伊勢丹新宿店本館5階のアート&フレームにて11月11日より、クリスマス企画「冬が来るその前に アートのあるクリスマス2015」がスタートした。期間は24日まで。同イベントでは、10名のクリエイターによる冬が待ち遠しくなるようなアート作品の展示販売が行われる。中でも注目は、宇野亜喜良を筆頭に、坂崎千春、ミロコマチコ、石黒亜矢子と全4作家の新作と、本展のために描き下ろした原画だ。日本を代表するイラストレーター宇野亜喜良は、同展のために描き下ろした原画を出展。3月に行われた個展「ペンギン百態」が記憶に新しい坂崎千春は、人気のペンギンアルファベットに引き続き、新作版画の「ペンギンナンバー」を発表する。昨年の伊勢丹クリスマスディレクションに続いての登場となるミロコマチコは、「北欧に生きる動物たち」シリーズと「道で出会う野良猫たち」シリーズを描き下ろし。猫をモチーフとした作品でも人気を集める妖怪画家の石黒亜矢子による初の版画「喜怒哀楽憂」シリーズや「昔の玩具遊び」シリーズなども登場する。他6名の作家、ドナ・ウィルソン、ヒグチユウコ、ロブ・ギドニー、高橋真琴、タロアウト、ウィスット・ポンニミットは、人気のアクリルボックスアートを出品予定。また、作家によるサイン会も実施される。11月15日には坂崎千春が、21日には石黒亜矢子が、23日にはミロコマチコがそれぞれ14時から16時まで登場。サイン会の整理券は、同展で額装品を購入した各日先着50名に配布される。
2015年11月11日伊勢丹新宿店は、11月18日から23日まで、香りの祭典「イセタン サロン ド パルファン(ISETAN Salon de Parfum)」を同店本館7階催物会場で開催する。今年で3回目となる同祭典は、「香り、弾む、こころ」をテーマに“香りのクローゼット”を提案する。では、“香りのクローゼット”とはどのようなものであるか。三越伊勢丹で化粧品担当の大野アシスタントバイヤーに話を聞いた。「今回は“ファッションと香りを結びつける”ことをコンセプトにしました。フレグランスフロアのお客様の多くは、新しい香りとの出会いを大事にされ、自由に香りを楽しんでいらっしゃいます。つまり、1つの香りにこだわらず、お持ちになっている幾つかの中からその日の気分に合わせ、使い分けをされている方が多いのが特徴です。そんなお客様には、“洋服を着替えるように香りも着替えていただきたい”という想いを提案したいと考え、今回の“ファッション、ライフスタイル、香り”の3点を結びつける内容に至りました」と話す。そんな今回のサロン ド パルファンでは、より楽しめるカタログやイベントが用意されている。まずはカタログ。ポータビリティに優れたレンガ色の冊子を開くとチャートで「4つのスタイル」へと導き、そのひとにマッチするファッションスタイルとフレグランスを紹介している。1つ目の「エフォートレス シック」(EFFORTLESS CHIC)は、リラックス感がありながらお洒落と思わせる、アトリエ・コロンやカルトゥージアなどの香り。2つ目の「スイート アンド ハッピー」(SWEET and HAPPY)は、ロマンティックな気分に包まれるハッピーフレグランスで、ステラ マッカートニーやランバンなどを提案する。3つ目の「ニュー マニッシュ」(NEW MANNISH)は、“私”に自信を持ちたいときの凛としたスマートな香りとして、オリザ ルイ ルグランやディプティックの香りを紹介。そして、「ウルトラ フェミニン」(ULTRA FEMININE)は、恋と人生を謳歌する、ラグジュアリーな香りのドレスと合うジミー チュウやラルチザン パフュームなど。これらの香りを提案しながら、“フレグランスの着こなし方”を考えるきっかけを作ってくれる内容となっている。イベントの中で特に注目したいのは、2015年のフレグランス アンバサダーの重責を担う「前田典子氏香りのトークイベント」(11月21日 午前11時30分から、午後3時から/所要時間は各回約30分)。“マエノリ”の愛称で幅広く支持される前田典子氏による、今季のトレンドファッションと香りの魅力についてのトークショーだ。このほか会場では、フレグランスジプシーの方には嬉しい、フレグランススタイリストによるアドバイスを受けられる機会や、アルファベット表記での名入れのサービスなども用意される。今回の見所について、大野アシスタントバイヤーは「日本ではまだ未展開ブランドである、エリー サーブ(ELIE SAAB)を先行発売で準備しております。調香師フランシス クルジャンが紡ぐエリー サーブの香りを是非体感して欲しいですね。また、今回はゲラン、トム フォード ビューティ、バーバリーなど、約35ブランドの選りすぐりのアイテムも展開しているので、ファッション好きにもきっと楽しい空間になっていると思います」と話してくれた。
2015年11月10日アメリカ・ポートランド発のライフスタイル誌『キンフォーク(KINFOLK)』の編集長ネイサン・ウィリアムが手掛ける期間限定ショップ「Slow Design for Men’s Living by Nathan Williams」が伊勢丹新宿店メンズ館1階に11日オープンする。会期は24日まで。家族や親しい人を意味する『キンフォーク』と名付けられ、11年に創刊した同誌は世界中の多くの人々から支持されるライフスタイルを代表する雑誌のひとつ。昨今、日本でも広がりつつある“スモール ギャザリング~小さな集い~”をサブタイトルに掲げ、家族や友人たちとの時間をゆったりと過ごす為のアイデアが詰まった本誌の世界観をそのままに、本イベントでは、ネイサン自身がクリエイティブディレクターを務めるライフスタイルブランド、アウアー(Ouur)のウェアを始め、同店で取り扱うブランドの中から同じ世界観を共有できるアイテムを独自にセレクトし展開する。また、アウアーでは“オフホワイト”をテーマにした限定コラボレーション企画を実施。サイ(scye)、ティーエスエス(ts(s))、エヌ・ハリウッド(N.Hoolywood)、ファクトタム(FACTOTUM)、スズキタカユキ(suzuki takayuki)、コズミックワンダー(COSMIC WONDER)と製作したアウターを販売。同商品は、ネイサンがセレクトしたタスマニアウール100%のオリジナル生地が使用されており、素材、デザインともに希少性の高いアイテムが集結する。その他、“今の日本の食卓”を意識した滋賀・信楽焼きのテーブルウェアや、陶器などのホームコレクションも展開。まるで雑誌から飛び出したような世界観を体現できる空間になりそうだ。
2015年11月09日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)は、15-16年クルーズコレクションと同ブランドの世界観を体感出来るインタラクティブなポップアップイベント「MY STORY」を11月11日から17日まで、伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージ#1、2階婦人靴プロモーション、5階センターパーク/ザ・ステージ#5で開催する。4階ウエストパーク/ラグジュアリー・ステージ/センターパークは24日まで。同ブランドによれば、イベント名「MY STORY」とは、すべての人が持つ自分だけの物語を意味するという。会場では個性を尊重するボッテガ・ヴェネタの 「自分のイニシャルだけで十分」というモットーを表現したコンテンツが紹介される。これは会場に設置されたタブレットや来場者のスマートフォンで、特設ウェブサイトへアクセスすると、物語のもととなる質問が表示され、画面に従い質問に答えていくと、自身の性質や、現在と未来をつづったイラストレーションによる「自分だけのショートムービー」が完成するというもの。このほか会場では、15-16年クルーズコレクションも展開され、同イベント限定のアイテムとして、ピンク・赤系のローズブヴァール、ピオニー、ベスビオの3色を組み合わせたマドラスヘリテージ素材のミニショルダーバッグ(27万5,000円)や、同シリーズのウォレット(10万6,000円)とコインパース(5万2,000円)、名刺入れ(4万5,000円)、キーリング(2万4,000円)ほか、イベント限定品となるドット及びゴールドのスニーカー(7万8,000円)が販売される。伊勢丹新宿店限定アイテムでは、ダークネイビーのスエードの新作スリッポンスニーカー(6万4,000円)、ブリーフケース(34万5,000円)、クロスボディバッグ(18万5,000円、29万5,000円)も登場。ダブルカシミヤのコート、ムートンのベストやコートなども紹介される。同店以外での「MY STORY」の開催店舗では、日本橋三越本店本館1階中央ホール、阪急うめだ本店1階コトコトステージ11(両店舗とも11月18日から24日まで)。銀座三越1階グローバルメッセージ(11月25日から12月1日まで)となっている。
2015年11月09日三越伊勢丹ホールディングスが12月中旬に、東京・丸の内にメンズファッションセレクトストア・イセタンサローネ メンズ(東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1階)をオープンする。同社グループの強みである編集力を活かした中小型店舗の出店戦略を進めている三越伊勢丹ホールディングス。これまでに、羽田空港内のイセタン羽田ストアや、駅ビルを中心に出店しているラグジュアリーコスメ編集ショップ・イセタン ミラー メイク&コスメティクスなどの小型店を出店してきた他、今年4月には伊勢丹新宿本店のサロン的役割をあわせ持つウィメンズファッションの高感度な独自編集セレクトストア・イセタンサローネをオープンしてきた。今回オープンするイセタンサローネ メンズのストアコンセプトは、茶道用語で“思いあう”を意味する“おもあい”。インテリアデザイナーの辻村久信が、“和魂洋才”をテーマに、日本古来の自然素材を現代的に用い、日本家屋を連想させる空間構成を行うことで、同ショップのコンセプトとなる“おもあい”を具現化した。同ストアでは、4つのターゲットを設定し、それぞれのターゲットに向けたエリアを設置。丸の内エリアを拠点にワールドワイドに活動するビジネスマンには、ベルベスト(BELVEST)や、トリッカーズ(Tricker’s)などによるビジネスシーンをサポートするアイテムを集結させたゾーンを、高感度な都市生活者には、メゾン マルジェラ(Maison Margiela)やマークジェイコブス(MARC JACOBS)などのビジネスマンのオフでの着こなしのためのアイテムを集めたゾーンを、男性へのパーソナルギフトを探す高感度な女性には、丸の内で最大レベルの品揃えとなるメガネと帽子のコーナーを始め、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)のフラワーショップなどを展開するゾーンを用意。伊勢丹新宿本店メンズ館の愛用者に向けては、メンズ館の凝縮したコンテンツを提供する。その他、ビジネスシューズやバッグなどの革製品の修理・メンテナンスを行うリペア工房を設置。ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)の日本初となるカジュアルタイプのカフェも併設される。また、三越伊勢丹ホールディングスは16年3月に大名古屋ビルヂングに、中型ファッションセレクトストア・イセタンハウスもオープンする。“FUN(楽)”がコンセプトの同ショップでは、旬のファッションに関心が高く、東京発のファッションに親和性を感じている団塊ジュニア世代を中心とする30代から40代の高感度パーソンをターゲットに設定。建物は地下1階から2階の3構造となっており、地下1階では婦人雑貨を、1階では婦人ファッションを、2階では婦人・紳士ファッションを展開していく。
2015年11月07日三越伊勢丹ホールディングスは、11月6日、毎年開催するパリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ(Salon du Chocolat)2016」の概要を発表した。14回目を迎える今回のテーマは、「INNOVATIONS CHOCOLAT, EXPRESSIONS CACAO(ショコラの冒険、カカオの誘惑)」。カカオが育つ豊かな大地への感謝やショコラティエへのリスペクトをチョコレートで表現する。開催会場は、前回同様、新宿NSビル地階イベントホールで、2016年1月27日から31日まで(各日午前10時から午後8時まで)実施する。会場では世界約20ヶ国より約100ブランドのチョコレートブランドが集結する。各地での開催場所は、丸井今井札幌本店(1月31日から2月14日)、仙台三越(2月2日から2月14日)、名古屋栄三越(2月3日から2月8日)、ジェイアール京都伊勢丹(1月27日から2月14日)、ルクア大阪(1月27日から2月14日)、岩田屋本店(1月28日から2月14日)。
2015年11月06日プラダ(PRADA)が11月12日より順次、パンプスのメイド・トゥ・オーダーサービスを実施する。15AWシーズンで登場した新作プリントやアーカイブプリント、リボンなどを施した世界にひとつだけのパンプスがつくれる同カスタマイズサービス。ベースモデルには、ベーシックパンプスの他、オープントウ、プラットフォーム、スリングバック、チャンキーヒール、リボンパンプスなど16型を用意。スタイルによってはヒールの高さも選べるようになっている。素材では、プラダの伝統的な素材“サフィアーノ”にパテントを施したカーフレザーや、レオパードプリントが施されたヘアカーフに、クロコダイル、オーストリッチ、パイソン、リザード、アイヤーズ、スエード、シルクサテン、パテントレザー、メタリックレザー、ゴートレザー、ブラッシュドカーフを加えた13種類が取りそろえられた。カラーも豊富に選べる他、素材によってはAWシーズンで登場したモレキュール(分子)柄のプリントや、リップやジオメトリック柄のアーカイブプリントも用意している。また、クロコダイルのライニングには、ローズプリントも選択出来る。アウトソールは、ブラック、ライトピンク、ブルーの3色のスムースレザー、または今季より登場したブラック、ライトピンクのサフィアーノレザーからセレクトが可能。ブランドロゴの下には、自分のイニシャルも取り付けることが出来る。なお、納期は4ヶ月。価格は既製品の価格に20%のチャージ料が加算される。同サービスは12月15日から青山店で常設される他、プラダ伊勢丹新宿店で11月12日から17日まで、銀座三越2階店で11月21日から24日まで、銀座店で11月28日から12月6日まで、熊本鶴屋店で12月11日から27日まで、伊勢丹立川店で1月7日から11日まで、大丸梅田店で1月25日から31日まで、ジェイアール名古屋タカシマヤ店で2月3日から11日まで、大阪心斎橋店で2月14日から21日まで期間限定で実施される。
2015年11月06日伊勢丹新宿店本館・メンズ館=各階で11月3日からスタートした「British Week英国ウイーク」の一環として、本館2階のTOKYO解放区では同日から10日までの8日間限定で、ミントデザインズ(mintdesigns)のポップアップ「ミントデザインズの英国フェア」が行われている。この“英国フェア”では、ミントデザインズのブランド背景に大きなインスピレーションを与えている“ブリティッシュカルチャー”にフィーチャー。「SMOKE」をテーマにイギリスの霧がかった世界をイメージして製作した15-16AWコレクションを販売。また、伊勢丹新宿店限定のダッフルコートやアクセサリー、イギリスを代表するタータンチェックのアイテムなどが展開される。期間中にダッフルコートを購入すると、ユニオンジャックを掲げたドールのピンズをプレゼントする予定だ。
2015年11月06日ファッションもメイクも、ダークな色みが多くなる秋冬。「何だか全体的に暗くまとまっているような気が……」そう思うのはあなただけではありません。明るい色のバッグや小物を持ちたくても、何だか悪目立ちしそうですし。ブルーやピンクなどの明るい色のシャドウは、何だかファッションにミスマッチ。意外と秋冬ファッションに色みを追加するのって難しいものですよね。やり過ぎるとダサいし、何もしないと暗い……そんな秋冬ファッションとメイクを格上げしてくれる、とっておきのアイテムが「カラーアイライナー」。いつものメイクに少しプラスするだけで、一気にオシャレ度がUPするアイメイクテクニック。2015年の秋冬は、さり気ないカラー追加でオシャレを楽しんでみては?■「どうやったらオシャレになるの?」HOW TOカラーアイラインカラーアイラインも使い方によっては、流行遅れなイメージにも。入れる場所を間違えないことが大切です。では、どこに入れるのかって?今年は目尻にプラスするのが肝!基本はどのカラーアイラインも、同系色のアイシャドウを合わせることで、顔全体に統一感が出ます。【上まぶた目尻にポイント!】キャッツアイラインをカラーで足せば、一気にエッジィなイメージに早変わり。ふとした横顔にニュアンスが出て、速攻オシャレ顔!【下まぶた目尻にポイント!】色みのあるアイシャドウを塗る時は、ブラックやブラウンのアイライナーを使うよりも、同系色のアイラインを引くと◎。ブルーのアイシャドウを塗った場合は、画像のようにブルーのアイラインを目尻に入れてみて!ブルーは白目がキレイに見える効果もあるので、美人顔にも変身できちゃいます。■オススメ!カラーアイライナーアイテム□アイディファイニングペンシル(¥3,996)/トムフォードビューティー出典:伊勢丹オンラインストアよりまるでリキッドのようになめらかな描き心地が特徴的なペンシル。出典:伊勢丹オンラインストアより深みのあるカラーバリエーションは、カラフルな目元を作りつつも上品に仕上げてくれます。□ウォータープルーフアイライナー(¥2,160)/ポールアンドジョー出典:PAUL&JOE公式サイトより崩れにくいウォータープルーフ処方で、朝から晩までキレイに発色し続けるアイテムがこちら。出典:PAUL&JOE公式サイトより珍しい色みの05番の「ひかり」カラーは、使うだけで一気にオシャレ顔に変身できそう!□ジェルラインアーティスト(¥594)/キャンメイク出典:CANMAKE公式サイトより直径2mmの繰り出し式ペンシルで、入れたい場所に簡単にアイラインが引ける優秀アイテム。出典:CANMAKE公式サイトより一本、カラーのアイライナーを使うだけで、いつものマンネリフェイスがあっという間に今どきフェイスに!
2015年11月04日伊勢丹新宿店では、11月3日から9日まで、英国のライフスタイルブランド、グルメ、雑貨などを一同に紹介する「英国展」を同店全館を挙げて開催する。同店本館6階の催物会場では、英国のライフスタイルを反映する伝統的な家具をはじめ、最旬のモダンライフを楽しむことができるテーブルウェア、カスタム雑貨などを展開。英国アンティーク家具を中心に展開するショップ、ロイズ・アンティークス(Lloyd’s Antiques)からは、革張りのウィングチェア(W78cm×D81cm×H120cm 座面高さ52cm 28万5,000円)が1点限定で登場。英国テキスタイルメーカー、アンドリュー・マーチン(Andrew Martin)の本棚柄を模したウォールペーパー(68cm×10m 2ロール 3万7,800円)は、部屋の印象を英国風にチェンジできるユニークなアイテムだ。1775年、南ウエールズのペンブロックシャイアーで創業した陶磁器メーカーのエインズレイ(Aynsley)は、伊万里焼をイメージしてデザインされたコレクションとして、ペンブロック カスケードボウル(直径約14cm×高さ約18cm 3万円)を発売する。さらに、会期中の11月8日13時からは、製品化されなかったトレイの生地に好みの転写紙を貼り、オリジナルのサンドイッチトレイを制作する「エインズレイ ポーセラーツ教室」(定員20名 参加費 税込8,100円)も開催される。このほか、会場ではグルメやフードも充実。英国のパブ文化を象徴するガストロパブのビスポーク(BESPOQUE)が伊勢丹新宿初出店の上、イートインコーナーが特設され、ソーセージ&マッシュ(1,400円)などが提供される。また、ロンドン発の人気カップケーキ店で今秋日本に上陸したばかりのローラズ・カップケーキ東京(LOLA’S Cupcakes Tokyo)も初登場。ロンドンの中心部メイフェアーに本店を構えるコーヒー紅茶を販売するH.R.ヒギンス(H.R.Higgins)からは、ガラパゴス サンクリストバルやジャマイカ ブルーマウンテンなど、合計4種類のコーヒーが入る「コロネーションコレクション2015 レッドボックス」(1万4,000円)が50点限定で発売される。同店各階で開催される「英国ウィーク」では、伊勢丹大創業祭も兼ねた特別企画品として、伊勢丹のタータンチェック柄(マクミラン/イセタン)のアイテムも多数販売される。1階ハンドバッグゾーンでは、アナスイ(ANNA SUI)と伊勢丹がコラボレーションし、マクミラン/イセタンが裏地に配されたトートバッグ(1万2,000円)、同柄のハンドバッグ(2万5,000円)、5階リビングフロアでは、岡山デニムの裏地に同柄がデザインされたRDFのトートバッグ(7,000円)も展開する。メンズ館1階メンズアクセサリーゾーンでは、英国王室御用達の称号を持つフレグランスハウスのペンハリガン(Penhaligon’s)のエンディミオン オーデコロン(2万500円)が紹介されるほか、同館6階ではマーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)のステンカラーコート(7万8,000円)を発売する。
2015年11月03日マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)が、11月3日から10日まで、伊勢丹新宿店本館4階センターパーク/ザ・ステージ#4に期間限定ショップをオープンする。同店で初となるポップアップでは、ゴム引きコートをはじめ、ブランドを代表するトレンチ、キルトコートが紹介される。このほか、ボンディング素材を使用したダッフルコートやビーバー風仕上げのピーコート、カラフルなメルトンコート、光沢感があるダウンコートなど、アウターを一同に販売。また、スコットランドの名門ファブリックメーカーのベグ(BEGG)社のカシミヤを使用した限定マフラーも登場する。マッキントッシュ ロンドンは、15-16AWシーズンより三陽商会がスタートさせた、八木通商傘下、英マッキントッシュ(MACKINTOSH)とのライセンスブランド。現在、全国主要百貨店を中心に263ヶ所の売り場で展開を行っている。
2015年11月02日本館2階=婦人靴コーナーが、11月3日で同フロアに移設されて3周年を迎える。これに際し、様々な限定品や受注会が用意される。子猫のフェイスが印象的な「kitty」シリーズで人気のシャーロット オリンピア(Charlotte Olympia)は、ブライダルコレクションの受注会を11月6日、7日の2日間、同フロアで開催する。同時に、色とりどりのビジューが煌めく16SSクルーズコレクションの受注も承る。11月3日から10日の期間は、スペインのマヨルカ島で4代に渡って靴を作り続けているロトゥセ(Lottusse)もレディスでは日本初となるメイド・トゥ・オーダーの受注会を行う。同ブランドは伝統的なグッドイヤー製法や、職人の手仕事によるシューズへの着色技法に定評がある。今回は伊勢丹新宿店限定スタイルを5型用意する他、マヨルカ島から来日した職人のデモンストレーションも3日と6日の2日間行われる。世界で1足の、本格シューズをオーダーできる機会となりそうだ。また、3周年を記念して登場する限定品にも注目したい。トーガ(TOGA)のシューズライン、トーガ プルラ シュー(TOGA PULLA SHOE)からは、この秋冬も継続してトレンドとなりそうなファーの中敷が心地よいモードなサンダル(4万5,000円)が登場。ソックスと合わせて、この秋冬に楽しみたい。アグ オーストラリア(UGG(R)Australia)からは、ホリデーコレクションが登場。サテンをベースにしたレースが全体にデザインされたブーツ(2万6,000円)は、パーティシーズンの足元にもオススメしたい。もちろん、内側はシープスキンだから、冬のお出かけにも心強い。ナンバートゥエンティワン(NUMBER TWENTY-ONE)からは、今シーズンのトレンドファッションと相性のいいフリンジを使ったシューズが登場。アンクル部分にフリンジを装飾したショートブーツ(1万9,000円)、アッパー部分にフリンジをデザインしたポインテッドトゥのフラットシューズ(1万8,000円)は、共にスポーティーなソールを採用しているのでトレンドと歩きやすさを備えたアイテムだ。3周年を迎える11月3日から10日までは、伊勢丹新宿店各フロアでイギリスの暮らしやファッションにフォーカスした「英国ウィーク」を開催。婦人靴フロアでも、15年秋冬ロンドンコレクションで注目を集めたハンター(HUNTER)のコレクションライン「ガロッシュシリーズ」を国内先行販売する。ハンターらしいラバー素材ながらも、チャンキーヒールにアンクルベルトをプラスした、モード感たっぷりのシューズを披露する。また、同時期11月3日から10日は、エレガントなラインで女性の脚を美しく演出するジャンヴィト ロッシのポップアップショップも同フロアで展開される。16年春夏コレクションを先行発売し、サイド部分がクリア素材のモノトーンパンプス(8万9,000円)や、オレンジ、イエローなどのブライトカラーが眩しいパンプス(7万9,000円)がラインアップされる。
2015年11月02日伊勢丹新宿店は、11月3日から10日まで伊藤園と協業し、“緑茶”を通じて新しいライフスタイルを提案するイベント「Green Tea Party」を同店本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5、キッチンダイニング/テイストオブドリンク、地下2階ビューティアポセカリーで開催する。同イベントの趣旨は、日本のモノづくりを広く国内外へ発信する三越伊勢丹のキャンペーン「ジャパン センセィズ(JAPAN SENSES)」の取組みと、「緑茶の新しい価値」を創造し続けている伊藤園が共同で開催することによって、国内外へ日本の伝統文化である緑茶の魅力を伝えるというもの。また、女性の視点を取り入れた新たなコミュニケーションスタイルの需要拡大と、魅力的な売り場の創造を推進したいという、伊勢丹と伊藤園の目的も合致し、両社で合計15名の女性社員によって企画されたという。イベントでは4つのテーマ「かざる」、「あそぶ」、「おくる」、「あじわう」が設定され、“新しい緑茶との出会い”を発信する。「かざる」では、緑茶を楽しむパーティーシーンのテーブルコーディネートを紹介。「お茶を楽しむ新しいテーブルスタイル」として、料理研究家の宮澤奈々を迎え、伊藤園の緑茶と洋食器との和洋折衷なテーブルコーディネートを提案する。「あそぶ」では、会場に“ITOEN TEA BAR”を特設し、ティーソムリエの加藤裕による伊藤園のお茶をベースとしたアレンジティー(ブレンドティー各種700円から)と、それに合わせるお茶菓子を提供する。また、種類・グラスの違いによる飲み比べも実施。さらに会期中には、緑茶テイスティングセミナーも実施、緑茶の新しい飲み方も発信していく。同イベントのために用意したという茶を、伊藤園の茶師やティーテイスターが品種、産地、製法、温度などによる味わいの違いを説明しながら来店客に提供、それぞれの茶の繊細な特長を引き出すため、リーデル(RIEDEL)のグラスが使用されるという。「おくる」では、プチギフトや自分へのご褒美に最適なギフトセット「Green Tea Party スペシャルギフトセット」(伊藤園ティーバッグ10袋・ドライフルーツ1種/2,250円)を販売。これは緑茶にドライフルーツを入れて味わうという、お茶の新しい飲み方を提案するギフトで、苦みと甘みのマリアージュを楽しめ飲み終えた後のドライフルーツまで堪能出来る新感覚のお茶セットになっている。「あじわう」では、同店地下2階ビューティアポセカリーにおいて、伊藤園の抹茶を使用したグルテンフリーのシンプルな米粉の抹茶サブレ(1,300円)、ほろ苦い抹茶にカシューナッツの旨みでマイルドさを加えた米粉のグラノーラサブレ(1,500円)などが販売される。
2015年11月01日朝晩の冷え込みがぐっと増し、そろそろ冬の寒さに備えニットやアウターを新調したいと思う頃ではないだろうか。伊勢丹新宿本店2階のアーバンクローゼットでは、時を超えて愛される永遠の定番スタイル「タイムレスワードローブ」をテーマに、この冬はエターナルなキャメルカラーにチェック柄を取り入れたスタイルを提案。昨今では“ノームコア”なスタイルが注目されているが、秋冬は一見シンプルでありながらも、素材やシルエットバランスにこだわったアイテムが多く市場に出そろった。アイテムごとのこだわりポイントを紐解きながら、同店おすすめルックをいくつか紹介していきたい。■アウターでチェックすべきはチェスターコートレディ フォア ザ ウィークエンド(Ready for the Weekend/以下、RFW)のロングチェスターコート(6万9,000円)は、肩のラインをきっちり整えてダブル仕立てにし、きちんとしたフォルムでありながら、着心地と軽さを追求したオールジャパンメイドの一着。中空糸を使っているため軽く、空気を含んだ素材は非常に暖か。チェックのジャガードニット(1万6,000円/RFW)とシャギーウールのサーキュラースカート(2万3,000円/RFW)に合わせれば、キャメル色で統一した柔らかなスタイルが楽しめる。世界でも有数の毛織物産地として知られる愛知県・尾州の機屋で織られたニードルパンチのチェスターコート(7万3,000円/RFW)は、裏打ちで袖先や裾にチェック柄を浮かび上がらせたのが特徴で、その個性的な素材に魅せられる。Coohem(コーヘン)も手掛ける山形のニットメーカー米富繊維とコラボレーションしたRFWのニットラインでは、チェック柄を編地で表現したタートルニット(3万3,000円/RFW)を組み合わせ、ウールジャージーのワイドなマリンパンツ(2万6,000円/RFW)はキャメルを選んで女性らしさをプラス。メンズライクな千鳥格子のチェスターコート(3万9,000円/MUNICH)には、上質なカシミヤ素材のレタリングニット(6万4,000円/BIR DSOF PARADIS )と同じくカシミヤ素材のイージーパンツ(1万9,000円/RFW)をコーディネートして、素材感にこだわった大人のリラックススタイルに。きれいめとカジュアルを融合した高度なルックには、ニット帽やスニーカーでスポーティーなエッセンスを加えたい。■冬のきちんとスタイルこそ、シルエットにこだわりをオフィススタイルにトレンド感をプラスするなら、エリン(ELIN)のグレンチェックのセットアップがおすすめ。ジャケット(6万3,000円)は肩に施した切り替えで袖をふんわりさせ、軽快な着丈設定に。8分丈のバギーパンツ(4万1,000円)と柔らかなブラウス(2万1,000円/SACRA)を組み合わせて、メンズっぽさを打ち消した新しいセットアップスタイルが叶う。これにRFWと山形のニットメーカー、奥山メリヤスがコラボレーションした、ざっくり編みのニットマフラー(1万2,000円)をプラスすると、ほどよい抜け感を演出できる。山形のニットメーカー米富繊維による、製品染めを行った高級感溢れるカシミヤのタートルネックニット(3万3,000円/RFW)には、裾フリルの千鳥格子柄タイトスカート(2万7,000円/TOKYO DRESS×RFW)をコーディネートして、女性らしいメリハリバランスを楽しみたい。ボリューミーなファーストールを纏えばよりラグジュアリーに引き立ち、リッチなお出掛けスタイルへと昇華する。■オフのカジュアルスタイルは素材使いで新鮮さをアピールともするとシンプルになりすぎてしまうオフスタイルは、素材選びがキーポイントに。リタジーンズトーキョーとRFWのWネーム「RITA JEANS TOKYO.×RFW」のGジャン(3万6,000円)は、裏側がボア素材になった暖かなつくり。インにはフランク&アイリーン(Frank&Eileen)の格子チェックシャツ(2万9,000円)を合わせ、フェイクレザーのプリーツスカート(2万6,000円/RFW)はキャメルをセレクトしてハードすぎない印象に仕上げるのがいい。柄や色、異素材使いで、ぐっと今年らしい表情となる。袖を通したときに初めて分かる、素材の良さやシルエットバランス。見た目の可愛さだけに捕われず、一枚の洋服が物語る要素を汲み取って、この冬のコーディネートを楽しんでみてはいかがだろうか。
2015年10月30日「年商1000億円に向けて」とニュースに見出しが踊った10月14日の銀座三越のリモデルグランドオープン。2010年の増床リモデルから5年が経過し、売上は当時の約600億円から750億円へと拡大。インバウンドの増加とともに、2020年に向けて周辺は大型商業施設のオープンも続々と控えている。街自体が大きく変化しつつあり、1,000億円は夢の数字ではなく実現可能な目標となった。三越伊勢丹ホールディングスの大西洋・代表取締役社長が集まった記者たちに「1,000億円は視野に入った」と語った、銀座三越グランドオープン時の会見インタビュー全文。―まず、今回のリモデルに関しての感想はいかがでしょうか?大西:リモデルというのはスポット的に行うというよりも、お客様の変化に対してお応えできているかが全てです。5年前のリモデルで大きな課題だった婦人服の売上が厳しかったことで、結果的に食品のシェアが大きくなってしまいました。今回のリモデルでは婦人服の独自性や編集ショップの強化が課題でしたが、正直、まだ道半ばと言わざるを得ません。この銀座の街で独自性を出していくには、ブランドに頼らない、婦人服の本当の編集平場をもっと作らないといけないと思っています。―その課題とは具体的にどういう部分でしょうか?大西:今回の課題は、5年前に増床した東側4階で大きなブランドを集積して効率が非常に悪かったという部分をどうするか、ということでした。結果的に、その修正がブランドの入れ替わりになってしまったということは否めません。そこは思い切って編集にするとか、本館の3、4階(の自主編集売り場)があるなかで、もう少し自分たちでMDを構成するべきではなかったか、という反省点はあります。―伊勢丹新宿店でできている“独自性”がなぜ、銀座店で実現するのが難しいのでしょうか?大西:難しい質問ですね。お客様のテイストが違うことも事実です。今は商品統括部が横串で通っており、バイヤーがMDを統括しているので、新宿店でやったことを銀座店でということは可能なはずですが、この2年で実施した組織の変更がまだ十分に機能しきれていないということと、後は、ブランドの入れ替えではなく、“独自性”を持ったMDをまず優先して店づくりを行うという強い意志が十分に発揮されていないということだと思います。―自主編集に関して、全体のどのくらいの売上シェアを目標としているのでしょうか?大西:会社全体では仕入構造改革を含めて中期的に25%を目標にしています。ただ、銀座店と新宿店はこれを上回らないといけないと思っています。銀座店では、新館4階のラグジュアリーと本館平場MDの精度向上をどのように行っていくかが鍵だと思っています。―今回のリモデルによって売上はどの程度増加を見込んでいますか?大西:私は5年前に銀座4丁目の角でこの店を構えたら最低1,000億円はやらなければダメだと言いました。当時の店長、統括部長にそれは無理だと言われましたが、今やそれは実現可能な目標となりつつあります。8階にオープンする空港型免税店の売上は公表していませんが、それを含めると現在800億円強は目指せるので、将来的には1,000億円が視野に入ってきていると思います。―2020年に向けて銀座の街が大きく変化してきていますが、その中で銀座三越が目指す方向性は何でしょうか?大西:銀座の街自体が大きく変化しています。以前の銀座は良い意味で整備されて「世界の銀座」と評価されましたが、今は良い意味で多様性のある街になりつつあります。この店を中心に晴海通りの東西の街並みは全然違います。その中心で商売をさせていただいているからには、当社の強みを発揮していかなければいけないと思っています。銀座の街にどう影響を与えるかということも重要ですが、新しいお客様に来ていかなければならないと思っています。ご来店いただいているお客様は年間2,000万人いらっしゃいますが、売上は1,000億円にも満たないということが課題ですので、ご来店いただいたお客様に対して本当に一対一のおもてなしをして、買い回りしていただける環境を作ることが重要だと考えています。―新しいお客様というのはどの層でしょうか?大西:この数年、特に都内東部、湾岸エリアにお住まいの比較的若いファミリーのお客様が増えていますが、銀座は本来商圏が広い場所なので、都内西部のお客様にも来ていただける店作りをと考えています。―今後さらに銀座は来街者が増えることが予想されますが、入店客数はどのくらいの伸びを見込んでいらっしゃいますか?大西:銀座店の店舗面積(約37,000平米)なので、現在の2,000万人を3,000万人にとは考えていません。それよりも一人あたりの購買額を増やすことの方が重要だと思います。婦人服が弱いため、食品のバランスが高くなり、どうしても客単価が下がってしまいます。もっとファッションを打ち出す店にすべきだと考えています。―今回のリモデルにおける外国人観光客に向けての対応はございますか?大西:外国人観光客だけということではなく、対象とするお客さまの関心度を分析して店作りをしなければならないと考えています。現状この店の外国人のお客様の売上は20%を超えており、そのお客様に対応したMD構成にしていきますが、一方的にそちらに向かって対応を進めていくと言うことではありません。そういう意味で、今回のリモデルでは外国人のお客様に関しては、年内にオープンを予定している空港型免税店で対応していきたいと考えていますが、決して外国人のお客様向けの店づくりを進めるわけではありません。―来春にはロッテも市中免税出店というニュースもあり、今後、市中免税店は増えていくと思いますが、市中免税店での三越伊勢丹らしさはどう打ち出していく方針でしょうか?大西:大きな括りの中でラグジュアリーや化粧品というのはありますが、我々らしさということでは「ジャパンプレミアム」をしっかりブランディングしていきたいと思っています。8階の市中免税店は、その初めてのお披露目となる予定なので、我々にしかできない日本の良いモノをどれだけプレゼンテーション出来て、評価いただけるかがロッテさんなど他の市中免税店との差別化になっていくかと思います。Text:野田達哉
2015年10月29日ミナ ペルホネン(mina perhonen)デザイナー、皆川明がデザインを手掛けた、イタリア・フィレンツェの名釜リチャード ジノリ(Richard Ginori)の限定コレクション「Bee White」が、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージに登場。11月2日までプロモーションを展開する。皆川とリチャード ジノリのコラボレーションは今回で2度目となり、本コレクションでは美しい白磁に、自由で伸びやかなタッチで描いた鳥や花、蝶が踊る世界を表現。タイトルの「Bee White」とは、モチーフのひとつであるミツバチ「Bee」と白磁「White Porcelain」、そして“さい先が良いこと”を示す英語の表現「Bee white」をかけたものだ。1920から1930年代にかけ、リチャード ジノリはイタリアンモダンデザインの巨匠ジオ・ポンティがアートディレクターを務めた。本コレクションの制作にあたり本国のアトリエを訪れた皆川は、ジオ・ポンティが手掛けたコレクションとの出合いをきっかけに、6つのモチーフを制作。その洗練されたクリエーションに、皆川ならではの瑞々しい描写を落とし込んで現代的に昇華させた。皆川は、幸せのメッセージを運ぶ鳥が自由に食器の中を飛び回る“Letter bird”が、特にお気に入りだという。コレクションアイテムはプレートやボウル、ポットにカップといった多岐にわたるラインアップで、“Letter bird”を刺繍したリネン素材のランチョンマット(4,500円)やコースター(1,500円)などもそろえている。プロモーションスペースでは本国の工房風景を再現し、職人たちのサインが入った作業着も飾られている。「今回工房を訪れ、職人たちのものづくりにおける目標値の高さを知り、ストイックな管理のもとで280年もの伝統を守っているのだと痛感した。これだけの歴史がありながら工房では若い職人がとても自由でフレキシブルにものづくりをしており、ただクラシックというのではなく、柄の配置ひとつを取っても調和がよく取れているのはそのせいだなと思いました。食器を形作るマルチェロ、柄をつけていくフランチェスコ、食器に置かれた柄に色付けしていくジョバンニ、この3人が三位一体となって、僕の図案を食器へ落とし込んでいってくれた。今回は日本人である自分の図柄と、イタリアの伝統的なジノリのミックスが最大の魅力だと思うので、ジノリだからイタリアンというのではなく、和食にも合うので自由に組み合わせを楽しんでもらえたら」と皆川はコメントする。
2015年10月28日伊勢丹新宿店では、10月14日から27日まで、スコットランド出身のデザイナーでアーティストのドナ・ウィルソン(Donna Wilson)のグッズをそろえたポップアップショップを同店本館5Fリビング・インテリアフロアにオープンしている。25日には来日記念としてワークショップが開催された。ドナ・ウィルソンはスコットランド出身で、現在はロンドンを拠点に活動中。ニットのぬいぐるみやファッションアイテム、家具、インテリア小物などの幅広いグッズを手掛けているほか、美術館や公共施設では数々のインスタレーション作品も発表している。また、「エルデコ・ブリティッシュデザインアワード2010 デザイナーオブザイヤー」をはじめとする受賞歴があり、パリやNY、東京などの各国主要都市で個展を開催することもしばしばだ。そんな華やかな経歴を持つアーティストのグッズがそろうショップとあって、同フロアにはイベント初日から多くのファンが足を運び、賑わいをみせている。会場で販売されているグッズは、ニット帽、マフラー、クッションなど。贈り物としても自分用としても購入したくなるものばかりだ。また、10月21日から27日にかけては、同フロアの一角「アート&フレーム」で、ドナの原画や版画を購入できる来日展も開催。原画や版画を展開し、買い物客たちは思わず足を止めて楽しそうな表情を浮かべ、売り場にはいつもに増して穏やかな空気が流れている。さらに25日には、来日中のドナ・ウィルソン本人と一緒に人形を作ることができるワークショップが開催された。会場に用意されたのは、「Make your own Monster(あなただけのモンスターを作ろう)」との魅力的な名前を持つ手作りキット。中に入っているフェルトのパーツを自在に組み合わせ、参加者一人ひとりが思いのままに自分だけのモンスターを作ることができるのだ。もちろん、ワークショップではドナ自身もモンスター作りを楽しみ、参加者たちとのおしゃべりをたっぷり楽しんでいた様子。そこで、イベント終了後のドナをつかまえ、インタビューを試みることに。―今日のワークショップ、楽しかったですか。ドナ「ええ、とっても。最近はeメールでクライアントとやりとりすることばかりだったから、私にとっても久しぶりの裁縫だったの」―久しぶりに手作りしてみて、改めてものづくりの楽しさを実感されましたか。ドナ「その通りよ。私、想像力が枯渇してくるといつも旅に出て、旅先で得た経験や新しい感情を作品に落とし込んでいるんだけど、今回のワークショップでもいい刺激をもらえたわ。それに、日本で過ごしている時間そのものが、創作の源になっているなと感じているの」―今回は日本には10日間滞在なさるそうですね。これまでに訪れた場所で思い出に残っているのはどこですか。ドナ「なんといっても尾瀬ね。自然がすごく美しかったのよ。私が育ったスコットランドも美しい自然にあふれた土地だけど、緑豊かな自然って、私にとって大きな創作源だと思うの」―ところで、今回のイベント会場となったフロアでは、クリスマスの準備も始まっています。ドナは今年のクリスマスをどのように過ごす予定ですか。ドナ「大好きな家族みんなで楽しい時間を過ごすつもりよ。私のふるさと、そして旦那のふるさとの両方を訪れたいと思っているの。アイスランドでオーロラを見るという計画もあるのよ」―それは楽しみですね。ドナ「ええ、とっても。日本のみんなにもすてきなクリスマスを楽しんでほしいと思っているわ。私、日本の文化も日本人も大好きなの。みんなとってもフレンドリーで、どこに行っても親切におもてなししてくれるから、毎日幸せな気持ちで過ごせているわ」―では、最後に、大好きな日本のファンにメッセージをいただけますか。ドナ「今年のクリスマスは大切な人たちと一緒にhappy& creativeに過ごしてはいかが。それから、これからも新しい作品をどんどん発表する予定だから、どうぞ楽しみにしていてね。今後はライフスタイル系のアイテムもたくさん出していく計画があるから、お部屋の温かな雰囲気作りにも役立ててくれたら嬉しいわ」インタビューが進むほどにその作品に込められた想いを語ってくれるドナ。そのピュアさがあるからこそ、作品の一つひとつが、どこまでもやさしい表情に満ちているに違いない。
2015年10月26日伊勢丹新宿店メンズ館では、10月28日から11月10日まで、日本を代表する靴デザイナーからファクトリーブランド、ビスポークブランドの靴を一同に紹介するイベント「JAPAN靴博2015」を同館1階紳士靴売り場で開催する。「JAPAN靴博2015」は、三越伊勢丹で開催されている「JAPAN SENSES」の一環として行われるもの。「JAPAN SENSES」とは、日本のモノづくりや素材、伝統、技術を活かしつつ、現代においても新鮮な価値を感じさせるモノ・コトを紹介するキャンペーンだ。ミハラヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)からは、三原康裕が最も好んでいるノルベジェーゼ製法で仕上げたシューズが登場するほか、ヒロシツボウチ(HIROSHI TSUBOUCHI)は、グラムロックとトラッドを融合させた“グラムトラッド”なシューズを用意。ペルフェット(PERFETTO)は、三種の素材を用いた個性派シューズ、エントアン(ENTOAN)は、硬い毛羽立った素材を全面的にあしらったシューズを紹介する。ジョリ(JOLI)は、爪先、踵、ヒールに蒔絵師による漆加工が施し、ビブリオテック(bibliotek)は、バウハウスとロシア構成主義がテーマ、マコトタグチ(makoto taguchi)は、靴を構成する要素を極端にデフォルメしたシューズ、吉見鉄平と康澤民(こうさわみ)のクラシックなスパッツシューズなどの復刻版も展開する。オーツカ(Otsuka)シンス1872は、ボディに漆塗りと金箔を施し、ユニオンインペリアル(UNION IMPERIAL)は、ウシ科のクーズー(KUDU)という動物の革を約1年間タンニンで鞣した素材を用いたシューズ、マドラス(MADRAS)は、イタリアンレザーを用いて手仕事で仕上げたシューズ、リーガル(REGAL)は、マスターピースのローファーとレギュラーでは使えないベジタン革などを紹介する。
2015年10月25日インターナショナル・ウールマーク・プライズ(International Woolmark Prize、IWP)14-15メンズウエアファイナルで最優秀賞を受賞したパブリックスクール(PUBLIC SCHOOL)が、10月28日から11月10日まで伊勢丹メンズ館2階のプロモーションスペースにポップアップショップをオープンする。パブリックスクールは、08年にダオ・イ・チョとマックスウェル・オズボーンが立ち上げたニューヨーク発のメンズブランド。13年にはCFDAファッションデザイナーのスワロフスキー賞メンズウエア部門で優勝。15AWシーズンには、トゥミ(TUMI)とのコラボレーションバッグを発表した。同ブランドについて、パブリックスクールが優勝したインターナショナル・ウールマーク・プライズの審査員も務めたデザイナーのポール・スミスは「アイテムの多くはフルファッションで、スポーツウエアとして体の形にフィットし、メジャーなスポーツウェアブランドでも採用できる」とコメントしている。今回のポップアップは、伊勢丹メンズ館の担当部長も同アワードの審査員を務めていたことから実現した。会場では、パブリックスクールのカプセルコレクションを国内では同店限定で展開する。また、11月1日の14時から16時まではデザイナーのダオ・イ・チョとマックスウェル・オズボーンが来店し、クリエーションリソースでもあるヒップホップのDJパフォーマンスや接客販売を行う。
2015年10月23日現在開催中のポップアップショプに合わせ、デザイナーでアーティストのドナ・ウィルソンが来日。10月25日に伊勢丹新宿本店5階のリビングルーム/インテリアにてワークショップ「ドナ・ウィルソンと一緒に人形を作ろう」を実施する。ニットのぬいぐるみ、セーターやマフラーといったファッションアイテム、家具やインテリア小物などで知られるドナ・ウィルソンのポップアップショプが、10月27日まで伊勢丹新宿本店5階のリビングルーム/インテリアにてオープンしている。人形やマフラーなどのファッション小物などを中心に展開する中、10月25日には来日したドナ・ウィルソンと一緒にオリジナルの人形を作るワークショップイベントを開催。子供から大人までファンの多いブランドの、デザイナー本人と一緒にぬいぐるみが作れる貴重な機会となっている。持ち物は「はさみ・針・お好みの糸」のみで、所要時間は1時間ほど。定員となり次第申し込み受付終了となる。【イベント情報】「ドナ・ウィルソンと一緒に人形を作ろう」会場:伊勢丹新宿本店5階 リビングルーム/インテリア住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:10月25日時間:16:10~(約1時間)会費:4,900円
2015年10月22日Perfumeと伊勢丹新宿店が10月28日から11月2日まで、今春に続き2度目のコラボレーションイベント「Perfume×ISETAN Pick Me Up vol.2 」を行う。今回は伊勢丹新宿店に加え、メンバーの故郷である広島三越やジェイアール京都伊勢丹、イセタン羽田ストア、伊勢丹立川店など5店舗で同企画を展開する。今回もテーマは“JAPAN NEW POWER”。デジタルテクニックを使ったアーティスティックな表現で世界各国から熱い視線を集めるPerfumeと、日本のおもてなしというアナログな力を強みにする伊勢丹が、デジタル×アナログで導き出した4つのキーワードで洋服からカフェメニューまで、様々なアイテムを提案する。最初のキーワードは「FASHION」。同店本館2階=TOKYO解放区を拠点に、イラストレーターSHOGO SEKINEとグラフィックアーティストYOSHIROTTENがPerfumeの3人をイメージして制作したイラストやグラフィックをデザインしたTシャツ(7,000円)やトートバッグ(3,000円)を展開。また、これまでPerfumeのライブ会場などで販売されてきたアーティストグッズやライブグッズの一部も販売する。続いては、Perfumeのアイコンとも言える「HIGH HEEL」。今年春のコラボレーション企画で誕生した『Perfumeダンスヒール』に秋冬の新色グレースエードとピンクスエード(各1万9,000円)が登場。メンバー達が何度も試作品に足を入れてアイデアを出して完成したハイヒールは、サイズ展開が21センチから26センチと豊富なのも嬉しいところ。こちらは同店本館2階=婦人靴で販売される。3つ目のキーワードは「映画」。10月31日から公開されるPerfume初のドキュメンタリー映画『WE ARE Perfume』と連動し、同作品をテーマにしたフォトスポットが同店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区に登場する。4つめのキーワードは「CAFE」。大の伊勢丹好きを公表するメンバーも訪れるという同店本館3階のローズベーカリーではハイヒールをモチーフにしたショートブレッドが登場。また、スパークリングワイン『MARTINI』を使った甘いPerfume(香り)のするピンク色のカクテルが同店本館2階=ザ・スタンドと同3階=ビストロカフェ レディース アンド ジェントルマンで味わえる。メンバーのリクエストから実現したというライブやフェスに行く時のスタイリングをPerfumeグッズと同店で展開されるファッションブランドのアイテムとミックスして紹介するなど、6日間限定の特別な体験となりそうだ。
2015年10月22日エルメス(Hermes)のメンズの世界観を堪能できる期間限定ブティックが伊勢丹新宿店メンズ館1階にオープンした。同ブティックでは、今年9月にオープンしたウェブサイト「Le MANifested’ Hermes」内で展開されるストーリーになぞらえて、メンズのプレタポルテに加え、シューズ、バッグ、レザー製品、スカーフ、ネクタイなどが会する。期間は11月2日まで。会場内は5つのコーナーに分かれており、各ファサードに、ジャン・コクトー、スティーヴィー・ワンダー、アリストテレスなどの言葉と共にメンズアイテムが展開される。エルメス メンズ・ユニバースのアーティステックデザイナー、ヴェロニク・ニシャニアンがディレクションした前述のサイト内で紹介されるアウター、ニット、パンツ、アクセサリーも並ぶ。特にメンズシューズは、ドレスシューズ、スリッポン、アンクルブーツ、スニーカーなどと豊富なラインアップで迎える。ここで耳にしたエルメスを物語るエピソードがある。店頭で目に留まった「H」の文字がバックルになったベルト。バックル部分には、手仕事と思われる彫りが施されている。同メゾンの担当者は「このバックルはサハラ砂漠の遊牧民であるトゥアレグ族の手仕事によるものです。エルメスでは時折、職人達のチームで、世界各国の技に出会うための旅に出ています。彼らとはその旅で出会いました。エルメスが彼らの彫りを使ったアイテムを毎シーズンつくることで、彼らは定期的な収入を得ることが可能になります。出会いがものをつくるというエルメスの精神から、廃れてしまうかもしれない技術をボランティアではなく、ビジネスで支えるのがエルメスのスタイルです」と語る。今回の期間限定ブティックの展開に際し、伊勢丹メンズ館の正面玄関にはアイルランドのアーティスト、リチャード・ゴーマンによるエルメスのウィンドウが登場し、今回のために制作された2メートルを越える和紙の作品が展示される。同氏は、エルメス15年秋冬のプレタポルテに登場する「Squeeze」の柄を手掛けている縁のあるアーティスト。また、同氏と今回の作品を制作した福井にある越前和紙の工房との親交は二十数年来に渡るという。同じく21日からは三越伊勢丹が日本のよいもの、よいことを伝えていくキャンペーン「ジャパンセンスィズ(JAPAN SENSES)」を全社展開しており、このメッセージとも共鳴した形だ。確かな技と哲学に裏打ちされたクリエーションは、国境を越えて響き合うことを教えてくれる場とも言えるだろう。本気でクリエーションに向きあうエルメスだが、印象は軽やか。ウェブサイトと合わせて楽しむことで、エルメスというメゾンが持つ精神を知る機会となりそうだ。なお、10月29日から11月17日まで、エルメス銀座店1階でも同じ世界観を表現するブティックが登場予定。
2015年10月21日伊勢丹新宿店は、10月21日、内藤ルネの功績とその魅力を紹介するイベント「Roots of Kawaii 『内藤ルネ』~過去現在そして未来へ~」を同店本館地下2階から6階でスタートした。同日、同展を記念して開催されたオープニングセレモニーでは、内藤ルネと交友関係があったというコシノジュンコをはじめ、桐谷美玲がゲストとして出席した。“Roots of Kawaii(カワイイ)”として知られるイラストレーター・内藤ルネ(1932~2007)は、ガールズポップカルチャーという“Kawaii文化”を日本で確立し、当時の少女たちに、自由や平等という価値観や、積極的な生き方をイラストによって具現化した。今回、6階催物会場では、同氏の創作初期から晩年までのイラスト原画、デザイン原画のほか約200点の資料が展示される。また、当時の出版物や写真、ブームとなったグッズ類、若手クリエーターたちによるオマージュ作品も公開されている。更に、イートインコーナーとして果物専門店の新宿高野と伊勢丹新宿、ルネがトリプルコラボレーションした期間限定パフェショップ「ルネ パーラー(RUNE PARLOUR)」が特設。ここでは、ルネの好物であったというフルーツパフェ(イチゴ、マンゴー、マスクメロン、リンゴ、洋ナシ/各2,400円)を堪能することができる。1階ザ・ステージでは、ルネに大きく影響を受けたという京都在住のイラストレーター・ナカムラユキと協業し、仮想空間“内藤ルネの部屋”が登場。京友禅のミーヴ(meib)の引染ポーチ(1万円)、京都三条に店を構えるアクセサリーショップのネイクローズ(naeclose)のヘッドドレス(5万8,000円)、パーティバッグ(5万4,000円)などを展開する。2階TOKYO解放区では、「どこかで見た景色」をテーマに、“花とギター”でルネの世界観表現したワンピース、スカート、スカーフの他、ギター型のクラッチバッグを販売。その他にも同店本館各フロアでは、ルネの魅力をフィーチャーしたアイテムや、世界観を反映したアイテムが紹介されている。同日、報道陣向けの同展オープニングセレモニーに出席したコシノは、「(今回開催されるルネ展では)何度も“カワイイ”と言ってしまいました。ルネさんは50年代のモダンでチャーミング、キュートなスタイルのイメージをしっかりと残されてます。当時はルネさんも私も伊勢丹新宿に憧れがあり、今そんな場所で展覧会ができるいうことはとても素敵なことで、ルネさんがいらっしゃったらどんなに喜んだことでしょう」と語った。また、三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は、「日本で評価されているものを積極的に進めていく取組みとして、今回の企画のような“Kawaii”は、外国の方の五感にもフィットするということで実施するに至った。今後もこのような企画は、日本にしかできない“クールジャパン”として、一過性に終わらせずにグローバルコンテンツの一環として継続していきたい」と話した。【イベント情報】「Roots of Kawaii 『内藤ルネ』展 ~過去現在そして未来へ~」会場:伊勢丹新宿店本館地下2階~6階(6階催物会場は、26日午後6時まで)住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:10月21日~27日(6階催物会場は、26日午後6時まで)時間:10:30~20:00※入場は各日ともに閉場の30分前まで本館6階内藤ルネ展覧会場入場料:一般・大学生 税込1000円、高校生・中学生 税込800円、小学生以下無料
2015年10月21日女優・モデルの桐谷美玲とファッションデザイナーのコシノジュンコが10月21日(水)、伊勢丹新宿店で行われた「Root of Kawaii 『内藤ルネ展』」のオープニングセレモニーに出席した。伊勢丹新宿では、今や世界中に広がる日本独自の「Kawaii」文化の原型を作り出したアーティスト、内藤ルネのイラスト原画やデザイン原画を公開するほか、地下2階から6階までの各フロアにて、内藤ルネの世界観を表現した商品を展開する。内藤さんの生前、親交があったというコシノさんは「ルネさんの作品は、今の子どもたちにとっても憧れのひとつのスタイルとして残されたと思います。展覧会を見ていたら、『わ、可愛い』という言葉を何回も言ってしまいました。当時から新宿伊勢丹に憧れがあって、ルネさんたちと歩き回っていたこの場所で、このような大胆な展覧会ができるということがとても素敵なことだな、と思います。内藤ルネさんが生きていらっしゃったら、どれだけ喜んだんでしょう」とエピソードを交え、思いのこもった挨拶を行った。内藤さんの描いたルネガールの特徴でもある「デフォルメした大きな目」や「小顔」のイメージにピッタリとも言える桐谷さんは、この日レトロな衣装とヘアメイクで登場。「コシノ先生に『ルネガールみたいね』と言っていただけてとても嬉しかった」と微笑んだ。さらに展覧会の見どころについて、「現代にも通づるファッションやヘアメイクで、女の子の理想像がここにあるな、と感じました。可愛いの中にもレトロやキュート、モード、いろいろな種類があるんだな、ということを再認識することができました。可愛いに浸ってもらえたらと思います」と語った。「夢をあきらめないで」という副題がついた今回の展覧会にちなみ、自身の夢を聞かれた桐谷さんは「アラームをかけずに3日間くらい寝ることです」と、映画やドラマで多忙な彼女ならでは、といった回答で会場の笑いを誘った。「Roots of Kawaii『内藤ルネ展』~夢をあきらめないで~」は10月21日(水)~26日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2015年10月21日ファッションヘッドラインでも「ムーン・リーの週間12星座×ファッション占い」を連載中(毎週月曜更新)の西洋占星術師、ムーン・リーの著書『大人の恋愛と宿命 最強開運BOOK』が主婦の友社より発売された。同書籍は、ムーン・リーがのべ1万人以上のカウンセリングや研究データから導き出した恋愛運アップの方法を伝授する。ムーン・リーによると、幸せを呼びこむには12星座による恋愛運命を知ることが第1歩。「基本の恋愛運命」がわかる太陽星座、「恋愛アピール力」がわかる金星星座、「運命の人がわかる」火星星座の3つの星から、自分の本当の魅力や運命の人を知ることができる。気になる彼へのアプローチ法も、相手の星座別で網羅。恋愛運アップに繋がる星座別の「こんなときどうする?」がわかるミニコラムも掲載。西洋占星術だけでなく風水も用い、開運の香りやファッションアイテムなども紹介している。また、10月24日に伊勢丹新宿店本館地下2階=ビューティアポセカリーパーク/プロモーションにて、オーストリアのナチュラルコスメブランド「マリアス」のトークイベントに登壇予定。ムーン・リー本人が同ブランドの商品の魅力と、12星座別の商品の選び方に加え、本書の魅力について紹介する貴重な機会だ。【イベント情報】<マリアス> × ムーン・リー氏 占いイベント会場:伊勢丹新宿店本館地下2階=ビューティアポセカリー パーク/プロモーション住所:東京都新宿区新宿3-14-1会期:10月24日時間:11時30分~、15時~(各回定員20名)入場無料(10月4日より伊勢丹新宿店ビューティアポセカリー店頭、もしくは電話で予約受付中)
2015年10月21日デンマークのインテリアプロダクトブランド・ヘイ(HAY)が10月28日から11月10日まで、伊勢丹新宿店本館5階のパーソナルルーム/プロモーションにポップアップショップ「HAY Mini Market」をオープンする。HAYは、ロルフ・ヘイ(Rolf Hay)が02年に設立し、03年にデビューしたデンマーク発のインテリアプロダクトブランド。50年代、60年代のイタリアにおける偉大な家具デザインをリスペクトしながら、世界のデザインシーンに向けた広い視野と自由な発想で、第一線で活躍するデザイナーや若手デザイナーとのデザインワークにも取り組み、北欧デザインのカテゴリーにはとどまらない新たなデザインを生み出している。今回開催されるポップアップショップ「HAY Mini Market」では、「Decoration」、「Stationary」、「Kitchen」、「Bathroom」、「Textiles」の5つのカテゴリーでプロダクトを展開する。中でも注目なのが、日本初展開となる新作ウォールモジュール「ピノラマ(PINORAMA)」シリーズ。ボード(S 2万1,600円、L 4万1,000円)、ミラー(S 4,800円、L 7,300円)、シェルフ(S/4,800円、L 8,400円)、コルクシェルフ(S 7,300円、L 9,500円)、ペンホルダー(4,800円)の5点を用意した。なお、長方形のレンガパターンのパンチングメタルのベースは2サイズを用意。カラーはダークブルー、ライトブルー、マスタード、クリーム、ワインの5色展開となっている。なお、同ポップアップショップ「HAY Mini Market」は、大阪、福岡、東京を巡回するポップアッププロジェクトの一環となるもの。今後は、11月25日より阪急うめだでオープンした後、福岡、そして再び東京でも開催される。
2015年10月21日パドカレ(pas de calais)が10月21日から27日まで、伊勢丹新宿店本館4階のコンテンポラリースタイル/ライフ&スタイルスペースにポップアップショップ「JAPAN SENSES with NATURE by pas de calais」をオープンする。同ポップアップショップは、伊勢丹新宿店本館で“ものづくりは、宝ものづくり”をテーマに開催される「JAPAN SENSES」の一環として開催されるもの。会場では、ファブリックブランド・麻世妙(majotae)とのコラボレーションアイテムを発売する。麻世妙は、古来より日本にあった大麻布を甦らせた、速乾性に優れ、保湿性が高く、強靭な上に柔らかい新素材を展開するブランド。同ポップアップショップでは、この麻世妙を用いた伊勢丹新宿店限定のワンピース1型、パンツ1型、コート3型の計5型が用意される。なお、9月30日にはパリ・マレにpas de calais Paris Le Maraisがオープン。インテリアに採用された素材やパターンは、ブランドのコレクションに使われているテキスタイルからインスピレーションを受けてセレクトされている。
2015年10月20日NY発ラグジュラリーブランド、プロエンザ スクーラー (Proenza Schouler)は10月14よりブランド初のカスタマイズバッグとなる「 PS ピン バッグ」を世界に先駆けて日本で先行発売。それを記念し、20日までポップアップストアも開催している。開催初日の朝にはデザイナーのJack McCollough (ジャック・マッコロー)氏とLazaro Hernandez(ラザロ・ヘルナンデス)氏も来場した。この「 PS ピン バッグ」をどのようにして考えたのか?と尋ねると、「女性って同じバッグでもチャームをつけたり、スカーフをつけたり、自分でパーソナライズするでしょう?そのカスタマイズ精神をデザインに落とし込んだら面白いのではという発想から生まれました」とデザイナーのひとりであるラザロ・ヘルナンデス氏は答えた。日本初のエキジビション形式のポップアップストア会場となった伊勢丹新宿店本館1F=ザ・ステージでは、チームラボ(teamLab)とコラボレーションしたインスタレーションも実施。モニターを天板にした什器にバッグを置くとその色に合わせてモニターのグラフィックや色が変化する。「チームラボの仕事はクール。遊びごころのある若々しいデザインのアクセサリーの世界観を表現する為に、彼らとアイデアを出し合って考えた」(ラザロ・ヘルナンデス氏)また、プロエンザ スクーラーを担当する伊勢丹新宿本店のインターナショナルデザイナーズ・ウエスト部門のセールスマネージャー高橋政樹氏は「今回のポップアップストアの開催はお客様への認知度向上が一番の目的」と話しており、キャッチーな商品アプローチのみならずディスプレイのこだわりにも、往来客の興味を引くに十分な仕掛けが施されている。店頭に並んでいる商品は、世界初お披露目の「 PS ピン バッグ」の他、2016年リゾートコレクションのウェア。空間デザインは天然素材と工業的な素材を対比させた20世紀のアメリカのミニマル・アートの彫刻からインスパイアされており、コンクリートとメタルに覆われたモダンな内装に仕上げられている。
2015年10月19日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)は、10月28日から、老舗トラベルケースブランドのグローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)とのコラボレーションで製作した日本限定のスーツケースを伊勢丹新宿メンズ館特設スペースで先行発売する。同スーツケースは、ハンドクラフトと職人技を尊重するブランドとして名高いアレキサンダー・マックイーンとグローブ・トロッターが、英国発祥のハイエンド、及びベストブランドを記念するイベント「英国ショッピングウィーク」に賛同して製作したもの。その特質性から数量限定でしか生産することが出来ず、世界で最もエクスクルーシブなスーツケースとして知られるグローブ・トロッター独自の製造方法が採用された。ヴァルカン・ファイバー・ボードのみで製作することで、強く耐久性を保ちながら、軽量で機能的なスーツケースに仕上げられている。スーツケース全体には、マックイーン独自の特徴であるシルバースタッズやリベットが施された。この象徴的なディティールは、カスタムメイドのシルバーハンドルや、ブラックのレザーストラップにも用いられている。また、レザーストラップには、マックイーンのバッグコレクション特有のスカルパドロック(南京錠)とブリッジが用いられた。その他、ライニングには、象徴的なブラック&ホワイトのスカルプリントを採用。ケース内の中央にはマックイーンの装飾プレートがあしらわれた。パッドロック用の鍵が2セット入ったブラックレザーのクロシェットや、レザーストラップのループには、ブランドロゴも刻まれている。同スーツケースは、「30"エクストラディープスーツケース(Extra Deep Suitcase)」(52万8,000円)と、「21"トローリーケース(Trolly Case)」(38万5,000円)の2サイズ展開。10月28日に伊勢丹新宿メンズ館で先行発売された後、11月11日より一般発売される。(一部、店舗を除く)
2015年10月18日伊勢丹新宿店は、10月21日から27日まで、ハンドバッグメーカー・バルコス(BARCOS)のオリジナルブランド・ハナアフ(Hanaa-fu)の定番シリーズ“Aries(アリエス)”と漫画『ゲゲゲの鬼太郎』がコラボレーションしたバッグを同店本館1階ハンドバッグ/ハナアフで発売する。同店で発売されるこの“鬼太郎バッグ”は、バルコスが『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターをデザインアレンジしたものがプリントされており、「ゲゲゲの鬼太郎 Ariesイタリアンカラー」(H33cm×W33cm×D1cm 4万6,000円)と、「ゲゲゲの鬼太郎 Ariesボーダー」(H41.5cm×W41.5cm×D1cm 4万8,000円)の2種類だ。会期中、同店では日本の伝統・文化・美意識が作り出す価値を再認識し、新しい価値として客に提供する取り組み「ジャパン センセィズ(JAPAN SENSES)」キャンペーンの一環で同バッグを紹介する。このバッグの素材は、鳥取県境港市で江戸時代から栽培されている「伯州綿」を使用。境港市は現在日本国内において、唯一商業ベースで100%オーガニック綿花を栽培している産地であり、同産地の綿花は、繊維が太く弾力性に富んでおり、ブランケットや赤ちゃんのおくるみなどに商品化されているという。バルコスによれば、今回のコラボレーションは『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である水木しげるが鳥取県の出身である縁があったことのほか、日本の伝統、産業、原風景を次世代に残したいという同社の強い想いがあり実現したという。今回コラボレーションするアリエスシリーズは、折り紙をコンセプトにしたデザイン、カラフルなカラー、形が変形できる楽しさのあるバッグとして、日本国内のほか、イタリア、シンガポール、香港、韓国などで販売されている。
2015年10月17日