森永乳業の人気チルドカップコーヒー「マウントレーニア カフェラッテ~深い癒やしパッケージ~冬」に、ジャイアントパンダの赤ちゃん「楓浜」の新パッケージが仲間入り。2021年11月15日(月)より順次、全国発売される。「マウントレーニア カフェラッテ~深い癒やしパッケージ~」は、「マウントレーニア カフェラッテ」と、全国の動物園や水族館のコラボレーションで実現した“癒し系パッケージ”のドリンク。動物の赤ちゃんを主役にしたデザインが特徴で、新作の冬パッケージには、和歌山の動物園・アドベンチャーワールドで誕生したジャイアントパンダ「楓浜」が夏に続き登場する。今回の新デザインは、“ごろん”と楓浜が横たわる愛くるしい姿が魅力的。「マウントレーニア カフェラッテ」のコク深いカフェラテの味わいはそのままに、たっぷりの癒しをとじこめたドリンクで、ほっと一息コーヒーブレイクを楽しんでみてはいかがだろう。【詳細】「マウントレーニア カフェラッテ~深い癒やしパッケージ~冬」発売日:2021年11月15日(月)週より順次発売展開:全国
2021年11月18日『ドラゴン桜』の真面目な優等生役で一躍注目を集めた女優の志田彩良さん。主演映画『かそけきサンカヨウ』も公開し、次にブレイクするのは彼女と各方面から期待の声が上がっています。そんな志田さんはどんな女の子なのでしょうか。次世代ヒロインの素顔に迫りました。性格はマイペース。小さい頃の夢は薬剤師さんでした――小さい頃はどんなお子さんでしたか。母からはマイペースだとよく言われていました。また、迷子常習犯だったらしいです。自分でも記憶しているのが、家族でショッピングセンターに行ったときのことです。お店からトイレまで近かったので、私ひとりでトイレに行ったのですが、トイレから出た瞬間、右から来たのか左から来たのかわからなくなって、近場でも迷子になってしまうような子供でした(笑)。――家族のみなさんとは仲が良いんですか。とても仲が良いです。父も母もとても面白い人で、兄はすごく優しくて、なんでも妹の私に譲ってくれる人です。そんな優しい家族に育てられたこともあって、今も性格はすごく末っ子体質(笑)。お仕事のときは周りのみなさんにご迷惑をかけないよう(に)早め早めの行動を心がけていますが、普段の私は…今でもマイペースなままです(笑)。――小さい頃の夢はなんですか。薬剤師になりたかったです。仲の良かった女の子の友人がお医者さんを目指していて。その子がやっている病院の横で、私は薬局をやるねという話をよくしていました。――当時は芸能界に入りたいという気持ちはなかったんですか。まったくありませんでした。恥ずかしがり屋だったので、まさか自分が人前に立つ仕事をすることになるとは思っていませんでした。――それが、小学6年生のときにお母さまがネットにアップした写真がきっかけで、今の事務所からスカウトされることに。本当にびっくりしました。ただ、その頃からテレビドラマをよく観るようになって。なんとなく私もこういう仕事ができたらな、と興味を持ちはじめていた時期でした。その頃、『14歳の母』を毎週欠かさず観ていました。なので、声をかけていただいたときは、素直にやってみたいと思いました。――最初はモデルからスタートしたんですよね。はい。事務所に入るときから、お芝居がやりたいですという話はしていたのですが、その前に表情の勉強になるから雑誌のモデルさんをやってみようかと当時のマネージャーさんに言われて、『ピチレモン』で専属モデルのお仕事をさせていただくことになりました。――そして、2014年、短編映画『サルビア』で女優デビューにして初主演を飾りました。初めての演技はいかがでしたか。すごく楽しかったです。カメラの前でお芝居することや事故に遭う役だったので、特殊メイクをしたのですが、何もかもが初めてだったので、ワクワクしていました。初めて完成した映画を観た時、画面の中に私がいることが信じらませんでした。不思議な気持ちでいっぱいでした。『ドラゴン桜』の藤井くんみたいな意地悪な役もやってみたい――どの作品もそれぞれ思い入れがあると思いますが、中でも転機になった作品といえばなんですか。高校生のときに出演させていただいた『パンとバスと2度目のハツコイ』という映画が印象に残っています。この作品で、初めて今泉(力哉)監督とご一緒させていただきました。今の私の中にあるお芝居の軸は、今泉監督の現場でつくっていただいたものなので、そういう意味でも思い入れがありますし、改めてお芝居が好きということが再確認でき、こんなに楽しい仕事に参加できて感謝しています。――今泉監督はどんな方ですか。役者の意見を聞いてくださる方という印象があります。今泉監督はよく「今のシーン、やりにくくなかった?」と現場で確認してくださいます。正直、監督に話しかけることは勇気がいり、どうしても躊躇してしまうところがあるので、監督から話しかけてくださることが、ありがたかったですし心強かったです。そして、役者の意見を監督が聞いて下さったときに、ちゃんと自分の考えを持っておかないといけないということを学んだのも、今泉監督の現場でした。ただ言われたことをやるだけではなく、自分はどのように演じたいのか、ちゃんと意見を持って、時にはそれをしっかり相手に伝えること。そういうことをもっとできるようになりたいと、今泉監督とご一緒してから考えるようになりました。――今年は『ドラゴン桜』が注目を集め、志田さんにとっても飛躍の1年になったのではないかなと思います。この仕事を始めて10年になりますが、今まででいちばん濃い1年でした。『ドラゴン桜』をはじめ、バラエティ番組にも初めて出演させていただいて、私の知らない世界を知ることができました。最近は楽しいお仕事をたくさんやらせていただいて、おかげさまで本当に充実しています。――バラエティ番組に出るのは楽しいですか。楽しいです!お笑いが大好きです。最近はニューヨークさんにハマッていて、『NEWニューヨーク』を毎週欠かさず観ています。また、バナナマンさんと千鳥さんのファンなので、いつかご一緒したいです!――今後どんな女優になっていきたいですか。特定の役やイメージの強い女優さんも素敵ですが、私はいろんな役が演じられる、色のない女優さんになりたいです。これまで真面目な子や、何か問題を抱えている役を演じることが多かったので、今後は狂気的な役や今ドキギャルなどの全く違うキャラクターに挑戦いたいです。――確かにギャルをやっている志田さんは新鮮です(笑)。私は全くギャル要素がないので、役で演じてみたいです。なれることは役者の特権だと思います)。そういう意味では意地悪な役もどんどん挑戦したいです。『ドラゴン桜』で言うと鈴鹿さんが演じた藤井くんみたいな。人の虫カゴを蹴ることは、私生活では絶対にできないので、ドラマの中で体験してみたいです(笑)。<志田彩良をもっと知るためのAtoZ>Anniversary(大事な記念日といえば?)誕生日です。7月28日生まれなのですが、偶然見かけた車のナンバーが728だったり、ふと時計を見たら7時28分だったり、よく728という数字の並びを目にします。調べたら、そのような数字をエンジェルナンバーと呼ぶそうで、私のエンジェルナンバーはおそらく自分の誕生日だと思います。Book(好きな本は?)茨木のり子さんの『おんなのことば』という詩集です。もともと詩集が好きでいろいろ読んできましたが、その中でも茨木のり子さんの言葉は優しさの中に鋭さがあって、強く自分に刺さります。また、渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』も好きです。Cry(最近泣いたことは?)ある作品のオーディションで「最近、自分の中で一番印象に残っている作品は?」という質問があり、『ドラゴン桜』と答えました。私、『ドラゴン桜』の撮影初日に、共演者のみなさんのお芝居の上手さに圧倒されて、すごく悔しかったです。その話をしていたら、当時の悔しさが甦ってきて、オーディションにも関わらず大号泣してしまって(笑)。終わってから恥ずかしくなりました。Desire(今ほしいものは?)Desire(今ほしいものは?)演技力と語彙力です。このようなインタビューの場でもなかなか思うように言葉が出てこなくて。他の役者さんのインタビュー記事を読んでいると、素敵な言葉を使える方は考え方も素敵なんだろうなと憧れてしまいます。私も詩集を読んで、もっと自分の語彙力を高めたいです!Eat(きのう何食べた?)昨日は現場でお弁当を食べて、夜は帰宅したのが遅かったので、コンビニで野菜タンメンを買って食べました。コンビニはよく行きます。半生ドライフルーツ柿とクリームチーズを一緒に食べるとめちゃくちゃ美味しくて、見かけたらつい買ってしまいます。いつも行くお店には2つぐらいしか置いてなくて。私が毎回買い占めるせいか、ある日突然大量の半生ドライフルーツ柿が入荷されるようになりました(笑)。Family(家族との思い出といえば?)小さい頃、毎年軽井沢にある祖母の家に家族みんなで遊びに行ったのですが、軽井沢に向かう車の中でよく兄と後部座席にタオルを上からかぶせてテントみたいにして、その中でオリジナルの歌をつくって歌っていました。私にとって家族はいちばん応援してくれている存在であり、いちばん相談できる相手でもあります。私のことを私を知ってくれているのが、家族。大好きです。Gift(うれしかった贈り物といえば?)2歳の頃に祖父母からもらったピンク色のタオルは今でも寝るときに使っています。バスタオルくらいの大きさで、それがないと眠れません(笑)。だから、ホテルに行くときも必ず持っていきます。小さい頃はそのタオルのはしっこを噛むのが好きで、よくかじっていましたが、今でもその噛み跡が残っていて。もうボロボロなのですが、いっぱい思い出がつまっているので、絶対に手放せないです。Habit(うっかりやってしまう癖は?)ドラマのメイク中、共演者のみなさんと話している時に、無意識に話している相手の顔を向いてしまい、 「前向いて〜!笑」とよくメイクさんに両手で顔を前に向き直されています。普段も相手の目を逸らさずに話を聞いてしまい、友達から「少しは目逸らして話してよ」とよく言われています。Imposible(これだけはできないことは?)虫を食べることです。虫が大の苦手なので、触ることもできません。部屋にクモが出たら、どんなに小さくても大声で家族を呼びます(笑)。Kasokekisankayou(『かそけきサンカヨウ』の撮影の思い出といえば?)妹役のひなたちゃんがパンを食べているシーンで、カットがかかって新しいパンに変えたら、もともと食べていたパンの形がお気に入りだったらしくて、「あのパンじゃないと嫌だ」って泣き出してしまいました。そして、最初に使ってたパンを出演者・スタッフさん総出で探すというプチ事件がありました(笑)。ひなたちゃんは、めちゃくちゃ可愛い怪獣みたいな女の子でした。末っ子の私にとっては本当の妹みたい存在で、よく休憩中も遊んでいました。そしたら、ひなたちゃんが「お姉ちゃん大好き」と書いた手紙をくれて、ますます大好きになりました(笑)。Learing(今学びたいことは?)韓国語を学びたいというより学んでいます。きっかけは、Netflixで配信している韓国ドラマ『わかっていても』にドハマりして、そこから韓国ドラマをよく観るようになりました。韓国語を覚えられたらもっと楽しいだろうなと思うようになり、ドラマを観ながら、ノートに韓国語を書いて勉強中です。Music(今日聴いてきた音楽は?)さきほどまでメイク中にoasisの曲を聴いていました。『かそけきサンカヨウ』の撮影中に鈴鹿央士くんと遠藤雄斗くんがoasisの話をしていて、そこから聴くようになりました。最近、『オアシスネブワース1996』という映画を観て、ますますハマりました。Night(お気に入りの夜の過ごし方は?)友人との電話です。今はなかなか直接会えないので、代わりに電話でマシンガントークをしています。最長10時間ぐらい電話したこともありました。お互い何かしながら通話しているので、無言の時間もあるのですが、それもなんだか居心地がいいです。また、グループ通話が多いんですけど、夜中だと大抵誰かしら寝落ちしています(笑)。Oshi (推しはいる?)ワン・ダイレクションのリアム・ペインさん!中学生のときにバラエティ番組でワン・ダイレクションの曲が流れていて、調べてみたのがきっかけなのですが、メンバーの顔を見たらリアム・ペインさんがカッコよすぎて一目惚れしました(笑)。人生でいちばんハマッたグループです。Propose(プロポーズされるならなんて言われたい?)シンプルに「結婚しよっか」って言われたいです。憧れは、私の両親のプロポーズ。お風呂上がりの母に父が「結婚してください」と告白したらしいです。もちろん夜景の綺麗なレストランなどの非日常的な場所でプロポーズされるのも素敵ですが、何気ない日常の場面で突然プロポーズされたらドキッとするだろうなと思いました。両親は本当に仲が良くて、今でも休みの日はよく2人で出かけています。こんな夫婦になりたいなと思える、私の理想です。Queer(自分のちょっと変わっているなと思うところは?)Queer(自分のちょっと変わっているなと思うところは?)変なところが潔癖で、口に入るものだけはすごく神経質です。今はあまり気にならなくなりましたが、回し飲みなどに少し抵抗がありました。Room(お部屋のこだわりは?)物を置かないことです。3年前ぐらいにベッドも捨てて、今はマットレスだけです。机もないですし、家具らしい家具は何もないです。その方が掃除もしやすくて楽チンです。Scent(好きな香りは?)パクチー。味も香りも大好きで、何にでも乗せちゃいます。Thrift(節約は得意ですか?)日頃からあまり無駄なものはあまり買わないようにしているので、得意だと思います。ですが、好きなものには少しお金をかけてしまうところがあります。ガチャガチャが大好きで、少し高い800円のガチャガチャがあったのですが、ゴッホの絵がガチャガチャサイズになっていて、可愛くてついやってしまいました(笑)。Unrest(不安の解消法は?)友達から「不安に思ってることは大体起こらないよ」と言われたことがあって。確かに今までのことを思い返してみても、こうなったら嫌だなと思ったことってあまり現実にはならないことが多かったです。ですが、何も考えてないときの方が急に嫌なことが起こったりします。なので、何か不安に思ったときは、大体起こらないから大丈夫だって思うようにしています。Vacation(休暇をもらえたら何がしたい?)最近、いとこに赤ちゃんが生まれました。すごく可愛くて、毎週のように会いに行っています。世の中の状況が落ち着いたら、その子と一緒にディズニーランドに行きたいです!ディズニーランドは、ビッグサンダーマウンテンとタートル・トークが好きです。Wink(ウィンクできる?)一瞬だけなら!Xmas(クリスマスの思い出といえば?)幼稚園生のとき、母が「ちょっと卵を買いに行ってくるからお兄ちゃんと2人でお留守番してて」と言って出て行って。兄と2人でお留守番していたら、窓をコンコンと叩く音が聞こえて、覗いてみたらサンタさんがいて。ですが、私は怖くて、家の中で唯一鍵のかかる場所がトイレだったので、急いでトイレに逃げ込んで、兄が代わりに私の分のプレゼントも受け取ってもらいました(笑)。Youth(青春の思い出といえば?)母の手作り弁当がすごく変わっていて。たとえば、お弁当箱を出し忘れた次の日は、その弁当箱の上に「お弁当箱を出さないとこうなりますよ」ってメモがついてて、開けたらリアルなゴキブリ型の海苔が白米の上に乗っていました(笑)。あと、「おにぎりがちょっと小さくて足りなかった」って言ったら、次の日は私の顔よりも大きいおにぎりがドーンって入っていました(笑)。友人からも「今日のお弁当は何?」ってすごい注目されていて。毎日のお弁当がちょっとした楽しみのひとつでした。Zeal(今いちばん熱を注いでいるものは?)お仕事です。この仕事は、毎回違うことをするので、同じ現場が絶対にありません。なので、毎回新鮮で、現場ごとに人との出会いがあって、新しい役とのめぐり合わせがあってと、そういう毎日が今すごく楽しいです。<志田彩良のFashion&Beauty>――ファッションのこだわりは?あまりテイストを決めず、その日の気分に合わせていろんな服を楽しむようにしています。――今日の私服のポイントは?最近肌見せのファッションが好きで、この服も背中がちょっと開いてるのですが)中にデザイン性のある編み編みのキャミを合わせることで、あまり肌見せ感が出すぎないようにしています。――メイクのこだわりは?アイラインとリップが好きです。愛用しているアイラインの色がすごく可愛いです。向きによって細くかけたり太くかけたり調節できるのも便利で、お気に入りです。――今日のメイクのポイントは?アイラインは黒ではなく、赤みのあるブラウンを入れることで、柔らかい印象にしています。リップは洋服に合わせてマットなものに。髪は外巻きにして、ちょっと遊びをくわえています。<カバンの中身>シャネルのバッグは祖母のおさがりです。財布は、両親から成人祝いにもらったマルニの財布。鏡もいとこから誕生日祝いにもらったもので、ネーム入りです。ハンドクリームもマネージャーさんからプレゼントしてもらったもの。そう考えると、人からいただいたものばかりで、私は本当にいろんな人に支えてもらっているんだなと思いますね。ちなみにカメラはコンタックスです。写真を始めたのは14〜5歳の頃。当時のマネージャーさんから「自分で撮るようになると、どういうふうに写っているかわかるようになるからいいと思うよ」と勧められて、写ルンですを買ったのがきっかけで、そこからよく写真を撮るようになりました。普段は友人の現場のオフショットを撮ったりしています。休みの日には、裏路地とか気になった風景をよく撮っています。撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年11月16日琉球舞踊 重踊流主催による、重要無形文化財保持者(人間国宝)認定記念『琉球舞踊 志田房子の会』が2021年12月14日 (火)に国立能楽堂(東京都渋谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて11月17日(水)より発売開始いたします。カンフェティで11月17日(水)18:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 今秋、琉球舞踊界から初の人間国宝に認定された、志田房子の舞の世界を国立能楽堂にて冬の夜 想い人の面影を求めても得られぬ刹那さと、その慕情を舞う 古典女踊りの名作「諸屯(しゅどぅん)」、想い人の旅立ちの侘しさと航海の無事を祈る女心を描いた雑踊「本花風(もとぅはなふう)」、四季の移ろいの中で人生の機微をも感じさせる風を題材とした創作「風の詩」など、能舞台にふさわしい演目をお届け。芸歴80年を経て、味わいと深みを増す、志田房子の舞の世界をお楽しみください。※内容に一部変更の場合もございます。予めご了承ください。公演概要琉球舞踊 重踊流重要無形文化財保持者(人間国宝)認定記念 「琉球舞踊 志田房子の会」公演日時:2021年12月14日 (火)19時00分開演 /18時00分開場※上演時間:約1時間30分会場:国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)■出演志田房子 ほか[地謡]歌三線 : 新垣俊道、仲村逸夫、喜納吏一 /箏: 宮城秀子 / 笛: 入嵩西諭 / 太鼓: 比嘉聰演出: 織田紘二■チケット料金前売正面:10,000円/脇正面:7,500円/中正面:7,500円当日正面:11,000円/脇正面:8,500円/中正面:8,500円(全席指定・税込)*新型コロナ感染症対策の観点より、観客収容人数を制限いたしております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月03日●役づくりの方法を変えて臨んだ撮影女優の志田彩良が主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』(公開中)。『愛がなんだ』(18)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)などで知られる今泉力哉監督が、窪美澄氏の短編集『水やりはいつも深夜だけど』の一編「かそけきサンカヨウ」を中心に、もう一編「ノーチェ・ブエナのポインセチア」のエピソードも重ね合わせた同作。早くに大人にならざるを得なかった少女・陽の葛藤や成長が、同級生の陸との“恋までは辿り着かないような淡い恋愛感情”を交えつつ、ひとつの物語として描かれる。主人公・陽を演じるのは、今年放送されたTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』で、父親からDVを受ける少女という難しい役どころに挑戦し、大きな反響を呼んだ志田。今作では、幼い頃に母(石田ひかり)が家を出て以来、父(井浦新)とふたりで穏やかに暮らしていたのだが、ある日「恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と告げられ、父の再婚相手である美子(菊池亜希子)とその連れ子の4歳のひなた(鈴木咲)との生活を送ることになる少女を見事に演じている。彼女は今回、繊細な10代の少女の気持ちが揺れ動く様をどのようにとらえ演じたのか。そして『ドラゴン桜』という注目度の高い作品に出演したことで今感じること、同作で共演した鈴鹿央士、細田佳央太と3人で語り合う夢の話を聞いた。○■映画『かそけきサンカヨウ』出演に感謝と喜び――最初に『かそけきサンカヨウ』の台本をもらった時の感想を教えてください。台本を頂く前に窪美澄さんの原作を拝読したのですが、涙が止まりませんでした。陽の強い部分も弱い部分も愛おしくて、すごく素敵な作品だなと思いました。その後に台本を頂いて、その素敵な世界観にさらに今泉監督の色が加わって、また違う素敵な作品になっていたので、この作品に陽として携わらせていただけることがありがたくて、嬉しかったです。――役作りを行う際、志田さんはご自身が演じる人物の背景を掘り下げて、ノートに書いていくそうですね。今回も同様の作業を行ったのですか?おっしゃっていただいたように、今までは台本に書かれていない部分まで役を深く考えることが多かったのですが、今回はすごく繊細な10代の女の子の役だったので、その繊細さを出すためにどうすればいいんだろうなと思った時に、あえて、いつもみたいに深堀りするのではなく、その場で感じたことをそのまま言葉にして伝えたほうが、その繊細さが出せるのではないかと。父や、新しい母と妹との関係性については事前に考えましたが、セリフの言い回しであったり、“このシーンはこうしよう”ということは全く考えず、セリフだけを入れていって、現場での相手とのやり取りの中で感じたことをそのまま表現するようにしていました。――これまでのやり方を変えることに怖さはなかったですか?やっぱり不安が全くなかったわけではありませんが、今泉さんとはこれまでにもお仕事でご一緒させていただいたことがあり、現場では安心感がありました。“今泉さんがいらっしゃるから、きっと大丈夫だ”と、すごく心強かったです。○■陽と陸に重なる鈴鹿央士との関係性――新しい母と妹を家族に迎えて家ではどこか気をつかってしまう陽にとって、長らく会っていなかった実の母に会いに行く時に一緒にいてほしいと思えたり、何気ない愚痴をこぼしたりできる陸の存在は大きいだろうなと感じました。志田さんには、陽にとっての陸のような存在はいますか?陸役の鈴鹿央士くんは、『かそけきサンカヨウ』だけでなく、『ドラゴン桜』でも共演させていただいて、『ドラゴン桜』の撮影中にお芝居について悩んでいることがあった時、相談させていただいたり、「次のシーンこうしようと思うんだけど、どう思う?」と聞いたり、悩みも打ち明けられる存在です。陸と陽の関係性に私たちも実際近いのかなと思います。陸と陽みたいに“恋愛はどうなんだろう?” っていう関係は本当に全くないんですけど(笑)。――そこは違うんですね(笑)。お互いにそういった気持ちがないから仲良くできている部分もありますし、すごく信頼していて、尊敬している役者さんなので、そんな素敵な方が同い年で身近にいてくれることは刺激にもなり、大切な存在だなと思います。――お話を伺っていると、鈴鹿さんのことを本当に信頼していることが伝わってきます。撮影は『ドラゴン桜』よりも『かそけきサンカヨウ』のほうが前だったということですが、お二人は最初からビビッときて、仲良くなれたんですか?実は、『かそけきサンカヨウ』の時はお互いに人見知りをしていて(笑)。演技の話をすることはあまりなかったのですが、その絶妙な距離感が陽と陸のリアルな関係性を出せたのかなと思います。その後に共演した『ドラゴン桜』を通して、お芝居の悩みを相談できるようになったので、『ドラゴン桜』での共演がなかったら、ここまで央士くんに色々なことを話せるようになっていなかったかもしれません。●一番の夢は「脚本を書いて映画を作ること」○■『ドラゴン桜』出演で感じた“大きな変化”――前回マイナビニュースで取材させていただいた時は、『ドラゴン桜』放送中の時期でした。注目度の高い作品でしたが、今改めて振り返ってみていかがですか?『ドラゴン桜』に出演させていただく前と後では、自分の中でも大きな変化がありました。阿部(寛)さん、長澤(まさみ)さんをはじめとする共演者の皆さんから頂いた刺激はもちろんですが、TBS『日曜劇場』という枠で放送されるドラマを経験させていただいたことはすごく大きかったです。反響はとてもありがたいことなのですが、自分の実力ではなく、共演者の皆さんと、『ドラゴン桜』という作品の影響だったと感じているので、感謝の気持ちを持って、自分の活動で恩返ししていけたらと思っています。――『ドラゴン桜』の小杉麻里役もそうですし、志田さんがこれまで演じてきた役は、精神的にツラい経験をしていて、演じるのにエネルギーをすごく持っていかれそうですね。自宅に帰るとエネルギーを使っているのかなと感じることがあります。現場では朝からの撮影でも一日中同じテンションで、「ずっと元気だね」という風に言われることが多いのですが(笑)、家に帰った瞬間に眠たくなるので、すごく体力を使ってるんだろうなと感じます。――役者の仕事は「別の人の人生を生きること」という風に言われると思うですが、“自分に戻ってきた”と感じる瞬間はありますか?カメラが回っていない時はすぐに素の自分に戻ることができるので、『ドラゴン桜』では「カメラが回ってる時と回ってない時のギャップが一番大きい」って、共演者のみなさんから言われていました(笑)。ですが、次の日が重いシーンの撮影だと、“あのシーンはどうしようかな……”とずっと悩んでしまい眠れなくなることはよくあります。常にどこかで役のことを考えてしまっています。○■鈴鹿央士、細田佳央太と描く夢――完全に役を忘れるのは難しいかもしれませんが、“この時だけは他のことを何も考えないくらい幸せだな”と感じるのはどんな時ですか?いとこの子供が1歳半なのですが、その子と遊んでる時間が一番楽しくて癒されるし、幸せだなって思います。休日はよく一緒に遊んでいます。ちなみに、昨日もお休みだったので遊んでました。――お話されている笑顔で幸せなのが伝わってきました(笑)。1歳半だと、まだ名前は呼んでくれないくらいですかね?「彩良って言ってみて」と話すと言ってくれないのですが……昨日、お別れする時に「帰らないで!」って泣かれてしまうので、気づかれないようにこっそり帰ろうとしたら、私の名前を呼びながら歩き回ってる動画が送られてきて! すごくかわいかったです(笑)。――それはたまらないです(笑)。では最後に、今後実現したい目標を教えてください。やりたいことはたくさんありますが、その中でも映画を作ってみたいと思っていて。脚本を書いて映画を撮ってみたいというのが一番の夢で、鈴鹿央士くんと細田佳央太くんと3人で監督をして、共同で一つの映画を作りたいという話をよくしています。――細田佳央太さんも一緒に! 『ドラゴン桜』から青春が続いている感じがして、一ファンとして嬉しいです……。ありがとうございます(笑)。日常生活において、“この瞬間映画にしてみたい”って思った瞬間があったらメモして、3人で共有してネタ集めしています。それぞれ3人が色んな経験をして、人としても役者としても1人前になった時に実現したいです。■プロフィール志田彩良(しだ・さら)1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。2013年よりファッション誌『ピチレモン』の専属モデルとして活動。2014年、短編映画『サルビア』で初主演を務め、女優デビュー。2017年、『ひかりのたび』で長編映画初主演。2021年、TBS系日曜劇場『ドラゴン桜』で小杉麻里役を演じ、大きな注目を集める。そのほか、ドラマ『チア☆ダン』(18/TBS系)、『ゆるキャン△』シリーズ(テレビ東京系)などに出演。
2021年10月20日今、映画界から最も注目されている監督の一人である今泉力哉監督の最新作に出演した井浦新さんと志田彩良さん。最新作に込められたメッセージから、映画を愛する想いまでを聞きました。観客の心に染み入る“嘘のない”芝居。父と娘の二人暮らしから、再婚相手と連れ子を含めた4人家族へ。思春期の少女の戸惑いや、同級生への淡い恋心を穏やかに描いた今泉力哉監督最新作『かそけきサンカヨウ』が間もなく公開となる。――日常を生きる人物をリアルに描く作風で知られる今泉監督。現場ではどんな方でしたか。井浦:一見物静かで、実際に物腰の柔らかい方なんですけど、現場での監督は、常に悩み、苦しみながらご自分と闘っていました。ご自身の内側に、映画作りへと駆り立てる、ものすごく大きな馬力のエンジンを積んでいるんだろうなと。僕はずっと今泉組に参加したくて、今回念願が叶ったわけですが、また一緒に人間というものを追求したいと思いました。志田:映画作品で監督とご一緒させていただくのは今回が3作品目で、今泉組には勝手に仲間意識を感じています。監督作品で主演させていただくことは、私にとって大きな目標でした。こんなにも早く実現するとは思いませんでしたが、とても嬉しかったです。これまでの現場では、監督から「こういうふうに演じてみようか」とアドバイスをいただくことが多かったのですが、今回は監督から役についての指示があまりなく、少し不安でした。しかし、これまで築いてきた信頼関係があったので、今泉監督が「OK」と言うのなら大丈夫なんだろうという、絶対的な安心感がありました。――高校生の陽を志田さん、父親の直を井浦さんが演じた本作。どんなメッセージが込められた作品なのでしょうか。志田:父親の直、娘の陽、再婚相手とその連れ子、陽が憧れる同級生…、この映画には誰一人、相手の意見を否定する人が出てきません。どのシーンも、みんな相手が伝えてくれた言葉をちゃんと自分の中に落とし込んで、自分の気持ちもちゃんと伝える。一人ひとりが相手を思いやり、尊重し合いながら、一生懸命関係を築いていく物語だと思います。井浦:これは、今泉監督作品の根本だと思うんですが、相手を許して、受け入れていこうとする人間たちをこの映画では描いていて。親子関係、友達や恋人同士など、人と人とが関わるって、大変じゃないですか。でも、互いを受け入れ合いながら人と関わって生きていくさまをとても瑞々しく描いていて、心に染み込むように伝わる作品になったのではと思います。――志田さんは、陽の感情の揺れを繊細に表現していましたが、どんなことを考えて演じましたか。志田:ちょっとした言葉で傷ついたり、周りからの刺激で揺れ動く10代ならではの感情を一つひとつ丁寧に、目の前にいる父や同級生の陸くん(鈴鹿央士)の言葉をちゃんと受け止めて、嘘のないように、ちゃんと動けるようにしようと思って演じていました。――井浦さんは、直と陽の親子関係をどのように感じましたか?井浦:直の妻が去ってからの二人の距離感というのは、心がすれ違ったとしても、けっして遠くはなくて、時には恋人のように見えるほど近くなることもあります。時どきで変わるそうした距離感を大事にしたくて、その都度その都度、監督と相談しながら演じました。――お互いの印象は?井浦:志田さんは真っすぐで瑞々しい方。すでにご自身が等身大で持っているものと、僕が陽に感じた危うさや不安をうまく混じり合わせて、内側から表現できるのが素晴らしいなと思いました。現場でもこうしたインタビューでも、感じたことや想いを、ちゃんと言葉にして伝えることができて、しっかり芯が通っていますよね。志田:そんなふうにおっしゃっていただいて嬉しいです。新さんは、普段から一つひとつ丁寧に言葉を選んでいらっしゃって、嘘のない方だなあって。お芝居もそう。私は“お芝居で嘘をつかない”ということをひとつの目標にしているので、新さんのお芝居や立ち居振る舞いを間近で拝見して、勉強させていただいています。――最後に、映画にはどんな力があると思いますか。井浦:映画は、出会いがあるから面白いと思うんです。作る時は、役との出合いもあるし、表現者である俳優や監督、スタッフとの出会いから力をもらうことで、挑戦もできるんです。そうした現場で作られた映画は、観る側に自分の知らない世界との出合いをもたらしてくれますよね。小さな路地裏から、一生かけても辿り着けない遠い場所まで、見知らぬ世界に連れていってくれ、新たな気づきをもたらしたり、心を潤したりしてくれるのが映画の魅力ですね。志田:私にとって映画を観るということは、ごはんを食べるのと同じ感覚で、日常の一部です。そのくらいなくてはならないもので、家ではひたすら映画を流しています。自分の考えや価値観、時には人生さえも変えてくれる力が映画にはあると思っています。なので演じる側としても、一人でもそう感じてもらえる作品を届けたいですし、誰かの救いになると信じながら、責任を持って一つひとつの作品を丁寧に作っていきたいです。『かそけきサンカヨウ』長らく父親の直(井浦新)と二人暮らしだった高校生・陽(志田彩良)。直の再婚相手の美子(菊池亜希子)とその連れ子との新生活に戸惑いが隠せない。タイトルのサンカヨウは、雨に濡れると花びらが半透明になる植物。10月15日全国公開。【井浦新さん】My 名作映画『エンドレス・ワルツ』社会派で知られる若松孝二監督作。「狂おしいほど愛し合い、転がりゆく男女を、美しく、力強く描いた愛の物語。こんな純度の高い大恋愛ができたら素敵だと思わせてくれます」【志田彩良さん】My 名作映画『チョコレートドーナツ』同性愛カップルとダウン症の少年が司法や偏見と闘う。「昨日、3度目の観賞をしましたが、ふと観返したくなる作品。性別や血縁といったものは、愛があれば関係ないんだなって」いうら・あらた1974年9月15日生まれ、東京都出身。‘99年、『ワンダフルライフ』主演でデビュー。11月公開映画『恋する寄生虫』、10月15日スタートのドラマ『最愛』に出演。井浦さん・コート¥49,500(ティーエスエス/ティーエスエス 代官山ストア TEL:03・5939・8090)その他はスタイリスト私物しだ・さら1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。モデル活動を経て、2014年、『サルビア』主演で俳優デビュー。今年、『ドラゴン桜』第2シリーズでの好演が話題に。※『anan』2021年10月20日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・上野健太郎(KEN OFFICE/井浦さん)山本隆司(style3/志田さん)ヘア&メイク・NEMOTO(HITOME/井浦さん)髙取篤史(SPEC/志田さん)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年10月15日女優の志田彩良が主演を務める映画『かそけきサンカヨウ』(15日公開)の本編映像が13日、公開された。『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉力哉監督が、窪美澄氏の短編集を実写映画化した同作。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれる。主人公・陽を志田、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、陸をTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』でも志田と共演した鈴鹿央士が演じている。この度公開されたのは、直が陽に恋人ができたことを告白するシーン。幼い頃に両親が離婚して以来、父と穏やかなふたり暮らしを送ってきた陽だったが、この突然の告白によって生活が一変するという映画のカギとなる重要な場面だ。陽が支度した夕飯を二人で食べていると、陽が席を外した瞬間、ふと思いつめた表情を見せる直。そして「陽、大事な話があるんだ。恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と切り出す。父からの突然の告白に驚き、思わず黒コショウを挽く手が止まってしまう陽。この後、父の再婚相手である美子(菊池亜希子)と連れ子の4歳のひなたとの新しい生活が始まる――。(C)2020 映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年10月13日映画『かそけきサンカヨウ』の完成報告会が9月27日、スペース FS 汐留で行われ、志田彩良、井浦新、鈴鹿央士、中井友望、菊池亜希子、今泉力哉監督が登壇した。映画は、人気作家・窪美澄の同名短編小説を映画化したもの。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれる。主人公・国木田陽に『ドラゴン桜』(TBS系)が話題となった志田彩良、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、陽の同級生・陸に『ドラゴン桜』でも志田と共演した鈴鹿央士、直の再婚相手・美子を菊池亜希子、陽と陸の同級生の沙樹を中井友望が演じる。監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本の作品が公開され、城定秀夫監督とのコラボ映画が来春公開を控える今泉力哉監督だ。報告会では、まず本作を映画化したいと希望していたという今泉監督が「小説を読んでいて、そこにある家族の関係性だったりとか、普通ならあまり描かれないような部分での、小さな衝突や、小さな気持ちに焦点を当てた作品」とコメント。さらに「家族のありかたとか、恋愛と呼べるのかというぐらいの距離感の、高校生の時間などもすごく繊細に描かれていて。そして特に惹かれたのは、父親と娘の時間と、そこに父親が再婚することによって新しい家族になっていく奥さんと子どもと、主人公の陽との距離感とか。そういう部分に惹かれて、この作品を映画にしたいと思いました」と語る。志田のキャスティングについても「何度かご一緒していたので、プロデューサーとも、志田さんならできるんじゃないかという話をしていました」と全幅の信頼を寄せている様子。その志田は「脚本をいただく前に小説を読ませていただいたんですが、その時に陽の強い部分も、弱い部分も含めて、すべてが本当に愛おしい女の子だなと感じて。もし私だったら、その場から逃げたくなることも、逃げずにちゃんと向き合って。前に進む姿が魅力的だなと思いました」と話した。続けて「今泉監督と初めてご一緒したのが『パンとバスと2度目のハツコイ』だったんですが、その時に監督から『いつか志田さん主演で映画を撮りたいと思っているので、その時はよろしくお願いします』と言っていただいて。そこからわたしも、いつか今泉組で主演することが目標となっていたので、まさかこんなに早くそれが実現するとは。私は今泉さんの現場が大好きなので嬉しかったですし、事務所(テンカラット)の25周年記念という大切な作品で、今泉組の主演という大役をいただけて、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」としみじみ。さらに主人公・陽の父親・直を演じた井浦は「監督が、現場で生まれてくる俳優のお芝居を受け止めてくださったので。先ほど、監督がおっしゃられた通り、小さなできごとを繰り返していく物語なので、俳優のお芝居にも繊細さが求められたと思います。その繊細さを共演者と確かめ合えた現場でもありましたし、父親の作り方もそういう風にやらせてもらって、ありがとうございます」と話した。そして陽が淡い恋心を抱く、同級生の陸を演じる鈴鹿は「陸くんは自分の家族だったり、陽のことだったり、自分の身体もそうですが、色々なところに進む中で壁ができていたんです。でも壁に当たった時にも人に当たらないというか、優しい人だったので。誰かに背中に押されて、自分で解決しに行く、その姿がすごく優しいし、ステキな男の子だなと思いながらやっていましたね」とコメント。さらに陽の新しい母親・美子を演じる菊池は「(鈴木咲が演じる娘の)ひなたちゃんが、良い意味で本当に子役っぽくないというか。どう動くか分からない場面がたくさんあって。予測できないというか、子どもらしさが炸裂している子だったので。お芝居をしている最中でもどこかへ行ってしまうこともあったんですけど、それがひなたっぽくて。それでオッケーになりましたが、すでにひなたができあがっているなと思いました」と笑顔で振り返る。陽と陸と三角関係となる同級生・沙樹を演じる中井は「陽と陸ほどは描かれていませんが、沙樹も家庭環境に何かしらのコンプレックスがあって。ふたりの男女の間に入る女の子がいたとしたら、ドロドロしたりすることも多いと思いますが、そうならないのは、陸と陽の関係性を見ていると納得できましたし、私自身が沙樹を演じて、強さだったり、優しさだったりを知りました」と語った。イベント終盤で最後のコメントを求められた志田は「私はSNSが主流になっている環境で育って陽みたいに、自分の気持ちを相手に顔と顔を合わせて、言葉で伝えるという経験がなかなかなかったんです。時代の流れとともに色々なものが便利になって、なくなってしまうものもありますが、人のぬくもりだったりや優しさだけは他の何ものにも変えられないなと実感することが最近多いです。『かそけきサンカヨウ』を通じて、自分よがりではない、相手を思う気持ちの大切さとか、そういう当たり前の大切さを伝えられたらなと思っています」とメッセージを送った。映画『かそけきサンカヨウ』10月15日(木)より全国順次公開
2021年09月28日『百万円と苦虫女』や『ロマンスドール』など、多くの話題作を手がけるタナダユキ監督による映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。福島県・南相馬を舞台に、主人公の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師である田中茉莉子との約束を果たすべく、実在する映画館“朝日座”再建のために奮闘する姿を描いた本作で、あさひを演じる高畑充希と茉莉子先生を演じる大久保佳代子は初の共演となった。撮影から1年近く経っていたものの、取材時のふたりはあさひと茉莉子先生そのもの。押しつけがましい親しさではなく、適度な距離を保ちつつ、あたたかみを含んだ親しさが心地良い。そんなふたりに互いの印象をはじめ、映画館での思い出についてなど、たっぷりと語ってもらった。“ベストオブ大久保佳代子”が詰まった茉莉子先生というキャラクター──あさひと茉莉子先生の関係性をはじめ、あたたかい視点で人とのつながりが描かれていた本作。おふたりともタナダユキ監督とのお仕事は初めてとのことですが、現場で感じた監督の印象は?高畑俳優陣を安心させてくださる方なので、私たちもゆったりと、自由に演じることができました。私はこれまで女性の監督とのお仕事ってほとんどなかったので、「女性が監督ってこんな感じなんだ」と思いましたし……タナダさんがとても美人なので、毎日撮影現場を仕切っている姿を見るのが眼福というか(笑)。大久保(頷きながら)たしかに。高畑「可愛いな」と思いながら見ていました(笑)。一方で、監督業に関してはとてもカッコイイんですよね。「一応これも撮っておこう」っていうのが全然なくて、判断がとにかく早い。もう「先輩、ついて行きます!」って感じでした。大久保本当に決断が早かったですね。自転車に乗った茉莉子先生が振り返って笑顔を見せるシーンは何回も撮った記憶がありますが……監督が特にこだわっていたシーンだったんでしょうね。それ以外はテンポよく撮ってくださいました。「今の良かったです」って言ってもらえると「嬉しい!監督に良いと思ってもらえるように、次も頑張ろう」と自然と思えるような、モチベーションを上げてくださる監督でした。高畑充希──高畑さんが演じるあさひを、大久保さんはどのように感じましたか?大久保茉莉子先生はダメな男の面倒も見ちゃうような人なので、最初はたぶん、行き場所がなくなって自分のもとを訪ねてきた昔の教え子(=あさひ)のことを「この子、なんだか危うげで放っておけないな」と思ったんでしょうね。そうして一緒の時間を過ごすうちに、“教え子と先生”だけじゃなく、友達でもあり、一緒にいてほしい大切な存在になっていったんだなあと……演じながら思っていました。──あさひを演じる高畑さんについては、どう感じましたか?大久保初対面で最初に撮ったのが(本編映像として公開もされた)ドライブのシーンだったので、最初は「うわ、高畑充希が後部座席に座ってる!」と思いましたが……(笑)。高畑ははは!そうだったんだ(笑)。大久保何度もそのシーンを撮っているうちに、「あ、この子はあさひちゃんだ」と思えるような瞬間がありました。その後、他のシーンも一緒に撮っていく中で、充希さんの佇まいが……役者さんではなくて、心が不安定に揺れているあさひちゃんそのものだったんですよね。だからこそ、私も茉莉子先生として気持ちを自然と乗せることができた感じがします。大久保佳代子──大久保さんが演じる茉莉子先生を、高畑さんはどのように感じましたか?高畑あさひと茉莉子先生の関係性で面白いなと思うのが、居候していた茉莉子先生の家から出た後、あさひは茉莉子先生とほとんど会っていなかったと思うんです。それから何年も経って、先生の病気を知って戻ってきましたが……空白の時間があっても、その空白を感じない空気なんですよね。そういう距離感ってすごく心地良くて。私も仲の良い親友とはそんな距離感だなと思うと、最初に出会ったときは教師でしかなかった茉莉子先生が、どんどん親友みたいな距離感になっていったんだろうなと想像できました。あさひの人生において、とても大事な部分を占める人だったんだろうなと思います。──そういった茉莉子先生を演じる大久保さんについて、感じることはありましたか?高畑最初から、茉莉子先生と大久保さんの持つ魅力がとても近いところにある感じがしていて……配役を聞いたときも「ピッタリだろうな」と思っていました。大久保あ~、嬉しい。高畑普段から俳優業をたくさんされているわけではないので、俳優とは違ったベクトルで“役を演じる”ことに向き合っていらっしゃったんじゃないかなと思います。俳優はいろんな役を演じますから、“役に寄っていく・役に歩み寄る”こともあるかと思うんですが、今回は役を大久保さんにぎゅっと寄せて、茉莉子先生をより鮮やかにしていらしたような印象だったので……“ベストオブ大久保さん”だと私は思っています(笑)。大久保ふふ(笑)。大久保のベストが出たみたいです。高畑そうですね(笑)。大久保さんの可愛さが、茉莉子先生というフィルターを通して爆発していると思います。──大久保さんご自身としては、役を引き寄せたのか、役に寄っていったのか、自覚はありますか?大久保ん~……どうでしょう?セリフを覚えて、そこに感情をなんとか乗っけるだけで精一杯な日々でしたから、正直なところ、引き寄せるとか歩み寄るとかって意識する余裕はなくて。でも、充希さんがそう感じてくださったのはきっと、本当に良い役をいただいて、良い環境と、充希さんのような良い相手役がいたからなんじゃないかなと思います。でも、自分としては……いまだに自分の芝居を観て「スカしてないか?」って思っちゃうんですよね(笑)。高畑スカしてないですよ!(笑)大久保もっと分かりやすく芝居すればいいのに、なんかツンとしちゃって、「スカしてんな、コイツ」と思ったりもするんですが(笑)、とにかく「みなさんに迷惑をかけないように」といっぱいいっぱいだったので、そうやって言っていただけるのはひとえに周りのみなさんのおかげだと思います。「今作るべき映画」にこれからも出会っていきたい──あさひが高校時代に茉莉子先生と会って人生が大きく動いていったように、10代の頃に大きな影響を受けた出会いはありますか?高畑私は15歳から21歳まで、毎年ミュージカル『ピーターパン』に主演して……そのときは必死でやっていましたが、あらためて振り返ると、いろんなものを得た大きな出会いだったと思います。かなりハードな現場でしたが、学ぶことも多く、いろんな大人にも出会えて、舞台やエンタメって楽しいなとも思えました。今も自分の基盤には『ピーターパン』がずっとあって、「あの時代があったから、今があるんだな」と実感します。大久保私はやっぱり、相方の光浦(靖子)さんとの出会いかなあ。同じ地域に生まれ、小学校から高校まで同じ学校に通って、光浦さんに誘われてお笑いサークルに入り、今の事務所のオーディションを受けに行き……気づいたら私はこうなっていて、光浦さんはカナダにいるという(笑)。高畑え!?今カナダにいるんですか!?大久保うん。カナダに語学留学してるの。高畑羨ましい~!大久保羨ましいよねえ(笑)。だから、光浦さんともし同じ時期に同じ地域に生まれていなかったら、こんなことには……「こんなことには」って言っちゃうとアレですけど(笑)。高畑ははは!マイナスみたいですよね(笑)。大久保ふふ(笑)。この世界に入るときも、どちらかというと「光浦さんに誘われたから」みたいな感じだったので、やっぱり私の人生の中で一番大きな出会いだったと思います。──作中に出てくる朝日座は、今も地元の方たちに大切にされているとのこと。おふたりは、映画館の原風景として思い浮かべるものはありますか?大久保私は渥美半島(愛知県)のちっちゃい街で生まれ育っているので、近くに映画館がなかったんです。だから、映画を観るとなったら必ず親がひとりついて、友達4、5人で隣の豊橋市にある映画館まで観に行ってたんですね。映画を観た後に甘味処であんみつを食べて……私たちにとって、映画を観に行くことって本当に“一大イベント”だったんです。だから、いまだにちょっと映画館って特別な感じがするんですよね。──どんな作品を観ていたのでしょうか?大久保『生徒諸君!』や『ビー・バップ・ハイスクール』を観ていましたね。強烈に覚えているのが、伊丹十三監督の『お葬式』。これはね、とんでもない濡れ場があって(笑)。高畑気まずいですね(笑)。大久保大スクリーンであんな濡れ場を子供が見るのはダメだろうって(笑)。でも、私の中でその思い出がすごく残っていて……いい感じのエロスをいただきました(笑)。高畑私は隣町の商店街に映画館があったので、たまに行ってましたね。『名探偵コナン』とか『デスノート』を観た覚えがあります。大久保子供らしい(笑)。高畑エロスはいただかなかったですねえ、さすがに(笑)。そもそも、映画よりも舞台をよく観に行く家庭だったので、映画館って特別な存在だったような気がします。だから今、小学生のときに行っていた映画館で自分が出演している映画が上映されるようになったのは感慨深いですよね。──最近では、どんなときに「映画館で映画を観たいな」と思うことが多いですか?大久保周りが話題にしたときについていけるように、「面白い」と評判のものや、話題作はできる範囲で観ておこうと思っています。あとは、時間が空いて「やることがひとつもないな」と思ったとき。「当たりだったらいいな」ぐらいの気持ちで観に行きます。先日も午前中に仕事が終わって「このまま帰るのはちょっと寂しいな」と思って、『孤狼の血 LEVEL2』を観ました。これがまた、かなりエグい映画で(笑)。高畑観たいなあ~!(鈴木)亮平さんが怖いんですよね?大久保(大きな声で)怖い!「この人マジか!?」って感じでしたが、それはそれで刺激をいただきました(笑)。高畑私は気持ちに余裕があるときに観に行くかなあ?あと、ちょっとナルシスティックな気持ちのとき(笑)。映画はひとりで観に行くタイプなんですが、他のことを何も考えられないくらい映画の世界にどっぷり浸かって、歩いて帰るのがすごく好きなんです。「今日は自分の感性に触れることをしたな~」って。そう思いたい日に観に行きます(笑)。大久保分かる!高畑分かります?「映画を観た私って……」みたいな(笑)、ナルシストっぽい感じ。大久保文化的な価値をいただいて、自分がちょっとレベルアップしたような感じね。高畑そう!心に余裕があって、カルチャー感が芽生える日に観ます(笑)。──あらためて、本作を通して得たものとは何だったでしょうか?高畑これまでは勘というか、自分のセンサーに従って「面白そう!」と思った作品に参加することが多かったんですが……今回ももちろん「面白そう」と思いましたが、それと同時に「コロナ禍の今だからこそ、作るべき映画なんだろうな」と強く思ったんです。そういった感覚で作品に参加したことがなかったので、新しい視点を持てたような気がします。自分が「やりたい」と思うことだけじゃなく、「観てくださった方たちが、どう受け取ってくれるだろう?」という気持ちが加わって、目線が広がったような感じがしていて。今後も「今作ることに意味があるんだよね」っていう映画に参加できたらいいなと思いました。大久保今回は私史上、最も大きな比重で参加させてもらった映画でした。これまでは数シーンのみ出演することが多かったので、現場にそこまで長くいた感じではなかったんですが、今回は最初から最後までストーリーに関わる役として、かなりの時間を現場で過ごして……当たり前のことですが、監督や充希さんをはじめ、プロの方たちが一生懸命真面目に取り組んでいらっしゃるんだなと知れたのは大きかったと思います。撮るのに時間がかかって大変ですが、すごく面白いし、そうやって作られている映画をより多くの人たちに観ていただけたらいいなと思いますね。そして、これを機に年に一度くらいは、茉莉子先生みたいな良い感じの役ができたら最高だなって……企んでいます。あわよくば(笑)。高畑ははは!あわよくば(笑)。取材・文:とみたまい撮影:川野結李歌『浜の朝日の嘘つきどもと』上映中(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年09月15日高畑充希を主演に迎え、『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』などのタナダユキ監督がオリジナル脚本で挑んだ『浜の朝日の嘘つきどもと』。高畑さん演じる浜野あさひと、大久保佳代子演じる茉莉子先生の共演初日となる本編映像シーンが解禁された。本作は、福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束である“「朝日座」再建”のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する物語。今回解禁された映像は、あさひが茉莉子先生と、矢野聖人演じる茉莉子先生の彼氏と3人でドライブをしているシーンから始まる。山道をオープンカーで走りながら話を弾ませるあさひと茉莉子先生の高校時代の思い出に、彼氏が優しく相槌を打つのだが…。「(2020年春の)緊急事態宣言明け最初のお仕事で、セラピーを受けているような撮影だった」と高畑さんがふり返るように、福島県の磐梯吾妻スカイラインで撮影されたこのドライブのシーンでは、見ているだけでも気持ちの良い広大な山々の景色が広がっている。実は、高畑さんと大久保さん2人の共演シーンとしては、このシーンが撮影初日。高校時代を経て、再会後は同じ部屋で生活し、すでに関係性を築き上げていたあさひと茉莉子先生のシーンを初日から演じることに若干の不安があったという大久保さん。だが、いざ撮影がスタートするとそれまで降っていた雨も止み、最高のお天気の中、自然体で会話が出来たそうで、見事に長年の関係を想像させる安定感抜群のシーンが完成した。そして映像は自宅のシーンに切り替わり、茉莉子先生はフラフラと帰宅しベッドにダイブ。その様子にあさひが慌てて問いかけると茉莉子先生は「振られた…」とひと言。仲睦まじかったはずのカップルが一瞬にして破局を迎えてしまったさまをどこかコミカルに、そして愛らしく大久保さんが演じている。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※福島県先行公開中(text:cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年09月07日映画『浜の朝日の嘘つきどもと』より、主人公・浜野あさひを演じる高畑充希と、あさひの恩師・田中茉莉子を演じる大久保佳代子の共演初日の本編映像シーンが公開された。『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』など多くの話題作を世に送りだして来たタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ本作。福島県・南相馬を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、高校時代の恩師・田中茉莉子との約束を果たすべく、実在する映画館「朝日座」再建のために奮闘する姿を描く。「朝日座」の支配人・森田保造役には今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎。さらに、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、竹原ピストル、光石研、吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が集結した。今回公開された映像は、あさひが茉莉子先生と、矢野聖人演じる茉莉子先生の彼氏と3人でドライブをしているシーンから始まる。山道をオープンカーで走りながら話を弾ませるあさひと茉莉子先生の高校時代の思い出に、彼氏が優しく相槌を打つのだが…カットが切り替わり自宅のシーンになると茉莉子先生はフラフラと帰宅しベッドにダイブ。その様子にあさひが慌てて問いかけると茉莉子先生は「振られた」と一言。仲睦まじかったはずのカップルが一瞬にして破局を迎えてしまったさまをどこかコミカルに、そして愛らしく大久保は演じている。「(2020年春の)緊急事態宣言明け最初のお仕事で、セラピーを受けているような撮影だった」と高畑が語るように、福島県の磐梯吾妻スカイラインで撮影されたこのドライブのシーンでは見ているだけでも気持ちの良い広大な山々の景色が広がっていた。実は、高畑と大久保の共演は、このシーンが初めて。高校時代を経て、再会後は同じ部屋で生活し、既に関係性を築き上げていたあさひと茉莉子先生のシーンを初日から演じることに若干の不安があったという大久保だが、いざ撮影がスタートするとそれまで降っていた雨も止み、最高の天気の中、自然体で会話が出来たそうで、見事に安定感抜群のシーンが完成した。映画『浜の朝日の噓つきどもと』本編映像映画『浜の朝日の噓つきどもと』9月10日(金)より公開
2021年09月07日江口のりこ主演、ベンチャー企業の破天荒な女性社長を主人公に描く木曜劇場「SUPER RICH」に、志田未来の出演が決定。江口さん演じる衛が経営する会社「スリースターブックス」でインターン生になる大学生・田中リリカを演じる。幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマン・氷河衛の、ジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く完全オリジナルドラマ。仕事にプライベートにと、苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出す。これまで、衛を慕い、会社の門をたたく貧乏専門学生の春野優役の赤楚衛二、優秀な右腕として衛を献身的に支える宮村空役の町田啓太が発表されてきたが、衛と共に激流に巻き込まれていく主要メンバーの配役が本日9月4日から7日間連続で発表される。今回、木曜劇場に「BOSS」(2009年4月期)以来、12年半ぶりの出演することになった志田さん。演じる田中リリカは、「スリースターブックス」のインターンに応募してきた大学生。負けん気の強い自信家で、採用試験の際には衛に対しても強気な質問をし、社員やまわりの学生を驚かせる一幕も。経営志望かつ前のめりな姿勢で、衛からも一目置かれており、採用試験の成績も優秀であることから満場一致で採用されることになる、という役どころ。インターンたちの世話係である空や、技術責任者の東海林達也にも全く物おじせず、自分の思ったことを言ってのける度胸の持ち主。“自らのものを見極める目に間違いはない”と考えているが、同じくインターンに応募した優(赤楚さん)と話しているときだけは、なぜかペースを乱されてしまう。さらに、「スリースターブックス」のインターンに応募した理由を、周囲には「インターン参加の実績と報酬が目的だった」と語っているが、実際は胸の内に秘めた思いがあるようで…。リリカの本心は回を追うごとに明らかになっていくという。リリカを演じるにあたり、志田さんは「リリカの持ち合わせている、若さゆえの悩みや葛藤が、見てくださる方々に伝わるように演じたいです。また、スリースターブックスの皆さんと一緒に働くことで成長していく、リリカの心境の変化を大切にしていきたいです」とコメント。また、共演する江口さんについては、「普段は優しく穏やかな印象ですが、本番になるとピシッと場を締めてくださり、いい緊張感を持って撮影に臨めています」と明かす。なお、「監察医 朝顔」シリーズで主人公の良きパートナーである法医学者・安岡光子役を好演したことも記憶に新しい志田さんだが、本作は「『監察医 朝顔』チームのスタッフさんが多いので、またご一緒できる事がとてもうれしいですし、心強いです」とコメント、「台本を読み、初回からジェットコースターのようなスピード感のあるお話だと思いました。原作のないオリジナル作品なので、これからどんな展開になるのか、私自身とても楽しみにしています」と期待を込めて語っている。勝ち気でどんな相手にも臆することなくぶつかっていくリリカを演じる志田の、体当たり演技には期待大。そして、そんなリリカが容赦なく食ってかかる、「スリースターブックス」創業当時から衛を支え続ける中堅社員・東海林達也の配役は、明日9月5日に発表される予定。木曜劇場「SUPER RICH」は10月、毎週(木)22時~フジテレビ系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2021年09月04日ドラマ「ドラゴン桜」で家庭に事情を抱える優等生を演じた志田彩良が主演を務める『かそけきサンカヨウ』。この度、繊細な表情の変化に注目の場面写真7枚が解禁された。この度解禁された場面写真では、志田彩良演じる主人公・陽が父の直(井浦新)と2人で過ごす中で天を見つめている姿や、父の再婚によって新しくできた義理の母・美子(菊池亜希子)と幼い妹・ひなたと一緒に過ごす優しい表情を浮かべる姿が写し出されている。また庭先でひなたに対して感情的になっている姿など、優しい表情とは対照的な顔を見せるカットも。さらに想いを寄せる同級生・陸(鈴鹿央士)と共に、美術部で絵を描いている様子や、陽の実の母で画家・佐千代(石田ひかり)の個展で絵を真剣な表情で見つめている姿なども切り取られている。新しい家族や同級生との関係性の変化によって、悩みながらもまっすぐにゆっくりと成長していく陽のみずみずしい魅力が伝わってくる場面写真となっている。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年09月02日「ドラゴン桜」への出演も話題となった志田彩良と、井浦新が親子役で共演する今泉力哉監督最新作『かそけきサンカヨウ』より予告編が公開された。今回公開された映像は、志田さん演じる陽が、同級生との会話をきっかけに、母親と過ごした幼い頃の記憶を思い出すシーンから始まる。幼い頃に出ていってしまった母。母親不在でも父との静かな暮らしに満足していた陽だったが、父から「恋人ができた。その人と結婚しようと思う」と唐突に打ち明けられ、陽の生活は一変。新しい母と幼い妹が家族に加わり、一人、宙ぶらりんな気持ちを抱える陽。そして、そんな感情がついに爆発してしまう様子も映し出されている。また予告編と併せて、陽と父・直が一緒に過ごす、穏やかな時間が切り取られたキービジュアルも到着した。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年07月15日実在する映画館「朝日座」を舞台に、主人公が小さな“嘘”をついてでも閉館寸前の映画館を守ろうと奮闘する、タナダユキ監督映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。この度、高畑充希、大久保佳代子らが演じる、映画愛に溢れた登場人物たちの場面写真が一挙公開された。到着した場面写真では、高畑さん扮する「朝日座」再建に奔走する、東京の映画配給会社に勤めていた茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、映画フィルムを愛おしそうに見つめる姿をはじめ、解体工事が始まった「朝日座」を名残惜しそうに見つめる支配人・森田保造(柳家喬太郎)と莉子の後ろ姿。ラインアップについて森田に抗議をする、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子(大久保さん)。あさひと茉莉子、彼氏のバオ君(佐野弘樹)がゲームを楽しむカット、高校の屋上でタバコを吸う茉莉子など、ドラマを予感させる写真も到着。ほかにも、相馬地方の名物・相馬野馬追祭りの馬、それを見つめる莉子と、クスっと笑える世界観を感じさせるカットも公開された。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※8月27日(金)福島県先行(cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年06月23日女優の高畑充希が主演を務める映画『浜の朝日の嘘つきどもと』(9月10日公開)の場面写真が23日、公開された。同作は福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台にしたタナダユキ監督のオリジナル作。東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ/高畑)が恩師との約束である「朝日座」再建のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する。この度公開されたのは、閉館寸前の映画館・朝日座にまつわる、映画愛に溢れた登場人物たちの場面写真。主人公・茂木莉子が映画のフィルムを愛おしそうに見つめる様子や、解体工事が始まった朝日座を名残惜しそうに見つめる支配人の森田保造(柳家喬太郎)と茂木莉子、さらに朝日座の2本立てのラインナップについて森田保造に抗議をする田中茉莉子(大久保佳代子)など、本作の舞台である閉館寸前の映画館・朝日座にまつわる映画愛に溢れた登場人物たちの姿が写し出されている。また、浜野あさひと田中茉莉子、茉莉子の彼氏・バオ君(佐野弘樹)が和気あいあいと3人でゲームをする様子、さらに高校の屋上にて物憂げな表情でタバコを吸う田中茉莉子などドラマを予感させるカットや、相馬地方の名物・相馬野馬追祭りの馬と、それを見つめる茂木莉子という、本作のクスっと笑える世界観を感じさせるユニークな写真も解禁された。(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年06月23日志田彩良と井浦新が親子役で共演する映画『かそけきサンカヨウ』の新たなキャストが発表された。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽(志田さん)の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれている本作。今回新たに発表されたキャストは10名。志田さんも出演する現在放送中の「ドラゴン桜」で藤井遼を演じている鈴鹿央士が、陽の淡い恋の相手となる同級生で、同じく家族に悩む清原陸。陽の産みの親役には石田ひかり。父の再婚相手で陽の新しい母親役にはモデルで女優の菊池亜希子。陸の母役を西田尚美、祖母役を梅沢昌代が演じる。さらに陽の友人役には、「やめるときも、すこやかなるときも」の中井友望、「青葉家のテーブル」の鎌田らい樹、遠藤雄斗。劇中劇に石川恋、海沼未羽が参加している。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:かそけきサンカヨウ 2021年10月15日より全国にて公開©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会
2021年05月27日タナダユキ監督と高畑充希がタッグを組んだ映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の公開日が9月10日(金)に決定。併せて本予告映像とポスタービジュアルが到着した。本作は、福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、恩師との約束である朝日座再建のため、小さな“嘘”をついてでも映画館を守ろうと奮闘する物語。公開された予告編では、恩師・田中茉莉子(大久保佳代子)と病室で交わした約束を守るため、朝日座を訪れるところからスタート。しかし、閉館を決意した支配人・森田保造(柳家喬太郎)は、映画のフィルムを焼いており、それを目にした浜野あさひ(高畑さん)は、とっさに偽名を名乗り、親戚の遺言で朝日座を立て直さなければならない、と宣言する。「映画じゃ、人は救えねえ」と諦め気味だった森田も、次第に莉子の熱意に徐々に心を動かされていき、2人のコミカルな掛け合いや、『キッズ・リターン』(北野武監督)を彷彿とさせる「バカヤロー!まだ始まっちゃいねーよ」というセリフ、相馬野馬追の馬が道路を闊歩しながフンを落としていくカットなど、ユーモラスな予告編となっている。また、あさひ、森田、茉莉子が朝日座の前に揃うポスタービジュアルも到着。朝日座が繋いだ人々の縁や、映画への愛を感じさせるようだ。福島中央テレビ開局50周年記念作品として昨年放送されたドラマの前日譚となる本作。ドラマで高畑さんと共にW主演を務めた竹原ピストルが、本作にも出演していることも明らかになった。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※8月27日(金)福島県先行(cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年05月12日映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の全国公開日が9月10日(金)に決定。あわせて本予告とポスター、追加キャストとして竹原ピストルの出演も発表されている。本作は映画『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』など多くの話題作を世に送りだして来たタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ意欲作。福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束である「朝日座」の再建のため、小さな“嘘”をついてでも映画館を守ろうと奮闘する物語だ。主演を務める高畑充希とタナダ監督は今作が初タッグ。そして「朝日座」の支配人・森田保造は今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役には女優としても多くの作品に出演している大久保佳代子。さらに甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が集結している。解禁された本予告は、高畑充希演じる浜野あさひが、高校時代の恩師である田中茉莉子(大久保佳代子)と病室で交わした「朝日座を立て直してほしい」という約束を守るため、福島県・南相馬の朝日座を訪れるところからスタート。しかし、閉館を決意し映画のフィルムを焼いている朝日座の支配人・森田保造(柳家喬太郎)を目にした浜野あさひは、とっさに「茂木莉子」と偽名を名乗り、親戚の遺言で朝日座を立て直さなければならない、と宣言するのだった。はじめは莉子に半信半疑で「映画じゃ、人は救えねえ」と諦め気味だった森田だが、クラウドファンディングに取り組んだり、ビラ配りに奔走する莉子の熱意に徐々に心を動かされていく。そして、その熱意のきっかけとなる茉莉子の微笑む表情と「ひとりの迷える女の子をここまでの映画好きにできたんだから、上出来かな」というセリフが、先生と生徒の関係を越えたあさひと茉莉子の物語っている。その他にも、莉子と森田のコミカルな掛け合い、『キッズ・リターン』(1996年 / 北野武監督)を彷彿とさせる「バカヤロー!まだ始まっちゃいねーよ」というセリフや、相馬野馬追(そうまのまおい)の馬が道路を闊歩しながフンを落としていくカットなど、ユーモラスで魅力的なシーンが詰まった内容に仕上がった。併せて発表となったポスターは朝日座の前で自転車にまたがり、強い表情でこちらを見つめる浜野あさひと遠くを見つめ佇む森田保造、田中茉莉子の姿が。「いらっしゃいませ、ようこそ映画館へ」という言葉の通り、朝日座がつないだ人々の縁や、映画への愛を感じさせる。さらに福島中央テレビ開局50周年記念作品として昨年放送された、ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』で高畑充希と共にW主演を務めた竹原ピストルが、本作にも出演。ドラマの前日譚となる本作だが、彼がどういった形で出演をしているのかにも注目したい。『浜の朝日の嘘つきどもと』9月10日(金)全国公開(福島県では8月27日(金)先行公開)
2021年05月12日主演・志田彩良、その父親役を井浦新が演じた映画『かそけきサンカヨウ』が10月15日(金)より全国公開されることが決定した。原作は2017年に発売された人気作家・窪美澄の『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫刊)に収録されている同名短編。物語は、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長が描かれる。監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、『愛がなんだ』のヒット以降、『アイネクライネナハトムジーク』、『mellow』、『his』と作品を作り続け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本も作品が公開された今泉力哉。窪美澄の短編集から自ら映画化を希望し、主人公・陽が家族について悩みながら成長していく姿を丁寧に描き出した。主人公・国木田陽を演じるのはドラマや映画など幅広く活躍中の志田。現在は『ドラゴン桜』(TBS)や『ゆるキャン△2』(TX)に出演中だが、本作は『ひかりのたび』以来の映画主演となる。今泉監督との仕事は『パンとバスと2度目のハツコイ』(2018年)と『mellow』(2020年)に続く、映画3作目にして主演への抜擢となった。井浦は陽を優しく見守る父親役を演じる。キャストとスタッフからのコメントは以下。<志田彩良(主演:国木田陽役)>誰かの言葉や存在で少しだけ心が軽くなる。自分よがりでない相手を思う気持ちの大切さに改めて気づかされました。戸惑いながらも前に進んでいく陽の強さも弱さも全部が愛おしくて、大好きな今泉組で陽として過ごした時間は大切な宝物です。密かに目標のひとつとしていた今泉組での主演が、まさか本当に、そしてこんなにも早く叶う日が来るとは想像もしていなくて嬉しさと有難い気持ちでいっぱいです。大変な状況下ではありますが少しでも多くの方に届く事を祈っています。そして、この作品が誰かの救いとなりますように。<窪美澄(原作者)>人と人との境目はがっちりとした強固なものではなく、淡く滲んでいたほうがいい。年齢を重ねるにつれ、そんなことを強く思うようになりました。そう思っていたほうが人は深く息ができるからです。親子、恋愛、友情、この映画にはさまざまなことが描かれていますが、人と人との縁の不思議さ、淡く行き来する感情のようなものを今泉監督は原作のなかから丁寧に掬いあげてくださいました。やさしさ、誠実さ……、雑多な日常のなかでそういうものを私たちは忘れてしまいがちですが、この映画を見終わったあとには、自分のなかのそういう光の部分をもう一度大切にしてあげようと思えます。ぜひ、たくさんの方に見ていただければ、原作者としてこれほどうれしいことはありません。そして、こんなにやさしい映画にしてくださった今泉監督、ありがとうございました。<今泉力哉(監督)>窪さんの小説はいつも、どこか弱い人、何かが欠けている人、人生がうまくいかない人について描いている気がします。私もずっとそういう人を描いていきたいと思っていて、今まで映画をつくってきました。強さではなく弱さについての物語。小説「かそけきサンカヨウ」を読んだ時に感じたのは、その弱さが単純なものではなく、曖昧で、強さとも表裏一体であること。嫌いになってもおかしくない相手に確実にもっている愛情。恋愛と呼べるかわからないようなモラトリアムの時間。気丈に振舞っているけど実は張り詰めている感情の機微。言葉にするなら、ある家族の再生の物語、とかなのかもしれませんが、言葉では説明できない細微な感情をめいっぱい詰めこんで映画にしました。何度もご一緒して絶対的な信頼を置いている志田さん、いち映画ファンとして憧れでもあった井浦新さん、また、スタッフに支えられて生まれたこの映画を見た誰かの体温を少しだけあげることができたら。秋の日の陽気の中で。<宇田川寧(プロデューサー)>『かそけきサンカヨウ』を映画にしたいと監督からお話をいただいたのはちょうど、『パンとバスと2度目のハツコイ』の撮影前でした。その作品で初めて志田さんとご一緒しましたが、あのほっこりした笑顔と共にある、その凛とした佇まいと内面にある意志の強さを感じ、瞬間的に『かそけき~』の陽がいましたねと、監督と話したのを覚えています。上品でチャーミング、彼女の魅力のおかげで、より一層作品に余韻を与えてくれました。『かそけきサンカヨウ』10月15日(金)公開
2021年05月06日現在放送中のTVドラマ「ドラゴン桜」に出演する志田彩良が主演し、その父親を井浦新が演じる、今泉力哉監督映画『かそけきサンカヨウ』の公開が決定。家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽の葛藤と成長を描く。本作は、2017年に発売され、日々悩みながらも前を向いて賢明に生きようとする人たちの姿を描いた、作家・窪美澄の短編集「水やりはいつも深夜だけど」(角川文庫刊)所収の同名作品が原作。『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』『mellow』『あの頃。』などを手掛けた今泉監督が、自ら映画化を希望し、主人公が家族について悩みながら成長していく姿を丁寧に映像化する。主人公・国木田陽を演じるのは、現在「ドラゴン桜」「ゆるキャン△2」に出演中の志田さん。今泉監督作品には、『パンとバスと2度目のハツコイ』『mellow』に続き映画では3作目の出演。『ひかりのたび』以来の映画主演となる志田さんは「誰かの言葉や存在で少しだけ心が軽くなる。自分よがりでない相手を思う気持ちの大切さに改めて気づかされました。戸惑いながらも前に進んでいく陽の強さも弱さも全部が愛おしくて、大好きな今泉組で陽として過ごした時間は大切な宝物です」とふり返り、「密かに目標の一つとしていた今泉組での主演が、まさか本当に、そしてこんなにも早く叶う日が来るとは想像もしていなくて嬉しさと有難い気持ちでいっぱいです」と喜びを明かす。そして「大変な状況下ではありますが少しでも多くの方に届く事を祈っています。そして、この作品が誰かの救いとなりますように」と願いを込めた。また原作者の窪さんは「親子、恋愛、友情、この映画にはさまざまなことが描かれていますが、人と人との縁の不思議さ、淡く行き来する感情のようなものを今泉監督は原作のなかから丁寧に掬いあげてくださいました。やさしさ、誠実さ……、雑多な日常のなかでそういうものを私たちは忘れてしまいがちですが、この映画を見終わったあとには、自分のなかのそういう光の部分をもう一度大切にしてあげようと思えます。ぜひ、たくさんの方に見ていただければ、原作者としてこれほどうれしいことはありません」と語り、今泉監督は「言葉では説明できない細微な感情をめいっぱい詰めこんで映画にしました。何度もご一緒して絶対的な信頼を置いている志田さん、いち映画ファンとして憧れでもあった井浦新さん、また、スタッフに支えられて生まれたこの映画を見た誰かの体温を少しだけあげることができたら」とコメントしている。『かそけきサンカヨウ』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年05月05日「ごめんくさい」「君たちがいて僕がいる」や「…じゃあ~りませんか」のギャグで知られる、お笑いタレントのチャーリー浜さんが、2021年4月18日に亡くなっていたことが分かりました。78歳でした。チャーリー浜さんは、1962年に吉本新喜劇に入団。代表的なギャグ「…じゃあ~りませんか」は1991年の『新語・流行語大賞』の年間大賞にも輝きました。吉本新喜劇だけでなく、CMや映画などマルチに活躍したチャーリー浜さんの訃報に悲しみの声が寄せられています。・また1つの時代が終わった。心よりお悔やみ申し上げます。・きっと天国でも新喜劇をやるんだろうな。・くいだおれ人形に似てた、チャーリー浜さん。いっぱい笑わせてくれて、ありがとう!吉本興業の発表によると、チャーリー浜さんは呼吸不全、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、大阪市内の病院で逝去したとのこと。葬儀は近親者のみですでに執り行われたといいます。多くの人に笑顔を届け、吉本新喜劇を代表する座員だったチャーリー浜さん。舞台上で輝くチャーリー浜さんの姿は、多くの人の心の中で生き続けることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年04月21日吉本新喜劇のチャーリー浜さん(本名:西岡正雄)が18日、呼吸不全・誤嚥性肺炎のため、大阪市内の病院で亡くなったことが21日、わかった。78歳だった。吉本興業の発表によると、葬儀はすでに近親者のみで執り行われたという。チャーリー浜さんは1962年に吉本新喜劇に入団。以後、新喜劇を中心に、CMや舞台などでも活躍した。代表的なギャグ「…じゃあ~りませんか」はCM出演を機にブームとなり、1991年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に。1992年には「上方お笑い大賞」金賞を受賞した。吉本興業は「皆様には、故人生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」とコメントしている。
2021年04月21日高畑充希主演、タナダユキ監督が震災後の福島・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台にしたオリジナル映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。この度、本作の新キャストとして、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子の出演が明らかになった。本作は、実在する映画館「朝日座」を舞台に、高畑さん演じる莉子が、経営が傾く朝日座を立て直すべく、地元住民と共に奮闘していくさまを描く、映画愛に溢れたハートフルドラマ。今回出演が明らかになった甲本さんが演じるのは、「朝日座」の支配人・森田保造(柳家喬太郎)と共に莉子(高畑さん)の「朝日座」再建に協力する岡本不動産の岡本貞雄。また、技能実習生で茉莉子(大久保佳代子)のボーイフレンド役を、『町田くんの世界』『FUNNY BUNNY』に出演する若手俳優の佐野さん。「朝日座」存続を巡り森田らと対峙するオフィスI社員・市川和雄役を、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「24 JAPAN」などに出演する神尾さん。そして、莉子の父でタクシー会社社長の浜野巳喜男役を、「バイプレイヤーズ」シリーズや現在放送中の「にじいろカルテ」にも出演する光石さん。そして、「朝日座」の常連で資産家の未亡人・松山秀子役を日本を代表する名女優・吉行さんが演じ、作品にさらなる深みとユーモアを加える。キャストコメント甲本雅裕この作品を一言で言うとあったかい、です。脚本、撮影現場、福島の人達、全てがあったかかった。ロケ現場の映画館ではノスタルジーな気持ちになり、馬に乗って久々に遠くを見て、路地裏で相馬の人達の会話を聞き、身近を感じたとてもいい時間でした。この映画は、人が忘れかけている何かを思い出させてくれ、改めて今を生きてるんだって事を実感できる作品だと思います。あったかい気持ちになれるこの作品に参加できた事に感謝します。佐野弘樹タナダ監督とは今回が初めましてでした。僕はバオ君というベトナム人の技能実習生という役どころでカタコトの日本語でお芝居をしています。今までにない挑戦にワクワクしながら毎日の撮影をしていました。一人一人と真摯に向き合い続けているタナダ監督の心意気を間近で感じられた宝物のような時間でした。震災、原発、コロナ禍、僕たちが生きていく上で目を逸らしてはいけないものを扱っている今作品は、最初に脚本を読んだとき書き手の、タナダ監督の、覚悟を感じました。強度がある上に、しっかりと笑いあり涙あり、最後には今日も一日頑張ろう。って思わせてくれる可笑しみみたいなものもちゃんと詰まっているそんな素敵な作品です。神尾佑東日本大震災で福島は大きく変わってしまいました。それは町によって人によって家庭によって様々で、一概に悲しみ苦しみと表現できるものではないでしょう。この脚本はそんな福島のとある人々の断片ですが、福島への情愛とそこに暮らす人々への思いをとても感じました。タナダユキ監督の人間に対する洞察力と愛情が観た人の心を温めてくれるでしょう。そして映画の舞台になった映画館が素晴らしい。もしかしたら私も子供の頃行ったかもしれない映画館。この作品の礎になっていてそれがまた見どころです。福島出身としてこの作品に少しでも参加できて本当によかったです。光石研今作は、まだまだ先の見えないコロナ禍での撮影でした。しかし、スタッフの皆さんの手厚いケアで、何一つ心配する事なく、撮影しました。タナダ監督とは、確か同郷の北九州での、小さな映画祭でお会いした事がありましたが、タナダ組の現場は初めてでした。キャメラの横にスッと座り、しっかりと俳優の佇まい、一挙手一投足を観察し、的確な指示を頂き、安心してやれました。何ともハンサムな監督デス!ストーリーも小さな映画館のお話だし、映画愛を感じます。しかし、監督の別の作品を拝見すると、ちゃんとエッジが効いてます。羊の皮を被ったなんとかですかね。めちゃくちゃ楽しかったです。吉行和子タナダユキ監督の、映画愛が、ぎっしり詰まっています。そして、震災、家族と、福島での撮影で、より強く感じた日々を思い出しました。映画とテレビドラマが同時進行で撮影されたので、両方に出ていた私は、一度に二本、タナダ監督の作品に出る機会を頂き、嬉しかったです。監督は、とてもチャーミングでした『浜の朝日の嘘つきどもと』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年公開予定©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年03月17日高畑充希主演、タナダユキ監督とタッグを組んだ映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の公開が決定。震災後の福島・南相馬に実在する映画館を舞台にした物語を描く。100年近くの歴史を持つ映画館「朝日座」。シネコンが活況を見せる中、主に旧作映画を上映する名画座として地元住民の思い出を数多く育んできた。しかし、時代の流れには逆らえず、支配人・森田保造はサイレント映画『東への道』をスクリーンに流しながら、ついに決意を固める。ほどなく、一斗缶に放り込んだ35mmフィルムに火を着けた瞬間、森田の背後からその火に水をかける若い女性が現れた。茂木莉子と名乗るその女性は、経営が傾いた「朝日座」を立て直すため、東京からやってきたという。しかしすでに閉館が決まり、森田も決意を変えるつもりもないが…。タナダ監督オリジナル脚本となる本作は、福島県南相馬市に実在する映画館「朝日座」が舞台の物語。主演の高畑さんが演じる茂木莉子が、経営が傾いている朝日座を立て直すべく、地元住民と共に東へ西へ奔走し、くじけそうになりながらも奮闘していくさまを描く。タナダ監督は「何があっても前を向かなければいけないというのなら、せめてほんの少しだけの優しさのある映画が作れないものだろうか。そう思ってこの映画を作りました。映画の灯が消えないこと、そして自分を育ててくれた小さな映画館たちがなくならないことを願って止みません」と製作経緯を明かす。本作が自身にとって自粛明け一つ目の仕事だったと話す高畑さんは「明るくポップではありながら、タナダさんの伝えたいメッセージがぎゅっと詰まった絶妙なバランス感覚の台本の中の世界にお邪魔できて、毎日ストレスなく、心地よい時間が流れていたように思います」と撮影の日々をふり返り、「震災から10年ということや、コロナも踏まえたストーリーではありますが、どのキャラクターも愛おしく、観ていて明るく前向きな気持ちになれる作品になっていますので、ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです」とメッセージを寄せている。共演には、「オアシズ」大久保佳代子が、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役を、いま最もチケットが取れないと言われる落語家・柳家喬太郎が朝日座の支配人・森田保造役で出演している。さらに同名ドラマが福島中央テレビ開局50周年記念作品として本日放送された。映画と同じく、タナダ監督が手掛け、竹原ピストルと高畑さんがW主演。ドラマは、映画の物語の続きが描かれており、今後、配信などを行っていく予定だという。ちなみに、どちらから観ても楽しめる仕掛けになっている。『浜の朝日の嘘つきどもと』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)
2020年10月30日THE BACK HORNが人気作家・住野よると共作した『この気持ちもいつか忘れる』が本日発売される。発売を記念して、収録楽曲『輪郭』を起用した志田愛佳(ex.欅坂46)が出演するプロモーション映像も公開された累計300万部を突破した『君の膵臓をたべたい』を世に送り出した住野が、学生時代からTHE BACK HORNを敬愛していたことから、今回のジャンルを超えたコラボが実現。両者が構想段階から打ち合わせを重ね、インスパイアしあうことで生まれた密接なコラボレーション作品だ。収録されているのは、住野よるが冒頭に記した物語のあらすじから生まれた楽曲『ハナレバナレ』をはじめとした5曲。その中の『輪郭』は本作の小説部で異世界の少女が口ずさむ曲を具現化したもの。さらに歌詞の一部を住野が書き下ろすという本作のコラボを象徴するような楽曲に仕上がっている。公開されたプロモーション映像に出演した志田愛佳は住野のファンで、2018年に欅坂46を卒業して以来2年ぶりのダンスに挑戦。彼女がコンテンポラリーダンスを披露するユニークな映像をぜひチェックしてほしい。志田からコメントは以下の通り。●志田愛佳・コメント「私自身、住野よる先生の作品を以前から愛読していたので、今回このような機会をいただけて、とても光栄です!新作小説とともにこの小説プロモーション映像も皆さんに楽しんでいただければと思います」なお特設サイトには住野よるとTHE BACK HORNの対談記事も掲載されている。こちらもぜひチェックしてほしい。■リリース情報住野よる『この気持ちもいつか忘れるCD付・先行限定版』発売日:9月16日(水)CD収録内容:THE BACK HORN『この気持ちもいつか忘れる』1.ハナレバナレ2.突風3.君を隠してあげよう4.輪郭 ~interlude~5.輪郭特設サイトURL:
2020年09月16日女優として活躍している志田未来(しだ・みらい)さん。そのかわいらしさと高い演技力で多くの人から支持を集めており、2018年に結婚を発表した時には大きな話題になりました。そんな志田未来さんのかわいさが分かる画像をご紹介します!志田未来のかわいい画像を集めてみた!志田未来さんには、スタッフが更新しているツイッターのアカウントがあります。最新情報はもちろん、志田未来さんのオフショットも多数投稿されており、更新を楽しみにしているファンも多いようです。 #泣き猫 スタッフの皆さまから似顔絵イラスト色紙をいただきました本当にありがとうございます♀️『 #泣きたい私は猫をかぶる 』が引き続き皆さまに愛される作品でありますように… @nakineko_movie pic.twitter.com/moLFyjrCgE — 志田未来スタッフ(公式) (@mirai_staff) August 22, 2020 今夜22時〜放送の『 #美食探偵 明智五郎 』第9話ぜひご覧ください @bishoku_ntv pic.twitter.com/zBNpgDvoCe — 志田未来スタッフ(公式) (@mirai_staff) June 28, 2020 『 #美食探偵 明智五郎 』第5話ご視聴ありがとうございました♀️たくさんのお祝いコメントも本当にありがとうございました♀️最後は笑顔で、また来週 @bishoku_ntv pic.twitter.com/xsBXIDoANa — 志田未来スタッフ(公式) (@mirai_staff) May 10, 2020 4月8日24時12分〜スタートの #テレビ東京 系『 #レンタルなんもしない人 』第1話にゲスト出演します #志田未来 演じる大宮亜希が東京最後の一日をレンタルさんとどう過ごすのか?皆さま、ぜひご覧ください pic.twitter.com/utdMf2JQnz — 志田未来スタッフ(公式) (@mirai_staff) March 18, 2020 いよいよ本日から映画『 #架空OL日記 』公開デス思わずクスッとしてしまうOLさんたちのどこにでもある日常を皆さま、ぜひ劇場にてご覧ください #バカリズム さん演じる私と #石橋菜津美 さん演じるクミと #志田未来 演じるリエのゆる〜い会話もお楽しみに(笑) pic.twitter.com/u4CJjMXHXz — 志田未来スタッフ(公式) (@mirai_staff) February 28, 2020 スタジオコロリド 長編アニメーション映画第2弾『 #泣きたい私は猫をかぶる 』で笹木美代 役を務めます #花江夏樹 さんとご一緒の収録に「夢のようなお仕事です」と感激しておりましたちょっと不思議で、だけど愛おしい。そんな物語をぜひお楽しみに♀️♂️ #泣き猫 #6月5日公開 pic.twitter.com/UhruhYJpNU — 志田未来スタッフ(公式) (@mirai_staff) January 28, 2020 ちなみに、中にはこんなにかわいらしい動画も。今年も勝手に #クレヨンしんちゃん 応援大使 #志田未来 より㊗️ ちょ~大ヒット上映中㊗️『 #映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』ぜひ、劇場で #見れば #9月11日公開 #クレヨンしんちゃん #しんちゃん応援団 pic.twitter.com/JmVVP9S2rw — 志田未来スタッフ(公式) (@mirai_staff) September 13, 2020 映画『 #泣きたい私は猫をかぶる 』 #Netflix 配信まで、あと1️⃣日‼️ @nakineko_movie @NetflixJP_Anime pic.twitter.com/48bX1jCtbZ — 志田未来スタッフ(公式) (@mirai_staff) June 17, 2020 志田未来さんのかわいい画像や動画を見たファンからは、こんなコメントが寄せられています。・いつ見てもかわいい!・笑顔が素敵。・『女王の教室』以来、志田未来さんの大ファンです!志田未来のかわいい画像はドラマの公式SNSでも見られる!志田未来さんは、出演した作品の公式SNSにもたびたび登場しています。2020年4月放送開始のドラマ『レンタルなんもしない人』(テレビ東京系)の第1話で、志田未来さんは大宮亜希役を演じました。/ #レンタルなんもしない人 放送まで あと3時間\ポトフをコトコト煮込んでいる #志田未来 さんをパシャリ✨みんなは夜ゴハン何食べた?今日深夜0時12分〜放送スタート #増田貴久 #比嘉愛未 #葉山奨之 #古舘寛治 pic.twitter.com/Ig6sMPcGdd — レンタルなんもしない人ドラマホリック!第10話 9月16日(水) (@tx_rentalsan) April 8, 2020 こちらは、2019年1~3月にかけて放送されたドラマ『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)に出演した時の志田未来さんです。志田未来さんは同作で、神田和実役を演じました。 この投稿をInstagramで見る 【公式】ハケン占い師アタル ありがとうございました!(@ataru_ex)がシェアした投稿 - 2019年 3月月10日午後8時38分PDT この投稿をInstagramで見る 【公式】ハケン占い師アタル ありがとうございました!(@ataru_ex)がシェアした投稿 - 2019年 2月月16日午後6時21分PSTこちらは、2020年秋と2021年冬の2クール連続で放送されるドラマ『監察医 朝顔』第2シーズン(フジテレビ系)の公式アカウント。同作で、志田未来さんは前作に引き続き、安岡光子役を演じます。 この投稿をInstagramで見る 【公式】フジ月9「監察医朝顔」11月2日スタート!【秋冬】(@asagao2_2020)がシェアした投稿 - 2020年 7月月27日午後1時00分PDT志田未来ってどんな人?『女王の教室』などに出演6歳の時に児童劇団に入団し、子役として芸能活動をスタートした志田未来さん。2000年9~11月にかけて放送されたドラマ『永遠の1/2』(TBS系)で、ドラマに初出演しました。2005年には、ドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)で神田和美役を熱演。志田未来さんは同作への出演をきっかけに、世間に広く知られる存在に。2006年には、ドラマ『14才の母~愛するために 生まれてきた~』(日本テレビ系)で主演。同作で、志田未来さんは14歳という若さで子供を身ごもった女子中学生・一ノ瀬未希役を演じ、大きな注目を集めました。その後は、ドラマ『正義の味方』(日本テレビ系)や『小公女セイラ』(TBS系)、『信長のシェフ』(テレビ朝日系)、『ウツボカズラの夢』(フジテレビ系)、『明日の君がもっと好き』(テレビ朝日系)など、数多くのドラマに出演。また、映画『誰も守ってくれない』や『食堂かたつむり』、『おかあさんの木』、『泣き虫ピエロの結婚式』、『ラプラスの魔女』など、映画にも多数出演しています。志田未来さんのこれからの活躍も応援しています!志田未来が結婚を発表!お相手は神木隆之介じゃなかった…[文・構成/grape編集部]
2020年09月15日ドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)のインスタグラムが、2020年5月10日に更新。同ドラマに出演している女優・志田未来(しだ・みらい)さんの制服ショットが公開され、多くの反響を呼んでいます。志田未来27歳でも「まだまだ余裕」なセーラー服姿に反響同日に27歳の誕生日を迎えたという志田未来さん。『美食探偵 明智五郎』で着用したセーラー服に身を包み、とびきりの笑顔でカメラにピースを向けています。 View this post on Instagram A post shared by 美食探偵 明智五郎【公式】 (@bishoku_ntv) on May 9, 2020 at 8:33pm PDT現役女子高生といっても違和感のないビジュアルにファンは驚愕。誕生日を祝福する声とともに、その姿を称賛するコメントが殺到しています。・まだまだ女子高生イケる!おさげもかわいい。・おめでとうございます。本当にずっと変わりませんね。・子役の頃からずっと大好き!実年齢を聞いて驚きました。そんな志田未来さんは2018年9月14日に一般男性と結婚。電撃的な発表で、多くの人を驚かせました。志田未来が結婚を発表!お相手は神木隆之介じゃなかった…『美食探偵 明智五郎』でも素晴らしい演技を見せ、その実力が再び注目されている志田未来さん。これからも、素敵な姿を見せてくれそうですね![文・構成/grape編集部]
2020年05月12日女優・志田未来と人気声優・花江夏樹がW主演したアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』が、劇場公開ではなく、Netflixにて6月18日(木)より全28言語で世界独占配信されることが決定した。本作は、いつも明るく陽気で、空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる女子中学生・笹木美代の恋を描いた、オリジナル青春ファンタジー。監督は、「美少女戦士セーラームーン」「おジャ魔女どれみ」など90年代アニメを支えてきた日本アニメ界の重鎮・佐藤順一と、スタジオジブリを経て現在はスタジオコロリドにて映像作品に参加、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆。脚本は、日本中が涙した大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』をはじめ、『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』ほか自身が監督を務めた『さよならの朝に約束の花をかざろう』など確かな描写力で定評のある脚本家・岡田麿里。主人公のムゲ/笹木美代役を演じるのは、実力派女優でありながらアニメファンを公言、声優へのリスペクトも強いことで知られ、これまで『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などの話題作にも出演している志田未来。もう一人の主人公で、ムゲが思いを寄せる日之出賢人役を演じるのは、「東京喰種トーキョーグール」「鬼滅の刃」など人気アニメーション作品に多数出演、声優界で絶大な人気を誇る花江夏樹。多感で繊細な中学2年生のムゲと日之出を、2人がW主演で務め、主人公・ムゲを「猫」世界へと導く謎のお面屋・猫店主に山寺宏一、ムゲと日之出の担任教師に小木博明(おぎやはぎ)らが出演する。この度、Netflixでの配信決定を受けて、W主演の志田さんと花江さん、両監督からコメントが到着!また、本作が“大切な人の存在に気づくことのできる作品”ということから、「届けたいあの人へ」をテーマにした動画メッセージリレーも作品公式ツイッターで公開中。志田未来「皆様の心に少しでも癒しをお届けできたら」この度、劇場公開からNetflix独占で配信されることが決定致しました。様々な作品が公開延期を決めている中、今作を楽しみに待ってくださっている皆様に無事にお届けできることが決まり、安心と嬉しさでいっぱいです。外に出ることも難しく制限が多い生活の中、楽しい気持ちになれることの一つがエンターテインメントだと思います。そして、映画は観てくださる方がいて、本当の完成だと思っています。お届けする形は変わってしまいましたが、一人でも多くの方に観ていただきたいです。最後に、今作は人の温かさや相手を想う気持ちがたくさん詰まった作品なので、皆様の心に少しでも癒しをお届けできたら嬉しいです。花江夏樹「大切な人を思い浮かべながら、幅広い世代の方に観て頂きたい」日之出賢人役の花江夏樹です。この度、泣きたい私は猫をかぶるが劇場公開ではなくNetflixでの配信となりました。映画館で観られないのは残念ですが、家の中にいる事が多い今の状況の中 配信という形で皆様にお届け出来るのはいい事なのではないかと思います。泣き猫は人と人の想いの大切さ、気持ちを伝えたり、一歩前に踏み出す勇気を感じる作品です。大切な人を思い浮かべながら、幅広い世代の方に観て頂きたいそんな素敵な作品です。配信をお楽しみに!監督:佐藤順一「作品にこめた大切なものは配信でも届ける事ができる」『泣きたい私は猫をかぶる』は、タイトルにもあるようにお面をつけて猫に変身したり、猫だけが住んでいる猫島なんていうファンタジー要素もありますが、実はとても身近で日常の中に普通にある感情を描く物語です。主人公のムゲ、クラスメイトや家族、さらには猫島の猫たちなど、映画の中のキャラクターと出会う事で、自然と自分や周りの人の事をふと考え、親しいはずの人の知らない部分や本当の心に想いをはせる…そんな体験をしていただける映画になっているはずです。素敵な音楽やヨルシカさんの素晴らしい歌とともに、作品にこめた大切なものは配信でも届ける事ができると信じています。是非この機会に何度でもご覧頂ければうれしいです。監督:柴山智隆「この映画を必要としてくださる方々へ何としても届けたい」現在、多くの映画関係者の皆様が新型コロナウイルスによる影響を受けていることと思います。延期を決めたものの今も公開の目処が立っていない作品、撮影がストップしている実写の撮影現場も少なからずあるそうです。予定通りの公開が難しいと知らされたとき、この映画を必要としてくださる方々へ何としても届けたい、と思いを強くしました。Netflixで配信させていただけることに感謝をしております。世界中の方々と同時に公開の瞬間を迎えられることが今は楽しみです。そして『泣き猫』がみなさんの日々の暮らしの一助になれたなら光栄です。一人でも多くの方にこの映画が届くことを願うばかりです。Netflixアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』は6月18日(木)よりNetflixにて全世界独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング泣きたい私は猫をかぶる 2020年6月18日よりNetflixにて全世界独占配信© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
2020年04月30日浜内千波が太らないおかずレシピの完全版を発売人気料理研究家の浜内千波が定番料理のカロリーオフレシピ集の完全版を発売する。新規レシピに加え、読者に人気の高かったレシピを再録している。そして、なんとびっくり!紹介されるのは普通に作るよりも約100~200kcalダウンするのに美味しいレシピ!そのワケは、食材選びや調理の工夫にある。それぞれのメニューに「太らない秘密」の解説が付いていて納得しながら作れるはず。また、定番おかずと組み合わせたい常備菜と副菜も掲載しているので献立にも困らない。70種類以上の多彩なレシピで、健康的なダイエットが実現できる、注目の1冊だ。Amazonや楽天などで購入できて、販売価格は980円(税抜)だ。多方面で活躍する人気料理研究家の浜内千波大阪成蹊女子短期大学栄養科を卒業後、OLを経て、岡松料理研究所に入所する。1980年にファミリークッキングスクールを東京に開校し、2006年には便利で楽しいキッチン用品「Chinami」を立ち上げる。『料理は、もっともっと夢のある楽しいもの』をモットーにしており、健康と味覚に配慮したダイエットレシピが人気で、様々なメディアで活躍中だ。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※浜内千波公式サイト
2020年03月27日女優・志田未来と人気声優・花江夏樹がW主演し、岡田麿里が脚本を務めたアニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』の本予告映像と本ビジュアルが到着。追加キャストとして山寺宏一、小木博明(おぎやはぎ)の参加も明らかになった。今回到着した映像では、主人公・笹木美代(ムゲ)が思いを寄せるクラスメイト日之出賢人(声:花江さん)と猫が戯れるシーンからスタート。切なくてちょっと不思議な本作の世界観を覗くことができる。また、ムゲを「猫」世界へと導く、物語のカギを握る猫店主役にベテラン声優の山寺宏一。ムゲや日之出の学校の担任・楠木先生役を小木博明が担当することも決定。今回演じた役柄について山寺さんは「不気味で、トボケてて、掴みどころが無い、なんともユニークなキャラクターです。演じていて本当に楽しかったです」と印象を明かし、「主人公二人の揺れ動く心情、日常の風景、摩訶不思議な猫の世界、どれもが繊細かつ丁寧に描かれている素敵な作品です。悩み多き多感な10代はもちろん、いろんな世代の方々に観て頂きたいと思います!」とメッセージを寄せている。そして、本作の演出家が大ファンという理由で、小木さんをイメージして作られた楠木先生。生徒思いでマイペースな性格も小木さん自身を彷彿とさせるキャラクターに仕上がっている。小木さんは「僕をキャスティングしてくれるスタッフの気がしれないと思いました(笑)」と言いつつ、「実は最初オファーをいただいたときに、当て書きだということを事前にお聞きしました。キャラクターの楠木先生が眼鏡かけているし、ちょっと歳をとっていて、太った感じにみえたし、なんだかそれも僕っぽく再現されていたので、半信半疑ではありましたがその気持ちでアフレコにのぞみました。ですので、キャラクターの見た目が僕に似ているものですから、そのまんまでやらせてもらいました。正直、アフレコを終えた今でも半信半疑です。笑」と収録をふり返っている。さらに予告編では、本作の主題歌も解禁。主題歌は、若者から圧倒的な支持を受けるアーティスト「ヨルシカ」の書き下ろし楽曲「花に亡霊」。ムゲの日之出へのまっすぐな想いをより一層引き立て、物語をより深くより鮮やかに紡いでいる。「ヨルシカ」は、これまでに顔出しを一切していないにも関わらずMV総再生回数が2.9億回を突破するという驚異の超大型“ネット系ブレイクアーティスト”。今回の主題歌について「ヨルシカ」は、「ヨルシカとしての作品性をそのままアウトプットしたものでもあり、この映画の創造力とぶつかり合って輝くような、独立した二作品が綺麗に調和を保っているような、そんな景色を作る音楽になっていればと、そう願っています。映画館で鑑賞出来ることを一つの楽しみにしています」とコメントしている。同時に解禁された本ビジュアルは、日之出と猫、そしてムゲが描かれた1枚。猫と遊ぶ日之出を見つめるムゲの表情は、嬉しそうだが、どこか切なさを感じるビジュアルになっている。『泣きたい私は猫をかぶる』は6月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泣きたい私は猫をかぶる 2020年6月5日より全国にて公開© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
2020年03月10日