東京ミッドタウンでは、7月13日(金)~8月26日(日)の期間で夏イベント「MIDTOWN LOVES SUMMER 2018」を開催。“日本の夏の涼”をテーマに、花火、足水、風鈴など、日本の夏の風物詩を都心ならではのスタイルで体感できるイベントを多数実施する。◆メインイベントは「光と霧のデジタルアート庭園」芝生広場に出現するのは、日本の夏の涼を体感するデジタルアート空間「光と霧のデジタルアート庭園」。広大な庭園と縁側を夜には霧が包み込み、 庭園内に点在する岩を中心に、花火をイメージした色とりどりの光が放たれる。この幻想的な演出は、今年20周年を迎えたヴィジュアルデザインスタジオ「WOW」によるもの。期間中は、17時~23時の時間帯で楽しむことができる。◆緑に囲まれながら人気のウォッカを味わうカフェも登場今年で10回目を迎えるミッドパークカフェは、「SMIRNOFF (R) MIDPARK CAFE」(スミノフ ミッドパーク カフェ)として世界中で人気のウォッカブランド「スミノフ」とコラボ。ここでしか味わえない、スミノフを使った限定のスペシャルカクテルや、スミノフにぴったりの2~3人のグループでシェアして楽しめる、スモークBBQローストビーフ、スモークサーモンの杉板焼きなどのフードも登場。◆足水や風鈴で夕涼みほかにも、ミッドタウン・ガーデンを流れる小川に足を浸し、都心にいながら「日本の夕涼み」を堪能できる「ASHIMIZU」(アシミズ)。館内にはデザインとアートのコンペティション「Tokyo Midtown Award」の2017年度デザインコンペ受賞者でアートディレクターの田村有斗が手掛ける、風鈴をモチーフにしたオブジェが登場。日本の伝統的な簾(すだれ)からインスパイアを受け、五感で風を感じる、音も見た目も涼しげな空間を作り出す。さらに、ヒートアイランド対策にひと役買う“都会の打ち水”が体験できる「六本木打ち水大作戦」が今年も実施される。<「MIDTOWN LOVES SUMMER 2018」開催概要>「光と霧のデジタルアート庭園」期間:7月13日(金)~8月26日(日)※荒天中止時間:17時~23時場所:芝生広場「SMIRNOFF (R) MIDPARK CAFE」期間:7月13日(金)~8月26日(日)※荒天中止時間:平日/17時~22時(L.O. 21時30分)※土日祝および8月13日(月)~17日(金)は12時オープン場所:ミッドタウン・ガーデン「ASHIMIZU」期間:7月13日(金)~8月26日(日)※雨天中止、月曜定休(7月16日は実施)時間:14時~20時場所:ミッドタウン・ガーデン「風簾」期間:7月13日(金)~8月26日(日)時間:11時~21時場所:ガレリア館内「六本木打ち水大作戦」期間:7月23日(月)大暑の日※雨天中止時間:受付17時20分~、出陣式17時40分場所:出陣式会場:東京ミッドタウン キャノピー・スクエア、打ち水エリア:六本木交差点周辺~外苑東通り沿いエリア「MIDTOWN LOVES SUMMER 2018」は7月13日(金)~8月26日(日)、東京ミッドタウン各所にて開催。(cinemacafe.net)
2018年05月29日元宝塚歌劇団雪組トップスター、早霧せいなの退団後初となる主演ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』が5月19日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで開幕した。恋か仕事か…。いつの世も男女を悩ます命題を、とびきりハッピーで勢いのある楽曲と共に綴る。1981年に米ブロードウェーで初演、トニー賞4冠に輝いた傑作ラブ・コメディーだ。脚本は『タイタニック』のピーター・ストーン、作曲・作詞は『キャバレー』『シカゴ』のジョン・カンダー&フレッド・エッブ、日本版の上演台本・演出・訳詞を板垣恭一が務める。ミュージカル「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」チケット情報その年に最も輝いた女性に贈られる賞「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した人気ニュースキャスターの主人公テス・ハーディング(早霧せいな)。しかし、テスの心は晴れない。なぜなら、授賞式直前に新婚の夫サム・クレッグ(相葉裕樹)と口論を繰り広げたから。「私のこと憎めばいい」と憤るものの……。自分の名前をコールされ、喝采と栄光の舞台へとひとり突き進むテス。その背を見送りながら、物語はテスとサムが出会った8か月前へと遡る。時代を動かすキャリアウーマンと、社会を斜めに読む風刺漫画家の男。そんな住む世界が違う、言わばロミオ&ジュリエット的な逆境型の恋愛模様が主軸なだけに、電撃的な一目惚れに始まる“憧れのシチュエーション”がてんこ盛り。かと思えば、じつは離婚歴があるふたり。「女だけど男」なんてナンバーがあるほど男勝りな早霧テスは、「男なんて金輪際いらない」とケンカでの捨て台詞にも説得力がこもる。一方の相葉サムは「一人寝の夜にも慣れたけど…」とソロ曲『戻らない時間』で自嘲気味にケンカ後の虚しさを吐露したり。ファンタジーとリアルさの甘辛加減が絶妙で。現実の厳しさを知りつつも、どこか漫画のようなハッピーエンドも諦めきれない。そんな大人心の隙を付いてくる、味わい深いロマンチック劇に仕上がっている。泣いて笑って猪突猛進なヒロインを表情豊かに好演し、魅力全開の早霧せいな。男役で培った技も存分に生かしつつ、話が進むにつれてどんどん可愛く見えてくるのも持ち前の美貌と演技力があればこそ。夫役の相葉裕樹は弱さと優しさをフル稼働し“2度目の恋”に向き合う男心を繊細に演じる。『レ・ミゼラブル』などの大作で鍛えた伸びのある歌声でも聴かせた。共演者も手練れ揃い。序盤から女子力高めなニュースキャスター役で、キレのある笑いを量産する原田優一。敏腕秘書役の今井朋彦は、その苛立ちが相葉サムへの嫉妬心からなのかも気になるところ。含みを持たせた表情で煙に巻きつつ、春風ひとみ演じる辛口家政婦役とのデュエット『こりゃダメだ』では、リズミカルな歌声を響かせる。また、樹里咲穂演じる専業主婦が早霧テスとの掛け合いで歌う『となりの芝は青い』も共感を呼びそうなナンバーだ。さらに恋の指南役、異国のバレエダンサー役には本業もバレエダンサーの宮尾俊太郎。ダンサーとしての技術や容姿は完璧なのにカタコトという設定がハマり、自他ともに認めるユーモア精神を遺憾なく発揮している。取材・文:石橋法子
2018年05月21日初夏の花々が池袋 サンシャインシティに集結今年で開業40周年を迎える東京・池袋のサンシャインシティを華やかに彩るイベント「Summer Garden 夏花フェスタ」が2018年6月8日(金)~6月9日(土)に開催されます。「サンシャインシティは花ざかり!2018」のひとつとして開かれるこのイベントでは、初夏の訪れを感じさせるスワインソナ ガレギフォリア、ダリア、ガザニア、多肉植物など、夏に大輪の花を咲かせる花々が一堂に会します。今回で7回目となる本展には、NHK「趣味の園芸」講師も務める園芸研究家の“金子明人”さんによる夏花の楽しみ方のセミナーや、大人から子供まで楽しめる花のワークショップなど、誰もが気軽に植物の魅力とふれあえるイベントとなっています。夏を彩る花たちを見つけに行こう!生産者が直売する「フラワーマーケット」では、植物を熟知したプロに育て方などを直接聞くことができるため、初心者の方でも安心。育てるうえでの不安な点や大切なポイントなどを予め知ることができます。他にも門扉・壁・塀などに飾ることができるハンギングバスケットを使ったワークショップや展示を行う「ハンギングバスケットコーナー」や、サンシャインシティ開業40周年を記念して新種や希少価値の高い花々を展示するなど、ここでしか見ることのできない花たちと出会うことも。6月8日(金)~6月9日(土)にて開かれる花尽くしのイベント「Summer Garden 夏花フェスタ」で今年の夏を鮮やかに彩る花たちを探してみませんか。「サンシャインシティは花ざかり!2018」に行ってみよう!サンシャインシティでは、「サンシャインシティは花ざかり!」と題して「花」をテーマに「Summer Garden 夏花フェスタ」の他にも様々なイベントを開催。この先も花いっぱいのサンシャインシティにぜひ行ってみよう!【今後開催予定のイベント】●第二回全国高校生 花いけバトル 関東大会※観覧無料日時:6月17日(日)開演13:00~場所:サンシャインシティ噴水広場内容:全国9地区で地区大会を展開し、各地区大会優勝チームが8月18日、19日に香川県高松市で開催される、決勝大会(全国大会)に進出。サンシャインシティ噴水広場では、関東大会として、最大20チーム(2名/1チーム)が5分間で花をいけ、観客による審査にて勝敗を決していきます。●スカイレストラン×サンシャインシティは花ざかり! 期間限定ランチメニュー日時:開催中~6月9日(土)場所:スカイレストラン(サンシャイン60ビル 58・59F)内容:彩り鮮やかな限定ランチメニューが登場します。最高の景色とともにお楽しみくださいイベント情報イベント名:Summer Garden 夏花フェスタ催行期間:2018年06月08日 〜 2018年06月09日住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ噴水広場(専門店街アルパB1)電話番号:03-3989-3331
2018年05月17日元宝塚歌劇団・雪組トップスター早霧せいなが、退団後初主演そして初の女性役をつとめるミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』の公開稽古が行われた。作品は1981年にブロードウェイで上演され、トニー賞4冠に輝いたミュージカルコメディだ。早霧演じるテスにひと目惚れして、のちに結婚する夫サムを相葉裕樹が、テスの運命を変える男アレクセイを宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー)が演じる。主人公のテスはバリバリのキャリアウーマン。サムと運命的な出会いを果して結婚するが、テスは仕事まっしぐらで早くも離婚危機に陥ってしまう。猪突猛進なテスに振り回される夫。「サムは庶民代表。共感してもらえるんじゃないかな」(相葉)この日披露されたのは3曲。仕事と家庭を両立し女性たちの憧れの的であるテスだが、1曲目の『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』ではケンカ中の夫のサムへの恨みを込め熱唱。勝気なテスに対して、2曲目の楽曲『戻らない時間』ではサムがテスとすれ違う切なさを囁く。対照的なふたりの様子が披露された。3曲目『女だけど男』は、サムの仕事仲間たちが登場。敵対していたテスを受け入れる賑やかな楽曲で、早霧演じるテスは「男には負けない!私は女だけど男!」と男たちの中心に立つ。使用される楽曲は1980年代に発表されたものが中心で、どれも華やか。作詞作曲はジョン・カンダー&フレッド・エッブによるもので、これまでに『シカゴ』『キャバレー』『蜘蛛女のキス』など数多くのミュージカルで耳に残る楽曲を生み出し多くの人を魅了してきた。「楽しいナンバーが多い。全曲堪能できるお客様がうらやましい」(早霧)と歌う姿も楽しそうだ。ダンスシーンも多く「こんなに歌いながら踊るなんて」(宮尾)と本人は驚いた様子だが、“バレエ王子”宮尾の踊りも堪能できる。早霧は宝塚退団後、初めて女性役を演じるが「男でも女でも、自分と違う人であることは同じ」と、性別にこだわらずひとりの人間として役作りに挑む。見どころは「ひとりの男性と出会い、仕事と家庭の両立をはかりながら、どうテスが変わっていくのか」(早霧)。30年近く前の作品だが、仕事に人生を注ぐ女性の増えた現代により強く共感できるパワフルなミュージカルだ。公演は5月19日(土)から27日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、6月1日(金)から10日(日)まで東京・TBS赤坂ACTシアターで上演される。取材・文:河野桃子
2018年05月09日1966年のブロードウェイ初演以来、世界各国で繰り返し上演されているミュージカル『I DO! I DO!』。2014年に霧矢大夢主演で上演され、第22回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞するなど、好評を得た作品だ。その名作が今春、夫役に鈴木壮麻を迎え、4年ぶりに再演される。4月下旬の某日、都内で行われている稽古場を訪問した。【チケット情報はこちら】一歩足を踏み入れると、まず目につくのは大きなベッド。その上には、台本を前に考え込む霧矢と鈴木の姿が……どうやら、新婚初夜シーンのやりとりの細かいニュアンスに霧矢が悩んでいるようだ。1度試しに演じてみるが、どうもしっくりこないらしく「もうひと超えだな」と鈴木が言うと、「頭じゃわかってるの(笑)」と霧矢が返す。演出家の大河内直子も含め、再び思案する3人。そして霧矢の「ちょっとやってみていいですか?」の声でもう一度トライするものの、イメージと違ったのかすぐにストップ。「難しいね、カマトトぶる感じになってもいけないしね」と鈴木。再び皆でアイデアを出しあってゆく。再演といえども、登場人物はたったふたり。キャストが変わったことによる変化と、さらなるブラッシュアップ、そのための奮闘に取材しているこちらも思わず背筋が伸びる。アグネスとマイケル、とある夫婦の50年間を音楽にのせて描いた本作をどう立ち上げていくか。稽古場では苦闘もあるが、基本的にはとても明るく、賑やかな雰囲気だ。霧矢も鈴木もお互いどんどん提案を出し、とにかくノンストップで稽古する。お互いにボケたり、つっこんでみせたりと息もピッタリ!?霧矢が「こんな風に……」とマイケルを演じて見せ、そのあまりの男らしさに稽古場中が爆笑に包まれるひと幕も。舞台上にはたったふたり、ほぼ出ずっぱり。演じる側にはかなりハードな作品だろうと思うが、霧矢と鈴木はとにかくアクティブだ。歌って踊って演技して、自分たちで小道具を出し入れしたり、時には家具を動かしたりとまさに八面六臂の活躍だ。本作で描かれる“夫婦・家庭間で起こるトラブル”エピソードをいかにリアルに見せていくか、稽古場で丁寧な作業を重ねてゆく。そんなほろ苦い部分も含め、極上のエンターテイメントとして楽しめるのは、ふたりの芸達者ぶりとチャーミングさがあればこそ!霧矢と鈴木の組み合わせは、テンポといい雰囲気といい、稽古を観ている時点ですでに“楽しい”。自身の人生と重ね合わせながらさまざまなことを思うだろう本作。さらなる進化を遂げた『ミュージカル「I DO! I DO!」』は、しみじみと心に残る作品になりそうだ。公演は5月11日(金)から20日(日)まで東京・博品館劇場にて。チケット発売中。なお、チケットぴあでは当日引換券を5月9日(水)より発売開始。取材・文:川口有紀
2018年05月07日一大ブームを巻き起こし、今なお愛され続ける名作ドラマ『花より男子』。その新章となる『花のち晴れ~花男 Next Season~』が、4月17日から放送される。主人公の江戸川音(えどがわおと)を演じるのは、連続ドラマ初主演となる杉咲花さん。「前作の『花より男子』は、毎週ワクワクしながら見ていました。なので、役とはいえ、牧野つくしさんと同じ制服を着たり、同じ学校に通うことができるのは感慨深いです。初めて衣裳を着たときには、鳥肌が立ちました。それに、これまで青春ラブストーリーのような物語に出演したことがなかったので、その経験もとても新鮮です。こうして新しいものに挑戦できるのは幸せですね」最初に脚本を読んだときから、音のキャラクターに心惹かれたという。「音ちゃんは、素直だけど、ちょっと不器用。でも、その性格ゆえにもがいている姿にこそ、共感できるし、応援したいという気持ちになるんです。芯の強さだけではなく、ふんわりとした可愛らしさを持ち合わせているところも魅力的。そんな、音ちゃんの素敵な部分をちゃんと表現できるかと不安になったこともありました。でも、今は私という生身の肉体を通して、新しく生まれてくる表現ができればいいなと思っています。髪も、原作の音ちゃんのイラストを美容師さんに見せて切ってもらいました。少しでも役に近づけたら嬉しいなと思っています」社長令嬢だった音は、父の経営する会社が倒産して貧乏暮らしを強いられるも、たくましく生きていく。「逆境に強いところは音ちゃんに似ています。悔しいし苦しくても、そういう環境に置かれることは好きです。内心、喜んでいることもあるくらい(笑)。周りに流されない姿も親近感を覚えますね。私も高校生の頃から流行を気にするのをやめて、自分が好きだと思うものに自信を持てるようになりました。それは、このお仕事を始めてから好きなことを貫いている人に出会い、刺激を受けたから。それが、自分らしくいられる一つの要因なのかもしれません」今作では、神楽木晴(かぐらぎはると)を演じる平野紫耀さんや馳天馬(はせてんま)役の中川大志さんなど、同世代の役者たちが揃い踏み。「初回の本読みの日に、一緒にゲームをすれば距離が縮まるかなと思って、みんなで人狼ゲームをしました。平野さんはとにかく天然で面白い、いつも現場を明るくしてくれるムードメーカーです。大志くんは5年前にも共演したことがあって、すごく話しやすい。ほかの共演者の方々も、みなさん本当にフレンドリーです」今作は、「学生時代を思い出しながら楽しめる作品」と杉咲さん。「学生ならではの変化しやすい感情や、それを自分でもコントロールできずにいる登場人物たちの姿は、“こんなときもあったな”と、大人の方の目には可愛らしく映ると思います。きっと、応援したくなるキャラクターが見つかるのではないでしょうか。気軽に見られるけれど、シーンによっては引き込まれる瞬間も。いろいろな楽しみ方ができる作品に仕上がっていると思います」すぎさき・はな1997年10月2日生まれ。東京都出身。映画『BLEACH』が7月20日、『パーフェクトワールド』が10月5日公開。写真集『ユートピア』(東京ニュース通信社)が発売中。実家が倒産して貧乏になった江戸川音は、超名門高校である英徳学園の品位を保つために“庶民狩り”を行うC5にバレないよう、“隠れ庶民”として学園に通うが…。4/17スタート。毎週火曜22:00~、TBS系にて放送。※『anan』2018年4月11日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・井伊百合子ヘア&メイク・奥平正芳インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月09日今年デビュー20周年を迎える宇多田ヒカルが、杉咲花主演TBS新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」のイメージソングを担当することがこのほど分かった。宇多田さんの楽曲がドラマとタイアップするのは、昨年放送された「ごめん、愛してる」以来となり、そして「花より男子」シリーズでタイアップするのは、2007年放送の「花より男子2(リターンズ)」のイメージソング「Flavor Of Life -Ballad Version-」以来2度目。「Flavor Of Life」は発表当時800万以上のダウンロードを記録し、当時の世界記録を樹立した。なお、気になる本ドラマのために書き下ろされた新イメージソングは、4月17日(火)のドラマ初回放送内にて初公開される。本作は、漫画家・神尾葉子の大ヒットコミック「花より男子」の新章となる、「少年ジャンプ+」にて連載中の「花のち晴れ~花男 Next Season~」が原作。ドラマでは、“F4”が卒業してから10年後、落ち目になった英徳学園を舞台に、人に言えない“ヒミツ”を抱えた新世代のキャラクターたちが巻き起こす、「自分らしく生きる」ことがテーマの痛快青春ラブストーリーとなっている。杉咲さんがコンビニでバイトをしながら超金持ち名門校の英徳学園に通う“隠れ庶民”の主人公を演じるほか、平野紫耀(「King&Prince」)、中川大志、濱田龍臣、飯豊まりえらいま注目の若手キャストが出演する。火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」は4月17日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月06日杉咲花主演で贈る新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」。「花より男子」の新章ということで話題となっている本作に、この度、主人公の父親役で反町隆史が出演することが決定。あわせて、杉咲さん、反町さん、菊池桃子と“江戸川家”の家族写真も初公開された。本作は、「花より男子」のF4が卒業してから10年後の英徳学園を舞台に、もうひとつの“花男”を描いていく痛快青春ラブストーリー。杉咲さんをはじめ、平野紫耀(「King&Prince」)、中川大志、濱田龍臣、飯豊まりえら注目の若手に加え、滝藤賢一、高岡早紀ら実力派キャストが参加することでも話題となっていた。そして、今回新たに発表された反町さんが演じるのは、杉咲さん扮する主人公・音の父で、大手化粧品メーカー「エド・クオリティ化粧品」の社長・江戸川誠。公開された写真では、菊池さん演じる妻・由紀恵と娘・音と共に写り、幸せな家族そのものだが、そんな生活から一転、「エド・クオリティ化粧品」は倒産し、音の運命を大きく狂わせていくことに…。撮影に参加した反町さんは、「現場はすごくいいチームワークで、スタッフと出演者が真摯にドラマを作っている様子は画面からも伝わるんじゃないかな?」とコメント。また、今回娘役となる杉咲さんは所属事務所の後輩。「すごく幸せな家族で、親子関係もいい。そんな江戸川家と音が今後どうなっていくか楽しみなんですが、見ている方にもそのあたりをぜひ楽しみにして頂けたらと思います」とアピールした。さらに、反町さんの妻であり女優の松嶋菜々子は、「花より男子」シリーズで「嵐」松本潤扮する道明寺司の姉役で出演していた。「前作も見ていました」と明かす反町さんは、「どこかファンタジーな部分がありながら、主人公をはじめキャラクターの個性が強くて、すごく際立つドラマ」と印象を述べ、「今回もその要素はふんだんに盛り込まれているので、たくさんの方に見ていただいて、一緒にドラマを盛り上げて頂けたらうれしいです」と呼びかけている。あらすじ資産家の子女が集まる名門校・英徳学園。伝説の4人組“F4”が卒業して10年、学園はかつての輝きを失いかけていた。2018年春。英徳学園の高等部2年生・江戸川音(杉咲花)は、父・誠(反町隆史)が経営する大手化粧品メーカー「エド・クオリティ化粧品」が倒産し、生活が一変。母・由紀恵(菊池桃子)と2人、貧乏生活を送りながら、“隠れ庶民”として英徳学園に通っていた。一方、その英徳学園でカリスマとして崇められているのが、神楽木ホールディングスの御曹司である神楽木晴(平野紫耀)。父・巌(滝藤賢一)は、道明寺財閥と肩を並べる日本三大財閥の一つを束ねる若き会長だ。F4の道明寺司に憧れる晴は、英徳学園に栄光を取り戻すため、幼なじみの平海斗(濱田龍臣)らと“C5”を結成。「学園に寄付金を払えない庶民は英徳にふさわしくない」として生徒を退学させる“庶民狩り”を行っている。“隠れ庶民”の音は“庶民狩り”におびえながらも英徳学園に通い続けていたが、それにはある理由が…。音には馳天馬(中川大志)という婚約者がいて、天馬の継母・利恵(高岡早紀)から「音が18歳になるまで英徳学園に通うこと」を結婚の条件にされているのだ。そんなある日、音と晴は最悪の出会いを果たし――。火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」は4月17日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月04日杉咲花が主演を務める、4月スタートの新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」。この度、新たに本作に濱田龍臣、飯豊まりえ、鈴木仁、今田美桜、中田圭祐の出演が決定。さらに、髪をバッサリカットし挑む杉咲さんをはじめ、キャストたちの制服姿のビジュアル公開された。本作は「花より男子」の新章で、人に言えない“ヒミツ”を抱えた新世代のキャラクターたちが巻き起こす、痛快青春ラブストーリー。F4が卒業してから10年後の英徳学園を舞台に描く本作では、杉咲さんがコンビニでバイトをしながら超金持ち名門校の英徳学園に通う“隠れ庶民”の主人公・江戸川音を演じるほか、「King&Prince」平野紫耀、中川大志が出演することが発表されていた。■平野紫耀がリーダー! 5人組「C5」に若手が続々そして今回新たに注目の若手俳優陣の出演が決定。平野さん演じる学園の憧れの的であるC5のリーダー・晴の幼なじみで、英徳学園歴代トップのIQの持ち主の平海斗を演じるのは、子役から活躍し「ウルトラマンジード」で主人公に抜擢されたことでも話題となった濱田龍臣。C5の紅一点、幼い頃から晴に恋心を抱き続けている真矢愛莉役に、『デメキン』やAbemaTVのドラマ「#声だけ天使」に出演する今田美桜。C5随一のイケメンで、華道の家元の家に生まれ、超女好きな成宮一茶役に、「第31回メンズノンノモデルオーディション」で準グランプリを受賞し専属モデルになった鈴木仁。類まれなる運動神経の持ち主で武道の達人、栄美杉丸役を「第29回メンズノンノモデルオーディション」で2,000人を超える応募の中からグランプリに輝き、「毒島ゆり子のせきらら日記」で俳優デビューした中田圭祐が演じる。さらに、晴にアプローチするため英徳学園に転入してくる、超人気モデルの大財閥令嬢“メグリン”こと西留めぐみ役に飯豊まりえ、音が隠れ庶民であることを秘密にしてつきあっている友人の神田麻美役に牧内莉亜、服部京子役に喜多乃愛が決定した。■杉咲花、髪をバッサリカット! 憧れの制服に“感動”さらに今回、新キャスト発表に合わせて制服に身を包んだキャストたちのビジュアルも解禁。杉咲さんは長い髪をバッサリと30cmカットし、人生初だという前髪をつくり、英徳学園の制服であるえんじ色のジャケットを着用。杉咲さんは「小さい頃から見ていた“花男”の学校に行けるのがうれしい!自分がこの制服を着ているのが感動」とコメント。またC5は、C5だけが着用できる特別な制服“ブラックジャケット”を着用。ブラックジャケットは格式ある最高級服地ブランド「DORMEUIL」のオーダーメイドで、今作のためにメンバーひとりひとりを採寸し制作。そして、中川さん演じる音の婚約者・天馬は、英徳学園のライバル校「桃乃園学院」の制服を、のちに英徳学園へ転入してくるメグリン(飯豊さん)も、別の名門校の制服を着ている。<キャストコメント>濱田龍臣(平海斗役)今回、「花より男子」の新章である「花のち晴れ」のC5の平海斗を演じさせていただくと聞いて、やっと自分も学園ドラマに出られるんだ!!と、とてもうれしかったです。出来上がったブラックジャケットに初めて袖を通したときは身の引き締まる思いでした。キャスト内で最年少ではありますが、しっかりと同い年に見えるよう、そして原作ファンの方たちの思いを裏切らないように演じさせていただきたいと思っています。飯豊まりえ(西留めぐみ役)子どものころドラマ「花より男子」の大大ファンで、毎週、母と楽しみに見ていました。「花より男子」が放送されてた頃は、芸能界に入る前だったので、まさか“花男”の新章に自分が携われるなんて夢にも思いませんでした。宝くじに当たった気分です!作品の世界観を大切にして西留めぐみちゃんをたくさんの人に愛していただけるよう心を込めて頑張りたいと思っていますので、ぜひみなさん「花晴れ」を楽しみに待っていてください!今田美桜(真矢愛莉役)小学生の頃、よく学校で話題になっていたのがドラマ「花より男子」でした。友だちとここのシーンがあそこのシーンがと盛り上がっていたことを思い出します。今回その10年後の「花のち晴れ」をみなさんと一緒に作れること、いまからすごく楽しみですし、私は原作を読んで真矢愛莉にすごく惹かれました。そんな愛莉を演じさせていただけることに喜びを感じています。大好きになった愛莉をみなさんにも大好きになってもらえるよう頑張ります。鈴木仁(成宮一茶役)出演が決まったときは、すごくうれしかったです。C5の一員としてこの作品に出演できることへの楽しみも感じました。ただその反面「花より男子」といういまでも見ていた人の記憶に残る作品の新章ということで緊張やプレッシャーを感じました。同世代の役者の方々と演じるにあたって、この作品を通して役と一緒に自分自身も成長していければと思ってます。一日一日を大切にし、この作品と向き合いたいと思います。成宮一茶、精一杯演じさせて頂きます。「花のち晴れ」楽しみに待っていてください。中田圭祐(栄美杉丸役)この作品への出演が決まった報告を受けたときは正直、信じられませんでした。そこから台本を頂き、じわりじわりと実感が湧いて来ました。とてもうれしかったです。前作は小学生のときに見ていないと友だちの会話に付いていけなくなるくらいでした。それから10年が経ち、“花男”の新章に出演できることは本当に夢のようです。この機会を大事にしたいと思います。自身初めての連続ドラマへのレギュラー出演ということで緊張、不安はありますが、素敵な作品になる様、精一杯貢献したいと思います!よろしくお願いします!!火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」は4月より毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月17日Foggy Forest | 1992 | Showa Kinen Park, Tachikawa, Japan (Permanent Installation) Photo: Shigeo Ogawa銀座メゾンエルメス フォーラムにて12月22日から、霧のアーティストとして国際的に活躍する中谷芙二子とその父・宇吉郎の展覧会「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展が開催される。アーティストの中谷芙二子は1933年札幌生まれ。初期の絵画制作を経て、1966年にニューヨークで結成された芸術と科学の協働を理念とした実験グループ「E.A.T.(Experiments in Art and Technology)」に参加。1970年の大阪万博にて人工霧による『霧の彫刻』を発表して以降、“霧のアーティスト”として名を馳せ、世界各地で人工霧を用いた環境彫刻、公園、インスタレーション、パフォーマンスなどを手掛けている。父の中谷宇吉郎は、雪氷学の基礎を築いた日本を代表する実験物理学者。1932年から雪の結晶の研究を開始し、1936年に世界で初めて人工的に雪の結晶をつくることに成功した。「雪は天から送られた手紙である」「氷のことは氷に聞かないと分からない」といった言葉でも知られており、科学の真理を大自然との協働作業の中に見出した彼の姿勢は、霧を媒体とした芸術表現を試みる娘・芙二子に強く影響を与え続けている。今回の展覧会では、晩年の宇吉郎が雪氷研究に打ち込んだ地「グリーンランド」をタイトルに掲げ、銀座メゾンエルメスのガラスブロックを氷の大地に見立てた室内での“霧の実験”に挑む。会場では中谷芙二子の新作『Glacial Fogfall』を始め、時を隔てて撮影されたグリーンランドや日本各地での写真など、二つの才能と好奇心あふれるチャレンジ精神が交錯した作品の数々を展示。常に変化していく自然や環境を観察・記録し、再生する過程そのものを大きな営みとして捉えた2人による、世代を跨ぐ対話を楽しむことができるはずだ。【展覧会情報】「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展会期:12月22日〜2018年3月4日会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座 5-4-1 8F時間:月〜土曜 11:00〜20:00(最終入場19:30)、日曜 11:00〜19:00 (最終入場18:30)不定休 ※エルメス銀座店の営業時間に準ずる入場無料
2017年12月01日HARE(ハレ)の2018年春夏コレクションが2017年10月19日(木)、東京・渋谷ヒカリエにて発表された。今季のテーマは“HAZE”。霧・もやという意味で、情報が溢れる現代で自分たちのリアリティをつかもうとする若者の姿を洋服に落とし込んだ。足元に霧がかかったランウェイで、電子音と共に大量の霧が立ち込める中からモデルが登場し、ショーは開幕した。重ねることで下に着ているものの存在を不確かにするシフォンスカートやメッシュTシャツなどの素材で、もやもやとしたイメージを形成。また、レイヤード風のコートは、オーバーサイズのものを再構築することで製作しており、境界線をぼやけさせている。もやがかかったようなプリントは、Tシャツ、ブルゾン、ワンピースに施され、光の当たり具合によって見え方が変わる。シャツを開けっ放しにしたり、前後で長さの違うトップスを肩を落として着たり、シルエットやスタイリングでも曖昧さを表現。グレー、ベージュ、アイボリーなどぼんやりとした色味のアイテムに合わせる足元は、派手なグラデーションのソックスとブラックサンダル。おぼろげな印象と調和させ、スタイリングを落ち着かせる。ストライプのセットアップやコートは、ロバート ゲラー(Robert Geller)とのコラボレーションアイテム。メンズとウィメンズを展開し、グレーとパープルの柄がルックに登場した。ショーの後半になると、カラーパレットやディテールから、強い若者の意志が感じられるように。フロントでシャツを結ぶ、中途半端に留めずきちんと閉じる、パンツの裾を折る…ネイビーやブルー、ピンクやパープルなどで自己を表現しようと試み、現代の霧の中に生きる若者と共に闘うコレクションであった。
2017年10月22日2014年に宝塚歌劇団雪組トップスターに就任後、『ルパン三世』『るろうに剣心』などに主演。快進撃を続けた早霧せいなの退団公演『幕末太陽傳』『Dramatic“S”!』の初日がいよいよ近づいている。稽古中の早霧は「“いつも通り”と思いながらも日々の感情が騒がしいです!」と明るい笑顔を見せる。【チケット情報はこちら】鬼才・川島雄三監督による日本映画の名作がベースの『幕末太陽傳』。古典落語を組み合わせ、品川の遊郭・相模屋での様々な人間模様を描いたコメディで、早霧は一文無しのまま居残りを決め込む佐平次を演じる。「立っているだけで格好いい二枚目とは違うので、生き方の格好良さで魅せていくしかない。最後にこんな大物が来たかと(笑)。培ってきた男役のしぐさをあえて崩し、ふざけていてもそこが粋なんだよと思っていただけたら」と新たな挑戦を語る。「“いい人感”が出ていないところが好き」と佐平次への愛着も増す一方のようだ。同時退団の雪組トップ娘役・咲妃みゆとは抜群のコンビネーションで、数々の名演を残してきた。今回咲妃演じる女郎おそめは佐平次にとって大きな存在に。「おそめが強く生きていく姿に刺激を受け、病気で死を覚悟している佐平次だけどまだまだ生きられると思うようになる」という。また、次期雪組トップスターに決まった望海風斗扮する高杉晋作との芝居も。「佐平次は町人、高杉は武士で身分的・立場的な違いはあるけれど、気持ちとしては同等で最終的に尊重し合う」という間柄。温かな場面が生まれるだろう。『Dramatic“S”!』は早霧の頭文字でもある“S”をキーワードに展開するショー。といっても早霧が何か要望を出すことはなかった。「私は自分の限界を作りたくないので、先生方が私のために用意してくださるものを“料理して出す”のが仕事だと思っています」と潔い。そんな中注目なのが、早霧がよくカーテンコールで行う掛け声である“絆”をテーマにしたシーン。「“皆の温かさを忘れないよ”というメッセージの中で、組子ひとりひとりと目を合わせていくようなシーンに。とても照れくさいです」と、照れ隠しのように大きく笑う。細身の端正な容姿とは裏腹に、豪快で大胆な役作りでファンの心を捉えて離さなかった早霧。「フェアリータイプとか言われても自分としてはそちら側ではなく、いわゆる男性に見える男役になりたかった。今があるのは、自分の想いが貫けたからだと思います」。稀代の演技者・早霧ならではの最後の男役像を見届けたい。公演は兵庫・宝塚大劇場にて4月21日(金)から5月29日(月)まで上演。チケットは発売中。東京宝塚劇場公演は6月16日(金)から7月23日(日)まで。5月14日(日)より一般発売が開始される。取材・文:小野寺亜紀
2017年04月13日霧矢大夢、深川麻衣がダブル主演する舞台『スキップ』の前売チケットが2月25日に発売開始され、1時間で全ステージが完売。そこで、急遽追加公演が決定した。舞台『スキップ』チケット情報直木賞受賞作家、北村薫の名作『スキップ』をキャラメルボックスの成井豊が脚本・演出を手掛け、4月26日(水)から5月5日(金・祝)まで東京・サンシャイン劇場で上演する。本作は2004年、成井により初舞台化され好評を博した舞台で、13年ぶりの上演。主人公の一ノ瀬真理子がうたた寝から目を覚ますと25年後、夫と娘がいる高校教師になっていたというストーリー。大人になった真理子を霧矢、高校生の真理子を深川が演じる。なお深川は今作が舞台初主演となる。追加公演は4月30日(日)午後5時と5月4日(木)午後5時の2回で、前売チケットは3月25日(土)午前10時から発売開始する。◆成井豊(脚本・演出)コメントプロデューサーから「成井さん、追加公演します」と言われて、ビックリしました。喜びと同時に、それだけたくさんの人が期待しているのだなと、強いプレッシャーを感じました。でも、大丈夫。霧矢大夢さんや深川麻衣さんなど、すばらしいキャストが集まってくれたし、何より原作の北村薫さんの小説『スキップ』はとびっきりおもしろい。必ずや、見に来た人すべての心に深く残る、美しく温かい芝居にします。
2017年02月28日凛とした椿が美しい。冬にぴったりフラワーネイル古今東西、すべての女性が愛するもの「花」。この美しい花を1年中、身に着けていられるのが、ネイルアートです。私のネイルサロンでは、毎月「今月のおすすめのお花は何?」と聞かれます。我ながら随分と季節の花に詳しくなったものだと思います。女性たちは美しい花のネイルを身に着けることで、どんなシーンでも華やかさと安らぎを忘れたくないのでしょう。うっとりするようなネイルの時間に、花言葉を添えて。ロマンチックな花柄ネイルコレクションをご紹介します。「冬の女王、椿ネイル」花言葉・誇りベース:ジュエリージェル(メープルレッド)にアクリル絵の具でペインティング。11~2月にかけて、人気ナンバー1のお花です。大きく凛としたイメージに仕上げるのがポイント。カチッと花を描くには、何といってもアクリル絵の具が最適です。ベースカラーははっきりしたカラーを選ぶといいでしょう。ホワイト、ブラック、ネイビー、ブラウン、ゴールド、カーキは、ベースにするのに特におすすめです。 新春には、梅の花を異国情緒テイストのネイルへ!「シノワズリ・プラム ネイル」花言葉・気品ベース:ジュエリージェル(スモーキーピンク)にジェルペイント(ランタナ、アートホワイト)。新春から3月頭に人気の梅。今回はシノワズリ(中国風)な仕上がりで、異国情緒を感じて。ベースカラーもペイントも、透けるようなふんわりイメージで、春待ちを楽しみませんか? 春の王道の桜はカラフルなネイルでポップに決めて!「カラフルSAKURAネイル」花言葉・優美な女性ベース:アクリリックスカルプチュアに、アクリル絵の具でペインティング。春、2月下旬から4月初頭まで、毎年たくさんの種類の桜を描いています。たまにはこんな、ポップな桜も良いのでは。ベースカラーはペールカラー(薄い色)がおすすめですが、趣向を変えてブラックやネイビーベースで夜桜風にしても大人で素敵。 初夏のダリアは、ホワイトカラーでやわらかい仕上がりに「センシティブ・ダリア ネイル」花言葉・豊かな愛情ベース:カルジェル(ミルキーショコラ、ピーチメルト)に、アクリル絵の具でペインティング。初夏の花で、カラーによって全く異なるイメージのダリア。今回は豊かな愛情を示す、ホワイトのダリアを。最近ダリアはブライダルネイルにも多く選ばれています。細かな花びらをたくさん描いていくので、やはりアクリル絵の具でのアートがおすすめです。 真夏を彩る睡蓮は水辺に浮かぶ涼やかなジェルネイルに「夢のような、睡蓮ネイル」花言葉・清純な心ベースジェル:ジュエリージェル(ターコイズブルー、マットホワイト)にジェルペイント(アートホワイト)。真夏の水辺をゆったりと彩る睡蓮は、サロンで定番人気の花です。水面を表すドロップアートの上にジェルでアートすると、夢の中のような仕上がりになります。自分の部屋に花を飾ると、パッと空気まで明るくなるのを感じます。美しいものには、きっと力があるんですね。指先にも四季折々の花を咲かせませんか?花言葉をおまじないにして、今日のあなたもきれいですよ~!ネイルアーティスト/田邉 薫(mini-ka SURGA)
2017年02月04日みなさんはテレビ番組やパーティーで使ったお花が、どういう運命を辿っているかご存知ですか?実は、たった1時間、1日だけで役目を終えた花は捨てられてしまうのです。その、捨てられてしまう花をドライフラワーに新しい価値を生み出すのが『SHY FLOWER PROJECT』。今回は、その廃棄花ドライフラワーで、とってもかわいいアロマストーンを作ってきました♡『SHY FLOWER PROJECT』って?テレビ番組やパーティー、イベントの装飾花。日本では、きれいなまま1日や1時間などで捨てられてしまう花が少なくないのが事実。まだ、花は元気なのに!!!“助けてと叫ぶ事のできない すべての花のために”2013年にはじまった「SHY FLOWER PROJECT」はそんな”廃棄花”をクリエイティブに再生し、価値を変えるアートプロジェクトなんです。このプロジェクトでは、花の救出から始まります。お花屋さん・結婚式場・企業の受付など、花を捨てなければならない場所から花を回収して救出!そして、救出した花をドライフラワーや押し花にして、長く再生し続けられるように加工をします。加工した花は作品として再生!!廃棄花は、アクセサリーやインテリアグッズとして、美しく生まれ変わるんですよ♡廃棄花ドライフラワーで、アロマストーンを作ってみよう!この日、新宿駅直結の商業施設「NEWoMan」で行われたワークショップは、『廃棄花ドライフラワーのアロマストーンづくり』。アロマストーンは、アロマオイルの香りを楽しむためのディフューザーで、素焼きの石や好みの形に成形した石膏を材料に使います。電気や水や火を使わず、アロマストーンとお好みのアロマオイルがあれば、すぐに使えるんですよ♪また、アロマオイル本来の香りがやさしく広がるのが、アロマストーンの特徴です♡香りが薄くなってしまっても、アロマオイルを垂らせば何度も使えるのもいいですよね。玄関やトイレ、クローゼットなどなど、どこにおいてもOKな、優れたディフューザーなんです。そんなアロマストーンと廃棄花のドライフラワーは、どちらも環境にやさしいもの。エコでいい香りが楽しめるって、とっても素敵だと思いませんか、、、?今回のアロマストーンづくりで用意されていたのは、・石膏・水・型・スプーン・つまようじ・ドライフラワーでした!石膏さえ手に入れれば、割と簡単に作れます♪どうやら100均の石粉粘土でもできるみたいです!用意されていたドライフラワーは、色とりどり♡どの色もかわいくて、何色をベースにするか悩みます。。。ビビッドピンクなローズがかわいい、ピンクセットを選びました♡ドライフラワーも決まったので、アロマストーンづくりスタート!!まず、紙コップに2cmぐらいの水を入れ、そこに石膏を入れる、入れる、入れる!石膏が水を吸うので、思った以上に入れられることにびっくり。コップのすみっこにも、石膏を入れて、ダマや石膏不足にならないようにします。しっかり石膏を入れられたら、スプーンでまぜまぜ。真っ白でさらさらな液体。おなかがすいていた私はおいしそうと思ってしまいました。(食べちゃダメですよ♡笑)混ざったら、型に石膏を流し込んでいきます。石膏の量はお好みで、とのことだったので、たくさん入れてみました。石膏が、ヨーグルト状にとろとろ〜となるまで、しばし放置。その間に、ドライフラワーのレイアウトを決めます。どの花を入れようかなーと思案中。石膏がヨーグルト状になってきたら、ドライフラワーを置いていきます♪ポイントは、ドライフラワーの下の部分を水で濡らすこと。この一手間で、石膏とドライフラワーがしっかりとくっつくそうです。まずは、大ぶりなケイトウの花を配置しました。もこもこな姿が、なんとも愛らしいですよね♡途中の姿。さらにドライフラワーを乗せていきます♪完成♡発色のよいケイトウとローズを中心に、仕上げてみました。NEWoManのオープン時に飾られていたというかすみ草も乗せて。なんとも愛らしいアロマストーン♡←自己満足。高さがあるドライフラワーも使ったので、立体的になった気がします。ドライフラワーを乗せ終わったので、この子は一旦お休み。。。乾くまでそっとしておきます。続いて、もうひとつ作ります。次は、色水を使ってアロマストーンを作ることに。赤、青、緑とカラフルな色がある中、私が選んだのは黒。笑黒が好きなんです。。カラーサンプルもあったので、参考にしてみました。赤は石膏と混ぜるとサーモンピンクになるんですね!ちなみに、黒はグレーになります。私は、もう少し薄いグレーにしたかったので、水と黒い色水を半分ずつにして、薄めてみることにしました♪1つ目同様に、石膏を入れてよーくまぜまぜ。。。今度は四角い型に流し込みます。淡いグレーになって、色づくりは大成功☆ヨーグルト状になってきたら、ドライフラワーを置いていく作業♪淡いグレーのアロマストーンに、ブルーの花をちりばめています。2つ目ともなると、コツをつかんできているのでどんどん進めていきます。細かな作業は、つまようじを使いながら慎重に、、、他のみなさんもとっても真剣!!カメラを無視して、ドライフラワーを配置しています。私もドライフラワーと戦って、できあがりました♡ロイヤルブルーの花びらと、さわやかな緑をのせてみました。じゃーーーん!達成感!!!ふわふわなねこじゃらしがかわいい♡←自己満足。ビビッドピンクとロイヤルブルー。なんとも私の好みがわかりやすい、アロマストーンになりました!最初に作ったアロマストーンは、石膏が固まってきてほのかに温かくなっていました。壊さないように、丁寧に型から外していきます。できたー!!!石膏もしっかりと固まり、ドライフラワーをがっちりと支えてくれています☆石膏部分は、つるっとしながらもしっとりとした触感でした。うれしくて、フォトジェニックな壁でぱちり。参加者全員のアロマストーン。それぞれ、個性がよく出てておもしろいです!実際にアロマオイルを振りかけてみると、とってもいい香り♡見た目もかわいくて環境にやさしい、廃棄花ドライフラワーのアロマストーンができました!おまけ。『SHY FLOWER PROJECT』の代表をご紹介。『SHY FLOWER PROJECT』の代表、古橋あや香さん。2人の男の子のママで、この日も次男「かんちゃん」と一緒にいました♡あや香さんは、本プロジェクトの代表をしつつ、cakesでコラムを書く、コラムニストでもあるんです。この日は、TBSの取材が来ていたので、終始ファンキーなメガネをつけてましたよ!廃棄花ドライフラワーで作った、ファンキーかわいいメガネ♡2つあるということは、もちろん。つけます。笑このメガネ、とってもかわいかった♡廃棄花ドライフラワーは、いろんなものに使えるんですね♪『SHY FLOWER PROJECT』は、年に数回ワークショップを開催しているそうです。みなさんもお時間があれば、廃棄花ドライフラワーに触れてみませんか?『SHY FLOWER PROJECT』Facebookページ『SHY FLOWER PROJECT』 WEBサイト◇・・◇・・◇・・◇・・◇・・◇筆者profile名前:anmitsu [あんみつ]愛知県出身、都内在住のLIMIA公式ライター。1985年生まれの乙女座、A型、左利き。電車とスキニーパンツをこよなく愛する5歳の息子といるおかげで、気がついたら鉄子の仲間入り。(1番好きな電車はラピート♡)好物はあまいものと辛いもの。どうぞよろしくお願いします!
2016年10月27日今年大劇場公演『るろうに剣心』をヒットさせ、『ローマの休日』でも好演を見せた宝塚歌劇団雪組トップスター・早霧せいなが、久々のオリジナル作品二本立てに臨む。宝塚歌劇団雪組 チケット情報『私立探偵ケイレブ・ハント』は20世紀半ばのロサンゼルスを舞台に、探偵仲間との友情や大人の恋愛をベテラン演出家・正塚晴彦が描くミュージカル。「(舞台の)盆が回り場面がずっとつながっていくような中で展開します。アメリカのドラマをイメージするようなお洒落な探偵ものです」。男役のさり気ない格好良さが際立つ正塚作品ならではの舞台。「台詞の交わし方などもお洒落。特に私はいろんな職業の人と絡むので楽しいです」と、芝居巧者が揃った雪組生と充実の稽古に励んでいる。早霧が演じるのは、正塚が彼女そのものをイメージしたという探偵事務所のリーダー格、ケイレブ・ハント。「危険を顧みず突き進んでいくところはかなり私に近いです(笑)。でもそういう役こそ“慣れない”ように気を付けています」。望海風斗や彩風咲奈が扮する探偵と共にある事件に立ち向かっていくが、「3人とも自己主張が激しい探偵です! でもケンカにはならず、コミカルにときにシリアスに進み面白いですよ」。さらにケイレブは戦争経験というバックボーンも持つ。「会話の中だけでその部分が描かれるので難しい。戦争を経験した想いや深みがあるうえでそこに存在している、というものを醸し出したいです」トップコンビを組む咲妃みゆとは、今回初めて最初から恋人同士という関係。「新鮮です。これまで彼女が演じてきた役柄と違って、ココ・シャネルがバーンと登場するような印象の役。芯のある女性でお互い意見をぶつけ合うのでお客様も新鮮だと思います。ふたりの関係が最終的にどうなるのかも楽しんで」と笑顔を見せる。数々の名曲で彩るショーグルーヴ『Greatest HITS!』は、早霧がサンタクロースに扮するクリスマスメドレーがあるのも見どころ。「100キロマラソンも走っちゃいそうな快活なサンタを目指します!」と笑わせる。クリスマスより早い時期の宝塚大劇場公演、クリスマスシーズンの東京宝塚劇場公演で曲目が変わるのも注目だ。「シックな部分コミカルな部分と、緩急のあるショーなので飽きさせないと思います」。ショーでのエネルギッシュな早霧を楽しみにしている観客は多いだけに盛り上がるだろう。雪組トップスターとなって2年が経った。「作品を創る過程は山あり谷ありで大変だけど、お客様の前に立つとその苦しみや悩みが吹き飛びます。一作ごとにますます感謝の気持ちは膨らんでいますし、だからこそ次の作品も絶対期待を裏切りたくないです」。「皆と共に妥協せず諦めず、信じることをやり続ける」と、舞台人としての信念を語った早霧の輝きは増すばかりだ。公演は兵庫・宝塚大劇場にて10月7日(金)から11月7日(月)まで上演。チケット発売中。東京宝塚劇場公演は11月25日(金)から12月25日(日)まで。10月23日(日)より一般発売開始。取材・文:小野寺亜紀
2016年09月28日トップスター・早霧せいな率いる宝塚歌劇雪組の勢いが止まらない。『ルパン三世』『るろうに剣心』といった人気漫画の舞台化から、日本物の名作となった『星逢一夜』まで常に100%を超える観客動員を記録。注目を集める大劇場公演4作目『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』の制作発表会が、7月19日に宝塚バウホールで行われた。宝塚歌劇雪組 宝塚大劇場公演『私立探偵ケイレブ・ハント』/『Greatest HITS!』チケット情報出演者からは主演の早霧せいな、雪組トップ娘役・咲妃みゆ、男役スター・望海風斗が出席。3人揃っての粋なダンスや、恋人同士の役柄に扮したトップコンビのデュエットナンバーなどが披露された。現在『ローマの休日』に出演中の早霧は、「ローマから(芝居の舞台となる)アメリカへ無事に行けているのだろうかと自問自答した」と言って笑わせながら、「曲が自分の中でしっくりきて私を助けてくれました」と話す。咲妃はそんな早霧のダンスシーンに、「煌びやかに登場するのを舞台袖で拝見してワクワクしました!」と。望海も「ふたりと一緒に踊りながら、『この呼吸が懐かしい。早く一緒に作品を作りたい』という気持ちになりました」と、声を弾ませる。ミュージカル『私立探偵―』はベテラン演出家・正塚晴彦の新作。正塚は早霧について「稽古での計算などを一切捨てて、舞台で“生きている”かのように演じる感覚が強い人」と話し、探偵仲間(望海風斗・彩風咲奈)と共に調査案件に立ち向かうケイレブ・ハント役をあてがった。早霧はこれまで敵対することが多かった望海との新たな関係に、「ふたりだからこそ描ける友情をお見せしたい」と笑顔。正塚は「事件解決だけでなく各々の私生活や想いも描いた人間ドラマ。シリアス一辺倒の探偵ものではなく、笑いも取り入れる」と言い、軽妙なやりとりでも魅了しそう。また恋人イヴォンヌ(咲妃)との大人の恋愛について、早霧は「温かいものがお客様に届けばいいなと思っています」と話す。結婚へ踏み出す前の繊細な男心にも注目だ。『Greatest HITS!』は心躍る名曲で綴るショー。「世界中で歌われている歌を集めて、雪組とお客様が心を通わせられる楽しいショーを作りたい」と作・演出の稲葉太地。「早霧の魅力は昔から元気なところで、久しぶりに稽古場で会ったらさらに振り幅、リアクションが大きくなっていた!」と語り、早霧がサンタクロースに扮するシーンも用意。12月25日の東京公演千秋楽に向けて、クリスマスソングで盛り上がる。早霧は「サンタにプレゼントをお願いしたときの気持ちを思い出し、子どもの心をお客様にお届けしたい」と意気込む。また咲妃にはドラマ的な要素が入るシーン、望海にはひと場面リアルな感情を歌で表現するシーンがあることも稲葉から発表され、雪組生の得意な分野を存分に活かしたショーを予感させた。公演は、10月7日(金)から11月7日(月)まで兵庫・宝塚大劇場にて上演。チケットは9月3日(土)10:00より一般発売開始。取材・文:小野寺亜紀
2016年07月25日トップスター早霧せいな、トップ娘役 咲妃みゆを中心とした宝塚歌劇団雪組が、名作映画『ローマの休日』をミュージカル化。大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。宝塚歌劇雪組公演 タカラヅカ・シネマティック「ローマの休日」チケット情報名優グレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーンによる、映画史に残る不朽の名作。イタリアのローマを舞台に、新聞記者ジョーとヨーロッパ各国を訪問中の某小国の王女アンとの束の間の恋を描いた物語で、早霧は「映画を観て、タカラヅカでやるのにピッタリなラブストーリーだなと思った」と語る。そして自身が演じるジョーは、映画とは異なるイメージになるという。「映画では渋い大人の男の印象ですが、宝塚版では、若くて野心家の新聞記者を作ろうとしています。スクープを撮って名声を手に入れて、早くローマからアメリカに帰りたいという欲望を強く持っているジョーが、アン王女に出会うことで純粋で素直だった頃の自分が現れる。お客様にジョーの変化を感じとっていただけるように演じたいと思っています」。『ルパン三世』や『るろうに剣心』をはじめ、原作がある作品にはこれまでにも何度も出演してきているが、映画のイメージが強い本作に手強さも感じている。「私の場合、原作がある作品に挑むときは、原作は最初に一度見るだけで、あとは舞台の台本を読んで自分がイメージするキャラクターを作り上げていきます。そこから、見返したいところだけを見返して、取り入れられそうな要素を取り入れるんです。ただ今回の作品は、皆さんの中に映画の印象が強くあると思いますので、そこが難しいところだと思っています。あまりイメージに引っ張られ過ぎず、自分なりのジョーを作り込んでいきたいです」。宝塚大劇場公演は基本的に芝居とショーの2本立てだが、今回は芝居だけの1本物。その1本で何を伝えたいかを一番大切にしていると話す。「1本物の場合、お芝居だけでお客様の心を動かさないといけないので、その作品で何を伝えたいかをよりしっかりと念頭に置いて作っています。『ローマの休日』では、ジョーとアンとの繋がりから、ジョーが見失っていたものを見つけたり、新しい自分に気付いたり、人が持っている素直な部分などを感じていただいて、少しでもお客様にほっこりして帰っていただきたいですね」。6月14日(火)から19日(日)まで愛知・中日劇場、6月25日(土)から7月10日(日)東京・赤坂ACTシアター、7月30日(土)から8月15日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年06月16日色にこだわった花飾りを制作するアトリエ染花による「Romantic flower展」が、5月19日から6月12日まで表参道ヒルズのパスザバトン(PASS THE BATON)内にあるPASS THE BATON LITTLE PAVILIONで開催される。1980年代、日本の女の子たちをトリコにしたロマンティックなフリルやレースがついたワンピース、ブラウスの胸元にいつも飾られていたコサージュ。同展では、そんな時代をイメージし、パスザバトン内にロマンチックな花々をいっぱいに集めた空間をつくり上げた。会場では、カラフルなブライダルブーケやヘッドアクセサリー、フラワーかごバックなどのファッション小物を中心に展開。前回の展示で大人気だった花びらを詰め込んだアソートボックスや、デッドストックの花だけを使った花飾りも販売される。また、ウェディングアイテムのレンタル&オーダーショップ・クリオマリアージュ(Cli'O marriage)と共同制作した1点もののフラワーウェディングドレスも特別展示販売される予定だ。【イベント情報】「Romantic flower展」会場:PASS THE BATON LITTLE PAVILION(パスザバトン表参道店内)住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:5月19日~6月12日時間:11:00~21:00(日曜日・祝日は20:00まで)
2016年05月15日元宝塚歌劇団トップスターの霧矢大夢が一人芝居に初挑戦する。作家スコット・F・フィッツジェラルドの妻・ゼルダの生涯を描いた『THE LAST FLAPPER』(4月、東京・赤坂RED/THEATER)でゼルダを演じる。舞台『THELAST FLAPPER』チケット情報米国の劇作家ウィリアム・ルースが書いた一人芝居シリーズの代表作である本作は、ジャズエイジのシンボルとして社交界の花形でありながら、繊細な内面を持て余し狂気に落ちていくゼルダの波乱の人生を描いた作品。奔放に力いっぱい生きたゼルダの姿を通して、現代にもつながる多彩な女性の生き方、生命力を提示する。演出は、蜷川幸雄の演出助手を務める大河内直子が手掛ける。霧矢と大河内は、読売演劇賞優秀女優賞を受賞した2014年のミュージカル『I DO!I DO!』でもタッグを組んだコンビ。本作にかける意気込みについて、霧矢からコメントが寄せられた。「初めての一人芝居で、未知な世界に挑戦する気持ちです。今はまず、膨大なセリフと、格闘しています。ゼルダが語りながら、自分の生涯を振り返っていく物語です。ひとりの女性の一生を表現するというのは、エネルギーも使うし、ゼルダと自分がどれだけ歩み寄れるか、不安もありますが、その分、挑みがいもありますね。生ピアノでの音楽も楽しみです。南部の厳しい家庭に生まれた令嬢が、ジャズエイジの象徴の破天荒なフラッパーになっていく。ゼルダは、しばられずに、自由を求めて生きた女性。彼女の持つ激しさ、スコットとの恋愛模様に加え、世間の持つゼルダのイメージとは違う柔らかな少女のような部分など、いろんな姿をお届けしたいですね。そして、精一杯生きたゼルダの中に流れる、だれもが共感できる人間らしさを表現していければと思っています」公演は4月6日(水)から13日(水)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。なお、前売チケット好評につき、11日(月)18:30の回に急遽追加公演が決定。追加公演のチケットは2月27日(土)10時より発売開始。
2016年02月25日元宝塚歌劇団トップスターの霧矢大夢が一人芝居に初挑戦する。作家スコット・F・フィッツジェラルドの妻・ゼルダの生涯を描いた『THE LAST FLAPPER』(4月、東京・赤坂RED/THEATER)でゼルダを演じる。舞台『THELAST FLAPPER』チケット情報米国の劇作家ウィリアム・ルースが書いた一人芝居シリーズの代表作である本作は、ジャズエイジのシンボルとして社交界の花形でありながら、繊細な内面を持て余し狂気に落ちていくゼルダの波乱の人生を描いた作品。奔放に力いっぱい生きたゼルダの姿を通して、現代にもつながる多彩な女性の生き方、生命力を提示する。演出は、蜷川幸雄の演出助手を務める大河内直子が手掛ける。霧矢と大河内は、読売演劇賞優秀女優賞を受賞した2014年のミュージカル『I DO!I DO!』でもタッグを組んだコンビ。本作にかける意気込みについて、霧矢からコメントが寄せられた。「初めての一人芝居で、未知な世界に挑戦する気持ちです。今はまず、膨大なセリフと、格闘しています。ゼルダが語りながら、自分の生涯を振り返っていく物語です。ひとりの女性の一生を表現するというのは、エネルギーも使うし、ゼルダと自分がどれだけ歩み寄れるか、不安もありますが、その分、挑みがいもありますね。生ピアノでの音楽も楽しみです。南部の厳しい家庭に生まれた令嬢が、ジャズエイジの象徴の破天荒なフラッパーになっていく。ゼルダは、しばられずに、自由を求めて生きた女性。彼女の持つ激しさ、スコットとの恋愛模様に加え、世間の持つゼルダのイメージとは違う柔らかな少女のような部分など、いろんな姿をお届けしたいですね。そして、精一杯生きたゼルダの中に流れる、だれもが共感できる人間らしさを表現していければと思っています」公演は4月6日(水)から13日(水)まで東京・赤坂RED/THEATERにて。なお、前売チケット好評につき、11日(月)18:30の回に急遽追加公演が決定。追加公演のチケットは2月27日(土)10時より発売開始。
2016年02月25日今、宝塚歌劇団雪組が一本立ての大劇場公演『るろうに剣心』の稽古に励んでいる。緋村剣心を演じる雪組トップスター・早霧せいな。和月伸宏氏の大ヒットコミック「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」の初ミュージカル化に向け、「ひとつのことに集中してしまう性分」で剣心一色の日々を送っている。宝塚歌劇雪組『るろうに剣心』チケット情報「剣心はお茶目な部分と人斬り抜刀斎と恐れられていたクールな部分とがあり、そのバランスをどうとるか試行錯誤中。やはり原作に忠実でいたい、というのが一番の目標です」。脚本・演出の小池修一郎は妥協を許さない。「久しぶりに小池先生とご一緒して、こんなに転んだりジャンプしたり、稽古場で実演して下さる先生だったかなと驚きました(笑)。先生の熱い思いが伝わってくるので私も負けていられません! 今回初めて曲のカウントに合わせての立ち回りや歌舞伎調の立ち回りにも挑戦。小道具とはいえ先の尖ったものを向け合うので、気が抜けず、神経を張っています」。明治初期の東京下町、流浪人となった緋村剣心の前に様々な人物が現れる。今作では新選組隊士・加納惣三郎(望海風斗)というキャラクターが新たに書き加えられた。「惣三郎が登場することで幕末の部分が広がりました。明治になると彼は政治面でもボス的な存在で、剣心と神谷 薫との仲を裂く黒い設定になっています」。恋愛でも絡むタカラヅカ的な役どころが加わり、アニメや実写映画版とも違うものに。「剣心が歌っているのだから、もうそこで別ものだとふっきれました(笑)。ただ、アニメだとカット割りができる。原作では剣心の丸い大きな目が、(つり上がって)ギンッとなるのを舞台でどう見せるか。一瞬後ろを向いて目にテープを張るわけにもいかないですし」と豪快に笑う。昨年ルパン三世を好演した早霧だけに勝算はある。「漫画が原作の作品を演じることが多かったので、そのときの勘を信じてやっていきたい。やはり大切なのは内面です」。制作発表会で原作者を感服させたビジュアルに加え、彼女の根底にある明るさと芝居心で大作を成功へと導くはずだ。「『るろうに剣心』では“悪”のキャラクターもみんな信念があり、過去の自分と闘っている。その筆頭に剣心がいて、身近な仲間とのささやかな幸せや笑顔を求めて生きています。そういう剣心の生き様をきちんとお見せしたい」。過去のトラウマと笑顔…。観客の胸を焦がす新たなヒーローが誕生する。公演は宝塚大劇場にて2月5日(金)から3月14日(月)まで上演。チケットは発売中。東京宝塚劇場公演は4月1日(金)から5月8日(日)まで。2月28日(日)より一般発売が開始される。取材・文:小野寺亜紀
2016年01月27日『花より男子 The Musical』に注目が集まっている。“花男”こと、『花より男子』といえば、少女漫画誌『マーガレット』にて長年連載をされた人気コミック。これまでに、日本のみならず台湾や韓国でもドラマ化され高視聴率を記録している。日本では映画やアニメ、小説といった二次作品が次々と生み出され、すべてが大ヒットを呼んだ。もはや社会現象となっているその理由は、登場人物たちのずば抜けた格好よさと、誰もが憧れる夢のストーリーだ。基軸は、裕福な生徒が通うセレブな学校に入学した庶民家庭で育った牧野つくしが、御曹司グループである『F4』と対立しながらも、胸キュン、笑い、涙ありの人情を織りなすラブストーリー。主要キャストに抜擢された、新鋭の若手俳優5人にも注目が集まる。『花より男子 The Musical』チケット情報松下優也(X4)(道明寺司役)「オファーを頂いた時、感動しました。人気は知っていたので、まさか自分が道明寺司を演じるとは夢にも思いませんでした。でも、道明寺を知るにつけ、今ドキでない彼と自分が少し被る気がします。僕は舞台自体が久しぶり、久々の舞台が“花男”なんてとても光栄です」白洲迅(花沢類役)「“花男”のミュージカル化だけでも朗報ですが、あの花沢類が僕?って驚き。ドラマの撮影中に情報が解禁になったので、メークさんや衣装さんからはヒューヒュー言われ、大騒ぎでした」真剣佑(西門総二郎役)「僕も同じく映画の撮影中だったので、キャストやスタッフの方々から、“素敵、がんばってね”と応援の声をたくさんいただきました」上山竜治(美作あきら役)「確かに女子たちの反応は凄まじい。“花男、本当に好きです。道明寺さん!西門さん、花沢類、カッコいい!”って言われますが、僕が演じる美作ファンはマニアが多いみたい(笑)。でも、とにかく愛されていることを感じます」加藤梨里香(牧野つくし役)「私もオーディションに受かった時は、近所の方たちがケータイや新聞を持ってきて、“リリカちゃん、載ってるよ!”って大騒ぎ。学校でもみんな集まってきて、事の重大さに緊張。今は喜びが強まって、無意識に叫んだりしてます(笑)」そして更に制作陣には日本屈指のトップクリエイターたちが集結。脚本を担当するのは、『八犬伝』『ブルームーン』『鉈切り丸』など多くの作品で高い評価を得る青木豪。また、演出は『宝塚 BOYS』『サンセット大通り』などを手がけ、名だたる演劇賞を総なめにする鈴木裕美。音楽はポルノグラフティやいきものがかりなどのプロデュースを手掛け、音楽界を牽引する本間昭光。「どこで歌ってどこで踊るのか。原作を活かしながら、新しい作品をみんなで作り上げていくので、ぜひ生で体感してください」(松下)世界初となる『花より男子』のミュージカル化で、新たなる伝説が巻き起こりそうだ。公演は1月5日(火)から24日(木)まで、東京・シアタークリエにて。チケットぴあではインターネット先行を10月25日(日)昼12時より受付。取材・文:生嶋マキ
2015年10月23日オアシスティーラウンジが展開する台湾カフェ「春水堂(チュンスイタン)」は7月21日、豆花(トウファ)シリーズから「マンゴーかき氷豆花」と「タピオカかき氷豆花」(各税込700円)を夏季限定で発売した。販売は9月30日まで。「豆花」は台湾の伝統的な豆乳スイーツ。夏になると、豆花の上にシャリシャリのかき氷をかけて食べるのが一般的であるという。「マンゴーかき氷豆花」は、マンゴーの甘酸っぱさが特徴とのこと。「タピオカかき氷豆花」は、オリジナルのタピオカを使用しており、もちもちした食感が楽しめるという。なお両商品、しっとりと炊きあげた十勝産大納言小豆をトッピングしている。販売店舗は、ルミネ新宿店を除く全店舗。
2015年07月21日前作のトップお披露目公演ではルパン三世を演じ、演技力の高さを示した早霧せいな。7月17日(金)より兵庫・宝塚大劇場にて開幕する和物ミュージカル『星逢一夜(ほしあいひとよ)』でも、ひと筋縄ではいかない役柄に挑戦している。宝塚歌劇雪組 チケット情報「役作りをするときは毎回悩みますし、簡単に掴める役なんてありませんが、今回は久しぶりに“ガツン”ときています(笑)。10歳から32歳までを演じます。子どもの気持ちに戻るのは難しいですが、子どもの頃の心情を自ら演じながら成長できるという意味では演じやすさもあります。ただ、場面が変わるごとに江戸に移ったり、10歳年を取ったりと状況が変わるので、お客様に見せていない10年間で何があったのか、その間を埋める作業が難しいと感じています。私が演じる天野晴興(あまのはるおき)は、自分の気持ちを押し殺して生きている青年。でもお客様には隠している思いが伝わらなければいけないので、その難しさを感じています」。時代は江戸中期、徳川吉宗の治世。ある藩で起きた叛乱を背景に、藩主の子息である晴興と、咲妃(さきひ)みゆ演じる身分なき娘・泉(せん)との恋を、望海風斗(のぞみふうと)演じる源太との友情も絡めながら、烈しく哀切に描いた物語が繊細な心情を紡ぎ出していく。「どの役を演じるときも、一番その人の気持ちを理解しているのは演出の先生よりも自分だと思って演じているのですが、今回は本当に可哀そうな人物で、きっと誰にも理解されないと思うので、いつも以上に“誰よりも私が理解してやる”って思っています(笑)。それをお客様に共感していただけるように、演出の上田(久美子)先生とも相談しながら、いかに繊細な気持ちの揺れ動きを伝えられるかを探っています。緻密に、心情的な部分で魅せていきたいです」。そして第二部のショー『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』は、ヨーロッパ・ラテンの世界観。第一部とはガラリと異なる熱い雰囲気で、夏にピッタリのステージを展開する。「肌を黒く塗るだけでもテンションが上がります。活気ある場面が多いので、お芝居とショーのバランスを楽しんでいただきたいと思います」と意気込む。芝居巧者であり、熱血さも持つトップスターの早霧。色合いの異なる二作だが、その魅力をたっぷりと堪能できるステージになりそうだ。公演は宝塚大劇場にて7月17日(金)から8月17日(月)まで上演。東京宝塚劇場公演は9月4日(金)から10月11日(日)まで。東京公演は8月2日(日)より一般発売を開始。取材・文/黒石悦子
2015年07月10日今も昔も、数多のデザイナーが好むフラワーモチーフ。しかし、ムッシュ・ディオールほど深く花を愛し、これほど見事に美しく花々を取り入れたデザイナーは他に例をみない。彼にとって花々は、この世で女性の次に美しい絶え間ないインスピレーションの源だった。『花々は神がこの世に与えた、女性の次にもっとも美しいものである』-クリスチャン・ディオールムッシュ・ディオールと花の出会いを紐解いてみると、幼少期にまで遡る。グランヴィルの生家には草花の溢れる美しい庭園があり、植物への愛情は自然と育まれていった。自ら植物の標本集をつくり、芳しいバラの庭園で何時間も過ごした経験は、後にデザイナーになった彼のクリエーションにおけるあらゆる原点となる。時に、そのノスタルジックな思い出は一輪のスズランに託され、ファッションショーでは幸運を招くラッキーチャームとして必ず彼のボタンホールに飾られていた。『私はここグランヴィルにて、最も甘美で、感嘆に満ちた想い出を過ごしました。それどころか、私の人生、私のスタイルのほとんど全てを、その境遇と建物から影響をうけています』-クリスチャン・ディオール『花のような女性たち、ファム フルール』花々は、ムッシュ・ディオールのクリエーションに次々と彩りを加えていった。素材として、アイテムとして、カラーとして、シルエットとして、そして香りとして。彼の代名詞ともいうべき"ファム フルール(=花のような女性たち)"では、シルエットに花を取り込み、柔らかな肩、花開いたような胸元、蔓植物のようにほっそりとしたウエスト、花冠のように大きなスカートなど、女性の曲線をより美しく描きだした。そして、花々がムッシュ・ディオールにとってインスピレーションの泉であり続けたように、彼の志を継ぐデザインナーや調香師にとっても、彼の遺した美しいイマジナリーガーデンは、永遠の原点として今でもメゾンに脈々と受け継がれている。そんな美しい花々に出会いに、最新コレクションが並ぶ表参道ブティックのフラワーコードを探しに出かけてみよう。
2015年05月06日母の日に、これまでとちょっと趣向を変えてカーネーション以外の花を贈ろうかなと考えることはよくあるかもしれません。そこでオススメなのが、「幸せが飛んでくる」が花言葉の胡蝶蘭です。胡蝶蘭といえば、豪華で華やか! お祝い事などで目にする機会も多く、年に一度、感謝の気持ちを込めてお母さんに贈るのにはぴったりな花です。ただ、実際に贈るとなると、場所を取るし、お手入れも難しそう…。贈るのを少し躊躇してしまったこともあるのではないでしょうか。でもミニ胡蝶蘭なら、通常の胡蝶蘭の美しさはそのままに、大きさは手のひらサイズ。これなら気軽に贈れそうです。お家のインテリアにもなじみそう。小さいながらもインパクトは十分! かわいらしさと美しさを兼ね備えた贈り物として、ちょっとしたサプライズになりそう。さらに、蘭のお花は1ヵ月以上も咲き続けるため、長くお母さんに喜んでもらえるはずです。ミニ胡蝶蘭は、ピンクのストライプがおしゃれな「ダイヤモンドミキ」、白い花びらに紅色の花姿が美しい「リトルジェム」、優しいピンクと白のカラーがキュートな「マルコチャン」の3種類から選べます。このミニ胡蝶蘭と、ハート型のクッキー(5枚)をセットにした「シェリー」(通常価格4,500円/税込)は、母の日当日お届けギフト商品として、 こちら から注文できます。お花は熊本の小さな島にある農場から新鮮・高品質のお花を直接届けてくれるので、クオリティも安心。限定ハート型クッキーも、熊本県民なら知らない人はいないと言われる名門「お菓子の香梅」のものというこだわりで、お母さんへの感謝の気持ちがしっかり伝わりそうです。今年の母の日は、定番のカーネーションではなく、ミニ胡蝶蘭を選んでみましょう。お母さんの期待を大きく超えるプレゼントに、ステキな笑顔が見られそうです。・森水木のラン屋さん 公式サイト
2015年04月13日『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』『母なる証明』など、次々に話題作を手掛けてきた韓国の鬼才監督ポン・ジュノの初プロデュース作となる映画『海にかかる霧』。本年度米アカデミー賞「外国語映画賞」の韓国代表作品に選出され、アジア全土で人気を誇るアーティストグループ「JYJ」パク・ユチョンの映画デビュー作でもある本作から、待望の予告編が到着した。本作は、2001年に実際に韓国で起こった「テチャン号事件」をベースにした舞台「海霧(ヘム)」を、ポン・ジュノが映画化。メガホンを託された『殺人の追憶』の脚本家シム・ソンボは、不況にあえぐ貧しい漁船の乗組員たちの想像を絶する実話を初監督とは思えない力強い演出で描き出し、極限状態の人間の本質に迫っていく。主演は、ナ・ホンジン監督の『チェイサー』(09)や『哀しき獣』(10)、アジアンスター総出演の『10人の泥棒たち』(12)など、数々の作品でその鬼気迫る演技力と圧倒的な存在感を放ってきた、名実ともに韓国を代表する俳優キム・ユンソク。そして、本作で本格的スクリーンデビューを飾ったのは、人気グループ「JYJ」のメンバーであり、TVドラマ「屋根部屋のプリンス」「会いたい」「スリーデイズ」などで俳優としても注目を集め、日本でも爆発的人気を誇るパク・ユチョン。ユチョンは、本作の演技で韓国のアカデミー賞といわれる大鐘賞や青龍映画賞など主要映画賞の「新人賞」をことごとく受賞し、ポン・ジュノに「映画界が素晴らしい俳優を得た」とも言わしめた。公開された予告編映像には、金のために不法移民の密航に手を染めていくキム・ユンソク演じる船長の姿が。だが、深く重い霧が垂れ込める海上で密航者を船に乗せた彼らは、逃げ場を失い、疑心暗鬼に陥り、やがて正気を失っていく。映像からも、人間の欲望が剥き出しになった極限下で繰り広げられる極上のサスペンス映画の片鱗が伺える。ユチョン演じる、守るべき者を得た新人船員ドンシクは、その中で逞しく成長していくのだが…。なお、本作は4月17日より開業する都内最大級のシネマコンプレックス、TOHOシネマズ 新宿のオープニング作品にも決定。その日、霧の立ちこめる海の上で何が起こったのか。思いもよらない事態が連続する海上の“事件”を、まずはここから目撃してみて。『海にかかる霧』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ 新宿にて先行公開、4月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月21日韓国の人気グループ「JYJ」のパク・ユチョン初出演映画となる『海にかかる霧』から、劇中の場面写真と日本版本ポスタービジュアルが到着。韓国の鬼才ポン・ジュノ監督を始め、『殺人の追憶』スタッフが再集結した壮絶なサスペンス大作の一端が、明らかにされた。1998年、不況にあえぐ漁村。チョルジュ船長(キム・ユンソク)ほか5人の乗組員を乗せるチョンジン号は、今日も大漁の夢は叶わず、不漁続き。切羽詰まった船長は、不法移民の“密航”を手伝うという闇ルートの仕事を引き受けてしまう。沖合で密航船と合流し、密航者たちを乗り換えさせた乗組員たち。新人船員のドンシク(パク・ユチョン)は、あるきっかけから密航女性ホンメ(ハン・イェリ)を気にかけるようになる。だが、当初、たやすく思えたその計画は、やがて思いもよらぬ事態へと陥り…。『グエムル-漢江の怪物-』『スノーピアサー』など、作品を発表するたびに内外から注目を集めるポン・ジュノが、初のプロデュースに回り、『殺人の追憶』の脚本家シム・ソンボが初監督を務めた本作は、2001年に韓国で実際に起こった事件を描いた舞台「海霧」を映画化。昨年のサマーシーズンに大ヒットし、本年度アカデミー賞「外国語映画賞」の韓国代表作品にも選出された。責任感が強いあまりに追い詰められ、道を誤っていく船長役には『チェイサー』『タチャ-神の手-』などで知られる名優キム・ユンソク。極限状態の中で出会った密航者の女性との愛を貫こうとする、純朴な新人乗組員ドンシクを演じるのは、「屋根部屋のプリンス」「スリーデイズ~愛と正義~」など数々のヒットドラマから“俳優”としてもすっかり定着した「JYJ」のパク・ユチョン。ユチョンは本作の体当たり演技で、青龍映画賞、大鐘賞など主要映画賞の「新人賞」を総ナメにしており、“演技もできるアイドル”から若手演技派のトップに躍り出た。さらに、ユチョンと濃厚なラブシーンを演じる相手役には、『同窓生』『ハナ~46日間の奇跡~』などの若手女優ハン・イェリ。そのほか、『結婚前夜~マリッジブルー~』のイ・ヒジュン、『私の少女』のムン・ソングンなど韓国を代表する実力派俳優が集結する。今回到着したポスタービジュアルには、「あの日、海の上で起こったことは、誰にも話してはならない。」との文字が…。深く重い霧が立ちこめる海上に浮かぶ小さな漁船を舞台に、逃げ場を失い、やがて正気を失っていく船員たちの、壮絶な極限のドラマを予感させている。『海にかかる霧』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ 新宿にて先行公開、4月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月09日『放送禁止』とは、そのタイトル通り、ある事情で放送禁止となったVTRを再編集し、放送するという設定のフェイク・ドキュメンタリーだ。2003年にフジテレビの深夜番組で放送されて以来、カルトな人気を呼び、今回、劇場版第3弾『放送禁止 洗脳 邪悪なる鉄のイメージ』が10月11日(土)より池袋シネマ・ロサにて公開される。劇場版3作目の設定はこう。あることがきっかけで、強い洗脳を受けた主婦・江上志麻子が、幸せな過程を崩壊させてしまう。彼女を救おうと、心理セラピストの小田島霧花が脱洗脳を試み、志麻子の親友でビデオ・ジャーナリストの鷲巣みなみが、その過程に密着していく。長江俊和監督には、『放送禁止』のこれまでのヒストリーと、5年ぶりとなる新作の見どころについて話を聞いた。――元々、カルト深夜番組『放送禁止』は、どういうきっかけで生まれたのですか?まず、フジテレビの2時間のバラエティー枠で、面白いことをやろうという話になって。昔、オーソン・ウェルズが、宇宙戦争を本当にあったことのように話して町がパニックになったようなことを、今風にやろうと思ったんです。「お台場にUFOが襲来! 今、フジテレビが攻撃されています!」みたいなフェイク・ドキュメンタリーの企画書を出しました。さすがにそれは無理だろうという話になったのですが「深夜枠ならできるんじゃないの?」と言われまして。それで、心霊現象など、オカルトチックな事件をいっぱい起こしたものを、4月1日の枠でやろうという話になったんです。――1本目は、ちょうどエイプリルフールの放映となったわけですか?そうなんです。4月1日にやり逃げで、『放送禁止』というタイトルのものをやろうとしました。ところが、プロデューサーのひとりが「俺はUFOとかオカルトとかは嫌いだ」と言い始め、「UFOや超能力、心霊現象とかではなく、実は本当に起こった殺人事件だったというオチにできない?」と、撮影の3日前に相談されたんです。それで、ちょっと面白そうだなと思い、表向きはオカルト現象に見えるけど、よく見ると、実際に人間が起こした殺人事件だった、という展開に変えて、4月1日に放送したんです。その企画が面白いという話になり、続編を作っていきました。――その後、シリーズ化されたわけですが、視聴者の反響などを意識して、監督されていったのですか?いや、そうではなくて。僕たち制作側としては、変な話ですが、視聴者については、あまり意識してなかったんです。自分たちがわりと楽しんで作っていて、最初からやり逃げというか、楽しければいいや。好きなことをやろう、というスタンスでした。でも、続けていくうちにネットで「また見たい」という意見が入ったり、クレームが入ったりして、徐々に認知されていった感じです。――「放送禁止」の内容が、ドキュメンタリーだと錯覚した視聴者から、クレームが入ったりもしたそうですね。クレームは多かったです(苦笑)。でも放映の翌日は、深夜の遅い番組にも関わらず、フジテレビのサイトの検索枠の上位に入ることもあり、うれしかったりしました。ただ、放送を続けていると、クレームが多すぎるというのが問題視されまして。これまで「これはフィクションです」というフレーズを最後にしかつけてなかったのですが、最初につけようという話になりました。地方で放映される時は、CMごとに毎回「これはフィクションです」と入れたんですが、逆に視聴者の方が、フィクション=真実、と取り違えられたみたいで、「これって、本当の話だよね!?」という書き込みが入ったこともありました(苦笑)――オリジナリティーあふれる番組は、視聴者も待ち望んでいるような気がします。確かにそうですね。以前から、フジテレビの深夜枠は、『世にも奇妙な物語』や『NIGHT HEAD』など、面白いことをやっていて、作り手自身が本当に作りたいものを楽しんで作っている感じはありました。『放送禁止』もそういう立ち位置でやらせてもらい、すごく楽しかったです。やっぱり製作側が楽しんで作らないと、なかなか革命を起こせないんじゃないかなと思います。――劇場版第3弾『放送禁止 洗脳 邪悪なる鉄のイメージ』では、何か新しい試みはされていますか?5年ぶりの新作ってことで、久しぶりに見ていただけるファンの方もいるので、逆に劇場版3作目ということを意識せず、テレビでやっていた『放送禁止』に戻そうと意識しました。ナレーターの方もテレビでやってくれていた鈴木ゆうこさんにお願いしたりして、テレビ版の雰囲気を出そうとしたことがいちばん大きかったです。――『放送禁止』ならではの演出としては、どういう点を意識されていますか?まずはテストをしない。だいたいのシチュエーションだけを説明して、あまり細かいことを決めずに撮影をスタートします。台本はドラマや映画のように一応ちゃんと書きますが、それは製作サイドの確認をとるためのもので、役者には、全部箇条書きにしたものを渡します。そこには、おおまかな展開しかなくて、あとは自分の言葉に置き換えてやってくださいと指示するんです。そうすると、役者の戸惑いとかも含め、『放送禁止』らしくなります。――これまでずっと『放送禁止』シリーズを続けてみて、いかがでしたか?もともとフェイク・ドキュメンタリーは、以前からやっていたんです。ただ、その頃『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999年)が有名になり、自分はホラーをちゃんとやっていなかったなと気付きました。それで、ホラーに見えるけどミステリーみたいなものが、意外と喜ばれるというのがわかり、自分もミステリーの方向へどんどんシフトしていきました。ミステリーって、横溝正史や江戸川乱歩などの昔のものとか、話題のミステリー小説などは読んでいましたが、そこまでコアなミステリー・ファンじゃなかったんです。でも、その後、けっこうミステリーを求められ、今は「出版禁止」というタイトルでミステリー小説も出しています。そういう意味では、自分の転機になった作品ですね。今後ももっと小説を書いていきたいし、もちろん「放送禁止」も、需要があれば、続けていきたいです!(C)2014「放送禁止洗脳~邪悪なる鉄のイメージ~」製作委員会
2014年10月10日