新垣結衣×岡田将生のコンビで人気作家・西尾維新の小説を実写化する10月放送開始の日本テレビの連続ドラマ「掟上今日子の備忘録」。9月2日(水)、新垣さんと岡田さんが劇中の衣裳のまま、撮影現場で報道陣の取材に応じた。新垣さん演じる主人公・掟上今日子(おきてがみ きょうこ)は探偵だが、寝てしまうとその日の記憶がリセットされてしまい“忘却探偵”の異名をとる。そんな彼女に惹かれたのが、毎回、事件のたびになぜか犯人に間違われて彼女の推理にお世話になることになる、岡田さん演じる隠館厄介(かくしだて やくすけ)。今日子が不思議な事件を1日で即解決してしまう一方、厄介はどんなに今日子と仲良くなっても次の日には「はじめまして」と言われてしまうという切ない恋模様が展開する。総白髪のウィッグを着けた状態で報道陣の前に登場した新垣さん。自身でその姿を見た時の印象を問うと「意外と大丈夫だなと思いました」明かす。「総白髪を自然に見せるのは難しいし、コスプレになってしまったらと不安があったけど、スタッフの反応も思ったより良くて、ホッとしました」と語った。岡田さんはとことん運のない厄介という役について「新垣さんから『ピッタリだね。こんなにピッタリな役はない!』と言われてます」と苦笑交じりに告白。新垣さんはその真意について「(岡田さんは)自虐を受け入れるんですよ(笑)。こんなにキレイな顔しているのにいじられる側なんです。(岡田さんが厄介を演じると)聞いて、スムーズに想像できました」と太鼓判を押す。逆に岡田さんは、新垣さんが演じる今日子について「このビジュアルをできる人はなかなかいないですが、この姿がステキです。目が離せないですね。3か月間、この姿を一番近くで見させてもらいます!」と嬉しそうに語っていた。毎回起こる不思議な事件と共に、毎回、記憶がリセットされてしまう今日子と、それでも彼女に想いを寄せる厄介の関係がどうなっていくのかも気になるところ。岡田さんは、毎回、事件に巻き込まれて今日子の世話になることから「(今日子は)僕がいれば探偵として儲かる。一緒にいて仕事に困ることはないし、こんなにピッタリな2人はいないですよ」と猛アピール。新垣さんは厄介について「こんなにいい男はいないと思うけど、残念なんですよね…(苦笑)」と首をかしげる。2人は共演経験があるものの、前回は恋愛関係には至らなかったそうで、岡田さんは「今回、新垣さんとちゃんと恋をします。全力で恋します!」と力強く宣言していた。「掟上今日子の備忘録」は10月放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年09月03日新垣結衣が2年半ぶりに主演を務めることで話題の、日本テレビ10月期の土曜21時枠のドラマ「掟上今日子の備忘録」。この度、追加キャストが一挙発表となり、岡田将生、及川光博、有岡大貴(「Hey! Say! JUMP」)、内田理央らが出演することが分かった。史上最もキュートな美女探偵、掟上今日子…またの名を“忘却探偵”。寝てしまうと記憶が1日ごとにリセットされるため、守秘義務は絶対厳守!どんな事件も1日で解決する最速の探偵!彼女の体には忘れてはいけない大事なことが常にマジックで書かれている。「私は掟上今日子。探偵。記憶が1日でリセットされる」。そんな彼女に惚れてしまったのが、毎回何かの犯人に間違われては探偵のお世話になる「史上最も運が悪い男」隠館厄介。どんなに今日子と仲良くなっても、次の日には完全に忘れられて「初めまして」と言われてしまう切ない恋模様。毎回起こる不思議な事件をたった1日で解決するという「謎解きの面白さ」と、覚えていたくても覚えていられないという「忘却の儚さ」。そしてどんなに近づいても「思い出」が残らない今日子と厄介の間に恋は芽生えるのか?「化物語」「めだかボックス」などのアニメ化作品を持つベストセラー作家・西尾維新の原作小説の初実写化となる本作。主演の新垣さんは、「空飛ぶ広報室」(TBS)以来、連続ドラマの主演は2年半ぶりであり、日本テレビの連続ドラマとしては本作が初主演だ。新垣さんが演じる主人公・掟上今日は、お金をこよなく愛する美女探偵、通称“忘却探偵”である。そんな忘却探偵・掟上今日子さんに捜査を依頼する「常に犯人に疑われてしまう史上最も運が悪い男」隠館厄介役に、『想いのこし』『ストレイヤーズ・クロニクル』の岡田さん。良い人なのに、幼いころからいつも何かしら事件に巻き込まれ疑われ、ある事件で「容疑者」と「探偵」として今日子に出会い次第に魅かれていく。どんなに仲良くなっても、次の日には完全に忘れられて「初めまして」と言われてしまう切ない恋をする役どころだが、岡田さんは「ミステリーですが、恋愛要素もありいまからとても楽しみにしています」とその恋愛模様にも期待が持てるコメントを寄せた。また、ドラマオリジナルの出演者として、厄介が犯人と疑われるたびに救いをもとめて駆け込む「探偵斡旋所の謎多き所長」絆井法郎役を演じるのは、藤原竜也×有村架純で実写化される『僕だけがいない街』への出演が決定している及川さん。「役名は原作者の西尾先生につけていただきました。なにやらくせ者…。ワクワクします!楽しい現場になりそうです☆」と意気込みを明かす。同じくオリジナルキャラクターで、今日子の捜査をフォローし、時には厄介の恋を応援する若き従業員・也川塗役を演じるのは、22日(土)から放送「24時間テレビ」のメインパーソナリティーに抜擢された「Hey! Say! JUMP」のメンバー・有岡さん。もうひとりの従業員・幕間まくる役を、「仮面ライダードライブ」詩島霧子役の内田さんが演じる。一風変わったオリジナルキャストたちの名前は、役柄を踏まえて原作者の西尾維新氏が命名。原作ファンも見逃せない個性あるキャラクターたちに仕上げた。“忘却探偵”今日子さんが、今日も「忘れる前に謎を解く」、いまだかつてない“タイムリミットミステリー”ドラマとなる「掟上今日子の備忘録」。放送を楽しみに待ちたい。「掟上今日子の備忘録」は、10月土曜日21時より日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日岡田将生と勝村政信が英国ホラー演劇の傑作に挑む話題作『ウーマン・イン・ブラック〈黒い服の女〉』が8月7日(金)に東京・PARCO劇場にて開幕する。開幕を目前に控えた6日、舞台稽古が報道陣に公開されるとともに、岡田と勝村が意気込みを語った。舞台『ウーマン・イン・ブラック〈黒い服の女〉』チケット情報中年の弁護士が、かつて体験した恐怖体験。それは顧客の遺産整理のために訪れた田舎町の屋敷で出会ったもの。今でもその影に悩まされる彼は、若い俳優を雇い、忌まわしき過去を“劇”の形で再現していくことで、その恐怖の呪縛から逃れようとするが……。ロンドンでは今年27年目を数えるロングランを続け、世界でも40余国で上演されている大ヒット作。劇中劇をたくみに利用した構造、照明や音響から直接肌に感じる恐怖に加え、何よりも観客の想像力によって恐怖が倍増されていく、演劇ならではのホラー作品だ。日本では1992年より上演を重ね、今回で7度目の上演。両役とも新キャストとなったが、若い俳優を演じる岡田の爽やかな素直さ、中年弁護士を演じるベテラン勝村の手練れた老獪さのコントラストが、物語の行く末を謎に満ちたものにし、ビビッドな恐怖を生み出した。会見では、岡田が「今日(舞台稽古で本番用の)照明を全部当てて演じましたが、めちゃくちゃ怖かったです。(結末を)知っているのに怖い。知らなかったらもっと怖い」と語り、勝村も、客席での体感気温は「氷点下でしょうね! 地球全体が凍ってしまうという“全球凍結”に近い瞬間がある」と、そのホラーぶりをアピール。また舞台出演2作目で、ふたり芝居という難易度の高い作品に出演する岡田は「舞台での立ち方、しゃべり方、一から勝村さんが教えてくださった。色々なことを吸収して、この『ウーマン・イン・ブラック』で成長した姿を勝村さんに見てもらいたい。先輩の足をひっぱらないよう一生懸命くらいつきたい」と意気込み。その岡田を勝村は「将生君は過剰なことをせず、シンプルに色々な表現ができる人。僕ら年配者はどうしてもちょっとずつエンターテインメント寄りに作ってしまったりするので、僕としても勉強になった。…ご覧になってわかるように、身長も顔も、基本的に何も、言うことはないですよね…」と、高く評価している模様。そんな息のあったふたりが生み出す恐怖の物語で、この猛暑を少しひんやりさせてみては。公演は8月7日(金)から30日(日)まで同劇場にて。その後愛知、新潟、大阪でも上演される。チケットは発売中。
2015年08月07日イギリス発、ホラー演劇の傑作『ウーマン・イン・ブラック』が8月7日(金)、東京・PARCO劇場にて開幕する。同劇場では7度目の上演となる人気のふたり芝居で、今回は岡田将生と勝村政信の新コンビが誕生。中年の弁護士(勝村)が若い俳優(岡田)とともに、過去の恐怖体験を劇中劇の形で再現していく物語だ。オリジナル演出家ロビン・ハーフォードを招いて密な稽古が続く中、注目の新コンビの奮闘を覗いた。舞台『ウーマン・イン・ブラック』チケット情報稽古場に入ると、ウォーミングアップなのか岡田と勝村がサッカーのリフティングを延々とラリーしている。ハーフォードがふたりに近づいて簡潔に指示を告げ、リラックスした雰囲気のなかで立ち稽古が始まった。はっきりとした発声で素直な表現をみせる岡田に対し、勝村はさまざまな変化球を放って稽古場の空気を楽しく揺るがす。ホラーと思いきや、コミカルな味わいだ。こらえきれずに岡田が吹き出すが、ハーフォードもふたりの掛け合いを嬉しそうにみつめている。劇中劇では岡田が若き日の弁護士に扮し、勝村はひとりで多役を担うため、見応えのある“勝村劇場”を岡田も、演出家もともに楽しんでいるかのよう。だがクライマックスに近づくとムードは一転。真剣な岡田とひょうひょうとした表情の勝村、ふたりのバランスのズレが不思議に胸をざわつかせる。少し前まで笑いの響いた稽古場が、しんと静まり、得体の知れない戦慄が忍び寄る。終始、頷きながらみつめていたハーフォードの「Well done!」で緊張が解けた。談笑しながらの演出チェックの後に休憩に入るや、岡田と勝村は再びリフティング合戦を開始。その喜々としたやんちゃな素振りと直前の緊張感とのギャップに、頬が緩む。ふたりの俳優と演出家が、それぞれの能力に敬意を払い、心から信頼して実直に作業を積んでいる様子が好印象だった。「こんな穏やかな稽古場は僕、初めてです」と笑う勝村に話を聞いた。「26年もこの作品を演出し続けているロビンさんは、名匠ですよね。静かに状況を説明するだけで、自然に彼の求める方向へと僕らを導いていく。また岡田くんは身体的なポテンシャルが高く、身体をうまく使って声を出すことができる。恥ずかしがりやで、それを隠すことなくそのまま提出できる強さがある人です。過剰な演技を選択せず、自分の役と演出家のリクエストに対して、非常にシンプルに奉仕している。僕にとって理想の相手ですね」ホラー演劇と謳われるが、自身が感じた作品の一番の魅力は「根本に愛があること」だと言う。「皆が良かれと思って動くことが悲劇につながっていく。岡田くん扮する若い俳優は、弁護士に感情移入するほどに同じ悲劇に到達してしまうんです。この芝居が巧妙なのは、観客が若い俳優と同じ目線になるところ。彼の恐怖がすべて、お客さんの恐怖に変わっていくんですね。お客さんには、この作品がウエストエンドで26年間ロングランされている意味をぜひ問いに来ていただきたい。その答えは岡田くんの明確な芝居にあると、僕は思っています」絶妙のコンビネーションが生み出す愛と恐怖。劇場の暗闇でその感覚をぜひ共有してほしい。取材・文上野紀子
2015年07月31日福地蒼汰さんや岡田将生さんなど、見た目が草食系っぽい俳優に胸をときめかせているゆとり女子も多いのでは。穏やかでミステリアスな雰囲気を醸し出す、草食俳優は現代のトレンドといっても過言ではありません。しかしながら実際に付き合う相手には、「きちんとリードしてもらいたい」と思うのも乙女心。そんななか、トーキョー女子映画部は、女子195名を対象に「頭脳派、肉体派のどちらのタイプが好きか」についてアンケート調査を行いました。イマドキ女子が選ぶ理想の男性像とは?■Q.頭脳派男子、肉体派男子、どっちが好き?今回のアンケートで最も多くの支持を集めたのは、「頭脳派男子」で60.5%でした。それに対して「肉体派男子」は19.5%。「どちらでもない」と回答した人が2割を占めたものの、どちらかを優先するとなると「頭脳派」を選ぶ女性が多いようです。今の時代、ビジネスマンとしてお金を稼ぐためには、筋肉より「知性」が必要とされる場面が多いもの。そういった意味では、異性との交際に対して現実的な考えを持つ女性が多いことが読み取れますね。■知性と筋肉、どちらも兼ね備えているのが理想?続いて、頭脳派、肉体派、それぞれを選択した女性たちのコメントを見ていきましょう。頭脳派男子の魅力▽「一般人にはついていけないくらい頭が良いと、何を考えているか、わからなくなりそうだけど、自分より少し頭が良いくらいが理想」▽「筋肉質で見た目が良くても、結局色々な会話ができる人の方が一緒にいて楽しいし、魅力的」▽「あらゆる分野に精通した人との会話は魅力的でとても楽しいから」肉体派男子の魅力▽「自分より頭が良過ぎると、劣等感を感じそうだから」▽「痩せ型の男性より、少しくらい体を鍛えてる男性の方が頼りになるし、色気を感じます。知的さと男らしさを兼ね備えたまさに理想的な男性」▽「頭が良過ぎる人は堅物だったり、神経質だったりというイメージが強いせいか、単細胞な男子の方が可愛いなと思ったりします」頭がいい人は、会話が楽しく尊敬できるという意見がある一方で、一緒にいて気疲れしそう…という声も。また、どちらか一方に偏りすぎず、両方をほどよく兼ね備えた男性に惹かれるという贅沢な本音も聞かれました。年齢や恋愛の経験値によっても、恋人に求めるものは人によって変わってくるようす。みなさんなら、どちらの男性を選びますか?
2015年07月03日俳優の岡田将生が6月27日(土)、主演作『ストレイヤーズ・クロニクル』(瀬々敬久監督)の初日舞台挨拶に登壇。『アントキノイノチ』以来の再タッグを組んだ瀬々監督に対し「出会えたおかげで、仕事に対する気持ちや姿勢が180度変わった」と感謝の意を表した。さらに「こんなすばらしい監督とお仕事できるためにも、これからも精進していきたい。次回作があればぜひ…」と瀬々監督とのコラボレーションに意欲満々。「全力で臨んだ作品なので、多くの皆さんの心に届いてくれれば」と本作への熱い思いを語っていた。東京・新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶には岡田さんと瀬々監督に加えて、共演する染谷将太、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、黒島結菜が出席。キャスト陣を代表し、染谷さんと成海さんが、主演として現場を率いた岡田さんに感謝の言葉を捧げる場面も…。感激しきりの岡田さんは染谷さんをハグ!成海さんには“頭ポンポン”をプレゼントしていた。映画は本多孝好の同名ベストセラー小説を原作に、望まぬ特殊能力を持って生まれた若者たちが、相反する思想を掲げた2つのチームに分かれ、人類存亡をかけた壮絶なバトルを繰り広げる。舞台挨拶では瀬々監督が、本作の撮影中に亡くなった親友で俳優の伊藤猛さんについて、思いを語り、登壇者は神妙な面持ちだった。『ストレイヤーズ・クロニクル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年06月27日「何となくは分かりますけど、自分の口からはちょっと言いづらいです(笑)」と呟いた後、照れと笑みをこらえるようにうつむいてしまった──。等身大。ありのまま。ナチュラル。表現は何でも構わないが、岡田将生ほどピュアに、飾らないでその場にいようとする人はあまりいない。4年前に公開された『アントキノイノチ』に続き、瀬々敬久監督作の主演に抜擢された理由もそこにありそうだが、当の本人は起用の訳を監督に確かめてはいないそうで、「そんなこと聞けないです(笑)。でも、今回の作品は参加できたことに意味があって。いろんな方々に観てもらいたいなと心の底から思っていますし、瀬々監督と再びお仕事ができて本当によかったです」と笑顔を見せる。「参加できたことに意味がある」のは、アクションを求められる作品だったことも大きいという。『ストレイヤーズ・クロニクル』は本多孝好の同名ベストセラー小説を映画化したもの。その主人公であり、極秘機関の実験によって誕生した特殊能力者・昴を演じるにあたり、まずは初めてのアクショントレーニングに臨んだ。「本当に何も知らないところから始まったので、すべてが新鮮でした。アクション部の方々が、昴という役に合ったアクションをいろいろ考えてくださったんです。このシーンの昴はこういう感情だからこういう動きになるんだなとか、『なるほど、なるほど』と思わされることばかりで。見せ方1つにしてもそう。練習風景をビデオカメラで撮って見せてもらったんですが、腰の入れ方や足の角度で見え方が全然違うんです。そうやって教えていただきながら作る過程が新鮮でしたし、時間が許す限りトレーニングもしました」。ちなみに、本編中の岡田さんはサラサラのストレートヘア。華麗なアクションの動きに反応し、バッサバッサと揺れる毛束がカッコいい。本来の癖を活かしたフワフワヘアもキュートだが、「今回はストレートパーマをかけました!」と明かす。「アクションのように動きのあるシーンを撮るとなると、髪の癖が出ちゃって…。なので、思い切ってかけちゃった方がたまにはいいかなって。もちろん、原作の描写も意識しました。ただ、それでもたまにクルッと癖が出ることはあって…。『本当にかけた?』って、かけた次の日に監督に言われました(苦笑)」。愛あるツッコミがナイスな瀬々監督とは、固い信頼関係で結ばれていることが分かる。「僕が言うと、安っぽくなっちゃうんですけど…」と恐縮しながらも、2本の現場を経た今、監督に向ける思いは増すばかりのようだ。「いつ死んでもおかしくないくらいのテンションで、現場を引っ張ってくださるんです。その姿がすごく好き。それに、恥ずかしがり屋で、不器用で、人間っぽいんです。ちょっと失礼な言い方ですけど見ていて面白いですし(笑)、身を削りながら映画を作っている姿が素敵だなって。生き方が格好いいんです」。憧れる気持ちがあるのでは?と訊くと、「どうだろ(笑)」と再び照れモードに。だが、「もしかしたら、そう思っている自分がいるのかもしれないです」と認める。その瀬々監督から受けたオーダーは、「ずっと葛藤していてほしい」というもの。3秒先の未来が見える昴は特殊能力者の仲間を率いながら、未来のために力を使おうと奮闘し続ける。「昴は本当に優しい青年である一方、すごく葛藤しながら生きている。彼は仲間のことを支えながら、どう生きていくか、どう戦っていくかを考え、自分の正義を模索し、貫きながら生きてきたんです。そんな彼の悩みは特殊な能力があるかないかにかかわらず、今を悩みながら生きている人に通ずるもの。形は違うけど、共感できる部分はたくさんありました」。仲間を導こうとする昴同様、岡田さんも撮影現場ではリーダー的ポジションにあったとか。清水尋也、瀬戸利樹から成海璃子まで、仲間役の共演陣は年下の俳優ばかり。「それがちょっと、新しい感覚で…(笑)」とふり返る。「今、何を考えてるのかな?とか、やりづらくなかったかな?とか、自分よりも周りが気になる状況って今まではあまりなかったんです。でも、今回は仲間役ということもあって顔を見ているだけで思いが強まったり、一緒にいて心地いい時間がありました。清水くんや瀬戸くんとは年齢が離れていたので、話についていけなかったりもしたんですけど(笑)。空き時間にゲームをしたり、みんなで焼き肉を食べに行ったりもしました。自分から誘うなんて、今まではなかったんですけど」。「でも、僕はまだまだだなって。もうちょっとしっかりしなきゃなと思いました」と反省の色も見せる中、「自然と人が集まってくるような、ついて行きたくなるような背中のリーダーになれれば格好いいし、素敵なんだろうなって」と語る。「でも、結局のところ、僕は僕なので。これまで先輩方の背中を見させていただいて、こんな人になりたいなと理想にすることもありましたし、いいものを取り入れようともしてきました。そうやってちょっとずついただいたいいものが、今の自分の中に入っているつもりです。そんな自分でありながら、また新しい、自分らしくなれたらいいなと思うんです」。初めてのアクショントレーニング、初めてのリーダー体験…。初めてづくしの作品を経てなお、「これからも、やったことのないことは全てやっていきたい」と力強く言う。「失敗してもいいし。怖いですけど、怖がらず。今回の挑戦も怖かったですけど、飛び込むのはとてもいいことだと思っているので。セーフティなところにばかり行っても仕方がないですしね。挑戦ばかりでも毎日家に帰って泣くことになるし(笑)、時には疲れちゃうのでセーフティな方にも行きますけど、チャレンジしたい気持ちは年々強くなっています。また違う形のアクションができたらいいなとも思うし、今は想像すらしていないような何かに挑戦する時が来るかもしれない。昴みたいに3秒先を見ることはできないけど、僕、何かに出会う力というか、出会いの運だけは持っているんじゃないかなと思っているんです」。メイク:TOKIスタイリスト:大石裕介(ディアグランツ)(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年06月24日俳優の岡田将生が18日、都内で行われた映画『ストレイヤーズ・クロニクル』のジャパンプレミアに、染谷将太らとともに登壇した。同作は、『デスノート』や『GANTZ』の制作チームと、新時代の俳優たちが放つアクション超大作。ある極秘期間によって生み出された"進化した"2組の特殊能力者たちが、宿命によって引き合わされ、希望を未来につなごうとする者たちと、絶望的な未来を破壊しようとする者たちの壮絶な戦いと、人間ドラマを濃密に描く。アクションに初挑戦したという岡田は「ぶつかり合ういいアクションができたんじゃないかなと思います」と満足気な様子で語り、撮影現場の雰囲気については「僕たちが演じたスバルチームと、染谷君たちが演じたアゲハチームに分かれているんですけど、僕たちは本当に明るく、毎日楽しく撮影しました」と明かした。さらに、3秒先が見えるという特殊能力を使える役を演じた岡田に、"実際にそういう能力があったら便利ですね"と質問が飛ぶと「あんまり便利じゃないですよね。もうちょい先を見たかった(笑)。10秒くらいあったら違ったけど、(3秒だと)僕はのんびり屋さんなので、僕の反射神経だと反応ができないですね」と語り、会場を沸かせた。一方、染谷は「こちらのチームはストイックでしたね…。あまり会話がなかったです」と明かし、「でも、沸々とした怒りのあるチームだったので、ピッタリだったんじゃないかと思います」とフォロー。役で車いすに乗っている時間が長かったという染谷は「9.9割くらい乗っていますね(笑)。皆さん、本当にアクションが素晴らしくて、すごくカッコいいなあって見ていました」と恐縮していた。また、イベントでは岡田と染谷が、主題歌「ロマンスがありあまる」にちなみ、6月18日を"ロマンスがいっぱい"の日とし、劇中の特殊能力者同士の激しいバトルで登場する壁を破壊してしまうほどの衝撃を放つ"超壁ドン=壁ドカン!"を生披露。岡田は「人生初の壁ドンが染谷君でよかったです」、染谷は「一生の思い出ですね」と笑顔を見せ、詰めかけたファンから黄色い声援を浴びた。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より新宿ピカデリーほかで全国ロードショー。このほか、同ジャパンプレミアには白石隼也、清水尋也、鈴木伸之、桝俊太郎、瀬戸利樹、瀬々敬久監督が登壇した。
2015年06月19日特殊能力を持って生まれた少年少女の戦いを描いた『ストレイヤーズ・クロニクル』のジャパンプレミアが6月18日(木)に行われ、岡田将生と染谷将太が特殊能力を使った(!?)壁ドン、その名も“壁ドカン”に挑戦した。「いままで壁ドンなんて、やったことない」と大照れの岡田さん。それでも瀬々敬久監督よる熱心な演技指導によって、岡田さんと染谷さんの距離は徐々に縮まり、「愛してるよ」(岡田さん)、「僕も…」(染谷さん)とBLばりのセリフも飛び出した。ついに、岡田さんが染谷さんを追いつめ、壁ドンすると、見事に壁がドカンと崩れ落ち、女性ファンからは黄色い歓声!「初めての壁ドンの相手が染谷で良かった」(岡田さん)、「一生の思い出になりました」(染谷さん)とお互い、清々しい表情を浮かべていた。本多孝好の同名ベストセラー小説を原作に、能力者ゆえの葛藤や“仲間たち”との絆を描いたSFアクション。東京国際フォーラムで開催されたジャパンプレミアには岡田さん&染谷さん、瀬々監督に加えて、共演する白石隼也、清水尋也、鈴木伸之、柳俊太郎、瀬戸利樹が勢ぞろい。会場には約1,000人が駆けつけた。岡田さん、白石さん、清水さん、瀬戸さんは「希望を未来につなごうとする者たち」=チームスバルに属しており、「僕らは明るく仲良くやらせていただきました」(岡田さん)。同じチームの共演者同士で食事に行く機会もあったのだとか。一方、染谷さん、鈴木さん、柳さんは「絶望的な未来を破壊しようとする者たち」=チームアゲハのメンバーを演じ、「こちら側は特に会話はありませんでした。ふつふつと怒りを燃やすチームなので…。強いて言えば、ストイックでしたね」(染谷さん)と、チームスバルとは正反対の雰囲気だったようだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年06月18日テレビ東京系“ドラマ24”枠にて現在放送中の岡田将生主演「不便な便利屋」。7月15日(水)にBlu-ray&DVD BOXが発売となることを記念して、このたび豪華特典映像のダイジェスト版が公開された。真っ白な雪に閉ざされた北海道の名も無き便利屋には、おせっかいを絵に描いたようなオーナーの松井英夫(鈴木浩介)と、離婚歴が3回の梅本聡一(遠藤憲一)、そして吹雪の日に迷い込んだ若き脚本家の竹山純(岡田将生)がいる。竹山は富良野に行こうとしていた。だが、吹雪の夜にバスが立ち往生し、空腹を満たすために立ち寄った居酒屋で大いなる勘違いに巻き込まれ、酔って財布も携帯も失い…仕方なくこの町に滞在することになる。人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」の企画&出演者である鈴木貴之が初めて連続ドラマ全編の脚本・監督を務めた「不便な便利屋」。主演の岡田さんをはじめ、鈴木浩介、遠藤憲一、森山栄治、トリンドル玲奈、森崎博之(「TEAM NACS」)ら個性豊かなレギュラーメンバーに加え、内山理名、小日向文世、時任三郎ら豪華ゲストが登場。さらに「TEAM NACS」全員がゲスト出演することでも話題を呼んだ。このたび、Blu-ray&DVDの発売に先駆け公開されたのが特典映像の一部。小森巡査役の「TEAM NACKS」森崎博之がトリンドル玲奈にメロメロになるシーンや、なぜか「イケメン」というセリフが言えない岡田さんのNGシーン、毎話どこで登場するかわからない鈴井監督のカメオ出演の様子“鈴井貴之監督七変化”などをダイジェスト版で公開。さらにはゲスト出演の大泉洋が本作では衣装合わせをしていなかったことが判明したり、キャスト陣でギネス記録に挑戦し必死になる姿、アドリブだらけの未公開シーンなどが2分半の映像にギュっと凝縮されている。特典映像にはメイキングやインタビューのほか、NG集や撮影秘話満載のコメンタリー、そしてBlu-ray&DVD BOXのために新たに収録した“鈴木貴之が行く!春の北海道ロケ地巡り”などが収められ、「不便な便利屋」の“バラエティー番組”とも言える大満足の豪華特典映像に仕上がっているようだ。特別映像からも撮影現場の楽しそうな雰囲気が十分に伝わってくるドラマ「不便な便利屋」。本日深夜には第10話が放送となるが、副音声ではBlu-ray&DVD BOXに収録予定のオーディオコメンタリーを楽しめるそうのでこちらもお見逃しなく。テレビ東京系「ドラマ24不便な便利屋」は、毎週金曜深夜0時12分~放送中。※テレビ大阪は、毎週月曜夜11時58分~放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月12日ふたりの男優のみで語られるイギリス発のホラー演劇『ウーマン・イン・ブラック』が今夏、7年ぶりにPARCO劇場にて上演される。世界40か国以上で翻訳上演され、日本では過去に6回上演。いずれも斎藤晴彦の名演技が記憶に残る傑作である。薄暗がりの観客のいない劇場を舞台に、中年の弁護士が若い俳優とともに、劇中劇の形を取りながら過去の恐怖体験を再現していく。今回、斎藤が演じてきた弁護士キップス役を勝村政信が引き継ぎ、相対する若き俳優役に、本作が舞台出演2作目となる岡田将生が挑むこととなった。舞台『ウーマン・イン・ブラック』チケット情報「斎藤さんは名作と言われるこの作品を、日本でも名作に仕上げた方。何か大きな力を背負っていることが、その存在だけでわかる方だった。その人がやってきた役をやるのは正直キツいな、すごいものが来ちゃったな…という思いです。でもそれとは別に、やったほうがいいと思ったんですね。オリジナル演出家(ロビン・ハーフォード)とともに芝居作りをすることで、翻訳物に対する怖れや恥をなくすことができるかもしれないと」(勝村)「僕はまだ舞台を一回しかやったことがないので、いろいろ経験してみたかったのと、ふたり芝居というものにすごく惹き付けられました。勝村さんは百戦錬磨な方ですし、舞台に対する姿勢を尊敬しているので、ご一緒できることが嬉しいです」(岡田)ホラー演劇という特異な形態の作品に挑むにあたり、「ホラー映画は結構観るので怖い話は苦手ではないです。勝村さん、嫌いなんですよね?」と岡田が問うと、勝村が「ホラー映画とかとんでもない!イヤだな~」と首をすくめて周囲の笑いを誘う。だが続けて「観客とともに時間と場所を共有し、同じ恐怖を体験していく。全員が等価でひとつの作品に向かっていけるという、すごい力を持った戯曲です」と、あらためて作品の巧妙さに感じ入るように語った。「僕自身、この台本を読み終わった時に鳥肌が立って、怖くて素直に後ろを振り向いてしまいました(笑)。その時の感覚を忘れずに稽古場に持っていって、新鮮なままに芝居にしていきたいです。日々挑戦しながら作品をどんどん突き詰めていけるので、舞台の稽古はとても好きです」(岡田)「しっかりとした歴史のある作品ですから大きな枠組みは変わらないと思う。それを僕らがちゃんと踏襲したうえで、何か今までとは違った化学反応が起こればいいなと。ほんのちょっとしたことが、大きな変化を感じさせるものにつながっていけば、僕らふたりが新しく作る意味があるんじゃないかと思っています」(勝村)膨大な量の台詞を始め、遣り甲斐あふれるふたり芝居を前に「合宿でもしようかと話しています」と笑い合うふたり。熱き奮闘の末にはきっと、私たちに背筋の凍る驚きの演劇体験をもたらしてくれるだろう。公演は8月7日(金)から30日(日)まで。チケットの一般発売は6月13日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行抽選を5月23日(土)午前11時より受付。取材・文上野紀子
2015年05月22日俳優の生田斗真が、映画『るろうに剣心』などで知られる大友啓史監督の最新作『秘密 THE TOP SECRET』(2016年公開)に主演することがわかった。本作は、最先端の科学技術を駆使し、死んだ人間の脳から「過去の記憶を映像化」できるMRIスキャナーを捜査に導入した科学警察研究所法医第九研究室(通称「第九」)のメンバーたちが、迷宮入りとなった猟奇事件の捜査を進めていく。天才的頭脳の持ち主だが、心にトラウマを抱える第九の室長 主人公・薪剛を生田、新たに第九に配属された新人・青木一行を岡田将生が演じる。また、科警研監察医・三好雪子には栗山千明。そして映画オリジナルの役として、所轄署の熱血刑事・眞鍋駿介を大森南朋が演じる。生田は今回の役柄に触れ、「撮影現場では、スタッフキャストの方々が『室長!』と呼んでくださいます。少し偉くなった気分です。気持ちがいいです」とコメントし、岡田との久しぶりの共演を「お互いが歩んできた道程や、これまで経験してきたことを現場で出し合いながら素敵な化学反応を起こせればと思っています」と心待ちにしている様子。一方の岡田も「久々に先輩とご一緒できるのはうれしすぎます」と共演を喜び、「監督キャスト・スタッフ、みなさんと最高の作品にしたいと思っています」と意気込んでいる。映像化困難と言われてきた本作に挑む大友監督は、「『るろうに剣心』に続く大冒険です。力強いキャスト・スタッフとともに、"心に突き刺さる映画"を目指します。ご期待ください」とコメントを寄せた。原作は、漫画誌『メロディ』(白泉社)で連載された清水玲子のミステリーコミック作品。第1巻発売時にはその衝撃的なストーリーに入手困難な状況となり、お詫び文が掲載誌に載る程の事態となった。また、第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞も受賞するなど評価も高く、さらに2008年には日本テレビ系でアニメ化もされ好評を博した。現在は、スピンオフの新シリーズ『秘密 season 0』が同誌で連載されている。(C)2016「秘密THE TOP SECRET」製作委員会
2015年05月08日舞台は北海道の名もなき田舎町。そこで便利屋を営む男たちのドラマ、『不便な便利屋』。 脚本&演出は、あの名作バラエティ『水曜どうでしょう』でお馴染みの鈴井貴之さん。ひょんなことからその町に迷い込む主人公を演じるのが、岡田将生さん。鈴井さん曰く、“壊れた岡田くんが見られますよ!”だそうで…!?岡田さん、鈴井さんにお話を聞きました。 *** 岡田:現場で監督(鈴井さん)が僕に、「とにかくオーバーに!オーバーに!」って言うんですよ。正直、こんな大げさな演技は今までやったことがなかったので…。 鈴井:どうやら毎日前の晩に、役者同士、翌日どう演じるか話し合ってたらしいんですよ。だったらその通りにやらせちゃうのは悔しいって思いまして(笑)。もともと僕は、岡田くんが映画などで繊細な青年の役をやっていたのを見て、いい役者だな、と思っていたんです。そのイメージを壊したくて、いろいろやってもらっちゃいました。まぁその根源は、イケメンへの嫉妬ですが(笑)。 岡田:僕だけじゃなく、遠藤憲一さんも相当壊されてましたけど…(笑)。実はこの企画をいただいたときに、資料に“ドキュメンタリータッチで撮影する”と書いてあったので、正直イヤな予感はしていたんです。僕は、『水曜どうでしょう』のファンですから、ねぇ…(笑)。 鈴井:それならイヤな予感しかしないですよね(笑)。 岡田:でも、きっと飛び込んだらおもしろいと思って、雪の北海道で2か月間の撮影に挑んだんです。おかげさまで、毎日笑いっぱなしでした。 鈴井:今回は驚くほど素敵なキャストに参加していただけることになって、せっかくなら皆さんの既存のイメージを、良い意味で裏切るようなものを演じてもらいたいと思ったんです。岡田くんに関しては、今まであまり見たことがない、“ズルい顔”っていうのが、結構ありますよ。 ◇おかだ・まさき俳優。主演映画『ストレイヤーズ・クロニクル』が、6/27より公開予定。また、8/7よりパルコ劇場にて、舞台『ウーマン・イン・ブラック 黒い服の女』に出演。 ◇すずい・たかゆきタレント、映画監督、作家。作家として、そして出演もしているバラエティ『水曜どうでしょうClassic』がHTB水曜24:15~ほかで放送中。 ◇雪に埋もれた田舎町の便利屋に、若き脚本家の竹山(岡田将生)が迷い込む。そこにいたのはおせっかいを絵に描いたような松井(鈴木浩介)と離婚歴3回の梅本(遠藤憲一)。竹山は、おかしな町を脱出しようとするのだが…。毎週金曜24:12~、テレビ東京系で放送中(テレビ大阪は毎週月曜23:58~)。 写真・内山めぐみ(岡田さん、鈴井さんお二人の写真) ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月07日ドラマ『龍馬伝』、映画『るろうに剣心』の大友啓史監督の最新作『秘密THE TOP SECRET』に生田斗真、岡田将生、栗山千明、大森南朋が出演することが発表になった。その他の情報『秘密…』は、清水玲子の人気コミックが原作。死んだ人間の脳から“過去の記憶”を映像化できるMRIスキャナーが発明された世界が舞台で、警察庁の正式機関として認められていない科学警察研究所法医第九研究室のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件の被害者の“記憶”を頼りに捜査する様を描く。天才的な頭脳の持ち主で、第九研究室の室長・薪剛を演じる生田は「大友啓史監督のもと撮影が進んでいます。岡田将生くんとは久しぶりの共演です。お互いが歩んできた道程や、これまで経験してきた事を現場で出しあいながら、素敵な化学反応を起こせればと思っています。撮影現場では、スタッフキャストの方々が『室長!』と呼んで下さいます。少し偉くなった気分です。気持ちがいいです。偉そうに、他人を見下しながら、人間の脆さと強さ、絶望と希望を表現できればと思っています。是非ご期待下さい」とコメント。新たに研究室に配属された青木一行を演じる岡田は「大友組、初参加。緊張と興奮、2つの感情が混ざり合って震えています。そして、生田斗真さん。久々に先輩とご一緒できるのは嬉しすぎます。監督キャスト・スタッフ、みなさんと最高の作品にしたいと思っています。クランクアップまで精一杯頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。また、栗山が科警研監察医・三好雪子を、大森が映画オリジナルキャラクターで刑事の眞鍋駿介を演じることが発表になった。4年前から本企画をすすめてきた大友監督は「原作が取り上げるテーマは、私たち人間存在の心の奥底に突き刺さります。映像化は『るろうに剣心』に続く大冒険です。力強いキャスト・スタッフと共に“心に突き刺さる映画”を目指します。ご期待ください」とメッセージをおくっている。『秘密 THE TOP SECRET』2016年公開
2015年05月06日『るろうに剣心』シリーズで大ヒットを記録した大友啓史監督の最新作となる『秘密THE TOP SECRET』。一時期、入手困難となるほど話題を呼んだ人気コミックを原作とする本作に、生田斗真、岡田将生、栗山千明、大森南朋らの出演が決定した。最先端の科学技術を駆使し、死んだ人間の脳から、<過去の記憶を映像化>できるMRIスキャナーが発明された。それを事件の捜査に導入したのが、まだ警察庁の正式機関として認められていない、科学警察研究所法医第九研究室、通称「第九」。宇宙ステーション並の施設を備え、天才エリートだけが集うMRI捜査組織だ。そこで室長を務める警視正・薪剛(生田斗真)と新人捜査官・青木一行(岡田将生)は秘密保護法の下、迷宮入りとなった猟奇事件を<死亡した被害者の記憶>をたどり捜査を進めていく。原作コミックは、白泉社「メロディ」で連載された清水玲子のミステリー作品。「誰も見たことがない死者の脳内映像を描く」という斬新な内容に、第1巻発売時には入手困難な状況となり、お詫び文が掲載誌に載るほどの事態となったほどの衝撃作だ。本作で生田さんが演じる薪剛は、大友監督が「捜査への情熱を持ちつつも、ある種の狂気や迷いなど様々な感情を孕みながら、細い糸の上を歩くような危うい精神状態を保っている役」と評する難役。「撮影現場では、スタッフキャストの方々が『室長!』と呼んで下さいます。少し偉くなった気分です。気持ちがいいです。偉そうに、他人を見下しながら、人間の脆さと強さ、絶望と希望を表現できればと思っています。是非ご期待下さい」と語り、その役柄とじっくり向き合っている様子だ。また、岡田さんとの久しぶりの共演に対し「お互いが歩んできた道程や、これまで経験してきたことを現場で出しあいながら、素敵な化学反応を起こせればと思っています」と、薪と青木のコンビネーションへの期待が高まるコメントを寄せた。一方の岡田さんは、大友組への初参加に「緊張と興奮、2つの感情が混ざり合って震えています。そして、生田斗真さん。久々に先輩とご一緒できるのは嬉しすぎます。監督キャスト・スタッフ、みなさんと最高の作品にしたいと思っています。クランクアップまで精一杯頑張りたいと思います」と意気込み十分。すでに始まっている撮影では、これまで演じてきた役柄とは一味違う「骨の太いどっしりと腰の据わった演技」を要求されているそうで、大友監督によると「今まで見たことのない新たな挑戦がみられると思いますので期待していただきたいです」とのことだ。今回の映画化にあたっては、4年前からスタートした企画がようやく実現にたどりついたとのことで、大友監督は「死者の記憶の映像化、最先端の脳科学システム、突出したキャラクターと限界ギリギリの人間ドラマ。原作が取り上げるテーマは、私たち人間存在の心の奥底に突き刺さります。映像化は、『るろうに剣心』に続く大冒険です。力強いキャスト・スタッフと共に、「心に突き刺さる映画」を目指します」とコメント。また、原作者の清水さんからは「紙の上の2次元で生まれた薪と青木、そして『秘密』の世界が今回、大友監督という希有な監督により3次元で映像化される機会に恵まれました。大友監督の新作というだけなら単純にわくわくして待ってられるのに、そこに自分が関わってくるとなると申し訳ないような怖いような『楽しみ』+『?』な不思議な感じです」と、映像化に込められた期待が語られた。さらに、本作では周囲を固めるキャストとして、科警研監察医・三好雪子に栗山千明。映画オリジナルの役として、所轄署の熱血刑事・眞鍋駿介に大森南朋という実力派俳優がキャスティングされている。死者の記憶を映像化し被害者が最後に味わった恐怖や、犯人の心の奥に潜む<誰にも言えない本当の秘密>が緻密に描かれるという、前代未聞の衝撃作を、アクション映画で日本映画の歴史を変えた大友啓史監督がいかにして描くのか…。今後の続報をお見逃しなく。『秘密THE TOP SECRET』は2016年秋公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月06日岡田将生、染谷将太、成海璃子、松岡茉優ら新時代を担う若手実力派たちが集結する、6月27日(土)より公開の映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。その中で今回、新たな一面を開拓したと言われているのが、2012年の「仮面ライダーウィザード」をきっかけにブレイクを果たした白石隼也だ。ドラマもアクションもこなせる若手俳優として注目を集める、白石さんに迫った。本作は、気鋭のベストセラー作家・本多孝好が手がけた新感覚アクション巨編小説を、若手からベテランまで日本を代表する実力派たちが一挙に集結して完全実写映画化。異なる方法から生み出された“特殊能力”を持つ2組の子どもたちが成長し、宿命によって引き合わせていく様を、鮮烈な映像表現で描き出していく。岡田さん、染谷さんがそれぞれ率いる「スバルチーム」と「アゲハチーム」、彼らの激しい闘いが話題を呼んでいるが、その中で特に注目したいのは、若手俳優の登竜門といわれる「仮面ライダー」シリーズで一躍人気となった。いま、このライダー役に選ばれるか否かでその後のキャリアが左右される、ともいわれるほど重要視されている「仮面ライダー」シリーズ。実際に、見事このライダー役を勝ち取った過去の俳優には、オダギリジョー(仮面ライダークウガ/’00)、水嶋ヒロ(仮面ライダーカブト/’06)、佐藤健(仮面ライダー電王/’07)、菅田将暉&桐山漣(仮面ライダーW/‘09)、福士蒼汰(仮面ライダーフォーゼ/’11)など、いまをときめく俳優がずらり。白石さんも「仮面ライダーウィザード」で主演を務め、仲間入りを果たした。「仮面ライダー」を始め、特撮番組はオーディションで配役されることが大多数。会場には自分と同じ年代のライバルが揃い、その中でも抜きん出た魅力と演技力、そしてアクションをこなせなければ目にとまることが難しい。つまり、すでにスタート以前からハイレベルな闘いを勝ち抜いてきていることになる。さらに、特撮番組の多くは1年をかけて放映されるため、撮影期間も長期に渡る。主人公の成長とともに、俳優たちの演技スキルも上がり、ライダーを卒業するころにはただの新人俳優から、アクションも演技もできる実力を兼ね備えた俳優へと成長することができる。白石さんのアクションスキルと演技力は高い評価を得ており、『GANTZ』『GANTZ PERFECT A NSWER』や、NHK連続ドラマ小説「花子とアン」など、さまざまなジャンルの話題作に次々と参加。美容師役を演じる主演映画『鏡の中の笑顔たち』(5月30日公開)も控えている。最新作となる『ストレイヤーズ・クロニクル』では、「スバルチーム」の超腕力を持つ無痛の男、亘を熱演。筋力が異常発達し痛覚が麻痺しているため、自らの肉体を壊してしまうほどのパワーを発揮する亘は、能力者に待ち受ける宿命=<破綻>が起きてしまったことで“変貌”してしまう。視覚と脳内神経の伝達速度が高度に発達し、3秒先の未来が見える超視力を持つチームのリーダー・昴を演じた岡田さんとは、意外にも今回が初共演。白石さんは「岡田君と初共演できたのが嬉しかったです!」とその喜びを語っており、アクション初挑戦した岡田さんとの壮絶バトルシーンや、二人三脚で生き抜いてきたはずの2人に待ち受ける切ないドラマも見どころとなっている。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月05日この春話題の岡田将生主演のドラマ「不便な便利屋」のエンディングテーマとして決定しているスピッツの新曲「雪風」が、いよいよ今夜放送のドラマ内にて解禁となる。さらに、当楽曲の配信が4月15日(水)よりスタートすることが明らかとなった。真っ白な雪に閉ざされた北海道の名も無き便利屋には、おせっかいを絵に描いたようなオーナーの松井英夫(鈴木浩介)と、離婚歴が3回の梅本聡一(遠藤憲一)、そして吹雪の日に迷い込んだ若き脚本家の竹山純(岡田将生)がいる。竹山は富良野に行こうとしていた。だが、吹雪の夜にバスが立ち往生し、空腹を満たすために立ち寄った居酒屋で大いなる勘違いに巻き込まれ、酔って財布も携帯も失い…仕方なくこの町に滞在することになる。今夜から、毎週金曜日深夜0時12分より放送される「不便な便利屋」は、個性的で自由すぎるキャラクターたちが繰り広げる、勘違いが勘違いを生むハートウォーミングコメディ。本作のエンディングテーマとしてスピッツの新曲が決定したことは既に報じられていたが、まだラジオなどでオンエアはされておらず、ファンの間では「いつから聴けるのか?」、「タイトルだけですでに名曲の予感」などと、前評判が高まっていた。そんな2年ぶりの新曲となる「雪風」が、はれて今夜の放送から解禁。4月15日(水)より配信のみでの販売がスタートする。ドラマだけでなく映画の主題歌にも、その楽曲の多くが抜擢されるスピッツ。昨年放送のドラマにて19年前の楽曲が使用されるなど、20年以上のキャリアを築きながら、いまだにその楽曲のセンスとクオリティは衰えることを知らず、長い間愛される楽曲を作り続けている稀有なバンドだ。この春話題のドラマのエンディングにて、スピッツの新曲がどんな“風”を感じさせてくれるのか。スピッツの新曲「雪風」は、今夜放送となる「不便な便利屋」にて聞くことができる。テレビ東京系「ドラマ24不便な便利屋」は、4月10日(金)より、毎週金曜深夜0時12分~放送。※テレビ大阪は、4月13日(月)より毎週月曜夜11時58分~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日俳優の岡田将生、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、黒島結菜らが7日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(6月27日公開)の上映会に登場し、舞台あいさつを行った。極秘機関の実験によって、特殊能力を得ることと引き換えに20歳前後までしか生きることができない宿命を背負わされた子どもたちが、未来の希望を信じた昴(岡田)らチームスバルと、未来に絶望し人類の破滅を企てる学(染谷将太)率いるアゲハチームに分かれて死闘を繰り広げる本作。次世代を担うとされる若手キャストたちが集結していることでも話題を集めている。イベントでは、10代の命を燃やし尽くしぶつかり合う登場人物たちにちなんで、10代の女子高生100人を前に舞台あいさつを実施。主演の岡田が「昴を演じました岡田将生です。この作品で初めてアクションに挑戦しました。初めてのことだったので、いろいろと大変でしたがケガは大丈夫でした!」とあいさつすると、会場は黄色い声援に包まれた。チェロを初めて触ったという音大生の役・成海は「家に持って帰って練習したのですが、苦情が来るんじゃないかと心配でした」とエピソードを披露。続く松岡は「入った瞬間良い匂いしましたよ!」と女子高生でいっぱいの会場に興奮気味。口から鉄片を放って敵を倒す超能力を持つ役どころから、「人に向かってつばを吐くように鉄片を飛ばすと、屈強そうな大人を倒せるので強くなった感じがして気持ちよかったです」と振り返った。超腕力と痛みを感じない体を持つ最強の男、亘を演じた白石が「岡田君と初共演できたのがうれしかったです。このお仕事をはじめたばかりのころに、たまたま行った飲食店で岡田くんが手伝いをしていて、いつか共演できたときはこの話をしようと言っていたんです」と意外な出会いを明かすと、岡田が「その時に薦めた銀ガレイを食べてくれませんでしたよね」と応じ、会場の笑いを誘った。高周波レーダーの能力を持つ碧役の黒島は、「初めて拳銃を持てたのがうれしかったです。重かったですが、撃つのは意外とすんなりできました」と語り、続いて"挑戦したい新しいこと"を聞かれると、「4月から大学生になるのですが、人見知りなので自分から声をかけて友達を作りたいなと思います」と意外な一面をのぞかせた。今年20歳を迎えた松岡もコメントを求められ、「なんか皆が『ワー』ってなってくれること無いかなと思ったんですけど…そうだ年金手帳が届きました。思ったよりもペラペラで無くしちゃいそうです」と、新成人らしい発見があったことを明かした。そして、"チャレンジしたいこと"には「あと5年くらい女子高生の役をやりたい」と答え、「でも若い人と膝が違うんですよね。ちゃんとケアしてあと5年頑張ります!」と決意を語った。さらに、映画内で行われるチームによる"対決"と絡めて"注目している対決"や"応援しているもの"を聞かれると、松岡は「応援しているものといったら、モーニング娘。’15さんですね。皆さんぐらいの年齢の子が歌ったり、踊ったり、一生懸命ですごいですから。宣伝隊長なんてお話があったらやりますよ」と独自の道を行く回答。一方で黒島は、「今私は友達を作ろうと頑張っているので、同じように新しい環境に慣れようとしている皆さんを応援しています!」と新大学生らしいコメントを寄せた。続けて主演の岡田が「広島東洋カープの黒田投手はおとこ気もあって応援してしまいますね」と真面目に語ると、すかさず松岡が「さっきから岡田さんの答えに女子高生が反応していませんね! 一番キャーキャー言われるはずなのに」と鋭い指摘。すると岡田も「松岡さん厳しいなー。現場ではほとんどしゃべらなかったので、今日話してくれて喜んでいたのですけど」とタジタジの様子だった。映画の原作は作家の本多孝好氏による同名小説。『アントキノイノチ』(2011年)の瀬々敬久監督がメガホンをとり、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平氏が脚本を務める。(C)本多孝好/集英社(C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年04月08日俳優の岡田将生がアクションに初挑戦する、本多孝好原作の映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(6月27日公開)の予告動画とポスターが20日、公開された。本作では、極秘機関の実験によって、特殊能力を得ることと引き換えに20歳前後までしか生きることができない宿命を背負わされた子どもたちが、未来の希望を信じた昴(岡田)らチームスバルと、未来に絶望し人類の破滅を企てる学(染谷将太)率いるアゲハチームに分かれて死闘を繰り広げる。黒島結菜(碧)や松岡茉優(モモ)ら、注目の若手俳優たちが出演していることでも話題を集めていた。ポスターと共に公開された動画では、昴の超視覚、モモの超圧縮呼気、亘(白石隼也)の超腕力など、それぞれの特殊能力を使った迫力のあるバトルが展開。さらに、「人間どもが!」と激昂する学に続き、「やめろ!」という昴の叫びが捉えられるなど、両チームの対立の激化を予感させる内容に。また、後半では4人組バンド、ゲスの極み乙女による主題歌「ロマンスがありあまる」が初披露。闘いの中で苦悩する子どもたちの姿とシンクロするかのような、切ない歌詞が印象的な楽曲になっている。原作は作家の本多孝好氏による同名小説。『アントキノイノチ』(2011年)の瀬々敬久監督がメガホンをとり、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で、第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した喜安浩平氏が脚本を務めた。(C)本多孝好/集英社(C)2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年03月20日岡田将生、染谷将太、成海璃子、松岡茉優らを筆頭に、若手注目株の俳優が勢ぞろいし、本多孝好による新感覚アクション巨編小説を実写化した、映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。このたび疾走感あふれる予告映像とメインビジュアルが解禁となった。1990年代初め、ある極秘機関の実験によって、2組の“進化した”子どもたちが誕生した。全く違う方法で生み出された彼らの共通点は、通常の人間にはない特殊能力を持つこと。彼らはその能力と引き換えに、20歳前後までしか生きられないという宿命を背負っていた。対立する2つの集団、彼らを利用しようとする権力者たち…それぞれの思惑が交差する中、切なくも壮絶なバトルが始まる──。今回解禁された予告映像では、未来の希望を信じた昴(岡田将生)率いるチームスバルと、未来に絶望し人類の破滅を企てる学(染谷将太)率いるアゲハチームがそれぞれの特殊能力を駆使して闘うアクションシーンがふんだんに使用されており、手に汗握らずにはいられないセンセーショナルな映像となっている。これが初披露となる主題歌は、若者を中心に熱狂的な支持を集め、岡田さん自身も大ファンだという人気4人組バンド「ゲスの極み乙女」が手掛ける「ロマンスがありあまる」。迫力の戦闘シーンに重ねられた透明感ある歌声がアクセントとなり、予告映像を彩っている。また、併せて解禁された本ポスターのビジュアルも、スバルとアゲハ、2つのチームの激しいバトルを暗示した、スタイリッシュな仕上がりに。「人間の限界を超える身体能力を発揮できる」という能力を持った昴を演じる岡田さんと、不敵に構える染谷さんの姿が、まさに“次世代アクション超大作”の誕生を予感させる。混沌とした現代を生きるすべての人々に贈る、切なくも壮絶なアクション・エンターテイメント超大作の公開を心待ちにしていて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月20日岡田将生、染谷将太など新時代の豪華キャストが競演を果たす映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、本作の主題歌および挿入歌を、人気4人組バンド「ゲスの極み乙女。」が担当することが決定。新たに「ロマンスがありあまる」「サイデンティティ」の2曲を書き下ろすことが明らかとなった。本作は、ある極秘機関によって生み出された、“進化した”2組の特殊能力者たちが主人公。宿命によって引き合わされた能力者たちの、希望を未来につなごうとする者と絶望的な未来を破壊しようとする者とに分かれた壮絶な戦いを、葛藤や仲間との絆といった人間ドラマも交えながら、濃密に描き出す。『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督のもと、本格アクション初挑戦の岡田さんを主演に、染谷将太、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、高月彩良、清水尋也、黒島結菜ら若手実力派俳優が結集していることでも、早くも注目を集めている。そんな本作で、主題歌を担当することとなった「ゲスの極み乙女。」。若者やサブカル層に人気の彼らだが、主演の岡田さんも大ファンとのこと。「大好きな瀬々監督作品に大好きな『ゲスの極み乙女。』が主題歌になりました!作品を撮ってるときは毎日聴いてました。これで僕も“ゲス”になれた気がします。『ロマンスがありあまる』最高すぎます!」と喜びいっぱいにコメント。「ここまで時間を忘れた映画はなかなかありません」と本作の世界観にすっかり引き込まれたという「ゲスの極み」ヴォーカル&ギター担当の川谷絵音は、主題歌「ロマンスがありあまる」について、「台本にあったセリフの一部分をそのまま歌詞のAメロの一部に使いました。映画の中でもかなりグッとくるセリフで『是非使わせて下さい』と制作側にお願いしたところ、快く承諾いただいたので使わせていただきました」と明かしている。また、sigh(溜息をつく)とidentity(自己同一性)を含んだ造語から成る挿入歌「サイデンティティ」については、「映画の後半がよりドラマチックになるように計算して作りました。特にサビの爆発力は映像にかなり合っていると思います」と自信を覗かせる。「アイデンティティがわからなくて溜息をついている様を表現しました。映画に出てくる若者たちが自分たちのいる意味を必死に探していて、でもそれが見つからないでいる様に重ねました」。そして瀬々監督も、主題歌の「歌詞の中にある『死に物狂いで生き急いでんだ』にグッと来た」そうで、「この楽曲は、若い衆にも、そんな盛りを過ぎた人にも、言えば気恥ずかしくなる青春という言葉がもっと生々しく感じられるよう、映画に広がりを与えてくれた気がする。ホント、ありがとう、なのです」と絶賛の言葉を贈る。4月22日(水)には2ndシングル「私以外私じゃないの」の発売が決定している中、新たな書き下ろし楽曲で初の映画主題歌、しかも超大作への抜擢となった「ゲスの極み乙女。」。スクリーン上で炸裂する、進化した若者たち×進化した音楽のコラボレーションに注目が集まりそうだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日岡田将生、染谷将太を主演に作家・本多孝好のベストセラー小説を映画化する『ストレイヤーズ・クロニクル』。明日3月14日(土)のホワイトデーを記念して、本作に登場する驚異の身体能力を持った男たちの画像が一挙に解禁。話題作への出演が続く、イケメンの“NEXTジェネレーション”たちが勢ぞろいした。本多孝好による新感覚アクション巨編を、鮮烈な映像表現と世代を超えた実力派俳優たちが高次元の融合を果たして、実写映画化した本作。今回到着したのは、“チームスバル”のリーダー、昴(岡田将生)や“チームアゲハ”のリーダー、学(染谷将太)を始め、亘(白石隼也)、良介(清水尋也)、壮(鈴木伸之)、ヒデ(柳俊太郎)、隆二(瀬戸利樹)とイケメンすぎて眩しいフレッシュな魅力満載の “ストクロメンズ”の新画像。劇中では、『DEATH NOTEデスノート』『GANTZ』の製作チームのもと、激しいアクションを披露している彼らは、若さと危うさ、その切なさと輝きを、それぞれ演じ切っている。“チームスバル”とは、脳内ホルモンを操作して異常進化を促し、超人的な身体能力を発揮できる者たちだ。岡田さん演じる昴は、視覚と脳内神経の伝達速度が高度に発達し、相手の動きの先を読み反応できる、いわば未来が見える男。仲間を想う気持ちは誰よりも強いが、心の優しさが弱点というリーダーだ。“スバル”の一員、亘は、超腕力・無痛の男。筋力が異常発達し、痛覚が麻痺しているため、自らの肉体を壊してしまうほどのパワーの持ち主。だが、固く結ばれていた昴との絆はやがて破綻し、変貌してしまう。演じるのは、「仮面ライダーウィザード」で人気となった白石隼也。『GANTZ』シリーズにも出演、朝ドラ「花子とアン」での好演も記憶に新しい。また、超記憶力の少年・良介は、目にしたすべての事象を脳内に記憶、さらにその膨大な記憶から求める情報を瞬時に引き出すこともできる、人間スーパーコンピューター。そのために消せない記憶にも悩まされており、引きこもりがち。演じるのは、『渇き。』の“ボク”役や、参加者1万人を超えるオーディションから中学校の問題児役に選ばれた『ソロモンの偽証』の清水尋也だ。そして、明るく能天気な性格で、チームのマスコット的存在となる隆二は、超高速の少年。通常の人間の視力では全く見えないほどの高速度で移動する。「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」で連続ドラマ初出演を果たし、本作が映画デビューとなる瀬戸利樹が演じている。一方、染谷さん演じる学が率いる“チームアゲハ”は、遺伝子操作により別の生物の能力を持って生まれてきたグループ。体内に致死率80%のウイルスとその抑制抗体を併せ持っている学は、彼が死ぬとその抑制抗体がなくなり、ウイルスが拡散されてしまう。冷酷かつ非常識な存在だが、強烈なリーダーシップで“アゲハ”を率いている。チーターやバッタなどの遺伝子を組み込まれたのは、壮。“スバル”の隆二と同じく超高速移動の能力を持つが、パワーもあるため、隆二より一枚も二枚も上手だ。演じるのは「劇団EXILE」の鈴木伸之。『桐島、部活やめるってよ』のバレー部員役で注目され、その後もドラマや舞台出演が相次いでいる。また、アルマジロや甲虫の遺伝子を組み込まれたヒデは、弾丸を弾くほどに身体を硬化させることができ、長く鋭利な爪が武器に。学に強い忠誠心を抱いている。演じる柳俊太郎といえば、「MEN’S NON-NO」の専属モデルとしても活躍中。その長身と神秘的なルックスから『クローズEXPLODE』『渇き。』、ドラマ「仮面ティーチャー」「黒服物語」などで存在感を発揮する。いずれも、日本映画界のNEXTジェネレーションを担う面々ばかり。いまから、彼ら“ストクロメンズ”をチェックしておいて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月14日スイスの時計ブランド・ウブロは1月29日、チャリティイベント「ウブロx田中将大 アイアン・アーム・チャレンジ」を六本木ヒルズアリーナにて開催する。「アイアン・アーム・チャレンジ」とは、アメリカのメジャーリーグベースボール「ニューヨーク・ヤンキース」の田中将大選手のもつピッチング最高速度156kmの記録に挑戦するチャリティイベント。参加対象は、小学生以下と女性各20人、中学生以上40人の3部門で先着80人が挑戦できる。予選では、同選手に挑む強い"気持ち"を叫び、1人1投でピッチングスピードを競う。決勝では、予選で3部門中で最速記録上位となった3人(計9人)が再度、同選手の記録に挑戦する。優勝者にはウブロウォッチ(100万円相当)と同選手サイン入りグローブ、準優勝者にはウブロアラームクロック(27万円相当)と同選手サイン入りグローブ、3位および一番強い"気持ち"を叫んだ人にはMVP賞として、同選手サイン入りグローブを商品として贈呈する。また、先着50人には予選参加賞も用意している。さらに、決勝後には同選手が金額の書かれた的を目がけて投球する「ターゲットチャレンジ」(9球を投球予定)も実施。同選手が投げ当てる的の数を予想するクイズを行い、正解した人の中から抽選で1人に、同選手のサイン入りグローブをプレゼントする。同イベントでの挑戦者のピッチングスピード記録×100円の総額、同選手が投げ当てた的の合計金額は、NPO法人「リビングドリームス」に寄付される。同法人は、日本の児童保護施設における生活スタイルの新しいスタンダードを築くために活動している。なお、同イベントはテレビや新聞などマスメディアに紹介される可能性もあり、各部門の先着順人数は状況により変更になる場合もあり。参加にあたっては身分証明書が必要となる。天候やその他の事由により、内容が変更または中止になる場合もあり。予選参加者には、田中将大選手の「ターゲットチャレンジ」の観覧エリアを案内する。同イベントの受付開始時間は15時30分~、予選開始16時30分~、決勝開始18時30分~。
2015年01月21日「ぴあ」調査による2015年1月9日、10日のぴあ映画初日満足度ランキングは、藤原竜也と岡田将生が主演を務める『映画 ST赤と白の捜査ファイル』がトップに輝いた。2位に人気テレビアニメ初の映画化となる『劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス』が、3位にリーアム・ニーソン主演のシリーズ最終章『96時間/レクイエム』が入った。その他の画像1位の『映画 ST…』は、多様化する現代犯罪を解決すべく警視庁が設置した科学特捜班、通称“ST”メンバーの活躍を描く。出口調査では「事件の謎解きと、ちょいちょい笑いもあって楽しかった。アクションシーンは映画ならではの迫力があってカッコよかった」「藤原竜也と岡田将生のやり取りが好き。ドラマ、映画を通してメンバーそれぞれが成長していく姿に感動した」「藤原竜也が可愛かった。ドラマとは違う部分もあるので観に来てよかった!」「劇場版はさらにストーリー展開がおもしろくなっていて見応えがあった。窪田正孝演じる黒崎がカッコよかった」などのコメントが寄せられ10代、20代を中心に支持を集めた。2位の『劇場版 PSYCHO-PASSサイコパス』は、近未来を舞台に公安局刑事課メンバーたちの活躍と葛藤を描くSFアクション。観客からは「主人公の常守朱がとにかくカッコよくて期待以上!映画版はアクションシーンなど映像がレベルアップしている」「今までにない世界観がこの作品の魅力。常守朱のメンタルの強さにも注目してほしい」「機械によって動く社会を舞台にしていて、現代社会へ警鐘を鳴らしているようで興味深い」「ボリュームがあって期待を裏切らない内容。ラストにかけての一連の演出と映像には目を見張るものがあった」などの感想が寄せられた。(本ランキングは、1月9日(金)、10日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年01月13日映画『ST赤と白の捜査ファイル』の初日舞台あいさつが10日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われ、キャストの藤原竜也、岡田将生、志田未来、芦名星、窪田正孝、瀬戸朝香と佐藤東弥監督が出席した。今野敏の同名小説(講談社文庫刊)を実写化した本作は、日本テレビ系で放送されたドラマシリーズの劇場版。警視庁内に設置された科学特捜班・STは、法医学のスペシャリスト・赤城(藤原)をはじめ、優秀だが性格に難があるメンバーばかり。そんな中、サイバーテロ事件が起こり、殺人容疑で逮捕された赤城とSTを管理する百合根(岡田)らは対決することになる――というストーリーで、映画は全国公開中。ハッピ姿で現れたキャスト陣は、大歓声を上げる観客に紅白のお餅を配りながらステージに登壇し、藤原は、「監督に多くの人に受け入れてもらえるような作品にしてもらった。今日は笑って温かい気持ちになって帰って欲しい」と胸を張ってアピール。また、朝9時からの舞台あいさつだったため、「本当に眠いです……」と笑いを誘った岡田も、「“キャップ”として、STのメンバーを愛してきた自信がある。変わったメンバーですが、みなさんがこんなに愛してくれてうれしいです」と笑顔であいさつした。また、劇中で、武術に秀でるが言葉を発しないSTメンバー・黒崎(窪田)と対峙するシーンがある藤原は、アクションが得意ということもあり、「窪田くんが毎回毎回とんでもない動きをしてたので、そういうのも良いなぁと思ってた。今回は念願が叶って良かった」と満足げに語った一方、窪田は、「僕は逆にたくさんしゃべって謎解きをしたい」と苦笑い。同シリーズでは、STメンバーによる長セリフの応酬も見どころとなっており、STの監査役・松戸理事官を演じた瀬戸は、「隣りで見ていて、みんな集中力がすごかった」と感嘆していた。舞台あいさつ最後は映画続編の話になり、カツラを着用した役柄だった志田が、「ドラマを観ていた人に『頭デカいね』って言われてたので、カツラを外すシーンをたくさん作って欲しい」と笑いを誘うと、芦田も、「現場検証とかに、STメンバーみんなで行きたい。意味なく集合してるみたいな」とノリノリで、岡田は、「絶対面倒くさいことになる!」と大爆笑。そんなキャスト陣たちの言葉に、佐藤監督は、「全部やりたいですね。頭からあふれるくらい考えてます」と続編制作へ意欲を燃やしていた。
2015年01月11日『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』が1月10日(土)に公開を迎え、主演の藤原竜也、岡田将生、志田未来、芦名星、窪田正孝、瀬戸朝香、佐藤東弥監督が赤と白の法被姿で朝9時から上映前の舞台挨拶に登壇し、映画の公開を祝った。特殊な能力に長けた個性豊かなメンバーを擁するST(科学捜査班)が事件を解決していく様を描いたスペシャルドラマ、連続ドラマの映画化。STの頭脳とも言える赤城(藤原さん)が“容疑者”として追われるという衝撃的な事件の解決にメンバーたちが挑む。朝9時開始の舞台挨拶にもかかわらず場内は満員。藤原さん、岡田さんら登壇陣は獅子舞に先導されて、客席の間を通って登場し、観客に紅白の餅を配りながら壇上へ。藤原さんは「明けましておめでとうございます」とまずは新年の挨拶。「夏に撮影して、ようやく公開です」と満を持しての公開の喜びを口にする。岡田さんは「ちょっとだけ本気で眠いです(笑)」とボヤキ気味に語っていたが、主演2人に続いてマイクを握った志田さんが「お2人とももっとしっかりしたこと言うかと思ってたら意外とナチュラルで…(笑)」と舌鋒鋭く語り、会場は笑いに包まれた。初回上映を前に、制作陣はさらにその先、早くも続編を見据えているようで、登壇陣には「この先やってみたいこと。やり残したことは?」という質問が。藤原さんは「窪田くんが毎回、とんでもない身体能力を見せてくれて、そういうのもいいなと思ってます。派手なアクションやりたい。いつも黒崎(窪田さん)がいいとこを持って行くので(笑)」と武闘派への転身を希望。一方の窪田さんは、「逆に謎解きしたいです。たくさん喋って『謎は全て解けてしまった』とやりたいけど…なんせ(黒崎は設定上は)喋れないので…」と羨ましそうに語っていた。芦名さんは「みんなが揃うシーンが好き」ということで、個性があり過ぎて個別行動の多いSTの面々が「全員で動くのをやりたい。全員で現場検証行ったり、意味なくても一緒にいるのがいい」と希望を明かすが、STのまとめ役である岡田さんは「めんどくせー(笑)!絶対に大変ですよ!」とうんざりした表情。この日は初日を祝って壇上で鏡開きも行われ、ヒットを祈願。キャスト陣からは喜びと共に長年、寄り添ってきた作品の巣立ちに対し「寂しい」という言葉も漏れた。最後に、改めてマイクを握った岡田さんは「僕自身、スペシャルドラマで始まった時からキャップとしてSTのメンバーを一番愛してきた自信があります!みなさんが変わったメンバーをこんなに愛してくれるのが本当に嬉しいです。みなさんの心の中にメンバーが残ればと思います」と語りかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 ST赤と白の捜査ファイル 2015年1月10日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ST赤と白の捜査ファイル」製作委員会
2015年01月10日ドラマ・映画・舞台と活動のフィールドを広げる俳優・岡田将生を主演に迎え、『デスノート』『GANTZ』の製作チームが贈る『ストレイヤーズ・クロニクル』。このたび、一度観たら忘れられない(?)本作のTVスポットCMを、12月20日(土)からのオンエアに先駆けシネマカフェが独占入手。気鋭のベストセラー作家・本多孝好による同名小説を、瀬々敬久監督×岡田将生という『アントキノイノチ』コンビが再びタッグを組んで実写化した映画『ストレイヤーズ・クロニクル』。バブル期に端を発した実験により誕生した2組の異能の若者たちが対立する様を描き、やがてはその戦いが人類の未来をも左右していくという壮大なストーリーだ。今回、シネマカフェが入手したスポットCMでは、岡田さん演じる“最強の男”主人公・昴(スバル)の目にもとまらぬバトルや、染谷将太演じる “殺人集団アゲハ”を率いる車椅子の青年・学(マナブ)の登場シーン、2組の若者たちの幼少時代、そして岡田さんの咆哮など、息を詰めて見守りたくなるようなシーンが連続。その合間に、「ストレイヤーズ・クロニクル」と“イイ声”でタイトルが何度も連呼されている。誰もがどこかで聞いたことのあるはずの“イイ声”、その正体はラジオDJの第一人者として知られ、ナレーターの仕事も数多くこなす小林克也。鮮やかなアクションと漂う緊迫感を満喫できる映像の最後には、「ストクロ!」と締める小林さんの歯切れの良い声が強い印象を残している。主演の岡田さんを始め、染谷さん、成海璃子、松岡茉優、高月彩良、黒島結菜といった若手実力派俳優陣が、対立する異能の若者たちを演じているだけでなく、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らベテラン俳優たちが彼らを翻弄する重要な役どころで登場する本作。単行本3巻に及ぶスぺクタル巨編をミックスし、さらに原作とは異なるクライマックスを迎えるという映画の世界を、まずはこちらの“凝縮”映像から覗いてみて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月18日日本テレビの連続ドラマの劇場版となる『映画 ST 赤と白の操作ファイル』の完成披露試写会が12月9日(火)に開催。主演の藤原竜也、岡田将生に志田未来、芦名星、窪田正孝、三宅弘城、佐藤東弥監督が舞台挨拶に登壇した。それぞれ専門分野のエキスパートであるが、変人揃いの「ST(科学捜査班)」の面々が難事件に挑んでいく姿を描き、スペシャルドラマ、連ドラと放送されてきたが、連ドラ最終話で藤原さん演じる赤城がまさかの逮捕という形で幕切れ…。今回の映画ではその真相が描き出される。キャスト陣は客席の間を通って登壇。最初に藤原さんと岡田さんがそれぞれ左右の扉から姿を見せると会場は熱狂。窪田さんは、三宅さんと一緒に登場したが、途中で劇中の黒崎と山吹のやりとりそのままに、窪田さんが三宅さんの耳元にささやく仕種を見せ、ファンからは悲鳴のような歓声が上がった。藤原さんは、ドラマ最終話から劇場版を待ち望んだファンに「(ドラマで)モヤモヤした終わらせ方をしてすいません。全部監督のせいです。“赤城逮捕”という…自分でもなんで捕まったのか分かんないけど…(笑)」とこれから映画を観る観客の期待を煽る。スペシャルドラマから2年弱の間で、印象深い出来事を尋ねると藤原さんは、ある飲みの席で志田さんが発した注文「ゆず酒ソーダ割り」という早口言葉のような言葉がキャスト陣の間でブームになり、さらにセリフの中で人物名「柚木響子」、さらに「ストラディヴァリウス」という言葉に苦しめられたと述懐。セリフ量の多い本作にあって、窪田さんだけはほとんどセリフを発しないとあって、藤原さんは「ひと言もしゃべらずに最後にカッコいいとこを持っていく。窪田くんのための『ST』ですよ」と恨み節を連ねて会場は笑いに包まれた。岡田さんは、完成したドラマの第1話を、藤原さんの家で藤原さん、レギュラーであり映画にも出演している田中哲司さんと一緒に見たそうで「共演者と見るのも初めてのことでなかなかない経験だった」と嬉しそうにふり返る。だが、「第1話の感想とかを語り合うかと思ったら、感想を言わずに大の大人3人が『桃鉄』をやりたいとなって…(苦笑)」と感想そっちのけでゲームに興じていたことを明かした。志田さんは、映画のロケ撮影で一泊した際「怖い話をしたんですが、私は苦手で…。星さんの部屋に泊めてもらいました」と明かす。芦名さんは「小動物みたいでかわいかったです」と笑顔を見せた。三宅さんは、その芦名さんがある席でビートたけしのモノマネをしたと暴露!当然(?)、この場で生で…という流れになり、芦名さんは照れながらも「バカヤロー!」とモノマネを披露し会場を沸かせる。さらに、最後の挨拶でも藤原さんが「星ちゃんが、ヤギのモノマネを忘れてたみたいで(笑)」と突然のムチャぶり!芦名さんは観念したように「すぐに終わらせますから(苦笑)…メェェ」と見事にヤギのモノマネを披露し会場は拍手と笑いに包まれた。『映画 ST 赤と白の操作ファイル』は2015年1月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月09日岡田将生が本格アクションに初挑戦し、染谷将太や成海璃子、松岡茉優、高月彩良、黒島結菜、さらに豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志らと共演する次世代アクション超大作『ストレイヤーズ・クロニクル』。『DEATH NOTEデスノート』『GANTZ』の製作チームが再結集し、鮮烈な映像表現と若手からベテランまで超実力派俳優たちが共存する本作から、岡田さん、染谷さんの目力が印象的な、スタイリッシュなティザーポスターが到着した。舞台は、1990年代の始め。バブル経済に踊る日本で秘密裏に行われていた実験。その一つは両親に強いストレスをかけ生まれた子どもに突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させる方法。もう一つは、遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出す方法だった。そして現在、この忌まわしき実験により生まれた二組の若者たちが、20歳になろうとしていた…。今回到着したティザーポスターのビジュアルは、岡田さん演じる昴(スバル)は鮮やかな色、染谷さん演じる学(マナブ)はモノトーンと、完全に対比する形のもの。ふたりを分かつ空間には「僕らは、こんな“能力”望んじゃいなかった。」という、本作を象徴する意味深なコピーが配され、“特殊能力の持ち主”同士でありながら、対抗する両者の構図を描き出している。岡田さんが演じるのは、視覚・視神経・脳伝達速度が高度に発達した、“未来が見える力”を有する昴。相手の動きの先を読み、反応できるため、すべての攻撃をかわし、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる最強の男だ。その昴の立ち姿が右側に大きく配され、ただならぬ存在感をアピール。そして、その左側には、体内に致死率80%を超えるウィルスを保持し、自身が死ぬとそのウィルスが拡散してしまうという能力を有する、染谷さん演じる学の姿が。昴たちと闘い合う殺戮集団アゲハチームのリーダーである学の顔がアップで配され、インパクトたっぷりにじっと正面を見据えている。その静かな恐ろしさを湛えた眼差しの奥では、いったい何を考えているのか…。岡田さん、染谷さんの目力に思わずくぎ付けとなるこのティザーポスターから、物語の行方を想像してみて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日映画、テレビ、舞台と活躍目覚ましい岡田将生が『アントキノイノチ』の瀬々敬久監督と再びタッグを組み、哀しき宿命を背負いながらも“未来の希望”を信じて闘う特殊能力者として初めての本格アクションに挑戦した『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、次世代のアクション超大作と呼ぶにふさわしい、迫力の特報映像がついに解禁となった。1990年代始め、極秘機関によって特殊能力をもつ子どもたちを生み出す実験が行われた。二通りの全く違う方法で生み出された子どもたちは成長し、やがて成人しようとしていたが、異常発達した能力の代償として「破綻」と呼ばれる精神崩壊の危険を抱えていた…そんなショッキングな設定を持った本作は、ベストセラー作家・本多孝好氏の小説「ストレイヤーズ・クロニクル」を原作に、鮮烈な映像表現と超実力派俳優たちが高次元の融合を果たした完全実写作品だ。今回公開された映像は、視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達し、視覚で得た情報のみですべての体術を駆使できる特殊能力を持った岡田さん演じる最強の男・昴(スバル)。敵の攻撃を全てかわし、一撃で相手を吹っ飛ばしている迫力満点のアクションシーンが映し出されている。キレのある動きは本格アクション初挑戦というのがうそのような鮮やかさ。さらに映像には、同じ宿命を抱えながらも昴や仲間たちと敵対することになる、殺戮集団“アゲハ”のリーダー・学(マナブ)も登場。最凶のウィルスとその抑制抗体を体内に併せ持つという学を、『寄生獣』の染谷将太が演じる。本作は多くの若手俳優が出演することでも話題になっており、昴の仲間として「仮面ライダーウィザード」で主演を務めた白石隼也や『渇き。』での役柄が印象的な清水尋也、本作で映画デビューを果たす瀬戸利樹が出演。対する“アゲハ”チームには『思い出のマーニー』で主役を演じた高月彩良や『桐島、部活やめるってよ』「あまちゃん」で類まれな才能を発揮している松岡茉優、『クローズ EXPLODE』 でハードなアクションに挑んだ柳俊太郎、「劇団EXILE」の鈴木伸之、そして若き新鋭・黒島結菜が大集結している。重ねて、昴に裏の仕事を依頼する外務大臣・渡瀬役の伊原剛志を筆頭に、対峙する2組の異能者たちに立ちはだかる存在として石橋蓮司、豊原功補などのベテラン俳優が出演し、渋みのあるアクションを披露するというのだから、公開を前にして期待は膨らむばかりだ。『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月28日