いま話題沸騰の連続テレビ小説「マッサン」。主人公のマッサンが妻のエリーと一緒に、初の国産ウイスキーを作るに当たって奮闘する朝ドラです。そんな中で注目を集めているのはシャーロット・ケイト・フォックスさん演じる「エリー」の存在。「彼女が可愛いから見てる」と言う人も結構多いのだそう。そこで今回はそんなエリーから学んだ、理想の奥さん像について紹介します。■1.表情豊か「エリーは色んな表情があるから見てて飽きないんだよね。彼女の表情が見逃せなくって、ずっとエリーの顔ばっか見てます。ああやって色んな表情を見せてくれる奥さんっていいなって思いました。」(25才/美容師)エリーは本当にくるくると表情が変わるので、見てておもしろいですよね。どの表情にも感情がこもっていて、一緒にいたら楽しそう。表情がころころ変わる女性は男性を飽きさせないんだそうです。エリーを見習って可愛い表情のレパートリーを増やしてみましょう!■2.夢を一緒に追いかける「マッサンの夢って結構実現的ではなかったと思うんだ。なのにエリーはいつも心から応援してて・・・。支えになってくれる奥さんって羨ましいなあと。」(24才/営業)マッサンの夢は「初の国産ウイスキーを作る」こと。マッサンが挫折して「スコットランドに帰ろう」と言ったときも、エリーは怒りながらもマッサンを慰めました。「マッサンの夢は私の夢」精神のエリー。皆さんも男性が持っている野望を理解し、自分も一緒になって応援してあげましょう。■3.健気「エリーの健気なところが良いんだよなあ。義母とか優子さん(相武紗季)にいびられても健気に頑張っているところとか。あんな奥さんを見たら支えたくなりますね。」(26才/アパレル)エリーを演じるシャーロット・ケイト・フォックスさんは、日本語がまったく話せない状況から「マッサン」のヒロインを演じることになりました。日本になじめていない所から頑張っているところが、エリーと重なってさらにリアルな健気さが出されているのでは。家庭によってはあるであろう「義母いびり」。それに懸命に立ち向かっていき、旦那さんに支えてもらいましょう。■4.たまに嫉妬「ドラマの中でエリーが『マッサンが他の女の人と結婚したらやだ・・・』って泣いちゃうシーンがあるんですよ。嫉妬されてるマッサンが羨ましくなりました。」(21才/学生)最初の方では優子さんとの関係を少し疑ったりして、ごくたまに嫉妬心を垣間見せるエリー。「いつも」ではなく、「たまに」見せるエリーの一面に男性はグッときてしまうよう。「結婚してるから大丈夫」ではなく、結婚してもなお付き合っているころの気持ちを忘れないことが大事みたいです。■おわりにいかがでしたか?エリーにはさまざまな魅力があり、それが男性をきゅんとさせているよう。皆さんもぜひエリーの真似をして、理想の奥さんになる練習をしましょう!(霧島はるか/ハウコレ)
2015年01月20日爆弾低気圧が日本を覆い、寒い寒い、寒ーい日が続いております。みなさま、あたたかな冬を過ごしてますか?わたくし、クリスマスだというのに愛に包まれる気配もなく、爆弾低気圧並みに心がヒンヤリ凍てついております、古山エリーです。今宵も“たわごと”綴って参ります。クリスマスの予定ですか?それ聞いちゃいます?ええ、イヴも当然当日も美しいほど空いてます。おそらく行きつけのバーに行ってチキンとケーキをごちそうになり、泡をあびるほど…いえ、たしなむ程度に飲んでいることでしょう。この数日に運命を変える出会いがなければ…(おそらくないけど)。20代や30代前半のクリスマスシーズンは何かとイベントが多く、イヴは彼氏と過ごす、その前後は友だちとパーティをする、要ははしゃげる楽しい期間でした。それが、どうしたことでしょう。30代後半のクリスマスはほとんどと言っていいほど“おひとりさま”で過ごしているじゃないですか(もうすっかり慣れました)。そうそう昨夜、仕事絡みで久々に女子の共感度が半端なく高いあの名作『ブリジット・ジョーンズの日記』を観たんです。何度観ても「あぁ、私だわぁ…」「もうダメ男には振り回されないわ…」「前に進まなくちゃ!」って思うんですが、毎回同じことを思っているってことは、成長してないってこと?まあ、人なんてそんなに簡単に変われるものじゃないですからね(きまって最後は開き直り)。というわけで、ここ最近はクリスマスって何?の域に到達しちゃってます。やばいなぁと思ったのは、仕事の打ち合わせの話をしているとき。先方となかなかスケジュールが合わなかったので、半分冗談で「あ、24とか25でもいいですよー」ってさらっと言ったら、向こうがさらっとではなかったようで。ものすごく申し訳なさそうに「すみません、今年結婚したので私…今けっこう幸せなんです…」と幸せオーラマックスで軽くパンチをくらいました。こちらとしては悩ませるつもりは全然なくて、さらっと流してくれるか、「またまた古山さーん、クリスマスは忙しいはずでしょ」ぐらいの返しをしてほしかったというか。そもそも24日も25日も昼間はお仕事でしょ、ふ・つ・う。まだお休みじゃないでしょ、た・ぶ・ん。クリスマス=夜の予定になってしまっているこの日本の常識にぞっとした瞬間でもありました。そんなわたくしも、心の奥底ではクリスマスを意識しているんでしょうか。最近観た映画『あと1センチの恋』の影響でしょうか。やっぱり誰かと一緒に過ごしたい願望はあるんです(ほんの少しですが)。で、この映画、なかなか素敵なんです。幼い頃からの幼なじみのロージーとアレックスが、友だちだからこそ想いが伝えられなくて、ぐずぐずしているうちにお互い別のダーリン、ハニーができて、でもやっぱりあなたしかいないの…と気づくのに12年かかっちゃいました、というラブストーリー。あっ、あらすじ言っちゃいましたが、この映画の面白さはそのぐずぐずしている間のあんなことこんなのこと、じれったい愛なので大丈夫です(何が?)。そんなぐずぐず感もいいんですが、主演のリリー・コリンズの演じるロージーの失敗談がね、共感できるんです。けっこう恥ずかしい失敗なんかもあるのに、それを真正面から描いている。そして、ロージーを好きになる最大の理由は誰のせいにもしない生き方です。進学を諦めることになっても、子供を産む選択をしても、好きな人が他の人と結婚が決まっても、決して人のせいにしない。受け止めて、受け止めたうえでどうしたらいいのか考えて、少しずつだけど前に進んでいく。いっぱい失敗してるけど、なんていい女なのー!って、ラブ、ロージーですよ。そう、何が言いたいかというと私もいま“おひとりさま”って連呼しておりますが、これも自分が選択したことで誰のせいでもないこと、なんですよね。私の場合はあと1センチだと思える相手を探すところからなので、先はまだまだ遠いですが、その時がきたら、あと1センチの距離をしっかり縮めていきたいなーと、思う12月下旬の夜でございます。今宵はここまで。年明けにお会いしましょう。また次回。よいお年を!(Elie Furuyama)■関連作品:あと1センチの恋 2014年12月13日より全国にて公開(C) 2014 CONSTANTIN FILM PRODUKTION GMBH
2014年12月24日みなさま、こんばんは。2か月ご無沙汰しておりました。秋は深まれど女のツヤ度はさほど深まらず、乾いた北風でかさつくお肌を潤すために、ちょっぴり高めのオイルやらクリームやらを重ねて重ねて、お肌と心、ギリギリ潤いを保っている古山エリーです。そんな今宵は、ショートストーリーという形で“たわごと”おつきあいくださいませ。忘れられない香りと味がある。コーヒーを淹れるときにふと思い出すのは、ある男性が淹れてくれた土曜日のコーヒー。金曜日の深い夜を過ごし、朝、目が覚めると隣には彼が寝ていた、といううっすらとした痕跡があるだけ。本人の姿はない。そして、ひとつドアの向こうに男の温度を感じる。柔らかくて香ばしい香りとドリップコーヒーを淹れるときのマシン独特の、コポッ、コポコポコポッという小さなリズムと音に紛れて「コーヒー、飲むよね?」ちょっと低い声が耳に届く。それが、いつかの土曜の朝の風景。漆黒の液体が陶器の器に注がれる瞬間まで、ベッドの中でぐずぐずする。それもいつのものこと。ふとんから腕や脚を少しのぞかせみたり、正座をして額を床にあてるようなポーズ、ヨガでいうチャイルドポーズをとってみたり、そんなふうにうだうだしているうちに、「コーヒー」というさっきよりもさらに短い言葉、でもどこか温かい言葉が聞こえてくる。彼との関係は、恋人でも愛人でも、もちろん友人でもない。陳腐で簡潔な言葉で言い表すならセックスフレンドというのが、おそらく一番しっくりくるだろう。会うのは週に一度、月に二度の時もあれば数か月空くこともある。2人の間にルールはない。あるとしたら、2人がよく行く共通のバーに、彼が必ずいるであろう金曜の夜の零時頃、私が訪れること。彼は必ずその曜日のその時間にその店にいるけれど、私は気が向いたら行く。会いたいと思ったら行く。そしてその後は、きまって彼の家で過ごし、土曜のお昼を一緒に過ごす。それがいつの間にかルールになっていた。会いたければ金曜の夜にそのバーに行けばいい。ただそれだけのこと。決定権は私にあるように見えるかもしれないけれど、彼にはもうひとり女がいる。最初の頃は、彼女がいるのに何故自分との時間が必要なのかしつこく問い詰めたこともある。自分は本命なのか、浮気相手なのか、どういう立場にいるのか知ろうとした時期がある。けれど、いつの間にかどうでもよくなった。そもそも答えなんて分かりきっていたから…。「おいしい」。私は彼が淹れてくれたコーヒーを飲みながら彼の隣に座り、彼のお気に入りのドラマを一緒に見る。笑うところが一緒だと嬉しい。ときどきぴたりと呼吸があう瞬間が心地いい。そんな時、もう少し早く、彼女と出会うよりももう少し早く出会っていたら…なんて妄想が頭をよぎる。「おかわりは?」。半分よりも少なくなったマグカップを見て、彼がコーヒーを注いでくれる。彼がしてくれるのは、ただそれだけ。きっとそれ以外はふつうの男よりも冷たい。でも、なぜかコーヒーを淹れてくれるときの彼はとても温かみがある。理由なんて分からない。分かりたくもない。だって、これ以上彼がどういう人間なのか、何を考えて私との時間を過ごしているのかを知ってしまったら、きっと苦しくなるだろうから。だから踏み込まない。この関係はこれでいい。美味しいコーヒーを淹れるには、コーヒーが落ちきる少し前にフィルターを外すことだと、雑誌か何かで読んだ。彼の関係もそれと似ているんじゃないかって思う。すべての想いを相手に伝えてしまうと、愛は深まるだろうけれど、同時に悲しみも深まる。だから、一番美味しい関係を保つために、その一歩手前で踏みとどまっている。でも、知っている。美味しいだけの関係は決して長続きしないことも。美味しさを味わえるのはほんの一瞬。この恋もほんの一瞬。ほら、コーヒーを飲み干したらもう土曜の午後。彼との時間はもうすぐ終わり─―。過去につき合った男のことは月日とともに過去に葬られるものなんですが、たまにコーヒーの香りとともにこの彼のことを思い出したりするんです。そんなイタイおひとりさま独女、都会のキラキライルミネーションにノックアウトされないよう、コツコツ生きてまいります。今宵はここまで。また次回。(Elie Furuyama)
2014年11月11日モデルのエリーローズは1986年9月25日生まれ。東京都出身。旧芸名は川村エリ。日本人で写真家の父と、イギリス人スタイリストの母を両親に持つ。12歳の時に母と一緒に仕事をしていたカメラマン篠山紀信の目に止まり、写真集『ELLI-ROSE』を発表。篠山の勧めもあって、モデル業界に興味を持つようになる。ローティーン向けのファッション雑誌『nicola』でモデルデビュー。その後も、『Zipper』『mini』『CUTiE』などでストリートモデルとして活躍し、11年には『JELLY』の姉妹誌にあたる『Gina』の創刊号に登場。18歳でファッション雑誌『ViVi』にモデルとして起用され、国内でも名の知られた存在となる。ランジェリーブランド「ラヴィジュール(Ravijour)」でもモデルに起用された。一方で20歳のときにパーティーで知り合いに誘われたのをきっかけに、DJとしての活動もスタート。07年にはファッションモデルのディエゴとともにDJユニット「Van Cliffe.D」を結成し、「トラサルディ(TRUSSARDI)」や「シュウ ウエムラ(shu uemura)」「イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)」といったブランドのパーティーなどでプレイしている。14年3月には伊勢丹新宿で行われたシャンパーニュメゾン「ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)」のイベントでも披露した。
2014年09月25日