール超」として映画化するのは今回が初のことだ。鳥山は本作について「宇宙の存続を賭けた力の大会がクライマックスを迎え、一息ついた後のエピソードで、これまでちゃんと描いてこなかったサイヤ人とフリーザの事が少しわかるような内容。とっておきの強敵を迎えとても楽しめるような話になっていると思います。」と語っている。テーマは「宇宙最強の戦闘民族・サイヤ人」。『神と神』以降、立ちはだかる様々な宇宙の強戦士たちに対抗するため、超サイヤ人ゴッド、ブルーなどの新たな進化を遂げてきた悟空たちサイヤ人。今回は敵に“ 伝説の超サイヤ人”ブロリーを迎え、改めて「宇宙最強の戦闘民族・サイヤ人」の存在、そして悟空たちの強さの原点を描く。“地球育ちのサイヤ人”悟空、“サイヤ人の王子”ベジータ、“伝説の超サイヤ人”ブロリーと、それぞれ異なる運命を背負ってきた3人のサイヤ人がいかにして出会うのかに加え、フリーザ軍とサイヤ人の歴史も描いたスケールの大きな物語となっている。スーパーサイヤ人といえば、金色で逆立った髪の毛と、黄金のオーラを纏った悟空の姿を思い起こす人がほとんどだろう。放送当時その姿に興奮した人も、近年の劇場版でそのワクワクに初めて触れた人も楽しめる、原点回帰的な作品とも言えるだろう。人気キャラクターたちが集結また、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』などで登場したフリーザの新形態“ゴールデンフリーザ”、『ドラゴンボールZ 神と神』から登場した破壊神ビルスと天使ウイス、そしてピッコロ、ブルマ、悟天、トランクスも顔を揃える様子。人気キャラクターたちがどのようにストーリーに関わってくるのか、期待が高まる。水樹奈々がブロリーを取り巻くキャラで参加オリジナルキャラクターを演じる声優にも注目。ブロリーを取り巻く重要なオリジナルキャラクター、チライ役に水樹奈々、そしてレモ役に杉田智和がシリーズ初参加だ。主題歌は三浦大知「Blizzard」主題歌は、三浦大知の「Blizzard」。悟空やベジータがブロリーと対戦する舞台として登場する“氷の世界”をテーマにした楽曲だ。東京スカイツリーではコラボイベント開催東京スカイツリーでは、コラボレーションイベント「ドラゴンボール超 ブロリー超天空塔」を開催。地上450メートルの天望回廊でこれまでの必殺技を体感できるコーナーを設置するほか、御供と一緒に記念撮影ができる限定フォトスポット、展望デッキの「スカイツリー ラウンド シアター」にて限定カフェメニューやオリジナルグッズの販売も実施する。ストーリー「力の大会」後の平和な地球。宇宙にはまだまだ見た事のない強者がいると分かった悟空は、更なる高みを目指して修行に明け暮れていた。そんなある日、悟空とベジータの前に現れたのは、見たことがないサイヤ人“ブロリー”。惑星ベジータ消滅とともにほぼ全滅したはずの“サイヤ人”がなぜ地球に?再び地獄から舞い戻ったフリーザも巻き込み、全く違う運命をたどってきた3人のサイヤ人の出会いは、壮絶な闘いへ――。作品情報映画『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』公開日:2018年12月14日(金)原作・脚本・キャラクターデザイン:鳥山明監督:長峯達也作画監督:新谷直大美術監督:小倉一男声の出演:野沢雅子、堀川りょう、中尾隆聖、島田敏、久川綾、古川登志夫、草尾毅、山寺宏一、森田成一、宝亀克寿、水樹奈々、杉田智和主題歌:三浦大知「Blizzard」■第2弾プレゼント付前売券〈全国合計10万枚限定〉発売日:2018年11月8日(木) ※全国劇場窓口にて発売(一部劇場除く)料金:一般 1,400円、小人(3才以上) 900円※特典のプレゼントはスーパードラゴンボールヒーローズ アルティメットレアカード ブロリー:BR 。数量限定につきなくなり次第終了。ビジュアルは実物と異なる場合あり。■限定イベント詳細「ドラゴンボール超 ブロリー 超天空塔(スカイツリースーパー)」日程:2018年11月1日(木)~2019年1月7日(月)場所:東京スカイツリー天望デッキ、天望回廊住所:東京都墨田区押上1-1-2
2017年12月19日「銀魂」坂本辰馬役や「薄桜鬼」土方歳三役など、コミカルなキャラクターから爽やかなイケメン、はたまた渋さ&色気が冴える年上男性や兄貴肌な役柄まで…その奥深い声と高い演技力で演じ分け人気を博す声優・三木眞一郎。現在放送中のTVアニメ「3月のライオン」島田開役をはじめアニメ作品の第一線で活躍しながら、『X-MEN』シリーズのマイケル・ファスベンダーの日本語吹き替えを代表とする数多くの洋画・海外ドラマでも大活躍だ。そこで今回は、アニメ作品や吹き替えはもちろん、ナレーションや舞台関係、アーティスト&アイドル活動にバラエティ番組出演まで多岐にわたる声優活動のなかでも、三木さんの“吹き替え”にフィーチャーし、“吹き替え”作品の魅力や知られざる裏側を語ってもらった。■“吹き替え”役への強い責任感…故に他作品は見ない!?「ヤキモチを焼いちゃうんです(笑)」「SEX AND THE CITY」「ER 緊急救命室」ほか…挙げればキリがないほど多数の海外ドラマで吹き替えを担当する三木さん。作風もジャンルも様々なドラマと接したきたであろう三木さんが、その中でも“お気に入り”と思う作品はあるのだろうか?「実は、気になる作品というのはあまり無いんですよ。なぜかと言うと、仕事として関わっているので、自分が参加していない作品にはヤキモチを焼いちゃうんです(笑)。あの人がボイスキャストとして出ているのかと意識してしまうんですよね。そういう風に見ちゃうとイライラしてしまうので、あまりほかの作品を気にしないようにしているんです(笑)」。一方、出演作である「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」(以下「エレメンタリー」)や「リベンジ」については熱い想いがあるようで…。「手前ミソではありますが『エレメンタリー』や『リベンジ』が最高にお気に入りですね。自分が参加していたので、責任と自信を持ってオススメできるというのもあります。この2作品はとても丁寧に吹き替えの作業を行っていましたし、役者さんたちも非常に素晴らしい方が多く参加されていたので、本当にオススメの作品ですね」。中でも「リベンジ」については、収録現場の裏話を明かしてくれた。「収録当時、“コンラッド劇場”と呼んでいたものがあるんですよ(笑)。ドラマに登場するコンラッド夫妻というキャラクターの役者の芝居があきらかにオーバーな芝居なんです。その芝居に合わせて、声を吹き替えていた、がっちゃん(山像かおり)と牛さん(牛山茂)の芝居も、あきらかにこれは平成の世に吹き替えたものではないなという芝居をしていたりしてね(笑)。それに合わせてちゃんとやっているからこそ、吹き替えで見ても違和感が無いんですよ。ほかのボイスキャストも全員そうでしたよ。シャーロットの岡田栄美とデクランの須藤翔の2人は、まだ若いんだけど、とても真っ直ぐなお芝居をしていましたね。ジャックの声の綱島郷太郎くんは実直な人柄が本当に出ていたし、本物のエミリーの声をあてていた佐古(真弓)ちゃんも、役にピッタリなお芝居をしていましたね」。■“吹き替え”るときのこだわりとは?「役者さんの表情から剥がれちゃダメ」最近ではマルチな活躍が目を引く“声優業”だが、彼らの真骨頂は“キャラクターに声で命を吹き込む”ことであろう。その点では、アニメ作品も洋画・海外ドラマも共通しているように思える。だが、それらはやはり似て非なるもの。三木さんに、アニメ作品とは違い、“吹き替え”をするときに意識する部分があるか?と問うと、普段、吹き替え版を観ているだけでは気づかなかった、奥深い匠の技があることが分かった。「まず吹き替えは本国の役者さんの表情から剥がれちゃダメなんですよね。剥がれると、視聴者が吹き替えはダメだと思ってしまうんです。そうなると、原音と字幕でいいよという話しになるので、そう言わせないためのモノが本来の吹き替え作品のはずなんですよ。吹替版は日本人に対して、より分かりやすいはずなので、そのためにも向こうの役者さんの表情を拾って間違えないようにすることに、とても神経を使いますね」。「例えばですけど、『ごはん』という言葉を『ういろう』という言葉に吹き替える場合、『ごはん』の『ん』で口をつぐんじゃうときに、『ういろう』の最後の『う』を伸ばしちゃうと、口をつぐんでいないからアウトなんですよ。でもセリフは変えられないので、そういうときには『ういろう』と言い終わった後に、音を引いて、飲み込むとか、そういうテクニック的なものがあるんです」。「必要だと思われるところを、埋めていくことが重要だと思うんですよ。台本に息のマークが無くても映像をチェックして、息を吸い始めているなというのがしゃべり出しにあると、こっちも吸って、音を出しに行くか、吸って出すかで全然違いますからね」。こういうことが“剥がれない”ということの一つだと語る三木さん。ここまで繊細で細やかな気配りをする理由を「お客さんを裏切らないことが一番大事ですから」と語る。「手を抜きたくないなと思うんですよね。特に『エレメンタリー』のホームズも、『リベンジ』のノーランも表情が普通の芝居の表情と違うんですよ。口に関してだけでも、それぐらいのものがあるのに、さらに表情とか、急に大きな口を開けるとか、叫ぶとか、大声で怒鳴るとか、そういったものも含めて、それが“吹き替え”なんです。なおかつ、声をあてているだけにならないために、心の中身も普通の声のお仕事同様に拾って行かなきゃいけないので大変なんです」。■“吹き替え”版ならではの見どころは「作品の中身に集中できる」声色、息、表情、心のあり方…様々な要素を駆使して、“吹き替え”版として作品を成り立たせている声優。彼らが思う、“吹き替え”版の良さとは?「吹き替え版は見ていて疲れないことですね。僕は単館上映の映画をよく見に行くんですけど、この前もドイツの検事がナチスの戦犯を告発する映画を見に行ったですけど、難しい漢字の用語が何個も出てきたり、国を行ったり来たりして、色々なヨーロッパの国の人たちが出てくるので、字幕を追いかけるだけで、疲れてしまったんですよね。字幕を追いかけて、頭の中で構築しているから、役者の表情などが分からなくて、そうするとキーになる動作とか、伏線になっている小道具とかを見落としてしまう可能性があるんですよ。それがダメだと思ってしまって、そう感じると、吹き替えが絶対に良いと思うんですよね。吹き替えは作品の中身に集中できると思いますよ。ただ声優として上手い人に限りますけどね(笑)」。ここで言う“上手い人”とは、声の質などではない。「ちゃんと作品として世に送り出そうという思い」があり、「その声と芝居をもってして、その役から剥がれないでいられるか」ということだ。「映像の仕事も、舞台の仕事も、声の仕事もなんですけど、全体で異物感が無ければ誰がやってもオーケーだと思います。全体の声の並びで、ある声が浮いて聞こえたらやっぱりよくないでしょうしね。特に映像の方が声の仕事をされる場合、本人の顔が浮かんできちゃうのが邪魔になることがありますよね。その声を聞いていると、その人の顔がどっかに浮かんだりするじゃないですか。そうすると、このセリフはこの役者が言っているんじゃなくて、吹き替えている人のクセだなとなりかねないんですよね。作品を良くするためという前提はありますけど、異物感さえなければ、どなたがやられてもいいとは思いますよ。ハマっているなら素人がやったっていいわけですからね」。■“吹き替え”たい作品は「ちょっと脱力して見られるハチャメチャな作品」1994年放送「キャプテン翼J」若林源三役をはじめ現在に至るまで…長く第一線で活躍してきた三木さん。過去出演作品をみてみると、ラブストーリーからコメディ、アクション、サスペンス、ミステリー…縦横無尽に様々なジャンルの作品・世界観を彩っている。そんな三木さんが、これから先、演じてみたい世界観とは?「昔の作品ですけど、『爆発デューク』、『宇宙空母ギャラクティカ』、『アメリカン・ヒーロー』、『白バイ野郎ジョン&パンチ』のような、ちょっと脱力して見られるハチャメチャな作品がいいですね。『爆発デューク』はアクションを『特攻野郎Aチーム』と同じ人(注:クレイグ・R・バクスリー。『爆発!デューク』や『特攻野郎Aチーム』などのアクション演出を担当)がやっているそうなんですよ。それに、神谷明さん、富山敬さん、毒蝮三太夫さん、八奈見乗児さんらが吹き替えをされていました。キャスティングの名前を見ただけで笑えるじゃないですか(笑)。いまの作品は理詰めのものが多いので、脱力して見られる、いい意味でバカだなと思えるような、お笑いじゃないんだけど、生きている人間は真面目に生きているのが面白いというようなドラマがあるなら、やってみたいですね」。「『爆発デューク』なんか、僕と森川(智之)君とか、三石琴乃ちゃんとか久川綾ちゃんとか、僕らの世代で吹き替えたら面白いと思いますよ(笑)。それに、農場のおじさん役に飯塚昭三さん、保安官役に石塚運昇さんが入ったら、本当に面白い吹き替えができると思いますよ(笑)。現在やっている仕事がどうこうじゃなくて、憧れていたという意味でやってみたいですね。お酒を飲みながら、ゆっくり見られるようなドラマもいいかなと思いますね」。これは、まさに声優ファン歓喜のキャスティング構想!是非とも実現してほしいものだ。■“吹き替え”界の将来に思いを馳せる「真摯に作品を見てくださる人に届ける」声優人気を牽引し続ける宮野真守が、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で主演のエディ・レッドメインの吹き替えを務め、大ヒットを記録した2016年。海外ドラマや洋画の吹き替え版に、アニメーションやゲームでも人気の声優がキャスティングされ、それをきっかけに作品を観る視聴者が増えてきた。そういった現状のなか、今後の“吹き替え”界に、三木さんはどんな思いを馳せるのか?期待をふくらませる中にも、“吹き替え”の更なる発展を願い、それを実行しようとする、強い決意が垣間見えた。「予算が増えて欲しいですね(笑)。業界的な話しになりますが、シリーズものであれば、予算に対するやり方はあるんですけどね。ここは若手の声優を多くして、ここのゲストに大御所を呼ぶというような、トータルで“ならし”をすることはできると思うんですよ。『エレメンタリー』はそうなんですが、ゲストで大御所を呼べるというのは、そういう“ならし”の部分もがあるからでしょうね」。「それと、全員が一回気を引き締めて、真摯に作品を見てくださる人に届けるという思いがもっと強くなれば、吹き替え版を選ぶ人たちを増やすことができると思いますし、そういう業界になればいいなと思いますね」。“声優・三木眞一郎”――その声に、言葉に、真摯に仕事に向かう姿勢に、魅力を感じずにはいられない。彼がその声で紡ぐ物語が、彼の願い通り、より多くの人たちに届いていくことは間違いないだろう。三木さんは、現在、「Dlife」にて放送中の「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」に出演中。また、「Dlife」にて現在行われている特別企画「海外ドラマ SO!選挙」にも、応援隊として参加している。特別企画「海外ドラマ SO!選挙」とは、BSテレビ局「Dlife」が開局5周年を迎えるにあたり、人気の海外ドラマの中から投票で放送番組を決定するアニバーサリー企画。全35作品を5つのジャンル=“党”(メディカル・サイエンス党、刑事・捜査党、サスペンス党、ウーマン・エレガン党、なかよしバディ党)に分け、視聴者から投票を募っている。3月5日(日)まで公式サイトにて投票を受け付けており、結果は3月13日(月)に放送される開票特番にて発表されるほか、上位に選ばれた人気ドラマは連日一挙放送されるという。三木さんは、本企画にて“サスペンス党”の応援隊を担当中だ。(text:cinemacafe.net)
2017年03月03日声優・女優の平野綾が10日、都内で行われたブロードウェイ・ミュージカル『コメディ・トゥナイト!ローマで起こったおかしな出来事<<江戸版>>』の公開稽古に、共演の片岡愛之助、内博貴、ダイアモンド・ユカイ、上山竜治、ルー大柴、徳井優、松田美由紀、高橋ジョージ、演出の宮本亜門とともに登場した。同作は『ウエストサイド物語』『スウィーニー・トッド』などの作品で知られる作曲家スティーヴン・ソンドハイムによる初期のヒット作を、ソンドハイム直々の許可を得て江戸版として上演する。愛之助演じる丁稚の丁吉が、自由の身になるために薬問屋の息子・比呂(内)と女郎のお美津(平野)の仲を取り持とうとすることから起こる騒動を描く。宮本がキャスト陣について「エロおやじだらけなんだけど、本当にすごい」と言ったことから、誰が一番”エロおやじ”なのかが話題に。出演者陣の視線が高橋に向くと、2016年にタレント・三船美佳と離婚したばかりの高橋は「一番禁欲してんだから俺!」と弁解した。宮本が「普段は知らないよ!」と苦笑すると、高橋は「役柄がエロいってこと!? 役だもん、役作りだよ」と説明。平野に「ねえ、綾ちゃん。ねえ?」と同意を求めると、平野が「は、はい」としどろもどろに慌てながら答えた。平野は周囲から「涙目になってるけど大丈夫?」と心配され、高橋は「目が怖いんだよ」と非難される事態となった。公開稽古では、「コメディ・トゥナイト/Comedy Tonight」「私の自慢/Lovely」「自由は素敵/Free」の3曲を披露。女郎役の平野は、コミカルな動きをつけながら、内演じる比呂との恋の予感をロマンチックに歌い上げた。
2017年02月10日CLAMPによる大人気作品「カードキャプターさくら」。この度、その新章である「クリアカード編」が2018年1月より放送されることが決定した。1990年代後半から2000年代前半にかけて一大ムーブメントを巻き起こした「カードキャプターさくら」。本作は、封印が解かれるとこの世に災いをもたらすという“クロウカード”の起こす事件を解決しながら、ケルベロス(ケロちゃん)や親友の大道寺知世らとカード集めに奮闘する少女・木之本桜の物語。今年2016年は原作連載開始20周年記念として、様々なプロジェクトが始動。「なかよし」(講談社)での新章「クリアカード編」の連載開始や、全国7都市での『劇場版カードキャプターさくら』のリバイバル上映決定など賑わいをみせている。中でも、発表されるや否や話題を呼んでいたのが、この新アニメプロジェクトだ。今回放送が決定したTVアニメは、今年6月より「なかよし」(講談社)にて連載中の新章「カードキャプターさくら クリアカード編」。監督には浅香守生、アニメーション制作にマッドハウスと「カードキャプターさくら」を知り尽くしたスタッフ陣が再び腕をふるう。キャストには主人公・木之本桜役の丹下桜を始め、“ケロちゃん”ことケルベロス役の久川綾、桜の親友大道寺知世役の岩男潤子、桜の兄・木之本桃矢役の関智一、李小狼役のくまいもとこ、月城雪兎の緒方恵美ら前シリーズを盛り上げた声優陣が再集結する。「カードキャプターさくら クリアカード編」は2018年1月よりNHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年12月01日タレントの加藤茶・綾菜さん夫妻が23日(22:00~23:24)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『モシモノふたりSP』に出演。密着VTRで、世間のイメージとは違った姿を見せる。45歳差カップルということで、綾菜さんは"財産目当て"と言われ、最近行われた「"仮面夫婦でしょ?"と疑ってしまうカップルは?」というアンケートでも、2位にランクイン。そこで、番組では、加藤夫妻が静岡・熱海の貸別荘で1泊2日を過ごす様子に密着する。互いを「ちーたん(加藤茶)」「あーたん(綾菜さん)」と呼ぶ2人。綾菜さんは、加藤に「~だよな」と話しかけるのを、スタジオの千秋、藤田ニコル、ホラン千秋、りゅうちぇるは、最初は乱暴な印象を持っていたが、これは綾菜さんの広島弁であり、標準語で「~だよね」と言っていることが判明する。また、「結婚は財産目当て」「ブログにアップした料理が73歳に食べさせるものではない」などと非難されることに、綾菜さんはつらい心境ながら、自分のせいだから加藤に言えず、いつも母親に相談していたことを告白。旅の最後には、綾菜さんに「仕事は何歳までやるん?」と聞かれた加藤が「決まっていない。体が普通に動いて仕事がもらえるなら、倒れるまでやりたい」と答えるが、加藤はその流れで、自分の方が先にいなくなってしまうという意味を暗に込め、綾菜さんが本当にやりたいことを今のうちから見つけてほしい、と伝える。それを受け、綾菜さんは「ちーたんの奥さんになったけん…」と切り出し、自らの思いを返答。これに、スタジオ中が胸を打たれ、番組スタッフからも思わず涙がこぼれるという展開になる。
2016年11月19日株式会社フレームワークスが展開する「フレームワーク(FRAMeWORK)」が、人気スタイリスト金子綾とのコラボレーションアイテム第2弾を、2016年11月10日(木)よりフレームワーク全店にて発売。2016年春夏に発売した第1弾の好評を受け、コラボ企画が再び実現。第2弾となる今回は、『デイリーに気軽に着てもらいたい』という思いが込められた、ニット、カーディガン、パンツなど手に取りやすいものを中心としたラインナップ。金子氏の持ち味である“女っぽさ”に、“ヴィンテージ リラックス”という新たなエッセンスを加えた全6アイテムが登場。①Velor 2Way Cardigan今季を象徴するトレンド、ベロア素材のカーディガン。前後どちらを前にしても着られる2way仕様で、カーディガンとしてもプルオーバーとしても楽しめる。エレガントなイメージのベロアを、カジュアルなスナップボタンでさりげなくハズしているのがポイント。②Plaid Pantsボリュームで魅せるチェック柄のワイドパンツ。トラッドの香りを感じるネイビーベースと、ヴィンテージテイストにハマるブラウンベース。ハイウエストと太めのベルトループは、トップスをインしてもすっきり決まる。③Lace Gown素材や編み方、色にこだわることで、冬はもちろん1年通して着られるようにと計算しつくされたレースガウン。スリットが入った長めの丈で、シルエットの美しさを追求。エクリュベージュと旬のキャメルの2色展開。④V-neck Knit首元の開きがきれいなVネックニット。コンサバになりやすいベーシックアイテムを、ほつれたようなダメージ加工とゆったりシルエットで程よくカジュアルダウン。肌なじみのいいモーブピンク、ベーシックなグレー、ブラウンの3色展開。スカートやパンツと合わせることで、3ピースのセットアップとしても楽しめる。⑤Knit Skirtタイトで女らしいシルエットながら、地厚な素材であたりの出にくいニットスカート。シンプルに履くのはもちろん、セットのニットパンツと合わせると印象がガラリと変化。今年らしいバランスが楽しめる。⑥Knit Leggingsバックにポケットをつけたことで、ニットレギンスがパンツさながらの佇まいに。大人が違和感なくはける、ありそうでなかったニットパンツ。裾のスリットとダメージ加工はパンプス、ブーツとどんな足元とも相性抜群。スタイルアップ効果も期待できる。金子 綾(Kaneko Aya)人気雑誌「Oggi」「VERY」をはじめ、数々の女性誌で活躍する人気スタイリスト。シンプルでベーシックな服の魅力を最大限に引き出しながら、女性らしくキレ味のいいスタイルが得意。上品且つこなれた配色センスも絶妙で支持を集める。プライベートファッションをアップするInstagram(@ayaaa0707)は、フォロワー70Kを超える人気っぷり。自身の著書「a nuance」や「Not Mania! THE DENIM BOOK」を発行するなど、注目を集めているスタイリスト。
2016年11月09日CLAMPによる人気コミックをアニメ化した「カードキャプターさくら 」。この度、1999年に公開された『劇場版カードキャプターさくら』が2017年1月21日(土)よりリバイバル上映されることが分かった。さくらはある日、家の近くの商店街の福引きで、なんと特賞の香港旅行を当てる。さくらにとっては初めての海外旅行で、もちろんケロちゃんも一緒に行けると大はしゃぎ。お父さんに代わって、兄の桃矢がさくらの保護者として同行し、さらに親友の知世、あこがれの雪兎も参加して、楽しい香港旅行に出発!そんなさくらたち一行を迎えたのは、華やかな香港の町並み。次々と目に入る初めての光景にはしゃぎまわるさくらであったが、しかしそのそばには必ず不思議な小鳥が…。そして夜、さくらは不思議な夢を見る。水がたたえられた空間に静かにたなびく白い布。その先には不思議な魔導士の姿が。この旅行は仕組まれたものなのか?古より続く魔都・香港を舞台に、カードキャプターさくら最大のピンチが訪れる――!1996年より「なかよし」(講談社)にて連載がスタートした漫画「カードキャプターさくら」。本作は、封印が解かれるとこの世に災いをもたらすという“クロウカード”の起こす事件を解決しながら、ケルベロス(ケロちゃん)や親友の大道寺知世らとカード集めに奮闘する小学4年生の少女・木之本桜の物語。1998年にはテレビアニメ化され、性別、世代、地域を越えた一大ムーブメントを巻き起こした大人気作品だ。今年で連載開始20周年を迎え、新たなプロジェクトが始動しており、「なかよし」では16年ぶりとなる新章「クリアカード編」がスタート、さらに新作アニメの制作も決定。加えて商品化にタイアップなど、これまで以上に大きな展開で、新たな盛り上がりを見せている。そんな中迎える2017年、観客動員数50万人以上を記録し、第4回アニメーション神戸作品賞劇場部門を受賞した『劇場版カードキャプターさくら』のリバイバル上映から幕を開けることが決定。劇場版は2作製作されており、今回リバイバル上映が決定したのは、そのうちの1作目。主人公の木之本桜役を演じるのは丹下桜、桜の親友の大道寺知世役に岩男潤子、ケルベロス役に久川綾、桜の兄・木之本桃矢役に関智一、月城雪兎役に緒方恵美、桜の父親・木之本藤隆役に田中秀幸、李小狼役にくまいもとこ、李苺鈴役にゆかな、クロウ・リード役に林一夫らアニメ版の人気声優の出演に加え、ゲスト声優として、魔導士役に林原めぐみ、小狼の母親の李夜蘭役に井上喜久子ら豪華声優が名を連ねる。東京・新宿ピカデリーや神奈川・109シネマズ川崎、大阪・なんばパークスシネマなど全国9都市で上映される。『劇場版カードキャプターさくら』は2017年1月21日(土)よりリバイバル上映。(cinemacafe.net)
2016年11月02日フジテレビ・ノイタミナほかにて10月より放送が決定しているTVアニメ「舟を編む」。この度、本作に人気声優の櫻井孝宏と神谷浩史、そして坂本真綾が出演することが決定。併せてキービジュアルやメインキャラクターの最新ビジュアルも到着した。「まじめもいいけど、もう少し空気を読めってコト」「西岡さんの仰る『空気』は【呼吸する】ものではなく、【場の状況、雰囲気】を表す際に用いる『空気』ですね…」。口下手なのに営業部員の馬締光也と、一見チャラ男だが辞書編集部員である西岡正志は、偶然街中で出会う。中型国語辞典「大渡海」の刊行計画を進める出版社・玄武書房のベテラン編集者・荒木は、自身の定年を間近に控えて後継者探しに躍起になっていた。そんな中、西岡から馬締の話を聞き、彼をスカウトすることに…。「人をつなぐ―言葉を編む」。伝わらない言葉。伝えられない想い。これは、そんな不器用な人間たちの物語――。原作は、累計発行部数120万部の大ヒットを記録した三浦しをんの同名著書。2012年には本屋大賞を受賞、また翌年には松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョーらを迎え実写映画化され、今年、満を持してアニメ化される。このほど発表されたのは、物語の中心人物となる3キャラクター。「亜人」「ジョーカー・ゲーム」などの話題作に出演するほか、永野芽郁や竜星涼ら若手俳優が勢ぞろいするドラマ「こえ恋」に声の出演もしている櫻井さんが演じるのは、玄武書房・第1営業部に所属する馬締光也役。営業マンではあるが、口下手で自分の想いをうまく相手に 伝えられない。西岡との出会いをきっかけに、言葉に対する能力を開花していく役どころだ。偶然にも馬締と出会う西岡正志役には、「おそ松さん」や「デュラララ!!×2」ほか人気作に出演し、「クレヨンしんちゃん」の2代目ぶりぶりざえもんに抜擢されるなど話題が絶えない神谷さん。玄武書房・辞書編集部に所属しており、見た目通りのチャラ男でコミュニケーション能力は高いが、 辞書編集に興味はないようだ。そして、馬締が下宿している「早雲荘」の大家・タケおばあちゃんの孫娘で板前修行中の林香具矢役には、「黒執事」「アルスラーン戦記」などのアニメ作品をはじめ、『スター・ウォーズ』シリーズのパドメ・アミダラ役や海外ドラマなどで吹き替えとしても活躍する坂本さんが担当。それぞれ世の中を生きていく上で想いをうまく伝えられないでいる、不器用な人間たち。そんなキャラクターを豪華キャスト陣が熱演する。また今回、本作の本格始動に併せて原作者の三浦氏と、「昭和元禄落語心中」の作者で本作ではキャラクターデザイン原案を手掛けた雲田はるこからコメントが到着。三浦氏は「シナリオ、絵コンテ、美術設定など、どれもこれも感嘆のため息が出てきます。スタッフのみなさまの情熱が詰まった作品になりそうで、とっても楽しみです !」と期待を語る。また雲田さんと共にアフレコに立ち会ったという三浦氏は「登場人物に声を吹きこむとは、まさに命を吹きこむことなのだなと実感し、感激しました。いまの段階でこんなに素晴らしいということは、完成品をテレビで拝見したら、私はどうなってしまうのでしょうか。感激死しないよう気をつけます」と興奮気味に語る。雲田さんも「冒頭の、荒木さんと松本先生がそば屋で語り合うシーン。後のお話を知っているからなのか、ムネアツだからか、声優さんの演技があまりに素敵だからか、涙がにじんで止まりませんでした」と思わず感極まってしまったと明かし、「これから絵も動いて、色もついて、我が子…というにはおこがましいですが、我が孫も同然のキャラクターたちが動いて行くこと、楽しみにしております。ぜひ、皆様もご期待ください。世界一のファンから見ても、すごく良いアニメになりそうです」と絶賛した。さらに本日8月18日(木)25時5分からフジテレビにて放送されるノイタミナにて、最新プロモーションビデオが放映。初公開となるTVアニメ「舟を編む」アニメーション映像とキャラクターボイスが披露される。「舟を編む」は10月よりフジテレビ・ノイタミナほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年08月18日黒木華主演のTBS系ドラマ『重版出来!』(毎週火曜22:00~22:54)に、人気漫画家・いくえみ綾の描き下ろし作品が登場することが9日、明らかになった。本作は、『月刊!スピリッツ』で連載中の松田奈緒子作の同名漫画を原作とする物語。コミック雑誌『週刊バイブス』の編集部を舞台に、新人編集者の黒沢心(黒木華)が、一癖も二癖もある編集部員や漫画家、営業担当、書店スタッフたちを巻き込み、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する姿を描く。劇中に登場する漫画家の作品として描かれている漫画を、藤子不二雄Aをはじめ、ゆうきまさみ、河合克敏、村上たかし、のりつけ雅春、田中モトユキ、白川蟻んといった実在の人気漫画家陣が手掛け、話題となっているが、このたび新たにいくえみ綾が加わることが決定。ドラマのために描き下ろした作品を提供する。『潔く柔く』『I LOVE HER』『バラ色の明日』をはじめ、現在『月刊!スピリッツ』で連載中の『おやすみカラスまた来てね。』など、登場人物を瑞々しく描くことで人気のいくえみ作品。『重版出来!』に登場する描き下ろし作品がどのように仕上がっているのか注目だ。(c)いくえみ綾/小学館
2016年05月10日競泳元日本代表の寺川綾が、11日にリニューアルスタートするテレビ朝日系ニュース番組『報道ステーション』(毎週月~金曜21:54~23:10)で、金曜日のスポーツキャスターに就任することが9日、明らかになった。寺川は、2012年のロンドンオリンピックで銅メダルを獲得し、2013年のシーズンを最後に現役を卒業。その後は水泳の普及活動や、所属するミズノの水着開発にも携わる、一児の母だ。昨年の世界水泳では、プールサイドで選手たちへのインタビューを敢行し、金メダルを獲得した渡部香生子選手や星奈津美選手を熱いハグで出迎えるなど、松岡修造に負けない熱いリポートぶりが話題となっていた。寺川は「お話をいただいたときは驚きましたが、緊張感のある毎日が始まるな」とコメント。スポーツニュースをアンカーとして伝えるのに加え、さまざまなアスリートを取材する独自の企画にも挑戦することになっており、「スポーツを勉強できる機会ができ、とても楽しみです」と胸を高鳴らせ、「多くの方にスポーツの面白さを分かっていただけるよう頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。秦聖浩プロデューサーは「10代のころから世界を相手に戦ってきた寺川綾さんだからこそ伝えられるスポーツニュースがあるはず。アスリートの目、女性の目、母親の目で、選手や競技を見つめ、視聴者に新しい発見を伝えてほしいと思っています」と期待を寄せている。なお、同番組のスポーツ担当は、金曜を寺川が担当するが、月~木曜はテレビ朝日の寺川俊平アナウンサーが務め、1週間を通して"寺川"がスポーツを伝えることになる。
2016年04月09日歌手で声優の坂本真綾のCDデビュー20周年を記念したメモリアルプレス「Memorial Press"sankyu!"」が3月1日、電子書籍ストアのBOOK☆WALKERにて無料配信スタートした。「Memorial Press"sankyu!"」は、彼女が駆け抜けた約1年間の記録を、多数の写真や、書き下ろしのテキストとともにまとめたもので、中には坂本が初めて描き下ろした四コマ漫画も収録。ファンに向けて感謝の気持ちを込めた、坂本真綾20周年記念プロジェクトの集大成となるメモリアルプレスとなっている。プレスは全2回にわたって無料配信され、第1回配信は3月1日~31日、第2回配信は3月14日~31日を予定している。さらに、第1回、第2回の配信を両方ともダウンロードすると抽選で20名に、坂本真綾直筆サイン入りグッズがプレゼントされる。プレゼントの抽選は、全2回の配信を両方ともダウンロードすると自動で実施。当選者にはBOOK☆WALKERから追って当選通知が届くという。また、『月刊ニュータイプ』(KADOKAWA)で連載中の坂本真綾のエッセイ「満腹論」電子化1周年を記念して、特別キャンペーンも同時開催中。「満腹論」をBOOK☆WALKERで購入すると、期間限定で特典電子小冊子「PRESENT ISSUE "はしやすめ"」がプレゼントされる。
2016年03月01日猫を愛する人は職業もさまざま。漫画家のいくえみ綾さんも大の愛猫家のひとり。猫愛炸裂マンガ『そろえてちょうだい?』にも登場する“いくえみニャンコ”の愛らしすぎる生態を紹介します。「何をするわけでもなく、一緒にまったりしていられる時、とても幸せな気分になります」と、猫との生活について語る漫画家のいくえみ綾さん。現在は北海道の家で5匹と暮らしている。家猫のみならず外猫もかわいがるいくえみさんが関係した猫は数知れず。猫と仲良くするコツは?「急な動きはしない。必要以上に大きな音を立てないことも大事。あと個別に『かわいいね攻撃』を日々繰り出していますね」早速、いくえみさんを魅了する、愛すべきにゃんこたちをご紹介。■ブン(♂ 8歳)「心の狭い甘えん坊。過ぎたことはすぐ忘れます」(いくえみさん)。『そろえてちょうだい?』のタイトルはブンの揃った前髪のような模様が由来。マンガのセンター的ポジションの猫。■きなこ(♀ 12歳)「ほかの猫にまったく興味ナシ。自分の幸せが一番!とにかく抱かれたい&くっつきたいタイプ」。ブンが家に来た2か月後、近所をウロウロしているところを家に招き入れ、晴れて家族に。■ロン(♀ 4歳)「運動神経抜群で賢い!コカブをつけ狙ってはいじめ倒す。甘え上手で、私のストーカー」。ロシアンブルーのようだけど、ただのグレーのクセ毛さん。■コカブ(♂ 2歳)「甘えん坊で小心者。ロンにいつもイジられています。要領の悪いおバカさん加減がまたかわいい!」。元は外猫。里親探しをしていたけど、いつのまにかいくえみニャンコに。■ヒゲちゃん(♂ 5歳)いくえみ家のニューフェイス。「猫があまり好きじゃないみたいです…。遊び好き。お腹がすくとすぐ『ごは~ん』と鳴きます」。立派なアゴ髭があるから、ヒゲちゃんと命名された。◇いくえみ・りょう「潔く柔く」「プリンシパル」…独特な世界観と、繊細な人物描写で人気を集める漫画家。いくえみ漫画に登場するリアルで色気のある男子はファンから“いくえみ男子”と呼ばれている。◇『そろえてちょうだい?』猫まみれな生活をユモラスに描いた人気シリーズ。3/8に待望の第4巻が発売。『そろえてちょうだい?』(1巻¥843、2~4巻 各¥864*税込み祥伝社)※『anan』2016年2月17日号より。写真・山越昭仁(C)いくえみ綾/祥伝社
2016年02月16日日本コカ・コーラの緑茶ブランド「綾鷹」は12月19日・20日、六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)にて「綾鷹」のサンプリングイベントを実施する。同イベントでは、会場に10m四方の巨大なこたつを設置する「綾鷹大炬燵茶室」を実施。来場者は、こたつで暖を取りながらホットの「綾鷹」を楽しめる。また、会場にはSNS専用フォトプリントマシーン「#SnSnap」も設置。巨大こたつで「綾鷹」を楽しむ様子を撮影し、TwitterやInstagramに投稿すると、会場で写真をプリントして持ち帰ることができる。ほかにも、「綾鷹大炬燵茶室」では行灯を模した「和のイルミネーション」も実施。周辺のライトアップとは趣の異なる雰囲気を演出するとのこと。開催時間は、両日ともに12:30~20:30となる。
2015年12月09日東京都・六本木の六本木ヒルズアリーナにて、"超巨大こたつ"であたたかい「綾鷹」を楽しめるサンプリングイベント「綾鷹大炬燵(こたつ)茶室」が開催される。開催日時は12月19日・12月20日の12:30~20:30。参加無料。同イベントは、「六本木ヒルズアリーナ」に約10m×10mという超巨大こたつが設置され、緑茶ブランド「綾鷹」のホットをその中で楽しむという趣向で開催されるサンプリングイベント。近年、ライフスタイルの変化とともにこたつの国内生産台数は低下傾向にあり、急須でいれたあたたかいお茶を楽しむ機会も減少していると同ブランドは分析しており、来場者に日本の冬の風物詩ともいえるこたつを提供し、同時に「綾鷹」のホットを楽しんでもらうことで、「冬こそ、 綾鷹。」というメッセージを伝える目的があるという。会場には、SNS専用フォトプリントマシーン「#SnSnap」が設置されており、巨大こたつでホットの「綾鷹」を楽しむ様子を撮影し、TwitterやInstagramなどに投稿すると、会場でプリントして持ち帰ることができるようになっている。また、各所にイルミネーションが施されているクリスマスシーズンの六本木エリアの中、同イベントでも和風行灯を模した「和のイルミネーション」を実施。周辺のライトアップとは一味異なる、独特の雰囲気が演出されるということだ。
2015年12月07日皆さん、‘綾鷹男子’を聞いたことはありますか?綾鷹男子とは、元カノがいて女の子経験のそこそこある男性を指す言葉です。緑茶でおなじみ綾鷹は‘にごりは旨み’のキャッチフレーズで人気を博していますが、そんな綾鷹のように渋みのある男性を狙うべきなのです。元カノに嫉妬してしまう、彼氏の過去の恋愛が気になって嫌になってしまうなんて声を女の子からたくさん聞きますが、そのような男性だからこそ良いところがいっぱいあるのです!■1.女の子が何をしたら喜ぶか心得ている「少し女慣れしすぎているなーって思うくらいの男性の方が、デートも楽しいし、何事もスマートだし、とってもかっこ良くて魅力的。デート中に可愛いなーと見ていた雑貨を、帰り際にプレゼントしてくれたのには驚きました!いつのまに!」(25才・女性・金融)たしかに女慣れしている男の人のことをマイナスポイントに思いがちですが、実際に女性との接し方が上手ですよね。女性がデート中どうしてほしいのかにも常にアンテナを立てて、気の利く行動をとって女の子のことを満足させてくれます。■2.何をしたら付き合いが上手くいかないか反省点を持っている「今付き合っている彼は、全く元カノグッズを持っていないんです。何人かと付き合っていたはずなので、不自然だなと思い尋ねたところ、今の彼女が嫌な思いするかもしれない物は持たないときっぱり。私の気持ちを気にかけてくれていることが伝わり嬉しかったです。」(22才・女性・アパレル)女性とお付き合いの経験がある男性は、その分多くの指摘や不満を言われてきたことでしょう。女性が嫌がることに対して、あらかじめ予想し対応することが出来ます。■3.色々な子を見て自分を選んでくれたことに自信を持てる「私の彼氏は本当にたくさんの子と付き合ってきたようで、それを気にすることもあったけど、その中で最終的に私を選んでくれたと彼の友人などから話を聞き、自信が持てました。」(24才・女性・医療関係)多くの女性みてきたからこそ、自分の良さを見出してくれて、選んでくれたと思うことが出来そうですよね。■4.女の子の経験値が高く大人な人が多い「私より年下の彼だけど、様々な恋愛してきたようで、色々な人の気持ちを知ったことから考え方がすっごく大人。広い心で私と接してくれます。」(22才・女性・学生)色々な女性とお付き合いしていたことで、人としても成長出来ていそうですよね。気が強い女性、わがままな女性、ちょっと重めな女性など、その女性それぞれに合った対応の出来る男性は大人で魅力です。■おわりにいかがでしたか。‘綾鷹男子’の魅力を知って頂けたでしょうか。私もその人のたくさんお付き合いした人の一人なのかも・・・と思ってはいけませんよ。例えば歌舞伎俳優の市川海老蔵さんや、タレントで俳優の石田純一さんなんかも、過去はプレイボーイとして有名でしたが現在は一人の女性をきちんと愛しています。そんな彼らの奥様はとても幸せそうですよね。皆さんも一度‘綾鷹男子’とデートに行ってみて下さい。きっと魅力的な彼らが見られるはずです。(白石麻友/ライター)(吉木千沙都/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年09月30日ターナー色彩は、水性インテリアペイント「J COLOUR」より、『エヴァンゲリオン』の人気キャラクター・綾波レイをイメージした新色「アヤナミブルー AYANAMI BLUE」を発売した。価格は500mlで2,160円。今回発売された「J COLOUR アヤナミブルー AYANAMI BLUE」は、人気アニメ『エヴァンゲリオン』の20周年を記念して開発された新色。「母なる海と、凍てつく氷の中間色」を商品コンセプトに掲げ、暖かなウォーターブルーと冷たいフロスティーブルーを掛け合わせて作られたとのこと。本製品は壁紙・塩ビクロス、木部、コンクリートなどに塗装できる。なお、同社が販売する水溶性絵具「アクリルガッシュ」からは、本色「アヤナミブルー」に加えて「アヤナミブルーパール」「アヤナミブルーゲルメディウム」の全3色が発売予定。発売は10月となる予定で、価格など詳細は後日発表となる。「J COLOUR アヤナミブルー AYANAMI BLUE」は、エヴァンゲリオン公式ショップ「EVANGELION STORE」にて販売中。なお、「J COLOUR」と「アクリルガッシュ」いずれの商品にも、それぞれ特別にデザインされたオリジナルデザインカードが付属する。
2015年07月29日声優や女優として活躍し、ミュージカル界でも人気を集める平野綾。2013年にミュージカル『レ・ミゼラブル』(以下『レ・ミゼ』)のエポニーヌ役に抜擢され、今年も再び同役で登場。現在は、東京、名古屋での公演を終え、7月8日(水)からは福岡、8月8日(土)からは大阪での公演を迎える。役にかける新たな思いを聞いた。ミュージカル「レ・ミゼラブル」チケット情報文豪ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、19世紀フランスの下層社会を生きる人々を描く物語。エポニーヌは、革命を訴え、人々のために国を変えようとする青年マリウスを一途に愛する。しかし、その思いは決して報われない。「前回は、わざとがさつに、マリウスが女子だと意識しないような〝男の子〟としてエポニーヌを演じろと言われていたんです。今回は、マリウスに対しては素直になれないけれど、等身大の女の子という自然なエポニーヌ像になりました」と話す。エポニーヌに共感し、もしくは同情する観客は多い。「演出家が、エポニーヌを悲しくて哀れな方向に持っていくのはやめましょうと。私も彼女は強い子だと思いますし、自分の悲しさを人には見せたくない。その強がりな部分が、悲しく切なく映るんですね。エポニーヌはマリウスに振り向いてもらえなくても、自分をかわいそうだと思ってはいないんですよ」。それは、名曲『オン・マイ・オウン』にも表れているという。「妄想の中でだけマリウスは自分のもので、それだけでも彼女は幸せなんです。気持ちを奮い立たせているけれど、現実に戻り、それでも前向きに想い続ける」そんなエポニーヌがマリウスの身代わりとなり、彼の腕の中で死んでいくシーンは涙を誘う。「彼女が生きてきた中で、一番幸せな瞬間だと思うんです。一番の夢だった彼をやっと自分のものにできた。『レ・ミゼ』の登場人物は皆、生きることに貪欲だから、エポニーヌも自分が死ぬなんて思いもしていなかった。最後まで生き抜こうとしていたんでしょうね」昨年、父親を病気で亡くした。「苦しかったですが、『誰かを愛することは神様のおそばにいることだ』というエピローグの歌詞に、父の死が集約されていると感じました。悲劇的な話に見えるけど、最後は光がさして多くの人に希望を与える作品なんです」とほほ笑む。小学生のときの絵日記に「ミュージカルスターになりたい」と書いたほど舞台は夢だった。「やりたいことを全力でやれている今が一番幸せ」だという。しなやかな強さがエポニーヌと重なった。公演は7月8日(水)から8月1日(土)まで福岡・博多座、8月8日(土)から29日(土)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、9月5日(土)から7日(月)まで富山・オーバード・ホール、9月17日(木)から24日(木)まで静岡・静岡市清水文化会館(マリナート)大ホールにて。チケットぴあでは、福岡、大阪、静岡公演のチケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年07月07日緑茶ブランド「綾鷹」を展開するコカ・コーラシステムは、「綾鷹」の急須でいれたような緑茶の味わいへのこだわりと、「綾鷹」が目指した味わいを五感で体感してもらうための体験型イベント「綾鷹茶会」を、2014年3月より全国各地で開催してきた。その最後を飾る「秋の綾鷹茶会」が10月25日、京都の「京都ブライトンホテル」にて行われた。今回の綾鷹茶会には、「綾鷹」開発に協力した創業450年の京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」上林秀敏代表が登場。「綾鷹」のコンセプトが「急須でいれたようなにごりのある緑茶の味わい」ということで、急須を使ったお茶のいれ方を紹介し、緑茶の世界について解説した。「おいしいお茶をいれるには、ほんのちょっとだけ時間と手間をかけることです」と上林代表。具体的な手順としては以下の通り。湯冷ましに湯を注いで冷ます(80℃弱が目安)急須に茶さじ2杯程度(6~8g)の茶葉をいれ、1の湯を急須の中心に注ぐ急須のふたを閉めて1分程置く。雑味が出るので急須はゆすらない湯のみに少量ずつ注ぎ分けていく最後の一滴まで絞り切る湯冷ましがない場合は、湯のみを湯冷まし代わりに使う。湯が冷めて湯のみも温まるので便利だ。また、湯を注ぐ際は茶葉が暴れないようにゆっくりと湯を入れることが重要で、急須はまわさずに静かに1分程度置いておくといったポイントが紹介された。そして急須に残った最後の一滴は「芳醇の一滴」と言われ、お茶の一番おいしいところだという。それを残さないように、注ぐ際にはしっかりと急須をふり、お茶を絞り切るとよいそうだ。○お茶の味を左右する「合組」その後は、「綾鷹」の味わいを支える伝統的な茶師の技「合組」(ごうくみ)の実演が行われた。合組とは、茶葉の特徴を考慮しながら複数の茶葉を組み合わせ、1つのお茶に仕上げていくという茶師伝統の技術である。「茶葉は農作物。収穫年によって茶葉の味が異なるのは当然のことで、合組によってブレのない味に仕上げることができる」と上林代表は語る。5種類の茶葉を使っての合組実演では、「男性的な味わい」と「女性的な味わい」をイメージした2タイプのお茶を披露した。今回の「綾鷹茶会」には、一般参加者20名が来場。参加者のテーブルに2種類のお茶が配られ、お待ちかねの試飲タイム。「男性的な味わい」は刺激的な味となっており、一方「女性的な味わい」は丸みがあってまろやかな仕上がりとなっていた。次は、参加者のテーブルに5種類の茶葉が運ばれ、それぞれ手触り、香り、水色、味を確かめ、茶葉の個性を見極めた。その後、「秋」をテーマに各自が茶葉の配合率を決め、ブレンドを指定。その後、合組が行われ、「秋」がテーマの参加者のお茶と上林代表のお茶の飲み比べ。記者のお茶は、不思議なくらいに香りがなく、きちんと茶葉を使っているのに水を飲んでいるのかと思うくらい、何の味わいもない。しかし、上林代表のお茶は、香り豊かで余韻のある味。同じ茶葉を使っていても、合組次第でこんなにも違いが出るのかと驚愕。改めて茶師の技術力の高さを感じる場となった。「秋の綾鷹茶会」後には、参加者は京都・宇治の「上林記念館」へと移動。豊臣秀吉からの書状や、徳川将軍家にお茶を献上する際に使われたお茶壺など、上林家に伝わる祖先伝来の品々が展示されており、お茶文化の奥深さを知ることができた。この450年にも及ぶ歴史が「綾鷹」に受け継がれていると思うと、非常に感慨深い。
2014年10月29日10月5日朝8:00よりテレビ朝日系で放送がスタートする特撮TVドラマ『仮面ライダードライブ』が、10月1日に発売される特撮やSF作品を徹底フィーチャーしたビジュアルマガジン『宇宙船 vol.146』(ホビージャパン)で大特集される。価格は1,800円(税別)。平成ライダー16作目となる『仮面ライダードライブ』は、その名のとおり"車"がモチーフで、8月の制作発表会から史上初の"バイクに乗らない"車の仮面ライダーとして大きな話題となっている。物語の舞台は警視庁で、主人公の泊進ノ介は、頻発する怪事件に対抗するために作られた「特殊状況下事件捜査課(通称:特状課)」に所属する一人の警察官。ある事件を追う中でしゃべるベルト=「ドライブドライバー」に出会い、「シフトカー」たちの力を借りて「仮面ライダードライブ」へと変身。相棒となる車=スーパーマシン「トライドロン」と共に怪人たちと戦っていく。最新号「vol.146」の表紙は「仮面ライダードライブ タイプスピード」を撮り下ろしており、ほとんど"車型のスーツ"と言えるドライブの緻密な造形を隅から隅まで見ることができる。また、主人公・泊進之助役の竹内涼真とヒロイン・詩島霧子役の内田理央の対談、メイン監督を務める田﨑竜太監督のインタビューも掲載されるという。さらに、最終回を迎えた『仮面ライダー鎧武/ガイム』からは、主人公・葛葉紘汰/仮面ライダー鎧武役の佐野岳、駆紋戒斗/仮面ライダーバロン役の小林豊、呉島光実/仮面ライダー龍玄役の高杉真宙、ヒロイン・高司舞役の志田友美によるキャスト座談会に加え、東映の武部直美氏と望月卓氏によるプロデューサー対談などを収録。物語も後半突入し盛り上がりを見せる『烈車戦隊トッキュウジャー』からは、闇の皇帝ゼット役の大口兼悟、ノア夫人の声優を務める久川綾のインタビュー記事や、『ウルトラマンギンガS』の最新情報を掲載される。マニアに向けた旧作特撮作品を取り上げる「宇宙船Archives」では、新作がVシネマで発売されることでも話題の『宇宙刑事シャリバン』と『宇宙刑事シャイダー』をクローズアップしている。そのほかにも、10月3日から放送されるTVアニメ『牙狼<GARO>-炎の刻印-』の最新情報、『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』から冴島雷牙役の中山麻聖、クロウ役の水石亜飛夢、マユリ役の石橋菜津美による座談会、媚空役の秋元才加のインタビューも掲載。11月7日に発売されるVシネマ『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION』から、烏丸舟/シャイダー役の岩永洋昭とタミー役の川本まゆによる対談、アニー役の森永奈緒美インタビューも収録されている。恒例となった豪華クリエイター陣による劇場公開後「感想批評大会」は『GODZILLA』特集など、特撮ファン必見の充実の1冊となっている。(C)2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2014年09月29日「忘れられない作品になりました」――。劇場公開からおよそ半年が過ぎて、主演女優と原作者は揃ってそんな言葉で作品への想いを口にする。人気漫画家・いくえみ綾の作品の初の映像化として、長澤まさみ×岡田将生主演で昨年秋に劇場公開された『潔く柔く きよくやわく』。長澤さんといくえみさんは、映画公開時にも共にメディアの取材を受けるなどしてきたが、本作のブルーレイ&DVDが発売に際し、異例とも言える再度の対談が実現!改めて本作の魅力について語り合った。いくえみ作品の中でもひと際高い人気を誇り、異なる人々を主人公にした連作集となっている「潔く柔く」のカンナ編と禄編を最終章を中心に映画化。高校時代に幼なじみを亡くしたカンナと小学生の時に自分を慕う少女を事故で失った禄が互いに支え合いながら過去を見つめ、再生へと歩み出すさまを優しく描き出す。ブルーレイ&DVDの特典には長澤さんといくえみさん、そして畠山直人プロデューサーによるオーディオコメンタリーが加えられる。繰り返しになるが、ブルーレイ&DVDのリリースに際して原作者と主演女優が再度顔を合わせ、作品について語る機会を持つというのは非常に珍しいこと。この作品に特別な想い、また単に主演女優と原作者という関係を超えた互いへの信頼と親愛、尊敬をうかがわせる。劇場公開時、長澤さんは映画を観た周囲の人々から、いつも以上に好意的な感想が多く寄せられたという。「結構、いろんな方に褒めていただけて、すごく嬉しい作品でしたね。ある方からは『単なる恋愛映画だと思ってバカにしてた部分があったけど、すごくよかった』と言っていただけて。実際、恋愛部分だけでなく、人間の成長の物語を丁寧に描けた作品だったなと思います。今回、改めて見ても2時間をいい意味で長く感じられたし、カンナと禄の成長を描ききったボリュームと濃さを感じましたね」。いくえみさんは、改めて作品を鑑賞し「映像がやっぱりすごくキレイですよね」と映画ならではの魅力を語る。「コメンタリーでプロデューサーも仰ってましたが、撮影する場所を選び抜いているからこそですよね。落ち着いてじっくり鑑賞して、カンナや禄の服装にも目が行きました。添い寝をするシーンで禄はシマシマのパーカーを着てたのか!とか(笑)。(美術や装飾の)細部までじっくりと凝って作ってくださったんだなというのを実感しました」。撮影の思い出を尋ねると、長澤さんは、高校時代の回想シーンに登場する幼なじみのハルタを演じた高良健吾の存在に触れ、こう語る。「高良くんとは同い年なんです。実は私自身、同い年の俳優さんと共演する機会というのはあまりなくて、特に同級生の幼なじみという関係の役柄ということもあって、すごく刺激を受けましたね。高良くんは漫画そのままでハルタにぴったりだと思ってたので、目の前にハルタがいるって感じたし、自分と同じように頑張っている同い年の俳優さんと共演できたのはすごく嬉しいし、いい経験になりました」。映画はおよそ2時間。13巻にわたる原作の様々なシーンを抽出し構成しており、時に原作のカットを忠実に再現したシーンもあれば、設定などを変更したシーンもあるが、いくえみさんは「変更はあっても、登場人物たちの気持ちが繋がってるんです」と称賛を送る。「原作通りという意味で好きなのはバーのマスター(田山涼成)とのやりとりですかね(笑)。カンナと禄が夕焼けを見つめるシーンは、原作とは少し違うシチュエーションですがすごく好きです。原作を描いていて、なんだか型通りのシーンになってしまった気がして、あとからカンナに涙を加えたんです。映画ではそれを長澤さんがその通りに演じてくださってすごく印象的な場面になりましたね」。そして、話題はいくえみ作品に描かれる読者をキュンキュンさせる“いくえみ男子”に。長澤さんは「お肌がつるっとして石けんの香りがしそうな感じ(笑)。清潔感があるんですよね」などいくえみ男子について力説する。「オシャレではあるけど、オシャレ過ぎない。アースカラーが似合いそうな(笑)。王子様ではないんですよ。汗をかいたら汗の匂いはするんだけど…。やっぱりそんな人はなかなかいないので、女の子の理想なんですよ」。ちなみに、いくえみさん自身は巷の“いくえみ男子”なる言葉も知らず「編集さんに教えてもらってググったらありました(笑)」とのこと。では、禄やハルタなど、魅力的な男子キャラクターたちはどのようにして誕生したのか?「普通に顔を描いて髪型を決めて…そうしたら何となく物語に合わせて動いてくれる感じで『どうやって作る』という風でもないんですよ。漫画家さんによっては『この人のクローゼットはこんな感じで、身長、血液型は…』と決める方もいらっしゃいますが、私はあまり考えたことがないですね。まず設定があって、キャラクターができて、そこからストーリーが展開していく感じですね」。一方で、長澤さんは女性キャラの魅力についても言及。「女性は少し不幸好きというか(笑)、どこか救われない女の子たちが少しずつ変わっていくという印象ですね。女性は“母性”を持っている生き物だから、自分が幸せになるためにだけに生きているわけではないんだなと思います。先生の作品を読むと、女性が強いってそういうことかな?男の人にはおそらく抱えきれないであろう大きなものを受けて立っているのが女の子たちなのかなと思います」。ちなみに「もしもカンナ以外のキャラクターを演じるなら?」という問いに、長澤さんは「百加(ももか/カンナの親友)をやりたかったんですよ。ちょっと女を捨てている感じだけど、中身はすごく乙女なところがカワイイ!」と明かす。さらに「潔く柔く」以外で映像化してほしい作品を尋ねると昨年連載を終えたばかりの「プリンシパル」(全7巻)を挙げる。こちらも女子高生の主人公をはじめ、魅力的な女性キャラクターたちが登場するが演じてみたいのは…?と水を向けると「高校生役はもう大丈夫です(笑)。私はカンナというすごい役をやらせていただいたので。映像化されたのを見る側で」とのこと…。制服の高校生から社会人まで、カンナの変化と成長を演じきった経験が、長澤さんにとっての本作を特別なものにした。「15歳から23歳までの8年という幅、その過程を丁寧に感じながら表現できた気がしています。いまだからこそできた、いまじゃなかったら若い頃の気持ちも分からなかったかもしれないなと。経験の数だけでなく年齢を重ねることって大事なんだなと感じられたし、落ち着いて青春を見られる部分もあり、良い経験をさせてもらいました」。いくえみさんも原作の連載終了から3年を経て、自身の作品が映像化されたことへの喜びを改めて語る。「『潔く柔く』は私の作品の中でも最も長い連載作品で、決して長い作品は得意じゃないんですが(笑)、オムニバスという形だからこそこれだけ続けてこれたんだと思います。その作品をこういう形で映画にしていただけたのは、やっぱりすごく嬉しいです。映画を通じて、いままで私の作品を知らなかった方にも触れていただける機会にもなり、改めて大切な作品になりました」。再び、2人がヒロインと原作者という立場で交わる日が来ることを楽しみに待ちたい!(text:cinemacafe.net)■関連作品:潔く柔くきよくやわく 2013年10月26日より全国東宝系にて公開(C) 2013「潔く柔く」製作委員会(C) いくえみ綾/集英社
2014年05月21日幅広い層の支持を集めるいくえみ綾の漫画の初の映画化作品として昨秋公開された『潔く柔く きよくやわく』。ブルーレイ&DVDの発売に際し、主演の長澤まさみといくえみ綾によるオーディオコメンタリーが特典として加わることに。その収録の現場に潜入!原作の漫画はいくえみさんの作品の中でも最長の全13巻におよぶ連作集だが、映画で描かれるのは数あるエピソードの中から特にファンの間でも人気の高いカンナと禄の物語。大切な人を失った心の傷を抱えるカンナと禄が出会い 、それぞれに過去と向き合い再生していくさまを描き出す。ブルーレイ&DVDの発売に際し、特典としてメイキングの映像などと一緒にオーディオコメンタリーが付いてくるのは当たり前となっているが、監督やプロデューサーなどスタッフによるものが多く、主演女優と原作者が映画公開後のタイミングで集まるというのは非常に稀な機会といえる。この日はさらに、企画段階から映画化を主導し、撮影に関しても裏の裏まで知る畠山直人プロデューサーも加わり、強力な3頭体制で126分の本編を頭からじっくりと鑑賞しながら撮影の思い出や魅力についてじっくりと語り合った。長澤さんといくえみさんは、映画の撮影時にいくえみさんが現場を訪れ、映画公開時にも一緒に取材を受けるなどしている。この日は久々の再会となったが、顔を合わせた瞬間、長澤さんは満面の笑みを浮かべスタジオは和やかなムードに。いくえみさんにとっては、コメンタリー収録は初めての経験だったが、長澤さんと打ち解けた様子で語り合うことで緊張もほぐれた様子。作品を通じて、ヒロインと原作者の間で強く結ばれた信頼関係を感じさせた。収録では3人の口からはざっくばらんに様々な“秘話”が飛び出す。長澤さんは、カンナ役のオファーが届いたときの気持ちについて、プレッシャーを感じたという本音を吐露。いくえみ作品初の映像化とあって、周囲にも映画出演を熱望する俳優も大勢いたそうで「悩みましたが、そんな中でせっかくいただいたお話だったので」と出演を決意したことを明かした。畠山プロデューサーは、ロケ撮影の様々なエピソードを明かしたが、特に禄とカンナのデートのシーンについて、わずか数カットのために神戸での撮影を行なったことに触れ「ロケ場所への新城毅彦監督の執念ですね」と述懐。そのかいあって、いくえみさんは本作について「映像が本当にキレイ」と語り、長澤さんは広島、愛媛、神戸に、関東各地を巡った撮影を「移動が長くて楽しかったです」と笑顔でふり返った。ちなみに、いくえみさんが見学に訪れたのは、カンナと禄の行きつけのバーのシーン。このバーは原作にも幾度も登場する場所で名物のマスター(※映画では田山涼成が原作そのままのムードで好演!)がいるが、いくえみさんは「セットもすごかったです!」と撮影現場を目の当たりにしての感動を語った。現代を生きる大人のカンナと禄の物語を中心に描く本作において、カンナの幼なじみであるハルタ(高良健吾)は決して登場シーンは多くはないが、強烈な存在感を放っており、コメンタリーでもたびたび話題に。長澤さんは自分の出演シーンではなく、ハルタのガソリンスタンドでのシーンを最も心に響いたシーンに挙げるほど。一方で「もしもハルタが生きていたら、カンナとの関係は?」という点について、長澤さんは「(カンナはハルタとは)進んで付き合わなかったと思うし、付き合っても(何か)違うと思う」と考察し、いくえみさんも「私もそう思います」と同意する。ちなみにカンナにとって運命の相手となる禄は、原作では高校時代のエピソードで初めて登場するが、いくえみさんは、この初登場の時点でいずれカンナと運命を交錯させることを決めていたそうで「禄はカンナを幸せにするために作ったんです」と創作の秘話を明かしてくれた。改めて、長大な原作漫画の2時間の映画化について、いくえみさんは「どの部分をとるのかな?と思ってたんですが、最初はもっとシンプルだったのが、直していく中で(カンナと禄の)過去も入れてもらえてよかったです」と語る。畠山プロデューサーは約2時間に収めなくてはいけない中で「入れたいところはいっぱいありましたよ…(苦笑)」と苦渋の決断を語るが、長澤さんは「ドラマにしないと(全てを描くことは)出来ないけど、そうなったらいいなって思いました」と語るなど、本作への強い想い、愛着を感じさせた。約2時間の収録を語り合いながらの鑑賞を楽しんだ様子の、長澤さんといくえみさん。いくえみさんは「DVDのコメンタリーを見るのは以前から好きで興味があったんです(笑)。映画もまたじっくり見られてよかったです」とニッコリ。長澤さんは「ついついどうでもいいことを話し始めてしまいますね(笑)」と言いつつも充実した表情を浮かべていた。『潔く柔く きよくやわく』ブルーレイ&DVDは5月21日(水)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:潔く柔くきよくやわく 2013年10月26日より全国東宝系にて公開(C) 2013「潔く柔く」製作委員会(C) いくえみ綾/集英社
2014年05月01日●ここまでめったんめったんのぐっちゃんぐっちゃんにするアニメってない!2014年1月4日より東映チャンネルにて放送がスタートする『ロボットガールズZ』は、永井豪原作の『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』を美少女キャラ化したゆる系ロボアクションアニメ。発表時には「マジンガーZ」たちがまさかの"萌え擬人化?"ということでも大きなトピックとなった。物語は、マジンガーZ娘のZちゃん(CV:本多真梨子)、グレートマジンガー娘のグレちゃん(CV:水瀬いのり)、グレンダイザー娘のグレンダさん(CV:荒浪和沙)といったロボットガールズ(チームZ)たちが、町内征服をたくらむあしゅら男爵(CV:久川綾)や機械獣少女たちとゆる~い戦いと日常を繰り広げる。1話10分とは思えない詰め込まれた高密度のネタの数々と、問答無用で機械獣少女たちをぶっ飛ばす痛快アクションが魅力で、久川綾をはじめ、森下由樹子(ガラダK7役)、東山奈央(ダブラスM2役)、谷口夢奈(グロマゼンR9役)、宮本佳那子(グロッサムX2役)、菊地美香(ミネルバX役)、古谷静佳(ラインX1役)とこちらも豪華な声優陣が名を連ねている。今回は、主人公・Zちゃん(マジンガーZを美少女化)を演じるとともに、チームZとして本作のオープニングテーマやエンディングテーマも担当した声優・本多真梨子に作品の魅力や収録時のエピソードなどさまざまな話を伺った。──「マジンガーZ」たちが美少女キャラ化ということでも話題になっていますが、『ロボットガールズZ』の魅力はどこにあると思われますか?本当にストレス発散できるアニメで、スカッとします! 今のアニメはふわふわーっとした女の子がふわっとした日常を過ごす作品が多い中、ここまでめったんめったんのぐっちゃんぐっちゃんにするアニメってないと思うんです。かわいい女の子がかわいい女の子を殴っちゃう!──練馬の街が大変なことになっていますよね(笑)。大丈夫だったのかな、救急車来ないかな? と八百屋さんとか心配になるんですが、大丈夫、ちゃんと生きてる(笑)。ジャックとメリー(『ゲッターロボ』のキャラ。作中でひどい目にあうホットドッグ屋として登場する)もちゃんと生きてる! ボコボコになってもみんな次は元気に出てくるので、さわやかに見られると思います。──では、Zちゃんの紹介をお願いします!とにかく真っ直ぐで、自分を信じて振り返らない子です。うらやましくなるぐらい自分のことを信じてるんです。私も自分を信じたいと思ってるんですが、やっぱり人間だから悩むじゃないですか! 人にどう思われてるかな? とか気にしちゃうんですが、Zちゃんは真っ直ぐ本音で嘘のない、直球で生きている子だと思います。──本多さんに似ている部分はありますか?私も直球……なのかな? 嘘をつくのが苦手なのは一緒かもしれません。嘘をついた罪悪感に耐えられないので(笑)。私もあんまり考えない方ですね、きっといい意味で(笑)。──(笑) では、これまでのアフレコ収録の感想はいかがでしょうか。今は第6話まで収録済みです。各話10分なんですが、すごく中身のある10分というか。いっぱい内容が詰まっていてボリューム感があります。第5話のあたりからみんなびっくりするような展開になっていて、Vチェックをしていて、自分でも「えっこれありなの? 『ロボットガールズZ』ってこういう話なの?」って驚きました(笑)。……続きを読む(C)ダイナミック企画・東映アニメーション(C)ロボットガールズ研究所●久川さんにセーラームーンの亜美ちゃん大好きでしたという話は、ドキドキしてできません…──第1話のアフレコの時に、あしゅら男爵を演じる久川綾さんが憧れの人だとおっしゃっていましたが、久川さんとお話はできましたか?荒浪さんと「私の方が久川さんが好き!」と言い合ってましたが、未だにそれは解決してません(笑)。久川さんともお話はさせていただくんですが、「『セーラームーン』の亜美ちゃん大好きでした……」という話は、ドキドキしてできません……。なのでお伝えはしてないんですが、久川さんがお芝居をしていて、自分の出番でない時は後ろからじーっと見つめてます! 実はちょっと前に久川さんのお誕生日があって、お手紙を渡させていただいたんです。「あしゅら男爵のお芝居大好きです」って手紙に書いたので、伝わってたらいいなと思います。お話するのは無理でも、手紙なら書けるので……。──『ロボットガールズZ』は、あしゅら男爵が影の主役みたいなところがありますよね。この作品はチームZが目立つだけじゃなくて、機械獣ガールズとあしゅら男爵が輝く作品だと思ってます。──いつもは機械獣ガールズをボコボコにしていますが、第3話では逆襲されるシーンも……?大丈夫か! って思いましたね。グレンダさんが「あはーん(ハート)」みたいな感じだったりで。ちなみにさっき話した第5話とかは、もっと大変なことになるかもです。ちょっとセクシーなんてレベルじゃないかも、あらあらあら。──本多さんは、オープニングの「ロボットガールズZ」と、エンディングの「チームZのチカラ!」も担当されています。主題歌は3人揃って歌わせていただいたんです。一緒にっていうのが面白くて(笑)。収録ブースが3つにわかれて、鏡ガラス張りで、お互いの顔が見える中で同時に歌うんです! オープニングはノリが良くて「練馬! 練馬! 群馬! 群馬!」みたいな。いたるところに『ロボットガールズZ』らしさが入っているので、フルサイズでも聴いてほしいです。EDも一緒にとって、こちらは合いの手や掛け合いがたくさんあるので、楽しく和気あいあいと収録しました。エンディングはちょっとかわいいポップな曲で、歌詞は「やっちまえ!」とか「フルボッコ!」とか言ってるんですけど(笑)。エンディングにはチームZの普段あまり見せないかわいらしさを込めているつもりです。──実はエンディングのテロップに「題字:本多真梨子」という文字を見かけたんですが。あれあれ? サブタイトルのアレって……はい、本多が書きました(笑)。PVの完という字から書かせていただいて、以前ニコニコ動画で第1話超先行配信をした時の「つづく」の文字も私です。サブタイトルは毎回書かせていただいていて、ありがたや。声優なのに題字書かせてもらえるなんてなかなかないじゃないですか。小学二年から中三まで習字やって良かったなと思う瞬間です。──書道の段位をお持ちなんですか!書道は六段です。でもその時取った杵柄じゃないですけど、長くやってたから取れただけで、何年もやってなかったのでなかなか勘が戻りませんでした。だから後半のほうがサブタイトルの題字が少しずつ良くなっているかもしれません(笑)。──12月23日にイベントがあると伺ったんですが、ミニライブも予定されてるんですよね。この前ビデオをいただいたんですが、振り付けがあるんです。3人で歌って踊ります。振り付けの先生が『ロボットガールズZ』をすごく見てくださっているんだな……というのが伝わってくるような振り付けで、かわいいけど面白いんです。ノリと面白さが両方ある、はじめて見る振り付けで新しいと思います。TVサイズのオープニングはもう見られると思うので、合いの手とかを覚えてきてくれるとうれしいです。──最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします!『ロボットガールズZ』は『マジンガーZ』やスーパーロボットが好きな世代の人が見ても良し、全く知らない人が見ても良し。誰でも受け入れられる作品だと思います。今の世の中ストレスが多くて、サラリーマンの人とか大変だと思うんです! ぜひこの作品で、かわいい子がかわいい子をボッコボコにしている様子を見てストレス発散してもらいたいと思います!(C)ダイナミック企画・東映アニメーション(C)ロボットガールズ研究所
2013年12月28日2014年1月4日より東映チャンネルにて放送がスタートするTVアニメ『ロボットガールズZ』で、新たに機械獣を演じる5名のキャストが発表された。『ロボットガールズZ』は、永井豪原作の『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』を美少女キャラ化したゆる系ロボアクション。マジンガーZ娘のZちゃん(CV:本多真梨子)、グレートマジンガー娘のグレちゃん(CV:水瀬いのり)、グレンダイザー娘のグレンダさん(CV:荒浪和沙)といったロボットガールズたちが、町内征服をたくらむあしゅら男爵や機械獣少女たちと繰り広げるゆる~い戦いと日常の日々を描いている。本編では、圧倒的な力と悪魔のごとき容赦なさで、毎話チークZに徹底的にフルボッコにされる機械獣少女たちがが登場するが、今回新たにガイアQ5役に松井桃子、キングダンX10役に後藤沙緒里、バランガM2役に畑中彩希、ポセスO2役に洲崎綾、ベルガスV5役に山村響と新たに5名の機械獣少女が参戦決定。すでに発表されているあしゅら男爵役の久川綾、ガラダK7役の森下由樹子、ダブラスM2役の東山奈央、グロマゼンR9役の谷口夢奈、グロッサムX2役の宮本佳那子、ミネルバX役の菊地美香、ラインX1役の古谷静佳と合わせて、総勢11名の機械獣少女が揃った。今回新たに発表された機械獣少女を演じる5人のコメントは以下のとおり。松井桃子(ガイアQ5):敵なのにどこか憎めない所がある女の子がいっぱい出てきます。昔のいい所も詰め込み、今の旬な部分も詰め込んだ、すごい作品になっています。世代を超えて楽しめると思いますので、皆さんに見ていただければと思います。後藤沙緒里(キングダンX10):キングダンは、少し恥ずかしがり屋で、特技は身を守る事なのですが、仲間を盾にしてしまう変なクセが有って、味方をうっかり倒してしまうようなところがあります。これからも、楽しく演じさせていただけたらなと思っています。畑中彩希(バランガM2):皆が躍起になってロボットガールズを倒そうとがんばる中、世界征服よりも自分の欲求をぶつけに行く、お色気全開なバランガさんを演じる事ができてとても楽しかったです。これからも、おバカなお色気を全開にして演じていきたいと思います。洲崎綾(ポセスO2):どのキャラクターもかわいくて、個性が有って、その中でポセスΟ2という役をやらせていただいて光栄に思っております。凄く残念な扱いのポセスちゃんなんですが、見守っていただければ…次回出番があるかわからないのですが(笑)。放送を楽しみにしていただければと思います。山村響(ベルガスV5):チームZも機械獣少女もみんなすごくかわいらしくて、みんながワチャワチャにぎやかにやっているのが見ていて癒されるんですよね。本人たちは真剣なんでしょうけど(笑)。きっと見てくださる皆さんも、女の子たちのかわいらしいところを見て癒されるんじゃないかと思います。ぜひ楽しんでいただいて、応援よろしくお願いします!(C)ダイナミック企画・東映アニメーション(C)ロボットガールズ研究所
2013年12月02日人気の声優・遠藤綾が8日、自身の公式ブログで結婚したことを発表した。遠藤舞の出演作がわかるプロフィール遠藤は「突然ですがこのブログ、今回で最終回となります」と発表した上で、更新をストップすると発表。自身のアニメや吹き替えなど出演作品情報を告知しつつ「髪染めてません!切ってません!結婚しました」とさらりと結婚の報告をした。ブログのストップや結婚を発表した遠藤だが、ファンに向けて「ブログでの交流は無くなりますが、変わらず、私が演じたキャラクターたちを愛して頂ければ嬉しいです。私も変わらず、精一杯声を吹き込み続けたいと思います」と綴り、「皆さんと手紙のやり取りをしているみたいでとっても楽しかったです!ありがとう!ブログに遊びにきてくれて、コメントをくださって、本当にありがとうございました!!!」と感謝している。遠藤は「マクロスF」のシェリル・ノーム役や「らき☆すた」の高良みゆき役などの声優を務めている。
2013年08月09日ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~』が9月2日、東京・シアタークリエにて開幕した。出演は井上芳雄、坂本真綾。『レ・ミゼラブル』の演出家ジョン・ケアードが脚本・演出を担当し、2009年にアメリカで初演された“ふたり芝居のミュージカル”の、日本初上陸だ。『ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~』チケット情報はこちら孤児院に暮らす少女ジルーシャはある日、院の理事のひとりから、大学へ進学するための奨学金を援助しようという手紙を受け取る。条件は月に一度、彼に手紙を書くこと。一度だけシルエットで見た手紙の主はまるで足長蜘蛛のように足が長く、ジルーシャは彼を足長蜘蛛――ダディ・ロング・レッグズと呼び慕っていく……。日本では非常に良く知られている『足ながおじさん』の物語が、とても可愛らしく瑞々しいミュージカルになった。土や緑の匂いがしそうな素朴で優しい音楽、さらにセットも本に囲まれた書斎、木の温もりが伝わりそうな壁に床、大きなトランク…と、この物語を愛する少女たちが憧れそうな世界だ。登場人物はジルーシャと、ダディの正体であるジャーヴィスのふたりだけ。原作と同じく、ジルーシャがダディに宛てて書いた手紙の形をとって物語が進行していく。ゆえにジルーシャを演じる坂本真綾は出ずっぱりの大奮闘だ。孤児院育ちで、大学でも上流の教育を受けてきた少女たちと会話が通じなかったりと、コンプレックスはあるものの、それが卑屈な方向に表出されることはないジルーシャ。聡明で独創的、あふれ出る言葉にはユーモアがあり、彼女の目に映る世界はキラキラと輝いている。そんなジルーシャを坂本は伸び伸びと表情豊かに創り上げている。膨大なセリフも隅々までクリアで気持ちよく耳に届き、ジルーシャはこの人以外にはいないのではと思うほどにぴったりだ。一方でジャーヴィスは、上流階級に育った青年。ジルーシャの文学的才能を伸ばすために援助を申し出たものの、予想以上の才気を見せる彼女の手紙、そして彼女自身に惹かれていく。ただし「きっと年寄りに違いない」というジルーシャの思い込みで作り上げられた“ダディ”像と自身とのギャップに苦しみ、彼女に打ち明けることができない。ジャーヴィスを演じる井上芳雄は、その戸惑いや、嫉妬心から生まれるいじわるな顔なども丁寧に演じ、“大人の初恋”とでも呼べそうなフレッシュな恋心を見せていた。劇中の「チャリティー」というナンバーで、ジャーヴィスは“誰が誰を助けている?”と歌う。ジャーヴィスはジルーシャに援助をしたが、彼もまたジルーシャから大きなものを受け取った。ジルーシャも与えられたものに甘んじず、自らの手で道を切り開いていく。ロマンチックなラブストーリーでありながら、人生を輝かせるヒントが散りばめられたミュージカル。小説同様、長く愛されていくに違いない。東京公演は9月19日(水)まで。その後9月22日(土)に新潟、9月26日(水)に大分、9月28日(金)・29日(土)に大阪、10月3日(水)に福岡で上演される。
2012年09月03日人気作家・綾辻行人の小説を映画化した『アナザー Another』が現在、公開されている。原作はすでに累計110万部を超えるベストセラーだけに映画への注目も大きく、多くの観客から「とにかく怖かった」という声が挙がっているという。ちなみに、綾辻本人も以前より“怖い映画好き”を公言しており、このほど“本当に怖かったホラー映画”ランキングを発表した。その他の写真これまで数々の作品で読者を震えあがらせてきた綾辻が選ぶ“本当に怖かったホラー映画”のトップは、イタリアの巨匠ダリオ・アルジェント監督が1977年に発表した傑作『サスペリア』だ。綾辻は「オカルトホラーの大傑作。高校時代に劇場で観て、本当に怖くて途中で館外へ逃げ出したくなりました」と語る。2位と3位は、清水崇監督の『呪怨』と中田秀夫監督の『女優霊』。いずれも、それまでにない恐怖表現に挑もうとしてきた日本人監督たちが手がけた作品で、綾辻は「邦画からはこの2作を。『呪怨』はシリーズのどの作品も本当に怖いです。伽椰子には誰もかなわない。『女優霊』は、いわゆる“Jホラー”のルーツのひとつとして外せない重要作です」と評する。4位はリドリー・スコット監督の『エイリアン』。そして5位はジェームズ・ワン監督の『SAW』。どちらも全世界で大ヒットを記録し、シリーズ化された作品がランク入りした。いずれの映画も、斬新な設定と周到に仕掛けられた伏線や描写が徐々に恐怖を高めていく作品ばかりで、この5本と、綾辻氏の描いた世界を映画化した『アナザー Another』を続けて観ることで、新しい発見があるのではないだろうか。映画『アナザー Another』は、山間の地方都市に転校してきた中学生の主人公が謎の美少女と出会い、クラスメイトを中心に次々と起こる死の連鎖に遭遇する恐怖を描いたミステリーホラー。『アナザー Another』公開中
2012年08月21日