葛藤を抱え、痛めつけられ、何者かに常に脅かされ、過去やトラウマを背負い悶える――そんな姿こそスクリーンの小池栄子の真骨頂!最大限の称賛を込めてそう断言したいところだが、まもなく公開となる『ペンギン夫婦の作りかた』で、彼女はそんなイメージを見事に裏切り、明るく常に前向きで好奇心と夫への愛情にあふれるひとりの女性を魅力的に演じている。「こういう優しい女性の役のお話が自分に来たこと自体、驚きでした」と小池さん。石垣島という舞台で、台湾の人気俳優ワン・チュアンイーをパートナーに迎え、彼女は何を感じ、これまでにない役柄を表現していったのか?数年前の流行語ともなった大ヒット商品「食べるラー油」の原点である石垣島ラー油誕生にまつわる、日本生まれのフリーライターの妻と中国生まれのカメラマンの夫の実話を基に映画化した本作。とにかく、この映画で映し出される小池さんは明るくてキュートだ。夫の出版社が倒産すれば「ラッキー!」と石垣島への移住を決意し、夫の日本への帰化手続きやラー油作りで壁にぶち当たろうと、笑顔を絶やすことなく前へと突き進んでいく。小池さんは歩美という役柄、そしてそのモデルとなった本作の原案の著者であり石垣島在住の辺銀愛理(ぺんぎん あいり)さんに対し「こういう女性になりたいという憧れを感じた」と語る一方で、演じるにあたっては「すごく不安だった」とも。「等身大の女性ということで、これは芝居をしてるのか?それとも素の小池栄子なのか?と近すぎて分からなくなることもあって…。これまでのような奇抜な役柄の方が掴みやすいというのはありましたね。悩みながらやっていたし、最後まで自分の中で確信を得ることはなく、監督に確認しながら――そういう意味で“やりきった”感がない役でした」。だが、完成した映画を観て「歩美には普段の私にはないチャーミングさがあって、素直にかわいい女性だと思えた」と明かす。これまでにない役をやってみようと思ったのは、まさにこの感想の通り、役を演じることを通じて自分の中に眠っている感情や見たことのない自分に出会いたかったから。「この役をやることで私自身も変われるんじゃないか?という思いがありましたね。正直、自分の中で『このままでいいのかな?』とちょうど思っていた時期でもあって…。元々、私はすごく保守的なところがあって、なかなか歩美のように思い立ったらやってみてから考えればいいと思えないんです。『失敗したら?怒られたら?』ってウジウジ考えちゃう。パートナーは真逆で、とりあえずやってみようというタイプ(笑)。そこに憧れて一緒になったところもあるので、同じベクトルで物事を考えて歩んでいけたらという憧れがあったんです。実際に演じてみて自分が変わったなと感じてます」。東京から2,000キロも離れた石垣島での撮影と島の人々との交流、そしてワン・チュアンイーと過ごした時間からも大いに刺激を受けたようだ。「島がそうさせてくれたと思うんですが、肩の力を抜いてお芝居に臨めました。“島時間”というか、時間の流れが本当にゆっくりで。でも、島のみなさんの協力がなければあのスケジュールでは撮影できなかった作品だとも思います。実際の辺銀ご夫妻も、島の方の協力なしでは石垣に移住することはできなかったわけで、そこは撮影ともリンクしましたね。島で感じたものを漏らさないように大切に心に留めて演じました。チュアンイーさんはとにかく忙しくて、この撮影の後もすぐにシンガポールで仕事と言ってましたが、常に視野が広いんです。私がウジウジしてると『何で?やってみりゃいいじゃん!アジアで勝負してみなよ』とアドバイスされました。『そうなんだけどね…』って言ったら、『そう言ってるうちはできないよ』って(笑)。辺銀ご夫妻も海外を飛び回ってお仕事されてるんですよね。私もチャンスがあればチャレンジしたいなと思います。先輩方が挑戦しているのを見ていると、やっぱり自分で可能性を狭めるのはもったいないなと思うようになりました」。映画にドラマ、そして舞台と話題作への出演が続くが、これが“ノッている”女優のオーラというものだろうか?一つ一つの言動、いやその佇まいからさえも自信や仕事へのワクワクするような気持ちがあふれており、インタビュールームに差し込む夕陽に照らされた彼女の顔は何とも美しく、そしてかっこいい。単なる“勢い”ではなく、がっしりと作品や役柄を受け止め、悩み、表現するという“強さ”が感じられるが、小池さんが女優としての転機となった作品として常に挙げるのが2008年に公開され、死刑囚に愛情を注ぐ女性を演じた『接吻』である。たったひとつの作品との出会いが自分自身にここまで大きな変化をもたらしたことを小池さん自身、驚きを持って受け止めているという。「そもそもがお蔵入りになるかもと言われていた作品で、あそこまで評価されるなんて全く思ってなかったんです。唯一、仲村トオルさんだけが撮影中から『これは賞を獲る作品になる』と言ってましたけど(笑)。でもあの作品に出て、お芝居をすることが楽しいと思えたし、これがずっとやっていきたい仕事だという覚悟も決まりましたね。グラビアにバラエティといろんなことをやらせてもらってきて『あれもやりたい、これもやりたい』という気持ちがあったけど、『接吻』に出会って『お芝居がやれるなら、ほかのことはできなくてもいい』と思えるようになったんです。作品、監督、役との出会いで同じ景色がこんなに違うものに見えるのか?という驚きがありました。それだけのものに巡り合えたんだなと感じています」。最後に今後、目指すべき女優像について尋ねると、こんな答えが返ってきた。「私の肉体ってやっぱり特殊だと思うんです(笑)。だからこの肉体を面白がって、かっこよくセクシーに描いていただける監督と出会いたいですね。私、ソフィア・ローレンが大好きなんです。ノーブラでワンピースを着てつっかけを履いてがっしりと立っているたくましい女性もできれば、色っぽい女性の役もできるソフィアのような野性的で肉感的な女優に憧れます。持って生まれたこの体を一つの材料として生かしてくださる監督とご一緒できれば嬉しいです」。まさに心身ともに充実のときを迎えた彼女がどんな表情、心情、そして肉体を見せてくれるのか?楽しみに待ちたい。(photo&text:Naoki Kurozu)stylist:Mariko Enami/hair&make-up:Koichi Yamaguchi(SLANG)トップス(マイケル・コース/MICHAEL KORS)ショートパンツ(マイケル・コース/MICHAEL KORS)シューズ(マイケル・コース/MICHAEL KORS)■関連作品:ペンギン夫婦の作りかた 2012年10月20日よりユナイテッド・シネマほか全国にて公開© 2012ペンギン夫婦の作りかた製作委員会
2012年10月18日映画『ペンギン夫婦の作りかた』の完成披露試写会が9月27日(木)、都内劇場で行われ、主演の小池栄子、深水元基、物語のモデルとなった辺銀暁峰&愛理夫妻、主題歌を歌う宮良牧子、平林克理監督が舞台挨拶に登壇した。石垣島発の大ヒット商品「食べるラー油」の原点である“辺銀食堂の石垣島ラー油”を生み出した夫婦の実話を基にした本作。小池さん扮する歩美と中国人のギョウコウ(ワン・チュアンイー)が旅で訪れた石垣島に魅せられ移住し、自分たちなりの生き方を模索していくさまを描き出す。小池さんは「猟奇的な役とかが多かったので、等身大でチャーミングな役をいただいてすごく嬉しかったし、『こういう役をオファーしてくれる監督がいらっしゃるんだ!?』と思いました」と、意外な思いで本作のオファーを受け取ったことを告白。全編にわたって石垣島でのロケとなったが「言葉が通じない中でもチュアンイーと一生懸命作り上げていきました。深くて強い愛で結ばれた夫婦のお話で、私も考えさせられるところがありました」としみじみ。さらに「島の方々の協力がなければ撮り終えることができなかった作品。実際に(辺銀)ご夫婦が移り住むときは島のみなさんの協力がなければできなかったそうで、演じながらすごくリンクしました」と感謝の思いを込めてふり返った。夫役のチュアンイーさんは当初、来日予定だったが台湾でのドラマ撮影のため、残念ながらこの日は欠席となった。会場には欠席を詫びると共に共演陣やスタッフ、石垣島の人々、そして完成した作品への思いを綴ったメッセージが届けられた。深水さんはギョウコウの国籍変更の審査にあたる役人を演じたが、ほとんど部屋の中のワンシチュエーションでの撮影。石垣島はしっかりと堪能できたか?という問いに「撮影が1日でギュッと詰まっていたのでむしろオフの時間をいただけて、誰よりも堪能しました」とニッコリ。日焼けをしてしまい、監督が「ちょっと焦った」と言うほど楽しんだそうで、「誰もいないところでボーっと過ごして何も考えずにいられました」と語った。宮良さんが歌う主題歌「ヌチグスイ」は沖縄方言で「命薬」と書き「命の薬になるようなおいしい食べ物、心を洗うような物事」を指すそう。「映画を観せていただいて、まさしく命の薬となるようなおいしそうな食べ物が出てきて、それを食べる2人を見て詞とメロディが浮かんできました」と明かした。そしてこの日、平林監督に関するおめでたい知らせが…。7月に開催された報道陣向けの本作の試写会の当日に平林監督はかねてからお付き合いしていた恋人にプロポーズをしたそうで、さらに映画の晴れのお披露目となるこの日の朝、正式に入籍したという。客席からは祝福の拍手が沸き起こり、小池さんが花束をプレゼント。小池さんは「まさかこの映画がこんな利用のされ方をするとは…(笑)。監督にはいろいろ相談されたりしました。おふたりのための映画になりましたね」とニヤリ。平林監督は「私事ですみません」と恐縮しきりだった。特別ゲストとして登場した辺銀夫妻の妻・愛理さんは「信じられないお話でした。騙されてるのかと思った」と最初に話を聞いたときの心境を明かすが、こうして映画が完成して夫の暁峰さんは「感無量です」と感激の面持ち。2人が住む石垣島の映画館は残念ながら全館、閉館となっていたが、この映画の公開に合わせて1館が復活することも決定したそう。石垣島での先行上映決定の報告に客席からは温かい拍手が送られた。『ペンギン夫婦の作りかた』は10月20日(土)よりユナイテッド・シネマ。新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。■関連作品:ペンギン夫婦の作りかた 2012年10月20日よりユナイテッド・シネマほか全国にて公開© 2012ペンギン夫婦の作りかた製作委員会
2012年09月27日椎名誠の人気小説を西表島完全ロケで映画化した『ぱいかじ南海作戦』。公開を前に、主演の阿部サダヲと本作で初めて長編映画のメガホンを執った細川徹監督に話を聞いた。離婚と失業を同時に味わった中年男が、心地よい“ぱいかじ(沖縄の方言で南の風)”が吹く南の島で繰り広げるサバイバル生活を描く。共に「大人計画」事務所の所属だが、本格的に仕事を共にするのは初めて。監督は当初、主役の佐々木にはもっと年配の俳優を考えていたそうで「僕の中では岩松了さんのイメージでした」と明かす。だが阿部の名が挙がった時点で「阿部さん以外に考えられなくなった」という。原作の一人称による独特の世界観を重視し、語りを含め阿部は2時間出ずっぱり。「それで退屈させないところがすごい。サモ・ハン・キンポーで2時間はキツいしユンピョウでも無理だけど、ジャッキー(・チェン)やブルース・リーならイケる。阿部さんも2時間見ていたいと思わせる俳優」と信頼を口にする。一方の阿部は「舞台はいつも観に行ってるけど『何で出してくれないのかな?』と思ってました。だから今回、初めての映画で呼んでもらって嬉しかったです」と喜びを語った。阿部単独で撮影が始まり、共演陣が徐々にやって来るという、映画と同じ流れで撮影は進行。特に永山絢斗とのやり取りが楽しかったそうで「永山くんが来て、佐々木のキャラクターを自然と壊していくことができた。逆に僕も永山くんを崩したかった。ああいうイイ男がウンコを我慢したりするのは素晴らしい」(阿部)。「最初は『ちょっと我慢し過ぎ』って注文付けたけど、東京帰って観たらそれがよくて永山プランを採用した(笑)」(細川監督)と揃って絶賛。また、雨による待ち時間もかなり長かったようだが、阿部は「雨が打ちつける音が都会にはない感じで待つのが苦にならなかった」と、都会とは異なる時間の流れに身を任せていたよう。さらに「島を出るときはお世話になった人たちに見送られて、そんなにってくらい大泣きしちゃいました」と告白。1か月におよぶ島での生活が、作品にもたらしたものの大きさをうかがわせた。『ぱいかじ南海作戦』7月14日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年07月12日小池栄子と佐藤江梨子がAV出演?ある、「とんでもない」けれど「とても興味のある」噂が流れ、世間を騒がせている。(画像:イエローキャブ公式サイトより)3月29日発売の「週刊実話」(日本ジャーナル出版)で、小池栄子と佐藤江梨子のAV出演の可能性が報じられたのだ。経営の悪化する事務所を助けるため……同記事によると、「二人が所属するイエローキャブは実質的なオーナーといわれている石川県のパチンコ業者が手を引いたことで経営が悪化。小池と佐藤は2年前から移籍先を探しており、小池に至っては業界に力があるエイベックスに知人を介して移籍を打診したが、断られた」という。そして、「経営難で目立った若手も育っていないという苦しい状況の事務所を支えるしかなく、そこに目をつけたいくつかのメーカーがすでに動いている」という内容をつづり、さらに、「小池の夫で格闘家の坂田亘が借金を抱えていることや、佐藤が昨年、歌舞伎役者の片岡愛之助にフラれてから荒れ気味であること」などを伝え、「ここで一肌脱ぐのでは......」と締めくくっている。AV出演はありえない?しかし、共にビッグネームとなり、女優としても活躍している二人だけに、さすがに事務所の経営難だからといってAV出演はないのではないかという見方も多い。ただし、そんな二人であるからこそ、噂が本当になれば、日本中の話題をさらうことは間違いないだろう。編集部 鈴木真美【おすすめニュース】AKB48前田敦子ヌード5000万円元の記事を読む
2012年03月30日最終選考会で今年もGPが誕生過去には小池徹平、溝端淳平ら人気俳優を輩出してきたことで知られる「JUNON SUPERBOY CONTEST」。毎年恒例となったが、今年もその第24回大会が行われ、27日、東京・ラフォーレミュージアム六本木にて最終選考会が催された。応募総数一万3228人の頂点に立ち、栄えあるグランプリに輝いたのは愛知県出身の大学1年生、佐野岳さん。運動神経を活かしたアクロバティックなダンスで会場を魅了した。若手俳優登竜門、来年は初の女性版を開催!また、今回は審査委員長を務める「JUNON」編集長の石田由美氏から、来年はこのコンテストとしては初となる女性版コンテスト、“SUPER GIRLS”のコンテストを開催することも発表された。25年の節目をむけるにあたっての新しい展開だ。芸能事務所に所属していない若手を対象に、登竜門的存在として開催されてきたコンテスト。来年は美しさを競う女子たちの戦いが見ものとなりそうだ。元の記事を読む
2011年11月29日そもそもが“異色”のTV番組である。タイトル通り、サラリーマンの姿をこれまでにない新たな形で描き、コアな支持を集めるバラエティ番組「サラリーマンNEO」。常に“NHKらしからぬ”という枕詞でもって評されてきた本番組がまさかの映画化!しかもTVシリーズのようなコントやショートドラマによるオムニバスではなく、1本のストーリー映画として。さらに、過去のTVシリーズでメインを張ってきた生瀬勝久や沢村一樹を差し置いて主演を務めるのは、「NEO」未経験の小池徹平。まさに異色続きの劇場版となっているのだ。小池さんと生瀬さん――ビール会社の新入社員の主人公とその上司を演じた2人に今回の『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』の魅力を語ってもらった。今回の映画化を「夢にも思わなかった」と語るのは、8年前に単発の番組として始まったときから参加している生瀬さん。「吉田(照幸)監督とはその頃から公私ともに仲良くしてて、毎年、レギュラー放送が終わると反省やふり返りのメールを交わしていたんです。4年目か5年目のメールに『実は、この番組を映画にしたいんです』と書いてあって、何をバカなこと言ってるんだ?と。まあそのメールに対しては全くのノーリアクションでした(笑)。だから今回の話を聞いたとき、『あれは本気だったんだ!?』と。それをずっと夢見てた監督が不思議でしたし、先日、試写で完成した映画を観て、監督の夢が結実したんだなと本当に感動しましたね。まさか本当に映画になると思ってなかったし…『ハゲタカ』ならわかりますよ(笑)!でもNHKで生まれたコント番組がね」。多くのキャストがTVシリーズ経験者である中、「完全に外様でアウェー」(生瀬さん)の状態で参加した小池さん。そのプレッシャーは想像して余りあるが…。「長年続いていて、メンツを見れば誰もがビビるこの作品に入るということでまずは勉強しなくちゃと思いまして、DVDでこれまでの番組を全部見ました。おそらく、現場で一番『NEO』に詳しい男になっていたと思います。みなさんが覚えていないようなコントまで鮮明に知っているという(笑)。それで本当に『NEO』が好きになりましたね。改めて、映画に出させていただくということでプレッシャーを越えて頑張らなくちゃという気持ちにもなりました」。そんな小池さんの努力家の一面を示すのが、2人がゲームセンターで一緒にゲーム「太鼓の達人」に興じるシーン。小池さんはこのシーンのために何と、発売元のバンダイナムコに出向いて太鼓の特訓をしたという。「バンダイナムコに『太鼓の達人』の達人がいるんですが、弟子入りして、バチの持ち方から叩き方まで教わりました。叩きすぎてほぼ病気みたいになって、音源を携帯に入れてエアーで叩けるようになってましたね」。2人は過去にドラマ「ごくせん」で教師と生徒という関係で共演しているが、生瀬さんは当時をふり返り「あの頃は髪型しか気にしてなかったのに」と目を細める。「いや、本当に頭が下がります。僕はうちのチビと一緒に家で練習するぐらいで…。まあ、あれですね、芝居に対する取り組み、アプローチの違い?おれはあくまでも叩いているような顔を見せる芝居というか…。というか、そこまでするほど大したシーンじゃないでしょ(笑)!」26歳の年齢差を感じさせずピッタリ息の合った2人だが、生瀬さんは小池さんとのみならず、今回の劇場版を通じて「みんながすごく仲良くなった」と明かす。「『NEO』って細かいコントの集まりで、1日にまとめて何本も撮るのでこれまでに互いにコミュニケーションをとることが意外になかったんですよ。今回、徹平くんも含め、照明待ちの時間や空き時間でいっぱいしゃべってすごく仲良くなりましたね」。一方、演技面に関して、小池さんが主人公のまじめな新入社員役として加わったことで生み出された効果について生瀬さんはこう語る。「レギュラーメンバーはどうしてもコント番組に参加しているという意識があるんです。サラリーマンを演じるというよりは、コントとして面白くしようとするし、デフォルメして表現しようとする。そういう意味で普通のドラマの芝居とはやはり少し違うんです。そこに徹平くんが新入社員として入ってきて、彼がまじめにやればやるほど周りはコントになるようなキャラクターを演じやすくなる。もし、レギュラーの誰かがこの役をやってたらきっとブレてたと思います。彼が入ってくれたことで物語として成立したと思います」。この点については、小池さんも演じる上でかなり意識していたという。「監督からも『普通に演じてくれ』と言われてましたし、自分がコントと物語のパイプ役として軸にならないと大変なことになるな、と思ってました。でも、難しかったですよ。あのメンバーの中にいたら、誰だって絶対に何かやりたくなっちゃいますから!みんな面白いんですもん。何度もそういう誘惑に駆られることがありましたよ」。小池さんは特に、営業マンの川上を演じる沢村一樹の名を挙げ、濃くておっちょこちょいなそのキャラクターに引っ張られそうになったと告白。生瀬さんも「あの人(沢村さん)、普段からおっちょこちょいだからな」とポツリ。これをきっかけになぜか話題は沢村さんの「残念なハンサム」ぶりに集中。以下、2人の沢村さん評。生瀬:かっこいいんだけど…もったいない。小池:すごくかっこいいんですよ。それがなければもっとかっこいいのに…。生瀬:うちにみんなで集まったときに、みんなでWiiで空飛ぶゲームをやったんだけど…。小池:ダントツでかっこ悪かったですね(笑)。生瀬:全然飛べないのね。普段、あんなにかっこよく踊ってるのに…(笑)。閑話休題。生瀬さんは8年にわたって放送されてきたTVシリーズを含め「『サラリーマンNEO』は日本の縮図」と語る。その意味するところは?「例えば新入社員の無礼さだったりとか、時代によって変わっていくけど、それを笑えるうちはまだ先があるし、笑えなくなったら病んでるということだと思う。だから笑わなくちゃいけないし、笑う余裕がなくちゃいけない。『お前も上の立場になったら分かるよ。年取れば分かるよ』。そういう世の中でいなくちゃけないし、だからこそ『NEO』は終わらないって思います。あとは、まだ働いていない若い人に映画を観てもらって、『意外に大人も大したことねぇな』と感じてもらえたら(笑)。社会ってのは学校での人間関係とそんなに変わってないよってね」。新入社員に派遣社員、お局OLに中間管理職、経営者…あなたはどの立場で楽しむ?芸達者な俳優陣のスクリーンでの掛け合いをお楽しみあれ!(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:サラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第20回)“ほっとけない男子”俳優は?【TIFFレポート】郷ひろみ「僕にしかできない」オレンジのスーツで登場!【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ痛快大逆転コメディ『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』試写会15組30名様ご招待“麻里子様”じゃんけん制し初センター!なんと“あいこ”3回の白熱戦
2011年11月01日2年連続で国際エミー賞にノミネートされるなど、人気だけでなく高評価も得ているNHKのコント番組が、ついに映画化!こちらを記念して、新キャスト・小池徹平のインタビューをお届け!●放送開始から足掛け8年目になる「サラリーマンNEO」ですが、小池さんはこの劇場版で初参戦ですね。オファーをいただいた時点で番組に関する知識がゼロに近い状態だったので、“コント番組の映画化って、どういうことだろう?”と困惑しました。しかもキャストが実力派の俳優さんばかりと聞いて、さらに混乱して…。最初に台本を読んだときの感想は“理解できない”でした(笑)。●ワケのわからないキャラが突然、出てきたりしますからね。だから、まずは勉強しないといけないな、と。シーズン5までのDVD-BOXを2週間くらいかけてイッキに観ました。●関西人の小池さんにとって、ほぼ標準語で芸人を起用しないコントは、いかがでした?もともと、こういったサラリーマン系のコントが大好きなんですよ。だから、DVDを最後まで見終えたときにはすっかりファンになってしまいました。そこで改めて台本を読み返してみたら、今度は“なんて面白い作品に、巡りあえたんだ!”という感動が(笑)。●新城はNEOのことを知らない観客にとっての、先導役のような役目も担っていますね。ドラマとコントを繋ぐための重要なポジションですね。だから僕は個性派たちの中にあって、あえて普通に徹することで観客と作品のパイプ役になることを意識しました。●普通でいることの難しさもあったのでは?川上くん(沢村一樹)のような面白キャラが横にいると、引っ張られそうになっちゃいますからね。そこは前に出たい気持ちをぐっと抑えて。本当はツッコミたいんですよ。ボケをほっておけないタイプなので(笑)。●新城単体のギャグでは、太鼓の達人を叩くシーンが印象的です。あれ、めちゃくちゃ練習したんです。手の皮がむけるくらい何時間も何時間も。最終的には音楽を聴きながらエアーで叩けるレベルまでいきました(笑)。●不本意ながらNEOビールに入ったことでアンニュイな表情だった新城が、働くことの楽しさに目覚めていくという点が、ストーリーのキモになっていますね。そのためにも前半でキャラを立たせておくことを意識しました。最初はどこか同僚や先輩を見下す感じで、中盤からは皆と歯車が合ってきて、終盤の居酒屋のシーンにつながっていく。僕、あの居酒屋のシーンが大好きなんです。自分のやっている何気ない仕事がサラリーマンたちに元気を与えているんだと実感する…。人間臭くて、とてもいいんですよね。●完成した映画を観て、イチNEOファンとしての感想は?ちゃんと1つの話になっていてよかった(笑)。ドラマとコントが上手く混ざり合っていて、最後は元気をもらえる作品になっていたし、オチもNEOらしくて、よかったと思います。●続編もぜひ観てみたい!いいですね! 今度は全然ジャンルの違う会社を舞台にして、まったく違う役をやってみたい。NEOの世界観なら、なんでもアリですから。作品情報『 サラリーマンNEO 劇場版(笑) 』監督:吉田照幸出演:小池徹平、生瀬勝久、伊東四朗、大杉漣、篠田麻里子、郷ひろみ、麻生祐未、宮崎美子、平泉成、沢村一樹、田口浩正、中越典子、入江雅人、堀内敬子、マギー、山西惇、田中要次、八十田勇一、池田鉄洋、中山祐一朗、中村靖日、野間口徹、深水元基、原史奈、奥田恵梨華、金子さやか、中田有紀、コンドルズ、瀬戸カトリーヌ、冨士眞奈美配給:ショウゲート11月3日(木・祝)新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C)2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会
2011年10月31日携帯専用放送局BeeTVにて、大人気放映中の『湘南☆夏恋物語』。この鉄板王道青春ラブストーリーでW主演を務めるを、歌手、俳優と多方面で活躍している小池徹平と西島隆弘(AAA)にインタビューをお届けする。●初めて、ドラマ『湘南☆夏恋物語』の出演が決まった時の感想はいかがでしたか?西島:最初、お話をいただいたときに、僕は機械オンチでもあるので(笑)、携帯でドラマを見たことがなかったのですが、自分の中では新しいことでもありチャレンジさせていただきました。小池:THE青春ストーリーです。20代前半の方たちがぶつかる、仕事・恋愛・人間関係などを描く、若さあふれる作品だなという印象がすごい強かったです。同世代の人たちと仕事をするのが久々だったのでワクワクするものがあり、携帯ドラマに対して自分は無知だったので、どういうものなのかなと新しいことにチャレンジできる喜びもありました。●主人公:野々村洋介、河合彰を演じるにあたって、難しかったところや共感できるところなどありますか?小池:話の軸となる洋介は、仕事に一回失敗し、挫折するところから始まります。今まで噛み合わなかった歯車が、彰と出会うことで動き出し、自分の人生が噛み合いだしていく。その中にはもちろん恋愛が入ってきたりと。展開が早い作品なので、感情をつなげていくのが大変でした。洋介は、優しいし、本当は器用だし、でも一歩引いて周りを見ることができる大人な部分を持っている人、逆に彰は、ストレートにガツガツ感情表現する明るいキャラをやってくれていたので、「動と静」みたいなイメージで、メリハリのある2人だったので西島隆弘という役者のおかげで、洋介を楽しく演じることができました。西島:僕のキャラクターは過去にエゴを貫き通してなかなかうまくいかず、失敗して今に至った人。洋介とは失敗した経験の内容や意味合いは違うと思うんですけど、洋介との海の家での出会いによって、あきらめかけていたものに挑戦していく男同士の友情が描かれています。洋介にはないストレートな部分を出していかないとなと思い、洋介を見ながら彰を成長させていきました。●役どころは自分に似ていると思いますか?小池:彰は西島に似ていると思いますよ!とっても!西島:僕もそう思います(笑)。ストレートで素直な感じは近いものがありますね。小池:僕は洋介にはあまり似ていないかもしれないですね。でも人を見守るというか、客観視する視点の置き方はちょっと似ているかもしれないですね。●臼田あさ美さん、木南晴夏さんとの共演はいかがでしたか?西島:僕は2人とも共演は初めてでした。小池:僕は臼田さんとは2回目で、いつもはおっとりしている方なんですが、キツイお嬢様役だったのでびっくりしましたね。木南とは初めてですが10年来の知り合いなので、あんまり初めてな感じはしなかったですね。西島:臼田さんの笑い方は特徴的で、ほかの人の笑いを誘うような笑い方をするんです。(下から入る感じの笑いなんです。)小池:木南はサバサバしているからいじりやすいですね。いい意味で女の子だけど「なんでやねん!」ってどつけるみたいな。(笑)西島:こちらも笑い方は特徴的でしたよ。右肩あげて笑います。(笑)●江ノ島での撮影エピソードを教えてください。面白かったことやハプニングはありましたか?小池:撮影していた海の家の周りに食べ物がたくさん売っていて、暇なときや空き時間などに自分の好きなタイミングで買いにいけるのが楽しかったですね(笑)。ニックンロールを賭けて西島と木南とジャンケンしたり。ジュースよりも値段が高いので、みんな本気になりましたよ(笑)。西島:そうそう(笑)小池:きゅうりの一本漬けを食べたいがために、朝食を食べない!みたいな。それがすごい楽しかったですね。西島:撮影前半は、イルカ問題はすごかったですよ。もう大変だった。音が・・・(苦笑)。小池:お昼のいい時間帯に、撮影している海の家の真裏でイルカショーが始まるんですよ。西島:本番前に「さぁ~みなさん!イルカショーがはじまります!」そのあと歓声で「うぉおおおお~!おぉおおお~!」って。小池:あ、イルカとんだな~みたいな(笑)。スタッフが「すみません、イルカショーのため20分中断します!」とかなってしまったり(笑)。後半はうまい具合に時間を合わせて撮影できました。●ドラマ『湘南☆夏恋物語』のみどころ、オススメポイント、メッセージをなどお願い致します。小池:ものすごく早い展開なので、いつでも簡単に見られるという部分と、若者の青春というストーリー部分と、見ていて気持ちのいい感じがするところが、一番のみどころだとおもいます。珍しい二人というか、アーティストイメージの強い西島くんと一緒に演じたことや、画面に映る姿もなんか新鮮でおもしろかったですね。西島:ドラマの現場でもファンの方がたくさんいらっしゃっていたりして盛り上がった作品なので、楽しんでいただければと思います。寝る前や移動中に、海に行きたいなって気持ちにもうひとつ、ダブル押しできるようなストーリーになっているので、仕事している人とかには息抜きに見てもらって、「夏休みは、絶対外に出て動きたい!」という気持ちにもなると思うので、ぜひ見てほしいですね。…ロケ地となっている海の家では、本作の世界観が味わえる装飾、そして本編に出てくる同じフード、飲み物メニューを楽しめて、こちらもぜひ出かけてみたいスポット。豪華“夏恋ユニット”が誕生した鉄板王道青春ラブストーリーに引き続き注目だ。
2011年08月19日小池徹平と「AAA」の西島隆弘が、BeeTVで配信されるドラマ「湘南☆夏恋物語」に揃って主演し、イケてない若者コンビを演じることが明らかになった。歌手、そして俳優としても活躍し、若者を中心に絶大な支持を集める2人がW主演。リストラされたサエない男・洋介(小池さん)とそんな彼を海で助けた地元の青年・彰(西島さん)。自分の居場所を探す2人が夏のビーチで恋や海の家の存続の危機を通じて成長を遂げていく。2人の恋の相手となるヒロインを演じるのは、臼田あさ美と木南晴夏という若手実力派の2人。海の家のオーナーの娘・千波(臼田さん)は洋介の人を惹きつける隠れた才能にいち早く気づき、料理担当の渚(木南さん)は彰のことを憎からず想っている。若い4人の甘く切ない恋が湘南で燃え上がる!小池さん曰く洋介は「まじめで男らしく、優しい」男とのこと。「この役を通じ、人の才能は、出会いやタイミングでいつ開花するか分からないものだなと改めて感じています」と語る。ちなみに、小池さん自身の理想の“夏恋”はというと「デートで海の家、行きたいですね。今回の作品のように海の家でバイトして、女の子と出会い、恋したいですね。海にいる女の子はかわいく見えますよね!働いている女の子も遊びに来ている女の子もみんなかわいいです」と“かわいい”を連発。リアルに海での撮影を楽しんでいるようだ。一方、西島さんは「浴衣の女性との恋」が理想だという。「夏はお祭りや花火大会など楽しい行事もたくさんあり、友達とも交流が増え、仲間意識が高まったり、恋が実ったりもします。このドラマもそんな仲間との関係や恋愛が中心です。こんな恋愛、仲間っていいなと思ってもらえたら嬉しい」と作品をアピールしてくれた。“リアルな演出”を重視し、撮影はまさに昨日7月11日(月)よりスタート!公式Twitterで現場の様子がつぶやかれるほか、ロケ地の海の家では、7月23日(土)より本編に出てくるフードや飲み物が販売される。2人の“夏恋”を見てあなたのテンションも一気に夏モードに?「湘南☆夏恋物語」は8月1日(月)よりBeeTVにて配信開始。毎週水曜日に更新され全12話放送。■関連作品:スープ・オペラ 2010年10月2日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© スープの会劇場版サラリーマンNEO 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会■関連記事:郷ひろみ22年ぶり邦画出演!『サラリーマン NEO』で本人役&主題歌も休憩中の小池徹平、生瀬勝久らのトークを生配信『サラリーマンNEO』給湯室開始「サラリーマンNEO」がついに映画化!小池徹平が“新入社員”で参戦坂井真紀10歳年下のダンナに「捨てられないよう頑張ります」坂井真紀の美容法「キチンと食事」と「気にしないこと」
2011年07月12日先日、まさかの(?)映画化が発表されたNHKの人気番組「サラリーマンNEO」。小池徹平、生瀬勝久のW主演で4月中旬より撮影が始まっているが、このたび、本作の撮影に参加している主要キャストが、休憩中に現場の一角に集まり、ゆるいトークを繰り広げ、その様子をネット上で生中継するという“『劇場版サラリーマンNEO』給湯室”が実施されることに。早速、本日4月27日(水)の昼の12時30分より開始される。NHKらしからぬパロディやシュールなネタを取り入れたコント番組として人気を博し、沢村一樹による“セクスィー部長”などの人気キャラクターなども生み出し、そのゆる〜い笑いが絶大な支持を集めてきた本番組。劇場版では、これまでレギュラーとして活躍してきた生瀬さんに加え、小池さんも“新入社員”として主演キャストに名を連ね、業界第5位のビール会社の営業一課を舞台にしためくるめくサラリーマン生活が展開する。映画の撮影のさなかに、休憩中のキャストがざっくばらんなトークを生で繰り広げるという今回の“給湯室”。小池さん、生瀬さんも参加する予定だが、実際の撮影の合間を縫っての生中継となるため、実際に誰が登場するのか?正確に何時何分に開始するのか?どんな内容のトークになるのかなどは不明…。厳しい(?)撮影から抜け出したキャストのホッと一息ついた表情、思わぬホンネ、撮影への意気込み、そして本番さながらのゆる〜い掛け合いが楽しめそうだ。中継は全部で3回。本日4月27日(水)の12:30〜13:30、28日(木)の17:00〜18:00、30日(土)の12:00〜13:00の予定で、当該の1時間で、各回5〜10分の中継となる。小池さんらはどんな劇中衣裳で登場するのか?当然、スーツ?それとも…。映画『劇場版サラリーマンNEO』は11月、全国にて公開。映画公式サイト内“給湯室”ページ:■関連作品:劇場版サラリーマンNEO 2011年11月、全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会■関連記事:「サラリーマンNEO」がついに映画化!小池徹平が“新入社員”で参戦
2011年04月27日NHKの中で異彩を放つ人気コント番組「サラリーマンNEO」が『劇場版サラリーマンNEO』として映画化されることが決定!さらに、小池徹平がこの劇場版に“新入社員”として参戦することも明らかになった。2004年に単発の実験的番組として開始された「サラリーマンNEO」だが、NHKらしからぬコント中心のコメディ番組として瞬く間に人気を呼び、2006年からレギュラー化。沢村一樹が当たり役の“色香恋次郎”として男の色気で次々と女性を魅了し、問題を解決していく“セクスィー部長”をはじめ、シュールなコントが絶大な支持を集め、2007年・2008年と2年連続で国際エミー賞にノミネートされる快挙も成し遂げた。もはやサラリーマンの定番ともなった、この異色のコント番組がついに映画化!かつての植木等主演の『無責任』シリーズや、西田敏行の代表作『釣りバカ日誌』シリーズのように、日本のサラリーマンに笑いと活力を授けるべくスクリーンに進出することに。オリジナル番組の世界観そのままに、ドラマ的ストーリーを加えてスケールアップした劇場版では、新入社員である小池さんとクセのある課長・生瀬勝久が、どうにも噛み合わない上司と部下のやり取りを展開。業界5位のビール会社NEOビールに入社した新入社員が、老け顔の同期・早川と共に理不尽な課長、5年も契約が取れない営業の川上らが揃う営業一課に配属されるのだが…。もちろん、沢村さんらオリジナルのメンバーも出演。個性的なキャラクターたちがスクリーンを所狭しと駆け回る。小池さんは「この作品で、みなさんに笑ってもらえるよう、少しでも元気になってもらえるよう、全力で取り組みたいと思っています。この気持ちが伝わる素敵な映画だと思うので、ひとつひとつ、一日一日を頑張ります」と熱い意気込みを語る。また、本作のプロデューサーからは、「日本の元気はサラリーマン・OLの元気から始まる。不景気や就職氷河期など我々が働く環境は決して楽とは言えません。そんな全ての働く人たちへの応援歌になれば良いと思い『劇場版サラリーマンNEO』を企画し準備を進めてきました。その最中に今回の大災害が発生しました。日本が置かれた状況はより厳しくなり、大きな悲しみを抱えることになりました。ただ、我々はいつまでも立ち止まっている訳にはいきません。『日本が元気を取り戻すには、まずサラリーマン・OLが元気にならなければ!!』との思いで制作を進めております。多くの方にせめてこの映画を観ている間だけでも、笑って少しだけ幸せな気持ちになって頂けたら幸甚です」と本作に懸ける思いを明かしてくれた。小池さんと言えば、ブラック会社(問題企業)に入社し、追いつめられつつも成長していく主人公のサラリーマンを演じた『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』で、スクリーンで強烈な印象を残したが、本作ではどんなサラリーマン姿を見せてくれるのか?生瀬さんとの強烈であろう掛け合いにも注目!『劇場版サラリーマンNEO』は11月、全国にて公開。■関連作品:劇場版サラリーマンNEO 2011年11月、全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会
2011年04月13日京極夏彦の人気小説を原作にした3Dアニメーション映画『豆富小僧』の親子試写会が4月9日(土)に都内で行われ、ボイスキャストを務めた松平健が上映後の舞台挨拶に登壇。役柄にちなんで昔かたぎの“オヤジ論”を展開した。人を怖がらすことができない妖怪“豆富小僧”が、現代の日本で繰り広げる冒険を描いた本作。意外にも本作で声優に初めて挑戦した松平さんは、豆富小僧の父親で、妖怪たちの総大将である“見越し入道”の声を担当した。ヒゲ面で三つ目の真っ赤な見越し入道は、豆富小僧を怒鳴り散らす。客席の子供たちに向かって松平さんが「怖くなかったですか?」と問いかけたが、客席からは「怒りんぼう!」といった声も。松平さんは「最近のお父さんは優しいので、みんな怒鳴られたことはないかもしれませんね」と笑顔で頷き、「僕が子供の頃はよく父親に怒られました。昔はそういう父親が多かったですね。僕はいま、4歳になる子供がいますが、時々、怒鳴るというか叱ることはしています」と自身をふり返りつつ、“カミナリオヤジ”の一面をチラリ。さらに「『かわいい子には旅をさせろ』と言いますが、自立させるために突き放すことも必要。それで、助けがほしいときにスッと手を差し伸べる。そんな関係がいいのかなと思ってます」と“マツケン式子育て論”を語った。この日は子供たちからの質問にも松平さんが答えたが、初めてのアフレコについては「あんなに怒ったことはないので、探りながら大きな声を出しました。終わった後はスッキリしました」と笑顔。さらに子供たちからは「好きな食べ物は何ですか?」という質問も!松平さんは「お寿司が好きです。(中でも)ひかりものが好きですね」と大真面目に答え、会場をわかせた。ちなみに4歳のお子さんとは、一緒に映画館に本作を観に行く約束をしているそうで「楽しみです」と満面の笑みを浮かべていた。『豆富小僧』は4月29日(金・祝)より全国にて3D、2D同時公開。特集「『豆富小僧』meetsシネカフェくんの冒険」■関連作品:豆富小僧 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「豆富小僧」製作委員会■関連記事:深キョンほかキャスト登壇予定『豆富小僧』完成披露試写会に20組40名様ご招待Aqua Timez、クリスタル・ケイら豪華アーティストが『豆富小僧』挿入歌を担当!間抜けな妖怪の冒険物語『豆富小僧』親子限定3D試写会に30組60名様ご招待小池徹平が『豆富小僧』で声優初挑戦!大泉洋は死神?平野綾、檀れいも参戦松平健、声優初挑戦!3Dアニメ『豆富小僧』で深田恭子の父親、妖怪の総大将に
2011年04月09日「WaT」の小池徹平が4月公開の3Dアニメーション映画『豆富小僧』で声優に初挑戦することが決定!大泉洋、宮迫博之(雨上がり決死隊)、平野綾、はるな愛、そして檀れいも声優として参加するほか、主題歌を人気急上昇中のガールズバンド「SCANDAL」が担当することも発表され、いち早く予告編も到着した。京極夏彦の「豆富小僧双六道中ふりだし」(角川文庫刊)を3Dでアニメ化した本作。妖怪と人間が共に暮らしていた江戸時代。豆富小僧は妖怪総大将の見越し入道の息子として生まれながらも弱虫で人を怖がらせることができない。ある日、目付け役の達磨を引き連れておっかさんを探す旅に出るが、狸に騙されてお堂に閉じ込められてしまう。やっと外に出てみると、そこは現代の日本!ここから豆富小僧が繰り広げる冒険が描かれる。すでに、主人公の豆富小僧の声を深田恭子、目付け役の達磨を武田鉄矢、そして見越し入道を松平健が担当することは発表されていたが、新たに豪華な顔ぶれの参戦が明らかに!小池さんが演じる袖引小僧はその名の通り、道行く者の袖やバッグを引いて、立ち止まらせる子供の妖怪。そして大泉さんは死神という一見恐ろしそうな役どころだが、豆富小僧の豆腐を見ると、つい「食いたくなっちゃう」と手を出すお茶目な性格の持ち主とのこと。平野さんと檀さんは人間の女性の役。平野さん演じるアイは、現代日本にあって妖怪を見ることができる極めて珍しいピュアな心の持ち主。一方の檀さん扮する茜は科学者で、天気を操るシステムの開発者。宮迫さんは狸の一族のトップを、はるなさんはその部下で忠実だがちょっと足りない狸を演じる。小池さんは「豆富小僧がお母さんを探す過程で出会う『人』や『妖怪』、いろいろな『物』との出会いで考え方が変わり、成長して行く様が凄く良く描けていると思います。映画を通して元気をもらえますし、幅広い年代の方に楽しんで頂ける作品になっていると思います」と作品の魅力をアピール。宮迫さんは狸役とあって「この映画には社会風刺的なニュアンスが入っていると思います。最近は『この人は狸に憑かれているんじゃないかな?』と思うときがある。世の中の悪い事は全て狸の仕業だと思えば腹も立たない。この人は狸に憑かれていると思う事で、怒りを発散させる術を9歳の息子にも覚えさせたいと思います」とコメント。学生時代に原作を読んでおり、京極夏彦のファンだという平野さんに「子供の頃からアニメが好きで以前から声優のお仕事をしたかった」という檀さんなど、多彩な顔ぶれが並んだ『豆富小僧』。果たしてどのような仕上がりになっているのか?今回到着した予告編では、愛らしい豆富小僧が必死で人を怖がらせようとする姿や、右も左も分からぬ現代でアイに励まされながら奮闘する姿などが映し出される。SCANDALの新曲で、大切な人との別れや旅立ちをテーマにした「ハルカ」も要チェック!『豆富小僧』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:豆富小僧 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「豆富小僧」製作委員会■関連記事:松平健、声優初挑戦!3Dアニメ『豆富小僧』で深田恭子の父親、妖怪の総大将に深キョンが白くてかわいい豆腐の妖怪に!京極夏彦の異色の妖怪小説がアニメ化
2011年02月08日その端正かつフレッシュな笑顔と人懐っこいキャラクターで、幅広い世代から高い支持を集める小池徹平。昨年公開された『ホームレス中学生』など、実年齢よりも若くて愛らしい役を演じることの多かった彼が、サラリーマンに変身!新境地となる主人公・マ男を演じた、“お仕事” エンターテイメント『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』を通して垣間見える、彼の“仕事愛”とは――。第一印象は「タイトル長い!」何を置いてもタイトルのインパクトが先にくる本作だが、台本を受け取ったときの小池さんの感想も「まず、非常にタイトルが長いなと(笑)」とのこと。「“ブラック会社”だから、重い映画なんちゃうかな?と思いながら読んだのですが、実際はタイトルとは全然違う中身で。マ男という青年は良くない環境の中で耐えて頑張っていくという役で、いじめられたりもするけど、それが変に重たくもなく、間にCGや完全に笑いのシーンが入ってたので、いい意味で軽く観られる映画になるかなと思いました」。ニート歴8年、引きこもりという一人の世界から、会社という集団社会へと飛び出すマ男。急激な環境の変化に立ち向かうマ男という役に、小池さんはどうアプローチしたのだろう?「“ニート”の捉え方は人によって違うと思うんですけど、今回は分かりやすい表現にした方が、マ男が徐々に成長していったときとの差がつけやすいと思って、髪もボサボサでだらしない、ただ資格を取ったことがすごいというような、小さな世界で満足しているような男を演じようと思ったんです。ちょうどこの撮影の前に、(佐藤祐市)監督とは別の作品で仕事していたので、いい意味でフランクな状態で撮影に入れました。何でも悩みをぶつけられたので、衣裳合わせの段階で話し合いをして、自分の中で役を固めることができましたね」。佐藤監督(『キサラギ』)の得意分野であるシチュエーション・コメディ方式で、“会社”という狭いシチュエーションの中で物語は進行する。いわば擬似“会社”体験を通して、小池さんが感じたことは?「勤める場所によって、こんなにも自分のやりたいこともできない人がいたり、こんなにつらいことってあるんだなって思いました。役者の仕事をしていると、いろんな人に会う機会があるけど、会社勤めのサラリーマンの方は何年もずっと同じ場所で同じ人たちと一緒に仕事をするという環境で大変だなと。僕は耐えられないなと思ったし、あらためて俳優の仕事をやってて良かったなと感じましたね」。とは言え、俳優という仕事でも当然のことながら、上下関係、人間関係での苦労もなきにしもあらず。もし、悪態をつくだけのリーダー(品川祐)や出世欲の塊・木村(田中圭)のような同僚がいたら…?「あんなのがいたら嫌ですよね(笑)。リーダーとかずっと『バカバカ』言ってるし、木村くんも嫌らしい奴じゃないですか?絶対イヤですね。はっきり『お前嫌い!』とか言いそうで、耐えられないですね。でもそれが本当に自分がやりたい仕事だったら我慢できるけど…、あの環境はひどいですよ。僕はマ男より意志が弱いかもしれないですね。マ男はすごいと思いますよ、ほんまに強いですよね!」。意外にも(?)感情を素直に出してしまう様子の小池さんだが、そういう“人間関係”で言うと、今回の撮影現場はいっさい気を遣うことはなかったとのこと。「本当にみなさん自由な方で、B型の集まりみたいな(笑)。話をしている途中でも漫画を読みたくなって、急にスタジオの中に入っていって読みに行ったりする人がいたり。まとめ役は監督しかいないですよね」。「働くことが好き!」その原動力は支えてくれるファンの存在そもそも、何のために働くのか?人間関係、やりがい…そんな根本的な質問が自らに返ってくる本作。「働くことが好き」と迷わず語る小池さんだが、その原動力はどこから来ているのだろうか?「やっぱりファンの人たちに支えられているのが大きいです。僕も何かを与えたいと思いますし、みなさんがそれに対して応えてくれてるのですごくいい関係だと思うんです。支えられて頑張れるというのは、本当にあると思います。それを踏まえた上で言えば、身近にいるマネージャーの存在は大きい。家族や友達に言えないことを言えますし、仕事の悩みとか、現場での自分を一番見ているので、どういうふうに持っていこうという目標がちゃんと見えてる仕事のパートナーです。体調面からメンタルの面も支えてくれる存在ですし、多々助けられてます」。この映画が観る者を前向きにさせてくれるのは、何よりもそんな小池さんのストレートなエネルギー。それでは、小池さんがこれから目指す“仕事”は?「これって限定すると、それしか出来ないような役者になるのはすごく嫌で。去年『ホームレス中学生』で13歳の役をやったときに、実年齢よりも10歳下の年齢ということで大丈夫かなと思ったんですけど、実際に撮影して完成したときに、すごくいい作品になったので、はなから『無理』って思うのは良くないなとそのときに思ったんです。そう言った時点で可能性を狭めるような気がするので、いただける役はどんどんやりたいし、経験した上で自信を持てたら、自分のやりたい役が見えてくるのかなと思います。『限界』って言ってしまったら限界ですからね」。■関連作品:ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2009年11月21日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009 ブラック会社限界対策委員会■関連記事:会社員のホンネをチェック!『ブラック会社』レビュー・コンクール大賞決定小池徹平&マイコ、田辺誠一らが語る、“限界”&“仕事”とは?撮影現場映像が到着映画の伏線も見え隠れ『ブラック会社に…』スピンオフドラマで基礎知識をおさらい小池徹平&マイコ、お仕事楽しくやるコツは「オフで完全にダラけること」?秋の注目作!『ニュームーン/トワイライト・サーガ』鑑賞券&『ブラック会社…』グッズをプレゼント
2009年11月19日働けど働けど、減らない仕事の山…。そんな忙しい毎日を過ごす人々、そしてこれから社会に出て働く人々にエールを送るヒューマン・コメディ『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』。劣悪すぎるオフィス環境の中で、“限界”まで仕事に励む主人公・マ男の成長を描く本作。このたび、主演の小池徹平をはじめ、物語を彩る個性的なキャスト陣&佐藤祐市監督が、それぞれにとっての「仕事」、そして「限界」を撮影現場で語る、特別映像が到着した!彼らの口から出る本音、おもしろエピソードとは?まず、トップバッターを飾るのは小池さん。仕事とは、自身にとって「生きがい」と断言するや、「大きなこと言うてもうた…」と少々照れた顔を見せる。続いて「夢」(マイコ)、「自己証明」(田中圭)、「すべて」(品川祐)、「発見の場」(田辺誠一)…と、正統な答えが返ってきたが、ひとり異彩を放つ池田鉄洋の口を突いて出たのは、「ドM精神」。そのココロは…?動画でご確認あれ!さらに、それぞれにこれまで体験した一番の“限界”を語ってもらった。小池さんは劇中の全力疾走のシーンで“限界”を感じてしまったそうだが、中村靖日はそんなひたむきな小池さんの姿に、思わず“限界”に達したとか。こちらも十人十色の答えが見られるが、奇しくもマイコさんと佐藤監督は「溺れたこと」で一致?池田さんに至っては、過去の切ない悲恋話を訥々と…。詳しくは動画にてチェック!誰に一番共感できるかというのも興味深いところ。『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』は11月21日(土)より渋谷シネクイントほか全国にて公開。こちらの動画は『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』作品情報ページまたはMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』作品情報ページ■関連作品:ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2009年11月21日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009 ブラック会社限界対策委員会■関連記事:映画の伏線も見え隠れ『ブラック会社に…』スピンオフドラマで基礎知識をおさらい小池徹平&マイコ、お仕事楽しくやるコツは「オフで完全にダラけること」?秋の注目作!『ニュームーン/トワイライト・サーガ』鑑賞券&『ブラック会社…』グッズをプレゼント聖なる夜を一緒に過ごしたい俳優は?「MTV」Ituneカードを10組20名様にプレゼント会社員限定『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』試写会に55組110名様ご招待
2009年11月13日ネット上の掲示板2ちゃんねるの書き込みから生まれた実話を映画化した、『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』。会社を舞台にした本作に因んで、11月5日(木)、サラリーマンとOLを集めた試写会が開催され、上映前に主演の小池徹平と共演のマイコによるトークイベントが行われた。スーツ姿の男女が集まった客席を見て「見慣れない光景に変に緊張してます」という小池さん。本作で初めてサラリーマン役を演じたが、「中学生の役(『ホームレス中学生』)よりはだいぶ楽やなーという気持ちはありましたね(笑)」とふり返った。この日は、映画に因んで観客から“お仕事”にまつわる質問が二人に寄せられた。職場での上手な人付き合いのコツを求められると、小池さんは「初対面でお会いする人が多いので、変に気張りすぎず自分から話しかけるようにしている」とのこと。実際にマイコさんからは「初対面でしっかりと90度の挨拶をされて『見習わないと』と思いました」とのお墨付きも。アパレル店での勤務経験があるマイコさんも「やっぱりコミュニケーションが大事」と頷き、「昔、先輩とうまくいかなかったことがありましたが、ちゃんと話したら解決して、その後、仲良くなりました」とキッパリ。「仕事のオンオフはどうやって切り替えますか?」との質問には、「オフのときは完全にダラける」と意見一致の二人。映画の撮影現場ではどうだったかというと、「待ち時間は漫画喫茶のような、不思議な空間でした」(マイコさん)、「『ガンダム』が読みたい放題で、カットがかかるとすぐ読み始めたり、いい意味でオンオフがしっかりとできてた」(小池さん)と、異様な現場の様子だったよう。さらに、「サラリーマンに憧れる点」と聞くと、悩んだ末、小池さんは「(役作りで)夏でも冬でも寒い格好や暑い格好をしなくて済むことはすごくいいですよね」と具体的なお答え、逆に芸能人で得するところは「お店でたまにサービスで一品つけてくれると、ほんまに良かったなと」と明かし、会場を和ませた。最後に「おもいきり笑って日頃のストレスを発散してください」と小池さんから会社員たちへエールが送られた。『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』は11月21日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。■関連作品:ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2009年11月21日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009 ブラック会社限界対策委員会■関連記事:秋の注目作!『ニュームーン/トワイライト・サーガ』鑑賞券&『ブラック会社…』グッズをプレゼント聖なる夜を一緒に過ごしたい俳優は?「MTV」Ituneカードを10組20名様にプレゼント会社員限定『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』試写会に55組110名様ご招待あなたの職場でのキャラは?『ブラック会社』×「みんなの就職活動日記」で自己診断!『わたし出すわ』試写会に25組50名様ご招待&『ブラック会社…』鑑賞券プレゼント
2009年11月08日100年に一度と言われる、世を覆う大不況を反映した問題作で、あの問題男(?)が主題歌を担当!インターネット上の掲示板「2ちゃんねる」上における書き込みから生まれた、実話を基にした同名書籍を原作に、小池徹平を主演に迎えて贈る『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』。11月に公開される本作の主題歌をリリー・フランキーが率いるバンド、TOKYO MOOD PUNKSが担当することが発表された。小池さんがスーツ姿で初のサラリーマン役を演じることでも話題の本作。労働条件、人間関係などに、多々問題を抱える“ブラック企業”に就職してしまった元ニートの青年が、限界ギリギリ崖っぷちを生き抜いていく様を描いている。佐藤祐市監督は今回の決定について「リリーさんには、なかなかお会いできませんでしたが、今回の映画に合う曲を探しているときに、偶然リリーさんの唄を聴きました。何とも言えないパワーを感じ、ぜひという気持ちでお願いしました。台本を読んだリリーさんが、快く引き受けてくれたことに感謝します。多才なリリーさんの、予想を遥かに越えるパワーをいただきました」と喜びを語っている。イラストレーターに作家、フォトグラファーに近年では映画への出演など、多彩な活躍を見せるリリーさんが率いるTOKYO MOOD PUNKS。グループ魂の“遅刻”(=富澤タク)に、笹沼衣吉(SLY MONGOOSE)、松田“chabe”岳ニ(CUBISMO GRAFICO)、そしてZAZEN BOYSの松下敦というメンバーで活動している。今回の主題歌「ストロベリー」は、オファーがあった際に、たまたまリリーさんが作っていた曲の内容がこの映画にピッタリだった、ということで、すんなり決定したということ。リリーさんは「(台本を読んで)現在の歪曲した現実に対して、とても意味のあるストーリーだと思いました。この曲は、ちょうど今回のお話をいただいた頃、ほぼ同時に作っていた曲で、詩の内容も、自分が感じるいまの社会・会社が若者や弱者を抑圧していること、彼らがその現実をあきらめて受け入れようとしていることに憤りを感じ、書いたものです。奇遇にも映画のテーマと重なる部分が多く、勝手にご縁を感じてしまいました」とコメントを寄せている。『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』は11月下旬、シネクイントほか全国にて公開。© 2008 photo by Masayoshi Sukita■関連作品:ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 2009年11月、シネクイントほか全国にて公開©ブラック会社限界対策委員会■関連記事:劇中ではいじめに耐える小池徹平だが、品川が現場で垣間見たブラックな一面とは…小池徹平、ニートからサラリーマンに大変身!2ちゃんねる発の実話が映画化
2009年08月22日