人気アニメ『ドラゴンボールZ』の孫悟空役などで知られる声優の野沢雅子が、7月7日より放送開始のTVアニメ『それが声優!』(TOKYO MX1 23:00~ほか)第1話に本人役で出演することが明らかになった。これは、6月27日に東京・アニメイト池袋本店にて行われた本作の先行上映会で発表され、本人役での出演となる野沢は、第1話に主人公・一ノ瀬双葉らが同じ作品のアフレコに参加するという形で登場。第2話以降でも、実在の声優の登場に注目が集まる。上映会後に行われたトークイベントでは、野沢のコメントが届けられ、メインキャストを務める新人声優の高野麻里佳、高橋李依、長久友紀に、声優として成長するためのアドバイスを伝授したという。『それが声優!』は、『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優の浅野真澄(本作の名義は、あさのますみ)と漫画『ハヤテのごとく!』で知られる畑健二郎がタッグを組んで発行された同人誌およびWEB漫画が原作。劇中では、浅野が実際の声優業の中で体験してきたシビアな実情や舞台裏も盛り込まれたリアルな物語が、新人声優3人のキャラクターを通して描かれる。TVアニメ『それが声優!』は、7月7日からTOKYO MX1で23:00~、MBSで27:00~より放送がスタートする。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年06月27日プロ野球・中日の落合博満GMの長男で声優の落合福嗣が、7月より放送されるTVアニメ『それが声優!』(TOKYO MX1 23:00~ほか)の公開アフレコに登場した。アフレコに参加した落合は、今年4月に老舗の声優事務所・青二プロダクションに所属したばかり。TVアニメのアフレコはこの日が初のため、劇中で登場する3人のキャラクター同様に、割り振られたセリフの一言一言に全力で取り組んだという。自身も「緊張もしましたが、とても楽しかったです。『それが声優!』は新人声優が成長していく姿を描いた作品なので、駆け出し声優の自分に重なる部分が、たくさんある作品です」と作品に深く共感した様子。「初めてのアニメ出演作品が『それが声優!』でよかったです」と語っている。本作は『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優の浅野真澄(本作での名義は、あさのますみ)と漫画『ハヤテのごとく!』で知られる畑健二郎がタッグを組んで、発表されてきた同人誌およびWEB漫画が原作。劇中では、浅野が実際の声優業の中で体験してきたシビアな実情や舞台裏も盛り込まれたリアルな物語が、一ノ瀬双葉、萌咲いちご、小花鈴ら新人声優3人のキャラクターを通して描かれている。『それが声優!』は、7月7日からTOKYO MX1で23:00~、MBSで27:00~より放送がスタートする。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年06月17日アニメに映画にナレーション、ラジオや舞台やアーティスト活動、最近ではバラエティ番組出演に至るまで、多彩な活躍でファンを魅了する職業・声優。そんな声優たちにフィーチャーし話題を呼んだ雑誌「声優JUNON」の続刊「声優JUNON vol.2」の発売が決定。超人気声優の梶裕貴が飾る表紙が解禁された。「JUNON」は、いまをときめく若手イケメン俳優や女優たちを取り上げ、インタビューやオリジナルの写真で彼らの姿を追い、さらには「ジュノンボーイコンテスト」開催などで世にリアル・イケメン男子を輩出するなど、“イケメン”の代名詞ともいえるアイドル雑誌。近年では、声優も度々取り上げられ、昨年には別冊JUNON「声優JUNON」を発売。表紙を飾った人気声優・宮野真守を始め、豪華声優陣13組の撮り下ろしインタビューや、過去「JUNON」本誌で掲載しきれなかった“未公開カット"が収録され、かつてない大ボリュームにファン騒然の永久保存版な一冊となった。ファン待望の第2弾で表紙を飾るのは、前回の「声優JUNON」にも登場した超人気声優の梶さん。世界中にファンを持つアニメ「進撃の巨人」で主人公・エレン役を演じ、一躍日本を代表する声優へと躍進。「アルスラーン戦記」(銀仮面卿役)や「デュラララ!!×2」(遊馬崎ウォーカー役)、「ポケットモンスター XY」(シトロン役)などアニメ作品で多くメインキャラクターを担当するほか、「のだめカンタービレ」の韓国ドラマ版「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」ではオリジナルキャラクターの吹き替えを担当するなど、幅広い演技で魅せる実力派だ。本雑誌では、梶さんの巻頭10ページに渡るグラビアとスペシャルインタビューが掲載。そのほか、いまの声優界でとびきり輝く男性&女性人気声優がずらりと名を連ねる。蛯原友里や押切もえらを一躍トップモデルへと導いた20代女性のオシャレのバイブル雑誌「CanCam」の付録にて“イケメン声優”と紹介された島崎信長とKENN。映画『ハリー・ポッター』シリーズで主人公・ハリー・ポッター役の吹き替えを担当し、アーティスト活動も盛んな小野賢章。ドイツ生まれのイケメンで、コミカルなキャラから冷徹な悪役までこなす柿原徹也。また、「美男高校地球防衛部LOVE!」で息のあった芝居を披露し、出演者登壇イベントはチケットが即完するほど人気が急上昇している増田俊樹、西山宏太朗、梅原裕一郎の3人。さらに羽多野渉、斉藤壮馬、田村ゆかり、上坂すみれ、愛美らが登場。また、前回梅原さんが紹介された注目の新人を集めた「Brand New Voice」コーナーでは、谷口淳志、上田麗奈、まっくすらが紹介されるとのこと。梅原さんのように、次にここからブレイクする声優がいるのか、要チェックだ。そして、前回登場した宮野さんの未公開カットが初公開されるほか、スペシャル両面ポスター2枚が特別付録として封入!本作も期待を裏切らない豪華な仕様となっているようだ。「声優JUNON vol.2」は7月2日(木)より発売予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月03日声優の高野麻里佳、高橋李依、長久友紀によるユニット・イヤホンズが、TVアニメ『それが声優!』の主題歌を担当することが25日、明らかになった。イヤホンズは、本作でメインキャストを務める3人によって結成されたユニット。5歳で子役デビューし、芸歴ではベテランの小花鈴役の高野、自分に華がないことに悩む一ノ瀬双葉役の高橋、歌って踊れるアイドル声優を目指す萌咲いちご役の長久の3人で構成されている。今回、彼女たちが歌う「それが声優!」がオープニングに、「あなたのお耳にプラグイン!」がエンディングに起用されることが决定し、この2曲は、7月22日発売のイヤホンズの2ndシングル「それが声優!」(イヤホンズ盤:1,700円/税別、それが声優!盤:1,200円/税別)に収録される。リリースに先がけ、イヤホンズがミニライブなどを行うイベント「1stインストアライブツアー2015~あなたのお耳にプラグイン!虎穴に入らずんば虎児を得ず。~」の開催も決定し、7月5日より全5カ所で実施。シングルの予約、または購入を行うと先着でイベント参加券が配布される(配布方法は店舗にて異なる。予定枚数に達し次第終了)。本作は、『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優の浅野真澄(本作の名義は、あさのますみ)と漫画『ハヤテのごとく!』で知られる畑健二郎がタッグを組んで発行された同人誌およびウェブ漫画が原作。劇中では、浅野が実際の声優業の中で体験してきたシビアな実情や舞台裏も盛り込まれたリアルな物語が、新人声優3人のキャラクターを通して描かれている。TOKYO MX1は7月7日23:00~、MBSは7月7日27:00~より放送開始。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年05月25日2015年夏より放送がスタートするTVアニメ『それが声優!』の先行試写会や声優ユニット・イヤホンズの初インストアライブの開催が決定した。本作は、『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優の浅野真澄(本作の名義は、あさのますみ)と漫画『ハヤテのごとく!』で知られる畑健二郎がタッグを組んで発行された同人誌およびウェブ漫画が原作。劇中では、浅野が実際の声優業の中で体験してきたシビアな実情や舞台裏も盛り込まれたリアルな物語が、新人声優3人のキャラクターを通して描かれる。イヤホンズは、その3人のメインキャラクターのキャストを務める高橋季依、高野麻里佳、長久友紀によるユニットで、6月18日に全国のアニメイトやゲーマーズでシングル「夢の中へ」が限定発売。放送に先がけた第1話の先行試写会は、同月27日にアニメイト池袋本店で開催され、参加には「耳の中へ」またはシングルと同時に発売される『「それが声優!」アニメ化記念入門書』のどちらかの購入者を対象として配布される参加券が必要となる。また、イヤホンズの初インストアライブは、AKIHABARAゲーマーズにて6月21日に開催。こちらは観覧フリーで、「耳の中へ」の購入者を対象とした握手会も行われるという。詳細は公式サイトまで。同時公開された「耳の中へ」のジャケットは、原作でも描写されている新人声優の懐具合を想起させる激安スーパーのチラシ風のデザインとなっている。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年05月19日今夏より放送が開始されるTVアニメ『それが声優!』のメインビジュアルと予告動画が公開された。本作は、『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優・あさのますみと『ハヤテのごとく!』を手がけた漫画家・畑健二郎がタッグを組んで発行されたオリジナル同人誌が原作。劇中では、あさのの体験に基づいた、知られざる声優の知られざる舞台裏や、リアルな日常が新人声優3人の奮闘とともに描かれる。実在声優が実名で漫画内に登場することもあり、原作同人誌は「コミックマーケット」などで出展して以来、瞬く間に人気作品となっていた。公開された動画では、本作品のメインキャラクター、新人声優の一ノ瀬双葉、萌咲いちご、小花鈴ら3人のビジュアルと人物設定を紹介。一ノ瀬は「人物の個性がわからない! 華はないけど主人公」、萌咲は「夢は歌って踊れるアイドル声優! 本名は絶対秘密」、小花は「5歳で子役デビュー! 今年で芸歴10年目」。さらに合わせて公開されたオフィシャルサイトでは、アニメ制作のメインスタッフ陣が明らかに。『ロボットガールズZ』の博史池畠氏が監督を務め、アニメーション制作をGONZOが担当する。また、4月28日19:00からは動画サービス「ニコニコ生放送」にて制作発表会を実施。原作者である、あさのと畑、博史監督に加え、当日発表となる主演キャスト3名の出演が予定されている。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年04月15日『映画ドラえもんのび太の宇宙英雄記』の完成披露試写会が3月1日(日)に行われ、レギュラー声優陣の水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、ゲスト声優を務めた市村正親、観月ありさ、そして主題歌「360°」を歌うmiwaも来場し、同曲を熱唱した。映画ドラえもん35周年記念作となる本作。ヒーロー映画作りのつもりが本当に宇宙に出て、宇宙海賊と戦うことになってしまったドラえもん、のび太たちの冒険を描く。先日、授賞式が行われた第38回日本アカデミー賞で、昨年公開の3Dアニメーション映画『STAND BY ME ドラえもん』が「最優秀アニメーション作品賞」を受賞。祝福の拍手に、声優陣を代表してドラえもん役の水田さんは「みなさんの応援のおかげです」と感謝の思いを口にした。宇宙海賊の首領の声を担当した市村さんは「大好きな『ドラえもん』の映画に出られて、俳優やっててよかった」と喜びを語り、「悪い役やってますが本当は優しい、良いお父さんでーす!」と元気いっぱいの挨拶で笑いを誘った。海賊の女幹部を演じた観月さんは、意外にもこれが声優初挑戦。「楽しんでやらせてもらいました!私も悪い役やってますが、本当は優しい、良い“お姉さん”です」とお姉さんアピール(?)で会場を沸かせる。miwaさんは、双子の子役ダンサーの「ミニ☆ミワズ」を従えて、ドラえもん、のび太らと共に観客の前で「360°」を歌ったが、ノリノリで踊るドラえもん、のび太、ジャイアン、スネオ、しずかちゃんたちにmiwaさんも満面の笑み。同曲について「『ドラえもん』といえば“どこでもドア”。どこでもドアのように開いたらどこにでも行ける。360°可能性が広がっているという思いで歌っています」と語った。歌い終えた後の舞台挨拶では「こんなことが起きるなんて、シンガーソングライターやっててよかったです」とドラえもんとのステージ上での競演の感激を口にした。『映画ドラえもんのび太の宇宙英雄記』は3月7日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ) 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2015
2015年03月02日映画の試写会やアニメのイベントだけでなく、最近では地上波のバラエティ番組や音楽番組でもその姿をみるようになった“声優”たち。そんな声優たちにフィーチャーした雑誌、「声優JUNON」が誕生。このほど、気になる第1号目の表紙や豪華な内容が明らかになった。「JUNON」は、いまをときめく若手イケメン俳優や女優たちを取り上げ、インタビューやオリジナルの写真で彼らの姿を追っていくアイドル雑誌。「ジュノンボーイコンテスト」開催などで世にリアル“イケメン”男子を輩出するだけでなく、最近では、アイドルを総特集した「アイドルJUNON 2014」を発売したり、スマートフォン向け学園恋愛カードゲーム「ボーイフレンド(仮)」とコラボした総選挙企画を行うなど、様々な分野から“イケメン”&“イケ女”を取り上げている。そして今回、いままでも度々「JUNON」で取り上げてきた“声優”たちによりフィーチャーした「声優JUNON」が発売されることとなり、記念すべき第1号目の表紙&巻頭を「デスノート」の夜神月役や『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』でパーシー・ジャクソンの吹き替えを担当し、歌手活動やバラエティ番組への出演でも注目を浴びる宮野真守が務めることが明らかになった。いまのアニメ界を代表する男性&女性人気声優を集めた本誌では、宮野さんを始め豪華声優陣が名前を連ねる。過去にも「JUNON」に掲載歴があり「進撃の巨人」主人公・エレン役で有名な梶裕貴。同じく「進撃の巨人」ではコニー役を演じ、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズでは来栖翔を演じる下野紘。さらに、蛯原友里や押切もえらを一躍トップモデルへと導いた20代女性のオシャレのバイブル雑誌「CanCam」への出演が明らかになった、イケメン声優の島崎信長とKENN。そのほか江口拓也 、羽多野渉、森嶋秀太、福山潤、寺島拓篤らに加え、声優ユニットとして歌手活動も精力的におこなっている徳井青空と、三森すずこ、小倉唯と石原夏織や小松未可子らが登場する。担当編集が「2014年の夏を全て捧げた」という本誌では、彼らの豪華撮り下ろしインタビューのほか、過去の「JUNON」で掲載しきれなかった未公開カットが厳選蔵出し初公開!さらに、限定付録として、「宮野真守×梶裕貴」と「徳井青空×三森すずこ」のA3サイズ両面SPピンナップがついてくる特別仕様とのこと。「JUNON」だからこそ撮れる“イケメンショット&萌えキュン可愛いショット”が満載。かつてない大ボリュームでお届けするファン垂涎の超永久保存版フォトブックに仕上がったようだ。表紙の「Vol.1」という記載に、早くも「Vol.2」を予感してしまう「声優JUNON」。宮野さんの表紙が目印の第一弾は10月28日(火)発売予定。(text:cinemacafe.net)
2014年09月30日故マイケル・ジャクソンの3人の子供たちがアニメで声優を務めることになった。プリンス(15歳)、パリス(14歳)、ブランケット(10歳)の3人は今回声優デビューを飾ることになり、これを踏み台にして今後ショウビズ界でもっと“一流の”仕事の機会を得られることを期待していると、ある関係者は「The Sun」紙に明かした。「3人は、アジアからアメリカに輸入された子供用アニメの吹き替えをすることになりました。パリスちゃんはお父さんと違って歌のセンスは微妙ですが、演技の経験はあります。なのでもし今回の声優の仕事が成功すれば、今後もっと一流の仕事につながることになるでしょうね」。プリンスとパリスは共に俳優業に乗り気のようで、その仕事が「つらい」学校生活からの気晴らしになると考えているようだと先の関係者は続ける。「特に上の2人は明らかに芸能界で父親と同じ足跡を歩みたいと思っているんです。それに2人は学校生活がつらいようですね。子供は本当に残酷ですから」。ただマイケルの妹のジャネット・ジャクソンは最近、パリスちゃんにはもう少し大人になるまで俳優の夢は待ってほしいと語っている。「パリスには待ってほしいの。彼女は若い頃をもっと楽しむべきよ」。
2012年08月23日以前と比べ、声優の一般メディアへの露出が急激に増えている近ごろ。その影響か、「声優になりたい!」と声優養成所へ入所希望をする人が激増していると聞きます。さて、そんな声優養成所ですが、どんなレッスンが行われているのか気になりませんか?そこで今回は、声優養成所の卒業生の方に、養成所はどんな所なのか、お話を伺いました。――今日はよろしくお願いします。早速ですが、どういうきっかけで養成所に入ろうと思ったのですか?「もともとアニメが好きなのもあって、高校ぐらいから声優になりたいと考えていました。それで高校卒業後に養成所に入ろうと思いまして……」――なるほど。養成所へはどうやって入ったのですか?「私の場合はまず養成所に申込用紙を送り、その後入所オーディションを受けました。ちょっとして書類審査がある所もありますが、そこは希望者全員をオーディションしていたみたいですね」――オーディションはどんな内容だったのですか?「道の反対側にいる友人に向かってみたいなト書きがついているセリフを3種類くらい書いてあるペーパーを渡されて、ちょっと読んでみて、という感じでしたね」――それだけだったんですか?「はい、それだけ(笑)。ほかがどうかは知りませんが、その養成所は本当にそれだけでしたね。」――そこで見事合格して……という訳ですね。養成所ではどんなことをしたのですか?「そこの養成所は基礎科と実践科のふたつのクラスに別れていまして、まず基礎科で声だしや演技の基本を学びました」――あめんぼ赤いな~とかですか?「そうですそうです。基礎の発声や舞台の台本を使った演劇の練習ですね。あとはダンスレッスンなんかもありましたよ」――ダンスですか!?「リズム感を養うためのレッスンということで、いっぱい踊りましたね。ほかでは日舞のレッスンをする養成所もありましたし」――単純に発声練習だけしていればOKという訳ではないんですね。「声優もテレビや舞台に立つ俳優と本質は変わらないから、と教えられましたね。基礎科でレッスンを積む中で、上のクラスへ上がるためのオーディションが定期的にあって、そこで合格すると今度は実践科でレッスンを受けることができるようになりました」――実践科ではどのようなことをしたのですか?「発声練習や演技の勉強はもちろんですが、台本の読み方やマイクの使い方、あとはアフレコについての勉強ですね」――アフレコの勉強はどんなのでした?「スタジオに入る心構えだったり、用語の勉強だったりですね。ほかにはスタジオ設備を使用して実際にアフレコをしてみるレッスンもありました。マイクを3本だけ使って7人でアフレコをするみたいな感じで」――現場の空気を味わうレッスンってわけですね。「課題の台本をもらって、それを5人くらいのグループで練って、実際に録音したり……で、そこでまたより実践的な指導をしてもらいと……まぁこれらの繰り返しですね」――いよいよ声優っぽいレッスンになってきたわけですね。「ただ実践科に入ってからのレッスンが本当に厳しくて、ついていくだけで精いっぱいになりましたね。覚えることも多くなりますし、もちろん指導も厳しくなりますし……自手練習をどんだけやっても時間が足りない……みたいな」――相当ハードだったのですね……。養成所を卒業する条件はあるんですか?「実践科で一年間レッスンを受けると、一応の卒業……という感じですね。そこから提携している声優プロダクションのオーディションを受けて……合格したら晴れて事務所所属……と」――提携している声優プロダクションに入れなかった場合はどうなるんですか?「タイミングさえ合えば、ほかのプロダクションのオーディションを受けることもできるので、ほかの声優事務所に入る子もいました。ただ私の場合はそこで声優になるのをあきらめちゃったって感じですね」――やはり厳しい世界なのですね……。「まぁも合格者は年に数人でしたし、最初から狭き門だとわかってましたからね。私が受けたレッスンはこんな感じです(笑)」――大変参考になりました! 今日はありがとうございました!話に出てきたようなハードなレッスンを耐え抜いても、声優として扱われるようになるのが年に数人とは……。やはりどの世界も一筋縄ではいかないということのようで。このインタビューがこれから声優になろうとしている人の参考になれば幸いでございます。(貫井康徳@dcp)
2012年06月17日松雪泰子が映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』で、ゲスト声優として声優に挑戦。6月8日(水)に都内スタジオでアフレコの様子が公開された。松雪さんが演じるのは、ヘンテ星からやってきた5歳の少年ココリン。ジャムおじさんが作ったパンを食べて“食べる喜び”を知り、ヘンテ星を救うためにパンづくりを学ぶ。この日のアフレコでは、なかなかうまくパンが作れず悩むココリンにアンパンマンが“まごころ”を込めて作ることの大切さを教えるシーンが収録された。松雪さんは、少年役ということで、普段よりも少し高めの声で感情たっぷりにココリンを演じた。「声の仕事に挑戦したいと思っていた」という松雪さんは、オファーが届いて「びっくりしたのと同時に嬉しかった」とのこと。東日本大震災の後にオファーが届いたそうだが「子供たちに笑顔と勇気と元気を届けたい」と出演を決めた。今回の作品ではココリンの姿を通じて“食”の喜びが描かれるが、松雪さん自身よく料理はするそうで「作っているときは(映画で描かれるのと)同じように『おいしくなれ』という気持ちです。それを家族で囲んで食べるのが幸せですね」と満面の笑みを浮かべた。松雪さんのお子さんも、小さい頃はよく「アンパンマン」を見ていたそうで、今回の声優挑戦を伝えると「大喜びしていました」とのこと。「男の子役というのが意外だったみたいです。うちで(お子さんが)寝た後に練習していたんですが、元気な声でやっていたら『男の子がいるのかと思った』と起きてきました(笑)」と明かしてくれた。『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』は7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:それいけ!アンパンマンすくえ!ココリンと奇跡の星 2011年7月2日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2011■関連記事:ボイスキャスト登壇『それいけ!アンパンマン』完成披露試写会に10組30名様ご招待
2011年06月08日