全世界で1,900万部の発行を誇る大人気小説シリーズ「ソードアート・オンライン」。来春には、シリーズ初の劇場版アニメが世界公開を控えている中、本作を原作とした実写テレビドラマ化がアメリカハリウッドで進行していることが明らかになった。原作は、第15回電撃小説大賞・大賞を受賞した川原礫による小説。謎の次世代オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍が描かれ、日本国内での累計発行部数は1,250万部を突破、全世界でも1,900万部を突破する高い人気を誇る。これまでに漫画化やグッズ化、ゲーム化など様々なメディアミックスが展開され、中でもTVアニメは、主人公の松岡禎丞をはじめ、戸松遥、伊藤かな恵、沢城みゆき、高垣彩陽、日高里菜、平田広明、竹達彩奈、安元洋貴、山寺宏一ら人気声優陣を迎えて、2期に渡り放送。そして2017年春には、川原氏の完全書き下ろしによるオリジナルストーリーでファン待望の初劇場映画化が決定。全世界のファンが公開を待ちわびている。この度、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』や『スター・トレック イントゥ・ダークネス』などの話題作に携わるアメリカのスカイダンス社が、株式会社KADOKAWAの協力のもと、「ソードアート・オンライン」の全世界実写映像化権を購入したことを発表。原作に倣ったストーリーを、初の実写化にしてテレビドラマとして放送する。パイロット版エピソードの脚本家には『アバター』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などを手がけたレータ・カログリディスが参加。さらにスカイダンス社は、テレビドラマに続き、スカイダンス・インタラクティブ社より、「ソードアート・オンライン」のバーチャルリアリティ体験の立ち上げも企画するという。今回の実写映像化に対し原作者の川原氏は「『ソードアート・オンライン』がハリウッドで実写ドラマ化、しかもあのスカイダンスによって…という思いがけない展開にとても興奮し、また感動しています。映像を見られる日が楽しみで仕方ありません。今回のドラマ化を実現させて下さった全ての関係者様、そして『ソードアート・オンライン』をいままで応援して下さった全世界のファンの皆様に心から感謝いたします」と心中を明かした。『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』は2017年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月03日映画『ONE PIECE FILM GOLD』が7月23日(土)に公開を迎え、田中真弓らレギュラー声優陣に加え、満島ひかり、濱田岳、ケンドーコバヤシ、北大路欣也らゲスト声優らが都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。ギネス記録を持つ人気漫画を原作としたTVアニメシリーズの3年半ぶりの劇場版13作目で、原作者の尾田栄一郎が自ら総合プロデュースを務める本作。競合作品がひしめく夏休み映画戦線の中でも高い注目を浴びており、前作『ONE PIECE FILM Z』に続き、シリーズ最高興行収入の更新にも期待がかかる。この日、東京・銀座の劇場「丸の内TOEI」の前には映画のラッピングバスが登場!多くのファンや通行人が見守る中、麦わらの一味の声を担当するレギュラー声優陣の田中さん、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、劇場版ゲスト声優の満島さん、濱田さん、菜々緒、ケンドーコバヤシさん、北大路さん 、山路和弘が登場し、バスをバックに写真撮影が行われた。満島さんは「Folder5」時代にTVアニメ版のオープニングテーマ「believe」を歌っており「16年ぶりにまた先輩方の背中を見られて嬉しかったです」と特別な思いを口にする。周囲には知られざる「ONE PIECE」ファンが多かったようで、声優出演が決まったときの反応について「『絵コンテを写メで送って』とか『ひかりちゃん、ONE PIECE知ってるの?』とか言われました(笑)」と明かした。濱田さんも「子どもの頃から見ていたので、今回、この舞台に立てていることが感慨深いし、僕にとっては特別な舞台挨拶です」と喜びを噛みしめる。菜々緒さんも「まさかこの作品に携われるとは夢にも思っていなかったです」と語り、出演が決まり「友人にも『初めて尊敬した』って言われました(苦笑)。ひとつ上の兄を通じて『ONE PIECE』を知ったんですが、普段は誕生日でもメールして来ないのに『尾田さんに会った?』とメールが来ました。『会ってないよ。どうしたの?』と返したらそのままスルーで…」と明かし、会場は笑いに包まれた。北大路さんは「70歳を超えたおっさんがこの作品に参加することになるとは…(笑)」と語っていたが、初日の初回上映を見終えたばかりの観客の熱気に「こんなにすごいものだったのかといま、実感しています」としみじみと語っていた。もちろん、レギュラー声優陣のテンションもMAX!それぞれが映画の中のセリフやおなじみの決めゼリフを再現し会場を沸かせたが、中でもサンジ役の平田さんは、まだTVシリーズでさえ放送されていない原作の「ワノ国」編にて、サンジがルフィらに書いた置手紙の「野郎共へ。女に会ってくる。必ず戻る」という言葉を壇上で口にし、客席は大興奮に包まれた。オリンピックの開幕も近いが、田中さんは、本作が目指すは「GOLDでしょう!」と金メダル宣言!夏休み映画の金メダル争いに名乗りを上げた。『ONE PIECE FILM GOLD』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月23日●ジャニーズという、演劇界の成功例劇作家・演出家であり、劇団青年団の主宰、こまばアゴラ劇場芸術監督、東京藝術大学などの様々大学の特任教授を務め、現代口語演劇の提唱者である平田オリザ。近年は、小説『幕が上がる』がももいろクローバーZ主演で映画化&舞台化され注目を浴びるなど、日本のアート・エンタテインメントを語るときに欠かせない人物のひとりだ。このたび、『下り坂をそろそろと下る』(講談社現代新書/760円)を上梓し、成長社会ではなくなった日本はどうしたらいいのか、舞台人としての視線を交えて話を展開している。日本に必要な"演劇"教育とは一体どのような内容か、話を伺った。○演劇によって、問題を直視する力がつく――平田さんは、演劇により"寂しさ"に耐えられるといわれていますが、それはどういうことなんでしょうか。演劇をやると、問題を直視する力がつくんですね。問題の本質がどこにあるのかを考えることで、寂しさに耐えられるようになる。いま学校では、問題解決能力が求められていますが、本当に大事なのは問題発見能力です。――問題を直視するというと、例えばどのようになりますか。糖尿病が専門の先生たちがお芝居を作るワークショップをしたことがあります。最初は患者さんがお菓子をばくばく食べて困るといった単純な芝居を創るのですが、ワークショップを進めるうちに、「おじいちゃんが糖尿病で、その娘がシングルマザーで、孫と3人で住んでいる。ある日、孫がおじいちゃんの誕生日にケーキを焼いてくれて、さあどうするか……」という芝居ができあがったんです。どちらにも善意があるから、問題解決が難しい。すごく、リアルな設定ですよね。私たちを悩ませるのは、いつも、このような複雑な問題です。こんな風に、演劇を通すことによって、直面している問題の構造を考えることができるのではないかと思うんです。○演劇による教育がなさすぎた日本――とはいえ、様々な演劇を見ると、そういう問題設定ではないものもあるように思うのですが。もちろんいろいろな演劇があって、単に楽しいものもあれば、考えさせるものもあっていいと思います。ただ日本は、諸外国に比べると演劇による教育がなさすぎたので、今後はこういった考え方もありだと、思えるようになればいいのではないでしょうか。――確かに問題設定が一見ない、楽しいお芝居でも、役者の方は稽古の中で解釈を繰り返すので、考えることにつながっている気はします。そのことで最初に成功したのは、ジャニーズ事務所ではないでしょうか。SMAPも若い時から生の舞台を経験していますし、小劇場出身の横内謙介さんなどが演出についたりして俳優として鍛えていった。草なぎ(剛)くんも、あんなに演技に向いているなんて、やってみないとわからなかっただろうし、演劇界とジャニーズ、双方にとってもよかったですね。こういうことがもっと増えればいいなと思います。●『幕が上がる』『ちはやふる』で行ったワークショップ――演劇界と、若手スターが手を組むような試みがあると良いですよね。去年は『幕が上がる』がももいろクローバーZ主演で映画化されましたけど、そのとき、映画の撮影前にワークショップもやって、好評でした。今度は同じプロダクションが『ちはやふる』を作るというので、また若手俳優のワークショップをやったんです。そしたら、その辺の小劇場の役者よりもみんな吸収も早いし、勘もいい(笑)。そもそも、イギリスなんかでは、映画やテレビに出ているプロの俳優が通うような、演劇の学校があるんです。日本にはそういうものがありません。僕の仕事がきっかけになって、増えてくればいいなと思うんですよね。――そういうワークショップは、一般の人でも受けてみたい人はいそうです。一般の人がワークショップに行くと、演技の楽しさを知ることになるし、コアなファン、良い観客を育てることにもなりますからね。○わかりやすいものが氾濫する世の中――ワークショップにいかなくても、演劇や映画って、観れば観るほど解釈ができるようにもなりますよね。わかりやすいもの、答えが一つのものが氾濫している中で、芸術にふれるということは、自分の頭を使って想像力を養うことになりますからね。特に映画や演劇は2時間座って見るものですから、お客さんを拘束するだけの価値のあるものを、我々も全力で作らないといけない。――ただ、今でもやはり芸術に触れることに価値がある、それが何かにつながっているという実感のない人もたくさんいるかと思います。それはちょっとずつ変えていくしかないですね。わかりやすいものだけでなく、コンテンポラリーアートのような変なものも見られるような環境に。フランスのピカソ美術館にはいつも幼稚園児が来ていて、ゲラゲラ笑ってるんです。対して日本は、評価の定まったものについて「これはこういう絵ですよ」と教える教育しかまだやっていないんです。でも、わけのわからないもの、変なものに出会って、世の中にはこんなことを考える人がいるのか、世界はこういう風に見ることもできるのかと発見することが面白いので、そういう機会を子供にたくさんさせてあげることが大切だと思いますね。文化資本は、基本的に親から受け継がれるものですから。――そう考えると、若いアイドルファンが、自分が好きな人が出ているからと自発的に演劇を観に行くのは良いことですね。例えば、ジャニーズの舞台であれ、ももクロの『幕が上がる』であれ、いろんな人の目に触れて興味を持ってもらうことは大切だと思います。もちろんこちらも質の高いものを作らないと。それをきっかけに他の舞台も見たいと思えるようにしないといけないとは思います。『下り坂をそろそろと下る』(講談社現代新書/760円)人口減少、待機児童、地方創生、大学入試改革…。日本が直面する重大問題の「本質」に迫り、あらためて日本人のあり方について論考した快著。他者の権利に嫉妬するのではなく、「生活がたいへんなのに映画を観に来てくれてありがとう」と言える社会へ―。若者たちが「戻りたい」と思える「まちづくり」とは? 日本が少子化問題を解決するための方策とは? あたらしい「この国のかたち」を模索する。
2016年07月22日●ヨーロッパでは、映画の「失業者割引」がある劇作家・演出家であり、劇団青年団の主宰、こまばアゴラ劇場芸術監督、また東京藝術大学などの様々な大学の特任教授を務め、現代口語演劇の提唱者である平田オリザ。近年は、小説『幕が上がる』がももいろクローバーZ主演で映画化&舞台化され注目を浴びるなど、日本のアート・エンタテインメントを語るときに欠かせない人物のひとりだ。このたび、『下り坂をそろそろと下る』(講談社現代新書/760円)を上梓し、成長社会ではなくなった日本はどうしたらいいのか、舞台人としての視線を交えて話を展開している。成熟した日本の中で、エンタメをとりまく状況はどうなるべきか、話を伺った。○失業者でも子育て中の女性でも、文化にアクセスする権利がある――この本を書かれるきっかけというのは何ですか?前々から、日本はもう成長しないとか、工業立国ではないと言ってはいました。そのまま言ったのでは聞いてもらえないので、「成長社会ではないことはつらいですよね、だけど、過去にすがるのではなく、もう一度、今後のことを冷静に見つめて頑張ってみましょう」という内容で改めて本にしたんです。――失業者や子育て中の女性などが、文化にアクセスできるようになることが必要だ、とも書かれていますね。文化的なものを享受する権利は、日本の憲法で保障されているわけです。ヨーロッパでは、失業者の文化へのアクセス権は社会保障の中に組み込まれています。失業者は、映画が割引や無料になったりするし、フランスでは子供が3人いることで親の美術館入場料が無料になったりする。「大変だからこそ、人生を楽しんで」というコンセンサスがあるんですね。そういう制度を変えることにはさほど予算がかからないし、企業が協賛して入場料を無料にするところもあるから、日本ももっと進めたらいいのにと。○誰でも転落する可能性のある時代で、文化に触れるには――そういった問題を、周知されたりもしているんですか?今、私は大阪大学の大学院と、東京芸大の教員をしています。授業でも、文化による社会包摂、つまり「失業者でも文化にアクセスするにはどうしたらいいか」ということを教えています。今の時代、誰でも転落する可能性がある。例えば介護であったり自分の鬱であったり、何かの問題が、ひとつならまだ踏みとどまれるけれど、ふたつ重なるとあっという間に職をなくして貧困になる可能性があります。そうなったときも、文化に接するにはどうしたらいいのか。ただ、学生は主に富裕層なんですよ。地方から来る子も少ないし、大学院に行くのは中高一貫校の出身者だったりします。みんな、頭が良いから理解はできるけれど、実感は持ちにくいようです。――自分が失業するとはなかなか想像できないですよね。学生たちにどうしたら共感してもらえるか考えた時に、「子育てしているお母さんが、子供を保育所に預けてコンサートに行っても、後ろ指を指されない社会」を考えてもらった方が身近になるのではないかと思いました。そう言うと、女子学生はぐっと身を乗り出して聞き出しますね。女性の場合は、独身時代には謳歌できていた権利が、結婚・出産を経るとなくなってしまう。そうなると少子化問題も解決しないですよね。でもいまは、女性っていうのはそんなもんだと思っている人も多い。それも「自分もそうなる可能性がある」という実感がないということではないでしょうか。●「不条理に向き合う」ためにアートが必要○「誰かがズルしている」という疑心暗鬼――母親の話に興味を持ってもらうことから、失業者などの全体のことも考えられるようになると。生活保護受給対象者が昼間に映画にいって後ろ指を指されることと、お母さんが子供を預けてコンサートに行って非難されることはつながっているし、もっといえばヘイトスピーチ問題にもつながっているんですね。「誰かがズルをしているんじゃないか」と疑心暗鬼になっている社会から、もっと寛容な社会にならないと日本はもたないのでは、と考えたんです。――確かに、楽しむことに罪悪感を持ってしまうということはあると思います。教育の講演会に呼ばれると、参加者に「子供にどんな教育をしたらいいですか?」と質問されることも多くあります。そういうときに必ず答えるのが、「まず、お父さんお母さんが人生を楽しんでください」ということです。親がコンサートやミュージカルにいって楽しむ習慣をつけないと、子供も楽しむことはありませんから。○下りる時にこそユーモアを――平田さんは、社会が成長できないと"寂しさ"が到来すると言われていますが、そういうとき、何をしていけばいいと思われますか?おおらかさを持つことじゃないでしょうか。下り坂だからダメってことではない、下りるときにはユーモアが大切ですね。でも、それは難しいことで、成長社会は努力したら報われる真面目な社会だったんです。そうじゃなくなるということは、不条理に向き合わないといけないということで、そのためには芸術に触れてないといけないんです。――芸術に触れて、いろんな考え方があると知るということですね。ただ、現在ではいろんな考え方があるのを認める前に、解釈の違いで争うこともありますよね。それは教育のせいですね。教員は一つの解釈をみんなに教えるような授業をする方が楽だったんです。多様なことを認めるためには準備しないといけないから。でも、一回慣れればそういう授業の方が楽ですよ、勝手に生徒が考えてくれるんですから(笑)。――とはいえ、平田さんも舞台を作るときには、ひとつの解釈があるはず。それが違う解釈をされてしまうことについてはどう思われますか?そこは覚悟を決めないと。若手の演出家に「自分の戯曲がこんな解釈をされてしまったけどどうしたらいいでしょう?」と相談されることもあるんです。そういうとき僕は、「シェイクスピアやチェーホフが、今の世の中でどんなに前衛的な演出をされても文句言えないだろ、その代わり100年後も演出される可能性だってあるんだから。違う解釈を許さないと、100年後の可能性を絶ってしまうことになるんだから」って言ってるんです(笑)。『下り坂をそろそろと下る』(講談社現代新書/760円)人口減少、待機児童、地方創生、大学入試改革…。日本が直面する重大問題の「本質」に迫り、あらためて日本人のあり方について論考した快著。他者の権利に嫉妬するのではなく、「生活がたいへんなのに映画を観に来てくれてありがとう」と言える社会へ―。若者たちが「戻りたい」と思える「まちづくり」とは? 日本が少子化問題を解決するための方策とは? あたらしい「この国のかたち」を模索する。
2016年07月14日製作ティム・バートン、主演ジョニー・デップで贈る、空前のブームを巻き起こした待望のシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。この度、新キャラクターの時間の番人“タイム”の日本語版声優として、映画声優初挑戦となる俳優の滝藤賢一が決定した。物語は前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス。だが厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、秘められた真実と、時間の番人“タイム”との戦い。赤の女王の脅威も迫る中、果たしてアリスは、運命に逆らい、過去を変えることはできるのか――?キャストには、好奇心旺盛な主人公アリスを演じるミア・ワシコウスカはじめ、マッドハッターのジョニー、白の女王のアン・ハサウェイ、赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャスト陣が再集結。また、先日続投が発表されたばかりの白の女王役深田恭子をはじめ、マッドハッター役に平田広明、アリス役に安藤瞳、赤の女王役に朴路美と日本語吹き替えキャストも勢揃い。そんな中、今回声優出演が明らかとなった滝藤さんが演じる時間の番人“タイム”は、誰もが敵に回したくはないと恐れられている人物。無限の空間にそびえる永遠の城に棲む「時間」の化身で、万物にパワーをもたらす万物の大時計を守り続けており、その大時計とシンクロする時計仕掛けの心臓を持つ、半身人間、半身機械という摩訶不思議な存在なのだ。滝藤さんが声をあてるタイムは、『ポラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』のサシャ・バロン・コーエンが抜擢され、おどろおどろしい姿とは裏腹に、ものすごい自信家で間抜けという愛嬌のある一面も持ち、人間味がある雰囲気がとても魅力的でいままでにいなかったキャラクターを熱演している。「半沢直樹」「重版出来!」や、秋公開の出演作『SCOOP!』も控えるなど、これまで様々な役柄を演じてきた実力派俳優の滝藤さん。今回が映画声優初挑戦となる滝藤さんは「ついにハリウッドデビューか! と嬉しかったです。やっとこの日が来たかって(笑)」と喜びを語る。またアフレコについては「声だけで表現することは難しく、大変でした」と普段と異なる“声”の演技に苦労した様子だったが、「ジョニー・デップやヘレナ・ボナム=カーターと共演している気持ちにさせていただける素敵な現場だったと思います。勘違いしてしまいそうでした(笑)」と話し、苦戦しながらも楽しんで挑戦していたようだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月24日俳優の滝藤賢一が、映画『アリス・イン・ワンダーランド』の6年ぶりとなる新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)で新キャラクターの時間の番人"タイム"の日本語版声優を務めることが23日、わかった。映画声優初挑戦となる。滝藤が演じる時間の番人"タイム"は、誰もが敵に回したくはないと恐れている人物。無限の空間にそびえる永遠の城に棲む、"時間"の化身で万物にパワーをもたらす万物の大時計を守り続けており、その大時計とシンクロする時計仕掛けの心臓を持つ、半身人間、半身機械という摩訶不思議な存在だ。おどろおどろしい姿とは裏腹に、自信家で間抜けという愛嬌のある一面も持つ。オーディションを受けて決定したという滝藤は、「ついにハリウッドデビューか!とうれしかったです。やっとこの日が来たかって(笑)」と声優が決まった時の喜びをコメント。アフレコについて「声だけで表現することは難しく、大変でした」と振り返り、「ジョニー・デップやヘレナ・ボナム=カーターと共演している気持ちにさせていただける素敵な現場だったと思います。勘違いしてしまいそうでした(笑)」と冗談交じりに語った。本作は、前作から3年後の世界を舞台に、悲しい過去に心を奪われ帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。白の女王役の深田恭子をはじめ、マッドハッタ―役の平田広明、アリス役の安藤瞳、赤の女王役の朴ロ美(ロは王へんに路)の日本語版声優の続投も先日発表された。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年06月24日今夏に公開になる『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本語版キャストが発表になり、深田恭子が再び白の女王の声を演じることが発表になった。安藤瞳がアリスを、平田広明がマッドハッターを、朴ろ美(ろは、王へんに路)が赤の女王を演じる。その他の画像本作は『アリス・イン・ワンダーランド』のその後を描く作品で、アリスが親友マッドハッターの危機を救うために、再びワンダーランドに戻り、時間をさかのぼる冒険を繰り広げる。前作に続いて“白の女王”ミラーナを演じる深田は「今回の白の女王は、前回と違って、より特徴的で温かみがあり、そしてキュートだなと思いました」と分析。新作ではアリスが時間をさかのぼることで、人は過去から学び、未来を変えることができることを学んでいくが「自分で“未来を変えよう”とか、“全力をつくせば、必ずいい方向にいくはずだ”と信じて、何事にも向かっていきたい、とは思いますが、やっぱり後悔したりもします。ただ実際、過去に戻って何かを変えたい、というのは、ないですね。それはきちんと受け入れます。今回の話は、一見タイムが悪い人なのかなとも思ってしまいますが、考えさせられるお話でした」という。赤の女王と白の女王は姉妹で、姉は妹のことを憎く思っているが、新作では彼女たちの“過去”も描かれるという。深田は「最近、姉妹のストーリーでいうと『アナ雪』を観てましたので、やはり感情移入してしまいました。姉は悪者みたいな感じですけど、本当は頑張っているのに、妹ってズルい!みたいな。そう思うことはあります」と笑顔を見せ「今回も白の女王がフワフワって可愛くしてるのに、じつはお姉さんに悲しい過去があったりして。私の場合だと、小さい時に妹が悪いことしても、連帯責任という点で姉の私も怒られてしまったり…という誰しもが共感できるような部分があるんじゃないかと思います」と語っている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年06月03日空前のブームを起こしたシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本語吹替版キャストが発表され、女優の深田恭子が、オスカー女優アン・ハサウェイ演じる“白の女王”の声優を再び務めることが決定した。物語は、前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス(ミア・ワシコウスカ)は厳しい現実に直面。あるとき、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター(ジョニー・デップ)。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、過去に秘められた真実と、時間の番人・タイム(サシャ・バロン・コーエン)との戦い。赤の女王(ヘレナ=ボナム・カーター)の脅威も迫る中、アリスは運命に逆らい、過去を変えることができるのか?「不思議の国のアリス」のその後を、鬼才ティム・バートンが映画化した『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。その前作に引き続き、アン・ハサウェイと同じ歳(82年生まれ)の深田さんが、アンダーランドの統治者、“白の女王”・ミラーナの声を演じる。ドラマや舞台で演じられる可憐で優しい雰囲気が、皆から愛される白の女王・ミラーナのイメージに合致し、柔らかい感情の機微を表現してもらえる唯一無二の女優、ということで前作から続投しての起用となった深田さん。前回はディズニー作品初参加で声優初挑戦と語っていた深田さんは、今回、再びアリスの世界に(声優として)戻ってこれたことについて、「お話しをいただいたときに、まずは作品に続きがある、という嬉しさがあったことと、またこの“白の女王”の役をいただけて、とてもありがたい気持ちになりました」と喜びを語っている。また、「今回の白の女王は、前回と違って、より特徴的で温かみがあり、そしてキュートだなと思いました。やっぱり動きは可愛いです」と、全てをハッピーに見せる善き女王の彼女についてコメント。「演じていてとても幸せでした。自分が白の女王になったような、アン・ハサウェイさんになったような気持ちで演じられた時間が幸せでした」とふり返った。そんな白の女王は、本作では姉・赤の女王との間にある幼少期の秘密が明らかになり、実は複雑な心を抑えていることが分かる。「私も妹がいるので“姉妹のシーン“は大切に演じたいと思い、特に感情移入してしまいました」と深田さん。「姉は悪者みたいな感じですけど、本当は頑張っているのに、妹ってズルい!みたいな。そう思うことはあります(笑)」と明かし、「今回も白の女王がフワフワって可愛くしてるのに、実はお姉さんに悲しい過去があったりして。私の場合だと、小さいときに妹が悪いことしても、連帯責任という点で姉の私も怒られてしまったり…という誰しもが共感できるような部分があるんじゃないかと思います」と実体験に触れ語ってくれた。本作で白の女王は、悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救えるのはアリスだけだと考え、時間の番人タイムの元へとアリスを導いていく役どころとなっており、深田さんの声の演技には要注目。さらに、マッドハッター役にはジョニーの吹替としておなじみの平田広明ほか、アリス役に安藤瞳、赤の女王役に朴ロ美と豪華声優陣も続投するというから、楽しみにしていて。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日女優の深田恭子が、『アリス・イン・ワンダーランド』の新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(7月1日公開)で、前作に引き続きアン・ハサウェイ演じる"白の女王(ミラーナ)"の日本語版声優を務めることが2日、わかった。可憐で優しい雰囲気が、皆から愛される白の女王(ミラーナ)のイメージに合致し、柔らかい感情の機微を表現できる唯一無二の女優、と評価され続投が決定した深田。「お話を頂いた時に、まずは作品に続きがある、といううれしさがあったことと、またこの"白の女王"の役を頂けて、とてもありがい気持ちになりました」と喜びを語った。そして、アン・ハサウェイについて「年齢も近いですし、女優としても女性としてもすごく人間味のある方」と言い、「かわいい役も、『プラダを着た悪魔』のような役、『レ・ミゼラブル』のような役も、いろんな役を演じられる方。素晴らしい女優さんであり、特にかわいさも持っているのは素敵」とコメント。そんなアン演じる"白の女王"の声優を担当し、「演じていてとても幸せでした」と心境を明かし、「自分が白の女王になったような、アン・ハサウェイさんになったような気持ちで演じられた時間が幸せでした。苦労とかはなく、とにかく楽しかったです」と振り返った。また、監督との話し合いの中で「ワンダーランドの世界の人たちは時が止まっていて成長はしていない」と聞き、「前作と同じテンションで大きく変えることなく演じました」と説明。「ただ、私も妹がいるので"姉妹のシーン"は大切に演じたいと思い、特に感情移入してしまいました」と語った。白の女王役の深田のほか、マッドハッター役に平田広明、アリス役に安藤瞳、赤の女王役に朴ロ美(ロは王へんに路)の続投も決定した。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年06月03日BSジャパンは、インド映画『きっと、うまくいく』『命ある限り』『タイガー 伝説の舞台』の3本を、12月31日から1月2日にかけて、無料放送局として初めて放送する。このうち、インドの歴代興行収入1位作品で、親友3人が織りなす青春グラフィティの『きっと、うまくいく』(31日24:45~)は、初の日本語の吹き替え版を制作。主人公・ランチョー役を担当した平田広明は、同作について「飽きるところがないと思うし、むしろ飽きるところを探すような気持ちで見てほしいくらいです」と絶賛で、「インド特有の踊りと歌も僕らの文化にないもので、手法を凝らしたミュージカルシーンに仕上がっています」と見どころを語る。また、ヴィール学長役を担当したベテランの玄田哲章は、自身の役柄について「自分の信念を貫いている人」と語り、「構成がよく練られていて面白いですよね。そこが最近のインド映画の面白さだと思います」と感心していた。遠藤幸子プロデューサーは「インド映画によくありがちな、長くて歌や踊りが唐突に描かれているものとは全然違います」と断言。「声優陣の熱い思いが込められています」と力説している。
2015年12月17日『ダ・ヴィンチ・コード』『ビューティフル・マインド』『アポロ13』、TVシリーズ「24 -TWENTY FOUR-」など大ヒット作からアカデミー受賞作と良質な作品を手掛ける巨匠ロン・ハワードが製作総指揮を務め、日本の大人気アニメーション「TIGER&BUNNY」をハリウッドで実写映画化することが、ニューヨーク・コミコンにて明らかとなった。2011年4月期に放送されたアニメーション「TIGER&BUNNY」。物語は「NEXT」と呼ばれる特殊能力者が存在する近未来的都市・シュテルンビルトが舞台。ここでは「ヒーロー」が職業として成立しており、「NEXT」であるヒーローたちはスポンサーロゴを背負って特殊犯罪に立ち向かい人命救助に奔走している。落ち目のベテランヒーロー・ワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹は、有能だが扱いにくいスーパールーキー・バーナビー・ブルックスJr.と突然コンビを組むことに。凸凹コンビが対立しながらも力を合わせ様々な事件に立ち向かい、絆を深めていく様が痛快なバディヒーローアクションだ。本作は、TVアニメ業界では珍しい“キャラクタープレイスメント”という広告手法を本格導入し、TVや新聞などでも度々取り上げられてビジネス界からも注目を浴びた。さらに「東京国際アニメフェア2012・第11回東京アニメアワード」ではテレビ部門最優秀作品賞、キャラクターデザイン賞(桂正和氏)、声優賞(平田広明氏)を受賞。放送から4年経った今年の「東京アニメアワードフェスティバル2015」でもファン投票No.1を獲得しアニメファン賞に輝くなど、いまなお多くの熱狂的なファンに愛されている、日本を代表する大人気アニメーションだ。この度、本作のハリウッド実写化のニュースが、初めて史上最多集客を誇ったニューヨーク・コミコンにて発表。マンハッタンが本作の舞台である近未来的都市のモデルであることや、多くの熱狂的なファンに直接このニュースを伝えたいという製作側の思いから、ニューヨーク・コミコンでの発表が実現した。この日のパネルには、製作に携わる「All Nippon Entertainment Works」、「イマジン・エンターテインメント」、さらには原作「TIGER&BUNNY」のプロデューサー尾崎雅之(BN Pictures)など関係者が揃って登壇。日本のクリエイター陣をはじめ実写リメイクのプロデューサーを務めるロン・ハワード氏らのメッセージビデオも上映された。オリジナル版のクリエイター、さとうけいいち(TVシリーズ監督)は「とてもワクワクしています。ロン・ハワードの『TIGER&BUNNY』僕も楽しみにしています」、そして、米たにヨシトモ(劇場版監督)も「日本で愛された『TIGER&BUNNY』が世界でもっともっと愛されると嬉しいです」とコメント。また、西田征史(シリーズ構成・ストーリーディレクター)も「ファンの皆さんと育てた作品がどう生まれ変わっていくのか楽しみです」、桂正和(キャラクター・ヒーローデザイン原案)は「実写化ということですごく驚いています。デザイナーとしてヒーロー・スーツがどうなるのかすごく楽しみです!」と、一様に実写リメイク化への期待を寄せた。製作総指揮を執るロン・ハワード氏からは「尾崎プロデューサーはじめ原作クリエイターの皆さんとは同志だと思っています」「これほどユニークで力強い要素が多く盛り込まれた素晴らしいバディ作品は見たことがありません。タイガーとバーナビーの人物像は非常に奥が深くダイナミックで、心理的に複雑に絡み合った関係性を持っています。彼らを全世界の映画ファンに知ってもらうことに一役買えることを光栄に思います」と、意気込みが寄せられ、本作の新たな展開に心躍らせるファンと共に会場は大きな期待に包まれたという。アニメ放送終了後も、舞台版、2度の劇場アニメ公開、大型ライブイベントから展覧会、クラシックコンサートに至るまで数多くのプロジェクトでいまなおファンの心を惹きつけてやまない本作が、ハリウッドでどのように表現されるのか続報を楽しみに待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2015年10月10日米・ニューヨークで開催されているポップカルチャーの祭典「ニューヨーク・コミコン2015」において10日、人気アニメ『TIGER & BUNNY』のハリウッド実写映画化が発表された。『TIGER & BUNNY』は、2011年4月からTV放送されたサンライズのオリジナルアニメ作品。「NEXT」と呼ばれる特殊能力者が存在する近未来的都市・シュテルンビルトを舞台に、スポンサーロゴを背負って特殊犯罪に立ち向かう"職業ヒーロー"たちの姿を描いた。本作は、TVアニメ業界では珍しい「キャラクタープレイスメント」と呼ばれる広告手法を本格導入したことで、TVや新聞などでも取り上げられて話題に。ビジネス界からも大きな注目を集めた。作品としても、「東京国際アニメフェア2012・第11回東京アニメアワード」でテレビ部門最優秀作品賞、キャラクターデザイン賞(桂正和氏)、声優賞(平田広明氏)を受賞し、今年「東京アニメアワードフェスティバル2015」でもファン投票No.1でアニメファン賞に輝くなど高い評価を受けている。実写版の製作総指揮を務めるのは、映画監督としては『ビューティフル・マインド』(2011年)で「第74回アカデミー賞」監督賞・作品賞に輝き、プロデューサーとしてはTVシリーズ『24 -TWENTY FOUR-』などを手がけてきたロン・ハワード氏。「本作の提案を受けた時、即座にコンセプトに惹かれました」と語るハワード氏は、「斬新で、日本でも大きな成功を収めた作品であり、これほどユニークで力強い要素が多く盛り込まれた素晴らしいバディ作品は見たことがありません」と作品を絶賛するとともに、「タイガーやバーナビーたちを全世界の映画ファンに知ってもらうことに一役買えることを光栄に思います」とコメントを寄せた。オリジナル版のクリエイター陣からも実写化を祝う声が上がり、TVシリーズのさとうけいいち監督は「とてもワクワクしています。ロン・ハワードの『TIGER & BUNNY』を、僕も楽しみにしています」と期待。また、劇場版で監督を務めた米たにヨシトモ氏が「日本で愛された『TIGER & BUNNY』が、世界でもっともっと愛されるとうれしいです」と語ると、シリーズ構成・ストーリーディレクターの西田征史氏も「ファンの皆さんと育てた作品が、どう生まれ変わっていくのか楽しみです」と愛着ある作品の船出を喜んだ。さらにキャラクター・ヒーローデザイン原案の桂正和氏は、「実写化ということですごく驚いています。デザイナーとして、ヒーロー・スーツがどうなるのかすごく楽しみです!」と、実写版のデザイン面に注目していることを明かした。実写版『TIGER & BUNNY』は、All Nippon Entertainment Works(以下ANEW)とイマジン・エンターテインメント(以下Imagine)、バンダイナムコピクチャーズの3社によって製作。マンハッタンが作品の舞台である近未来的都市のモデルであることから、ニューヨークで開催されている同イベントが実写化の発表の場に選ばれ、「サンライズ・バンダイナムコピクチャーズ」パネル会場で行われた会見では、原作プロデューサーの尾崎雅之氏をはじめ、各社の関係者が登壇した。登壇者のコメント全文は以下のとおり。Imagine共同代表 ロン・ハワード氏:「バンダイナムコピクチャーズと、ANEWとともに『TIGER & BUNNY』をプロデュースすることを、最高にうれしく思います。ANEWから本作の提案を受けた時、即座にコンセプトに惹かれました。斬新で、日本でも大きな成功を収めた作品であり、これほどユニークで力強い要素が多く盛り込まれた素晴らしいバディ作品は見たことがありません。タイガーとバーナビーの人物像は非常に奥が深くダイナミックで、心理的に複雑に絡み合った関係性を持っています。彼らを全世界の映画ファンに知ってもらうことに一役買えることを光栄に思います。バンダイナムコピクチャーズ常務取締役 尾崎雅之氏:『TIGER & BUNNY』のハリウッド実写リメイクは、アニメーションの企画開発の段階からひそかな希望として胸の内にありましたが、ご縁も含めてさまざまな条件が整わない限りはOKできるものではありませんので、現実的には難しいだろうと考えておりました。ANEW様からのご提案で最も印象に残ったのは、実は条件うんぬんではなく、何より作品に対する敬意と深い愛でした。数年にわたってさまざまな局面を共に乗り越えられたのは、アンマリーさんをはじめとするANEWスタッフの"タイバニ愛"があったからこそだと思っております。交渉の過程で最も重視したポイントは、原作チームによるクオリティーコントロールが可能であるかという点と原作アニメの継続展開における自由度の高さです。これまで作品を支えてくださったファンの方々を裏切ることはできませんから。また、Imagine様は圧倒的な実績を誇る世界的なプロダクションであり、さとう監督をはじめ我々一同は、ロン・ハワードさん、ブライアン・グレイザーさんが生み出して来られた作品を敬愛しております。ロンさんをはじめとするImagineの皆さんとお会いして、クリエイティブな情熱を肌で感じることができました。ANEWとImagineの両社は、『TIGER & BUNNY』という作品をあらためて世界中の老若男女にお届けするための最高のパートナーであると確信しております。Imagine共同代表 ブライアン・グレイザー氏:『TIGER & BUNNY』のクリエイターの方々は、ストーリーテリングの世界における我々の同志だと思っています。今後、ハリウッドを皮切りに『TIGER & BUNNY』を全世界に展開するに当たり、彼らと協業することで、本プロジェクトはさらに豊かに、そして、さらに強いものになっていきます!ANEWシニア・バイスプレジデント アンマリー・ベイリー氏:日本で初めて『TIGER & BUNNY』を見た瞬間から、作品のとりこになりました。訴求力のあるストーリー展開や、ダイナミックなキャラクターに加え、スーパーヒーロー作品の中でも今までにないコンセプト、それら全てに惹かれました。積極的に実写リメイク権取得に動いた結果、さとうけいいち監督や尾崎プロデューサーをはじめとする原作チームから信頼を寄せていただきました。これほど愛されているキャラクターたちを新たな観客に届けることを許していただけて光栄です。(C)BNP/T&B PARTNERS(C)BNP/T&B MOVIE PARTNERS
2015年10月10日劇作家・平田オリザの戯曲『転校生』が、映画監督・本広克行の演出で上演される。とある学校の教室を舞台に、女子高生たちの1日を描く作品で、1994年にオール高校生キャストで初演されて話題に。本広は今回、オーディションを行い、1474人の中から平均22歳のキャスト21名を選んだ。舞台『転校生』チケット情報稽古も中盤に入った8月某日、通し稽古が行われた。キャストたちが髪をいじったりメイクを直したりしながら、平田作品に特徴的な “同時多発会話”で台詞を言うさまは、等身大の女子高生の日常を見るように自然だ。舞台の両サイドには通路が設えられ、さらに奥には、観客にも見える場所に出演者たちのドレッサーが置かれている。「舞台上では役を演じ、通路では役を離れてニュートラルに行き来し、ドレッサーでは自分自身に戻るという、三つの人格を設定しています」と本広は説明。劇のラスト、ふたりを残して他の出演者がドレッサーの前で舞台を見守るのだが、彼女達の多くは、見ながら涙を流していた。本広は終始、笑顔で、様々な角度から舞台を確認してメモを取っていく。通し稽古終了後には、リアクションのしかた、感情を出すタイミング、他の場面に出てきたことをどう匂わせるかなど、細かくダメ出し。スカートの広げ方や下敷きの見え方といった細部にまで視覚的にこだわった演出は、映画監督の真骨頂と言えるかもしれない。本広は、平田作品に10年ほど前から「ハマって」いたという。最近では、ももいろクローバーZが主演した今年の映画&舞台『幕が上がる』も手がけた。「映画では台詞って基本的に重ならないんです。でもオリザさんの舞台では、芝居が多重に進行していても聞き取れる。人間の耳って面白いなあと感じましたね。いつかオリザさんの芝居を演出したいと考えていて、『転校生』をAKBのようなアイドルたちでやったらどうかと提案したら、オリザさんが『実は小説を書いていて……』と。それで結果的に『幕が上がる』を先にやることになったんです」。そんな本広の、映画と演劇への思いは、随所に見ることができる。たとえば、舞台に掲げられた3枚のスクリーン。演じているキャストたちを、客席からは見えないアングルからとらえてスクリーンに投影したり、平田のテキストがキャストの台詞に合わせて投射されたりするのだ。リアルタイムで操作するのは、若い映像監督たち。色々な意味で、映画と演劇が交差・交流する場となりそう。多感な若い女性21名を束ねる労力は大変なものだろうが、本広は「キャリアが少ない分、色に染まってくれるところは子供達と一緒。本人たちには言いませんけれども、やはり選ばれし子達なので成長がすごいです」と手応え十分の様子。「舞台は言ってしまえば嘘の世界。でも、彼女達の姿はリアルなので、そこをぜひ目撃していただきたいと思います」。公演は8月22日(土)から9月6日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて。取材・文:高橋彩子
2015年08月21日市村正親、平田満、益岡徹の初顔合わせで大評判をとった舞台『ART』が、今月末、東京・サンシャイン劇場で16年ぶりに初演と同じキャストで上演される。鋭い筆致で人間の本性をあぶり出すヤスミナ・レザが執筆した本作は1994年にパリで初演、その後35か国で翻訳上演され、世界の名だたる賞を獲得した傑作コメディ。音響効果を一切使わない90分ノンストップの会話劇だけに、俳優同士息のあった芝居がみどころとなりそうだ。4月某日、稽古場を訪ね、あらためて本作に向き合う3人と演出のパトリス・ケルブラに話を訊いた。舞台『ART』チケット情報市村は開口一番、「初演のあと、何年かしてからまたこのメンバーでやりたいと密かに思ってたんです」と話す。そんな市村の思いを聞いたパトリスは、初演でも演出を務めた経験からこう語る。「前回の時よりも3人が役者として円熟しましたね。今のほうが登場人物の年齢により近づいていると思いますし、以前にも増して役者が役そのものになっている気がします」。マーク、セルジュ、イワンの3人は15年来の親友だが、セルジュが買った一枚の高価な現代絵画の価値を巡って大げんかがはじまる。マークにとっては価値のない絵に“友達”のセルジュが大金をはたいた。だからこそ本当のことを教えてあげよう。最初は友情の証だったのかもしれないマークの言動に「傷ついていないように見えていながら(マークの)笑われ方に深く傷ついているんです」と話すのはセルジュ役の益岡。友達だからこそ踏み込んでも許されるのか、それとも一線を引くべきなのか。言い合える関係性がベースになければ成立しない。「だから、16年前よりも今回のほうがそういうニュアンスは強いですよね」とマーク役の市村は言う。ふたりの間で事態を丸く収めようとするのはイワン。だが彼には別の大きな悩みがあり、そのことから状況はさらに混迷を深めていく。イワン役の平田は「最初から波乱含みではじまり、関係がどんどん変わっていく様がつくづく面白いなとあらためて思いましたね。友達のいる人なら誰でも笑えるお芝居」と作品の魅力を語る。“友情”という絆で固く結ばれていたはずの関係が次第に怪しくなり、やがて大きな亀裂を生んでしまうスリリングな展開。舞台の向こう、演じている側にとっては“悲劇だが、舞台のこちら、観客側から観ると笑えてしまう構図が面白い。友人関係に微妙な距離を取りたがる現代の私たちにとって、この作品が描く“友情”のあり方をみてどう感じるか、ぜひ劇場で確かめて欲しい。公演は4月28日(火)から5月10日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演。その後、愛知、京都、福岡を巡演する。チケットは発売中。
2015年04月24日俳優の平田広明が、ジョニー・デップが主演を務めるアドベンチャー大作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の日本語版で主人公チャーリーの声を演じている。約20年に渡ってデップの声を演じ続けてきた平田が語る本作の注目ポイントとは?その他の写真本作は、美術商のチャーリーが、英国諜報機関MI5の依頼を受け、盗まれたゴヤの幻の名画を捜索するも、その絵画に世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていたことから、富豪、マフィア、国際テロリストなどが絡む争奪戦に巻き込まれていく様を描く。平田はアニメーションはもちろん、外国の映画の吹き替えも多く務め、マット・デイモンやジュード・ロウの声も演じているが、『エド・ウッド』以来、約20年間、デップの声を演じてきた。しかし、平田は「ハリウッド作品を吹き替えるのは難しいですけど、ジョニー・デップを演じるのは特に難しい」と言う。「収録の時に思ったのは、シーンが変わるたびにそのシーンの持っているテンポが変わるんです。テンポが変われば雰囲気も変わりますし、声を入れながら『こんなにも難しかったんだ』と改めて思いました。最初に声を演じた『エド・ウッド』で少し風変わりなお芝居をしていたんですけど、基本的には『ドンファン』のように影のあるセクシーな役が多かったんです。ただ『パイレーツ・オブ・カリビアン』あたりから、この人はどれだけ引き出しを持っているんだろう?と毎回驚かされます」。平田が語る通り、デップは大スターになったあとも様々な役どころに挑んでいる。「最近は特に変わった役が多いですが、新たなキャラクターに次々と挑めるのは素敵なことですよね。モルデカイは彼の努力とは関係ないところでいろんなトラブルが解決していくというジョニー・デップが演じてきたこれまでのパターンと共通する部分があり面白くてハラハラドキドキできます。更に『まだ開けていない引き出しがあったの!?』と思わせる新しい側面もあります。あくまでも僕の憶測ですが、モルデカイの役はチャップリンを意識した部分があるんじゃないのかな。ジョニー・デップは演技をしっかりと作り込む人ですから、映画を観ながら彼の色々な魅力を見つけ出せると思います」。「長く続けられる役に出会えることは、俳優として糧になりますし、価値のあること」という平田にとって、デップは特別な存在なようだ。「演じている時は大変ですが、日本語版としてちゃんと成立するものができた時にはすごく達成感があります。ジョニー・デップの吹き替えを20年もやらせて頂いているので、これからも見届けていきたいです」。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』公開中
2015年02月12日先日、11度目の来日を果たしたジョニー・デップ。体調不良により会見を延期するなどファンにも不安な声があがったなか、1月27日(火)に都内で開催された主演作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のレッド・カーペットには、婚約者アンバー・ハードと手をつないで登場。集まった約1,500人のファンに元気な姿を見せていた。ファンからの大きな拍手で迎えられ登場したジョニーは、「変なキャラクターばかり演じている私を応援してくださって、本当に感謝しています。みなさんが映画を観てくださるからこそ、私が映画に出ることができるのです。ですからみなさんは、“ファン”というよりも“ボス”ですね!」と笑顔で挨拶をした。今回行われたジャパンプレミアには、海賊ジャック・スパロウ、帽子屋マッドハッタ―、悪霊ハンター・トントなど、ジョニー・デップの日本語吹き替え版声優を実に20年にも渡って演じ続けてきた超人気声優・平田広明さんも参加。なんと今回が初対面だという平田さん。自身が演じてきたジョニーとの20年越しの対面に感激しきりだった。平田さんは「チャーリー・モルデカイはいままでの作品の中でも一番演じるのに苦労した作品のひとつです」と収録をふり返りつつ「奇抜な格好なほど声をあてるのも大変なのですが、いままでとは全く異なるキャラクター像を感じました。実際に演技もされるとなると、さらに大変だったのではないですか?」との質問に、ジョニーは「ナルシストで胡散臭いキャラクターを演じるのは本当楽しかった。キャラクターを演じるのが楽しくて、セリフをどんどん増やしながら演じました」とキャラクター作りの秘話を披露していた。最後に平田さんから“ヒゲつき”の花束が贈呈され、ジョニーは大喜び。「8年がかりで完成したとても大事な映画です。普通なら“愛の結晶”とか言うんでしょうけど、これは“狂気の結晶”ですね。それぐらい本気で楽しんで撮影しました。これから映画を観られるみなさん、おむつは用意してきましたか?(笑)面白すぎて漏らさないようにね!」と茶目っ気たっぷりにPRした。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密 2015年2月6日より全国にて公開(C) 2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年01月29日ジョニー・デップ主演の『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の日本語吹替え版で大久保佳代子が実写声優に初挑戦。1月11日(日)、ジョニーの吹替えを務める平田広明と共に公開アフレコに臨んだ。本作でジョニーが演じるのは、ちょびヒゲの怪しい美術商。何者かに盗まれた名画を追ってめくるめくアクションアドベンチャーが展開する。大久保さんは、ジョニー演じるチャーリー・モルデカイを誘惑する、ヒゲが大好物の肉食系美女・ジョージナの吹替えを担当する。大久保さんは胸元の空いたワンピース姿で現れ「セクシーな役ということでおっぱい出しめで来ました!シャッターチャンスを狙ってください!」とカメラマンにアピール。平田さんも劇中のジョニーをイメージした衣裳で登場した。公開アフレコでは、まさにチャーリー・モルデカイを誘惑するパーティのシーンの収録が行われたが、ディレクターからは大久保さんに「もっとセクシーに過激に!」「もっと肉食系の淫乱キャラで」「鼻息荒く!ポロリがあってもいい」とセクシー路線を強める方向の指示がビシバシと飛ぶ。平田さんが「普段はあまり聞かないようなダメ出しですね…」と苦笑していたが、大久保さんは演出に従い、腰を振ったりセリフの間に「あぁっ」と喘ぐような声を挿入しながら熱く演じきった。大久保さんは収録を終え「『もっとエロく!もっと!」って、何の収録をしているのか分からなくなった…」と苦笑していたが、「エロさを出しているつもりが、聞いてみるとエロくなくて私のエロはまだまだと思いました。2015年、これを機にもっとエロで行きたい!」と宣言。ちなみに、大久保さん自身も「リアルにヒゲは大好物。本当に好きなのは無精ヒゲ。働いてない男の無精ヒゲではなく、忙しくてヒゲが生えてきた感じがいい」と明かす。一方で“肉食系キャラ”に関しては、去年頃から性欲が薄れてきたと告白…。それでも「矢口真里というライバルが出てきましたから。本物で実績ありますからね(笑)。このままじゃヤバいので性欲を戻してバリバリ行こうと思います!」と“元祖・肉食系”として警戒心を強めていた。なお、主演のジョニーが1月末にプロモーションのために来日することも決定している。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月12日お笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子、声優の平田広明が11日、都内スタジオで行われた、米映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の公開アフレコイベントに参加した。2月6日から全国公開される本作は、ジョニー・デップ主演のアクション・アドベンチャー作品。"ちょびヒゲ"がトレードマークのインチキ美術商チャーリー・モルデカイ(デップ)は、財宝の秘密が隠されているゴヤの名画を追う冒険に出るが、大富豪やマフィア、テロリスト、警察を巻き込む争奪戦が勃発する――というストーリーで、日本語吹き替え版のモルデカイ役を平田、名画を狙うセクシー美女・ジョージナ役を大久保が演じている。胸の谷間を強調した色気たっぷりのワンピースで登場した大久保は、モルデカイをダンスで誘惑するシーンに挑戦。「エロい女だからと選んでくれて、ありがたいし光栄」とほくそ笑む大久保は、「もっとセクシーに過激に、肉食系の超いんらんキャラで」というディレクターの指示通り、ノリノリの演技を披露。しかし、実写版のアフレコは初ということで、「私のエロはまだまだ。素の私は声を出さない方なので苦手なのかも」と下ネタを挟みつつ反省すると、平田は「十分エロいですよ」と大絶賛。大久保は、そんな平田をデップに見立て、「ワォ、ナイスフェイス! ワォ、アナコンダ~!」と下半身を注視して笑いを誘っていた。イベント終了後、報道陣の取材に応じた大久保は、男性のヒゲについて、「ヒゲは好きですよ~。ヒゲって男性ホルモンを感じるし、ずっと触っていたい。仕事が忙しくて生えちゃった無精ヒゲが好き」と目を輝かせ、「私の周りはヒゲ率が高い。触ったり、イジったりする日もありますよ」と含み笑い。そんな大久保は、「2014年は性欲が落ちてて、1回も合コンしてない。でも、年が明けたら元気になってきた」と性欲の変化に喜びつつ、「いくらエロいって言っても、矢口真里さんというライバルが出てきた。あちらは実績もあるし、このままじゃヤバい。体力つけて性欲を戻してバリバリいきたい」と"肉食女子"として対抗心を燃やしていた。
2015年01月12日海賊、チョコレート工場長、帽子屋、ヴァンパイアなど、白塗りメイクや奇抜な衣装で数々の強烈キャラを演じてきたジョニー・デップの主演最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。本日12月24日(水)の聖なるイブに、本作からファン待望の日本オリジナル本予告と日本オリジナル劇場ポスターが解禁!“ちょびヒゲ”ジョニデが贈る破天荒な新キャラの全貌が明らかとなった。本作の舞台はイギリス・オックスフォード。今回ジョニーが扮するのは、超ナルシストな破産寸前のセレブで、“ちょびヒゲ”をたくわえた怪しい美術商(アートディーラー)、チャーリー・モルデカイ。このチャーリー・モルデカイが、自慢のうんちくと“ちょびヒゲ”を武器に幻の名画に秘められた謎を追うのだが、到着した予告映像を見るかぎり、妻役のグウィネス・パルトロウや刑事役のユアン・マクレガーら錚々たるキャスト陣は彼の名を聞いた途端、一様に眉をひそめる始末。ひょっとして、あまり好かれていないキャラ…?だが、そんなことにも臆せず、得意のフェンシングも披露しながら世界中を飛び回り怒涛のアクションを展開するモルデカイ。何度も窮地に立たされ、「もう帰りたい」と思わずホンネを漏らすが、持前の強運で切りぬけていく。しかし、ポール・ベタニー演じる相棒ジョックは彼の代わりに散々な目に…。果たして、こんな怪しいヤツが名画に秘められた謎を解き、世界を救うことができるのか!?本作の脚本を受け取るより以前に、すでに原作を読んでほれ込んでいたというジョニー。彼とは『シークレット ウインドウ』(’04)以来のタッグとなる監督デヴィッド・コープは、「このキャラクターから強い印象を受けた。台本を読んだ瞬間から、ジョニー以外にチャーリー・モルデカイにふさわしい役者はいないと確信した。ドジで臆病だが、愛きょうのあるキャラクターをやらせたら、ジョニーほど上手い人はほかにいないからね」と、彼なしでは本作は実現しなかったことを明かす。また、これまでの強烈キャラに勝るとも劣らない、最高に魅力的で、破天荒な新キャラクターがお目見となる予告編では、吹き替え版でジョニーの声を務めて20年のお馴染みの声優・平田広明がナレーションを務めている。撮影中、オスカー女優のグウィネスも思わず吹き出してしまい、15回もNGを連発しまったという、ジョニー会心の新キャラクター、チャーリー・モルデカイ。2015年、彼が“ちょびヒゲ”ブームを日本に巻き起こす…かもしれない!?『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2015年2月6日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月24日これまで多くの愉快なキャラクターを演じてきたジョニー・デップが、“ちょびヒゲ”をたくわえ、インチキ美術商に挑む『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』。本作のジョニーの日本語吹替えを、実に約20年にも渡って彼の声を演じ続けてきた、お馴染みの平田広明が務めることが正式決定。まさかの“ちょびヒゲ”コラボも実現した。舞台はイギリス・オックスフォード。ゴヤの幻の名画「ウェリントン侯爵夫人」が、何者かに盗まれた。英国諜報機関MI5が捜索を依頼したのは、ちょびヒゲがトレードマークの怪しい美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)。彼の美人妻ジョアンナ(グウィネス・パルトロウ)を大学時代に取り合った警部補マートランド(ユアン・マクレガー)も嫌々ながらモルデカイの情報網に頼ることに。モルデカイは用心棒ジャック(ポール・ペタニー)と共に絵画を探す度に出るが、やがて世界中を巻き込む争奪戦が始まってしまい…。このたび、本作でもジョニー演じる怪しい美術商・モルデカイの吹替版声優を務めることになった平田さん。平田さんといえば、ジョニーを始め、マット・デイモンやジュード・ロウなどイケメンなハリウッドスターに扮してきた。アニメでは「ONE PIECE」サンジ役や「宇宙兄弟」南波六太役のほか、「TIGER&BUNNY」では主人公の鏑木・T・虎徹を担当し、第11回東京アニメアワード「個人部門声優賞」、第6回声優アワード「主演男優賞」を受賞。絶大な人気と実績を誇る、お馴染みの超人気声優だ。ファンからの熱い要望もあり再び実現したタッグに、平田さんは「これまで多くのジョニー・デップの吹替えを演じてきましたが、今回は、ひと癖もふた癖もあるキャラクターです。ちょびヒゲのインチキディーラー、果たしてどんなジョニー・デップになりますやら…、乞うご期待っ!」と、意気込みを見せている。また、モルデカイのトレードマークである“ちょびヒゲ”を、ジョニーと平田さんでコラボしたビジュアルもお披露目。博識を気取り、女好きなナルシストのインチキ美術商という新キャラクターを、今回は平田さんがどう演じてくれるのか注目していて。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2015年2月6日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月19日平田広明が、ジョニー・デップが主演を務めるアドベンチャー大作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の日本語版で主人公チャーリーの声を演じることが決定した。平田は約20年に渡ってデップの声を演じ続けており、チャーリーのような大きなヒゲをつけたコラボポスターも公開された。その他の画像本作は、美術商のチャーリーが、英国諜報機関MI5の依頼を受け、盗まれたゴヤの幻の名画を捜索するも、その絵画に世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていたことから、富豪、マフィア、国際テロリストなどが絡む争奪戦に巻き込まれていく様を描く。平田はアニメーションはもちろん、外国の映画の吹き替えも多く務め、マット・デイモンやジュード・ロウの声も演じているが、『エド・ウッド』以来、約20年間、デップの声を演じてきた。そこで本作の日本語版でも主人公チャーリー・モルデカイの声を演じることが決定。平田は「これまで多くのジョニー・デップの吹き替えを演じてきましたが、今回は、一癖も二癖もあるキャラクターです。ちょびヒゲのインチキディーラー、果たしてどんなジョニー・デップになりますやら…、乞うご期待っ!」とコメントを寄せている。『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』2015年2月6日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
2014年12月19日セブン-イレブン・ジャパンは9日、山形県内のセブン-イレブン全店で「平牧三元豚の豚まん」を発売した。○銘柄豚"平田牧場三元豚"を中具に使用した豚まん同商品は、山形県の銘柄豚である"平田牧場三元豚"を使用した中華まん。同社の専用工場で初めて"平牧三元豚"を豚まんに使用し、具材や生地にこだわって作ったオリジナル商品。"平牧三元豚"は、3種の純粋種(ランドレース、デュロック、バークシャーなど)を交配して作り出した豚。独自の指定配合飼料を与えてじっくり飼育することで、肉のきめが細かく、程よい歯応えでうまみが特徴となるブランド豚。特に、真っ白でべたつかず甘く上質な脂肪は風味の違いを決定付け、プロの料理人からも高い評価を得ているという。同商品は、"平田牧場三元豚"を中具に使用。生地は、数種類の小麦をブレンドし、弾力がありながらも口どけの良さが特徴だという。中具は、食べ応えのあるサイズに仕上げた豚肉と玉ねぎ、たけのこ、しいたけなどを混ぜ合わせ、素材本来の味が楽しめる味付けとした。価格は160円(税込)。
2014年12月11日日本俳優連合(以下、日俳連)に所属する声優たちが東日本大震災の被災地復興支援活動して毎年開催している「チャリティー・イベント東日本大震災復興支援2014」が24日、東京・西新宿の芸能花伝舎にて開催された。このチャリティーイベントは、約2,700人の俳優が所属する日俳連の外画部(洋画の吹き替え中心の声優)、動画部(アニメーションの声優)に所属する声優たちが中心となって開催。日俳連は2011年の東日本大震災発生以来、継続的に復興支援活動を行っており、チャリティイベントの開催は今回で3回目となる。今年の会場は小学校跡地ということで、文化祭のような出店やバザーなども展開。被災地の岩手県、福島県、宮城県の地元生産者による出店や物産品販売エリアも設けられ、地元生産者とともに声優たちが物販を協力して行い、会場には終始賑やかな声が響いていた。このほかにも声優たちが日用品を持ち寄ったプレミアムなバザー、さらにはアニメ製作会社と協力して『ワンピース』や『TIGER&BUNNY』の原画や台本、設定資料、グッズなどを展示する「激レア!?展示会」も。そして、今年1月27日にこの世を去った『サザエさん』の磯野波平や『機動戦士ガンダム』のギレン・ザビなどを演じた永井一郎さんが、生前に描いた油絵の特別展なども用意されていた。展示以外にも『うる星やつら』ラム役の平野文、諸星あたる役の古川登志夫、温泉マーク役の池水通洋による「うる星トーク」、『機動戦士ガンダムZZ』のマシュマー・セロや『天空戦記シュラト』の天王ヒュウガ役などで知られる堀内賢雄の「賢雄の部屋」などのトークステージ、若本規夫や草尾毅、田中真弓らによるサイン会なども実施された。声優たちの私物を提供したプレミアムオークションには、『アンパンマン』や『宇宙兄弟』『TIGER&BUNNY』『黒執事』などの出演者による寄せ書き色紙や制作スタッフによるイラスト入りサイン式、さらには大御所声優の野沢雅子愛用のジャケットやサインといったお宝アイテムの数々も登場。激レアなアイテムとはいえ、5,000円単位でポンポン価格がつり上がっていく様子に、司会の山寺宏一や山口勝平らもタジタジ。記録係の『TIGER&BUNNY』で虎徹役や『宇宙兄弟』の南波六太役でおなじみの平田広明も、自身の出演作品のオークションでは思わず飛び出して商品の解説を行っていた。ステージ出演などを終えた声優たちは、そのままバックヤードに入らずにイベント会場に姿を見せ、来場者たちからの握手やサインといった要望に気さくに応じていた。イベントの収益は、岩手県、宮城県、福島県の各災害対策本部の寄付される。実行委員長の島田敏は、「チャリティー・イベント東日本大震災復興支援2014」について「今年も多くの人に協力をしていただき、開催することができました。参加希望の応募もたくさんいただき感謝しております。来年については、まだ白紙の状態ですが、支援は続けていきたいと思っています」と、今後も継続して被災地支援を続けていくという。
2014年11月27日米アカデミー賞11部門の史上最多受賞に輝くピーター・ジャクソン監督が手掛ける『ホビット』シリーズ完結編、『ホビット 決戦のゆくえ』(12月13日公開)の劇場用本ポスターが18日、公開され、日本語吹き替え版に豪華声優陣が集結することも明らかになった。日本語吹き替え版声優について、配給元ワーナー・ブラザース映画の制作部スタッフは、「主役級・超ベテランの声優陣を惜しげもなく起用した超豪華な吹替版です! この先も、こんな豪華な吹替版は二度と作れないだろうというぐらいの豪華なメンツ」と力強くコメント。『ロード・オブ・ザ・リング』から続く13年の歴史に幕を下ろすため、豪華なベテラン声優陣が集結する。主人公のホビット族ビルボ役には、トム・クルーズ、ブラッド・ピットなど、トップスターを演じ続ける森川智之、灰色の魔法使いガンダルフ役には、シルベスター・スタローン役で知られる羽佐間道夫。エルフの王子レゴラス役には平川大輔、美しいエルフのガラドリエル役には塩田朋子、裂け谷の領主エルロンドには菅生隆之ら、『ロード・オブ・ザ・リング』からの声優陣も勢ぞろいする。『トランスフォーマー』のオプティマス・プライム役の玄田哲章や、ジョニー・デップや『ONE PIECE』のサンジ役でおなじみの平田広明らも参加する。同時に公開された劇場用本ポスターは、「かけがえのない、仲間たちがいた」というキャッチコピーと、最後のバトルに挑む主人公ビルボ・バギンズら主要キャラクターを配したデザイン。11月22日より全国の主要劇場にて掲示される予定だ。『ホビット』シリーズは、ホビット族のビルボ・バギンズが、魔法使いと13人のドワーフと共に、恐ろしい竜"スマウグ"から奪われた王国を取り戻す危険な旅を繰り広げる物語。完結編では、強大な悪、冥王サウロン率いる闇の軍勢や、仲間同士の対立など困難が待ち受けており、ビルボは自分を犠牲にし、仲間の命を守るために究極の決断をする。(C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2014年11月18日10月10日(金)・11日(土)・12日(日)に大阪・大阪城ホールで行われるライブイベント「uP!!!presents MBS音祭2014」に槇原敬之の出演が決定した。槇原が出演するのは10月10日(金)に行われる「Opening Party」。槇原はMBSガン検診啓発キャンペーンの新テーマソングを歌う事が決まっており、同曲をこのイベントで初披露する。チケットは発売中。■「uP!!!presents MBS音祭2014」会場:大阪城ホール(大阪府)■10月10日(金)「Opening Party」開場17:30 / 開演18:30出演:[Alexandros] / THE TURTLES JAPAN【亀田誠治(Ba.), <flumpool>山村隆太(Vo. & Gt.) & 阪井一生(Gt.), <WEAVER>杉本雄治(Pf. & Vo.), 玉田豊夢(Dr.)】/ AAA / 秦 基博 / FUZZY CONTROL / 槇原敬之(スペシャルゲスト)チケット代:指定席7000円(税別)■10月11日(土)「MBS ANIME FES.2014」※SOLD OUT!開場 15:30 / 開演 16:30▼機動戦士ガンダムSEED(2002年)CAST:保志総一朗(キラ・ヤマト役) / 石田彰(アスラン・ザラ役)▼マクロスF(2008年)CAST:中村悠一(早乙女アルト役) / 中島愛(ランカ・リー役) / 遠藤綾(シェリル・ノーム役)▼TIGER & BUNNY(2011年)CAST:平田広明(鏑木・T・虎徹役) / 森田成一(バーナビー・ブルックスJr.役)▼進撃の巨人(2013年)CAST:梶裕貴(エレン・イェーガー役) / 石川由依(ミカサ・アッカーマン役)▼ハイキュー!!(2014年)CAST:村瀬歩(日向翔陽役) / 石川界人(影山飛雄役)▼アーティストT.M.Revolution / May’n / …and more!チケット代:指定席 8500円(税別)立見 6,800円(税別)注釈付指定席 5,500円(税別)■10月12日(日)「Final Party」開場 16:00 / 開演 17:00出演:SCANDAL / DREAMS COME TRUE / BEGIN / モーニング娘。’14チケット代:指定席8000円(税別)立見7,000円(税別)注釈付指定席7,500円(税別)
2014年10月03日人気アニメシリーズの劇場版最新作『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルムゼット』の公開を記念し13日、東京・六本木ヒルズアリーナで「ONE PIECE AWARD」と題した完成披露イベントが開催された。同会場での“ブルーカーペット”イベントをはじめ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ全9スクリーンをジャックした本編上映に、全国から約3500人のファンが集結。主人公・ルフィを演じる声優の田中真弓、ゲスト声優の篠原涼子と香川照之、脚本を手掛けた放送作家の鈴木おさむ氏らがシリーズ最新作の“出航”を大々的にアピールした。その他の写真最終興収48億円をマークした前作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』の公開から3年。今回は原作者の尾田栄一郎氏を総合プロデューサーに迎え、劇場版初となる“新世界”での麦わらの一味の冒険を描く。すべての海賊の抹殺を企む伝説の元海軍大将・ゼットが、古代兵器に匹敵する力をもつダイナ岩を手に入れ、ルフィたちの前に立ちはだかる。前売り券の売り上げも好調で、すでに『STRONG WORLD』比150パーセントを記録。シリーズの記録更新に期待がかかっている。主演の田中は「見どころはいっぱいあるけど、ひとつ挙げるとすればゼットとのケンカのような戦い。ぜひお楽しみに」。篠原はゼットの部下で、NEO海軍幹部の美女アイン役で声優に初挑戦し「とっても素晴らしい作品。点数? 正直自分ではつけられない」と謙そんすると、メガホンをとる長峯達也監督から「100点です」とお墨付きをもらい、満面の笑みを浮かべた。同じくNEO海軍幹部のビンズを演じる香川は「うちの子どもが大ファン。“モサモサ”の言い方が違うと言われて、練習が大変だった」と振り返った。また、連載当初から『ONE PIECE』のファンだという鈴木は「ファン代表のつもりで参加し、皆さんのテンションがより上がる内容を作れた」と胸を張った。イベントにはレギュラー声優を務める中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョーら“乗組員”が顔を揃え、ファンは大盛り上がりだった。『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』12月15日から全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2012年12月14日尾田栄一郎による大人気漫画「ONE PIECE」の劇場版最新作『ONE PIECE FILM Z』の公開を前に12月13日(木)に都内で「ONE PIECE AWARD」が開催され、ファンが選んだ「麦わらの一味」の仲間たちの名台詞を発表した。六本木ヒルズアリーナにはブルーカーペットが敷かれ、レギュラー声優陣の田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョーにゲスト声優を務めた香川照之、篠原涼子らが出席。TOHOシネマズ六本木ヒルズの計9スクリーンをジャックしての上映イベントも行われ、アリーナイベントと合わせて約3,500人のファンが来場した。尾田さんを製作総指揮に迎え大ヒットを記録した『ONE PIECE film STRONG WORLD』に続き、尾田さんが総合プロデューサーを務める本作。新世界の海を舞台に元海軍大将で“ネオ海軍”を引きるゼットと麦わらの一味の対決が描かれる。田中さんを始め、麦わら一味の声優陣は海賊ルックで登場。田中さんが「海賊王にオレはなる!」とルフィの決めゼリフと共に姿を現すと、客席からは歓声が沸き起こった。舞台挨拶では田中さんから最も支持を集めたルフィのセリフを発表。気になる第1位は、頂上決戦後に心身共に傷ついたルフィが一味の面々を思い浮かべて泣きながら口にする「仲間がいるよ」。田中さんは「“仲間”という言葉が入っててよかったです」と嬉しそうに語った。篠原さんは声優初挑戦となったが「自分としてはやり直した方がいいんじゃないかと思ってましたが、手取り足取り教えていただいて何とか上映できるようになってます」とホッとした表情。香川さんは親子ともども「ONE PIECE」にハマっているようで、収録前日に家で練習していたところ「息子に『違うな…』と言われました(苦笑)」と、監督ではなく息子からのダメ出しエピソードを披露し笑いを誘っていた。篠原さんが麦わらの一味と対決するNEO海軍の軍人役ということもあって、ゾロ役の中井さんは「もっと仲良くできたら良かったんだけど…」と隣りの篠原さんを見やり残念そうに漏らす。チョーさんは自身が演じるブルックのおなじみのセリフ「パンツ見せてもらってもいいですか?」を篠原さんに対して実演。この公開セクハラに一味はすかさずツッコミを入れ、田中さん以下、チョーさん以外のメンバーが「すいません!」と篠原さんに謝罪し会場は爆笑に包まれた。舞台挨拶には脚本の鈴木おさむ、長峯達也監督も登壇。アリーナイベントには各ファッション誌を代表して“モデル出演”を果たした佐々木希、田中美保、西内まりや、さらに「ONE PIECE」好きのゲストとしてお笑いコンビ「笑い飯」、綾小路翔、石井一久(埼玉西武ライオンズ)らも姿を見せた。『ONE PIECE FILM Z』は12月15日(土)より公開。■関連作品:ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット 2012年12月15日より全国にて公開© 尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
2012年12月13日コンビニチェーンのローソンは、2013年1月1日から1月14日までの期間、全国のローソン店舗で、アニメ「TIGER & BUNNY」とタイアップしたキャンペーンを実施。このキャンペーンでは、対象商品を購入すると、抽選で限定グッズなどが当たるほか、ローソン限定の描きおろしクリアファイルを先着でプレゼントする。限定商品が当たるキャンペーンでは、期間中「サントリー」の対象商品(13種)を購入すると、レシートに応募番号(IDナンバー)が印字されるという。キャンペーン専用サイトでマイページ登録を行い、応募番号(IDナンバー)を入力すると、応募ポイント(対象商品1本ごとに1ポイント)がたまり、欲しい商品に必要なポイントがたまったら応募することができる。賞品は、同アニメに登場するキャラクター「ブルーローズ」役の声優、寿美菜子氏のサイン入り3Dポスターや、ローソン限定鏑木・T・虎徹フィギュア(「鏑木・T・虎徹」役の声優、平田広明氏サイン入り)、ローソン限定バーナビー・ブルックス Jrフィギュア(「バーナビー・ブルックス Jr.」役の声優、森田成一氏サイン入り)など。ハズレポイントを集めると、先着でクリアポスターカレンダーがもらえるWチャンスも実施する。また、カルビーの対象商品を2個同時に購入すると、ローソン限定描き下ろしクリアファイル(全6種)を1枚プレゼント。さらに、そのレシートを郵送して応募すると、抽選で100名に「TIGER & BUNNY」のオリジナルプリペイドカードが当たるとのこと。なお、期間中は同アニメのキャラクター4人(「鏑木・T・虎徹(ワイルドタイガー)」、「バーナビー・ブルックス Jr.」、「カリーナ・ライル(ブルーローズ)」、「ホァン・パオリン(ドラゴンキッド)」)が同店舗で店内放送も行うという。キャンペーンページはこちらから。(c)SUNRISE/T&B PARTNERS, MBS【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日200年以上歴史を持つ出雲市平田町の伝統芸術である一式飾(いっしきかざり)を町内、団体で制作し、それぞれの「飾り宿」へ展示し、出来栄えを競う「平田一式飾競技大会」が7月20日から22日までの3日間にわたり開催される。平田一式飾は、呼称が示す通り、あらゆる生活用品のうち、自転車器具、陶器、茶器、仏具等々その一式を自由に使い分けて歌舞伎や映画、テレビに登場する人物や場面のほか、船、動物など奇抜な構想、技巧を凝らして飾り競う、出雲市平田町独特の民俗芸術であり、毎年、平田天満宮の夏祭りで行われる「平田一式飾競技大会」で披露され、出雲の夏に欠かせない景物となっている。平田一式飾は、元々、神に奉り、神をお慰めしようという素朴な信仰心から発生したもので、原因不明の悪病が市街地に大流行した寛政5年(1793年)、平田寺町の住民で表具師であり、彫刻、俳諧もよくしたといわれる風流人桔梗屋十兵衛(ききょうやじゅうべえ)が茶器一式で大黒天像(米俵に乗った大黒さま)を作り、悪病退散を祈って天満宮の神幸式(おたび)に奉納したのに始まりという。200年の時を経て、飾りの題材は変わり、その時代を映し出すのが平田一式飾と言えそうだ。さて、今年の「平田一式飾競技大会」には平田町の10町内3団体が参加。古事記編さん1300年を記念して、「神話」を題材にした飾りに絞って、競い合うことになったという。ちなみに町内名とタイトルは以下の通り。宮西町「國引き」 宮ノ町「幸魂奇魂(さきみたまくしみたま) 市場「大国主の国造りスクナビコナ命降臨」 元町「よみがえる、古代出雲大社」 北本町「えびす様受難」 栄町「イナバの白兎」 寺町「大黒天立像」 西町「国譲り」 南本町「天の岩戸」 上田町「古代王の沓(くつ)」 ひらた蓬の会「アメノウズメ」 平田まつり実行委員会「おろち」 平田本町商店街振興組合「国み神話~イザナギとイザナミの出会い~」 なお、展示場所は、平田町、平田本町通り商店街・平田中心街となっており、詳しくはパンフレットを参照のこと。観覧時間は10時~17時。また、「平田一式飾」ほんまち展示館では、通常天満宮祭でしかみることができない一式飾を、年間を通じて観ることができるというが、ぜひ、平田天満宮の夏祭りの雰囲気とともに、歴史を感じてみて欲しいものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日公開中の春休み映画『ジャンプHEROES film トリコ3D×ONE PIECE3D』に出演する声優の中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、置鮎龍太郎、朴路美の総勢10名が3月29日(火)、都内劇場で開催された舞台挨拶に登壇。ゾロやチョッパー、トリコなどの人気キャラクターの声で、震災からの復興を訴えるメッセージを発表した。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)の看板漫画と言える「ONE PIECE」と「トリコ」を共に3Dで2本立てで映画化した本作。東日本大震災の影響で、先日の公開初日の舞台挨拶は中止となったが、この日、改めて声優陣が登壇しての舞台挨拶の開催となった。「礼を言う。オレはまだまだ強くなれる」(ゾロ=中井さん)、「この船の航海士はだれ?」(ナミ=岡村さん)といった、それぞれのキャラクターの名台詞のオンパレードに集まったファンは大喜び。特にチョッパー役の大谷さんは、客席からの「かわいいー!」という声援に照れながら「かわいくねぇよー!」と応え、会場はわきかえった。TVアニメ放送開始を前に劇場公開される『トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!!』について、トリコ役の置鮎さんは「必殺技を放ちます!」と宣言。置鮎さんは「いま、世の中で起こっている全てのこと、全ての人へ」とメッセージを込め「この世の全ての食材に、感謝を込めていただきます!」とトリコのセリフで決めてくれた。さらに、この日は残念ながら来場できなかったルフィ(田中真弓)から「みんな、大丈夫か?お前たちはおれの仲間だ!仲間が困ってるとき、助けるのは当たり前だ。いつも力いっぱい応援してるぞ。頑張れ!頑張れ!頑張れ!頑張れ!」と声をふり絞ってのメッセージが到着。この間、壇上のメンバーは、「ONE PIECE」の“アラバスタ編”の名シーンと同じように、“仲間”を意味するバツ印が描かれた腕を掲げて応援!会場は大きな拍手に包まれた。ウソップ役の山口さんは「僕らは声で伝えるのが仕事。それを突き通していきたい。その上で、大変な思いをしている人がいることを、絶対に忘れないようにしようと思います」とコメント。サンジ役の平田さんは「復興までとても時間がかかる。いまはみんな、応援してますがそのうちに熱が冷めてしまうと思います。だから、いまももちろんですが、これから継続して長く応援していくための“何か”ができないかと考えています」と語り、サンジの名台詞「お前ができねぇことはおれがやる。おれにできねェことをお前がやれ!」を観客に向けて呼びかけた。東映「ONE PIECE」公式サイトでは、声優陣による応援メッセージを公開中。こちらのメッセージは着ボイスに無料でダウンロードもできる。『ジャンプHEROES film トリコ3D×ONE PIECE3D』(『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』&『トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!!』)は全国東映系にて公開中。「ONE PIECE」公式サイト■関連作品:トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!! 2011年3月19日より全国にて公開© 島袋光年/「2011 トリコ」製作委員会 ONE PIECE 3D 麦わらチェイス 2011年3月19日より全国東映系にて公開© 尾田栄一郎/「2011 ワンピース」製作委員会■関連記事:桃井かおり、『トリコ』で声優初挑戦やりたい役柄は「俳優でやれない変な役」黒ひげがサイトジャックでルフィの行く手阻む?旋風止まらぬ「ONE PIECE」新展開ルフィの手が銀幕から飛び出す?「ONE PIECE」&「トリコ」が2本立て3D映画化
2011年03月29日