子育てをするお母さんお父さんを困らせる、子どものイヤイヤ期。すでにこの時期を迎えているご家庭もあれば、我が子がいつからイヤイヤ期に突入するのかと心配されているご家庭もあるのではないでしょうか。そんな困った時期を乗り越えるために、親御さんが知っておきたい子どもへの接し方や対応についてご紹介します。『魔のイヤイヤ期』はいつから?子どものイヤイヤ期は、2歳前後から始まります。子どもによって時期が早まったり遅れたりするため、思わぬタイミングでイヤイヤ期が始まることも少なくありません。この時期の子どもは、「イヤ」という言葉を使って、身の回りに起こるさまざまなことへ反抗するのが特徴です。たとえば親御さんが与えた食事を「イヤ」と言って食べなかったり、抱っこをするのも歩くのも「イヤ」と否定したり、外出先で癇癪を起こしたり……何をしてもイヤイヤと否定されてしまうため、お母さんお父さんはヘトヘトに疲れてしまいますよね。イヤイヤ期の子どもは、思っていることを上手に伝えられずに、それらが「イヤイヤ」という言葉や態度に変換されているのです。そのため、“抱っこをするのも歩くのもイヤ”という矛盾した状況に陥ってしまうことがあります。しかし、このように反抗するのは、子どもが自己主張を覚え始めた証拠でもあるのです。親御さんは、子どもとどう接したらよいのか分からずに困ってしまうかもしれませんが、イヤイヤ期はお子さんが1人の人間として成長するために欠かせない時間でもあります。対応や接し方に工夫をして、この時期の育児を乗り越えていきましょう。イヤイヤ期の子どもへの適切な対応・接し方イヤイヤ期の子どもへの対応が難しいのは、子どもの言うことをすべて聞き入れて屈するのも、その反対に怒って押さえつけようとするのもNGだからです。子どものやりたい放題にさせてしまうと、“泣けば何でも思い通りになる”という風に覚えられてしまうため、却って良くありません。だからといって、「イヤ」と言う子どもを押さえつけてしまうのは、自我の発達を妨げることにつながるため、教育上でも問題があります。そんなイヤイヤ期の子どもへの対策としては、まず子どもに共感してあげることが大切です。「イヤ」と言われたら「そうね、イヤだよね」と言って、まずは子どもの気持ちを受け止めてあげてください。あるいは、抱きしめたり背中をさすったりして、スキンシップをはかってもよいでしょう。お子さんの気持ちが落ち着いてきたら、子どもが自分で納得してから行動をするように、誘導してあげます。「××しなきゃだめでしょう」と怒ってしまうと、子どもは反対に意地になってしまうことがありますから、なるべく「××してみようか?」と子どもに選択肢を与えるような声がけをしてください。それでも気持ちが落ち着かないときは、あとはじっくりと待ってあげるしかありません。親御さんが対策をしたところで常に上手くいくとは限りませんが、いつも辛抱強く子どものことを待ってあげられるような心の余裕を持てるといいですね。イヤイヤ期の乗り越えるための具体的な対策最後に、親御さんがイヤイヤ期を乗り越えるための対策をご紹介します。■嫌がることを遊びに変換してあげるもしも子どもが嫌がることがあったら、それを遊びに変換して伝えてみましょう。「お風呂でお母さんと一緒に遊ぼう」「お出かけをしたあとに公園で遊ぼう」など、子どもが嫌がることに楽しい遊びを加えて、提案してみてください。子どもの遊びたい気持ちや、楽しいことを続けていたい気持ちをとらえて、納得してから行動できるように誘導します。■抽象的な言葉を使わないで指示をする子どもからの問いかけに、つい抽象的な言葉で対応してしまっていないでしょうか。たとえば「ちょっと待ってね」「早くしてね」は、子どもにとって分かりにくい指示です。言われた側は「それってあとどれくらい?」「どれくらい早くすればいいの?」とイライラしてしまうかもしれません。「片付けが終わったらね」「これからお出かけするからお靴を履いてね」と、具体的な言葉を使って指示してあげましょう。■叱るラインを定めるあらかじめ子どもを叱るラインを決めておくと、親御さんの気持ちの上での負担が減りますし、子どものわがままが増長されてしまうのを防げます。分かりやすい線引きとしては、癇癪を起こしているのかわがままを言っているのかの違いがあります。癇癪を起こすというのは、自分の感情を上手にコントロールできないことですから、子どもが落ち着くまでゆったりと見守ってあげましょう。反対に、相手が困ると知りながら言うわがままは、適切に叱る必要があります。■するべきことができたら褒めてあげる子どもが泣いたり癇癪を起こしたりせず、するべきことができたときは、しっかりと褒めてあげましょう。イヤイヤ期を乗り越えた子どもは、少しずつ自分の感情をコントロールできるようになってきます。親御さんが子どもの「イヤ」を受け止めて、できたことを1つずつ褒めてあげることで、自己肯定感を育んであげてください。まとめ子どものイヤイヤ期を乗り越えるための対策をご紹介しました。何をしても「イヤ」と言われてしまう状況に、お母さんお父さんが、ついカッとなって怒ってしまうこともあるでしょう。しかし、この時期が子どもの成長に欠かせないものであることを理解すると、お子さんとの接し方が変わるかもしれません。ご紹介した対策を利用しつつ、上手にイヤイヤ期を乗り越えていきましょう。青木いくこ:もうじき6歳になる娘と、2匹の猫と一緒に暮らすママライター。子育てにお悩みのママたちが、読んで少しでも楽になれるような記事を目指して執筆中。
2017年11月15日こんにちは、恋愛プランナーのTETUYAです。男性に対しての恋愛コミュニケーションスキルの一つとして、「褒める」という行為は、すごく簡単で、誰にでもできる有効策だと思います。僕も男として、褒められると素直に嬉しいです。ある意味、男なんて単純な生き物ですからね(笑)。今回は、この「褒める」という行為を男目線で掘り下げたいと思います。ぜひ、明日から、ドンドン褒めてあげてください。■なぜ、男は褒められて嬉しいのかそもそも、「なぜ、男は褒められると嬉しい生き物なのか?」というのを考えてみたんです。もちろん女子の皆さんも、「かわいいね」「すごいね」と褒められたら嬉しいでしょうが、なぜ男性は特に嬉しいと感じ、効果的なのか。ひとつは、女子より、幼少の頃からスポーツも勉強も、その他、趣味においても、「一番になれ」「勝て、負けるな」という親のプレッシャーを受けてきたからじゃないかと思います。それが、いつのまにか体に染みついていて、幼少のころの頑張って褒められた快感が今でも残っていると。その流れを組んで、社会人ともなると、幼少のころみたいに、口に出して、褒められることなんて、めったにないです。褒められる=評価される形としては、給与やボーナスという生々しい形になって返ってきます(苦笑)。だから、口に出して、褒められることに、男は飢えているんです。■シチュエーションは決まっているあまりお互いを知らない、例えば出会いの場や、付き合う前のデートなど、初対面に近い男の場合、褒めるシチュエーションは、食事をする場面が一番多いんじゃないでしょうか。食事をとりわけてくれたり、ドリンクのオーダーしてくれたりなど、優しくレディーファースト対応をしてくれたときが自然と褒めやすい瞬間です。唐突に、「優しいよね」と褒められても、ちょっと気味が悪いですしね(笑)。だから、褒める理由がが、男側もわかっている場面で褒めて下さいね。■ホメ方ワード(ベーシック)男の中には、自慢系とそうでない系の2タイプがいます。自分の今の仕事や、過去の経歴、昔は悪かった話などを自慢するタイプは、「すごいですね」と崇め奉りパターンでいけば、簡単にはまります。逆に、自慢をあまりしないタイプは、「優しいですね」「センスいいですね」などという、彼自身は気づいていないような、内面を見つけたパターンで褒めるようにしてあげてください。■さらに「高度な褒め方」にチャレンジベーシックな褒め方が出来た人は、更に、上級者レベルをマスターしましょう。まずは、「具体的に褒める」ということを意識してください。例えば、「それだけ仕事で、世界を飛び回って大変ですね。でも、すごく尊敬します。「自然とお酒注いでくれるって、そいうところ、優しいですね。」あとは、共通の第三者に、自分が彼を褒めてるという情報を入れておいて、第三者から「○○ちゃんが、お前のこと優しいって言ってたよ。」と間接的に伝えるという、一番高度なテクニックです。直接的より間接的のほうが、すごく、心に残るんです。■おわりに「褒める」という簡単に思えるコミュニケーションでも、実は、奥が深いことはわかってもらえたと思います。僕のコラムを読んで、少しずつでも、そのテクニックを学んでいってもらえると嬉しいです。(TETUYA/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年10月29日男性は自分のことを褒めてくれる女性のことを好きになります。なので、褒め上手な女性はモテやすいです。照れずにさらっと褒めるクセがつけられると、食事に誘われる回数が増えるでしょう。 今回は、男性がさりげなく喜んでいる女性の褒めフレーズをご紹介したいと思います。文・白武ときお【みんなの恋テク】男性がさりげなく喜んでいる女性の褒めフレーズ1.「〇〇くんらしいね」「あなたらしいって言われると、おれっぽさわかってるんだと思って嬉しい。理解してますよっていうのが親密さを感じる」(28歳・証券)「この財布〇〇くんらしいね」「やっぱり〇〇くんそう言うと思った!」と、「あなたらしさ」を指摘されると男性は喜びます。「それ似合うね」よりも「〇〇くんっぽくていいね」と褒められる方が嬉しいのです。どういうものが彼らしいのか、日頃の観察力が重要になります。2.「笑わせないでよ。本当おもしろいんだから」「男はおもしろいって言われると絶対喜ぶ。相手にハマってるんだなと思うと、どんどん冗談も繰り出せる」(27歳・貿易)男性は基本的に会話の中で女性のことを笑わせようと思っています。そしておもしろいと言われたがっています。「本当におもしろいんだから」「やめて!笑わせないで!」とリアクションすると、男性はもっと笑わせたい!という気持ちになります。リアクション上手になると、男性が話しかけてくれるようになるので磨いて行きましょう。3.「本当に仕事できますよね」「男は頭の良さを褒められたい。仕事ができるとか能力を認めて欲しい気持ちが常にあると思う」(26歳・保険)男性は頭の回転が早いとか話術がすごいなど、仕事ができる系の褒め言葉を言われると弱いです。プライドをくすぐられるので、もっといいところを見せて褒められたいと思ってくれます。彼が褒められたそうにしているポイントを褒められるとより効果的なので、彼が読んでいる本やニュースサイトから傾向をチェックしておきましょう。良いところをどんどん伝えましょう男性は単純な生き物なので、わかりやすいお世辞でも鵜呑みにしてくれます。媚を売るわけでなく、単純に思ったことを口にして言うようにするだけで、コミュニケーション能力がグンと上がります。気になる男性に対しては、どんどん良いところを伝えて、「もっと褒めて」という状態をつくりだしましょう!(C)nd3000/Gettyimage(C)Mixmike/Gettyimages
2017年10月25日「褒め上手」なお母さんを見ると、ステキだなあと感じます。子どもは褒めて伸ばす! なんて話も聞きますし、私自身もなるべく子どもの褒めポイントを探す毎日ですが、わが子の場合、どうひねり出しても褒め言葉が見つからないシーンのほうが多く…。たとえば運動会でビリになった、習い事のサッカーでコーチに叱られた、ほかの子よりも自分優先、などなど。それでも「褒めたい!」と思った時、みなさんはどうしていますか? そこで同じような状況でどんな褒め方をしているのか、ママたちの声を集めてみました。■ママの魔法の言葉が取り除いた子どもの不安Aさん(33歳)の息子さん(9歳)は小学校のクラブチームに入っていて、毎週楽しそうに野球をしています。でも、1カ月くらい前から、浮かぬ顔で練習から帰ってくるようになりました。そしてある日、突然「うまくできなくなった」と泣いて訴えたのです。くわしく話を聞いてみると、新しく教えてもらったことがなかなかできず、試合でも今までの力が出せなくなり、エラーを連発するようになったそう…。コーチやチームのメンバーから注意されることも増えて落ち込んでしまったようです。最初は時間が解決するかもと見守っていたAさんでしたが、状況が変わらないので「試合のときだけ新しいことはいったん忘れて、今までできていたことだけ考えてごらん」と伝えたそう。すると試合中のミスが減ったといいます。そのタイミングで「良かったね。いつもうまくできていたもんね」「できないことは、ゆっくりゆっくり何度もやっていけばちょっとずつできるようになるよ」と話したそう。新しいことをするとき、それができなかったときは、大人でも心に不安やプレッシャーがわいてくるもの。子どもならなおさらです。Aさんの言葉はその恐怖をやわらげてくれる、やさしい言葉だと思いました。■子どもに完璧を求めない、おばあちゃんの一言Bさん(34歳)には小学2年生の娘さん(8歳)がいます。Bさんが最近気になっていたのが娘さんの字。学校では毎週漢字テストがあるのですが、書けるはずの漢字がバツに。その理由は「雑に書きすぎて読めない」から。Bさんが注意して書かせるとうまく書けるのですが、1人になるとゆっくり書くのが面倒になり「雑すぎて読めない字」に変化! 「本当は書けるのに…」と、はがゆい気持ちになってしまう親心、わかりますよね…。そこで、ご自分のお母さんに思わず愚痴をこぼしてしまったBさん。すると「あなたが見ているときは書けているんだから、上出来!」とサクッと言われたそう。その言葉でBさんは気が楽になり、娘さんがまたテストでバツをもらっても「あら、残念。でもママが見てれば書けるもんね!」という言葉がけをするようにしました。娘さんの字にまだ変化はないようですが(笑)、親子の間のモヤっとした悩みは少し解消できました。 ■知らず知らずにはってしまった、わが子への“レッテル”「先月も担任の先生に相談しにいって…」と話すCさん(36歳)。息子さん(8歳)は、とにかくわんぱく! 好きなことには熱中するものの、気に入らないとすぐにほっぽりだしたり、人の邪魔をしたりで親にも先生にも怒られるシーンが多いといいます。注意を受けると、その場では「ごめんなさい」と言うものの、改善の兆しは見られず…。ママが心配になってしまうのもよくわかります。Cさんはこれまで、息子さんを叱るのではなく、褒めて育てるように意識してきたそうです。叱られることが必然的に多いなら、それを上回るくらい褒めちぎって(Cさん、ステキ!)きたとか。それでも、なかなか変わらない息子さん。何か良い方法はないかと子育てに関する本をよみあさったり、いろいろ相談したところ「子どもにレッテルをはらない。新たなレッテルをはる必要もない」という考え方に行きついたといいます。自己中心的、乱暴、わがまま…。ほかの人からそう言われ続けると「ぼくはそういう人間なんだ」と子どもは暗示にかかってしまうものなのかもしれないと気付いたのです。それは、いちばん子どもの身近にいるママも同じです。それをペリッとはがし、決めつけることをせずに子どもと接する重要性を知ったCさんは、「自分に正直でいいね」「好きなものを好きっていえるのはすごいよ」など、これまでとは違うアプローチで褒めるようになったといいます。褒めることが効果的なのは百も承知! さまざまなママに話を聞いていくと、どんな言葉で褒めるかというより、どうやって褒める方向にもっていくかが、新しい褒めて育てる道につながるのではないかと感じました。ちなみに運動会で息子がビリをとったあと、どう言葉をかけるかいろいろ考えてみましたが、そもそも苦手なかけっこにおいて「次は勝てるよ!」「もうちょっとだったね」など、やる気をひきだす必要があるのかどうか…。同じく運動が苦手な私が運動会で楽しかった記憶を呼び起こしたら、それは手に汗にぎりながらした応援でした。だから「〇〇がたくさん応援したから、白組が勝てたね!」と言えば、それで良かったように思います。そのままを認めてあげるような褒め方は、ママの気持ちもぐっと楽になるのではないでしょうか。
2017年10月22日大人になればなるほど、「男は顔じゃない」ってなってきますよね。確かにそのとおり!顔より、頭がバツグンにいい方が、なんか本能プラス理性で惚れていっちゃいます。男子もそのことがわかってるので、知的さを褒められるとすごく喜びます。では、どんなふうに褒めてあげればいいんでしょうか?10〜20代男子にアンケートをとってみましたよ。■1.「喋り方が素敵」「よく、『喋り方が知的だね』って褒められるよ。自分ではあまり意識はしてないけれど、そう思ってもらえるのは光栄かな」(営業/24才)話すのを耳を澄まして聞いてるだけでうっとりしちゃう人っていますよね。たしかに、バカっぽい人はバカっぽい話し方だし、頭がいい人は話し方もスマート。無駄に声が低かったり、無駄に話すのが遅い男子がいたら、「なんかラジオDJみたーい」って褒めてあげましょう。■2.「考え方がかっこいい」「言葉は音符みたいな記号じゃなくて、哲学を語るものだから、喋り方そのものよりも、話の内容?これを褒めてもらいたいかな」(公務員/23才)「ふあー、そういう考え方ってあったんだ!」みたいな目から鱗的な発言をズバッと投げてくる人はたしかにいますよね。そういうんじゃなくても、「それはこう考えるべきじゃね?」みたく、「俺は他とは違う考え方をしてるんだぜ」アピに忙しそうな男子を見つけたら、かわいそうなので構ってあげてください。■3.「切り返しがうまい」「ただ相づち打つだけなら誰でもできるけど、上手に例え話にしてみたりとか、何かしら噛み砕いて、プラスαの切り返しができる人が頭がいい人と思う。自分もそう褒められたいわ」(大学生/19才)相づちもうまいですよね、頭がいい人は。でも、勘違いしてる男子は、自分の頭の良さを見せつけようとするのに必死で、相づちがめちゃ長くて自己主張がすごい。「俺の場合はさあ〜」って感じで。自分語り乙的な。そういう相づちもどきの自分語りにはうんざりしちゃいますがね・・・。■4.「顔に知的さが溢れ出てる」「頭いい人は、顔も頭よさそうに見える。自分はイケメンではないけど、知的な顔だねってよく言われる」(編集/26才)下手に「イケメンだね」って褒めるより、こっちの方が下心がなさそうで、かつ、お世辞じゃなさそうでいいかもしれませんね。顔に特徴がない男子には「知的と言われれば知的」みたいな顔が多いし、メガネをかけてる男子なんかはだいたいそう見えますから、顔の評価に困ったら、とりあえずこう言っときましょう。■おわりに「知的だね」って褒め言葉は、実際はかなりあいまいで、ほとんどどんな男子相手にも使える便利フレーズです。そのくせ、言われた方は勝手に色々考えて納得してくれちゃうので、ますます使い勝手がいいです。みなさんも、明日からは「かっこいい」より「頭いい」を男子を褒めるときの口ぐせにしてみてはいかが?(遣水あかり/ライター)(ササキミウ@M_Y_3733/モデル)(Yoshifumi Shimizu/カメラマン)
2017年10月14日「褒めても、全然相手に伝わってない」なんてことありませんか? それは、褒め方や褒めるポイントが間違っているのかもしれません。男って~と一括りにしてしまうのではなく夫のタイプを理解して上手に褒めることで、いつの間にか自分の手の上で転がすことができるかも?そんな「タイプ別夫の褒め方」、今回は猫系夫の褒め方をご紹介します。猫系夫はgoing my way!猫系夫をもつ女性が揃ってこんなことを言います。「夫は我が道を行くってタイプで、マイペースっていうかなんというか…」そう、自分のペースを大切にする傾向にあります。そのため、一緒に行動していても違うことが平気で出来るタイプです。でも、これは裏を返せば「一緒にいること」に重きを置いているということです。一緒にいるから一緒なことをしなければいけない、なんてことはなくて、「一緒にいる」それだけで満足していられるのが猫系夫なのです。ある女性は「寿司屋に行ってるのに、お寿司の気分じゃないのか唐揚げとか頼んで楽しんでる人だよ」と呆れていました。何かしら共有していなければいけない! なんてことで縛っていると、相手がそっぽを向いてしまうかもしれません。褒めるときは「定番」より「違う」ことを猫系夫を褒めるときのポイントは、いくつかあります。そのひとつが「予想外」な部分をほめるということ。例えば、「洗濯物をたたんでくれるの本当に助かるわ」と言うのではなく、「たたみ方キレイだよね」と言う具合に、褒めるポイントを少しずらすことで、相手にとってグッとくる褒め言葉に変わっていきます。と言うのも、猫系夫は興味があるものに対して好反応を示してくれます。そのため、右から左に抜けていくような褒め言葉では、あまり心に響かないのです。猫系夫を褒めても、あまり反応を示してくれないと思っていたのなら、少し角度を変えた褒め方をしてみてくださいね。さり気なさを褒める猫系夫は、なんと言っても感情が読めないというところが最大の特徴ではないでしょうか。彼なりに意思表示を示しているつもりですが、こちらにすればとにかく伝わらない!実際、感情を表に出すことが苦手で、どうしても最初はとっつきにくい印象を持たれます。しかしそれは感情に流されない、自分を持った男性と言うことにもつながってきますので、その分冷静に物事を見ています。そのため、さり気ない気遣いをしてくれること多いのではないでしょうか。もしかしたら、なかなか気づきにくいほどのさり気なさかもしれませんが、彼が自分に対してとってくれた行動を観察してみてください。きっと、あなたへの優しさがそこかしこにちりばめられてくれています。そしてそれを喜ばれたいからしているのではないため、それについて褒められると、猫系夫はあからさまな態度として示さないまでも喜んでくれているはずですよ。態度で示すことで伝わるものもある何でも自分でこなしてしまいそうな猫系夫ですが、実は打たれ弱い面も持ち合わせています。そのため、弱ったときに下手くそに甘えてくることがあるでしょう。そんなときは「どうしたの?ちょっと変だよ~」などと茶化してはダメ!甘えてくれるのは、妻として信頼し心を最大限に許しているからこそ。頑張りを褒めるようにとことん甘えさせてあげてください。いつもの素っ気ない彼に戻ったとき、きっと充電完了した証拠ですよ。猫系夫は、基本的に干渉されず自分の時間を大切にします。でも夫婦になってから分かる、二人の距離感の心地よさがあるのではないでしょうか。いつまでも恋人気分!と言うよりも、ひとりのパートナーとして信頼し合え良い距離感を保てる、そんな彼と二人だけの心地よい距離を褒めることを混ぜつつ見つけていってくださいね。
2017年09月24日「男は褒めて伸ばす!」これは間違ってはいません。しかし、褒め方を間違えてしまうと、褒められたと感じないどころか「自分のことをなにも解っていない妻」のレッテルを貼られることも…。「タイプ別夫の褒め方」、今回は犬系夫の褒め方をご紹介します。犬系夫は愛情表現が豊かだが嫉妬も深い犬系夫は、とにかく愛する人への愛情を惜しみなく注ぐことが出来るタイプです。社交的で、周りに人がいる愛され男子。ただ、ちょっと嫉妬深い部分があり、それを隠すこともなく「モヤモヤしてるのに、なんで我慢しなくちゃいけないんだ?」と開き直るほど。「大人の男なら顔に出すなよ!」と突っ込みたくなるかもしれませんが、ストレートに気持ちを出すことも、犬系夫の特徴です。嫉妬心をあおることは、恋愛テクニックによく書かれていますが、犬系夫にはそれは逆効果。愛情と素直な気持ちで返すことが、犬系夫と仲良く続けるポイントになります。犬系夫は従順な分、ルールを重んじる犬系男子はとにかくモテる人が多いです。愛情表現もストレートですし、甘え上手、とにかく母性本能をくすぐってくれます。しかしその分、ルールを重んじる傾向にあるため、社会的な悪はもちろん、マナーやちょっとした身近なルールなどにも少しうるさくなります。しかしそれは、あなたを思ってのこと。無下にあしらうのではなく「本当だ、頼りになるわ」と褒めることを忘れずに。褒めて伸びるタイプ!とことん褒めて褒めて褒めまくる!犬系夫の特徴は、愛する妻に褒められることが生きがいです。そのため、どんな些細なことでも感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。ゴミ出しひとつ、洗濯物ひとつ…ぶっちゃけ「こっちは日常的にやってるんだから、お礼されるようなことでもないよね」と思うかもしれません。しかし、ここで「ありがとう!すごく助かるわ」と笑顔で伝えることを忘れないで。ありがとう+笑顔。これを当たり前にする必要があります。気分が優れないときも尾っぽを振って、褒めてくれるのを待つ夫に冷たい態度をとった場合は、メールで良いので感謝を伝えてください。当たり前になりすぎて、感謝することをおざなりにすると、自分を必要としてくれる女性に目を向けてしまい、その女性を恋してしまうことも。そうなってしまうと、彼の心を取り戻すことは困難になります。甘えるのではなく甘えさせることがポイント犬系夫の場合、どちらかと言えば甘えるほうが大好き。時として、子供に嫉妬するなんて面倒くさいことも(笑)。決して「父親なんだから、いつまでも恋人気分でいないでよね」なんてこと言わずに、甘えさせてあげてください。「仕事遅くまで頑張ってるよね」と言いながら膝枕してあげる。「子供寝かしてくれる良い夫はなかなかいないわ」と言いながらギューッとする。褒めにプラスして、甘えさせるような行動をとることで、彼の承認欲求がぐんぐん満たされていきます。もし「これをしてほしいな」と思ったのであれば、即実行!甘えさせながら褒める作戦をすることで、彼はあなたの喜ぶ顔見たさにどんどんやってくれるようになります。犬系夫は思った気持ちを伝えるだけで良い一番大切なこと、それが、あなたが今感じている気持ちを素直に伝えることです。褒めて褒めて…でも「違うな」って思うことがあれば、それも素直に伝えて大丈夫。犬系夫は、隠しごとが嫌いです。「これしてくれて助かったよ、ありがとう!でも、こっちにしてくれると助かるな」このように、感謝の気持ちも素直に。でも、改善してほしいポイントも素直に伝えることで、彼は「こうすればもっと喜んでくれるんだ」と理解してくれます。犬系夫の最大の魅力は、そのポジティブな考え方。悪くとらえるのではなく、素直に聞き入れてくれる夫に、建前や誤魔化しなんてする必要はありません。大丈夫、我慢するのではなく乗り越えていく。そんなスタンスで接することで、もっともっと関係が深くなれますよ!
2017年09月23日褒め上手な女性はモテるイメージがありますが、男性が実際に“褒め上手だな“と感じるのはどんな褒められ方をしたときなのでしょうか。男性を嬉しく感じさせるいい女の褒めエピソードについて聞いてみました。文・上岡史奈■連携プレーで褒める「先日合コンした女性陣が見事な連携プレーで男性陣を褒めて、持ち上げてくれたんです。聞き上手で、こちらの話を引き出して『すごい』『カッコイイ』『絶対モテるでしょ』などの相槌を打ってくれると、嬉しくなって全部奢ってあげたくなっちゃいますね」(29歳/制作会社勤務)その場にいる女性陣全員がノリよく、褒めてくれるとさらに盛り上がるのだとか。合コンに場慣れした女子は、男性を褒めることにも慣れています。男性も「この子男慣れしてるなあ」と思いつつも、褒められるといい気分になってつい気前も良くなってしまうそうですよ。定番ではありますが「すごい」「さすが!」「よく知ってますね!」などの合いの手をタイミング良く入れるのは効果的なようです。■下の名前+さん付け呼びで褒める「知り合いの女社長がものすごく褒め上手なんです。しかも、すぐに人の名前を覚えて下の名前で呼んでくれるから、男はすぐにメロメロになっちゃうんですよね」(36歳/IT関連会社経営)「飲み会などの初対面でも、サラッと苗字から呼び名を切り替えて『◯◯(下の名前)さんのシャツとネクタイの選び方、ステキですよね』なんて褒められたらもう、急に意識しちゃいます」(29歳/人材派遣会社勤務)苗字で呼ばれることが多い男性は、下の名前で呼ばれるだけでドキドキ感が増すそうです。名前で呼びながらさりげなく褒めることができれば、他の女性と差をつけられること間違いなしですね。■よく観察して褒める「よく行く取引先の受付の子が、会う度に褒めてくれるのでそこの会社に行くのが楽しみになっています。この前もダイエットに成功したのに気づいてくれて『あれ、なんか痩せました? カッコよくなりましたね』って」(28歳/金属機器メーカー勤務)「褒め上手な子って、お店選びのセンスなんかはもちろん、グラスが空いたときに素早くお酒を頼んであげたことなど小さいことまで気づいて、すごい!ありがとうございます!って褒めてくれるんですよね。沢山褒めてくれるので、嬉しくなっちゃいます」(25歳/映画配給会社勤務)褒め上手な女性には、“人間が好き”“観察好き”な人が多いです。他人に興味がない女性は人の良いところを見つけるのがあまり得意ではなく、褒めることも苦手だったりします。褒め上手になるにはよく男性を観察するところから始めてみましょう。(C) ESB Professional / Shutterstock(C) Phovoir / Shutterstock(C) Monkey Business Images / Shutterstock(C) Andrei Mayatnik / Shutterstock
2017年08月27日こんにちは、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきです。記念日デートや、彼氏の誕生日など、特別な日に「彼、この服装可愛いって思ってくれるかな?」と悩むことって、ありませんか?そこで今回は、ハウコレが行ったアンケート『彼氏に服装を褒められたことってある?』の回答を基に、意外にも彼氏に褒められた服装がどんなものなのかをまとめてみました。早速、見ていきましょう。■ふわっとしたスカート「いつもはガウチョやデニムばかりの私が、たまにはと思ってリボンのついた真っ赤なフレアスカートをはいたとき、それ可愛いねって褒めてくれた。いつもは褒めることないのに(笑)」(23歳/女性/専門学校生)「いつもは学生らしいカジュアルな格好だけど、たまたまフレアスカートに白シャツで会いに行ったら『なんで今日そんな格好してるの?』ってガン見された」(21歳/女性/大学生)やはり男子は、女子にしか着こなせない『ふわっとしたスカート』が大好き!特に、普段パンツスタイルが多い子がはくと「可愛い!」と喜ばせることができるみたい。「かわいらしい服装なんて、私の好みじゃない・・・・・・」なんて言わずにチャレンジしてみたら、彼氏も張り切っていつもと違う雰囲気のお店に連れてってくれるかもしれませんね!■ちょっとセクシーな服「黒の少し胸がはだけてる服を着ていたら、『今日、セクシーでかわいい』って抱きつかれた」(19歳/女性/大学生)「シースルーの服を着ていたら、今日は色っぽいねと褒められた」(27歳/女性/美容)セクシーな服装も、わかりやすく男子を喜ばせることができるみたい。あdん成人にも意見を聞いてみると、「やっぱり、今日は良いのかなって期待するよね」とのことでした。お泊りデートが決まっている日や、彼氏と遅くまで一緒にいられる日なら、わざとセクシーな服でデートに行くと彼氏をドキドキさせることができるかも?■彼氏の系統に合わせた服装「彼がDJで、ダボッとした服装だったから、たまに自分もそのテンションの服装で行くとイイじゃんと言ってくれた」(16歳/女性/高校生)「彼氏に似た系統の服で、今日いいねって褒められた」(19歳/女性/大学生)彼氏の服装に合わせた格好をするのも、彼氏に褒められる服装の鉄板です。「俺の好みに合わせてくれた!」という喜びも加わって「可愛いじゃん!」「良いね!」と思いっきり褒めてくれるみたい。違うジャンルの服に挑戦したい気分になった日は、彼氏と同じ雰囲気の洋服を選んでみると彼氏も喜んでくれて一石二鳥ですね。■触り心地の良い服「触り心地がいいって褒められた!」(17歳/女性/高校生)「さわり心地の良いニット」(30歳/女性/金融)男子は、触り心地が良い服装も好み!「可愛らしい服装は苦手・・・・・・」「違うジャンルの服装に手を出すのは勇気がいる・・・・・・」という人は、まずは柔らかい素材の洋服に変えてみるのも一つの手ですよ。■おわりにもちろん、いつも彼氏の趣味に合わせる必要はありませんが、「今日は彼氏が喜んでくれる格好をしたいな!」「いつもと違う雰囲気で彼氏を喜ばせたいな!」と思う日には、ぜひ紹介したファッションを取り入れてみては?(下村さき/ライター)ハウコレ「女子の本音」彼氏に服装を褒められたことってある?2017年5月23日~6月5日回答数351人(ハウコレ編集部)
2017年08月27日乳児から幼児になり、“できること”も“できて当たり前”なことも増えてくる頃。立っただけで「すごい!」、トイレでおしっこできたら「やったね!」と褒めていた乳児期と比較すると、ある程度は“できて当たり前”になり、褒めることよりも叱ることのほうが増えてきます。でも、3歳〜6歳の幼児期も褒めることは大切です。「それはわかっていても、なかなか褒めるタイミングが見つからない!」方も上手に褒められるようになるコツをご紹介します。幼児期の子どもの褒め方とは?3歳〜6歳の幼児期の子どもにとっても、褒められるのは嬉しいことです。でも、「できるだけ褒めてあげたい」という親心に反して、叱らなければならない場面に遭遇することのほうが多いのが幼児期。叱るのをグッと我慢して褒めようとしたり、褒めるところはないか一生懸命探そうとしたりすると、ママやパパも疲れてしまいます。そこでこの時期は、褒めレベルを下げるようにしてみましょう。たとえば、朝の支度がスムーズにできたとき。いつもはなかなかパッと家を出ることができなくて、叱ってばかりではありませんか? 我が家もキリキリしてしまう日が多いです。でも、スムーズに出られるときは「できて当たり前」と思ってしまい、褒めることはなかなかしませんよね。ここで、褒めレベルを下げて「できて当たり前なことでも、できたら褒めよう」と思って褒めてあげられるようになると、褒めることも増えてくるはずです。また、大人の気持ちや考えが読めるようになってくる時期でもあるため、「褒めなきゃ!」と意気込んでなんでもかんでも褒めてしまうと、「ママ/パパ、どうしたの?」と見透かされてしまうことも。心から褒められるように、笑顔を忘れず、ここぞ! という場面でしっかり褒めてあげられるようにするのがポイントです。年齢別子どもにかける褒め言葉・タイミング例幼児期になると、乳児期よりも年齢による差が少なくなってくるとはいえ、まだまだ成長が著しい時期です。褒め言葉やタイミングはそれぞれの年代別にチェックしていきましょう。■3〜4歳(年少)褒めるポイント何かができるようになったとき:「やったね!◯◯ができるようになったね!」(例:ハサミ、カバンの開け閉めなど)元気よくあいさつができたとき:「あいさつできたね、“おはよう”(さようなら)ってすると気持ちがいいね」自分でやろうという気持ちがでてきたとき:「(できていなくても)自分でやろうとしてえらいね。」(しばらく見守っていてもできなかったときは、やり方を教えてあげるようにするとなおGOODです!)▼3〜4歳(年少)褒めるコツ保育所であれば、幼児クラスにあがって最初のクラス。幼稚園なら初めての集団生活である年少さん。やらせてもらえることも増えて、できることの幅が一気に広がるこの時期は褒めるタイミングもたくさん見つかります。日常生活を送るための行動が自分でできるようになったり、自分でやろうとしている姿が見られたりした時は、褒めるベストタイミングです。■4〜5歳(年中)年少のときよりも成長が見られたとき:「すごいね、年少さんのときは◯◯だったけど、今は△△だね!」(靴を下駄箱にしまう、じゃんけんをする、支度を自分でできるなど、日常の小さなところに褒めタイミングは隠れています)何かができるようになったとき:「できるようになって嬉しいね!頑張ったね!」▼3〜4歳(年少)褒めるコツ年中になるとできるようになることも多くなりますが、“できたこと”ではなく、できるようになって嬉しい気持ちに共感したり、できるようになった過程を褒めたりするのがコツです。また、年少のときにはできていなかったことができるようになっていたら、「大きくなったから当然」ではなく、見つける度に褒めタイミング! と声をかけてあげると褒める回数が増えていきます。■5〜6歳(年長)(年長になりたての頃):「さすが年長さん!」公共の場で静かにできたとき:「静かにできてえらかったね」何かを達成できたとき:「頑張ったね!一生懸命やってえらかったよ」▼3〜4歳(年少)褒めるコツ年長になると、まだまだ小さいながらも保育所や幼稚園では一番上の学年になり、本人にとってもそのことを誇らしく感じる気持ちが芽生えてきます。年長になりたての頃に、「さすが年長さん!」と言って褒めてあげると、とても喜び、「また頑張ろう!」という意欲にもつながっていきます。ただ、長く言い過ぎてしまうと効果が薄れてしまうため、夏頃までを目安に違う褒め言葉に変えていくのがおすすめです。性別によって褒め方は変わる?幼児期になると性別による差も目立つようになってきます。基本的な褒め方は、男女に違いはありませんが、注意しておきたいポイントがそれぞれ異なります。■褒め方:男の子の場合特に男の子の場合には、できるだけ「すごいね」「えらいね」という言葉よりも、「◯◯ができたね」「よかったね」という言葉をかけてあげるほうがいいと言われています。これは、「すごい」「えらい」という言葉が“できたこと”などの結果に焦点をあてているため、“できない自分”を否定するようになってしまうためだそうです。そうなると、できないことに挑戦できなくなってしまったり、人との比較ばかりして上に立つことにばかり気を取られてしまったりするようになってしまう可能性があります。確かに、男の子は女の子と比べて、単純な子が多く、言われたままを受け取ってしまいがちではありますよね。絶対に「すごい」「えらい」という言葉がけをしてはいけないわけではありませんが、なるべく“結果”ではなく“がんばった過程”を褒めるような言葉で褒めてあげるようにしましょう。また、男の子は「かっこいいね」「さすが!」とヨイショされると喜びます。タイミングを逃さずに、その場その場で褒めてあげることが男の子の場合には大切です。■褒め方:女の子の場合女の子の場合には、他の子と比較して自分を評価する傾向が強い子が多いので、褒めるときの鉄則「他者との比較はしない」を徹底するようにしましょう。目標をもたせるつもりで、ついつい「◯◯できたね。でも●●ちゃんは△△ができていたから、次は△△ができるようにしようね」と伝えてしまうと、ますます他者と比較するようになってしまいます。「〜ちゃんは◯◯ができないけど私はできた(だからえらい)」と考えるようになってしまわないように、褒めるときはその子自身の成長に焦点を当てて「去年はできなかったけど、今はできるようになったね」と伝えるようにするのがコツです。また、「〜ちゃんはできるのに私はできない」と子どもが落ち込んでしまっているときには、「お友だちに優しくできるし、できないことも頑張ってやっていてえらいな、ってママ/パパは思ってるよ。」と、その子自身に焦点を当てて褒めてあげるのがおすすめです。褒めることには、“子どもに自信をつけさせる”という目的もあります。段々と褒める機会も少なくなってきてしまう3歳〜6歳の幼児期ですが、褒めるタイミングを見つけてなるべく褒めてあげることで、“いい自信”が子どもについていくようになります。自信をつけた子どもはさまざまなことに挑戦していくようにもなっていくので、褒めるタイミングも増えていきます。ついつい、悪いことをしているところばかり目についてしまう時期ではありますが、褒めレベルを少し下げて、笑顔で褒めてあげるようにすると、ママやパパも気持ちよく過ごせるようになりますよ!
2017年07月05日歩いたり言葉を覚えたり、さまざまなことをグングン吸収して成長していく1歳〜3歳の時期。叱ることも多くなってくるけれど、できるだけたくさん褒めてあげたいですよね。でも、まだあまり言葉を理解できないこの時期に、どう褒めてあげたらいいのか迷ってしまうことはありませんか?今回は、1歳〜3歳児の上手な褒め方をご紹介します! 「いい子だね〜」ばかり使ってしまう…という方もぜひチェックしてみてください。“いい”褒め方とは?“いい”子どもの褒め方は、「自信をつけてあげる褒め方」です。いい褒め方をされて育つと、自分に自信をもって行動できる子どもになっていくといわれています。1歳〜3歳の時期は、「まだよく理解できないだろう」と受け答えも適当になりがちですが、大人が思う以上に子どもは多くのことを感じているので、きちんと対応してあげるのが理想です。そんな、新しいことをどんどん吸収していく1歳〜3歳児を褒めるときのポイントは3つあります。■ポイント1:とにかく一緒になって喜ぶまだ言葉を覚えている途中の小さな子どもには、言葉で褒めるよりも態度や表情で示してあげることが大切です。何かできたときには、“一緒に喜ぶ”。これだけで十分“いい”褒め方につながっていきます。この時期に「嬉しい」という感情を共有することで、もう少し大きくなってきたときにも「褒められると嬉しい」「一緒に喜んでもらえることが嬉しい」と思えるようになっていくのです。■ポイント2:「いい子だね」よりも「頑張ったね」「いい子だね」という言葉かけをしたときのことを振り返ってみると、大人の都合に合わせて、静かにできたりじっとしていられたりしたときが多いのではないでしょうか?“いい子”の定義を今一度考えてみて、本当に“いい子”だと褒める場面なのか、それとも“頑張って”くれていたのかを判断して、褒め方を変えるようにしましょう。■ポイント3:同じ言葉も年齢に合わせて進化させていく何かができたときに伝える「できたね」「頑張ったね」の言葉も、1歳台には言葉よりも態度や表情重視で伝え、3歳の言葉がわかるようになってくる頃には、具体的に何が褒められているのかを伝えるといったように、進化させていくのがポイントです。1歳と3歳では、理解できる言葉に大きな差があるため、少しずつ子どもの成長に合わせて切り替えていくようにしましょう。年齢別子どもにかける褒め言葉例■子どもにかける褒め言葉例:1歳何かができたとき:「やったね!」「できたね!」挑戦したけどできなかったとき:「頑張ったね」【コツ】子どもにとって最大のご褒美となるのが、ママやパパの笑顔です。褒めるときには、満面の笑顔で「やったね!」「頑張ったね」と少し大げさなくらいに褒めてあげると子どもにもしっかり伝わります。褒めるときは、短くパッと伝えられる言葉がおすすめです。■褒め言葉例:2歳“自分で”何かが達成できたとき:「できたね!」「よく頑張ったね」静かにしてほしい場面で静かにできた、など大人の言うことが聞けたとき:「ありがとう」【コツ】イヤイヤ期真っ只中の2歳児は、あれこれ自分でやりたがるものの、結局できなくて親子ともにイライラしてしまう場面も多いですが、何かを自分で達成できた時には目一杯褒めてあげると喜びます。また、静かにしてほしい・じっとしていてほしい、という大人の都合に合わせて我慢してくれたときには「いい子だね」よりも、「ありがとう」とお礼を伝えるようにしましょう。「ありがとう」という言葉も、ママやパパから笑顔で言われれば、ステキな褒め言葉になりますよ。■褒め言葉例:3歳上手にできたとき:「上手にできたね!頑張ったんだね」お友だちに親切にできたとき:「◯◯できてえらかったね」【コツ】いろいろなことが上手に自分でできるようになっていく時期には「“上手に”できたね」と褒めてあげるのもおすすめです。同時に、「できた」という結果だけでなく、できるようになるまで頑張ってきた経過に着目してあげると、「できないことも頑張って挑戦してみよう」という意欲につながっていきます。また、言葉も覚えてくる頃なので、具体的に何について褒めているのかを言葉にして、「どの行動が褒められているのか」をしっかり伝えることも大切です。性別によって褒め方に違いはあるの?「男の子だから◯◯」「女の子は△△」といった決めつけはよくありませんが、まだ小さい1歳〜3歳でも男女の性別による違いが見られることも多くあります。ここでは、よく見られる傾向から、男女別の褒め方のコツをご紹介します。■男の子に見られる傾向興味や関心の方向があちこちにいってしまう男の子の場合、褒めたい場面ですぐに褒めてあげることがポイントです。また、かける言葉も「すごいね」「頑張ったね」「えらいね」など一言にまとめて、褒められても嬉しそうにする姿が見られなくても気にしないことも大切です。男の子は、褒められたそばから違うことに興味がいっていて、褒められた余韻に浸る間もなく次のことに集中している様子もよく見られます。でも聞いていないようで、褒めてもらえているとちゃんとわかっています。反応が薄くてもできるかぎり褒めてあげるようにしましょう。■男の子に見られる傾向実は女の子の場合は、基本的な褒め方を押さえておくだけでも十分対応ができるため、女の子特有の褒め方パターンなどはあまり紹介されていません。言葉が出てくるのが早い子が男の子と比較すると多いため、しっかりお話できるようになってきたな、と思ったら2歳頃から「◯◯ができたね、頑張ったね」など具体的に伝えてみるようにしましょう。また、「“わたし”を見て!」という欲求が強い子も多いので、「◯◯ができた〜ちゃん」「△△を頑張った〜ちゃん」というように“できたこと”“頑張った経過”とともに、存在そのものを褒めてあげるのも女の子を褒めるときのコツのひとつです。1歳〜3歳頃は、できることも増えてくる時期ではありますが、イヤイヤ期でもあるため、「どう褒めたらいいかわからない」と悩むことも多いものです。「褒めなきゃ」と気負わず、一緒に成長を喜び、笑顔で接してあげるだけでも十分伝わります。「できたこと」「できるようになった過程」「できなくても挑戦したこと」それぞれのポイントで褒めてあげられるように、子どもの様子を見てあげるようにしましょう!
2017年05月28日彼のことを日頃から褒めてあげていますか?もし、あなたが意識してそういった言葉をかけていないのなら、ぜひ彼を褒めるようにしてみて。あなたの褒め方ひとつで、彼はもっといい男になれるかもしれません。今回は彼を育てるために意識したい褒め方をご紹介します。■1.自信をつけさせてあげる「彼が仕事のことで悩んでいたら、過去の努力を褒めてあげるかな。『昨年の今頃は◯◯だったけど、今は◯◯じゃん!』と、冷静に諭すように言い聞かせます」(24歳/女性/販売)もし彼が仕事でミスをして落ち込んでいるときは、再び自信が持てるような褒め方を意識してみて。たとえば「ここまで頑張ってきたんだから大丈夫だよ!」「◯◯なときも大変だったし、今回も乗り越えられるよ」と、過去の出来事を引き合いに出しながら、以前とは違う彼の成長を褒めてあげましょう。あるいは、「私にはこんなことできないよ~」と、自分にはない彼の魅力を褒めてあげるのも良いですね。こうして彼に自信をつけさせると、仕事に勉強に、やる気を出して頑張ってくれるでしょう。■2.相手を立てる「彼が自分よりも稼いでいるとわかったら、『今度◯◯くんに、ご飯奢ってもらおう~!』って冗談半分に言うかなあ」(23歳/女性/サービス)男性が自慢することは、ある程度パターンが決まっています。たとえば社会的地位、収入、学歴などですね。もし、彼が自信に思うことがあれば、ぜひそれを絡めて褒めてみましょう。相手が自信に思っていることを素直に褒めたり立てたりすると、彼女の期待に応えようとさらにその得意分野を伸ばそうとしてくれるはず。たとえば彼がPCに強いのなら「困ったら頼りにしちゃおう~」と、ちょっと甘えた調子で言うとか。多少社交辞令っぽくても、自分を認めてくれて、頼りにしてくれることを悪く感じる男性はいないと思いますよ。■3.闇雲に褒めない「闇雲に褒めてもウソっぽく聞こえるから、自分が本当に思ったことを褒めた方がいいと思う」(23歳/女性/大学院生)「すごい!」といったひと言も、考えなしに使うとウソっぽく聞こえてしまい、「本当にそう思っているのかよ~?」と彼に思われてしまいそう。むしろ嫌味を言われているように感じたりもするので、彼を育てたいなら適当に褒めないように気を付けて。それこそ、「いいなあ」「素晴らしい」といったひと言も、漠然と伝えるのではなく、「ここが良い」「こうだから素晴らしい」と根拠を伝えたえたりしましょう。そうすると、何気ないひと言でも、男性はあなたの褒め言葉が心から嬉しく感じられ、もっとあなたに尽くしたくなるはず。■4.彼が気づいていない良さを褒める「自分なりに『いいな』と思うことを褒めてあげた方が、相手との関係もハッキリしやすいし、ホンネが共有できて上手くいきやすいですよ」(24歳/男性/IT)彼が自分で気づいていることであろうとなかろうと、褒められれば彼は嬉しいと感じるでしょう。でも、余力があれば、彼がまだ気づいていない良さをあなたなりに見つけて褒めてあげて。そうすると、「いつも良く見てくれてるんだな」と彼は感じ、そんな彼女に応えようと自分自身ももっと磨きを掛けようと思うはずです。■おわりに良好な関係を築くためには、褒め方ひとつで変わります。ぜひ仲良くやっていくためにも、彼への褒め方をちょっと意識してみてください。(柚木深つばさ/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年01月26日男女一緒に楽しめるボウリングには、実は恋のチャンスがたくさん!ボウリングをする男性の姿を褒めれば、あなたのひと言にキュンとして相手も盛り上がっちゃうんです。ボウリングをする際に、どんな言葉が男性の心をくすぐる褒め言葉になるのか、場面ごとに詳しくチェックしてみましょう。■1.カーブや力技を褒めるボウリングの見せ場と言えば何といっても、カーブなどの華麗な技や、男性の投げる勢いあるボールの球速。そんな技術を褒めれば、どんな男性も嬉しいこと間違いなしです!「かっこいい!」や、「どうやったらそんな技できるの!?」などの褒め言葉が効果的。ストライクを見事にとった際には、拍手やハイタッチなどで場を盛り上げると、より雰囲気がよくなり、男性はさらに嬉しくなるようですよ。■2.重いボールを選ぶ点を褒めるボウリングでは、ボールの重量のチョイスも重要なポイント。ボウリングを心得る男性は、特にボールの重さにこだわりをもっているようです。そんな男性には、ボールの重さを褒めるのも効果的!「こんな重いボールを投げられるの!?」と、男性の腕力を褒められると、男性は嬉しいものです。また、ボウリングの知識のない女性がボールの重量について、男性に質問するのもおすすめ!「私に合うボールってどれかな?」などと質問すれば、男性は頼られている気持ちになり、とても嬉しいのです。■3.盛り上げ上手なところを褒める自分のプレイだけでなく、一緒にボウリングをする友人のプレイを褒めたり、場の空気を盛り上げたりしてくれる男性は重要な存在。そんな盛り上げ上手な男性を褒めることもポイントのひとつです。「盛り上げ上手だね!」や、「盛り上げてくれるからボウリングが楽しい!」などストレートな褒め言葉で、わかりやすく褒めましょう。また、一緒になって場を盛り上げるアクションをしてみることで、よりボウリングが楽しめます。■4.レクチャー力を褒める女性は、あまり得意でない人の方が多いボウリング。男性にレクチャーしてもらう女性も多いようです。そんなときは、男性のレクチャー力を褒めるのも大切なポイントに。丁寧に教えてくれる男性には、「分かりやすい!」や「こんな風にすれば○○くんみたいに上手くできるんだ!」など、技術を褒めると効果的です。面白く、気軽に教えてくれる男性には「楽しい!」や、「このピンはどうやって倒すの?」など質問系で褒めると、さらに親密な関係に展開する可能性も!レクチャーのタイプによって褒め言葉を変えることもポイントです。■彼を褒めて素敵な恋を始めよう!ボウリングは気軽に男性と楽しめるスポーツのひとつ。ボウリングから恋が発展することもあるようです。ボウリングで発見した男性の魅力的な部分をしっかり褒めて、彼の気持ちを掴んでみては?(ぐみこ/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年01月25日こんにちは、コラムニストの愛子です!褒めたつもりだったのに、相手の男性があまり嬉しそうじゃなかったという経験はありませんか?実は女性が褒めるポイントって、男性からするとちょっとズレていることもあるそうです。そこで今回は、プライドが傷ついた女性からの褒め言葉について、20代男性に聞いてきました!■1.〇〇に似ている「誰かに似ているって言われるのはイヤかな。たとえイケメン俳優だったとしても。オレはオレだからって思う。誰かに似ているとかじゃなくて、自分自身のことを褒められたい」(27歳/DJ)女性は、美人な芸能人に似ていると言われれば嬉しいことが多いかと思います。しかし男性は違うそうです。中には、誰かに似ていると言われても「別にイヤだとは思わない」という男性もいましたが、「嬉しい」と感じる男性はまれなよう。男性は、唯一無二の存在でいたいという気持ちが強いのかもしれませんね。だからいくらイケメンであろうと、誰かと似ていると言われるのは不愉快なのです。もし出会った男性が大好きな芸能人に似ていたとしても、本人には伝えないほうがいいでしょう。■2.髪型を変えたときに言われる「前よりイイね!」「似合うねって普通に言ってくれればいいのに、前よりって付けられると、前が良くなかったってこと?って気になる」(25歳/飲食関係)たしかに「前より」は余計な一言かもしれません。男性は女性が考えている以上に繊細な生き物。女性からの何気ない一言を、ずっと気にしていることもあるのだとか。もし以前と比較するのなら、「前も良かったけど、今のほうがもっとイイね!」と言ってあげてください。■3.家庭的な雰囲気でイイね「家庭的って言われると、男として見られていない気がしてイヤだ。それなら遊んでそうとかチャラいって言われるほうがずっといい。似ている言葉でも、一途そうや優しそうならOK」(29歳/保険)女性は「家庭的」と言われると嬉しい方も多いかと思います。結婚願望の強い女性にとっては、男性が「家庭的」であることは、カレシ候補の条件に入るくらい重要なポイントかもしれませんね。だから、お世辞ではなく本気で褒めているケースも多いはず。しかし男性は、「安全パイ」と言われている気がして面白くないんですって。多くの男性は、「危険な男」に見られたいようです。だから意外と「遊んでそう」が褒め言葉になることもあるみたいですよ。またよく似た言葉でも、「一途そう」や「優しそう」なら、男として意識されたうえで中身を褒められている感じがするからイヤではないのだそうです。■4.若く見えるね「20代の男にとって、実年齢より若く見えるっていうのは褒め言葉じゃないと思う。たぶん、40代くらいまではあんまり嬉しくないんじゃないかな。未熟って言われている気分になるんだよね」(29歳/金融)女性も10代の頃は実年齢より若く見られると、子どもっぽいと言われたみたいでイヤだったのではないでしょうか?女性は20代後半くらいから若く見られることを喜ぶ人も増えますが、男性がそうなるのはもっと年を重ねてからのよう。人によって若く見られることを嬉しく感じる年齢は違いますが、少なくとも20代~30代前半の男性に「若く見える」は褒め言葉にならないと心得ておいたほうがいいでしょう。■おわりに理由を聞いてみると納得できるものが多かったのではないでしょうか。女性にとっては褒め言葉のつもりでも、男性はそれに傷付いたり腹が立ったりしていることも、けっこうあるようです。気を付けましょう。 (愛子/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年01月16日ウチの子に褒めるところなんて…出典 : 「子どもは褒めて育てましょう」なんて頭ではわかっちゃいるけど、うちの子、ちっとも褒めるところが見つからないんです。褒めようと思っていても、いつまでたってもできなくって、ぜーんぜん褒めるチャンスがやって来ないんです。それにね、最近は、珍しくできたことを「スゴイね!」って褒めてみても「ウザイ!」とか言うんですよ。正直、もう何て言って褒めていいやら、サッパリわかりません。…なーんて、お悩みのお母さん。大丈夫ですよ。そんなときに使える、「子どもの自信を伸ばす声かけテクニック」を、かつてはうちの子の褒めるところが1つも見つけられなかった楽々かあさんこと、大場美鈴がお伝えします。親の理想は子どもの現実に沿ったものなのか?まずは見直してみてUpload By 楽々かあさんどんな子にも、子どもの個性には、得意なことと苦手なことがあります。「運動はできるけど勉強は苦手」とか「算数は得意だけど国語は苦手」とか…。でも実は、得意と苦手の差が大きく開けば開く程、子どものストライクゾーンが狭くなり、学校などの集団行動や、一斉一律の学習スタイルでは、クリーンヒットが少なく、なかなか結果が出せないのです。特に、スタンドプレーが得意な子や学業にあんまり関係ない分野に特化した子は、頑張っても三振続きで学校では褒められ経験が少なくなりがちです。そして平均…つまり、「これがフツー」「◯年生なら、これくらいできて当たり前」から外れることが多くなると、できる部分よりできない部分のほうが、集団行動や成績評価の上では目立ってしまうかもしれません。そしてできるところはいいけれど、できないところはものすごく頑張らないと皆についていけない。できないところが足を引っ張って、できるところまで実力を発揮できない、わかってもらえない。ホントはもっとできるハズなのに、思い通りにできない自分に腹が立つ!こんな現実の壁にぶつかって、人知れず自信をなくしているかもしれません。そこで、親の「褒めライン」を断腸の思いでグーッと、グーッと下げて子どもの「できないところ」に合わせてみましょう。比較はその子自身。結果ではなく、意欲・がんばり・部分・発想に注目して出典 : 子どもの個性の育ち方には個人差があるため、例えば得意な部分は実年齢+2才くらいのペースでグングン育ち、苦手な部分は実年齢−2才くらいでゆっくりゆっくり、その子なりのペースで育っている…などの場合もあります。むしろ、何でも平均的にまんべんなく育っているお子さんのほうが、貴重な存在かもしれませんね。そこで、比較はその子自身とします。今を生きる子どもは自分の小さな進歩や成長に気づいてないこともあるので、そこを気づかせて伝えてあげます。1年前、2年前のお子さんと比べ、少しでもできることが増えていたら、●「2年生の時は九九があやふやだったけど、最近バッチリだね。頑張っているね」と、同級生がどうであれその子なりの進歩をみます。うちの長男は、5年生でやっと九九が覚えられましたが、これは本人にとっては決して「できて当たり前」のことではないので、苦手なことができるようになると自信になります。「できたこと」を当たり前にしない。日頃の頑張りにも着目したい出典 : それでもなかなか結果がついてこない場合には、目を皿のようにして、部分的にでも「できているところ」「頑張っているところ」を探すようにします。一見周りの子達が当たり前にできることでも、その子なりのやってみた意欲、苦手分野や日々の何気ない頑張り、「ここだけは/ここまでは」できている部分などに注目します。例えば…・字を書くのが苦手な子が、宿題の漢字書き取りを雑だけどとにかく終わらせた・運動が大嫌いな子が、運動会の練習が続く時期になんとか毎日登校している・勝負事で負けると泣いちゃう子が、ゲーム大会ではずっと隅っこに居たけど、とりあえず参加だけはしたこれらは、本人にとってとてもハードルの高いことを、メチャメチャ頑張りながらやっている一例です。出典 : そこで、この頑張りに気づいてあげます。「それくらいできて当たり前でしょ」という、自分の中での常識は、一旦どこかに置いておき…●「宿題、始めたね/終われたね」●「おかえり。今日は暑かったけど、よくがんばったね」●「ゲーム大会参加したんだってね。お疲れさん」こんな声かけで、頑張りを「わかってもらえた」ことで、その子の次の挑戦へのエネルギー源になります。それから、ひいき目に見ても「素敵!」「素晴らしい!」とは絶賛しにくい、奇妙キテレツな芸術作品や、奇行・珍行動に対しては…●「う〜ん、ソレ新しいね!」「こんなこと思いつくのは、◯太郎君だけだよ」…と、発想力や斬新さ、オリジナリティを認めてあげると、ドヤ顔になるかもしれません。「すごいね」「えらいね」が使えなくなった「お年頃」の子には、こんな声かけを出典 : 一方で、得意分野の「できるところ」に関しては、本人は「こんなのできて当たり前」と、シレッと思っているものです。ですから、算数が得意な子のテストの90点を褒めても、本人は残りのできなかった10点のほうが気になってしまい、素直に喜べないこともあります。完璧さを追求したいタイプは尚更、自分が納得できなければ採点甘めの賞賛は「ウザイ」なんて、受け取ってくれないかもしれません。加えて、周りとの違いに気づき始めるお年頃だと「すごいね!」「えらいね!」と結果を褒めても「もっとすごい人、もっとえらい人は沢山いる」などと、子どもには現実が見え始めています。すると、親の身内びいきの評価だけでは満足しなくなったり、かえってプレッシャーに感じたりと、なんだかちょっと取り扱いがメンドクサイ感じがします。うちの長男も、最近は「こんなことで、大げさにスゴいとか言われても、なんかヤだ」なんて言います。ぐぬぬ、生意気な…!でも、これは子どもの興味・関心が広がり、周りのことも見え始めてきたという、成長の証でもあるんですね。ついこの間まで赤ちゃんだった、可愛い私の井の中の蛙ちゃんが、自分だけの世界では狭くなって、お外の様子を気にしだしたのです。出典 : じゃあ、そろそろお年頃になってきた子には、どうしたら自信をつけてあげられるのでしょう?それは「あなたのことに関心があり、いつも見守っているよ」というメッセージを、さらりと、そしてしつこく送り続けることだと私は思います。例えば…(子どもが「今日、◯◯の練習があって大変だった」とグチを言ってきたら…)●「そうかあ。◯◯の練習大変だったんだね」と、言ったことをそのままオウム返し(冬の寒い日に学校から帰って来たら…)●「今日は寒かったよね。温かい肉マンあるよ」と、感覚や気持ちに寄り添い&胃袋作戦(なんだかんだと不平不満をもらしてきたら…)●「そっかあ」「そうなんだー」「そうだよね~」と、共感しながら相づちプロのカウンセラーさんのイメージで、子どもの気持ちに寄り添い共感し、さり気なく日々の頑張りを認めてあげると、「理想通りには上手くいかない現実」への不満を和らげ、「見守られ感」が自信になります。また、育ち盛りの男子は特に親の褒め言葉は受け取らなくても、美味しいものならなんでも受け取ります(笑)。「美味しいものをくれる人=いい人、大事な人」と素直に入力されます。胃袋作戦、侮れませんよ。親が理想を修正しても、子どもの理想が高いときはどうする?出典 : デリケートな完璧主義タイプも、結果をあれこれ言われるより、●「最近、頑張り過ぎて疲れてない?」なんて、身体を気遣う声かけや、そっとお茶でも置いておくほうがいいかもしれませんね。それから…●「◯◯先生が、『◯太郎君は最近、係活動をよく頑張ってますね。助かります』って面談で言ってたよ」…なんて、間接アタックもいいと思います。親以外の他の人に認められる・感謝される経験も、大事な栄養になります。ちょっとだけ盛り気味でもいいので、小さなポジティブ情報も、逃さず本人に具体的にフィードバックします。それでも、なかなか多感な時期の子に響く声かけが見つからない時は、直接本人に訊いてみるといいかもしれません。私も、長男に「じゃあ、『スゴイ』じゃなくて、なんて言って欲しいの?」って訊くと…「『OK』とか『GJ (=Good job!)』とか、親指で「いいね!」マークとか、ハイタッチとか…」…と、シンプルで短い言葉やボディランゲージなどが良いのだそうです。本人の意思を聴き、それを尊重してあげるのも「一人前」として扱われ、自信につながると思います。まとめ出典 : どうでしたか?子どもはいつの間にか、親の知らない世界を広げていきます。そして、そこでちょっと苦い経験やもどかしい想いをしたり、自分の実力を突きつけられ、現実の壁にぶつかりながら、一所懸命井の中から飛び出そうと、ブツブツ言いながらも頑張っているのかもしれませんね。でも、ここまでお子さんが成長できたのは、お母さんの頑張りの証です。お年頃の子は、1人で大きくなったみたいな顔してますが(笑)、お母さんがついこの間までオムツを替え、熱が出れば看病し、毎日ごはんを作り続けてきたおかげなんです。そして、まだまだ新しい世界への不安も多いので、自分の長所も短所も、5年前10年前からの成長も、そして今現在のできる時もできない時も、誰よりも知っているお母さんが、変わらず側で見守ってくれることが、お子さんの何よりの自信になると思いますよ。参考書籍:著書「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」Upload By 楽々かあさん
2017年01月09日こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。「自分の子どもには友達がたくさんいる明るい子どもに育って欲しい」多くの親御さんがそう望まれているかと思います。その一方で、お子さんの人見知りに悩む親御さんも少なくありません。そこで今回はお子さんを人見知りにしないための育て方について心理学からご紹介したいと思います。●乳幼児期の人見知り赤ちゃんの人見知りは早い子で生後5か月ごろから始まり1歳くらいでおさまるケースから、1歳を過ぎて始まり2〜3歳でおさまるケースまで、非常に個人差があるようです。かつて人見知りは母親と他人の区別がつくようになった証だと言われていましたが、そうではないことがわかっています。『東京大学』の岡ノ谷一夫教授らの研究によると、人見知りの強い赤ちゃんは人見知りをしない赤ちゃんよりも相手の目を見る時間が長く、相手と目が合ったときに凝視するような目の動きをするとのこと。そして人見知りの赤ちゃんは相手の視線や顔の向きに敏感なのではと考え、自分と向き合っている顔とよそ見している顔を見せたところ、よそ見している顔を長い時間みていたというのです。このことから、乳幼児期の赤ちゃんの人見知りは相手に近づきたいけれど、相手から離れたい という感情が複雑に入り乱れた状態であることがわかったそうです。この研究結果から考えると、赤ちゃんの人見知りに対しては、「びっくりしたね!」などと過剰な反応を見せず、「大丈夫だよ。優しい人だからね」とお母さんが優しく抱きしめながら語りかけてあげること が大切だと考えられます。●学童期の人見知り成長して学童期になっても人見知りをする場合は、相手にどう思われるかが気になって仕方ない、嫌われたくない、否定されたくない、傷つけられたくないという心理から自分を守るために人に近づくことを恐れてしまうことで人見知りをする傾向が強くなります。自分に自信がない とそう考えてしまうのは、大人になっても変わらない傾向があります。ではどうしたらいいのでしょうか?物心がついたころから、することなすこと、「そんなことしちゃダメでしょ!」「そうじゃなくて、こうでしょ!?」「どうしてそんなこともできないの!?」と頻繁に親に言われたら、自分に自信のある人に育つでしょうか?当然、自分に自信がなくなり、他人からどう思われるかが心配で仕方なくなってしまいますよね?そこで、言葉の置き換えをしてみてはいかがでしょうか?「そんなことしちゃダメでしょ!」は、「そんなことしたらどうなるかな?」に。「そうじゃなくて、こうでしょ!?」や「どうしてそんなこともできないの?」は、「どうしたらうまくできるかな?」と自分で考えて答えを出すような声掛けに。そうすることで、子どもは自分で考え答えを出してその成功体験から自信を積み重ねていきます 。1度や2度失敗しても、「そのやり方じゃうまくいかなかったね。次はどんなふうにやってみる?」と根気よく見守る親の努力も必要となってきます。●「子どもだからわからない」は大人の思い込み子育てのご相談を受ける中で、「子どもだからまだわからないだろうし」という言葉をよく耳にしますが、それは大人の勝手な思い込みに過ぎません。まもなくお正月ですが、たとえばおじいちゃんおばあちゃんの家に行ったとき、子どもは誰におねだりをしますか?一番自分に優しいおじいちゃんやおばあちゃんのそばに行き、甘えていませんか?子どもは大人が思っている以上に大人を観察し、自分にとって優しい人なのか厳しい人なのかを見切って行動しているのです。そして大人の言葉をちゃんと理解しています。理解しているからこそ、ダメ出しをし、子どもに考えることをさせないでいると、自分に自信が持てず他人からどう思われるかばかりを気にして、傷つくのを恐れ、人見知りになってしまうのです。子どもに考えさせる というのは大人にとっても根気のいることですが、育児は育自だと思ってお子さんと一緒に成長してくださいね。【参考文献】『面白いほどよくわかる臨床心理学ーストレス社会が引き起こす心の病をケアする手がかり』稲富正治・著【参考リンク】・Shyness in Early Infancy: Approach-Avoidance Conflicts in Temperament and Hypersensitivity to Eyes during Initial Gazes to Faces()●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)
2016年12月29日こんにちは、恋愛カウンセラーの木田真也です。あまり自分を主張するのではなく、どちらかといえば周囲と協調していきたいと考え、雰囲気も大人しくて、心優しく、恋愛にガツガツしていない・・・いわゆる草食系の男子たち。恋愛において男性との距離を縮めるには、褒めるという切り口がありますが、草食系男子たちの場合、ある4つのポイントがあるのです。今回は、草食系男子が喜ぶ4つの褒め方について、お伝えしていきます。■1.常に気にかけ、マメに褒める。草食系男子は基本的に受動的ですから、できるだけ普段から自分を気にかけてくれる女性を好みます。なので、ちょっとしたことでもマメに褒めてあげることをオススメします。気の利く女性、細かいところまで気に掛けてくれる女性、といった印象を与えることで、あなたの印象が今よりグッとUPするはずです。■2.プロセスを褒める。自分に自信があり、何でもガンガンと推し進めることのできる男性は、プロセスよりも結果主義です。ですが、草食系男子はその真逆。結果を褒めてあげることももちろん大事ですが、出来るまでのプロセスを、褒めるとなお喜びます。たとえば、仕事で結果が出せなかったとしても「忙しくても、お仕事一生懸命頑張ってたよね!」といったような具合に言うと良いのです。■3.一緒にいることで感じた気持ちをプラスして褒める。草食系男子は、共感性が豊かで人の気持ちにとても敏感です。ただ普通に彼らをほめるのもいいのですが、一緒にいることで感じた気持ちをプラスして褒めた方が、より彼らの心に響きます。たとえば「○○くんって優しいね」と単に褒めるよりは、「○○くんって優しいね、ホッコリする」と言う方が、より良いのです。他にも「○○くんってカッコイイイね」よりも、「○○くんってカッコイイ、なんだかドキドキする」の方が、ずっと彼らの心に響きます。■4.真逆の力強い部分を褒める。人は、誰でも真逆の部分を心に秘めています。たとえば、おおらかで力強くてオラオラ系の人は、大人しく物事に過敏な部分も持ちあわせているのです。草食系男子は、優しくおっとりした性格で自分を主張しないので、マイルドな雰囲気に見えると思います。が、心の奥底では、力強く物事を推し進めたいと考えてもいるのです。この、真逆の力強い部分を褒めると効果的です。たとえば、「○○くんて優しいけど、たまにすごく力強い目をするね」と言ったり、「優しいけど、芯はしっかりしているよね」と言ったりして褒める方がいいのです。■おわりに男性は基本的に褒められるのが好きですが、タイプによって使い分けるとさらに効果的でしょう。特に草食系男子は、自分を褒め男としての自尊心を上げてくれる女性のことを、すごく大切にするようになるものですよ。今後の参考になさってくださいね。(木田真也/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年12月29日付添い登校でようやく学校に慣れてきた頃。先生が長男を褒めると…出典 : 小学校入学直後から「学校いかれへん!」となった大混乱から、私との付添い登校により少しずつ学校に慣れてきた長男。発達障害の診断を受けている長男は、ごく簡単なことでも自分の興味のあること以外は取り掛かるのにものすごくエネルギーを使います。かつ、大の「学校嫌い」のため、学校での作業はたいてい嫌々モードからのスタート。ある時、当番の仕事であるバケツの水捨て、なんとかやり終えかけたときに先生から「よくできたね」と声を掛けられました。その瞬間「もう、やらへん!」とバケツを投げ出してしまいました。先生は、どうしてだろう?と困り顔。このとき、「やはり褒められるのが苦手なんだ…」ということがハッキリわかりました。褒められても嬉しくないの?長男の本音とは出典 : 振り返ってみると小さい時から、どうも褒めた後の表情が嬉しそうではないな…という気はしていました。長男は、ときどき夕ご飯のお皿洗いをしてしてくれるのですが、その時ふと言った言葉が頭をよぎりました。「お母さんはあんまり褒めないから、ええねん。だって、お手伝いしてるっていうより、単に洗いたくなったから洗ってるだけ。面白そうだな!と思ったからやってるだけやもん」とつぶやいたのです。この言葉を思い出し、ハッとしました。「そもそも、嫌なのに何かをさせられるというのが、腕をもがれるほどつらい」という趣旨の文章を自閉症関連の本で以前目にし、もしかして長男の辛さはコレかも…と思ったからです。療育を意識した「褒める」という行為には、「この行動は望ましいから、またしなさい」という意味が含まれています。長男は何か嫌なタスクに臨むとき、なんとか嫌な気持ちを消し、「やってみたら面白いかも…」と意識をスイッチさせているようです。つまり「他人の指示」を「自分の指示」にシフトして取りかかるのです。でも、先生に褒められてしまうとそれが台無しになってしまうので「もうやめる!」と怒ってしまうようなのです。でも、つい嬉しくなっちゃうときはあるようで…出典 : でも、長男には褒められて嬉しいときもあるのです。工作で狙った以上に面白い作品が作れたとき、野菜の収穫がたくさんあったとき、クイズ番組を見ていて正解できたときなどは、「ドヤ顔」でこっちを見てきます。そんなとき、私は「腕をあげたな」「おお、いつの間に覚えたん」など、率直に感じたことをに口に出すようにしています。「やった!」「嬉しい」という気持ちを誰かと共有したいという面も持っているんだと少しホッとします。自分の動機を大切にする長男。将来に向けて親ができること出典 : 小3になった今は、少し自分を客観的にみられるようになってきて、「褒められるのが苦手」もネタとして会話できるようになりました。学校から帰ったとき、冗談めかして「いやー、今日は学校行けてえらかったね~」と言ってみると長男「もう、やめてや!」私「いやいや、褒めて伸ばすっていうのが子育て界の基本なんだよ」長男「誰がそんなん考えたん?」私「誰が考えたかわからないジョーシキになってるよ」長男「自分には、あてはまらへん」私「とはいえ、ほとんどの子どもに当てはまるから、先生はキミのことを褒めてくれるんだよ」長男「いらんわ~」私「ははは。嬉しく感じる人もいっぱいいるんだよ。キミに必要なのは、褒められても動揺しない心と身体だな」心と身体を作るためには言葉かけだけでなく、長男自身が自分の心と身体を知ることも大切かな、と思います。どんな時に動揺し、どんなときに嬉しくなるのか?動揺したときと嬉しいとき、身体はどうなるのか?イメージしておくことで、他者からの評価の言葉を適切に受け取れるのではないかと、私は考えています。「褒められるのは苦手です」という”取扱説明書”をしばらくは使いながら、その間にカラダとココロが少しずつ育っていけばいいな…と思っています。
2016年12月27日いつだって彼に可愛いと言われたいけれども、クリスマスは特別に彼から「可愛い!」と、褒められたいですよね。そこで今回ご紹介するのは、クリスマスだからこそできる、可愛い彼への甘え方。ぜひ、参考にしてみてくださいね。可愛い甘え方①クリスマスコスプレでこっそり登場出典:weheartitより彼には内緒で、デートでこっそりクリスマスコスプレを着て登場してみましょう。街中でこれをやる勇気がない場合は、家デートで実施してみるのがいいでしょう。クリスマスのコスプレは、クリスマスでしか見れないし、自分もできないものです。きっと、クリスマスコスプレで甘えられたら彼もメロメロなこと間違いなしです。可愛い甘え方②ぬいぐるみで甘えてみる出典:weheartitより今までと違う甘え方をしてみましょう。例えば、ぬいぐるみで甘えてみる。彼はついつい「可愛いなあ」と思ってしまうでしょう。大切なのは、「こんな甘え方、彼にドン引きされるんじゃない?」と思わないこと!大好きな彼女からならきっと、ぬいぐるみで甘えてくる彼女を見て「可愛い」と思うこと、間違いなしですよ。可愛い甘え方③こっそり欲しいプレゼントおねだり出典:weheartitよりせっかく彼からもらうクリスマスプレゼントは、やっぱり自分が欲しいと思っているものがいいですよね。年に1回しか訪れないクリスマスなのだから、もらうものは事前にアピールしてみましょう。彼と買い物に行ったときに、図々しさを感じさせない程度で「私、これが欲しいんだよね〜」と言っておきましょう。彼は「あ、これが欲しいんだな」と分かってくれるはず。ポイントなのは「次のクリスマスはこれを買ってよね!」と思わせないこと。図々しさを出さず、欲しいということを匂わす…。少し難しいかもしれませんが、実践してみましょう。いかがでしたか?きっと、今回ご紹介した以外にも、クリスマスだからできる彼への甘え方があるはず。年に1回しかない、クリスマスなのだから、あなたにあった甘え方をしてみませんか?可愛く甘えて、彼をもっと夢中にさせましょう。もちろん、今回ご紹介した甘え方も参考にしてみてくださいね。
2016年11月23日梅干しは、夏バテ予防に最適な食材。暑いときにもさっぱり食べられますが、この酸味が苦手な子どもは少なくありません。そこで今回は、子どもにも食べやすい梅干しの食べ方を紹介します。■子どもに食べさせたい梅干しの選び方梅干しは体にいいとはいえ、子どもに食べさせるとなると塩分が気になるところ。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によれば、子どもの食塩の摂取目安は次の通りです。子どもの食塩摂取の目安・1~2歳: 男児3.0g未満、女児3.5g未満・3~5歳: 男児4.0g未満、女児4.5g未満・6~7歳: 男児5.0g未満、女子5.5g未満昔ながらの梅干しの塩分は20%前後が一般的で、1粒あたり4~5gの食塩が含まれているのだとか。これだけで1日の目安量をオーバーしてしまうので、10%以下の減塩タイプを選んだほうがいいでしょう。はちみつ漬けの梅干しは塩分が少ない傾向にあり、子どもにも食べやすい味なのでおすすめです。 ■梅を食べやすくする工夫梅干しとマヨネーズを混ぜると、独特の酸味がマイルドに。砂糖やハチミツを少し加えれば、より子ども好みの味わいになります。これを野菜のディップにしましょう。分量は、梅干し1個に対して、マヨネーズ大さじ1が目安。最初は梅干しの量を少なくして、徐々に慣れさせていくといいでしょう。青梅が手に入るなら、シロップを作ってみては? 水に1時間ほどつけてアクを抜いた梅と同量の氷砂糖を煮沸したビンに入れて、1週間前後待つだけで完成です。水で薄めるだけでもおいしいですが、かき氷にかけてもOK。ヨーグルトにも合います。■肉や魚と一緒に食べよう梅干しは、魚との相性も抜群。イワシやサンマを煮るときに加えると臭みがとれて、さわやかな風味もプラスしてくれます。梅干しにも魚の旨みが染み込んで、ご飯のおともにぴったりです。梅干しを入れるタイミングは、煮汁が煮立ったとき。圧力鍋を使う場合は、ひと煮立ちさせてからイワシと一緒に投入します。肉が好きな子どもには、ささみの梅チーズフライを。ソースをかけずに食べられるので、お弁当のおかずとしても活躍する一品です。私の甥は小さいころから梅干しが大好きで、そのまま食べるのがお気に入り。珍しい子どもだと思っていたのですが、甥の友だちにも梅干し好きが複数いるようです。酸味の強いフルーツが好きな子どもなら、ちぎったものを食べさせてみてもいいかもしれませんね。
2016年08月20日広汎性発達障害(PDD)とはUpload By 発達障害のキホン広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorders:略称PDD)は、コミュニケーションと社会性に障害があり、限定的・反復的および常同的な行動があることを特徴として分類される発達障害のグループ です。世界保健機関(WHO)の『ICD-10』(『国際疾病分類』第10版)の診断カテゴリでは、このグループには自閉症、アスペルガー症候群のほか、レット症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害という5つの障害が含まれています。広汎性発達障害の中でも特に自閉症やアスペルガー症候群がよく知られていますが、自閉症の半数以上が知的障害を伴うのに対して、アスペルガー症候群は言葉の発達の遅れが伴わない「知的障害のない自閉症」と言われています。また、知的障害のない自閉症は「高機能自閉症」とも呼ばれますが、アスペルガー症候群との定義の違いが曖昧で、専門家によって異なります。さらに、広汎性発達障害は、最新の診断基準であるアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神障害のための診断と統計のマニュアル』第5版テキスト改訂版)では自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害というカテゴリに変更されています。広汎性発達障害の障害名、症状の中には自閉症スペクトラム障害の概念では除外されたものも含まれています。ですが、行政や医療機関で広汎性発達障害の名称を使用している場合も多いこと、すでにこの名称で診断を受けた人も多いことから、本記事では『ICD-10』の診断カテゴリに準拠して広汎性発達障害の名称でご説明します。広汎性発達障害の子どもの生活での4つの困難と対処法出典 : 広汎性発達障害の主な症状は・対人関係・社会性の障害・コミュニケーションの障害・特徴的なこだわりや興味の3つが挙げられます。その他、広汎性発達障害のある人の多くに「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」などの感覚に対して特定の刺激に苦痛や不快感を感じる「感覚過敏」や感覚の鈍い「感覚鈍麻」という症状が見られると言われています。このような特徴を持つ広汎性発達障害の人は、どのようなことを困難に感じるのでしょうか。以下に4つの困難と対処法を述べたいと思います。広汎性発達障害のある子どもは、人の感情を読み取って人の気持ちに共感したり、想像したりすることが難しい傾向にあります。また、比喩やたとえ話も理解しにくい傾向があります。そのため相手の気持ちを考えずに、思ったことをストレートに口に出してしまって相手を傷つけたり怒らせたりしてしまうこともあります。対人関係を築くのが苦手でコミュニケーション障害もあることから、広汎性発達障害の子どもにとって友達を作ることは困難な作業です。例えば、一緒に遊びたいなと本人が思ったとしても、友達を誘う方法自体が分からないこともあります。【対処法】「君太ってる」「あのひと臭い」など、相手を傷つけるような発言をした場合は「そんなこと言っちゃダメ!」と抽象的に叱らずに「太ってると言われると○○さんは悲しいと思うから言わないで」と相手の気持ちを推測できるように促し、具体的に何を言ってはいけないかを提示してあげましょう。相手の気持ちを理解する練習をすることで、言っていいことと悪いことの区別をつけさせるのが大切です。他人とのコミュニケーションをとるのが難しい場合、具体的に友達の誘い方を教えてあげたり、親が遊びの場を作ってあげることも大切です。例えば療育機関などで、社会的スキル訓練や、集団療育を行うことも有効です。広汎性発達障害のある子どもの多くは感覚の過敏性や鈍さを抱えています。電車の音や騒音などにとても強く反応してしまうことがあります。赤ちゃんの泣き声などにも強い拒否反応を示し、自分が癇癪を起したりパニックになったりする子もいます。また、体に触れられることを嫌ったり、温度に敏感でお風呂に入りたがらなかったりなど、少しの刺激でも本人のストレスに繋がってしまい、パニック状態を起こしてしまうこともあります。【対処法】無理に触ろうとはせず、機嫌がいい時や心の準備ができているような時に声かけをしてあげましょう。「今からお風呂にはいろうね、お風呂で○○して遊ぼうか」「今から背中を触るね」など、いきなり体を触らずに声かけしてあげると心積もりができるようになります。にぎやかな場所へいく場合はイヤーマフを使用してみたり、なぜその音が鳴るのか、どうして賑やかなのかを落ち着いているときに説明してあげるとよいでしょう。それでも嫌がる場合は無理をせず、苦手なものを避けてあげるのも一つの手です。広汎性発達障害のある子どもは、こだわりが強く、変化が苦手な場合が多いです。規則や法則など、一定の安定したルーティーンを好むため、少しでも自分のマイルールが侵されることを嫌がることがあります。よって、イレギュラーな対応や予定の変更についていくことができず、癇癪やパニックを起こしてしまうこともあります。【対処法】「○時になったら○○するよ。約束ね」と一緒に時計をみて確認し、一つひとつ理解を促すようにスケジュール管理を行うようにしましょう。言葉で言っても理解しづらそうなときはイラストや写真などを使うのも有効です。見通しが立つと安心することが多いので、予定をあらかじめ把握し、お子さんに伝えてあげるようにしましょう。広汎性発達障害のある子どもは、集団内で暗黙に共有されている「常識」や"空気"を理解するのが難しい傾向にあります。人との距離感や場に合った振る舞いなど、抽象的で境界線がはっきりしないことについて理解が難しく、友達が表情で悲しさや怒りを伝えてきても、感情を読み取れないこともあります。【対処法】指示は分かりやすく伝えるようにしましょう。例えば静かにしなければいけない場面の場合、具体的にルールを短い言葉や文字で示してあげることが大切です。また、「会場内は静かにしましょう」というアナウンスだけでは、何をすべきかがわからないので、「お絵描きしながら静かに待ちましょう」など具体的にどうすればいいかを指示の中にいれると良いです。広汎性発達障害の子どもへの日常の接し方のコツ9選これまで、広汎性発達障害の子の困難とそれらの対処法をご紹介してきました。以下では、広汎性発達障害の子の日常生活の子育てにおいて、どのようなことに気をつければ良いかを紹介します。出典 : 広汎性発達障害のある子どもは聴覚刺激よりも視覚刺激を利用すると効果的な場合もあります。紙に文字を書いて説明するのもよいですが、言語能力の発達に遅れが見られる場合は絵や写真、図表にして説明すると理解しやすくなります。例えば、時間管理をする際はタブレット上に大きいタイマーを表示して、視覚的に「あと何分あるか」を提示しながら取り組んだりするといいと思います。耳よりも目から入った情報の方が記憶にも残りやすいと言われているので、遊びやスポーツのルールを伝える際も紙に書いて説明するとよいでしょう。曖昧な表現を理解することが難しいため、できるだけ具体的な表現や手順を使うことが大切です。例えば、「ちょっと」ではなく「何分、何個」という具体的な数を使って話したり、片付けの際も「ちゃんと片付けて」「キレイにして」ではなく「おもちゃ箱におもちゃを入れる」といった具体的にやるべきことを伝えます。ついつい曖昧な表現を使いがちですが、どうすれば伝わりやすくなるかを常に頭に入れて指示するようにしましょう。その際、上記で挙げた絵や写真を使うのも効果的です。広汎性発達障害の子どもを持つ保護者は、できないことや、やめさせたい行動が多く目につき子育てが不安になってしまうこともあるかもしれません。ですが否定的な言葉を使ったり、大声で叱ることは控え、できるだけ褒めることを心がけることも子育てのコツの1つです。褒めることで「褒められた→嬉しい→またやろう」とやる気を促すことにも繋がります。また、子どもによっては大げさに褒められることを嫌う子もいますので、その子にあった褒め方をしていきましょう。広汎性発達障害のある子どもは、他人と比べて自分ができていないと感じて自信を失ったり、自暴自棄になってしまうケースもあります。子どもの得意分野を見つけて、できることをさらに増やし、成功体験を積むことが大切です。例えば食べ物が好きな子であれば調理やお菓子作りを教えたり、家事を手伝ってもらったりすることも今後の生活に役立ちます。広汎性発達障害のある子どもは、人の気持ちを理解するのが苦手な傾向があります。そのため、嬉しいことは嬉しい、嫌なことは嫌と、気持ちをはっきり言葉にして伝えることも大切です。友達とケンカした際も相手がどう思っていたかを伝え、どう対処すれば良かったかなどを、絵や文字にして具体的に教えることが大切です。頭ごなしに否定してしまうと、やる気をなくしたり、物事自体を拒否するようになってしまいます。まずは子どもの気持ちに寄り添い、なぜそういうことをしてしまったのか子どもの考えを聞いたり、どうすればよかったのかを一緒に考えることが大切です。子どもが興奮したり、泣きわめいてしまった場合、落ち着いてから話をするようにします。広汎性発達障害のある子どもは、急な予定の変更や初めての場所が苦手です。場合によってはパニックとなってしまう可能性もあります。こういった状況を避けるため、できるだけ予定を早めに伝えておき、初めての場所でも子どもが安心できるように、事前に写真やビデオを見せるなど、工夫をしてみましょう。広汎性発達障害のある子どもは、推測することが苦手な場合が多いです。そのため遊びの中でルールを自然に理解することが難しいこともあります。あらかじめ、絵や図にしてルールを予習をしておくと、子どもが理解しやすくなります。また、自由時間といった何をすればよいか曖昧な時間も不安になってしまうことが多いので、何をするとよいか、選択肢を提示したり、選ばせてあげるとよいでしょう。自分ひとりだと子育てのコツが掴みづらい場合は、ペアレントトレーニングのような子育てトレーニングや療育相談を受けることも有効です。専門的なトレーニングを受けた講師から、子どもにあった子育て方法を学ぶことができます。これらのプログラムでは、子どもが危険な行動をとったときに上手に止める方法や褒め方のコツなどを知ることができます。広汎性発達障害の子どもに接する際に注意するべきこと普通の子には当たり前にとる対応や反応でも、広汎性発達障害の子だとパニックを起こしてしまうこともあります。以下のポイントを頭に入れておいて、広汎性発達障害の子とよりよいコミュニケーションがとれるようにしましょう。出典 : ついつい大声で叱りたくなる気持ちも分かりますが、大声は広汎性発達障害のある子どもにとってトラウマとなる可能性があります。怒られるという恐怖心で何もできなくなってしまうこともあります。一度深呼吸をして落ち着く、感情的になったら一度その場を離れるなどして、冷静になってから具体的に悪いことを伝えて、どうすればいいかを指示するようにしましょう。手をひらひらさせたり、ぴょんぴょん飛び跳ね続けたりするなど、広汎性発達障害のある子どもの中には同じ行動を長時間続ける常同行動が見られる場合があります。これらは視覚支援によって見通しを持てる環境を作ったり、コミュニケーションスキルを学んだり、適切な遊びにかえることなどで改善することが多いです。無理に止めさせようとするとパニックに陥ることもあるため、何回やったら終わりと決めたり、何か違うことに集中するための課題などを与えてあげたりするとよいでしょう。何度伝えても伝えたことができない場合、「どうしてできないんだろうか」と悩んでしまう人もいますが、「今日はできなかったな」ぐらいの気持ちで受け止めてみることも大切です。また、自分では上手く伝えていると思っていても、子どもにとっては理解しづらい可能性があります。絵や図などを使い、伝え方を変えてみるなど工夫してみましょう。他の子にとっては当たり前でも、広汎性発達障害のある子どもにとって困難なことは多々あります。親としてはつい他の子と比較したり、同じことができないことに悩んだりすることもあると思います。しかし大切なのは、子どものできることや、頑張っていることに目を向けることです。それらのことを褒めたり認めていくことは、子どもの成長に繋がっていきます。まとめ出典 : 広汎性発達障害のある子どもの子育ては、その子の特性を理解し、視覚的な情報の活用や事前の予告など、工夫を学んでいく必要があります。一人で悩まずに、療育機関や支援センターなど周りの環境を上手く利用しましょう。ペアレントトレーニングや療育相談など、様々なサービスがありますので、地域の情報を探してみましょう。参考文献: 田中康雄 (2014) 『発達障害の子どもの心と行動がわかる本』 西東社
2016年08月18日絵を描くのが上手だったり、お歌を唄うのが上手だったりと、小さなころから“才能”の片りんを見せはじめる子どもは多いもの。「ウチの子、どんな才能があるの?」そんな素朴な質問に、エキサイト電話占いの 神花(かか)先生 が答えてくれました! 子どもの誕生年でわかる「秘めた才能の伸ばし方・育み方」、ぜひチェックしてくださいね。■「本命星」の出し方子どもが生まれた西暦を10以下になるまで足し算する。「1」で出た数から11を引いた数が子どもの「本命星」です。1:一白水星、2:二黒土星、3:三碧木星、4:四緑木星、5:五黄土星、6:六白金星、7:七赤金星、8:八白土星、9:九紫火星例)1974年生まれの場合1+9+7+4=21 ⇒ 2+1=3 ⇒ 11-3=8(八白土星)■「本命星」から子どもの秘めた才能をチェック【本命星:一白水星】・秘めた才能忍耐強さは九星中No.1。静かに潜行して、進む。寡黙でマイペースな哲学者タイプ。・才能の伸ばし方、育み方全体的にゆっくりしているので、成長もゆっくりペース。あれこれ指図するとかんしゃくを起こしてしまうこともあるので、待ってあげることが大切です。話しかけるとき、ゆっくり話すように心がけるとお子さんが安心できますよ。【本命星:二黒土星】・秘めた才能やさしさ、世話焼き。コツコツ目標に向かって進む。あれこれ人の世話を焼くのが大好きな奉仕家タイプ。・才能の伸ばし方、育み方お手伝いが大好きなので、家事を一緒にやってもらうといいでしょう。お手伝いをしてもらうなかで、「ありがとう、助かったわ」と言うと、さらにやろうとするタイプです。勉強に関しては、一番を目指すガリ勉タイプではありませんが、好きなものにはトコトンこだわるタイプです。【本命星:三碧木星】・秘めた才能陽気でのびのびとした性質。良く動き、良くしゃべり、感情表現が豊かなスポーツマンタイプ。・才能の伸ばし方、育み方運動不足がストレスになるので、倒れるくらいまで体を動かすことが、精神的な発達にもつながるタイプです。ずっと走りつづけていても、疲れを感じずさらに動こうとするくらい、動いたり、しゃべったりすることが大好きです。【本命星:四緑木星】・秘めた才能独立独歩。何ものにもとらわれず、自由を好むタイプ。・才能の伸ばし方、育み方気ままな自由さがあり、型にはめられることが嫌いなので、伸びたい方向へ好きなだけ伸ばしてあげると、才能を発揮するでしょう。グローバルスタンダードな教育がとても向いているタイプです。世界を意識した育て方をすると良いでしょう。【本命星:五黄土星】・秘めた才能強気は九星中No.1。義理人情に厚い、グループのボスタイプ。・才能の伸ばし方、育み方非常にガンコで、言いだしたら絶対に聞かないところがあるため、手を焼くことがあります。自分の決めたとおりの生き方をするので、よく話しを聞いてあげることが大切です。整理が苦手なので、より良い方向へ導くなど、思考の整理ができるようなアドバイスをすると良いでしょう。このとき、上から目線はうまくいかないので気をつけてくださいね。【本命星:六白金星】・秘めた才能静かでクールな感性の持ち主。知的なリーダータイプ。・才能の伸ばし方、育み方プライドが高く、頭が良く、研究熱心です。明朗な性格のため、多角的なものの見方が出来るようにサポートすると才能を発揮します。経営、政治経済、株式など、有識者的な教育の方向性を持つと良いでしょう。【本命星:七赤金星】・秘めた才能おしゃべり、楽しいことが大好きなブルジョワタイプ。先天的な審美眼を持っており、非常にユニークな発想の持ち主。・才能の伸ばし方、育み方芸術的な才能があるので、美しいものやダンス、音楽など、さまざまなジャンルのものを観たり体験したりして、感性を高めるサポートをすると良いでしょう。やみくもな努力はまったくしませんが、自分の好きなことには打ちこむため、何が好きかを早く見つけてあげることが大切です。【本命星:八白土星】・秘めた才能真面目、大きな器。万全の信頼を得る位置で力を発揮するNo.2。・才能の伸ばし方、育み方温厚な性格で、山を感じさせる懐の深いものを持っています。全体を把握することを得意とするので、見晴らしの良い場所を好みます。小さなことよりも、大きなことを見るのが得意です。小の集積が大になることを学ぶと、さらに飛躍するので、日々の小さな努力の継続をサポートするといいでしょう。【本命星:九紫火星】・秘めた才能華やかな輝き。魅惑的な性格と才能で、ファンをつくるアーティストタイプ。・才能の伸ばし方、育み方モデル、タレント、芸術家など、人から注目されることを好みます。発表会などの人前に出るようなチャンスを多くつくってあげると、自信が芽生えて、大きな成長をするでしょう。美しいもので着飾ったり、人とはちがうファッションセンスを持ったりするなど、自分の独自性にこだわりを持っている性格です。自分で着るものなどを選べるようにサポートをしてあげると良いでしょう。「あれ? この子、こんな一面もあったの?」なんて、小さな驚きが才能発見につながるかもしれません。子どもの才能をいち早く見つけて、良いところを伸ばしてあげたいものですね。●取材協力:エキサイト電話占い 神花(かか)先生
2016年08月11日「そういえば、今日何か褒めたかな?」と、叱ってばかりの子どもを褒めていないことに気付いたことはありませんか? 叱る機会が多いと、ママは「言いすぎたかな」と後悔したり、子どもは「また叱られるかも」とかまえてしまったり。でも、大人も子どもも基本はみんな「褒められて伸びるタイプ」と私は思っています。叱るべきところは叱りつつ、1日1回以上子どもを褒めてみてはいかがでしょう。褒めること自体が苦手という人や、褒めるところが見つからないという人に、褒めポイントの見つけ方と上手な褒め方を紹介します。やって当たり前でも褒めるたとえば、子どもが毎日1人で起きられるようになっていても「ママが起こさなくても起きれたね!」と褒めてみましょう。あるいは「もう準備できたの!? 早いね! さすが!」と、いつもより時間がかからずにできたことや、いわなくてもできたことを褒める。普段であれば「褒め対象」ではないことも、積極的に褒めポイントとしてとらえてみましょう。何でもないことでも褒めるなかなか褒める理由がないと困っている人は「何でもないこと」でも褒めるようにしましょう。たとえば、わが家では月に1回子どもが散髪した後に「やっぱり○○(子ども)の坊主頭は最高だね!」と褒めるようにしています。ほかにも「その色の洋服、やっぱり似合う!」「本を読んでるときの顔がシブくてかっこいい!」など、主に子どもの外見や表情を見て感じたことを「褒め」にして伝えています。自分が「いいな」と感じた瞬間に褒めるようにすると、何通りもの褒めポイントが見つかるかもしれません。結果じゃなく、やってきたことを褒める運動会のリレーで子どもが3位になってしまったとき、1位を目指していた息子に「毎日ちょっとずつ、かけっこの練習がんばったもんね!」と声をかけました。結果がでないことはたくさんあります。だから結果がだせなかったときは「どうがんばってきたか」を褒めるようにしてみてはいかがでしょうか。あるいは泣かなかった、あきらめなかった、気持ちの切り替えが早かったなど「できなかったけれど、したこと(しなかったこと)」を褒めるのもいいですね。ささいなできごとも、声にだして褒める。これだけで家の中の雰囲気がとても明るくなります。こうした親子関係のベースがあれば、叱られてしまったときも子どもは必要以上に落ち込んだり、すねることが少なくなるのではないでしょうか。できれば1日1回、子どもを褒めるようにしましょう。そうすれば子どもを育てる親にも、気持ちの余裕が生まれると思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
2016年08月04日子育て研究所代表の佐藤理香です。先日、お子様が思春期を迎えたママが「もう小さな子どもでもないし、大人でもないし、接し方が難しい!」と言って嘆いていました。子どもが思春期に入ると、これまで以上に衝突したり、 葛藤したりする機会が増えると思います。口をきかない、全く話をしなくなったというケースも聞きます。これは思春期特有の心理状態が影響しているためで、成長のための重要なプロセス です。子どもの心の状態を理解できれば、反抗的な態度や不安定さにも慌てることなく対応できます。今回は、思春期の子どもの心理と接し方をお伝えしていきます。●思春期を迎える子どもの心思春期のとらえ方は男女差があるようですが、おおよそ10~18歳ごろといわれています。この時期の子どもには、次のような変化がみられるようになります。●依存と自立に揺れる思春期の子どもは、依存(甘えの行動)と、自立(反抗的な行動など)の行ったり来たりが激しくなります。親に干渉されて「うるさい」と怒鳴ることもあれば、「聞いてよ~」と甘えてくることもあるなど、子ども自身が葛藤する時期 なのです。精神科医の明橋大二氏によれば、“甘えない子が自立する”のではなく、“甘えた子が自立する”のだといいます。親に依存しながら甘えてくる言動も、反抗的な行動も、子どもの自立につながるステップなのですね。●自我意識の強まりこの時期の子どもは、大人への準備をし始めるので体に大きな変化が見られるようになります。体毛や胸のふくらみ、初潮など外見的な変化とともに、異性への関心も強くなります。また、交友関係が複雑化し、友達の言動から大きな影響を受け始めます。自分と他人の違い、自分は周囲からどう見られているかなど、他人との比較や競争で劣等感や敗北感を感じることもあり、心理的にはストレスが多く不安定な状態になりやすい時期 といえます。●子どもとの接し方思春期の心の変化をお伝えしましたが、一緒に生活する親御様はやはり心配になるものだと思います。続いては、子どもとの接し方と、その前提となる考え方についてお話しします。●親にはどう接してほしいか? 子ども目線で再考するご自身が中学生や高校生だったころを思い出してください。学校生活や部活動、友達に遊びと、思い出すことは家庭以外のことが多いのではないでしょうか。この時期は、周囲の環境から影響を受けやすいので、記憶のインパクトは家庭外のことが多くなります 。では、親との関係はどうだったでしょうか?「いつも叱られてた!」という人、「親は何も言わなかった」という人、中には「記憶がない」という人もいることでしょう。これは、親からの干渉を嫌っていた表れともいえます。しかし、親は要所要所で関与してくれたはずです。べったりではなく、子どもが必要とするときに支えてあげるというスタンスが大切なのです。●子どもはただ受け入れてほしいだけ!?思春期の子どもは、知恵や知識、思考力がついてくるので、物事に自分なりの考えを持つようになります。思春期は“対話が重要”と言われることが多いですが、対話すらままならないということもあります。そのような場合でも、子どもからの発信が必ずあるものです 。その発信がどのようなものであれ、はじめから否定したり、話を遮ったりしたら子どもが心を閉ざしてしまいます。大人は正解を知っていることが多いので、考えを誘導したり、押し付けたりしたくなりますが、まずはそこをガマンすることがポイントです。子どもが話しだすのを待つ、そして落ち着いて聞くという受け入れの心を持ちましょう。●家庭は甘え&リラックスができる場所に子どもを尊重して対応しようとしてもうまくいかないこともあります。感情のタイミングや個性、家庭の事情もありますので通り一遍の正解はありません。しかし、これだけは重要だということがあります。親の愛情 です。家庭では甘えてよい、好きなようにリラックスして時間を過ごせるのだという安心感が必要です。そして、子どものことを愛していて、どんなときも必ず味方であること、これを言動で継続的に示すことが大事なのです。ふと子どもがもらす悩みや葛藤、心配や不安をキャッチできるように、喜びを共感できるように、家庭は子どものすべてを受け入れるという場所になるとよいですね。【参考文献】・『見逃さないで! 子どもの心のSOS 思春期に がんばってる子』明橋大二・著●ライター/佐藤理香(株)
2016年08月04日【ママからのご相談】祖父母が子どもをしょっちゅうほめています。ほめてもらえるのは嬉しいですし、子どもをほめるのは大切なことだと認識してはいますが、こんなにほめちぎって大丈夫なのかと不安になることもあります。●A. 大事なのは、子どもに「やればできる」と思わせられるかどうか。ご相談ありがとうございます。教育コンサルタントの佐々木と申します。勉強が苦手な子どもに勉強を教える際、いかにほめるかが非常に重要になります。確かに、子どもの自尊心を高めるうえで、ほめることは有効な手段です。しかし、質問者様が懸念しているように、ほめ方を誤ってしまうと、かえって自尊心をくじく 結果になることもあります。●才能をほめると、挑戦しない!?こんな実験があります。子どもを2グループに分けてテストを受けさせます。一方のグループには「頭がいいのね」とほめ、難易度がより高いテストを行ったそうです。結果はどうだったかというと、「頭がいい」とほめられたグループは、“頭のいい自分”を演じようとしてしまうために、難しい問題に挑戦しなくなりました。頭がいいという評価を覆さないように、失敗を避けた のです。さらに悪いことに、自分の得点を申告する際に、得点を高く偽った子までいたのです。自分を賢くみせようとして必死になっているのですね。●努力に焦点をあてるでは、もう一方のグループはどうだったのか。もう一方のグループには「よく頑張ったね」と、才能ではなく努力をほめました。先のグループと同様に、より難しいテストをしたところ、結果は真逆。最初のテストより点数が上がっていたのです。「ほめるのは難しい」多くの親御さんがそうおっしゃいます。せっかくほめるのなら、効果のあるほめ方をしたいですよね。子どもの自尊心を高めるのは、才能よりも努力に焦点をあてた言葉です。努力をほめれば、「あなたの努力をきちんと見ている 」というメッセージを伝えることができます。お子さんの自尊心を育てるのはもちろん、安心感を与え、親子の信頼関係がよくなる効果も期待できるでしょう。全てを最初から完璧にできることではまずありません。頭でわかっていながらも、完璧を求めて、できたら「頭がいいのね!」とほめていませんか。子どもが最初からできることなんて限られていますし、できることしかしないのであれば、成長が見込めないのです。大切なのは、失敗から学んで、できるようになることです。そのためには、失敗をおそれすぎず、失敗をしてもいい、そこから学ぼうという姿勢。そして、できたときには、失敗しても諦めずに取り組んだこと、やりとげたことを評価するのです。ほめ言葉は、取り方を誤れば毒になります。一方で、正しくほめればよい薬になります。ぜひ、お子さんの成長を楽しみながら、努力をほめてみましょう。【参考文献】・『「やればできる!」の研究ー能力を開花させるマインドセットの力』キャロル・S・ドゥエック(著)●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)
2016年07月15日小さい子どものいる家庭って、毎日が戦争ですよね。とくに、朝や夕方の時間帯などはバタバタするあまり、子どもについ「早くしなさい!」と叱ってしまう方も多いのではないでしょうか?2015年の『保育科学研究』によると、全国の保育園・幼稚園などで保護者3,669名に社会福祉法人 日本保育協会 保育科学研究所がアンケートを実施したところ、子どもに「早くしなさい!」と言うことが「よくある」「時々ある」と回答した人が83%にものぼっています。でも、実は「早くしなさい!」と親が子どもに言うのは逆効果なんです。そこで今回は、7万部のベストセラーを記録した『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』(講談社)の著者shizuさんに、叱らなくても未就学児の子どもが自分から動いてくれる声かけのコツについてお伺いしました。■子どもも心地がいいと恩返しをしたくなるたとえば朝、子どもがなかなか起きないとしますね。その寝ぼけ眼なところで「じゃあ、絵本を読もうか」と親が声をかけて、その子が好きな絵本を読んであげる。目が覚めてきたところで、「お着替えができたら、もう1冊読もうね」と声をかけると、叱らなくても朝の準備がスムーズにいくのだとか。「子どもといえども、心地いい気分にさせてもらったら恩返しをしたくなるもの。モチベーションが上がれば、行動にもうつしやすくなるんです」とshizuさん。しかし、「もう1冊読んであげるから、着替えなさいよ」のような声のかけ方だと逆効果になってしまうので、言い方には注意が必要です。また、ホワイトボードを利用したお仕度表で視覚的に自分から取り組みやすくする方法もあります。■子どもが心の準備できるような声かけを!たとえば公園で遊んでいるときに、帰る時間になっていきなり「帰るよ」と言っても、子どもの心はついていきません。「子どもにも心の準備というものが必要なんです。『ママ、ご飯作らないといけないから、30数えたら帰ろうね』などと、事前に話をしてあげてください」とshizuさんは言います。ただしこのとき、子どもが聞き流していたら意味がありません。そのため、目線をしっかり合わせて言うのがコツなのだそうです。「わかった?」と子どもに質問して、しっかり「うん」という返事をもらいましょう。子どものほうも、「自分が言ったことには責任を持たなきゃ」と思うようになるので、ちゃんと約束を守ってくれるようになるのだとか。■非言語でほめることでも子どもは落ち着くshizuさんは著書の中で、「1日30回ほめる」ことを推奨されています。この数字だけ見ると、「1日30回もどうほめたらいいの?」と思われるかもしれませんね。しかし意外にも、回数は重要ではないとshizuさんは言います。「これはあくまでも目安。特に発達障害の子どもを抱えるママはどうしても子どもの『できない』部分に目が行きがち。だからその意識を変えたかった。30回は無理でも、『10回はできた!』なんて思ってもらえたらうれしいですね」(shizuさん)たとえば『宿題、がんばっているね』『○○ちゃんの笑った顔かわいいね』などの具体的な言葉はもちろんですが、子どもと目線が合ったときにニコッとしてあげるということも『ほめる』ことになるそうです。「そういった『非言語でほめる』ことも、子どもを認めてあげることにつながります。すると、子どもの絶対安心感が高まり、子どもは落ち着いて行きます」(shizuさん)言葉で表さなくても、「あなたを見ているよ」というメッセージを発することによって、「できる・できないに関係なく、あなたの存在自体が大事だよ」と伝えることができるんですね。■子どもの心に届きやすい声かけのコツとは子どもというのは、大きくなるにつれてだんだんと自我が目覚め、親の思い通りにはならなくなってくるもの。子どもに自ら行動してもらうようにするには、子どもも一人の人格として尊重した上で、声かけをしていくことが大切だとshizuさんは言います。「例えば、『早く着替えなさい!』という命令形の言葉は、『早く着替えようね♪』『お着替えできたかな~?』という丁寧語や疑問形に変えていくこともポイントです。そうすれば子どもも『責められている感』がなくなり、動作が早まります」(shizuさん)あとは、きちんとママの気持ちを説明することもいいそうです。「『ママね、◯◯ちゃんが××してくれないと、会社に遅れちゃうかもしれなくてドキドキしてるの』と話してあげると、子どものほうも『しょうがないなぁ。じゃ、やろうか』という気になるんですよ」(shizuさん)「キレイなママ」より、周りに何を言われても動じない「肝っ玉母ちゃん」になりたいというshizuさん。そんなshizuさんが本の中で紹介している声かけの方法は、どれもすぐに実践できるものばかり。全国のパパ・ママのみなさん、ぜひ今日から実践してみてくださいね。(取材・文/あさき みえ) 【取材協力】※shizu・・・自閉症療育アドバイザー、『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』(講談社)の著者。2児の母。講演会などで、子どものことで悩んでいる保護者に、日常生活のなかでできる楽しいかかわりや言葉かけを紹介している。 【参考】※shizu・平岩幹男(2013)『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』講談社※発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉:ABAで自閉っ子と楽しく生活※叱らなくても子どもがサクサクやることをしていく仕掛け(やること表)-発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉:ABAで自閉っ子と楽しく生活※ABAで発達障害の子どもと楽しく生活する7つのコツ-発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉:ABAで自閉っ子と楽しく生活
2016年06月17日「それ、褒め言葉になってないから!」という言葉でムッとした経験のある女子の方、多いのではないでしょうか。ですが、男子はもっと複雑。ゆとり世代男子には、特に気をつけたい「実はNGな褒め言葉」が存在します。ただし、使い方を変えれば一概にダメなわけではなさそうです。効果的な使い方も含めてチェックしていきましょう。■NG褒め言葉1「若い」「実年齢より若い」と言われて嬉しいのは、女性や子持ちの既婚者、おじさま世代。独身ゆとり世代男子は、まだまだ大人に見られたい年頃なので「若い!」はNG褒め言葉です。ただし、顔ではなく体への感想なら大歓迎のよう。これからの季節、海やプールで鍛え上げられた上裸のゆとり男子を目にしたら、「体めっちゃ若い!キレイ!」と褒めてみては?普段どれだけ頑張ってトレーニングしているか、嬉しそうに語り始めるはずですよ。■NG褒め言葉2「可愛い」こちらも、「顔が可愛い」という意味では使わない方が良いNG褒め言葉。これはゆとり世代に限らず、男子なら基本的に嫌がる褒め言葉のようです。言われて喜ぶのは、一回り・二回り年上の男性くらい。「まだまだ俺も若い世代と仲良くできるんだな」と思わせてあげたいときに使用してください。ゆとり男子の場合、「○○くんって、私服いつも可愛いよね」など身につけているものを褒めるときに使うのはOK。センスを褒められるぶんには嬉しいそうなので、こんな風に使ってみてはいかがでしょうか。■NG褒め言葉3「細い」アラサー以上の男子になると、「細い」は体系を保っているという意味で褒め言葉になりますが、ゆとり世代の本当に細い男子には、「細いね」は、厳禁!体質的に筋肉がつきにくく、努力しているのにうまくいかない……という男子に言ってしまうと、かなりダメージを与えるようです。「俺、最近すごい太ってきて……」という言葉に「えー、全然細いよ!」と返すのはアリですが、それ以外ではあまり言わない方が良さそう。体型を褒めるときには「良い体してるね!」と言うと大体どんな人にでも対応できるので、覚えておいておくと良いかもしれません。■NG褒め言葉4「真面目」「〇〇くんって真面目だよね」という褒め言葉も、ゆとり世代にはちょっと際どいセリフ。なんとなく上から目線に聞こえることと、「真面目=つまらない」と言われているような気分になってしまうからなんだそう。「真面目」ということを褒めたいときは、別の褒め言葉に加えると効果的!「〇〇くんって面白いのに、仕事に関しては真面目ですごいよね」「〇〇くんってふざけてるように見えて実は真面目だよね」のように使ってみてください。真面目とだけ言われると「良い人どまりか……」という印象を与えてしまいますが、真面目かつ何か別の褒めポイントがあると「俺ってそんなにすごい?」といい気分になってくれますよ。「こんなに気を遣わなきゃいけないなんて、男子めんどくさい……」と思ってしまうかもしれませんが、逆に言えば、他の女子との差を上手くつけられるポイントにもなります!ここぞというタイミングで、気になる男子に使ってみては?
2016年06月11日“魚の食べ方”なんて気にしなかった子ども時代、しかし大人になってから「魚を上手に食べられない」とコンプレックスを抱く人も多いのだとか。わが子が苦手意識を持ってしまう前に、魚の食べ方の練習を始めてみませんか。まず、どんな魚を選べばいい?大人でも敬遠しがちな魚、「一人できれいに食べられた!」という達成感を味わいながらステップアップしていってもらいたいもの。それにはまず“魚選び”と“部位選び”が重要となってきます。・小骨が少なく、身ばなれがよい魚小骨が少なく、骨から身がはなれやすい魚を選びましょう。スーパーで手に入れやすい、サバ・カレイ・ホッケなどがスタートには向いています。・骨のついた切り身、しっぽ側を与えるどの魚にも腹部には多くの骨があります。(写真:青の部分)人間の肋骨のように内臓を守るための骨ですが、この骨の扱いが結構難しい。その部分を避け、しっぽ側から与えます。(写真:黄色の部分)まずは身の開き方と骨を探すことに慣れるのが大切、苦痛に感じさせない程度の大きさでチャレンジしてみましょう。魚の食べ方1.2.31.大きな骨(背骨)に沿って箸先を入れる「人間の背骨のように、魚も頭からしっぽに向けてまっすぐ大きな骨があるのよ。その背骨にそって箸を入れてみようか」と、魚の体の説明も加えながらやっていきます。実はこの説明が意外と大切。どこにどのような骨があるのかイメージを抱けると、解体するのが楽になります。実際に背骨を中心に身を開いていくと、身がきれいにはなれて骨も見つけやすく、食べやすくもあります。2.背中の身を開いて、食べる箸を入れたラインから上側の身を開きます。骨が見つかれば骨を外しながら食べていきます。口の中でも骨がないかを確認しながら、ゆっくり食べます。もぐもぐ、ごっくん!と勢いで飲み込まないように気をつけましょう。3.骨から下の部分の身を開き、食べる前述したように、骨より下の部分の腹部に近いところは骨が多いので、注意して食べます。骨やあらなどはお皿の上側の一か所に集めておくと、食べている途中に骨が混じることがなく、食べ終わりも美しい。4.しっぽの方から大きな骨を外すしっぽの方から頭に向かって骨を外し、その後は2.3.と同じような順番で食べていきます。ひれの部分など、食べられない部位はお皿の端によせて。やってしまいがちなのが魚をひっくり返すこと。魚の頭は基本左側、頭なしの場合は背側を上にしてお皿に盛ります。半身食べて裏にひっくり返すというのは実はマナー違反。しっぽ側から骨をはずしましょう。その他のメリット魚の食べ方トレーニングには、いろいろなメリットが隠れていました。・箸の使い方が上達する箸をうまく使えなければ、きれいには食べられません。魚の身をほぐす作業は、箸の使い方の練習にもなります。・集中力もアップ魚の解体、骨探しには集中力を要するので、そういう面でも良いトレーニングに。・魚好きに変身何よりも魚はおいしくヘルシー。苦手意識がなくなり魚にプラスのイメージを持つことで魚好きになる!これが最大のメリットとも言えます。我が家では子どもが4~5歳の頃から骨付きの魚で挑戦し始めました。子どもに説明しながら手伝わなければならない、いつもの食事よりも時間がかかってしまう、と最初はとても面倒に感じました。けれどこの練習は子どものため!そして数年後に親の私が楽をするため!と月に1回だけ辛抱して付き合うことに。その結果、最近ではサンマ一尾、煮魚一尾を嫌な顔をせず一人で食べるまでに成長!おまけに魚の日は「やったー!」と言うくらい魚好きになりました。外食やおよばれで魚料理がでてきても、もう怖くない!これからも“魚”と“食”をめいっぱい楽しみながら、大きくなってほしいな。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年04月07日「褒める子育て」をすでに実行している方も多いことでしょう。子どもが自分の力を信じ、社会でいきいきと活躍する力を育てる効果が高いと評判の子育て法です。子どもの能力を育てる「上手な褒め方」とはどんなものなのでしょうか?やってはいけない? NGなほめ方ただやみくもに褒めると、単なる「おだて」になってしまうのでは?という不安に感じる人もいるでしょう。おだてられたことによって自分を天才か何かと過信した子どもたちが社会に出てから自分の実力を思い知り、苦しむ例はいくつもあります。一般的に、以下のような褒め方はしないほうがよいとされています。・他の子と比較して褒める「◯◯ちゃんより上の点数よ、すごいじゃない」という褒め方は、競争相手を蹴落とす人間性を育てがち。自分の能力を磨くのではなく、相手の足を引っ張る方向にねじれた努力をするおそれがあると言われています。・「あなたは頭がいいのね」「素質があるのね」と生まれつきの能力が良いかのように褒めるこうした生まれつきの能力をほめる言い方をしていると、自尊心が育ちすぎ、「自分はできる子」というイメージを損ねたくないあまり、過度に失敗を恐れる子になることも。難しめの課題にチャレンジする勇気を持ちにくくなり、余裕でクリアできるハードル低めの課題を選びがちになった結果、実力を伸ばす機会を失ってしまうこともあるようです。上からではなく、対等な目線で褒める褒めるときは、子どもの同列に並んだ気持ちで褒めましょう。具体的には「よくやった」「えらいね」のような目上から目下への言い方ではなく、「すごいじゃない」「助かったわ」といった、同僚など自分と対等な立場の人間に言うイメージで。感じた気持ちを素直に伝えることがコツです。子どもは、上から目線で「お褒めの言葉をいただいた」感のある言葉をもらうよりも、同じ目線からの「あなたのおかげで助かった」「すごいわね、感動しちゃった」といった言葉をかけてもらうほうが嬉しく感じると言われています。親が自分を、1人の人間として認めてくれていることが伝わるからです。それは正しい自己肯定感につながります。能力ではなく、努力や経過を褒めるたとえばテストで100点を取ったとき「あなたは頭がいいわね」と能力自体を褒めるのではなく、「よく頑張って勉強したね」のように、そこに至る経過に焦点を当てて褒めましょう。すると子どもは「頑張れば良い評価がもらえるんだな」と思い、もっと勉強に力を入れるようになります。そして、学年が上がると共にどんどん難しくなるテストや、習い事での発表会などの課題にも、果敢に取り組む体力が身につくのです。将来的には実力以上の課題(大学受験や就職など)を狙って努力を重ね、みずから伸びる力を持つ人間に成長することが期待できるでしょう。褒め方のもうひとつのコツは「伸びてほしいところをクローズアップして褒める」ことです。人間は他人に褒めてもらったところに自信を持つからです。「あなたはできる子」のような、生まれつきの能力に自信を持たせるような褒め方は「おだて」になりやすく、子どもが「自分は元々できるから(まだ本気出してないだけ)」と、努力を怠る方向に向かいがちになります。それよりも「やればできる子」のように、その子の頑張る力の強さのほうに自信を持たせると、のちのちグンと伸びる子になりやすいのです。親から子へ向けられた言葉は、子に対し大きな影響を与えます。困難にぶつかったときでも「頑張れば越えられる」と自分を信じる力を身につけられるかどうかは、親の褒め方ひとつで変わってくるのかもしれませんね。(あとりゆうか<フォークラス>)
2016年03月16日こんにちは。ライターのNANARUKAです。みなさんは子どもを褒めるときにどんな言葉をかけていますか?年齢や能力、その子の性格によって、褒め方や声かけは異なりますよね。言葉などあえて選ばず、その瞬間の感情のままに表現することも多いでしょう。たとえば、「すごいじゃない!」「上手だね」「やったね!」などという言葉とともに。小さい子どもに対する褒めとは、「ブランコを自分でこげるようになった」、「ジャングルジムのてっぺんまで登れた」、「縄跳びができた」など、昨日までできなかったことができるようになった喜びを、「すごいね!」「頑張ったね」と親子で“共感する” ということ。しかし、子どもが大きくなるにつれ、声のかけ方、言葉の選び方は変えていくように心がけてみましょう。●「褒めて伸ばしたい」「子どもの話はしっかり聞こう」と思っていたのに……ある日、小学生の娘とこんなやり取りがありました。「ねぇママ、聞いて聞いて~」子どもって、大人が忙しいときに限って、こんなふうに話し出すものなんですよね。その日も食事の支度の真っ最中に、「今日図工でね、○○っていうのを作ったんだけどね、材料がね……」と、工作を作り上げるまでの手順をノンストップで話し始めたので聞いていると、図工の時間がとても楽しくて作品も満足いく仕上がりだったのがうれしかったようなので、「すごいね!頑張ったんだね!」と、ちょっと感激した雰囲気を作りながら言葉を返しました。子どもの話にはなるべく耳を傾けたいし、褒められたことを次の自信に変えてほしい とも思うので……。ところが、当の娘はあまりうれしそうではないのです。それからしばらく経って、また同じような状況がやってきました。「あれ?まただ。しっかり顔を見て褒めてるのに、あまり満足いってないみたい……」どうしてだろう?●“どんな褒め方をされたらうれしいか”に気付いた出来事それから少し経ったころ、今度はこんなことがありました。下の子のお気に入りのズボンの膝に穴が開いてしまったので修繕をしました。ただ塞ぐのも味気ないので、穴の部分に赤白の当て布をして口に見立て、目を縫い付けてモンスターの顔をパッチワーク。輪になっている膝に細かく針を刺すのはとても大変だったのですが、それを見た娘が、「わぁ!かわいい!この目のところどうやってやったの?この歯はどうなってるの?」と目を輝かせながら尋ねてきたのです。一番苦労した部分に興味を持ってくれた娘 に気付かされ、答えが見えた気がしました。●子どもが本当に求めているものとは?娘が私を褒めてくれた言葉によって、子どもの自信につながるものとは単なる褒めではないということ、評価や賛辞よりも大切なことは興味を持って過程を知り認めてあげる心 だとわかりました。親野知可等著『親ががんばらないほうが子どもは伸びる』の中で、**********人間の見る目には限界があって、結果だけ見てもその人の努力の過程はなかなか見抜けない**********とあります。そのため、「褒める前にできるだけ注意深くそこを見極めなければならない」のだそうです。子どもの成功はオーバーリアクションで褒める、ということがあたり前として染みついていた自分が少々恥ずかしくもありました。子どもが幼いうちはそれでよいかもしれませんが、成長するにつれ、心に響く言葉と態度が必要 で、むしろ親は子どもが幼いうちから、その子がそれをやり遂げるにあたり、どこに力を入れて、どこに思い入れがあるのかということをわかってあげる努力が必要だと感じました。“ツボ”を押さえられた子どもの充足感あふれる笑顔、一所懸命に話を伝えようとする姿はほほ笑ましいものです。同じような場面を体験したことのあるお父さん、お母さん。次はぜひ“過程を知る”ということを意識して褒めてみてください。【参考文献】・『親ががんばらないほうが子どもは伸びる!』親野智可等・著●ライター/NANARUKA(フリーライター)
2016年03月05日