ハリウッド女優のナタリー・ポートマンが14日(現地時間)、第一子を出産。男児であることを「People」誌が独占で報じた。『ブラック・スワン』で圧倒的な演技力を見せつけ、本年度のアカデミー賞で主演女優賞を獲得。本作で共演し、振付も担当したバレエダンサーのベンジャミン・ミルピエと昨年の12月にゴールイン。同時に出産も公表された。これまで子供については明らかになっていなかったが、性別が男児であることが判明。かつてナタリーは婚約を発表した際に「いまは言葉に表しようがないほど幸せで、妊娠を経験していることを心から感謝しています」と人生最高の喜びを語っていた。奇しくも7月公開の『水曜日のエミリア』でも幼い少年との“親子”の絆が描かれているが、こちらでも母親としての表情が垣間見ることができる。ママ女優の仲間入りをした彼女のますます活躍に期待したい。写真はアカデミー賞のときの様子。右が夫のベンジャミン・ミルピエ。© AP/AFLO■関連作品:水曜日のエミリア 2011年7月2日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開© 2009 INCENTIVE FILM PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVEDブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.■関連記事:今年だけで公開作は5本注目せざるをえない女優、ナタリー・ポートマンの魅力ナタリーの演技が光る『水曜日のエミリア』女性限定独占試写会に20組40名様ご招待各界で絶賛の嵐!『ブラック・スワン』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼントナタリー・ポートマン インタビュー最善を尽くして“不完全性”を追求し続ける土屋アンナ、無垢な“白鳥”から妖艶な“黒鳥”、さらに“母”に変身?
2011年06月15日映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のジャパン・プレミアが5月17日(火)、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で開催され、土屋アンナ、西城秀樹ら日本人ゲストが来場。さらに、本作に日本人で唯一、出演をしている松崎悠希も駆けつけ、東日本大震災の被災者に向けた横断幕にメッセージを書き込んだ。ジョニー・デップを世界的なスターに押し上げた人気シリーズの第4弾で、ジョニーにキース・リチャーズといったおなじみの面々に加え、ペネロペ・クルスら新たなキャストも参加し、永遠の命をもたらすという“生命の泉”をめぐる冒険が繰り広げられる。上映を待ちわびるファンのために、この日、残念ながら来日できなかったジョニーからこの日のためだけの特別メッセージが到着!「プレミアにお越しのみなさま、こんにちは。その場に行けずとても残念ですが、日本のみなさんに心からの愛と励ましを送ります。映画を楽しんで下さいね。ガンバレ、ニッポン!」という応援メッセージがスクリーンに流れると、客席からは大きな歓声がわき上がった。横断幕は、アメリカ・アナハイムでのUSプレミアで、キャスト陣が日本に向けた応援メッセージを記したもの。各国でのプレミアを経て、この日のジャパン・プレミアで日本のファンの前に披露される予定だったのだが、フランスの空港でのストの影響で、残念ながらこのイベントには間に合わなかった。だが急遽、用意された別の横断幕に来場した日本人ゲストたちがそれぞれメッセージを書き込んだ。「心をひとつに」と記したのは西城さん。ジョニー・デップのファンだというが、本シリーズで西城さんが心待ちにしているのが、ジョニー扮するジャック・スパロウの父を演じる、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズの登場。「僕らの世代的にはすごく楽しみです。ハチャメチャなところがいい!」と共感を語った。ジャック・スパロウの船にちなんでブラックパールをつけて来場した釈由美子は「We are all one」と横断幕に書き込んだ。釈さん自身はペネロペの大ファンとのことで、彼女が演じた女海賊・アンジェリカに期待を寄せた。アンナさんは、『パイレーツ』をイメージした衣裳でさっそうと登場。普段のロッカースタイルではなく「ちょっとガーリーに」海賊っぽいスタイルで決めた。ちなみにこの日のアンナさんの髪は“赤”!服の雰囲気と作品に合わせて「メイクの2時間で赤く染めた」とのことで、この気まぐれな行動的な生き方はジャック・スパロウそのもの!?「悪役でいいので出たい!」と次回作への出演を熱望した。そんなアンナさんが書き込んだメッセージは「Power」。そして、最後に登場したのが海賊団の一員として出演を果たしている松崎さん。緊張気味に報道陣の前に姿を現し、出演の感想を尋ねられると「信じられませんが、出てましたね」と劇中に自身の姿を認めてニッコリ。ジョニーとの共演については「彼はセットに来ると、必ず一人一人の手を握り、目を見て『おはよう』と言うんです」と飾らないジョニーのナイスガイな人柄を明かしてくれた。完成した作品について問われると「自分がそこにいたかのように感じた」と、意外なボケを繰り出すおちゃめな一面も。松崎さんは横断幕に「Thank you world, we’ll rise again」と書き込み、感謝の思いを伝えると共に復興を誓った。この日の横断幕と、フランスから届けられるジョニーらのメッセージ入りの横断幕は、後日、東北の映画館に展示される予定。『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』は5月20日(金)より全国にて公開。特集『パイレーツ/生命(いのち)の泉』〜新たな伝説の幕あけ〜■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【カンヌレポート2】J・デップ、カンヌ来場に熱狂!役作りにあのアニメキャラが影響?『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?浅野忠信、鮮烈ハリウッドデビュー!3日で6,600万ドルの大ヒットスタートジョニー・デップ、新米ママのペネロペ・クルスと共演で「また子供がほしくなった」『パイレーツ』初披露でジョニーらに大歓声!キースが日本に向け「ONE LOVE」
2011年05月17日『レオン』の孤独を抱えた少女・マチルダ役で鮮烈な銀幕デビューを果たしたとき、彼女は13歳の少女だった。それから16年の時を経て、ナタリー・ポートマンは新たな生命をお腹に宿すと同時に、アカデミー賞主演女優賞という最高の栄誉を手にした。13歳で世界中にその名を轟かせた少女は、この『ブラック・スワン』で世界中を魅了し、そして戦慄させた。イノセントというよりはピュア――ただ、純粋にバレエに心血を注ぐ純白の心を持ったバレリーナが狂気を帯びた漆黒の中に身を沈めていく。この変遷をナタリーはどのようにとらえ、表現したのか?そのとき彼女の心に浮かんだものとは――?「恐ろしい要素がたくさんあるからこそこの役に惹かれた」無垢なる白鳥と妖艶な黒鳥。名作バレエ「白鳥の湖」のプリマに抜擢されながらも、2つの対照的な存在を表現するプレッシャーで徐々に狂気に侵されていくニナ。肉体を酷使するバレエのパートに加え、精神的にも大きな負担のかかる役柄だが、役を引き受ける上で「戸惑いはなかった」とナタリーは言い切る。「この作品には恐ろしい要素がたくさんあるけれど、だからこそ魅かれるのだとも思う。精神的にも、肉体的にも自分自身に挑戦する素晴らしいチャンスだったし、素晴らしい人たちと仕事できた。ダーレン(・アロノフスキー監督)やヴァンサン(・カッセル)やミラ(・クニス)ね」。生真面目に完璧を求めるがゆえに、奔放で魔性を秘めた黒鳥の感性を表現しきれずに苦しむニナ。今回のバレエのシーンで披露するプロ顔負けの踊りを見ても分かるが、パーフェクトを追及するという点でナタリー自身にも同じような傾向があるのでは?「アートはたいてい、パーフェクトな瞬間を追求する活動なのだと思う。数分の一秒という瞬間に介在する美の探求ね。それは非常に捉えにくいものでもある。見つけたと思ったら、もうなくなっている。私は最善を尽くしたいと思っているし、だから自分にも厳しいけれど、演技においては完璧への追求は非常に独特なものだと思うわ。何せ元来、“不完全”である人間を表現するわけだから、不完全性を追求しなければならないのよ」。では、その“不完全性の追求”の一端をご紹介。バレエシーンの過酷な撮影では「もう死んじゃいそう!」って思ったことは何度かあったそうだが…。「考える時間すらなかったわ。サバイバルみたいなものね。考えるスキを与えられずに前進するしかない状況。撮影時間も毎日長かったしね。撮影開始は月曜の朝6時。でも、1日の撮影時間が日ごとに延びていくものだから、次の日はスタート時間を遅くするという具合で、金曜日には夜の8時に撮影を開始して明け方までやるようになっていたわ。土曜の朝4時だというのに、私はトウシューズを履いたまま。とにかく足の怪我をしないように気をつけなければならなかったので、撮影前は必ずウォーミングアップをしなくてはいけないの。シーンの前には、必ずバーで基礎練習するんだけど、それが朝の4時だから、キツいわよ」。“年齢”による世代交代というパラダイムに対する彼女の答えは――?女優とバレリーナ。共通する点、大きく異なる点いずれも多々ある。劇中、ウィノナ・ライダー扮する花形ダンサーが引退することでニナにチャンスが訪れるわけだが、女優として彼女にも同じ恐怖があるのでは?「もちろんあるわ。女性として、限界の年齢までくると、若い女性にとって代わられてしまうというパラダイムは、演技の世界でも顕著だと思う。社会一般でも、女性に対する扱いを見ていてそういう価値観が伝わってくるわ。でも、そういうパラダイムから脱皮することも可能だと思う。映画の中で、ニナは変わっていくけど、ひとつには彼女自身がそういう脱皮を図ろうとしているからだと思う。男によって自分を定義づけるのではなく、自身で自分を定義づけられるようになるの」。“女性”という点を踏まえた質問をもうひとつ。ミラ・クニス演じる若く奔放なバレリーナを相手にしての官能シーンも披露しているが、映画の中で描かれるセクシャリティをナタリー自身はどのように捉え、演じたのだろうか?「そのテーマは間違いなくニナの心理の一部ね。彼女は、みんなを喜ばせなければならないと、がんじがらめになっている自分からの解放を求めている。だから、自分自身の快楽を見つけなければならないの。そうやって彼女は芸術を追求していく。もはや、他人の目を通してではなく、自分の快楽という視点からビジョンを作り上げていくの。彼女の成長にとっては欠かせない過程ね。みだらな一面も見せるけど…まあ、みなさんの反応は大体予想できるわね」。大学で心理学を専攻した彼女らしい、クールな分析と言えるが、一方で仕事を引き受ける上では「何でもやってみたい。いままでやったことがないことに挑戦すること」をポリシーとして挙げる。“心理学者”になったつもりでニナを患者として診療するなら?という問いには「強迫神経症、拒食症、過食症、自己愛性人格障害、それに双極性障害…」との答えが。では治療法は?「セラピーに何年も通い続けることね(笑)」。© AFLO© 2010 Twentieth Century Fox.『ブラック・スワン』2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連作品:ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.■関連記事:土屋アンナ、無垢な“白鳥”から妖艶な“黒鳥”、さらに“母”に変身?ミラ・クニス インタビュー親友ナタリー相手の官能シーンに自信アリ?栗山千明、ナタリーを意識した妖艶な“黒鳥”ドレスで登場!ナタリー&アシュトン “セフレ”の2人の独占インタビュー思わぬ“失言”に…ナタリー・ポートマンが悩める義母役を熱演!『水曜日のエミリア』予告編先行到着
2011年05月10日映画『ブラック・スワン』の公開を記念して5月7日(日)、土屋アンナが劇中で描かれる白鳥と黒鳥をイメージしたファッションショーに出席。白から黒への華麗な変身を遂げた。ナタリー・ポートマンに悲願のアカデミー賞主演女優賞をもたらした本作。名作バレエ「白鳥の湖」のプリマに抜擢された主人公が、無垢な白鳥と妖艶な黒鳥の両方を演じなくてはいけないプレッシャーの中で、混乱に陥り、徐々に狂気を帯びていく様が描かれる。「白鳥の湖」の楽曲をアレンジした音楽が鳴り響く中で、まずは白鳥をイメージしたモデル軍団がランウェイを歩く。最後に登場したアンナさんは両肩を露出し、ふわふわの羽飾りのついた真っ白なドレスで観衆を魅了した。続いて、黒鳥軍団が登場!白鳥とは打って変わった、ダークかつ妖艶な魅力全開のドレスで姿を現したアンナさんだが、その背中には、黒い羽根の模様が。クールにランウェイを歩き、会場は拍手に包まれた。その後、アンナさんは黒鳥のドレス姿のままトークイベントに出席。今回のショーについて「普通(のショーで)はブランドを表現するけど、今回は人格を表現するということで刺激的でした」と笑顔を見せた。最初の純白のドレスでのウォーキングでは「無垢な清潔感を表現するために淡々と歩いた」と明かす一方で、“黒”に関しては「そのまんま(の自分)で行かせてもらいました」と快活に笑うアンナさん。自身が白か黒かと問われると「白だと思ってほしいけど、黒かな。『結婚式でも黒を着そう』って言われます(笑)」とも。映画については「正直、怖い!怖さに深い意味があります」とその魅力を語る。さらに、主演のナタリーを「(本物の)バレリーナにしか見えない」と絶賛しつつ「ナタリー・ポートマンは、実は最初から“ブラック・スワン”だったように思います。良い子に見えて、実は…という感じ」と独自の分析を披露した。この日は「母の日」ということで、妖艶なドレスに身を包みつつも、お子さんの話題を振られると母の顔に“変身”する一面も。「手紙をもらいました!(お子さんには)『母ちゃん、面白い』って言われます」と満面の笑みを浮かべていた。『ブラック・スワン』は5月11日(水)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.■関連記事:ミラ・クニス インタビュー親友ナタリー相手の官能シーンに自信アリ?栗山千明、ナタリーを意識した妖艶な“黒鳥”ドレスで登場!ナタリー&アシュトン “セフレ”の2人の独占インタビュー思わぬ“失言”に…ナタリー・ポートマンが悩める義母役を熱演!『水曜日のエミリア』予告編先行到着N・ポートマンが黒い狂気で舞う『ブラック・スワン』試写会に10組20名様ご招待
2011年05月09日人気ボーカルダンスユニット「SPEED」のメンバーで、女優としても幅広く活躍する上原多香子が『恋谷橋 La Vallee de l’amour』で映画初主演を飾ることが明らかになり、その劇中写真が公開された。上原さんはさびれた温泉地で、町おこしに奔走する温泉旅館の娘・朋子を好演し、和服姿も披露している。撮影は昨年11月〜12月にかけて「ゲゲゲの女房」(NHK)で盛り上がる鳥取県の歴史ある温泉地・三朝温泉を中心に、鳥取県内でオールロケを敢行。上原さんは「ものすごく大きな緊張とプレッシャーがありましたが、映画と向き合って見えてくるものや感じることを素直に表現しようと思いました」と無事に迎えたクランクアップに、安堵の表情だ。「第1回スーパーシナリオグランプリ」(主催:スーパーシナリオグランプリ実行委員会/後援:毎日新聞社) の大賞に選ばれた「雨の中の初恋First Love in the Rain」を映画化した本作。不景気のあおりを受けて、東京のデザイン事務所を解雇された朋子(上原さん)は次の仕事が決まるまで、実家のある鳥取県の温泉街・三朝町に戻ることに。かつて多くの観光客に賑わった町も、いまは当時の活気を失い、朋子の実家が経営する老舗旅館も例外ではなかった。朋子はデザイナーの夢を捨てきれないまま、幼なじみの圭太や地元の友人たちと町おこしのイベントを計画する。「自分自身も夢を追って沖縄から東京に出てきたので朋子に共感する部分はあります」と上原さん。一方、メガホンを取った後藤幸一監督は「自然体を貫き、あざとい“形の芝居”とは無縁。人生の岐路で揺れ動く心を丁寧に重ねることで、故郷を愛し、生まれ育った地に足をつけて生きていく魅力的なヒロインを創り上げた」と映画初主演の上原さんを大絶賛する。今回、映画のストーリー同様に温泉地を盛り上げようと、ロケ地募集に手を上げた三朝温泉は1164年開湯という歴史ある温泉地。しかも、朋子の実家という設定の老舗温泉旅館「旅館大橋」は国有形文化財指定旅館として、全国でも非常に貴重な建物だ。「三朝という場所がこの映画においてとても重要で、実際にこの土地の空気や匂い、町の雰囲気などを体感することで朋子という役柄、そして映画自体がより深いものになっていったと思います」(上原さん)。撮影中は県内はもちろん、近隣の県から多くの人たちが見学に訪れ、最盛期の活気を思わせる賑わいだったのだとか。「大変な撮影にもかかわらず、温かく迎えていただき、全面的に協力していただいた三朝のみなさんがいなければできなかった作品だと思います。3週間しか滞在してませんが、三朝は私にとって第二の故郷です」と上原さんも感謝しきりだ。共演陣には水上剣星、松田美由紀、中澤裕子、土屋アンナ、葛山信吾、石橋蓮司、吉行和子、松方弘樹ら豪華な面々が勢揃い。古き良き時代の風景が残る温泉町を舞台に、家族や友人、町の人々に囲まれ、夢と初恋に揺れるヒロイン朋子=上原さんの姿を描いた『恋谷橋 La Vallee de l’amour』。観終わった後には、勇気や希望といった現代人が忘れかけた“効能”がきっとあるはずだ。『恋谷橋 La Vallee de l’amour』は2011年、全国にて公開。
2011年01月19日過激な暴力描写が論議を呼んだ問題作を3Dで蘇らせた『バトル・ロワイアル 3D』の主題歌を土屋アンナが歌うことが明らかになった。故・深作欣二が監督を務め、ある中学校のクラスの生徒たちが、最後のひとりになるまで殺し合いをするサバイバルゲームに強制的に参加させられるという凄まじい設定と暴力描写が話題を呼んだ本作。公開当時、国会で「青少年に悪影響を与える」と糾弾されR15指定とされる一方で、「自分ならどうするか?」という問いを観る者に突きつけ、最終的に興行収入32億円の大ヒットを記録した。主演に藤原竜也、ヒロイン役を前田亜季が演じたほか、ブレイク前の栗山千明、柴咲コウといった豪華な面々が出演している。この10年前の問題作を最新技術を駆使して全編にわたって3D化。生々しい暴力描写が3Dで味わえるようになったが、その主題歌をアンナさんが歌うことに。誰もが一度は聞いたことがある、イタリアオペラ随一の作曲家・ヴェルディの「レクイエム」を現代風にマッシュアップした「CHECKMATE mash up ANTY the 紅乃壱, VOLTA MASTERS」を過激に響きわたらせる!アンナさんは「『バトル・ロワイアル』の物凄い緊張感あるテンションに負けないように魂込めて作り、歌い上げました! VOLTA MASTERSとANTY the 紅乃壱と一緒に作り上げたアンナの曲で3Dになった新しい『バトル・ロワイアル』がさらに過激に盛り上がれば最高っす!!」とのコメントを寄せてくれた。アンナさんの歌声が、映像と物語にさらなる衝撃を加える!こちらの楽曲は映画の公開に合わせて配信される予定。『バトル・ロワイアル 3D』は11月20日(土)より公開。■関連作品:バトル・ロワイアル3D 2010年11月20日より公開© 2010「BR3D」製作委員会
2010年09月10日TVシリーズ「トゥルーブラッド」で共演中のアンナ・パキンとスティーヴン・モイヤーが21日、カリフォルニア州マリブで挙式した。「Us Weekly」誌によると、結婚式はマリブの私邸で夕刻から始まり、「トゥルーブラッド」の共演者のキャリー・プレストンと夫のマイケル・エマーソン(「LOST」)や、9月に全米公開予定の『The Romantics』(原題)でアンナと共演したイライジャ・ウッドらが参列した。28歳のアンナと40歳のスティーヴンは「トゥルーブラッド」での共演をきっかけに2007年から交際、昨夏に婚約した。2人とも初婚だが、スティーヴンは以前の恋人との間に10歳と8歳の子供がいる。一方、アンナは今年4月に性的嗜好による差別の撤廃を訴える団体“トゥルー・カラーズ・ファンド”の公共広告ビデオでバイセクシャルであるとカミングアウトしている。(text:Yuki Tominaga)7月にサンディエゴで行われたコミコンでのパネルディスカッションに参加したアンナとスティーヴン。© AP/AFLO■関連作品:LOST [海外TVドラマ]© AXN Japan Inc. All Rights Reserved.■関連記事:“島”が人を呼び寄せ狂わせる?島を舞台にした注目作品が続々とリリース!真田広之が焼きゴテでグリグリ!「LOST」衝撃のファイナル予告編をお届けシネマカフェ的海外ドラマvol.148見逃すべからず!男たちのLOVE事情第3回「LOST」のキム・ユンジン、8年来のマネージャーとハワイで挙式遂に上陸!「LOST」ファイナル・シーズン&「FLASHFORWARD」ジャパンプレミアに5組10名様ご招待
2010年08月24日女優の佐津川愛美とお笑い芸人、猫ひろしが6月16日(水)、横浜市のブリリア ショートショート シアターで開催中の短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」で、出演映画『ミステルロココ』(日高尚人監督)の上映後に舞台挨拶に立った。同作は、歌手・土屋アンナの同名曲をモチーフに、理想の男性(猫さん)と付き合いながらも失恋してしまった少女(佐津川さん)の壮絶な復活劇を一風変わったタッチで描くラブコメディ。今年新設の、楽曲をテーマに製作された作品を集めた「ミュージック Short クリエイティブ部門」の特別製作作品だ。佐津川さんは劇中で挑んだロリータファッションをふり返り「着られて嬉しかったんですけど、撮影で(Tシャツに短パン姿の)猫さんとデートしていると、外国人の方にいっぱい写真を撮られました。ヘンなカップルがいるな、と」と苦笑い。猫さんは劇中同様、この日も「猫魂」の文字のロゴ入りの真っ赤なTシャツに星模様の青い短パンというトレードマークの“正装”姿。ステージ前は普段スーツを着ているが「男はギャップです!…って昔『ホットドック・プレス』に書いてありました。じわじわ脱いでいくんです」と妙なポリシーを吐露。司会者から最終的にどこまで脱ぐ?と聞かれ、「これが限界です」とキッパリ。観客の笑いを誘った。一方、同部門出品作「クレイフィッシュ」の原案曲を歌う歌手・笹川美和が、上映に合わせて新潟から上京し、舞台挨拶に参加。同作の常盤司郎監督らに「目に見えるものが作ることができて羨ましい、と思った。音楽は目に見えないから」と感想。すかさず常盤監督が「逆に僕らは音楽の人が羨ましい。ライヴとかできるじゃないですか」と反論。「あ、結局ないものねだりってことですね」と笹川さんと頷き合い、会場の笑いを誘った。ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催中。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:青山真治監督自作短編音楽を「由美かおるさん、秋山さんに演奏してほしい」“エロ男爵”沢村一樹「ショートショート」オープニングでも奔放トークを炸裂!『アバター』の革新的技術を伝授!「SSFF」Weta特別セミナーに25組50名様をご招待忽那汐里が新部門の審査員に!桃井かおり&サトエリ…審査員で見るショートショート日本発の国際短編映画祭「SSFF&ASIA」鑑賞券を25組50名様プレゼント
2010年06月16日映画『告白』の大ヒット御礼舞台挨拶が6月15日(火)、東京・有楽町の日劇PLEXで行われ、劇中に特別出演しているAKB48を代表して大島優子、北原里英、指原莉乃が中島哲也監督とともに舞台挨拶に立った。愛娘を「13歳の教え子2人に殺された」という女性教師の告白から始まる復讐を描いた人間ドラマで、AKB48は、女性教師から告発される男子生徒2人=犯人A、Bが殺害計画を密談中に流すTV番組で「RIVER」を歌って“出演”。同曲は同映画のサウンドトラックにも収録されている。“出演”の経緯を、中島監督は「13歳の子に取材をしたら、圧倒的にAKB48が人気だったので、使わせていただきました」と説明。大島さんは「歌とかダンスとかではなく、今度は劇中でお世話になりたいです」とキュートな笑顔で本格出演をおねだり。中島監督は「こちらこそ」と目尻を下げて“快諾”した。同作は今月5日(土)に公開され、それまで大ヒットを飛ばしていた『アリス・イン・ワンダー・ランド』や同じ週に公開の話題作『セックス・アンド・ザ・シティ2』などの強力なライバル作品を抑え、先週末までの週末興行ランキングでV2を達成。初日から10日間(14日現在)で観客動員70万人、興収9.6億円とスマッシュヒット中。大島さんから「人間のリアリティが出ている」、北原さんからは「1回でこの映画が分かっちゃいました。北原と相性が良かったみたい」などと大絶賛され、V2を祝って3人から花束を手渡されると、中島監督は「嬉しいです、ってあんまり言い過ぎるとヘンタイのじいさんだと思われそうですが、でも嬉しいです」とデレデレ。一方の大島さんらも、9日(水)に開票されたAKB48第2回選抜総選挙で大島さんが初の1位、北原さんが16位、指原さんが19位を獲得。今度は中島監督からお祝いの花束をお返しで手渡され、大島さんは「もっと頑張ろうと思いました!」、北原さんは「素晴らしい映画を観させてもらって、自分も夢に向かってもっと頑張ろうと思った」などと揃って発奮していた。『告白』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子トリプルサプライズに感極まり涙『告白』初日松たか子VS中島監督告白イベントで激論抗争勃発!?中島映画の“ミューズ”土屋アンナが豪快トーク「台詞覚えらんないの!」松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!
2010年06月15日松たか子が6月5日(土)、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇PLEX2で行われた主演映画『告白』の初日舞台挨拶で、観客の作品に対する好反応とサプライズのバースデイ祝いに、感極まって涙した。同作で松さんは、3歳の娘・愛美を殺した13歳の教え子2人に復讐を仕掛ける女教師・森口を熱演。衝撃的な内容に、公開前からインターネットのポータルサイトの映画コーナーなどで試写を観た人の賛否が分かれるなど物議を醸している。この日も上映後の舞台挨拶とあって観客に作品への賛否を問うアンケートを実施したところ、ほぼ全員が「よかった」を示す告白ミニボードを掲げる好反応。松さんは「ゾワッとしました。嬉しいです!」と驚きながら喜びの声を上げた。続いて配給元の東宝から、ハリウッドのメジャーを含む映画会社3社からリメイクのオファーが来たことが発表に。実現した際の、中島哲也監督が考える希望のキャスティングとその理由も発表され、松さんの役は「ニコール・キッドマン。ってことは松さんは日本のニコール・キッドマンってこと」の文字がスクリーンに映し出されると、松さんは思わず「誰にも言われないし、いま初めて言われましたし、何でこんな嘘つくんですか!」と猛抗議。中島監督は「こんな大々的に発表されると思わなくて、飲み屋で適当に答えたんですけど…」と頭を掻いた。ちなみに木村佳乃さん演じる犯人の少年2人のうちのひとり、の過保護過ぎる母親役にはサラ・ジェシカ・パーカー、岡田将生演じる森口の同僚の熱血体育教師にはダニエル・ラドクリフという希望だった。さらに今月10日に迎える33歳の誕生日を祝うバースデーケーキがサプライズで登場。木村さん、岡田さんから大きな花束を手渡され、会場からの「おめでとう!」の声を浴びた松さんは、「『告白』が完成してこの日が迎えられて本当に嬉しい。本当に大変な撮影だったので。松なんかどうでもいいって方もいらっしゃると思うんですけど(誕生日を)祝っていただいて恐縮しています。ホント、完成してよかった。みんなに感謝します」と涙声で話し、瞳を潤ませていた。東宝によると、同作が海外5か国(アメリカ、カナダ、スウェーデン、スペイン、韓国)7映画祭から正式招待されたこと、世界配給(アイルランド、台湾、香港)も決定。また、この日の14時時点での動員数が、最終興収23.6億円を記録した同監督作『パコと魔法の絵本』の対比109%を記録。「20億円越えは確実」と言い、同監督作品では過去最高のヒットを見込んでいる。『告白』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子VS中島監督告白イベントで激論抗争勃発!?中島映画の“ミューズ”土屋アンナが豪快トーク「台詞覚えらんないの!」松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?
2010年06月06日映画『告白』の特別課外授業イベントが6月3日(木)、東京・品川区の品川女子学院で行われ、主演の松たか子と中島哲也監督が復讐をテーマに対立意見をぶつけ合った。本作は、13歳の教え子2人に3歳のひとり娘・愛美を殺された女子教師・森口(松さん)の告白劇。同学院で不定期開催されている課外授業、よのなか科で“告白”が取り上げられ、最終回の第4回目に松さんらが招待されたもの。松さん演じる森口の復讐とされた行動の是非について、同学院の1年生25人と松さん、中島監督、よのなか科と懇意にしているという社会学者の宮台真司氏らが1時間強、討論を繰り広げた。松さんVS中島監督の構図が飛び出したのは、森口の行動が復讐となったか?ならないか?を問う場面。口火を切ったのは松さんで「復讐って何をもって復讐というのか分かりませんが」とまずは前置き。「何をしても愛美は戻らないと分かった上での行動で、何かを取り戻す行為ではないから、復讐と言ってもいいかな、と思いました」。同学院生2人が意見を述べた後、中島監督は挙手し、松さんの意見に反論。「算数みたいなことなら復讐と言えるかもしれないけど、悲しいかな、人間には心がある。やられたことをやり返した、って思える強い人間なら、復讐は成立すると思う。でも撮影で松さんの演じるあの顔を見ていて、森口は弱い人で、こんなことをする前よりも、もっといろいろなもの、思いものを抱えちゃった、さらに苦しくなっちゃった、と思った。それなのに松さんがあっち側(反対意見席)?って…」と苦笑い。すかさず今度は松さんが挙手し起立。「あのとき、演じていて少年って美しい、キレイと思ったんですけど…森口はさらに孤独になったとも思う。だから復讐にはならないって考えもあって…だから両方です」とキッパリ。潔い口調に同学院生と監督らから笑いが起きた。一方、宮台氏は“復讐にならない”派。「森口には2つの感情があった。1つは(復讐した教え子に対し)『苦しいでしょ?』、それから『ここからこの子は真人間になっていくかも、という希望と絶望。教え子に、何をしたのか分からせたかったんだと思う」と専門分野だけに理路整然と熱弁。松さんは真摯に聞き入り、メモを取っていた。“授業”を終え、松さんは「答えはひとつではないし、みんな嫌がりながらもマイクを持つと自分の意見をしっかりと述べていた。ヘビーなテーマですがメチャクチャ頭を使って頭のいい大人になってください」と25人にメッセージ。中島監督は「いろいろな意見を聞いて、鋭いな、僕は考えなかった、悔しいと思うことがずいぶんあった。この意見が正しい、ってことは絶対ないので、自信を持って貫いてください。今日ここに来られて本当に良かった」と感慨深げだった。『告白』は6月5日(土)より全国東宝系にて公開(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:中島映画の“ミューズ”土屋アンナが豪快トーク「台詞覚えらんないの!」松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年06月03日中島哲也監督の最新作『告白』を含む全4作を一挙上映する「中島哲也映画祭」が5月27日(木)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、同作の主演、松たか子を始め、土屋アンナ、中谷美紀、役所広司ら“中島組”キャスト陣8人が顔を揃えた。このイベントは同作の公開を直前に控えて企画されたもの。『下妻物語』に主演した深田恭子は、中島演出をふり返り「すごい怖かった。でも一番自分らしい役をやらせてもらった」。『嫌われ松子の一生』主演の中谷さんも「最初は監督のことが大っ嫌いで、現場が嫌で嫌でしょうがなかった。いま、泣くシーンで泣けないとき、中島監督の顔を思い出すと泣ける」。『パコと魔法の絵本』に主演したアヤカ・ウィルソンも「当時9歳だった私には怖かった。突然、目の前に高い跳び箱が現れたようだった」と揃って“恐怖体験”を吐露。唯一、『下妻物語』で深田さんとW主演するなど3本に出演してきた中島監督の“ミューズ”、土屋さんは「あたし、面白かったけどなー。『台本覚えろ』って言われ、『覚えない』って言って、その戦いでした」とあっけらかん。中島監督が「土屋さんは獣のような人。言っても無駄だから土屋待ち、土屋の気分待ちって…」と半笑いで話すと、土屋さんは「あたし、台詞覚えらんないの!」。「そういう生き方を貫けばいいと思います」の言葉にも、「がんばる!」と啖呵を切りまくるなど、2人で漫才のようなトークを展開。さらに、中島監督は「土屋さんに出会ったとき、すごい才能を見つけたと思った。なるべく僕の映画に出てもらいたいと思う、すごく興味のある女優さん」と土屋さんに惚れ惚れだった。一方、松さんは撮影をふり返り「初日の帰りに車を運転しながら『ヤバい、面白い。これはヤバいぞ、面白い』と思って帰ったのを、強烈に覚えています」と中島采配にハマった様子。『パコと魔法の絵本』出演の役所さんは「監督の毒舌は、監督がキョーレツな照れ屋さんだからだと思う」と温かい目を向けて分析。中島監督は締めの挨拶で「こんなワケわかんない映画祭に来てくださった観客のみなさんとキャストのみなさんに感謝します」と深々と頭を下げていた。『告白』は6月5日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年05月27日俳優の別所哲也が実行委員会代表を務めるショートフィルムの祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2010」の新設部門発表会が5月18日(火)、東京・六本木のザ クラシカ東京で行われ、猫ひろし、木下優樹菜、土屋アンナ、大黒摩季らが出席した。1999年にスタート、12回目の今年は楽曲をテーマに製作された作品が賞を競うコンペティション「ミュージックShortクリエイティブ部門」を新設。映画祭サイドが特別製作した3本が上映され、楽曲を提供した土屋さんらと出演した猫さんらが顔を揃えた。土屋さんの「Brave vibration」をテーマにした『ミステルロココ』で、猫さんはなんと、2人の女性から想いを寄せられる男性役。「人生初のイケメン役。新鮮で斬新で、ひろし感激!です。ぜひ続編を長編でやって、寅さんみたいなシリーズにしてほしい」と日高尚人監督におねだり。同席した同作の主演で2人の女性のうちの1人を演じた女優、佐津川愛美と恋人同士として絡んだ感想を聞かれると、「本当は背が高い女性が好きで高ければ高いほどコーフンするんですけど、佐津川さんと演技してみて、背が低くてもいいな〜と思いました」と性癖を披露。大黒さんから「なんで上から目線なの?」と即、突っ込まれたが、「これを機会にまた何かに出演させてもらって、ハリウッドを目指す猫に」と舞い上がったまま。大黒さんからまた「小さいのに上から目線なんだよね」。さらにレポーターから「まず芸を磨かないと…」と野望を叩かれ、猫さんは「いま、上から言われた…」とショックを受けた様子。大黒さんに「いつも上から目線だから、もっと上からかぶせられるんだよ。ニャーって言っていればいいの!」と諭されると、素直に持ち芸「ニャーッ!」を披露した。同作は、佐津川さん演じるロリータ少女が失恋をバネにプロレスで新しい自分を形成していく姿を描く物語。土屋さんは、メガホンを取った日高監督に「私にプロレスをやれってこと?じゃ、やるよ。多分強いよ」と豪快な持ち味全開。一方、木下さんは、大黒さんの「あなただけ見つめてる」をテーマにした純愛映画『ゆっきーな』(渡邊世紀監督)に主演し演技初挑戦。政治家の卵に一目ぼれし、ギャルからウグイス嬢に自分を変えるヒロイン役に「1つやりたいことを見つける姿が、(元ヤンキーで)好き勝手やっていたけど芸能界入って、頑張れることを見つけて更生した自分と同じ。思い入れ、あります」と苦笑い。劇中で、想いを寄せる“彼”に愛らしい笑顔を見せる場面の演技について「あれは、作られたものじゃなくって、自分の中に何かがあったんじゃないでしょうか」。お笑いコンビ、FUJIWARAの藤本敏史と交際中と報じられているが、順調ぶりを改めてうかがわせていた。ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月10日(木)から13日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、16日(水)から20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿にて開催。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:ショートショートで旅したくなる柏原収史×知念里奈『青春マンダラー!』予告編到着あなたも女優デビュー!ショートショート×美女暦「女優誕生プロジェクト」始動
2010年05月18日モデルの梅宮アンナが2月17日(水)、東京・千代田区のパン屋、「PAUL」八重洲店で行われた映画『恋するベーカリー』のイベントに母親のクラウディアさんと出席。アメリカンフットボールの中島佑選手とのスピード破局後、公の場に初登場した。映画は、3人の子供を育て上げた母親で、大人気ベーカリーを経営する実業家のヒロイン、ジェーンが、元夫や友人との交流を通じ幸せを探すハートフルストーリー。主演はメリル・ストリープ、『恋愛適齢期』などで知られる女流監督ナンシー・マイヤーズがメガホンを取った。元夫と再び恋に落ちるジェーンに、自身もバツイチのアンナさんは、「ジェーンが好きな人を想い、家族や子供たちのことを思っているところに共感できました。私ももしかしたらもう一度やり直せるかも、と思ったことがあります。時間が解決することってあると思うので、あのときはできなかったけど、いまならできるということは誰にでもありますよね」と揺れる女心を吐露。「とても勇気づけられました。ジェーンの生き方を見習って前向きに生きていけたらと思います」と新たな恋愛へ向け、気持ちをリセットさせた様子だった。愛娘のサバサバした表情を温かく見守っていたクラウディアさんは、同作について感想を求められると「人生に前向きになれます。離婚したから終わりというわけではないですからね」とアンナに向けたかのようなメッセージ。アンナさんは「映画の中に出てくるインテリアもとても素敵ですし、キッチンもおしゃれで憧れますね。パパ(梅宮辰夫)が観たら、料理にすごくこだわる人なので、キッチンに注目しそうだなと思います」と明るい笑顔を振りまいた。同イベントでアンナさんは、母娘プロデュースの「恋するベーカリー特別限定セット」のお披露目。パンとケーキをエコバッグに詰め合わせたもので、18日(木)から全国のPAUL19店舗で限定30個(2,100円<税込>)が販売される。アンナさんは「映画にも出てくる“パン・オ・ショコラ”を中心にしたセットになりました。とても人気のあるパンですので、みなさんに喜んでいただけると思います」と、しっかり実業家の顔も見せていた。『恋するベーカリー』は、2月19日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:恋するベーカリー 2010年2月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:迷いながらも前向きに生きる幸せさがし『恋するベーカリー』特製バッグを3名様にプレゼントおいしい人生の焼き上がり!『恋するベーカリー』試写会に5組10名様ご招待ゴールデン・グローブ賞WノミネートのM・ストリープ『恋するベーカリー』予告編解禁『タイタニック』越え見えた?『アバター』旋風止まずオスカー候補も奮闘の全米戦線ゴールデン・グローブ賞候補が発表 G・クルーニーと豪華キャスト『NINE』一騎打ち?
2010年02月17日“青い海”をコンセプトに、絶大な人気を誇るアーティストの3人、AI、土屋アンナ、元DefTechのMicroが、映画監督に初挑戦し、それぞれの個性で作り上げたオムニバス映画『BLUE PACIFIC STORIES』。8月1日(土)より全国公開される本作だが、これに先駆けて、7月6日(月)、本作の完成披露試写会が行われ、上映前に3人が揃って登場、息の合ったトークで会場を盛り上げた。生まれ故郷のL.A.でオールロケを敢行したAIさんは、「やるからには自分にしか出来ないものをやりたかったので、ダンスも絡めて面白い映画にしたいと思いました」と力強いコメント。初監督への挑戦については「(北野)武さんとかに『何だよ、あのAIってやつは』て言われてるかもしれないけど、そう言われないように間違いない作品にしたいと思った」と語った。一番大変だったのはキャスティングと言うAIさん。「いろんな人を辿って辿って、電話で口説き落として、普段はそこまで電話しないのにすごいしつこい奴でしたね」と笑ってふり返った。いきなりAIさんの独壇場と化したが、これに対して「喋ると止まんないんだもん(笑)」とツッコミを入れるのは土屋さん。土屋さんは、今回アニメを通して環境破壊へのメッセージを込めたが、「自分が、『あーほんとにこの場所が好きなんだ』ということを伝えたくて、海にはこういう生き物がいるんだよというのをアニメにしました。子供にはちょっと内容は分かりづらいですけど、絵はバッチリ。うちの息子も、内容はよく分かってなかったけど反応してました」と明かした。Microさんは、成宮寛貴を主演に自身も得意のサーフィンをテーマに据えた。きっかけは、13年間寝たきりの子供を自宅介護する母親との出会いだったそうで、「残酷かもしれないけど、彼がもし目を覚ましたら、恋愛やサーフィンなどいろんな楽しいことが出来るということを、ギフトとしてお母さんに贈れないかなと思って作りました」と強い思い入れを感じさせた。また今回、映画の音楽を自らプロデュースし、エンディングテーマも自身で歌い上げる3人。映画公開日の8月1日(土)と翌2日(日)には、赤坂ブリッツとACTシアターにて、映画と3人が登場するライヴを融合した業界初の試み「ブルパシライブ2009」が開催、ライヴの模様は全国のシネコンで生中継される。しかしAIさんとMicroさんがアーティストとしての意気込みを語るのに対し、土屋さんだけがいまになってやっと内容を把握したらしく「え、全国で見れるの?ほほー、やりますね」ともらし、会場を沸かせた。最後に、3人それぞれから見どころが語られた。まず、AIさんは「自分で言うのもなんですが、私たち天才なんじゃないかというほど、3人が合体してパワーアップしています。また観てから、道端で会ったら話しますので。では土屋アンナちゃんからどうぞ」とちゃっかりMCも入れながらアピール。土屋さんは、改めて後世の子供に贈る映画として「うちらは海が青いというのを知ってるけど、後々の子供たちは海は黒いと思うかもしれない。そのときに、うちらが出来ることがちょびっとあるかもしれないと感じてもらえたらいいと思います」と訴えかけた。そして、最後にバトンを渡されたMicroさんが、「3つの作品が作られたものでなく、自分自身に起こりえるものだと、映画の主役だと思って観ていただけたらと思います」としっかりと観客に呼びかけると、会場からは温かい拍手が沸き起こった。『BLUE PACIFIC STORIES』は8月1日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:BLUE PACIFIC STORIES 2009年8月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開©Blue Pacific Stories Film Partners
2009年07月08日アメリカのアカデミー賞公認の映画祭であり、アジア最大級の短編映画の祭典「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009」が6月4日(木)に開幕を迎えた。会場の一つである表参道ヒルズでは同日、オープニングセレモニーと共に「話題賞」の授賞式が行われ、8月1日(土)公開のオムニバス映画『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』の中の一編『フィッシュ・ボーン』で初メガホンを握った土屋アンナが受賞した。11年目を迎えた今年は、「ミュージックShort部門」を新設。国内および韓国から様々なミュージックビデオ作品を集めて上映されるが、このオープニングセレモニーでは韓国の俊才チャン・ジェヒョクの手による人気歌手チョ・ソンモのミュージックビデオで、大沢たかおとソ・ジソブが共演を果たした「Mr.Flower」などが上映され喝采を浴びた。そして、2003年に新設されて以来、椎名林檎、小雪、桃井かおりなど名だたる面々が受賞してきた「話題賞」に今年、輝いたのは短編映画『フィッシュ・ボーン』で監督デビューを果たした土屋アンナ。昨年『R246 STORY』の中の一編を監督し、同じく話題賞を受賞した元格闘家の須藤元気がプレゼンターとして登場し、トロフィーを手渡した。『フィッシュ・ボーン』は人間に支配された魚たちの姿をアニメーションで描いた作品。映画を意識して鮮やかな青いドレスで登場したアンナさんは「大人も子供も観ることができて、心に残るにはアニメがいいかな、と考えました。最近“エコ”を口にする人が多いけど、人間が生きているだけですでにエコではないので、『何かしなければ』ではなく『当たり前のことをしようよ』ということを出せたらと思いました。その一番(に大切なこと)は愛!」と作品に込めた思いを語った。須藤さんは「アンナさんの作品を観て、アニメもいいなぁと思いました。もう一回、監督をやりたいです」と触発された様子。アンナさんと須藤さんで一緒に何かを作ったら?という声にアンナさんは「私は性格悪いので大変ですよ」と自嘲気味に語ったが、須藤さんは「格闘家はみんなMなので大丈夫です」とニッコリ。アンナさんも「私もMです!」と初対面にもかかわらず、妙なところで意気投合した様子…。息子さんには映画は見せたのか?という質問にアンナさんは「まだですがこれから見せます!キャラクターだけ見せたんですが、何も言ってこなかったです」と苦笑い。最後にアンナさんは「短い人生だからこそ、普通にしていたい。当たり前のことが超ムズいので(笑)、それを長く続けることが大事」と作品の根底にある思いとともに映画をアピールした。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009は、6月10日(水)より、会場をラフォーレミュージアム原宿、ブリリアショートショートシアター(横浜)に移して14日(日)まで行われる。なお、映画祭の開催に合わせてPPV−DVDとして、2008年映画祭受賞作品大特集「SHORT SHORTS Limited Collection SILVER」(1,200円)、および昨年日本人で初のグランプリを受賞した鈴木勉監督の大特集「SHORT SHORTS Limited Collection PRO」(980円)の2枚のDVDが発売される。『フィッシュ・ボーン』は、オムニバス映画『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』の中の一編として8月1日(土)より全国にて順次公開。「ショートショートフィルムフェスティバル& アジア2009」公式サイト■関連作品:R246 STORY 2008年8月23日より渋谷Q−AXシネマほか全国にて公開© 2008「R246 STORY」フィルムパートナーズ■関連記事:「女性ものの着物を着て、激しいアクションの中に美を」中村獅童『ICHI』を語る
2009年06月08日