声優・歌手として人気を博している花澤香菜が、29日(金)より放送開始される渡辺直美MCの音楽番組「NAOMIの部屋」に、6月1日(水)発売の新曲を引っさげて出演することが決定。また、本番組のスタジオに生出演することもわかった。花澤さんは、「デュラララ!!」「東京喰種トーキョーグール」「監獄学園 プリズンスクール」など話題作でメインキャラクターを務める人気声優。先月、深夜ドラマ「空腹アンソロジー」でナレーションを担当、さらにア二メ「orange」の出演も控えるなど今年も引っ張りだこだ。また、2012年から音楽活動を始めた花澤さん。これまでリリースされてきた9作のシングルと3作のアルバムは、全てチャート上位にランクインし、昨年は自身初の日本武道館ワンマンライブも成功させ、音楽活動でも高い評価を得ている。先日、花澤さんは11日(月)に行われた「シブヤノオト」と、「NAOMIの部屋」の公開収録に登場。その時点ではどちらの番組に出演するのかは未発表だった。今回花澤さんが登場する「NAOMIの部屋」は、毎回あるジャンルに特化したアーティストを紹介する生放送番組。記念すべき1回目の放送は、花澤さんほか、「i☆Ris」、蒼井翔太、入野自由、南條愛乃、早見沙織といった声優アーティストたちが出演する。また、6月1日(水)には、通算10枚目となる新曲「あたらしいうた」が発売され、本番組で披露するようだ。「あたらしいうたは」は10枚目のシングルにして初の自作詞。2月まで行われていた朗読とアコースティックセットのライヴサーキット「かなめぐり~歌って、読んで、旅をして~」で各地を巡って来て感じたことなど、これまでの経験と花澤さんの「今」の想いがつめこまれた歌詞となっている。表題曲はもちろん、カップリング2曲も花澤さんが作詞している。そして今回、「あたらしいうた」のアートワークおよび商品仕様詳細が解禁。初回生産限定盤には「あたらしいうた」のミュージックビデオが同梱される。今回が地上波音楽番組初出演となった花澤さん。そのパフォーマンス披露に期待が高まる中、今回のスタジオ生放送へのゲスト出演で、渡辺さんとのどんなトークを繰り広げるのか、ファンは見逃せない回となりそうだ。「NAOMIの部屋」は 4月29日(金)25時25分~NHK総合にて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年04月29日『ニセコイ』シリーズの小野寺小咲役や『咲-Saki-』シリーズの松実玄役などを務める花澤香菜と、『結城友奈は勇者である』の犬吠埼風役、『魔法科高校の劣等生』の千葉エリカ役などで知られる内山夕実がパーソナリティーを務めるラジオ番組「花澤香菜・内山夕実のクロ香菜さんとシロ夕実さん(仮)」が、日本最大級のアニメ&ゲーム系専門チャンネル「超! A&G+」にて、2016年4月9日よりスタートする。放送は毎週土曜の17時~17時30分。本番組は、花澤と内山がガールズトークを繰り広げるだけでなく、ミニゲームや対決企画などにも挑戦していくというトークバラエティー。2012年7月に放送されたTVアニメ『貧乏神が!』以来、多くの作品で共演し、プライベートでも2人で旅行に出かけるなど、親交の深いふたりだからこそできるリラックスした等身大のトークを楽しめる番組になるとのこと。なお、本放送以外にも番組のアーカイブを配信する予定という。
2016年03月29日当代随一の人気声優として活動しながら、アーティスト活動も盛んな女性声優・花澤香菜が、自身初の地上波テレビ音楽番組に出演することが決定。4月11日(月)NHKホールにて開催される「シブヤノオト」&「NAOMIの部屋」公開収録に登場するという。花澤さんは、「PSYCHO-PASS」主人公・常守朱をはじめ、「デュラララ!!」「東京喰種トーキョーグール」「監獄学園」「寄生獣 セイの格率」など話題作でメインキャラクターを多数演じる超人気声優。その活動はアニメ作品にとどまらず、映画『君がいなくちゃだめなんだ』では実写で主演を務め上げ、松井愛莉が初主演を務めた深夜ドラマ「空腹アンソロジー」ではナレーションを担当。夏からは、土屋太鳳&山崎賢人の共演で話題を呼んだ人気作のアニメ版「orange」で主人公を務める。音楽活動は2012年の「星空☆ディスティネーション」でデビュー。以来、9作のシングルと3作のアルバムはすべてチャート上位にランクインし、昨年は自身初の日本武道館ワンマンライヴを成功させた。人気と実力を兼ね備えた声優アーティストの花澤さんが、この度、地上波のテレビ音楽番組に“初”出演することが決定。これまで、情報番組への生出演はあったが、音楽番組は初めてであり、そのパフォーマンス披露に注目が集まる。花澤さんは、4月11日(月)にNHKホールにて行われる、若い世代に向けたNHK総合の新音楽番組「シブヤノオト」と「NAOMIの部屋」の公開収録に出演予定。「シブヤノオト」では、ヒットチャートを賑わす最新ナンバーを中心に、人気アーティストたちがライブパフォーマンスを繰り広げ、最先端の音楽シーンを発信する。「NAOMIの部屋」では、テーマを設けて、そのジャンルに特化したアーティストたちの楽曲が紹介されるという。花澤さんの記念すべき出演番組がどちらになるのかは、後日追って発表される。また、ファン待望の新曲10thシングル「あたらしいうた」のリリースが6月1日(水)に決定。ソロデビュー以来、花澤さんの音楽活動をサポートしてきた北川勝利(ROUND TABLE)が作曲、そして作詞は花澤さん自身が担当。花澤さん本人作詞の楽曲がシングル表題曲となるのは、これまた本楽曲が“初”。これまでに、3月24日放送のラジオ番組「花澤香菜のひとりでできるかな?」にて初オンエア、さらに3月25日~27日に開かれた「Anime Japan 2016」では試聴が実施され、ネット上では早くも「作詞すごくよかったでっせ!」「花澤さんの声も23歳感というか素っぽい女の子っぽい感じが出ていてぼくの好きな感じだった。とてもいいと思う!」「早くフルで聴きたい!」と、彼女の“あたらしい”魅力を絶賛する声が上がっている。「シブヤノオト」は4月24日(日)17時5分~、「NAOMIの部屋」は4月30日(土)25時25分~放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年03月28日古川雄輝さんの2年ぶりの主演舞台『イニシュマン島のビリー』は、アイルランドの島に暮らす手足の不自由な少年を描くブラックコメディ。「舞台自体がハードルが高いうえ、日本とは笑いの質が違う海外のコメディだけにどうなるか…。ただ、いまはビリーのことを考えたいんです。どうしてもハンディキャップの部分がクローズアップされる役ですけれど、閉鎖的な田舎の島で映画俳優になる夢を見ている心優しい17歳の少年という、内面の部分に真摯に向き合えたら、と思っています」ビリーとして「どう動いたらいいかを大事に」。彼の優しさを「行動で表現していけたら、自然とそう見えるのかもしれない」。取材が行われたのが稽古初日を目前にしたタイミングだったこともあり、役についてあれこれ考えを巡らせていた。ただ、稽古しながら変わってくることも多いだけに、「いまはとにかく早く森(新太郎)さんの演出を受けて、自分の考えていることが正しいか、一回答え合わせをしたい」とも。「演技ってどれが正解かわからないんで、わりとテクニカルなことから考えちゃうんです。自分なりに準備して、現場で急に方向性が変わったときに対応できるようにしておくと、戸惑わずに済みますから」発言の端々に理系男子の片鱗が。「理系脳だとよく言われます。物事を組み立てて考えたいんですよね」客観性のある人かと思えば、「客観性はある方だと…いや、ないな(笑)」。在学中にミスター慶應に選出。その後、合格していた大学院への進学をやめ、芸能界入りした経緯からしても、意外と直感型の人?「ミスター慶應に選ばれた後、オーディションを受けたのですが、必死ながらもやっていて楽しかったんです。ただ、やればやるほど俳優という仕事は難しい。舞台は、稽古期間が長いぶん挑戦ができる場なので、怯んでしまう自分を奮い立たせて臨みたいです。少しでも自分の引き出しを増やしていけたらいいですね」◇ふるかわ・ゆうき1987年生まれ。2010年芸能界デビュー。出演作にドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』、映画『脳内ポイズンベリー』など。出演映画『太陽』が4月23日公開。◇心優しく理知的ながら、ハンディキャップゆえに周囲からは馬鹿にされている少年・ビリー(古川)。ある日、彼の住む小さな町のすぐそばに、ハリウッドの撮影隊がやって来る。3月25日(金)~4月10日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作/マーティン・マクドナー翻訳/目黒条演出/森新太郎出演/古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、峯村リエ、平田敦子、小林正寛、藤木孝、江波杏子S席8500円A席6500円(共に税込み)ホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949※『anan』2016年3月30日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ
2016年03月25日モデルで女優の松井愛莉が初主演を務める深夜ドラマ「空腹アンソロジー」。このたび本作のナレーションに人気声優・花澤香菜が担当することが明らかになった。主人公・ミサキ(松井愛莉)は23歳。結婚が決まり式の段取りを着々と進めるが、父・タカシ(六角精児)と事あるごとに対立してしまう。そんなミサキの“結婚前夜”、タカシはミサキに手料理を作り出す。その料理「そばめし」に、ミサキは父との日々を思い出し、家族への想いを感じ取る。アイデアレシピに込められた、口にできない想いの数々。父の不器用な料理が、娘と父とのすれ違う心を溶かしてゆく…。本作は、空腹の深夜に見ているだけで食欲を刺激し、今すぐ作りたくなる簡単料理のレシピに隠された、心温まる人間模様がテーマ。主人公・ミサキ役には、結婚情報誌のCMなどに出演するモデルの松井さん。「GTO」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などに出演し女優としても注目を集めている。そして共演する父・タカシ役には「相棒」シリーズの米沢守役や『ヒロイン失格』では本人役で出演するなど、様々な作品に出演し印象を残していく六角さんが出演している。今回はいつも衝突ばかりしている娘の結婚前夜に父がふるまう“おやじメシ”を巡る物語、「空腹の結婚前夜」。本作のナレーションを担当するのは、幼少期は子役として活動し、現在は声優として「To LOVEる -とらぶる-」「デュラララ!!」「監獄学園 プリズンスクール」などに出演する花澤さん。父のアイデア手料理を通して、言葉にできない親子の想いがゆっくりと交わっていく様を、花澤さんのナレーションがドラマを感動へと導いていく。人気声優と注目の女優、このコラボレーションがどんなドラマを生み出すのか楽しみにしていて。「空腹アンソロジー」は3月13日(日)25時35分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月13日3月25日(金)から東京・世田谷パブリックシアターで上演される森新太郎演出の舞台『イニシュマン島のビリー』。その製作発表会が都内で行われ、演出の森、主演の古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、江波杏子が出席した。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報原作は、アイルランドの鬼才と言われるマーティン・マクドナー作のブラック・コメディ『THE CRIPPLE OF INISHMAAN』。2013年にはダニエル・ラドクリフ主演でロンドンにて上演、翌年ブロードウェイに進出し、絶賛を浴びた作品だ。演出の森は「今回の芝居はダークコメディ。単純なハッピーエンドで終わるのではなく、観に来てくださった皆さんにほろ苦い、ビターなものを残すであろう作品です。マクドナーの作品ですので全編暴力に満ち溢れていますが、同時にマクドナーらしいとんでもなくピュアな愛の物語も描かれています。登場人物は感情むき出しのとんでもない連中ばかりですが、今作ではとてもアニマルなキャスティングが実現しました」と紹介。赤ん坊の頃に両親を亡くしたビリー(古川)はふたりの中年女性を親代わりに暮らす17歳の青年。ハンディキャップのせいでバカにされながら毎日を送るビリー。そこに、隣の島でハリウッド映画の撮影が行われるというニュースが届く。船で隣の島まで行こうとするヘレン(鈴木)とその弟(柄本)に、ビリーは一緒に連れて行ってくれと言うが――。主演の古川は「舞台が2年ぶりで、かつ主演ということで非常にプレッシャーを感じているんですけど、本当に素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと舞台ができるということでうれしく思っています」、ビリーの幼馴染で恋の相手でもあるヘレン役の鈴木は「もともと好きで憧れだったマーティン・マクドナー作品に森新太郎さん演出で挑戦できるのはなんて幸運なことなんだろうと思っています。俳優のみなさんが特別な才能の塊みたいな人たちが集まっていて、埋もれないようにひるまずぶつかっていきたい」と語った。個性派俳優が揃った会見はMCからの質問にも独特の回答が続出。さらに、古川、鈴木、柄本が作品の1シーンを朗読劇で披露する時間も。森から「敢えて言うならジャイアン」と言われたという乱暴な役を演じる鈴木は、朗読マイクから離れ柄本を殴る仕草をするなど臨場感たっぷりに演じ、約100名の観客を圧倒した。舞台『イニシュマン島のビリー』は、3月25日(金)から4月10日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて。取材・文:中川實穗
2016年02月23日既存のイメージを壊す役と出会いたい──俳優なら誰もが抱いている願望だろう。古川雄輝と間宮祥太朗は『ライチ☆光クラブ』でそれを叶えているが、「ファンの方を含め、好意を持って観てくれる方たちが、この人憎いな、嫌なヤツだなって思ってもらえること、ショックを受けてもらうのが狙いです」と古川さんが言うように、9人の少年たちの裏切りと愛憎、罪と罰、絶望と理想を描いたダークファンタジーの世界にただただ驚く。原作は古屋兎丸による同名ロングセラーコミック。伝説の舞台に衝撃を受けた古屋兎丸は、20年の歳月を経て漫画として「ライチ☆光クラブ」を刊行。舞台から漫画へ、その漫画を元にした舞台へ、そして遂に映画化となる。古川さんが演じるのは、大人のいない世界を理想とする「光クラブ」を支配するゼラ。舞台ファンも漫画ファンも多い作品であるからこそ、キャラクターのイメージを大切にした。「原作と脚本を読み込むほどに、どうしてこの漫画が人気なのかが分かってきました。BL(ボーイズラブ)要素があるので腐女子人気が高いのも理由のひとつだと思いますが、それ以上に内容が詰まっている。読み込んでいくとすごく深い。でも、最初に台本を読んだときは、冒頭のドイツ語のセリフとか後半の“バラが必要だ…”とかワケの分からないセリフも多くて、俺の役、どんだけ喋るんだよ…って軽くパニックでしたね(苦笑)」。深いからこそ、時間のゆるす限り台本を読み込みたい、自分のなかに染み込ませたいという欲望にかられ、ほかの共演者は撮影が終わると毎日のように飲んで親睦を深めていたそうだが、古川さんは敢えてそこに参加せず、ひとりホテルの部屋に戻って台本と向かい合った。そんな古川さんが作り出すゼラの圧倒的存在感は間宮さんを刺激した。彼が演じるのはゼラを崇拝し、ねじれた感情を抱く美少年ジャイボ。「ジャイボにとってはゼラが絶対であるように、古川くんの演技が素晴らしくて絶対だったので、現場に入って古川くんと対峙すると自然とジャイボになれました。ただ、ジャイボの美しさを体現するのは悩みましたね。僕自身はわりと体格がいい。ジャイボを表現する“少女のような細い体”ではないので、ごつすぎるのではないか?と不安もありましたが、本当に少女のようだと後半に登場するヒゲが生えてきたとか成長の悲しさを出す説得力が出ない…とにかく生々しさを意識しました」。ゼラやジャイボ、14歳の少年たちが暮らすのは黒い煙と油にまみれた町・螢光町。その町の廃工場に作られた秘密基地で、彼らは「光クラブ」を結成。醜い大人を排除するための兵器(ロボット)“ライチ”を開発していた。古川さんと間宮さんが「素晴らしい!」と絶賛する光クラブの基地は、実際の巨大な廃工場のなかにセットが作られた。手掛けたのは『るろうに剣心』シリーズのビジュアルスタッフたち。古川さんは語る。「あのセットに初めて足を踏み入れたときに、ライチの世界観そのものを感じました。ひとりひとりに任された役作りももちろんありますが、セットとか衣装とかメイクとか、ビジュアル面で助けられた部分はとても大きい。それぞれのキャラクターごとに学生服のデザインも違って──ゼラは学生服のボタンを上までしっかりとめていたり、他の人よりも星のスタッズが多かったりしますが、光クラブの創設者でリーダーのタミヤ(野村周平)は敢えて第一ボタンを締めずにいる。それはゼラに刃向かう役を見た目で表現しているんです」。美少年ジャイボに関しては、髪はブルー系の色にする、カラーコンタクトを入れるなどの工夫によって美しく艶っぽい姿がスクリーンに映し出されるわけだが「間宮くんは普段から色気がある」と古川さん。「女性から見た色気と男性から見た色気は違うものかもしれないけれど、間宮くんは男性から見ても格好いい。だからジャイボ役がぴったりなんです。光クラブのメンバーを演じるキャストのなかで断然色気があるし、そこに居るだけでジャイボの雰囲気が出ていました」。その言葉に照れながら間宮さんは「それはもうヘアメイクさんやスタイリストさんのおかげですね。毎日『ジャイボ、今日もきれいだよ!すごくきれいだよ!』って、ものすごくおだててもらって、そうやってカメラの前に送り出してもらっていました。そのおかげです(笑)」。ジャイボの美しさにゼラも惹かれ、2人が絡むシーンは多くの女性をドキッとさせるだろう。これまでの出演作で何かとキスシーンが多い古川さんだが、男性とのキスは初。間宮さんに至っては映像作品でのキスシーン初挑戦となった。「間宮くんの演技としてのファーストキスを奪ってしまいましたが、あのキスシーンはもっと激しくてもよかったかなぁと、ちょっと反省しているんです。美しくしすぎたかなと。舌を入れるとかもっとグロくてもよかったなって(笑)」。また、間宮さんいわく「緊張はぜんぜんしなくて案外サラッと撮影を終えました。僕らより周りのスタッフが緊張していたみたいです(笑)。注目して見てほしいのは、耳元でささやく古川くんの声。ゼラのあの声は格別な色気がありました。難しかったのは唇へのキスから下腹部に下がっていくシーンですね。動きによってR-18になっちゃうので苦労しました」。そんな2人のラブシーンも古川さんの言う「ショックを受ける」シーンのひとつではあるが、それ以上に打撃を与えてくるのは「気づきの大切さ」だと間宮さん。「ゼラという絶対的な指導者がいて、絶対的な存在ゆえに光クラブのメンバーたちはゼラの意見が自分たちの意見になって、あらがうことすら忘れてしまっている。そのなかでタミヤひとりが何かがおかしいと気づく。気づかない恐さと気づきの大切さを描いています。判断することを失ってしまった光クラブのメンバーたちの話は、痛烈なメッセージだと感じました」。当たり前のように正しいと思っていたこと、正義だと思っていたこと、優しさだと思っていたことは本当にそうなのか?と、大きな気づきを突きつけてくる『ライチ☆光クラブ』。古川さんが「読み込むほどに深い」と言うように、観るほどに深くもある。何度も観たくなる、何度観ても新しい発見がある映画だ。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)
2016年02月19日声優・花澤香菜の音楽活動4thシーズンの幕開けを飾る9thシングル「透明な女の子」。2016年2月24日にリリースされる本作は、空気公団・山崎ゆかり氏が楽曲、MV、アートワークまでトータルプロデュースを手掛けることでも話題を呼んでいる。空気公団といえば、かつて2009年にアニメ『青い花』の主題歌を担当。その繋がりから、『青い花』の原作者・志村貴子氏が、今回特別にショートコミックを描き下ろした。空気公団・山崎ゆかり氏がトータルプロデュースで提示している世界観とはまた違った、新たな魅力を湛えた"奇跡のコラボレーション"。花澤香菜ファンのみならず、空気公団ファン、志村貴子ファンにも楽しめる作品となっている。■空気公団・山崎ゆかり氏のコメント志村貴子さんの作品に「透明な女の子」をまた別角度からみつけてみてください。心がとっても豊かになって、弱い自分も許せるんじゃないかと思うのです。そんな特別なショートコミックを『透明な女の子』を対象店舗でお買い上げ頂いた方にプレゼント致します!【対象法人】アニメイト、ゲーマーズ、とらのあな(一部店舗除く)、ソフマップ(CD取扱店舗、ドットコム含)、タワーレコード、HMV、WonderGOO/新星堂(一部店舗除く)、TSUTAYA(一部店舗除く)、ANIPLEX+※先着特典のため、各店舗ともなくなり次第終了となる。花澤香菜のニューシングル「透明な女の子」は2016年2月24日の発売予定。そのほか詳細は公式サイトをチェックしてほしい。
2016年02月12日俳優の古川雄輝らが1日、映画『ライチ☆光クラブ』(2月13日公開)のプレミア上映イベントに出席し、"廃墟の帝王"こと光クラブのカリスマ的存在・ゼラを演じた古川が存在感を示した。本作は、廃工場の秘密基地「光クラブ」を舞台に、9人の少年たちによる裏切りと愛憎の物語。大人になる前のもろく、残酷で多感な思春期が描かれる。この日は主要キャストが一堂に会し、古川をはじめ、野村周平、中条あやみ、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音、内藤瑛亮監督が集結した。中でも最も黄色い歓声を浴びたのが、ゼラ役の古川。役になりきり、低めのトーンで「おはよう……」とあいさつすると、客席からは一斉に「キャー!」と声が上がり、「廃虚の恋人たち……」と続けてファンはメロメロ。一転して爽やかなトーンで、「みたいな感じでゼラ役を演じています!」と切り替え、その場を器用に温めた。イベントでは司会者の質問に「◯」「×」札で回答するコーナーが設けられた。撮影は廃校を使って主に深夜帯に行われたことから、"こんな撮影は二度としたくない!"のお題が出されたが、古川は迷わず「×」を選択。古川にとってのゼラは、「僕が今までで本当に演じたいと思っていた役の1つ」。過酷な撮影だったことは認めながらも、「きつかったんですけど、撮影自体は非常に楽しくやらせていただきました」と充実感をうかがわせた。役柄としっかり向き合っていた様子の古川。"自分が演じたキャラクターと友達になれそう?"の質問には「◯」。ファンにとっては「えー!?」と意外な答えだったようだが、「丸ですね。個人的に一対一でしっかり話せばいいやつなんじゃないかな」と一番の理解者であることをアピール。会場が笑いで包まれる中、「仲良くなれます。一緒にチェスとかしてみたい」と真面目に締めて、今度は観客を納得させる。間宮演じるジャイボとゼラの妖艶なシーンも話題の本作。"いい意味でヤバイ?"という不可解な質問に、古川は「×」の札を掲げ、「やってる本人としてはそんなにヤバくないというか。シーン的にはほかのシーンと変わらない感覚」と俳優然とした感想を語った。コメントに物足りなさを感じたファンからの「えー!?」に後押しされるように、野村が「あんなことやこんなことしてたのに!? いろんなところ、舐めたりしてたのに!?」と追及。それでも古川は「まぁ、あの……撮影ですから」「ラブシーンいろいろやってきたので、ただそれが男性になったという(だけ)」と乱されることはなかったが、"初体験"だったと嘆く間宮には「申し訳ない」と笑いながら謝っていた。(C)2016「ライチ☆光クラブ」製作委員会
2016年02月01日声優・花澤香菜の音楽活動4thシーズンの幕開けとして2016年2月24日にリリースされる通算9枚目のシングル「透明な女の子」。そのMusic clip (short ver.)が公開された。本作は、空気公団・山崎ゆかりが、楽曲、アートワーク、ミュージッククリップまですべてを制作しているが、トータルプロデュースに際して、以下のようにコメントしている。■花澤香菜本人の印象可愛くてどこかつかみどころのない人に思えました。子供のような大人のような雰囲気を併せ持ち、素直でいながら、心の内に秘そめるような印象も受けました。作品が進行していくにつれ、がらりと変化していったのを覚えています。ひとつひとつのプロジェクトに愛情を持って、丁寧に接しているのだと感じました。■楽曲を作るにあたって意識したこと本人の印象、本人からもらった、本の中の印象深い言葉、話す時の表情、仕草を頼りに制作しました。変化したいという気持ちを感じました。そこを一番意識したかもしれません。■ミュージッククリップやジャケットのコンセプト表題曲の「透明な女の子」を見えるものにしたい、というのがありました。誰の心の中にもある、強い部分の私と、弱い部分の私。いつもの私と強気の私。その両方をはっきりと出せるようにと考えました。人はみんな弱くてもろくて危うい。だけど本当は心に芯がしっかりあるんだ、ということを表現できればと思いました。
2016年01月15日声優としてさまざまな作品で活躍する一方、音楽活動にも力を入れる花澤香菜だが、音楽活動4thシーズンの幕開けを告げる、通算9枚目のシングル「透明な女の子」が、2016年2月24日にリリースされることが発表された。2012年のソロデビュー以来、8枚のシングルと3枚のアルバムをリリースする花澤。アルバムのリリースをひとつのタームとして、1st、2nd、3rdシーズンと位置づけて音楽活動を展開しており、昨年4月には3rdシーズンの結晶としてアルバム「Blue Avenue」をリリースし、5月には自身初の日本武道館ワンマンライヴを開催している。昨年11月からは、朗読とアコースティックセットという組み合わせのライヴサーキット『かなめぐり ~歌って、読んで、旅をして~』を全国9カ所で開催中だが、息づかいや空気の振動が直接伝わるような大きさの空間で、花澤香菜の「声」の魅力を存分に感じられるプレミアムなイベントとして高い評価を得ている。そんな花澤香菜がレギュラーパーソナリティーを務める文化放送 超!A&G+『花澤香菜のひとりでできるかな?』にて、「透明な女の子」の楽曲初オンエアとともにリリースがアナウンスされた。今作は「空気公団」の山崎ゆかりが、楽曲・アートワーク・ミュージックビデオまですべてをトータルプロデュース。山崎ゆかりはこれまでアーティストの作詞を手掛けたことはあったが、作曲までを含めての楽曲提供は今回の「透明な女の子」が初となる。「"透明な女の子"を見えるものにしたい。という思いがあり、誰の心の中にもある、強い部分の私と、弱い部分の私。いつもの私と強気の私。その両方をはっきり出せるようにと考えた。人はみんな弱くてもろくて危うい。だけど本当は、心にしっかりと芯があるんだ。という事を表現したかった」という山崎の想いがつまった作品で、シングルには、カップリングとしてさらに「パン屋と本屋」「雨降りしき」の2曲を収録。こちらも山崎が作詞・作曲を手掛けている。「パン屋と本屋」は、パン屋めぐりが好きという花澤のパーソナルな部分も曲に反映させたいと、パン屋が好きな女の子と、読書の好きな男の子が散歩にでかけるといった内容の可愛らしいほのぼのとした楽曲で、「雨降りしき」はピアノとストリングスのみの演奏によるしっとりした楽曲に仕上がっているという。花澤香菜の音楽活動4thシーズンの幕開けとなる9thシングル「透明な女の子」は、2016年2月24日の発売予定。初回生産限定盤と通常盤の2ラインナップで、初回生産限定盤には「「透明な女の子」のミュージックビデオを収録したDVDや撮りおろし12Pブックレットなどが封入される。
2016年01月08日声優の花澤香菜と日野聡が、人気アニメ『遊☆戯☆王』シリーズ初の長編アニメーションとして、2016年4月23日に公開される劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』に出演することが8日、発表された。本作は、原作者・高橋和希氏自ら、原作、キャラクター、デザイン、総指揮として携わり、製作される。劇中では、武藤遊戯(風間俊介)と海馬瀬人(津田健次郎)の名コンビも復活。加えて、神秘的なビジュアルで話題を呼んでいた謎の少年・藍神を俳優の林遣都が演じる。今回発表された2人の声優は、その藍神と共に行動するキャラクターを担当。花澤は、藍神に付きそう謎の少女・セラを、日野は藍神と宿命を共にする謎の男・マニをそれぞれ演じる。花澤は、『僕らはみんな河合荘』(14年)の河合律役や『凪のあすから』(13年~14年)の向井戸まなか役などのほか、多くのアニメでヒロイン役を担当。一方の日野は、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』(15年)の玉縄役や『NARUTO -ナルト-』シリーズのサイ役を務めていることでも知られる。12日からは、映画のポスタービジュアル、特報映像を公開。さらに、一部を除いた全国の劇場で、劇中において海馬が呼び出す新たな「青眼の亜白龍」(ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン)のカード付き前売り券の発売もスタートする。(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会
2015年12月08日高橋和希原作のシリーズ初の長編アニメーション化『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』のゲスト声優として、このほど花澤香菜と日野聡が出演することが明らかとなった。原作者の高橋氏が原作・脚本・キャラクターデザイン(製作総指揮)を務め、アニメシリーズに引き続き主人公・武藤遊戯役の風間俊介と、海馬瀬人役の津田健次郎の出演することでも話題を集めた本作。先日追加キャストとして、謎の少年「藍神」役に林遣都が声優初挑戦で出演することが報じられ、さらなる注目を集めている。今回発表されたゲスト声優には、林さん演じる藍神に付き添う謎の少女「セラ」役に、「PSYCHO-PASS」や「東京喰種」といった話題作のほか、多くのヒロイン役をこなし、歌手としても活動する花澤さんが配役。さらに、藍神と使命を共にする謎の男「マニ」役を、「バクマン。」をはじめ「NARUTO-ナルト-」のサイ役でもお馴染みの実力派・日野さんが演じることが決定している。12月12日(土)からは、映画の本ポスタービジュアルと特報の解禁され、一部を除く全国の劇場にて、劇場版の劇中で海馬が呼び出す「青眼の亜白龍」(ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン)のカード付き前売り券が発売。未だに明らかになっていない「藍神」の正体や、林さん、花澤さん、日野さんの共演に大いに期待がかかる。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は、2016年4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日アユートは、2015年11月7日(土)より全国で実施される花澤香菜のライブツアー「かなめぐり~歌って、読んで、旅をして~」に協賛し、特設ブースを出展する。特設ブースでは、Astell&Kernブランドのハイレゾ音楽プレーヤー「AK100II」や「AK Jr」で、花澤香菜の楽曲をCD音源とハイレゾ音源の両方を試聴・体感できるコーナーが用意される。「かなめぐり~歌って、読んで、旅をして~」の日程および詳細については特設サイトをチェックしてほしい。
2015年11月06日宇宙飛行士の古川聡氏が代表を務める研究プロジェクト「宇宙からひも解く新たな生命制御機構の統合的理解(宇宙に生きる)」のキックオフミーティングが10月6日に都内で開催された。宇宙空間では無重力による骨格筋の萎縮、体液シフト、閉鎖環境による体内リズムの不調、宇宙放射線被ばくなど、人間の身体にとってさまざなリスクがある。古川宇宙飛行士は2011年に約5カ月半、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し、宇宙酔いや地球帰還後の平衡感覚の喪失などさまざまな身体の変化を実際に体験した。その経験を通じて宇宙における生物学的リスクが「相乗的に作用するのでは?地上でも関連する問題があるのでは?」と感じたことが、同プロジェクトの発足を決意した理由だという。キックオフミーティングで登壇した古川宇宙飛行士は「これまで人類は宇宙に挑戦するためにさまざまな物理的障害を克服してきました。今、宇宙滞在最大のテーマは、無重力などの生物学的障害の克服です。宇宙という極限環境で地球生命体はどこまで恒常性を維持できるのか、それは"人類コスモ化"への挑戦、そして地上での問題へもつながっていると考えられます。」とプロジェクトの意義を語った。同プロジェクトの期間は2015年度から2019年度までの5年間で、宇宙という極限環境での生命制御機構の解明を目指し、無重力、閉鎖環境、放射線という3つの要素が生命体に与える影響について研究を行うほか、これら3つの要素を横断的につなぐ研究テーマを公募する。
2015年10月06日「PSYCHO-PASS サイコパス」常守朱役をはじめ、多くの作品でメインキャラクターやヒロインを務め、アーティストとしても大活躍中の人気声優・花澤香菜が、シリーズ12シリーズ目となる「Go!プリンセスプリキュア」の映画『映画Go!プリンセスプリキュアGo!Go!!豪華3本立て!!!』に、オリジナルキャラクターとして出演することが決定。併せて劇中歌も担当することが分かった。花澤さんは、「東京喰種トーキョーグール」神代利世役、「寄生獣 セイの格率」村野里美役、「監獄学園 プリズンスクール」緑川花役、『屍者の帝国』ハダリー・リリス役と数々のアニメ作品でメインキャラクターを担当。さらに、声優の単独公演としては8人目となる日本武道館ライブを成功させるなどアーティストとしてもその活躍は目覚ましく、今年3月には自身初となる主演実写映画『君がいなくちゃだめなんだ』に出演。その躍進は留まるところを知らないほどの人気を誇っている。今作では、『パンプキン王国のたからもの』に登場する“パンプキン王国”のプリンセス・パンプルル姫を演じる花澤さん。儚くも優しく強い心を持ったプリンセスを表現するという。プリキュアへの参加は初となる花澤さんは「プリキュアシリーズは私にとって憧れの番組なので、関われることがとても嬉しかったです!!パンプキン王国の様子や妖精たちやパンプルル姫の衣装など、全部が可愛くて、改めて、女の子の素敵!!と思うツボをがっちり掴んでくれる作品だなぁと思いました。心暖まる感動の物語です。観終わった後、家族でかぼちゃプリンを食べたくなると思います♪」と、お姫様役らしく可愛らしいコメントを寄せた。また、本作の王様役には、洋画の吹き替えやアニメ作品でも多く活躍し、「ONE PIECE」ブルック役で知られる声優のチョー、お妃様役として「テニスの王子様」の華村葵役など多くのアニメや吹き替えにも出演しており、本作では“秋之桜子”として脚本も手掛けている、山像かおりがそれぞれキャスティング。豪華ゲスト声優が3名揃う形となった。花澤さんは本作では劇中歌も担当。既出の『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』のレフィ役を務める上垣ひなたが劇中歌を歌うことも決定しており、各話のヒロインがそれぞれの作品の挿入歌を担当するという、プリキュア映画史上初の試みにも注目だ。『映画Go!プリンセスプリキュアGo!Go!!豪華3本立て!!!』は10月31日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月18日声優としてはもちろん、音楽のソロ活動でも高い評価を得る花澤香菜が、ライブツアーとはまた一味違った、朗読と、アコースティック編成による歌と演奏で全国9カ所を巡るサーキット、題して『かなめぐり ~歌って、読んで、旅をして~』を開催する。『かなめぐり』は、"極上の「声」を一人でも多くの人に届けたい。花澤香菜を身近に感じてほしい"、そんな想いをコンセプトに、息づかいや空気の振動が直接伝わるような大きさの空間で、花澤香菜の「声」の魅力を存分に感じられるプレミアムなイベント。トップクラスの声優ならではの「本物の」朗読を各地ゆかりの名作や花澤香菜お勧めの作品で堪能できる朗読パートと、最小限の楽器ユニットの演奏によるアコースティックライブで構成される。イベントは、2015年11月7日の「なら100年会館 中ホール」(奈良)を皮切りに、岩手、愛媛、沖縄など全国9カ所にて開催予定。チケット料金は5,940円(税込 / 全席指定)で、9月12日(土)の12:00よりイープラスにてチケット最速先行予約がスタートする。○『かなめぐり ~歌って、読んで、旅をして~』日程・会場・2015年11月7日(土) …… なら100年会館 中ホール (奈良)・2015年11月14日(土) …… 入間市市民会館 (埼玉)・2015年12月6日(日) …… プラザおでって おでってホール (岩手)・2015年12月12日(土) …… 松山ビビットホール (愛媛)・2015年12月27日(日) …… NIIGATA LOTS (新潟)・2016年1月16日(土) …… 岡山さん太ホール (岡山)・2016年1月30日(土) …… 桜坂劇場 ホールA (沖縄)・2016年2月13日(土) …… 桑名市民会館 小ホール (三重)・2016年2月28日(日) …… 横須賀市文化会館 (神奈川)開場16:30 / 開演17:00 / チケット料金:5,940円(税込 / 全席指定)チケット最速先行予約:9月12日(土)12:00~9月20日(日)21:00 ※抽選先行
2015年09月09日声優としてはもちろん、音楽活動においても、2012年に1stシングルをリリースして以来、高い評価と人気を集める花澤香菜。そんな彼女が、2015年5月3日に開催した自身初となる日本武道館ライブの模様が、Blu-ray「Live Avenue Kana Hanazawa in Budokan」となって11月4日にリリースされる。4月22日にリリースされた3rdアルバム「Blue Avenue」を携え、日本武道館公演を皮切りに開催された全国ツアー「花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue"」。このツアーでは、「Blue Avenue」の楽曲を中心に過去作品も織り交ぜた選曲を行い、ステージ上にNew Yorkを思わせるセットを組むことで、アルバムの世界観が再現された。アンコールでは「恋愛サーキュレーション」を本邦初披露。バリエーション豊かに、花澤香菜の魅力が詰まったライブとなった。2015年11月4日リリースされるBlu-ray「Live Avenue Kana Hanazawa in Budokan」は、日本武道館ライブの映像(ライブパートを完全収録)に加え、ツアー各地の舞台裏や撮り下ろしを含むスペシャル映像、2015年3月に行われた女性限定リリースイベント「かなまつり」の模様など、豪華特典映像が収録されるほか、初回仕様限定特典として「フォトブックレット(48P)」や「ミニクリアファイル」などが用意される。価格は7,000円(税込)。
2015年08月24日野村周平や古川雄輝、間宮祥太朗といった次世代を担う若手俳優たちが結集し、思春期の葛藤をテーマにしたカリスマ的人気コミック「ライチ☆光クラブ」が待望の実写映画化。<ダークサイド版イケメンパラダイス>ともいえる少年たちの愛憎劇を描く本作から、超特報映像とキャスト陣のコメントが到着した。独創的な世界観と圧倒的な画力で支持される鬼才漫画家・古屋兎丸のロングセラーコミック「ライチ☆光クラブ」。舞台は、黒い煙と油に塗れた町“蛍光町”と、“光クラブ”と呼ばれる廃工場の秘密基地。9人の少年たちの青春残酷劇を徹底して精緻に美しく描写した物語は、2012年、2013年と立て続けに舞台化され、全公演が即完売となるほど人気となった。舞台版DVDも異例の販売数を誇り、12月にも舞台公演が決まっている。今年、コミック発売から10周年を迎えるにあたり、満を持しての映画化となった。美しい少年同士の愛も描かれるセンセーショナルな作品であることから、映画化がアナウンスされたときから出演キャストに注目が集まっていた本作。大人になることを拒んだ、9人の少年たちを演じるのは、若手の中でも演技派の筆頭株として、『ビリギャル』『愛を積むひと』「恋仲」(フジテレビ)など出演作が目白押しの野村周平(21)を始め、漫画から飛び出したような9頭身の超ハイスペック俳優、『脳内ポイズンベリー』の古川雄輝(27)、ファースト写真集が異例の販売部数を誇り、人気急上昇中の「水球ヤンキース」の間宮祥太朗(22)。さらに、殺陣やアクロバットなアクションを得意とし、近年では舞台でも絶大な人気を博す池田純矢(22)、「仮面ライダー鎧武/ガイム」に出演し、主演舞台は即完売の動員力を誇る松田凌(23)、「仮面ライダーウィザード」で知られ、多くのドラマ、映画で活躍する戸塚純貴(22)、放送中のドラマ「デスノート」ほか『みんな!エスパーだよ!』と出演作がつづく柾木玲弥(20)、マーティン・スコセッシ監督『Silence』(原題)に出演が決まっている藤原季節(22)、そして『合葬』の公開を控える岡山天音(21)という、今後期待される20代の若手俳優たちばかりが揃った。メガホンをとったのは、衝撃作『先生を流産させる会』で脚光を浴び、オムニバスドラマ「リアル鬼ごっこ ライジング」にも参加、野村さんとは夏帆主演の『パズル』でもタッグを組んだ新進気鋭・内藤瑛亮。実存する廃工場で敢行された撮影により、独創的な世界観を実現させている。アミューズオーディションで3万5千人の頂点となった野村さん、ミスター慶応の古川さん、間宮さんを含む4名の「イケメン☆パラダイス」出演者に、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの受賞者である池田さん、戸塚さん、柾木さんら、まさにイケメンの精鋭が揃ったダークな愛憎劇。今後の続報にも、引き続き注目していて。<以下、キャスト・原作者・監督コメント>野村周平現場では、若手キャストやスタッフの全員の仲がよかったので、それがいい形で映画に現れていると思います。 原作もそうですが、いま、こういった形で描かれることのない思春期の様子を描いて、とても刺激的な作品です。 普段の生活をしていたら絶対に交わることがない世界が描かれているので、いままで体験したことがない経験が必ずできると思います。古川雄輝舞台版を拝見したことがあり、とても好きな作品なので出演することができ嬉しく思っています。同世代の役者さんが多く、皆さんとのお芝居は刺激的で面白かったです。原作ファンの方々、そして初めてご覧になる方々にも映画化した「ライチ☆光クラブ」の独特な世界観を楽しんでいただきたいです。間宮祥太朗閉鎖的な街の中で、鋭角で狭い視野の中で、やみくもに自身にとっての光を探した少年達の狂気じみた思春期をぜひ観てください。この作品に関われたことを深く感謝しています。原作者:古屋兎丸映画企画が走り出してから数年、紆余曲折がありましたが、キャスト、スタッフ共に一流の方が集結してくれたことを嬉しく思います。内藤監督はその物腰の柔らかさからは想像のできないほどのマグマを内に秘めた監督さんで、その感性が本作で爆発しています。何度も脚本を書き直し、「ライチ☆光クラブ」と「ぼくらのひかりクラブ」を合わせた本を作ってくださったので、原作ファンの方々を裏切らない内容になっていると思います。この映画で光クラブのメンバーを演じられた役者さんたちは、皆さんそれぞれ個性を生かし、役に没入してくれました。富士の真冬の廃工場で連日連夜、熱い演技をしてくれた彼らの鬼気迫る姿はまさに光クラブでした。いままで見たことのない彼らの意外な面が見られると思います。監督・内藤瑛亮同士愛のシーンでは、昔読んだ「風と木の詩」を思い出しながら、歪んだ内面を抱えた者同士の哀しい繋がりであることを意識しました。キャスティングでは今回、キャラクターがもつ感情の核を体現してくれる俳優の方々に集まっていただき、彼らが演じる狂気に溺れ破滅していく少年たちを、一人一人抱きしめるようにスクリーンに映すことに務めました。『ライチ☆光クラブ』は今冬、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月30日声優として、アーティストとして幅広く活躍する花澤香菜が実写映画初主演を果たした『君がいなくちゃだめなんだ』。6月3日の本作のBlu-ray&DVDリリースに引き続き、ファン待望の映像配信が8月5日(水)より「PlayStation Video」にてスタートすることが決定。さらに、本作の原作が電子書籍化され、同時配信されることが明らかとなった。楓アンは絵本作家。処女作が偶然にも新人賞を獲ってしまい周囲に期待されるも、その後は泣かず飛ばずでスランプ状態に陥っていた。しかし元々の気ままな性格のせいもあって、担当編集者のトモエとも軽ふざけをして日々の時間を潰す始末で創作の進む気配はない。ある日、楓は失踪した飼い猫のペローを探す街角で見かけた伝言版で「ペローを蘇らせる代わりにこの世界から太陽を頂くよ。いいのかい?アン?」と書かれた謎のメッセージを見つける。そして他にも街のあちこちの伝言板に残された不思議なメッセージたちを次々と探しだしていく楓。楓はそれが幼い頃に失踪した小説家だった父・光平の文章であることに気づくのだが…。監督は、花澤さんのミュージックビデオを多数手がけてきたムラカミタツヤ。脚本は、「サンダンス・NHK 国際映像作家賞2009」にてグランプリを受賞した倉田健次が担当し、本作のために書き下ろした。共演者には、父親役に「一世風靡セピア」のリーダーとして活動し、現在は俳優として映画やテレビで活躍する小木茂光など実力派キャスト陣を迎え、花澤さんの熱演の詰まった一作となった本作。今回、映像配信は配信ストア「PlayStation Video」にて8月5日(水)よりレンタル形式で実施。同日より、本作の原作本「君がいなくちゃだめなんだ -Waltz for Life Will Born-」が、ソニーの電子書籍ストア「Reader Store」ほか、主要電子ストアにて配信される。また、本作では主題歌「君がいなくちゃだめなんだ」も担当した花澤さんだが、本楽曲が収録された最新アルバム「Blue Avenue」を引っさげて5月3日に行われた初の日本武道館ワンマンライブ「花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue" in 日本武道館」の様子が、「MUSIC ON! TV(エムオン!)」にて8月24日(月)20時より放送決定。本番組では、舞台裏の模様もあわせて90分の大ボリュームとなっており、ファン必見の内容となるようだ。『君がいなくちゃだめなんだ』映像配信&原作本の電子書籍配信は8月5日(水)よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年07月13日アユートは6日、ハイレゾ対応のポータブルオーディオプレーヤー「Astell&Kern AK100II」と声優・花澤香菜さんのコラボレーションモデルに、オリジナル曲のハイレゾ音源を収録すると発表した。「Astell&Kern AK100II 花澤香菜コラボレーションモデル」の発売日と価格は未定。同製品は、Astell&Kern AK100IIをベースとしたコラボモデル。花澤香菜さんの新曲を24bit/192kHzハイレゾ音源でプリインストールするほか、本体に今回のコラボを記念して製作されたオリジナルロゴを刻印する。イタリアンポリウレタンレザー製のケースが付属する。Astell&Kern AK100IIは2014年7月発売で、直販価格は税込109,800円。PCM最大384kHz/32bitのハイレゾ音源(ネイティブは192kHz/24bitまで)に対応する。
2015年06月08日その格好良さ、その知的さ、その色っぽさ、イケメンという表現では足りないほどの魅力を持った俳優・古川雄輝。その類い稀なる魅力を活かし、すでに「イタズラなKiss~Love in TOKYO」(ドラマシリーズ)などで人気を博している彼が、新作映画『脳内ポイズンベリー』でこれまでとは少し違うイケメン役に挑んだ。演じるのはヒロイン・いちこ(真木よう子)が恋する相手、年下のアーティスト、早乙女23歳。似ているけど似ていない!?早乙女を通して見えてくる古川さんの素顔──。「台本を読んで感じた早乙女像は、子供っぽいところがある、つき合うにはいいけど結婚には向いてない、すぐに感情を表に出してムスッとしてしまう、連絡がテキトーなどですが、実はキャラクターとして共感できる部分もあるんです(笑)。僕もすごく子供っぽいところがあって…たとえば、ホイコーローを食べるシーンで早乙女はキャベツをよけて食べるんですけど、僕も20歳までまったく野菜が食べられなかった。ああ、一緒だなぁって(苦笑)。あとは、大人の男性なら顔に出さずにスマートに振る舞うところで感情を出しちゃったりするし、マイペースだし。そういうところは自分と一緒だったのでそのまま活かして演じています」。クールなイメージが強いだけに早乙女的な一面はかなり意外。けれど、好きな女性にすべてを“合わせる”ことは「ないですね」ときっぱり言えるのは何だか格好いい。「僕は僕なので、すべてを相手に合わせることはしないです。この映画でもいちこさんは早乙女に合わせすぎて、けっきょく疲れ果ててしまって、2人の関係は悪い方へ行ってしまう。だから無理矢理自分を変えることはしたくない。でも、もしも僕がいちこさんだったとしたら、早乙女ではなく断然、(恋敵である)越智さんを選びますね」。その理由を聞くと、子供っぽいと言うのはやはり謙遜で、いやいやどうして素敵な大人にしか見えない。そこから古川さんの恋愛観、結婚観が見えてきた。「女性の年齢によって付きあい方って変わってくると思うんです。いちこさんは30歳。一般的に30歳前後の女性とつき合うなら結婚を意識するべきだと僕は考えていて。というのも、僕がいちこさんと1年間つき合ったとすると、いちこさんの30歳から31歳までの時間を奪ってしまうわけですから、つき合うときにちゃんと将来を考えて責任を持つべき。だから、越智さんがおすすめなんです(笑)」。古川さんが「絶対、越智さん」というように、観客はいちこを通して、自由な年下アーティストの早乙女か、それとも頼れる年上の編集者の越智さんか、2人の男を天秤にかける。そんないちこの恋愛模様が描かれるのが現実パート、いちこの頭の中を描くのが脳内パート。面白いのは、原作から引き継いで描く脳内会議──理性、ポジティブ、ネガティブ、記憶、衝動、5つの思考=キャラクターたちがいちこの頭のなかに存在し会議をする。とても斬新な設定がみどころだ。「僕は現実パートだったので、脳内パートの撮影風景は見ていなかったんですが、完成した映画を観てものすごく面白いなぁと驚きました。あと、女性って…と思ったのは、思ったことを相手に言わずに脳内会議してしまう心理ですね。女性のみなさんは「察してほしい」と言うけれど、男はバカだから察することはできない。僕は無理ですね(苦笑)。早乙女のセリフにもありましたけど、言ってくれないと分からないんです…」。男は女の生態を、女は男の生態を垣間見るという意味でも、この映画は実に面白い。それが色濃く表れているとてもユニークなシーンがある。30歳になったいちこに向かって早乙女が、「ないわ~」と言うシーン。早乙女的には「30歳にはぜんぜん見えないね」という、いい意味の「ないわ~」であるのに、いちこは勝手にネガティブな意味として捉え、あれこれ妄想してショックを受ける。コメディ要素の強いシーンでもある。古川さんに課せられたのは「ないわ~」のセリフをアドリブで演じること。「あのシーンはアドリブも含め20テイク以上撮りました。実際の早乙女じゃない、いちこさんの妄想のなかでの早乙女を演じるので、不思議な感覚でしたね。そのシーンは僕ひとりでの撮影。真木さんはその日の撮影を終えていたので、てっきり帰られたと思っていたら、実はモニター脇でずっと見ていたらしくて…。“古川くん、あんな(にヒドイ)こと思っていたんだね…”って。もう、なにも言い返せなかったです(苦笑)」。そんな見たことのない古川さんの演技を引き出したのは、佐藤祐市監督。「いつか仕事をしてみたかった」と喜ぶ反面「今までやったことのない挑戦もあった」と苦労を語る。「今回は演技プランを考えずに現場に入ったんです。それは初めてのこと。いつもは、こうきたらこう、この動きならこう、このセリフなら…とあれこれ考えてプランを練っていくんですが、僕が演じるのは現実パート、自然体で演じなくてはならない。加えて、監督からの指示がものすごく多くて、かつ細かかったんです。目線、手の動き、身体の角度、仕草…監督の細かい演出にひとつひとつ応えていくことで早乙女になっていきました。正直、決して楽しいとは言えなかったけれど、完成した映画を観ると、ちゃんとスクリーンの中に早乙女がいる。新しい演じ方を経験させてもらいました」。演技の幅を広げた古川さんは現在、中国、アメリカ、イギリスなど海外にも活躍の場を広げている。彼がこの先に目指すものは何なのか──。「引き出しの多い俳優になりたいというのがひとつ。あと、帰国子女なので英語を活かした仕事もどんどんやっていきたいんです。海外に住んでいるときに思ったのは、洋画に登場する日本人役をなぜ中国系の役者さんがカタコトの日本語で演じているんだろう?どうして日本人の俳優が演じないんだろう?という疑問。なので、そういう場でも活躍していきたいです」。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)
2015年05月07日数々のアニメ作品で活躍する声優・花澤香菜が、2015年5月3日(日)、ライブツアー「花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue"」の初日を迎え、自身初となる日本武道館でのライヴを開催した。本人名義でデビューを果たした2012年から約3年、いつかは立ちたいと思っていた夢のステージである日本武道館。人気声優として多忙な日々を送るかたわら、展開してきた音楽活動において、送り出されてきた8作のシングル、3作のアルバムの作品群は、彼女の声優人気だけに依らず、徹底的にこだわり抜いて産み落とされてきた。そして、作品ごとに急速に成長を遂げ、"アーティスト・花澤香菜"と呼ぶにふさわしい表現力を得た今、その集大成ともいえる日本武道館でのライヴをついに実現させたのである。開演時間を迎え、G.北川勝利(ROUND TABLE)をバンマスとする「デスティネーションズ」(花澤香菜のバックを務める際のバンド名)、そして初登場となるホーンセクションがそれぞれの位置につき、一曲目「I ♥ NEW DAY !」のイントロを奏でる。アルバム「Blue Avenue」でもオープニングを飾るこの曲、タイトル通り新しい何かが始まる空気が会場を包む。セット中央に組まれた階段に花澤香菜が登場すると大歓声が湧きあがる。衣装は黄色のワンピースに帽子、動物などをモチーフにした手造りの飾りが散りばめられている。バンドが繰り出すミディアムテンポのグル―ヴと彼女の心地よい歌声に呼応する観客。多くのその手にはブルーのサイリウム。本格派の都会的なグルーヴとアニソンの流儀の融合……花澤香菜のライヴだからこその光景、楽しみ方は自由。皆、アルバムを聴き込んできていると見えて、レスポンスもバッチリで、早くも会場に一体感が生まれた。「ほほ笑みモード」「運命の女神」と立て続けに披露する花澤。「とうとう来ちゃいました武道館!」……緊張よりもライヴを心から楽しんでいる表情が伺える。そして、やくしまるえつこトータルプロデュースの「こきゅうとす」で、武道館全体を<やくしまるえつこ×花澤香菜>の世界へといざなう。ライヴではお馴じみの「CALL ME EVERYDAY」では、ゴージャス感たっぷりのゴールドのワンピースに衣装チェンジした花澤が「もしもし」とステージに登場。曲中でも"もしもしタイム"で客席と電話で話しているかのような楽しいやりとりを繰り広げる。「タップダンスの音が聴こえてきたら」では、花澤自らタップダンスに挑戦。また、ジェームス・ブラウンの有名なフレーズ"ゲロッパ"を、花澤が"メロンパン"と言い換えて、バンドとの濃密でファンキーなセッションを始めるなど、さまざまな仕掛けに会場はさらなる盛り上がりをみせる。「音楽活動を始めて3年、最初は緊張していたけど、今はもうみんなが友達(のような存在)だから大丈夫! あなたたちに支えれています。これからも宜しくお願いします」と深々と一礼して、本編ラストとなる「君がいなくちゃだめなんだ」を歌い上げる花澤。旋律とアレンジの美しさが、この楽しい時間が終わることの切なさを高めていく。そして花澤は、ステージを端から端まで動きながら会場の人すべてにありがとうを伝え、ステージを後にした。観客からのアンコールの声を受けてステージに登場した花澤は、「しーっ」と鼻に人差し指をあてる素振りをしている。そして、♪せーの♪――その後の一瞬の間に「おおお!?」とどよめく客席。そして♪でもそんなんじゃダメ♪と歌い始めた花澤。そう、TVアニメ『化物語』で花澤自身が演じた千石撫子のキャラソン神曲「恋愛サーキュレーション」だ。長きに渡る封印が解かれた瞬間、客席が堰を切ったようにとてつもない盛り上がりを見せる。多くのファンがこの瞬間を待っていた。祝祭のごとき熱狂が武道館を覆い尽くす。歌詞の通り♪神様ありがとう♪というオーディエンスの感喜の叫びが、この日のライヴで最も大きな歓声となってこだました。興奮冷めやらぬ中、ライヴ定番曲「Saturday Night Musical」、そして5thシングル「恋する惑星」で残り僅かなこの空間と時間を愛おしむかのように、ステージと客席がより一体感が増していく。最後のMCでは、武道館に至るまでの自らの歩みを振り返りながら、感極まった花澤は号泣。自分を見出してくれたマネージャーと、ここまで応援してくれたファンへの感謝を伝え、会場全体が感動的な雰囲気に包まれる中、ソロデビュー曲である「星空☆ディスティネーション」がスタート。ラストサビ前のキャノン砲は、花澤香菜自身と彼女と歩んできたファンのたくさんの時間への祝砲となった。ライブが終了し、観客も帰り支度をしていたその瞬間、花澤香菜とバンドが再登場。「もう一曲やっていい?」という花澤のまさかの問いかけに、観客は割れんばかりの拍手で応え、予定外のアンコールとして、オープニングでも披露された「I ♥ NEW DAY !」をふたたび熱唱。花澤香菜初の日本武道館ライヴは大成功の内に幕を閉じた。
2015年05月06日8thシングル「君がいなくちゃだめなんだ」を2015年2月25日に発表した声優・花澤香菜。このシングルの購入者を対象としたイベントが、3月14日に神奈川・Bay Side Yokohamaで行われた。イベントは1時間半を超える盛りだくさんの内容で、ライブコーナーでは北川勝利(G / ROUND TABLE)と末永華子(Key)の演奏をバックに、ニューシングル「君がいなくちゃだめなんだ」からの楽曲のみならず、過去のレパートリーもたっぷりと披露。さらには4月に発売される3rdアルバム「Blue Avenue」に収録される新曲「I ♥ New Day」「We Are So in LOVE」「Night And Day」も一足早くアコースティックアレンジでお披露目された。またトークコーナーでは、3月下旬より公開される自身の主演映画『君がいなくちゃだめなんだ』撮影時の写真をステージ背面のスクリーンに映しながら、撮影時のマル秘エピソードを告白。映画のクランクインが行われたニューヨークではひそかにアルバムレコーディングも同時進行していたとのことで、同行した北川からも現地でのレコーディングセッションの様子が明かされた。さらに後半のトークコーナーでは会場のファンから事前に集められた「あなたにとって、君がいなくちゃだめなんだ!!と思う存在は何ですか?」というアンケートに対する回答を紹介。「香菜ちゃんのライブがきっかけで出会った彼と近々入籍します!」「月並みですが、うちの嫁でしょ!」といったラブラブな回答には花澤も思わずハイテンションに。最後に読まれた「やはり花澤香菜ちゃんです!」という回答には、客席から大きな歓声が上がった。全11曲を歌った花澤が名残惜しそうにステージを去ると、客席からはすぐにアンコールを求める拍手と声援が巻き起こる。花澤は「どうもありがとうございまーす! ……そうだよね。終われないよね!」と、さらにもう1曲「パパ、アイ・ラブ・ユー!!」を披露。コール&レスポンスで一体感を作り上げ、最後は「みんなでいっせーのでジャンプするよ!」の合図で元気よく飛び跳ねてフィニッシュを迎えた。花澤の主演映画『君がいなくちゃだめなんだ』は3月28日より東京・テアトル新宿にて先行上映がスタート。その後もMOVIX仙台、109シネマズ名古屋、シネ・リーブル梅田、T・ジョイ博多と各地の劇場で順次公開される。また上映劇場では花澤が演じる絵本作家「楓アン」の処女作として作中に登場する絵本「The Cat Brothers」が特製前売券として映画公開に先がけて販売中となっている。今回のライブで披露された新曲を含む3rdアルバム「Blue Avenue」は4月22日に発売。このアルバムを引っさげて行われるライブツアー「花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue"」は、彼女にとって初めての日本武道館ワンマンライブで幕を開ける。
2015年03月18日声優として数々のアニメ作品に出演し、音楽活動でも高い評価と人気を誇る花澤香菜が、2015年4月22日に3rdアルバム「Blue Avenue」をリリースするが、この度、同作のアートワークが発表された。今作のテーマは"NewYork"。アルバムのサウンドにはNew Yorkを感じさせるジャズ、フュージョン、クロスオーバー、ブロードウェイ、ビッグバンド、ハウスミュージック……といった要素が織り込まれているという。そして、そのサウンドを体現するかのような、クールなアートワークが完成。ジャケットはモノトーンの写真に青文字のタイトルが配され、数多のジャズの名盤へのオマージュのようなデザインとなっており、テーマに基づいて、フォトセッションもNYで行われた。デビュー以来花澤香菜を撮り続けているフォトグラファー・樂満直城氏によって引き出された、普段の雰囲気とは違うアンニュイな花澤の表情が、大人っぽさを感じさせる。また、一部の楽曲のバックトラックのレコーディングもNYで行われた。海外の大物アーティストが楽曲を提供し、名プレイヤーが演奏で参加。クレジットは追ってアナウンスされるという。自身初の日本武道館公演を控え、アーティストとしての大きな飛躍を感じさせる花澤香菜。「Blue Avenue」は、そんな彼女の、サウンド面&ビジュアル面での新たな魅力が詰まった作品となっている。
2015年03月18日花澤香菜が初主演を務める映画『君がいなくちゃだめなんだ』の舞台あいさつが3月28日(土)にテアトル新宿で開催される。『君がいなくちゃだめなんだ』その他の画像本作は、『PSYCHO-PASS サイコパス』などの声優で知られ、アーティストとしても活躍する花澤の初主演作。街のあちこちで不思議なメッセージを発見していく絵本作家と、幼い頃に生き別れた父親、それぞれの想いを紡ぎ出す。花澤のミュージック・クリップを手がけてきたムラカミタツヤが監督を務め、花澤は主題歌も担当している。舞台あいさつには、花澤香菜、他が登壇する。チケットは、プレリザーブ(先行抽選)が受付中。一般発売は、3月21日(土)午前10時より開始される。『君がいなくちゃだめなんだ』舞台あいさつ3月28日(土)会場:テアトル新宿13:30の回上映後/15:30の回上映前登壇者(予定):花澤香菜、他料金:2500円(税込)※舞台あいさつ限定特典ブロマイド4種セット付プレリザーブ:受付中~3月20日(金)11:00AMまでチケット発売:3月21日(土)10:00AMより
2015年03月14日声優・花澤香菜の8thシングル「君がいなくちゃだめなんだ」が自身の誕生日である本日2月25日に発売。既報の通り、この曲は花澤香菜が実写作品では初主演となる映画『君がいなくちゃだめなんだ』の主題歌であり、先日ミュージックビデオのショートver.がYoutube上にて公開されているが、そんな8thシングルの発売に続き、3rdアルバムの発売とライブツアー決定の情報が発表された。3rdアルバムとなる「Blue Avenue」は2015年4月22日のリリース。2ndアルバム「25」以来、約1年2カ月ぶりとなるアルバムだが、収録曲や作家陣などの詳細情報はまだ明らかにされておらず、今後の続報に注目したい。そして、本アルバムをひっさげてのライブツアー「花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue"」の日程は下記の通り。開催のアナウンスはあったものの、日程など詳細の情報が待たれていた自身初の日本武道館公演のほか、ツアーとして初となる福岡・仙台を含む全国5カ所での開催となる。■「花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue"」◆2015年5月3日(日) …… 日本武道館(東京)◆2015年6月6日(土) …… 福岡市民会館 大ホール(福岡)◆2015年6月14日(日) …… グランキューブ大阪(大阪)◆2015年6月20日(土) …… 日本特殊陶業市民会館(名古屋)◆2015年7月12日(日) …… イズミティ21 大ホール(仙台)全公演 開場17:00 / 開演18:00【チケット料金】全席指定 7,344円(税込)なお、8thシングル「君がいなくちゃだめなんだ」の初回生産限定盤と通常盤には、「花澤香菜 live 2015 "Blue Avenue"」の先行抽選申込券が封入されている。なお、申込受付期間は、2015年2月25日(水)10:00 ~ 2015年3月4日(水)21:00となっている。
2015年02月25日声優として2004年に活動を開始して以来、アニメ・ゲームなどを含む100を超える作品に出演し、高い人気を誇る花澤香菜。そんな彼女の、実写では初主演となる映画『君がいなくちゃだめなんだ』の公開と、本映画の主題歌も担当することが決定したことは既報の通りである。3月下旬の公開が予定されている映画『君がいなくちゃだめなんだ』だが、その公開に先立って特設サイトが本日2月20日(金)の12時00分にオープン。作品に関するさまざまな情報や最新ニュースが随時アップされていく予定で、公開に先駆けて映画『君がいなくちゃだめなんだ』の世界をひと足早く感じられるサイトとなっている。また、同時に主題歌『君がいなくちゃだめなんだ』ミュージックビデオ(MV)のYoutube上での公開がスタート。MVは同映画の本編映像から構成されており、いわば映画のトレーラー的な内容となっている。今回はショートサイズでの公開であるが、来週2月25日(水)に発売される主題歌シングルCD『君がいなくちゃだめなんだ』初回生産限定盤には、MVのフルサイズを収録したDVDが同梱される。来週主題歌シングルCDリリース、3月下旬映画公開を控え、徐々に全貌が明らかになっていく『君がいなくちゃだめなんだ』だが、花澤香菜も自身初となる日本武道館ライブ開催がアナウンスされており、詳細発表が待たれるところ。声優としての活動のみならず、さまざまなフィールドで活躍の幅を広げる花澤香菜の今後も要注目だ。映画『君がいなくちゃだめなんだ』は、2015年3月28日(土)にテアトル新宿にて先行上映。4月4日(土)よりシネ・リーブル梅田、109シネマズ名古屋、MOVIX仙台、T・ジョイ博多にて上映開始。(C)君がいなくちゃだめなんだプロジェクト
2015年02月20日声優として2004年に声優活動を開始して以来、アニメ・ゲームなどを含む100を超える作品に出演し、その演技力の高さと声質の良さでファンからの支持を集める花澤香菜が、3月下旬よりテアトル新宿にて先行公開される実写映画『君がいなくちゃだめなんだ』に主役・楓アン役で出演、さらに本映画の主題歌も担当することが決定した。花澤が実写映画に主役として出演するのは今回が初めて。本映画は、花澤香菜のミュージックビデオを手掛けてきたムラカミタツヤを監督に起用し、脚本は「サンダンス・NHK 国際映像作家賞2009」にてグランプリを受賞した倉田健次が本作のために書きおろした。そして、父親役には一世風靡セピアのリーダーとして活動し、現在は俳優として映画やテレビで活躍する小木茂光を迎え、ムラカミ監督ならではの映像美溢れるフィルムに花澤香菜の熱演が詰まった中篇作品となっている。声優としてアニメ作品の主役を多数演じてきた花澤だが、実写映画の主役出演は大きなチャレンジとなり、本映画での熱演は女優・花澤香菜として新境地を開くこととなる。またアーティスト・花澤香菜として主題歌も担当。映画と同タイトルとなる主題歌「君がいなくちゃだめなんだ」は、花澤のシングルでは初めてのバラード作品となり、切なくも前を向く力がもらえる楽曲となっている。父と娘を中心に想いと人がつながる物語を描く映画の世界観にマッチした、主題歌としてこれ以上ない仕上がりとなる本作は、作詞・岩里祐穂、作曲/編曲・北川勝利(ROUND TABLE)という、花澤ファンにも馴染み深い作家陣によって制作された。初回生産限定盤に同梱される「君がいなくちゃだめなんだ」ミュージックビデオDVDは、同名映画の本編映像から構成されており、公開に先駆けていち早く映画を感じることができるファン必見のダイジェスト映像となっているので、こちらも注目したい。また、昨年3月にひな祭りにちなんで開催され大好評を博した女子会イベント「かなまつり」が今年も開催決定。2015年3月1日(日)に渋谷・JZ Brat SOUND OF TOKYOにて開催される本イベントは、アニプレックスの通販サイト「アニプレックスプラス」で8thシングル「君がいなくちゃだめなんだ」初回生産限定盤もしくは通常盤を予約購入すると抽選で招待される。詳しくは花澤香菜公式サイトをチェックしてほしい。実写映画初主演を始め、先日発表された日本武道館ワンマンライブなど、2015年も様々なチャレンジをする花澤香菜の今後に注目しておきたい。
2015年01月23日公開初日を迎えたアニメーション映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の初日舞台あいさつが9日、東京・新宿のバルト9で行われ、花澤香菜、野島健児、神谷浩史ら声優陣と塩谷直義監督が登壇した。冒頭のあいさつでは、関がマスコミ取材を意識してかわざと神妙な口調に。この日は舞台あいさつが計3回あったが、花澤は「(3回の中で)一番格好いいですよ。狡噛チック」と絶賛。その花澤は『サイコパス』について改めて聞かれるも「日本の未来の警察機構のお話なんですけど……シビュラシステムという……犯罪係数が……」としどろもどろ。結局は「観ていただいた方が早いですね(笑)」という結論に落ち着いた。常守朱を演じる側としてどうしても"朱の目線"で物語を観てしまうという花澤だが、「リアルにこのような社会になってしまうんじゃないかと思わせる部分がたくさんあります。世界がこうなったら、朱ちゃんみたいに自分の考えを持って行動できるのか色々考えてしまいます」と述懐していた。予告編からその登場シーンに注目が集まっている狡噛慎也について、演じる関は「あれは本当に狡噛なのか、狡噛にそっくりな別の人物なのか。もしかしたらニセ狡噛という可能性もありますよね」と冗談を飛ばしつつ、「(狡噛と朱は)お互いの立場と考え方で行動している。今回それがどのように絡んでくるのか」と見どころを解説。狡噛のようにシビュラシステムと対峙できるかという問いには「僕みたいなチンケな男はできないです。僕は普通に取り締まられてセラピー受けている側です」と笑っていた。また、宜野座伸元を演じる野島は『サイコパス』の世界にいたら「ばれないように家から出ないでビクビクしながら生きていると思います」という。『PSYCHO-PASS サイコパス』は、100年後の未来を描いた物語であるものの「現代と錯覚してしまうようなシーンや考え方、情勢がたくさんあるんですよ。演じながら未来の話だと意識したことはないかもしれないです」と現実を意識しながら演じていたことを明かした。劇場版で初登場となるニコラス・ウォン役の神谷は、TVシリーズのオーディションを受けて落ちていたことを告白。「落ちた作品なんて見るもんか! と思っていたんですけど、すごく面白いという評判を聞いて悔しい思いがありました。そうしたら劇場版のオーディションを受けさせていただけることになり、関わることができて非常にありがたいです」と喜びをあらわに。ディストピアSFとして人気を博しているものの、そのテーマは誰もが理解できるものであり「それぞれが何か心に残るものがある作品になっています」と伝えた。また、塩谷監督によれば最後のギリギリまで直しを入れていたそうで、その数は100カット以上に及ぶという。現場スタッフから自主的に「ここを直したい」との声があったそうで、「現場からそのような声が挙がるのはうれしい」と塩谷監督。自身も気にしていたポイントも多く、現場と監督とで共通認識を持てたことが幸せだったと顔をほころばせた。最後に改めて見どころが紹介され、花澤はインタビュー時と同様に「女子には狡噛さんの"身体"をぜひ! 凝視して欲しいなと思います(笑)。よだれに注意してください」と変わらぬ狡噛推し。関は「何も考えずに観ていれば、世界をしっかり理解して楽しめます。ぜひ肩の力を抜いて娯楽作品として観てください」、野島は「劇場版は1期、2期を踏まえていなくても楽しめるSF作品、アクションがものすごい作品になっています」とそれぞれにアピール。神谷は「SFの定義が曖昧になっている昨今ですが、原点に立ち戻るような本格的なSF作品です。劇場の贅沢な環境でゆっくりと楽しんでいただければと思います」と劇場版ならではの魅力を強調した。そして最後に塩谷監督が「TVでできなかったことをやろうとしたのが今回の劇場版。本当に限界まで作りました。これから先、劇場版が話題になれば可能性も色々広がるんじゃないかと思っています」と今後の展開に期待を寄せていた。(C)サイコパス製作委員会
2015年01月10日