高橋陽一の名作漫画「キャプテン翼」の舞台、超体感ステージ「キャプテン翼」が8月18日に開幕。ゲネプロと会見が行われた。【チケット情報はこちら】大空翼(元木聖也)たち全日本メンバーがフランス国際Jr.ユースに優勝した瞬間から物語は始まる。ドイツへ向かう若林源三(中村龍介)と別れ、帰国する翼たちは途中、立ち寄ったドバイでふたりの少年、エイブ・レオン(松永一哉)とノエル・ポポロ(斉藤准一郎)からサッカーの勝負を挑まれる──実は彼らこそ打倒・大空翼のため集められた「RED STORM」のメンバーだった。チームにはカール・ハインツ・シュナイダー(北村悠)やデューター・ミューラー(伊阪達也)、エル・シド・ピエール(西馬るい)、カルロス・サンターナ(AKI)といった強豪も参加。果たして彼らに勝つことはできるのか?完全オリジナルストーリーだが翼のオーバードライブシュートはもちろん、日向小次郎(松井勇歩)の雷獣シュート、松山光(反橋宗一郎)のイーグルショットになんと次藤洋(皇希)と立花兄弟(大曽根敬大・廣野凌大)のスカイラブタイフーン、さらには翼と日向のツインシュートと心躍る大技が続々登場。ゴールを守る若島津健(渡辺和貴)の三角飛びも再現。実際のボールを使うだけでなく、ダンスやアクロバティックな動きで熾烈な試合が表現され、映像と音楽が舞台上を彩る。さらに今回、設けられた「プレミアム体感シート」ではSONYの最先端インタラクション・テクノロジー「ハプティクス技術」を導入。特注のハブティックウェアをはおり、両手、両腿、両足に機器を装着することでキャストの動きと連動し振動が送られ、シュートを受けた衝撃やキックを放つ感覚を文字通り「体感」できるというもの。さらに世界初のフレグランス演出システムと数多の挑戦が盛り込まれ、五感を刺激する空間となっている。ゲネプロ後は主演の元木聖也を始めとする15名が登壇。元木は「とても新しい試みがたくさんあって、お客さまとどんな化学反応が起こるか楽しみです」と期待を語り、中村は「舞台上のスタジアムへ皆さんを連れていけるかどうかは僕達の熱量にかかっていると思うので、全員を連れていきたいです」と決意を見せた。また、松井は日向の役作りとして日焼けするために稽古場にサンオイルを持ち込んだことを明かして笑いを誘い、終始、にぎやかに会見は終了。彼らが集う、本作は9月3日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。取材・文/おーちようこ
2017年08月22日今田耕司と中条あやみがMCを務め、毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪れる「アナザースカイ」。6月23日(金)放送回は女優の本田翼がゲストに登場。今回本田さんは母と旅した想い出の地であるスペイン・バルセロナを再訪する。「SEVENTEEN」や「non-no」などでモデルとして活躍した後、女優業へと進出。2012年にはファッション誌の舞台裏を描いた映画『FASHION STORY -Model-』で主演、ドラマ「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方」でレギュラー出演を果たすと、その後ドラマ、映画と展開した「GTO」シリーズや「ショムニ2013」「安堂ロイド」など数々の作品に出演するように。2014年には別冊マーガレットの人気少女コミックを実写化、中学の初恋相手と再会し、再び惹かれていく高校生の、一生懸命な青春と恋愛模様を描いた『アオハライド』で東出昌大とW主演、ヒロインの吉岡双葉を演じた。20センチのエクステをつけて役作りに挑んだ同作は10代女子を中心に大ヒット。女優としてさらに注目を浴びた本田さんは翌年の月9ドラマ「恋仲」のヒロインに抜擢される。その後『起終点駅 ターミナル』では実力派俳優・佐藤浩市演じる弁護士と30歳差の恋愛を繰り広げるヒロインを、湊かなえの小説を映画化した『少女』では“死”を理解しようという思いに駆られた少女を演じ、ドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」では菅田将暉演じる覆面作家兼モデルの青年を自宅に住まわせる女性誌編集者役を演じるなど女優として大きな成長を遂げた。そんな本田さんの“アナザースカイ”はスペイン・バルセロナ。かつて母親へのプレゼント旅行で訪れたというバルセロナの地を再び訪れた本田さん。実はインテリア好きだという本田さんは、バルセロナ発の人気ショップでショッピングを楽しんだり、ヨーロッパ最大のサンジョセップ市場の食堂で生ハムを試食、さらに本場のパエリアを堪能するほか、前回の訪問時に感動したというガウディ建築を再訪する。12月には曽利文彦監督が超人気コミックを実写化する『鋼の錬金術師』の公開も控え、ますます輝きを増す本田さんの素顔に密着する「アナザースカイ」は6月23日(金)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年06月23日高橋陽一の同名サッカー漫画が原作の舞台 超体感ステージ「キャプテン翼」の製作発表が、5月8日に東京・Zeppブルーシアター六本木で行われた。超体感ステージ「キャプテン翼」チケット情報製作発表には、元木聖也(大空翼役)、中村龍介(若林源三役)、松井勇歩(日向小次郎役)、鐘ヶ江洸(岬太郎役)、鷲尾修斗(三杉淳役)、反橋宗一郎(松山光役)、土井一海(早田誠役)、加藤真央(新田瞬役)、皇希(次藤洋役)、そして原作者の高橋陽一、総合演出を手がけるEBIKEN(蛯名健一)、脚本・演出アドバイザーの加世田剛、振付の松永一哉が登壇した。日本にとどまらず世界中のプロサッカー選手に影響を与えた名作漫画「キャプテン翼」初の舞台化となる本作。高い身体能力を持つ俳優たち、EBIKENをはじめ世界規模で活躍するスタッフ陣に加え、“超体感ステージ”の名の通り演劇界では初となる最先端技術を導入。プレミアム体感シートでは、舞台と連動したリアルな振動を観客が体感できるなど、これまでにない“五感で楽しめる舞台”をつくりあげる。会見では、キャストによるダンスパフォーマンスを披露。日本では数人しかできる人がいない“ダブルコークスクリュー”(アクロバットの空中技)ができる元木や、ジュニアユース時代にリオネル・メッシと戦った経験も持つ鷲尾、ダンスの世界大会で優勝した経験を持つ皇希らキャスト9名が、身体能力を生かしたパフォーマンスで会場を盛り上げた。原作者の高橋は、キャストを前に「すごいパフォーマンスだった」と絶賛。「(漫画で)実際にはできないアクロバティックなプレーばっかり描いているんですけど、それができちゃうっていうのはすごいと思います」という言葉に翼役の元木も「限りなく再現していきたい」と応えた。舞台はオリジナルストーリーになるといい、脚本を手掛ける加世田は「夢についてのお話だと思うので、その辺もしっかり描いていきたい」と話した。少年時代に読んでいた世界的な名作漫画の舞台に出演することについてキャスト陣は皆、感慨深げ。さらに元木は「キャストやスタッフの名前を見たときに、不可能だと言われていることも可能にできるメンバーだと感じました。“超体感ステージ”としてお客さんが今まで感じた事ないステージになると思います」、中村も「お芝居をしっかり作り上げたうえで役者の引き出しにある動きだったり特技だったりを出して、エンターテインメント性の優れた作品にできれば」と意気込みを語った。公演は8月18日(金)から9月3日(日)まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて。取材・文:中川實穗
2017年05月09日タレントの出川哲朗と女優の本田翼が27日、都内で行われた日本瓦斯の新CM発表会に出席した。日本瓦斯は、4月から始まる都市ガスの自由化に向けたプロモーションの一環として、出川哲朗と本田翼を起用した新CM「ニチガス・二・スルーノ三世/訪問」編を4月1日から、「ニチガス・二・スルーノ三世/興味」編を4月8日から全国で放映開始。チャラン・ポ・ランタンの楽曲をバックに、ニチガス・二・スルーノ三世に扮した出川がニチガスの営業マンとなり、本田の自宅に訪問してニチガスの魅力を説明するという内容になっている。同CMで2回目の共演となった出川と本田。「2人のスケジュールが合わなくて一緒に撮影出来ませんでした。事務所からNGが出ていたのかな?」と笑いを誘った出川は、CMで2回目の共演に運命を感じたのか「同じタレントさんとCMをやらせてもらうのは中々ないので、リアルに食事ぐらいはご馳走したいです」と誘うと、本田は「行きましょうよ!」と即答。すると出川が「デートじゃないですか! 絶対行かないでしょう? 俺バカだから信用しちゃうよ! 後で事務所の人に怒られない?」と信じられない様子で、「それぐらい運命を感じています。CMで2回目って中々ないですからね」と話し、CMで踊ったダンスを2人で披露して会場を沸かせた。報道陣向けの囲み会見では出川ひとりの登場となり、「俺とのツーショット嫌なのかな? 恋愛の話もないし大丈夫だと思うんだけど」と半信半疑の出川は、同じ事務所に所属している狩野英孝の話題を振られて「絶対に来ると思った(笑)」と苦笑い。とはいえ、可愛い後輩のこととあって「この前焼肉に誘ったんですけど、『出川さん、今は謹慎中なのでやめときます』と断ってきました。本当に反省しているんだと思いましたよ。焼肉屋に来ないぐらい謹慎ということなので、彼は反省していると思いますよ」と狩野を気遣っていた。
2017年03月28日女優の本田翼が、ロエベ(LOEWE)2017-18年秋冬コレクションのファッションショーに出席。パリコレクション初参加という本田翼は、ロエベの白い総レースドレスに身を包み、アイコンバッグ「パズル バッグ」をクラッチ風に携えていた。シューズにも黒をチョイスし、モノトーンでまとめたコーディネートを披露した。フロントローでショーを鑑賞した本田は、クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンとも対面。「初めてのパリコレクションに緊張もしましたが、とても楽しかった」とコメントしている。
2017年03月07日今回も激似!ざわちんの最新作ものまねメイクタレントのざわちんが8日、新作となる「本田翼風ものまねメイク」を披露した。この新作はドラッグストア『マツモトキヨシ』とのコラボレーション企画「ざわちんのものまねメイク道」の新作として披露されたもの。「きゅんきゅんバレンタイン編」と題し、モテ要素の高い本田翼風メイクを取り上げている。とにかく「ナチュラル」が翼風アイメイクは、薄いオレンジ系のブラウンをベースにしたアイシャドウと、目頭と目尻だけに細く入れたブラックのアイラインがポイント。アイブロウペンシルとアイシャドウで涙袋の影を八の字の形に作り、本田翼のチャームポイントともいえる「困り眉」は、ブラウンがかったグレーのアイブロウペンシルで描いたという。チークはコーラルピンクを横長に入れ、リップはピンク系でナチュラルに。愛らしさと健康的なイメージを備え持つ本田翼メイクは、あくまでもナチュラルであることが重要なんだそう。メイクを変えてドキッとさせよう『マツモトキヨシ』とのコラボ企画であるため、ざわちんが使用したメイクアイテムも手に入りやすいプチプラなものばかり。バレンタインの勝負メイクには、本田翼風を取り入れてみては。(画像は「ざわちんのものまねメイク道」より)【参考】※ざわちんのものまねメイク道
2017年02月11日ものまねメイクで人気のタレント・ざわちん(24)が9日、自身のブログを更新。女優・本田翼のものまねメイクを披露した。前日のブログで、9日に新作メイクを公開することを明かし、目元をハートスタンプで隠した写真を添えて「さて誰でしょう!?」と出題していたざわちん。この日、「本田翼さん風ものまねメイク」というタイトルで更新し、正解を発表した。そして、「いやいや ざわちんのブログの読者の皆さん 鋭いです昨日公開した予告編は、目元をハートスタンプで完全に隠して、ヘアシルエットのみなのにほとんどの方が言い当ててしまうなんて、素晴らしい~」と、"本田翼"と予測したファンに喜び、「そうです本日公開の初出し、新作ものまねメイクは バッサーこと本田翼さん風です」とあらためて報告した。仕上がりについて、「雰囲気は出せたかな!?」とざわちん。バレンタイン間近ということで、「皆さん、バレンタインは可愛い本田翼さん風ものまねメイクをして、チョコを渡してみて下さい」と呼びかけた。この投稿に、「いぇーい。正解。ww」「当たり」「あたったぁ~っ(笑)」と正解を喜ぶ声や、「スゴイなぁ~」「本田翼さん すごく似ているよ」「さすがざわちんさん。にてる!」といった称賛の声が上がっている。
2017年02月09日アイドルデュオ・タッキー&翼の今井翼が19日、都内で行われた音楽劇『マリウス』の製作発表記者会見に、共演の瀧本美織、柄本明、林家正蔵、山田洋次監督とともに登場した。同作はフランスの人気作家マルセル・パニョルによるマルセーユ三部作(『マリウス』『ファニー』『セザール』)をもとに、山田監督が脚本・演出を務める。セザール(柄本)が経営するカフェの一人息子マリウス(今井)と、幼馴染で恋人のファニー(瀧本)を軸にした人情喜劇が繰り広げられる。公演は東京・日生劇場で3月6日~27日。恋人役となる瀧本について、今井は「すごくピュアでまっすぐな方」と印象を語る。また、「(瀧本は)子供の頃から”タッキー”と呼ばれているようで、タッキー&翼として愛し合えるんじゃないかなと思います」と言うと、山田監督も「そういえばタッキーだね」と驚いた様子に。瀧本は「”タッキー”として今井さんの横に入られるのが嬉しいですね」と笑顔になり、柄本も「(林家)正蔵&明ということで」と、新ユニットを続々結成していた。山田監督は1967年に、同作の舞台を日本に移し、倍賞千恵子を主演にむかえた映画『愛の讃歌』を手がけているが、会見では代表作の『男はつらいよ』シリーズも同作が原点となっていたことを明かした。故・渥美清を主軸にした物語を作る際に、寅次郎(渥美)はセザール、妹のさくらはファニー、妹の恋人・博はマリウスをイメージし、「このトライアングルを骨格として芝居を作っていけばいいんじゃないか」と作品がスタートしたという。会見の場にいるのが「夢のよう」と語る山田監督の、故郷ともいえる作品に対して、今井も熱い思いをぶつけた。今井は「ネガティブな意味でなく、自分のラストチャンスくらいの気持ちで頑張っていきたい」と語り、「死ぬ気で覚悟して新たなスタートを切れるように一生懸命やりたいと思います」と意気込んだ。1人で年末にマルセイユに訪れたという今井は、舞台の中で得意のフラメンコも披露。山田監督は「翼くんのフラメンコを見てびっくりした」と素晴らしさを述べ、スペインに留学し語学も習得した今井の情熱に「特別なんだなと非常に感心した」ため、作品にも生かしていきたいと意図を語った。
2017年01月19日タレントの吉木りさが7日、都内で行われた「スマモバ」の新アンバサダーお披露目発表会に出席した。"格安SIM"ブランド「スマモバ」を展開しているスマートモバイルコミュニケーションズは、同ブランドのアンバサダーに吉木りさを起用。そのお披露目会見に赤いドレス姿で登場した吉木が、同社の新プランとなる「スマートリッチ25」や「格安通話定額サービス」にちなんで25GBの使用方法や1分電話のテクニックなど日々のスマホライフについて赤裸々に語った。新たなサービスについて吉木は「すごくお得なプランが満載で様々な方にぴったりと実感しました。25GBなんて格安どころか通常の倍以上使えるの日常で楽しめると思いますね」と絶賛。ラグビー好きの吉木は特に「スマートリッチ25」が気になったようで「実はオンデマンドでラグビーのアーカイブを見られるようにしています。ですが、通常ならWi-Fiがないと一瞬にしてオーバーになってしまうので、25GBだと80分普通に見れるので本当に助かりますよね」と目を輝かせた。イベントでは寝る前の1分間電話テクニックを披露した吉木だが、恋人の和田正人に「寝る前に電話をする?」という質問を投げ掛けると「そうですね。例えば遠くにお仕事で行かれてたりしたら電話をしたりします。1分間で足りないことはないですね(笑)。逆にちょうどいいと思います」と赤面しながらも回答。続けて「もしかしたらいい報告ができるかもしれないので、その時は改めて皆さんにご報告できればと思いますので、温かく見守っていただければと思います」と和田とは順調そうだった。
2016年12月07日「親友の死体を見たことがある」。自慢げに話す転校生の告白を聞き、「人が死ぬ瞬間を見てみたい」という欲望にかられる17歳の女子高生、由紀(本田翼)と敦子(山本美月)。湊かなえのベストセラー小説『少女』が、『しあわせのパン』や『繕い裁つ人』の三島有紀子監督がメガホンをとり、映画化された。その他の画像由紀と敦子は、幼馴染みの親友同士。しかし、死に対するふたりの感情は大きく異なる。集団で群れることを好まず、小説の世界に没入する由紀は、理不尽な世の中に不満を抱き、“ドラマチックな死の場面を見たい”と願う。一方、いじめの対象となり、「死にたい」と願う敦子は、“死体を見ることで、強い自分になれるのではないか”と考え始める。ふたりはそれぞれに、死に近い場所を求め、初めて別々の夏を過ごすことになる。雑誌やテレビで見せる明るい印象とは対照的な役柄だが、意外にも「今まで演じてきた役よりも共感できた」と同調し合う。「由紀は高校時代の私と近い感じがしました。孤立しようと思っているわけではないけど、一匹狼になってしまう感じも同じでした」(本田)。「私には、まさしく由紀と敦子の関係性のような女友達がいて、疑似恋愛に近い感情だったと思うくらい、その子に執着していました。それに、今以上に周りの目を気にしていたので、敦子の気持ちはよくわかります」(山本)。本作は、地方に泊まり込みで撮影が行われた。ふたりは「精神的にも追い詰められた」と、苦い表情で撮影期間を振り返る。しかし、同時に絆も深められていったそうだ。「その日の撮影のことを報告し合える、みっちゃん(山本)の存在は救いだった」と本田が話すと、顔を見合わせて微笑み合った。みどころについて、それぞれこう語った。「監督が調査をしたという、いじめの仕方もすごくリアルですし、衣装の感覚も女性の監督ならでは、といったリアルな女子高生が描かれていると思います」。(本田)「17歳を俯瞰してみることができる今の年齢になったからこそ、演じられた役だと思います。監督に無理難題を言われても、負けないように応えようと、頑張りました」。(山本)女性作家が描き、女性監督が撮った17歳の女子高生たちの闇。三島監督の光を駆使した映像美は、フォトジェニックなふたりの女優の魅惑をさらに引き立たせた。『少女』10月8日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:小杉由布子
2016年10月05日タレントの吉木りさ(29)が1日、都内で行われた映画『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)のスペシャル・プレミアに登壇し、セクシーなコスプレ衣装を披露した。『X-MEN』シリーズ最新作となる本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編。X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強の敵・アポカリプスがX-MENたちの前に立ちはだかる。イベントには、アポカリプスの日本語吹き替えを担当する松平健と、本作のスペシャルサポーターを務める吉木りさが登場。吉木は、黒いローブ姿で登場し、ステージでローブを脱ぎアポカリプスの配下である女剣士サイロックの衣装に変身した。そして、ステージ上のボードが左右に割れて巨大なアポカリプス像が現れ、さらにアポカリプス像が割れて松平が登場した。吉木は「大学生のころに初めて『X-MEN』を見てからはまって、新作は必ず見てます。大好きです!」と『X-MEN』シリーズへの思いを告白。好きなキャラクターを聞かれると「サイロック。かっこよくてクールビューティーで女性として憧れます」と話し、そのサイロックに変身した感想を聞かれると、「セクシーなのでドキドキしつつ、サイロックのような女忍者の身体能力が私にもついたんじゃないかと思うくらい、力強いパワーあふれる衣装」とうれしそうに語った。また、松平が殺陣を披露し、吉木に刀使いを伝授。吉木の刀使いを見て、松平は「いいですね~かっこいいです」と褒めていた。そして、「X-MEN成敗に向けての一刀」として、松平と吉木が刀を振り下ろすと、アポカリプス像背後のスクリーンに「Xデイ8月11日まで10日」と公開までのカウントダウンが表示された。吉木は、本作について「『X-MEN』シリーズ最大のアクション、壮大なスケール、本当におもしろい映画。シリーズが大好きな方も初めて見る方も楽しめると思います」とアピール。松平は、自身が吹き替えを担当したアポカリプスについて、「『X-MEN』史上最強の敵と言われていますが、決して悪役ではございません。堕落した世界を正す"世直しの神"として登場した。ぜひその魅力を感じていただきたい」と熱く語った。
2016年08月01日俳優・和田正人と真剣交際中のグラビアアイドル・吉木りさが1日(月)、都内で米映画『X-MEN:アポカリプス』のスペシャル・プレミアイベントに俳優の松平健と参加。真剣交際発覚後初の公の場となった吉木さんは、熱愛に関する声掛けに笑みを浮かべつつ「スイマセン!『X-MEN』(のイベント)なのでゴメンナサイ!」と両手で“Xポーズ”を作って語らなかった。同作は、人気アメリカン・コミック「X-MEN」の実写映画化シリーズ第6弾にして、トリロジー完結編。1983年を舞台に、人類初のミュータントで史上最強の敵アポカリプスの進撃に、プロフェッサーらX-MENが挑む。美しい女戦士サイロックのコスプレ姿で登場した吉木さんは「セクシーなのでドキドキしつつ、女忍者の身体能力が身についたのではないかと思うくらい力強いパワー溢れる衣装でカッコイイ」とお気に入り。その横で吉木さんのセクシー衣装の感想を聞かれた松平さんは「いや、あ~。頼もしいですね。でもなかなか見られない。照れます」と目のやり場に困っていた。史上最強の敵アポカリプス役で洋画の吹き替え版声優に初挑戦した松平さんは「堕落した世界を立て直すんだ、というような意気込みでやりました。存在感を出すために声を低くしたり」と役作りを紹介。9歳の長男にも吹き替え版を見せたそうで「ちょっと怖い、気持ちが悪い、と言っていた。9歳の子どもには早かったかな?(息子は)『暴れん坊将軍』を見ているから『声が重たいね、いつもと違うね』と言っていました」とその感想を明かした。『X-MEN:アポカリプス』は、8月11日(木・祝)より全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月01日タレントの吉木りさ(29)が1日、都内で行われた映画『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)のスペシャル・プレミアに登場した。俳優の和田正人(36)との交際宣言後、初の公の場となった。本作のスペシャルサポーターを担当する吉木は、黒いローブ姿で登場。ステージ上で、本作に登場するX-MEN史上最強の敵アポカリプスの配下である女剣士サイロックのコスチュームに変身し、セクシーな衣装で魅了した。7月29日にブログで和田との交際を宣言したばかりの吉木。去り際に、記者から交際について質問が飛んだが、「すいません。X-MENなんで。ごめんなさい」と申し訳なさそうな表情で返した。吉木と和田は、一部で熱愛が報じられ、7月29日にともにブログで交際宣言。吉木は「和田正人さんの事は公私ともに尊敬しており、いいお付き合いをさせて頂いております」とつづっていた。本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編。X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強の敵・アポカリプスがX-MENたちの前に立ちはだかる。イベントには、アポカリプスの日本語吹き替えを担当した俳優の松平健も出席した。
2016年08月01日一部で熱愛が報じられたタレントの吉木りさ(29)と俳優の和田正人(36)が29日、それぞれ自身のブログを更新し、交際を宣言した。吉木は「ご心配をおかけしている皆様へ」というタイトルで更新。「本日の報道によりお騒がせしてしまい申し訳ありません」と謝罪し、「和田正人さんの事は公私ともに尊敬しており、いいお付き合いをさせて頂いております」と報告した。続けて、「ですのであたたかい目で見守って頂ければ幸いです」とお願いし、「どうぞこれからも応援の程よろしくお願い致します」と呼びかけた。和田も「この度の報道で、日頃より応援して下さるファンの皆さま、そして関係者の皆さまを、お騒がせ致しました」とした上で、「吉木りささんと、お付き合いをさせて頂いております」と宣言。「今後、役者業により一層の熱を込め、精進を重ねて参りたいと思いますので、応援の程、宜しくお願い致します」と決意をつづった。
2016年07月30日『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)のキャラクター総選挙がこのたび開始され、本作の大ファンだというタレントの吉木りさも投票し、さらに、自身が投票したミュータントのコスプレでプレミア試写会に参加することが明らかになった。本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編。X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強の敵・アポカリプスがX-MENたちの前に立ちはだかる。このたび投票が開始されたのは、さまざまな能力を持つミュータントたちの中から、一番人気のミュータントを決める総選挙。「アポカリプスと黙示録の四騎士」と「プロフェッサーXと若きX-MEN」という政党(?)に分かれている。アポカリプス、マグニートー、サイロック、ストーム、エンジェルが所属する「アポカリプスと黙示録の四騎士」は、"人類を支配してミュータントの世界を創る!"、プロフェッサーX、ミスティーク、ビースト、クイックシルバー、ジーン・グレイ、ナイトクローラー、サイクロップスが所属する「プロフェッサーXと若きX-MEN」は、"アポカリプスから世界を守り人類と共存する!"という公約まで掲げている。さらに、投票画面には、選挙ポスターともいえる出馬するキャラクターのキャッチコピーつきのビジュアルが掲載されている。なお、投票した人の中から抽選で、吉木りさ本人が投票したミュータントのコスプレで登壇するプレミア試写会に招待される。(c) 2016 MARVEL (c) 2016 Twentieth Century Fox
2016年07月01日先日、実写化決定のニュースで大いにエンタメ界を賑わせた『鋼の錬金術師』への出演が決定しているモデルで女優の本田翼が、「ar」7月号の表紙&特集に登場。「本田翼のSEXY講座」と題して、笑顔で明るいいつもの本田さんよりもお色気&フェロモンが魅惑的なセクシーショットを披露した。本田さんは、1992年6月27日生まれの23歳。2006年にはファッション雑誌「SEVENTEEN」の専属モデルとしてデビューし、以降「ラブベリー」「non-no」と人気雑誌の専属モデルを歴任。2012年には「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方」でテレビドラマ初レギュラー出演を決めると、「GTO」「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」などに出演し、2015年には7月期ドラマ「恋仲」で“月9”デビュー。さらに、『アオハライド』で東出昌大と、『起終点駅 ターミナル』で佐藤浩市とW主演を果たすなど、女優としてのキャリアを着実に積んでいる。今年は湊かなえ原作の映画『少女』にて山本美月と主演を務める。そんな大活躍の本田さんが「ar」7月号のカバーガールに降臨!今回は「SEXY号」ということで、いつもよりもお色気を強化!オフショル&ミニスカ、おへそチラ見せなど、いつもよりちょっぴり露出が多い衣装に挑戦し、“SEXYうさぎ”に“無造作&無防備”、“不二子ちゃん”、“ボヘミアン”…といろいろなタイプのフェロモンを引っさげて“翼流・色っぽ術”を伝授している。さらに、本田さんのマインドや着こなし、メイク、プライベートなことに迫った本田さんのインタビューもみっちり掲載。女子なら思わず真似したくなる情報は必見だ。また本誌内では、「和フェロ男子」と銘打って、「ar」夏の風物詩“イケメン×浴衣”企画を掲載。『殿、利息でござる!』が現在公開中、7月からはドラマ「家売るオンナ」に出演する千葉雄大をはじめ、『日本で一番悪い奴ら』の公開を控えた中村倫也、10代に人気の古着ショップで定員として働きながらバラエティ番組出演で人気が加速したゆうたろう、自称・“ちぇるちぇるランド出身”で恋人・ぺことともにテレビに引っ張りだこのりゅうちぇる、そして「DISH//」のメンバーでありながら、『あやしい彼女』『ディストラクション・ベイビーズ』に出演し、7月期ドラマ「仰げば尊し」で多くの若手俳優共演するネクストブレイク俳優・北村匠海が、浴衣を纏って登場する。「ar」7月号は6月11日(土)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年06月11日ここまで5回にわたって、飛行機の操縦や制動に使用する各種動翼の話をしてきた。今回は、その動翼を動かすメカニズムの話をしてみよう。○小型機なら人力で済む小型の飛行機なら、操縦桿あるいは操縦輪、それとラダーペダルから索や棹を介して、人力で直接動翼を動かすことができる。グライダーや軽飛行機ならそれで用が足りるし、第2次世界大戦の頃の戦闘機、例えば零戦でもそうやっていた。索を使用する場合、滑車で向きを変えながら、操縦装置と動翼を連結する。棹を使用する時は滑車というわけにはいかないので、リンク機構を使う。ただ、速度が上がると動翼に当たる風の速度も上がるため、動かすために必要な力が大きくなる。機体が大型化した場合は、動翼も大型化して、かつ面積が増えるため、やはり動かすために必要な力が大きくなる。すると、単純に人力で動かすのは難しい。1つの方法として、バランスタブと呼ばれる小さな動翼を取り付ける方法がある。つまり、動翼という名の舵面に、さらに小さな舵面がついて、親亀・子亀みたいな格好になっている。バランスタブに当たった風の力で、動翼全体を軽い力で動かせるようにアシストするというものである。といっても、最後はやはり人力で動かすものだから、この方法でも限度はある。走っているクルマの窓から手を少しだけ出して、手に当たる風圧の強さを感じ取ってみるとわかるが、時速数十kmでも結構な風圧だ。飛行機の速度はさらに桁が1つ多いのだから、ずっと強い力がかかることは容易に理解できる。○動翼は油圧で動かすのが普通そこで、速度が上がったり機体が大型化したりした場合は、索や棹の動きを機械力でアシストするとか、全面的に機械力で動かすとかいう話になる。そこで、動翼の作動機構に油圧装置を組み込むようになる。油圧を簡単に言うと、エンジンで駆動するオイルポンプで作動油に圧力をかけておき、必要に応じてバルブ操作によって作動油をシリンダに送り込んでやるというものだ。この油圧系統を指して集中油圧系という。油圧だけでなく空気圧を使用する場合もあるが、大きな力を出すことができるのは油圧のほうなので、負荷が大きい時は油圧を使うのが普通だ。ボーイング747の場合、後縁フラップや補助翼は油圧で動かしており、前縁フラップだけ空気圧で動かすという使い分けをしているのが面白い。ちなみに、この油圧や空気圧によって実際に作動を担当する機械のことをアクチュエータという。一般的なアクチュエータはシリンダの中にピストンを入れて伸縮運動を行うもので、作動油や圧縮空気を送り込むとピストンが伸び方向に動き、作動油や圧縮空気を抜くとピストンが縮み方向に動く。航空の世界ではメートル法よりもヤード・ポンド・フィートのほうが幅をきかせているので、油圧装置の圧力もpsi、つまり1平方インチ当たり何ポンド、という単位で表す。一般的なパスカル(Pa)やキログラム平方センチ(khf/cm2)との関係は以下のようになる。1psi = 6894.757293Pa (N/m2)= 0.070307kgf/cm2今だと一般的に用いられている油圧は3000psiだが、機種によってはさらに圧力を上げて4000psiの油圧系統を使用していることがある。圧力を高めると、小さな装置で同じ力を出せるから、油圧系統の小型軽量化につながる。しかし、圧力が上がれば油圧系統に求められる強度は上がるし、漏れ対策も難しくなる。参考航空実用事典 - JAPAN AIRLINES Worldwide Sites○電気ジェット機油圧は大きな負荷に対して強いし、電動式と違って、過負荷で止まった時に動力系に悪影響を与えない利点もある。また、作動油自体に潤滑効果があるのも利点の1つだ。動翼のほか、降着装置の上げ下げも油圧を使うのが一般的だ。身近なところでは建設機械、例えばブルドーザーのブレードやパワーショベルのバケットを動かしているのが油圧である。そう言えば、坂井三郎氏の著書『大空のサムライ』の中で、零戦で訓練飛行に上がった時に油圧配管が破れて作動油が機内に漏れ出してしまい、降着装置を降ろせなくなる話が出てくる。実は、飛行機の油圧系で使用する作動油は一目でそれとわかるように、着色してある。だから、もしも作動油が機体の外部まで漏れ出していれば、離陸前の機体外部点検の際に目視確認できる(はずだ)。その点、電動式なら電線を引くだけで使えるし、作動油の漏洩あるいは漏洩対策とも無縁だ。ただ、油圧と比べると踏ん張りが効かないとか、過負荷で停止したときの動作に問題があるとかいう理由で、長いこと油圧が使われてきた。しかし最近、技術開発が進んだことで、部分的にだが電動式アクチュエータを使用する機体が出てきた。民航機だとボーイング787ドリームライナーやエアバスA380、軍用機だとF-35がそれだ。電動化の目的は、まず、油圧について回る漏れ対策などの問題がないこと。結果として構造がシンプルになるし、整備点検にかかる手間や費用の軽減も期待できる。そして、油圧ポンプや油圧配管を引き回す代わりに電線だけで済ませることができれば、機体の軽量化にもつながる。また、電動式にすると運用中に自己診断機能を働かせることができるメリットもあるそうだ。すると、不具合が発生した時に、それがすぐにわかる。ただし、電動式といっても1種類ではない。A380やF-35が使っているのはEHA(Electro-Hydrostatic Actuator : 電気油圧式アクチュエータ)といい、作動の指令が来ると、電動機が動いて油圧ポンプを作動させる。つまり、実際に動翼を動かすのは油圧ポンプだが、その油圧系統はアクチュエータの中で完結しているから、集中油圧系の配管を引き回す必要を減らせるわけだ。ただしA380の場合、予備系統としてEBHA(Electro-Backup Hydrostatic Actuator : 予備電気油圧式アクチュエータ)も用意している。通常はモーターへの電力供給を遮断して集中油圧系で駆動しているが、集中油圧系が故障すると電力を供給して電動機で動作する。これがあるので、集中油圧系がなくなったわけではなく、減っただけである。EHAに対して、EMA(Electro-Mechanical Actuator : 電気機械式アクチュエータ)というものもある。要するに作動そのものを電動化したもので、電動機が直接、作動機構を動かす。もちろん、所要の力を発揮できるような強力な電動機がなければ成り立たない。ボーイング787の場合、車輪の回転を止めるブレーキを油圧式からEMAに変更している。全面電動化により、過熱や発火の歳に作動油に引火する危険性はなくなった。F-35では、EHAやEMAを使用する操縦系統全体を指して "Power-by-Wire Architecture" と称している。担当しているのはムーグ社(Moog Inc.)で、同社のWebサイトに解説と図が載っているので紹介しておこう。System Integrator for Lockheed Martin F-35◆この図を見ると、フラッペロンと方向舵は2重化したEHA、水平尾翼は単一系統のEHA、前縁フラップは電動式、となっている。それぞれが専用の制御用電子機器を持ち、そこに飛行制御コンピュータから指令が入るわけだ。ちなみに、ムーグといっても同名の電子楽器メーカーとは別の会社だが、創業者が同じ一族であるらしい。
2016年04月04日湊かなえがベストセラー小説を、本田翼と山本美月の出演で映画化する『少女』のポスター画像が公開になった。本田と山本が扮する高校生が美しい花に囲まれた写真に“みたい。人が死ぬとこ”という衝撃的なコピーがデザインされている。その他の写真本作は、高校2年生の桜井由紀と草野敦子が、“人が死ぬ瞬間を見たい”という想いにとらわれ、自らの願望をかなえるために行動する姿を描いたミステリー。『繕い裁つ人』の三島有紀子が監督を務める。このほど公開になったビジュアルを使用したポスターとチラシは、4月2日(土)から順次、全国の映画館に設置される予定。『少女』10月8日(土) 全国ロードショー
2016年03月31日前回は、飛行機が3次元の操縦操作を行うために使用する動翼、すなわち昇降舵(エレベーター)・補助翼(エルロン)・方向舵(ラダー)の基本的な動作について解説した。すべての飛行機がこれらの動翼を普通に備えていれば話は簡単だが、なにしろ例外の多い世界である。○水平尾翼がない機体普通、尾翼というと垂直尾翼と水平尾翼が別々にあるものだが、水平尾翼を止めてしまう形もある。まずV尾翼。水平尾翼と垂直尾翼を別々に設ける代わりに、斜めに突き出た1つの尾翼で済ませてしまうもの。後縁部に動翼を設ける場合もあれば、尾翼がまるごと動く場合もある。それらを左右で逆方向に動かしたり、同一方向に動かしたりすることで、任意の方向の力を生み出して、ピッチやヨーの操作を行う。ちなみに、下に写真を載せたYF-23Aは全遊動式V尾翼なので、この大きな尾翼がまるごと動く。コンコルドがわかりやすい例だと思うが、水平尾翼を持たない機体もある。この場合、主翼の後縁に取り付けられた動翼がピッチ操作も受け持つ。左右で連動して同じ方向に動けば縦操縦操作になるし、左右で逆方向に動けば横操縦操作になる。同じ動翼が両方の機能を併せ持つ場合、エルロンとエレベーターの機能を兼ねているということで、これをエレボンと呼ぶ。○完全な無尾翼コンコルドはデルタ翼(平面型が三角形なので、こういう)と垂直尾翼の組み合わせだが、これがB-2爆撃機になると垂直尾翼がない。では、ヨー方向の操作はどうやるのかという話になるのだが、この機体の補助翼は上下2分割構造になっていて、それらが一体になって上下いずれかに動くだけでなく、別々に動く(上下の両方に展開する)こともできる。そこで、左側だけ上下に展開させて右側は何もしないと、左側だけ抵抗(ドラッグ)が発生するので、機首は左に振れる。機首を右に振りたければ逆にする。ドラッグによってラダーと同じ機能を発揮させるので、これをドラッグ・ラダーという。機首を振る効果を強めるには、ドラッグ・ラダーはできるだけ翼端に近いところにある方がいい。そこで、補助翼を上下二分割構造にしてドラッグ・ラダーの機能を持たせたわけだ。なお、ドラッグ・ラダーではなくエアブレーキとして使うために、補助翼を上下二分割構造にした機体もある。それがグラマンA-6イントルーダー攻撃機。普段は補助翼として上下一体になって動作しているが、エアブレーキの機能が必要になったときは上下が分かれて別々に開く。ただし、左右とも同じように動作するので、機首を振る動きにはならない。○エルロン・リバーサル本連載の第1回で、主翼が弾性を備えた構造になっているという話を書いた。実はこれが、補助翼の効きに影響する。なぜか。弾性を備えた主翼は、上下方向に動くだけでなく、ねじれた動きもする。そういう主翼の後縁に補助翼を取り付けて動作させるとどうなるか。例えば補助翼を下げた場合、本来なら、それによって上方向の力が生じるはずである。ところが、補助翼は主翼の後縁に付いているから、その上方向の力は主翼の後ろ寄りにかかる。すると、主翼を持ち上げるだけでなく、前縁が下がる方向にねじる力も発生してしまう。その結果として主翼が捻れて前縁が下がると、主翼の上面に気流が当たって、主翼を押し下げる動きが発生する。それが補助翼による上げ方向の動きより強いと、(主翼を上げるつもりで)補助翼を下げたのに主翼が下がってしまうという、意図したのとは逆の動きをする。補助翼は左右で逆方向の動きをするものだから、反対方向では逆の動きが生じる。結果として、例えば左にロールを打つ(機体を左に傾ける)つもりで行った操作により、機体が右に傾いてしまう。これが補助翼の逆効き(エルロン・リバーサル)と呼ばれる現象。これを防ぐにはどうするか。ということで考え出された方法の1つが、高速飛行時にだけ使用する補助翼を別に設ける方法。ボーイング747が典型例だが、主翼の内側寄り、2番エンジンと3番エンジンが取り付く辺りの後縁に、小さな補助翼(高速エルロン)が付いている。余談だが、飛行機のエンジンは左側から順番に数えるので、左端が1番エンジンである。低速で飛んでいるときは動作せず、高速になるとこちらを使う(逆に翼端の補助翼は使わなくなる)。内側寄りのほうが主翼の前後幅(翼弦長)が長く、強固なのでねじれにくい。すると、ねじれに起因する逆効きも起こらなくなる。面積が小さくても、速度が速ければちゃんと効く。○補助翼を使わないで横操縦ただ、内舷寄りに高速エルロンを設ける手が使えるのは、それなりに翼幅がある機体だから。戦闘機みたいに翼幅が短い機体だと、同じ手は使えない。そこで、補助翼を使わずに横操縦を行う方法がポピュラーになった。第1の方法として、全遊動式水平尾翼を使う方法がある。前回に触れたように、戦闘機の水平尾翼は全遊動式といって、独立した昇降舵を持たない形が一般的。水平尾翼全体が、付根に設けられたシャフトを中心にして上下方向に動く。左右を同じ向きに動かせば昇降舵として機能するが、左右を逆向きに動かせば補助翼と同じように横操縦に使える。もう1つの方法は、スポイラーを使う方法。スポイラーとは主翼の上面に展開する抵抗板だが、左右の主翼で同じように立てれば、左右均等に抵抗が生じてブレーキがかかる。ところが、片方の主翼でだけスポイラーを立てれば、そちら側だけ下向きの力が生じて横操縦ができるというわけ。この方法を使っている機体として日本でなじみ深いのが、航空自衛隊のT-2練習機とF-1支援戦闘機。この機体の場合、スポイラーを立てるとその下に空間ができて、主翼の下面から気流が上方に向けて吹き抜けるようになっている。T-2やF-1の現物を間近で見ようと思ったら、航空自衛隊浜松基地に隣接する「航空自衛隊浜松広報館」」に行くのが早道だ。T-2なら岐阜県の「かかみがはら航空宇宙科学博物館」にも展示してある。
2016年03月14日本連載の第1回で、主翼に取り付けられている操縦翼面の話が少し出てきた。先に機体構造の話に進んでしまったが、それが一段落したところで、操縦翼面の話に移ることにしよう。○3次元の操縦鉄道車両の運転は「加速」と「減速」しかないから、これは1次元の操縦操作である。自動車や自転車やバイクや船は、「加速」と「減速」に「旋回」が加わる、2次元の操縦操作である。そして、飛行機や潜水艦は「加速」と「減速」と「旋回」に加えて「上昇・下降」が加わる、3次元の操縦操作である。飛行機は空気から揚力を得て飛んでおり、地に足が着いているわけではないので、クルマのように「タイヤの向きを変える」というわけにはいかない。そこで、操縦操作のために動翼と呼ばれるものを用意する。直進する時は(基本的に)使わないが、旋回・上昇・下降の際に動翼を動かすと、そこに気流が当たって、機体の姿勢や向きを変える力を生み出す。操縦操作のために動く翼面なので動翼だと覚えればよい。その操作に使用するのが、コックピットに設けられている「操縦桿」または「操縦輪」と、左右のペダルである。戦闘機みたいに棒が突っ立っていると「操縦桿」、旅客機みたいにU字型のハンドルになっていると「操縦輪」と呼ぶのが普通のようだ。なお、加速と減速はスロットルレバーでエンジンの出力を加減する方法が基本だが、実はこちらにもエアブレーキというのがあって、減速だけは空力的に行うことがある。その話もおいおい取り上げよう。○縦操縦(ピッチ)まず、縦操縦、つまり機首の上げ下げの話から。基本的には、上昇や下降を行う際に必要な操作である。3次元の座標軸を想定した場合、左右方向のX軸を中心とする回転になる。そこで使用するのは、水平尾翼の後縁部に取り付けられている「昇降舵」(エレベーター)である。左右の水平尾翼に取り付けられており、連動して同じ向きに動く。ただし、戦闘機などで多用している方法として、水平尾翼がまるごと上下に動く形もある。これを全遊動式水平尾翼(オールフライングテール)という。造りは違うが、機能的には同じだ。操縦桿や操縦輪を手前に引くと、昇降舵は上に動き、そこに気流が当たって下方向の力を生み出す。それが尾部で発生するから、結果的に機首を持ち上げる動きになる。逆に、操縦桿や操縦輪を奥に押すと、昇降舵は下に動く。すると上方向の力を生み出すので、結果的に機首を下げる動きになる。なお、飛行機の前後方向の動きと機首の上下方向の角度は、常に一致しているとは限らない。機首をいくらか持ち上げた状態で水平方向に前進することもあり得るが、その場合の機体の軸線と進行方向がなす角度のことを迎角(むかえかく)という。迎角が大きくなりすぎると、主翼が揚力を発生できなくなってしまうが、これがいわゆる失速(ストール)のこと。「航空機とIT」の第6回で書いた話だが、機体の重心を主翼の揚力中心より前方に持ってくることで、縦の静安定を実現できる。動翼をまったく動かしていない状態で釣合がとれて真っ直ぐ飛行できれば話は簡単だが、時には外部からの影響によって、あるいは意図的な設計によって、そうならなくなることもある。○横操縦(ロール)次は横操縦である。横操縦といってもカニさんみたいに横ばいの動きをするわけではなくて、機体を左右に傾ける操作のこと。3次元の座標軸を想定した場合、前後方向のY軸を中心とする回転になる。旋回する際は、機体を旋回する方向に傾けて遠心力との釣り合いをとるので、横操縦が必要になるのが普通だ(たまに例外がある)。また、直進しながら横転する飛び方もあり、これはブルーインパルスの単独機がよくやっている。横操縦に使用するのは、左右の主翼端・後縁部に取り付けられている「補助翼」(エルロン)である。昇降舵と違い、左右が逆方向に動く。つまり、左の補助翼が下がったら、右の補助翼は上がる。あるいはその逆。端のほうに取り付けるのは、そのほうがよく効くからだ(テコの原理を考えてみよう)。そして補助翼を動かすのは、操縦桿なら左右に倒す操作、操縦輪なら左右に回す操作となる。左に倒したり回したりすると、左の補助翼が上がり、右の補助翼が下がるので、機体は左に傾く。右に倒したり回したりすると、すべて逆になる。この操作によって傾きが発生するが、その際に地面との間でなす角度のことをバンク角という。バンク角をつけるだけだと機体は横滑りしてしまうが、主翼に上反角(翼端が付け根よりも持ち上がっている時に生じる角度のこと)がついていると、滑ったほうの翼に大きな揚力が生じて、傾きに対する復元力が発生する。これを正の横安定という。○ヨー最後はヨー。3次元の座標軸を想定した場合、上下方向のZ軸を中心とする回転になる。旋回する際に、機首の向きを変えるための操作と言えばわかりやすい。この操縦に使用するのは、垂直尾翼の後縁部についている「方向舵」(ラダー)である。これだけ足で操作するようになっており、左右の足をそれぞれラダーペダルに乗せている。左のラダーペダルを踏み込むと、方向舵は左に動き、機首を左に向ける力を生み出す。右のラダーペダルを踏み込むと逆になる。ヨー方向の安定を実現するのは垂直尾翼だ。実際、直進安定性が良くないからといって、垂直尾翼まわりの設計を修正しなければならなくなった飛行機はいくつもある。使用例は少ないが、垂直尾翼の後縁に方向舵を取り付ける代わりに、垂直尾翼をまるごと動かしてしまう、全遊動式垂直尾翼の事例もある。ロッキードSR-71ブラックバード偵察機がそれだ。飛行機を旋回させる時は、補助翼を使って機体を傾けるとともに、ラダーペダルを使って機首の向きを変える。例えば左旋回なら、操縦桿を左に倒したり、操縦輪を左に回したりするとともに、左のラダーペダルを踏み込む。これで飛行機は左旋回する。右旋回なら逆の操作になる。さらに操縦桿や操縦輪の押し引き操作を加えると、旋回と同時に下降したり上昇したりということになる。
2016年03月07日バンダイが展開するハイクオリティな完成品トイ「METAL BUILD」シリーズより、「METAL BUILD ストライクフリーダムガンダム 光の翼オプションセット」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年6月の発送予定で、価格は7,560円(税込)。「ストライクフリーダムガンダム」は、2004年10月~2005年10月にMBS系列で放送されたTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』(全50話)の第39話から登場したモビルスーツ(MS)。今回発売となる「METAL BUILD ストライクフリーダムガンダム 光の翼オプションセット」は、2015年11月21日に発売された別売りの「METAL BUILD ストライクフリーダムガンダム」と組み合わせることで"フルバースト"を再現することが可能になるアイテムとなっている。本商品には、クリア素材とPPシートの三層構造で豪華に再現された「光の翼(大・小)」が各2個と、「ストライクフリーダムガンダム」の背部に接続できるジョイント「ドラグーン用支柱(一式)」が付属。「光の翼」には、マイクロアイレンズシート"HALS"が採用されたPPシートが使われ、角度に合わせてグラフィックが変化する斬新な立体表現を実現している。また、「ドラグーン用支柱」により、すべてのスーパードラグーンを浮遊させた状態でディスプレイすることが可能となった。加えて本セットには、本セットと「ストライクフリーダムガンダム」本体のパッケージをそれぞれ収納できる「特製スリーブ」が付属。このスリーブのボックスアートは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でチーフメカ作画監督を務めた重田智氏がイラストを描き下ろしている。さらに、今回の発売を記念して、特設サイトでは重田氏のスペシャルインタビューを掲載。「"完全な黄金の関節ブロック"はストライクフリーダム立体物史上初です」や「(光の翼は)制作時は商品化はされないと思っていて、作画優先の方向で勢いで大きく描いたんです」など、本商品の製作に一から関わってきた重田氏の貴重な裏話が満載となっている。商品価格は7,560円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は準備数に達し次第終了。商品の発送は2016年6月を予定している。また、本商品の発売に併せて「METAL BUILD デスティニーガンダム」が、マーキングを変更してリニューアルされることが決定。デスティニーガンダム用の「光の翼」も発売されることも告知された。詳細は後日追って発表されるという。(C)創通・サンライズ
2015年11月30日直木賞作家・桜木紫乃さんの短編小説を映画化した『起終点駅 ターミナル』で共演した、佐藤浩市さんと本田翼さん。消せない罪を抱える国選弁護人と、彼を頼る身寄りのない女性。複雑かつ繊細な関係を演じたふたりの、息がピッタリな対談をお届けします。* **佐藤:共演が本田翼だと最初に聞いたときは、「大丈夫か?」って正直思ったよ。結果的に大丈夫だったから、こうやって言えるんだけどな。本田:私は、こんなチャンスを逃すわけにはいかないと思いました!佐藤:そう言いながら、今、アンアンの記事読んでたね(と、机の上のアンアンを指さしながら)。本田:だってほら「体が生まれ変わる!」って書いてあるから(笑)。…もちろんプレッシャーもあったけど、ワクワクのほうが大きかったです。佐藤:僕が演じた完治は、25年間十字架を背負ってきたような男で、日々の生活で唯一起伏のあるところが、自分で料理を作って食べる時間なんです。こういうシーンでは通常、プロが料理を用意してくれるんだけど、やっぱり「気は心」だから、本当に自分が作ったものを翼に食べさせたかったんだよね。本田:ザンギ(北海道のからあげ)もイクラの醤油漬けもすごくおいしくて、愛情を感じました!佐藤:ザンギは前日に下味をつけて、セットの冷蔵庫に入れておいたし、イクラの醤油漬けも前々日くらいからスジコをほぐして下ごしらえをしておいたからね。原作や脚本のようないわゆる二次元の世界だと、完治は何をきっかけに敦子を受け入れるようになったのか、はっきりとした理由がないと成立しにくい。だけど三次元の世界で演じてみると、25年間自分のためだけに作ってきた料理を初めて食べてくれた女だってことだけで、理由は十分なんだよね。本田:それまで人にもてなされることが少なかっただろう敦子にとって、完治さんが作ってくれた料理は大きかったと思います。最初は警戒心の塊だったのに、もてなされることがどんどん楽しくなって、食によって完治さんへの思いもほぐれていくんですよね。佐藤:僕は翼の魅力を、いい意味で色がなくて何者でもないところだと思っているんだけど、もし敦子をいかにも陰のあるような若い子が演じていたら、この映画は逆に成立しなかったかもしれない。本来、それぞれの人が抱えている傷痕は、洋服の上からは見えないもの。服の上からでも傷が見えてしまうような女優さんが演じるよりも、翼みたいな子のほうが僕としてはすごく面白かったし、映画にとっても彼女が来てくれてよかったなと思うんです。本田:自分の色なんて自分ではわからないものだけど、こんなふうに浩市さんが見てくださっていることが嬉しいですね。現場でも常に私がいやすいように気を使ってくださるのが感じられて、本当に優しい方なんです…よ!佐藤:なんだよ、その「ほめ返してあげたわよ」みたいな言い方は(笑)。こいつは男女の壁を感じさせないというか、単純に後輩として扱える不思議なタイプ。実際はブロックが堅いのかもしれないけど、ふっと油断してそうじゃないところを見せてくれたから、僕は気楽に接することができたんだよね。本田:私、こう見えて普段はすごく堅いですよ!だけど浩市さんは、役者としてはもちろん、人としても全部任せてしまえるような安心感があったので、自然と完治と敦子のような関係になれましたね。佐藤:こちらが百の言葉で云々言うのではなく、観た人が自分なりの経験や尺度からいろんな答えを出せる映画だと思います。だからどんな人にも安心して観てほしいですね。本田:私くらいの世代の方でしたら、この映画を通して人生の歩み方を少し勉強できるというか、自分の将来と重ねて観ることができると思います。そういう意味でも、ぜひ観ていただきたいです。◇「起終点駅 ターミナル」 法で裁かれない罪を抱えた弁護士と、未来をあきらめた被告人が出会い、二人の人生が動き始める。監督/篠原哲雄 音楽/小林武史 出演/佐藤浩市、本田翼、尾野真千子ほか 11月7日より丸の内TOEIほか全国公開。◇(C)2015桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会◇ほんだ・つばさ 1992年生まれ。中学時代にモデルとしてデビュー。現在は女優としても活躍し、『恋仲』で初めて月9ヒロインに。出演映画に『ニシノユキヒコの恋と冒険』『アオハライド』など。◇さとう・こういち 1960年生まれ。2015年は『愛を積むひと』『HERO』『アンフェア the end』と話題の映画に立て続けに出演。主演を務めた本作が、今年公開作の大トリに。※『anan』2015年11月11日号より。写真・小笠原真紀文・兵藤育子
2015年11月10日映画『起終点駅 ターミナル』が11月7日(土)に公開を迎え、佐藤浩市、本田翼、尾野真千子らが舞台挨拶に登壇。本田さんがサプライズで、劇中にも登場するザンギ(=唐揚げ)を佐藤さんのためにふるまった。直木賞作家・桜木紫乃の人気小説の映画化。ある事件を胸に、自らを罰するかのように北の大地にその身を留め置く男と、彼に大きく運命を変えられてしまう2人の女性のドラマを描く。佐藤さんは、映画を見終えたばかりの観客を前に「セリフうは多くないですが、演者の表情や居ずまい、監督が心象を切り取ったカットの中で、思いを推し量っていただきたい映画です」と呼びかける。映画後半の法廷でのシーンでは、当初は撮影初日に、時系列を無視してまとめて撮影する予定だったが、佐藤さんは本田さんのために、プロデューサーにそのシーンを最後に撮影することを提案ししたという。佐藤さんはこれについて「さすがに初日での撮影はかわいそう。偉そうですが、できれば北海道ロケが終わったからにしてもらえないかと僭越ながら提案しました」と振り返る。本田さんは、この佐藤さんの気遣いについて「優しさを感じました!」と感激しつつ「最終日になったことで逆に、ここでいいお芝居ができないと、佐藤さんに顔向けできない!」とプレッシャーも感じたと述懐。これに佐藤さんが「ということは、いいお芝居したということ(笑)?」とまぜっかえすと、本田さんは困惑しつつも「多分…(苦笑)」と照れながらもうなずいていた。また、尾野さんと佐藤さんは、本格的な共演は本作が初めてとなったが、こちらはこちらで2人でのシーンの初日に、いきなりラブシーンがあったという。尾野さんは「ちょっと気マズイ!」と本音を吐露。佐藤さんは「会って、いきなり『おはようございます。じゃあ…』という感じで…本当に恥ずかしかったです。ラブシーンは何とも言えず苦手でして…」と百戦錬磨の名優らしからぬ一面をのぞかせていた。映画の中で、佐藤さん演じる完治がザンギ(=北海道のから揚げ)を調理するシーンがあり、その時、実際に佐藤さんの手作りザンギを食べた本田さんが、この日はお返しにとサプライズで料理!佐藤さんは当初、本田さんが自分で料理したということ自体を疑っていたようだが、調理中の写真を見せられて納得。さらに、隠し味として肉を塩麹につけて、二度揚げしたというザンギを食べると「おいしい!冷めててこれだけおいしいのは、二度揚げのたまものですね!」と絶賛し本田さんもホッとした様子だった。佐藤さんは“起終点駅”というタイトルに触れつつ、35年前にこの日の会場と同じ映画館(丸の内Toei)でデビュー作『青春の門』の舞台挨拶を行なったことを述懐。「あの時は菅原文太さんや松坂慶子さんがいらっしゃって、自分は末席にチョコンといました」と時の流れにしみじみと思いをはせつつ「まだまだこれからも映画に携わっていきたい」と力強く語り、会場は温かい拍手に包まれた。『起終点駅 ターミナル』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年11月07日4月19日(日)大阪・ROCKTOWN、5月4日(月・祝)東京・CLUB QUATTROでライブを開催する俳優・歌手の斉藤秀翼がぴあのインタビューに答えた。【チケット情報はこちら】斉藤秀翼はテレビ朝日スーパー戦隊シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』でのキョウリュウブラック/イアン・ヨークランド役などで知られる。そうした俳優活動の傍ら、今年の2月にミニアルバム『PARTY!』でCDデビュー。「音楽活動は念願だったので、凄く嬉しかったです。色々な巡り合わせが良い方向に重なった結果ですね。自分の性格的に長期的な計算とかができるタイプではないので、その場その場で人との縁というのを大切にしているんですが、それが様々な方が参加してくれたこの作品に出ているかなと思います」と話した。リリースして1か月経った同作の印象について聞くと「CDを出すというのが初めてだったので、何もかも勉強になりました。その点は次の作品に活かそうと考えています。この作品を出して何度かライブをやったのですが、そこで気づいたのは“自分はライブをやりたかったんだ!”ということ。戦隊のショーをやっている時も思っていたのですが、その空間はその時しか感じられないものだし、そこに来て下さるお客さんと共有できるのが楽しい。今の時代にCDを出せるという喜びはもちろん噛みしめつつ、ライブは1回1回大事にしていきたいし、これからもっと上手くなりたいですね」と語った。今後については「芸能活動をはじめてすぐ位の話なんですけど、僕の叔父がボソッと僕に“今は自分で自分を作っていく時期だ。ある程度まで行ったらそこからは周りが作って行ってくれるから”って言ってくれたのが印象に残っていて。ファンの方や多くのスタッフの方の力をお借りしたという意味で、今回の音楽活動はまさにそれだなって。ただそこに甘えず、例えばCDについては作曲であったり、プロデュースであったりとかもっと自分の占める割合を増やせていければと思っています。あと、東京以外でライブをやるのは4月の大阪が初めてになるので、これから先はもっと違う地域にもライブをやりにいけたらなって思います」と意気込んだ。斉藤秀翼のライブは4月19日(日)大阪・ROCKTOWN、5月4日(月・祝)東京・CLUB QUATTROで開催。チケットは発売中。
2015年03月23日本田翼と東出昌大は、青春映画の似合う俳優、原作漫画をリアルにする力のある俳優だ。人気少女コミック「アオハライド」を映像化するにあたって、俳優たちがぶつかるであろう難関は、累計930万部(2014年12月現在)を越える漫画の世界感を、紙面上ですでに出来上がっているキャラクターを、どう現実世界に落とし込むか──。恋にも友情にも真っ直ぐな“双葉”に息を吹き込んだ本田さん、真面目に無器用に悩みながら“洸”に寄り添った東出さん。2人が映画『アオハライド』で感じて表現した“リアル”な感情とはどんなものだったのか?本田さんの演じるヒロイン・吉岡双葉、東出さんの演じる双葉の初恋の相手・馬渕洸。『アオハライド』は、彼らを中心に恋や友情が描かれる、いわゆる学園ものだ。少女コミックということで「そういうシチュエーションありえないでしょ…っていうのもあるかもしれないけれど、登場人物の性格が細やかで、本当に“いる”って共感する。私自身、思考回路が勝手に双葉ちゃんと同じように行き着いたというか、双葉ちゃんと自分自身の呼吸がすごく重なり合っているのを感じました」と語るのは本田さん。主演という大きなプレッシャーを感じつつも「考えていても仕方ないので、切り替えて、本田翼の演じる吉岡双葉を頑張っていこうと思ったんです」。その前向きさ、真っ直ぐさは、やはり双葉に通じるものがある。「双葉も本田翼も裏表がないんですよね。全世界が“本田翼”だったら戦争は起きないと思う」と、ヒロインに最大の賛辞を贈るのは東出さん。闇を抱えながらも、そのなかにそこはかとない優しさのある洸は「難しいと思った」という本人の言葉とおり、チャレンジングな役となった。「洸は自分が幸せになってはいけない…と、がんじ絡めになって、本当の自分を隠して、芝居をして生きている子なんです。そんな芝居をしている人間を演じるというのは難しいし、洸の心境を考えるとつらかった。気をつけたのは、その場その場を一生懸命生きるということ。僕自身は台本を読んでストーリーは知っているけれど、洸として毎回ショックを受けたり、驚いたりすることで、リアルな感情が伝わるんじゃないかなって思ったんです」。現在、22歳の本田さん、26歳の東出さん。20代の彼らが違和感なく学生服を着こなす、というのも演じる上での必須項目だった。東出さんは今年公開の映画『クローズEXPLODE』で高校生を演じているけれど、学ランとブレザーはまた別もの。「スタイリッシュさを損なってはいけないと思ったので、着こなし方も気を遣いました」と、撮影時のある工夫を明かす。「出演者はみんな20歳を超えていたんですけど、俳優に合わせるために学生のエキストラの年齢が高めに設定してあったりするんです」。また、スタッフ・キャストは約1か月間、富山に滞在し合宿状態で撮影をこなしていった。“同じ釜の飯”を食べて撮影したことで、三木監督を筆頭にチームは一致団結。キャスト同士もまるで本当の同級生のように「仲がよかった」と、撮影当時をふり返る本田さん。「実は私、すごく人見知りなんです。最初の頃は相手の目を見て話せなかったほど。なかなかみんなと仲良くなるきっかけを作れずにいたら、東出くんが連絡先を聞いてまとめてくれたんですよね。…それにしても、双葉と洸を含めたあの5人の関係、友情って羨ましいです。本音でぶつかってこそ本当の友情が築けるんですよね」。上辺だけではない関係を役としても役者としても築けたからこそ「撮影中は洸を演じるのが苦しくて、東京に帰りたいと思ったこともあるけれど、ふり返ってみると、濃くて楽しい1か月ちょっとでした。青春、でしたね」と、東出さんの瞳の奥はキラリと輝いていた。その5人が繰り広げる、“青春だなぁ”というシーンが映画にはいくつも登場する。なかでも本田さんと東出さんの記憶に鮮明に残っているのは、朝日を一緒に見るシーン。限られたわずかな時間のなかで最高のシーンをカメラに収めなくてはならない、チームワークの見せどころでもあるが、その“青春”な太陽を見て本田さんが発したひと言は──「鮮やかなオレンジ色だったので、つい、『イクラみたい』って言っちゃったんですよね(笑)」。この“らしさ”がチームをまとめていたんだろうと想像がつく。5人の友情にジーンと心打たれ、そして双葉と洸の恋のゆくえにキュンと心奪われる。キュンとくるセリフ、キュンとくるしぐさ、もしも自分がその立場だったらどうするんだろう…そんなふうにキャラクターの心情が自然と自分自身と重なっていくのもこの映画の魅力だ。本田さんのお気に入りのキュンとするシーンは、あまりにも好きすぎて“ハンド to ハンド”と命名したのだそう。「窓越しに双葉と洸が手を重ねているセリフのないシーンです。あのシーン、双葉は洸の気持ちをぜんぜん分からない設定なので、私自身もそういう気持ちで演じています。だから演じているときは、なんで洸はあんなに切なそうな顔をしているんだろうって思っていたんです。でも、完成した映画を観客として観ると、うわぁ、切ないよぉ…って、ものすごく切ないシーンでした」。そんな切なさを2人から引き出したのは、三木監督。『僕等がいた』『陽だまりの彼女』『ホットロード』など、青春映画、恋愛映画を数多く手がけてきた監督の手腕が今回も存分に発揮されている。「監督は絶妙なキュンキュンポイントを誰よりも知っている」「2人の恋にやきもきする!」「じれったい!」と、本田さんと東出さんが語るように、恋愛特有の感情──タイミングがほんの少しズレてしまうがゆえのやきもき感、じれったさ、ドキドキ感、胸キュンのすべてが『アオハライド』には詰まっている。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:アオハライド 2014年12月13日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「アオハライド」製作委員会(C) 坂伊緒/集英社
2014年12月12日本田翼と東出昌大が共演する映画『アオハライド』の公開に先駆け、12月8日に本田と三木孝浩監督が本作のロケ地となった長崎の女子高校をサプライズ訪問した。その他の写真映画は、咲坂伊緒の人気コミックを実写化した青春ラブ・ストーリー。中学時代お互いに想いを寄せるも、離ればなれになってしまった男女が高校で再会したことから始まる恋模様を描く。『陽だまりの彼女』『ホットロード』などを手がけた三木孝浩が監督を務める。本田と三木監督が最初に訪れたのは、長崎女子高等学校“龍踊り(じゃおどり)部”。本田が教室の扉を開けると、学生たちは悲鳴のような歓声をあげ、あまりの突然の出来事に泣き出してしまう生徒もいたが、そんな生徒たちに向かって本田は「みんなが部活を頑張っていると聞いて、応援しにきました! こんなに喜んでもらえてうれしいです!」と話しかけ、「皆さん、これからも全力でアオハルしてくださいね!」と激励した。次にふたりは、物語の重要なシーンを撮影した稲佐山展望台を訪問。長崎市が市を“アオハル(青春)の聖地”として正式認定したことを記念して、認定セレモニーが行われた(長崎市が正式に市を映画の聖地として認定するのは初)。田上富久長崎市長から聖地認定記念プレートを贈呈された本田は、「長崎の撮影ではたくさん走るシーンがあって、ローファーを3足も潰しました。今日みたいにロープウェイを使えばあんなに疲れなかったのに(笑)。でも、洸(東出昌大)と初めてこの場所に来て、景色を見たときはすごく綺麗で感動しました」と振り返り、「恋人の聖地として、“この場所で『アオハライド』のクライマックスシーンを撮った”ということが、長崎に足を運んでくださるきっかけになってくれるとうれしいですね。素敵なカップルが誕生するスポットになると幸せです」と話した。三木監督は「自分の作った映画がこうして正式に聖地として認定していただけて、大変光栄です。映画を観た人達が訪れて、物語に入り込むためにロケ地に来るという楽しみ方もあると思うので、これをきっかけに全国のアオハライダーたちが長崎市に観光に来てもらえるとうれしいです」と語った。今回の長崎訪問でふたりは、映画の撮影を行った大浦天主堂、グラバー園などのアオハル聖地を巡り、最後にTOHOシネマズ 長崎で開催された制服限定試写会に登壇。会場に駆けつけた現役の中高生たちを前に本田は、「テストや受験期間中にも関わらず、集まってくれて皆ありがとう! 今日は長崎女子高の龍踊りを見てきて、青春時代は部活をやっていればよかったなと思いました。今日は皆の住んでいる街がロケ地にもなっている映画『アオハライド』をたくさん楽しんでください! あと勉強もしなくちゃダメだよ!」と現役アオハライダーとして青春を送る学生たちにメッセージをおくった。『アオハライド』12月13日(土)全国東宝系にてロードショー
2014年12月09日諌山創の人気漫画の世界を体感できる「進撃の巨人展」の開催を前に、11月27日(木)、オープニングイベントと内覧会が開催され、タレントの吉木りさと千原せいじが来場した。「別冊少年マガジン」(講談社刊)にて連載中の人気漫画で、単行本は累計4,000万部を突破。謎の巨人の存在に脅かされ、人類が壁の中で暮らす世界で、主人公のエレン、ミカサらが巨人と戦い、その存在に隠された謎を解き明かしていく――。今回の「進撃の巨人展」では諌山さんの手による生原稿や、どのようにして「進撃の巨人」が生み出されたのか?など諌山さんのルーツを探る展示に加え、観覧者が“巨人のいる世界”を体感できる映像展示などもあり、期間中、多くの来場者が足を運ぶことが予想される。吉木さんは「調査兵団」の衣裳に身を包み、立体起動装置を装着して登場。「これ7~8キロあって、重いです!ミカサが筋肉ムキムキの理由が分かりました(笑)」と語る。一方のせいじさんは、ややグロテスクな巨人の肉体がプリントされた衣裳で登場し「1.8メートル級の巨人です」と笑いを誘う。すでに2人はひと通り展示を見学したそうだが、吉木さんが見どころとして挙げたのは、『哮(こう)』と名付けられた360度体感シアターの約10分間の体感展示。HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と呼ばれるシステムを使用し、全周3D映像で、巨人に遭遇し、襲われるといった劇中さながらの体験を楽しめる。吉木さんは興奮した面持ちで「調査兵団になったかのようでリアリティがあってドキドキしました!近くにミカサやアルミンがいてキャーってなりました」と語る。せいじさんは「こういう展示イベントは(作品を)知ってないと面白くないものですが、これは知らない方もドキドキできるし楽しめる」とその魅力を語った。このオープニングセレモニーで、1/1 リアルスケールで製作された「超大型巨人」の大迫力の頭がお披露目となったが、せいじさんはその精巧な作りを「プロの仕事。素晴らしい!」と絶賛。吉木さんは「勝てる気がしないです(苦笑)。脚がガクガクしてきちゃう」とそのリアルな恐ろしさに圧倒されたようだった。またこの展示内には、まだ原作にも出てきていない新キャラクターの描かれた生原稿もあるが、この謎の新キャラクターについて吉木さんは「ある意味で期待を裏切られます。いそうでいなかったキャラ」と語り、せいじさんは「地味なやつです(笑)」と語るが…果たしてどんなキャラクターで、エレンたちとどのように関わっていくことになるのか。今後の物語の展開を占う上でも見逃せない展示となりそうだ。「進撃の巨人展」は上野の森美術館にて11月28日(金)より開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2014年11月27日11月18日(火)、映画『アオハライド』のOL試写会が行われ、主演の本田翼と藤本泉が、心理カウンセラー・植木理恵の恋愛心理テストに挑戦した。中学時代にお互いに淡い恋心を抱きながら、離ればなれになってしまった双葉(本田さん)と洸(東出昌大さん)が、高校で偶然再会。変わってしまった洸に戸惑いながらも、再び惹かれていく双葉の恋と青春を描く。2人の女子力を判定するという趣旨のもと、「ホンマでっか!?TV」などで活躍する植木理恵先生が、「つまらなかったら飲み会の途中でも帰る?」「1時間遅刻されたら怒る?」「気になる相手の正面に座る?」「好きな人からのメールにすぐ返信する?」「ダイエットしようと思っていたのに好きな人から『太って』と言われたら?」という5つの心理テストを出題。それぞれの設問に対し、「飲み会の途中でも帰る」「遅刻されたら、『どうしたのかな?』ってまず聞く」「正面には座れない」「自分が好きな自分でいたいし、綺麗でありたいからダイエットする」と、ことごとく回答が一致した2人だが、「好きな相手からのメールにすぐ返信する?」という設問だけは別々の回答に。本田さんは「そもそも私、返事しないんですよね。あとで返そうと思うんですけど、忘れちゃうから。催促されて返す感じです」と答え、植木先生を「それは…!」と絶句させた。さらに、「気になる相手の正面に座る?」という設問に、本田さんは「横に座る」と回答。「大胆ですね!」と驚愕した植木先生は、「そんな本田さんを相手にできるのは年上の男性ぐらいですよ。同年齢のオトコじゃキレちゃう」と、本田さんを「年上キラー」と判定した。さらに、「LINEはすぐに返事をするけど、メールはちょっと温めてから返す」「気になる人がいたら、斜め前の視界に入るぐらいのところに座ります」と答えた藤本さんには、「なんでそんなに恋愛上手なの?これはもう結婚なんかしないで、男性を殺しまくってほしい」との期待も込め、「結婚不向き」と判定。藤本さんも「うん、結婚はまだいいかなと思ってるから」と納得し、会場を笑いに包んだ。だが、「2人とも恋愛上手ですよ。女子力も高いです。モテるんじゃないですか?」と語る植木先生に対し、「うーん、あんまりなんですよね。これからモテるのかな?」と、あまりピンときていない様子。「さっきも中川家の礼二さんが好きという話をしていたぐらいだし、女子力はあまり高くないような気がするんですよね」と語り、さらに高畑充希さんや新川優愛さんといった共演者についても、「『アオハライド』は女子力高くないメンバーばかりでしたね」と苦笑い。「でも、男性陣はモテるのでは?」と、東出さん、千葉雄大さん、吉沢亮さん、小柳友さんら若手イケメン俳優について聞かれると、「そこは…ノーコメントということにしておきます」「モテない訳ないんだろうけど…ね」と言葉を濁して、笑いを誘っていた。映画『アオハライド』は12月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アオハライド 2014年12月13日より全国東宝系にて公開(C) 2014映画「アオハライド」製作委員会(C) 坂伊緒/集英社
2014年11月18日Jリーグは1日、サッカー漫画「キャプテン翼」とコラボレートして制作したプロモーションビデオ「Jリーグ×キャプテン翼 DREAM SHOOT」の第2弾の配信を開始した。同ビデオはJリーグが展開している2014シーズンのプロモーションの一つで、同漫画内に出てくる必殺シュートに現役Jリーガーが挑戦する姿を楽しむことが可能となっている。3月には同ビデオの第1弾として、FC東京の太田宏介選手がカミソリのように切れ味鋭く曲がる「カミソリシュート」を披露している動画がweb上で公開され、「大きな反響」(Jリーグ)があったという。第2弾となる今回のテーマは、相手が蹴ったボールを正面から蹴り返し、威力を倍増させてゴールを狙う技「反動蹴速迅砲」(はんどうしゅうそくじんほう)。Jリーグ公式サイトの特設ページなどでは、川崎フロンターレを代表する中村憲剛選手と大久保嘉人選手がこの必殺シュートにチャレンジしている映像が視聴できる。ゴール正面からやや距離のある地点で、ボールをはさんで向き合う2人。互いに軽い助走をした後、ゴールを背にした中村選手の方が一瞬早く右足を振りぬく。コンマ数秒遅れる形で、正面にいる大久保選手が、中村選手が放ったボールを右足でけり返す。けり返されたボールはそのままゴールへ向かって一直線に伸び、無人のゴールへと突き刺さっている。ゴールを決めた2人は、驚きと喜びが入り交じったような表情。中村選手は「今の反動蹴速迅砲でしょ? 今のすごいね。俺も感動した」と興奮気味で、大久保選手は「すごい(足に)当てた感じがあったもん」と"どや顔"気味に話している。2日午前の時点で、「You Tube」でのビデオ視聴回数は36万回を超えている。視聴者からは「試合でやってほしい!! 」「この技をワールドカップでの秘策にするべし!! 」などの声が挙がっている。その一方で、シュート映像がコンピュータグラフィックス(CG)かどうかをめぐり、「企画は好きだけど、CGであることは間違いない」「CGじゃないと思いますけど あのわざ決して不可能じゃないはずです 普通に考えて可能ですよ」など、さまざまな意見が寄せられている(すべて原文)。写真と本文は関係ありません
2014年05月02日※画像は、吉木りさオフィシャルブログ「吉木日和」より吉木さんも毎週通いたい!タレントでグラビアアイドルの吉木りささんが、オフィシャルブログで「よもぎちゃん」と題し、よもぎ蒸しのサロンに行ってきた事を投稿している。以前には、よもぎパッドを愛用している事を投稿した。吉木りささんは、現在ではグラビアやテレビ番組などで人気だが、芸能事務所に入り、演歌歌手としてデビューをする予定だった。バラエティ番組で注目を浴び、さまざまな雑誌の表紙を飾り、ドラマやテレビ番組にも出演している。スチーム効果で、血行促進・デトックスよもぎ蒸しは、韓国に伝わる民間療法で、よもぎや数十種類の薬草を煮立てた蒸気を利用する。穴の開いた椅子に座り、専用のマントを着て椅子に座ると、穴からスチームが上り、全身に浴びる事が出来る。身体を芯から温める事で、手足の冷えや更年期障害、便秘の改善などの効果が期待できる。また、陰部を直接温める事から、生理痛や婦人病に良いと言われている。温かいスチームを全身に浴びる事で、新陳代謝が向上し、デトックス効果も期待できる。最近では、岩盤浴などと同様に専用サロンが開設されたり、美容サロンに併設されたりもしているよもぎ蒸し。一度体験してみたい。【参考リンク】▼吉木りさオフィシャルブログ「吉木日和」※放っておくと「かた~く」なっちゃう!魅惑的なクビレを作る方法とは??※あきらめなくてよかった...! 見とれるほどの「究極の美ライン」を手に入れる方法とは?
2013年12月29日