こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。最近、私のまわりでは出産ラッシュです。幸せのご報告をたくさんいただいております。そして、その多くが働くママたち。2人目のお子さんという人もいます。家事、育児、仕事の両立は大変かもしれませんが、家族ができることに対するママたちの笑顔は本当に美しいんですよね。大変であっても、そこには頑張れる何かがある。それは家族として築き上げてきた形にはあらわせないくらいの大きな愛情があるからだと思います。今回はそんな「家族として “ダンナ” と築き上げる愛」についてお伝えしましょう。■「ダンナへの気遣い」の方向性、間違っていませんか「夫に(家事などを)頼むことが悪くて1人で頑張ってしまう」「夫が助けてくれることはありがたいのですが、気をつかってしまう」こういった子育てママからのご相談がよく寄せられます。親しき中にも礼儀ありです。しかし、ご主人とは家族です。変に気をつかいすぎてしまっていると自然な流れで愛を育むことはできませんからね。話すタイミングや言い方にもよりますが、友だちでもなく恋人でもない家族としてのコミュニケーション方法をみつめてみることが大切です。“ダンナ”への気遣いの方向性は、間違っていませんか? ■ダンナができること、できないことほどよいバランスで夫婦の協力関係ができている方も少なく、頑張りすぎているか頼りすぎているか。どちらかに偏り過ぎている傾向が多く見られます。男性は言葉で伝えないとわかりません。つい、“面倒くさい”“言ってもわかってくれない”といったような先入観などから「伝えなくても気づいて欲しい」と思ってしまいがちですが、まずは歩み寄りが大切。そして、ご主人がどこまで協力してくれるのか? 何を率先してやってくれるのか? そのさじ加減を知るためには身体動作を伴う行動あるのみです。ダンナができること。できないこと。ダンナがやってくれること。やってくれないこと。ダンナの興味があること。ないこと。様々なことが具体的かつ明確になってくると、妻であるみなさんの気持ちの振れ幅が少しずつ少なくなり、バランスの取れた、そのご夫婦、ご家族だからこその協力関係が築けます。 ■自尊心を傷つけず、長期戦で「自己主張」協力関係が築けたあとには、少しずつ気遣いをしながらもご自身の主張をしていくことです。それはワガママということではなく、お互いを心から理解しあい、本当の愛で繋がる、よりよい家族関係のためだと思ってくださいね。冒頭でご紹介した、出産をした友人たちや子育てを楽しんでいるママたちが、笑顔でいられる環境。その中には、ご主人の “妻に対する理解の深さ” がみられます。ただ、はじめから理解があったということではありません。“ダンナ”という生態を分析し、長期戦で上手にタイミングみて自己主張をしているんです。ご主人の自尊心を傷つけないように… そっと。潜在意識に刷り込ませるような感覚で、焦らずに少しずつお互いの理解を深めていきましょう。気が付くと、お二人だからこその愛情表現。このダンナにこの妻あり。当たり前だけど、素直に「幸せだな」と愛を感じる関係になっていることでしょう。
2016年09月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は「“家庭=幸せ”と思えない、でもずっと一人は寂しい」という、ゆりさん(25歳・社会人)に、心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■ゆりさんのお悩み幼少期から両親が常に喧嘩をしているような環境で育ちました。常に人に気を遣い、家庭内の雰囲気を守るために、いわゆる「いい子」を演じ続けてきました。そのせいか、被害妄想のように、誰も自分をわかってくれない、理解してくれない、誰も信じらない、という考えが染みついてしまっています。また“家庭=幸せ”という認識もないため、子どもは絶対に持たないと決めています。一人で生きていけるよう、仕事もずっと続けていくつもりです。でもやっぱり、幸せそうにしている人や、仕事よりも結婚を選んだ女性を見ると複雑な気持ちになります。母親のようにはなりたくないと、そのような人たちを軽蔑している自分がいるのもわかりますが、一方で羨ましく思い、さらにずっと私はこのまま一人かと寂しくて叫びだしたくなる時もあります。もうどうしたらいいか分かりません。人並みにコミュニケーションも取れるし、会社の人間関係も良好です。そのギャップから余計悩むこともあります。■心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんよりゆりさんのお悩みを読みまして、きっと素敵な女性なのだろうと思いました。いつも笑顔をたたえ、人とは揉めず、仕事はきっちりこなす。そんな女性を想像してしまいました。ご両親の喧嘩が絶えなかったとのこと、幼いゆりさんには辛かったですよね。そして、ゆりさんは人と揉めたりなんてすることのない、大人になられたのではないかと思います。でもね、ゆりさん、人は距離が近くなると揉めるものです。喧嘩するものです。喧嘩までいかなくてもお互いに気まずい思いをすることは多々あります。一番距離が近い夫婦ともなれば喧嘩するのは当たり前のこと。それはお互いに何かをわかって欲しくてするものだと思います。人はわかって欲しい生き物です。だから、ご両親はお互いに「わかって欲しくて」ずっと喧嘩されていた可能性があります。ただ、伝え方が下手だったのかもしれませんし、受け取り方に各々のフィルターがかかり、真意とは違う受け取り方をしてしまっていたのかもしれません。ご両親は喧嘩という形態でしたが、コミュニケーションをとろうとして、二人ともその関係性から逃げなかった可能性がありますよね。そう、喧嘩はコミュニケーションの一つなのです。ただ、幼いゆりさんにはきつかった。悲しかったことでしょう。怖かったかもしれませんね。 一人の時に「喧嘩しないで。やめてよ。仲良くしてよ。私、悲しいよ。寂しいよ」と、子供の頃の自分になったつもりで呟いてみてください。そしてその後、大人の自分から子供の自分に対して「辛かったね。悲しかったね。誰もわかってくれなかったね。聞いてもらえなかったね。役に立てなかったね。でももう大丈夫だよ。泣いていいよ。私が守ってあげるからね。一人じゃないよ。」とイメージの中でヨシヨシしてあげてくださいね。まずは子どものときの自分を癒してあげましょう。 ■人のことは完璧にはわからない ではどうすれば…? ゆりさんが書いていらっしゃる通り、人は人のことをわからないし、理解できません。少しはわかることもありますが、完璧には無理です。それは「お互いに」です。ゆりさんも誰かのことを完璧にはわかってあげられませんよね。超能力者ではないのですから。でも、信じることはできると思うんです。なぜなら「信じること」は「信じると決めること」だからです。そして、わかってあげられなくても「わかってあげようとすること」が人間関係なのではないかと思います。そこを一生かけてチャレンジしていくのが私達の人生のおもしろさでもあります。きっとすべてはわかりません。誤解することもされることもあります。けれど、お互いに「あ、わかってもらえた」と感じられた時、涙が出るくらい感動することがあります。私たちのカウンセリングや、セミナーにおいてもそういうことがあります。“誰もわかってくれない”と諦めるのではなく、だからこそ挑戦していこうと決めて欲しいのです。そして、「家族=幸せという認識もない」というのはむしろいいことじゃないかと思います。家族というものは仲が良くて幸せなものだと幻想を持ちがっかりするより、現実に則していますよね。 でも、世の中には家族仲良く幸せに暮らしている方達もいらっしゃいます。自分が経験してきたことが全てではなく、もっと広い世界に飛び出してみましょう。そのためには、心の中で幼い頃の自分を大人の自分が癒して守ってあげること。もう大人の自分は大丈夫と寄り添うこと。人と気まずくなったり揉めることを嫌がらないこと。喧嘩はコミュニケーションの一つのツールくらいに考えること。寂しいという感情をを出すこと。弱い自分を出せば出すほど、必ず人と繋がることができるし、出会いが広がると思います。人とのコミュニケーションは、本当の自分の素直な気持ちを出した時に楽になるし、本来出会うべき人達に出会えます。この悩みを近しい人に話してみてもいいですよね。勇気を出して。両親が喧嘩ばかりだったという経験をしている人も多いし、同じような寂しさを抱えてる人も必ずいるはずです。ゆりさんはまだお若いから、これからいっぱい実験をして、自分に相応しい人たちと出会い、たまには喧嘩もしながら、ご両親とは違う家庭を築いていけると思います。そこにはお子さんはいてもいなくてもどちらでもいいと思います。■自分以外の人がいてくれるからこそ、幸せを感じられる「母親のようにはなりたくない」ので、お母様のことを不幸だと思っていますか? たぶん、というか間違いなく、お母様はお父様と出会い幸せな時もあったと思います。そう、あんな夫婦でも夫婦です。感情を出し合えたパートナーです。「感情を出し合える」、それこそがパートナーではないでしょうか。傍からは喧嘩が多いように見えても、当人たちにとっては違う認識があった可能性があり、そこは他人にはわかりません。ゆりさんにとって理想の夫婦、両親ではなかったかもしれませんが、そんなご両親をもう許してあげましょう。「仕方ない。許してやるよ」と、偉そうに上からね。「もう一人はイヤだー!」とお風呂の中で叫ぶのもいいですよ。思いきり寂しい、悲しい、悔しい感情を感じてみてください。毎日仲良くはできないかもしれない、たまには気まずい思いをしたり喧嘩しながらでも、人と繋がっていけたら、一人じゃないと感じられる日がくるはずです。人間関係って面倒くさいけれど、やっぱり幸せを感じられるのは、自分以外の人がいてくれるからこそです。もうゆりさんは気づき始めてますね。気がついたということは変わっていくということ。実は私の両親も喧嘩ばかりでした。ずっと早く家を出たいと思っていました。そんな両親も実はそれなりにお互いを思い合っていたことが今はわかるし、私の人間関係も良好ですよ。だからゆりさんも大丈夫! きっとこれからうまくいきます。応援してますね。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年05月31日私たちが毎日食べる、おいしい野菜、肉。どんな人たちが作っているのか知っていますか? 先日、銀座でキックオフイベントが開かれた「農家のファミリービジネス研究会」には、次世代を継ぐ若い農業者たちが参加。これから、農業をどうやって継ぎ、盛り上げていけばいいのか、熱い議論が交わされました。農家というファミリービジネス、その価値とは?日本の農業は平均年齢66歳と高齢化が進み、重労働と収益のアンバランスさから、農地を手放す人も増えています。このままだと、国産農作物がどんどん減ってしまうかも? 消費者の私たちは、安心しておいしい野菜、肉が食べられるように、日本の農業に頑張って欲しい! と願うばかりですが、そんな中「一次産業を、カッコよくて、感動があって、稼げる3K産業に」との想いで、宮治勇輔さんが立ち上げたのがNPO法人農家のこせがれネットワーク。ヒルズマルシェや、食と農でつながる交流会など、さまざまな企画で農を盛り上げてきましたが、今回、同NPOが生産者の経営を後押しする形で作られたのが、この「農家のファミリービジネス研究会」です。銀座ファーマーズラボで開催されたキックオフイベントには、若い生産者を中心に約80名が集い、交流を深めました。セミナーでは宮治勇輔さんのお話のほか、『星野佳路と考えるファミリービジネスマネジメント』著者の中沢康彦さんも登壇し、ディスカッションも行われました。「日本の農業はいま、高齢化、世代交代の時期を迎えています。でも実際に農家を家業として継ぐ意思のある人は、2014年に実施した同団体の調査によると、わずか2.7%に過ぎません。私も家を継ぐ前は大手企業のサラリーマンをしていましたが、一般的に民間企業のほうが農家よりも給料はいいし、福利厚生も充実していますよね。でも、農家を継いでよかったと思えるのは、そこに家族経営、ファミリービジネスならではの価値観があるからです。いまやっている仕事は、圧倒的に楽しいし、日々生きていると実感できるやりがいがあります」と宮治さん。 家族だからこそのつながりが、ビジネスチャンスを生む宮治さんの手がける“みやじ豚”は、今ではブランド化し知名度を上げています。そこにいたるまでには、サラリーマン時代に築いたビジネスセンスが役立ちました。家族とコミュニケーションをとりながら、ファミリービジネスとして事業を開拓してきたそう。「ファミリービジネスの強みは、苦しくても、何が何でも成功に導くという家族全員のコミットメントがあることです。今も先代が残した農家が続いているとしたら、そこには売れる理由があります。何を残し、何を変えるか? そこをしっかり把握すれば、ビジネスチャンスが見えてくるはず。なかでも女性の役割はとても大事です。企業では女性経営者も増えていますが、農家でも、女性の活躍は広がっています。女性ならではの経済感覚が役立つのです」とはゲストトークを行った中沢康彦さん。若い生産者たちの新たなチャレンジ食への関心が高まるなか、私たちの食を支える若い生産者たちの新たなチャレンジが始まっています。消費者である私たちは、そうした彼らの農作物を買い支えることで、次世代の生産者を応援したいものです。とくに今後はTPPによって、海外からの安い輸入食品もどんどん増えることが予想されますが、そんな時、本当に安心して食べられるものはどれか? 考えてみてはどうでしょう。日本の農家のこれからにつながる、おいしい食習慣、作る人たちのことを考えてはじめましょう。取材協力:NPO法人農家のこせがれネットワーク
2015年10月08日カンヌ映画祭グランプリ受賞作「夏をゆく人々」がいよいよ日本でも公開となりました。監督は、1981年イタリア生まれの女性監督、アリーチェ・ロルヴァケル。「夏をゆく人々」は、心の奥底に分け入る繊細なみずみずしさと、ダイナミックに場面を切り取る斬新なセンスで、私たちをまったく違ったイメージのイタリア体験に連れ出してくれる話題作です。イタリア映画なのですが、ミラノのお洒落なモンテナポレアーネ通りも、ローマの美味しいピッツェリアも、フィレンツェの有名美術館も登場しません。トスカーナの田舎の村に暮らす、昔ながらの製法で蜂蜜を作る養蜂一家の物語。ひと夏の日常が描かれただけなのに、どこかノスタルジックで人間味あふれる展開にグイグイ惹きこまれていきます。「自然養蜂」にこだわる頑固な父、ひと夏の家族の物語寝る時はどんなに寒くても裸で寝る、という主義らしく、パンツ一丁で寝る父ウルフガング(サム・ルーウィック)は、自然農法ならぬ自然養蜂にこだわるドイツ人。なかなかの頑固親父で、優しいイタリア人のお母さん・アンジェリカ(アルバ・ロルヴァケル)は、たまに腹に据えかねて言い争うことも。4人姉妹と居候の女性ココを含む一家で、光と緑あふれる大地のもと、蜂蜜作りを営む日々。長女ジェルソミーナ(マリア・アレクサンドラ・ルング)は13歳にしてその製法に精通し、父親の片腕的存在です。映画の中で登場する、養蜂のプロセスに思わず目がクギ付けに。リアルなミツバチの大群の映像を、最初は「ひえ~っ」と思いながら観ていたのですが、ジェルソミーナの慣れた反応、家族のように接する愛情深い姿勢に、だんだん愛らしく大事な存在に思えてきたから、あら、不思議! 監督自身、ジェルソミーナと同様に、同郷で養蜂家の家に育ち、父親はドイツ人で母親はイタリア人、幼少時からミツバチが最も慣れ親しんだ生きものだったとか。「ジェルソミーナ役のマリア・アレクサンドラ・ルングには、ハチに慣れてもらうため、多くの時間を費やしたわ。役柄になりきってもらうために、養蜂の仕事をマスターしてほしかった。何度かハチに刺されても、マリアはくじけずにがんばってくれたの」と監督。ハチを手づかみはおろか、口の中から出して顔面を歩かせたりするシーンが! 撮影当時は11歳で、それまでは演じた経験が全くなかったという、彼女のプロ根性に脱帽です。 テレビ番組出演と非行少年の同居が、家族の変化の始まりある日、この村に、お国自慢を紹介するテレビ番組「ふしぎの国」の撮影隊が訪れます。司会を務めるミリー(モニカ・ベルッチ)は妖精のように美しい女性。彼女に憧れたジェルソミーナは、番組に出演したくてたまりません。でも、仕事熱心だけれど頭の固い父親は猛反対。考えあぐねた末、彼女はこっそり応募してしまいます。この一家にもうひとつ、14歳の非行少年・マルティンを、少年更生プランのプログラムで預かる、という事件が起こります。身体に触れられることを極端に恐れ、言葉を話さず、言葉の代わりに巧みな口笛を吹く彼は、カラヴァッジオ描く天使のようなお顔立ち。「ふしぎの国」に出演中、マルティンの美しい口笛に合わせて、ジェルソミーナが顔の上でミツバチを操る芸を見せるシーンが、とても印象的でした。淡い胸騒ぎも、父親との軋轢も、ジェルソミーナのひと夏の体験として鮮烈に過ぎ去っていきます。家族の生活臭いっぱいにあふれた家も、家族の在りようも、ずっと同じでは決してない。そんなせつなさが胸を締めつけるラストシーンが見事です。心に鮮やかな刻印を残す。夏の思い出に、この映画をシャイで不器用でカッコ悪い、大人が勝手に思うほどにはキラキラしていない微妙な思春期を、ユニークな関係でありながらも、二人が絶妙なぎこちなさで演じ、胸が熱くなりました。下の双子の妹二人が、実際の姉妹というキャスティングだったり、母親のアンジェリカは、監督の実姉であったりと、要所要所が家族の実感を伴わせるリアリティで下支えされ、この映画の等身大な魅力に結実させています。2014年のカンヌ映画祭審査員には、ソフィア・コッポラとジェーン・カンピオンという、それぞれ強烈な個性を持つ二人の女性監督が参加。異なるジャンルの作品を手がける二人ともがこの作品を評価したのは、「“人間であること”に対する関心が共通していたからではないでしょうか」と、ロルヴァケル監督は語ります。一人の少女の成長記であり、一つの家族の物語でもある「夏をゆく人々」。ジェルソミーナという名前がフェリーニの名画「道」のヒロインを思い出させたり、ミツバチの飼育、父と娘の葛藤というモチーフがビクトル・エリゼの傑作「ミツバチのささやき」を思い起こさせたりするものの、若い監督のアグレッシブなバワーに満ちたこの作品は、新たな名画の扉を開きました。夏の思い出になるであろう名作、ぜひご覧になってみませんか?『夏をゆく人々』2015年8月22日(土)から岩波ホール等 全国ロードショー監督・脚本:アリーチェ・ロルヴァケル出演:マリア・アレクサンドラ・ルング、モニカ・ベルッチ 他 アリーチェ・ロルヴァケル1981年12月29日 イタリア・フィレンツェ生まれ。ドイツ人の父とイタリア人の母を持つ。母親役として本作に出演のアルバ・ロルヴァケルは実姉。ドキュメンタリー作品等から映画製作をスタートし、2011年『天空のからだ』(イタリア映画祭 上映題)で長編映画デビュー。長編2作めの『夏をゆく人々』で2014年カンヌ国際映画祭グランプリを受賞という快挙を成し遂げた。映画写真 © 2014 tempesta srl / AMKA Films Pro ductions / Pola Pandora GmbH / ZDF/ RSI Radiotelevisione svizzera SRG SSR idee Suiss
2015年08月31日T&D保険グループのペット&ファミリー少額短期保険株式会社は、ペットを飼っている20~70代の男女1,597人を対象に、『ペットオーナー幸福度調査』(インターネット調査)を行った。概要は以下の通り。ペットオーナーの「幸福度」について、ペットとの生活でどれだけ幸福を感じているのか、10点満点で採点の質問に対して、全体平均が8.46点(犬オーナー:8.47点・猫オーナー:8.43点)とペットオーナーが非常に高い「幸福度」を感じていることが伺える。更に、ペットの飼育頭数別で数値を比較したところ、1頭飼いの方の平均(8.34点)よりも多頭飼いの方の平均(8.76点)が0.42点高い結果となり、ペットの飼育頭数の多さと「幸福度」の高さは比例する傾向が見受けられた。また、ペットの飼育年数別の比較では、犬オーナーと猫オーナーに顕著な差が見られ、犬オーナーは、ペットを迎え入れてからいったん「幸福度」が低下するものの(半年~1年未満:7.83点、1年~3年未満:8.17点)、一緒に過ごす年数を重ねるほど次第に「幸福度」が高まる傾向が見られる(7~10年未満:8.52点、10年以上:8.62点)。対して猫オーナーはペットを迎え入れた時の「幸福度」の高さ(8.57点)から、年数を重ねる中で上下はあるものの、10年以上を迎えた頃にも飼い始め当初と変わらない幸せ(8.53点)を感じていることが伺える。同時に、「もし、自分のペットと一度だけ話ができるとしたら、一番何を伝えたいですか?」というアンケートを行ったところ、「愛くるしい仕草で、いっぱい癒してくれて、本当にいつもありがとう」「我が家の猫になってくれてありがとう。これからもいつまでも一緒だよ」など、≪ありがとう≫を筆頭に、≪愛している≫≪幸福・満足か聞く≫といった言葉・質問等が数多く集まり、ペットに対する愛情の度合いが色濃く出る結果となっている。ペットは家族の一員として心を癒す大きな存在となっているようだ。【調査概要】・調査対象 :全国の20~70代の男女 (ペットを飼っている方)・有効回答数:1,597サンプル (男性・1,080サンプル、女性・517サンプル)・調査方法 :インターネットリサーチ・調査期間 :2013年5月17日(金)~2013年5月19日(日) 引用元:PR TIMES
2013年06月07日4月17日(水)、東京・恵比寿にてディズニー・オン・アイス「トレジャー・トローブ」の記者発表会が行われた。1981年に日本に上陸し、今年で28年目という歴史を持つディズニー・オン・アイス。2013年公演のテーマは「トレジャー・トローブ(宝の山)」。記者発表会ではその内容の一部が上映された。「不思議の国のアリス」や「ピーター・パン」などのディズニーの名作の中から、60以上もの人気キャラクターによって氷の上で繰り広げられるグループ・スケーティングはまさに圧巻。愛くるしいキャラクターに思わず「カワイイ! 」と声をあげてしまいそうな場面あり、手に汗握るようなアクロバティックなスケートシーンありと、家族全員で楽しめる内容となっている。日本公演では人気の7つのディズニーストーリーの他、「トイ・ストーリー」も登場する予定。また、今年から新しくこども料金が設定され、家族でますます楽しみやすくなったのも魅力の一つ。本公演のファミリー・サポーターである佐々木健介&北斗昌ファミリーは一足早くアメリカで公演を鑑賞し、「子供料金ができたことによって、家族全員で行きやすくなったと思う。初めて行くならこども料金が設定された今年が狙い目! ぜひ家族全員で鑑賞して、思い出を家族の宝にしてほしい。」と、テーマにかけたコメントを残した。7月12日の札幌公演を皮切りに、全国13都市で141公演が行われる。今年の夏は、楽しみやすくなったディズニー・オン・アイス「トレジャー・トローブ」で、新しい家族の思い出を作ってみてはいかが?ディズニ・ーオン・アイス「トレジャートローブ」へのリンクは こちら
2013年04月22日横浜ベイクォーターでは、7月30日(土)から8月31日(水)まで、開業5周年記念企画『カモン!風フェスタ』を開催中。1000本のかざぐるまが回る『帆船かざぐるま』が登場する他、『夜風ライブ』『夏空に雲を飛ばそう!』など、心地よい風を感じながら楽しむイベントが多数催される。~心地よい、風を感じて過ごす夏~■1000本の“かざぐるま”が回る『帆船かざぐるま』帆が約1000本の“かざぐるま”で出来た全長6メートルの『帆船オブジェ』が登場。【期間】7月30日(土)~8月31日(水)【場所】横浜ベイクォーター3Fメイン広場 ■明かりを消して集まろう 中孝介『夜風ライブ』「地上で最も優しい歌声」と称されるアーティスト中孝介の生演奏ライブ【日時】8月7日(日)18時~【場所】横浜ベイクォーター3Fメイン広場 ■夏空に雲を飛ばそう!泡で出来た雲のような「フロゴ」を空に飛ばすお客様参加型のイベント【日時】8月7日(日)12~13時/14~15時/16~17時【場所】横浜ベイクォーター3Fメイン広場 ■ぐるぐるチャレンジ~電気のたび~身近に使われている電気を探しながら館内をまわるスタンプラリー【期間】7月30日(土)~8月31日(水) 館内4箇所のスタンプを集めた方に、かざぐるまをプレゼント(先着1000名)このほか、お買い物でのお得なキャンペーンなど盛り沢山。家族みんなで楽しめるイベントなので、是非夏休みに訪れてみては?その他イベントの詳細情報: プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年08月01日子供に「なんでもしてあげる」という行為を通じて何かしらの「罪悪感」や「責任」から逃れようとしていませんか?「子供には子供の人生。」自分の「モノ」じゃないのです……【杉元 信代 カウンセラー】「家族」って、距離感がとっても難しい関係だと思うのです。ちょっと気を許すとものすごくべたーっとなってしまう。それが心地よいときももちろんあるのだけれど、その状態が続くとまちがいなく息苦しくもなるわけで。特に「親子」。こんな私も、気をつけてはいるものの、ついつい息子に「なんでもしてあげて」しまいそうになるわけです。きゃあ、おそろしい。「なんでもしてあげる」のは子供から見たら一見「ラクチン♪」なことかもしれないけれど、実は私から「おとなになるな~」「いつまでもこどもでいろ~」「おまえはなんにもできないんだ~」というメッセージをね、垂れ流してるわけですよ。おっとろしおっとろし。私は私で、「なんでもしてあげる」という行為を通じてなんかの「罪悪感」や「責任」から逃れようとしてるわけで。それを息子を利用してしたらいかんわねえ。反省反省。そんなときはこのおまじないを。「彼には彼の人生。」そりゃ親だからいろいろ心配はありますよ。「いらん苦労をしてほしくない」という思いもある。だからこそ、口も手も出したくなるわけです。なんせこっちは人生の先輩。たいていのことは「このままだったらこの先こんな風になっちゃうぜ」的なことは見えちゃうんですよね。(あっているかどうかは別にしてね)だけど、親である私の「心配」を排除する目的で、息子の「修行の場を奪うこと」はいかんですよね。そもそも、こっちが思う「いらん苦労」が彼にとっても「いらん」かどうかは誰にもわからない。親としては、「日々観察」ぐらいしか、できないんじゃないかなとも思うのです。なんせ大事だけど、自分の「モノ」じゃありませんから。距離感保って見守るのは「親としての修行」なのかもしれません。このカウンセラーにお悩みを相談する⇒ 杉元 信代 カウンセラー
2011年07月29日旦那さんや奥さんに愛情表現していますか?冷めた関係の夫婦では「愛しているよ」なんて言えない。だから言った人はそれだけで勇者!但し問題は、あなたが「愛している」って言いたいかどうか……瀬尾 真一郎 カウンセラー嫁さんに「愛しているよ」って言ったのは何年ぶりでしょうか。それくらい、真剣に嫁さんと向き合うの久しぶりでした。みなさんは、旦那さんや奥さんに愛情表現していますか。「今更、愛しているって言うなんて恥ずかしい」とか、「裏切られたあの人に愛しているなんてとても言う気がしない」とか「言わなくても態度で分かるもんだ」とか「いつも嫌味を言われるのに、そんな気になれない」とか思っているとそんな事、言う気にもならないですよね。きっかけは先輩カウンセラーから聞いた“奥さんに「愛している」と言って勇者になる”という話でした。若いカップルやラブラブの関係でいるときは問題ないでしょう。でも、結婚して何年も経って、普段話すこともなく、冷めた関係の夫婦では「愛しているよ」なんて言えるはずないかもしれません。だから言った人は、それだけで勇者という事なんです。ある意味とても勇気がいります。そして重要な前提は、あなたが「愛している」って言いたいかどうかです。冷めた夫婦関係をなんとかしたいと思うならまずは自分から勇者になってみるという気持ちで表現してみてはいかがでしょうか。人間は実に多様で、複雑な感情をもっています。さまざまな感情をもってよいし、それらを表現してもよく表現してはならない感情はありません。でも普段私たちはそのように考えて生活していないようです。どこかで表現してもよい感情としてはならない感情を区別し、さらに表現してもよい人としてはいけない人がいるようです。あの人には素直になれるのに、こいつには素直になれないという認識があるなら、その原因はなんでしょう。例えば、言わなくても分かっているはずだという誤解とか妻なんだから、夫なんだから、分かってくれて当たり前という甘えだったりするのかもしれません。甘えや誤解のために、率直な気持ちが伝わらずお互いにいやな思いをするならば、いっそ勇者になってぶつかってみるのもひとつの方法です。案外、相手はあなたのそんな優しい言葉を待っているかもしれませんよ。感情は誰にでもあるもので、それを表現してはならないということはありません。誰でもどの感情でも表現してよいのです。さて、前置きはこれくらいにして我が家の場合。うちの嫁さんは、子どもが大きくなると「話すことが無くなるよね」とか「2人だけになると、どうなるか想像もできんわ~」とか熟年離婚とも取れるジャブを繰り出されていた今日この頃。私も勇者になるべく言ってみました。「いつもありがとう、○○のこと(嫁さんの名前)愛しているからね」嫁さんが洗濯物をたたんでいる時に、一緒にたたみながら勇気フルパワーで言いました。すると嫁さんは「愛してないし・・」「何を言っとるん」瞬殺でした。。。真っ向から否定されると、かなりくじけます。それでも何のために言ったのかということを考えてみるとまずは相手を尊重して「愛しているよ」ということを伝えるためです。「愛しているよ」は「愛を持って接しているよ」とか「愛を持って話しているよ」とかに心の中で言い換えてもいいかもしれません。その気持ちがあればきっと相手に届くと思います。ちなみに私の場合、1回では伝わらず2回目は食卓で子ども達のいる時に言ってみました嫁さんの答えは「あんな事言ってるけど、どう思う」と子どもに振られてしまい、3回目でようやく「一緒に生きていこうかな」という答えでした。ずっと一緒に生きていこうと思い込んでいたのは私だけだったようです。ふぅ~。危なかった。でも、これからもたくさんの困難にぶつかって行くのですからこれくらい何でもないのかもしれません。愛とはお互いの成長と幸せを願う意思なのだと思います。そして「愛しているよ」とか「愛しているから」と言って相手を甘やかすのではなく、相手と自分のことを思って時には厳しいことも言うことも愛です。相手も自分も「愛している」と言えることはとっても幸せなことなのだと思います。あなたも「勇者プロジェクト」をやってみてはいかがですか。このカウンセラーにお悩みを相談する⇒ 瀬尾 真一郎 カウンセラー
2011年07月28日