マルシェで食材を買って、アパートで料理をして過ごすことが中心だったパリひとり旅。でも、せっかくグルメの国に来たんですもの!カフェやレストランで食事を楽しみたい!女性1人で食事をするなら、ランチやブランチがおすすめ。そこで今回は町歩きや観光の合間に立ち寄ったお店をご紹介します。予約必須!朝食専門店〔クラウス〕でボリューミーなブランチお借りしたアパートのオーナーさんに教えてもらって出かけた、オペラ地区にある〔Claus(クラウス)〕。ヨーロッパ中から美味しい食材を集めて朝食を専門に提供してくれるお店ということで、朝食やブランチを楽しむパリっ子でいつも満席なのだとか。味にうるさいパリジェンヌたちが認めただけあり、そのお味は格別!わたしがオーダーしたのは《Laflance》(€15)という一番シンプルなセットにアラカルトからオーガニック卵で作るスクランブルエッグとベーコンを追加(プラス€13くらい)。卵の調理法は選ぶことができます。パンはクロワッサンとヴィエノワーズリーの盛り合わせ。エシレバター付きです!スクランブルエッグはふわふわとやわらかく、ベーコンは少し塩辛く感じましたが、その分、卵料理は薄味。個人的にイチオシなのが、フレッシュジュースから選ぶことができる《デトックスジュース》。これが本当においしい!体が目覚める感覚に旅の疲れも吹き飛ぶよう。白を基調としたさわやかな空間とおいしい食事は、1日を気持ちよくスタートさせるのにぴったり。ちょっとお高いのですが、行く価値ありです!【Claus】●14rueJean-JacquesRousseau,75001※メトロ7番線ParisRoyalMuseeduLouvre駅から徒歩5分※予約が望ましいようです人気モデル御用達。プティ・ヴァンドームの《カスクルート》を堪能!街のいたるところに公園があるパリ市内。テイクアウトのお惣菜やコーヒーでランチタイムを取っているビジネスマンたちの姿をよく見かけます。パリっ子を気取って公園でのんびりランチというのも素敵ですよね。そんなパリっ子に人気なのが、《カスクルート》という、バゲットに具を挟んだサンドイッチです。こちらもアパートのオーナさんのご紹介で、高級宝飾店が集まるヴァンドーム広場近くに構える老舗のビストロ〔ル・プティ・ヴァンドーム(LePetitVendôme)〕でいただくことができました!こちら、フランス中部のオーヴェルニュ地方料理を出す地元で人気のビストロなのですが、テイクアウトコーナーで持ち帰れるバゲットサンド《カスクルート》も大人気。パンはパリのバゲットコンクール常連の〔ジュリアン〕のものが使われていて、これに生ハムやチーズなど、厳選されたフランスの地方の食材が挟んでいただきます。おすすめは、生ハム、シェーブルチーズにフレッシュなオリーブオイルがかかった《スペシャル》(6ユーロ)。モデルのケイト・モスも常連なんですって!ルーブル美術館に程近く、観光の合間にも立ち寄りやすい立地。お昼を過ぎるとたちまち長蛇の列ができるので、時間に余裕を持ってお出かけを。【LePetitVendôme(ル・プティ・ヴァンドーム)】●8ruedesCapucines75002Paris※メトロ:3・7・8番線Opéra/8・12・14番線Madeleineブルターニュ地方のソウルフード・ガレットは〔プティ・ジョスラン〕で決まりガレットの本場はブルターニュですが、モンパルナス地区でも本場さながらのおいしいガレットをいただくことができました。この界隈はちょっとしたクレープ激戦区になっているそうな。その理由は、モンパルナス駅にはブルターニュ地方への電車が発着するから。数あるクレープリーの中からわたしが選んだのは〔プティ・ジョスラン〕です。ジョスランに到着したのは12時ちょうど。パリのランチのピークは13時頃なので、ランチでレストランやカフェを訪れるなら、まだ空いているこの時間帯が狙い目です。わたしがオーダーしたのは、お店の名前がついた《ジョスラン》(€14)と言うガレット。かなりボリューミーなので、お腹をすかせてからおでかけを。外はカリカリ、なかはモチモチのガレットは家で作るものとは格段に違うおいしさ!ハム、マッシュルーム、チーズなど具もた〜ぷり。シードルと一緒に味わってくださいね。【CrêperieLePetitJosselin】●59,rueduMontparnasse75014Paris※メトロ6号線Edgar-Quinetから徒歩約5分おしゃれなマレ地区にある〔グル〕でタルタルステーキに舌鼓最後にご紹介するのが、スタイリッシュな人たちで賑わうパリのおしゃれエリア・マレ地区にあるビストロ〔Glou(グル)〕です。全体的にシンプルながらもモダンな雰囲気に店内は、テーブル席のほか、カウター席もあるので1人でも気軽に食事を楽しむことができますよ。こちらでいただいたのは、パリのレストランではおなじみの《タルタルステーキ(steakstartars)》です。みじん切りにした生の牛肉にたまねぎ、にんにく、ケッパー、ピクルスなどを同じくみじん切りにして混ぜ、オリーブオイル、塩、胡椒で味付けした料理。韓国料理のユッケより味つけがシンプルな分、牛肉の新鮮さが際立ちます。臭みはまったくなく、さっぱりとしているのが特徴。シャンパンやワインとの相性も抜群!グルはカフェとしても利用することができ、夜はお酒を楽しむことも。おしゃれなマレ地区にお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。【Glou(グル)】●101rueVieilleduTemple75003Paris※メトロ1番線StPaul、または8番線StSebastienFroissartご紹介したお店は女性1人でも安心して利用できるお店ばかり。お値段も目が飛び出るようなものはなく、スタッフも旅行客にとても親切でした。パリ市内は基本的に英語を話す人が多く、お店によっては英語のメニューを用意してくれることも。パリ旅行のお店選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。【ねこりょうこ】雑誌編集を経てフリーランスのライターとして活動中。ライフスタイル提案、料理、旅行記事を中心に執筆。夫と娘の三人暮らし。主婦が総額20万円でパリまで旅をしてみた!【連載・ねこのふらり一人旅】
2017年12月21日この季節に限って、好きな人がいない……とお嘆きの方!安心してください、大丈夫ですよ。一人のクリスマスだって、楽しいことがたくさんあります。お一人様でも怖くない、クリスマスを満喫できる場所&イベントに注目です!■ クリスマスのジムは、出会いの宝庫!クリスマスのジムって、とっても混むことをご存じでしたか?クリスマスといても毎日と同じように仕事に行って、ジムに行って……という人が多いということと、「どこも行く場所ないからジムで体を動かそう!」という自分磨きに利用する方とで大繁盛だそうです。「ジムに来る人というのは、元々健康や美容に対しての意識やモチベーションが高い人がほとんどです。クリスマスってどのプログラムも混みますよ!見ていて羨ましかったのが、クリスマスの日のヨガのプログラムが終わったら、スタジオの出入り口のドア前で男性がヨガを終えた女性に声をかけていたのを見たときです。この日こそ! といった感じでアタックしていましたね。きっとあのあと2人はご飯でも食べに行ったのではないでしょうか。クリスマスのジムには、美意識の高い人間が集まるのと、恋が芽生える可能性がありますよ」(30代女性・ヨガインストラクター)美意識の高い人に囲まれて過ごすクリスマスって、素敵です。一日も無駄にしない! その意気で自分磨きに徹していれば、思わぬところでお声がかかるかも……? ■ お一人様限定のクリスマスイベントも開催「パートナーがいらっしゃらない方には、そういう方しか楽しめない過ごし方があると思い、昨年企画したら大好評でした。クリスマスディナーをみんなで手作りするイベントです。もちろん、作った料理は皆さんで召し上がることができます。参加資格は彼氏、彼女がいないこと。ただのクリスマス合コンとは違って、料理を一緒にしてみなさん和気藹々としながら、最後には出来た料理を分け合って食べてとっても楽しそうでした」(30代女性・イベントスタッフ)「クリスマスディナーを作ろう! というイベントに参加して、とっても面白かったです。一緒に参加した友達とは違うグループになってしまったんですけど、新しく友達も出来ましたし、男性の参加者とも仲良く話せて、料理も出来てとっても楽しいクリスマスになりました」(30代女性・販売業)ただの合コンに参加するのは気が引ける……という方でも、楽しんで参加できるイベントがクリスマスにはたくさん企画されています。料理のみならずスポーツイベントや、お一人様同士のプチ旅企画も人気なんだとか!■ 一人の時間を満喫しながら、最高のクリスマスを!自分が過ごしたい時間を過ごせる絶好の機会。恋人たちが浮かれている隙に自分磨きをするも良し、この時期しかない特別なイベントに参加するのも良し……!あなたの、あなただけの時間を満喫してくださいね。(きえお/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2017年12月14日何度通っても、いつも新しい感動がある場所・ハワイ。冬のハワイ旅なら、子どもと一緒に雄大な自然を知る、現地ママもおすすめするひと味違った体験はいかがでしょうか。その中でも厳選して、「ホエール・ウォッチング」「ビーチクリーン」「ファミリー・フォト」の3つをご紹介します。 ■ワイキキ沖でクジラの親子に遭遇、「ホエール・ウォッチング」常夏の島のハワイでも、12月~4月頃は雨も多い冬の季節。虹が毎日のように架かるのはうれしいですが、子どもとビーチで泳ぐには寒い日もあります。しかし、実は冬のハワイでしか体験できないことがあるのをご存じですか?親子旅におすすめの筆頭は、ザトウクジラのホエール・ウォッチングです。冬の時期だけアラスカの海から出産・育児のため、ハワイの海に南下してきます。私も7歳の娘(当時)と、クジラの活動が活発で遭遇率が高いという午前中のツアーを選び参加しました。 アロハタワーにあるピアを出港したクルーズ船は、ワイキキ沖を通り、ダイヤモンドヘッド方向へ進行します。冬のハワイの風が子どもにはちょっぴり冷たいので、甲板ではなく船内で座って窓をながめていると、外でざわめきが。あわてて甲板に出て、人々の指さす方向に目を凝らすと「ブゥッオ~」という呼吸のような音とともに、大きな霧状のしぶきが吹きあがりました。潮吹きは、クジラが近くにいる合図。その後クジラの真っ黒な体が水面にゆ~っくり現れ、大きな尻尾が肉眼ではっきり見られました。2時間程のクルーズで3回ほどクジラの巨体を目にすることができ、大満足の体験でした。 驚いたことにクジラに遭遇した場所は、旅行者にも人気のカハラモールや私(筆者)が当時住んでいたカイムキの家が肉眼で見えそうな、すぐ近場の海。雄大な自然が人間の住む世界のほんのすぐ隣にある、ハワイの豊さを感じずにはいられませんでした。 私たちにとって、これは実は2回目のクルーズ。最初に乗船した日は、日本の秋雨のような冷たい雨が1日中降り続く、冬のハワイでは月に1回あるかないかの天候の悪い日でした。フリースのジャケットを着ても甲板に出るのは辛く、結局クルーズ船のベテラン船長さんも、クジラを見つけることができませんでした。この時、再乗船チケットをもらえたのですが、やっぱりクルーズは視界の良い晴れた日がおすすめです。ホエールウォッチングは、海上から見える雄大なダイヤモンドヘッドの全景や、ワイキキのホテル群も、いつもと違った角度で大人には印象的。非日常の景色と、クジラと遭遇する二つの興奮を同時に味わえ、動物好きの私たち親子にとって、忘れられない1日となりました。■アラモアナでボランティア体験、「ビーチクリーン」ハワイの雄大な海を感じた後は、自然に“恩返し”はいかがでしょうか? ホノルル在住の日本人がビーチクリーン活動を行う「ホノルル海さくら」は旅行者の参加もウエルカム(要事前メール連絡)です。ホノルル在住の代表・河地さんが、会の活動を始めたのは2012年。この年の9月頃から東日本大震災の遺物がハワイに漂着したことをきっかけに、月に1度、日曜日の朝にアラモアナビーチで活動中です。「懐の広いハワイの海に何か恩返しがしたい。小さな行動の一つが日本とハワイをつなぐ架け橋になってくれれば」と河地さん。私も娘と何度か参加しましたが、きれいに見えるハワイの海も、ビーチの岩の間には細いストローやビニール袋の切れ端、細かい発砲スチロールなどがたくさん漂着します。うっかりビーチで落としてしまったペットボトルの小さなふたでも、人工物は決して自然に戻らないことを実感します。ごみ拾い用のトングやビニール袋は貸してくれるので、参加者は歩きやすい靴で現地に行くだけでOK。普段は家の掃除をいやがる娘も、大きな袋がゴミでいっぱいになるのはゲーム感覚で楽しいのか、積極的に動き、親がびっくりするほどでした。1時間もすると大きなビニール袋がいっぱいになり、そう快感も味わえ、何度でも参加したくなります。活動後は、そのままアラモアナ公園でBBQを行うので(食材は会が用意・費用10ドル)、参加するも良し、目の前のアラモアナセンターで買い物するのも良し、ビーチで泳ぐのも良し。日本ではなかなか機会がないビーチクリーン活動も、旅先のハワイなら気軽に参加できるのもうれしいところで、ハワイに滞在中の有名人がお忍びで参加することも。「ホノルル海さくら」のメンバーは、現地で働く日本人や留学生が中心なので、憧れのハワイライフについて、いろいろ質問するのもOKです。 ■ハワイ在住の日本人カメラマンがお手伝い、一生の思い出に家族写真を撮影ハワイの自然をもっと身近に感じたいなら、素敵な家族写真で思い出を残すのもおすすめ。実は、ウェディングフォト会社の多くが、家族写真の撮影プラン(カジュアルフォト)も用意していることはあまり知られていません。どこを切り取っても絵になるハワイですが、現地在住のカメラマンが、ロコだけが知る穴場スポットを厳選して案内してくれるのもうれしいポイント。例えば、ワイキキから徒歩圏のカピオラニ公園にも、奥のテニスコートの近くには、幻想的な林が広がる写真映えする場所があったり、ダイヤモンドヘッドの全景が綺麗に入るスポットがあります。フォト会社によって仕上がりのテイストや撮影場所が違うので、自分の好みに合わせて選ぶのがおすすめ。私は二児のママでもあるフォトグラファーのAyaさんが在籍する「トリップスナップ」で、子どもの成長に合わせて撮影してもらっています。まるで雑誌のハワイ特集のような、やわらかな雰囲気に仕上げてくれ、子どもの撮影にも慣れているので安心。どこのフォト会社も、メインは結婚写真ですので、6月や秋のウェディングシーズンは多忙。逆に、冬は比較的落ち着いており、日差しも夏ほど強くないので、小さい子ども連れの撮影にはおすすめです。ちなみに、綺麗な写真に撮影されるポイントは、1.家族でどれか1色、同じ色を服に入れる。2.ハワイでの撮影なのでモノトーンでなく、明るい服で。3.成長の記録になるので、子どもがその時お気に入りのおもちゃなども一緒に。インスタ映えすること間違いなしのお気に入りの写真の完成です。冬のハワイは雨が多いいぶん、草の生えたダイヤモンドヘッドの青々した姿が見られたり、旅行客も少なめでゆったりした時間が味わえ、魅力もいっぱい。冬のハワイ旅ならではの楽しさを、親子でぜひ満喫してください。<ビーチクリーン> ・ホノルル海さくら 月に1回 日曜日に活動 参加無料<家族フォト> ・トリップスナップ ・シネヴィー ・ビーチフォトハワイ
2017年12月03日第27回「気兼ねなくひとり旅」(c)つめをぬるひと今回は「おひとりさまに向いている旅行プランを知りたいです!」という投稿について。私は1人で旅行をした経験はないが、つい先日、香川・倉敷へ行った際には初日から別行動をして、ほんの数時間だけ1人旅を楽しんだ。1人だと行きたいところに気兼ねなく行けるし、そこまで行きたいと思ってないところに付き合う必要もないので非常に気楽だ。その日、私は高松駅付近にいた。アーケード街にある「まちのシューレ963」というカフェやギャラリーが併設されたショップへ。自家焙煎珈琲店「プシプシーナ珈琲」のカフェオレベースや、さぬき伝統の祝い菓子「おいり」等、ここではひたすら自分が欲しいと思うものを購入した。その後、「北浜alley」という倉庫街へ。ここは古い倉庫をリフォームした喫茶店や雑貨屋が並んだエリアだ。そこで休憩の後、海沿いを歩いたり、オススメされていた店などを回った後、「高松市美術館」へ。その時開催されていた企画展「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」では1時間くらい長居してしまった。こんなふうに、たった数時間ではあるが、私は一人旅を満喫した。おひとりさまに向いている旅行プランを考えるとすれば、とにかく周りの目は一切気にせず、ただ自分が行きたいところに行き、食べたいものを食べることだ。「ここといえばあの観光名所へ」「ここへ行かずしてどこへ…」という場所があったとしても、自分が特に行きたくなければ行かなくて良い。誰かがいると怪訝な顔をされそうなことでも、遠方まできて後悔するのはもったいない。旅は普段滅多に行かない場所だからこそ、恥をかき捨てるべきではないだろうか。今回はまちのシューレ963で出会った張り子「まるちゃん」や「おいり」を爪と共に。Design&Text/つめをぬるひとこの連載では、爪作家である私が、読者のみなさんが「どんなおひとりさまか?」をヒントに爪をつくります。あなたのエピソードを添えて、送ってください。前回記事<「ハードルは意外と低かったりする「ひとりラーメン入門」もチェック!おひとりさまなんて気にしない。
2017年11月13日「Dlife」初のオリジナル旅番組「男子旅」が、先月より放送中。この度、入江甚儀、市川知宏、山本涼介が旅する11月10日(金)放送回から場面写真が到着した。10月からスタートしているレギュラー放送では、毎月新エピソードが2話ずつ登場。今回の放送回では、『ストロボ・エッジ』「ウチの夫は仕事ができない」などに出演する注目の若手俳優・入江さん、「美咲ナンバーワン!!」『曇天に笑う』の市川さん、「仮面ライダーゴースト」の山本さんと、「MEN ON STYLE」のメンバー3人が“浜松”を旅する。放送では、3人は“アウトドアの聖地”と言われる群馬県みなかみ町をマウンテンバイクで駆け抜け、体当たりの男子旅を決行!番組初の62mのバンジージャンプや、迫力満点の川登り、名物のこんにゃく作りやガラス細工に挑戦し、そして利根川の源流「谷川岳」を特別許可の下、自転車で目指す!バンジージャンプに挑戦した場所は、62mの高さを誇る赤谷水管橋で、周りが木々で覆われた渓谷。まず飛ぶのは、この日が誕生日だという市川さん。「行っちゃいますか」と勢いよくジャンプし、入江さんも軽々とジャンプしさらに笑顔を見せるという余裕な表情。そして最後は、命綱をつけ準備しているときから口数が少なくなってしまっていた山本さん。「絶対死なないから大丈夫」と先輩・市川さんに励まされながら準備を終えるも、「やだなあ…」「走って逃げたい」とボソり。そんな彼らのキュートな素顔に注目だ。入江甚儀&市川知宏&山本涼介出演の「男子旅」は11月10日(金)23時55分~Dlifeにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月09日画家ゴーギャンの愛と苦悩の日々を描いた映画『ゴーギャンタヒチ、楽園への旅』が、2018年1月27日(土)より全国の劇場で公開される。ポール・ゴーギャン生誕170周年記念作品19世紀フランスに誕生した画家たちのなかで、ポール・ゴーギャンは、ゴッホ、セザンヌらと並び“後期印象派"と総称される仲間の一人であり、特にゴッホとは1888年の一時期、共同生活をしながら創作に励んだことはよく知られている。この時代の天才たちの中でもひときわ野生を切望し、作品のモチーフにも異国情緒と神秘と呼べるものを持ち込んだ異才、ゴーギャン。本作は、そんな彼の生誕170周年を記念した作品である。異国情緒たっぷりのタヒチを舞台に描く、一人の芸術家の愛と苦悩本作でフィーチャーされるのは、その後の人生に深い刻印を残し、作品スタイルをも決定づけた1891年のタヒチ滞在だ。妻子を捨てるようにして島に渡った彼が現地で出会う“原始のイヴ”。彼女をモデルとして数々の作品を生み出していった“熱帯のアトリエ”における、一人の芸術家の愛と苦悩の日々が描かれる。ゴーギャン役にヴァンサン・カッセル主人公のゴーギャン役を演じるのは、『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』、『ブラック・スワン』、フランス版の実写映画『美女と野獣』などで知られるフランス人俳優・ヴァンサン・カッセル。母国フランスを代表する芸術家の一人であるゴーギャンの素顔に挑む。ストーリーフランス、パリで株式仲買人として仕事を始めたゴーギャンは、趣味で絵を描くようになった。だが1882年、パリ株式市場が大暴落し、それまでの裕福な生活は一変する。それを契機に絵画を本業とすることを考えるようになったゴーギャンだが、生活は困窮。最愛の妻と子供たちと別れてしまう。その後、わずかな資金を手にタヒチを訪れた彼は、その土地に魅了されてしまう。やがて現地の美しい娘であり、のちにゴーギャンのタヒチでの絵のモデルとなったテフラという娘と結婚するが、すぐに彼の資金は底をつき、彼女との楽園のような生活も貧窮を極めることに。やがてテフラの感情も、彼のもとを離れていってしまうのだった。作品情報映画『ゴーギャンタヒチ、楽園への旅』公開日:2018年1月27日(土)よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他全国ロードショー監督:エドゥアルド・デルック脚本:エチエンヌ・コマール、トマ・リルティ撮影:ピエール・コットロー主演:ヴァンサン・カッセル、マリック・ジディ、ツイー・アダムス原題:Gauguin Voyage de Tahiti
2017年10月28日10月4日(水)の「おじゃMAP!!スペシャル」で草なぎ剛と香取慎吾が2人旅に出発!最後には2人そろって約9か月ぶりに歌のステージに立つことが明らかとなった。今回のスペシャルでは草なぎさんが「香取慎吾と一緒に行きたい!」という場所に案内する2人旅へ!しかも山崎弘也がディレクターを担当。そのため草なぎさんはまず山崎さんと打ち合わせを行い、草なぎさん、香取さんの2人旅のプランを練り早速出発することに。草なぎさんの提案により移動は草なぎさんが運転する愛車で。そこに話題の草なぎの愛犬も登場し、山崎さんも思わず「写真でよく見たあの光景が間近で見られるとは!」と草なぎさんと愛犬の2ショットに興奮。その後の旅では、草なぎさんが知るギター専門店を目指し新大久保に向かうと、街行く人は話題の2人と山崎さんの出現に大興奮! そのほか、かねてから草なぎさんが香取さんとやりたいと思っていたバーベキューに挑戦するが、ここでもまた予想外の展開が発生!先の読めない展開の連続に山崎ディレクターも全く予定していなかった事態に追い込まれることも…!?一体どんな二人旅になるのか。そして、見逃せないポイントのひとつとなるのが2人のステージだ。草なぎさんが、香取さんのためにつくった思い入れの強いある一曲を香取さんと一緒に歌いたいということで本企画が実現。2人が歌う姿がテレビで放送されるのは2016年末以来、実に9か月ぶりだという。美しい照明の中、バイオリンとパーカッションまでも用意されたまばゆいばかりのステージ。ガラスの天井を見上げれば香取さんの大好きな東京タワーがそびえているロケーション。東京タワーが見えるスタジオを選んだのも草なぎのはからいの一つ。何台ものテレビカメラに囲まれる中、そんな美しいステージに上がった香取さんは「久々すぎて緊張する」と緊張を露わに。草なぎさんも「肩から(香取の)緊張が伝わってくる」と言うほど…。そしていよいよ山崎ディレクターより「本番!」の声がかかると草なぎさんも「のどカラカラだよ、飲まないとやれない!」、香取さんも「歌だからって水飲んだことないよ」と本番直前にも関わらず水を求めないではいられなかっという。「すごいねステージって」(香取さん)、「いろいろな意味で感動した」(草なぎさん)と2人は久々にふんだステージの感想を述べた。香取さんをあらゆる場所に連れ回し終えた草なぎさんが「いままでにない『おじゃMAP!!』、いままでにない香取慎吾を見せられた!」と自信をみせる今回の放送を、楽しみに待ちたい。「おじゃMAP!!スペシャル」は10月4日(水)19時~2時間スペシャルで放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月01日ここ半年以内にカーダシアン家に3人の子どもが生まれそうだ。現在キム・カーダシアンの第3子を代理母が妊娠中で、末っ子のカイリー・ジェンナーも第1子を妊娠していることが報じられたばかり。今度は三女のクロエ・カーダシアンが妊娠したとの情報を複数メディアが伝えている。クロエは元夫ラマー・オドムと結婚生活を送っていた頃から子どもを切望しており、不妊治療に臨んたことも。そしてついに昨年9月から交際しているNBAプレイヤー、トリスタン・トンプソンとの間に第1子を授かったようだ。トリスタンには昨年12月に元交際相手のジョーダン・クレイグが出産した長男プリンスくんがおり、クロエが出産することで2人の子持ちのパパになる。今年4月、クロエは「ES Magazine」に「家族が欲しいし、トリスタンとも話し合ってるわ。彼はすでに父親だし、完璧な父親になるということもわかっているもの」と家庭を持つ意欲を語っていた。「People」誌によると、キムの第3子は来年1月に誕生、カイリーとクロエは来年2月の同時期に出産を予定しているという。カーダシアン家の関係者は「姉妹たちが同時期に妊娠するというのはまったく予定していなかったことですが、彼女たちはとても喜んでいます」と語っている。(Hiromi Kaku)
2017年09月27日若手俳優3人が、日本各地の絶景を楽しみながらホンキで遊ぶ旅を決行するDlife初のオリジナル旅番組「男子旅」が、10月6日(金)よりレギュラー復活することが決定。新たにスタートするレギュラー放送では、毎月新エピソードが2話ずつ登場。あわせて過去の人気エピソードも放送される。今回、10月に放送される新エピソードは、“能登”と“浜松”。まず6日(金)放送の「男子旅 ~能登~」では、ドラマや映画、舞台と様々な作品に出演する勝地涼、「獣医ドリトル」「トッカン 特別国税徴収官」の笠原秀幸、そして『花とアリス』で注目を集めた郭智博の3人が登場!また13日放送の「男子旅 ~浜松~」では、「海賊戦隊ゴーカイジャー」や『HiGH&LOW』シリーズに出演する山田裕貴、『シン・ゴジラ』「愛してたって、秘密はある。」など話題作に出演する前原滉、そして『るろうに剣心』シリーズや連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の大内田悠平が旅をする。それぞれ俳優仲間であり、プライベートでも友人である彼らが、一体どんな旅を繰り広げるのだろうか?なお、20日(金)には千葉雄大、久保田悠来、磯崎亮太が旅をした「北海道知床・カムイワッカ湯の滝」を、27日(金)には「しまなみ海道」を旅した矢野聖人、竹内涼真、福山康平の登場回が放送される。「男子旅」は10月6日(金)より毎週金曜日23時55分~Dlifeにて毎月2話ずつ新エピソード放送。 ※再放送は毎週土曜日20時~放送。(cinemacafe.net)
2017年09月21日「写真もたくさん撮るし、せっかく旅をするならオシャレにキメたい!」そんな願いを叶えるべく、旅好きでいつの間にか世界一周をしてしまったLuxury Backpackerの雨宮が秋冬の旅でオシャレに見えるアイテムやコーディネートの秘訣をご紹介します。便利グッズやアイテムも登場しますよ。アウターにこだわるまず、秋冬の旅のメインはアウターです。というのも観光はほとんど野外。そのため写真を撮る時も、歩いている時もだいたいアウターでいます。そのため旅でのアウターでは「それだけでオシャレに見えるもの」を選ぶのがポイントです。さらに、機能性や防寒性を兼ね揃えたものがベスト。特にヨーロッパや北欧などでは寒さが秋頃からはじまります。そのため軽めのダウンを一枚持って行くのもいいでしょう。写真は『YOSOOU(ヨソオウ)』のダウン「Fake Mooton Long Coat」(63,720円(税込))。寒さの厳しい地域や長時間の街歩きを考えて、首やお尻を覆うデザインがおすすめです。また見た目も着膨れしないデザインが断然、写真写りもよくなります。軽くて暖かく、伸縮性があるものを選ぶと長時間の旅でも疲れず、さらにスーツケースにもしまいやすいです。旅中、汚れやすいのでお家で丸洗いできるなどお手入れしやすいものもポイントです。トレンチコートを一枚持って行くとエレガントになる国内やヨーロッパなどで活躍するのがトレンチコートです。自分に合ったサイズ、デザインのトレンチコートを一枚持っていくだけで、とても写真映えするエレガントな旅の時間が過ごせます。風景にとっても合いますよね。少しダボッとした大きめサイズが中にも着込め、オシャレに見えるのでおすすめです。写真は去年発売のKBFのトレンチコートです。折りたたみのダウンベストで上手に体温調整をトレンチコートのインナーとしてや寒い時にさっと羽織れるアイテムもぜひ。背中部分にポッケがあり、コンパクトに収納できるので、軽くて持ち運びにも便利なんです。写真は『YOSOOU(ヨソオウ)』の「light vest」(20,520円(税込))。移動中のバスや電車、夜など寒い時にもサッと着られるため、鞄に忍ばせておくと、とても便利。旅のマストアイテムとして大活躍してくれます。ワンアイテムプラスするだけでオシャレに大変身いつもはシンプルに着ているワイドなワンピースをサッシュベルトでウェストマークするとまた別の雰囲気になります。写真は、JEANASiSのサッシュレザーベルト(3,240(税込))です。先に紹介したトレンチコートやダウンコートに巻いて、いつもと少し違ったコーディネートも楽しめます。軽くて持ち運び便利で、コーディネートの幅を広げてくれる旅ファッションのおすすめアイテムです。スーツケースはシンプルでスタイリッシュなデザインを最後に、旅には絶対欠かせないスーツケース。どんなコーディネートにも合うオシャレでスタイリッシュなものがいいですよね。7泊程度の旅行なら、無料受託手荷物最大サイズで十分。服や小物をたっぷり収納できて、旅先でもオシャレに過ごしたい女性のわがままを叶えてくれます。軽いのはもちろん、360度回転するダブルキャスターだと、快適にスイスイ進めておすすめです。写真は『TRIDENT(トライデント)』37,000円(税込:39,960円)。リニューアルオープンしたLoft(ロフト)銀座店で購入しました。いかがでしたでしょうか? せっかく旅に出るならオシャレをしたいですし、ずっと残る写真は素敵に写っていたいですよね。そんな願いを叶える秋冬の旅にピッタリのコーディネート術をお伝えしました。ぜひ、活用してみて下さいね。
2017年09月20日3姉妹のわが家、当たり前ですがリーダーは小学5年生の長女。頼りになる長女のうしろを常について歩く次女(小3)と三女(年長)。そこで今年の夏は8歳の次女をリーダーにすべく、あえて長女抜きで次女と三女の2人旅を計画することにしました。家から羽田空港まで2人で行ける?6月のある日、母:「夏休みは山口のじいじとばあばの所に2人で遊びに行っておいでー」次女、三女:「やったー!行く行く!」母:「飛行機なんだけど、○○ちゃん(次女)は1年生のときにジュニアパイロット(航空会社の子ども1人旅のサポートサービス)は使ったから、今年はそれを使わないで、家から羽田空港まで自分達で行って自分でチェックインして飛行機に乗り、山口まで行くのはどうかな?」次女:「2人で空港に行くの?」(しばし沈黙…)三女:「行く行くーーー!」(相変わらずお気楽です…笑)母:「ま、考えといて~」とアイデアだけ聞かせておきました。また別の日に、「夏休みの2人旅どうする?行けそう?」と聞いてみると、乗り換えの練習をしたらできそうだと次女。「よし!それなら夏休みに入ったら一緒に練習をしよう~!!きっと大丈夫!」こうして次女と三女の2人旅が決定しました。下見1回、練習1回の事前準備まずは夏休みに入ってすぐ、羽田空港までのルート確認のため、私も2人と一緒に羽田空港まで行ってみることに。子どもの足で歩いた場合の電車の乗り換えとトータル所要時間、目印やポイントなどもチェック。初回なので、ちょっとした遠足気分です。家に帰り、“旅の手帳”を作成。乗り換え場所などの予定とポイントを書き込み、写真も貼りました。これで準備OK。次は出発日近くに“予行演習”です。私は少しはなれてうしろからついていく形で、実際に家から羽田空港のターミナル、チェックインカウンターまで2人で行きます。自宅から地下鉄→JR→モノレールに乗り換えて羽田空港、所要時間は1時間半弱。リーダーの次女、ルートを覚えていて、手帳も見ずにすたすたと進んでいきます。途中、三女がトイレ~!(2回も!トイレはノーマークだった…)しかし無事にトイレに連れて行き、羽田空港のチェックインカウンターまで到着しました。「よし、これなら行けそう」。次女に自由人の三女を任せるのは重荷かもしれない、またこのコースは2人にとって少しハードルが高めの設定かもしれないと心配していた私、しかしここまでやらせてようやく親の私も送り出す勇気を持つことができました。いよいよ「冒険=旅」当日!前日の夜、いつもより早く布団に入った2人。ワクワクドキドキしているのでしょう、なかなか寝る気配がありません。翌朝はいつも寝坊の三女が誰よりも早く起床、その後、次女が起き、こそこそ話をしています。「緊張するね…」、「心臓が口からとび出そうだね…」。布団で寝ている私の両脇に2人が入ってきました。「だいじょうぶ、だいじょうぶ。やれるよ、やれる」と、2人を抱きしめました。さぁいよいよ本番です!先ほどの弱気な娘たちはあっという間に支度を終え、「行ってきまーーす!」、意気揚々と出発です!その時ケータイが鳴り、母の痛恨のミスが発覚「行ってらっしゃーい」と見送りましたが、家にいる私も落ちつかない。飛行機が離陸までは、やはりこちらもソワソワです。そろそろ空港に到着してチェックインしている頃かしら、と2人の行動を想像していたとき、私の携帯電話が鳴りました。今回利用した航空会社ANAからです。「お子さま2人がチェックインされていますが、お子さま1人旅には保護者のサインが必要なので、サインにいらしてください」あれ?サイン?今回はジュニアパイロットを利用していないんだけど…と思いながらもサインがないと乗れないというので、急いで空港に向かいました。電話口の女性に「サインをしたら子どもたちに会わずに帰りたいんですけど」と伝えると、何をおっしゃっているのでしょう?というような雰囲気で「お子さま1人旅は、搭乗口まで保護者の見送りが必須なのです」。えーーー見送りをしなきゃいけないの??せっかくの2人旅の計画がぁ~~~(涙)出発30分前に母は空港に到着し、サインをしました。納得がいかず詳しく聞いてみると、8歳の次女だけなら1人で搭乗が可能、しかし6~7歳はジュニアパイロット(保護者の署名、見送り、到着地での引き取り人必須)を利用しないと搭乗ができないとのこと。2人のうち、6歳の三女に私のサインと見送りが必要だったわけです。ガーーン、空港までの行程に注力しすぎて見えていなかった。母、大失敗。これまでの練習と準備にかけた労力はなんだったのか、と落胆しました。今回の冒険のまとめなにはともあれ、私のサインと見送りで無事に飛行機に搭乗できた2人。その晩は広島の叔母宅に宿泊して、翌日高速バスに乗って祖父母の待つ山口に到着。海に行ったり、ブルーベリー狩りをしたり、夏休みを満喫したようです。後日2人に感想を聞いてみました。「2人で行けたのに、お母さんが見送りに来たからちょっと残念だった。全部自分たちで行きたかったー!」と、とても悔しそうな次女。三女は「全然こわくなかったよ。空港でお母さんを待っているときに、入ったことのない部屋に入れておもしろかった。お姉さんやおじさんがラジオ体操していたよ」と、またまたお気楽な感想を聞かせてくれました(笑)もし練習の時点で知っていたら、2人で空港まで行かせる挑戦をさせていなかっただろう、また2人の結束力がここまで強くなることはなかっただろう。「心臓が口からとび出そう(笑)」なくらい緊張するという気持ちにもならなかっただろう。いつも2番目の次女が、リーダーとして三女を引っ張っていけた、きちんとチェックインまでいけたから◎。母の痛恨のミスがあったけれど、2人の経験としては成功、結果オーライにしておこう(笑)<文・写真:フリーランス記者林未香>
2017年09月04日女性が一人旅できるのは日本だけ?by Fabrizio Verrecchia一週間ほど前に、オーストラリアのゴールドコーストに行った。今回も、もちろん一人旅。普段は会社員なので、5日間のお盆休みを利用した3泊5日の滞在。普段よく訪れる、あまり観光地化していないところと比較すると、オーストラリアは治安もいいし交通の便もいい。テーマパークやショッピングモールなどがたくさんあって、観光だってお買い物だって楽しめる。物価も高いけれど、かなり旅行のしやすいところだなあ、なんて思っていた。今回のオーストラリア旅行はさておき。一人で色んなところに行っていると、色んな人と話をし、知り合う機会がある。そこでしみじみ思ったのは、「女性の一人旅ができるのって、日本人だけなのではないか?」ということだった。もしかしたら、女性一人で食事をしたり映画を観たりできるのも、日本人だけかもしれない。イスラム教・ヒンドゥー教の女性、特に未婚の若い女性であれば一人旅なんてありえない。そもそも、一人で行動することすらない。アジア人は、相当なお金持ちでもない限り、家族旅行や新婚旅行以外でどこか外国に行くことはない気がしている。お隣の中国・韓国も、日本人と文化や考え方が一番似ている気もするけれど、一人で旅行をしている姿をみたことがない。大体、同性と旅行をする傾向にあると思う。最も自由そうな欧米はどうかなのかというと、おおむねカップルで行動している。欧米であれば、LGBTに対する差別も日本ほどないのだけれど、とりあえずペアを作らなければいけないというか、パートナーと一緒になって行動するのが当然なんだ。高校卒業時にも、男女のペアで踊らなければならない「プロム」と呼ばれるパーティーだってあるし。欧米人から見ると、私のように長年恋人もおらず、恋愛の始め方すら忘れてしまったような女はあり得ない存在だったりする。私もここまでモテないのはあり得ないと思っているけど。日本人よりもずっと恋人を作るというハードルが低い(気がする)ため、「なんで君には恋人ができないんだ! 信じられないよ!」「この国に住めば、すぐに恋人ができるよ!」とも言われたことがある。なんでできないのかは、私だって知りたい(笑)。≫【番外編】あたそさんが外資系コンサルとランチデート!?一人行動に制限がない日本の心地よさ様々な宗教や価値観があり、常識とかその国の当たり前のことが、時に人の行動を制限したりしている。でも、幸か不幸か日本人は無宗教である人が多く、高校卒業時に男女ペアで踊るパーティーだってない。「ひとりで可哀想」と思われることも時にはあるけれど、「一人で行動するなんて、あり得ない!」みたいな考え方の人なんて、そう多くないはず。日本人女性が一人行動を制限しているのは宗教観や価値観ではなく、ただ「寂しいから」とか「言葉が通じなくて、怖いから」とか、自分の中で解決できる問題ばかりだ。「寂しいから」「怖いから」という不安は思い込みみたいなもので、一度決心し、なんとなく行動してみれば案外簡単に乗り越えたりする。旅行を好きになって、色々な国を周るまでは「なんて日本は一人で行動することに冷たいのだろう」なんて思っていたりもしたけれど、今なら真逆だということが分かる。日本ほど、女性が一人で行動しやすい国は他にないんじゃないかと思う。一人向けのサービスもあるし、牛丼屋やラーメン屋など、一人で入るべき飲食店もたくさんある。こんなこと、色んな国に行って、様々な文化に触れなければわからなかったことで。周りからの制限もないし、幸い、私の単独行動に文句や不安を申し出て来る人もいない。元々、一人でいることも好きだったけど、理解を示してくれる人も多く、かなり過ごしやすい環境が整っているんだろうな、と思う。居心地が悪いと感じていた日本が、ちょっとだけ好きになれたような気がする。Text/あたそ前回記事<集団で目標達成が苦手なわたしが「ひとり遊びの天才」になった理由>もチェック!自分の好きなことを知っている。そしてそれは、人と楽しむ趣味である必要はない。
2017年08月22日若手俳優3人がロードバイクや車などで“神宿る処”へと旅する姿を描く、BSテレビ局「Dlife」のオリジナル旅番組「男子旅」。このほど、Dlife 開局5周年のスペシャル番組として、志尊淳、根岸拓哉、大久保祥太郎というプレイベートでも親交の深い若手俳優3人がロードバイクで北海道を駆ける「Dlife開局5周年スペシャル 男子旅 ~北海道・ニセコ~」が放送されることに合わせ、3人のインタビューが到着した。志尊さん、根岸さん、大久保さんの3人は今回、初めて一緒に旅をして、ロードバイクに乗り「神宿る処―北海道・神威岬」を目指し、洞爺湖から積丹半島を駆け抜ける。雄大な羊蹄山の元で川遊びやツリーハウスを堪能し、ウニや話題の“シメパフェ”に舌鼓。積丹ブルーの息をのむ絶景を求めて海にも潜る!広大な自然やアクティビティ、旅のアクシデントなどを通して、“男子だけ”だからこその全力の遊び、また仕事や結婚についての時折、垣間見せる真剣な思いや、リラックスした表情をお届けする。もともと、3人はプライベートでも頻繁に飲みに行くほどの仲良しだが、今回の旅について志尊さんは、「全体的に僕らの普段の感じのままでやらせてもらいました」と振り返る。3人それぞれの役割は「まとめ役」(志尊さん)、「バランス役」(大久保さん)、「ボケ役」(根岸さん)なのだそう。ロードバイクでの旅路で、食レポで、立ち寄ったダチョウ牧場で…3人のそんなプライベートな関係性が映し出されており「普段と変わらなさ過ぎて、何を話したか全然覚えてない(笑)」と大久保さんがいえば、「いつカメラが回っているのかわかんないくらい。収録が終わって恥ずかしくなったし、僕らもオンエアが楽しみ(笑)」と根岸さんも語るほど、“素”の3人が切り取られている。志尊さん曰く、3人は「なんでも言い合える関係だけど、これまで意外と一緒に仕事をすることは少なかった」とのこと。今回、普段とは異なる場所と仕事というシチュエーションのせいもあってか、夜には焚火を囲んで意外に真面目な話も…?志尊さんは「この3人で普段いるとき、恋愛とか仕事の話って一切しないんですよ。それが、恋愛観とか、結婚、どんな相手がいいか?なんて話もしました。照れくさすぎて…(笑)」と明かし、大久保も「バーベキューでお酒も入ってたし、結構、真面目に話したね。ガッチリそんな話をするのは初めてだった」と照れながらコメント。焚火のムードもあってか、根岸さんは「ちょっと自分に酔いつつ、話してましたね(笑)」と明かした。今回の旅を終えて、改めて「この3人ならどこに行っても楽しい」(志尊さん)と確信したようで、早くも次の旅プランも…? 大久保さんが「今回、僕は初めての北海道だったので、次は南に行きたい」と言えば、志尊さんは「四国に行きたい! 自転車で回ってご飯食べてって最高だと思う」と語る。そして根岸さんは「グアムとか?」と視線は海外へ!志尊さんは「基本、こういうマイペース流れなんですけど(笑)、たまに笑いの神を味方にしたようなことが起こるんですよ。ハズレも多いけど、1回は必ず当たりが来るので(笑)」と語り、この3人でのシリーズ化を熱望していた。「Dlife 開局5 周年スペシャル 男子旅 ~北海道・ニセコ~」は8月18日(金)23時~Dlifeにて放送。※再放送は19日(土)19時~、20日(日)15時~放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月13日ナチスに追われたユダヤ人の少女が、子どもたちだけでスイス国境を目指した実話から生まれた『少女ファニーと運命の旅』が8月11日(金・祝)より公開される。このほど、本作で映画初主演を果たしたファニー役のレオニー・スーショーと監督のローラ・ドワイヨン、そして映画のモデルとなった実際のファニー本人のインタビューを含む特別映像が、シネマカフェに到着した。1943年、ナチスドイツの脅威はヨーロッパに広がり、フランスもその支配下にあった。13歳のユダヤ人の少女ファニーは幼い2人の妹と共に、協力者たちが秘かに運営する児童施設に匿われていた。ファニーの楽しみは検閲の目をくぐって届く母からの手紙と、夜、ベッドの中で父からもらったカメラのファインダーを覗いて楽しかった日々を思い出すこと。だが、ある日、心ない密告者の通報により、子どもたちは別の施設に移らなくてはならなくなる。やっと落ち着いたと思ったのも束の間、その施設にもナチスの手が迫り…。ファニーたちは列車を使って移動するが、ドイツ兵による厳しい取り締まりのせいで引率者とはぐれてしまう。見知らぬ駅で取り残される9人の子どもたち。リーダーを託されたファニーは、バラバラになりかける子どもたちの心を1つにし、いくつもの窮地を勇気と知恵で乗り越え、ひたすらスイスの国境を目指す――。戦時下、両親と引き離された子どもたちの、純粋で、必死に生きようとする前向きな姿が観る者の心を打つ本作。今回解禁となったは、その聡明さと勇気で幼い子どもたちを鼓舞し、時には1人涙を流す繊細さを秘めた少女ファニーを演じたレオニーのインタビューから始まる。「私が演じた13歳のユダヤ系の女の子はスイスに逃げるの。フランスがナチスに占領されたからよ。ファニーには2人の妹ジョルジェットとエリカがいる」と、役柄を説明するレオニー。彼女の堂々とした演技は、とても映画初出演とは思えない。「この物語を子どもの視点で語るのが大事だと思ったわ」と本作について語っている。また、彼女のモデルとなった“実在”のファニー・ベン=アミは、劇中で描かれた決死の逃避行について、「私にとっては“反抗”だった。理不尽な状況で大人たちに対して怒りを抱えてた。怒りは消えなかったわ。“私もほかの子たちも捕まるものですか”“逃げてみせる”と思ってた」と当時の心境に触れる。「映画は本とは違う。大事なのは何よりも“伝えること”よ。私の言いたいことが伝わればうれしいわ。自分が英雄だと言いたいわけじゃないの。悲劇が2度と起きないよう本質の部分を語りたい」と自身の強い思いを語った。ローラ・ドワイヨン監督も「共同脚本のアン・ペイレニャと原作を基に書いていった。ファニー・ベン=アミにテルアビブで話も聞いたわ。彼女は話を聞かせてくれて自身の体験を私に託してくれた」とふり返りながら、「私は物語を再構成し実在しない人物も加えた。細かな逸話も組み込んだわ。ほかの人の体験談も本作には含まれているの」とも明かしている。『少女ファニーと運命の旅』は8月11日(金・祝)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:少女ファニーと運命の旅 2017年8月11日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) ORIGAMI FILMS / BEE FILMS / DAVIS FILMS / SCOPE PICTURES / FRANCE 2 CINEMA / CINEMA RHONE-ALPES / CE QUI ME MEUT - 2015
2017年08月07日「女一人旅」と聞くと、“寂しい”や“傷心旅行”といったイメージがありますが、パワフルな女子にこそ一人旅は必要です。仕事を頑張り充実した日々を送っているからこそ、ある時ふと「あれ?私の大切なものって何だっけ」と思う日がやって来ます。そうなる前に「女一人旅」がおすすめ!あなたがあなた自身と向き合う機会を与え、凝り固まった心に安らぎを与えてくれるんです。今回は、バックパッカー女子たちに聞いた「女一人旅で得られたこと」をまとめてみました。この夏、思い切ってどこかに一人で行ってみませんか?全ての“面倒臭い”から解放される!友達や恋人と旅行に行くと、どうしても気を付けなければならないのは“協調性”。相手が何を食べたいか、何をしたいか、色々と察しながら行動するって……あーなんだか面倒臭い!しかしその余計な気遣いをしなくていいのが一人旅の醍醐味です。あなたが食べたいもの、したいことを100パーセント実践できますよ。もちろん外に出たくない日は、一日中ホテルに籠っていても問題ナシ!ゆっくりしたければすればいいんです。早く起きたくなければ寝坊して観光に出かければいいんです。あなたがしたいこと、求めていることが全てできます。ちなみに食べるのが大好きという人は、人気のレストランに予約なしで足を運んでみてください。一人だと融通を利かせてくれ、アポなしでも席を用意してくれることもあるのだとか。しかも女性ならなおさら◎!「あ、私ってこうなんだ!」が、たくさん見つかる!突然ですが、あなたの長所や大切にしているものは何ですか?こんなふうに聞かれても、すぐに答えを出せる人はそうそういないと思います。しかしその答えがあるのが一人旅。旅先では頼るものが自分しかないため「本当の自分はこうなんだ!」と改めて知ることができちゃいます。例えば、グループでの旅行では常に仕切っていたけれど、一人だと計画するよりその場の気持ちで自由に動くあなたがいたり、これまでは人見知りで自分から声をかけるのが苦手だったけど、困った時には近くの人に声をかけているあなたがいたり。とにかく自分でもびっくりするような新しい発見があるでしょう。ちなみに、意外なところで多かったのが「自分は仕事が好きなんだ」と発見する人が多いということ。一人で過ごす時間が増えると、日々の忙しい生活が嫌でも恋しくなり、その時間に感謝して「また頑張ろう」と思うそうです。SNS交換で世界が変わるかも!?そして最後に多くのバックパッカー女子たちを虜にしている一人旅の魅力が、“意外な人脈ができること”です。一人だと話しかけられやすく、特に相手も一人旅中だと一緒に食事を共にする仲になることも多いのだとか。生まれも育ちも今の環境も全て違う、旅行をしなければ出会えない人たちと繋がるなんてまさに一期一会ですね。「〇〇がよかったよ」というような一人旅ならではの貴重な情報を交換し合うこともまた一つの魅力です。ちなみに海外だとその傾向はより強く、FacebookやInstagramを交換してその後もやり取りをすることも多いそう。その人の国に行ったり、また逆に日本に来てくれたりと国際的な交流ができて世界が広がります。女子同士だと共通の話題も多く、特に恋愛の相談は全く違う文化を持っているからこそ、今まで思ってもみなかった方向からアドバイスをもらえるのだとか。あなたに新しい価値観を与えてくれます。いかがでしたか?意外と直前で飛行機に空きが出ることも多いので、この夏の連休は思い切って海外に出てみてもいいかもしれません。また、すでに夏の予定は決まっているという人でも、週末を使って国内の旅を楽しんでみてもいいですね。毎日を頑張っているあなたこそ、ゆっくりと自分と向き合う時間を設け、たっぷりと自分を褒めてあげてくださいね。
2017年08月03日今や、“子どもがいない=欲しいけれど子どもができない”という人たちばかりではなく、子どもをあえて作らないという“選択子なし”の夫婦も多いものです。わが家もまさにそう。しかし、“選択子なし”夫婦を不自然だと感じる人たちも未だにいるようで、「どうして子どもを作らないの?」「子どもがいたら楽しいのに」「夫婦二人だけじゃ老後が寂しいよ」などと余計な言葉をかけてくることもあります。当人にしてみたら、まさに余計なお世話。夫婦の問題なので他人にとやかく言われる筋合いはありません。でも、あまりに周りが子どもを持たないことに対して過剰に反応してくると、「子どもがほしいと思わない私たちってそんなにおかしいのかな?」と思ってしまうことも……。女性のためのコミュニティサイト『ガールズちゃんねる』では、私と同じような不安を抱く女性が立てた『子供を作らなかった理由』というトピックスが盛り上がりを見せています。●計画的に子どもを作らなかった理由、その本音と建前とは?トピ主さんは、昔から子どもが欲しいという欲求がなかったとのこと。結婚しても子どもが欲しいと思わない自分に戸惑いを感じ、心療内科を受診したものの、心に変化は訪れず。夫婦で話し合い、計画的に子どもを作らなかったといいます。しかし、友人や知人には詮索されたくないため、表向きは「欲しいんだけど授からなくて」と言っているそうです。そんなトピ主さんは、病気などから諦めたということではなく、自分と同じように最初から計画的に子どもを作らなかった夫婦に対し、子どもを作らなかった理由について本音と建前を教えてほしいと呼びかけています。この呼びかけに対し、ポジティブな理由とネガティブな理由、両方の意見が続々と寄せられていました。●ポジティブな理由『単純に欲しいと思わなかったから。母親になる自分がイメージできなかった。けしてネガティブな発想ではないつもり』『夫婦二人で十分過ぎるほど楽しいから』『二人だけののんびりまったりした時間が好きだから』『単純にいらないから』『母親になりたいと思わなかった。今のところ私は間違っていなかったと言い切れる』『金持ち、高学歴ほど子どもを作らない』『いたらいたでいいけど別にいなくてもいいかなーと思って結局いない』『仕事や旅行に忙しくて子ども産んでる時間なんかなかった。でも全く後悔してないや。産んでたら今の生活は出来てないから』など、トピ主さんと同じように「特に子どもが欲しいと思わなかったから」という人が多いようです。確かに、仕事や趣味が充実していたり、夫婦二人だけで十分楽しかったりすると、子どもの必要性を感じなくなってしまうケースも多いんですよね。お金も時間も自分のために使えるため、子どもを産まなかったことに後悔していないという意見も多数ありました。●ネガティブな理由『母親になる自信がなかった』『「赤ちゃん」や「子ども」が好きではないから。友達の子どもでもかわいいと思いませんし…』『親の愛情知らない。だから子どもに愛情のかけ方分かんない。なので産まない』『金銭面が不安で。生まれてきた子どもに不自由な思いをさせたくなかった』『自分の子どもにまでブスで苦労する人生を味あわせたくなかった』『優れた遺伝子を持たない自分が子どもを産むと、子どもに地獄を見せてしまうことになる』『日本に生まれても年寄りにたかられて、税金払っていかなきゃで可哀想だから』など、ネガティブな理由から子どもを作らなかったという人も少なくありませんでした。建前では「子どもが欲しいと思わない」と言っていても、実は本音は「子どもが嫌い」という人も多いようです。しかし、この本音を言ってしまうと人格を否定されてしまう恐れもあるので、なかなか言えませんよね……。----------計画的に子どもを作らなかった理由は、人それぞれ。前向きな理由の人もいれば、そうではない人もいます。けれど、どちらであれ子どものいない夫婦に共通している思いが、「いい加減、子なし叩きはやめてほしい」「自分の人生なのだから、自分で自由に選択させてほしい」ということです。個人的にも、日本の将来や人口問題を考えると多少「申し訳ないな」という気持ちもありますが、子どもを持たないという選択を認め、尊重してもらえる世の中に早くなってほしいなと思います。●文/パピマミ編集部●モデル/ゆみ
2017年07月30日夏休みは旅に出ませんか?海までのドライブや、涼しい避暑地への小旅行。スーツケースに荷物を詰め込んで海外のリゾートまでひとっ飛びという方もいるかもしれませんね。今日は、そんな旅先に持っていきたいファッションアイテムのご紹介。彩り豊かなカラーバリエーションが魅力の「ワッシャープリーツコットンマキシTouslesEclats」が、この夏、気分を盛り上げてくれますよ。■ 華があるのに程よいカジュアル感♪休日に着たいのはこんなマキシスカート「ワッシャープリーツコットンマキシTouslesEclats」はその華あるカラーバリエーションと、休日コーディネートが程よくカジュアルを残しながら女性らしくまとめられるところが人気のマキシスカート(丈がふた丈からお選びいただけます)。身体を絞めつけないから、夏の暑い日でもさらりと楽チンに過ごせるアイテムです。「イエロー」は人気色。落ち着いたトーンだから、夏の装いが大人っぽくまとまります。シンプルな白いTシャツに合わせても、女性らしいコーディネートになりますよ。旅先では歩きやすいスニーカーが大活躍。でもコーディネートがマニッシュになり過ぎないか少し気になるところでもありますよね。でも女性らしさが宿るこんなマキシスカートを合わせれば、旅先コーディネートのお悩みも解決です!「チャコール」はカジュアルにも、少しフォーマルよりにも見せられる色味。1枚投入するだけで、クローゼットの中で眠っていたアイテムも組み合わせ次第で生きてくるマキシスカートです。■ 旅先に持っていきたかったのは、シワが気にならないこんなスカート綿100%のコットンボイルを使用した「ワッシャープリーツコットンマキシTouslesEclats」はそのシワシワの表情が魅力のマキシスカート。長時間のドライブでの座りジワや、パッキングの際の畳みジワが気になる・・・といったお悩みもサヨナラ!脱いだ後にバサッとソファにかけておいてもシワが気にならないから、ちょっぴり楽チンしたい時にもぴったりのアイテムです。洗った後はシワを伸ばさずにそのまま干してOK!乾いた後は縦にねじって置いておけば、シワシワの表情がそのまま楽しめますよ。「ワッシャープリーツコットンマキシTouslesEclats」なら、ねじった状態でコンパクトに旅先に持っていけるのはもちろんのこと、旅先でのあの畳みジワのお悩みからも解放されます。夏の旅にはもってこいの優秀ファッションアイテムです。お手入れや着用感も楽チンなのに、1枚投入するだけで夏のコーディネートの幅を広げてくれる「ワッシャープリーツコットンマキシTouslesEclats」。この夏はこんな使える「ワッシャープリーツコットンマキシTouslesEclats」をおともに連れて、夏のおでかけを楽しんでみませんか?=文・写真:宮城=ファッションのはなし 【ご紹介したアイテム】「ワッシャープリーツコットンマキシTouslesEclats」
2017年07月30日旅先での体調不良で人の優しさにふれる旅好きだけど身体の弱い、和久井です。ブラブラするのはいいんだけど、あんまり身体が強くないので、けっこうな確率で旅先で具合が悪くなります。先日、長崎県の壱岐島に行ってきたんです。対馬と九州本土の間にある、小さな島です。神道が生まれた場所と言われていて、島のあちこちに神社があります。そこでパワースポット回ったれ! と思っていろんな神社をウロウロしていたら、突然血の気が引いたようになり、気持ちが悪くなりました。スピ的に言うと「神社の空気が合わなかった」とかになるんだと思いますが、原因は、食事と一緒にがぶ飲みした緑茶(鉄分の吸収を阻害する働きがあるので)か、数カ所蚊に刺されたせいか、どれかでしょう。そのまま旅館に戻って寝込んでいましたが、翌日は家に帰る日。ここから1時間かけて船で博多港へ行き、福岡空港から羽田へ飛ぶ予定です。無理無理無理無理!って感じでした。朝食を済ませたあと、旅館の受付の方に「すみません、具合が悪いので、船の時間まで寝かせてもらうことはできますでしょうか」と聞いてみました。「清掃担当に聞いておきますが、たぶん大丈夫ですよ」と言われ、お礼を言って部屋に戻りました。大手のホテルなら、チェックアウト時間から1時間ごとに延長料金がかかるところですが、動けないことには仕方がない。ところがその後、大変なことが起きました。適当に飲んだ解熱剤が効いたのか、気分がよくなってきたので、12時くらいに、そろそろ出ようと思いチェックアウトに行ったんです。すると「大丈夫ですか?」とみなさんに声をかけられ、受付の方には「今から港に行くの? 送っていきますよ」と言ってマイカーを出しくださいました。大手のホテルなら送迎代がかかるところですよ!港のそばにあるイオンで降ろしてもらい、最後のお土産を漁っていました。ここで先日、定食屋さんに教えてもらった「はったい粉」(と呼ばれる、オオムギやハダカムギを炒ってから挽いた粉)を買おうと思ったんです。昔の人には馴染みのある食材なんだとか。宿泊した旅館のそばのスーパーで見かけたのですが、買わずじまい。帰りに買いに行こうと思っていたのですが、送迎してもらった手前、具合悪いはずなのに「ちょっと買い物……」とは言いにくく、まあイオンにあるかな、と思っていました。ところが、なかったんですよ。食品売り場にもなし、店頭の地場の野菜を売ってるお土産屋さんに聞いてみても「今日は入荷していないわね」とのことでした。うちひしがれました。モノって、買えないとなると猛烈に欲しくなりませんか。なんなら、はったい粉を買いに壱岐まで来たんだ! みたいな気分です。そのしょんぼり具合が尋常じゃなかったのかもしれません。お店の女性が「1時に仕事が終わるから、車でスーパーに連れて行ってあげますよ」というじゃないですか。えっ? 今なんて??もうめちゃくちゃ嬉しくて、「ここでいっぱい買います!」と言ったら「雇われだからいいわよ」とおっしゃいます。いい人にもほどがないですか?玄界灘はいい人を育むミネラルがある?図々しくも30分ほど時間をつぶして女性が上がってくるのを待ち、はったい粉を売っているスーパーまで連れて行ってもらいました。「お礼に」と言って買ったはったい粉を渡そうとしたら「今、家にあるから大丈夫!」と言って断られた上、「ああいうお店をやっていると、いろいろもらうのよ」と言って、コーヒーとトマトを差し出してくれました。「コーヒーは飲めないんで」とか言って、いらないものは断り欲しいものだけもらうという図々しい態度でトマトをいただき、イオンまで戻ってもらってお別れしました。お名前も存じ上げない方です。わかるのは娘さんが市川市に住んでるってことくらい。離島に済む方々の人の良さにはほんとうにいつも感銘を受けます。悪いことしても逃げる場所がないからか、通常前払いのレンタカーも後払いだし。そういえば、マイカーを赤の他人の和久井に貸してくれたのは対馬の方でした。玄界灘はいい人を育むミネラルとか入ってるんですかね。引き潮になると道ができて渡れるようになるという小島神社。「壱岐のモンサンミッシェル」とか言われてるらしいけど、現地の方は知らない人が多かったです。島なのに牛が名物なのだとか。海のミネラルをたっぷり含んだ牧草を食べて育った壱岐牛は、松坂牛や神戸牛の“素牛”として知られる歴史のある和牛ブランド。柔らかくてクセがなくてジューシーでめちゃくちゃ美味しかったです。後日談:はったい粉を買いに壱岐島まで行った和久井ですが、特別地域の食べ物ってことでもなくてフツーに全国区の食材らしいです。Text/和久井香菜子前回記事<沖縄をもっと知りたい…おひとり旅だからできる大人の課外授業>もチェック!楽しむだけが、旅行じゃない。おひとり様だからこそできる、学びのある旅。
2017年07月19日日常に潜む、旅のスイッチわたしは独身の頃から旅をするのが大好きでした。わたしの旅はほとんどの場合が「人と食」がメインテーマ。食文化を追うと自然とローカルな生活や人々の暮らしに入っていけますし、作り、食べる、食べてもらうという気持ちは世界共通で「おいしいね」という笑顔と共に、少し深く関われると思うからです。数年前の今頃、日本の梅雨を抜け出して、ますます暑い国インドにはじめて行ったときも空港からすでにスパイシーな空気に満ちていて心がワクワクしたのを思い出します。日常の中にあるふとした瞬間の湿度や音や匂いは旅の記憶と繋がっていて、一瞬であの時、あの場所に連れ戻されるような……記憶や味が鮮明によみがえるような、そんなスイッチが隠れていますよね。最近のむしーーとした暑さでインドを思い出しながらこのジメジメした蒸し暑さに負けない元気な夏おやつを考えました。夏バテ防止にも、エネルギー量の高いおやつを!おにぎりを添えればそのまま食事にも、パパのおつまみにもなる夏のおやつ。小腹が空いたときにぴったり!夏バテ防止にしっかり食べて元気に過ごして欲しいですね!■インドの旅おやつ①「とうもろこしのサマーサモサ」サモサは、インドの屋台でも売られている軽食、スナックのひとつです。野菜とひき肉を香辛料たっぷりに混ぜ合わせ三角形の皮に包んで揚げたもの。子供が大好きな「とうもろこし」を使って、甘くてスパイシーな味わいにします。添えるソースを変えれば、大人用にもアレンジ可能です。<材料>約20個分・生のとうもろこし1本・豚ひき肉200g・玉ねぎ4分の1・カレー粉小さじ半分・塩小さじ半分・砂糖小さじ1・餃子の皮(厚めのモチモチ系がおすすめ)20枚・揚げ油適量<作り方>1、とうもろこしは包丁で実を削ぐ2、玉ねぎはみじん切り3、材料を全てボールに入れ手でよく混ぜる4、餃子の皮の真ん中に丸く丸めて置いて、まわりの皮を三方向から中心に持ってくる5、水をつけて皮どうしをくっつける※穴があると揚げる時はねるのでしっかり押さえるように包む6、フライパンに2cmほど油を入れる7、170度くらいの油でこんがりきつね色になるまで揚げて完成!そのままでもおいしいし、レモンを絞っても爽やかでGood!子供ならケチャップ、大人あ、スイートチリソース+タバスコ+レモンソースをお好みで付けて、いろいろアレンジを楽しんでくださいね。インドの旅おやつ②「マンゴーラッシー」インドの夏の始まりは「マンゴーサマー」と呼ぶ程に、マンゴーのおいしい季節なんです。道端の屋台で飲むマンゴーラッシーのおいしさは今でも鮮明に覚えているほど!ヨーグルトを使用しているラッシーは栄養価も高いです。うちの娘はヨーグルトが苦手ですが……カレー屋さんでのむラッシーは大好き!苦手なものを克服すべく、一緒に作っておいしさを実感してもらえたらうれしいですね。<材料>・マンゴー缶1個分(生のマンゴーを使ってもOK)・ヨーグルト150gくらい・牛乳 or 水 150~200くらい(牛乳だと濃厚に!お水だとさっぱり!)・氷3~4個・レモン汁少々(お好みで)<作り方>ミキサーに材料を全部入れ、よく混ぜて完成!サモサにもぴったり!夏はおいしい果物がたくさん!スイカ、スモモ、ぶどう……果物を変えていろんな味のラッシーを楽しんでみてください!楽しくおいしく旅する毎日!スパイシーな夏おやつを作ってみてくださいね♪
2017年07月15日1937年、空を旅するパイロットのために作られたサングラスで一躍その名を広めたレイバン(Ray-Ban)。そんなRay-Banは、今年でブランド誕生80周年。80周年を記念して「80人の旅する理由」をまとめた『80人のミュージシャン&クリエイターが思う、旅する理由。』を発売。さまざまな旅のカタチから、自分らしい旅を見つけることができる一冊になっている。旅のメインナビゲーターは夏フェスでも抜群の集客力とおしゃれさを誇るCERO、MGF、Awesome City Club、D.A.N。ひと味違う旅指南の小宮山雄飛、谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)、石野卓球(電気グルーヴ)の、ミュージシャン8組。それぞれ個性的で、その一挙手一投足に注目が集まり、SNS等を通じた拡散力のあるインフルエンサーばかり。旅ファッションページにはラブリ、旅コラムにはそのラブリと圧倒的なフォロワー数を誇る蒼井ブルーが書き下ろし。そのほかのサブコンテンツも、ヨシダナギ、AOIといた旅のスペシャリストや、今をときめくクリエイターたちが、「もう一度行きたいBEST SPOT」紹介や、大沢伸一、Colliu、メイリンなどによる「旅心を駆り立てる音楽案内」、平野太呂、ジェリー鵜飼、小鳥遊しほなどの選んだ僕らの「旅に欠かせない必需品」ガイドと充実。BRUTUS、LEON、CREA、OCEANS、GINZA、sweet、FRaU、Safariという著名雑誌編集長8名が旅に行きたくなる時、旅に行きたくなる1冊について語るなど、旅心を誘うコンテンツが満載の1冊。それぞれのクリエイターたちが選んだ旅に欠かせないレイバンサングラスセレクションも。「80人のミュージシャン&クリエイターが思う、旅する理由。」80人のミュージシャン&クリエイターが思う、旅する理由。produced by Ray-Ban【発売日】2017/7/10(月)【定価】 本体648円(税抜)【販売】 全国書店にて旅する理由。「旅=日常から離れた場所で過ごす時間。いつもとは違う景色を見て、いつもとは違う空気や匂いに触れ、いつもとは違う何かを感じること。それらを経験する“旅”を通して、僕らは新しい刺激を受け、忘れていた何かを思い出し、一歩進んだ自分に出会います。自分らしくいるために。繰り返す日常から抜け出してみませんか?Ray-Banは、旅するすべての人を応援します。」
2017年07月04日5歳と1歳のふたりの息子さんを連れて、年に数回は沖縄を旅している島村麻美さん。学生時代から沖縄に魅了され、40回近くも沖縄を旅してきました。子連れ沖縄旅行だけでも、すでに約15回を数えるそうです。今回は、沖縄子連れ旅行の達人であり、 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 の著者でもある島村さんに、沖縄はもちろん、その他のエリアでも役立つ子連れ旅行のコツを教えてもらいました。■子連れ旅行デビューは、早ければ早いほどいい!出産後、いつから旅行にいってよいかは悩むところですが、島村さんは「早ければ早いほどいい!」といいます。理由は、0歳児は寝ている時間が長く、抱っこしていれば移動も観光もスムーズだから。歩きはじめる1歳児や、イヤイヤ期真っ盛りの2歳児は、飛行機や車でもじっと座っていてはくれないので、逆に大変です。「長男のときは5か月くらいのときに温泉へ行ったのが初めて。次男は2か月で沖縄へ連れて行きました。次男は0歳のあいだに3回沖縄に行っています」子どもが0~1歳のときの旅行は、親が行きたい場所に行き、温泉やグルメなど毎日の子育てのリフレッシュができる旅行プランにしていたそう。ただ、2歳を過ぎたころからは、子どもも一緒に楽しめるような過ごし方に変えていったといいます。「いまは、5歳の長男が楽しめる場所があるかどうかで旅先を探します。子どもが退屈してグズッたり騒いだりすると、せっかくの旅行なのに親もイライラしてしまうので。幼児期になると、子どもが楽しいと思えないところ、たとえば世界遺産や神社などはゆっくり楽しめなくなるので、赤ちゃんのうちが行きどきです」■沖縄旅行のベストシーズンは6月下旬!島村さんが、沖縄が子連れ旅行に向いていると思うのは、「近くて手頃なリゾートであること」。そして、「子連れウェルカムなお店やホテルが多く、選択肢が多いこと」が大きな理由だそうです。「子連れハワイ旅行などにも憧れますが、そんなに長く仕事を休めなかったり、フライト時間が長くて不安だったりして、断念するママが多いのも事実。その点、沖縄は近いので気軽です。ハワイに負けないきれいな海もあるし、オシャレな飲食店や雑貨屋も増えていて、リゾート感をたっぷり味わえます」島村さんいわく、沖縄のベストシーズンはズバリ「6月最終週」。全国的にはまだ梅雨ですが、例年、沖縄は6月中旬に梅雨明けしていることがほとんど。さらに7~8月の夏休みシーズン前なので、観光客もそこまで多くなく、旅行代金もピーク時より安くすみます。逆にハイシーズンである夏は、店や道路が混雑するだけでなく、台風の接近や上陸が多いことにも注意が必要です。■飛行機の座席予約のコツ子連れ沖縄旅行の最大の心配が「飛行機の移動」だという人も多いと思います。島村さんは著書の中で飛行機を予約するときのポイントとして以下のような点を挙げています。●2歳児の座席を確保し、移動を快適にJALやANAの国内線は、3歳未満は座席なしなら搭乗無料。ただ、実際は1~2歳になると、じっとしていてくれず、長時間の抱っこはつらいので、2歳児はお金を払ってでも子ども分の席をとるのもひとつの選択肢です。その場合、コスト重視ならLCCを選ぶのも手です。●座席は通路側、後方がおすすめ子連れ旅行では事前の座席予約は必須。座席は、ぐずったりトイレにいったりするときにすぐ立てるので、窓側より通路側がベター。また、前方より後方ほうが比較的子連れが多く、お互いさまという雰囲気があっておすすめだそうです。 ■子連れ旅行のスケジュール・プラン作りのコツ「子連れ旅行では準備が本当に大事。育児や家事をしながら、旅のプランや移動手段のことを考えたり調べたりするのは大変ですが、移動手段や滞在先のこと、食事の店などの下調べをしておくと、思いがけない失敗をぐっと減らせます。スケジュールのコツは、予定をがっちり決めすぎないこと。子連れの移動は思わぬタイムロスがつきものなので、タイムスケジュールを作ってあれもこれもと詰め込むと慌ただしくなり、疲れてしまいます。かといって、ホテルだけを決めてあとはノープランだと、『近くに子どもが食べられるような飲食店がない』とか『よさそうなイベントやアクティビティがあったのに、事前予約制だった』とか『行きたい場所が意外にホテルから遠くて時間がたりない』なんていう失敗も出てきます。ある程度行きたいところや、距離感はしっかりつかんでおいたうえで、その日の天気や子どもの機嫌と相談しながら、行き先や過ごし方を決められるように下調べしておくとよいでしょう。初めての子連れ旅行や初めて行く旅先なら、なおさら準備は万全にしておくと安心です」このほかにも島村さんの著書『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』には、3泊4日の沖縄モデルプランや持ち物リスト、レンタカーを格安で借りる裏技など、沖縄をはじめ、あらゆる子連れ旅行に役立つ旅のテクニックがいっぱい。読むと子連れ旅行への不安も消えて、すぐにでも旅行を計画したくなりますよ! 『子連れで沖縄 旅のアドレス&テクニック117』 島村麻美 著/ダイヤモンド・ビッグ社 1,080円(税込)沖縄を愛してやまない著者による実体験で得た“旅のノウハウとおすすめ物件”が117のテーマで掲載されています。話題のLCC活用術から、家族にやさしい宿・食・観光、そしてママにうれしい買い物情報まで――既存ガイドにはない情報が満載の1冊。家族のクチコミも多数掲載!
2017年04月27日こどもが生まれてからというもの、わたしが一番我慢していたこと。それは海外旅行である。独身時代から、時間さえあればコツコツ貯めた貯金を使って、飛行機に飛び乗り海外へ一人旅に出かけてきた。ひとり旅はわたしの原動力。仕事にもプライベートにも大きな影響を与えてくれる特別な時間。こどもができたって行けないことはないだろうと、息子が1歳になる前に、インドネシア行きのチケットを購入したら、「ヤブ蚊に刺されて、伝染病になったらどうする!!」と、両親に大反対され泣く泣く中止に…。しかしながら、諦めきれない海外旅行。行きたい場所はいっぱいあるが、アジア圏なら近いし飛行機に乗っている時間も短く済む。すでに国内旅行で飛行機には何度か乗っているし、そこまで大変ではないような気もする。飛行機のチケットは2、3歳を過ぎるとこども料金が追加されるとのこと。ならば、2歳になるまでに一度くらいは海外旅行へ行っておきたい。1歳を過ぎたら少しは安心ということで、息子が1歳半になるころ、わたしは勢いで飛行機のチケットを手配した。行き先は”タイ・チェンマイ”。わたしが21歳のころ、初めての一人旅で訪れた土地だ。10年以上が経ち、今では夫も息子もいる。あの土地を旅したら、昔の自分に出会えるかもしれない。息子にも、わたしの好きだった旅を知ってほしい。そんなことを考えて行き先を決めた。あのころの自分を思い出すと、本当に危なっかしい旅ばかりしていたなと思う。あえてローカルな土地を目指し、舗装されていない道をボロボロのバスで移動したり、宿泊先もその場でその場で探しながら決めていた。いわゆるバックバッカーだった20代。親になった今、あのころ、両親がどんな思いでわたしの帰りを待っていたか。想像するだけで胸が痛む。毎日心配をかけていたのだなあ。昔の思い出に浸りながら、いよいよ出発の時が来た。息子、1歳6ヶ月。今回は息子との初めての旅なので、ちょっと余裕のある旅にしようと、チェンマイでも評価の高い、タマリンドビレッジというリゾートホテルに宿泊することにした。今回は9日間の旅! 時間の許す限り、ゆっくりしようと思う。この1年半、わたしも夫もよく働いたし、わたしたちへのご褒美としよう。旅の準備で一番驚いたのは、荷物の量の多さ。全部で9泊10日の旅、国内旅行に比べると普段の量の2倍と言っても過言ではない。オムツは1パック、離乳食も最悪現地で何も食べなかったことを想定し、1日3食分×日数でえらい数になっている。それにプラスして子どもの着替えは大人の枚数の倍になり、スーツケースの半分以上が子ども用品になってしまった…。そして、子連れ旅の第一関門、それは飛行機の移動。飛行中、泣きやしないか…。泣いたら周りのお客さんに迷惑になるし、心苦しい。いつだって子連れになると、世間の目を気にしてしまう。「泣いてもいいよ~だって、みんなも赤ちゃんだったんだからねぇ」と心の優しい人が叫んでくれないものか。電車にも女性専用車両があるように、飛行機にも「赤ちゃん専用シート」があったらいいのに…。バンコクまで6時間、その後国内線に乗り継いで2時間。合計8時間の移動。過去最長時間となる移動距離に、息子は耐えられるのだろうか?出発は午後の便を選んだ。帰りは夜中発の便。どちらもどうか、眠っておくれ~!登場時刻が近づくとインフォメーションから「2歳以下のお客さま、優先的にご案内します~」とアナウンスが! いつもならダラダラと長蛇の列に並ばなければならないのに、わたし達はなんと一番乗りで機内に案内していただいた。しかも座席はエコノミーの中でも一番ゆとりのある最前列で、好きなだけ足を伸ばせる! 子連れであることでデメリットばかり考えていたけれど、ありがたいことに快適!出発前に、きちんと昼食を食べさせていたのが効いたのか、息子は出発して2時間もすると眠くなり、ウトウトとわたしの膝の上で眠り始めた。思っていた以上に飛行機移動は苦労が少ないのかも。それから6時間もの間、到着まで何度か寝たり起きたりを繰り返しつつ、無事一度も泣かずに、あっという間にチェンマイに到着。空港に降り立つと、ムワッと蒸し暑い空気が辺りを包み、タイ特有のナンプラーの香りが漂ってきた。この香りを嗅ぐと、タイに来たんだなぁ、と実感する。あのころと何ひとつ変わらない香り。若かりしころのわたしが降り立った場所に、今こうして夫がいる、息子がいる。ずっとずっと夢見ていた、家族ができたら一緒に旅をすること。夢が叶って嬉しい。まだ始まったばかりの旅なのに、わたしは胸がいっぱいだった。つづく
2017年04月21日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。「かわいい子には旅をさせよ」ということわざがありますね。「子どもが本当にかわいかったら、甘やかしたりしないで、生きる力を身につけるためにさまざまな経験をさせた方がよい」という意味です。子どもは、さまざまな経験や学びをすることで、心身共に成長します。特にバーチャルでない実践を伴った経験は、人生においてとても大切なことです。それを家族旅行の中で経験できる“旅育” は、やっておいて損はないと思います。●旅育とは?“旅育(たびいく)”は、旅を通じてさまざまなことを学び・育むことを指します。その中でも、生きていくために必要な力である、次の3つを学び身につけることが大切だと考えています。・生きる知恵・考える力(思考・洞察力)・感じる力(想像・表現力)私は、常日頃から「冒険をしないと子どもは成長できない」と思っております。ピクニックやキャンプ、初めての新幹線など、普段とは違うドキドキを経験する ことで、考える力や感じる方を高めることができるからです。旅育は、そんな初めてのドキドキを家族で味わうことができる点が良いと考えています。子どもがちょっと不安な気持ちになったとき、「親が後ろで見守ってくれている」という安心感を持って体験できるというところが良い点です。●計画段階から一緒に!長期の休みは、まさに旅育を実践するのに良いときです。小学生の子どもには、計画の段階から関わりを持たせます。どんなことをしたいのか、何を体験したいのか を家族で相談し、一緒に計画を立てることから始めましょう。【計画でできること】・乗り物の時刻を調べる・体験したい施設を調べさせる・必要な物は何かを考えさせる目的地や移動手段、体験したいことが決まれば、準備する物は、おのずと見えてきます。楽しいことは、低学年でもしっかり考えることができますので、わからないときにヒントを与えるようにしてみましょう。旅行費用のことも最初から予算を提示してみてもいいと思います。どこまで行けるのか、何ができるのかを考えることになりますからね。むしろ、予算内で家族旅行に行けたことが、子どもの気持ち・やる気を大きく動かすことにもなります。●旅行の中に学びを入れる工夫とは?「旅行=のんびりする・リフレッシュする」と考えがちです。しかし、非日常の中に飛び込むわけですから、そこに学びをプラスさせる ことを常としましょう。机に向かう勉強だけが学びではありません。・キャンプをする(テントの立て方・食事の準備など)・体験コースの利用(歴史・科学・生物学などの実践)・体をフル活用する(泳ぐ・釣り・アスレチック・登山など)このように、学ぶことはたくさんあります。例えば、食べられる植物や毒性のある植物を知ることも学びです。私の父は、キャンプやピクニックのときなどに、上記のような動植物について教えてくれました。その知識は今もしっかり残っていて、私も子どもたちに教えることができています。初めて教わったときは、ドキドキしましたし、楽しかったです。こういった学びは子どもにとって、大切な時間であると同時に大切な知識(一生物になることが多いです!)になります。●おわりに旅育をすることによって、ゲームに時間を取られることなく、家族がみんなで話し合うことができます。家族のコミュニケーションが取れるのは、素晴らしいことですよね。これから来る春休みは、まさにうってつけの時期です。未体験のことを一緒に楽しみましょう。【参考文献】・『アドラー博士が教える子どもの考える力を引き出す魔法のひと言』星一郎・著●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年03月24日1人で旅をすることは、心の中を解放し、味わったことのないような自由を感じることができます。自分の日常から少し離れて不安を取り払い、楽しいことを見つけてみよう。「一人旅」の良い点をご紹介します。「一人旅」したことありますか?一人旅をしたことありますか? 一人で休暇を過ごして旅をする事は、とても自由で良いです。わくわくとして、新しいことをたくさん体験できます。一人で旅をするのが不安だと思う人がいるかもしれません。でも今は、スマートフォンでナビもあります。目的地に向かうのも時間に追われずゆっくりと散策しながら進むと、楽しいものをたくさん見つけることができます。ではどのように一人で旅をすれば良いのでしょうか。一人旅をしてみたい理由を見てみましょう。1.自由を感じる急な休暇などでどこかに行きたいと思った時、友達との旅行は友達と行きたい場所が違うなど、いろいろと決めるのに時間がかかることもありますよね。時には、自分が望んでいる旅でなくなることもあります。もっと自由になってみましょう!一人だと全てが自由になります。そう。普段味わうことのない「完全な自由」です。なかなか毎日の中でこの自由を感じることがありません。何かしたいことがあれば遠慮することなくしてみましょう。一人旅をすることで、「自由と可能性」を自分にプレゼントすることができます。2.時間を自分でコントロールする一人で旅をすると旅の時間を独り占めでき、自分で全てをコントロールできます。誰かに合わせて、行きたくない美術館に行く必要もないし、行きたいお店に行っても待たせると悪いからと相手に気を使うこともありません。一人で過ごす時間は、思いのままに、何となくぼんやりとカフェテリアに行き過ごしたり、気になる道を選んだり、店に立ち寄ったりできます。こんな、時間にとらわれることなく自分で全ての時間を決められるなんて、普段できないことですよね。このように時間を征服し、ストレスをなくす事はせめて「1週間に1回」は持ちたいです。そんな日を持つためにも一人旅は適しています。3.いろいろなことにチャレンジしてみよう!一人旅をすることでいろいろなチャレンジができます。それは自分の能力を知るきっかけにもなります。常に私たちは「これはできる」とか「これはできない」など、したこともないのに想像で判断することが多くなってしまいます。旅の中ではいろいろなことにチャレンジして試してみることで、いろいろな可能性を見つけることができます。家にこもっていても何も見つけることができず、ただあきらめることが多くなりがちです。いろいろな人に出会い、自分の魅力を増やすことができます。4.不安と戦う一人旅をするのをやめてしまうのは「不安」というマイナスな考えが多いと思います。初めてのことをしたり、知らないことをするときに何が待ち受けているか分からないから、不安な気持ちになるのです。「未知へ の不安」は一人旅をすることで少し解消することができます。不安の悪い事は、私たちの可能性をブロックしてしまうことです。もし不安な気持ちがあるときは分析してみましょう。よくある不安の理由人がしていないことをするのが怖い。毎日を変えるとどうなるか分からないからやめておく。1人で過ごすことに慣れていない。きっと難しくてにはできなさそうと初めから思い込んでいる。5.一人の旅は出会いに溢れている!一人旅をすると、思っている以上にいろいろな人との出会いがあります。ひとりでいると、そこに住んでいる人やそこにあるものへの好奇心が増え、他の人に話しかけようとします。一人旅をしている人同士で突然一緒にディナーをすることになることもあります。グループでの旅行は、グループ間で固まるので他の人が入るスキを与えません。新しい友達を作ったり、新しい文化を知ったりする楽しみを味わうことができます。旅先で出会った人は旅の間だけの人間関係かもしれませんし、もしかしたら一生の友人になるかもしれません。でも同じ場所・同じ時間にいた人は気が合うことも多いです。6.自分の新しい魅力に気づく毎回新しい場所に行き、新しい経験をすると、これらのことは必ず心の中に入り、また一つ成長した自分へと変わります。一人でいると、いつもより他人との関わりができ、少し遠くに行くと、普段気にすることもないことに気づきます。例えば、関東出身など地域ごとの県民性を感じたり、海外に行くと日本人という国民性を感じたり、普段何気なくしている行動や考え方を再確認することができます。そして、ずっと信じていたことが違っていたり、全く考えもしなかったことを知ったりするのも旅の魅力です。一人で過ごしているとこのようなことに気づくようになり、思いがけない発見をすることがあります。こうすることで新しい考え方やアイデアを生むことにもつながります。7.やる気が湧いてくる一人で旅をしているとこれもしたい。あれも見てみたい。など、いい意味で力が湧いてきます。これは、ふとした瞬間に出てくるもので、急な予定変更やもしかしたら道に迷うこともあるかもしれません。でも道に迷って、思ってもいなかった素敵な場所を見つけたり、人の優しさに触れたりします。これは人生そのものだと思いませんか。1つのことをするためにいろいろ試して解決策を見つける。どうしたら超えることができるのか、どうしたら自分を前向きに進めることができるのか、旅の中で1つ1つクリアしていく事は人生の上でも役に立ちます。思いつきに従ってみたり、気になる道を進んでみたり旅を通じて、人生の選択の仕方を覚えることにもなるのです。
2017年03月04日滝藤賢一が主演を務める、テレビ東京のスペシャルドラマ「ハノイ発夜行バス、南下してベトナム1800キロ縦断旅」が、2月26日(日)16時から放送される。このほど、滝藤さんの奮闘ぶりがよく分かる劇中写真とともに、本人からコメントが到着した。勤続17年のサラリーマン・鈴木広太(滝藤賢一)が、40歳にしてもらった10日間の有給休暇。家族で旅行しようと思ったら、妻は仕事、子どもはお稽古ごとで忙しい。「あなた1人でいってらっしゃい」「僕1人で大丈夫か…」。そこで出かけた初めての海外1人旅。ベトナムの首都ハノイからホーチミンまで、長距離バスと鉄道を使い1,800キロを縦断する。訪れた時期は旧正月“テト”。休みの少ないベトナムの人にとって家族と過ごせる一番幸せな時間。日本と違う金銭感覚に頭を抱え、ベトナム戦争の傷跡を知り、昔ながらの漁村で南シナ海の海の幸を食べる…。40男のサラリーマンがベトナムからもらったものとは…。ベトナムで暮らすリアルな人々が出演し、現在のベトナムをとらえる虚実ないまぜの不思議な本ドラマ。主演を務めるのは、堺雅人主演ドラマ「半沢直樹」での熱演で一躍注目を浴び、『るろうに剣心』『テラフォーマーズ』と話題作に立て続けて出演、2017年は4月期フジテレビ月9ドラマ「貴族探偵」出演や岡田准一主演『関ヶ原』で豊臣秀吉を演じるなど、いまもっとも注目を集める実力派俳優・滝藤さんが、現地の人々を巻き込みながらリアルにベトナムを縦断する。「“ベトナム縦断?絶対やります!”」と「1秒で返事しました」という滝藤さん。「主役は無条件で受けさせていただく私ですが、ベトナムを縦断できるなんて…まるでご褒美をいただいた気分。仕事という意識が皆無な自分が恐ろしいです(笑) 危ない危ない…」と出演決定時をふり返る。「ベトナムならではのトラブルがありながらも(出演者のドタキャン、予定どおりに出発しない、到着しないなど)全てがいい方向に向くという奇跡の連続!最小限の人数で巡ったベトナム縦断は、とても素敵なチームで、ドラマかドキュメンタリーか、ただのプライベートな旅なのか錯覚するほどでした。楽し過ぎて未だに、ベトナムの余韻が抜けません」と語り、「今後も、主人公の鈴木公太が世界中を旅することを切に切に願っています!」と続編を希望するほど気に入った様子。プロデューサーを務めた瀧川治水(テレビ東京制作局制作番組部)は「素顔なのか、芝居なのか、わからない微妙な表現をしてくださる滝藤賢一さんの鈴木広太という40男の本音が全編にほとばしっています」と自信たっぷりにコメントを寄せている。「ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン-ベトナム1800キロ縦断旅」は2月26日(日)16時~テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年02月26日誰もいないからこそ、心置きなくゆっくり過ごす。一人旅の醍醐味でもありますよね。一人で行動する場合、いつもよりも心の余裕がでてきて、時間の流れがおだやかになります。こんなときだからこそ、女を磨くチャンス!そこで今回は、一人旅中に試してみたい5つの美容メニューをご紹介いたします。1.朝から温泉!旅行の楽しみといえば、温泉! 最近は旅館ではなくホテルでも大浴場があって温泉に入れる場合もあります。 人がいない隙を狙っていけば、贅沢な空間を独り占め。いつもは、せせこましくお風呂に入らなければいけませんが、どんなに入っていようと誰からも文句を言われません。必要なものは基本的に揃っているし、そもそもわざわざお風呂掃除しなくていいから、とにかく楽!おすすめは、夜だけではなく朝風呂もすること。 朝にお風呂に入ると、とてもシャキッとした気持ちになれます。普段は実家暮らしでそんなことができない環境でも一人旅に来れば自由に過ごせます。お肌もつるつるになるでしょう。2.スパやマッサージも体験高級ホテルや旅館の場合、スパやマッサージのサービスを提供しているケースもあります。 都内の一流ホテルの場合、スパやジムが併設されていたりと、贅沢な一時を過ごせるようになっています。 せっかくの一人旅ですから、この間にキレイになりたいですよね。友人が同行している場合は頼みづらくても、一人なら何をしようと勝手! ちょっとだけ贅沢をして、スパやマッサージも体験しちゃいましょう! 日頃の疲れでこり固まってしまった身体をほぐせば、きっと血の巡りもよくなるはず。なにより一人で贅沢な時間を過ごせていることこそ、ストレス解消にもなります。3.フットネイル(セルフ)に挑戦毎日忙しく過ごしていると、どうしても細かい部分までお手入れが行き届かなくなります。気がついたら、爪がボロボロ状態…。このまま放置していると、いざ素敵な人が目の前にあらわれたときに堂々と振る舞えなくなってしまいます。 一人旅に来ている間は、いつもとは違って時間がゆっくり流れます。わざわざ仕事をする必要もないし、見方によっては「暇」になることもあるでしょう。そんなときは、セルフでフットネイルをしてみませんか?もちろんハンドでも構いませんが、手先が不器用な人にとっては、手よりも足のネイルのほうが簡単だったり…。 セルフネイルに必要なものは現地で調達するのもよし、あるいは、事前に準備しておけば、旅館に到着してからも女磨きに集中できます。4.ストレッチで身体をほぐす旅館やホテルのなにがいいって、とにかく広いこと! 普段過ごしているお家が手狭の場合、ストレッチやヨガが身体にいいと言われたところで、物が溢れ返っている状態の中、始めようとはなかなか思えません。しかも、一人暮らしならともかく、実家の場合は両親や兄弟の視線もありますから、そこまで自由に過ごせない場合もあります。しかし、一人旅に来ている間は、ゆっくりとストレッチで身体を伸ばすことくらいはできます。宿泊先によっては、広い空間をつかってヨガを行っていたりしますから、事前にホームページをチェックしておきましょう。縮こまった背中を伸ばせば、心も上向きに!5.宿周辺を軽くランニング朝風呂に入った後は、宿周辺を軽くランニングして、気分転換してみては? 見慣れた景色ではないからこそ、五感が刺激され、なにかいいアイディアが降ってくるかもしれません。悩みごとを抱えていても、走ることで頭がクリアになり、解決策がみつかるかも!? ダイエット効果にも期待できるし、なにより健康な身体を維持するためには、日頃の運動不足を解消することも重要です。一人旅中は、女を磨くチャンス!誰もいないからこそ、集中できてストレス解消にもなります。心にモヤモヤがたまってきたら、一人旅へと出発しましょう!
2017年02月25日地震がおきたとき、どうするか。震災は身近なものであり、どうすべきかを子どもに伝えているご家庭も多いことでしょう。家庭での話し合いに加え、学校指導もあり心強くはありますが、「登下校中」についてはどうでしょうか。子どもが1人で登下校している最中に地震がきてしまったら…、対策は万全! とは言い切れないかもしれません。そこで今回は「登下校時」にポイントを絞り「何に注意して、どう動けばいいのか」という地震対策についてご紹介します。■地震発生! そのとき1番意識するべきことは?登下校中に地震が起きた! そんなとき、まずは自分の頭を守ることを意識しましょう。登下校中はランドセルを背負っているので、背中からおろして頭の上へ。ランドセルがない場合はリュックやバッグ、持ち物で構いません。とにかく「頭を守る意識」を持つことが大事なことを子どもに伝えてあげましょう。■ガラスやブロック塀… 上や横からの被害に注意する揺れによって上から落ちてくるものや、自分の方向に向かって倒れてくるものがないか、あたりを見回して注意します。具体的に落ちてくると予想されるのは電線、家の屋根瓦、割れたガラスなどです。自分の背丈より高い位置にあるブロック塀や家の外壁にも注意が必要です。また「倒れるわけがない」と子どもが思いこんでいる可能性の高いのが自動販売機や電柱です。車も大きな揺れで移動してくる場合があります。倒れてくる、移動してくる危険性があることを伝え、そばを離れるよう徹底しましょう。■日頃から安全な場所を、親子でチェックしておく自分の頭を守り、落下・倒れてくるものがないか注意しながら安全な場所に移動を始めます。安全な場所とは「ものが倒れてこない、落ちてこない場所」です。一般的には「広い空間」や「耐震性の高い場所」、津波の恐れがある場合は「高い建物」などですが、子どもは具体的なイメージができません。そこで、登下校ルートを一緒に歩いて確認してみるといいでしょう。たとえば歩いている最中に「今地震がきたらどこに逃げる?」などと子どもに語りかけ、避難場所を一緒に確認します。家と学校間の距離がそう離れていない場合は「ここまできたときに地震が起きたら家(学校)に避難してね」など、避難場所の区切りを教えてあげるのも分かりやすいかと思います。登下校中、どの場所にいても1人で判断できるように訓練しておくと、子ども自身も安心できるはずです。今回ご紹介した地震対策は登下校時だけでなく、子どもが放課後や休日に屋外で遊んでいる際にも役立ちます。知っておけば地震がきても冷静に、安心して行動できることを子どもたちに伝えてあげるといいですね。参考-/ 地震等災害発生時防災マニュアル
2017年02月04日ひとり旅を続けて10年、約150カ国も訪れたという、旅ライター・旅写真家の黒水綾乃さん。一年の半分をひとり海外で過ごし、「ひとり旅はさみしいものではない」と明るく語った彼女ですが、実は既婚者。半年はひとり旅、もう半年は居住地である台湾で、旦那さんとふたり、夫婦生活を送っているそうですが、結婚しても「ひとり旅」をすることは可能なんでしょうか。決断した理由と、ひとりで、夫婦で過ごす秘訣を伺いました。結婚後の、半分ひとり半分ふたりの生活中央:黒水綾乃さん――ご結婚されてからも、半分ひとり旅、半分旦那さんと生活しているとのことですが、なぜ「ひとり旅」を選んだのか、またどんな工夫をしていますか?旦那はメーカーに勤める駐在員です。現在いる台湾は日本より少し休暇は多いですが、旦那と長期の旅に出るのはもちろん不可能。なので、年に二回ほど行きやすい欧米諸国などを一緒に旅行しています。「ひとりで旅なんて…」とよく言われますが、結婚前からこんな生活をしていたし、こんな私を受け入れてくれた人なので、ふつうの感覚ではないとは思いますよ(苦笑)。とはいえ、最初からそんな生活だったわけではないです。私にはひとり旅で世界一周をしたいという夢があったので、子どもを産む前に叶えたいと旦那に打診したんです。何度も話し合い、旦那は聞き入れてくれて、ついに実現しました。その後、数年間紆余曲折を経て、私たちは子どもを作らない選択をしました。お互い夢があって、それを実現させようと決めたからです。私の今の夢は、世界250ヶ国を訪ねて、それを一冊の本にまとめること。全世界訪問し、世界中の人に読んでもらいたいと思っています。その夢に近づくために、毎年10ヶ国以上を訪問して写真を撮る計画なので、半年はひとり旅をすることになりました。ただ、やっぱり旦那に会いたいし、彼もそう思ってくれているので、3ヶ月以上の長い旅はせず、一度は帰ってくる約束をしています。――お互いの夢を叶えるため、そして、納得した約束をしていて素敵だなと思いました。では、旦那さんと一緒にいるときは、どんな生活を送っているのですか?旦那の料理はまずいですが(苦笑)、お互い独身時代も長かったので、家事はなんでもできます。ふたりで過ごす半年間は、お互いの仕事以外はほとんど一緒に行動しています。平日は一緒にごはんを食べ、お笑いDVDを見たり、週末は台湾国内を食べ歩いたり散歩したり。ふたりでいる時に別行動というのはほとんどないです。なので、友人や親が日本から来ても、旦那を誘って一緒にでかけます。こうやって書くととても仲がいい夫婦みたいですが、、週に二度はケンカしてますし、昔は殴り合いのケンカもしていました(笑)。逆にひとり旅をしているときは、連絡は必要最低限に。ネットがない環境にいたり、時差が大きかったりするので、安否確認(?)としてスカイプにメッセージを残すくらいです。ネットが充実した環境にいるときは、お互いの近況を語ったりとゆっくり話していますこれらは”工夫”ということではなく、私たちにとって自然な流れ。これらでうまくバランスをとれているかどうか分かりませんが、おかげさまで結婚生活も早6年になりました。ひとり旅の最大のミッションを叶えるために――旦那さんと過ごす時間を、とても大切にされてると感じました。では「ひとり旅」を続けて、何か変化してことはありますか。リラックスして旅ができるようになったことでしょうか。若かりし頃は「こうせねばいけない」「こうあらねばならない」と自分で自分を縛り付けていたと思います。さらに年齢も経験を重ねたので、情報収集力や危険察知能力があがり、イヤな経験をすることも少なくなってきましたしね。ひとり旅での私の最大のミッションは、現地の人との触れ合うことです。若いときは話しかける勇気もなかったし怖がっていたけど、今は大阪のおばちゃんみたいに(笑)気軽に話しかけられるようになりましたよ。力まずに、現地の空気を楽しめるようになったのは大きいですね。その結果、旅の密度が濃くなりましたし、なかなか見れない、触れられない体験や楽しみが増えました。よくバックパッカーや旅人が、旅をすればするほど新鮮さがなくなって飽きてくると言いますが、私は全く思いません。つまらないと感じれば、より僻地に行き、違う経験をすればいいだけ。今より10年後のほうが旅を楽しめていると思いますし、私は歳をとることに一ミリも抵抗はないので、実年齢や旅の経験値をあげ、毎日を楽しくしたいと思っています。――最後に「ひとり旅」で気をつけたほうがいいことを教えてください。現地の方と知り合えたり、現地の文化に触れ合いやすいことは、ひとり旅でしか得られない経験です。私もそこに魅了されています。だからこそ、意識して気をつけてもらいたいのは、やはり女性のひとり旅は危険度が増す、ということ。私は人生で2回襲われそうになり、1回は強奪未遂を経験しました。もちろん私の不注意が原因ですが、襲われそうになったときは「女が一人」というのが多分に関係していると思いました。とにかく女のひとり旅は警戒が最重要です。でも、自分のルールをしっかり決めて、事前準備と注意を働かせ、警戒を怠らなければ防ぐことができます。また、現地の言葉や風習を予習して人に迷惑をかけないよう配慮することも、日頃から取り組んでいます。text /SOLO編集部特集「さみしさは敵か」の記事はこちら!・世界150カ国で言われた「ひとり旅ってさみしくない?」に私が出した答え/黒水綾乃さんインタビュー・美しいさみしさの奥にあるグロテスクな本音と向き合う/紫原明子
2017年01月30日晩婚化が進み、出産の年齢もどんどんあがってきている現代。女性の平均初婚年齢は29歳、第一子出産の平均年齢は30歳になっています。「子どもが3人くらいほしいから、20代のうちに1人目は産んでおきたい」なんで考えている女性は、平均より早めにライフプランを考えていく必要がありますよね。「子どもが2人以上ほしい!」という20代の女性は、今から何をすればいいのでしょうか?実際に子どもを産んだ女性に聞いてみました!■■結婚と出産をする年齢を決める「自分は子どもを3人産みたいと思っていました。学生の頃から、33歳までに子どもを3人産むと決め、逆算していきました。33歳で3人目、31歳で2人目、28歳で1人目と考えたら、新婚生活も2~3年楽しみたいので26歳までには結婚する。結婚までの交際期間の平均がだいたい2~3年だったので、結婚相手を見つけるのは24歳。そう考えたらもう時間は残されてない!って気付いて。早い段階から婚活を始めました」(30代/主婦)自分は何歳までに何人を産みたいのか、そのためには何歳までに結婚して、何歳までに付き合うべきか・・・。あくまで「計画」ですが、人生プランを描いておくことで自分の年齢を意識した行動をとるようになるそうです。目標を叶えるためには、なんとなく生きているよりも年齢を意識したほうが効果的なのかもしれません。■■不倫やダメンズたちに時間を割かない「姉が20代のいいときを不倫に費やして結婚できていないのを見ていて、自分はこうならないぞって決意していました。結婚する気がなさそうな人や、浮気する人は恋愛対象外。付き合う相手を冷静に見極めて、いいお父さんになりそうだなという目線で選んだのが今の旦那です。子どもの面倒を見てくれるし、家事もやってくれるし、本当に見る目あったよ自分!って思います(笑)」(20代/コンサル)不倫やダメンズに時間を割いていては貴重な時間がもったいない!恋愛フィルターに騙されず、男性を冷静に見極め、結婚向きの人としか付き合いません。結婚願望があると伝えただけで逃げ出すような男性は、初めから対象外。これくらいシビアなくらいがちょうどいいのかもしれません。■■働きやすさ重視で就職する「子どもを産むにもお金がかかるので、復職は大前提。仕事は福利厚生を重視して選びました。産休、育休の取得率とか、時短勤務はできるかとか、そういう前例を調べましたね。おかげで子どもを2人産んだ後もスムーズに仕事ができて助かっています。世帯収入も一般家庭より多くいられるのは、結婚や出産後も仕事を辞めずにいたおかげです」(30代/IT)共働きが当たり前になりつつある時代。腰かけレベルで働ける会社を選ぶのではなく、復職できるか、子育てのサポートはとれているのかを見て仕事を選んでいたようです。すでに女性が活躍し、産休や育休の前例がある会社だと安心ですね。■■20代半ばまでに7ケタ貯金する「兄が結婚後のお金に苦労していたので、独身時代にはコツコツ貯めました。実際に結婚してみて、結婚式の費用や新婚旅行の費用、出産費など出費がかさんだので7ケタ貯金していたのがすごく役立ちました。お金の貯め方を身を持って経験していたことも子育てするうえでは助かったなぁ。おかげで子どもが3人いても計画的に貯金ができています」(30代/看護師)結婚や出産、子育てにはお金がかかります。頼りになるのは独身時代に貯めていたお金です。若い頃は飲み会や服食費などに散在をしがちですが、計画的にお金を貯めることが、家庭を築いたときにとても役立ちます。■おわりに年々、初産年齢も高齢化していますが、年齢を重ねるとともに出産のリスクが高くなることは変わりません。子どもが2人以上ほしい!と考えている女性は、早い段階から今できることを考えていきましょう。(小林リズム/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年01月28日ひとり旅なんて、何が楽しいの?by JÉSHOOTS「ひとり旅なんて、何が楽しいの?」と言われたことがあります。したことがない人に説明するのは難しいですが、一口で言えば、おひとり旅と誰かと行く旅は、お寿司とフルコースくらい違います。なんならお寿司とテニスくらい別物かもしれない。私が初めてひとり旅をしたのは、26歳の時です。2週間ほどアメリカの西海岸を回りました。離婚したばかりだったので、まさにセンチメンタル・ジャーニー。今思えば、ぜんぜん旅に慣れていなくて、無事の帰還に感謝、くらいの内容でした。目が腫れて病院に駆け込んだり、怪しげなクラブに連れて行かれて這々の体で帰ってきたり。でもこれが、おひとり旅に目覚めたきっかけとなりました。旅に出るって、普段目にすることのない景色や、予想もつかない常識、文化に触れることだと思います。そうした驚きを目の当たりにしたとき、誰かと一緒なら「すごいね!」「びっくりだよね」と感想を述べ合いますよね。でもひとりだと、それができない。感動を言葉にせずにグッとこらえていると、その風景がじわじわと身体の中に染みこんできます。感動の波が、全身を駆け巡っていくんです。これを声に出して会話にしてしまうと、話す、聞くということに神経を奪われて身体の表面をスッと通り抜けていってしまいます。1人で行動していると、自然に思考が外へ外へと向くようです。旅先の出会いも格段に増えます。普段、人見知りなんで知らない人に声をかけたりとかまずしないんですが、おひとり旅中なら違います。吉野山でなんどかすれ違った人の顔を覚えていて、ふもとのお茶屋さんで「よく会いますね」とか言って一緒にお茶したり。京都霊山護国神社で出会った男子から「運命だ」とか言われたこともあります。そう、うっかりすると新しい出会いまでついてくるかもしれないんです。何かが終わったとき「おひとり旅」のチャンス好きな場所には誰にも気兼ねせずにいつまでも浸っていられるし、物事の吸収具合がぜんぜん違うように思います。例えるなら、友達と一緒に楽しく勉強はできるけど、研究するのには向かない、みたいな。おひとり旅は、自分を研究する旅なんです。以前、探偵の方が言っていたのですが、夫の不倫に悩む妻の相談を受けるとき、ひとり旅を勧めたりするそうです。夫の浮気で頭がいっぱいになって視野が狭くなっていると、よくない対応ばかりしてしまうんだそう。いったん現実から逃れておひとり旅に出ると「ああ、自分のこんなところがいけなかったな」なんて反省したりするんですって。これ、すごくよくわかります。離婚直後の初めてのおひとり旅、見るもの聞くものすべてが新鮮で驚きの連続なのに、誰ともその感動を分かち合えない(SNSとかなかった時代なんで)。グッと飲み込んでいたら、いろんなことを考えて、感極まっちゃってずっとメソメソ泣いていました。反省も、したかもしれない(よく覚えてないけど)。まあ、浮気中の夫は、妻のおひとり旅の最中に大喜びで逢瀬を楽しんじゃうらしいので、行くタイミングは要注意らしいですが。失恋すると、大きな柱を失ったような気持ちになります。身体がぐにゃぐにゃになって、どこへも行けないような気がする……そういう時こそ、おひとり旅です。卒業旅行をするように、何かが終わったとき、終わりそうになって行き詰まってしまったとき、どこでもいいから、ふらりと旅に出てみましょう。新しい出会いかもしれないし、自分の知らなかったことに気付くかもしれない。きっと何かが見つかります。Text/和久井香菜子
2016年12月21日