編集部:学研キッズネット編集部いま、小学生のあこがれの職業“声優”。でも「いったいどうしたらなれるの?」という素朴な疑問を、直接声優さんに聞きました。インタビューしたのは、「将来声優になりたい!」という小5のあやねちゃん。答えてくれたのは、『キラキラ☆プリキュアアラモード』のオープニングテーマ曲『SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード』を歌い、同作品に“ゆり”役で出演していた駒形友梨(こまがた ゆり)さん。憧れの駒形さんを前に緊張気味でしたが、あやねちゃんは、しっかりと質問してくれました。そして、駒形さんもどんな質問にも、笑顔でわかりやすく答えてくれました!駒形友梨さんは、声優だけでなく歌でも活躍中!いろんな経験ができるので、声優は楽しいですよ!あやね:わたしはアニメが大好きで、将来声優さんになりたいんですけど、声優さんにはどうやってなりましたか?駒形:高校を卒業後、専門学校の声優科へ進学し、演技の勉強を始めました。そこに通いながら、たくさんのオーディションを積極的に受け、そのなかの「アニソングランプリ」というコンテストに出場し、声優さんのお仕事をもらえる芸能事務所に声をかけていただき、入ることになりました。わたしのように、専門学校から声優になる子もいれば、小さなころから児童劇団などに入り、演技の勉強をしたり、声優事務所がやっている養成所に入ったりして、声優になる子もいます。あやね:声優さんになって、大変なことを教えてください。駒形:自分がいいと思った演技をしても、監督さんが違うものを求めていたら、それは合格にはなりません。監督さんがいいと思うものを、すぐに演技できることが大事なので、毎日いい演技ができるように勉強しています。たまに、台本がギリギリに届くことがあるのですが、そのときは練習する時間が短いのでとても大変です。でも、そのぶん、できたときはとても嬉しいですよ。あやね:声優さんになって楽しかったことはなんですか?駒形:たくさんのキャラクターと出会って、その人たちになって、いろいろな経験ができることです。あとは、みんなの前で、大好きな歌を歌えることです。みんなの前で歌うことで、みなさんが笑顔になってくれたり、盛り上がってくれることが幸せです。少し恥ずかしがりやさんのあやねちゃんですが、がんばってインタビューしてくれました。“好き”から生まれたものは将来役に立つはず!あやね:声優さんになるために、何をすればいいですか?駒形:アニメを観ることや、歌を歌うことなど、好きなことにたいして、たくさん時間を使って、自分の中にある“好き”をふくらませてください。その“好き”から生まれた力は、将来、とても役に立つはずですよ。わたしは、声優になると決めていたので、大学には行きませんでした。でも、アニメには難しい漢字が台本に入っていたり、昔の歴史をもとにしたもの、社会的な作品などがたくさんあります。だからこそ、たくさん勉強するのも大切なこと。知識があることは、自分の武器になります。なので、勉強もがんばると、よりいい結果になると思いますよ。なかでも、台本を読んでイメージを膨らませる職業なので、国語はもちろん、たくさん本を読むと、すべてが力になるので、オススメです。あやね:なんで声優さんになったんですか?駒形:小学校の時、『シャーマンキング』というアニメが大好きでした。エンディングテーマの画面を見ていたときに、声の役の人と、歌を歌う人がいっしょの名前だということに気づき、調べたら、それが“声優さん”というお仕事だということを知ったんです。わたしが好きだと思っているアニメと、歌を両方できる人がいると思った瞬間、わたしもこのお仕事がしたいと思いました。あやね:プリキュアは好きですか?駒形:大好きです。魔法少女って、何歳になっても憧れるもの。その歌を歌えたことは、本当にうれしくて、いままでがんばっていてよかったと思いました。あやね:歌っているときは、どんなことを気にしていますか?駒形:音程や歌詞を間違えないようにという気持ちはありますが、なにより“楽しもう”という気持ちのほうが強いです。見ている人も、歌っている人が楽しんでいるほうが楽しんでくれるので、いつも誰よりも楽しむようにしています。あやね:どうしたら歌がうまくなりますか?駒形:たくさん歌うことだと思います。わたしも1週間歌わないと、うまく声が出なくなるんです。なので、毎日家で声を出したり、口ずさむことを大切にしています。あとは、歌詞をちゃんと理解することも大切にしています。声優さんは、どんなに歌が上手でも、気持ちがこもっていなかったら、ほかの人の方がいいんじゃないかと言われてしまうんです。なので、下手でも、気持ちを込めて、“わたしならどうするかな”とか、“この主人公はどんな気持ちで歌っているのか”を考えて歌うだけでも、上手になると思いますよ。声優さんになるためには、まず、歌やアニメなど、好きなことをもっと好きになることが大事だと教えてくれた駒形友梨さん。さらに、どんどん積極的にオーディションを受けたり、毎日歌を歌ったりすることが近道だということもわかりました。実は、誰にでもなれる可能性がある声優さん。インタビューをしたあやねちゃんも、お話を聞いて、よりなりたい気持ちが強くなったようです。つい、“無理だ”と思いがちな職業ですが、ルートが少しでもわかれば、その夢をあきらめる必要はないかもしれません。せっかく抱いた夢なら、最初から無理だと諦めず、がんばってみてはいかがでしょうか。(まとめ吉田可奈)プロフィール・駒形さんからのメッセージ駒形友梨1991年8月25日生まれ。東京都出身。2012年に声優デビュー。2017年2月~18年1月に放送されたテレビアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』(テレビ朝日系)では、ゆり役で出演し、オープニン主題歌「SHINE!!キラキラ☆プリキュアアラモード」の歌唱を担当した。また、6月20日には、ニューシングル『トマレのススメ』を発売。■CD情報デビューシングル『トマレのススメ』(ロッカンミュージック)TVアニメ『踏切時間』主題歌好評発売中【DVDつき初回限定盤】¥1,800+税《駒形友梨さんからのメッセージ》この曲は、“止まることも大事だよ”というメッセージを込めて歌っています。声優になりたいみんなも、なかなかうまくいかずに焦るときがあると思うんです。さらに、周りに認めてもらえなくて、失敗してしまうこともたくさんありますよね。そんな時間は、欲しくないと思うかもしれませんが、その立ち止まっていた時間があるからこそ、次の一歩が踏み出せるんだよというメッセージを詰め込んでいるので、ぜひ聞いて勇気をもらってください。そして、声優さんという職業を目指して、がんばってくださいね!学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2018年10月03日声優としてだけではなく、歌手、俳優などさまざまな活躍を見せる宮野真守さん。そんな宮野さんの魅力に迫りました。――こんなふうに言うのも…ですが、以前は、声優というと俳優とは違う裏方のような存在として認識されていたように思います。そういう世間の見方が変わってきたのも、宮野さんの存在が大きかったように思うのですが。宮野:…18歳くらいの頃、本屋でバイトをしていたんですが、職業の本があって、声優の欄に“俳優の副業”って書いてあったんです。すでにその頃、声のお仕事を始めていたんで、コンニャローと思いましたよね。ただ、僕自身、声優を目指して勉強してきたわけではなかったので、やっていくうちに、世間ではそう見られているんだなって徐々に知っていった感じでした。でも、そのことよりも、声の現場が本当に嬉しかったし、楽しかったんですよ。初めてレギュラーをいただいたのが海外ドラマの吹き替えなんですが、毎週仕事があることが嬉しかったし、毎週毎週、大ベテランの先輩方の背中を見て学べるのも楽しくて、本当に感謝しかありません。確かにいま、世間的な変化は感じますけれど、いろんな方々が頑張ってきたことを知っているし、僕がどうこうより、業界自体が変わってきたのかなと。ただ、新しいことにチャレンジしてきたことの自覚はあって、ちゃんとパイオニアとしての道は自分なりに進めているのかなと思っています。――もともとミュージカルがお好きだったそうですね。ミュージカル『王家の絞章』で、ミュージカルの殿堂ともいえる帝国劇場の舞台にも立ちました。かつての夢をいま叶えているみたいなお気持ちはあったりするんですか。宮野:模索していた10代の頃に悶々と抱えていた怨霊が成仏した気はしてます(笑)。――舞台では体の動きを伴う表現が必要ですが、声優は声だけで表現しなければいけないお仕事です。両方を経験することでの変化はありましたか。宮野:もともと劇団で演技は経験していて、そこから声優のお仕事を始めた経緯もあって、違いはさほど感じてはいないんです。たしかに声優は声で伝える仕事ですけれど、例えば、体の動きや体勢によっても声の状態って変わってきますよね。それに関しては、体を使った芝居の経験が、声優としての表現のプラスになっていると感じることが多いです。キャラクターの置かれた状況をリアリティのあるお芝居でちゃんと伝えるためには、やっぱり実感や経験が必要なんですよね。『機動戦士ガンダム00』の出演が決まった時、ある声優の先輩から「ガンダムに乗っている感覚ってわかる?」って聞かれたんです。…そう言われても、わからなくて(笑)。でも、その先輩がすごくカッコよくて、その後で自分のスポーツカーに乗せてくださったんです。ガンダムには乗れないけれど、その時の振動やスピード感だったりを参考に、イメージを膨らませて実感に近づけることはできる。そう教えてくださったんですよね。そういう意味で、舞台もアフレコも、確実に相乗効果はあると思っています。――アニメは、実写や舞台以上に想像で追いつかない世界を形にしていかなければいけませんよね。宮野:時空を超えたり、ノートに名前を書いて人を殺したり、できないですからね(笑)。――それをリアルに落とし込むために、どうされていますか。宮野:集中力と瞬発力と読解力が身につきました。手がかりは台本ですから、まずは本番当日まで台本をとにかく読み込んで、書かれていない部分を想像して、いかに役を自分の中に染み込ませておくかが大事なんです。収録の日は、基本的にテストを1~2回やったらすぐ本番なので、周りの方の芝居や演出の方の指示に瞬時に対応していくことが求められますし。――日常生活の中で、役に使える感情を意識したりもするんですか。宮野:もちろん、こういう時にこう感じるんだって考えることは日々ありますよ。でも、作品の中ではそれ以上のことが起こるので、役にのめり込んで、起こっていることにリアルに反応していく方が感情が動く感覚はありますね。――女性が思い描く理想の男性を演じることも多いですよね。宮野:この仕事を始めた当初、恋愛シミュレーションゲームのアフレコで、ひとりで大量の甘いセリフを収録したんですけれど、恥ずかしくて全然できなくて、「ロマンスが足りない」ってダメ出しを受けたことがあります(笑)。いまも相手がいることを想定してからでないとできないので、収録にだいぶ時間はかかります。――作品の中のキラキラした青春に憧れたりすることはあります?宮野:『ちはやふる』という作品がまさにそう。主人公の千早を演じた瀬戸麻沙美ちゃんは、アニメが始まった当初は本物の高校生。本当にキラキラしていたんですよ。そんな彼女の一生懸命さに感化されて、現場は本当に部活をやっているような雰囲気で、まさに青春だったんですよね。この仕事をやっていると、いつでも青春できるんだなと思って嬉しかったです。――この先の展望として考えていることはありますか?宮野:振り返ってみると、自分でも予期せぬ出会いに恵まれたことが、ここまでいろんなお仕事をさせてもらえてきたことに繋がっているんですよね。例えば、いま出演させていただいている劇団☆新感線の演出家・いのうえひでのりさんは、帝国劇場にミュージカル『王家の紋章』を観に来て、こいつがやるなら大丈夫だと思ってくださったそうで。それって、やり終えた仕事が、次の仕事を繋げてくれているということで、そうなったのも目の前のことを一生懸命やってきたからだと思うんです。お仕事って、自分でやりたいと望んでも、チャンスが巡ってくるとは限らないもの。僕は、見えない先の何かを追いかけるんじゃなく、いまある目の前のことを一生懸命やっていくことを大事にしたいと思っています。みやの・まもる1983年6月8日生まれ、埼玉県出身。子役を経て、‘01年に海外ドラマ『私はケイトリン』で声優デビューを果たす。近作に、映画『劇場版はいからさんが通る』『GODZILLA怪獣惑星』など。‘08年よりアーティスト活動をスタートさせ、現在までに6枚のアルバムをリリースするほか、俳優として舞台にも出演。※『anan』2018年2月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・横田勝広(YKP) ヘア&メイク・Chica(C+)インタビュー、文・望月リサ
2018年02月15日人気声優の宮野真守さんをインタビューで直撃。撮影中にもお茶目なポーズをしてみせたり、冗談を言って笑わせたりとサービス精神旺盛。“イケボ”と言われる声以上に魅力的なのは、そのキャラクターそのものでした。いまの声優ブームには、この人の存在が大きく影響しているのは間違いない。声優として第一線で活躍する傍ら、歌手としてもコンスタントにライブをおこない、その高い歌唱力で帝国劇場のミュージカルにも出演。そして、現在出演中の劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人 Season月<下弦の月>』では、小栗旬さんや松山ケンイチさんらが演じた主人公・捨之介を演じている。そのマルチな才能で、従来の声優像を更新する宮野真守さんとは。――初の自叙伝『宮野真守Meet&Smile』が大きな反響を呼んでいます。自身を振り返る機会ってそうはないと思うのですが、こういう形でキャリアを振り返ってみていかがでした?宮野:7歳の頃に劇団ひまわりに入って、刷り込みのように、この世界にいることが当たり前だと思っていたんですよね。でも、逐一思い返す作業をしてみると、紆余曲折があったし、挫折もしたんです。こうしていろんな活動をさせていただけているいまだからこそ向き合えた過去のネガティブな部分もありますし、あらためて、自分がなぜこの世界にいて、何が好きで、どうして続けてきたのかを言葉にできた気がしています。――子役時代から、俳優をやめようと思ったことはないんですか。宮野:物心ついた頃に、自分はこの道で生きていくんだって決めちゃったところがあるんですよ。もともと目立ちたがり屋だったので、多くの人に見てもらって笑ってもらえることが単純に気持ちよかったんです。大人になるに従って自分の表現とは何かを考えるようになり、それがモチベーションへと変わっていったというんでしょうか。――ラジオや星野源さんのテレビ『おげんさんといっしょ』(宮野さんは、MCのねずみの声で出演)を拝見していても、トークが達者ですから、子供の頃から学校では人気者だったんじゃないですか。宮野:売れない子役でしたから、学校にしっかり通っていました(笑)。トークが上手いかどうかは自分ではわからないですが、昔から笑ってもらうのが好きで、ふざけてばかりいました。だから、目立ってはいたと思います。いまも、この仕事をやっていて、一番ガッツポーズが出る瞬間っていうのは、笑いをとった時です。…って、こんなふうに言うと、一体何の仕事ですか、って感じですけど(笑)。――笑いをとるために、なにもそこまでやらなくても、と思うことはあります。だって、ものすごい変顔とか、されていますよね?宮野:(こらえきれず笑いだして)…ククク(笑)…それは僕の性分なんで、しょうがないと思っていただくしかないです。だって鼻水描きたいし、ハゲヅラもかぶりたいんですもん(笑)。――そんな宮野さんを形成してきたカルチャーを知りたいんですが。宮野:とにかくテレビっ子で、とくにバラエティ…志村けんさんのお笑い番組が好きでした。あとは漫画、アニメ、ゲーム…。子供の頃、最新のスーパーファミコンのソフトを1個買うか、中古のファミコンのソフトを3つ買うかで悩んで中古を買ったことがありました。最新のほうがいいのではと思われるかもしれませんが、その時の僕はソフトを数多く集めることに意義を感じていたんですよね。――コレクター気質なんですか?宮野:その時はそうでしたが、いまは使える時間が限られているので、一点集中型です。ゲームも、決まったものをひたすらやる。ただ、やり始めるとやめられなくなっちゃうタイプではあります。みやの・まもる1983年6月8日生まれ、埼玉県出身。子役を経て、‘01年に海外ドラマ『私はケイトリン』で声優デビューを果たす。近作に、映画『劇場版はいからさんが通る』『GODZILLA怪獣惑星』など。‘08年よりアーティスト活動をスタートさせ、現在までに6枚のアルバムをリリースするほか、俳優として舞台にも出演。※『anan』2018年2月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・横田勝広(YKP) ヘア&メイク・Chica(C+)インタビュー、文・望月リサ
2018年02月15日声優陣も大注目のアニメ『文豪ストレイドッグス』。キャラクターに命を吹き込むために、どんなことを意識しているのか?メインキャストを務めた小野賢章に役との向き合い方を伺いました。僕が考える一歩先に、芥川はいましたね声優だけでなく、歌手・俳優としても活躍する小野賢章さん。本作では主人公・中島敦のライバル、芥川龍之介を熱演。憧れの師に認めてもらうべく戦い続ける芥川は、小野さんにとっても演じがいのあるキャラクターだったという。「基本的に役作りをする時はキャラクターの第一印象を大切にしているのですが、芥川のように登場時から強い役というのはあまり演じたことがなくてすごく苦労しました。“あまり強そうに聞こえないな!”というダメ出しからのスタートで…。それに芥川はただ強いというわけでもなく、すごく気難しい人。心の奥深くに抱えている憎悪がにじみ出る時やそれを押し殺している時もあって」複雑な役と出合った時こそ、周りの意見を聞き、役の輪郭を掴むようにしているという小野さん。「芥川に“違和感”を付けたい、という若林音響監督からの指導は印象に残っていますね。ある戦闘中、芥川はすごく必死な表情を見せているのだけど、“声の演技は楽しそうに”と言われて。見たものをそのまま受け取るのが基本だと思うのですが、芥川はそうさせてくれなかった。僕が考える一歩先に、芥川はいましたね」演技中は何を一番意識する?「芥川自身の気持ち、ですね。例えば、敦に対するフラストレーションをぶつける時は、思いっきりぶつけてあげないと。やっぱり誰よりも芥川に愛情を持っていないと、とは思います」他の声優さんの演技で、特に印象に残っているのは?「諏訪部順一さんが演じた織田作之助ですかね。すごく切ない気持ちにさせられました。他のみなさんも個性的な方が多くて、声の感じでどういうキャラクターか一発でわかるじゃないですか。僕自身、声の重要性を再確認しましたね」『文豪ストレイドッグス』中島敦、太宰治、芥川龍之介など実在した文豪がキャラクター化され、彼らが著作にちなんだ異能力を用いて、架空の都市・ヨコハマという街を舞台にバトルを繰り広げる。荒事を解決する〈武装探偵社〉と、凶悪な集団〈ポートマフィア〉。対立する両組織の戦いと、次々と起こるミステリアスな事件。シリアスな雰囲気の中に洒脱なギャグが織り込まれた作品は、’16年にTV アニメが2 クールにわたって放送され、大ブレイクした。おの・けんしょう1989年10月5日生まれ。子役時代から、舞台・映画とジャンルを問わず幅広く活躍。来年放送のTVアニメ『覇穹 封神演義』『アイドリッシュセブン』『博多豚骨ラーメンズ』に出演予定。ニット¥39,000パンツ¥21,000(共にカズユキ クマガイ/アタッチメントTEL:03・3770・5090)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12 月6日号より。写真・岡本 俊スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・shibuya(vitamins)(by anan編集部)
2017年12月03日役と声優のケミストリー。キャラと声の親和性の高さで評判を呼んでいる、『文豪ストレイドッグス』。その秘密を声優の上村祐翔さんに直撃。声で人々を惹きつけている背景には、巧みなテクニックとたっぷりの愛情が溢れていました。僕も、敦と共に成長したと信じたい上村祐翔さんが演じたのは、孤児院を追い出されヨコハマを徘徊していたところ、風変わりな男・太宰治と出会い、〈武装探偵社〉に入社することになる青年・中島敦。この作品で初めて“主役”に抜擢されたそうで、後日、監督に選んだ理由を聞いてみると…、「“天性のヘタレ感”と言われました(笑)。僕は経験も浅いですし、共演した先輩方に比べたら実力も低い。そんな自分が全力でオーディションに挑んだ結果、そのがむしゃらな姿勢が、一見気弱だけれどいざとなると大胆な主人公の中島敦とかぶるところがあったと、五十嵐卓哉監督と、若林和弘音響監督から聞きました。役作りするにあたり、あまり作りすぎず、思いきり本能的に演じてほしい、と。それを毎話積み重ねることで、敦と一緒に成長してほしい、と言っていただいたのを覚えています」アフレコの現場は、役者が作ってきたものが生かされる場合もあるけれど、それとはまったく違うリクエストをされることも多く、それに応える力が必要と上村さん。「アフレコに入る前に、毎回台本と映像をもらい、僕らはそれを見て役作りをしていくのですが、いざ現場で監督や若林さんに話を聞くと、まったく解釈が違うことも多々あって、自分の台本の読みの甘さを何度も痛感させられました。でも、そういった現場での指導や、共演した先輩方の演技が重なることで、どんどん新しいものが生まれていくのが、アフレコの面白さだと思うんです。声も、一人ではなく、みんなで芝居を練りながら作リ上げるものなんだと、改めて実感しました。その現場の熱量が、皆さんに伝わると嬉しいです。来年公開する劇場版では、2クールを経て羽ばたいた敦同様、大きく成長した僕を見せられるよう、頑張ります!」『文豪ストレイドッグス』中島敦、太宰治、芥川龍之介など実在した文豪がキャラクター化され、彼らが著作にちなんだ異能力を用いて、架空の都市・ヨコハマという街を舞台にバトルを繰り広げる。荒事を解決する〈武装探偵社〉と、凶悪な集団〈ポートマフィア〉。対立する両組織の戦いと、次々と起こるミステリアスな事件。シリアスな雰囲気の中に洒脱なギャグが織り込まれた作品は、’16年にTV アニメが2 クールにわたって放送され、大ブレイクした。うえむら・ゆうと1993年10月23日生まれ。俳優、声優。劇団ひまわり所属。ファミリー劇場『声優男子ですが…?』出演中。来年1月よりTOKYO MXほかで放送のアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』に出演。ニット¥79,000(MARC JACOBS/マーク ジェイコブス カスタマーセンター TEL:03・4335・1711)※『anan』2017年12月6日号より。写真・岡本 俊スタイリスト・山本隆司ヘア&メイク・shibuya(vitamins)取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2017年12月02日●初挑戦で声優の難しさを実感女優の広瀬アリスが、映画『パワーレンジャー』(7月15日公開)で声優に初挑戦。日本の特撮シリーズ『スーパー戦隊』の英語版として1993年から全米で放送されているテレビシリーズ『パワーレンジャー』をハリウッドで映画化した本作で、ピンクレンジャー(キンバリー)の日本語吹き替え声優を務めた。広瀬といえば漫画・アニメ好きで知られ、声優は憧れの職業。今回、実際に声優に挑戦してどう感じたのだろうか、そして、声優のイメージに変化はあったのだろうか。また、本作の原点である『スーパー戦隊』との関わりや、本作の魅力なども聞いた。――憧れの声優に初挑戦していかがでしたか?お芝居の経験はあっても声のお仕事は全然違うので、不安の方が大きかったです。好きな分、大変さも知っていたので、どうすればいいんだろうという思いでした。――やってみて難しいなと思った部分は?声だけで強弱や喜怒哀楽をすべて表現しないといけなくて、普段は表情や動きがある中でお芝居をしているので、それが大変でした。あまりナチュラルすぎるとほかの人たちと比べて浮いてしまうし、でも、やりすぎというのもよくわからないし…自分の中でのバランスがすごく難しかったです。――自宅で反省会をしながらアフレコに挑んだそうですね。そうなんです。いただいた資料のDVDをひたすら2、3時間見て勉強しました。台本と照らし合わせたりしながら。――ピンクレンジャー(キンバリー)役として特に意識した点は?あまりガチガチに固めず、現場に行ってから決めるようにしました。変に役作りをしてそこから抜け出せなくなる方が怖かったので、こうしよう、ああしようっていうものは作らなかったです。――現場で監督とやりとりしながら作り上げていくという感じだったのでしょうか?そうですね。「キャー!」という悲鳴の中でも、「イエローとの声のバランス見るから待ってて」という感じだったので、いっぱいレパートリーを作っていくことや、いかに走らずにゆっくりセリフを言えるかとか…決めていたのはそれくらいです。――実際に憧れの声優をやってみて、想像とは違った点や新たな発見などはありましたか?単純に、声だけは難しいなと思いました。声優さんって本当にすごいんだなとあらためて実感しました。息遣いだけでも全然違うので。――憧れの思いは変わりました?さらにリスペクトするようになりました。――今回の初挑戦で、声優として成長できたなと手ごたえを感じたことは?いやいや全然、まだわからないです。満足したことは一度もないので、なんとも言えないです。――そうなんですね! では、次はどんな声も演じてみたいですか?それもまだ、これをやりたいと言える立場ではないので…。●戦隊モノとの関わりと自身の"絆"体験――本作の原点である日本の『スーパー戦隊』をお兄さんの影響で見ていたそうですね。見ていました! 『仮面ライダー』や、~レンジャーといった戦隊シリーズは、自然と見ていたものだったので、大人になってこういった形で参加させていただくのはとてもうれしいです。――特にピンクレンジャーはみんなの憧れの存在ですよね!そうですよね、かわいらしくてみんなのアイドルみたいな感覚で。でも、それを言われるとすっごいプレッシャーになるので、なるべく考えないようにしていました(笑)――ピンクレンジャー(キンバリー)に共感する部分はありましたか?キンバリーという女性は、クラスの中で派手なグループにいたはずなのに、あることがきっかけでハブぶられてしまう。それって女性だと理解できますよね。そういった部分は、自分だけではなくて女性だったらだれでもある部分なのかなと。そういう人間味のあるシーンがたくさんあるので、変身するまでにけっこう時間があるんですけど、その時間もストーリーとしてちゃんと楽しめるんです。ヒーローになっていく過程や人として成長していくシーンもこの作品の魅力だと思います。――広瀬さんは、映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』(2009年)で岬ユリコ/電波人間タックル役を演じられた経験があり、戦隊モノと縁のある方なのかなと。そうですね。やはり戦隊モノは子供たちに愛されているので、身内の中でもすごい人気者に。親戚、いとことか。それはうれしいです。――今回も親戚の子供たちから反応ありましたか?ありますね。また、『スーパー戦隊』を見ていた世代の方たちも「楽しみ」と言ってくれています。――この作品は幅広い年代の人たちが楽しめる作品ですよね。そうですね! ワールドプレミアに参加させてもらったときに思ったのは、2、30代の男性が断トツ多いなと。最初は子供向けというイメージだったんですけど、ワールドプレミアで大人の方が熱狂しているのを見て、たくさんの世代に愛される作品なんだなと実感しました。――ちなみに、『仮面ライダー』に出演した経験は今回生かされましたか?当時はお芝居を初めたばかりでしたので、右も左もわからない様な状態でした。ただ撮影から7年くらい経っているので、成長した姿をちゃんと出せたかなという感じはします。――本作は、"パワーレンジャー"として立ち上がる5人の絆にとても感動しました。そういったチームで乗り越えた経験はありますか?小学生のときのバスケですね。めっちゃ仲悪かったんです。なんでこのチームで戦っているのかなっていうくらい仲悪くて、口もきかないほど。それでも、試合になると自然とお互いをリスペクトし合っていいプレーができたりするんです。嫌いだけどどこか尊敬している部分があって、悔しいから嫌いとか、そういう思いもあったのかなと。今はとても仲良くて、連絡もとりあっているんですけど、あのときがあるから今の絆があるのかなと思います。■プロフィール広瀬アリス1994年12月11日生まれ。静岡県出身。2008年に映画『死にぞこないの青』で女優デビュー。2009年には女性ファッション誌『セブンティーン』の専属モデルオーディションでグランプリに選ばれ、同誌モデルとして活躍。女優としては、テレビ東京系ドラマ『釣りバカ日誌』シリーズや映画『新宿スワンII』(17)など多数の映画・ドラマに出演するほか、赤堀雅秋演出の『世界』で初舞台にも挑戦した。撮影:蔦野裕(c)2017 Lions Gate TM&(c) Toei & SCG P.R.
2017年07月13日ある共通点を持つ芸能人をゲストに迎えて珍しい“あるある”を探る「こんなところにあるあるが。 土曜 あるある晩餐会」が6月17日(土)今夜オンエア。今夜は人気声優あるある」をテーマに大御所から若手まで人気声優がとっておきの話題を披露する。水樹奈々や人気アニメ「ラブライブ!」の声優で構成された「μ’s」が紅白出場、東京ドーム公演を成功させるなど、加熱を続ける声優人気。今回は「いま、アイドル以上にファンを魅了! 人気声優あるある」というテーマで、ゲストに野沢雅子、神谷明、古川登志夫、三ツ矢雄二、松本梨香、森久保祥太郎、野島健児、山口立花子、三上枝織、山谷祥生といったベテランから若手まで10人の声優がゲストに登場。彼らが演じてきた色々なキャラクターの声が飛び交う豪華な“あるあるトーク”が展開される。また菊地亜美と「銀シャリ」も出演する。いま若者の憧れの職業の1つとなった声優だが一方で厳しい現実も。特に若手は声優としてだけでなく作品の主題歌や挿入歌を歌い、ライブ活動などもこなすことが求められるようになり、歌やイベント出演にNGを出すと、そもそも作品のオーディションを受けさせてもらえないこともあるのだとか。歌やダンスができないと声優本来の仕事もできなかったりコスプレ可否が条件に入ることもあり、さらにはオーディションに年齢制限がかかっている場合もあるというという現在の「アイドル声優」の実情が語られる。また録音機材の進歩で大きな声で演技しなくても収録が可能になってきたためベテラン声優のほうが声が大きすぎてスタッフに注意されることもあるという“ウィスパーボイス”が求められる現在のアフレコ事情や、「演じているキャラクターがイケメンだったために自らもイケメンと勘違いするヤツもいる」というベテランから若手への“物申すあるある”なども。70歳となった神谷さんがいまでも20代の若手に混ざってオーディションを受けていることや、ほとんどがアドリブだったという「いなかっぺ大将」でのニャンコ先生と大左衛門の掛け合いについて、さらに現場の声優陣が号泣したという「ワンピース」名場面の隠れたエピソードなどの貴重な“あるある”などを発表。声優イベントや声優学校などのVTRも交えつつ声優業界の秘密に迫る。さらに主役も脇役も全員でアドリブをするという「ガヤ」芝居を即興実演。ゲストの声優たちの持ち役で発表される「あるあるネタ」をお楽しみに。「こんなところにあるあるが。 土曜 あるある晩餐会」は6月17日(土)22時28分~テレビ朝日系でオンエア。※特別編成のため通常より30分遅れでの放送(笠緒)
2017年06月17日上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣ら、いまをときめく声優男子7人による人気バラエティ「声優男子ですが…?」の最新作となる“シーズン3”が、7月より放送開始となることが決定した。2014年に特番として放送された「声優男子ですが…?」は、その評判の高さから2015年よりレギュラー番組化。シーズン1では声にまつわる企画、シーズン2では自らが考えた企画に挑戦してきた声優男子たち。シーズン3のテーマはズバリ「弱点克服」!番組自身や、それぞれの声優男子たちが抱える弱点を克服したり、お悩みをすっきり解決し、さらなるパワーアップを目指すという。出演陣はお馴染みの7人。「神々の悪戯」戸塚月人役のほか、最近では「文豪ストレイドッグス」中島敦役や「B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~」増長和南役でも人気を博す上村祐翔。2013年デビューから「美男高校地球防衛部LOVE!」「赤髪の白雪姫」「ヤングブラック・ジャック」など数々の作品でメインキャストを務め、現在放送中「カブキブ!」にも出演中の梅原裕一郎。2016年公開『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』では主演の009/島村ジョーに抜擢された河本啓佑。今夏は梶裕貴や櫻井孝宏、中村悠一らと共演する「DIVE!!」の放送を控える小林裕介。「美男高校地球防衛部LOVE!」鳴子硫黄役や「アイドリッシュセブン」二階堂大和役で知られる白井悠介。ディズニーアニメーション『ベイマックス』ハマダ・ヒロの吹き替えほか洋画吹き替えに多数出演する本城雄太郎。「美男高校地球防衛部LOVE!」「Dance with Devils」「刀剣乱舞-花丸-」など話題作に名を連ねる山本和臣。番組開始から丸3年経ち、それぞれが成長した彼らの姿はファン必見だ。また、シーズン3の放送に合わせて、これまで放送したスペシャル版2作品もアンコール放送。番組レギュラー7人全員が集合したイベント「『声優男子ですが…?』イベント声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」が7月2日(日)に放送。番組から生まれたアニメ『ななにんのあやかし』のキャラクターが登場する、よみうりランドオリジナルストーリーの生朗読や舞台裏の様子など、彼らのライブ感あふれるイベントを再放送。さらに、シーズン2で好評だった憧れの先輩声優たちとの対談企画「声優男子ですが…?『先輩と2人きりですが…?』スペシャル!」を前・後編の2週に渡って放送。前編では上村祐翔×豊永利行、河本啓佑×福山潤、後編では梅原裕一郎×中村悠一、白井悠介×杉田智和、山本和臣×興津和幸のペアで、普段は聞けない話をじっくりと語り合う。「『声優男子ですが…?』イベント声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」は7月2日(日)24時20分~、「声優男子ですが…?『先輩と2人きりですが…?』スペシャル!前編/後編」は前編を7月9日(日)24時50分~後編を7月16日(日)24時50分~CS放送ファミリー劇場にて放送。「声優男子ですが…?」シーズン3は、7月12日(水)22時30分~CS放送ファミリー劇場にて放送。(隔週更新)(text:cinemacafe.net)
2017年05月26日皆が憧れるステージで活躍する大人って、どんな子ども時代をすごしたのでしょうか? ゆめを叶えた大人はどんな風に育てられたのか、人生まだまだヒヨっ子のちゃずがインタビュー!第5回に登場していただく松本梨香さんは、アニメ『ポケットモンスター』の主人公サトシ役を演じることで有名です。また、同アニメの初代オープニングテーマ曲『めざせポケモンマスター』を歌うなど、歌手としても人気を集めています。松本梨香さんプロフィール横浜市出身の声優・女優・歌手。アニメ『新・おそ松くん』で声優デビュー。以来、さまざまなアニメ、洋画の吹き替えなどで活躍している。NHK『わしもWASiMO』わしも役『CSI:サイバー』エイヴリー・ライアン役『ブリジット・ジョーンズの日記』ブリジット・ジョーンズ役など。歌手としても、女性ではじめて『仮面ライダーシリーズ』の主題歌を担当したり、映画『生まれ変わりの村』のために書き下ろされた楽曲『SOUP』で大ヒットを記録したりと話題が多い。自ら立ち上げた「まんまるプロジェクト」ではチャリティー活動にも力を入れている。twitter: 松本梨香公式LINEブログ: 松本梨香ファンクラブ~JOLLY DOG~: ■子どもの頃から、ポケモンのサトシみたいな性格だった!?ちゃず:当サイトの読者には、松本さんがキャラクターを務めるアニメを親子で観ている方がたくさんいらっしゃいます。私も、小学生の頃から『ポケットモンスター』のサトシを観てきたひとり。こんな男の子がクラスにいたらいいのになあ、といつも思っていました。松本さんご自身は、どんな子ども時代を送られていたんですか?松本:劇団の座長を務める父と、面倒見のよい母のもとに生まれました。両親ともに性格が明るく、人望が厚い。下町で近所づきあいも良く、家に鍵をかける必要がなかったんですよ、必ずいつも誰かしら遊びにきていたから(笑)。毎年、大晦日には劇団員の人たちが大掃除に来てくれて、私も指示したり、一緒に掃除したりしていました。そういう家庭にいたからこそ、自然と誰にでも話しかけ、よく話しかけられる、人見知りしない子に育ったんだと思います。ちゃず:松本さんのとても明るい性格は、家庭環境によるものだったんですね。松本:実は、明るくなった理由はもう1つあって。学校で自分がした発言や行動で、友だちが笑ってくれるのがうれしかったんです。歌もそう。私が歌うと、両親が「うまいうまい」と言って笑顔になってくれるのがうれしかった。人前で何かすることが、昔から好きでした。3歳の頃から習っていた日本舞踏のお教室でも、先生の前で踊ると飽きちゃうのに、先生のお弟子さんたちの前では間違えずに最初から最後まで完璧に踊れる、みたいな(笑)。ちゃず:では、昔からの知り合いの方々は、現在の松本さんの活躍を見て、「やっぱりな」って思っているかもしれませんね。松本:「オリンピック目指せばよかったのに」って。横浜市の800メートル走の新記録を出したりしているんですよ。逃げ足が速かったので(笑)父には、「芸は身を助ける」と教えられて育ちました。だから、小さい頃から三味線、英会話、日本舞踏と、習い事もいろいろやらせてもらってました。ちゃず:それで、その能力を将来に活かそう、と?松本:ハイ。 兄が障害をもっていたので、この能力を活かして兄を養おう、とずっと考えていたんです。私が何でもできるのは、兄が母のおなかのなかに忘れてきたものを、私が全部拾って生まれてきたからなんじゃないかなと思ったりしました。兄をいじめる子とは真っ向から喧嘩もしました。もともと正義感が強かったんです。泥棒を走って捕まえたこともあるくらいですから。ちゃず:まるで、サトシそのものみたい!松本:確かに、サトシの正義感に似ていると思う。サトシと言えば、ポケモンの言葉がわかるじゃないですか。私も動物の言葉がわかるんです。だから、サトシがピカチューに話しかけるシーンは、自分が飼い犬に話しかける感覚でやっています。けっきょく、「演じないことが、演じること」なんです。それを目指しています。■主治医から告げられた、「舞台に立ったら死ぬ」ちゃず:現在のお仕事を始めるまでの経緯を教えてください。松本:10代の頃、父の劇団で3年間演劇の勉強をしたのち、商業演劇の世界に入りました。それからずっと舞台に立っていたんですが、19歳のとき大病を患い、主治医から「舞台に立ったら死ぬと思ったほうがいい。当分、舞台には立ってはいけない。」と告げられたんです。やむを得ず舞台を降り、入院したんですが、目の前が真っ暗になったのを覚えています。ちゃず:どのくらい、病気と闘ったんですか?松本:1年くらいかな。薬の副作用が強く、耳が聞こえにくいこととかもあって、本当につらかった。早く復帰して元気なところを見せないと、女優生命が断たれると思って、必死で主治医の先生に泣きつきました。でも、主治医の先生は小さい頃から看てくれていたので、私のことを娘のように思っていました。先生は本気で私を治したいがゆえ、副作用の強い薬を出したがりませんでした。そんな先生に対して、泣きながらお願いしました。ちゃず:松本さんのお芝居に対する本気と、先生の松本さんに対する本気がぶつかりあったんですね。松本:おかげさまで徐々に回復してきたものの、しばらくは歌ってもすぐ息が切れ、長時間立っていられない状態が続きました。そんななか、俳優の名古屋章さんが、声優のオーディションを受けることを勧めてくださったんです。お芝居は舞台だけじゃないよ、と。ちょうどその頃、同期の山寺宏一さんも声優・俳優をやっていて、「梨香なら出来る」って背中を押してくれました。兄もアニメ好きだったので、導かれているような気もして。それで、チャレンジしたのが、アニメ『新・おそ松くん』の声優オーディションだったんです。ちゃず:それが声優への道の第一歩だったわけですね!松本:当時、声優として演じるのは初めてのこと。声優って、ディレクターさんがうしろから見ている状態で演じるんですけど、ずっと舞台に立っていた身としては、相手にお尻を見せることが落ち着かなくて。それくらい、ド素人だったんです。でも、このオーディションのとき、「ギャグのアニメだからこういう言い回しのほうが良いんじゃないかな」と思ってアドリブを入れてみたんですよ。そうしたら、ディレクターさんが気に入ってくださって。「この子がいたら現場が明るくなって、よい作品ができそうだ」と言ってくださっていたようです。ちゃず:それから20年以上もの間、声優を続けられている。これってすごいことですよね。松本:続けていると、声優をやっていてよかったと思うことがたくさんあります。例えば、あるお父さんから、柔道の練習に行かなくなってしまった息子について相談されて、その息子さんにサトシの声で電話をかけたんです。それから10年後、そのお父さんが私に会いにイベントへ来て、とてもうれしいことを報告してくださいました。「息子は、あれから黒帯を得て、いまは子どもたちに柔道を教えているんですよ」と。ちゃず:感動です! 今後はどんな活動を?松本:日本を越え、全世界の子どもたちと笑顔で繋がっていきたいです。いまや、日本のアニメソングは海外でも合唱してもらえるくらい浸透しているんですよ。ライブもたくさんやっています。お客さんが、みんな笑顔で帰れるようなエンターテインメントを生み出していきたいんです。それって、病気になって1度は「無理」と言われたこと。でも、やるべきだからこそ生かされている。そう考え、いまいろいろ頑張ってます。 ■三途の川で、家族に報告できる人生をちゃず:松本さんが発起人となっている「まんまるプロジェクト」とは、どんなプロジェクトですか?松本:いつも支えてくれている子どもたちに何か恩返しをしたいな、と思って始めたプロジェクトです。最初にやったのは、オリジナルのグッズをつくって販売し、その売上で子どもたちが必要としているワクチンを買う、という活動でした。東日本大震災があったときも、すぐに仲間と連絡を取り合って動こうとしました。でも、周囲から慎重な行動を求められたんです。このときは、近くに困っている人がいるのに、なぜすぐに助けられないんだろう、となんとも言えないもどかしさを感じました。ちゃず:そういうとき、自分のやっていることが本当に正しいのかどうか、迷いますよね。松本:「まんまる」とは人と人を繋ぐ輪、愛、HAPPY、あふれる笑顔を繋げるチャリティー活動です。まんまる精神を忘れずに、これからも仲間たちとずっと続けて行きたいと思っています。実際に活動している中で後押ししてしてくれる奇跡がいたるところで起きるというか、沢山の“まんまる”と遭遇するんです。例えば、偶然出会った2匹の蝶々が頭上を旋回して“まんまる”を描いたり、沖縄のチャリティーイベントの帰りにバスを降りたらちょうど真ん前に虹が出たり。そういうのを見ると、すでに他界した父や母、兄が応援してくれているような気がするんです。ちゃず:本当に、そのとおりだと思います。ご家族のみなさんが松本さんを応援されているんですね、きっと。松本:私のなかで、「家族」というのは永遠のテーマなんです。松本家でたくさん愛情を受けて育ったから、そこで育んだ笑顔を「まんまる」プロジェクトを通してみんなに伝えるのが使命の様な気がしてます。30年近くこの業界にいて、自分のやりたいことに賛同してくれる仲間も増えてきました。であれば、自分が旗を上げなければいけないと。人と人をつなぐ“かすがい”のような存在になって、もっとたくさんの人を笑顔にできる自分自身になりたいと思っています。ちゃず:松本さん、なんだか座長みたいですね!松本:そんな風に言ってもらえると嬉しいです。でも、気持ちのよい人たちが集まれば、どんなことも大変だと思わなくなるはず。私は、人が好きなのでみんなが笑顔になれば、周りによい人たちが自然と集まる気がします。家族が見守っていると思っているので、いずれ自分が他界するとき、三途の川で自分のやってきたことを家族に報告すること。そして、家族に褒めてもらいたいなぁと思います。ちゃず:ご家族もきっと喜ばれると思います。松本さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!取材をとおしてわかったのは、松本さんは生死と向き合ってきたからこそ、常に「自分はいま、後世に何を残していけるのか」を意識しながら生きているのだ、ということ。「声優」という肩書きを飛び越えた、計り知れない行動力と思考力をもつ方です。笑いあり、涙ありの素敵なお話から、たくさんパワーをいただき、「なんだか生きていてよかったなあ」と思いました。そして、帰りの電車のなか、私も思わず考えちゃいました。「ちゃずには、どんな使命があるんだろう?」と。 取材協力/キネコ国際映画祭 取材:イラストレーターちゃず 文:馬島利花
2017年04月06日いま注目のイケメン若手声優・梅原裕一郎の、声優情報雑誌「声優グランプリ」にて連載中の企画「梅原裕一郎のいい塩梅。」が、この度書籍化。「梅原裕一郎1stフォトブックめっちゃいい塩梅。」として発売中だ。「美男高校地球防衛部LOVE!」の湯布院役で人気が急上昇し、「ヤングブラック・ジャック」で初主演を務める、その後は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」「タイガーマスクW」と様々な作品でメインキャストを担当する梅原さん。また現在、シロクマさん役で花江夏樹(アザラシくん役)と共演するぷちアニメ「恋するシロクマ」が放映中で、今後もCLAMPがアニメキャラクター原案を手掛ける4月放送の「カブキブ!」をはじめ、「神撃のバハムート VIRGIN SOUL」「スタミュ」(第2期)と出演作が続く、いま人気の声優だ。今回のフォトブックは、B5判で96ページのオールカラー仕様。雑誌「声優グランプリ」で過去に掲載したグラビア企画「レコMEN!」や「LOVE MEGANE」の未公開カットを始め、撮り下ろしでは普段は見られない衣装&表情がたくさん詰まったグラビア、下町・柴又ロケの模様がたっぷり収録。梅原さんがたくさん詰まったこの一冊。ファンには見逃せない内容に仕上がりとなっている。「梅原裕一郎1stフォトブックめっちゃいい塩梅。」は発売中。(cinemacafe.net)
2017年03月13日“こんな声優、見たことない!”をテーマに、「TVガイドPERSON」が贈る新たな声優誌「TVガイドVOICE STARS vol.1」。この度、男性声優の中でもトップクラスの活躍をみせる梶裕貴が飾る本誌の表紙ビジュアルが公開。さらに雑誌の全容が明らかになった。昨年8月からTVガイド増刊「TVガイドPERSON」でスタートした男性声優連載は、これまで延べ15人もの声優が登場し、いずれも大きな話題を集めてきた。そこで今回、満を持して男性声優だけの一冊「TVガイドVOICE STARS」が誕生!このほど公開された表紙を飾るのは、「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役や「七つの大罪」のメリオダス役、「ポケットモンスター XY」のシトロン役など数々の人気アニメ作品の声を担当するほか、現在放送中のドラマ「ホクサイと飯さえあれば」ではぬぐるみ・ホクサイ役を演じている梶さん。表紙は、そんな彼の力強いまなざしが感じられる、インパクト抜群仕上がりに。なお、この春からは代表作「進撃の巨人」のSeason2が放送スタート。かつて社会現象をも巻き起こし、アニメ業界の常識を次々と覆したアニメだが、本誌も従来の声優誌の常識を覆すべく、表紙に「常識を、打ち破れ。」という共通のメッセージを残している。そして本誌では、ファン必見の特集が満載!巻頭では梶さんのどこよりも早い「進撃の巨人」1万字インタビューやスタッフとの独占対談、さらに冠番組「梶100!~梶裕貴がやりたい100のこと~」の独占収録リポートなど、圧巻の30P大特集。さらに第2特集では「声がツナグ 男のキズナ」と題し、人気シリーズ「夏目友人帳」から神谷浩史&井上和彦の最速インタビューのほか、「おはスタ」メインMC就任から間もなく1周年を迎える 花江夏樹&小野友樹 、「~俺たちだってもっと癒されたい!」DVD発売を記念して 江口拓也&西山宏太朗 、「タイガーマスクW」から 八代拓&梅原裕一郎というフレッシュなコンビまで、それぞれ10Pもの撮り下ろしグラビアに加えて、 5000字以上の対談はボリューム満点。そのほか、木村良平がただ飲んで、ただ食べるだけという新連載「酒と泪と良平と」や、先日行われた蒼井翔太のライブに潜入した模様のレポート、期待の新人声優コーナー、小野賢章が登場する世界的な写真家、レスリー・キーが撮り下ろす連載「SUPER VOICE STARS」など。なお、本誌には別冊付録として梶さんの超特大両面ポスター、数量限定で店舗別特典の本誌未掲載生写真も用意。まさに、梶裕貴をコンプリートできる永久保存版となっている。「TVガイドVOICE STARS vol.1」は3月8日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2017年03月08日声優200人へのアンケートで「スゴイと思う声優」のランキングを決めるテレビ朝日系のバラエティ特番『人気声優200人が本気で選んだ! 声優総選挙3時間SP』が、きょう9日(19:00~21:48)に放送される。今回は、白黒から最新アニメまで、幅広い世代の声優たちによる「プロが選ぶ本当にスゴイと思う声優ベスト25」を発表。さらに、スタジオには野沢雅子、山寺宏一、古川登志夫、三ツ矢雄二といった人気声優たちが集結する。野沢は「まずありえないようなメンバーだったのでとても楽しかったです」、山寺も「先輩がたくさんいらっしゃって、貴重な経験ができたのでうれしかった」と語りながら、トークでは声優の仕事のさまざまな裏側を紹介。声優のセリフの中には、台本にないアドリブも多く、それが実際のアニメに生かされることもあるという。また、『ドラゴンボール』シリーズで孫悟空を演じた野沢、ピッコロ役の古川、そしてフリーザ役の中尾隆盛の3人が、スタジオで戦闘シーンを生再現。迫力と臨場感に、乃木坂46の生駒里奈も「ここに悟空たちがいましたね!」と興奮する。MCは、爆笑問題とウエンツ瑛士。ゲスト声優には、塩屋翼、柴田秀勝、島本須美、関智一、中尾隆聖、野沢雅子、古川登志夫、三ツ矢雄二、森川智之、山寺宏一らを迎え、スタジオゲストとして児嶋一哉(アンジャッシュ)、千秋、生駒里奈(乃木坂46)、松村沙友理(同)が登場する。
2017年01月09日全員声優キャストによる本格コメディ『Run for Your Wife』が、11月30日(水)に開幕する。本作は、声優・俳優・タレントとしての活躍中の山寺宏一と水島裕、演出家の野坂実がコメディをやるために立ち上げた演劇ユニット「ラフィングライブ」の第2回公演。山寺、水島に加え、高垣彩陽、寿美菜子、岩崎ひろし、高橋広樹、小野賢章、横田健介という豪華声優陣が揃った。ラフィングライブ第二回公演『Run for Your Wife』チケット情報今回、その稽古場に潜入した。物語の鍵となるのは、タクシードライバー・ジョン(山寺)のとある秘密。実はジョンは、メアリー(高垣)とバーバラ(寿)というふたりの女性と結婚し、仕事のタイムスケジュールを完璧にコントロールすることで、重婚生活をエンジョイしていたのだ。しかし、あるアクシデントからスケジュールが狂い、ごまかすためのウソがウソを呼んで大パニックが巻き起こっていく――。イギリス人脚本家 レイ・クーニーの戯曲である本作。まず独特に感じたのは、このキャスティングでないと味わえない台詞回しだ。どこか洋画の吹き替えを彷彿とさせるノリとテンポが、海外のコメディ特有の面白さを引き立てる。さらに、山寺のハイテンションに動き回るドタバタっぷりや、高垣が躊躇なくやり遂げる振り切れた表情、水島と寿の一向に?み合わないやり取りなど、コミカルな芝居に大笑い。中でも小野の“オネエ”っぷりは濃厚で、すれ違いざまに岩崎の顔を撫でてお尻を触っていく姿には、稽古場が笑いに包まれていた。演出の野坂は、台詞の最初の一音のタイミングから次の動きにつなげやすい立ち位置まで、一つひとつを精査して、コメディの命である“間”を丁寧に調整していく。それに対しキャスト達も、わからないときは何度も確認しながら、確実に稽古を進めていく。そんな真剣さ漂う稽古場だが、雰囲気は和やか。ちょっとした確認でも毎回全力で演じる高垣に、水島が思わず「声がもったいないよ!」と声をかけるなど、山寺や水島、そして最年長の岩崎が積極的に空気をほぐしていた。誰かがひとりでセリフの確認をしていると他の人が稽古に付き合ったり、アドバイスしたり、それぞれが協力し合いながら芝居が作られている現場だった。公演は11月30日(水)から12月4日(日)まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて。12月1日(木)・2日(金)は、キャストによるお見送り企画も。取材・文:中川實穗
2016年11月28日女優のデイジー・リドリーが、ジェームズ・コーデンがタイトルロールに決まっている『ピーターラビット』映画版で声優を務めることになった。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でレイ役を演じ一躍有名になったデイジーは、ビアトリクス・ポター著作の児童小説を基にソニーの傘下コロンビア・ピクチャーズが贈るライブCGアニメーションの中で、キャラクターの1人の声を担当する。同作品は、1943年に77歳で亡くなった作家でイラストレーターのポター生誕150周年を記念して、2018年4月に公開予定。おなかをすかせたウサギのピーターが、マクレガーさんの畑に忍び込んだことから巻き起こる事件を描く作品になるようだ。現在デイジーがどのキャラクターの声を担当するのかは明らかになっていないが、これまでに発表されている声優陣の中には、ベア役を務めるローズ・バーン、『ナイト・マネージャー』に出演しているエリザベス・デビッキらが名を連ねている。監督はウィル・グラックが務め、『ザ・レゴ・バットマン・ムービー』『ザ・レゴ・ニンジャゴー・ムービー』などにも携わっているアニマル・ロジックがプロデュースを担当。来年1月からオーストラリアのシドニーで製作がスタートする。ポター著作の『ピーターラビット』シリーズは、1902年に英国の児童書籍出版社フレデリック・ウォーン社から出版され大ヒットを飛ばし、現在までに35か国語に翻訳され1億5000万部以上の販売数を誇るベストセラーとなっている。(C)BANG Media International
2016年09月28日人気・実力ともに上昇が止まらない若手声優の上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣の7人が集結した番組「声優男子ですが…?」。この度、本番組のイベント開催が決定!「声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」と題し、シーズン2の好評企画「声優男子学園」を再現するという。CS放送ファミリー劇場のオリジナル番組「声優男子ですが…?」は、いまをときめく声優男子が集結し、乙女たちに“癒し・ときめき・笑顔”を贈る、声優ヒューマンバラエティ番組。2014年にTVで初放送され、好評の声を受け2015年6月からはレギュラー放送が開始、シーズン2まで放送された。シーズン2では、声優男子たちが自ら考えた企画に挑戦。声優男子たちが学生服に身を包み、国語・英語・理科・道徳・体育のオリジナル授業に取り組むほか、声優男子たちが憧れの先輩を迎えてじっくり語り合う「先輩と2人きりですが…?」のコーナーを展開した。この度、本番組のイベント「声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」が、11月27日(日)によみうりランド日テレらんらんホール(東京都稲城市)で開催されることが決定。レギュラーメンバーの上村さん、梅原さん、河本さん、小林さん、白井さん、本城さん、山本さんらが登壇し、シーズン2の好評企画「声優男子学園」を再現。ファンの期待にお応えするステージを繰り広げるという。上村さんは、子役時代にはドラマにも主演。最近ではアニメ「B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~」増長和南役や、「文豪ストレイドッグス」中島敦役で活躍中。「ヤングブラック・ジャック」間黒男役や、「美男高校地球防衛部LOVE!」由布院煙役で一躍人気を博した梅原さんは、「タイガーマスクW」藤井タクマ/タイガー・ザ・ダークでの出演が控える。河本さんは、「美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!」別府月彦役ほか、完全オリジナルストーリーのフル3DCGアニメーションの新作で登場する映画『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』で、主演の009/島村ジョー役に抜擢された。「アルスラーン戦記」アルスラーン役で知られる小林さんは、この夏放送された「Re:ゼロから始める異世界生活」ナツキ・スバル役での好演が記憶に新しい。「美男高校地球防衛部LOVE!」で初のメインキャラクターを務めた白井さんは、「アイドリッシュセブン」二階堂大和役や「アイドルマスター SideM」若里春名役など、大人気コンテンツに立て続けて出演。今後の活躍に期待が高まる。本城さんは、『ベイマックス』ではハマダ・ヒロの吹き替えを担当。10月からはアニメ「ユーリ!!! on ICE」に出演予定。2013年、第7回声優アワード新人男優賞を受賞した山本さんは、大ヒット海外ドラマ「フルハウス」のその後を描いた「Netflix」オリジナルドラマの「フラーハウス」で、DJの長男の吹き替えを務める。本イベントのチケット販売の一般販売は11月16日(水)10時より開始。現在、スカパー!加入者先行抽選販売を9月30日(金)まで受付中。そのほか先行抽選も実施されるとのことなので、詳しくは公式サイトをチェックしてみて。「声優男子ですが…?」イベント「声優男子学園スペシャル参観日ですが…?」は11月27日(日)、よみうりランド 日テレらんらんホールにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日【ママからのご相談】子どもが声優になりたいと言うのです。私は反対ですが、夫は「やりたいことをやらせれば」と言います。声優なんて食べていけるわけがないのに。どう思いますか?●A. 「好き」は娯楽。「仕事」は社会・人の役に立つかどうか。こんにちは。婚活・恋愛コンサルの菊乃です。私が以前、貧困女性の自立支援セミナーをキャリアカウンセラーの方とやったときに、参加者の方で割と多かったのが音大卒の方 でした。全国規模の音楽教室でも、ピアノの先生って個人事業主の場合もあるみたいですね。自衛隊の音楽隊とか有名音大を首席で卒業した人が勢ぞろいで、しかもそのパートに欠員が出ないと入れないのですね。また、フリーターの就職支援をしている方にお話を聞いたところ、『フリーターには声優の専門学校を卒業した方が多い』とのことです。進学先としてアーティストや芸能関係を養成する教育機関はありますが、そこの卒業生の数より、就職先はずっと少ない のです。進学先を決めるときに、本人と親はその辺の事情を知っていたのかなぁと思ってしまいました。お聞きしていると、「勉強は身を助ける」と思い込んでいる方が多いなぁと感じました。とりあえず勉強っぽいことならば何でもやっていればいいというか。就職難をあまり経験していない世代の方は、特にそうかもしれません。●勉強は身を助けません。取得しても就職には無意味な資格がたくさんあります「好きならやらせればいいんじゃない」と習い事感覚で進学させて、就職できない、就職しても給料が安い学歴、資格ってたくさんありますよね。“資格が取れる”=“すごい”と思考停止してしまうのは危険 です。私たちだって、世の中のすべての仕事を知っているわけじゃありません。子どもの目に見える仕事って、学校の先生、プロスポーツ選手、芸能関係とかもっと少なくて限られているでしょう。さかなクンは魚がすごく好きで、水産学部を受験して落ち、アニマルケアの専門学校に進学したそうです。卒業後は寿司屋などの魚にかかわるアルバイトを転々と。寿司屋で描いていたイラストが目に留まり、そこからイラストレーターを副業で始めて、それをテレビ関係者が見たそうです。そこから今のポジションを確立するわけなのです。だから一見、仕事に結びつかなそうな進学先でもどうなるかわからないといえばそうなのですが、さかなクンは高校時代から魚通チャンピオンでした。「好き」の思いがそれぐらい濃いならその道でもいいのでは。しかし、いま知っている仕事の中で「声優」が一番興味があるという程度ならば、声優がダメというわけじゃないのですが、もっとお子さんの特性を見つめて、たくさんの仕事があることに目を向けるようアドバイスしてみてはどうでしょうか。●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)●モデル/香南
2016年08月25日映画『ターザン:REBORN』の日本語吹き替え版で主人公・ターザンの声優を担当する桐谷健太が6月19日、都内で公開アフレコを実施。本作で実写声優に初挑戦し「こんなに奥深いとは。今後もっとやっていけたら」と声優業に意欲を燃やした。『ハリー・ポッター』シリーズの監督&スタッフによって、誰もが知るターザン伝説を全く新しいアクション・エンターテインメントとして“REBORN”させた本作。桐谷さんは、声優オファーを快諾した理由を「だって、ターザンですもん」と即答し、「誰もが知っている大役なので感激。思いきり100%の力を出した」と手応えを示した。本作の主人公は貴族でありながら、子ども時代をジャングルで過ごしたという二面性を持っており「すべてを手にしたはずの男が、愛する人を守るために、野生の勘を取り戻し、自然と対峙するカッコ良さがある。両方のしゃべり方の違いを意識するのが難しかった」と“ひと味違う”ターザン像をアピールしていた。ロンドンで裕福な暮らしを送る英国貴族のジョンは、ある陰謀によって、妻のジェーンをさらわれ、故郷のジャングルも侵略されてしまう。愛する妻と故郷を救うため、すべてを投げ打ち、長年封印したもう1つの顔である“ターザン”を解き放った男の運命は?桐谷さんは「暑い夏にピッタリな、キンキンに冷えたスタイリッシュで爽快なアクション映画」と見どころをコメント。今月26日(現地時間/日本時間は27日)にロサンゼルスで行われる本作のUSプレミアに参加し、主演のアレクサンダー・スカルスガルドと対面することが決定し、「“Nice to meet you!!”以外に何をお話しするか考えていませんが、日本のターザン代表として、楽しみながら満喫したい」と期待に胸を踊らせていた。『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月20日アニメ、洋画吹き替え、ナレーション、舞台、アーティスト活動とマルチな魅力を発揮する声優の中でも、ネクストブレイク必至の若手声優男子たちが集結し、乙女たちに“癒し・ときめき・笑顔”を贈る番組「声優男子ですが…?」のシーズン2が、2月27日(土)より放送されることが決定!気になる番組内容と、各出演者のコメントが届いた。CS放送ファミリー劇場のオリジナル番組「声優男子ですが…?」は、若手声優たちが“声”や“演技力”で様々な企画に挑み、“声優”のポテンシャルを発揮する新感覚声優ヒューマンバラエティー。2014年にTVで初放送され、好評の声を受け2015年6月からはレギュラー放送が開始(全12話)。そしてこの度、シーズン2の放送が決定した。シーズン2では、声優男子たちが自ら考えた企画に挑戦!レギュラー企画では、声優男子たちが学生服に身を包み、国語・英語・理科・道徳・体育のオリジナル授業に取り組むほか、声優男子たちが憧れの先輩を迎えてじっくり語り合う「先輩と2人きりですが…?」のコーナーなど、彼らの魅力をギュッと凝縮した30分となるようだ。出演者は前シーズンから引き続き、今後、さらなる活躍が期待される7人の声優男子たち。「神々の悪戯」戸塚月人役や「文豪ストレイドッグス」中島敦役での出演が控える上村祐翔。「ヤングブラック・ジャック」間黒男役や、「美男高校地球防衛部LOVE!」由布院煙役で一躍人気を博した梅原裕一郎。同じく「美男高校地球防衛部LOVE!」から箱根有基役の山本和臣と、鳴子硫黄役の白井悠介。白井さんは「アイドルマスターSideM」若里春名役としても知られる。そして、「アルスラーン戦記」の主人公・アルスラーン役を務めた小林裕介。『ベイマックス』ではハマダ・ヒロの吹き替えを担当した本城雄太郎。さらに「東京ESP」東京太郎役の河本啓佑だ。第1回放送では、昨年のAGFスペシャルステージの裏で行われていた「シーズン2企画会議」の模様をお届け。また、シーズン1で彼らが自ら考案したオリジナル妖怪キャラたちが歌うシーズン2主題歌「7人の妖」も初お披露目となる。第2回放送では、山本さんの考えた“大きい動物と触れ合いたい”という企画を実行。そして番組初の対談企画「先輩と2人きりですが…?」では、本城さんと、事務所の先輩・木村良平(「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」八神陸)が対談。この機会にじっくり聞いてみたいことを話すという。各出演者からコメントが届いた。■上村祐翔最初の収録から1年経って、それぞれが違う現場で、仕事を通してまた一回り大きくなって、「シーズン2」を迎えることができたのが、本当に嬉しいことだなと思います。「シーズン2」では、より表現の幅が広がっている僕たちを観ていただけたら嬉しいです。みんなで心から楽しんでいるので、素の部分が現れているのが「声優男子ですが…?」ですが、自分たちで作ったキャラクターに声をあてたりするなど、“声優”の部分も一緒に楽しんでいただけると思います。■梅原裕一郎この7人のメンバーで、ワチャワチャと楽しくいろんなことに挑戦できたらいいなと思います。最初よりそれぞれの距離が近くなって、それぞれの立ち位置がわかってきているので、もっとおもしろくなっていくかと思いますので、皆さんも応援して観ていただければと思います。■河本啓佑普段話しているような発言が収録中に飛び交っているので、そういう意味でリアルな普段の感じをより皆様にお伝えできるかなと思います。学園もののコーナーは、男子校みたいな雰囲気で、すがすがしい気持ちで収録できました。先生としてがんばったので、ぜひ観ていただければと思います。■小林裕介いままで“声優男子なのにこんなことするの!?”というような企画でも、お互いに助け合ってやってきた結果、ここまで素が出せるほどみんなとの仲が深まって、これからもっとおもしろくできそうだというタイミングで、「シーズン2」が始まります。最初の頃の僕たちでは、なかなか見せられなかった部分を、「シーズン2」では全面に押し出して、楽しくやっていこうと思います。■白井悠介「シーズン2」も7人同じメンバーで、またいろんなことに挑戦していけると思うと、すごく嬉しくて、これからの収録も楽しみです。みんなでやった企画会議を通った案が、これから実現していくと思うので、前よりもっとスケールアップしたものをお届けできるかと思います。学園もののコーナーでは、実際の学校にお邪魔して、10数年ぶりに学生服に袖を通し、お昼休憩もみんなで机を合わせてお弁当食べたりして、学生の時の気持ちが蘇ってくるような感じでした。7人はカメラが回っていないところでも、楽しくワチャワチャやっているので、青春感を少しでも味わっていただけるかと思います。■本城雄太郎最初の収録から1年経ってやっと慣れたところだったので、7人で「シーズン2」をスタートできたことが嬉しいです。「シーズン2」では、まだまだ出していない、おもしろい部分があると思うので、注目してほしいです。僕たちそのままの姿を見せながら、バラエティー番組として楽しんでもらえるような企画が盛りだくさんです。学校を使ったコーナーは、河本先生がおもしろいので、期待して下さい!■山本和臣7人揃って初めて収録した1年前とは、また別の刺激があって、楽しい収録現場でした。それぞれができること、みんなと一緒にできることが増えて、7人のグループ全体で、お互いを向上していけたらいいなと思っていたので、また同じメンバーでできることがこれからも楽しみです。ナレーションは、前シリーズから先輩声優の諏訪部順一が担当。シーズン1から、それぞれが各方面で成長を遂げ、再び集結してみせる新たな一面に、胸キュンすること必至だ。「声優男子ですが…?シーズン2」は2月27日(土)19時20分よりCS放送ファミリー劇場にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月08日「サザエさん」の中島くんの声で知られる声優・白川澄子が、11月、80歳でこの世を去ったことを受け、「NARUTO-ナルト-」夕日紅役の声優・落合るみが2代目中島くんを務めることが分かった。「サザエさん」放送開始より初代・中島くん役を務めてきた白川さん。先週、逝去したことに伴い、急きょ今週オーディションが開催。スタッフの満場一致で落合さんに決定したという。12月13日(日)の放送分より落合さんによる2代目中島くんが初お目見えとなるようだ。プロデューサー・野崎理(フジテレビ編成部)は、「落合さんの明るく朗らかな雰囲気が2代目中島くん役にぴったりだと思い、オーディションに参加していたスタッフの満場一致で決定しました。カツオとの新しい名コンビとして視聴者の皆さまにお楽しみいただけるよう、気持ちも新たにスタッフ一同盛り上げていくつもりです」と、起用理由を明かした。落合さんは「いつも“磯野~”とやさしく呼びかけている中島くんの声。誰もが耳に残っていると思います。メガネで礼儀正しく優しい少年を、白川さんがかわいらしく個性的な魅力ある声で演じられていました。白川さんの作り上げた、皆に愛される中島くんを大事に演じていかなくてはいけないと思っています。 未熟すぎる私ですが、どうぞよろしくお願い致します」と、白川さんへの敬意と意気込みをコメントした。なお、12月6日(日)放送分に登場する中島くんは、収録スケジュールの都合上オーディション開催が間に合わず、臨時で声優のうえだ星子が代役を務める。「サザエさん」は毎週日曜日18時30分よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月04日2015年11月、「サザエさん」の中島役や「ドラえもん」出木杉英才役で知られる声優・白川澄子が80歳でこの世を去ったことを受け、「サザエさん」カツオ役の声優・冨永みーなから追悼コメントが届いた。白川さんは、1969年から「サザエさん」の中島君役を担当。冨永さんは、1999年から正式に三代目・カツオ役として仲間入りしていた。冨永さんは「突然の訃報に、大変驚いております。いつもスタジオで優しく声をかけていただいていました。とてもとても寂しいです。白川さんのご冥福をお祈りします。中島ー!中島ー!俺たち永遠に親友だよな」と、白川さんの逝去を悼むコメントを寄せた。白川さんは、「ドラえもん」の出木杉英才役も2005年まで担当。そのほか「宇宙エース」エース役や「オバケのQ太郎」ハカセ役、最近では「スペース☆ダンディ」にも出演していた。SNS上では「いそのー!野球しようぜー!が、聞けなくなるのか…」「最近サザエさんの声優がどんどん変わって悲しい」「また慣れ親しんだ声が消えていくのも辛いですがその声をずっと耳に残しておきたいと思います」と白川さんへの追悼コメントが続々と上がっている。(text:cinemacafe.net)
2015年11月27日TVアニメ『それが声優!』から誕生した声優ユニット・イヤホンズがパーソナリティを務めるWEBラジオ『それが声優! Presents WEBラジオ』が2015年10月10日より配信されることが決定した。インターネットラジオステーション<音泉>にて配信されるWEBラジオ『それが声優! Presents WEBラジオ』には、イヤホンズの出演のほか、『それが声優!』に縁のあるゲストを迎えての配信も予定されている。それにあわせて、10月28日に発売される『それが声優!』Blu-ray&DVD第2巻のジャケットが公開。第2巻のジャケットもキャラクターデザインを務める佐々木政勝氏による描き下ろしイラストとなっている。そのほか、Blu-ray初回限定版には特典として、イヤホンズ密着ドキュメント「それがイヤホンズ!」ディレクターズカット版の映像に加え、ラジオCD vol.1、原作の作画を務める畑健二郎氏が描き下ろしたジャケットのスペシャルブックレットが封入される。スペシャルブックレットには第3話、第4話に本人役として出演した、田村ゆかり・銀河万丈のインタビューも掲載される。なお、『それが声優!』のメインキャストを務めたイヤホンズは、アニメの放送内容にリンクする形で10月11日に原宿アストロホールで「イヤホンズ単独1stライブ」を開催するが、ライブではペンライトやブロマイドに加え、ライブTシャツの販売も決定した。Tシャツはイヤホンズメンバーのイメージカラー3色が用意され、当日会場にて販売される。チケットのない人でも参加できる先行販売は会場入り口にて15時30~16時30分に行われる。そのほか詳細は『それが声優!』公式サイトをチェックしてほしい。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年10月07日TVアニメ『それが声優!』から生まれた新人声優ユニット・イヤホンズのワンマンライブ「イヤホンズ単独1stライブ」が2015年10月11日(日)に東京・原宿のアストロホールにて開催されることが決定した。イヤホンズは、TVアニメ『それが声優!』のメインキャストを務める、高野麻里佳・高橋李依・長久友紀の3人による新人声優ユニット。TVアニメ『それが声優!』内でも彼女たちが務める双葉・いちご・鈴によって、"イヤホンズ"が結成されている。また、キャストによる"イヤホンズ"が6月に発表したデビュー曲「耳の中へ」が、アニメ内でも"イヤホンズ"のデビュー曲として登場するなど、2次元と3次元の動きがリンクしていることでも話題となっている。そして、本日放送となったTVアニメの11話における「イヤホンズのワンマンライブ開催決定!」というストーリー展開とともに、現実のイヤホンズのワンマンライブも開催が発表された。ワンマンライブの名称となる「イヤホンズ単独1stライブ」もアニメの内容とリンクしたタイトルとなっている。イヤホンズ初のワンマンライブ「イヤホンズ単独1stライブ」は10月11日に原宿アストロホールにて開催される。チケットはローソンチケットにてアニメ放送終了後23時25分より販売開始となる。■イヤホンズ単独1stライブ - 開催概要【会場】原宿アストロホール【日時】2015年10月11日(日) 開場17:00 / 開演17:30【チケット代】3,500円(税込 / ドリンク代別途)○ニコ生で1話~11話の振り返り一挙放送さらに、TVアニメ『それが声優!』の振り返り上映会がニコニコ生放送にて9月21日(月)の14時より実施されることもあわせて決定しているので、こちらも注目しておきたい。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年09月15日CS放送ファミリー劇場で放送中の、オリジナル声優ヒューマンバラエティ番組『声優男子ですが…?』で始動した、声優男子7人による「番組オリジナルキャラクター作成プロジェクト」から、ついに7人のオリジナルキャラクターが完成した。声優男子たちが自分で演じたい妖怪を考案し、人気イラストレーターのさらちよみ氏によって見事なキャラクターに変身。今後、番組の中で声優男子7人がそれぞれのキャラクターボイスを演じていく。○声優男子たち考案! オリジナル妖怪キャラキャラクター(デザイン:さらちよみ)『声優男子ですが…?』の企画「番組オリジナルキャラクター作成プロジェクト」から生まれた妖怪キャラ。声優男子たちは、キャラクターの設定を、イラスト、一人称、ニックネーム、身長、イメージカラー、クセ、マストアイテム、性格といった点からすべて考案しており、生み出されたキャラクターは、今後声優男子たち自らの声によって、息が吹き込まれていく。【世界観設定】魑魅魍魎、妖(あやかし)たちが闊歩する異形のモノの池―妖の里。そこでは、選ばれし若く美しき7人の妖が、里の長~妖の王となるべく、その妖力を磨き、互いに切磋琢磨していた……。そんな妖たちの世界に、一人の少女が迷い込む……。■めいてぃむ (cv. 上村祐翔)抹茶ドーナツが好きな犬神。口をとがらせて骨を乗せるクセがある。普段はのほほんとしているが怒ると……。「ほらほらっ! おやつの時間~♪」■狗天 (ぐてん) (cv. 梅原裕一郎)物知りな天狗。上から目線で雑学王。うんちくを言う度に鼻が伸びる。「そんなことも 知らないのかい?」■黒木天子 (くろきてんこ) (cv. 河本啓佑)失われた国の王子。ビシッとしていて、優しく丁寧な言葉遣い。ボロボロの本を読んでいる。「私の居場所は どこにあるのだ…」■幽 (ゆう) (cv. 小林裕介)優しいけどどこか頼りない座敷童。人形のハツで腹話術をする。幽の目には、とある秘密があるようす……。「幸せになりたいかい? なら…オラの目を見せてあげる。」■しろー (cv. 白井悠介)二重人格の白狐。普段は飄々とよくウソをつくが、黒ver.になると冷酷な一面も見せる。白ver.「ウソですけどね。」黒ver.「風穴 空けんぞ!」■ちぇるた (cv. 山本和臣)関西弁な猫又。鈴の音で、相手を眠らせることができる。ミルクティーが手放せない!「ちりん、ちりーん♪安心して眠ってや。」■ぽんたろ (cv. 本城雄太郎)頭に化学事典をのせた化け狸。素直そうに見えてかなりのひねくれ者だが、みんなに可愛がられている。「なんでまた オイラなんだよぉ~」2015年11月7日(土)に開催される「アニメイトガールズフェスティバル2015(AGF2015)」のメインステージ出演も決まるなど、ますます注目度の高まるファミリー劇場オリジナル番組『声優男子ですが…?』は、隔週(土)19:20~19:50ほか放送中。そのほか詳細は『声優男子ですが…?』特設サイトをチェックしてほしい。
2015年09月15日現在放送中のTVアニメ『それが声優!』が、コミックマーケット88にて出展するブースで頒布するグッズのビジュアルを公開。『それが声優!』出演きっかけで復活を発表したAice⁵のキャラクタービジュアルに加え、スピンオフテーマソング集「それが声優! E.P.スピンオフムービー主題歌集」の2曲目には堀江由衣が本人役として歌唱した劇中劇「クロネコ・オブ・エターニャ2」の主題歌「ヒーローじゃなくていい」が収録されることも明らかにされた。夏コミで頒布される『それが声優!』グッズからは、3点の描き下ろしイラストが初公開。これらの描き下ろしイラストは、「Aice⁵ ALL SONGS COLLECTION【それが声優! 盤】」ジャケット、「それが声優! E.P.スピンオフムービー主題歌集」ジャケット、「イヤホンズ夢のワンマンライブ」タペストリー(B2)にて使用される。「Aice⁵ ALL SONGS COLLECTION【それが声優! 盤】」のジャケットは、Aice⁵のメンバーが佐々木政勝氏の手によってキャラクターデザインされたイラストで、メンバーはそれぞれ、アーティスト写真と同じ衣装を着用した絵柄となっている。このCDのジャケットでは、『それが声優!』アニメ登場に先駆けてAice⁵のキャラクタービジュアルがいち早く見ることができる。また、ブックレットには、原作者であり、Aice⁵のメンバー・あさのますみ(浅野真澄)のインタビューが掲載される予定。そして、「それが声優! E.P.スピンオフムービー主題歌集」ジャケット、「イヤホンズ夢のワンマンライブ」タペストリー(B2)では、メインキャラクター双葉・いちご・鈴の描き下ろしイラストとなっており、スピンオフ主題歌集では3人の映画館でのオフショットが、タペストリーではイヤホンズの衣装を着用した絵柄となっている。「それが声優! E.P.スピンオフムービー主題歌集」の2曲目には、堀江由衣が演じる堀江由衣が作中で歌唱した劇中劇「クロネコ・オブ・エターニャ2」の主題歌「ヒーローじゃなくていい」を収録。それにあわせて、YouTubeではコミックマーケット88の最終日8月16日(日)までの期間限定で「クロネコ・オブ・エターニャ2」のダイジェスト映像とともに楽曲試聴のできるトレーラーも公開されている。「それが声優! E.P.スピンオフムービー主題歌集」には、AKINO from bless4の歌う「仏戦士ボサツオン」主題歌「愛と絶望のイデア」、堀江由衣(cv. 堀江由衣)の歌う「クロネコ・オブ・エターニャ2」主題歌「ヒーローじゃなくていい」に加え、さらに1曲が収録されるが、こちらはアニメ本編で明らかとなる予定になっている。そのほか詳細は、『それが声優!』公式サイトをチェックしてほしい。○「ヒーローじゃなくていい」試聴用トレーラー(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年08月04日声優の高橋季依、長久友紀、高野麻里佳によるユニット・イヤホンズが、7月22日にリリースする2ndシングル「それが声優!」のミュージックビデオ(MV)が、YouTubeで公開された。同曲は、現在TOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『それが声優!』(毎週火曜23:00~ほか)のオープニングテーマ。イヤホンズの3人は本作において、メインキャストである一ノ瀬双葉、萌咲いちご、小花鈴ら新人声優の役をそれぞれ務めており、アニメ放送に先がけてリリースされたデビューシングル「耳の中へ」が、オリコンデイリーチャート9位を獲得するなど、注目を集めている。公開されたMVの舞台は、カラフルなマイクに囲まれたステージ。イヤホンズの3人は、アーティスト写真と同じパステルカラーの衣装に身を包み、軽やかなシンセサイザーのメロディーやリズムに合わせてダンスを披露している。また、ところどころでメンバーの自己紹介的な演出に加え、カラフルなキャンディーなどの小道具で遊ぶ姿が少しくすんだ配色で映されている。さらに、新人声優ならではの悩みなどを明るく綴った歌詞も。なお、アニメの放送開始とシングルのリリースを記念して、7月18日から8月2日までの2週間、アニメイト池袋本店と秋葉原店の閉店アナウンスをイヤホンズが担当することも決定。アナウンスは、池袋本店と秋葉原店で内容が異なり、「いけぶくろ」「あきはばら」をお題にした、あいうえお作文に挑戦するという。『それが声優!』は、『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優の浅野真澄(本作の名義は、あさのますみ)と漫画『ハヤテのごとく!』で知られる畑健二郎がタッグを組んで発行された同人誌およびWEB漫画が原作。劇中では、浅野が実際の声優業の中で体験してきたシビアな実情や舞台裏も盛り込まれたリアルな物語が、新人声優3人のキャラクターを通して描かれる。また、8月14日~16日の3日間にわたって東京ビッグサイトで開催される「コミックマーケット88」に、『それが声優!』のブース出展も決定。販売商品情報などの詳細は、随時オフィシャルサイトにて公開される。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年07月14日人気アニメ『ドラゴンボールZ』の孫悟空役などで知られる声優の野沢雅子が、7月7日より放送開始のTVアニメ『それが声優!』(TOKYO MX1 23:00~ほか)第1話に本人役で出演することが明らかになった。これは、6月27日に東京・アニメイト池袋本店にて行われた本作の先行上映会で発表され、本人役での出演となる野沢は、第1話に主人公・一ノ瀬双葉らが同じ作品のアフレコに参加するという形で登場。第2話以降でも、実在の声優の登場に注目が集まる。上映会後に行われたトークイベントでは、野沢のコメントが届けられ、メインキャストを務める新人声優の高野麻里佳、高橋李依、長久友紀に、声優として成長するためのアドバイスを伝授したという。『それが声優!』は、『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優の浅野真澄(本作の名義は、あさのますみ)と漫画『ハヤテのごとく!』で知られる畑健二郎がタッグを組んで発行された同人誌およびWEB漫画が原作。劇中では、浅野が実際の声優業の中で体験してきたシビアな実情や舞台裏も盛り込まれたリアルな物語が、新人声優3人のキャラクターを通して描かれる。TVアニメ『それが声優!』は、7月7日からTOKYO MX1で23:00~、MBSで27:00~より放送がスタートする。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年06月27日プロ野球・中日の落合博満GMの長男で声優の落合福嗣が、7月より放送されるTVアニメ『それが声優!』(TOKYO MX1 23:00~ほか)の公開アフレコに登場した。アフレコに参加した落合は、今年4月に老舗の声優事務所・青二プロダクションに所属したばかり。TVアニメのアフレコはこの日が初のため、劇中で登場する3人のキャラクター同様に、割り振られたセリフの一言一言に全力で取り組んだという。自身も「緊張もしましたが、とても楽しかったです。『それが声優!』は新人声優が成長していく姿を描いた作品なので、駆け出し声優の自分に重なる部分が、たくさんある作品です」と作品に深く共感した様子。「初めてのアニメ出演作品が『それが声優!』でよかったです」と語っている。本作は『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優の浅野真澄(本作での名義は、あさのますみ)と漫画『ハヤテのごとく!』で知られる畑健二郎がタッグを組んで、発表されてきた同人誌およびWEB漫画が原作。劇中では、浅野が実際の声優業の中で体験してきたシビアな実情や舞台裏も盛り込まれたリアルな物語が、一ノ瀬双葉、萌咲いちご、小花鈴ら新人声優3人のキャラクターを通して描かれている。『それが声優!』は、7月7日からTOKYO MX1で23:00~、MBSで27:00~より放送がスタートする。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年06月17日アニメに映画にナレーション、ラジオや舞台やアーティスト活動、最近ではバラエティ番組出演に至るまで、多彩な活躍でファンを魅了する職業・声優。そんな声優たちにフィーチャーし話題を呼んだ雑誌「声優JUNON」の続刊「声優JUNON vol.2」の発売が決定。超人気声優の梶裕貴が飾る表紙が解禁された。「JUNON」は、いまをときめく若手イケメン俳優や女優たちを取り上げ、インタビューやオリジナルの写真で彼らの姿を追い、さらには「ジュノンボーイコンテスト」開催などで世にリアル・イケメン男子を輩出するなど、“イケメン”の代名詞ともいえるアイドル雑誌。近年では、声優も度々取り上げられ、昨年には別冊JUNON「声優JUNON」を発売。表紙を飾った人気声優・宮野真守を始め、豪華声優陣13組の撮り下ろしインタビューや、過去「JUNON」本誌で掲載しきれなかった“未公開カット"が収録され、かつてない大ボリュームにファン騒然の永久保存版な一冊となった。ファン待望の第2弾で表紙を飾るのは、前回の「声優JUNON」にも登場した超人気声優の梶さん。世界中にファンを持つアニメ「進撃の巨人」で主人公・エレン役を演じ、一躍日本を代表する声優へと躍進。「アルスラーン戦記」(銀仮面卿役)や「デュラララ!!×2」(遊馬崎ウォーカー役)、「ポケットモンスター XY」(シトロン役)などアニメ作品で多くメインキャラクターを担当するほか、「のだめカンタービレ」の韓国ドラマ版「のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ」ではオリジナルキャラクターの吹き替えを担当するなど、幅広い演技で魅せる実力派だ。本雑誌では、梶さんの巻頭10ページに渡るグラビアとスペシャルインタビューが掲載。そのほか、いまの声優界でとびきり輝く男性&女性人気声優がずらりと名を連ねる。蛯原友里や押切もえらを一躍トップモデルへと導いた20代女性のオシャレのバイブル雑誌「CanCam」の付録にて“イケメン声優”と紹介された島崎信長とKENN。映画『ハリー・ポッター』シリーズで主人公・ハリー・ポッター役の吹き替えを担当し、アーティスト活動も盛んな小野賢章。ドイツ生まれのイケメンで、コミカルなキャラから冷徹な悪役までこなす柿原徹也。また、「美男高校地球防衛部LOVE!」で息のあった芝居を披露し、出演者登壇イベントはチケットが即完するほど人気が急上昇している増田俊樹、西山宏太朗、梅原裕一郎の3人。さらに羽多野渉、斉藤壮馬、田村ゆかり、上坂すみれ、愛美らが登場。また、前回梅原さんが紹介された注目の新人を集めた「Brand New Voice」コーナーでは、谷口淳志、上田麗奈、まっくすらが紹介されるとのこと。梅原さんのように、次にここからブレイクする声優がいるのか、要チェックだ。そして、前回登場した宮野さんの未公開カットが初公開されるほか、スペシャル両面ポスター2枚が特別付録として封入!本作も期待を裏切らない豪華な仕様となっているようだ。「声優JUNON vol.2」は7月2日(木)より発売予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月03日声優の高野麻里佳、高橋李依、長久友紀によるユニット・イヤホンズが、TVアニメ『それが声優!』の主題歌を担当することが25日、明らかになった。イヤホンズは、本作でメインキャストを務める3人によって結成されたユニット。5歳で子役デビューし、芸歴ではベテランの小花鈴役の高野、自分に華がないことに悩む一ノ瀬双葉役の高橋、歌って踊れるアイドル声優を目指す萌咲いちご役の長久の3人で構成されている。今回、彼女たちが歌う「それが声優!」がオープニングに、「あなたのお耳にプラグイン!」がエンディングに起用されることが决定し、この2曲は、7月22日発売のイヤホンズの2ndシングル「それが声優!」(イヤホンズ盤:1,700円/税別、それが声優!盤:1,200円/税別)に収録される。リリースに先がけ、イヤホンズがミニライブなどを行うイベント「1stインストアライブツアー2015~あなたのお耳にプラグイン!虎穴に入らずんば虎児を得ず。~」の開催も決定し、7月5日より全5カ所で実施。シングルの予約、または購入を行うと先着でイベント参加券が配布される(配布方法は店舗にて異なる。予定枚数に達し次第終了)。本作は、『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優の浅野真澄(本作の名義は、あさのますみ)と漫画『ハヤテのごとく!』で知られる畑健二郎がタッグを組んで発行された同人誌およびウェブ漫画が原作。劇中では、浅野が実際の声優業の中で体験してきたシビアな実情や舞台裏も盛り込まれたリアルな物語が、新人声優3人のキャラクターを通して描かれている。TOKYO MX1は7月7日23:00~、MBSは7月7日27:00~より放送開始。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年05月25日2015年夏より放送がスタートするTVアニメ『それが声優!』の先行試写会や声優ユニット・イヤホンズの初インストアライブの開催が決定した。本作は、『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優の浅野真澄(本作の名義は、あさのますみ)と漫画『ハヤテのごとく!』で知られる畑健二郎がタッグを組んで発行された同人誌およびウェブ漫画が原作。劇中では、浅野が実際の声優業の中で体験してきたシビアな実情や舞台裏も盛り込まれたリアルな物語が、新人声優3人のキャラクターを通して描かれる。イヤホンズは、その3人のメインキャラクターのキャストを務める高橋季依、高野麻里佳、長久友紀によるユニットで、6月18日に全国のアニメイトやゲーマーズでシングル「夢の中へ」が限定発売。放送に先がけた第1話の先行試写会は、同月27日にアニメイト池袋本店で開催され、参加には「耳の中へ」またはシングルと同時に発売される『「それが声優!」アニメ化記念入門書』のどちらかの購入者を対象として配布される参加券が必要となる。また、イヤホンズの初インストアライブは、AKIHABARAゲーマーズにて6月21日に開催。こちらは観覧フリーで、「耳の中へ」の購入者を対象とした握手会も行われるという。詳細は公式サイトまで。同時公開された「耳の中へ」のジャケットは、原作でも描写されている新人声優の懐具合を想起させる激安スーパーのチラシ風のデザインとなっている。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年05月19日