企画展「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」が、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2にて、2020年6月1日(月)より事前予約制で再開。会期は9月22日(火・祝)まで延長された。クリエイターのデザインの“過程”を紹介「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」では、日本のデザインに貢献してきた「日本デザインコミッティー」に所属するデザイナーや建築家、評論家が、そのデザインの過程で生み出したスケッチや図面、模型の数々を展示。完成品の手前にある、デザインの“秘められた部分”に焦点を当てることで、デザインの核にある大切なエッセンスを紹介。普段は日の目を見ない、貴重な資料が勢揃いする。深澤直人、原研哉ら所属の「日本デザインコミッティー」「日本デザインコミッティー」は、1953年の設立以来、松屋銀座と長い関係を持ち、優れたプロダクトの選定やデザイン展の開催といった活動を実施。プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、建築、テキスタイルデザインなど、各分野のクリエイターが集結する「日本デザインコミッティー」には、深澤直人や原研哉、隈研吾、佐藤卓をはじめとする26名が在籍。「マル秘展」のディレクションも務めるデザインエンジニア・田川欣哉もその一員だ。スケッチやメモ、制作風景を公開会場には、原研哉によるはさみのスケッチや、佐藤卓が過去の21_21 DESIGN SIGHTの展覧会「民藝展」のロゴを考えるにあたり描かれた文字のスケッチ、深澤直人の制作風景、隈研吾のスケッチ、田中俊行のメモなどを展示。思考のプロセスや、デザインに向き合う姿勢が表れた、“過程”の制作物ならではのクリエイティビティを体感することができる。展覧会概要企画展「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」会期:2019年11月22日(金)〜2020年9月22日(火・祝)〈事前予約制〉※6月1日(月)より、事前予約制で再開※当初、会期は2019年11月22日(金)~2020年5月10日(日)を予定していたが、臨時休館のため延長会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデンTEL:03-3475-2121休館日:火曜日(12月24日(火)、2月11日(火)、9月22日(火)は開館)、2019年12月26日(木)~2020年1月3日(金)、2月28日(金)〜5月31日(日)開館時間:10:00~17:30(入場は17:00まで)入館料:一般 1,200円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下 無料〈事前予約制〉期間:2020年6月1日(月)〜 公式ウェブサイトにて受付時間枠・定員:(1) 11:00〜12:00・40名 (2) 12:00〜13:00・40名 (3) 13:00〜14:00・40名 (4) 14:00〜15:00・40名 (5) 15:00〜6:00・40名 (6) 16:00〜17:00・40名※予約の時間枠内であればいつでも入場可、ただし再入場不可※入替制ではない※予約および来館に際しての注意事項は、公式ウェブサイトを参照のこと
2019年10月05日東京・六本木にある21_21 DESIGN SIGHTのギャラリー1&2では、企画展「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」を、11月22日から2020年5月10日まで開催する。1953年の設立以来、銀座の百貨店・松屋との長い関係の中で、すぐれたプロダクトの選定やデザイン展の開催を通して、日本のデザインに貢献してきた日本デザインコミッティー。各分野を代表するデザイナー、建築家、評論家が自主的に参加し、現在は40代から90代まで26名のメンバーで構成されている。企画展の核となるのは、現在、日本デザインコミッティーに所属する幅広い世代のメンバーたちが、そのデザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型の数々。それらは、多くの人々の目に触れる完成品に比べて、あまり光が当てられないが、そんな「秘められた部分」にこそ、デザインの大切なエッセンスが刻まれている。それらを間近で目にすることは、今後のものづくりを担う人々、特にデジタル化したものづくりを前提とする世代にとって、刺激と示唆にあふれた体験になるだろう。隈研吾 スケッチ展覧会ディレクターには、ハードウェア、ソフトウェアからインタラクティブアートまで、多岐にわたって活動するTakramのデザインエンジニア・田川欣哉を迎える。デザインエンジニアとして新しい領域を探求しつづける田川は、日本デザインコミッティーの最も若い世代に属するメンバーのひとりだ。ロビー展示イメージ展覧会の開催にあわせて、特設ウェブサイト()がオープン。開幕に先駆けて、日本デザインコミッティーメンバーのインタビューをポッドキャストで公開する他、会期中にはメンバーの「めったに見られない原画」の一部や、代表作品を紹介。また会場でも、11月30日には田川と鈴木康広によるオープニングトーク、12月7日には面出薫、2020年1月11日には原研哉を招いたトークイベントを開催し、展覧会の枠組みを超えた情報発信を積極的に行う。本展に合わせ、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3では「DESIGN COLLECTION by MATSUYA GINZA」を11月22日から2020年1月13日まで開催。1955年、日本グッドデザインのパイオニアとしてスタートしたデザインコレクションと、松屋銀座の活動の紹介とともに、コレクションの中から厳選したアイテムを展示販売する。【展覧会情報】マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画会期:11月22日〜2020年5月10日会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2住所:東京都港区赤坂9-7-6時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)休館日:火曜日(12月24日、2月11日は開館)、年末年始(12月26日〜1月3日)料金:一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料DESIGN COLLECTION by MATSUYA GINZA会期:11月22日〜2020年1月13日会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3時間:10:00〜18:00 ※12月20日〜24日は19:00まで、1月13日は17:00まで休館日:火曜日(12月3日、12月24日は開館)、年末年始(12月26日〜1月3日)
2019年09月26日企画展「風景の科学展 芸術と科学の融合」が、東京・上野の国立科学博物館にて2019年12月1日(日)まで開催される。「風景の科学展 芸術と科学の融合」では、写真家の上田義彦が長年にわたり撮影してきた世界各地の風景写真を、国立科学博物館の自然史や科学技術史を専門とする研究者の視点から読み解いていく。アートディレクションを手がけるのは、グラフィックデザイナーの佐藤卓。日本の屋久島や東尋坊、インドのガンジス川などを収めた上田の風景写真に、研究者の解説や関連標本を加えて紹介することで、芸術と科学の融合を図る。研究者による解説の多くは、風景の背後にある時間の流れを意識したものだ。瞬間を切り取った写真に重層的な意味が加わることで、風景から地球の歴史を感じ取ることができるようになっている。【詳細】企画展「風景の科学展 芸術と科学の融合」開催期間:2019年9月10日(火)~2019年12月1日(日)休館日:9月17日(火)、24日(火)、30日(月)、10月15日(火)、21日(月)、28日(月)、11月5日(火)、11日(月)、18日(月)、25日(月)会場:国立科学博物館 日本館1階 企画展示室住所:東京都台東区上野公園7-20入館料:一般・大学生 620円(団体 500円)※2019年10月1日(火)~一般・大学生630円(団体510円)高校生以下および65歳以上 無料 ※常設展示入館料のみで観覧可能。【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年09月21日範宙遊泳の山本卓卓が、KAAT 神奈川芸術劇場のキッズ・プログラムに初登場。岡田淳原作の『二分間の冒険』を、8月17日から、同劇場の大スタジオで上演する。山本とキッズ・プログラム、意外にも思われるこの組み合わせ。だがKAATについて山本は「とても良い劇場」と語り、両者の良好な関係がこの企画を後押ししたことを明かす。「KAATの人たちはちゃんと“人”でつくっている感じがするんですよね。流れ作業ではなく、そこにしっかりと血が通っている。またアーティストとどう関わろうかを考えてくれますし、さらに地域のことも考えている。キッズに力を入れているところも魅力的ですし。だからお話をいただいた時はぜひ!って感じでした」『二分間の冒険』に関しては、KAATの方から提案があったとのこと。山本は上演台本と演出を担うが、劇団公演を始め、これまで手がけた舞台はほぼオリジナル。原作ものへの抵抗はなかったのだろうか。「まったくないですね。逆に僕、得意だと思いますよ。というのも、原作者の考えていることっていうのは上演台本を書きながらもすごくためになりますし、そこからどう自分なりのものに置き換えていくか。それを思案するのはすごく楽しい作業で。自分の中から絞り出して書くオリジナルよりも、ずっと楽しかったです」原作は小学校高学年以上を対象にした長編冒険小説。だが舞台では4歳から入場可ということで、わかりやすい表現へと意識的に書き換えたのかと思いきや……。「子供目線ということを強調したくないと思ったんです。だから平易な言葉にする、みたいなことはまったくやっていませんし、多少難しくてもそのままでいいかなと。難しいってネガティブに捉えられがちですが、つまりは考えるきっかけになるということ。そして今伝わらなかったとしても、何時間、何日、何年か後に伝わる可能性はある。それを僕は“ディレイ”と呼んでいて、特にこの作品ではそのディレイに期待しているんです」本作には主要なキャストが7人登場するが、それ以外に公募された10人がエキストラ=”みんな”役として参加している。「先日初めて、”みんな”勢も加わって稽古をしてみたんです。メインと言われるメンバーはかなり細かい段階まで仕上がってきているんですが、そこにみんな勢が入った時に、お芝居がさらに立体的になったのを見てすごくワクワクして。これからもっと荒々しくて初々しいものになっていくはずなので、その駆け引きが今から楽しみですね」すでに来年にはツアーも予定されている本作。“みんな”役は各都市でそれぞれ新たに公募される。「だから地方によってバージョンが変わるわけで、それこそ僕がやりたかったことなんですよね。地域の人たちと経験を共有することが出来ますし、演出家としてももうちょっとキャストのボリュームを出したいって時にそれが可能になる。これがフォーマットとして演劇界に定着していけば、演劇の可能性をもっと広げられるんじゃないか。そのひとつの可能性として提示したいって気持ちもあるんです」その第一歩はまず8月の横浜から。そして山本はこの舞台にこんな想いを込める。「人は最終的には“個”、“私”であるということですね。もちろん最初から最後まで“私”では、ただ我が強いだけでダメですけど。まず“私”から始まって、次に“あなた”の存在に気づき、そこから“私たち”になって、さらに“みんな”になる。でもそこからちゃんと“個”があることが認識出来ると、“私”から“私”までの過程がものすごくぶ厚くなるはずで。それを感じ取ってもらえたら嬉しいですし、ディレイしていつか届くといいなと思います」取材・文:野上瑠美子
2019年08月15日アートといえば、春と秋のイメージですが、夏も注目の美術展が多数開催されています。東京だけでなく、休日にちょっと足を伸ばして見に行きたい展覧会もご紹介。見逃せない話題のアート展を厳選してお届けします。<東京>閉幕間近!クリスチャン・ボルタンスキーの回顧展《ミステリオス》(展示風景)2017 / ビデオプロジェクション(HD、約12時間)、3面のスクリーン / 作家蔵 © Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, Courtesy Power Station of Art, Shanghai, Photo by Jiang Wenyiフランス現代美術を牽引するクリスチャン・ボルタンスキーの回顧展「クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime」が、東京の国立新美術館で9月2日まで開催中。ボルタンスキーは、1960年代後半から短編映画を発表、1980年代に入ると、光を用いたインスタレーションで宗教的なテーマに取り組み、国際的な評価を獲得。その後も歴史や記憶、人間の存在の痕跡といったものをテーマに据え、世界中で作品を発表。今回は、初期作品から最新作までを時代順に紹介するのではなく、個々の作品を組み合わせ、一つの大きなインスタレーションとして構成される。詳しくはこちら。また、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京でもボルタンスキー個展「アニミタスⅡ」が開催中。六本木と表参道でボルタンスキーの世界を堪能できる。詳しくはこちら。クリスチャン・ボルタンスキー ―Lifetime会期:6月12日~9月2日会場:国立新美術館 企画展示室2ECHRISTIAN BOLTANSKI - ANIMITAS II会期:6月13日〜11月17日会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京巨大インスタレーションが異例の人気!塩田千春展は見逃せない塩田千春 《不確かな旅》 2016年 鉄枠、赤毛糸 展示風景:「不確かな旅」ブレイン|サザン(ベルリン)2016年 撮影: Christian Glaeser国際的な活躍が目覚ましい日本人アーティスト、塩田千春の20年の活動の全容に迫る、最大規模の個展「塩田千春展:魂がふるえる」が、東京・六本木の森美術館にて10月27日まで開催中。会場に糸を張り巡らせるなど、没入型のインスタレーションで知られる塩田千春。大規模なインスタレーション6点を中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、20年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会となる。詳しくはこちら。会期:2019年6月20日~10月27日会場:森美術館ジュリアン・オピーの単純化された世界観も必見Julian Opie. Telephone. 2018. Patinated bronze with stone base. Largeイギリスを代表するアーティスト、ジュリアン・オピー(Julian Opie)の日本の美術館では11年ぶりとなる大型個展が、9月23日まで東京オペラシティ アートギャラリーにて開催中。点と線という最小限の視覚言語によって、生き生きとした人物像や風景を表現する作風で知られているジュリアン・オピーは、現代美術を語るうえで欠かせない重要なアーティスト。今回の個展は、自選による絵画、彫刻、映像など、本展で初めて公開される新作を中心に構成。BGMのように聴こえてくる会場内の音楽も、オピーの作品の一部となっている。詳しくはこちら。会期:7月10日〜9月23日会場:東京オペラシティ アートギャラリー佐藤卓ディレクションの「虫展」隈研吾らが参加隈研吾建築都市設計事務所+江尻憲泰 新作イメージ東京・六本木ヒルズにある21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2では、企画展「虫展 −デザインのお手本−」が11月4日まで開催中。知れば知るほど不思議な虫たちを「デザインのお手本」にする試み。展覧会ディレクターにグラフィックデザイナーの佐藤卓、企画監修には虫好きとしても知られる解剖学者の養老孟司。小さな身体を支える骨格を人工物に当てはめてみたり、翅(はね)を上手にしまう仕組みをロボットに応用してみたり。デザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示する。詳しくはこちら。会期:7月19日〜11月4日会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2<神奈川・静岡>彫刻の森美術館のピカソ館がリニューアルオープンピカソ館内観©2019 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN)箱根にある彫刻の森美術館が、開館50周年を記念してピカソ館を全面リニューアル。2021年3月頃まで、テーマ展示「ピカソの挑戦〜かたちの変貌〜」を開催している。ピカソ館は、20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソの作品を専門に紹介するために1984年に開館。以来、陶芸を中心とした319点のピカソ・コレクションを順次公開している。開館から35年を経て、初めてのリニューアルとなる今回は内装と設備を一新。内装は床、壁、天井をすべて変え、自然豊かな箱根にあうようにナチュラルで明るいイメージにとなった。箱根観光の新たな見所になりそう。詳しくはこちら。会期:7月27日~2021年3月(予定)会場:彫刻の森美術館 ピカソ館クレマチスの丘でミッフィーに会う2つの美術館でディック・ブルーナの展覧会開催静岡県長泉町のクレマチスの丘では、ディック・ブルーナ(Dick Bruna)の2つの展覧会を9月29日まで開催。ベルナール・ビュフェ美術館では、「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を、ヴァンジ彫刻庭園美術館では「ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展」が行われている。ベルナール・ビュッフェ美術館は、1997年に出版された『うさこちゃん びじゅつかんへいく』の絵本の内容にそって、ミッフィーと一緒にビュフェの作品を見ていく内容の企画展。2つの企画展を合わせて鑑賞することで、ディック・ブルーナの表現をより深く知ることができるとともに、作品や身近な自然を、新たな視点で楽しむことができる。詳しくはこちら。会期:4月20日〜9月29日会場:ベルナール・ビュフェ美術館/ヴァンジ彫刻庭園美術館<京都>ルイ・ヴィトン、コム デ ギャルソンからユニクロまで京都国立近代美術館でドレス・コードを紐解く展示ジェフ・クーンズ×LOUIS VUITTON 2017年京都服飾文化研究財団所蔵、畠山崇撮影京都国立近代美術館では、「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展が、10月14日まで開催されている。18世紀の男女の宮廷服や20世紀初頭の紳士服など歴史的な衣装類から現代の衣服まで、京都服飾文化研究財団(KCI)が収蔵する衣装コレクションから精選した約90点を中心に紹介。シャネル(CHANEL)、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)、ディオール(DIOR)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)など、多数のブランドの作品が一堂に会する貴重な機会。詳しくはこちら。会期:8月9日~10月14日会場:京都国立近代美術館
2019年08月15日暑い時期には特に身近に感じられる虫。ちょっと苦手……と感じる女子が多いかもしれませんが、そんな人にもぜひ見てほしいのが、現在六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の『虫展 ―デザインのお手本―』。虫に魅了されたクリエイターたちがデザインした驚きの虫作品とは?虫の世界は奥深い!【女子的アートナビ】vol. 156『虫展』では、デザイナーや建築家、構造家、アーティストたちが、虫を“デザインのお手本”にして制作したさまざまな作品を展示。展覧会のディレクターをつとめたのは、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんです。小さいころから虫好きで、昆虫採集を楽しんでいたという佐藤さんは、「いつか虫の展覧会をやってみたかった」といい、「この企画の準備をしながらますます虫好きになった」とのこと。そして、次のように呼びかけました。佐藤さん虫の世界に入ると本当に奥が深くて、たまらない世界ですし、心が豊かになり、モチベーションも上がってきます。虫がダメ、という方も、ここではちょっと我慢して、ぜひ虫の世界に入ってみてください!いざ、虫の世界へ!それでは、超・虫嫌いの私が虫の世界に突入です。いきなり登場するのが、先ほど虫愛を語った佐藤卓さんの作品《シロモンクモゾウムシの脚》。シロモンクモゾウムシの左側の中脚をわざわざ700倍に拡大したそうです。もじゃもじゃした毛みたいなものが体から無数に出ています。虫嫌いがもっとも苦手とするフォルム……。アップの写真も撮ってみました。こんなに大きなゾウムシが這いまわっていたら……想像しただけで恐怖です。導入部からパンチのきいた作品が現れ、この先が心配ですが次に行ってみます。虫って美しい…!?続いてご紹介するのは、阿部洋介さんの映像作品《虫のかたち》。小檜山賢二さんと丸山宗利さんが撮影した虫の写真が次々と現れ、さらに不思議な音も流れています。この音は、さまざまな環境の音と楽器の音を混ぜてつくったもので、この作品自体が「昆虫のミュージックビデオ」になっているそうです。暗い部屋の中で、虫の大きな映像に取り囲まれるなんて苦痛しかない!と思いきや、意外にもその美しさに感動してしまいました。まるで聖堂のステンドグラスを見ているかのような神々しい世界。虫って案外美しいのかも……!虫がつくる芸術作品大きな展示室に入ると、さらにバラエティ豊かな作品が並んでいます。なかでも目を引くのが、小檜山賢二さんの写真《トビケラの巣》。チョウやガに近い昆虫のトビケラは、幼虫のときに水の中で巣をつくるそうで、その巣の写真が18点展示されています。巣の材料は、付近にある落ち葉や枝、砂など。まるで芸術作品のように鮮やかな巣もあり、見とれてしまいます。また、展示室の壁のいたるところに、虫の豆知識を書いた「虫マメチ」や、展覧会の企画監修者である養老孟司さんの言葉が載った「養老語録」が貼ってあります。ひとつひとつ読んでいくと、虫への興味がどんどん増していきます。虫で遊ぶ!見るだけでなく、遊べる作品もあります。藤田すずかさん+宇野由希子さん+阿部憲嗣さんの《虫のなまえ》は、人間が虫に名前をつけてきた方法を体験できる作品です。さまざまな虫たちを分類するため、色や模様、形だけでなく、身近にあるものに見立てたりしながら人は虫に名前をつけてきました。例えば、イチゴに見立てた「イチゴチビナガカメムシ」などが映像で紹介されています。そして、この場所では自分たちで虫の名前をつけることもできます。「マンジュウ」「トゲトゲ」「フワフワ」などのカタカナが書かれたスタンプがずらりと並んでいるので、好きな文字を組み合わせてオリジナルの虫の名前をつくれます。さらに、出口付近に行くと作画スペースもあるので、虫の姿を自由に描いてもOK。子どもから大人まで楽しめます。こちらは、向井翠さんの作品《虫漢字のかんじ》。虫がついた漢字がずらりと並んでいます。読めない漢字があったら、パネルの上部をそっと押してみると……答えが出てきます!ところどころ、虫嫌いにはゾッとする作品もありますが、それでも見ているうちに虫の美しさに魅了されていくから不思議。また、クリエイターのみなさんがどんなふうに虫からインスピレーションを受けたのか、と考えながら見るのもおもしろいです。『虫展』は11月4日まで開催。虫嫌いな人も、とりあえず一度のぞいてみてはいかが?Information会期:~11月4日(月・祝)※休館日は火曜日(10月22日は開館)時間:10:00 ~ 19:00※入場は30分前まで会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)料金:一般 ¥1,200/大学生 ¥800/高校生 ¥500/中学生以下無料※本記事の写真は、プレス内覧会で主催者の許可を得て撮影しています。
2019年08月13日東京 2020 組織委員会は、「東京 2020 公式アートポスター・プロジェクト」において、東京 2020 オリンピック・パラリンピック公式アートポスターを制作するアーティストを決定した。浦沢直樹(漫画家)オリンピックをテーマとする作品の制作者は11人。漫画家の浦沢直樹、画家の大竹伸朗、グラフィックデザイナーの大原大次郎、書家の金澤翔子、アーティストの鴻池朋子、グラフィックデザイナーの佐藤卓、美術家の野老朝雄、写真家のホンマタカシ、アートディレクターのテセウス・チャン(Theseus Chan)、写真家のヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)、アーティストのフィリップ・ワイズベッカー(Philippe Weisbecker)が選出された。そしてパラリンピックをテーマとする作品の制作者は8人。漫画家の荒木飛呂彦、書家の柿沼康二、グラフィックデザイナーのグーチョキパー(GOO CHOKI PAR)、アーティストの新木友行、美術家の野老朝雄、写真家・映画監督の蜷川実花、美術家の森千裕、画家の山口晃に決定した。公式アートポスターは、国内外のアーティストにオリンピック、またはパラリンピックをテーマにした芸術作品を制作を依頼し、それらを東京 2020 大会のポスターとして活用していくもの。20世紀初頭から、各大会の組織委員会が、オリンピックというスポーツ・文化イベントへの認知と理解を促進するために制作してきた。各大会の特色を世界に伝える役割も果たし、近年ではパラリンピックのポスターも含め国際的に活躍するアーティストやデザイナーを起用し、各大会の文化的・芸術的レガシーとなる作品を制作。その中からは、時代のアイコンとなるような作品も生まれているという。
2019年08月01日今週末に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック!カウズ史上最大となる規模のアートワークが富士山の麓に出現、都内最大級のシネマコンプレックスが池袋にオープン、虫から着想を得た作品を展示する「虫展 −デザインのお手本−」を21_21 DESIGN SIGHTで開催etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け!◆KAWSの全長40メートル巨大フィギュアがついに日本へ! 富士山麓のキャンプ場で展示イベント開催(〜7/24)カウズ(KAWS)の人気キャラクター「COMPANION(コンパニオン)」の巨大フィギュアが、日本の自然美の象徴である富士山の麓に出現! nk7◆池袋に日本最大のスクリーンを有するシネコン「グランドシネマサンシャイン」がオープン! クリーン数12、座席数2,443席からなる、都内最大級となるシネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」が池袋にオープン。◆ルイ・ヴィトンのウィメンズポップアップがGINZA SIXにオープン(〜8/4)ルイ・ヴィトンのアイコニックな“モノグラム”と“ダミエ”を融合させた、今シーズンを象徴するバッグやウォレットなどが登場。◆佐藤卓ディレクションの「虫展 −デザインのお手本−」、六本木21_21 DESIGN SIGHTで開催(〜11/4)展覧会ディレクターにグラフィックデザイナーの佐藤卓、企画監修に解剖学者の養老孟司を迎え、虫から着想を得たさまざまな作品を展示。水江未来「inside the cocoon」◆『スイミー』の原画が初来日! 絵本作品など約200点を展示する「みんなのレオ・レオーニ展」開催(〜9/29)ヨーロッパとアメリカを移動し続けた絵本作家、レオ・レオーニの波乱の生涯を、約200点の作品と重ね合わせながら紹介。「マシューのゆめ」1991年 鉛筆、水彩、コラージュ、紙 51×63.6cm Matthew’ s Dream ⓒ1991 by Leo Lionni / Knopf Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family◆ベトナム発の新感覚かき氷「チェー」の専門店が学芸大学にオープンベトナムのローカルスイーツ“チェー”の専門店がオープン。チェーの他にも日本ではまだ馴染みのないベトナミーズ・スイーツが楽しめる。
2019年07月19日プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)による、“森”をプリーツで表現したビジュアルシリーズ「フォレスト(FOREST)」。2019年6月に発表された第1弾「てんとう虫」「蝶」、8月の第2弾「かぶと虫」「きのこ」に続き、10月3日(木)からは第3弾「ふくろう」と「どんぐり」が登場。プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / アオヤマ、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / ロッポンギ、イッセイ ミヤケ ギンザ / オモテにて展開される。ビジュアルシリーズとは?プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケのビジュアルシリーズは、豊かな色彩と軽やかさをベースに、身近にあるものや生き物を、ブランドのアイコニックなプリーツ素材で表現するシリーズ。2014年、可憐な花を表現した「フラワーズ(FLOWERS)」からはじまり、愉快な動物たちが登場した「アニマルズ(ANIMALS)」、カラフルな果物や野菜で構成された「ビタミン(VITAMIN)」、そして海中を彩る「シー(SEA)」を発表してきた。新ビジュアルシリーズ「フォレスト」「フォレスト(FOREST)」は、そのタイトルの通り“森”をイメージ。美しい植物や昆虫に出会える場所である森の魅力を、これまでも同ビジュアルシリーズを手掛けてきた佐藤卓のもと、生命力たっぷりに表現した。6月、8月、10月と3度に渡って新たなビジュアルが発表されている。第1弾「てんとう虫」「蝶」6月の第1弾ビジュアルでは、「てんとう虫」と「蝶」が登場。今にも動き出しそうなほどリアルなてんとう虫と蝶。特に蝶は、プリーツだからこそ表現できた羽の躍動感が秀逸だ。第2弾「かぶと虫」「きのこ」第2弾で登場したのは、「かぶと虫」と「きのこ」。漆黒一色に染まった「かぶと虫」は、重厚感溢れる姿ながらも、プリーツによる躍動感ある光沢で生き生きとした逞しいビジュアル。一方水玉模様がポップな「きのこ」は、ふんわりと空気を孕んで膨らむプリーツが、ふっくらとした“かさ”を見事に表現している。第3弾「ふくろう」「どんぐり」そして10月の第3弾では、「ふくろう」と「どんぐり」が仲間入り。森の木にたたずむ「ふくろう」は、耳や尻尾の先までグラデーションカラーのプリーツで表現。一方「どんぐり」はコロンとした丸く愛らしい見た目で、秋の訪れを感じさせる。10月からどんぐりバッグ発売10月のビジュアルシリーズ発表とともに、10月3日(木)からはプリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / アオヤマ、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / ロッポンギ、イッセイ ミヤケ ギンザ / オモテにてどんぐりをモチーフにした巾着バッグを発売する。レッド、オレンジ、マスタード、そしてオリーブグリーンの4種のカラーを揃えた。【詳細】プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ 新ビジュアルシリーズ「フォレスト(FOREST)」展開店舗:プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / アオヤマ、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / ロッポンギ、イッセイ ミヤケ ギンザ / オモテ・第1弾「てんとう虫」「蝶」公開日:2019年6月1日(土)・第2弾「かぶと虫」「きのこ」公開日:8月22日(木)・第3弾「ふくろう」「どんぐり」公開日:10月3日(木)■どんぐりバッグ詳細発売日:2019年10月3日(木)取り扱い:プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / アオヤマ、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ / ロッポンギ、イッセイ ミヤケ ギンザ / オモテ価格:15,000円+税Credit: Art Direction: Taku Satoh Design: Yumi Ezure Photograph: Koji UdoCopyright: 2019 ISSEY MIYAKE INC.
2019年06月06日企画展「日本のグラフィックデザイン2019」が、東京ミッドタウン・デザインハブにて開催される。期間は2019年6月20日(木)から8月7日(水) まで、入場無料。「日本のグラフィックデザイン」は、身近な雑貨、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインなど、様々な日本のグラフィックデザインを紹介する企画展。2019年は会員約3,000名を擁するアジア最大級のデザイン団体、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が、1981年より発行を続ける年鑑『Graphic Design in Japan』2019年版の掲載作品から、約300点を実物と映像で展示する。紹介されるのはたとえば、人気洋菓子店「タルティン」のパッケージデザインや、地下鉄「オオサカ メトロ(Osaka Metro)」のシンボルロゴなど。グラフィックデザイナー佐藤卓の個展「佐藤卓展 MASS」における空間構成や、「デザインあ展」に出品された「概念のへや じかん」にまつわる展示も行う。【詳細】東京ミッドタウン・デザインハブ第80回企画展「日本のグラフィックデザイン2019」会期:2019年6月20日(木)~8月7日(水) 11:00~19:00 ※会期中無休会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)入場:無料【問い合わせ先】公益社団法人日本グラフィクデザイナー協会TEL:03-5770-7509
2019年06月03日東京・六本木にある21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2では、企画展「虫展 −デザインのお手本−」を7月19日から11月4日まで開催。デザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示する。「虫展 −デザインのお手本−」は、知れば知るほど不思議な虫たちを「デザインのお手本」にする試み。展覧会ディレクターにグラフィックデザイナーの佐藤卓、企画監修に虫好きとしても知られる解剖学者の養老孟司を迎える。自然を映し出す存在である、虫。私たちの身近にいながら、実はそのほとんどの生態はわかっていない。虫の色、質感、構造、また習性には、私たちの想像をはるかに超える未知の世界が広がっている。人類よりもずっと長い歴史のなかで進化を続けてきた多様な虫の姿からは、さまざまな創造の可能性が浮かび上がってくる。隈研吾建築都市設計事務所+江尻憲泰 新作イメージ小さな身体を支える骨格を人工物に当てはめてみたり、翅(はね)を上手にしまう仕組みをロボットに応用してみたり、幼虫がつくり出す巣の構造を建築に当てはめてみたり。会場では、デザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示する。関連イベントとして、7月21日の14時からは養老孟司と佐藤卓によるオープニングトーク「虫はデザインのお手本」、8月25日の14時からは、隈研吾、佐藤卓らによるトーク「建築家の巣」が開催される。詳細は21_21 DESIGN SIGHT公式サイト()にて。クリエイターが、そして訪れる一人ひとりが、虫の多様性や人間との関係性を通して、デザインの新たな一面を虫から学ぶ展覧会にぜひ足を運んでみては。【展覧会情報】虫展 −デザインのお手本−会期:7月19日〜11月4日会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2住所:東京都港区赤坂9-7-6時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)休館日:火曜日(10月22日は開館)料金:一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
2019年05月30日映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、篠原涼子、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太、村上知子、塚本連平監督が登場した。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。「寛太くんと共演したかった」という佐藤隆太。「Twitterで、なんかの予告を見てたのか『寛太くんが出るかと思ったら、佐藤隆太じゃん』みたいな書き込みを見て、トラウマというか。今回は一緒に出るから、もし僕のことを寛太くんと勘違いしても、出てるから! 誤解はないと思うので。できる限り共演していきたい」と明かし、会場も笑いに包まれた。隆太は「自分すら、台本の名前をパッと見て『あれ?』ってなるんです。これからは基本的にニコイチでいこう!」と提案し、寛太は「光栄です」と喜ぶ。さらに寛太は「僕の方からも一言いいですか。小学6年生の時に、二子玉川で熱血教師やってたのを見てました」と告白。隆太も「ありがとうございました」と頭を下げていた。イベントには、「キャラ弁」に扮したダンディ坂野と、主演の篠原の顔真似をしたざわちんも登場した。
2019年05月28日全国5大都市で開催された俳優・佐藤健の写真展「佐藤健写真展2019」が、11月10・11日にアメリカ・ロサンゼルスにて開催されることが8日、わかった。佐藤の写真展としては、初めての海外進出となる。今年、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、TBS系ドラマ『義母と娘のブルース』に出演、10月19日に主演映画『億男』が公開、11月23日には出演映画『ハード・コア』の公開が控えるなど、ドラマ・映画で幅広い活躍を続ける佐藤。そんな佐藤の20代最後を、3名の新進気鋭の若手カメラマンが撮りおろした「佐藤健 2019年カレンダー」と「佐藤健 in 半分、青い。」PHOTO BOOKの発売を記念して、東京・渋谷、名古屋、仙台、大阪、福岡の全国5大都市で「佐藤健写真展2019」が開催された。このたび、佐藤の魅力あふれる展示をそのままに、アメリカ・ロサンゼルスにて開催することが決定。さまざまな顔を見せた日本展と同じく、カレンダーに収まりきらなかった貴重なカットを含め約40点を展示、会場内には特大パネルも設置される予定となっている。「佐藤健写真展2019 in Los Angeles」は、さまざまな日本の魅力を紹介する総合イベント「JAPAN PARKLOS ANGELES」のメインコンテンツとして、2日間限定で開催される。なお、同写真展は、アメリカのみならず、今後アジアでの開催も視野に入れているという。
2018年11月08日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『プロヴォーク 復刻版 全三巻/PROVOKE Complete Reprint of 3 Volumes』多木浩二、中平卓馬、高梨豊、岡田隆彦(第2号目から森山大道も参加)らにより1968年に創刊された伝説の写真同人誌『プロヴォーク』の完全復刻版。全3冊+別巻1冊からなる本書は、当時の『プロヴォーク』全3号分から原稿データを抽出し、写真イメージも忠実に再現されている。別巻では、文章が英語と中国語にも翻訳されている。さらに、第2号にのみ付属していたとされる帯も完全再現されている。【書籍情報】『プロヴォーク 復刻版 全三巻/PROVOKE Complete Reprint of 3 Volumes』出版社:二手舎ハードカバー/第1号68ページ210×210mm/第2号109ページ240×180mm/第3号110ページ240×190mm発刊:2018年言語:日本語・別巻(英語/中国語訳)価格:8,000円■Shelfオフィシャルサイトで『プロヴォーク 復刻版 全三巻/PROVOKE Complete Reprint of 3 Volumes』を購入する
2018年11月03日山下健二郎さん、佐藤大樹さんとともに「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』で主演を務める佐藤寛太さんが語る、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”とは?僕が演じるテッツという役は、思ったことをすぐに口走っちゃう真っすぐな性格。特に、愛情からくる言葉をすぐに口に出しちゃうヤツなんです。今回、いちばん印象に残っているシーンは、「働くって、こういうことだよな」ということを話す場面。テッツとしても、佐藤寛太としてもすごく腑に落ちることが多かった大事なセリフだったと思っています。僕ら、この役をもう4年近くやってきているんですが、毎回、健二郎さんが僕らが居やすい雰囲気をつくってくれて、僕らのことを大切にしてくれるんです。健二郎さんのそういうところをすごく尊敬していて、もし自分に後輩ができたら、先輩としてこんなふうに接してあげたいな、と思っています。今まで、勇気を出して一歩を踏み出した経験といったら、なんといっても劇団EXILEに入るきっかけとなったオーディション。自分でやりたいと思ってやった初めてのことでした。今はどんな役をやりたい、というよりもまず自分を磨きたいです。さとう・かんた1996年6月16日生まれ、福岡県出身。「劇団EXILE」メンバー。今後公開の出演映画に『走れ!T校バスケット部』『jam』『家族のはなし』『今日も嫌がらせ弁当』が控えている。シャツ¥96,000カットソー¥18,000スニーカー¥55,000(以上YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)サスペンダーパンツ¥38,000(nude:masahiko maruyama/NUDE)ネックレス¥48,000(nobu Ikeguchi TEL:03・6438・9036)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・鵜飼雄輔(TRON)取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月24日「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』にて、山下健二郎さん、佐藤寛太さんとともに主演を務める佐藤大樹さんに、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”についてお聞きしました。今回のHiGH&LOWは、今までと違って、一人一人のキャラクターにスポットが当たる映画になっているんです。だから、3人それぞれの人となりを知ってもらって、かわいい部分とか、憎めない部分をたくさん見つけてもらえるんじゃないかな、と思っています。たとえば、僕が演じるチハルは、今回、旅先で出会った若女将のマリさんに本気で恋をしてしまう。マリさんが抱えている悩みを応援する側にまわろうと決めて、最終的に彼女を幸せにするためにはどうしたらよいかというのを考え、必死に力を振り絞って助けてあげるという役柄です。僕自身が今まで力を振り絞って一歩を踏み出したことといえば、オーディションかな。EXILEを見てダンスを始めたので、HIROさんに目に留めてもらえるチャンスがあるならヘタこいてもいいから受けてみようと思いましたね。今の目標は、ドラマなどで主演を張ること。自分しかできないようなクセのある役をやってみたいと思っています。さとう・たいき1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。「EXILE」パフォーマー。2017年1月より「FANTASTICS」としても活動を開始。おもな映画出演作に『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などがある。ニット¥50,000(YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)シャツ¥21,000(bajra./バジュラ TEL:03・3464・4701)パンツ¥30,000(elephant TRIBAL fabrics TEL:03・5329・0705)ブーツ¥26,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・5428・4981)ウォレットチェーン¥85,000(JAM HOME MADE/JAM HOME MADE 東京店 TEL:03・3478・7113)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・大木利保取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月23日「デザインあ展 in TOKYO」が7月19日から10月18日まで、東京・お台場の日本科学未来館で開催されている。開幕に先がけて前日の18日にはプレスプレビューが行われた。同展はNHK Eテレで放送中の、子供たちにデザインの面白さを伝える番組「デザインあ」のコンセプトを、実際に見て体験できる展覧会にしたもの。「デザインあ展」は、2013年に東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催され、22万人を動員したが今回は新たにコンテンツを作った。展示室は「観察の部屋」「体感の部屋」「概念の部屋」の3つの部屋で構成されている。最初の「観察の部屋」は、お弁当、マーク、容器、身体、名前の5列に分かれている。また、お弁当の列の、4種類のお弁当の中身を分解し、つめられ方を観察する作品や卵がいろいろな形に変わり、お弁当になるまでを時間軸に並べた作品、大きな箱に開いた穴に顔を入れるとお弁当の梅干しの部分から顔が出て、梅干しの気持ちを感じられる作品など、5つのテーマは、見る、考える、作る(体験する)というステップでそれぞれ3作品を展示している。そのほか、全国の約8万の名字を人口に比例して並べた作品や教室の写真を言葉で置き換えることで、ものと名前の関係を観察する作品なども紹介している。「観察の部屋」次の「体感の部屋」は小山田圭吾によるテーマ曲など、番組オリジナルソングや音楽とシンクロする映像が、展示室の四方の壁面一杯に映し出され、360°取り囲む映像と音でデザインを体感することができる。最後の「概念の部屋」は、空間、時間、仕組みの3つのテーマで構成されている。歯車を装着することで、歯車になって音を鳴らす作品や、明かりの量、色温度を操作して、空間の印象が変わる様子を体験する作品など、体験型の作品なども用意されていて、遊びながら、場、時の流れ、人の動きを、どのようにデザインを通して感じているのかを観察することができるようになっている。総合ディレクターの佐藤卓は「すべての人にデザインを考えてもらうきっかけになれば嬉しいし、身近なところにデザインが潜んでいることに気づいてほしい」と挨拶。映像ディレクターの中村勇吾は「詳しい説明や作品の見方が書いているものはほとんどない展示会。子供たちや見る人が自由に見て、感じてほしい」と話した。また、日本科学未来館展示企画開発課内田まほろ課長は今回の開催について「この展覧会が科学に興味がある人がデザインに興味を持ち、デザインに興味がある人が科学技術に興味を持つなど、相互の理解が深まり未来を創る力になれば」と語った。【展覧会情報】企画展「デザインあ展 in TOKYO」会期:2018年7月19日〜10月18日会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン(お台場)住所:東京都江東区青海2-3-6時間:10:00〜17:00(入場は閉館時間の30分前まで)※ただし、土・祝前日(9/16、9/23、10/7)、8/10〜18は20:00まで開館、常設展は17:00に終了料金:大人(19歳以上)1,600円(1,400円)、中人(小学生〜18歳以下)1,000円(800円)、小人(3歳〜小学生未満)500円(400円)※( )内は前売り、8名以上の団体料金※常設展も観覧可能※ドームシアターは別料金(要予約)※2歳以下は無料、障害者手帳所持者及び付き添い人は1名まで無料※前売り券の販売は、5月25日から7月18日まで休館日:9月4日、11日、18日、25日、10月2日、9日、16日
2018年07月20日女優の篠原涼子が主演を務める映画『今日も嫌がらせ弁当』(2019年初夏公開)に佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太が出演することが8日、明らかになった。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。佐藤隆太が演じるのは、東京に住むシングルファーザーの岡野信介。妻に先立たれ幼稚園になる息子を男手ひとつで育てる信介は、かおりのお弁当ブログの読者という役どころだ。松井は、かおりの娘で双葉の姉・若葉を演じ、母と妹の壮絶バトルの間で2人の橋渡しをしていく。佐藤寛太は双葉の幼馴染で八丈太鼓が大好きな天然ボーイ・山下達雄を演じ、双葉との恋の行方も見所となる。○佐藤隆太コメント母娘のやりとりがとにかく可愛らしくて、可笑しくて……そのなんとも言えない愛らしさに、最後はウルっときてしまいました。そしてやはり、自分が学生の頃に母が毎日朝早くから作ってくれていたお弁当を思い 出しました。今では自分も父親になり、どちらかと言うと作る立場なので、ちょっと不思議な感覚もあって。渡す側の愛情と、受け取る側のちょっとした照れ、そしてワンテンポ遅れて伝わる感謝の気持ち。そんなお弁当を使ったキャッチボールの、どちら側の立場の方にも……それが現在進行形の方も、懐かしい思い出となっている方も共感して楽しんで頂ける作品になると思います!!○松井玲奈コメント私は春先に八丈島でクランクインしました。私が演じた若葉は、母と妹がやりあう中、一種のムードメーカーとして明るく楽しく演じさせていただきました。篠原さんの娘役ということで、撮影前はどんな親子関係を作れるだろうかと少し不安もありましたが、一緒にお弁当を食べるシーンでご飯粒やのりを付けながら笑いあっていたら、いつのまにか本当の親子のような気持ちになれていたような気がします。妹である芳根京子ちゃんとのシーンでは、監督から「姉妹に見えた」と言ってもらえて、ホッと安心もしました。物語が自分と重なるところもあり、多くの人に共感してもらえる作品になっていると思います。○佐藤寛太コメント今作で、山下達雄役を務めさせていただきました佐藤寛太です。僕のシーンの撮影は全編八丈島で行わせていただきました。春の島風に吹かれ、天候にも恵まれ達雄というどこまでも真っ直ぐなキャラクターを演じさせていただくにあたり、これ以上無いという環境で塚本監督のもとノビノビとやらせていただきま した。劇中で叩いている八丈太鼓は地元の太鼓チーム’よされ会’に撮影期間中毎日通い直接ご指導していただき、太鼓を通じて地元の方と繋がることができたのもとても思い出深いです。是非劇場でご覧ください!(C)映画「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会
2018年07月08日「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」が6月29日から10月14日、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2で開催される。開幕に先駆けて6月28日にプレスプレビューが行われた。ミュージシャンの小山田圭吾(Cornelius)が今回の展覧会のために書き下ろした新曲『AUDIO ARCHITECTURE』を、気鋭の作家たちがそれぞれの視点から解釈し、映像作品を制作したもの。映像作品とワンダーウォール(Wonderwall)の片山正通がデザインしたダイナミックな空間が一体となった会場で、音楽への新鮮な視点を発見できる展覧会になっている。片山正通が会場構成を手がける展覧会はギャラリー1、ギャラリー2とその裏の各作家のブースの3つのスペースで構成されている。最初のギャラリー1では、入ってすぐの三面の壁に稲垣哲朗が撮影したCorneliusのスタジオライブが映し出されている。ギャラリー2がデジタル的作品であるのに対して、ギター、ドラム、キーボードなどの楽器とレコーディングの風景を視覚的にわかりやすく伝えている。次のギャラリー2は梅田宏明、大西景太、折笠良、辻川幸一郎(GLASSLOFT)×バスキュール×北千住デザイン、勅使河原一雅、水尻自子、UCNV、ユーフラテス(石川将也)+阿部 舜の8組の作家が時間を占有する空間。また、その裏は8組の作家がそれぞれの作品を紹介する8つのブースになっている。大西景太は楽曲を構成するすべての音要素を個別のモーショングラフィックス要素に翻訳し、その全体を1つの場に再構成した。折笠良はエンドゲームスタディをテーマにした作品を発表。振り付けとダンス作品を制作する梅田宏明は筋繊維の構造というモチーフを動きのある光の映像などで描き出している。勅使河原一雅は楽曲を生命的に脈打つものと捉え、その断面の連続を描くことによって、音楽を聴く行為に潜む複雑さを表現した。また、UCNVは正常な映像とその壊れたバージョンを上下に並べている。水尻自子は寿司、ティッシュ、風船など身近なものを数個並べ感覚のずれを表現。ユーフラテス(石川将也)+阿部 舜は模様を描いた二枚の透明フィルムを重ね、動かすことで視覚効果を創り出した。辻川幸一郎(GLASSLOFT)×バスキュール×北千住デザインは、ミュージックビデオの構造に聴く人を取り込んだ、音楽+映像+鑑賞者がひとつになった作品を紹介している。小山田は「今回は中村勇吾さんに作詞をしてもらい、音楽のコラボレーションをできるなど、バンドみたいに楽しくできた」と挨拶。また、21_21 DESIGN SIGHT館長の佐藤卓は「今回は中村勇吾さんに展覧会ディレクターをお願いしてみよう、というアプローチにしてみたが、想像以上。音楽を建築的に表現するという今までに無かった展覧会になった」。中村は「今回のテーマには音楽の構築性と、1つの楽曲を軸に環境としての建築を総合的にデザインするという2つの意味を込めた。一つひとつの作品に向き合うとともに空間全体を体感してもらえれば」と話した。
2018年06月29日ライザップの3か月ダイエットに挑戦し、美しく痩せたと話題の佐藤仁美さん。12.2kgの減量に成功したプロセスから、佐藤さんの人柄に合わせたプログラム内容、厳しいダイエット中のモチベーションのあり方まで、その舞台裏を伺いました。「痩せただけで、こんなに反響があるなんてびっくり。中身は全然変わってないんですけどね(笑)」10代からドラマや映画で活躍する実力派女優でありながら、お酒とオカマバーが大好きと公言するなどオープンなキャラで愛される佐藤仁美さん。昨年放送の朝ドラ『ひよっこ』では、ふくよかな姿で親しみあふれる“高ちゃん”を好演していただけに、美しく痩せた姿で登場した時には驚いた。「25歳頃から太りはじめ、30代でお腹まわりの脂肪が増加。衣装のウエストはゴムになり、体重は過去最大の61.6kgに。ダイエットを決めたのはそんな時。週2~3回の筋トレや有酸素運動と低糖質の食事を3か月続けました」運動経験ゼロだった佐藤さん、苦労したのは意外にも食事面だ。「低糖質の食事をと言われても、最初は食べちゃダメなものがわからなくて。まさか根菜や、みりん、料理酒の調味料もダメだとは。お米はあまり好きじゃなかったから助かったけど、大好きなパンが食べられないのは辛かったですね」大好物のお酒を断つのも、さぞ大変だったろうと思いきや…。「食事制限に加えてお酒もダメだなんて耐えられなくて、実はこっそり飲んでたんです(笑)。でも体重が停滞してきて、カミングアウトしました。そうしたら、私の場合はストレスが一番痩せにくいというトレーナーの意見で、週2~3回ならお酒を飲んでいいことに。糖質の少ないハイボールとウォッカでストレス発散していました」1か月半後には自然と早寝早起きや散歩をするようになるなど、意識の変化も生まれてきた。「1回は逃げてもいいと思ってたけど、結局最後までくじけなかったですね。トレーナーが親身になって、私に適した指導をしてくれたおかげでもあります。結果、体重も49.4kgまで落とせました。今は、この痩せた私にどんな役がもらえるのか、楽しみなんです」さとう・ひとみ1979年10月10日生まれ。’95年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、同年女優デビュー。スリムになり現在ドラマ、バラエティ、舞台で注目を集めている。ブラレット¥6,800(CALVIN KLEIN UNDERWEAR/カルバン・クライン カスタマーサービス TEL:0120・657・889)スカートはスタイリスト私物※『anan』2018年6月13日号より。写真・中村和孝(まきうらオフィス)スタイリスト・西脇智代ヘア&メイク・藤田響子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2018年06月06日プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)が展開している、海の生き物をプリーツで表現するビジュアル・シリーズ「SEA」。2018年4月に発表したタコを皮切りに、6月には貝とタツノオトシゴ、8月にはクラゲが登場してきた。遂に迎えるフィナーレで、イカとフグが10月より登場する。プリーツ プリーズの生地で表現する“リアル”なビジュアル・シリーズこれまで、服から生まれた花々「FLOWERS」、表情豊かな動物たちが現れる「ANIMALS」、そしてみずみずしい野菜や果物「VITAMIN」などを展開してきたプリーツ プリーズ イッセイ ミヤケのビジュアル・シリーズ。プリーツ プリーズの生地によって表現されるものたちは、どれも本物のように生き生きしていて、これが1枚の布であることを忘れさせるほどリアルにできている。それに続けて2018年4月より登場した「SEA」は、その名の通り海に由来する。生命の源とも言われる海の中で活きる仲間たちは、形がユニークで色彩豊か。色鮮やかで、有機的な動きを持つプリーツ生地で表現するにはぴったりのテーマだ。ビジュアルには、月を経ていくごとに、タツノオトシゴ、貝、クラゲなど、楽しい海の生き物たちが増えていった。限定店舗では「SEA」シリーズの特別展示「SEA」シリーズは、スペシャルショッパーとして2018年10月4日(木)より全国のプリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ店舗に登場する。また、期間を変えて一部店舗では同シリーズの世界観を味わえる空間展示が行われる。ビジュアルは佐藤卓が担当ビジュアルのグラフィックデザインは前回より引き続き佐藤卓が務めた。「ロッテ キシリトール ガム」や「明治おいしい牛乳」などの商品デザインから、「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」のシーズンカタログ、さらには「金沢21世紀美術館」のシンボルマークまで幅広い分野でデザインを手がけている。詳細プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ 新ビジュアル・シリーズ「SEA」スペシャルショッパー展開店舗: 全国のプリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ店舗■「SEA」シリーズ特別展示・期間:10月3日(水)~31日(水)PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE 伊勢丹新宿店・期間:10月11日(木)~31日(水)PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / AOYAMA、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / ROPPONGI、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / NAGOYA PARCO、ISSEY MIYAKE GINZA / OMOTE、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBA・期間:10月18日(木)~31日(水)PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE 松屋銀座
2018年04月28日カルビーから新業態「Yesterday’s tomorrow」が登場。2017年10月28日(土)に、東京・新宿ルミネにオープンする。「Yesterday’s tomorrow」は、“「これまでにない」じゃなく「ずっとそばにあった」”をコンセプトに、メーカー・ブランドの垣根を越えて日本のお菓子のおいしさや楽しさを伝えるショップ。子供の頃から慣れ親しんだお菓子、今でも食べたくなる地元のお菓子が全国から大集合する。お菓子を買うだけではなく、工場にもある包装機でオリジナルのお菓子袋をつくったり、子供のころドキドキして1つだけ選んだおもちゃと出会うこともできる。おなじみのキャンディやビスケットがステーショナリーやワッペンになった雑貨も販売。その場で食べるキッチンメニューもあり、親子で楽しめる空間になっている。アートディレクターを務めたのは、佐藤卓。懐かしさと新しさ、楽しさを兼ね備えたお菓子の世界は、昔描いた未来の世界に重なることに気づき、その世界観を描き出した。「Yesterday’s tomorrow」は、お菓子が本来もっている楽しい世界を新しい形で表現していく。【詳細】Yesterday’s tomorrowオープン日:2017年10月28日(土)場所:ルミネエスト新宿B1F住所:東京都新宿区新宿3-38-1営業時間:平⽇ 11:00〜22:00、土⽇祝 10:30〜21:30
2017年10月24日東京・銀座にあるギャラリー、ポーラ ミュージアム アネックスでは、11月17日から12月24日まで、グラフィックデザイナーの佐藤卓をディレクターに迎え、日常の中における「美」について考える展覧会「ケの美」展が開催される。オルビス株式会社の創業30周年を記念したこの展覧会では、日本人の伝統的な世界観である「ハレ」と「ケ」の「ケ」に着目。隈研吾、皆川明、緒方慎一郎、原田郁子といった各界で活躍しているデザイナーやクリエイターらとともに、あたりまえの日常を意味する「ケ」の中にある「美」について考え、表現する。また会場では、「朝食」「場所」「漢字」の3つのテーマに沿って一般人から寄せられた「ケ」だと考える写真を集めた参加型展示「みんなのケ」も実施される。全14名の参加クリエイターは、「くるみの木」代表・空間コーディネーターの石村由起子、「SIMPLICITY」代表・デザイナーの緒方慎一郎、作家の小川糸、建築家の隈研吾、放送作家・脚本家の小山薫堂、イラストレーター の塩川いづみ、プロダクトデザイナーの柴田文江、武者小路千家家元後嗣の千宗屋、料理研究家の土井善晴、「クラムボン」ミュージシャンの原田郁子、 「群言堂」代表・デザイナーの松場登美、ミナ ペルホネン(minä perhonen)代表・デザイナー皆川明、落語家の柳家花緑、手芸家の横尾香央留。同展のディレクター佐藤卓は、「『晴れ着』というように、祝い事や特別なイベントが『ハレ』であるのに対して、毎日繰り返されるごくあたりまえのことが『ケ』にあたります。現代社会は、とかく華やかな『ハレ』が注目を集めますが、その華やかな『ハレ』も、一見退屈にさえ思える『ケ』の充実の上にこそ特別で有難いものとして感じられる」とコメントしている。【展覧情報】「オルビス30周年記念『ケの美』展」会期:11月17日~12月24日会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)会期中無休入場無料
2017年09月23日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)の新店舗「イッセイ ミヤケ ギンザ(ISSEY MIYAKE GINZA)」が、2017年9月1日(金)にオープンする。同じく銀座4丁目のレンガ通りに、7月にオープンしたイッセイ ミヤケ ギンザに続き、ガス灯通りに新店が登場。エルトブ テップ イッセイ ミヤケが生まれ変わり、7月オープンの店舗を「ウラ」、今回の店舗は「オモテ」と2つの店舗が銀座の街を彩る。イッセイ ミヤケ ギンザでは、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)、ミー イッセイ ミヤケ(me ISSEY MIYAKE)、バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)などを1階で展開、2階のフロアではオム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE)をはじめ、イッコー タナカ イッセイ ミヤケ(IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE)、HaaTの新ラインであるORJも取り扱う。また、店内の空間デザインは、佐藤卓によるもの。白を基調とし、大人の「品」と「遊」を控えめに表現した、落ち着きのあるショップではゆったりとした時間を楽しむことが出来る。【詳細】イッセイ ミヤケ ギンザ オモテオープン日:2017年9月1日(金)住所:東京都中央区銀座4-3-6 TEL:03-3538-0780 営業時間:11:00~20:00取り扱いブランド:プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ、オム プリッセ イッセイ ミヤケ、バオ バオ イッセイ ミヤケ、ミー イッセイ ミヤケ
2017年09月03日東京ミッドタウンにて6月23日(金)~7月2日(日)までの期間中、“一年のまんなかの日”である7月2日を記念して「MID DAY WEEK(ミッドデイウィーク)」が開催されます。新たな半年の初めを祝う「半賀状」の作成・展示・配布をはじめ、記念のオリジナルドリンクが楽しめる企画「まんなカンパイ!」など、画期的でわくわくするプログラム満載!以下、詳細をいち早くご紹介します。「MID DAY WEEK」の楽しみ方今年で4回目の開催となる「MID DAY WEEK」は、7月2日を"一年のまんなかの日”として祝うイベント。新たな半年の初めに送る"半賀状"にちなんだコーナー「HAPPY HALF BOX」をはじめ、オリジナルドリンクで半年忘年会&半年新年会が楽しめる「まんなカンパイ!」など、"一年のまんなかの日”を祝う画期的なプログラムが多数満喫できます。また、「富士山グラス」がもらえるスタンプラリーや、Instagram 連動のプレゼント企画など、参加型のプログラムが用意されているところもポイント。これまで祝われることのなかった「MID DAY」を通して、より素敵な"2017年後半"をスタートさせてみてはいかがでしょう?わくわくするコーナー・企画が満載!●「HAPPY HALF BOX」“一年のまんなかの日(MID DAY)”を祝うメインコーナーです。日本のトップクリエイターや『Tokyo Midtown Award』出身の15組の作家がデザインした「半賀状」の展示・配布が行われるほか、自分オリジナルの「半賀状」の作成も楽しめます。〈参加クリエイター〉小山薫堂、佐藤卓、原研哉、廣村正彰、水野学、『Tokyo Midtown Award』受賞者※配布用の半賀状は全20種類。各日400枚が配布されます。(お一人様1枚まで)●「まんなカンパイ!」ミッドルージュ“一年のまんなかの日(MID DAY)”を記念するオリジナルドリンクが、東京ミッドタウンの4店舖から提供されます。新たな半年がより素敵になることを願い、「まんなカンパイ!」のかけ声で乾杯しましょう!"半年忘年会"や"半年新年会"にもオススメです。●スタンプラリーで「富士山グラス」がもらえる!「まんなカンパイ!」の協賛4店舗では、「富士山グラス」がもらえるスタンプラリーも開催されます。4店舗で提供されているオリジナルドリンクをすべて注文し、プラザ B1「インフォメーションカウンター」へスタンプカードを提出しましょう。先着72名様までのプレゼントなので、ご参加はお早めに!(受付時間 11:00~19:00)● Instagram 連動プレゼント企画も!「MID DAY × Tokyo Midtown Ambassador ハッシュタグキャンペーン」として、Instagram 連動プレゼント企画も開催されます。イベント期間中に「HAPPY HALF BOX」で撮影した写真を、指定のハッシュタグ(#MIDDAY / #midtown_amb)をつけて Instagram に投稿。その後、プラザ B1「インフォメーションカウンター」へ投稿画面を提示すると、毎日先着10名に「おめでたい紙コップ」がプレゼントされます!ぜひ素敵な一枚を撮影してみてくださいね。(受付時間 11:00~19:00)●開催概要「MID DAY WEEK」開催期間:2017年6月23日(金)~7月2日(日)会場:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1)TEL:03-3475-3100オフィシャルサイト:www.tokyo-midtown.com「HAPPY HALF BOX」日程:6月23日(金)~7月2日(日)/11:00~19:00場所:プラザ B1 メトロアベニュー主催:東京ミッドタウンクリエイティブディレクション:Naoto Ichikawa (Tokyo Midtown Award 受賞者)参加クリエイター:小山薫堂、佐藤卓、原研哉、廣村正彰、水野学スペースデザイン:Kii inc.※半賀状の配布は各日400枚(全20種)。お一人様1枚まで。「まんなカンパイ!」日程:6月23日(金)~7月2日(日)対象店舗:RIO BREWING & CO. BISTRO AND GARDEN、orangé、OBICÀ MOZZARELLA BAR、GRILL & WINE GENIE'S TOKYO※メニューは店舗によって異なります。主催:東京ミッドタウン
2017年05月29日俳優・佐藤健による書籍「るろうにほん 熊本へ」の発売記念会見が4月16日(日)に行われ、佐藤さんが記者陣に熊本の“うまかもん”名物だご汁をふるまった。佐藤さんは、熊本への特別な思いを語った後、「映画の撮影で訪れて、そこで初めてくまモンと出会って。それからマブダチなんですけど(笑)」と、無類のくまもん好きであることを告白し、大きな笑みを広げていた。佐藤さんにとって、熊本県は映画の撮影で度々訪れている縁の深い土地。撮影地であり、自身の代表作でもある映画『るろうに剣心』と、「日本」を掛け合わせたオリジナルの言葉がタイトルになった書籍「るろうにほん 熊本へ」は、熊本地震の復興を願って佐藤さん自らが企画した1冊。売上の一部を熊本の地元自治体へ寄付することも発表されている。この日、はじめに1分間の黙とうをささげた佐藤さんは、出版までの道のりについて、震災後、自分にできることがないかを考えていたという。「復興支援本とでも言うんでしょうか。以前、熊本に炊き出しに行ったとき、観光客が減っていることがすごく困っていると聞きました。熊本の素敵な場所や景色、食べ物を改めて紹介することで、足を運ぶきっかけになったらいいという思いで、出しました」と、佐藤さんなりの復興支援の気持ちから生まれたことを明かした。本の撮影は、トータルで4日かかったそうで、地元の人も知らないような、とっておきの穴場なども収められている。佐藤さんは、「僕は、熊本以外の方に作りました。ガイドブックはたくさんあるけど、そういうのには載っていないところが載っています。山の中にある水源とか牧場とか、自然の景色がすごく印象に残っています」と熱弁した。ちなみに、佐藤さんが好きな熊本グルメは、「馬刺しを食べるのは決まり事で儀式みたいなもの。新しく出会ったもので言うと、あか牛のステーキをいただいて。全然肉の質が違うんです!いつもは150gくらいだけど250gくらいいける」と、目を輝かせ饒舌になっていた。「るろうにほん 熊本へ」は現在発売中。(cinamacafe.net)
2017年04月16日プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)が、ビジュアル・シリーズの最新作「VITAMIN」を発表。2017年4月13日(木)より展開する。「ビジュアル・シリーズ」とは、プリーツ素材を使って様々なイメージを表現するシリーズ。2016年に発表した表情豊かな動物のシリーズ「ANIMALS」に続き、今回はプリーツをキャベツやパプリカ、バナナなどの野菜や果物に見立てた「VITAMIN」を公開した。プリーツがユニークな膨らみを描くパプリカ。キャベツはずっしりとボリュームを感じさせながらも、葉1枚1枚は優雅で軽やかに広がる。どれ1つ取っても同じものがない野菜の生き生きとした形や手触りを、イッセイ ミヤケ独自の有機的な”動き”を持つプリーツが見事に表現した。プリーツ素材の鮮やかな色彩は、太陽をたっぷりと受けた野菜の輝くようにエネルギッシュな色と呼応する。楽しくて新鮮な野菜や果物は、イッセイ ミヤケのプリーツを語るのにとっておきの題材だ。ビジュアルのグラフィックデザインを務めたのは佐藤卓。「ロッテ キシリトール ガム」や「明治おいしい牛乳」などの商品デザインから、「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」のシーズンカタログ、さらには「金沢21世紀美術館」のシンボルマークまで幅広い分野でデザインを手がけている。【詳細】プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ 「VITAMIN」展開時期:2017年4月13日(木)〜展開店舗: 全国のプリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ店舗
2017年04月16日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)が展開する「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」が、2017年春のバッグコレクションとアイテムの魅力に迫るスペシャルムービーの新作を公開した。3月1日にリリースされた新作バッグ「PRISM FROST」シリーズは、ブランドを象徴する「PRISM」シリーズより布地の細やかな表情をテクスチャーに施し、爽やかなパステルトーンのライトブルー、ライムグリーン、クリームの3つのカラーで登場。スポーティーな印象を与えるマットな質感は品の良さも兼ね備え、光の反射によって繊細な輝きを放っている。ラインアップは定番のトートバッグ(各4万5,000円)に加え、チェーン付きのクラッチバッグ(各3万2,000円)、しっかりとしたマチを備えるポーチ(各1万4,000円)の3タイプ。新作バッグの発売に合わせて公開されたスペシャルムービー「BAO BAO DETAIL」は、前作に引き続きtha ltd.の中村勇吾をクリエイティブディレクターに迎え、コンセプトは金沢21世紀美術館や国立科学博物館のシンボルマークなどを手掛けた佐藤卓が担当。カメラマンには岩崎寛を起用した。ムービーでは、BAO BAOの象徴的な三角モチーフにスポットを当て、動きによってフレキシブルに表情を変える精巧なプロダクトの細部を、独特の映像美と軽快な音楽で表現している。クリエーションのコンセプトは、「繊細で丁寧に作りこまれているからこそ、BAO BAOは様々な形に変化し、光を纏って豊かな表現を生み出す。本物が醸し出す存在感は、細部に宿っている」。ムービーはブランドの公式サイト「BAO BAO WEB(www.baobaoisseymiyake.com)」にて公開中。
2017年03月17日美術館の中の「もうひとつの美術館」で日本画を身近に山種美術館のミュージアムショップでは、美術館の中にある「もうひとつの美術館」。日本画をもっと身近に感じられるオリジナルの品々は、館長・山崎妙子さんによってプロデュースされています。日本画に描かれる繊細な色合いや和紙の風合いを自宅でも感じられるグッズは見逃せません。シックで使いやすいトートバッグ2016年で開館50周年を迎えた山種美術館では、記念として新たに作成されたシンボルマークがあしらわれたトートバッグです。日本を代表するグラフィックデザイナー・佐藤卓氏によってデザインされたこのマークは、横組みの「YAMATANE」の文字と縦組みの「日本画」の漢字が組み合わされており、横文字文化が日常化していながらも、従来の縦文字文化がしっかりと根付いている現代日本文化の姿が表されています。黒と白でシックにまとめられたトートバッグは、どんなシーンにも使うことのできる大人っぽい仕上がりです。3,240円。コレクションしたくなる! 日本画マスキングテープ名画をモチーフにした山種美術館限定のマスキングテープ。淡い色合いの中に日本画の繊細な技法が感じられ、主張しすぎない上品なデザインが目を引く品々です。お手頃価格でゲットできる、彩色豊かでおしゃれな絵柄は、全種類集めてしまいたくなるようなかわいいものばかり。432円。絵はがきで、感動をそのまま持ち帰るショップには、豊富な種類の絵はがきが取り揃えられています。名画の繊細な色合いや風合いが忠実に再現された絵はがきは、お家で眺めて再び楽しむことができます。ちょっとした連絡に日本画の魅力を伝えられる絵はがきを送れば、普段とは違った印象を与えることができそうです。108〜162円。文・佐藤百イベント情報イベント名:山種美術館 「日本画の教科書」展催行期間:2016年12月10日 〜 2017年04月16日住所:東京都渋谷区広尾3-12-36電話番号:03-5777-8600
2017年02月02日休みのたびに「どこか連れて行って!」と子供たちにせがまれるパパやママにおすすめの、家族で楽しめるお出かけスポットを紹介。最近は”体験型”の展示がトレンドのため、一方的に見るだけの”お勉強的”なものは少なく、触れたり、映像を駆使した展示を通して、生き生きとした経験が得られるだろう。もちろん大人の好奇心も満足する、スポット5選をお届け!■“きのこの山”や“明治ブルガリアヨーグルト”の秘密が明らかに!?「デザインの解剖展」が開幕【レポート】グフィックデザイナーの佐藤卓がディレクションを務める「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」が、1月22日まで、六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中。「きのこの山」、「明治エッセルスーパーカップ」などをデザインの視点で解剖し、各製品の成り立ちを徹底的に検証する試みで、明治の製品を全面的にフィーチャーした内容となる。■すみだ水族館×蜷川実花、“クラゲ万華鏡トンネル”を通り抜け幻想的な世界を体感東京・墨田区のすみだ水族館では3月14日まで、写真家で映画監督の蜷川実花との“クラゲコラボレーション展示”を実施中だ。壁と天井が約5,000枚の鏡で囲まれた全長約50mの「クラゲ万華鏡トンネル」を始めとする8つのクラゲ水槽と壁面に、蜷川による映像作品が投影され、クラゲと一緒に鏡の中の幻想的な世界を漂っているような体験をすることができる。■マリー・アントワネット展の集大成!ヴェルサイユ宮殿監修の展覧会が六本木で開催。“私室”も再現「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワ ネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」が、2月26日まで六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開催中。肖像画の他、王妃が愛用した食器や漆器、家具、身に着けた衣服、革命期の資料など、ヴェルサイユ宮殿の企画・監修のもとに約200点あまりを展示する。■銀座ソニービル建替前のカウントダウンイベント「It's a Sony 展」開催!ソニーの歴代商品を広告とともに紹介東京・銀座のソニービルでは3月31日まで、同ビル建替前のカウントダウンイベントとなる「It’s a Sony 展」が開催中だ。3月31日をもって営業を一旦終了し、建て替えに向けた工事を開始するにあたり、ソニービルが歩んだ50年の歴史と今後の進化を、歴代のソニー商品とともに紹介。会期中は、期間限定のラバーストラップをカプセルトイで販売する。■山口晃×道後温泉、アートフェスティバル「道後アート2016」で時空を超えた街歩き世界に向けて新たな魅力の発信に取り組んでいる道後温泉のアートフェスティバル「道後アート2016」が8月31日まで開催中。今回はメインアーティストに画家の山口晃を迎え、“よそもの”視点で道後を描いた作品が見どころとなっている。その他、立体、建築的手法を取り入れた作品、インスタレーションなどの作品たちが道後の街中に展示される。
2017年01月09日