多くのお笑い芸人たちが思わず涙したという鈴木おさむのベストセラー小説「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」(太田出版刊)が、「ウッチャンナンチャン」の内村光良によって実写映画化されることが決定!『ボクたちの交換日記』というタイトルで映画化される本作で、伊藤淳史と小出恵介がW主演を果たすことが明らかになった。主人公は、結成12年目にしていまだ鳴かず飛ばずのお笑い芸人「房総スイマーズ」。これまでコンビの将来について真剣に話すことを互いに避けてきた2人が、何とかして変わるために「交換日記」を使ってコミュニケーションを取り始める“お笑い芸人たちの青春”を描く。原作は2010年に雑誌「クイックジャパン」に連載されるや、お笑い芸人の世界を間近に知る鈴木さんだからこそ描ける青春小説として話題に。そのあまりのリアリティから多くのお笑い芸人たちの間でも「泣いた」という声が続出した。本作の映画化でメガホンを握る内村さんは「自分に最も近いお笑いの世界の話なので、その物語を映像化するにあたっては脚本作りにも時間をかけ、劇中のネタについては主演俳優の2人とも準備を繰り返してきました。みなさまに楽しんでいただける作品を目指し、日夜頑張っています!」と気合のコメントを寄せている。本作で「房総スイマーズ」の田中役を務める伊藤さんと甲本役を務める小出さんからは、「多くの人に共感してもらえるようなリアリティがある物語だと思います。夢を諦めるとか、そこにある葛藤、選んだ道の先にある悲しみや喜び、そういうところをしっかり伝えていければ良いと思います。コントで笑えて、物語で感動できる作品になると思います」(伊藤さん)、「とても良い物語で、オファーをいただいたとき、すごくやりたいと思いました。痛いぐらいリアルで、鈴木おさむさんが見てきたものの集合体なんだろうと。監督が本物のお笑い芸人さんで伝説的な方なので、監督のイメージに近づけていくことの難しさを感じながらも、楽しんで演じています」(小出さん)という2人のコメントからも、本作の撮影が順調な様子が伺える。既にクランクインを済ませている本作は、6月末にクランクアップ予定。自身もお笑い芸人たちの世界をよく知る内村監督が、自ら経験してきた“お笑い芸人たちの青春”をどのように描くのか、期待がかかる。『ボクたちの交換日記』は2013年、公開予定。■関連作品:ボクたちの交換日記 2013年公開予定
2012年05月10日『劇場版 SPEC~天~』の完成披露会見が21日に都内で行なわれ、主演の戸田恵梨香と加瀬亮、福田沙紀、神木隆之介、椎名桔平ら出演者と堤幸彦監督が登壇した。その他写真本作は、不可解な事件を扱う警視庁公安部の未詳事件特別対策係、通称:未詳(みしょう)の捜査官である当麻紗綾(とうまさや・戸田)と瀬文焚流(せぶみたける・加瀬)が、“SPEC”と呼ばれる特殊能力を悪用する犯人に立ち向かう物語。会見には、シリーズ初参加となる栗山千明、伊藤淳史、浅野ゆう子も駆けつけ、総勢9人のキャストが勢揃い。ドラマ版に続いての参加となる椎名は「破天荒なキャラクターが勢揃いした奇抜なストーリーに、これ以上どうやってエンターテイメント性を足していくのかと思ったが、さすが堤監督の無茶ぶりはすごい!」とコメント。「作品を赤字にしないSPECがほしい」と発言した堤監督は、本作を“人類の進化”をテーマにしたような映画だと説明し「みんなが同じ概念ではなく、観る人と1対1の作品」とPRした。加瀬は「ドラマの頃から『SPEC』はたいへん生意気な作品で、愛着を持ってやってきました。今回は映画という形でより多くの方に観ていただければ」。戸田は「映画『天』は、きっと点と点を繋げるまたひとつの点なんだろうと解釈しています。今までの謎が解決され、また新たな謎が生まれる。新しい魅了がひとつ加わった作品になった」と笑顔を見せた。『劇場版 SPEC~天~』4月7日(土)全国東宝系公開
2012年03月21日映画『劇場版 SPEC~天~』の完成披露試写会が3月21日(水)に都内で行われ、映画上映前に行われた記者会見に戸田恵梨香、加瀬亮、栗山千明、浅野ゆう子、伊藤淳史、竜雷太、神木隆之介、福田沙紀、椎名桔平ら主要キャスト9名と堤幸彦監督が出席した。2010年10月よりTBS系にて放送され話題となった連続ドラマの続編で、4月1日(日)に放送となるスペシャルドラマを挟んでの待望の劇場版となる。“スペック”と呼ばれる特殊能力者たちを巡る攻防、死んだはずの一(にのまえ)との宿命の対決が描かれる。劇中では左腕に三角巾を巻き化粧っ気のない姿が印象的な戸田さんだが、この日はシックな黒いドレスで登場。この日の午前中から一緒に取材を受けていた加瀬さんは、「最初に出てきたとき見違えるようでビックリしました」とその変身ぶりに驚いた様子。戸田さんは「加瀬さんに『おぉっ!』と言われ、その反応を見て私も『おぉっ!』となりました」とニッコリ。さらに仕返しとばかり、ジャケットでキメた加瀬さんについて「加瀬さんの今日の衣裳もビックリですよ。いつもは部屋着で来たのかという感じのユルい衣裳なので、今日は襟がついてて『おぉっ!』って思いました」と語り、仲の良い様子を伺わせた。だが、撮影はかなり大変だったようで、ドラマからの続投となった椎名さんも「堤監督のムチャぶりはすごかったです」とふり返るほど。加瀬さんは「神木くんが(特殊能力で)時間を止めるたびに僕らはずっと止まってなくちゃいけなくて、その中を自由に動き回る神木くんを見てたら『あぁ、時を止める能力っていいなぁ』と思いました」と過酷な撮影の一端を明かした。福田さんは自分が欲しい“スペック”を尋ねられると、「加瀬さんにイジられてもうまい具合に返せる能力がほしい」と現場での加瀬さんによる“イジメ”を告白。戸田さんからの「イジメてたんですか?」という厳しい叱責に、加瀬さんは「すいませんでした(笑)」と平謝りだった。浅野さんは若い頃から堤監督と一緒に仕事をしてきたが、今回の映画に関しては「『通行人Aの役でいいから出してほしい』とささやき続けてこの役をいただきました」と明かす。神木さんや伊藤さんと一緒の撮影のシーンが多かったが、現場では同じく50代の堤監督と、自分たちの世代にしか分からない話題で盛り上がったそうで「監督の時代に逆行する能力はすごいです」とユーモアたっぷりに堤監督を絶賛!堤監督もキャスト陣の中でスペックを持っていそうな人物として浅野さんの名を挙げ「いつまでも変わらぬお姿の秘密が知りたい」と語るなど、ぞっこんの様子だった。スペシャルドラマ「SPEC~翔~」はTBS系にて4月1日(日)21:30より放送。『劇場版 SPEC~天~』は4月7日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:劇場版 SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:ファンなら必食!戸田恵梨香も太鼓判の“SPEC餃子”が食べられるチャンスヒットメイカー堤幸彦がエンタメ性を封印!モノクロ映画『MY HOUSE』画像公開ドラマと映画を繋ぐ、戸田×加瀬主演「SPEC~翔~」早くもDVD発売決定!加瀬亮、映画への“愛”「10年前の僕と今の僕。等身大の自分から始めるしかない」戸田恵梨香インタビュー自分に素直になること。女優としての覚悟の瞬間
2012年03月21日2010年にTBSで放送され、話題を呼んだ戸田恵梨香×加瀬亮主演のサスペンスドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿」。その映画版『SPEC~天~』の公開前に今春放送されるスペシャルドラマで、連続ドラマと映画版を繋ぐ「SPEC~翔~」が放送前に早くもブルーレイ&DVDとなって発売されることが決定した。「TRICK」、「ケイゾク」など一世を風靡した刑事ドラマを手がけてきた人気監督、堤幸彦が戸田恵梨香、加瀬亮を主演に迎え、通常の能力を超越した特殊能力「SPEC」を持った犯罪者による未解決事件に立ち向かう刑事たちの姿を描いたサスペンスドラマ。放送後、公式ツイッターやホームページには、続編を望む熱い声が多く寄せられ、これに応える形で映画化、スペシャルドラマの放送が決定した。スペシャルドラマ「~翔~」では、ドラマの最終回で放送された当麻(戸田恵梨香)、瀬文(加瀬亮)、地居(城田優)の激闘から1年後を描き、最終回の謎が明らかに。さらに映画版では、当麻と瀬文のもとに舞い込んできた「ミイラ死体殺人事件」を軸に、やがて国家を揺るがしていく大事件に挑む2人の闘いが描かれる。スペシャルゲストに伊藤淳史、栗山千明、三浦貴大、でんでん、浅野ゆう子ら個性派俳優が勢ぞろいしているのも見どころ。このスペシャルドラマの詳細は一切伏せられたままだが、ここで明らかになるのは果たして?なお、今回発売されるDVD&ブルーレイには、本編に加えてTVドラマ版のダイジェスト映像や貴重なメイキング映像など、ファン垂涎の特典映像も収録されている。「SPEC~翔~」警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿ディレクターズカット版DVD&ブルーレイは4月4日(水)より発売、映画『SPEC~天~』は4月7日(土)より全国東宝系にて公開。「SPEC~翔~」警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿ディレクターズカット版[DVD]価格:4,725円(税込)「SPEC~翔~」警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿ディレクターズカット版[Blu-ray]価格:5,775円(税込)発売日:4月4日(水)発売元:TBS/販売元:TCエンタテインメント株式会社© TBS■関連作品:SPEC~天~ 2012年4月7日より全国東宝系にて公開© 2012 映画「SPEC~天」製作委員会■関連記事:加瀬亮、映画への“愛”「10年前の僕と今の僕。等身大の自分から始めるしかない」戸田恵梨香インタビュー自分に素直になること。女優としての覚悟の瞬間戸田恵梨香&加瀬亮の『SPEC』映画版に栗山千明が参戦で三角関係勃発?戸田恵梨香&加瀬亮「SPEC」映画化決定!スペシャルドラマと合わせて謎が明らかに
2012年01月26日海堂尊の人気医療ミステリー小説を伊藤敦史と仲村トオルのコンビでドラマ化した人気シリーズ第3弾「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」(仮題)が7月より放送されることが決定!おなじみのメンツに加え、小西真奈美、高橋克典ら新たなキャストの参加も明らかになった。人のいい心療内科医・田口公平と厚生労働省の変人官僚で“ロジカルモンスター”の異名を持つ白鳥圭輔が、医療のゆがんだ現状や闇に切り込んでいく姿を描く本シリーズ。竹内結子&阿部寛のコンビで映画化もされた「チーム・バチスタの栄光」が、2008年10月に連続TVドラマとして放送され、原作とは異なる結末を描いて大きな反響を呼んだ。続いて原作シリーズの第3作にあたる「ジェネラル・ルージュの凱旋」が昨年4月より「チーム・バチスタ2ジェネラル・ルージュの凱旋」として放送。今回は、原作シリーズ最新刊の5作目のドラマ化となる。田口&白鳥コンビが今回、挑むのはズバリ“死因不明社会”。死因を解明するための切り札として導入される“Ai(死亡時画像診断)”のセンター設立を巡り、司法として主導権を握りたい警察や法医学者から数々の妨害が。そんな中、院内で殺人事件が発生!Ai設置委員会のメンバーたちが容疑者として浮上するのだが…。それぞれの思惑が交錯し、真相解明への道は困難を極める。田口と白鳥は、その過程で現状のずさんな死因究明制度の闇に直面するのだが…。伊藤さんと仲村さんの迷コンビ(?)はもちろん健在!加えて、“医療vs司法”という対立の構図の中で、一筋縄ではいかない新たなキャラクターたちが参戦!冷静沈着で優秀な腕を持つ“解剖至上主義”で、Aiセンター設立に反対する法医学者で解剖医の笹井を演じるのは、小西真奈美。警察側の黒幕として、死因情報の詳細を医療側が掌握することを危惧し、Aiセンターに反対する斑鳩(いかるが)に高橋克典が扮する。ほかに、謎めいたところのある警察官僚の宇佐見を福士誠治、Aiの第一人者・島津を安田顕、法医学教室の院生で、笹井に好意を寄せる須賀を市川知宏がそれぞれ演じる。伊藤さんは今回の発表に際し「こんなに長く、一つの役を演じられることは、役者人生の中でもなかなか無いと思うので、とても嬉しく思います。いままで築き上げて来たことを大切にして、しっかり演じられたらと思います。また、とても豪華な大先輩の役者さんと共演させていただけることを、幸せに感じます。みなさんと一緒に、素晴らしい作品を作っていきたいです。今年で芸能生活25周年を迎えましたが、25年間自分が仕事を続けてこられたのは、ファンのみなさんや、支えて下さる方々のおかげだと思っています。そのことを忘れずに、『バチスタ3』を最高の作品にできたらと思います」と謙虚な思いを語る。仲村さんは「本当に、この激動の時代に仕事をさせてもらえる幸福を感じています。しかも4年続けて同じ役を、望んでいただいてできる喜びを感じます。野球に例えると、うちのエースの伊藤淳史は頑なにストレートしか投げないのですが、打たれても、その打球のほとんどが野手の正面に飛ぶという、それが努力で身につけた技術なのか、生まれたときから持っている天運なのか分かりませんが、なかなか大した男です。そこに高橋さん、小西さんという、それぞれのチームで4番を打っていた強力な戦力の加入はもの凄く心強いです。多分、こうなると1番、頭を悩ますのは監督だと思います。 日常や現実を忘れそうになる火曜10時にしたい」と喜びと意気込みを明かしてくれた。そして紅一点の小西さんは「撮影中、待ち時間、共に、今回初参加(私が)とは思えないほど楽しく、いいキャッチボールができている現場になっています。笹井スミレという役を演じるにあたっては、何か深い意味を含んでいるシーンでも、根は明るくサッパリとした性格と、法医学に対して(解剖に対して)真摯な姿勢で臨んでいる人間であることを、いつも心に持って、撮影しています。以前からのシリーズファンの方にも、今回初めて見て頂く方にも、つかの間でも笑顔になれたり、ワクワク感を楽しんで頂ける時間になるよう、大切に作品を作っていきたいと思います」と同じく強い決意を語ってくれた。田口&白鳥コンビがたどり着いた真相、事件の真犯人は――?「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」(仮題)は7月放送開始。© 関西テレビ■関連作品:ジェネラル・ルージュの凱旋 2009年3月7日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会チーム・バチスタの栄光 2008年2月9日より全国東宝系にて公開© 2008 映画「チーム・バチスタの栄光」製作委員会ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:医療界を支える女性たち「En女医会」輝く生き方に菅野美穂も「尊敬できて格好良い」菅野美穂「シビアな面を知り、改めて赤ちゃんを産みたいと思った」天才医師が新医療の闇に迫る『ジーン・ワルツ』オリジナルバッグを5名様にプレゼント菅野美穂インタビュー“天才女医”から見つめる、女性の生き方『ジーン・ワルツ』海堂尊インタビュー納得の出来に原作者も「危険な映画(笑)」
2011年05月25日昨年7月、7年ぶりとなるファン待望の新作として公開され、興収70億円を突破した『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』のDVD&ブルーレイが早くも2月2日(水)に発売されることが決定した。ファンのお楽しみと言えば、ここでしか観ることができない特典映像。すでに「プレミアム・エディション」に6つの未公開シーンが収録されることが発表されたが、発売2週間を前に、新たな特典映像が加わることになった。主役はなんと“トリビアな”あの人!本編は湾岸署を襲った最悪の猟奇的連続殺人事件から7年後を舞台に、強行犯係係長に昇格した青島(織田裕二)が、新しい湾岸署への引っ越しを一任される中、金庫破り、バスジャック、殺人事件、爆弾予告など8つの事件が同時発生。やがて、新湾岸署を占拠した犯人が“ヤツら”の解放を要求する。柳葉敏郎、深津絵里らおなじみの顔ぶれが揃ったのはもちろん、小栗旬、伊藤淳史といったニューカマー、そして小泉今日子、稲垣吾郎、岡村隆史ら、かつて青島が逮捕した犯罪者たちが再登場する。そして今回、緊急追加されることになったのが、2007年1月27日にフジテレビ系「トリビアの泉復活SP 踊る大へぇへぇ祭り!!」内の企画として放送された伝説のスピンオフ作品『警護官 内田晋三』。主演を務めるのは、同番組に出演していた高橋克実。亀山千広プロデューサー、本広克行監督、脚本に君塚良一という鉄板の布陣で製作され、いまも『踊る』シリーズのファンの間では語り草になっている一作である。これまでパッケージ化されたことはなく、まさにファン待望の商品化となった。クリスマスの夜、大規模テロが警戒される中、大臣警護にあたる警視庁警備部警護課警護第二係班長の内田晋三警部が取った行動とは!?目玉ともいえる『警護官 内田晋三』(約14分)は、『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』の「プレミアム・エディション」、「スタンダード・エディション」の初回生産分、及び初回限定生産の「カエル急便おまとめパック」に収録される。『警護官 内田晋三』収録と記された“ステッカー”が目印。未公開6シーンと『警護官 内田晋三』を両方楽しむなら、過去最大規模となる4時間超えの映像特典を収めた「プレミアム・エディション」初回生産版、もしくは「カエル急便おまとめパック」がおすすめだ。『踊る』レジェンドはまだまだ終わらない!『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』のDVD&ブルーレイは、2月2日(水)より同時発売。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! スタンダード・エディション』[DVD]価格:3,990円(税込)『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! スタンダード・エディション』[ブルーレイ]価格:4,935円(税込)『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!プレミアム・エディション』[DVD]価格:7,140円(税込)『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!プレミアム・エディション』[ブルーレイ]価格:8,085円(税込)『踊る大捜査線 THE MOVIE 3カエル急便おまとめパック』[DVD]価格:13,545円(税込)『踊る大捜査線 THE MOVIE 3カエル急便おまとめパック』[ブルーレイ]価格:14,490円(税込)発売元:フジテレビジョン、アイ・エヌ・ピー販売元:ポニーキャニオン発売日:2月2日(水)公式サイト:© 2010フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:織田裕二『踊る3』公開25日で20回鑑賞ファンに大感激夏の陣!『インセプション』が『アリエッティ』、『トイ3』、『踊る3』抑え1位に織田裕二故いかりやさんに「送りだすために『3』作った」織田裕二「泣きそう!」深津絵里のいかりや長介への思いに温かい拍手青島と室井がガッチリ握手!織田裕二の「ただいま」に会場全体「おかえり!」
2011年01月19日6月29日(火)に開催された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』完成披露試写会にて、上映前に主演の織田裕二をはじめとするキャスト・スタッフ総勢15名による舞台挨拶が行われたのに続き、上映後にもさらに、小泉今日子らを加えた計23名が壇上に上がり、舞台挨拶を行った。エンドロールでおなじみの主題歌「Love Somebody」が流れると、場内で大合唱。観客と共に映画を鑑賞したキャスト、スタッフ陣にスポットライトが当たると、歓声と拍手がわき起こった。かつてないほど大規模なこの舞台挨拶に登壇したのは織田さん、小泉さんに、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、小泉孝太郎、内田有紀、佐戸井けん太、小林すすむ、伊藤淳史、小栗旬、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、寺島進、高杉亘、甲本雅裕、遠山俊也、川野直輝、滝藤賢一、森廉、時東ぁみ、君塚良一(脚本)、そして本広克行監督。壇上に上がった織田さんは「やばいね…泣きそう」と必死で涙をこらえるような表情。「どうでした?笑った?泣いた?」とポツリポツリと客席に問いかけ「サイコー!」という客席からの声に「こっちにとっては、そっち(=観客)が最高です。(前作から)7年掛かっちゃったけど、作ってよかった」と語った。上映後の舞台挨拶からの出席となった小泉さんは鮮やかな赤いワンピース姿で登場。劇場版第1作で演じた猟奇殺人犯・日向真奈美を再び演じたが「また、ワルいことしちゃいました!」とイタズラっぽく笑い歓声を浴びた。12年ぶりの『踊る』参加について「若い人に会うと『子供の頃に1作目の映画で小泉さんの犯人役を見て、トラウマになった』と言われることがあるんですが、そんなチルドレンをまた増やしてみました」とノリノリ。また、劇中である少年の役を演じている森さんは現在22歳だが、1997年に放送されたTVシリーズの第1作に出演しており、当時は小学生だったという。それ以前にはTVドラマ「お金がない!」(フジテレビ)で織田さんの弟役を演じたことも。久々の織田さんとの共演について聞かれ「久しぶりに会って、シワが増えてて」と言うと場内は爆笑。織田さんは「余計なお世話だ!お前、調子に乗ってんな?」と“青島”口調で怒りを露わにし、会場は再び笑いに包まれた。さらにこの日、これまでレギュラーとして映画に出演しながらも、フルネームが不明だった3名、神田署長(北村総一朗)、秋山副署長(斉藤暁)、特殊急襲部隊「SAT」中隊長の草壁(高杉亘)の下の名前が判明!神田署長は北村さんと同じ「総一朗」、秋山副署長は「春海」、そして草壁は「中(あたる)」であると発表された。上映前の舞台挨拶に続いて上映後も登壇した深津さんは、会場の熱気に圧倒された様子。「いかりやさんに褒めてもらいたいと思いました」と長年にわたって本シリーズで共演してきた故・いかりや長介さんを偲ぶ言葉に、会場からは温かい拍手がわき起こった。最後に織田さんからは「『踊る』はいいなぁ、って思いました。また『4』に向けて…あ、言っちゃった(笑)!」とさらなる続編への意欲も。会場からは期待を込めて歓声と拍手が送られた。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は7月3日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:青島と室井がガッチリ握手!織田裕二の「ただいま」に会場全体「おかえり!」小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年06月30日映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』の完成披露試写会が6月29日(火)、都内で開催され、上映前の舞台挨拶に織田裕二をはじめとするキャスト、スタッフ総勢15名が登壇した。おなじみのオープニングテーマに乗って登場した織田さんらを観客は手拍子と大歓声で迎えた。客席内に設置されたレッドカーペット上で、織田さんと柳葉敏郎はガッチリ握手!ファンの声援に応えた。記録的な大ヒットとなった前作から7年ぶりの“帰還”に、織田さんはひと言「ただいま」。これに会場全体が「おかえり!」と応じる。柳葉さんは「みなさんと一緒に感動を味わえて…最高です」と感激した面持ちで声を震わせた。深津絵里が「7年分の思いが詰まっています!」と短い言葉に強い思いを込める一方、饒舌だったのはユースケ・サンタマリア。「季節はずれの氷雨降り注ぐ中…」という前口上に始まり、「とある事情で僕は大好きな交渉人をクビになりまして」とネタバレ発言、さらに「伊藤(淳史)くんと一緒に“ブブゼラブラザーズ”という名で歌を出すことになって」など言いたい放題で会場をわかせた。本作で『踊る』の仲間入りを果たした小栗旬は「これだけ愛されたシリーズに参加できて『おじゃまします…』という気分です」とファンの熱狂に圧倒された様子で語った。“スリーアミーゴス”こと北村総一朗、小野武彦、斉藤暁のトリオも健在!北村さんは会場を見やり「元気だねぇ。自分がどこにいるのか分からないような気分です。コンサートでもやろうか?」と劇中そのままののん気な口調で挨拶すれば、小野さんは「(特別番組として放送されている)『深夜も踊る大捜査線3』も見てください」としっかりとアピール。斉藤さんは「私はついに、丸の内署に行くことはできませんでした…。でも行けなくて良かった!行ってたら映画に出られなかったかも」と語り歓声を浴びた。このほか、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、佐戸井けん太、小林すすむに脚本の君塚良一、監督の本広克行も出席したが、ひとりひとりが挨拶するごとに客席から大歓声が上がり、改めて『踊る』シリーズの人気の高さを見せつけた。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は7月3日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年06月29日大人気シリーズ7年ぶりの復活作となる劇場版第3弾『踊る大捜査線THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』(本広克行監督)の製作報告会見が2月23日(火)、東京・台場のフジテレビで行われ、主演の織田裕二、新加入キャストの小栗旬らキャスト総勢13人が出席。織田さんは「すでにスーツは3着ダメになりました。現場に血は流れます!」と大波乱ぶりを予告した。最新作は、新湾岸署の開署式までの3日間を舞台に、強行犯係係長に昇進した青島(織田さん)らが引越し作業中に金庫破り、バスジャックなど8つの事件に巻き込まれる物語で、1月6日(水)にクランクインし3月15日(月)アップ予定。この日、正式タイトルと約1分のダイジェスト映像が、初めて発表された。撮影後の会見とあってキャスト陣は全員、衣裳で登場。織田さんは「係長になった青島です。係長になってもいいことなんてなくて、悪いことが増えて。仲間(部下)が新たに加わり、そこで悩まされ、上からも文句を言われて」と劇中を彷彿させるボヤき口調で苦笑いしつつ「でもそこがいままでと違う芝居で、やっぱり『踊る』は深いと思い、ワクワクドキドキです。今回、テーマは2つで“仲間”と“生きる”。『踊る』流の生きる、を見て、幸せを感じ、いいものを観たと感じてもらえる映画になる予定です」と生き生きした表情。内容についての質問には「とりあえずスーツは3着ダメになりました。思ってもみなかったアクションが…」と明かそうとして、ネタばれを予知したのか「(スーツは)ただ破れただけかも」と警戒線を張った。青島の同僚、恩田すみれ役の深津絵里は昇進していない設定。「(劇場版の)『2』ですみれさんは撃たれていますし、刑事という仕事にどういう心境で向かっているか考えました。テーマの“生きる”ことの素晴らしさはすみれも一番感じていると思いますし、そこを埋める作業が大変でした」とすみれの心をしっかり掴んでいる様子。青島の相棒的存在のエリート官僚・室井役の柳葉敏郎は「室井は(作品を)やるたびに階級が変わる男ですが、今回は広島に飛ばされ、どうなるんだろうと楽しみ半分、不安半分です」。『踊る』復活を感じた瞬間を聞かれ「今日、(ほかのキャストの)みなさんの顔を見たときです。何せ僕は会議室で小栗くんとのシーンばかりで、今日初めて織田くんとのシーンが…」と楽しげな表情で、詳細をチラリと明かした。一方、新加入組はそれぞれ緊張気味。新キャラクターのキャリア官僚・鳥飼誠一役の小栗さんは「『踊る』の大ファンで、こんな形で歴史的作品に出させていただけるとは。青島さんと室井さんの両方とご一緒させていただくのはこの中で僕だけ。現場で、『あぁ、青島さんだ!』、『あぁ、室井さんだ!』と思いながらやっていて、いい思い出になりました。どうもありがとうございます」と喜びを吐露。故・いかりや長介さんが演じた指導員・和久の甥であり新人刑事役の伊藤淳史は「責任ある大きな役をいただき、プレッシャーもありますが、みなさんに助けられ、お芝居しています…なんてな」といかりやさんの名フレーズを“襲名”し、織田さんらを笑わせた。ドラマシリーズ番外編「踊る大捜査線番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル」の主人公だった篠原夏美役で2度目のシリーズ出演となる内田有紀は「12年経って(交通課から刑事課になり)青島さんの下にいられるなんて。現場は夢のよう」と喜びいっぱいだった。同シリーズは1997年に連続ドラマとしてスタート。劇場版は1998年公開の第1弾が興行収入約101億円、2003年公開の第2弾が興収173.5億円とそれぞれ邦画実写では歴代第4位、第1位の記録を誇る。記録更新について聞かれた織田さんは「僕は興行には関係ない」と苦笑い。代わって答えた、プロデューサーを務めるフジテレビ常務、亀山千広氏は「(映画が)出来上がることが先決で7月3日(土)の公開に向けてがんばります、結果は後からついてくる」と記録更新に自信をのぞかせていた。『踊る大捜査線THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は7月3日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー
2010年02月24日フジテレビのバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」から生まれた人気ユニット「矢島美容室」が、TVを飛び出して『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』として映画化されることが昨年発表されたが、このたび、本作の主要キャスト陣が明らかになった。昨年末の時点で、「矢島美容室」の3人、ストロベリー(石橋貴明)、マーガレット(木梨憲武)、ナオミ(DJ OZMA)に黒木メイサ、アヤカ・ウィルソンが出演することはすでに発表されていたが、加えて出演が明らかになったのは、山本裕典、佐野和真、ダンテ・カーヴァー、柳原可奈子、伊藤淳史、KABA.ちゃん、水谷豊、大杉漣、松田聖子というバラエティあふれる面々。父・徳次郎が営むアメリカ・ネバダ州の矢島美容室で、平凡ながらも幸せに暮らしていた矢島家だったが、父の突然の家出により事態は急展開――。母・マーガレットが必死に家族を支えようとする一方で、恋愛とお化粧に夢中な長女・ナオミ(17歳)はオスカー女優になる夢を抱き、その足がかりとしてミス・ネバダコンテスト優勝を目指す。そして、次女・ストロベリー(11歳)は小学校のソフトボールチームのエース。密かに同級生のケン(11歳・佐野和真)に片想いをするが、彼にはとんでもない秘密が!最強の宿敵・ラズベリー(11歳・黒木メイサ)との試合に仕組まれた罠、友情と恋愛の板挟みになるストロベリー。そして、失踪した父親とは一体、誰なのか…?とそれぞれに入り組んだ事情を抱えつつ、矢島家の面々は奮闘する。“夢をつかむ”ために難題に立ち向かっていかネバダ!!山本裕典はナオミの彼氏・マイケル(20歳)を演じ、そのほか“謎の”という言葉のつく登場人物が続出。そして、今回解禁されたポスターでは、松田聖子の金髪姿も見られる!役名は“プリンセス・セイコ”。一体どんな人物なのか?映画の公開日も4月29日(木・祝)に決定。美女&イケメンあり、演技派あり、個性派ありの共演陣が矢島家にどのように絡んでいくのか楽しみなところ。この一家、TVにはおさまりきらない!『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』は4月29日(木・祝)より全国にて公開。■関連作品:矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜 2010年4月29日より全国にて公開© 矢島美容室プロジェクト
2010年02月02日数々のヒット映画を手がけてきたフジテレビが、開局50周年記念プロジェクトとして贈るサスペンス超大作『アマルフィ 女神の報酬』。日本映画では初となる全編イタリアロケを敢行したことで注目を集める本作が7月18日(土)に遂に公開初日を迎えた。初回上映後の舞台挨拶には、西谷弘監督と主演の織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、佐野史郎、大塚寧々、伊藤淳史ら豪華出演陣が総集結し、大盛況のスタートを切った。先日のローマ上映から凱旋を果たし、織田さんはホッとした表情で「映画『アマルフィ』はいかがでしたか?また観たいですか?」と呼びかけると、会場からは大歓声と拍手が沸いた。代表作『踊る大捜査線』シリーズの熱血漢・“青”島役から一転、今回演じたクールな外交官・“黒”田について「最初は監督にとにかくダメ出しをされてくじけそうになりましたが、やっていくうちに黒田の謎めいた魅力に惹かれていって、いまはすぐにでもまたやりたいです」と愛着を語る織田さん。司会から続編の可能性を聞かれると「やりたいのですが、この映画がヒットすれば…」とまんざらでない様子。そして観客に向けて「別の登場人物の気持ちになりきってみると、違った感動があると思うので、この3連休にもう一度観にきてください」と作品をアピールした。一方、「パート2が出来ても多分、出れない…」とネタバレぎりぎりの挨拶で笑いを誘ったのは佐藤さん。海岸にそびえるアマルフィでは、クルーザーで移動する住民の暮らしに感動したらしく、「『道路からなんか行かないよ、我々は』みたいな。これがアマルフィかと」と語り、終始会場を沸かせた。また、キャスト陣の口からは、ここぞとばかりに西谷監督による過酷な撮影に対する苦情(?)が続出。織田さんと共にスペイン広場の階段を駆け上るシーンを20回もやり直したという天海さんは、「私があまり疲れてない顔をしていたので、何度も走らせて下さったんですよね?あれでも疲れてたんですけど…」とポツリ、宝塚経験から「(階段を)下りるのは得意なんですけどね!」と主張し、沸かせた。戸田さんもイタリア語の台詞には苦戦したそうで、「現場で台詞が倍以上になっていたのですが、全部カットされてました(笑)。DVDのメイキング映像(に入ることを)を強く希望します」とアピール。さらに織田さんから「リアルに疲れた顔になった」と明かされると、さすがに妥協知らずの西谷監督も「あんまり言われると、仕事が無くなっちゃうから止めてください」と参った表情で懇願した。これとは対照的に、イタリアロケで“旅行気分”を満喫した様子を見せたのは、黒田を囲む日本大使館組。年末年始を現地で過ごした大塚さんは「ヨーロッパでのカウントダウンは初めてでしたが、みんなと一緒に屋上で花火を満喫して、いい年明けでした」とふり返った。佐野さんも「オフの日は列車に乗って田舎に行って趣味の写真を撮ったりしてました。すみません」とと申し訳なさそうに笑顔でコメント。織田さんの大ファンだという伊藤さんは、「この映画に出ることが決まったときからすごく嬉しくて緊張してました。イタリアで初めてお会いしたときは、イタリアの空気の中にいる織田さんに感激して、それだけで幸せでした」と伝えると、織田さんは照れくさそうに軽くおじぎをした。最後に、一同はグラスワインを持ち、織田さんのイタリア語による「サルーテ(Salute)!」という合図で、乾杯が交わされ、興奮冷めやらぬままイベントは幕を閉じた。『アマルフィ 女神の報酬』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:無謀な世界遺産ロケで勝負!ハリウッドに待ったかける『アマルフィ 女神の報酬』織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?
2009年07月20日全編イタリアロケ──文字にしてしまうとなんだか容易いことのようにも受け取れるが、世界的観光名所が集約したローマと街全体が世界遺産のアマルフィを舞台にしている日本映画というのは、やはりどう考えても普通じゃない。そんな無謀とも言えるロケを敢行して出来上がったのが『アマルフィ 女神の報酬』だ。主人公は外交官・黒田康作。演じるのは、これまで数々のヒーロー像を演じてきた織田裕二。『躍る大捜査線』シリーズの青島刑事とは一味違う、大人の色気を放つ外交官役に挑み、新しい一面を披露している。また、脇を固めるキャストも豪華。旅行先のローマで娘を誘拐されてしまう母親役に天海祐希、彼女を支える商社マン役に佐藤浩市、そして黒田が赴任する日本大使館で働く外交官役は戸田恵梨香、佐野史郎、伊藤淳史という顔ぶれ。黒田の友人・フリーライターの佐伯役で福山雅治も登場する。主役を張れるキャストたちがこれだけ揃っているというのも見どころだが、驚くべきは世界の歌姫サラ・ブライトマンが本人役でキャスティングされていることだろう。クライマックスに用意されたコンサート・シーンは圧巻だ。ただ、美しい名所、豪華キャストという超大作の要素がどれだけ詰まっていても、ストーリーが面白くなくては映画ファンの心をつかむことはできない。だが、悔しいことにこの『アマルフィ 女神の報酬』の原作は「ホワイトアウト」で知られる真保裕一が、この企画のために書き下ろしたサスペンス。面白くないわけがないのだ。洋画慣れしている人でも満足のいく日本映画と言っても決して大袈裟ではない本作は、期待を裏切らない久々の超大作と言えるのではないだろうか。(text:Rie Shintani)■関連作品:アマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?
2009年07月17日ローマのコロッセオやスペイン広場、ナポリのカゼルタ宮殿に、アマルフィ海岸など世界遺産を含む数々のイタリアの名所でのロケを敢行し、完成前から大きな話題を呼んでいた『アマルフィ 女神の報酬』。本作の完成披露試写会が6月24日(水)に開催され、主演の織田裕二を始め、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、伊藤淳史、佐野史郎に監督の西谷弘が上映前の舞台挨拶に登壇した。織田さん、天海さん、戸田さんの3人は、大阪での舞台挨拶の後に新幹線で帰京し、この完成披露に駆けつけるという強行日程だったが、笑顔で観客の歓声に応えた。主人公の外交官・黒田を演じた織田さんは「奇跡がいっぱい詰まった映画です」と胸を張った。撮影中のエピソードを尋ねると「台本にはそんなこと書いてなかったのに、監督に急に『ちょっと車にひかれてくれ』と言われまして…。スタントが入るのかと思ったら、衣裳を渡されて『ああ、俺がやるのか』と(苦笑)。まさかスペイン広場で車にひかれることになるとは思わなかったです」と明かしてくれた。商社マンの藤井を演じた佐藤さんは、プロデューサーから口止めされていたにもかかわらず、この作品の重大な秘密を暴露。「この映画、全編イタリアロケを謳ってますが、実は1カットだけ日本で撮影されています。あるシーンのフィルムが使えなくなって、帰国後にセットを組んで撮り直しました」とのこと。さてさて、いったいどのシーンなのか…。大使館の研修生・安達役の戸田さんは、完成した作品を観ての感想を聞かれ「撮影中は正直、いっぱいいっぱいだったので、やっと落ち着いて映画を観て『こういう作品だったんだ!』といち観客として興奮しました」と笑顔で語った。一方、伊藤さんは外交官の谷本に扮したが「僕の方は、イタリアで3日休んで1日働いて、4日休んで2日働き、2日休んで帰国、という感じでした…。もちろん1日ごとの撮影に集中しましたが、申し訳ないような気持ちです」と苦笑を浮かべた。愛する娘を誘拐されてしまう紗江子役の天海さんは、試写で作品を鑑賞した際に大泣きしたことを織田さんに暴露されたが、改めて感想を尋ねると「スクリーンの中にいる自分に嫉妬してしまうくらい、素敵な男性に囲まれてました(笑)。ストーリーをもう知っているのに、いろんな人の思いが胸に迫ってきて、あるシーンを境に堰を切ったように涙があふれてきました」と語った。佐野さんが演じたのは黒田の存在を疎ましく思う、在イタリア大使館参事官・西野。「僕の演じた役が、どのように見えるのか?映画を観た方々に話を聞きたいです。現場でも織田くんと、謎解きのようにどういう人物なのかって話してました」とふり返った。西谷監督は「3か月間ずっとイタリアで撮影に臨みました。だからこそ、にじみ出ているものがあると思います」と作品への強い思いを語った。『アマルフィ 女神の報酬』は7月18日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?
2009年06月25日