ジョニー・デップが再びインデペンデント作品への回帰を果たした『グッバイ、リチャード!』。“余命180日”の崖っぷち男を演じた本作から本編映像が解禁。また、斎藤工、滝藤賢一から、その等身大の演技に絶賛を寄せるコメントが到着した。この度解禁となったのは、残された人生をありのまま生きると決めた大学教授のリチャードが、一風変わった授業を始める様子を切り取った本編映像。授業中に生徒からタバコをもらい口にするも、いままでタバコとは無縁の生活を送っていたリチャードは咳き込み「マズすぎる」とひと言。また、ゾーイ・ドゥイッチ演じる学生のクレアが妻の不倫相手である大学学長の姪だと判明すると「奴は大嫌いだ」と露骨に言い放つ。そしてリチャードは「この続きはバーでやらないか?」と学生たちに前代未聞の提案を持ちかける――。こうして始まった特別授業で、リチャードは彼らに何を教えていくのか。死を前に奔放になったリチャードを、ジョニーお得意のコミカルだが、どこか憂いを漂わせた演技で演じている。そんなジョニーの姿に、俳優・フィルムメーカーである斎藤工は「こんなジョニー・デップが観たかった」と絶賛。「演者と役柄が交点を持つ瞬間が幾度もあり 途中から何を観ているのか分からなくなった そのくらい今のジョニー・デップ そして今までのジョニー・デップの生きて来た時間がフィクションを超えて リチャード教授に落とし込まれていた気がしました つくづく映画を愛し映画に愛された男なのだと」と語り、合わせて「作品毎の七変化振りには 毎度心の二度見をさせられる 目の離せない新星」とクレア役のゾーイにもコメント。滝藤賢一は「生きているということは必ず死と隣り合わせであると突きつけられた。そんな当たり前のことを忘れてしまう。誰しもその時は間違いなくやってくる。果たして自分はジタバタせず受け入れられるのか...今の生き方でいいのか...この世に生まれてきた意味を考えずにはいられない。ジョニー・デップの芝居が響いた、このご時世だからこそ観るべき映画」と、コメントを寄せている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月14日ジョニー・デップが余命180日の大学教授を演じるライフ・ファイディングドラマ『グッバイ、リチャード!』から、映画開始30秒で余命宣告をされる衝撃の冒頭シーンが届いた。エキセントリックな役柄が多いジョニーだが、本作で扮するのは、ある日、余命180日と宣告されたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始める大学教授のリチャード。抑えた演技ながら、様々な感情に揺り動かされるリチャードを魅力たっぷりに演じている。そんなジョニーは本作の見どころを「映画が始まって30秒でリチャードが余儀なくさよならを言わなければならないことを知る。彼は自分の残り僅かな時間しか残されていないことを知り、そこから自分の魂にとって何が大事かを探る時間がとても美しい」と語っているのだが、解禁された映像はまさにその余命宣告のシーン。「正直かなり悪い状況ですリチャードさん」と深刻な表情で切り出した医師が、「率直に言わせてもらいます」と断ると、「ステージ4の肺ガンです」と病名を告げる。眉間にしわを寄せた険しい表情でその話を聞くリチャードは、前のめりの姿勢で「背中の痛みは肺の悪性腫瘍によるものでだいぶ前から腫瘍があったようです」と詳細に続く病状を聞いていたが、「大学に知らせてください奥さんのヴェロニカと娘さんにも」という言葉に、宙を見つめて考えを巡らせる様子を見せる。そして、「残った時間は?」と尋ね、「治療すれば1年です運がよければ1年半」という医師の言葉を視線を落としたまま聞くと、「治療しなければ?」と再び質問し、「半年でしょう」という答えに呆気にとられながら苦笑いを浮かべる…という、一瞬にして人生が変わってしまった場面が淡々と描かれる。果たしてこの後、リチャードはどうなってしまうのか、気になる映像となっている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年07月24日岩井俊二監督が初めて中国でメガホンをとった『チィファの手紙』の公開日が9月11日(金)に決定。この度、本作の予告編と本ビジュアルがあわせて公開された。『チィファの手紙』は、1月に公開された岩井俊二監督最新作『ラストレター』と同じく、自身の小説『ラストレター』を原作に岩井監督が中国で描くもうひとつの“ラストレター”といえる作品。中国でも人気を誇る岩井監督のもとに、中国四大女優のひとりである主演のジョウ・シュンをはじめ、中国の豪華キャストが集結。岩井監督はプロデュース、脚本、編集、音楽も兼ね、プロデューサーにはアジア映画業界の巨匠ピーター・チャンが名を連ねている。2018年に中国で公開されると、中国映画として当週の興行ランキング1位を獲得した。中国のアカデミー賞とされる第55回金馬奨では、最優秀主演女優賞・助演女優賞・脚本賞の3部門でノミネートを達成している。この度解禁された予告編は、姉チィナンが亡くなり、その死を告げる ため参加した同窓会で、ジョウ・シュン演じるチィファが中学時代の憧れの相手チャンと再会するシーンから始まる。そして「中学時代に憧れの人がいたんです。でもその人、私の姉が好きで」と語るチィファとともに、「手紙」を通して浮かび上がるそれぞれの初恋の記憶が、 現代と過去ふたつの世代を繋いで描かれていく。また、同時に公開された本ビジュアルでは、ティザービジュアルと同様に記された「初恋、めぐるー」というコピーと共に、チィファの俯いた横顔が映された一枚。あどけなさの残る若き日の姉チィナンの横顔をとらえたティザービジュアルとは対照的に、チィファはどこか 切なげな表情を見せている。『チィファの手紙』9月11日(金)公開
2020年07月17日ジョニー・デップが余命180日と宣告された大学教授を演じる『グッバイ、リチャード!』。本作から、ジョニーのコミカルな表情を堪能できる場面写真が届いた。本作でジョニーが演じるのは、大学教授のリチャード。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずが、ある日突然「余命180日です」と告げられたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始めるのだが…というのが、今回の役どころ。この度、解禁された場面写真は全部で10枚。ゆるくウェーブのかかった茶色の髪に、口ひげ、スーツという出で立ちで、落ち着いた雰囲気を漂わせるジョニーの姿を見ることができる。しかし、中には、そのスーツ姿のまま池の真ん中で、背中を丸めてずぶ濡れになっている姿も。視線はどこか遠い一点を見つめており、深刻な事態を感じさせる。さらに、病室のベッドの上で、八の字眉で誰かを見つめる情けない表情のカットもあり、リチャードが置かれた「余命180日」という状況が伝わってくる。その一方で、学生たちに講義をしたり、バーらしきところで真剣な表情で学生たちに何かを話したり、学生たちと並んで座り何かを見たりしているカットからは、やりたい放題でもしっかりと学生たちと関係が築けている様子が伺える。さらに、家で妻と娘とうつむきながら食事をしているシーンや、笑う妻の横でランプを倒して壊してしまい、なにやらハイな様子のカットなどもあり、家庭ではいったいどんな夫・父となっていくのか、その展開は気になるばかり。残された180日をリチャードがどう過ごし、人生の最後に何を見つけるのか、期待は膨らむ。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月25日岩井俊二監督× 斎藤工×武井壮×樋口真嗣がタッグを組み、YouTubeにて配信された『8日で死んだ怪獣の12日の物語』。この度、のんを追加キャストに迎えた劇場版が、7月31日(金)より全国のミニシアター支援のために公開されることが決定した。本作品は、SNSにて樋口監督ら5人の監督が発動した「カプセル怪獣計画」の番外編となり、全編ほぼリモートで撮影された。主人公のサトウタクミを演じるのは、「BG~身辺警護人~」に出演中で、ミニシアターパークの活動などを通して積極的にミニシアターを支援している斎藤工。監督やプロデュースまでもこなすそのバイタリティをリモート撮影という特殊な状況下でも発揮し、主演を務める。そして、今回追加での出演が発表されたのんが演じるのは、通販で宇宙人を買ったという丸戸のん。「この役を演じられるのはのんしかいない」という岩井監督からのラブコールに応え、岩井組に初参加。サトウタクミの先輩オカモトソウを演じるのは武井壮。そして、『少女邂逅』『街の上で』など話題作への出演が続く穂志もえかがYouTuber“もえかす”を演じ、これまでとは違った一面を見せる。個性豊かな岩井組初参加の面々に加え、原案の樋口真嗣も登場し、フィクションなのにドキュメンタリーのようなちょっと不思議で優しい世界へと導く本作。世界中がいまも直面している新型コロナウイルスとの戦い。2020年のいまを切り取る本作からポスタービジュアルが解禁。人気の少ないコロナ禍の東京を背景に、何か言いたげな人間の表情が印象的なモノトーンのポスター。渋谷の街には岩井監督自ら造形した様々な怪獣も配置されており、作品の不思議な世界観が反映されている。なお、本作は、これまで多様な映画文化を支えてきたミニシアターを応援すべく、本作は売上の一部をミニシアター支援に充てる特別興行を予定している。斎藤さんは、「四月末、岩井監督の1通のお便りから密やかに始まったこのプロジェクトは、カプセル怪獣の如く日々変化と進化」を繰り返してきたと語り、「のんさん、武井壮さん、穂志もえかさん、更には"怪獣や星人"が参加して下さり、作品自体が第二形態へと大きく変貌を遂げました。他に類を見ないこの進化型怪獣(映画)の目的・ミッションは、人類の平和と、ミニシアターを中心とした映画館の救済です」と明言。岩井監督とも、斎藤さんとも初タッグとなるのんさんは「先輩俳優と後輩のやりとり、とても楽しかったです。怪獣の卵をネットで買って、未知の生き物に地球の未来を委ねる不思議な世界観。小さな白い怪獣が今にも動き出すんじゃないかと、ドキドキしました。どんな状況でも映画作りをする岩井監督の作品に参加できて感動しています。コロナ禍で気持ちがしぼみがちな中、私も大人しくしてるだけじゃダメだ、と勇気付けられました」と語る。また、ミニシアター支援についても「作品で応援できるということで、役者として一番嬉しい形だなと思います。みんなの大切な、映画の記憶が刻まれる場所が、残っていって欲しいと願います」と思いを口にした。そして、岩井監督もまた「コロナという、今世界中で猛威を振るっている世紀の災厄。誰もが対岸の火事ではいられないこの事態。我々エンターテインメントの世界も、真っ先に甚大な被害を被りました。僕は仕事を作る立場の側です。その責任の重さを今回ほど強く感じたことはなかった気がします。この作品を作ることそのものがコロナ禍にあって自分のできるせめてもの抵抗だった気がします。気の休まらない日々の中、この作品が誰かのせめてもの気休めになってくれたら。そんな想いです」と語っている。『8日で死んだ怪獣の12日の物語』は7月31日(金)より全国のミニシアターにて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月24日ジョニー・デップとアカデミー賞受賞プロデューサーが贈る余命180日の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つけるライフ・ファインディングドラマ『The Professor』が邦題を『グッバイ、リチャード!』として公開されることが決定。併せて、ビジュアルが解禁となった。■ストーリー「余命180日です」。大学教授・リチャードに告げられた突然の余命宣告。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずのリチャードの人生は一変。追い討ちを掛けるかのように妻に上司との不倫を告白された彼の日々は予期せぬ展開を迎える。死を前に怖いものなしになったリチャードは残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中に酒やマリファナを楽しむ。ルールや立場に縛られない新しい生き方はリチャードにこれまでにない喜びを与え、人の目を気にも留めない彼の破天荒な言動は次第に周囲にも影響を与えていく。しかし、リチャードの“終わりの日”は着実に近づいていて…。■ジョニー・デップ×アカデミー賞受賞プロデューサーが贈る、ライフ・ファインディングドラマ主人公リチャードを演じるのは、ゴールデングローブ賞をはじめ数々の賞に輝くハリウッドを代表する名俳優であり、ファッション・アイコンとしても世界中で支持を受けるカリスマ、ジョニー・デップ。ミニシアター作品から『パイレーツ・オブ・カリビアン』のような超大作まで、作品の大小に関わらずその個性的な演技力でいまもなお、世界中のファンを魅了し続けている。今年、初主演映画『クライ・ベイビー』の公開から、30年というメモリアルイヤーを迎え、再び本作でインデペンデント作品への回帰を果たした。そんな唯一無二のキャリアを歩む、彼自身を投影したかのようなリチャードの生き様は、観るもの全てに“自分の人生を歩む”ことの勇気と大切さを教えてくれる。共演には、映画監督ハワード・ドゥイッチと女優リー・トンプソンの次女で、『ゾンビランド:ダブルタップ』などに出演する次世代若手女優ゾーイ・ドゥイッチ、『ビッグ・アイズ』『ワンダーウーマン』などに出演し、「マジック・シティ」では第70回ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネートしたダニー・ヒューストンらが名を連ねる。プロデューサーを務めるのは、第82回アカデミー賞6部門を受賞した『ハート・ロッカー』を手掛けたグレッグ・シャピロ。シリアスになりがちな“人生の終わり”というテーマを新鋭ウェイン・ロバーツ監督がユーモラスに描き出している。今回解禁されたビジュアルでは、イエローを基調とした明るい背景とは裏腹に、デップ演じるリチャードがどこか不安げな表情を浮かべ天を見つめる姿が印象的なデザインに。「人生はくそったれで、愛おしい。」というコピーと共に、余命宣告を告げられたリチャードがいままでの人生、そして残された180日間をどのように見つめるのか想像を掻き立てられる。デップが特殊メイクなし、素顔で挑み、真骨頂とも言える演技が期待される1枚となっている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月09日ハリウッドスターのジョニー・デップが、2020年4月20日にInstagramのアカウントを開設。またたく間に400万人以上のフォロワーを獲得しました。長年SNSから距離を置いてきたスターの登場に、ファンは沸いているようです。そんなジョニーには、2人だけフォローしている日本人がいます。1人は故ジョン・レノンの妻であるオノ・ヨーコさん。もう1人はモデルで俳優の美波さんです。日本を飛び出し、世界で躍進の兆しを見せている女優・美波さんのキャリアを振り返ります。映画、CM、舞台、そしてハリウッド…世界へ羽ばたく名女優へフランス人の父親と日本人の母親を持つ美波さんは、1986年生まれ。落ち着いていて、相手を見透かしてしまうような魅惑の目力を持つ美女です。女優・モデルを中心に多彩な活躍を見せる美波さんのデビュー作は、2000年公開、名匠・深作欣二監督のバイオレンス群像劇『バトル・ロワイアル』です。同作で美波さんは、山本太郎さんが演じる、重要な役どころのキャラクター・川田章吾役の恋人役として出演しました。劇中では回想シーンでの登場と、決して劇中での出番は多くないのですが、印象的なたたずまいでインパクトを残しました。深作監督とはその後、ゲーム『クロックタワー3』のイベント用CGムービーの製作で再共演。主人公のCGモデルを演じるという経験をしたようです。2003年には、資生堂の『マジョリカ・マジョルカ』のCMモデルに大抜擢されブレイクを果たしました。まだまだその名が知られていなかった頃の出演ということもあり、お茶の間では「この美女は誰?」と大きな関心を寄せられ、その存在は一躍有名に。『マジョリカ・マジョルカ』のどこかおとぎ話めいたブランドイメージと、美波さんの日本人離れした雰囲気はベストマッチだったようで、なんと2010年までの約7年間、CMモデルを勤め続けていました。2007年になると、美波さんは故・蜷川幸雄さんが演出した舞台『エレンディラ』に出演し、話題を呼ぶことになります。ノーベル賞作家ガルシア・マルケスの短編小説が原作の本舞台は、孫娘に売春を強いる祖母との奇妙な放浪生活を描いた作品。美波さんは主役である娼婦エレンディラ役を熱演し、濃厚なベッドシーンを体当たりで演じました。 View this post on Instagram A post shared by Minami / 美波 (@minamimanim) on Feb 12, 2016 at 1:22pm PST制作発表時に「娼婦の役をやるからには脱がさせていただきます」と意気込んでいた美波さんは、驚くことに役を強烈に演じきるため、共演の中川晃教さんとベッドシーンの『自主練』に励んだそうですよ。そんな美波さんですが、現在は活動の拠点をフランスに移しています。そのきっかけとなったのが、2015年に美波さんが文化庁新進芸術家の海外研修メンバーに抜擢され、1年間のフランス留学を果たしたことです。 View this post on Instagram The historical brand “ALBION” celebrate the 45th anniversary for “SKIN CONDITIONER ESSENTIAL”. They made a beautiful short movie to explain this gladness. (Dir. Nobuhiro Suwa / start. Pauline Étienne, Minami, Aoi Teshima) Every scenes was shot in Paris... It’s a honor to participe in this project ! I played a painter who try to find herself (my real paintings witch I painted in Paris is also in this movie).... Suwa-director put a magic to make an amazing images on this film. Please check from the link on the top of the instagram !! 美しい歴史を辿ったアルビオンの薬用スキンコンディショナーエッセンシャルが45周年を迎えました! そのお祝いショートムービーに出演させていただきました。 全編パリ撮影、3人の女性が現実と戦いながらも美しく生きていくお話です。 私は画家の役を演じ、実際にパリで描いた絵も飾ってあります。 諏訪敦彦監督のマジックによって大変素敵な映画になっています。 インスタグラムのトップのリンクから動画が観れるので是非チェックしてください! #albion #skinconditioner #45th #anniversary #nobuhirosuwa #paulineetienne #minami #aoiteshima #アルビオン #スキコン #45周年 #諏訪敦彦 #ポリーヌエティエーヌ #美波 #手嶌葵 「時よ、止まるな。あなたは美しい。アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル “スキコン”が生まれて45周年。いくつになっても、輝ける場所を求める女性たちの人生に、これからも寄り添い続けてゆきます。」 A post shared by Minami / 美波 (@minamimanim) on Apr 2, 2019 at 12:35am PDT『新進芸術家海外研修制度』とは、日本の文化芸術を担う人材育成のため、音楽、美術、演劇等、映画などの各分野で活動する若手アーティストなどに、海外での実践的な研修の機会を提供し、その渡航費や滞在費を支援するものです。 View this post on Instagram Bye bye #hanedaairport また来るね日本 A post shared by Minami / 美波 (@minamimanim) on Jan 13, 2017 at 4:46pm PSTもともと、日本のフランス人学校で育ち語学は堪能、精神性もフランスにあった様子の美波さん。作家の辻仁成さんが編集長を務めるウェブメディアに寄稿した際には渡仏への切実な思いをつづっていました。それからの10年間、フランスへの強い想いと舞台に対する強い気持ちが入り混じり混沌としていた。そんな日々を過ごしながら、エゴだけが膨れていき、自尊心が腐っていくように思えた。”今行かなければ全てが幻になってしまう”私はこれ以上自分自身に嘘をつきたくない。幻が消える前に飛び込むしかなかった。Design Storiesーより引用その後はフランスの芸能事務所に所属し活動するようになります。フランスでの活動が知られ、2018年には河瀬直美監督の映画『Vision』でフランスの名女優ジュリエット・ビノシュと共演まで果たしています。美波さん「ジャンヌと共にアキの家を訪ねるシーン。監督とジャンヌが芝居に対するアプローチの話をされていて。それがビリビリと電気が走るようなシーンに繋がって…あれはなんだったんだろう?と不思議な感覚になるくらい。すごいなと」 #vision_movie pic.twitter.com/nZeXRJtUUK — 映画『Vision』公式 (@vision_movie_) June 9, 2018 ワールドワイドな活躍を続ける美波さんですが、2020年はすでにすごいことになっています。それが冒頭でお話ししたジョニー・デップとの1件。なんと、2020年のベルリン国際映画祭で公開されたアンドリュー・レヴィタス監督の新作『MINAMATA(原題)』で、ジョニーと初共演を果たしたのです。 View this post on Instagram #redcarpet #wordpremiere #minamata #movie #berlinale2020 #festival #specialgala #lettruthbetheprejudice #eugenesmith #aileensmith #andrewlevitas #johnnydepp #hiroyukisanada #minami #tadanobuasano #ryokase #junkunimura #billnighy #映画 #水俣 #ベルリン映画祭 #ユージンスミス #アイリーンスミス A post shared by Minami / 美波 (@minamimanim) on Feb 22, 2020 at 9:25am PST四大公害病の1つである水俣病を追いかけた世界的フォトジャーナリストのユージーン・スミスが主役の本作。美波さんはなんとユージーン役のジョニーの妻という注目度抜群の役どころ。日本公開は未定ですが、間違いなく大きな話題となるはずです!見る者を圧倒するその確かな演技力と鋭い感性は、間違いなくハリウッドでも通用することでしょう。さらなる活躍に期待大ですね![文・構成/grape編集部]
2020年05月22日国内で大ヒットを記録した岩井俊二監督最新作『ラストレター』と同じく、自身の小説「ラストレター」を原作に中国で描く『チィファの手紙』から、特報とティザービジュアルが解禁となった。今回解禁された特報では、ジョウ・シュン演じる主人公チィファが「中学時代に憧れの人がいたんです。でもその人、私の姉が好きで…」と、中学時代の初恋に想いを馳せる姿から始まる。回想シーンとともに織り成された映像では、一通の手紙から始まったふたつの世代を超えて綴られるラブストーリーが描かれており、過去そして現在で映し出される手紙のやりとりから、時を超えて胸を締め付けるような淡く切ない記憶が呼び起こされる。日本版『ラストレター』でも印象的だった、学校の図書室や階段でのシーンも垣間見える。柔らかく透明感あふれる映像に合わせ奏でられる、美しく切なげなチェロの旋律から、珠玉の物語を予感させる特報となっている。併せて解禁されたティザービジュアルでは、「初恋、めぐる―」という印象的なコピーとダン・アンシー演じる若き日の姉チィナンの横顔が映され、そのみずみずしい魅力に惹きつけられる1枚となっている。映像とビジュアルからは、“岩井美学”と称される幻想的でノスタルジックな色彩美を感じさせられ、初の中国映画にして、岩井監督ならではの唯一無二の世界観に期待が寄せられる。『チィファの手紙』は今秋、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月21日ジョニー・デップがついにインスタグラムのアカウントを開設し、1日経たずしてフォロワーが150万人を超える勢い。初投稿は「やあ、みんな…いま撮影をしているところ…ちょっと待ってて」とキャプションを付けた、なにかの撮影シーンの画像。それから4時間ほど経過後に、約8分間の動画がアップされた。これまでSNSを始める理由がなかったというジョニー。しかし、新型コロナウイルスという見えない敵によって計り知れないほどの悲劇が起き、人々の生活に深刻なダメージが生じていることから、「話し合い」や「お互いが助け合うことが必要」であることを主張。こうした意見を伝える場を持ちたかった模様。「地獄のような隔離生活の単調さに屈してはダメ」、「自分自身や他人のためになる、なにかクリエイティブなことをするんだ」と呼び掛け、自身もお手本を見せた。ジェフ・ベックとコラボした、ジョン・レノンの「孤独」のカバー曲を公開したのだ。「孤独」の原題は「Isolation」で「隔離」も意味し、ジョニーいわく「まさにいま起きていることにぴったり合う歌詞」の歌。「普通ではない状況を切り抜けるための手助けに」と語っている。ジョニーがフォローしているのは現時点で90人で、ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコ、元妻ヴァネッサ・パラディ、娘のリリー=ローズ・デップ、オーランド・ブルーム、リアム・ペイン、『Minamata』で共演した日本の女優・美波ら。(Hiromi Kaku)
2020年04月17日ジョニー・デップが、ザ・ポーグスのボーカリスト、シェーン・マッゴーワンについてのドキュメンタリーをプロデュースすることになった。タイトルは『Shane』、監督はジュリアン・テンプル。マッゴーワンはアイルランド人で、「ニューヨークの夢」など数々の名曲を書いた。デップとは30年来の友達ということ。映画は、過去の映像のほか、アニメーションなども含めて構成されるそうだ。海外配給権は、来たるベルリン映画祭でセールスにかけられる。同映画祭ではまた、デップの最新主演作『Minamata』が上映される。文=猿渡由紀
2020年02月06日公開中の『ラストレター』と同じく、岩井俊二監督が自身の小説を原作に、中国で描くもうひとつの“ラストレター”『チィファの手紙』が日本公開されることが決定した。亡くなった姉・チーナン宛に届いた同窓会の招待状。妹のチィファは、姉の死を知らせるために同窓会に参加するが、姉の同級生に姉本人と勘違いされた上に、初恋相手の先輩・チュアンと再会する。姉ではないことを言い出せぬまま姉のふりをして始めた文通が、あの頃の初恋の思い出を照らし出す――。本作は、岩井監督が初めて中国でメガホンをとった映画。2018年11月9日より中国で公開され、中国映画としてはその週の興行ランキング1位を獲得、北米、オーストラリアほか各国でも称賛を浴び、中国のアカデミー賞とされる「第55回金馬奨」で最優秀主演女優賞、助演女優賞、脚本賞の3部門にノミネートされた。岩井監督は、プロデュース・脚本・編集・音楽も兼ね、撮影監督は『ラストレター』でも撮影を務めた神戸千木、プロデューサーにはアジア映画業界の巨匠ピーター・チャンが務めた。岩井監督は「僕自身初めての中国映画であるということ。みずからの原案を複数の国で撮影するということ。なかなか挑戦的なプロジェクトで実現に相当な時間もかかりましたが、無事完走出来て、改めて振り返るとすべてが忘れ難い思い出です」と撮影をふり返っている。キャストには、姉を亡くしたチィファ役にアジア映画賞の女優賞を総なめにし、中国四大女優と称されるジョウ・シュン。初恋相手・チュアン役は、日中合作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』にも出演したチン・ハオが演じている。『チィファの手紙』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2020年01月27日繊細で美しく、そしてユニーク。唯一無二の世界観で魅了する、稀代の映像作家・岩井俊二。黒木華主演作『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016年)から3年ぶりとなる最新作『ラストレター』が1月17日(金)から公開される。世界中に熱烈なファンを持つ岩井監督。その支持の度合いは、“好き”というよりも“崇拝”の方がしっくりくるかもしれない。岩井監督の手掛ける作品は、なぜそんなにも人の心を捉えるのだろうか?描くのは、境界線上にいる人物岩井作品では、しばしば“ノーマル”と“アブノーマル”の境界線上にいる人物が描かれる。普通とは相容れない自分に気づきながらも、完全にあちら側でたくましく生きる人種にもなりきれていない。だから大抵の場合に孤独だし、前にも後ろにも進めずにいる傍観者のような存在だ。アブノーマルは“ドロップアウト”とも言い換えが可能で、例えば『リップヴァンウィンクルの花嫁』で黒木華が演じた主人公の七海。結婚後すぐ家を追い出された七海は行き場を失い、綾野剛ふんする「なんでも屋」の安藤によってそれまで接点のなかった世界に足を踏み入れていく。この世の中に頼る者のいない心細さと、それでも“普通”の範疇にいられない異邦人感。孤独と葛藤の狭間で揺らぐ人物が、様々な経験をして少しずつ成長する姿を活写する岩井作品。そんな登場人物たちから目が離せないのは、彼らの姿に自分のカケラを見出すからかもしれない。ありえなさそうで、ありえる?リアルかつダークファンタジーに彩られた世界観また岩井作品が他の人間ドラマと一線を画すのは、そのユニークな世界観にある。現実にはありえなさそうでありえるかもしれない、リアルと虚構のボーダーラインを行き来する設定も多く、時としてダークファンタジー的なスリルと退廃に彩られる。例えば岩井監督の初劇場公開作品『undo』(1994年)は、“強迫性緊縛症”という神経症にかかった山口智子演じる妻が、何かを縛らないといられなくなることで夫婦の穏やかな生活が蝕まれていく異色の短編だ。また岩井作品の中でも人気の高い『スワロウテイル』(1996年)は、世界で一番強い“円”を求めてイェンタウンに集まってきた移民たちの物語。アートディレクター・種田陽平による無国籍な美術と、シンガーソングライター・Charaふんするグリコの官能的な歌が醸し出す独特の世界観はまさに唯一無二。そしてカナダを舞台に英語でつむいだ『ヴァンパイア』(2012年)は、高校教師サイモンが自殺希望の少女たちから血を手に入れようとする吸血鬼映画で、最後は純愛へとなだれこむというなんとも奇抜な恋愛ストーリー仕立てとなっている。こうして軽くあらすじに触れただけでも、監督がつむぐ物語が非凡かつバラエティに富んでいて、なおかつその世界に強烈な魅力があるのがお分かりいただけるだろう。ダークサイドを浄化するロマンティックかつピュアで清い“岩井美学”岩井作品についてロマンティックでクラシカルな印象を持つ人は多いかもしれない。確かに“クラシック音楽”を効果的に使用し、“手紙”をキーアイテムとするなど古典的要素も目立つ。加えて『花とアリス』(2004年)で描かれたように、子どもから大人への過渡期にいる少女たちは清らかで瑞々しく、彼女たちを照らす光や取り巻く自然の風景がうっとりするほど美しいなど、監督の映像には洗練された美しさというべき“岩井美学”が息づいている。その一方で、愛する者を亡くした“喪失感”や “絶望”そして“裏切り”など、人間の心の暗部に潜む負の感情や、格差やいじめなど本人だけではどうにもならない極限状況に伴う“人間の残酷さ”がモチーフとなることも。そのダークサイドの色調は作品に影を落とすが、終幕後に深い余韻を残しながらもある種の清々しさを感じさせてくれるのは、 “岩井美学”が醸し出すピュアな透明感のおかげなのではないだろうか。岩井作品のベスト盤最新作『ラストレター』岩井監督による最新作『ラストレター』は、最後の手紙に込められた“初恋の記憶”をつづった珠玉のラブストーリーだ。姉・美咲を亡くした主人公・裕里(松たか子)と、その初恋の相手・鏡史郎(福山雅治)、そして美咲の娘・鮎美(広瀬すず)の三者の間で手紙が交差することで、淡い初恋の思い出が鮮やかに甦る。「手紙を書く」という所作に絵画的な美しさを感じ、「手紙を読む」佇まいが好きだという岩井監督。『ラストレター』製作へのきっかけとなったのは、2017年に発表された監督初となる韓国ショートフィルム『チャンオクの手紙』。手紙が重要な役割を果たすこの物語をさらに発展させることを思いついた監督は、同じく手紙が鍵となる『Love Letter』(1995年)を意識しつつ、まず原作本となった小説を書き上げたのだという。また本作では『Love Letter』では踏み込まなかった、人の心の闇にまで触れている。鏡史郎は売れない小説家で、美咲の死の真相をたどる過程で、彼は自分自身を顧みなければならない状況に追い込まれる。その闇は観る者の胸にも鋭く刺さるが、だからこそ鏡史郎の再生への歩みがしみじみと心に染みるのだ。今回の撮影は、監督の故郷である仙台でほぼ行われている。これは物語の底辺に監督のヒストリー的要素が息づいているため、必然的に仙台が舞台となったのだという。映画が映す学生時代は可能性に満ち、清らかな水辺の風景や緑映える盛夏の風景と相まってキラキラと輝いて見える。青春への強い憧憬を感じさせるその美しい映像の数々に目を奪われることだろう。また現代パートに登場する姉の娘・鮎美と妹の娘・颯香(森七菜)の瑞々しさも尊いばかり。少女たちが夏休みを経て成長していく姿にも注目して欲しい。これまで岩井作品が描いてきた様々なモチーフが盛り込まれた最新作『ラストレター』。本作をプロデュースした川村元気氏によると、目指したのは岩井作品のベスト盤なのだとか。今回、松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、神木隆之介、福山雅治ら超豪華キャストも集結。さらなる進化を遂げた岩井ワールドがつむぐ、最高にロマンティックな恋物語に酔いしれよう。《text:足立美由紀》(text:Miyuki Adachi)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2020年01月17日ジョニー・デップの次回主演作『Minamata』が、ベルリン映画祭で世界プレミアされることになった。実話映画で、デップが演じるのは、水俣病の実態を記録しようとしたアメリカ人写真家W・ユージン・スミス。真田広之、浅野忠信、加瀬亮、國村隼、ビル・ナイらも出演する。監督はアンドリュー・レヴィタス。ほかには、デイミアン・チャゼルの新作ミュージカル『The Eddy』、ケイト・ブランシェット主演の『Stateless』、ティルダ・スウィントン主演の『The Last and First Men』などが発表されている。全ラインナップは今月後半に発表予定。ベルリン映画祭は2月20日から3月1日まで。文=猿渡由紀
2020年01月15日岩井俊二監督×主演・松たか子がタッグを組んだ映画『ラストレター』の公開を記念して、過去作を放送・配信する「岩井俊二映画祭」が開催決定。岩井監督編集の特別映像も到着した。今回の映画祭は、岩井俊二監督の過去作(監督・脚本・プロデュース・出演作品)を、日本映画専門チャンネル、WOWOWシネマ、KDDI(auスマートパスプレミアム・ビデオパス)、ひかりTV、日本映画NET、GYAO!にて順次オンエアするというもの。『ラストレター』でもその世界観が感じられるという中山美穂と豊川悦司が出演する『Love Letter』(’95)をはじめ、松さん初主演映画となった『四月物語』(’98)、岩井監督が原作から脚本・監督・音楽・撮影・編集・プロデュースと1人6役を務め、全編英語で綴られた『ヴァンパイア』(’11)。北川悦吏子が『ハルフウェイ』以来となる岩井監督とのタッグを組んだ、中山美穂×向井理主演『新しい靴を買わなくちゃ』(’12)。市原隼人、蒼井優、大沢たかお、高橋一生らが出演するカルト的人気を誇る青春映画『リリイ・シュシュのすべて』(’01)。そして黒木華主演、綾野剛、Coccoらも出演する『リップヴァンウィンクルの花嫁』(’16)などがラインアップされている。さらに、本企画のために岩井監督自身が過去作品で構成したマッシュアップ映像を制作。今回このショートバージョンの映像が公開された。「岩井俊二映画祭」は日本映画専門チャンネル、WOWOW、KDDI(auスマートパスプレミアム・ビデオパス)、ひかりTV、日本映画NET、GYAO!にて開催。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年12月03日ジョニー・デップがマイケル・ジャクソンの人生を描くミュージカル「For the Love of a Glove: An Unauthorized Musical Fable About the Life of Michael Jackson, as told by his Glove」(原題)をプロデュースするという。「Page Six」が報じた。タイトルは、「グローブの愛:グローブが語るマイケル・ジャクソンの人生についての非公式ミュージカル寓話」の意で、マイケルの象徴ともいえる、あのスパンコールグローブが語り手として登場するミュージカルだとのこと。脚本を手掛けたのはジュリアン・ニッツバーグ。「いろんな伝記を手掛けていることで知られているぼくに、最初はあるメジャーなテレビ局が(マイケルの)伝記映画を作らないかと声を掛けてきた」とのことだが、マイケルの性的暴行疑惑について劇中でどう対応するべきかという問題が生じた。「だから、こう提案したんだ。『マイケルにかかっている疑惑は、すべてグローブのせいで、そのグローブはヴァージンの少年の血をエサとして生きているエイリアンだってことにすれば?』ってね」。テレビ局の製作陣は大笑いしたものの、「普通のバージョンの作品にしてほしいんだが…」と却下し、映画化は流れたもよう。ニッツバーグはこの案をミュージカルに生かしたというわけだ。ジョニーは自身の製作会社「Infinitum Nihil」を通してプロデュースを行う。1月25日からカール・セーガン&アン・ドルーヤンシアターで上演開始予定。(Hiromi Kaku)
2019年12月02日新海誠監督の『天気の子』ヒロインの声優に抜擢され、今後、最も活躍が期待されるネクストブレイク女優・森七菜が、自身も出演する岩井俊二監督最新作『ラストレター』の主題歌「カエルノウタ」で歌手としてデビューすることが決定。その歌声を聴かせる特報も到着した。本作に、岸辺野颯香/遠野裕里(回想)役の二役で出演している森七菜。2016年に大分県でスカウトされ、今年7月に公開された映画『天気の子』のヒロイン・天野陽菜役に抜擢され注目を浴び、現在も『地獄少女』『最初の晩餐』が公開中。来春スタートのNHK連続テレビ小説「エール」にも出演が決定している最注目女優のひとりだ。本作の主題歌「カエルノウタ」は、作詞を岩井俊二、作曲を劇中音楽を務める小林武史が担当。森さんが主題歌を歌うことになった経緯について、企画・プロデュース担当の川村元気氏は下記のように語っている。「『スワロウテイル』におけるYEN TOWN BAND、『リリイ・シュシュのすべて』から生まれたリリイ・シュシュ、岩井俊二監督作品から、いつも素晴らしい音楽が生まれてきた。では『ラストレター』からはどんな音楽が生まれるのか。岩井俊二、小林武史と話し合いを続けた。たくさんのアーティストが主題歌の候補としてあがるなか、答えが目の前にあることに気づいた。『試しに』と歌ってもらった森七菜の歌声には、少年と少女の間をたゆたうような瑞々しさと、誰にも真似できない力強さがあった。その声に惹きつけられて、岩井俊二がおとぎ話のような歌詞を書き、小林武史が映画の世界観を投影したメロディをつけた。エンドロールにこの主題歌が流れたときに、ついに”岩井俊二監督作品”が完成したのだと感じた」。さらに、森さん本人は、「こんなに素敵な、私が大好きな作品で、さらに岩井俊二監督、小林武史さんに作っていただいた唄を歌うことが、非常に重大な事だと感じました。歌詞、メロディともに一瞬一瞬聴き逃せなく、全部余すことなく歌わないと、と心掛けました」とコメント。「歌うことは楽しいですが、まだまだ未熟なので、ひとつの映画を作るような、お芝居をするような感覚で歌いました」と女優らしさも覗かせる。また、小林氏は「今回、映画のエンドロールの使いどころも、透明感のある森さんの声にピッタリなので、トータルとしてうまく色々な要素がつながることになる」と明かし、「レコーディングを一回一回重ねるごとに成長してくるんです。最初から表現しようとする気持ちがあり、やっぱり女優さんなんだなと思いました」とコメント。岩井監督も「やはり根に女優というものがあるので、『上手く歌おう』というよりも、『表現しよう』というアプローチが、撮影現場で役者としてやっていたアプローチに共通するものがあるんだな」と語り、「すごく丁寧に、文学的に表現していて、とても感心しました」と絶賛を送っている。森さんにとっては、これが歌手デビュー作品。なお、シングル「カエルノウタ」のカップリングには小泉今日子の「あなたに会えてよかった」、荒井由実の「返事はいらない」のカバーが収録される。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。主題歌「カエルノウタ」および『ラストレター』オリジナルサウンドトラックは2020年1月15日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年11月21日このたび「ハライチ」の岩井勇気さんの初めての連載エッセイがまとまり、『僕の人生には事件が起きない』という一冊に。「ネタとか書いてるからいけそうだなって雰囲気だけでオファーしてみたけど違ったな、とか編集さんに思われてるんじゃないですか」インタビューののっけから期待を裏切らない毒気。さすが岩井さん。だが、お笑いで独特の言語センスを披露してきた岩井さんの書いたモノなら読んでみたい、と思っていた人は多いはず。ありふれた人生も、角度を変えれば面白さが見えてくる。中身は主に身辺雑記。初めてのひとり暮らしで選んだメゾネットタイプのアパート回りのこと、コーヒーマシン購入までのエピソード、歯医者の予約を入れては忘れ続けた失敗談……。事件と呼ぶほどの出来事ではないのに、岩井さんのレンズで見ると、ちょっと風変わりな日常に早変わり。思わずニヤリとしてしまう。たとえば、組み立て式の棚についての回。自分で組み立てるのがちょっと面倒くさいな、までは誰もが思う。だが、岩井さんの筆にかかると、面倒さ加減は倍々に膨れあがり、そのボヤき文がまるで面白いラジオトークのように思えてくる。「だってみんな、何か組み立てたり配線つなげたりしていると、『ああっ!もう!』ってなるでしょう?そういうあるあるを書いたものは多いですね。当たり前すぎず、あるあるになってなくてぽかんとするようなものでもなく、『見落としてたけどあるね、それ』みたいなのを見つけるのが好きだし、得意です」ハライチのネタを見るかのような文章芸も披露している。趣味の麻雀で“上がったら死ぬ”と言われているほどのめずらしい手で勝ってしまったときのこと。岩井さんは帰り道から死ぬかもしれないという妄想に取り憑かれるのだが、〈窒息死〉はともかく、〈メゾネ死〉〈かぐわ死〉〈スースー死〉って何だ……。あんかけラーメンの汁を水筒に入れて外出したエピソードにも、意表を突かれる。交差点で水筒から飲んでいるのがお茶ではなくあんかけラーメンの汁という背徳感を綴り、「人の思い込みの裏をかくのは、ネタでも好きですね。ダイエットが続かないとかいう人に、『これ、すっごく体軽くなるし、すっとやせるし、オレの周りのミュージシャンとかみんなやってるんです』とヤバそうに引っ張ってきて、『玄米なんですけど』と落とすとか。そういうネタもわりとやります」融通の利かないファミレスのシステムや通販で届く段ボールとの格闘など、日常の不条理への抵抗も、岩井さん十八番のモチーフだ。「僕、あれこれその場で言いますけど、ケンカしているつもりはないんです。もやもやしたままだと疲れるから、解決しようと思っているだけで。感情として怒ってはいない。だから感情のままにしゃべるのではなく、理屈を組み立てて訴えようとする。ただ正義がこちらにあると思うと、どんなに強く出てもいいと思っているところはあるので、そこはまあ……(苦笑)」だが、それが正論だから、読んでいても胸がすく。「エッセイってフランス語のエセーからきていて、随想という意味らしいですね。明確なオチがなくてだらだらしてて。オレ、フランスが合っているのかも。フランス映画も“そして人生は続く”みたいなエンディングが多いし、この本のタイトルもフランス映画みたいだし、フランスでも売ってほしいなあ」ボケてるのかマジメなのか、とにかく楽しい岩井ワールド。ファンもそうでない人も、本書で触れてみて。『僕の人生には事件が起きない』各エッセイに添えられている挿絵は岩井さん作。「“上手い人がさらっと描いた風”に、めちゃくちゃ力入れて描きました」。新潮社1200円いわい・ゆうき1986年、埼玉県生まれ。幼稚園からの幼なじみ・澤部佑と2005年にお笑いコンビ「ハライチ」を結成。ボケとネタ作りを担当。好きなものはアニメと猫。『自慢したい人がいます~拝啓 ひねくれ3様~』(テレビ東京系)、『ハライチのターン!』(TBSラジオ)などで活躍。※『anan』2019年11月6日号より。写真・土佐麻理子(岩井さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年11月05日松たか子主演、川村元気が企画・プロデュースを担い、岩井俊二が監督を務める映画『ラストレター』。この度、『Love Letter』(‘95)で繊細な演技力と圧倒的な存在感で人々を魅了した中山美穂と豊川悦司が、再び2人揃って岩井監督作品に出演することが明らかになった。これまで数々の名作を世に送り出してきた岩井監督。本作は、20年以上ものキャリアの中で巧みにその時代を切り取りながら様々な愛の形を表現し、いずれも熱狂的なファンを生み出してきた岩井監督が、初めて出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描くオリジナルストーリー。主演の松さんのほかにも、広瀬すず、福山雅治、神木隆之介と豪華俳優陣が集結した本作だが、今回新キャストとして、各映画賞を総なめにし、世界でも絶賛された『Love Letter』に出演した中山さんと豊川さんの参加が決定。豊川さんが松さん演じる裕里の姉・未咲の元恋人・阿藤を、阿藤の同居人・サカエを中山さんが演じ、未咲の過去に絡む、本作において非常に重要なパートを担う。中山さんは『Love Letter』以降、岩井俊二プロデュース作品『新しい靴を買わなくちゃ』(’12)でタッグを組んで以来となるが、岩井作品へ出演するのは、中山さん、豊川さん共に24年ぶり、2人の共演も映画作品では24年ぶりとなる。「お元気ですか?」の名ゼリフがブームになった『Love Letter』公開から約四半世紀。今回の出演は、岩井監督からのオファーで実現。2人共に、岩井監督から声をかけてもらったことに喜び、二つ返事で出演を快諾したという。中山さんは「いつかまた豊川さんとの共演はもちろんのこと、岩井監督作品に出演できたらいいなと思っていたので、今回声をかけていただき、とても嬉しかったです」と今回の参加を喜び、「豊川さんとは、今回共演シーンは少ないのですが、それでも今までの二人の歴史があるので、短い共演シーンの中でも積み重ねてきた何かがスクリーンには映っているのではないかと思います」とコメント。また、豊川さんも「中山さんとまたこうして二人で出演できてとても嬉しい」と喜び、「中山さんは、冷凍保存されてきたみたいで(笑)、全然変わっていないです。もう少しご一緒にお芝居をしたかったです。それは、また次回に。20年後といわず来年くらいにでもご一緒したいですね」と中山さんとの再共演を願った。そして岩井監督は、2人との撮影をふり返り「撮影は夏の盛りの仙台でしたが、なにかそこが冬の小樽で外は雪が降ってるような気分になりました。『ラストレター』と『ラブレター』が地続きの同じ世界の物語に一瞬思えました」と語っている。ほかにも、裕里の父母役として鈴木慶一、木内みどりが出演する。『ラストレター』は2020年1月17日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会
2019年10月30日お笑いコンビ・ハライチの澤部佑と岩井勇気が、10日深夜に放送されたラジオ番組『ハライチのターン!』(TBSラジオ/毎週木曜24:00~25:00)で、岩井のエッセイ集『僕の人生には事件が起きない』が『王様のブランチ』(TBS系/毎週土曜9:30~)でランキング1位になったことについて言及した。同番組のブックコーナー・文芸書ランキングで1位になった岩井のエッセイ集。この放送を見ていたという岩井だが、自分の著書が1位になると知らなかったそうで「文芸書ランキングに入っていると思わないから、まず。『あ、俺の本じゃん!』ってなった(笑)」と振り返った。また、相方の澤部佑もこの放送をたまたま見ており、「1位が岩井勇気って出てきたから、笑っちゃったよ、本当に」とも。岩井は「スタジオのニッチェさんが『岩井!?』って(笑)」と思い返し、一方の澤部も「ニッチェ姉さん仲良いでしょ? 喜んでくれてたね」と振り返っていた。さらに、澤部が「これから特集が組まれることもあるの? そしたら“ブラン娘”が来るじゃん。『岩井さん、読みました、いや~面白いです~』って」と言うと、岩井は「そしたら俺、“先生”として対応するから」と話していた。
2019年10月15日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、26日に都内で行われた初のエッセイ集『僕の人生には事件が起きない』(新潮社)刊行記念イベントに出席。イベント前には囲み取材に応じた。岩井は「芸能人って、インスタグラムで『美味しい物を食べました』とか、すごい生活してると思うかもしれないけど、誇張して言っているだけと僕は思っています(笑)。言い方は悪いですけど、ウソついている部分も結構あるなと。本当に良く見せた部分をつまんで番組にしたりするので、味付けが濃いものばかりをチョイスしている」と分析。そして、「芸能人もそんなに華やかな生活をしているわけではなく、地味な部分もいっぱいある」とし、「自分って平凡な生活をしてるんだなと思っている人も、人と比べる必要はなく、自分が面白いとか楽しいと思ったりすることがあればいいんじゃないのかな」と語った。相方の澤部佑について、「(本を)見てないんじゃないですかね。見てほしいとは思わないです。読んでもらって感想をもらったとしても、そんな誰にも響かないし」と笑顔。「創作をしない人間なんで、澤部は。そういう人に評価をもらっても別にって。澤部に期待することは、この本に対してはないです」と笑いを誘った。早くも増刷が決まったというが、岩井は「新潮社は見くびっていたんじゃないかなって。最初は『上手いですね』と乗せてくれたんですが、本を発売をするにあたって、ちょっとビビってるな、過小評価してんなという気持ちはありますね」と話した。イベントでは、サンシャイン池崎をゲストに迎えた。"猫好き"という共通点もあるが、岩井は「猫かわいいよって僕が勧めた気がしてますし、池崎が猫を持っている代表的な写真は僕が撮ったんですけど、無断で使っているんですよ。だから訴えようと思います」と笑顔を見せていた。
2019年09月27日●エッセイ執筆も「澤部の方が文才ある」お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、9月26日に初エッセイ集『僕の人生には事件が起きない』(新潮社)を発売する。この本は新潮社の雑誌、webサイトで連載していた内容がもととなっている。岩井はエッセイ執筆のオファーについて、「書けると思われがちだよなって(笑)」と心境を振り返る。同エッセイは日常がテーマとなっており、漫才や出演番組の裏側などについては取り上げられていない。その理由を聞くと、「あまり裏側を言うのは好きじゃないんですよね。なんかネタばらしみたいな感じがするじゃないですか」と明かした。また、岩井は近年、「腐り芸人」として取り上げられることも多いが、岩井自身は「自分では腐っていると1つも思っていない」と語った。○■担当者からの絶賛も「素直には受け取ってない」――エッセイ執筆のオファーを受けたときの心境はいかがでしたか。コンビのネタをつくる方で、ちょっと陰なキャラっぽい感じだから、書けると思われがちだよなって(笑)。澤部とは同級生なので、読者感想文とかも見たことあるんですけど、「俺って文章力ないな、澤部の方が文才あるな」って思ってましたから。――実際に書いてみてどうでしたか。誰が読むんだよという気持ちはありましたけどね。「こんなことがありましたよ」っていろんな人に言うべきこと、この話題だったらみんな興味あんだろということも別に起きてないので。――ただ、担当者の方からは「まだ始めたばかりなのにすごい面白いです」などと言われたそうですね。「反響良いです」「面白いです」と言ってくれてたんですけど、まあ、そりゃ言うだろうなと。こういうヤツって、乗せないと書かなくなりそうな感じするじゃないですか。俺が逆の立場でも言うでしょうし、別に素直には受け取ってないです(笑)。その人自身にメリットがなく、まったく言う必要ないのに「岩井のエッセイ面白かったです」と言っていたら、うれしいですけどね。ただ、岩井のエッセイをあえて評価することで、自分の評価を上げようというのが透けて見える人はちょっとな、というのはあります。○■あまり裏側を言うのは好きじゃない――執筆するなかで、ネタが思い浮かばなかったなどの苦労はありましたか。ネタが出てこないというのはなかったです。ネタというほどのことではなく、なんでもないことを一生懸命面白く書くことが多かったので、逆に事欠かないですね。なんでも面白く書けるようにしようという意識ではいました。――エッセイは日常をテーマにした内容となっています。漫才や出演番組の裏側などを取り上げなかったのはなぜですか。そもそも、あまり裏側を言うのは好きじゃないんですよね。なんかネタばらしみたいな感じがするじゃないですか。「ここのオチがどう」とか「すべってる」とかって、客が知る必要はないし、客が言うことでもないので(笑)。それを芸人側が言い過ぎたことで浸透しちゃって、そういう見方をするようになっちゃってるけど。なんか楽屋まで入ってきてる感じがするんですよね。客は別に笑いに来て、面白ければ笑えばいい話ですから。――岩井さんはラジオでも日常について話されることが多いですが、話すと書くとでは、どんな違いがありますか。ノリで押し切れるので、話す方が簡単ですね。字ズラにすると面白くないノリがいっぱいありますし、あらすじだけ聞いたら、マジでつまらないような話ですから。――ラジオだと、澤部さんというツッコミがいるのも、大きな違いなんでしょうか。そうですね。聴き手がいるというのもありますし、ラジオだと明らかにボケていてもいいという感じです。文章だと、独りよがりで閉鎖的な感じがしちゃうんですが。だから、読者を置いていかないように、とは意識していました。ラジオでは、要所要所で笑いを入れていかないと怖いんですが、文章はめちゃくちゃ長くない限りは、最後のオチまでたいがい読んでくれますから。○■みんな面白いことなんて起きてないですから――「僕の人生には事件が起きない」というタイトル通り、収録されているエピソードには、驚くような「事件」は起きていない印象です。オチがあるか分からない、なんでもない話を面白くできたほうが芸人なんじゃないの、とは感じます。基本的にはみんな面白いことなんて起きてないですからね。そんなに起きてないのに、大きい声で「起きてますよ!」って言っているような人の集まりなんで、芸能人って(笑)。――そうなんですね(笑)。結局、みんな日常生活なんて別に普通だし、なにも起きてないので。テレビとかに毒されて、「すごいいろんな出来事が起きているのに、俺の日常は普通だな」じゃなくて、みんな普通。だからこそ、別に見方を変えて楽しもうと思えば、楽しめるんじゃないかって思います。●日常を楽しむコツは「自分を切り離して考える」――あとがきでも「どんな日常でも楽しめる角度は確実にあるんじゃないか」と書かれていました。岩井さんなりの視点を変えるコツを教えてください。自分を切り離して考えるということですね。そう思ったら、怒られたりしんどくても、別にどうでもいいなって。他人が怒られていたらどうでもいいじゃないですか。そういった意味では、僕はストレスを感じない方だと思います。その場でイラッとはしますが、たいがいは忘れますし、ため込まないです。――岩井さんご自身、生活の中で自分を切り離して考えることが多いんですか。そうですね、たいがい「誰が言ってるんだよ」というようなことを言ってますから。でも、別にそこは切り離して考えているので。「いや、俺が言ってるからとかじゃなくて、違うもんは違うじゃん」って。――昔からそのように客観視される性格だったんですか。そうですね。たとえば小学生のとき、力が強かったこともあり、ケンカになると相手が泣いちゃうんです。でも俺に対して悪口をすごい言ってくるんで、「なんでコイツ、ボコボコにされるのに言うんだろう」と思ってましたし(笑)。それを収めるために先生が「岩井は大人の考え方ができるんだから、あまり目くじら立てるな」と言ってたんですけど、それに対しても「そう言っておけばいいと思ってるんだろな」と思ってましたしね。○■「自分では腐っていると1つも思っていない」――学生時代の岩井さんは、サッカー部だったりと、どちらかといえば"リア充"側の人間でした。芸人界だけなのか分からないんですけど、学生時代にいじめられていたヤツとか、本当に目立たなかった"陰キャ"だったヤツのリベンジみたいな感じってあるじゃないですか。それが気持ち悪いと思ってるんすよ(笑)。学生時代にモテなかったヤツが、芸人として売れだして、女遊びとかをめっちゃしているのを見ると「やってんな~」って思いますね。――岩井さんは近年、"腐り"や"ひねくれ"といった印象も強いですが、ご自身はこれについてどう感じていますか。自分では腐っていると1つも思っていないんですよ(笑)。正論を言うと、腐っているって捉えられる世の中がやべえなって思ってますけどね。なんか終わってんな、ウソが本当になっちゃってるなって(笑)。正論を言うと、「いや、そんなこと言うなよ。すみませんコイツ、不器用なヤツなんで」みたいな扱いをされるんですけど、「みんなは嘘ついているってことだな」って思うんですよ。――『ひねくれ3』では、小宮さんや山里さんと共演されています。小宮さんは学生時代に変ないじられ方をされていたところがあるので、自虐的なところがあります。山里さんは卑屈で、性格が悪いです。山里さんがたまに言う「リア充なヤツとか、自分に嫌なことをしたヤツにこういう制裁をするんだ」ということを聞いていると、「マジで性格悪いな」って思いますよ(笑)。僕は陰湿なことはしないで、正々堂々やりましょうというタイプですから。○■相方・澤部佑は“無”「オリジナルを見たことない」――本のラストには、相方・澤部さんのエピソードが書き下ろしで収録されていますが、執筆しようと考えた理由はなんですか。まあ、1つは「入れろ」って言われたからです(笑)。でも、別に事実をつづっているとかじゃなくて、論文みたいな感じですね。ここだけはフィクション、小説だと思ってくれて大丈夫です。――澤部さんについて、「無」という表現をしていましたね。澤部のオリジナルを見たことないなと感じたりするので。よく恥ずかしげもなくできるなってたまに思ったりしますね。「これ、あの人のやつじゃん」っていうのがちょくちょくあります。ただ、自分で発注ができないだけで、誰かから発注をされたら、それには100%応えられます。――著書を今回出版されたわけですが、今後ほかにやってみたい仕事はありますか。アニメ関係の仕事とか、結構やりたいことはやれています。でも、金稼ぎのために、嫌な仕事を引き受けることがなくなったら最高ですね。――執筆業は今後も続けていく予定ですか。なんか「これだ!」っていうのができるまで、今後もケリがつくまでやりたいです。それができるかどうか分からないですけど(笑)。
2019年09月25日映画『ラストレター』が、2020年1月17日(金)に公開。主演・松たか子×岩井俊二監督。岩井俊二監督の描く、世代を超えた淡いラブストーリー映画『ラストレター』は、『花とアリス』『Love Letter』『四月物語』の岩井俊二監督によるオリジナルストーリー。20年以上ものキャリアの中で、その時代を切り取りながら様々な愛の形を表現してきた岩井が、初めて地元・宮城を舞台にしたラブストーリーを描く。“小さな嘘と手紙の行き違い”をきっかけに、<過去と現在>、2つの世代を通して紡がれる淡く切ない恋の物語が始まる。松たか子主演、広瀬すず×福山雅治×神木隆之介が共演物語を彩るのは、日本を代表する豪華キャストたちだ。主人公・岸辺野裕里(松たか子)姉・未咲の死をきっかけに同窓会に参加。そこで再会した初恋相手・鏡史郎(福山雅治)に対して、“姉のふり”をして不思議な文通を通わすことになる。岸辺を演じる松たか子は、自身初主演の映画『四月物語』以来約21年ぶりに岩井監督とタッグ。遠野鮎美(広瀬すず)主人公・岸辺野裕里の姉・未咲の娘にあたる遠野鮎美。鮎美は、母・未咲宛ての同窓会の案内を裕里に渡して、これをきっかけに裕里は未咲の死を知らせに同窓会に行くことになる。演じる広瀬すずは、未咲の高校生時代も演じており1人2役。乙坂鏡史郎(福山雅治・神木隆之介)乙坂鏡史郎は、学生時代に学校のヒロインだった未咲を好きになる。同窓会で姉の死を伝えにきた裕理を未咲だと勘違いする。好きだった人だと思って、裕里と文通を始めることになる。裕里も、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。現在の鏡史郎を福山雅治、そして高校時代を神木隆之介がそれぞれ務める。森七菜や庵野秀明も出演そのほかキャストには、『天気の子』でヒロインを務めた森七菜をはじめ、『シン・エヴァンゲリオン』シリーズなど数々の名作を世に送り出してきた庵野秀明、歌手として活動する水越けいこ、小室等など、マルチな分野で活躍するユニークな顔ぶれが勢ぞろい。そして、松たか子演じる裕里と庵野秀明演じる・宗次郎の息子・岸辺野瑛斗役として、Dragon Ash降谷建志と女優・MEGUMIの長男・降谷凪が起用され、本作で俳優デビューを果たす。さらに95年の岩井監督映画『Love Letter』で共演した中山美穂と豊川悦司が、再び岩井作品に出演する。森七菜が、本作の主題歌で歌手デビューなお主題歌「カエルノウタ」を歌うのは、『ラブレター』に出演する新人女優の森七菜。森は、本作で歌手デビューを飾る。<あらすじ>裕里の姉の未咲が、亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎と再会することに。勘違いから始まった、裕里と鏡史郎の不思議な文通。裕里は、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす。ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく―――【詳細】映画『ラストレター』公開日:2020年1月17日(金)監督・原作・脚本・編集:岩井俊二音楽:小林武史キャスト:松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、小室等、水越けいこ、木内みどり、鈴木慶一、豊川悦司、中山美穂、神木隆之介、福山雅治配給:東宝
2019年09月07日ジョニー・デップが出演する「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」の香水「ソヴァージュ」の新CMに批判が殺到し、ディオールがSNSからCMを削除した。批判の理由は「文化の盗用」で、CMにネイティヴ・アメリカンや彼らの文化が使われていることに「不適切」との声が上がっている。同CMでポンチョをまとったジョニーは砂漠でギターを弾き、伝統的な衣装を身につけたネイティヴ・アメリカンの男性は崖の上でダンスを踊っていた。ネイティヴ・アメリカンのドレスを着た女性も登場。ディオールは、「ネイティヴ・アメリカンの文化に対する力強い賛辞とリスペクトを持って描いた」と表明し、ネイティヴ・アメリカンのコンサルタントを起用して制作したにもかかわらず、インターネット上では憤りの声が上がっている。そもそもディオールはフランスの会社であるのに、なぜネイティヴ・アメリカンを描く必要があるのかという疑問を呈する声や、フランス語の「ソヴァージュ」は英語に訳すと「Savage」であり、ワイルドな、手つかずの、野蛮な、などの意味を持ち、その香水のCMにネイティヴ・アメリカンを登場させたことにも非難が集まった。ジョニー・デップも批判の対象となっている。一方で、少数派ではあるが、「どうしてみんながそんなに怒っているのかわからない。純粋に、美しいCMだと思った」、「おれはネイティヴ・アメリカンだけど、何も気にならなかったけど?」といった声もみられる。(Hiromi Kaku)
2019年09月02日離婚は成立しているものの、まだ裁判で争っているジョニー・デップ&アンバー・ハード。その内容は、ジョニデがアンバーに対して暴力を振るったとされるDV問題で、ジョニーはDVを否定しアンバーを名誉棄損で訴えている。アンバーは顔と身体があざだらけになった写真を公開したが、ジョニデ側は「あれはペイント(偽装)で、世間の同情を集めるため」とアンバー側の策略を主張している。そのジョニデの主張の証人になりうる人物としてジェームズ・フランコが浮上した。暴力事件から24時間後の監視カメラの記録映像で、アンバーとジェームズが一緒にエレベーターに乗っている姿が確認された。ジョニデの弁護士は、ジェームズにアンバーがそのときどのような状態であったかを証言してもらいたいようだ。また、監視カメラの記録と目撃者の証言により、ジェームズとアンバーが「密会していた」ことも示唆している。一方、アンバーの弁護士は、「アンバー・ハードとジェームズ・フランコは、当時同じマンション内に住んでいて、ただ同じタイミングでエレベーターに乗っただけです。以上」とし、ジョニデ側に対して「哀れですね」とコメントしている。(Hiromi Kaku)
2019年07月04日6月9日に56歳の誕生日を迎えるジョニー・デップ。今年に入ってからは実在のフォトジャーナリスト、ユージン・スミスを演じた映画『Minamata』(原題)の撮影や、バンドのツアーなど活発に活動している。■出演最新作は撮影終了、恋人との交際も順調今年に入ってすぐ、セルビアのベオグラードで撮影が始まった『Minamata』(原題)は、1950年代に熊本県水俣市で発見された工業排水が原因の公害病「水俣病」の実態を追うアメリカ人フォトジャーナリストとその妻を描いた物語。ジョニーは製作も兼任している。1970年代前半にスミスが日本に滞在して取材していたのは50代の頃で、現在のジョニーとほぼ同年代。公開された場面写真のジョニーは髭をたくわえ、カメラを構える姿もスミス本人に生き写しだ。すでに撮影は無事終了し、現在ポストプロダクション中。美波、真田広之、浅野忠信、加瀬亮、國村隼といった海外でも活躍する日本の俳優たちも多数出演する同作は2020年に公開予定だ。ベオグラードでの撮影中、ジョニーと一緒にいたのは昨年から交際中とうわさされるロシア人ダンサーのポリーナ・グレン。歳は20代前半というから30歳以上年下だが、昨年ロサンゼルスのパーティで知り合ったという。ジョニーの方から声をかけたが、2年前にロシアから来たばかりだった彼女はジョニーが誰なのか知らなかった…という話だったが、最近、ロシア時代の友人がポリーナは10代の頃ジョニーの大ファンだったことを暴露。これが事実なら、彼女はちょっとした策士かも。2人は現在ロサンゼルスで同居中、交際は順調のようだ。■いまだ俳優活動に影響を及ぼすスキャンダルただ、公私とも充実と言い切れないのは、2016年に離婚したアンバー・ハードとの終わりなき争いがあるから。2015年2月に結婚したアンバーが翌年5月に離婚を申請、ジョニーから家庭内暴力(DV)を受けていたと公表した直後ら、双方が互いの主張を否定し合う中傷合戦が始まった。長期化するかと思われたが、離婚そのものは同年8月、ジョニーが700万ドルの和解金を支払うことで合意に達した。その際、この件については今後一切語らないという条件があったのだが、アンバーは昨年12月に「ワシントン・ポスト」紙にDVの被害者として意見記事を寄稿。性的暴力に反対する声を上げたことで、メディアからネガティブな報道をされ、出演が決まっていた映画から降板させられたと綴ったのだ。名指しはしていないが、ジョニーとの一件について語っているのは明らか。ジョニー側は「暴行したことは一度もない」と完全否定し、名誉毀損で5000万ドルの損害賠償を求める訴えを起こした。ジョニーは5月に提出した陳述書の中で、DVの被害者はアンバーではなく自分だと主張。離婚申請当時、アンバーが公表した顔にあざのある写真もでっちあげだとしている。わずか15か月だった結婚生活よりもはるかに長引く泥沼の争いは、ジョニーのキャリアにも影響を及ぼし始めている。製作が予定されている『パイレーツ・オブ・カリビアン』リブート作からの卒業説や、またゲラート・グリンデルバルドを演じている『ファンタスティック・ビースト』シリーズへの続投を疑問視する声が一部で上がっているのも、アンバーとの争いでジョニーのイメージダウンが著しいからと言われている。この間には浪費がかさみ、資産管理をめぐって元マネージャーに対して訴訟を起こすなど、離婚以後は波乱含みの日々が続いている。■今後も続く映画出演それでも前述の通り、今年後半以降はスキャンダルよりも本業の俳優としての活躍に期待できそうだ。97年に起きたラッパーのノトーリアス・B.I.G.殺人事件の捜査官を演じる『City of Lies』(原題)やマーク・ライランス、ロバート・パティンソン共演の『Waiting for the Barbarians』(原題)など公開が待ち通しい作品の出演が続く。2015年にアリス・クーパー、エアロスミスのジョー・ペリーらと結成したロックバンド、「ハリウッドヴァンパイアーズ」の活動も断続的に続いている。5月には短期間の北米ツアーを行い、エネルギー事業に携わる企業「SSE」が2018年に行われたベストな公演を表彰するSSEライブ・アワードで、ベストグループ賞を受賞。俳優とミュージシャン、二足のわらじを上手に履き分ける幅広い活躍が期待できそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2019年06月09日俳優のジョニー・デップは、元妻で女優のアンバー・ハードが虐待被害をでっち上げたと改めて批判し、また、DVの加害者はアンバーで自分は被害者だと訴えた。現在、2年間の結婚生活で身体的にも精神的にも虐待を受けたと主張するアンバーに対して5000万ドル(約55億円)もの名誉棄損の裁判を起こしているジョニーは、自身に対する訴えを断固として否定し、虐待で荒廃した男女の生活とは何かはっきりとさせたいとする書類を裁判所に提出した。ザ・ブラストが入手した書類の中で、ジョニーは弁護士ではなく自らの言葉でこう述べている。「目撃者や防犯カメラの映像が痣などなかったと証明しているにも関わらず、でっち上げた痣を理由に裁判所から保全命令を引き出そうとした2016年5月以来、ハード氏の主張を否定してきました。残りの人生でも否定し続けるつもりです。ハード氏はおろかいかなる女性も虐待したことなどありません」「(名誉棄損の訴訟を起こした理由は)私の名誉を回復するためだけでなく、虐待で荒廃した生活を送る男女の方々に、そのスポークスパーソンであると称するハード氏が嘘を繰り返しているということをはっきりとさせたいのです」「何年も自分の無罪を主張してきましたが、やっと数々の彼女の作り話を全て否定し、それを証明する段階にたどり着きました」アンバーから数々のDVの被害例を挙げられているジョニーは、新しい証拠品が見つかったことで訴訟に踏み切ったという。さらにジョニーは、アンバーの嘘は矛盾や二転三転の繰り返しであり、宣誓証書や写真、音声、ビデオなどの証拠品によって否定されているとしている。反対に、ジョニーは自身に対するアンバーのDVを訴えており、それにより結婚中に負った怪我の写真もあるそうだ。「ハード氏は私に対して嘘の虐待被害を主張していましたが、実のところ、結婚生活の中で述べられたようなDVはありました。しかし彼女が加害者で、私は被害者でした。処方されたアンフェタミンや市販薬を酒と共に摂取すると、ハード氏は私に例に挙げていたようなDVを働きました。その大半は居合わせた第三者が目撃しており、そのせいでひどい怪我をすることもありました」「付き合い始めてからずっと、ハード氏からDVを受けていました。殴る蹴るの暴行を加えられたものです。また、頻繁に私の体や頭をめがけて、重いボトルやソーダの缶、火がついたキャンドル、テレビのリモコン、(有機溶剤の)シンナーの缶などを繰り返し投げつけてきて、私はひどい怪我を負いました」そしてジョニーは最後に、アンバーの訴えがほぼ証言に基づくものであると指摘し、「#MeToo」運動の一部である「#believewomen」の概念を当てにしていると批判している。(C)BANG Media International
2019年05月22日2年以上前に離婚が成立しているジョニー・デップとアンバー・ハードが、新たな争いに突入した。「People」誌にジョニーの弁護士が語った。昨年12月18日(現地時間)、アンバーが家庭内暴力(DV)の被害者として「ワシントン・ポスト紙」に寄稿。その寄稿文の内容は、名前は出ていないもののジョニーがアンバーに対するDVの加害者として書かれていたという。弁護士は「デップ氏は、ハード氏を暴行したことは一度もありません。2016年に彼女がデップ氏に対して主張したDV疑惑は誤りです。彼女の公でのポジティブなイメージアップとキャリア向上のための、手の込んだでっちあげなのです」と語り、アンバーの被害者ヅラを指摘。寄稿文がジョニーの名誉を毀損しているとして、5000万ドル(約55億円)の損害賠償を求めた。アンバーの弁護士側は「アンバー・ハードを黙らせようとするために必死ですね。浅はかな行動です。彼女が口を閉ざすことはありません。こういったデップ氏の行動は、現在も続く自身の暴力的な振る舞いを受け入れることができていない、その証明です」とコメントし、「彼は躍起になって自滅に向かっているようですが、その間に私たちは事実無根の訴訟に勝ち、クライアントに対する卑劣なハラスメントを止めさせるつもりです」と強気の姿勢を見せた。(Hiromi Kaku)
2019年03月04日“Mr.ビーン”としてお馴染みのローワン・アトキンソンが主演を務める人気スパイシリーズ最新作『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』が、いよいよ11月9日(金)より公開。この度、主人公ジョニーがキレキレのダンスを披露し、なぜかオルガ・キュリレンコ演じる謎の美女との対決を制してしまう(?)笑撃の本編映像が、シネマカフェに到着した。“007”ことジェームズ・ボンドと同様、英国のスゴ腕スパイなのにコードネームは特になし。イーサン・ハントとは異なり、どんなミッションも全て不可能(インポッシブル)にしてしまう。そんな恐れ知らずの“天災的”スパイ、ジョニー・イングリッシュが6年ぶりに帰ってくる本作。この度、本編の中から到着したのは、謎のキレキレダンスで暗殺のピンチを幾度もくぐりぬける笑撃映像!「バナナラマ」のディスコソング「ヴィーナス」に合わせ、スパイとは想像もつかないほどに目立つハイテンションダンスを披露するジョニー。純粋にノリノリなのか?いや違う。では、酔っぱらっているか?それも違う。実はスパイ道具のひとつである2種類の錠剤が入ったカプセルの超速効のスーパー精力剤(!)を飲んでしまったため。一体、どんなスパイ活動中なのだろうか...。そこにジョニーが一目惚れした謎の美女オフィーリア(オルガ・キュリレンコ)が登場。妖艶なダンスでジョニーの背後に手を回すと、なんと、彼女が身に着けている腕時計から目に見えないくらい細いワイヤーが!次の瞬間ジョニーの首元にあてがい、ジョニーを絞殺しようとする!しかし、それをスピンで華麗に回避、そこからオフィーリアとペアダンスに突入するジョニー。彼は殺されかけていることなどつゆ知らず、しつこいくらいに目で愛を訴えかける。オフィーリアは諦めず、再度後ろからワイヤーをあてがうのだが…。本当は、ジョニーは天才的スパイなのかも!?また、クールビューティーなオルガのコメディエンヌっぷりも楽しめる本編映像となっている。『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』は11月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 2018年11月9日より全国にて公開ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS
2018年11月09日ジョニー・デップが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでジャック・スパロウを演じるにあたり、とんでもない方法で役作りを行ったことを明かした。ここ数か月、ファンの間でジョニーの健康状態が不安視されている中、先月ジョニーはさらにファンを不安にさせるすさまじい役作りを語ったのだ。「キャプテン・ジャックは、サウナで生まれたんだ。うちのサウナでね。ジャックって男は、人生のほとんどを海の上で暮らしてきた。だから、俺はこう考えた。脳みそに避けられないような灼熱を浴びて、対処しなければならないようなこともあったんじゃないかって」。そんな考えから、サウナで役作りを決意したジョニー。「サウナの温度を上げて…1000度くらいにね、メンタルに影響が出るくらいまで中に座ってたんだ」。1000度というありえない温度に観客たちは大爆笑。さすがにその温度が真実だとは思えないが、「脳みそが溶けるような体験」をしたことで、あのジャック・スパロウ役ができあがったという。「Medical News Today」は、水分が失われ血圧の変動が激しいサウナで無理をすれば、突然死を招くこともあると報じている。(Hiromi Kaku)
2018年11月08日人気ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season」に、ドクターヘリの整備士役として出演し注目を集めた若手俳優・岩井拳士朗。現在、秋ドラマが放送されているが、なんと岩井さん、今期は3作品に出演しており、その活躍に熱視線が送られているようだ。1992年9月24日鹿児島県出身、現在26歳の岩井さん。「昆虫飼育」「化石探し」と少々変わった趣味を持つ彼は、雑誌「CHOKiCHOKi」でモデルデビューし、「いつかティファニーで朝食を」『サクラダリセット』『心が叫びたがってるんだ。』に出演。近年では、山下智久主演「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season」での整備士・鳥居誠役が話題に。そんな“寡黙なメカニック男子”に続き、7月から放送された「インベスターZ」では“マッシュルームカットのITオタク”を熱演と、幅広い役柄を演じ分けている岩井さんが今回出演している10月ドラマは、NHKプレミアムドラマ「主婦カツ!」、テレビ朝日ほかにて放送中の「深夜のダメ恋図鑑」、そして月9ドラマ「SUITS/スーツ」の3作品。鈴木保奈美主演の「主婦カツ!」では“スーパーのバイトリーダー”飯島裕人役。人気漫画を原作に、馬場ふみか、佐野ひなこ、久松郁実がダメ男たちをぶった切る、女性共感必至ドラマ「深夜のダメ恋図鑑」では“ダメ男を諭す常識サラリーマン”。織田裕二&中島裕翔(Hey! Say! JUMP)共演作「SUITS/スーツ」では“嫌味な弁護士”館山健斗役と、こちらの3作品もまた違った役どころに挑戦している。また、「SUITS/スーツ」ではそんな“嫌味な弁護士”だけで終わらず、色々な展開が待っているようで、今後の動向にも目が離せない。これまでも含め、様々な役どころに挑戦している岩井さんだが、役ごとに雰囲気が大きく違うために、“岩井拳士朗が出ている”と認知されづらい…。しかし岩井さん本人は、「役者として本望です!」と言い切り、「もちろん、“あ、岩井拳士朗だ”と思ってもらえたらそれは嬉しいですが、その前に頂いた役を生きて画面に存在することが楽しくて仕方ないので、“あの役誰だろう”と気になってもらえたらそれで十分かもしれないです(笑)」と語っている。そして今回、秋の連続ドラマ3作品に出演していることについては、「本当にありがたいです。それぞれの作品で雰囲気はもちろん違いますが、現場でスタッフの皆さんと作り上げていく作業がとにかく楽しくて。ひとつひとつを丁寧に、俳優部として全力で挑むのみです」と力強く話している。またドラマだけでなく、もうすぐ公開の映画『アウト&アウト』にも出演。「藁の楯」で知られる木内一裕の一癖も二癖もある魅力的なアウトローたちが織りなす、同名犯罪エンターテインメント小説を、原作者自らが監督を務めて完全実写映画化した本作では、遠藤憲一演じる主人公を陥れる“若き暗殺者”池上数馬役を熱演しており、銃を使ったり撃たれたり、人を殺めたりと、自身初めてづくしの経験したそうで、これもまた違った彼の姿が見られそうだ。<岩井拳士朗 出演ドラマ&映画概要>・「主婦カツ!」は毎週日曜日22時~NHKBSプレミアムにて放送・「深夜のダメ恋図鑑」は毎週日曜日23時35分~ABCテレビ(関西)、毎週土曜日深夜2時30分~テレビ朝日(関東)にて放送・「SUITS/スーツ」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送・『アウト&アウト』は11月16日(金)より全国にて公開(cinemacafe.net)
2018年10月27日