トリップアドバイザーでは、旅行に関するさまざまな情報をインフォグラフィックにして毎週公開する「トリップグラフィックス」の第34回として、「世界の登山鉄道勾配比較」を公開した。トリップグラフィックスでは、世界の登山鉄道がどのくらいの急坂を登っているのか、その最大勾配と路線総延長、坂を上るためのレールの方式などをまとめている。一般に利用される鉄道のレールは粘着式と呼ばれるものであるが、摩擦が少ないため坂道にはとても弱く、日本では最大勾配が35‰(角度では約2°)までと定められている(‰=パーミルとは、1,000分の1を1とする単位。1mを進むごとに1mmの高さを上るのが1‰)。そのため、今回紹介している登山鉄道では、ラック式と呼ばれる特殊な歯車式のレールが採用されている。同サイトによると、世界で最も急勾配の登山鉄道は、スイスにあるピラトゥス鉄道で、その最大勾配は480‰(25.6°)。1m進むと48cmも登ることになる。2位は世界最古のラック式登山鉄道である、アメリカのマウント・ワシントン・コグ鉄道(374‰・20.5°)、3位はオーストリア・シャーフベルク鉄道(255‰・14.3°)であった。なお、日本で最も急勾配の登山鉄道は、静岡にある「大井川鐡道井川線」で、傾斜は90‰。日本では有名な箱根登山鉄道は、最大勾配80‰で惜しくも欄外となったとのこと。今回紹介したグラフィックは、同サイトでみることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日「映画館といえばポップコーン!」というイメージ、ありますよね。元々はアメリカの映画館がスクリーンに投げつけられても傷がつきにくいという理由でポップコーンの販売を始め、食べていても音が出にくいこともあり、大きく広がることになったそうです。そんなポップコーンですが、実際どれくらいの人が映画館に行った際、ポップコーンを食べているのでしょうか? 読者のみなさんにアンケートで聞いてみました。調査期間:2012/2/29~2012/3/4アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)Q.映画館でポップコーンを食べますか?はい……189人いいえ……811人圧倒的な差で『食べない』に回答が集中しました。映画を見に行くと、そこそこの割合でポップコーンを食べている人を見かけるのですが、数字に直すとやはりこのくらいになるのでしょうか。まず回答が多かった『食べない』と答えた人にその理由を聞いてみました。●食べながらだと映画に集中できない(33歳/男性)スクリーンを見ながらだとポップコーンをうまくつかめないこともありますし、ポップコーンに目を落とすとシーンを見逃す可能性が……難しいですよね。●まわりに迷惑かな?と考えてしまう(22歳/女性)ひとりだと気になりませんけど、やっぱり大勢のお客さんがいるとなると……。●量が多くて映画終了までに食べきれない。持って帰るのも邪魔だし……(25歳/女性)ボリュームがあるので食べきるのは至難のワザですね。捨てるのももったいないですから●食べるとのどが渇き、それで飲み物を飲むとトイレに行きたくなる可能性がある。悪循環(27歳/女性)非常に説得力のある意見。●歯に詰まる(30歳/男性)あ~、しかも取りにくいですし(笑)。『食べない』と答えた読者は、大半がここで挙げた理由のどれかでした。これらが『食べない』派の代表的な意見といっても過言ではないようです。次に『食べる』と答えた人に理由を聞きました。●映画館での醍醐味(だいごみ)のひとつだと思うので(24歳/女性)やっぱり映画館=ポップコーンってイメージありますもんね。●静かなシーンでおなかがなってしまうのを防ぐため(27歳/女性)シリアスなシーンで「グ~」と大きな音をたてるのは避けたい所。●映画館で食べるポップコーンはおいしいから(29歳/男性)シチュエーションがおいしさを後押ししてるのかもしれませんね!●食べようと思ってなくてもあの香りにつられてしまう(23歳/女性)私の場合はキャラメルのにおいにやられます(笑)。●デートなどでふたりでつまむと楽しいので(24歳/男性)ふたりなら食べきることもできそうです。大差でポップコーンを食べない人が多かったわけで……頻繁にポップコーンを食べる派の私としてはちょっと悔しい結果になりました。でも、食べない派の人も久しぶりに食べてみたら、もしかするとハマっちゃうかもしれませんよ!?と、最後にちょっと悪あがきをしておしまいにいたします。(貫井康徳@dcp)
2012年06月08日鉄道をコンセプトにした中高生によるアイドルユニット「ステーション」がこのほど、岩手県宮古市の三陸鉄道本社を訪れ、復興のための義援金を手渡した。彼女たちは東日本大震災を経て、「鉄道アイドルである自分たちにできること」として、大きな被害を受けた三陸鉄道への支援活動を企画。活動拠点としている秋葉原での募金活動やチャリティーライブを行い、義援金を集めてきた。メンバーを代表し、三江彩花さんが同社を訪問。義援金7万円余りと、チャリティーライブで集めた応援メッセージが書かれたフラッグを三陸鉄道代表取締役社長、望月正彦氏に手渡した。「恐る恐る始めた活動でしたが、街頭募金では思っていたより多くの方が立ち止まって温かく募金をしてくださいました。私は兵庫県出身で、幼い頃に阪神淡路大震災を経験したため、被災された方の苦労や思いが身にしみます。これからも復興に向けて小さいことからでも協力をしていきたいです」と三江さん。一方の望月氏は、「ぜひ今度、三陸鉄道の列車の中でのライブをお願いしたい」とラブコールを送り、感謝の気持ちを表現した。三陸鉄道は東日本大震災で一部の駅や線路を流され、一時は全線運休となるなど大きな打撃を受けた。4月1日に北リアス線陸中野田~田野畑間で営業運転を再開したが、北リアス線田野畑~小本間と南リアス線全線が現在も運休。2014年4月の全線復旧をめざし、作業が続いている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日関東エリアの鉄道事業者19社局は6月4日より、共同で痴漢撲滅キャンペーンを実施する。実施期間は6月15日まで。参加する鉄道事業者は、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東武鉄道、西武鉄道、京成電鉄、京王電鉄、小田急電鉄、東京急行電鉄、京浜急行電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、相模鉄道、新京成電鉄、東京都交通局、北総鉄道、東京臨海高速鉄道、東京モノレール、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、多摩都市モノレール、ゆりかもめ、横浜高速鉄道の計19社局。同キャンペーンは警察庁や警視庁、埼玉県・千葉県・神奈川県の各県警と連携して行うもので、期間中は首都圏の主要な駅にて、警察官と鉄道事業者社員などによる痴漢撲滅を呼びかけるイベントを実施。鉄道事業者による統一ポスターの掲出や車内・駅構内での放送も行い、被害者と周囲の乗客に痴漢の通報を呼びかける。なお、警察もキャンペーン期間中の6月4~8日を、「痴漢対策強化期間」に設定。痴漢に対する警戒を特に強化するとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月04日JR九州は28日、水戸岡鋭治氏のデザインによるクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の運行について発表した。運行開始時期は2013年10月を予定している。同列車は機関車が牽引する客車7両編成で運転。1号車はラウンジカーで、車内にはピアノやバーカウンターが設置される。2号車はダイニングカーで、3~6号車にスイート12室(各車両3室ずつ。3号車の1室は車いす対応)、7号車にDXスイート2室を設置する。DXスイートとスイートはともに各室シャワー・トイレ付き。定員は28名となる。列車名は九州7県と7つの観光素材(自然、食、温泉、歴史文化、パワースポット、人情、列車)を表現したもので、コンセプトは「和」のクルーズ。JR九州は、「洗練されたデザインのクルーズトレインは鉄道による新しい旅を生み出すもので、ご乗車のお客さまが笑顔で結ばれ、旅の思い出を創ることをめざします」と発表している。2013年10月以降、同列車は3泊4日コースと1泊2日コースを週1回ずつ運行。3泊4日コースでは、由布院や宮崎、鹿児島、阿蘇などの観光地を周遊し、1泊2日コースでは長崎に立ち寄った後、阿蘇、由布院を周遊する。九州の旬の素材を使った料理や、ラウンジカーでのピアノ演奏、クルーによるサービスなど、最上級のおもてなしを提供するという。なお、両コースとも2014年3月まで運行される計画で、半年ごとのコース変更が予定されている。クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の運行開始に先立ち、今年10月からは観光、食事、宿泊などがセットになった旅行商品をJR九州専用窓口やおもな旅行会社にて販売開始。商品の詳細については、8月下旬にあらためて告知するとのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日九州地方の自然素材を活かした化粧品・サプリメント・健康食品の通信販売サイト、「あっとよか」を展開している「長寿の里」は、九州で育った野菜を使用した青汁「うまかぁ~里の野菜」のWeb販売を開始した。同商品は、九州の肥沃な大地で育てられた15種類の野菜を厳選、さらに育ち盛りの子どもに必須のカルシウムも摂れる青汁。1袋あたりのカロリーは17.1kcalと低く、ダイエット中でも安心して飲むことができる。野菜を搾らずそのまま粉末にすることで栄養素を保持、野菜のおいしさが活きる仕上がりとなっているという。さらに抹茶・緑茶・黒糖がプラスされており、野菜が苦手な人でも飲みやすい。1包6gが30包入り(180g)で、価格は一般価格が3,300円(税込み)、定期価格が2,970円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月12日鉄道ファンでなくても、列車での旅に魅力を感じる人は多いでしょう。国内だけを見ても、美しい木造駅舎の駅、秘境の無人駅、風光明媚な景観が楽しめる鉄道撮影地など、数多くの名所があります。当連載では駅や鉄道撮影地をはじめ、旅の目的地にもなりうる鉄道名所を紹介します。今回紹介するのは紀州鉄道の西御坊駅。紀勢本線(きのくに線)御坊駅から延びる2.7kmのローカル私鉄の終着駅です。写真を見てぜひ一度行きたいと思い、数年前に訪問しました。西御坊駅の駅舎は昭和の雰囲気を残す古い民家風の建物で、屋根が波打っていました。ホームも短く、終着駅といっても線路は1本しかありません。写真で見るだけでも強いインパクトを与える駅ですが、実際に見たときの衝撃はそれ以上。レトロなものに対して使われる「まるで時が止まったかのような……」の表現が、これほどぴたりと当てはまる駅があっただろうか。そんな印象でした。紀州鉄道の前身、御坊臨港鉄道が設立されたのは1928(昭和3)年だそう。その後、御坊駅から市街地を経て日高川河口付近まで線路が敷設され、以来、市民の足として長く活躍を続けています。1989年、西御坊~日高川間が廃止されましたが、それから長い時間が経過したいまも、西御坊駅から先の線路の大部分が残されたまま。ただし、西御坊駅に設置された車止めと木製の柵によって、いまではそこを列車が行き来することはありません。すっかり街の風景に溶け込んだ紀州鉄道の線路跡を眺めながら、かつての終点・日高川駅の跡地まで歩きたいと思ったものの、旅行日程の都合もあり、行けませんでした。もうひとつ、このときの訪問で悔やまれるのが、レトロな2枚窓の気動車キハ603を見られなかったこと。当時はまだキハ604(予備車)とともに健在で、土休日を中心にキハ603が運転されると聞いていたのですが、訪問当日は北条鉄道から譲り受けたレールバス、キテツ1が使用されていました。結局、再訪の機会を得られないままキハ603は引退し、現在はキテツ1・キテツ2による運転に。ただし、キハ603は現在も保存されているとのこと。ときどき車両公開も行われるみたいなので、機会があれば日高川駅跡地とともに訪ねてみたいところです。レトロな車両は引退したものの、「まるで時が止まったかのような」西御坊駅はいまも変わらない様子。ローカル私鉄といっても、おもに市街地を走るため、車体を揺らし、家々の間を走る列車の姿も魅力的です。古き良き時代を感じさせる紀州鉄道、乗ってみるだけの価値はあると思います。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月04日オープンキューブはこのほど、同社提供のモバイル鉄道スタンプラリー「ekiSh(エキッシュ)」において、北近畿タンゴ鉄道とのコラボによるデジタルグッズの販売を開始した。伊予鉄道の車両6種類をデザインしたもので、対象となる駅で「ekiSh」からチェックインすると購入が可能になる。「ekiSh」は日本全国の駅でモバイル鉄道スタンプラリーが楽しめる位置情報サービス。携帯電話やスマートフォンなどのGPS機能で駅にチェックインをすると、駅ごとに異なるバーチャルスタンプがもらえる。特定の駅にチェックインした状態でしか購入できないオリジナルデジタルグッズの販売も行う。同社は今回、北近畿タンゴ鉄道の商品化許諾を取得し、大型のカーブドガラスがきらめくフロントと全方向天窓が美しい「タンゴ・エクスプローラー」や、丹後の美しい海と山をカラーリングで表現した「タンゴ・ディスカバリー」など人気の車両をデジタルコンテンツとしてデザインした。その他、KTR700型、KTR800型、MF100型、MF200型もデザインされており、各コンテンツごとに購入できる駅が決まっている。購入できる駅の情報はekiShサイトにて検索可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月30日幕張メッセにて28~29日に開催された「ニコニコ超会議」では、熱狂的な鉄道ファンとして知られるキーボード奏者、向谷実氏の企画・運営による「超鉄道」ブースも設けられた。28日には、JR九州全面協力による「世界初! 485系公開解体買付ショー」を開催。ニコニコ生放送でも生中継された。この企画は、幕張メッセとJR九州小倉工場を中継でつなぎ、小倉工場に保管された引退車両・485系のレアなパーツを切り出しながら、幕張メッセの来場者に即売していくというもの。向谷氏が司会を務め、中継と価格交渉を横尾真梨子さん(音楽館)が担当。SUPER BELL”Zの野月貴弘氏とホリプロマネージャー南田裕介氏、ホリプロ所属のアナウンサー久野知美さんも助っ人で参加した。「公開解体」の対象となった485系は、半室グリーン車クロハ481-203を含む編成で、「RED EXPRESS」の赤い塗装が施された車両。日豊本線の特急「きりしま」「ひゅうが」などで活躍し、昨年引退した。おもに運転席、客室(グリーン車・普通車)、車外のパーツが紹介され、その場で即売されていった。「主幹制御器(マスコン)7,000円」「空気弁(下回りも含む)5,000円」「高電圧計と低電圧計がセットで3,000円」「ATSセット。『ジリジリ』『キンコン』セットで3,000円」「『手歯止め使用中』『手ブレーキ使用中』『ATS-SK』などの札を福袋に入れて2,000円」と、中継先の横尾さんが価格を発表するたび、会場からどよめきが。しかも送料・梱包料も含んだ価格というから驚きだ。クロハ481-203の客室では、グリーン車の座席(1人掛け2万円2人掛け3万円)、普通車の座席(2人掛け2万5,000円)もさることながら、JNRのマークが入った非常燈(3,000円)や寒暖計(5,000円)が大人気。非常燈が点灯した直後、幕張の会場では、「これぞ国鉄の明かり!」と声が上がった。今回のショーでの最高額となったのは愛称表示器(ヘッドマーク)で、価格は20万円。「ひゅうが」「K&H」「RE にちりん」「さわやかライナー」の幕とともに、「ホームライナー」の幕が現れると、「出たーっ! ここの『ホームライナー』のデザインは日本一だと思います!」と南田氏。興奮がピークに達した彼の姿に、「南田さんがこわれた……」と向谷氏も苦笑いだった。さらに、向谷氏が抽選の当選者の番号を読み上げるたび、野月氏や南田氏から、「419番! 食パン!」「457番と453番! 交直流急行型電車来ますね~」「113番と321番! 321(系)が113(系)を置き換えたんですよ」と鉄道ファンならではの反応が。非常警報スイッチ(2,000円)を217番の男性が当てた際、「217! 横須賀線ファンなんです」と南田氏がカミングアウトする一幕もあった。ニコニコ生放送のコメントもにぎわい、各部品の破格ともいえる価格に「ジャパネット向谷」「安さ爆発向谷」などの書き込みも。遮光板(2,000円)、非常パンタ下げスイッチ(2,000円)、NFB板(3,000円)を連続で当てた69番の男性が大垣在住とわかると、すかさず「大垣夜行」と書き込まれた(この男性は「日本車輌」の製造銘板も当てた)。生放送中のコメント数は計2万件を超えたという。その他、販売されたのはヘッドライト(1万5,000円)、エンブレム(5万円)、タイフォン(1万円)、前照灯(5,000円)、尾灯(3,000円)、「小倉工場」「九州旅客鉄道」「東急車輛」製造銘板(各5,000円)、「クロハ481-203」「クロハ481-201」車両銘板(各5万円)、行先表示器(幕のみ5万円、指令機とセットで7万円)など。ほとんどが来場者に購入され、「世界初! 485系公開解体買付ショー」は大盛況だった。なお、「ニコニコ超会議」2日目(4月29日)も、「超鉄道」ブースではさまざまなイベントが。トレインシミュレーター最強運転士大会や第1回エアトレイン全国大会、松本零士氏と向谷氏によるトークショーが開催されるほか、向谷氏を”ただの鉄道おじさん”と思っているユーザーのため、豪華ゲストを招いての「向谷実LIVE」も行われる予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月29日郵趣サービス社は5月26日、三陸鉄道の車両や列車が走る風景などをデザインしたオリジナルフレーム切手を発売する。三陸鉄道は東日本大震災で一部の駅や線路を流され、一時は全線運休となるなど大きな打撃を受けた。懸命の復旧努力により、北リアス線は全線再開まであと一歩に近づいているが、南リアス線は現在も全線で運転見合わせが続き、南北全線復旧は2014年頃になるとみられている。今回発売されるフレーム切手は、三陸鉄道復興支援の一助とするべく企画されたもので、同じ思いを抱く鉄道写真家の櫻井寛氏が無償で写真を提供。三陸鉄道の協力と監修を得て完成に至った。50円切手10枚がつづられ、価格は2,940円。これに路線図などを描いた保存用ホルダーが付く。現在、同社通販サイトにて予約を受け付けており、売り上げの一部は三陸鉄道の復興支援に充てられる。なお、郵便局での販売は行われないとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日西武鉄道は5月7日、創立100周年記念乗車券を発売する。同社の前身である武蔵野鉄道の設立から100周年を迎えるのを記念して制作したもので、台紙に西武線1日フリー乗車券6枚(大人・小児各3枚)をセットしている。券面には、1枚ずつ異なる車両の写真をデザイン。武蔵野鉄道時代の蒸気機関車から、1990年に引退するまで通勤電車として親しまれた”赤電”351系、新型車両として2008年にデビューした30000系など数々の車両の写真が収められ、西武鉄道100年の歴史を感じさせる。価格は1セット3,000円。池袋・練馬・石神井公園・所沢・入間市・飯能・西武秩父・西武新宿・高田馬場・上石神井・田無・東村山・狭山市・本川越・国分寺・小川・拝島・萩山・武蔵境の西武線各駅にて取扱う。1万セットの限定発売で、購入に際しては1人5セットまでの制限が付く。なお、1日フリー乗車券の有効期間は5月7日から2013年3月31日までとなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日近畿日本ツーリストはこのほど、5月26~27日開催の「きんてつ鉄道まつり2012 in 塩浜」に合わせ、鉄道アイドルの斉藤雪乃さんが同行するファンツアーを発売した。京都発着の日帰り列車ツアーとなっており、出発日は5月27日。このツアーは近畿日本鉄道の協力により、4両編成の団体専用列車「楽」の1~2号車をファンツアー専用車両として使用。車内では斉藤雪乃さんが車内アナウンスと検札を行うほか、交流イベントなども企画されている。名古屋線塩浜駅に到着した後、塩浜検修車庫で行われる「きんてつ鉄道まつり2012 in 塩浜」に参加。会場では、斉藤雪乃さんのトークショーも行われる。同ツアーの旅行代金は1万3,000円。なお、オプションとして、京都駅到着後に斉藤雪乃さんとの打ち上げ食事会も企画されている(別途料金6,000円)。「きんてつ鉄道まつり2012 in 塩浜」は、塩浜検修車庫で開催して今年で10周年を迎える近鉄のファン感謝イベント。毎年好評の制服・制帽着用での写真撮影をはじめ、車両との綱引き、車両床下探検、クラブツーリズム専用列車「かぎろひ」の展示、バスに自由に絵が描ける「お絵かきバス」(27日のみ、小学生以下)、「10周年大感謝★抽選会」といったイベントが計画されている。他にも近鉄沿線のご当地グルメの販売、ゆるキャラ大集合などの催しも用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日インターネット事業のオープンキューブはこのほど、同社提供のモバイル鉄道スタンプラリー「ekiSh(エキッシュ)」にて、伊予鉄道とのコラボによるデジタルグッズの販売を開始した。伊予鉄道の車両8種類をデザインしたもので、対象となる駅で「ekiSh」からチェックインすると購入が可能になる。「ekiSh」は日本全国の駅を対象に、モバイル鉄道スタンプラリーが楽しめる位置情報サービス。携帯電話やiPhone、iPad、AndroidなどのGPS機能で駅にチェックインをすると、駅ごとに異なるバーチャルスタンプがもらえる。条件を満たすとバーチャルのバッジやご当地グッズが手に入る。今回、同社は伊予鉄道の商品化許諾を取得し、松山市内を走り観光客にも好評な「坊っちゃん列車」や、鉄道線で最も古い車両である「700系」など人気の車両をデジタルコンテンツとしてデザインした。デザインされているのは、「坊っちゃん列車」1号車、「坊っちゃん列車」14号車、50形、2000形、2100形、610系、700系、3000系。各コンテンツごとに購入できる駅が決まっている。購入できる駅の情報は「ekiSh」サイトにて検索可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日インターネット事業を展開するオープンキューブは21日より、同社提供のモバイル鉄道スタンプラリー「ekiSh(エキッシュ)」と秩父鉄道とのコラボレーション企画を開始する。SL「パレオエクスプレス」停車駅などで「ekiSh」を利用すると、限定のデジタルバッジが獲得できるという。「春のSLぶらり旅」と銘打った今回のキャンペーンでは、SLパレオエクスプレスが停車する8駅(熊谷駅、武川駅、寄居駅、長瀞駅、皆野駅、秩父駅、御花畑駅、三峰口駅)のうちいずれか1駅にチェックインした人に、デジタルのオリジナルバッジをプレゼント。8駅すべてにチェックインすると「マスターバッジ」を獲得できる。マスターバッジの獲得者には、獲得画面を熊谷駅または三峰口駅の駅係員に提示することで、オリジナルの缶バッジをもらえる特典もある(先着500名限定)。キャンペーン期間は12月3日まで。なお、「ekiSh」ではこれに合わせ、SL「パレオエクスプレス」や、アメリカ生まれの貨物列車として知られる「秩父鉄道デキ1号」、ビビッドな赤の「秩父鉄道デキ103号」など人気車両6種を秩父鉄道の商品許諾許可を受けてデジタルグッズ化。SL「パレオエクスプレス」については、通常のデザインのほかに25周年記念バージョンも制作した。車両のデジタルグッズは秩父鉄道沿線のいずれかの駅から「ekiSh」にチェックインすることで購入が可能で、キャンペーン終了後も販売する(SL「パレオエクスプレス」25周年記念バージョンのみ、キャンペーン終了までの期間限定発売)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日共同通信社は28日より、人気コラム「汐留鉄道倶楽部」の選りすぐりの写真とコラムを展示した「汐留鉄道倶楽部コラム展」を、汐留メディアタワーにて開催する。「汐留鉄道倶楽部」は、同社が運営する携帯電話向けニュースサービス「NEWSmart共同通信」に週刊で掲載中のコラム。執筆陣は「いずれも自他ともに認める鉄道愛好家」(同社)で、記事にも撮り鉄、乗り鉄、音鉄、文学鉄など記者各自の嗜好が存分に反映されているという。今回の「汐留鉄道倶楽部コラム展」では、報道カメラマン秘蔵の鉄道写真を大公開。また、東日本大震災で落ち込んだ東北方面の旅行需要の活性化と、ローカル鉄道の観光客獲得を願い、記者自らが踏破した経験をもとに、東北地方のローカル鉄道を巡る旅行プランの提案を行う。入場は無料で、6月下旬まで開催される予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日西武鉄道は9日より、Twitterによる列車の運行情報の配信を開始した。西武鉄道運行情報(公式)のアカウントは「@seiburailway」となる。同社は従来より、列車の運行に15分以上の遅れが発生した場合、もしくは遅れが見込まれる場合にウェブサイトにて遅延情報を配信。復旧までの途中経過も随時更新していた。今後はこれをTwitterにも反映させる。その他、運行に関する重要な事項が発生した場合にもツイートするほか、毎日7時と17時に平常運行している場合には平常通りであることをつぶやくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月09日三陸鉄道北リアス線陸中野田~田野畑間が1日に運行再開したのを記念し、「キット、ずっとプロジェクト」実行委員会による「キット、ずっと号」が運転され、田野畑駅も「キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅」として公開されている。「キット、ずっと号」は、三陸鉄道の車両を美術作家の三田村光土里氏の原案、デザインで装飾したもの。サクラ柄の車両に、Facebookを通じて世界中から集まった応援メッセージが描かれている。田野畑駅の駅舎も”サクラアート”が施され、三田村氏のワークショップにて地元の人々から生み出された「ことば」もアートとして表現されているという。田野畑駅で1日に行われた運行再開記念式典では、「キット、ずっと号」「キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅」のお披露目式も開催。「キット、ずっとプロジェクト」の紹介や、ネスレ日本から三陸鉄道へのメッセージはがき贈呈式などが行われた。「キット、ずっとプロジェクト」で”三陸案内人”として活躍する阿藤快さんも登場し、「三陸鉄道は生活線でもあるが、観光客に来ていただいてこそ成り立つ。三陸鉄道のすばらしい景色をみんな見に来て」とアピールした。イベントの模様はUstreamで生中継され、合計視聴回数は2万回に達したという。”サクラアート”を施した「キット、ずっとカンパネルラ田野畑駅」公開期間と「キット、ずっと号」運行期間は、ともに6月30日までとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日インターネット事業のオープンキューブは2日、同社が提供するモバイル鉄道スタンプラリー「ekiSh(エキッシュ)」において、名古屋鉄道とのコラボによるデジタルグッズの販売を開始した。名鉄の車両14種類をデザインしたもので、対象となる駅で「ekiSh」からチェックインすると購入が可能になる。ekiShは、日本全国の駅を対象にモバイル鉄道スタンプラリーが楽しめる位置情報サービス。携帯電話やiPhone、iPad、AndroidなどのGPS機能で駅に「チェックイン」をすると、駅ごとに異なるバーチャルスタンプがもらえる。条件を満たすとバーチャルのバッジやご当地グッズが手に入る。このたび同社は、名古屋鉄道の商品化許諾を取得。名古屋を中心に岐阜方面、豊橋方面と幅広い路線網を走る個性豊かな14車両をデジタルコンテンツとしてデザインした。デザインされているのは、300系、1000系、1200系、1700系、1800系、2200系、3300系、3500系、4000系、5000系、5700系、6000系、6500系、6800系。各コンテンツごとに購入できる駅が決まっている。購入できる駅の情報はekiShサイトにて検索可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日三陸鉄道とネスレ日本はこのほど、三陸鉄道の車両をイメージした乗車券付きキットカット「キット、ずっと号」を発売した。4月1日の陸中野田~田野畑間運転再開を記念し、桜アート車両「キット、ずっと号」を模した電車型のパッケージ。商品内部は観光向けお座敷列車「さんりく・しおかぜ号」を細部まで再現し、掘りごたつ式テーブルやたたみ敷のフラットシート、木製ドアなどを精細に描いた。さらに、運転席やストーブなどの備品を模した組立式の紙製小物や、三陸案内人の阿藤快さん、三陸鉄道のキャラクター「さんてつくん」、久慈駅の橋上駅長などの人形を同梱。三陸鉄道の久慈~陸中宇部間で使用できる硬券タイプの乗車券300円分も入っている。有効期限は全線復旧(2014年4月の予定)から1年後の2015年3月31日。オリジナルデザインのキットカットミニ10枚入りで、990円。三陸鉄道オンラインショップとネスレオンラインショップにて、1000個限定で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日日本航空(JAL)は3月25日~5月31日の間、東京(羽田) - 北九州線の早朝便限定で、九州の食に触れることのできる「機内朝食サービスキャンペーン」を実施する。対象便に搭乗した人全員に無料で朝食を提供する。対象となる便は、JL371便・東京(羽田)6時5分発 - 北九州7時45分着と、JL370便・北九州6時40分発 - 東京(羽田)8時40分着の2便。JL371便のメニューは「九州郷土おにぎり軽食」で、明太子、かしわ飯、三角稲荷のうちいずれかのおにぎり2個と千草卵焼き、煎茶。JL370便のメニューは「高菜 焼き鯖寿司」で、九州産の鯖と名産品の青高菜を使用した高菜焼き鯖寿司と煎茶を提供するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日JR九州はこのほど、4月1日以降の「旅名人の九州満喫きっぷ」の概要を発表した。同きっぷは4月から通年発売となり、購入日より3カ月間が有効期間となる。同きっぷを利用できるのはJR九州のほか、北九州モノレール、平成筑豊鉄道(門司港レトロ観光列車も含む)、筑豊電気鉄道、福岡市地下鉄、西日本鉄道(西鉄電車)、甘木鉄道、松浦鉄道、長崎電気軌道、島原鉄道、熊本電気鉄道、熊本市電、南阿蘇鉄道、くま川鉄道、肥薩おれんじ鉄道、鹿児島市電。九州内の全鉄道会社(16事業者)の快速・普通列車の普通車自由席に乗り降り自由で、西鉄電車の特急・急行にも乗れる。「SL人吉」「いさぶろう・しんぺい」などJR九州の快速・普通列車の指定席も、別途座席指定券を購入すれば乗車可能。九州内の新幹線および博多南線、JR九州の特急列車、南阿蘇鉄道のトロッコ列車には乗車できない。4月1日以降に発売される「旅名人の九州満喫きっぷ」は、購入日から3カ月以内に3回まで利用でき、1回あたり乗車日当日に限り乗り放題となる。価格は1万500円(こどもも同額)。JR九州の駅や旅行センター、JR九州旅行支店、九州内のおもな旅行会社で発売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日青森県の青い森鉄道、弘南鉄道、津軽鉄道、十和田観光電鉄、南部縦貫レールバス愛好会による「鉄道むすめ青森県版登場記念乗車券等伍枚組」が21日、十和田市駅で発売された。同乗車券は、トミーテックが展開するキャラクター「鉄道むすめ」の青森県版「青森鉄道むすめ」のデビューに合わせて発売。専用の台紙には、青い森鉄道駅員「八戸ときえ」、十和田観光電鉄アテンダント「清水なぎさ」、津軽鉄道アテンダント「芦野かな」、弘南鉄道トレインキャスト「平賀ひろこ」、南部縦貫鉄道車掌「七戸ちびき」が登場する。乗車券の中身は、青い森鉄道440円区間、津軽鉄道410円区間、弘南鉄道410円区間、十和田観光電鉄420円区間の乗車券と、南部縦貫レールバス愛好会の動態保存協力券(グッズ扱い)がセットに。計5枚の硬券にも、「青森鉄道むすめ」の各キャラクターがデザインされている。「鉄道むすめ青森県版登場記念乗車券等伍枚組」の価格は1セット2,100円。十和田観光電鉄の十和田市駅窓口にて、同駅が営業を終える3月31日まで発売される。また、郵送受付も実施するという。今回の発行数は計1,000セットで、駅販売分は1人5セットまで、郵送分は1人2セットまで購入可能だが、売り切れ次第、販売終了となる。なお、十和田市駅以外の発売箇所については、発売が決まり次第、関係各社のホームページにて告知するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月22日JR九州は17日、「九州新幹線一周年限定乗り放題きっぷ」を発売する。開業1周年を記念した「ありがとうキャンペーン」の一環で発売され、博多~鹿児島中央間の自由席に1日乗り放題となる。この「ありがとうキャンペーン」ではさまざまな企画を用意しており、その第1弾としてJR九州の主要駅で雛人形の飾り付けを行い、九州新幹線「みずほ」「さくら」「つばめ」の”初節句”を祝う「九州新幹線のひなまつり」が4日より開催されている。3月17日には、博多駅、新鳥栖駅、熊本駅、鹿児島中央駅で「一周年記念出発式」も実施する予定だ。このほど発表されたキャンペーン第2弾において、目玉といえるのが「九州新幹線一周年限定乗り放題きっぷ」。博多~鹿児島中央間の自由席が1日乗り放題で、価格は大人1万円、こども2,000円(大人用のきっぷとセットでのみ発売)。購入時に渡される応募券で応募すると、抽選で50名に「プラレールアドバンスN700系新幹線みずほ・さくら」をプレゼントするなどの特別企画もあるとのこと。「九州新幹線一周年限定乗り放題きっぷ」は2月17日より3月19日まで販売され、利用期間は3月17~20日のいずれか1日。同きっぷでの新幹線指定席とグリーン車、在来線の利用は不可となる。なお、今後は「ありがとうキャンペーン」の一環として、「九州新幹線全線開業一周年記念スタンプラリー」を実施し、硬券タイプの記念入場券も発売する予定。その他にもさまざまな企画を検討しており、新しい情報は随時、キャンペーン専用ページにて告知する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月16日JR東日本は3月17日より、東北・上越新幹線開業30周年記念展を鉄道博物館(さいたま市)にて開催する。新幹線開業前後の出来事を、写真やパネル、記念品などを中心に展示するとのこと。東北新幹線は1982(昭和57)年6月23日に大宮~盛岡間が開業。同年11月15日には上越新幹線大宮~新潟間も開業した。当初は大宮駅からの暫定開業だったため、東北本線上野~大宮間では「新幹線リレー号」が運転され、「リレーガール」が乗り換え案内を行ったという。今回の記念展では、建設工事から車両開発、開業までの道のり、東北地方や新潟県をはじめとする沿線住民の期待感、そして熱気にあふれた開業当時の状況までを紹介。開業時から活躍する200系車両の雪害対策映像も展示されるとのこと。東北・上越新幹線開業30周年記念展は、鉄道博物館2階スペシャルギャラリー1で開催され、会期は3月17日~7月1日。鉄道博物館の入館料は一般1,000円、小中高生500円、幼児(3歳以上未就学児)200円で、同記念展は入館料のみで観覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月07日東急電鉄で活躍した8090系の一部車両が秩父鉄道へ譲渡され、7500系として活躍中です。1月24日にも、7506ほか3連が長年活躍した東急から旅立ち、秩父鉄道へ輸送されたとのこと。秩父鉄道7500系の増備は、これで6本目となります。そこで今回は、東急8090系が新製直後、東急線上に初めて姿を現したときの写真をはじめ、東急電鉄の懐かしく珍しい写真を計9点、紹介したいと思います。8090系は1980年、従来車両より車体重量を28トンも軽減した日本初の軽量ステンレスカーとして登場。従来のステンレスカーと比較すると、車体側面のコルゲート(波型の外板)がなくなり、赤帯2本をまとい、車体断面は上部に向けて絞られた形になるなど、外見が大きく変化しました。ここで紹介する写真は、いずれも8090系の落成直後、東急線上に初登場したときの写真です。8090系の1本目は東急車輛で落成し、中央線八王子駅まで7両で輸送された後、分割された4両が横浜線長津田駅に到着しました(残り3両の輸送は、同年12月19日)。東急線内を回送する場面では、デハ3450形が前後2両ずつ新型車両を挟み込み、プッシュプル方式での回送となり、長津田駅から大岡山駅、田園調布駅を経由して元住吉検車区へ。まさに”珍”編成での走行でした。この回送シーンは、撮影先で知り合った鉄道ファン(当連載第3回「雪の日に狙った”白いスロープ”」にも登場)から情報をもらい、撮影したものです。インターネットなどない時代、連絡先を交換しながら情報をやり取りしていたのも、懐かしい思い出です。続いて紹介するのは、新玉川線(現在の田園都市線渋谷~二子玉川間)乗り入れ工事中の二子玉川園(現・二子玉川)駅の写真です。駅の溝の口側では、ホームを削り、橋梁上に上下の仮線を設置する工事が行われていました。工事自体が荒技的ゆえ、線形も奇妙なものになっていました。その後、本線を直線に改修し、ホームを延長拡幅して、新玉川線開通の準備が整いました。最後に紹介するのは珍しい貨車。高架・複々線化される前の東横線新丸子駅の側線には、東急で唯一3軸ボギー台車を履いた貨車、チキ3095の姿がありました。チキ3095は元々、鉄道院新橋工場で1914(大正3)年に製造された木造客車で、国鉄時代の1951年に払い下げを受け、長物車に改造したものです。東急の電車・貨車において初の20m車(電車は8000系が初)で、レール輸送の長物車として活躍しましたが、1976年に廃車となっています。今回紹介した中でも、”珍”工事と”珍”貨車の写真は、当連載を開始した後にネガを見直し、発見したものです。まさか30数年ぶりに陽の目を見ることになるとは、思いもしませんでした。
2012年02月05日シンガー・ソングライターのASKAが来年1月22日(日)に日本武道館で行うコンサートの模様が、全国の映画館70館以上で生中継されることが決定した。その他の写真『ASKA CONCERT2012昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』と題したこの公演はビッグバンドを従えてのプレミアムコンサートで、1月21日(土)、22日(日)に開催される。生中継されるのは2日間のうち22日(日)の模様で、全国のTOHOシネマズ、ワーナー・マイカル・シネマズなど、計77館という異例の規模での中継となる。ASKAがビッグバンドと競演するのは約2年ぶり。通常のコンサートとは異なる大編成のバンドによるこのステージでは、12月に発売される最新アルバム『BOOKEND』の楽曲も披露される予定だ。新たな表現スタイルに挑戦するASKAのステージを、大スクリーンで堪能してみてはいかがだろうか。ライブシネマ『ASKA CONCERT2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』のチケットは本日25日より発売中。チケットぴあでは12月12日12時より発売される。ライブシネマ『ASKA CONCERT2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』2012年1月22日(日)16時より全国の映画館にて全席指定:3300円(税込)
2011年11月25日博多駅で買い物して、屋台巡りしてみたかねー!国内旅行が好きな人たちにとって、これからの時期の九州は気になる存在です。食べ物もおいしいし、紅葉の見所もたくさん。温泉もいっぱい……でも、じゃあどこに行くかとなると、広い九州ですから、うーん、迷ってしまいますよね。そこで今回は20代女性664名に、行ったら楽しそうな九州の県を聞いてみました。秋の行楽プランの参考にしてください!>>男性編も見るQ行ってみたら楽しそうな九州の県を教えてください(複数回答)1位福岡県47.6%2位長崎県35.1%3位鹿児島県31.9%4位宮崎県24.1%5位大分県16.9%■福岡県……・「福岡市は九州で一番の都会だし、博多駅がきれいになったのでショッピングを楽しみたい。あと、屋台のラーメンを食べてみたい」(28歳/学校・教育関連/専門職)・「もつ鍋、博多ラーメンなどなど食事が魅力的。おいしいお店を巡りたい」(27歳/食品・飲料/事務系専門職)・「都会だから街を歩き回るだけで楽しそうだし、ソフトバンクホークスのファンなので」(29歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「おしゃれな都会的なイメージがあるので、ショッピングと買い物を楽しみたい」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「福岡の海の幸を味わい、太宰府天満宮にお参りし、柳川でどんこ舟に乗る!」(27歳/建設・土木/営業職)■長崎県……・「異国情緒が楽しめそう。異人館やハウステンボスへ行ってみたい」(25歳/情報・IT/技術職)・「長崎の角煮まん、ちゃんぽん……一度食べ歩いてハマったので、もう一度食べ歩きをしたい」(22歳/金融・証券/事務系専門職)・「レトロな洋風の雰囲気がおしゃれな印象。のんびり街歩きをしたい」(24歳/小売店/販売職・サービス系)■鹿児島県……・「屋久島まで足を伸ばして自然を満喫し、帰りには温泉につかって癒やされたい」(24歳/団体・公益法人・官公庁)・「指宿温泉で砂蒸し風呂に入りたい」(29歳/情報・IT/技術職)・「維新ふるさと館の西郷さんロボットは必見。『薩摩(さつま)藩』を満喫したい人にぴったり」(28歳/小売店・卸/営業職)■宮崎県……・「東国原さんが有名にしてくれたから行ってみたい。マンゴーを食べたい」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「日南海外ロードをドライブして、チキン南蛮とかおいしいものを食べまくる」(25歳/電機/事務系専門職)・「高千穂に行ってみたい」(28歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■大分県……・「湯布院で温泉巡りをして疲れを癒やしたい」(28歳/印刷・紙パルプ)・「大分と言えば温泉だから、彼氏とゆっくり温泉に行きたい」(26歳/金融・証券/専門職)・「唐揚げが有名な県だと聞いている」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)総評20代女性が行ったら楽しそうだと思う九州の県、第1位は福岡県でした。おおよそ2人に1人が福岡県を支持し、男性編と同じ結果になりました。理由も男性同様、おいしいものを食べ歩きたいという声が大半。福岡は男性同様一番人気。「明太子やラーメンなどがおいしそうなので、友達とグルメツアーをしてみたい」、「もつ鍋、とんこつラーメン、水炊きなど食べまくる!」、「食い倒れツアーをしたい」などのコメントが寄せられました。また、「博多駅の駅ビルがリニューアルしたので、ショッピングを楽しみたい」という声もありました。男性編の2位は鹿児島県でしたが、女性編では長崎県でした。「異国情緒を体感したい」、「レトロな洋風の雰囲気がおしゃれな印象」など、他県にはない雰囲気に引かれる女性が多いようです。『龍馬伝』で長崎ロケが行われたことから、「ロケ地巡りをしたい」という声もありました。宮崎県は女性編のみランクイン。「前の知事が一生懸命アピールしてたし、マンゴーを食べてみたいと思ったから」といった声が多く、東国原さんとマンゴーのイメージが強烈なことが分かります。「野菜、地鶏、フルーツと食材が豊富なのでとにかく食べ歩きたい」という声もありました。さあ、あなたはこの秋、どこに行きたいですか?(文・ペンダコ)調査時期:2011年7月14日~7月25日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性664名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】行ってみたい邦画のロケ地~恋愛編~ランキング【ランキング女性編】恋人と行ってみたいと思う温泉地【ランキング女性編】行ってみたい日本のパワースポット完全版(画像などあり)を見る
2011年09月28日地震保険に加入23.6%、北九州市地震大国である日本は地震の研究が盛んに行われ、東海地方を中心に高い確率で大規模な地震が起こると予測されており、自治体で補助金を出すなと地震対策を行うことが推奨されています。北九州市が6月から7月に住宅耐震化に関するアンケートを行い、市政モニター150人を対象にした結果で以下のような結果が出ています。毎日.jpによると自宅の地震対策について、半数近くの47・1%が「避難場所・避難経路の確認」と答えた。「地震保険に加入」23・6%▽「家具の転倒防止」21・4%--の順だったが、「何もしていない」は35%に上ったと地震保険に加入しているのは23.6%という結果になりました。また、家具の転倒防止を行っているのは21.4%、何もしていないのは35%となり、アンケートに答えたモニターの約3人に1人が地震対策を講じていないことが分かりました。対策で全てが予防できる訳ではありませんが、被害を少なく抑えるためには事前の準備が大切です。
2010年10月07日友人と飲みながらいままで回った世界の映画館の話をしていたときのことである。「一番暑かった映画館は?」彼は予想外の質問をぶつけてきた。「クーラーがない小学校の体育館で観た映画かなぁ」。咄嗟にそう答えて頭をはたかれた。おそらく彼は南国の浜辺の島にスクリーンを立てた屋外上映のようなシチュエーションを答える僕を期待していたのだろう。しかし、それ以外に思い浮かばなかったのである。たいていどの国でも映画館はクーラーが効いている。西アフリカのブルキナファソで観る予定だった野外の映画館は暑そうだったのだが、僕が行った日に上映がなく、結局、街中のクーラー付きの映画館に行ってしまった。よっていまだに僕の人生の中では小学校の体育館で観た映画上映会の暑さに勝る映画館は現れていないのである。マレーシアはペナン島。高温多湿な島である。マレーシアは基本的にマレー人が7割近くを占める国だが、ペナン島には華人が多く、インド系タミル人の居住区もあると聞く。ぶっかけ飯で賑わう食堂で、香草で煮込んだ豚肉をつまみ、ビールを飲んでいた。目の前の映画館を見つめながら。林海象監督の「私立探偵濱マイクシリーズ」に登場しそうな、つまり横浜は黄金町にあった名物映画館「横浜日劇」を思い出させる味のある映画館だった。食事を終えると、そのまま映画館に向かった。インド映画を上映していた。ということはこのあたりはインド系タミル人が多く住む地域なのかもしれない。チケット売り場の男性もチケットを切ってくれた男性もインド系タミル人だった。ドアの前にかかるカーテンをくぐり、500席程度の会場へ入っていくと客の入りは10名程度。冷房が強烈に効いている。席に座るとすぐにウエストポーチから折りたたみのウインドブレーカーを取り出して羽織った。しかし、それだけでは寒さをしのげそうにない。椅子の上で体操座りをして、できるかぎり身体を小さくしてウインドブレーカーの中に足まで入れ込んだ。寒さに震えながら、インド映画は始まった。仲良し4人組の男たちが、誘拐事件に巻き込まれ、女性を助けるという分かりやすいストーリーである。言葉など分からなくても問題はない。問題は場内の寒さだけである。Tシャツ、短パン、サンダルで来るべき映画館ではなかった。30分後には身体が完全に冷え切ってしまい、足先も冷たくなってきた。映画上映中にトイレに二回も立つという人生で初めての経験をすることとなったのである。もちろんビールの影響もあるのだろうが、この場内の寒さの影響も間違いない。今度、友人に会ったら、暑い映画館はいまだに見つかっていないが、寒い映画館は見つけたことを伝えよう。しかし、寒い映画館と言っておきながら、マレーシアのペナン島と言ったら、また頭をはたかれるような気がする。(text/photo:ishiko)
2009年09月02日