2月5日から16日まで「平成25年度[第17回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が東京・六本木地区で開催される。前日4日にメイン会場の国立新美術館で内覧会が開かれた。会場ではアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で国内外4,347点の応募から選ばれた受賞作品と審査委員会推薦作品、功労賞受賞作品などを展示。会場は仕切りが無く、各作品が点在し、奥行きのある風景を見せる。天井には無数の白い糸が張られ、緩やかに下がり天井を作っている。会場構成は建築家の中村竜治が担当した。内覧会には、各部門の受賞者達が出席。マンガ部門大賞を受賞した「ジョジョリオン-ジョジョの奇妙な冒険Part8-」の作者・荒木飛呂彦氏は、「ジョジョは連載25年を超えた。その重みもあってうれしい」と感想から始めた。ファッショナブルなキャラクター、極彩色の色使い、そして「グッチ(GUCCI)」とのコラボレーションなどファッション界でも話題の同作だが、「ファッションはキャラの一部。キャラクターは海中でも帽子を脱がない。色使いは連載が始まった80年代に流行っていたヴェルサーチやモスキーノ、ミッソーニなどのイタリアブランドから影響されている」と説明。最後に「読む人の生活面、精神面に何かしらの影響を与えていると思う。間接的に日本が良くなることにつながればうれしい」と53歳とは思えない相変わらずの若々しい表情でコメントした。因みに何部まで構想があるかは未定とのこと。会場には原画やインスパイアされた音源などが展示されている。他部門の大賞は、アニメーション部門はユン/ローラン・ボアローによる「はちみつ色のユン」、アート部門はCarsten NICOLAIの「crt mgn」、エンターテインメント部門は菅野薫、保持壮太郎、大来優、キリーロバ・ナージャ、米澤香子、関根光才、澤井妙治、真鍋大度らによる「Sound of Honda / Ayrton Senna 1989」が受賞。それぞれ会場に姿を現した。会期中同館の他、東京ミッドタウン、シネマート六本木、イベントバー「スーパー・デラックス」で上映会、トークイベント、ライブパフォーマンスなど様々なプログラムが実施される。【イベント情報】平成25年度[第17回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展メイン会場:国立新美術館(その他、東京ミッドタウン、シネマート六本木、スーパー・デラックスでも開催)住所:東京都港区六本木7-22-2会期:2014年2月5日から16日時間:10:00から18:00(金曜日は20:00まで)休館日:2月12日入場無料
2014年02月04日その名のインパクトも強烈なら、エッジーなデザインワークも世界に注目されているクリエーター、ファンタジスタ歌磨呂。ジャパニメーション、サブカルチャー、アートを多彩に組み合わせ、広告デザインから初音ミクやゆずのPVディレクション、2013年にはカルチャー誌『WHAT’S A FANTASISTA UTAMARO!? by “QUOTATION”』をも発表し、この10月には第二弾を発表。更にはテキスタイルのデザインにも進出し、その布地を使った洋服も発表することに。それを記念し、伊勢丹新宿店2階センターパーク/TOKYO解放区で「WHAT’S A FANTASISTA UTAMARO !? ファンタジスタ歌磨呂POP UP SHOP」が10月29日まで期間限定でオープンしている。2次元のアートワークから、立体的なファッションへ。その流れについて聞いてみた。――映像やデザインワークを経て、今回、テキスタイル、そしてファッションへと活動の範囲を大きく広げられたのはどういう経緯なのでしょうか?もともと美術大学ではテキスタイルを専攻されていたとのことですが。僕は美大で織物を専攻していて、課題ではタペストリーなどを作っていたのですが、そのかたわら、織機にカメラを設置し、織られる過程をコマ撮りしてアニメーションにするなど、当時から創作のスタイルを一つに絞るということはしていなかったんです。テキスタイルからファッションという流れは今回たまたまの要素が強いのですが、テキスタイルパターンデザインは服にもなるし、インテリアにもなるし、それこそいつかはホテル丸ごとデザインできるかもしれないし。テキスタイルは衣・食・住ありとあらゆるものにインストールできるのが面白いと思うんです。大学の授業で初めて織物を作った時に強く感じたことがあるんです。まず、織機に触れることすら初めてに近いわけで、そりゃあワクワクしっぱなしなわけですよ。経糸を時間をかけて通して、シャトルを使って緯糸を入れて織物を作っていくのですが、その過程では、最終的にどういうものが仕上がるんだろう、こうやって布ってできていくんだなあとか、本当に胸がわくわくしてるんですよね。で、いざ完成して織り上げた生地を機から下ろし、出来上がった生地を見ると、何の変哲もない馴染み深い普通の布なんです。今まで頭の中で抱いていたキラキラしたものが突然にすべて去ってしまい、普通の布がただ、目の前にあるんです。幸せな青い鳥を取り逃がしたような、魔法が解けてしまったような気持ちでした。イメージとリアルの境界線がきっぱりと過程と完成の狭間で分かれてしまったんです。その時、人間の欲望の回路みたいなものに気付けた気がして、逆に感動したんですよね。想像力の果てには絶対に到達できない、だから何度も繰り返しつくり続けるのだろうっていう。すべての事象はトリミングされ、フレームの中に入っていくんですよね。胃の大きさも、人生さえもトリミングされていますよね。でも、何かをイメージし続けること、その想像力は、無限に永遠に続き、広がっていくんです。でも、それがリアルの場所に現れた瞬間、それはトリミングせざるを得ないんです。僕がテキスタイルに想いをはせるのはそこなんです。トリミングされていても、続いていくことが容易にイメージできる。魔法を失わずにいられる。ワクワクをギリギリまで失いたくない気持ち。僕にとって、無限に広がるパターンは、想像力そのものなんです。――去る9月にパリで開催されたテキスタイルの見本市「プルミエール・ビジョン」では、小松精練のブースから参加され、結果、テキスタイルコンペティション「PVアワード」でグランプリを獲得されました。色とりどりの迷彩色の中には「ドドドド」とカタカナの擬音語がデザインされているなど、正に「歌磨呂曼荼羅」と名付けたくなるようなユニークな世界観です。デザインのコンセプトはどういうところからきているのでしょうか?『ドドドド』はマンガの典型的な擬音語ですよね。僕が、アニメが好きなのは日本の宝っぽいところがあるからってのもありますが、グロテスクなものもリアルだと直視できないけど、アニメなどの二次元だと、すんなり見られるクッションのようなところが面白いなって思うんですよね。初音ミクのPVを手掛けたときも感じましたが、リアルに存在しないものなのに、人々が『いる』と信じる心や『いてほしい』と願う希望があるからこそ彼女は成立しているじゃないですか。二次元のそういう奇跡のような儚いものに魅力を感じるんです。僕の代名詞的作品に、『マンガカモ』という作品があるのですが、渋谷のスクランブル交差点を迷彩に見立てて作った作品なんです。渋谷のスクランブル交差点は1日100万人もの色んな人達が行き交ってて。渋谷だからいいでしょっていう『設定』のようなものがたくさんあって、とにかく何をしてても大丈夫という空気がそこには漂っている。女子高生は地べたに座ってメイクも出来ちゃうし、ナンパしてる人も躊躇しないくらいの人の量。僕のこの『マンガカモ』の柄は、何もない場所にあったら、目立ちすぎるくらい派手だけど、おそらく渋谷のスクランブル交差点なら、そこに紛れ込んじゃうと思うんです。違う場所ではそうではないけど、ある限定された場所では凄く普遍的なものとして捉えられてしまう不思議、みたいなことを形にした作品。しかも、芯が無く、表面だけが塗り替えられていく薄っぺらいコラージュなんです。でも、そこが面白い。例えば、コミケのコスプレ会場だったら、普段は恥ずかしがり屋さんでも、堂々と肌を露出して、コスプレを披露できるんです。その空間の中でなら、安堵にも似た勇気が持てるから出来ちゃうんです。スポーツジムだったら堂々と皆の前でエアロビできる、とかとか。そういう皆が無意識に想いを溶け込ませることのできる『設定』というのは世の中に実にたくさん溢れているんですよね。『ここでなら、これをしてもいいよね』と精神が自由になれるフィロソフィーみたいなものが渋谷のスクランブル交差点に流れているように感じたんですよね。その世界観をポップに表現したものが、『マンガカモ』なんです。――なるほど。それこそ「自由でいるための旗頭」なんですね。そうありたいと思っています。日本人って基本的にはどこか引っ込み思案で、外に向けてアピールをすることが不得手であったりしますよね。だからこそ自由を求めて『設定』を作っていくんです。『ここではこれはOK』という風呂敷を広げれば、そこに人はすぐに集まってくるんです。そして、その中で皆自由になれて自分を表現することができるんです。ちょっと分かりにくい例えかもしれないけれど、僕が愛する『機動戦士ガンダム』ではミノフスキー粒子という強力な帯電機能を持った微粒子があることによって長距離無線やレーダーの使用が不可能になり直接戦闘しかできないんですよね。でも、それって制作者側がロボット達を肉弾戦させるためにつくった設定なんですよ。でも、設定を設けることである意味その世界はリアリティーを持っていく。行為に責任を持つための『設定』を用意することで、安心してその行為に漬かれるんです。この世界にもそういった『設定』はすごく多く存在しているんですよね。そういう世界に潜む面白い設定に出合いたくて、僕はものづくりをしているのかもしれません。――そして歌磨呂さんのアートワークに接することで私達にニュータイプになれと?そこまで押しつけがましくするつもりはないです(笑)。――今回、デザイナーとのコラボでコートやダウンなど様々なアイテムが出来上がりましたが、そこにおいては何か注文はされたのですか?いえ、全くご自由に、デザインしてくださいとお願いしました。コートは表から見ると全く分からないけれど、風が吹いたり、脱いだりすると裏地にド派手なテキスタイルがあるところがすごくいいですよね。――『WHAT’S A FANTASISTA UTAMARO!? by “QUOTATION”』の第二弾も発表され、今後はどういう方向に向かっていくのでしょうか?エミリオ・プッチのようなテキスタイルを主軸としたブランド化も考えていらっしゃいますか?先ほどお話したようなコンセプトで、まずオリジナルのパターンのピースがあって、それがアート作品としてまず存在し、それがつながることで無限増殖するパターンになるというストーリーをコンセプトにして続けていきたいと考えています。ですが、先にテキスタイル作っちゃってるので順番が逆なので、そうなるように今は必死で作品を作っています。テキスタイル≒デザインではなく、もっと広くアートの文脈に落とし込んで展開していくことは可能だろうか。その先にファッションがあって、インテリアがあって、何か面白いことがある。いろんな可能性はが無限に広がっていければいいなと思っています。日本の広告やデザインの現場は、クオリティーがとても高いですが、すごく保守的なイメージがあるんですよね。内に向けて作っているばかりではちっとも世界には知られていかない。広告祭で賞をとっても、そんなのはその関係者しか見ないですからね。僕には自己満足にしか思えないことが多い。それは全く悪いこととは思わないけれど、もっと限定せず360度外に向けてものを作っていった方が、驚きもあるし、感動も共有できたりして単純に面白いと思うんです。マンガやアニメなど日本のオリジナルの文化を軸にそこから広がる僕らの文化を、いわば“Represent Japan”という改革を起こす1人になれたら最高ですね。
2013年10月23日楽しそうな雰囲気もポイント「食べ放題ツアー」は、楽しくおいしく旅ができるということで幅広い世代に人気です。できることなら、たっぷり大食いを楽しめる人と一緒に行きたいものですよね。そこで今回は、431名のマイナビニュース会員の男性に、一緒に食べ放題ツアーに行きたい大食い芸能人をアンケート。食べ放題がより満喫できそうな芸能人がラインナップしました。>>女性編も見るQ.一緒に食べ放題ツアーに行きたい大食い芸能人を教えてください(複数回答)1位石塚英彦52.2%2位ギャル曽根16.0%3位彦摩呂5.8%3位宇都宮まき5.8%5位ジャイアント白田5.3%6位パパイヤ鈴木5.1%■石塚英彦・「食べるのを見ているだけでも楽しそう。人柄もよさそう」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「コメントや食べるときのマナーを守っていて信頼できる」(24歳/人材派遣・人材紹介/営業職)・「リアル"まいうー"を聞いてみたい」(28歳/情報・IT/クリエイティブ職)■ギャル曽根・「あの食べっぷりは、近くで見てみたい」(40歳/商社・卸)・「どんな食べ物でもおいしそうに食べるうえ、全く暑苦しさを感じさせないところがいいと思うから」(41歳/機械・精密機器/技術職)・「早食いでもなく、食べ方が上品。つられて自分もかなり食べられそうだから」(42歳/その他/秘書・アシスタント職)■彦摩呂・「名言を生で聞いてみたい」(47歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「食べ物の知識が豊富そうだから」(27歳/運輸・倉庫/技術職)・「味の解説もしっかりしてくれそう」(26歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■宇都宮まき・「かわいいから一緒に行ってみたい」(29歳/食品・飲料/技術職)・「かわいくて一緒に食事をするのが楽しくなりそうだから」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「いつも楽しそうに食べている姿に好感が持てる」(35歳/学校・教育関連/事務系専門職)■ジャイアント白田・「食べるときのノリがいいから」(41歳/電機/技術職)・「店のものを全部食べつくしてほしい」(40歳/通信/営業職)・「食べ放題の中でもおいしいものやお得なものを知っていそう。余計なコメントとかがなさそうなのもいい」(26歳/学校・教育関連事務系専門職)■パパイヤ鈴木・「落ち着いた雰囲気で楽しめそうなので」(26歳/電機/技術職)・「会話がはずみそう。気遣いもしてくれそう」(30歳/電力・ガス・石油/技術職)・「ちょっと多く取りすぎても、代わりに食べてくれそうだから」(33歳/情報・IT/クリエイティブ職)■番外編:男同士楽しく盛り上がれそうな芸能人が人気・松村邦洋「野球が好きなので、一緒に語り合いながら食事が楽しめそう」(30歳/機械・精密機器/技術職)・小林尊「一緒にいても静かに食べられそう」(24歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・藤田憲右(トータルテンボス)「食べている姿も面白そうだから」(32歳/小売店/販売職・サービス系)総評1位に輝いたのは「石塚英彦」でした。大食いといえば石ちゃんという人多数。なんでも笑顔で食べてくれる印象が強いようです。ただそれだけでなく、人柄やマナーなど人間的な評価も高く、最後まで気持ちよく食べられそうという声が多かったです。2位は「ギャル曽根」でした。大食いだけれど食べ方が上品で、一緒に食べても楽しそうという人がたくさん。3位は、「宝石箱や~」などの名言が飛び出しそうな「彦摩呂」、キュートな大食い「宇都宮まき」がランクイン。ただ食べるだけでなく、プラスアルファの魅力がある人に人気が集まりました。5位は、フードファイターの「ジャイアント白田」。ひたすら食べる姿を見てみたいという人が多いようです。6位は「パパイヤ鈴木」。現在はダイエットに成功していますが、以前共演していた石塚さんとのコンビ復活を願う声もありました。番外編で注目は「松村邦洋」。野球の話で盛り上がったり、ものまねを披露してくれたり、食べる以外でも楽しませてくれそうという意見多し。食べ放題といっても、ただ食べるだけではないので、全体的に人柄もよさそうな芸能人がランクインした結果となりました。あなたなら、誰と一緒に食べ放題に行きたいですか?(文・OFFICE-SANGA二宮由紀子)調査時期:2013年3月23日~2013年3月30日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性431名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】一緒に旅してみたい旅・紀行番組でおなじみの芸能人ランキング【男性編】一緒に旅すると心強い日本アニメのヒーローランキング【男性編】海外に行くときに通訳してほしい芸能人ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年04月22日フェリシモはこのほど、2012年のサンタクロースを選ぶ「サンタクロース大賞 2012」を開催し、30日まで投票を受け付けている。「サンタクロース大賞」は、その年たくさんの人たちに勇気やしあわせを与えてくれた人や、未来のしあわせのために世代を超えた贈りものをしてくれた人を、その年のサンタクロースとして選び、表彰するという企画。選ばれた人には、記念品と表彰状を渡し、同社から感謝を伝えるという。9月より同社の利用者や一般の人より「今年一番”サンタクロースな人”」を募集し、同社のプロジェクトメンバーによる1次選考会を実施、10名の最終選考候補を選んだ。最終選考候補に選ばれたのは、嵐(歌手)、スギちゃん(タレント)、山中伸弥(医学者)、なでしこJapan(サッカー選手)、綾野剛(俳優)、関ジャニ∞(歌手)、内村航平(体操競技選手)、SMAP(歌手)、吉田沙保里(レスリング選手)、荒木飛呂彦(漫画家)の10組。11月30日までの最終投票を経て、12月中旬にサンタクロース大賞選考委員会を行い、2012年のサンタクロースを決定する。投票は、同社「サンタクロース大賞2012」Webサイトにて受け付けている。なお昨年の受賞者は、「サンタクロース大賞」が東日本大震災の復旧・復興に携わった自衛隊員のみなさん、「特別賞」がなでしこJapan、「フェリシモ賞」がブータン国王夫妻だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日埼玉県草加市で「第10回B級ご当地グルメ王決定戦」が開催される。開催日時は11月23日(金・祝)の10:00~15:30まで。会場は綾瀬川左岸広場。参加グルメは、餃子入り高麗鍋や、丼物、うどん、カレー、つけめん、焼きそば、コロッケ、から揚げ、まんじゅう、プリンなどバラエティー豊かな品ぞろえ。その数は36品目にのぼる。決定戦のルールは、100円または300円のグルメを購入すると「こはぜ」という行田市名産の足袋につける金具がもらえるので、それを出場グルメの投票箱に入れるというもの。最も多くの「こはぜ」を集めたグルメが「第10回埼玉B級ご当地グルメ王」に輝く。同時開催イベントとして、埼玉県各地のPRや名産品、農産物の販売を行う「埼玉県物産観光展」や「草加市・埼玉県東部地域物産展」も行われる。そのほか、ステージイベントも開催される。埼玉県のご当地キャラ軍団が会場を盛り上げる「ゆる玉応援団」や、エコや地球環境をテーマにした歌を披露する「エコうたユニットにゃんたぶぅ」、「草加よさこいを育てる会」による演舞、「どどん太鼓連盟」による和太鼓の演奏が行われる。さらに会場では番組収録も行われ、西尾夕紀の「歌謡&ものまねショー」や、「埼玉徹底応援オシどきっ!」の収録ではグルメリポーターの彦摩呂もやってくる。イベント詳細は埼玉県観光課ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日荒木飛呂彦による人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の連載25周年を記念して、「荒木飛呂彦 原画展ジョジョ展」が荒木さんの故郷であり作品ともなじみの深い宮城県仙台市を皮切りに東京、そしてイタリアのフィレンツェで開催されることが決定。7月5日(木)に記者会見が行われ、荒木さんを始め、主催の集英社の代表取締役社長・堀内丸恵、仙台市副市長・伊藤敬幹、「GUCCI JAPAN」CEOのクリストフ・ドゥ・プゥスが出席した。「ジョジョの奇妙な冒険」は1987年に週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載が開始され、現在も「ウルトラジャンプ」にて第8部を連載中。ジョースター家の血縁と因縁を描き、登場人物たちが操る“波紋”や“スタンド”と呼ばれる特殊能力も人気を呼び、シリーズ累計発行部数はで7,500万部を超えている。荒木さんにとって国内での本格的な原画展は今回が初めてとなるが、「漫画は印刷されたものを評価されるものですが、原画の中には演劇や音楽のように“ライヴ感”が封じ込められていると確信しています。みなさんにそれを見ていただけるのは光栄。30年間育てていただいた集英社、漫画界、そして読者のみなさんに感謝しております」と喜びを語った。特に仙台市は荒木さんの故郷でるということに加え、第4部と第8部の舞台である“S市杜王町”のモデルとも言われており、7月28日(土)より「せんだいメディアテーク」で開幕する当地での展示は「荒木飛呂彦 原画展ジョジョ展 in S市杜王町」と銘打たれ、第4部&第8部の特別展示など、杜王町にフィーチャーした展示が行われる。特に第8部は東日本大震災を思わせる大震災後の世界で復興を志す主人公の姿を描いていることもあり、“仙台から東北を盛り上げたい”という仙台市の要請を荒木さんが快諾して今回の企画が実現した。荒木さんは「育ててもらった仙台で原画展を開けるなんて夢にも思っておらず、感激しています。再生の気持ちや元気を与えられたら」と故郷への思いを口にした。仙台に続く東京での展示は10月6日(土)から11月4日(日)の日程で森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ内)で開催。さらに、日程などの詳細は未定ながら、イタリア・フィレンツェにGUCCIが設立した「GUCCI MUSEO」でも展示を行うことに。本作の第5部はイタリアを舞台にしており、さらに荒木さんとGUCCIの結びつきも深い。昨年、荒木さんがデビュー30周年、GUCCIが創業90周年を迎えたことを記念し、人気の個性派キャラクター・岸辺露伴を使って「岸辺露伴 グッチへ行く」というコラボレーションを集英社が刊行する「SPUR」上で展開。GUCCI新宿店でも「岸辺露伴 新宿へ行く」と題した展示を行ない、2万3千人が来場した。ドゥ・プゥスCEOは「フィレンツェに美しい驚きを与えることができると思います」と期待を込めて語った。また7月30日(月)から8月9日(木)まで、GUCCIと荒木さんによるチャリティオークションも開催されることになり、GUCCIが提供したスニーカーに荒木さんがイラストやサインを入れたレアグッズなどを出品。売上金は仙台市を通して被災した子供たちの支援のために寄付される。そのほか、大日本印刷のAR技術と呼ばれる技術による、映像を駆使した展示や、Googleの協力による、「Google+」上での初の公式ファンサイトの設立など様々な企画が進行中。荒木さんはこの日、公式ファンサイト企画のために新たに考案した新スタンド「リモートロマンス」を発表したほか、仙台、東京、フィレンツェの各原画展のキービジュアルとして描き下ろしたイラストを披露。七夕をイメージしたものや、富士山、タンポポを取り入れたデザイン、キャラクターにGUCCIのアイテムを着用させたものなど色鮮やかなイラストがお目見えとなった。報道陣からは、原画展についてのみならず、52歳とは思えない荒木さんの若々しさの秘訣を問う質問も飛び出したが、荒木さんは「最近、よく聞かれる質問NO.1です(笑)。東京の水道水で毎朝顔を洗っていますが」と苦笑い。25年もの長きにわたり連載を続けられたことについて、先輩漫画家の秋本治氏に教えられたこととして「規則正しい生活」と答えた。今後については「一生懸命やるだけ。漫画家は漫画を描くもの」とニッコリ。個人的に好きなスタンドが「ハーヴェスト(第4部登場)」であることも明かされ、意外なチョイスに会場は笑いに包まれた。またこの10月より「ジョジョの奇妙な冒険」がアニメーションとして放送されることも決定。さらにPS3で「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」というソフトが2013年に発売されることも正式に発表された。仙台展「荒木飛呂彦 原画展 ジョジョ展 in S市杜王町」はせんだいメディアテークにて7月28日(土)より8月14日(火)まで開催。東京展「荒木飛呂彦 原画展」は10月6日(土)より11月4日(日)まで森アーツセンターギャラリーにて開催。フィレンツェ展はGUCCI MUSEOにて開催(詳細は未定)。
2012年07月05日旅行のいちばんの楽しみといえば、なんといっても「食」。ただ、初めての土地で味・値段ともに満足するお店を探し当てるのは至難のワザ。そこで、全国のうまいものを食べつくしたグルメ王、阿藤 快さん・彦麻呂さんに、まちがいのない食旅を提案してもらった。阿藤さんがオススメするのは、日本屈指の“美味いもの”を、現地まで出向いて食す旅。交通費もかかるし、下調べも大変なのでお手軽とは言えないが、「バブルの頃に比べてかなり安く食べられる今がチャンス」だという。厳選食材は以下の通り。■間人(たいざ)ガニ「これはすごいウマい。砂糖水かけたみたいに甘いよ。間人ガニをとれる船は4~5隻しかないから、水揚げも少ないわけ。しかも冬の日本海は時化るし。カニがとれるかとれないかは時の運というのもいいよね。宿は間人ガニを食べさせてくれる所に泊まるのが一番。バブルの頃は1泊10万円くらいしたけど、今は4万円くらいで泊まれるんじゃないかな」■鮭児「鮭児は知床から網走あたりでとれる、1万匹に1~2匹しか交じっていないというすごく珍しい鮭。これが抜群にウマい。甘みが全然違う。この前も行って食べてきたけども、これも値段が下がってる。昔は鮭児定食が1万円以上してたのが、今なら3,000円ちょいだからね。もしくは漁師さんの家の冷蔵庫には必ず1本ぐらいは入ってるから、仲良くなってそれをいただくのもいいかもしれないな(笑)。オホーツク海に降る雪の釧路本線もいいもんだよ」■大間のマグロ「ほとんどは築地市場に行っちゃうんだけど、小ぶりのマグロは土地に残してあるんですよ。でも下北半島の最北端だから、行くのはなかなか大変。電車がないからバスで行くしかない。函館からフェリーの方が便利かもしれないな。宿は探せば見つかるはず。冬の下北半島のすごい景色もお楽しみ。雪なんか風で飛んでっちゃうんだから」■飛騨牛「飛騨は寒暖の差が激しいので、脂肪が自然に入る。だから甘みがあってうまいんだ。キレイに入ったサシがさっぱりしてて。全国にはいろんなブランド牛があるけど、やっぱり飛騨牛はうまいなぁ。飛騨高山に、JAひだが出している味蔵天国っていう焼き肉屋さんがあるんだけど、そこだと安く食べられます。東京だと、銀座に銀座馬喰一代という飛騨牛を一頭買いして食べさせる店がある。あとは資生堂パーラーね。ザギンもいいけどさ……、なんだかなぁ(笑)。やっぱりわざわざ飛騨に行って食べるのがいいじゃない。飛騨高山の温泉に行くのもいいし、白川郷もあって、観光もできるしね」阿藤 快(あとう・かい)1946年神奈川県生まれ。大学卒業後、俳優座舞台部に入団。仲村敦夫氏の誘いで俳優に転身。70年から続いている長寿番組『遠くへ行きたい』や、『ぶらり途中下車の旅』などに出演し、現在は旅番組での案内役、グルメ番組のリポーターとしても活躍中。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月29日SPUR 2011年10月号【発売日】8月23日【特集】SPUR×GUCCI×荒木飛呂彦「岸辺露伴 グッチへ行く」1)東京・関西 このインテリアショップがいい!2)SPURMENの大阪食い倒れこの雑誌の付録をチェック!「ミナ ぺルホネン ジェリービーンズ柄扇子」大人気テキスタイル、ジェリービーンズ柄が可愛い扇子。ピンク、イエロー、オレンジ、ブルー、グレー。やさしいカラーパレットが、爽やかな風を運んでくれる。コラボブランド:ミナ ぺルホネンサイズ:全長21cm出版社:集英社ISBNコード:4910046871013情報提供元/ヤナダイ株式会社
2011年08月24日昔から映画が大好きで、妻でタレントの向井亜紀と一緒によく映画館に行くという高田延彦。ストーリーやキャラクターがしっかりしている映画を好んで観るそうだが、元総合格闘家、現在は高田道場の代表である彼が「観たい!」と思うのはやはりアクション系。最近は『タイタンの戦い』に心奪われ、DVDリリースの宣伝を買って出た。“最強の男”としてその名をリングに刻んできた高田延彦に、スペクタクル映画の原点と言えるアクション・アドベンチャー『タイタンの戦い』について語ってもらった。古代ギリシャ世界──主人公・ペルセウス(サム・ワーシントン)が、愛する家族を神ゼウスに殺されてしまうという悲劇から物語は始まり、神に復讐を誓うペルセウスの“負のエネルギー”が元格闘家の高田さんを刺激した。「ペルセウスが戦いに向かう動機は負から始まっているんです。そういう負のエネルギーが戦わざるを得ない状況に直面する男の糧になる。そんな彼の内面(感情)がこの映画の魅力ですね。動機となる事件、船が沈むシーンはリアリティがあって本当に切なかったし、ペルセウス役のサム・ワーシントンの青くさい感じもいい。彼が出ている『アバター』も観ているけれど、ああいった大作に出ていても強いイメージが付いていない。だからこそ『タイタンの戦い』もすんなりと観ることができたと思うんですよね」。『ターミネーター4』と『アバター』(主演)で注目を集め、続く『タイタンの戦い』でも主役に大抜擢。競争率の激しいハリウッドで、一気にこれだけの躍進を遂げるのはほんの一握りだ。現在サムは34歳。決して早いとは言えない年齢でのブレイクだが、だからこそ高田さんの言う「青くささ」が良い意味で消されることなく、彼の長所となっているのかもしれない。そんなサムを「今後も注目していきたい俳優」だと期待を寄せる。しかし一方では「この俳優が出ているから」、「この監督の作品だから」という見方を避けているのだと“高田流”映画の見方を伝授する。「僕はいつも映画のチケット代金の1,800点(円)満点で採点するんです。もちろん作品によっては1,800円返せ!って思うこともあるし、2,000円でおつりいらないよ!って言いたいくらい満足できるときもある。昔からメル・ギブソンが大好きでね、『マッドマックス』とか『ブレイブハート』とか彼の作品は結構観ているんです。でも、中にはチケット代を全額返せっ!て言いたくなる作品があって(苦笑)。それ以来、俳優や監督で観るという見方をしなくなった。観た人に感想を聞いたり、雑誌の星取り表を参考にしたり、リサーチしてから観るように。満点を付けたいと思う作品には滅多に出会わないけれど、『タイタンの戦い』は限りなく1,800点に近い作品だったのは間違いないですね」。高田さんが『タイタンの戦い』に高得点を付けた理由のひとつには、元格闘家も唸らせるサム・ワーシントンの鍛え上げられた肉体、そこから生み出される身体能力の高さもあった。「一発でペガサスに乗ってしまうあの身体能力があれば、格闘家の世界でもトップを狙えますよ(笑)。あれだけしなやかに動けるというということは、かなり準備している証拠。というのは、この手のアクションものの中には、ファイトシーンだけが嫌に目に付いてしまう作品もある。アクションの流れがぎこちなかったりね。けれど彼の場合はものすごく自然。スムーズに視界に入ってきているということは、相当な準備をしていたはず」と、サムを絶賛。さらに「ペルセウスの最初の表情と最後の表情が別人のように違う。その違いをぜひ見比べてほしい」と、役者としての演技力も見逃してほしくないと加える。今年は3D元年と言われ、次々と3D映画が公開。この『タイタンの戦い』も3D上映された。すでにブルーレイ&DVDセットが発売中だが、10月6日(水)には3D&2D ブルーレイセットもリリース予定。高田さんも「3Dによって自分がその場にいるような臨場感が味わえる。まさにこういう作品は3Dにぴったり」と、体感型の映画としても高得点を付けた。そして、臨場感ある映像によって深く作品に入り込めるからこそペルセウスの闘志に感動できたと言葉に力を込める。「リングで戦うときに僕が大切にしていたのは、恐怖を知ること。前に進むために必要なのは、恐怖をどう克服するかということなんです。武器を装備して(身体を鍛えて)、相手にどれだけの恐怖心を与えられるか──恐怖にのみ込まれずにね。ペルセウスもそうだったと思う。彼と一緒に闘ったやつらも勇敢だった。印象に残っているシーンは数え切れないほどあるけれど、目の前にスコーピオンみたいな巨大な魔物が現れたら、僕は真っ先に逃げるだろうし、メデューサとは絶対に戦いたくない。目を見ずに戦うのは難しいからさ(笑)。戦ってみたい相手?そうだな……やっぱりペルセウスだね」。(text:Rie Shintani)タイタンの戦い ブルーレイ&DVDセット価格:3,980円(税込)発売中タイタンの戦い 3D&2D ブルーレイセット(2枚組)価格:4,980円(税込)発売日:10月6日(水)発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト:© 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.■関連作品:ターミネーター4 2009年6月6日、7日先行公開、6月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SONY PICTURES DIGITAL INC. ALL RIGHTS RESERVED.アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedタイタンの戦い 2010年4月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】カニエ、毎週金曜リリース宣言!『アバター』続編は…ティーン・チョイス・アワード発表!2冠のサンドラ・ブロック、自身の十代を懐かしむジョニー&「SATC」4人組…写真でふり返る来日ハリウッドスター2010年上半期ジェームズ・キャメロン監督、ブラジルで「リアルライフ・アバター・バトル」に参戦『タイタンの戦い』サム・ワーシントンが語る“サムの小さな三部作”
2010年09月01日