女優やタレントとして活躍している新山千春(にいやま・ちはる)さんが、2020年4月28日発売の写真週刊誌『FLASH』に登場。17年ぶりのグラビア挑戦に、注目が集まっています。新山千春が17年ぶりにグラビアに挑戦新山千春さんは2020年4月7日の自身のインスタグラムで、同誌のオフショットを披露。撮影に向け、「炭水化物を抜いたり…」としっかりと準備をして臨んだことを報告しています。 View this post on Instagram A post shared by 新山千春 (@niiyama_chiharu) on Apr 7, 2020 at 1:12am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。 View this post on Instagram #本音 #恥じらい とてもありの #グラビア撮影 #Flash #新山千春 #フラッシュ 今月末?か 5月発売予定です A post shared by 新山千春 (@niiyama_chiharu) on Apr 7, 2020 at 1:38am PDT2020年4月現在39歳の新山千春さんですが、年齢を感じさせない美ボディであることがモザイク越しでも伝わってきますね。そして今回の撮影が17年ぶりのグラビアだという新山千春さんは「メイク、表情、ポージングをよりナチュラルにしようと心掛けました」とコメント。「恥じらいがとてもある」との本音もこぼしています。投稿を見たファンから、その美しさを称賛する声が続出しました!・大人の色香がやばい。本当にきれい。・もしかしたら今のほうがいいかも。・恥ずかしがっているのが、さらにいい。誌面では上品でセクシーなショットが満載とのことで、ファンの期待も高まるばかり…。新山千春さんの新しい魅力が発見できそうですね。新山千春の現在は?離婚した理由や、娘との生活について明かす[文・構成/grape編集部]
2020年04月30日ミュージカル『サンセット大通り』が3月14日(土)に開幕する。稽古場にて、音楽監督と指揮を務める塩田明弘に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、『キャッツ』『オペラ座の怪人』などで知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーにより1993年にロンドンで初演された作品で、かつての栄光を忘れられない大女優ノーマ・デスモンドの妄執と、それがもたらす悲劇を描く。日本では鈴木裕美の演出で2012年に初演。2015年の再演を経て、今回が3度目の上演となる。『ジキル&ハイド』『天使にラブソングを~シスター・アクト』『ラ・マンチャの男』など数多くの作品を手掛け、日本のミュージカル界に欠かせない塩田。アンドリュー・ロイド=ウェバー作品も手掛けてきた中で、本作については「『キャッツ』が1981年に初演されて、『オペラ座の怪人』が1986年、この『サンセット大通り』は1993年の作品。“円熟期”の大作のひとつだと思います。美しいバラード『With One Look』や、哀愁を帯びた『Surrender』、ドラマティックに歌う『As If We Never Said Goodbye』など、主人公ノーマの心情を映し出した楽曲が多いのが特徴です」と話す。日本初演から音楽監督と指揮を手掛けてきて、三度目の上演となる今回は「譜面が変わり、楽器の編成も変わりました。ホルン、バストロンボーン、ギター、エレキベースが増えたんですよ。ロイド=ウェバーの得意とする重低音の楽器が増えて、17人編成となり、より壮大になると思います。アレンジメントとしては、登場人物、特にノーマですが、彼女たちの情景を、音楽によってもっと強く見せるというような変更が多いです」。その変化は作品全体とも通じており、「今回、ノーマの想いや、ジョーの想い、いろんな登場人物の想いの表現がより深くなっているなと感じます。カタチでいかず、より内面的なもの、心の中での葛藤のようなものも伝えようとしていると思う。それは音楽でも、演技でも」と明かす。初演、再演では舞台の後方で演奏をしていたが、今回はオーケストラピットにて演奏される。「音が明らかに変わると思いますよ。オーケストラピットだと、役者の呼吸を直で感じることができるので、演奏のタイミングも合わせやすい。そうすると歌声も自然と乗っかっていく。より一層深みのある演技と音楽を、皆様にお届けすることができると思います」塩田が「今回は主演のふたり(安蘭けい・濱田めぐみのWキャスト)の違いがより顕著だと思う」と語ったミュージカル『サンセット大通り』が3月14日(土)から29日(日)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演予定。取材・文:中川實穂
2020年03月09日東京国際フォーラムにて開催される予定だった「アートフェア東京2020」が、開催を中止。日本最大級の国際的なアートフェア日本最大級の国際的なアートフェアである「アートフェア東京」。15回目の開催を迎える2020年は、“with Art”をテーマに国内外から147軒のギャラリーが出展し、古美術から工芸、日本画、現代アートまで幅広い作品が集結。作品を見るのみならず、購入することもできる。会場は主に、古美術や近代美術、現代アートなど多彩なジャンルの作品が集まる「ギャラリーズ(Galleries)」に加え、ロビーギャラリーで開催される入場無料の「プロジェクツ(Projects)」「クロッシング(Crossing)」の3つのセクションから構成される。「ギャラリーズ」セクション「ギャラリーズ」セクションには、有名作家作品が多数登場。葛飾北斎の《昇龍富士波濤図》や印象派クロード・モネの《牧草地、曇り空》をはじめ、ピカソや藤田嗣治、日本のメディアアートを牽引するエキソニモ、そして2019年から2020年にかけて個展も開催されている塩田千春や白髪一雄、森村泰昌など、巨匠から現代アーティストまでの多彩な作品が集まる。「プロジェクツ」セクション入場無料エリアのロビーギャラリーで展開する「プロジェクツ」セクションでは、今注目すべき12人のアーティストを個展形式で紹介。鑑賞者と絵画の知覚の関係を探るアメリカの若手作家、エヴァン・ネスビットなど3人の海外作家のほか、アクロバティックな視点からさまざまな都市風景を描く田島大介らが参加する。「クロッシング」セクションAFT2020の玄関口である「クロッシング」セクションでは、日本各地の文化・伝統を今に伝える地方工芸団体や百貨店企画のギャラリーなど、11軒のギャラリーが参加する。詳細アートフェア東京2020〈開催中止〉※当初、2020年3月20日(金)~22日(日)、3月19日(木)は招待制にて開催を予定していたが、開催をすべて中止。※国際展「ワールド アート トーキョー 2020」も開催を中止。※前売券は販売中止。既に販売した分の払い戻し対応に関しては、公式ホームページにて告知。場所:東京国際フォーラム ホールE、ロビーギャラリー住所:東京都千代田区丸の内3-5-1【問い合わせ先】一般社団法人 アート東京TEL:050-3187-5050(自動音声案内)
2020年02月29日ギンザ シックス(GINZA SIX)の中央吹き抜け空間では、日本人アーティストの吉岡徳仁による新作インスタレーション《Prismatic Cloud》を、2020年2月27日(木)から10月下旬まで展示する。ギンザ シックスの中央吹き抜け空間では、これまでに草間彌生、ダニエル・ビュレン、塩田千春をはじめ、世界で活躍するアーティストの作品を展示してきた。今回新たに起用されるのは、アート・デザイン・建築の領域にわたって、自然をテーマとした壮大な作品を手掛けるアーティスト、吉岡徳仁だ。展示されるのは、かたちを持たない“光”を表現した《Prismatic Cloud》。2017年にアメリカ・ヒューストンで発表したものを、ギンザ シックスのためにアレンジした、日本初上陸の“光の彫刻”作品となる。巨大な雲をイメージした全長10メートルの《Prismatic Cloud》は、約10,000本のプリズムロッドを重ねることで制作。光を透過する無数の層構造のために、鑑賞する位置により見え方が変化し、“光の雲”が織りなす多様な表情を楽しむことができる。【詳細】ギンザ シックス 中央吹き抜け新作アート吉岡徳仁《Prismatic Cloud》展示期間:2020年2月27日(木)~10月下旬(予定)展示場所:ギンザ シックス 2F 中央吹き抜け住所:東京都中央区銀座6 丁目10-1※画像はいずれもイメージ
2020年01月31日ポケモンオフィシャルショップ「ポケモンセンター」「ポケモンストア」では、イラストレーター・坂崎千春とのコラボレーショングッズ「Pokémon のんびりライフ」を、2020年2月8日(土)より発売する。「Suicaのペンギン」の坂崎千春×ポケモンのコラボグッズJR東日本の「Suicaのペンギン」をはじめ、企業や自治体のキャラクターを数多く手がける人気イラストレーター・坂崎千春。今回のコラボレーションでは、絵本作家としても活躍する坂崎ならではの優しく暖かなタッチで描かれたポケモンたちをデザインに落とし込んだアイテムの数々が展開される。「倉敷帆布」の刺繍ポーチ&トート中でも注目したいのは、1888年から岡山県倉敷市の土地で代々織り続けられてきた「倉敷帆布」で作られたポーチやトートバッグ。上質な生地に乗せた鮮やかな刺繍と、年齢を問わずに使えるシンプルなデザインがポイントで、大切な人へのギフトにも最適なアイテムだ。ぬいぐるみやクッション、クッキーもそのほか、ぬいぐるみやマスコット、フェイスクッション、木製のコースター付きマグ、ステンレスボトル、キッズサイズのTシャツ、フェイスシェイプクッキーなど、バリエーション豊かなアイテムラインナップが用意されている。商品情報「Pokémon のんびりライフ」発売日:2020年2月8日(土)<商品ラインナップ>倉敷帆布 トート(大) Pokémon のんびりライフ 8,580円(★)倉敷帆布 トート(小) Pokémon のんびりライフ 4,400円(★)倉敷帆布 PC・タブレットケース Pokémon のんびりライフ 4,400円(★)倉敷帆布 ポーチ Pokémon のんびりライフ 3,080円(★)倉敷帆布 コインケース Pokémon のんびりライフ ピカチュウ 1,980円(★)倉敷帆布 コインケース Pokémon のんびりライフ ポッチャマ 1,980円(★)ぬいぐるみ Pokémon のんびりライフ ピカチュウ 2,200円(★)ぬいぐるみ Pokémon のんびりライフ ポッチャマ 2,200円(★)マスコット Pokémon のんびりライフ ピカチュウ 1,320円(★)マスコット Pokémon のんびりライフ ポッチャマ 1,320円(★)フェイスクッション Pokémon のんびりライフ ピカチュウ 2,750円(★)フェイスクッション Pokémon のんびりライフ ポッチャマ 2,750円(★)コースター付きマグ Pokémon のんびりライフ ピカチュウ 1,650円(★)コースター付きマグ Pokémon のんびりライフ ポッチャマ 1,650円(★)ステンレスボトル Pokémon のんびりライフ 2,750円(★)パーカー Pokémon のんびりライフ (M/L) 各6,160円(★)Tシャツ Pokémon のんびりライフ 130 2,750円(★)Tシャツ Pokémon のんびりライフ ヒノアラシとピカチュウ 130 2,750円(★)選べる3足 ショートソックス Pokémon のんびりライフ (全6種:ピカチュウとお散歩/ポッチャマとおやつ/おなかいっぱい/ポッチャマとナゾノクサ/プリンとフワンテ/ヒノアラシとピカチュウ)※サイズ:23㎝~25㎝ 3足1,100円アクリルチャームコレクション Pokémon のんびりライフ 715円※全10種。絵柄は選べません。フェイスシェイプクッキー Pokémon のんびりライフ 1,080円キャンディ入りminiトート Pokémon のんびりライフ 880円A4クリアファイル3枚セット Pokémon のんびりライフ 770円(★)ぷっくりシール Pokémon のんびりライフ 550円(★)ポストカードセット Pokémon のんびりライフ 1,320円(★)クリップ4個セット Pokémon のんびりライフ 825円(★)ポケットクロッキーブック Pokémon のんびりライフ 440円ボールペン Pokémon のんびりライフ ピカチュウ 660円(★)ボールペン Pokémon のんびりライフ ポッチャマ 660円(★)マスキングテープ2個セット Pokémon のんびりライフ 660円(★)ソフトジャケット for iPhone 8/7/6s/6 Pokémon のんびりライフ 2,068円(★)ソフトジャケット for iPhone Xs/X Pokémon のんびりライフ 2,200円(★)ハンドタオル Pokémon のんびりライフ ピカチュウ 550円(★)ハンドタオル Pokémon のんびりライフ ポッチャマ 550円(★)タオルケット Pokémon のんびりライフ 7,480円(★)ルームシューズ Pokémon のんびりライフ 2,200円(★)ドルマンスリーブTシャツ Pokémon のんびりライフ (M/L) 各3,300円(★)ティッシュボックスカバー Pokémon のんびりライフ 1,980円(★)シール容器3個セット Pokémon のんびりライフ 1,540円(★)プラコップ Pokémon のんびりライフ 660円(★)ケース付き箸 Pokémon のんびりライフ 990円(★)巾着 Pokémon のんびりライフ 880円(★)ランチクロス Pokémon のんびりライフ 880円(★)※★の商品は、Amazon.co.jp「ポケモンストア」で2月8日(土)より予約を受付予定。Amazon.co.jp「ポケモンストア」での販売開始日は、2月15日(土)を予定しているが、予約時点で予定数量に達する場合あり。※価格は全て税込。©2020 Pokémon. ©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。Designed by Chiharu Sakazaki
2020年01月31日新感覚アートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2020」2018年2月に初回が開催され、注目を集めたアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO」。その3回目が2020年に、趣のある京都を舞台に再び開催されます!「ARTISTS’ FAIR KYOTO」は、若手アーティストが自ら制作、出品、販売までを行う、これまでにない斬新なシステムのアートフェアです。観客とアーティストの間に交流が生まれ、 「アートを買う文化」がもっと身近になることを目指して、今回も椿昇がディレクターを務め、塩田千春、名和晃平、宮永愛子、ヤノベケンジなど13名のアーティストがアドバイザリーボードとなり、それぞれ異なる視点から出品者となる若手アーティストを選出しています。会場は、無骨な雰囲気あふれる広大な地下空間の『京都新聞ビル地下1階』と、京都を代表する重要文化財の明治建築『京都府京都文化博物館 別館』の2会場で開催。京都新聞ビル地下1階(京都新聞本社)京都文化博物館 別館(旧日本銀行京都支店)第一線で活躍するアーティスト陣からの推薦を受けた、若く熱い情熱を持つ若手アーティストの作と世界をステージに活躍するアーティストの作品が、趣のある京都のユニークヴェニューに一堂に出品されます。エキセントリックな展示空間でアートを楽しめるのがポイントです。作品はペイントから写真、映像、インスタレーションなど多様な作品が一堂に集まります。2020年は、写真家で旅人の「アレックス・ムートン(Alex Mouton)」のゲスト参加も新たに 決定!エキセントリックな展示空間でアートを楽しめるのがポイントです。注目の若手アーティストらが手がける作品イメージ(一部)■ 会場:京都新聞ビル地下1階出展作家名: 白木良作家名: 名和晃平、白木良(プログラミング)、原摩利彦(サウンドスケープ)タイトル: Tornscape(制作年 : 2019)素材 : 映像撮影者 : Kim Song Gi 作家名: 黒川岳タイトル: 石の音を聴く素材: 御影石推薦者: 金氏徹平 作家名: ハシグチリンタロウタイトル: 発酵発電所 zymoticelectroplants素材: 墨、和紙推薦者: 加茂昂 ■ 会場:京都文化博物館 別館作家名: 顧剣亨タイトル: Utopia_i_014素材: Inkjetprint推薦者: 椿昇 作家名: 森井沙季タイトル: image素材: パネルに綿布、油絵の具推薦者: 松川朋奈 作家名: エレナ・トゥタッチコワタイトル: After an Apple Falls From the Tree, There is a Sound素材: type-c print推薦者: 矢津吉隆まだまだ紹介しきれない素晴らしいアート作品が盛りだくさん!アートを購入する際の最初のステップとして、また世界に羽ばたいていくアーティストといち早く出会うきっかけとして、ぜひこの機会に京都に出かけてみてはいかが。______________________________________ARTISTS’ FAIR KYOTO 2020日 程: 2020年2月29日(土)、3月1日(日) ※28日(金)は特別内覧会を開催会 場: 京都府京都文化博物館 別館 / 京都新聞ビル地下1階時 間: 11時00分~18時00分URL : 入場料: 1,000円(学生無料 要・学生証) ※京都新聞ビル地下1階は無料[チケットに関するお問い合わせ]ARTISTS’ FAIR KYOTO実行委員会TEL: 075-414-4222(10:00-17:00 /土日祝休み)______________________________________2019年に開催された「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019」についての詳しい紹介はこちら↓ 年開催の様子。撮影:前端紗季
2019年12月08日中国映画界・新時代の旗手ビー・ガン監督の第2作『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』のティザー予告編とポスタービジュアル、追加場面写真が解禁。音楽家・坂本龍一や漫画家・松本大洋ら国際的アーティストからの絶賛コメントも到着した。本作は2018年のカンヌ国際映画祭ある視点部門で初上映された後、トロント国際映画祭をはじめ各映画祭で絶賛を浴び、“金馬奨”でも撮影・音楽・音響の3部門を受賞。中国本土での興行では41億円の大ヒット。さらに北米でも20週を超えて続映されており、今年公開の中国映画としては異例のロングランヒットとなっている。この度解禁されたティザー予告編は、漆黒と深緑を基調とし、詩的な映像イメージに数々の謎が散りばめられ、まさに「新時代のフィルム・ノワール」を期待させる才気溢れる美麗な仕上がり。その革新の映像美は、ノワール新世紀を予見させるものとなっている。また、予告編にも登場しているように、著名人による絶賛コメントも続々と到着。アン・リー、チェン・カイコーといった名匠から、「ニューヨークで本作を観て、ビー・ガン監督の存在に注目していた」という音楽家の坂本氏をはじめ、ビー・ガン監督自身が『ピンポン』などからの影響を公言している漫画家の松本氏、今年森美術館で開催された「魂がふるえる」展で70万人の入場者を記録したベルリン在住の美術家・塩田千春氏や、「MONDO GROSSO」で知られる音楽家の大沢伸一氏、満島ひかり+「MONDO GROSSO」の「ラビリンス」や宮本浩次の「昇る太陽」のPV、「乃木坂46」のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方』の映像作家・丸山健志氏など、普段はあまりコメントを寄稿しない国際的アーティストから称賛の声が多く寄せられている。『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』は2020年2月28日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリー、池袋HUMAXシネマズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ 2020年2月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほかにて全国順次公開©️2018 Dangmai Films Co., LTD, Zhejiang Huace Film & TV Co., LTD - Wild Bunch / ReallyLikeFilms
2019年11月23日始まったばかりと思っていたら、季節が進むのは早い!もう、今週末で終わってしまう「バスキア展MADE IN JAPAN」。前回、3回目の「塩田千春展」へ行ったときに、一緒に「バスキア展」も観てこよう!と張り切って開館時間の10時につくように森美術館へ向かったものの、「バスキア展」も長蛇の列。年間パスを持っているので、森美術館で開催されている「塩田千春展」はすぐにチケットに交換できるのですが、「バスキア展」は、「森アーツセンターギャラリー」で開催されているため、入場券が別に必要になります。そのあとの予定があったので、「バスキア展」は断念。そして、再挑戦したのが10月下旬の日曜日、9月21日から始まっている「バスキア展」も、もう折り返しに入っていた頃、でも、この日も長蛇の列。入場券を購入するまでに20分以上並びました。「土日は混んでいるということか」と、おとなしく列に並んでいると、そこから先は、もう、人、人、人。会場の中は軽い朝のラッシュなみの人。「バスキア展」の人気の高さが伺えます。 これが有名な123億円のあの、前澤社長が落札したのがこちら。 Yusaku Maezawa Collectionとあります。綺麗なブルーの背景に、黒く縁取られた骸骨は眼が白く、頭上にはスコアボードのようなマスがあり、骸骨は何かを叫んでいる、そんな印象の絵です。右側の白く塗られている箇所は、後から塗ったのか、その下に何があったのか、と考えてしまう、観ていても全然飽きない作品です。 そして、こちらは、「Plastic Sax」というタイトルで、アニエス・bのコレクション。「おりがみ」と平仮名が書かれています。顔が赤く塗られた人は、お酒に酔っている日本人?シチサン分け風な男性がカクテルを飲んでいるのも、1980年代のバブルに向かう日本を彷彿とさせるモチーフに見える。このブルーと黄色がとても綺麗で、ぱぁっと、周りが明るくなるような作品です。 立体的な作品もこちらは、「Self Portrait」というタイトルの作品。左側に自画像、右側には蝶番のついた木の板(ドアですね)に王冠をうめた作品。作品の右側にあるヘッドフォンのマークは、入り口で貸してもらえる音声ガイドで解説を聞くことができます。そして、下にある赤いまるで囲まれたカメラのマークは、写真撮影が許されている作品を意味します。今回の展示会には、約130点の作品があるという中で、写真撮影ができるのは10点あります。 この作品については、奥行きを感じるのも魅力です。 MADE IN JAPAN黒い背景に人物。左側は骸骨がヘッドフォンをしているように見えます。右側は日本画のような人物が、リモコンか携帯電話を耳に当てているように見えます。1982年とあるので、その当時ということだと、日本はまだ携帯電話は誕生していなかったですね。でも、ハイテクな日本に興味があったみたいです。 作品のなかには、「YEN」や「MADE IN JAPAN」など日本をイメージさせる文字が書かれているものも多くあり、バスキアは日本に魅力を感じていたのだろうと想像はつくものの、彼の目には、これからバブルに向かう日本は、どのように映っていたのでしょう? 展示の後半にあるこの作品は、小さい文字がびっしり書かれています。HEY!と呼びかけられているようにも思えるし、真ん中の三角形が富士山のようにも見えるし、コウモリが飛んでいて映画の「バットマン」を思わせたり、上の緑色に塗られているところは、下に何か書かれていたのだろうか。 描かれている人物は、世界を馬鹿にしていたり、嘲笑っていたり、悲しんでいたりするものが多く、寂しいイメージが多いのですが、今回展示されている作品の中で、わたしが一番好きだったのが、「Valentine」という作品です。ピンク色の背景にハート型に寄り添って見える2匹の猿が茶色で描かれていて、男の子の猿が女の子の猿に何かを食べさせているように見える作品です。写真はNGだったので、心に焼きつけるしかなかったのですが、とても愛を感じる作品でした。ピンクx茶色の組み合わせが、甘酸っぱいイチゴのチョコレートを彷彿とさせて、なんだか、とても可愛かったです。 そして、音声ガイドは女優の吉岡里帆さんで、抑えた感じのガイドが冷静で、パワーのある作品との対照もよかったです。 開催期間は11月17日(日)まで、興味のある方は、是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?これだけの数の作品を日本で見ることができるのは、とてもラッキー。六本木ヒルズのイルミネーションも始まっていているので、混雑するのは必至ですが、お天気も良さそうなので、良い週末を過ごすことができそうです。 バスキア展 MADE IN JAPAN
2019年11月15日今週末に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック!伊勢丹メンズ館にて4回目の開催となる「TOKYO MEN’S FES 」が開催中、塩田千春の大規模個展がついに閉幕、お菓⼦の空箱からアート作品を製作している空箱職⼈・はるきるの展覧会が開催etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け! FASHION◆伊勢丹メンズ「TOKYO MEN’S FES 」開催中。STUDIO SEVEN、NEIGHBORHOODなど希少アイテム販売(〜10/29)4回目を迎える「トーキョー メンズ フェス(TOKYO MEN’S FES)」が開催中。本年は「COMPLEX」をテーマに、最新の日本のクリエーションとクオリティーをベースとした、“ブランド×ブランド”や“ブランド×アーティスト”、“ブランド×プロダクト”など、一期一会の希少なコラボレーションを、伊勢丹新宿店メンズ館各階で展開している。>>詳しくはこちら◆3.1 フィリップ リムのポップアップが新宿伊勢丹で開催、ザ・ウールマーク・カンパニーとのコラボを展開(〜10/29)3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)のポップアップが開催。2019年秋コレクションで注目を浴びている、3.1 フィリップ リム×ザ・ウールマーク・カンパニー(The Woolmark Company)とのサステイナブルに配慮したモダンな女性へ向けたカプセルコレクション「Merino Series」がラインアップする。>>詳しくはこちら◆アディダスとカニエ・ウエストの「YEEZY BOOST 700」に新色グレーが登場!(10/26発売)アディダス(adidas)とカニエ・ウエスト(KANYE WEST)のコラボレーションコレクション「adidas + KANYE WEST」から、「YEEZY BOOST 700」のニューカラーモデル「YEEZY BOOST 700 TEAL BLUE」が発売。グレーをベースとした落ち着いたカラーリングとなっている。>>詳しくはこちらBEAUTY◆オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーのルーブル美術館コレクションが日本上陸、10月19日より発売(発売中)オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)とルーブル美術館のコラボレーション限定コレクションが日本に上陸。フランスの著名な調香師8名が、ルーブル美術館所蔵の代表的な作品にインスパイアされて創作した香りからなる5種類のアイテムがラインアップする。>>詳しくはこちらART◆六本木・森美術館で国際的に活躍するアーティスト塩田千春の最大規模の個展が開催(〜10/27)約4ヵ月に渡り開催されていた、塩田千春の20年の活動の全容に迫る、キャリア最大規模の個展「塩田千春展:魂がふるえる」がついに閉幕を迎える。大規模なインスタレーション6点を中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、20年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会となっている。>>詳しくはこちら塩田千春 《不確かな旅》 2016年 鉄枠、赤毛糸 展示風景:「不確かな旅」ブレイン|サザン(ベルリン)2016年 撮影: Christian Glaeser◆お菓子の空き箱からアート作品を製作する“はるきる”の展覧会が池袋パルコで開催(10/26 〜11/11)お菓⼦の空箱からアート作品を製作している空箱職⼈・はるきるの展覧会「お菓⼦の箱でつくる夢の世界展」が、池袋パルコ本館にあるパルコミュージアムにて開催される。各お菓⼦メーカーからも製作の依頼がくるなど、⼀つのアート作品として認知されている作品の数々は、SNSを中⼼に⼤きな話題を呼んでいる。>>詳しくはこちら
2019年10月25日台風19号の影響で10月12日(土)に開催予定だったライブおよびイベントの中止が発表されている。すでに13日(日)の休館・休止を発表している施設もあれば、明日の台風の推移を判断してから13日の有無を決める施設もある。これまでも雨天や荒天などでイベントや公演が中止になることはあったが、首都圏だけでこれだけの数の公演が中止になり、施設が休館するのは異例の事態。しかし、事前に休止や休館が発表されたことで、観客は安全を最優先に行動できそうだ。10月11日18時段階で中止を発表している首都圏の映画館、公演の一部を掲載する。■12日に休館を発表している映画館TOHOシネマズ、イオンシネマ、松竹マルチプレックスシアター、109シネマズ、ティ・ジョイ、ユナイテッドシネマ、シネマサンシャイン、HUMAXシネマズは各劇場公式ホームページに詳細を掲載中岩波ホールkinocinema立川高島屋S.C.館(13日の営業は未定)K’s cinemaシアター・イメージフォーラムシネスイッチ銀座シネマヴェーラ渋谷シネマート新宿新宿武蔵野館シネマカリテ池袋シネマ・ロサ(13日も休館)角川シネマ有楽町(13日も休館)シネクイント神保町シアター新文芸坐(13日は22:15開場のオールナイトから上映再開)ヒューマントラストシネマ有楽町ヒューマントラストシネマ渋谷テアトル新宿シネ・リーブル池袋キネカ大森新所沢レッツシネパーク丸の内TOEI渋谷TOEI下北沢tollywoodポレポレ東中野目黒シネマユーロスペースユジク阿佐ヶ谷早稲田松竹Bunkamuraル・シネマ鎌倉市川喜多映画記念館(13日も休館)国立映画アーカイブ(13日も休館)など■12日の公演を休止するステージスーパー歌舞伎II『新版オグリ』NODA・MAP第23回公演『Q』『渦が森団地の眠れない子たち』『組曲虐殺』『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』劇団スーパー・エキセントリック・シアター 『ピースフルタウンへようこそ』宝塚歌劇星組 『GOD OF STARS-食聖-』『Eclair Brillant(エクレール ブリアン)』宝塚歌劇雪組 『ハリウッド・ゴシップ』ABC座『ジャニーズ伝説2019』舞台芸術学院創立70周年記念特別公演『この道はいつか来た道』別冊「根本宗子」第7号『墓場、女子高生』シアターコクーン・オンレパートリー2019『オイディプス』劇団チョコレートケーキ『治天ノ君』など■12日の公演を休止する音楽&クラシック公演朝霧JAM幕張メッセ×bayfm 30th ANNIVERSARY SPECIAL THANKS PARTYテレビ朝日ドリームフェスティバル2019/幕張メッセ国際展示場9~11ホールBACKSTREET BOYS/さいたまスーパーアリーナジャミーラ・ウッズ/WWW X佐野元春&THE COYOTE BAND/CLUB CITTA辻仁成/オーチャードホールALI PROJECT/チームスマイル・豊洲PITTRUE NORTH FESTIVAL/新木場STUDIO COAST(14日にTSUTAYA O-EASTにて振替公演)全感覚祭/ヘビーデューティー秘密基地東京交響楽団定期演奏会/サントリーホールメトロポリス・クラシックス/東京芸術劇場など■12日に休館する展覧会ゴッホ展/上野の森美術館ハプスブルク展/国立西洋美術館(13日も休館)バスキア展/森アーツセンターギャラリー塩田千春展/森美術館コートールド美術館展/東京都美術館(13日も休館)カルティエ、時の結晶/国立新美術館(13日も休館)話しているのは誰? 現代美術に潜む文学/国立新美術館(13日も休館)ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展/Bunkamuraザ・ミュージアム没後90年記念岸田劉生展/東京ステーションギャラリーなど※上記のほかにも休止・公演中止/延期、休館があります。安全を最優先に事前に公式サイトで最新情報をご確認ください。※13日(日)は通常よりも遅れて営業を開始する劇場や施設が多くあります。あらかじめ公式サイトで最新情報をご確認ください。
2019年10月11日6月から始まっていた「塩田千春展」、気になっていて、行きたいなと思いつつ、行けていなかったのですが、仕事も早く終わり、お天気も良かったので、意を決して六本木まで行ってまいりました。10月まで開催しているので、まだ、間に合います。 SNSなどで見かける塩田千春展の写真は、人それぞれ、感じ方の違いが見えるのも興味深く、「わたしは、どう感じるのかな?」というわくわくした気持ちで森美術館に向かいました。平日の夜なのに、なんと、20分待ち。外国人の姿も多く、とても賑わっていました。 無事、入場できたのは、19時半近く。美術展は火曜日を除き、22時まで開館しているのですが、夜の森美術館に来たからには、是非に楽しみたいのは、六本木ヒルズ展望台東京シティビューから見る東京の夜景。そして、お天気が良かったら、もちろんスカイデッキにも行きたい。ちょっと駆け足ですが、まず、20時にクローズとなるスカイデッキへ向かいました。 息を飲む美しさ。東京の街は、キラキラしていて、宝石箱のようです。スカイデッキへ行く時は、カメラとスマートフォンのみ携帯を許されるので、荷物はロッカーに預けます。100円が必要なので、小銭の準備もお忘れなく。(100円は後で返ってきます。)スカイデッキを一周して、いざ、塩田千春展へ。 53 階の展示場へ上るエスカレーターの頭上から、すでに展示が始まっています。危険なので、エスカレーターに乗っているときは、写真は撮らないでくださいね。作家名/作品名:塩田千春《どこへ向かって》エスカレーターで上りながら、なんとなく、タイトルにある「魂がふるえる」に影響を受けているのか、わたしは何を感じるのだろう、わたしの気持ちはどこへ向かうのだろう、とぼんやりと考えていて、この作品名となんとなくシンクロしているようでした。 まず、ポスターなどで目にしている、こちらの作品。 作家名/作品名:塩田千春《不確かな旅》 圧倒的な赤い糸の世界。船から赤い糸が発生していて、絡まって、繋がって、見る人を覆っています。赤い糸が毛細血管のように思えて、わたしは体内を旅するような気持ちになりました。 展示は、このようなインスタレーションから絵画、動画、パフォーマンスの映像などもあります。 続いて、こちらは、黒い糸が張り巡らされたインスタレーションです。焼けた椅子、ピアノが黒い糸に絡まっていて、絶望的な中にも、光がある、そんな感じを受けました。写真で見ると、雪が降っているようにも見えます。 作家名/作品名:塩田千春《静けさの中で》 そして、ほっと、心が明るくなった作品がこちらの絵画。ここまで来る途中に、少しショックな作品もあったので、水性クレヨンと水性インクで描かれていてるこの作品に、孤独な中にある、暖かさと優しさを感じました。作家名/作品名:塩田千春左から《赤いドレス》《赤い鏡》《赤いテーブル》《赤い浴槽》 そして、鞄が赤い糸で吊るされているインスタレーション。1枚目が入り口から見たところ、そして、2枚目は出口から見たところです。壁や床に映る影の具合がとても素敵で、出口のところでも、じっくり味わいたい作品でした。入り口から見たところ出口から見たところ作家名/作品名;塩田千春《集積―目的地を求めて》 展示を見終わって、わたしは、暖かい気持ちになったのですが、作品はとても強く、メッセージもあって、1度ではわかならいな、と思い、帰りに年間パスポートを買ってしまいました。しかも、塩田千春展限定デザイン。今回、はじめての夜の森美術館だったのですが、仕事でストレスが溜まってしまったり、気分転換したい、心に栄養が欲しい、という時に、1人で夜の森美術館というのは、いい寄り道になりそうです。20時までなら、スカイデッキから東京の夜景も楽しめるし。 展示を見て、芸術心がちょっと動かされたので、スカイデッキから見た東京タワー、モノクロームで撮ってみました。 塩田千春展:魂がふるえるこの写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。
2019年09月10日アートといえば、春と秋のイメージですが、夏も注目の美術展が多数開催されています。東京だけでなく、休日にちょっと足を伸ばして見に行きたい展覧会もご紹介。見逃せない話題のアート展を厳選してお届けします。<東京>閉幕間近!クリスチャン・ボルタンスキーの回顧展《ミステリオス》(展示風景)2017 / ビデオプロジェクション(HD、約12時間)、3面のスクリーン / 作家蔵 © Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, Courtesy Power Station of Art, Shanghai, Photo by Jiang Wenyiフランス現代美術を牽引するクリスチャン・ボルタンスキーの回顧展「クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime」が、東京の国立新美術館で9月2日まで開催中。ボルタンスキーは、1960年代後半から短編映画を発表、1980年代に入ると、光を用いたインスタレーションで宗教的なテーマに取り組み、国際的な評価を獲得。その後も歴史や記憶、人間の存在の痕跡といったものをテーマに据え、世界中で作品を発表。今回は、初期作品から最新作までを時代順に紹介するのではなく、個々の作品を組み合わせ、一つの大きなインスタレーションとして構成される。詳しくはこちら。また、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京でもボルタンスキー個展「アニミタスⅡ」が開催中。六本木と表参道でボルタンスキーの世界を堪能できる。詳しくはこちら。クリスチャン・ボルタンスキー ―Lifetime会期:6月12日~9月2日会場:国立新美術館 企画展示室2ECHRISTIAN BOLTANSKI - ANIMITAS II会期:6月13日〜11月17日会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京巨大インスタレーションが異例の人気!塩田千春展は見逃せない塩田千春 《不確かな旅》 2016年 鉄枠、赤毛糸 展示風景:「不確かな旅」ブレイン|サザン(ベルリン)2016年 撮影: Christian Glaeser国際的な活躍が目覚ましい日本人アーティスト、塩田千春の20年の活動の全容に迫る、最大規模の個展「塩田千春展:魂がふるえる」が、東京・六本木の森美術館にて10月27日まで開催中。会場に糸を張り巡らせるなど、没入型のインスタレーションで知られる塩田千春。大規模なインスタレーション6点を中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、20年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会となる。詳しくはこちら。会期:2019年6月20日~10月27日会場:森美術館ジュリアン・オピーの単純化された世界観も必見Julian Opie. Telephone. 2018. Patinated bronze with stone base. Largeイギリスを代表するアーティスト、ジュリアン・オピー(Julian Opie)の日本の美術館では11年ぶりとなる大型個展が、9月23日まで東京オペラシティ アートギャラリーにて開催中。点と線という最小限の視覚言語によって、生き生きとした人物像や風景を表現する作風で知られているジュリアン・オピーは、現代美術を語るうえで欠かせない重要なアーティスト。今回の個展は、自選による絵画、彫刻、映像など、本展で初めて公開される新作を中心に構成。BGMのように聴こえてくる会場内の音楽も、オピーの作品の一部となっている。詳しくはこちら。会期:7月10日〜9月23日会場:東京オペラシティ アートギャラリー佐藤卓ディレクションの「虫展」隈研吾らが参加隈研吾建築都市設計事務所+江尻憲泰 新作イメージ東京・六本木ヒルズにある21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2では、企画展「虫展 −デザインのお手本−」が11月4日まで開催中。知れば知るほど不思議な虫たちを「デザインのお手本」にする試み。展覧会ディレクターにグラフィックデザイナーの佐藤卓、企画監修には虫好きとしても知られる解剖学者の養老孟司。小さな身体を支える骨格を人工物に当てはめてみたり、翅(はね)を上手にしまう仕組みをロボットに応用してみたり。デザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示する。詳しくはこちら。会期:7月19日〜11月4日会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2<神奈川・静岡>彫刻の森美術館のピカソ館がリニューアルオープンピカソ館内観©2019 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN)箱根にある彫刻の森美術館が、開館50周年を記念してピカソ館を全面リニューアル。2021年3月頃まで、テーマ展示「ピカソの挑戦〜かたちの変貌〜」を開催している。ピカソ館は、20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソの作品を専門に紹介するために1984年に開館。以来、陶芸を中心とした319点のピカソ・コレクションを順次公開している。開館から35年を経て、初めてのリニューアルとなる今回は内装と設備を一新。内装は床、壁、天井をすべて変え、自然豊かな箱根にあうようにナチュラルで明るいイメージにとなった。箱根観光の新たな見所になりそう。詳しくはこちら。会期:7月27日~2021年3月(予定)会場:彫刻の森美術館 ピカソ館クレマチスの丘でミッフィーに会う2つの美術館でディック・ブルーナの展覧会開催静岡県長泉町のクレマチスの丘では、ディック・ブルーナ(Dick Bruna)の2つの展覧会を9月29日まで開催。ベルナール・ビュフェ美術館では、「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を、ヴァンジ彫刻庭園美術館では「ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展」が行われている。ベルナール・ビュッフェ美術館は、1997年に出版された『うさこちゃん びじゅつかんへいく』の絵本の内容にそって、ミッフィーと一緒にビュフェの作品を見ていく内容の企画展。2つの企画展を合わせて鑑賞することで、ディック・ブルーナの表現をより深く知ることができるとともに、作品や身近な自然を、新たな視点で楽しむことができる。詳しくはこちら。会期:4月20日〜9月29日会場:ベルナール・ビュフェ美術館/ヴァンジ彫刻庭園美術館<京都>ルイ・ヴィトン、コム デ ギャルソンからユニクロまで京都国立近代美術館でドレス・コードを紐解く展示ジェフ・クーンズ×LOUIS VUITTON 2017年京都服飾文化研究財団所蔵、畠山崇撮影京都国立近代美術館では、「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展が、10月14日まで開催されている。18世紀の男女の宮廷服や20世紀初頭の紳士服など歴史的な衣装類から現代の衣服まで、京都服飾文化研究財団(KCI)が収蔵する衣装コレクションから精選した約90点を中心に紹介。シャネル(CHANEL)、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)、ディオール(DIOR)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)など、多数のブランドの作品が一堂に会する貴重な機会。詳しくはこちら。会期:8月9日~10月14日会場:京都国立近代美術館
2019年08月15日夏真っ盛りのこの時期。野外シネマや涼を体感できるデジタルアートな庭園、街全体を舞台にした芸術祭など、開放的に楽しめるアートイベントが目白押し!2019年夏、野外で開催されるアートイベント情報をまとめてご紹介します。<東京>恵比寿ガーデンプレイスで夜景を背景に映画鑑賞!野外シネマ「PICNIC CINEMA」恵比寿ガーデンプレイスで、夜景を背景に上映される作品をくつろぎながら鑑賞する野外シネマ。ウェス・アンダーソン監督の最高傑作『グランド・ブダペスト・ホテル』の他、『gifted/ギフテッド』や『オズの魔法使』など15作品を、7月26日から8月25日までの毎週金曜、土曜、日曜の19時半より上映する。詳しくはこちら開催日:7月26日~8月25日の毎週金曜、土曜、日曜開催場所:恵比寿ガーデンプレイス センター広場東京ミッドタウンにデジタルアートの庭園が出現?「水と生きる SUNTORY 光と霧のデジタルアート庭園」東京・六本木にある東京ミッドタウンの芝生公園に、日本の夏の涼を“体感”できる巨大な縁側に囲まれた庭園が登場。夜は、霞(ミスト)に包まれた幻想的なムードに一変し、デジタルアートによる砂紋(さもん)や花火をイメージした色とりどりの光の演出を堪能できる。詳しくはこちら開催日:7月12日~8月25日開催場所:東京ミッドタウン 芝生広場 <宮城>石巻の自然の中で、アート・音楽・食を楽しむ!「リボーンアート・フェスティバル 2019」レストラン「Reborn-Art Dining」(2017年)音楽プロデューサー小林武史が実行委員長を務め、宮城県石巻・牡鹿地区を中心に開催される芸術祭「リボーンアート・フェスティバル 2019」。現代アーティストたちによるキュレーションによって各エリアが豊かな⾃然とともに彩られ、音楽イベントやここでしか味わえない食も楽しむことができる。詳しくはこちら開催日:8月3日~9月29日※網地島エリアは8月20日~開催場所:牡鹿半島、網地島、石巻市街地、松島湾<愛知>日本最大規模の国際芸術祭で最先端アートに触れる「あいちトリエンナーレ2019」アイシェ・エルクメン《On Water》 2017 / Photo: Roman Mensing/Münster愛知県名古屋市、豊田市を主な会場とした日本最大規模の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」。4回目となる今回は、“情の時代 Taming Y/Our Passion”をテーマに、国内外から90組以上のアーティストが集結。国際現代美術展の他、映像プログラム、パフォーミングアーツ、音楽プログラムなど、様々な表現を横断する最先端のアートを紹介していく。 詳しくはこちら開催日:8月1日〜10月14日主な会場:愛知芸術文化センター 名古屋市美術館、名古屋市内のまちなか(四間道・円頓寺)、豊田市(豊田市美術館及び豊田市駅周辺)<瀬戸内海>瀬戸内海の島々を舞台にした3年に1度の芸術祭「瀬戸内国際芸術祭 2019」草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地 / Photo:Daisuke Aochi瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭 2019」。注目は、建築家の田根剛と、2010年から参加する現代アーティスト・塩田千春のコラボレーション。この他にも、「島の『食』 × アーティスト」や芝居、舞踏といったイベント・パフォーマンスも多く企画されている。詳しくはこちら開催日:7月19日〜8月25日※春(ふれあう春)4月26日〜5月26日、夏(あつまる夏)7月19日〜8月25日、秋(ひろがる秋)9月28日〜11月4日の3期構成開催場所:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺
2019年08月14日六本木ヒルズ展望台 東京シティビューでは、2019年7月13日(土)から8月25日(日)の期間、六本木ヒルズ森タワー屋上「スカイデッキ」の営業時間を通常20:00までのところ、22:00まで延長。その間、夏にちなんだ様々なイベントが順次開催される。「スカイデッキ」から夏の夜空を楽しむ関東随一の高さの屋上展望台「スカイデッキ」では、誰でも参加可能な天文イベント「六本木天文クラブ」が一年を通して開催されている。2019年7月からは、この時期ならではの限定イベントが続々と登場。天文学の専門家の解説付きの「土星観望会」をはじめ、“星のソムリエ”泉水朋寛による天文セミナー、東京タワーの方から昇る“月の出”を鑑賞する「月の出を見る会」など、夏の夜空を楽しめる企画が盛り沢山となっている。上から“見下ろせる”花火鑑賞また8月10日(土)には、神宮外苑花火大会の開催にちなんで、「スカイデッキ」の特別営業を実施。打上花火を“上から見下ろす”ことができる貴重な体験を楽しむことが出来る。なお参加希望者は事前申し込みが必須。先着順で定員250名となっている。浴衣&甚平で入場料無料に!なおスカイデッキでは、夏の延長営業期間中、浴衣もしくは甚平を着用した入館者限定で、入場料が無料になるキャンペーンを実施。オープンウェアの心地良い風を受けながら、夏の夜を楽しんでみてはいかがだろう。東京シティビュー屋内でも限定イベント&メニューが登場そのほか東京シティビュー屋内でも、期間限定の様々な企画が登場。ピクサー・アニメーション・スタジオの作品を生みだす技法と科学に迫る展覧会「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイ エンス」をはじめ、旬の桃などを使用した夏限定アフタヌーンティーメニューを楽しむことができる。【詳細】六本木ヒルズ展望台 夏のイベント場所:六本木ヒルズ展望台住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階/屋上スカイデッキ営業時間:スカイデッキ 11:00~22:00(最終入場21:30)※7月13日(土)~8月25日(日)限定。通常は20:00まで※スカイデッキは強風、雨天、高温時、雷雲接近などでクローズする場合有り料金(東京シティビュー):一般 1,800円、高校・大学生 1,200円、4歳~中学生 600円、シニア(65歳以上) 1,500円、スカイデッキ追加券 500円(4歳~中学生300円)■「土星衝観望会」日時:7月10日(水) 20:00~22:00場所:東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)料金:無料(東京シティビュー/スカイデッキへの入場券が必要)定員:なし参加方法:時間内に「スカイデッキ」へ来場。※雨天・曇天時は中止。■「月の出を見る会」<初開催>日時:7月20日(土) 20:00~22:00場所:東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)料金:無料(東京シティビュー/スカイデッキへの入場券が必要)定員:なし参加方法:時間内に「スカイデッキ」へ来場。※雨天・曇天時は中止。■花火大会開催に伴う特別営業8月10日(土)18:00~20:45(打ち上げ時間は 19:30~20:30予定)順延日:8月11日(日)鑑賞エリア:東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)料金:一般 2,300円、シニア 2,000円、高校/大学生 1,700円、4歳~中学生 900円定員:250名(先着順)参加方法:事前申し込み制申込期間:7月5日(金)12:00~※定員に達し次第終了。詳細・申込み:※「浴衣 DE 無料!スカイデッキ」適用外。年間パスポート、各種会員特典、割引券、招待券の利用不可。上記料金が必要。※本料金で屋内展望台にて開催中の「PIXAR のひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」、53階森美術館にて開催中の「塩田千春展:魂 がふるえる」にも入館可能■浴衣 DE 無料!スカイデッキ期間:7月13日(土)~8月25日(日)※除外日有。内容:浴衣着用の来場者(甚平等も可)はスカイデッキ入場料(一般500円、子供300円)が無料。※ただし、展望台入館料(一般1,800円)が必要。※強風、雨天、荒天時はクローズ。
2019年07月06日今週末に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック!カレー専門店「カレーストックトーキョー」が1日限定でオープン、阪急うめだでマルニマーケット開催、塩田千春の20年の活動の全容に迫る大規模個展etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け! ◆全国のカレー好きに伝えたいカレーストックトーキョーの楽しみ方:2019年版(6/21)スープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)が、1日限りのカレー専門店「カレーストックトーキョー(Curry Stock Tokyo)」に大変身。今年は、新作カレー2種類が登場。◆台湾スイーツカフェ「台湾甜商店」の旗艦店が表参道にオープン! 店舗限定タピオカスムージーも販売(6/21〜)作りたて生タピオカが味わえることで人気の台湾スイーツカフェ「台湾甜商店(タイワンテンショウテン)」の旗艦店が、東京・表参道にオープン! ◆メゾン マルジェラのポップアップストアが阪急うめだ本店にオープン(〜6/30)阪急うめだ本店にオープン中のポップアップストアでは、「ジェンダー・ノンコンフォーミスト」をテーマに、ウエアとアクセサリーを展開。◆“月”にインスパイアされたマルニ マーケットが阪急うめだで開催! 限定カラーの人気バッグも(〜6/25)“月”にインスパイアされた驚きに満ちた空間には、人気の「ピクニックバッグミニ」をはじめ、さまざまな種類のバッグやインテリアアイテムがラインアップする。◆六本木・森美術館で国際的に活躍するアーティスト塩田千春の最大規模の個展が開催(〜10/27)日本人アーティスト、塩田千春の20年の活動の全容に迫り、インスタレーション6点を中心に、立体作品、パフォーマンス映像などを展示。活動を網羅的に体験できる。塩田千春 《不確かな旅》 2016年 鉄枠、赤毛糸展示風景:「不確かな旅」ブレイン|サザン(ベルリン)2016年撮影: Christian Glaeser◆マリメッコのデザイナー石本藤雄の大規模展が開催。マリメッコ表参道店でイベントも(〜7/7)マリメッコ(Marimekko)のデザイナーとして活躍してきた石本藤雄が手掛けた作品にフォーカスしたイベントを、マリメッコ表参道店にて開催中。
2019年06月21日6月11日、歌手の松山千春(63)が急性喉頭炎の悪化によりグランドキューブ大阪メインホール(大阪府)で予定していたコンサートを中止。所属レコード会社がその旨を発表したことを複数メディアが報じている。前日10日の大阪公演は無事終えた松山だが、その後に悪化の症状がみられ、プロダクションおよび主催者の判断で11日の公演中止を決めたようだ。また松山は、6日にも急性喉頭炎の発症により、いわき芸術文化交流館(福島県)での公演を中止していたという。これを受け、ファンからは「初めてチケット取ったのに。残念」「楽しみにしていたのだけど、こればっかりは仕方ない」と公演中止を残念がる声が上がるいっぽう、「1日も早い回復を祈っています」「本当に心配…」「ゆっくり治して戻ってきてください」と松山の体を心配し回復を願う温かい声も多数集まった。「松山千春コンサートツアー2019」は6月17、18日の名古屋国際会議場(愛知県)と6月26、27日の札幌市民ホール(北海道)での4公演を残している。
2019年06月11日ついにスタートした10連休の長いお休み。展覧会やギャラリーを巡って、アートにどっぷり浸かって感性に磨きをかける過ごし方もおすすめ。国際的なアート展や話題の展示など、開催中の様々なアートスポットから、ゴールデンウィークに楽しめる情報をピックアップしてご紹介!国際的なアート展◆3年に1度の瀬戸内国際芸術祭、2019年春に開催! 田根剛×塩田千春の作品やレアンドロ・エルリッヒのコインランドリーなど(4/26〜5/26、7/19〜8/25、9/28〜11/4)妹島和世+西沢立衛 / SANAA 「海の駅『なおしま』」◆「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019」、京都の歴史的建造物にフォトグラファーの新作を展示(〜5/12)ヴェロニカ・ゲンシツカ《Untitled #1》from the Traces series, 2015–2017. Courtesy of the artist and Jednostka gallery話題の展示をチェック◆奇抜な作品で知られるトム・サックスが茶道をテーマにした企画展を東京オペラシティで開催(〜6/23)◆クリムトやシーレ、ウィーン世紀末美術を紐解く待望の展覧会が東京&大阪で開催(東京:〜8/5、大阪:8/27〜12/8)メゾンのギャラリーも見逃せない◆銀座メゾンエルメスでアーティスト湊茉莉の日本初個展、鮮やかな色彩で描かれる移ろいゆく時間と文明の痕跡(〜6/23)Utsuwa * The preparatory study of the facade painting | 2018 | © Baptiste François◆エスパス ルイ・ヴィトン東京で今は亡きアーティスト、ヘスス・ラファエル・ソトのインスタレーション展示(〜5/12)アニメやキャラクターの展示も要チェック◆ジブリの“言葉”に焦点を当てた「鈴木敏夫とジブリ展」が神田明神にて開催(〜5/12)◆ムーミンの原画やスケッチなど約500点を展示する「ムーミン展」が六本木で開催(〜6/16)
2019年04月28日今週末に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック!国内初となる「スターバックス リザーブ® ロースタリー」がオープン、横浜赤レンガ倉庫で日本最大級のパン祭りが開催、ギンザ シックスに塩田千春の新作インスタレーションが出現etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け! ーー今週のお出かけ情報の詳しい内容はこちらからーー
2019年03月01日銀座エリア最大の商業施設、ギンザ シックス(GINZA SIX)では、施設中央に位置する吹き抜け空間に、アーティスト・塩田千春による新作インスタレーション「6つの船」を2月27日から10月31日まで展示する。同館の開業以来、3作品ぶりの日本人アーティスト起用となる新作アートを手掛けるのは、ベルリンを拠点として国際的に活躍し、今年6月から森美術館で過去最大規模の個展開催が控えているアーティスト・塩田千春。「6つの船」をテーマに、鉄枠、フェルト、ロープの素材で作られた全長5メートルの6隻の船が中央吹き抜け空間を飾る。これまでも塩田の作品にはしばしば船がモチーフとして用いられてきた。船は人や物だけでなく、時間をも運びながらいずれかの方向に前進するものであり、「存在とは何か。生きているとはどういう意味なのか。私たちは何を求めて、どこへ向かおうとしているのか」を追求してきた塩田の問いに共鳴している。今回の新作では、戦後多くの困難を乗り越えて復興を遂げてきた銀座の「記憶の海」を6隻の船が出航し、前進する様子を表現。6隻の船は異なる高さや向きで配置されているため、同館の各フロアから見え隠れする船を眺めながら、ふと異次元を訪れるような想像の旅を楽しめる。同館の象徴とも言える中央吹き抜け空間では、これまでに草間彌生、ダニエル・ビュレン(Daniel Buren)、ニコラ・ビュフ(Nicolas Buffe)といった世界で活躍するアーティストの作品を展示し、クリエイティブなエネルギーと驚きの要素に満ちた、感性を刺激するアートプログラムを展開してきた。同作品では草間彌生、ダニエル・ビュレンの作品に続いて森美術館が監修を務め、館内各所にも国内外で活躍する注目アーティストの作品を常設展示している。銀座および東京の文化発信拠点として、身近にアートと触れ合える機会を創出し、より豊かな生活を提案する同館の取り組みに注目したい。
2019年01月23日Suicaのキャラクターの作者としておなじみの、絵本作家・イラストレーターの坂崎千春と伊勢丹新宿店にあるTOKYO 解放区がコラボレーションし、ポップアップイベント「迎春です。〜坂崎千春×TOKYO 解放区〜」を12月26日から31日まで伊勢丹新宿本店2階=センターパーク/TOKYO 解放区にて開催する。迎春セット・松(5万4,000円)「ペンギンと一緒に過ごすお正月」をテーマにした本イベントでは、イヤープレートや、しめ縄、お重箱、鏡開きセット(迎春セット)、九谷焼など、お正月を華やかに彩るアイテムをはじめ、ボーダーシャツ、ポロシャツ、スーツケースといったアイテムが販売される。西光亭とのコラボクッキーまた、西光亭とのコラボクッキーや、今治タオルハンカチ(刺繍)などといった、年末年始のご挨拶やギフトにもぴったりなアイテムも登場。会場では上記アイテムのほかに、今回のために描き下ろした原画や九谷焼作品などの一点物の作品や、新作版画も展示販売される。イベントに向けてTwitterの公式アカウント()も開設され、販売アイテムなどのイベントに関する詳細をチェックできる。
2018年12月20日国際的な活躍が目覚ましい日本人アーティスト、塩田千春の20年の活動の全容に迫る、キャリア最大規模の個展「塩田千春展:魂がふるえる」が、東京・六本木の森美術館にて2019年6月20日から10月27日まで開催される。塩田千春 《不確かな旅》 2016年 鉄枠、赤毛糸展示風景:「不確かな旅」ブレイン|サザン(ベルリン)2016年撮影: Christian Glaeserベルリンを拠点にグローバルな活躍をする塩田千春は、記憶、不安、夢、沈黙など、かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られている。しばしば個人的な体験を出発点にしながらも、その作品はアイデンティティ、境界、存在といった普遍的な概念を問うことで世界の幅広い人々を惹きつけてきた。なかでも黒や赤の糸を空間全体に張り巡らせた圧倒的なインスタレーションは、彼女の代表的なシリーズとなっている。塩田の過去最大規模の個展となる同展は、大規模なインスタレーション6点を中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、20年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会となる。副題の「魂がふるえる」には、言葉にならない感情によって震えている心の動きを、他者にも伝えたいという作家の思いが込められている。「不在のなかの存在感」を一貫して追究してきた塩田の集大成となる同展を通して、生きることの意味や人生の旅路、魂の機微を実感できるだろう。【展覧会情報】塩田千春展:魂がふるえる会期:2019年6月20日~10月27日会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階時間:10:00〜22:00(火曜日は17:00まで)※入館は閉館時間の30分前まで料金:一般1,800円 高校・大学生1,200円 子供(4歳〜中学生)600円 シニア(65歳以上)1,500円
2018年12月17日瀬戸内海の島々を舞台に、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭 2019」が、2019年4月26日から5月26日、7月19日から8月25日、9月28日から11月4日の総計107日間に渡り開催される。本年11月7日にはその企画概要が発表された。第1回の開催当初から掲げてきた目的である「海の復権」をテーマに、次回で4度目の開催を迎える瀬戸内国際芸術祭。有史以来、瀬戸内海の島々には、様々な人々が行き交い、常に新しい文化や様式を伝えてきた。しかしながら近年は、人口減少や高齢化など地域の活力低下により島の固有性は失われつつある。そんな状況にあるなかでも、瀬戸内の美しい景観と自然の恵みは在り続けてている。かつて、この美しい自然と人々が交錯してきたように、活力を取り戻したこの瀬戸内の島々と瀬戸内海が地球上のすべての地域の“希望”となることを目指している。Photo:Osamu Nakamura会期は、前回に引き続き春・夏・秋の3期で構成される。春期が2019年4月26日から5月26日まで、夏期が7月19日から8月25日まで、秋期が9月28日から11月4日までの総計107日間。直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺を会場に行われる。草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地 / Photo:Daisuke Aochi注目されるのが、建築家の田根剛と、2010年から参加をする現代アーティストの塩田千春のコラボレーション。現在、豊島にある木製のトンネル状の塩田の作品「遠い記憶」が撤去され、そこへ新たに田根剛との作品が生み出される。女木島では、レアンドロ・エルリッヒ(Leandro Erlich)や宮永愛子、KOURYOUなどが参加する「小さなお店プロジェクト(仮称)」を計画。2010年にこの島で「不在の存在」を制作したエルリッヒは、コインランドリーの開店を予定するなど島民にとって便利で、他所からの来訪者にとってはユニークなスポットとなるような“小さなお店”の作品が集結する。宮永愛子は、瀬戸内国際芸術祭の会期中に高松市美術館で企画展の開催を予定している。そのほかにも重点プロジェクトとして、瀬戸内の特産品や農水産物等に焦点を当てた「瀬戸内の資源 × アーティスト」、アジアの国々のアーティストと瀬戸内の島々が連携するプロジェクト「アジアの各地域 × 瀬戸内の島々」、瀬戸内の島々に残る伝統的な食をアーティストが掘り起こしアップデートする「島の『食』 × アーティスト」を実施。また、芝居や舞踏といったイベント・パフォーマンスも多く企画されている。オランダのアーティスト、クリスティアン・バスティアンス(Christiaan Bastiaans)が、大島のハンセン病をテーマにした「貴重な荷物」をインスタレーション化するとともに、世界的大女優リブ・ウルマン(Liv Ullmann)や笈田ヨシ、大野慶人、石橋静河が出演する公演が大島、高松港周辺で行われる予定。淀川テクニック「宇野のチヌ」 / Photo:Osamu Nakamura【イベント情報】瀬戸内国際芸術祭 2019会期:春(ふれあう春)2019年4月26日〜5月26日、夏(あつまる夏)7月19日〜8月25日、秋(ひろがる秋)9月28日〜11月4日会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺料金:3シーズンパスポート 4,800円(前売り特別価格 3,800円)※16歳〜18歳は身分証の提示により3,000円(当日現地販売のみ)、前売り期間は2018年11月8日~2019年4月25日会期限定パスポート(春用・夏用・秋用)各4,000円※各16歳〜18歳は身分証の提示により2,500円(当日現地販売のみ)。春用は2019年4月26日から、夏・秋用は直前の会期の終了後に販売を開始。
2018年11月30日月曜日から金曜日の午後6時より放送中のネットラジオ『A&G ARTIST ZONE THE CATCH』。10月より木曜日のパーソナリティに、声優の沢城千春が決定した。アニメ『Caligula -カリギュラ-』、『中間管理録トネガワ』など人気作品に出演している沢城。実は大の音楽好きで、自身でバンドを組んで活動しているほど。番組はギターを片手に音楽と向き合う1時間の生放送。番組では「沢城千春に聞きたいこと」、「沢城千春に番組でやって欲しいこと」、「応援メッセージ」、「ふつおた」などメールを募集中。■『A&G ARTIST ZONE THE CATCH 沢城千春のTHE CATCH』日時:2018年10月4日(木)スタート毎週木曜日18時~19時レギュラー生放送媒体:超!A&G+動画配信出演:沢城千春
2018年09月26日企画展「塩田千春展:魂がふるえる」が、森美術館にて開催される。会期は、2019年6月20日(木)から10月27日(日)まで。ベルリンを拠点にグローバルに活躍する塩田千春の世界ベルリンを拠点にグローバルに活躍するアーティスト、塩田千春。彼女は、記憶や不安、夢や沈黙など、とても繊細でパーソナルな世界をインスタレーションやパフォーマンスの形で表現している。中でも、黒や赤の糸を空間全体にびっしりと張り巡らせた彼女の代表的な作品シリーズは、まるで何本もの細い糸が生命力を持ったように空間を独特な緊張感で満たし、思わず息を呑んでしまう。焼けたピアノや椅子、糸などを使った作品は、見つめれば見つめるほどに、様々な感情が沸き起こってくる。本展は、塩田の過去最大規模の個展だ。大規模なインスタレーション6点を中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、20年にわたる活動を網羅的に体験できる。言葉以上に観る者の言葉を揺さぶり、日常を見つめ直すヒントを与えてくれる彼女の作品の世界を体感してみては。どこへ向かって美術館の入り口で観客を出迎えるのは、塩田の作品に度々登場する舟をモチーフにした作品「どこへ向かって」。まるで大海に浮かぶ小舟のように高さ11メートルの天井から吊るされた約100艘の舟が、先の見えない未来や人生苗度を連想させる。不確かな旅最初のインスタレーション「不確かな旅」では、フレームだけの舟と真っ赤な糸が張り巡らされた空間が広がる。赤い色は、血液や赤い糸など、人と人とのつながりを考えることもできると語る塩田。本作品は、不確かな旅の先にある多くの出会いを示唆しているかのようだ。集積―目的地を求めて展覧会のラストを飾るのは、約400個のスーツケースが振動し続ける作品「集積―目的地を求めて」。制作のきっかけは、ベルリンで見つけたスーツケースの中に入っていた過去の新聞。スーツケースは、見知らぬ人の記憶や移住、難民として定住先を求める旅など、人々の人生そのものを示しているようにも感じられる。ギンザ シックスでもインスタレーション展示塩田千春の作品は、2月より一足先にギンザ シックスでも展開される。展示されるのは、「6つの船」をテーマにした新作インスタレーション。鉄枠、フェルト、ロープの素材で作られた全長5メートルの6隻の船が、空間全体に張り巡らせた無数の白い糸によって吊り下げられている。戦後多くの困難を乗り越えて復興を遂げてきた銀座の「記憶の海」を6隻の船が出航し、前進する様子を表現した作品だ。【詳細】塩田千春展:魂がふるえる会期:2019年6月20日(木)〜10月27日(日) ※会期中無休会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:30)※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)料金:一般 1,800円、学生(高校・大学生) 1,200円、子供(4歳~中学生) 600円、シニア(65歳以上) 1,500円問い合わせ先(ハローダイヤル):03-5777-8600■ギンザ シックス インスタレーション展示展示期間:2019年2月27日(水)~10月31日(木)予定展示場所: ギンザ シックス 中央吹き抜け
2018年09月10日「水と土の芸術祭2018」が、2018年10月8日(月・祝)まで、新潟の万代島多目的広場ほか市内全18会場にて開催される。「水と土の芸術祭2018」では、信濃川、阿賀野川の両大河、日本最大級の砂丘列、潟湖に恵まれ、日本最大級の穀倉地帯である新潟の“水”や“土”をフィーチャー。国内外で活躍するアーティストを迎え、アート作品を新潟市内の様々な場所に展示する。今回のアートプロジェクトでは、地・水・火・風を指す「四元素」をテーマに、生命感あふれる表現や人間がいかに暮らしてきたかの歴史などを表現した作品が集結。メイン会場となる万代島多目的広場には、森北伸、ナウィン・ラワンチャイクン、大西康明、松井紫朗、伊藤公象、塩田千春、遠藤利克、岩崎貴宏らによる大規模な作品が展示される。また、サテライト会場である「ゆいぽーと」近くに位置するNSG美術館では、「対岸を想う」をテーマに中国、韓国、ロシア、日本の作家5名が海の波や水景を表現した作品を展示。作家ごとに異なる、様々な海の表現を一度にみることができる。会期中は、作品展示の他、ワークショップやアーティストトークなどのイベント、市民が主体となって開催するプロジェクトなども登場。新潟という土地に根差した、様々なコンテンツを楽しめる。【詳細】水と土の芸術祭2018会期:2018年7月14日(土)~10月8日(月・祝)休館日:毎週水曜(8月15日を除く)※メイン会場・サテライト会場※その他会場により休館日が異なる。会場:万代島多目的広場(メイン会場)、ゆいぽーと(サテライト会場)ほか市内全18会場観覧料:〈パスポート〉一般 1,500円、学生・65歳以上(利用日時点) 1,000円※中学生以下無料。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれか持参者及びその介助者1名は無料。〈単館チケット〉・大かま 万代島多目的広場(屋内) 一般 1,000円、学生・65歳以上 700円・NSG美術館 一般 700円、学生・65歳以上 500円・天寿園(屋内会場) 一般 300円、学生・65歳以上 200円
2018年08月04日絵本作家・坂崎千春の個展「ペンギン百態Ⅲ 色とりどり」が、2018年5月14日(月)から22日(火)まで、伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリーにて開催される。「ペンギン百態」は、JR東日本の交通系ICカード「Suica(スイカ)」のキャラクター・Suicaのペンギンの作者であり、自他共に認める大のペンギン好きの坂崎千春による人気企画。3回目の開催を迎える今回は「色」をテーマに、多彩な表情や変化にとんだポーズのペンギンを描いた原画100点を展示。そのほか、10羽のペンギンを1枚の絵の中に描いた「ペンギン十態図」10点も公開するなど、作者のペンギンへの愛と魅力を味わえる展覧会となっている。また、会場では先行販売となる九谷焼のごはん茶碗や今治産のタオル、会場限定の版画などの販売も行われる予定だ。【開催概要】坂崎千春の個展「ペンギン百態Ⅲ 色とりどり」開催期間:2018年5月14日(月)〜22日(火)会場:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー時間:10:30〜20:00 ※最終日は18:00終了■サイン会開催日:5月20日(日)時間:14:00〜17:00※グッズ販売の詳細、入場方法、サイン会などの詳細については公式WEBサイト(より。
2018年05月13日自他ともに認めるペンギン大好き作家・坂崎千春の個展「坂崎千春 展 ペンギン百態III 色とりどり」が、5月14日から22日まで伊勢丹新宿本店5階=アートギャラリーにて開催される。「ペンギンとカナリアイエロー」 アクリルグワッシュ、紙 13×13cm(額装サイズ)Suicaのキャラクターの作者としておなじみの坂崎千春の人気企画「ペンギン百態」。3回目の開催となる今回は、色をテーマに、ペンギンたちの多彩な表情や変化にとんだポーズの原画100点が登場する。10羽のペンギンが1枚の絵に中に描かれた新作「ペンギン十態図」10点も公開。作者の描くペンギンへの愛と魅力を味わえる個展となっている。5月20日の14時から17時には、作者来場のサイン会を実施。5月14日の詳しい販売・入場方法及びサイン会への参加方法については、 にて。【イベント情報】坂崎千春 展 ペンギン百態III 色とりどり会期:5月14日〜5月22日会場:伊勢丹新宿本店5階=アートギャラリー時間:10:30〜20:00 (最終日は18時まで)
2018年05月08日Suicaのペンギンの作者・坂崎千春にフォーカスした企画展「ペンギン百態Ⅱ」が伊勢丹新宿店で開催される。期間は、2017年3月1日(水)から3月7日(火)まで。関東に住んでいる人ならば、JR東日本によるプリペイド型電子マネー “Suicaのペンギン”と聞いて、わからない人はいないだろう。作者は、坂崎千春(さかざきちはる)。東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業し、ステーショナリーメーカー制作室のデザイナーとして勤務した後は、1998年よりフリーのイラストレーターとして活躍している。これまで、絵本の制作、キャラクターの制作広告用のイラスト、書籍の装画、雑誌のカットなどの分野で活躍してきた。『ペンギン百態Ⅱ』は、彼女が作り上げた「ペンギンといきもの」のモチーフの組み合わせで、新たに100もの作品を展開する。坂崎が描く愛くるしいペンギンと、シロクマやアライグマ、子羊などの動物が織りなす様々な表情は、見る人の心を癒やしてくれるはず。あわせて、新作「ペンギン十態図」も同時発表し、サイン会も3月5日(日) 14時から17時まで行われる。なお、サイン会には、1日(水)より作品を購入した先着100名に配られる整理券が必要だ。【概要】坂崎千春展 ペンギン百態Ⅱ会期:2017年3月1日(水)~3月7日(火) <最終日午後6時閉場>会場:新宿伊勢丹本館 5階=アートギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1【サイン会】日時:3月5日(日) 14:00~17:00※1日(水)より作品を購入した先着100名に整理券配布。
2017年02月25日新宿伊勢丹本館5階=アートギャラリーにて3月1日から7日まで、イラストレーター・坂崎千春のペンギン原画100点を一堂に展示する「ペンギン百態II」を開催する。坂崎千春はJR東日本のICカードキャラクター「Suicaのペンギン」の作者で、「いきもの+ペンギン」の組み合わせで、2015年以来2回目となる展覧会を開催する。同展では群れをなす姿が愛らしい「ペンギン十態図」もあわせて発表される。今回の展示販売は「ペンギン百態II」原画100点(各2万5,000円)、「ペンギン十態図」原画10点(各20万円)の他、グッズとして、坂崎千春×九谷焼の豆皿10点、フリーカップ10点、「ペンギン百態I」活版アートカードブック(100枚セット・直筆サイン&エディション入)、坂崎千春×今治産タオルが2種、新作版画「アートパネル・コレクション」がラインアップ。なお、3月5日は坂崎が来店するサイン会が14時から17時の間で開催され、1日以降に作品を購入した先着100人に整理券が配布される。
2017年02月24日石川県珠洲市にて第1回の「奥能登国際芸術祭」が開催される。会期は2017年9月3日(日)から10月22日(土)まで。北陸・能登半島の先端に位置する珠洲市。かつて寄港地として栄えたこの街は、数十年前から過疎化が進んでおり、日本列島のさいはての土地と思われることもしばしば。その一方で珠洲には、独特の地勢から豊かな自然が根付き、古来から伝わる祭りや風習といった日本の伝統文化が今もなお生き続けている。奥能登国際芸術祭では、この神秘的な魅力に溢れた珠洲に、世界各地からアーティストが集結。約50点の作品やプロジェクトを通し、土地・生活・人々の魅力を再発見する。日本の現代アーティスト、鴻池朋子も参加。人間の人体や、おとぎ話、神話などに興味を持つ彼女は、絵画や彫刻を使い空間全体を作品としたトータルインスタレーションを行っている。天井からカーテンのように垂れ下がる、人間の臓器を思わせるモチーフが鮮やかな色彩で描かれた巨大な絵画。ミラーボールのように輝く赤ん坊の頭と部屋全体に張り巡らせれた樹木の根。彼女の作り出す空間に一歩足を踏み入れると、私たちは日常的な知覚や常識から解放され、その独特な世界観に引き込まれてしまう。フランス出身のアーティスト、アデル・アブデスメッドは、現代社会をテーマにした彫刻作品を手がける。ベトナム戦争で撮影された写真を思わせる、泣き叫ぶ裸の少女や、爆弾を背負う鳩。さらに、ワールドカップでの事件をもとにした彫刻も。現代アートと言えば難解で分かりにくいものと思われがちだが、彼の作品は、誰もが知っている身近な事実を非常に分かりやすく、直接的に観る者に訴えかける。四国・豊島で開催された瀬戸内国際芸術祭にも参加したトビアス・レーベルガーも参加。デザインの立場をアートに取り入れる彼は、視覚効果を意識した作品を多く発表している。瀬戸内国際芸術祭で彼が手がけたレストラン「あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする」では、迷彩柄やストライプ、水玉などの模様が天井や床、壁、テーブルまで、空間を隙間なく埋め尽くすことで、観る者の視覚を揺さぶり、日常的なオブジェを変質させた。作家、建築家、数学博士として多くの分野で活躍するアレクサンドル・コンスタンチーノフ。第2アヴァンギャルド世代、ソ連アンダーグラウンド世代として、1990年以降、オーストリア、ドイツ、アメリカなどで50以上の個展を開催してきた。彼の作品は、古い家屋や作品のために新しく建てた家屋を様々な素材で「包みこみ」、その場所に新しい意味を与え、再生することをテーマとしている。なお、2017年9月の開催に向けて、今後も参加アーティストが増えていく予定だ。【詳細】奥能登国際芸術祭 2017会期:2017年9月3日(日)〜10月22日(土)開催場所:石川県珠洲市全域作品・プロジェクト数:約50点参加アーティスト例:アレクサンドル・コンスタンチーノフ / アデル・アブデスメッド / 浅葉克己 / アローラ&カルサディージャ / EAT&ART TARO / 石川直樹 / 岩崎貴宏 / エコ・ヌグロホ / Ongoing Collective / 河口龍夫 / キジマ真紀 / 角文平 / 金沢美術工芸大学アートプロジェクトチーム[スズプロ] / ギム・ホンソック / 鴻池朋子 / 小山真徳 / さわひらき / 塩田千春 / 田中信行 / トビアス・レーベルガー / 中瀬康志 / 眞壁陸二 / ひびのこづえ / 深澤孝史 / ラックス・メディア・コレクティブ / リュウ・ジャンファ / 吉野央子 / 力五山 他【作品鑑賞パスポート詳細】前売券:一般 2000円、高校生800円、小中学生 300円当日券:一般 2500円、高校生 1000円、小中学生 500円(全て税込)※作品鑑賞チケットは、2017年5月下旬より前売券を発売。(取り扱い場所:各種プレイガイドほか)。チケットの提示により、飲食店、宿泊施設、イベント割引など各種優待有り。
2016年12月10日