2015年6月24日 20:04
【インタビュー】岡田将生、憧れのリーダー像を語る 『ストレイヤーズ・クロニクル』
(Photo:cinemacafe.net)
「何となくは分かりますけど、自分の口からはちょっと言いづらいです(笑)」と呟いた後、照れと笑みをこらえるようにうつむいてしまった──。
等身大。ありのまま。ナチュラル。表現は何でも構わないが、岡田将生ほどピュアに、飾らないでその場にいようとする人はあまりいない。4年前に公開された『アントキノイノチ』に続き、瀬々敬久監督作の主演に抜擢された理由もそこにありそうだが、当の本人は起用の訳を監督に確かめてはいないそうで、「そんなこと聞けないです(笑)。でも、今回の作品は参加できたことに意味があって。いろんな方々に観てもらいたいなと心の底から思っていますし、瀬々監督と再びお仕事ができて本当によかったです」と笑顔を見せる。
「参加できたことに意味がある」のは、アクションを求められる作品だったことも大きいという。『ストレイヤーズ・クロニクル』は本多孝好の同名ベストセラー小説を映画化したもの。その主人公であり、極秘機関の実験によって誕生した特殊能力者・昴を演じるにあたり、まずは初めてのアクショントレーニングに臨んだ。
「本当に何も知らないところから始まったので、すべてが新鮮でした。