バンドネオン奏者の小松亮太が、12月12日に東京・THEATRE1010でコンサートを開催。MCで、「地元の北千住でコンサートをできることが感慨深い。昔からの夢が叶いました」と喜びを語った。小松亮太は14歳で主にタンゴなどで用いられる楽器、バンドネオンを始め、1998年に『ブエノスアイレスの夏』でCDデビュー。以来、アルゼンチン・タンゴの演奏者として長きにわたりシーンをけん引してきた。ギターとコントラバスによるトリオや、そこにピアノやヴァイオリンなどを入れた編成など、さまざまな形でコンサートを行っている。今回は、バンドネオン3人以上、ヴァイオリン3人以上、ヴィオラ、コントラバス、チェロ、ピアノなどで構成されるアルゼンチン・タンゴの代表的な楽団“オルケスタ・ティピカ”の編成で、韓国のバンドネオン奏者コー・サンジや台湾のウー・ヤンランらを迎え、多国籍なメンバーでコンサートを行った。テレビ番組『THE世界遺産』のオープニングテーマ『風の詩~THE 世界遺産』で幕を明け、バンドネオンのよく伸びる美しい音色を披露。続く、タンゴの名曲『ダンサリン』ではせつなく情熱的に、そして『たそがれのオルガニート』ではのどかな風景を想起させる温かい演奏で観客を魅了した。バンドネオンの演奏をより楽しんでもらえるようにと小松が用意したのは、小松作曲の『グスコーブドリの伝記』と『想いの届く日』。バンドネオン奏者だけで演奏し、美しいハーモニーを聴かせた。さらに、『ジェラシー』では、もっと身近に感じてもらうために、男女のヴァイオリン奏者が客席を練り歩きながら演奏。ヴァイオリンの音色が言い争うような演出で会場を沸かせた。第1部のラストは、「ムチャぶりのアレンジをした」という『リベルタンゴ』を4人のバンドネオン奏者で演奏。バンドネオンを叩いたり、こすったりしてリズムをとりながら、迫力ある演奏で観客を楽しませた。第2部は、コントラバスが主役のナンバー『コントラバヘアンド』でスタートし、コー・サンジが日本のアニメにインスパイアされて作った曲『出撃』や、ウー・ヤンランによる『アディオス・ノニーノ』などを披露。さらに、韓国人シンガーのイ・ジョクをゲストに迎え、小松が初めて作った歌詞のある曲『下弦の月』で共演。イ・ジョクは日本語で歌うのが初めてとは思えない見事な歌声を披露した。アンコールは、タンゴの名曲中の名曲『ラ・クンパルシータ』で締めくくった。小松亮太は、来年1月26日(月)に東京・東京芸術劇場 コンサートホールで開催される映画音楽だけで送るコンサート“live image cinema best”に出演。チケットは発売中。取材・文:門 宏
2014年12月25日本郷奏多を主演に、「NON STYLE」の石田明が演出を手掛けることで話題の舞台「ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~」。10月28日(火)にマスコミを招待しての公開舞台稽古が東京・日本青年館で行われ、本郷さんらキャスト陣が舞台上に勢揃いした。本作は累計60万本以上の売上げを誇り、昨年にはTVアニメ化もされた大ヒットゲーム「ダンガンロンパ」を舞台化。あらゆる分野の“超一流高校生”を集める政府公認の特権的な学園私立希望ヶ峰学園を舞台に、入学してきた15名の超高校級生徒たちが次々に起こる殺人事件を、“学級裁判”で解決していく学園ミステリー・アクションだ。本郷さんは本作では、主人公の“超高校級の幸運”をもつ苗木誠を演じており、その容姿端麗な美貌で本作のテーマのひとつでもある“2.5次元化”を見事に体現していた。この日は、舞台の最初~最後までを通しての稽古とあって出演陣が勢揃い。『アナと雪の女王』での真っ直ぐなヒロインを演じていた神田沙也加は、本作では一転、“超高校級のギャル”江ノ島盾子に扮しており、劇中の衣装もミニスカートに金髪の盛り髪ツインテールと、本郷さん同様にゲームから抜け出してきたようなビジュアルで登場した。そのほかにも、物語の鍵を握る霧切響子役(超高校級の???)の岡本玲を始め、十神白夜役(超高校級の御曹司)の小澤亮太、腐川冬子役(超高校級の文学少女)の大沢ひかる、Wキャストで演じる朝日奈葵役(超高校級のスイマー)の藤江れいな(NMB48)と大島なぎさ、同じくWキャストで演じる不二咲千尋役(超高校級のプログラマー)の石田晴香(AKB48)と奥仲麻琴(PASSPO☆)、葉隠康比呂役(超高校級の占い師)の松風雅也、大和田紋土役(超高校級の暴走族)の八神蓮、石丸清多夏役(超高校級の風紀委員)の高木万平、セレスティア・ルーデンベルク役(超高校級のギャンブラー)の池端レイナ、山田一二三役(超高校級の同人作家)の向清太朗(天津)、大神さくら役(超高校級の格闘家)の山口ゆきえ(カーニバル)、桑田怜恩役(超高校級の野球選手)の宮下雄也(RUN&GUN)、舞園さやか役(超高校級のアイドル)の田中日奈子と、演出の石田さんを含め総勢18名が集結した。話題作とあってこの日は報道陣や招待客が殺到し、会場は満員状態。舞台稽古を前に、キャスト陣がそれぞれの劇中衣装に身を包み報道陣の前に姿を現すと、一斉にフラッシュが炸裂した。この熱気に、座長を務めた本郷さんは「我々一同、原作を勉強しながら皆で一つの作品を一生懸命に作り上げてきました。すごくいい所に着地できたかなと思います。ひとつの舞台として観て頂いても見ごたえのある作品にというのと、(原作の)イメージを大切に、と両立したものが出来たと思います。今日は我々のフルパワーで演じさせて頂きます」と公演に向けた意気込みを語っていた。一方、演出を務めた石田さんは、この日は“お笑いは封印”と言わんばかりの少し緊張した面持ちで登場。「色んなことをイチから学ばせて頂いて、それがまた芸人として活かせればと思っています。2008年の『M-1グランプリ』優勝して以来の、自分が成長できた一年になったことは間違いないです!」と、充実した表情を浮かべながら真摯に語っていた。舞台「ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~」は10月29日(水)~11月3日(月・祝)まで日本青年館・大ホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2014年10月29日公開初日を迎えた映画『さまよう小指』の舞台あいさつが14日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、キャストの小澤亮太、我妻三輪子、竹葉リサ監督が出席した。竹葉リサ監督の初めての長編作品となる本作は、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」で最高賞を受賞し、ロッテルダム国際映画祭に出品を果たすなど、国内外で注目を集めている作品。ブスで超恋愛至上主義の桃子(我妻三輪子)が、幼い頃から片想いをしている涼介(小澤亮太)の小指からクローンを作ったことで、様々な事件が巻き起こる。片想いの男性を追い続ける桃子を演じた我妻は「割とぶっ飛んでいるとは思うんですけど、5歳の頃から振られ続けているので、クローンを作っちゃう気持ちは分からなくはないです。やらないけど…」と共感した様子で「私もすごく頑固なので、その辺は共感してやれました」と満足げ。その我妻が演じる桃子からずっと好意を抱かれるだめんず・涼介役の小澤は「涼介はクローンを使って狡賢いところというか、人に甘えるところがあり、そういう部分では似ていると思います。すごくピュアで素直なところも似ていますよ。頑張ってそうしました(笑)」と振り返った。劇中には小指のクローンが登場し、そのクローンをめぐって様々なことが展開するが、「小指みたいなクローンを作れたら?」という質問に小澤は「僕は自分のクローンを作りたいです。お互い働けば色んな仕事ができるじゃないですか。同じことを学べるし人生が二倍になると思いますよ」とアクティブな回答。一方の我妻は「ドラえもんが欲しいです! (クローンで)ドラえもんできるかな? ドラえもんを作って色んなところに一緒に行きたいです!」と"天然発言"で観客の笑いを誘っていた。
2014年09月15日時代を超えて読み継がれている、紡木たくの伝説的同名少女コミックを、能年玲奈&「三代目J Soul Brothers」の登坂広臣という最旬キャストで映画化した『ホットロード』。『るろうに剣心 京都大火編』や『トランスフォーマー/ロストエイジ』を抑え、週末興行成績ランキングでは実写映画第1位となる大ヒットスタートを切った本作から、劇中に登場する登坂さんがリーダーとなる不良チーム「Nights」と、彼らと敵対する「漠統」の強烈な個性を放つメンバーが勢揃いとなったビジュアルがシネマカフェに到着した。ママ(木村佳乃)と2人きりで暮らす14歳の少女・宮市和希(能年玲奈)は、自分が望まれて生まれてきた子どもではないことに心を痛めていた。ある日、親友・絵里(竹富聖花)に誘われるまま夜の湘南で出会ったのは、「Nights(ナイツ)」という不良チームの少年、春山洋志(登坂広臣)。「おまえんち、家庭環境わりーだろ?」――第1印象は最悪だった2人だが、やがて和希は春山が身を置く世界に安らぎや戸惑いを覚え、春山もまた和希の純粋さに惹かれていく。しかし、トオル(鈴木亮平)から「Nights」のリーダーを引き継いだ春山は、敵対するチームとの抗争に巻き込まれ…。本作で「Nights」と激しい勢力争いを見せるのが、“ケンカ上等”の血気盛んなグループ「漠統」だ。劇中では、登坂さん演じる春山が単身、漠統のもとへ乗り込み、闘いを挑む場面は見逃せない1シーンともなっている。漠統のリーダー・赤根として圧倒的な演技を魅せるのは、ラッパーのSWAYとしても活躍する「劇団EXILE」のメンバー・野替愁平。No.2の永山には、「D-BOYS」の元メンバー・遠藤雄弥が演じている。本作の大ヒットを受け、8月30日(土)には急遽、「Nights」から山田裕貴、小澤亮太、「漠統」からは野替愁平、遠藤雄弥が舞台挨拶に登壇することが決定!男気あふれる彼らにぜひ注目してみて。『ホットロード』は全国にて公開中。「Nights vs 漠統」舞台挨拶は、丸の内ピカデリーにて8月30日(土)18:45~回の上映終了後の予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホットロード 2014年8月16日より全国にて公開(C) 2014「ホットロード」製作委員会 (C) 紡木たく/集英社
2014年08月26日今年3月に開催された、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014にて「グランプリ」「シネガー・アワード」の2冠を受賞した話題作『さまよう小指』が9月より期間限定公開されることが決定。このほどポスター・ビジュアルと予告編、さらに斎藤工からの絶賛コメントが到着した。ヤクザの女を寝取ったせいで、小指を詰めさせられた・涼介(小澤亮太)。5歳の頃からずっと涼介に付きまとっているストーカーの女の子・桃子(我妻三輪子)はその小指を手に入れ、クローン人間“小指”を作成する。涼介・小指・桃子をめぐって、想天外なファンタスティック・ラブコメディーが展開する。新星・竹葉リサ監督初の長編作品となる本作。先述のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014の栄光に加え、海外の映画祭からも注目を集め、ロッテルダム国際映画祭2014「Bright Future部門」に正式出品、さらに「プチョン国際ファンタスティック映画祭2014」正式出品、シッチェス・カタロニア国際映画祭2014「NEW VISION部門 フィクション コンペティション」にもノミネートを果たしている。公開されたポスターと予告編はかなりキュート。湿っぽくないカラッとしたシュールな笑いや毒づいた表現、原宿的なカワイイ・チープな要素とアイテムを取り入れた美術を含めた映像のポップさが、練り上げられた物語に不思議な彩りとして加えられている。そんな絶妙なバランスで描く竹葉監督のセンスを絶賛するのは、俳優で映画監督としても活躍する斎藤工。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014で審査員を務め、その目で本作の“威力”を体験している。「まるで名人落語を聴いているかの如く、唯一無二の竹葉ワールドに心酔させられる。見終わった後の喪失感と爽快感が心地よい。この監督…天才かも」とそのセンスに賛辞を送っている。ポップでちょっとカルトなB級映画。その奥に秘めたる“本物”のセンスを感じてみて。映画『さまよう小指』は9月14日(日)~26日(金)まで、テアトル新宿にて期間限定レイトショー公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月22日2005年の初演以来、全国の中・高等学校などを巡演して、この種の公演としては異例のヒットとなった『3150万秒と、少し』。イギリスの小説「NEW YEAR’S DAY」をベースに、劇団青年座文芸部の藤井清美が書き下ろした“青春ジュブナイル”だ。「人は死に直面したとき何を思うのか」という問いを、主人公の少年たちが傷つきながらも真っ向から受け止めるさまは衝撃的ですらある。東京・天王洲 銀河劇場で2月15日から始まった本作において、メインキャストを務めている相葉裕樹と小澤亮太に聞いた。舞台『3150万秒と、少し』チケット情報最初に台本を読んだ時のことを、「がむしゃらだった17歳の頃を思い出しました」(相葉)、「この内容の深さを、僕自身のキャパシティで受け止められるだろうかと不安になったんです」(小澤)と、それぞれ率直に話すふたり。物語は高校2年生の高野悠也(相葉)と川原直人(小澤)が事故に遭ってクラスメイト全員を亡くし、“生き残ってしまった”という気持ちと“何故友人たちは死ななければならなかったのか”という葛藤にさいなまれるところから始まる。「それってどんなに重い状況なんだろうと、考えるだけで怖くなりますよね」と小澤が話すと、相葉もうなずきながら「もし自分だったらと考えると、自分は悠也みたいな行動をとれるだろうかって考えてしまいます」と神妙な表情を見せる。だが、死にたいと言い出す直人に、“あるリスト”が終わるまで1年間だけ付き合ってくれと悠也が頼むことで、物語は予想外の展開につながってゆく。本作で核となるのは、その“リスト”の中身だ。「“派手な格好をして大声で歌う”とか、“動物を殺す”とか、ちょっと驚きますよね。それを実行するかどうか、それを通してふたりが何を感じるかは、実際に観て確かめてほしい」(相葉)、「そのリストは何のためか?というのが、ストーリーの仕掛けになっていて。そこがこの作品の面白さだと思います」(小澤)とふたりは口を揃える。そのきわどい表現が成功しているのは作・演出を担当した藤井の手腕だが、今回が本作に初参加の相葉と小澤にとっては、役者として試されている部分でもある。「さっき僕は悠也と違うかもと言ったけれど、彼の気持ちを理解は出来るんですよ。大人から見たら子どもっぽいかもしれない、そのまっすぐな行動がうらやましくて。だから観ている方も、同じように応援する気持ちで悠也と直人を観ているのかもしれないなと感じています」と相葉が言えば、「優等生だけど行動的ではない直人が、悠也に引っ張っていってもらうことで彼らの関係も変わっていく。ふたりは全然違うタイプで別の視点をもっているからこそ、お客さんもそれぞれの目線でこの物語を観ることが出来るんだと思います」と小澤。ごまかしの効かない、まっすぐな舞台。登場人物も役者自身も体当たりでぶつかっていくから、本作は観る者の胸を打つのだろう。公演は2月24日(日)まで。その後、2月27日(水)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティでも上演。チケット発売中。取材・文佐藤さくら
2013年02月21日現在来日公演を開催中のウィーン国立歌劇場が、10月26日に「小学生のためのオペラ『魔笛』」公演をKAAT 神奈川芸術劇場で開催した。世界的指揮者の小澤征爾も会場に訪れた。「ウィーン国立歌劇場」の公演情報2003年にウィーン国立歌劇場が、次世代のオペラファンの育成、子どもたちの情操教育の一環として始めた同企画。当時の総裁のイオアン・ホーレンダー、音楽監督の小澤征爾が立案し、ウィーン国立歌劇場管弦楽団の演奏で、モーツァルト作曲の名作オペラ「魔笛」の物語を約1時間にまとめて上演。間近でオペラを体験できるように、子どもたちの観劇用スペースとして舞台上に平土間席を設けるのが特徴だ。同企画の日本初演となったKAAT公演には、昼夜あわせて2273名が来場(うち子どもは1046名)。日本人歌手の甲斐栄次郎(ウィーン国立歌劇場専属ソリスト)がパパゲーノ役を担当し、「魔笛」の物語を日本語でナビゲート。コンパクトにしたとはいえ、休憩なしで約1時間の舞台は、子どもたちにとってはやや長丁場だが、動物たちの着ぐるみが登場したり、オーケストラの楽器紹介や主要アリアを随所に盛り込むなど、子どもたちに集中して楽しんでもらう工夫が随所に。これこそが本場ウィーンで毎年人気を博している所以だろう。文字通り目の前でオペラを体感した日本の子どもたちは、ときに笑い、ときに歓声をあげ、キラキラと目を輝かせながら拍手を送った。昼公演を鑑賞後、記者陣の取材に応じた小澤征爾は「日本の子どもたちはお行儀が良いね!世界一」と笑顔。子どもたちの喝采に包まれた公演の成功を喜び「この企画はステージの上でやったのでは駄目。子どもたちと同じ目線でやることが鉄則だね。最近は子どもたち向けの音楽会が増えているけど、一番大事なのは、一生懸命に演奏すること。ほんの少しでも気を抜けば、子どもたちには絶対に伝わる。音楽家が音楽に徹すると、必ず通じるんだと僕は信じている」と熱く語り、久々の公の場で元気な姿をみせてくれた。
2012年10月29日藤巻亮太が9月に東京と大阪でライブを行い、10月にソロとして初のアルバムをリリースする事が決定した。【公演情報はこちら】レミオロメンのギターボーカルとして知られる藤巻亮太。今年2月にレミオロメンの活動を休止したのち、ソロ活動を本格化し、2枚のシングルをリリースするなど活動を精力的に行ってきた。10月にはソロとなって初のアルバム『オオカミ青年』をリリースする事が決まっている。今回のライブは東京・大阪で開催され、タイトルは「ECLIPSE」。日程は東京が9月12日(水)渋谷公会堂、大阪が9月19日(水)なんばHatchとなっている。これまでもソロとしてフェスやイベントには出演してきたが、CD購入者に向けて行われたスペシャルライブを除いては、本格的なワンマンは今回が初めて。アルバムの発売日や詳細などは随時、公式サイトで公開されていくそうなので、今回のライブと合わせてチェックを。なお、8月25日(土)のチケット一般発売に先がけて、7月21日(土)12時から7月29日(日)23時59分までメール会員の先行抽選プレリザーブを実施中。■藤巻亮太 LIVE 2012“ECLIPSE”9月12日(水)渋谷公会堂(東京都)OPEN18:00/START18:459月19日(水)なんばHatch(大阪府)OPEN18:00/START19:00
2012年07月20日現在、テレビ放映中の人気ヒーローと30年ぶりに復活した伝説のヒーローが奇跡のコラボを展開する映画『海賊戦隊ゴーカイジャー VS 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』。小さな子どもから大人まで思わず熱くなる本作の見どころを、ゴーカイジャーを演じる小澤亮太、山田裕貴、市道真央、清水一希、小池唯、池田純矢の6人に聞いた。その他の写真本作は、宇宙最大のお宝を手に入れるために冒険を続ける宇宙海賊ゴーカイジャーと、宇宙の平和を守るために現在も活躍する伝説の宇宙刑事ギャバンが宇宙を舞台に壮大なバトルを繰り広げる物語だ。本作の最大のポイントは、1982年に放映された『宇宙刑事ギャバン』が30年の時を経て復活。さらにオリジナルキャストの大葉健二が再びギャバン=一条寺烈を演じていることだ。ゴーカイブルー役の山田が「大葉さんがアクションをすると撮影現場の空気が変わるんです。スタッフさんも、大葉さんの演技を撮ることに集中する。“現場を動かせる人”は本当にすごいと思いました」と語り、ゴーカイシルバー役の池田は「大葉さんに『今、若手でアクションできる人は少ないから、続けた方がいい』って言われたのは本当にうれしかった」とコメント。ゴーカイグリーン役の清水は「僕たちのような若手にも『大葉です。よろしくお願いします』と頭をさげてくださる。本当にスゴい方です」と振り返る。もちろん、ゴーカイジャーの面々もギャバンに負けてはいない。彼らは昨年1月のシリーズスタート以来、役と向き合い、6人の結束を強めてきた。ゴーカイピンク役の小池は「これまでの作品では役を“掴んできた辺り”で終わっていましたが、1年間あるのでめいっぱい役と向き合える」と言い、ゴーカイイエロー役の市道は「最初はおぼろげだった役が時間が経つごとに見えてきた。それでも“予想の上をいく展開”があるんです」と笑顔を見せる。30年経って復活するヒーローがあるように、彼らもずっとヒーローとして子どもたちの記憶に残り続けるだろう。「子供の頃に見たヒーローを今も覚えている」というゴーカイレッド役の小澤は「役者として、いつまでも覚えてもらっていることは活力になります」と語り、「今回の映画は、海賊と宇宙刑事がどのようにして出会い、物語が展開していくのがポイントです。これまでの映画以上にドラマがしっかりと作られていて、アクションだけでなく物語も楽しめる作品になっています」と作品をPRした。『海賊戦隊ゴーカイジャー VS 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』1月21日(土)公開
2012年01月20日スーパー戦隊シリーズ35作目の記念作品として製作された「海賊戦隊 ゴーカイジャー」と、30年前に放送された伝説的ヒーロー「宇宙刑事ギャバン」。この2大ヒーローが夢の競演を果たした映画『海賊戦隊 ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の完成披露試写会が1月13日(金)に都内で開催され、ゴーカイジャーに変身する小澤亮太、山田裕貴、市道真央、清水一希、小池唯、池田純矢、細貝圭と30年ぶりに“ギャバン”こと一条寺烈役を演じた大葉健二、映画版のゲストである佐野史郎が出席した。“宇宙海賊”であるゴーカイジャーたちを宇宙警察総裁のウィーバル(佐野さん)の命により逮捕したギャバン。だが、その裏には陰謀が…。魔空監獄に魔空空間での激しい戦い、ゴーカイレッドことキャプテン・マーベラス(小澤さん)のギャバンに対する熱き思いなどが描き出される。ヒーローたちの夢の競演に「ゴーカイジャー」ファンの子供たちもかつて「ギャバン」を見ていた大人のファンも大興奮。ゴーカイレッドとギャバン、そして小澤さんや大葉さんが登場すると会場は熱い声援に包まれた。「ゴーカイジャー」の面々はTVシリーズと並行しての映画撮影でかなりのハードスケジュールとなったが、小澤さんは大先輩の大葉さんや佐野さんとの共演について「お会いして一瞬で目が覚めました。緊張して、集中できましたし、大先輩とご一緒できて嬉しかったです」と笑顔を見せた。ほかの面々も「ゴーカイシルバーのシルバーがかすむほど、ギャバンの銀色がかっこいい」(清水さん)、「大葉さんの目力がものすごくて吸い込まれそうでした」(細貝さん)、「佐野さんの声をアフレコで聞いて『共演してるんだ』と実感して感動しました」(市道さん)、「佐野さんに目だけは負けないように睨んでたんですが、怖気づいてそらしてしまったかも(苦笑)」(山田さん)など尊敬の思いのこもった感想を語った。池田さんは「撮影が終わって、大葉さんとお話しさせていただいたときに大葉さんに『アクションを続けた方がいいよ。若い人でアクションやれる人は少ないから武器になる』とアドバイスいただきました」と目を輝かせた。一方、30年ぶりにギャバンを演じた大葉さんは、トレードマークの白いパンツに革ジャンで登場したが「撮影所でこれを着て歩くのは照れくさかった。40代、50代の方々が女学生の制服着るときの気持ちはこんな感じかなと思いました(笑)」と述懐。さらに若きゴーカイジャーたちについて「睡眠もろくに取れないんじゃないかという中でやっていました。僕が思うヒーロー像というものがあるんですが、彼らはまさにそれ」と絶賛した。さらに作品の見どころとして「人間が忘れてしまった言葉や思い、絶対に忘れちゃいけないものがここにあります」と訴え、「よろしく、勇気!」と決めゼリフで締めくくった。“総裁”役ということで佐野さんは「『秘密結社 鷹の爪』を参考にしつつ、こうならないようにと反面教師にしました」と明かして会場の笑いを誘う。さらに「いまの日本、なかなかつらいところがありますが、ギャバンや戦隊ヒーローに救ってほしいと心底思います」とヒーローへの期待を口にした。『海賊戦隊 ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』は1月21日(土)より全国にて公開。■関連作品:海賊戦隊 ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE 2012年1月21日より全国にて公開© 石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映
2012年01月13日ロックバンド・レミオロメンのボーカル・藤巻亮太が、2012年2月29日(水)発売のシングル『光をあつめて』でソロデビューする。藤巻亮太の情報を見るこの楽曲が生まれた経緯は、3月9日・10日に行われたレミオロメン横浜アリーナ公演の翌日に起こった東日本大震災を受け、音楽の役割を問い続ける日々の中、現地での炊き出しやボランティア活動に参加。避難所で「歌ってほしい」と言われて弾き語りで歌を届けたことが、新たな気持ちで音楽と向き合うきっかけになり完成した曲が『光をあつめて』である。震災後、誰もが未来や心に光を必要としている時代。小さくても、ひとりひとりが集めた光を誰かと分け合っていけたら……という繋がりをテーマに完成した。この『光をあつめて』は、ap bank Fund for Japanの活動のひとつとして、被災地の学校を中心にライブを行う“歌の炊き出し”で、ずっと歌い続けてきている。【藤巻亮太のコメント】「去年バンド結成10周年の節目を迎え、11年目の春、震災の大きな衝撃とともに、2011年は音楽について深く考える年になりました。そしてそれは自分自身、ひとりのシンガーソングライターとしての自覚の目覚めになりました。一番最初に曲を作った時、心に光が差し込んだ感触。そして音楽を続けていく中で、音楽の光を多くの人と共有できた喜び。もう一度、新たな気持ちで音楽と向き合いたいという想いから『光をあつめて』という曲が生まれました。バンドでしか描けない世界観があります、そしてソロでこそ描ける世界観もあります。お互いがお互いにいい影響を及ぼし合って、音楽のさらなる高みへ昇っていけたらと思っています。バンドでの活動はお待たせすることになりますが、応援していただいたみなさんへの感謝の想いを胸に、ソロ活動の第一歩を踏み出したいと思います」また、この楽曲は2月29日(水)のシングルリリース前に、1月12日(木)に先行配信を行い、アーティスト収益分をap bank Fund for Japanを通じて、東日本大震災の復興支援金に充てることが決定している。
2011年12月06日映画『相棒−劇場版II−』(仮題)の製作報告会見が8月9日(月)、東京・東映大泉撮影所で行われ、小西真奈美、小澤征悦らゲストキャストが初お披露目された。2000年6月に初放送された人気刑事ドラマシリーズの10周年を飾る劇場版第2弾で、警視庁幹部12人を人質にとられた警視庁籠城事件に、特命係係長の杉下右京(水谷豊)と相棒の刑事・神戸尊(及川光博)が挑む物語。レギュラーメンバーに加え、警視庁の元組織犯罪対策部の刑事という経歴を持つ犯人・八重樫哲也を小澤さん、八重樫の警察学校時代の同期で総務部装備課・朝比奈圭子を小西真奈美、ほかに宇津井健、國村隼らが出演する。6月25日(金)にクランクインし、国内での撮影を終え、明日10日(火)から13日(金)までのフィリピンロケをこなしてクランクアップ予定。TVシリーズと劇場版第1作に続き和泉聖治監督がメガホンを取っている。“相棒”コンビとの初共演の感想を司会者から求められた小西さんは「3人のシーンを控えてメイク室で一緒になったんですが、先に水谷さんが出ていくときに『ご縁があったらまた後ほど』っておっしゃった。何て返していいか…と思っていたら、及川さんが『そうですね、ご縁があったら』と返したので、ああ、この2人は本当に相棒なんだと思った」とエピソードを吐露。すかさず及川さんが「先輩(水谷さん)は、ちょいちょいユーモアを挟むんです」と突っ込むと、水谷さんは「だって人生、何があるか分かりませんから。メイク室を出た後に…」と冷静に切り返す“右京節”全開だった。今度は及川さんが小西さんとの共演の感想を求められると「楽しかったですよ、明るくて…いい匂いがしました」。同じ問いに小澤さんも「初めてだったんですけど、すごくいい匂いがしました」と揃って萌え気味。小西さんと会場の笑いを誘った。一方、自身にとっての相棒を尋ねる質問に、小澤さんは「家族」。食道がんとの闘病から生還し今月1日(日)に復帰会見した父で世界的指揮者・小澤征爾さんへの思いを垣間見せた。この最新劇場版に先駆け、10月からドラマシリーズ「相棒season9」が放映予定。『相棒−劇場版II−』(仮題)は12月23日(木・祝)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:相棒−劇場版II−(仮題) 2010年12月23日より全国にて公開
2010年08月09日