戸田恵梨香、松田翔太らが3月6日(土)、TOHOシネマズ日劇3で『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』の初日舞台挨拶を行い、観客502人が参加した“生エデンの園ゲーム”を見守った。同作は、フジテレビ系で放送された人気TVシリーズの続編で、バカ正直な女子大生・神崎直(戸田さん)と元天才詐欺師・秋山深一(松田さん)が、相手を騙して金を奪い合う通称“ライアーゲーム”の最終決戦に挑む姿を描く物語。劇中に登場するエデンの園ゲームに、初日を祝って観客が挑戦。赤、金、銀のリンゴのボード3枚セットから1枚を選んで掲げるゲームで、ルールは全員が赤リンゴを選べばキャスト陣と一緒に撮った記念撮影写真をポストカードにしたものが全員にプレゼントされ、赤以外を選んだ人が1人だけなら旅行券10万円を獲得、と信じ合う心を試すもの。キャスト陣はそれぞれ劇中で演じた人物になりきり応援。戸田さんは「赤を上げましょう」と呼びかけると、松田さんは「断言する!このゲーム、何度やっても赤が揃うことはない」。ライアーゲーム事務局員役の吉瀬美智子も「いまだかつて赤いリンゴが揃ったことはありません」とニヤリ。結果、502人中3人が金と銀のリンゴを選択。戸田さんは「一瞬、赤がそろった!と思ったら…人って恐ろしい」と目をパチクリさせたが、松田さんは「だから言ったろ」と大ウケしながら「これはライアーゲーム、嘘をついて何が悪い」と秋山になりきり、全員プレゼントを逃して残念がる観客を沸かせた。ゲーム前の挨拶で、戸田さんは司会の同局笠井信輔アナウンサーから、役柄上バカバカと言われ続けた心境を聞かれ、「『バカで〜す』って、しっくりくる。(言われることが)普通になっちゃったんですよね。言われなくなると?寂しいです」と直役に愛着タップリ。松田さんは「秋山をずっと演じているとしみこんじゃって、私生活でも友達に『お前さ〜』って言っちゃう。マズイなと…」と苦笑いで、観客の笑いを誘っていた。『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』はTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ライアーゲームザ・ファイナルステージ 2010年3月6日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開© 2010フジテレビジョン/集英社/東宝/FNS27社■関連記事:戸田恵梨香&松田翔太登壇の『ライアーゲーム』初日舞台挨拶をTVとネットで生中継!松田翔太、不安払拭?関めぐみに「無視されたのかと…」 『ライアーゲーム』完成披露松田翔太は実戦でも詐欺テクを発揮?「ライアーゲーム」一大プロジェクト本格始動
2010年03月06日戸田恵梨香と松田翔太主演の人気TVドラマの劇場版『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』がいよいよ今週末3月6日(土)より公開となるが、6日(土)に行われる初日舞台挨拶の模様が日本映画専門チャンネルおよび同チャンネルの公式サイト上で生中継されることが発表された。本作は「週刊ヤングジャンプ」(集英社刊)に連載中の人気漫画を原作とし、他人を騙し、マネーを奪い合う“ライアーゲーム”に参加することになった純真な女子大生の神崎直(戸田さん)と天才詐欺師・秋山深一(松田さん)の活躍を描いている。2007年にTVドラマ化され大きな話題を呼び、昨年、第2シーズンを放送。その続編にして最終章となる劇場版が満を持して今週末より公開となる。今回、生中継される舞台挨拶は、3月6日(土)の午後2時からの回で、戸田さん、松田さん、松山博昭監督を始めとする豪華メンバーが登壇する予定。壇上での舞台挨拶の模様はもちろん、舞台裏の様子や、公開初日を迎えた俳優陣の表情など貴重な瞬間をキャッチ!舞台挨拶の回の鑑賞券が取れなかったという人も、これを見てから劇場に行けば盛り上がること間違いなし。なお、日本映画専門チャンネルでは現在、本作のメイキングや戸田さん、松田さんの過去の主演作などを放送中なのでこちらも要チェック。『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』は3月6日(土)よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開。生中継!『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』初日舞台挨拶放送日:3月6日(土)14:00〜15:00(予定)再放送:3月9日(火)19:00〜20:00ほか※日本映画専門チャンネル公式HP「ライアーゲーム」特設ページでもLIVE配信実施公式サイト:■関連作品:ライアーゲームザ・ファイナルステージ 2010年3月6日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開© 2010フジテレビジョン/集英社/東宝/FNS27社■関連記事:松田翔太、不安払拭?関めぐみに「無視されたのかと…」 『ライアーゲーム』完成披露松田翔太は実戦でも詐欺テクを発揮?「ライアーゲーム」一大プロジェクト本格始動
2010年03月03日“おなじみキャラ”の活躍する映画が、20代男性の気持ちをゲット!ようやく春の息吹が感じられるようになる3月は、春休みを前に話題の映画が次々と封切られる賑やかな月でもありますよね。そんな胸躍る雰囲気の中、20代ビジネスマンの皆さんはどんな作品を観たいと思っているのでしょう?調査したところ、本格ミステリーからファミリーアニメまで、多彩な作品が上位に並びました!>>女性編も見るQ.3月公開の映画で、あなたが観たい作品を選んでください。(複数回答)1位『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』26%2位『シャーロック・ホームズ』16%3位『時をかける少女』15%4位『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』10%5位『誰かが私にキスをした』6%5位『TEKKEN』6%■内容&タイトルに惹かれた!派・『アーマード 武装地帯』:「劇場で観るなら、やはりアクションがいい」(27歳/IT/マーケティング)・『シャーロック・ホームズ』:「今までと違うシャーロック・ホームズ像を描いているという触れ込みのため、ちょっと観てみたいと思った」(24歳/卸/システム)・『シャーロック・ホームズ』:「シャーロック・ホームズの名前はよく聞くが、実際に本や小説に触れたことがないので興味をそそられた」(25歳/紙パルプ/営業)・『マイレージ、マイライフ』:「アカデミー賞の候補になっているから」(29歳/機械/クリエイティブ)・『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』:「最近の『映画ドラえもん』は評判が良いから」(25歳/印刷/営業)・『時をかける少女』:「原田知世版との違いを観比べたい」(27歳/精密機器/営業)・『噂のモーガン夫妻』:「予告編を観て面白そうだったので」(29歳/精密機器/営業)・『アイガー北壁』:「基本的に山岳映画が好き」(27歳/金融/営業)・『シェルター』:「精神分析ものに興味があるから」(24歳/自動車関連/財務)■原作が好き!派・『TEKKEN』:「昔ハマっていたゲームが原作だから」(29歳/運輸/総務)・『時をかける少女』:「アニメ映画版がとても面白かったので」(23歳/機械/設計)・『喧嘩番長 劇場版~全国制覇』:「原作のゲームを知っているので、映画がどのような感じになるのか気になる」(24歳/IT/SE)・『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』:「TVドラマや原作コミックを知っているので、映画ではどんな展開になるのか気になる」(26歳/アパレル/人事)■スタッフ&キャストが好き!派・『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』:「戸田恵梨香が好きだから」(26歳/商社/営業)・『誰かが私にキスをした』:「堀北真希のファンだから」(26歳/IT/SE)総評邦画の強さが目立つ中、ハリウッド映画『シャーロック・ホームズ』が2位にランクイン。決め手はやはり原作の知名度といえ、口コミを見ると過去のTVアニメ版も影響していることが分かりました。また、キッズ向けと思われる『映画ドラえもん~』の4位ランクインに関しては、子どものころの記憶を留めている人も多く、そのシリーズ最新作ということで関心を持ったようです。(文・大城健太郎)調査時期:2010年1月28日~2月6日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性265名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク仕事の成功の鍵は相棒にあり!?映画『シャーロック・ホームズ』から学ぶ理想のワーク・パートナー【男性編】コミック原作の実写映画ランキング映画情報満載の『コブタメ』をチェック完全版(画像などあり)を見る
2010年03月01日フジテレビ系人気ドラマシリーズの劇場版『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』の完成を祝うパーティ試写会が2月2日(火)、六本木ヒルズ展望台で行われ、主演の戸田恵梨香&松田翔太、共演の吉瀬美智子、田辺誠一ら主要キャスト12人が勢揃い。劇中とは真逆の和気あいあいトークを繰り広げた。同名人気漫画を原作に、巨額のマネーを賭けてだまし合う通称“ライアーゲーム”に巻き込まれた正直者の女子大生・神崎直(戸田さん)と直を助ける天才詐欺師・秋山(松田さん)とゲーム参加者たちの、欲望が渦巻く壮絶な心理戦を描くサスペンス。劇場版は2007年、2009年放送のドラマ版の続編で、直&秋山ら準決勝を勝ち抜いたファイナリストたちによる50億円争奪戦を描く。同パーティには一般公募で約150倍の倍率を勝ち抜いたファン100人を招待。劇場版から参加した田辺さんが「架空の世界ですし、映像や音楽が斬新。仲間入りできて嬉しかった。みんなで朝焼けを見ました。朝9時とか10時まで撮影したので」と楽しげに(?)ふり返り笑顔。すかさず戸田さんは「やっぱり外はいいね、太陽は最高よねって…ね!」と同調。密室での撮影の苦労をうかがわせた。同じく劇場版キャストの関めぐみは「私の役は台本に“クールビューティ”と書いてあったので、現場では自分の中で一線引こうかなっていう気持ちで…」と吐露。司会のフジテレビ・中野美奈子アナウンサーから、特に誰と一線を?と尋ねられると「やっぱりキノコ(ヘア=ドラマ版からのレギュラーキャストの鈴木浩介)とか…ユニークな方がたくさんいたので、出会ってちょっとでもテンションが上がらないように」と説明。松田さんは「静かにされているので、無視されているのかと思った」と安堵の表情。もっとも“引かれていた”鈴木さんは「関さんを見てテンション高く上がっていました!」とチラ見を告白していた。さらにキャスト陣で最年少の劇場版キャスト、永山絢斗は「みなさんに可愛がってもらいました。荒川(良々)さんと控室でご飯をおごってもらいました」。ドラマ版と今回の劇場版で双子のそれぞれ兄、弟を演じた荒川さんは、中野アナから「今回はどんな面持ちで演じた?」と珍質問され、「面持ち…?」とソフトに受け流し、「弟は育ちがいいということだったので、地を出せばいいのかなと」と、おトボケ。会場の笑いを誘った。締めでシャンパンの乾杯と主演の2人からメッセージ。戸田さんは「今回、みんなの気持ちや秋山と直の関係性がより深く描かれている。展開が早いんですが、ついてきてもらいたいと思っています。ゲームも個性あふれる演技も面白いです」。松田さんは「すごく複雑なゲームになっていますが、(秋山)深一が全て解き明かします!」と揃って仕上がりに自信を見せた。続いて、同キャスト陣はTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた試写会で舞台挨拶し、「直ちゃーん」、「キノコ!」など大声援を浴びた。田辺さんが「mixi、Twitter、回覧板、伝書バトでこの映画を広げて」と呼びかけ、観客の笑いを誘うひと幕も。『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』は3月6日(土)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ライアーゲームザ・ファイナルステージ 2010年3月6日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開© 2010フジテレビジョン/集英社/東宝/FNS27社■関連記事:松田翔太は実戦でも詐欺テクを発揮?「ライアーゲーム」一大プロジェクト本格始動
2010年02月02日山田孝之の最新主演作で、戸田恵梨香扮するヒロインを巡る妄想男たちの戦いを描いた『大洗にも星はふるなり』が11月7日(土)に初日を迎えた。山田さんを始めムロツヨシ、小柳友、白石隼也、佐藤二朗、福田雄一監督が舞台挨拶に登壇、さらに当初は欠席予定だった戸田さんもサプライズで駆けつけ、映画さながらのドタバタのコメディ劇が舞台上で生で繰り広げられた。男たちが壇上に上がった後に、戸田さんの名前がコールされ、真っ赤なワンピース姿の戸田さんが現れると、男たちは口々に「赤い」「真っ赤だ」とつぶやく。そして舞台挨拶スタート!山田さんが、もはや定番とも言える脱力系の口調で「おはよーございまーす、山田でーす。お金を取って人に見せていい作品なのか?悩んでます」と語ると会場は笑いに包まれた。個性的な面々が個性的な挨拶を繰り広げる中、目を引いたのは最年少の白石さん。挨拶もそこそこに司会の映画パーソナリティ、伊藤さとりさんに「僕、ずっと伊藤さんが気になってたんです…。いや、こんな舞台挨拶なんてどうでもいい!」と興奮気味に語り、監督やムロさんから「落ち着いて、隼也。自己紹介!」となだめられていた。せっかく戸田さんが来たということで、物語に因んで「クリスマスを戸田さんと過ごすなら?」というお題が男どもに与えられた。トップバッターのムロさんは「僕と戸田さんの共通の趣味である(ゲームの)『ぷよぷよ』をずっとやりたいです。で、戸田さんがゲームの途中で急に言うんです…『メリークリスマス』って。僕はそれを聞いてニヤリとする」と早くも妄想全開!小柳さんは今年のクリスマスは家族で旅行に行く予定ということで「ぜひ家族旅行に一緒に!」と結婚を前提に(?)誘いをかけた。白石さんは「『大洗…』のスピンオフのDVDがクリスマスに出るので、それを見る」と“優等生”な提案。と思ったら…このスピンオフに戸田さんは出ていないということを受け「TVの横に戸田さんに立ってもらって、DVDと戸田さんの両方を見ます」と若くして堂々たる変人ぶりを発揮していた。続いて佐藤さんが、神妙な顔で「ちょっと聞きたいんだけど、40代の男でも大丈夫なの?」と戸田さんに質問すると、戸田さんは困惑。監督が「僕も41ですよ」と言うと、戸田さんは「大丈夫です!」と即答。この微妙なタイミングでの「大丈夫」宣言に、佐藤さんはへこんでいた…。監督は「僕はドMなので、恵梨香ちゃんに一日中、わがままを言ってほしい!『恵梨香、そこまで言うか〜!』ってぐらい」とニヤニヤと妄想を語った。すると戸田さんは『本当ですか?何でもおねだりしていいんですか?」と突如として目を輝かせ、会場の笑いを誘った。最後の山田さんはクリスマスについて「キリスト教徒じゃないので…」と淡々とした様子で「12月25日ということは、正月も近いので準備を…。もちを仕入れたり」と回答。監督からの「それは(キリスト教徒ではなく)仏教徒だから?」というツッコミに山田さんが何気なく「別に…」と答えると、ムロさんが「孝行、『別に』って言うなよ!」と、何かと話題の女優・沢尻エリカさんの「別に」発言騒動を念頭にすかさず反応。すると、山田さんは両腕を組んで、足を突き出してポーズ!この出血大サービス(?)に会場は爆笑に包まれた。さて、男たちの提案を聞いた戸田さんが、この中で誰と一緒にクリスマスを過ごしたいかというと「福田監督です!というか、ほかの人たちは何を言ってるのか分からなかった…(苦笑)。さすがにクリスマスの正月の準備はしたくないです」とバッサリ。会場は再び笑いに包まれた。『大洗にも星はふるなり』は全国にて公開中。■関連作品:大洗にも星はふるなり 2009年11月7日よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2009「大洗にも星はふるなり」製作委員会■関連記事:聖なる夜を一緒に過ごしたい俳優は?「MTV」Ituneカードを10組20名様にプレゼントファッション小噺vol.116カーペットの上の人間模様〜東京国際映画祭〜【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!下ネタだらけの現場に、戸田恵梨香「話題に入れず…」『大洗にも星はふるなり』会見山田孝之「異なる役を楽しんでます。『ムチャクチャな顔にしてやる!』って(笑)」
2009年11月07日山田孝之を主演に迎え、妄想男たちの暴走を描いた『大洗にも星はふるなり』が、先日より開催されている東京国際映画祭で上映され、山田さんによる舞台挨拶が行われた。この舞台挨拶は山田さん単独で行われるはずが、この日、誕生日を迎えた山田さんを祝福するために監督や共演者たちが乱入!果ては、この映画と無関係のはずの、俳優で弁護士の本村健太郎までが現れ、映画に因んで、山田さんを被告にした“公開法廷”まで開かれたが、当の山田さんは超ローテンション…。微妙な温度差が漂う、何とも不思議な舞台挨拶となった。山田さんは開口一番「山田です。昨日、仕事で茨城で夜から朝まで雨に打たれていて、3時間しか寝てないので頭がパッパラパーですが…」とお疲れ気味のよう。この日は、山田さんにとって26回目の誕生日。司会者に促され、山田さんが26歳の抱負を語ろうとしたそのとき、客席の一角から「孝之、ハッピー、ハッピー、ハッピーバースデイ!」と甲高い声があがり、本作に出演するムロツヨシと白石隼也、そして福田雄一監督が舞台上に乱入した。さらに、舞台袖からは、かわいい山田さんのイラストが描かれたケーキも!会場全体でハッピーバースデイの歌を歌い上げた。さらにムロさんはなぜか「もう一回歌います!」と宣言。再びの唱和に、山田さんは指揮者のような動きで両手を振り上げながら、祝福の歌に聴き入り、さらに実際にはないケーキの上のローソクを吹き消す仕種も見せた。が…山田さんはローテンション。サプライズの祝福の感想を聞かれ「正直、ムロさんの声が聞こえた瞬間、イラッとしました」と歯に衣着せぬ物言いで会場を笑いに包んだ。福田監督はそんな山田さんの様子を察知し、「実は、山田さんは『サプライズが何より嫌い』らしいです…」とあるTV番組での山田さんへのアンケートの答えを暴露。司会者からの「嬉しいですか?」という問いに山田さんは引きつった顔で「嬉しいですよー!感動してます。びっくりー」とほとんど感情を出さずに語り、再び会場は笑いに包まれた。ここで終わればいいものの、会場にはなぜか俳優で本物の弁護士の本村さんが登場。映画に因んで山田さんを公開裁判の場に引っ張り出した。罪状は「ストーカー規制法違反」。ヒステリックな声で山田さんを有罪にしようとする本村さんに対し、山田さんはあくまでローテンション。ほかの3人が“証人”として山田さんの罪を証言したが、年下の白石さんが語る際には、山田さんは別の出演作『クローズ ZERO』で演じた芹沢のような睨みで白石さんを震え上がらせた。監督は「山田くんは、戸田恵梨香が現場に来たらいきなりテンションが上がった」などと現場の様子を明かしたが、山田さんは本村さんを横目に「もっと良い弁護士を立ててやる」とボソリ。ジャッジは200人の観客に委ねられたが、結果は無情の100%有罪!山田さんは最後にイベントの感想を求められると、低〜い声で「サプライズとか本当に嬉しくて…」と語り、涙をぬぐうような仕種を見せるも「サプライズ過ぎて何言っていいんだか…」と本音を語り、改めて会場全体から「おめでとう!」という言葉が贈られた。『大洗にも星はふるなり』は11月7日(土)よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:大洗にも星はふるなり 2009年11月7日よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2009「大洗にも星はふるなり」製作委員会第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】セクシー佐々木希、かわいい顔してやるもんだ!監督が素顔暴露【TIFFレポート】トルナトーレ“『ニュー・シネマ・パラダイス』の親戚”作に自信【TIFFレポート】公開に間に合う?ドキドキ『アバター』キャスト陣が“説明”会見【TIFFレポート】『アバター』シガニー・ウィーバー、久々の来日に日本語で喜び
2009年10月20日映画祭大使を務める木村佳乃、グリーンアンバサダーのモデルの杏の揃っての登場で幕を開け、今年も国内外の数々の豪華女優陣による美しいファッション合戦が観客、報道陣一同を魅了した東京国際映画祭オープニング・イベント。ここでその華麗なるドレス・ファッションを一挙チェック!今年は、とりわけベージュや薄いピンクのフェミニンで女性らしい柔らかな印象のドレスが目立った。美貌を誇る中華系の女優陣の中では、日本でも人気の香港女優、ヴィッキー・チャオは大胆に背中を見せたドレスを清楚に着こなしていた。また、『わたし出すわ』の小雪は、ゴールドをあしらったシンプルなデザインで、抜群のプロポーションを披露。そして、鳩山由紀夫首相と並んでの登場となった宮沢りえは、シフォンを利かせた上品なベージュのドレスで、落ち着いた印象。また、ブラック&濃紺の大人びた雰囲気のドレスを着こなす女優陣もちらほら。黒のスパンコールに紺のミニスカートでかわいらしくまとめた井上真央や、胸元が印象的なドレスで美肌を効果的に見せた佐々木希。フレッシュな2人に対して、ハリウッドの大スターのシガニー・ウィーバー、そして鈴木京香もシックな装いで大人な女優の風格を漂わせていた。若手女優陣ではほかに、鮮やかなターコイズブルーのミニワンピにパープルのタイツで、作品の元気なイメージをアピールした長澤まさみ。白ワンピに大きなイヤリングで美脚を覗かせた戸田恵梨香なども華を添えた。さらに、際立っていたのが“赤”ファッション。映画のイメージカラーと合わせて、見事な赤の競演を見せつけた広末涼子、中谷美紀、木村多江の『ゼロの焦点』組は圧巻。『アバター』のゾーイ・サルダナも、その華奢な体でミニのフリルドレスを着こなし、チャーミングな笑顔をふりまいていた。そして、赤と言ったら忘れてはならないのが、アントニオ猪木のトレイドマーク、赤のスカーフ。この日ももちろん、首にしっかりと巻いて喝!さて、あなたのお好みはどのファッション?東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催アバター 2009年12月18日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開わたし出すわ 2009年10月31日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2009アスミック・エースエンタテインメントオーシャンズ 2010年1月22日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Galatee Films - Pathe - France 2 Cinema - France 3 Cinema - Notro Films - JMH-TSR 天使の恋 2009年11月7日より全国にて公開© 「天使の恋」製作委員会ゼロの焦点 2009年11月14日より全国東宝系にて公開© 2009「ゼロの焦点」製作委員会僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】公開に間に合う?ドキドキ『アバター』キャスト陣が“説明”会見【TIFFレポート】『アバター』シガニー・ウィーバー、久々の来日に日本語で喜び【TIFFレポート】宮沢りえ、山田孝之ら人気俳優、鳩山首相夫妻も来場映画祭開幕辻仁成が自らの思いを映した父の愛にホロリTIFFコンペ注目作!『ACACIA』平原綾香が初のデュエットで『オーシャンズ』テーマソングを公開収録!
2009年10月18日「大人になってまでテレビドラマにハマる必要なんてないわ……」忙しいビジネスウーマンの中にはそう思う人もいるかもしれませんが、そんなことありません!いくつになっても、何かに夢中になったり夢を見たりするのは楽しいこと。この秋はドラマの世界にどっぷり浸かって、フィクションの世界を堪能してみませんか?まずは、20代ビジネスウーマンの間で最も注目されている新ドラマのチェックからどうぞ!>>男性編も見るQ、この秋から始まるテレビドラマ、どれに注目していますか?1位『ライアーゲームシーズン2』(火21:00・フジ)24.1%2位『東京DOGS~最悪で最高のパートナー~』(月21:00・フジ)23.6%3位『相棒season8』 (水21:00・テレビ朝日)17.3%4位『リアル・クローズ』(火22:00・フジ)14.3%5位『オトメン(乙男)~秋~』(火21:00・フジ)13.4%■『ライアーゲームシーズン2』に注目!その理由は……・「シーズン1がとても面白かったため。主演の戸田恵梨香もとても可愛いく、期待してます」(26歳/通信/マーケティング)・「前作でも、素直で正直な主役と頭の切れる相方との掛け合いがおもしろかったので。続きも気になるところですし!」(25歳/化学/クリエイティブ)・「原作の漫画がおもしろかったから」(22歳/商社/営業)・「前作の終わりが中途半端で続編のニオイがぷんぷんしていたので、やっと始まるかと言う感じ」(24歳/機械/総務)■『東京DOGS~最悪で最高のパートナー~』に注目!その理由は……・「月9なのでとりあえず見てみようかと……」(27歳/卸/営業)・「噂のイケメンが2人も主演だから。絶対に見ます!」(22歳/小売/販売)・「刑事ものがもともと好きで、かつ注目の2人が主演だから」(26歳/商社/総務)■『相棒season8』に注目!その理由は……・「新しい“相棒”役である及川光博が気になるので」(26歳/官公庁/財務)・「水谷豊が好きだから。一話完結だが、どのストーリーも外れがなく毎回おもしろい」(23歳/金融/事業開発)・「これまでの相棒シリーズが好きでした。悪意のないサスペンスで後味がいいです」(29歳/官公庁/その他)■『リアル・クローズ』に注目!その理由は……・「おしゃれの参考になりそうだから」(26歳/精密機器/秘書・アシスタント)・「以前スペシャルドラマを見て面白かったから。香里奈が可愛い」(23歳/化学/営業)■『オトメン(乙男)~秋~』に注目!その理由は……・「今やっているシリーズがおもしろいから、続編も期待している」(23歳/情報/設計)・「オトメンと呼べるような人達に興味を持ってしまうから」(24歳/精密機器/販売)■その他、こんなドラマにも注目!・『おひとりさま』(金22:00・TBS):「観月ありさは『ナースのお仕事』以来好きだし、小池徹平との年の差カップルぶりが気になる。今は年の差カップルが増えているので、もしかしたら自分もそうなるかもしれない」(28歳/卸/財務)・『ギネ産婦人科の女たち』(水22:00・日テレ):「医療系のドラマが好き。自分とは違う世界なのでドラマを見て勉強になる」(23歳/運輸/マーケティング)・『交渉人~THE NEGOTIATOR~2』(木21:00・テレビ朝日):「刑事もののサクセスストーリーは安心して見られる。また米倉涼子の主演が楽しみ」(25歳/通信/総務)・『小公女セイラ』(土19:56・TBS):「小さい頃アニメ版を観ていて、すごく思い出深いので」(29歳/旅行/サービス)・『ウェルかめ』(月~土朝8:15・NHK総合):「朝の連続テレビ小説は、ヒロインが魅力的なので必ず一度は見るようにしてます」(24歳/IT/総務)・『アンタッチャブル』(金21:00・テレビ朝日):「仲間由紀恵が出ているドラマはシュールでおもしろいから」(26歳/鉄鋼/総務)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月06日「THE3名様」や「33分探偵」など巧みなお笑いセンスを発揮する、ヒットメイカー・福田雄一。彼の初監督映画で、1通の手紙をきっかけに集まった7人の男たちの妄想トークを描いた『大洗にも星はふるなり』が11月より公開される。これに先駆けて、9月3日(木)、本作の舞台となる海の家をイメージしたスタジオにて記者会見が行われ、福田監督はじめ、主演の山田孝之、山本裕典、ムロツヨシ、小柳友、白石隼也、安田顕、佐藤二朗、そしてマドンナ役の戸田恵梨香が集結した。カッチリスーツ姿の安田さんを除いて、劇中と同じアロハシャツに短パン、ビーチサンダルという夏らしい出で立ちで登場した一同。男だらけの所帯ならではの打ち解けた様子で、開始早々から笑いが絶えない。撮影は1年前に行われたが、山田さんによれば、「男が集まったときにするような会話で盛り上がってました」とのこと。その内容は明かせないようだが、最年長の佐藤さんが「男ばっかりなので修学旅行みたいで、ほとんど下ネタでした。下ネタ・下ネタ・下ネタ・芝居の話…くらいの割合で」と明かした。このメンズトークに、さすがに紅一点の戸田さんは「私はいつもおもしろい話に入れなかったです…」と寂しげな表情。すると、自称“中間管理職”=ムードメイカーのムロさんが、「入ってたよ。恵梨香ちゃんは『ぷよぷよ』が大好きでぷよぷよぷよぷよ言ってたもんね」と無理なフォローを入れ、一同を和ませた。また、報道陣から自身とのキャラクターとの共通点を聞かれると、ムロさんは「自他ともに認めるモテない男という役が、なぜ僕にきたのか」と胸を張るも、佐藤さんや監督から「最近はどうなの?」と恋愛ネタを振られると慌てっぱなしに。恋愛と言えば、「計算して人に情を売る、搾取的なところは似てる」と堂々宣言したのは、人気急上昇中の山本さん。さらに、「テンションが高いところ」(小柳さん)、「いつも勘違いして先走ってしまうところ」(白石さん)と若手チームは爽やかにコメントする中で、山田さんは「似てるところがあったらまずい気が…」とバッサリ。一方、年長チームの二人の話題は、“オナラ”に。安田さんが「佐藤さんが芝居中にとにかくオナラをするので、悔しくてオナラをし返したんですが、NGになってしまった」と暴露すれば、佐藤さんは「みんなの緊張をほぐすためにね」と言い訳する始末…。好き放題にトークを始める男性陣を前に、笑いを止まらない様子の戸田さん。共演陣でのタイプの男性を尋ねられると、「2回共演した、(小柳さん扮する仁科の弟役)なるしくんが好き」と、会見場にいない子役を指名し、山田さんを始め一同をがっかりさせた。そこで「今日いる中で…」と気を取り直して尋ねると、今度は「じゃ…佐藤さんで!」と一言。この予想外の勝利に、ひとり佐藤さんは「言葉が思いつかないくらい嬉しいです!」と我を忘れ、飛び上がってみせた。監督も「グルーヴ感が生まれた作品」と認める、男たちのおバカなやりとりに注目の本作。『大洗にも星はふるなり』は11月、シネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。■関連作品:大洗にも星はふるなり 2009年秋、シネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2009「大洗にも星はふるなり」製作委員会■関連記事:山田孝之「異なる役を楽しんでます。『ムチャクチャな顔にしてやる!』って(笑)」
2009年09月07日勝てば大金を獲得、負ければ巨額の負債――。“ライアーゲーム”と呼ばれる、心理的トリックゲームに翻弄される人々を描いたスリリングTVドラマ「ライアーゲーム」。週刊ヤングジャンプ誌で連載中の人気漫画を原作に、一昨年、戸田恵梨香&松田翔太を主演に迎え人気を博した本作が、続編ドラマ「シーズン2」と映画化となってカムバック!8月13日(木)、この連動プロジェクトの製作会見が行われ、松山博昭監督始め、戸田さん、松田さん、鈴木浩介、吉瀬美智子、渡辺いっけいに加え、原作者・甲斐谷忍ら製作陣一同が集結した。11月に放送されるドラマの撮影に先駆けて、現在、映画の撮影真っ只中だが、松山監督は「シーズン1とは比べものにならない、ファイナルステージという名にふさわしいスケール感の映画になってると思います」と自信を見せた。ドラマに続き、主人公の女子大生・神崎直を演じる戸田さんは、「本当に面白い作品になることを確信していますので、これか4か月間頑張ります。(今回は)すごく強くなった神崎直に成長しています。騙されてるばかりではないことが分かるはずです」と積極的にアピール。シーズン1では騙されてばかりの直だったが、自身との共通点を聞くと、「全然違うと思います。私は“こいつ騙してるな”ってすぐ分かっちゃうので。現場でも、みんなで直ちゃんはどうしようもないねって笑いながら撮影してます」と流暢に語り、思わずネタバレまで飛び出した。ひときわ派手なピンクの衣裳とおかっぱ頭で目立っていたのは、フクナガ役の鈴木さん。実は前シーズンでも使っていたカツラを記念に持ち帰っていたそうで、「まさかまたこれを被ることが出来るとは思ってなかったので、感謝の気持ちでいっぱいです。全身全霊をかけて演じさせていただきます!」と気合いを込めた。対照的に、全身黒の出で立ちで登場したのは、ライアーゲーム事務局員・エリー役の吉瀬さん。「自身もクール?」との質問には思わず無言になるも、「めちゃめちゃクールな部分もあるし、大爆笑するときもあるし、いろんな要素を持ち合わせていると思います」と謎を秘めた答えでかわした。また、この日登壇陣と報道陣が一体となって、質問に対して少数派が勝つというライアーゲームの実戦が行われたが、キャストで唯一、見事最後の2人に残ったのが、さすが天才詐欺師・秋山役の松田さん。惜しくも最後のじゃんけんで勝利を逃したが、曰く「人の裏の裏をかくような意識」を発揮し、余裕の笑顔も垣間見せた。また、シーズン1から2年ぶりの続編放送・映画公開に向けて、「すごく新しい作品だなと思いながら楽しんでやっていました。やっぱりもう一度続きをやってみたいと話していたのが現実になったので、松山監督の頭の中のイメージを僕も俳優部として味付けしていきたい。2年前とは違う、新しい『ライアーゲーム』になると思います」と確信を語った。一方、1か月ほど撮影が続く中、一人この日がクランクインとなった渡辺さんは、恐縮気味に「なんかすみません。自分でも感覚を忘れて困ってたんですけど、2年前と同じ金歯をつけた途端、スッと入った気がしました…入れそうな気がしますよ!」と、金歯を光らせながら自身に喝を入れ直した。ちなみに、ドラマ「シーズン2」ではゲームトーナメントの準決勝、さらに映画では決勝戦が描かれるが、その優勝マネーはなんと50億円。キャスト陣全員に「もし50億円が手に入ったら?」と聞くと、戸田さんは「沖縄に家を買いたい」、吉瀬さんは「ベッドにして50億の上に寝てみたい」との答え。続いて松田さんが、「映画館を作って、タダで僕が撮った映画を流したい」とかなり具体的に展望を語ると、対照的に渡辺さんは「宮崎駿監督に自分のためだけの映画を作ってほしい」と夢を披露。純粋な願望かと思いきや「友達が少ないので、それがあれば友達ができるかなと」とのオチも。そして「足を踏み出しそうなので、貯金だけして利息で食べていきたい」と最も堅実的だったのは鈴木さん。「5億円だったら?」と質問を変えても「将来の子供の学費や家のローンを払っていきたい」となおも謙虚な姿勢を変えず、会場を沸かせた。TVドラマ「ライアーゲームシーズン2」はフジテレビ系列にて11月、毎週火曜日21時よりスタート。映画『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』は2010年2月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ライアーゲームザ・ファイナルステージ 2010年2月6日より全国東宝系にて公開
2009年08月16日数々のヒット映画を手がけてきたフジテレビが、開局50周年記念プロジェクトとして贈るサスペンス超大作『アマルフィ 女神の報酬』。日本映画では初となる全編イタリアロケを敢行したことで注目を集める本作が7月18日(土)に遂に公開初日を迎えた。初回上映後の舞台挨拶には、西谷弘監督と主演の織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、佐野史郎、大塚寧々、伊藤淳史ら豪華出演陣が総集結し、大盛況のスタートを切った。先日のローマ上映から凱旋を果たし、織田さんはホッとした表情で「映画『アマルフィ』はいかがでしたか?また観たいですか?」と呼びかけると、会場からは大歓声と拍手が沸いた。代表作『踊る大捜査線』シリーズの熱血漢・“青”島役から一転、今回演じたクールな外交官・“黒”田について「最初は監督にとにかくダメ出しをされてくじけそうになりましたが、やっていくうちに黒田の謎めいた魅力に惹かれていって、いまはすぐにでもまたやりたいです」と愛着を語る織田さん。司会から続編の可能性を聞かれると「やりたいのですが、この映画がヒットすれば…」とまんざらでない様子。そして観客に向けて「別の登場人物の気持ちになりきってみると、違った感動があると思うので、この3連休にもう一度観にきてください」と作品をアピールした。一方、「パート2が出来ても多分、出れない…」とネタバレぎりぎりの挨拶で笑いを誘ったのは佐藤さん。海岸にそびえるアマルフィでは、クルーザーで移動する住民の暮らしに感動したらしく、「『道路からなんか行かないよ、我々は』みたいな。これがアマルフィかと」と語り、終始会場を沸かせた。また、キャスト陣の口からは、ここぞとばかりに西谷監督による過酷な撮影に対する苦情(?)が続出。織田さんと共にスペイン広場の階段を駆け上るシーンを20回もやり直したという天海さんは、「私があまり疲れてない顔をしていたので、何度も走らせて下さったんですよね?あれでも疲れてたんですけど…」とポツリ、宝塚経験から「(階段を)下りるのは得意なんですけどね!」と主張し、沸かせた。戸田さんもイタリア語の台詞には苦戦したそうで、「現場で台詞が倍以上になっていたのですが、全部カットされてました(笑)。DVDのメイキング映像(に入ることを)を強く希望します」とアピール。さらに織田さんから「リアルに疲れた顔になった」と明かされると、さすがに妥協知らずの西谷監督も「あんまり言われると、仕事が無くなっちゃうから止めてください」と参った表情で懇願した。これとは対照的に、イタリアロケで“旅行気分”を満喫した様子を見せたのは、黒田を囲む日本大使館組。年末年始を現地で過ごした大塚さんは「ヨーロッパでのカウントダウンは初めてでしたが、みんなと一緒に屋上で花火を満喫して、いい年明けでした」とふり返った。佐野さんも「オフの日は列車に乗って田舎に行って趣味の写真を撮ったりしてました。すみません」とと申し訳なさそうに笑顔でコメント。織田さんの大ファンだという伊藤さんは、「この映画に出ることが決まったときからすごく嬉しくて緊張してました。イタリアで初めてお会いしたときは、イタリアの空気の中にいる織田さんに感激して、それだけで幸せでした」と伝えると、織田さんは照れくさそうに軽くおじぎをした。最後に、一同はグラスワインを持ち、織田さんのイタリア語による「サルーテ(Salute)!」という合図で、乾杯が交わされ、興奮冷めやらぬままイベントは幕を閉じた。『アマルフィ 女神の報酬』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:無謀な世界遺産ロケで勝負!ハリウッドに待ったかける『アマルフィ 女神の報酬』織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?
2009年07月20日全編イタリアロケ──文字にしてしまうとなんだか容易いことのようにも受け取れるが、世界的観光名所が集約したローマと街全体が世界遺産のアマルフィを舞台にしている日本映画というのは、やはりどう考えても普通じゃない。そんな無謀とも言えるロケを敢行して出来上がったのが『アマルフィ 女神の報酬』だ。主人公は外交官・黒田康作。演じるのは、これまで数々のヒーロー像を演じてきた織田裕二。『躍る大捜査線』シリーズの青島刑事とは一味違う、大人の色気を放つ外交官役に挑み、新しい一面を披露している。また、脇を固めるキャストも豪華。旅行先のローマで娘を誘拐されてしまう母親役に天海祐希、彼女を支える商社マン役に佐藤浩市、そして黒田が赴任する日本大使館で働く外交官役は戸田恵梨香、佐野史郎、伊藤淳史という顔ぶれ。黒田の友人・フリーライターの佐伯役で福山雅治も登場する。主役を張れるキャストたちがこれだけ揃っているというのも見どころだが、驚くべきは世界の歌姫サラ・ブライトマンが本人役でキャスティングされていることだろう。クライマックスに用意されたコンサート・シーンは圧巻だ。ただ、美しい名所、豪華キャストという超大作の要素がどれだけ詰まっていても、ストーリーが面白くなくては映画ファンの心をつかむことはできない。だが、悔しいことにこの『アマルフィ 女神の報酬』の原作は「ホワイトアウト」で知られる真保裕一が、この企画のために書き下ろしたサスペンス。面白くないわけがないのだ。洋画慣れしている人でも満足のいく日本映画と言っても決して大袈裟ではない本作は、期待を裏切らない久々の超大作と言えるのではないだろうか。(text:Rie Shintani)■関連作品:アマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?
2009年07月17日ローマのコロッセオやスペイン広場、ナポリのカゼルタ宮殿に、アマルフィ海岸など世界遺産を含む数々のイタリアの名所でのロケを敢行し、完成前から大きな話題を呼んでいた『アマルフィ 女神の報酬』。本作の完成披露試写会が6月24日(水)に開催され、主演の織田裕二を始め、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、伊藤淳史、佐野史郎に監督の西谷弘が上映前の舞台挨拶に登壇した。織田さん、天海さん、戸田さんの3人は、大阪での舞台挨拶の後に新幹線で帰京し、この完成披露に駆けつけるという強行日程だったが、笑顔で観客の歓声に応えた。主人公の外交官・黒田を演じた織田さんは「奇跡がいっぱい詰まった映画です」と胸を張った。撮影中のエピソードを尋ねると「台本にはそんなこと書いてなかったのに、監督に急に『ちょっと車にひかれてくれ』と言われまして…。スタントが入るのかと思ったら、衣裳を渡されて『ああ、俺がやるのか』と(苦笑)。まさかスペイン広場で車にひかれることになるとは思わなかったです」と明かしてくれた。商社マンの藤井を演じた佐藤さんは、プロデューサーから口止めされていたにもかかわらず、この作品の重大な秘密を暴露。「この映画、全編イタリアロケを謳ってますが、実は1カットだけ日本で撮影されています。あるシーンのフィルムが使えなくなって、帰国後にセットを組んで撮り直しました」とのこと。さてさて、いったいどのシーンなのか…。大使館の研修生・安達役の戸田さんは、完成した作品を観ての感想を聞かれ「撮影中は正直、いっぱいいっぱいだったので、やっと落ち着いて映画を観て『こういう作品だったんだ!』といち観客として興奮しました」と笑顔で語った。一方、伊藤さんは外交官の谷本に扮したが「僕の方は、イタリアで3日休んで1日働いて、4日休んで2日働き、2日休んで帰国、という感じでした…。もちろん1日ごとの撮影に集中しましたが、申し訳ないような気持ちです」と苦笑を浮かべた。愛する娘を誘拐されてしまう紗江子役の天海さんは、試写で作品を鑑賞した際に大泣きしたことを織田さんに暴露されたが、改めて感想を尋ねると「スクリーンの中にいる自分に嫉妬してしまうくらい、素敵な男性に囲まれてました(笑)。ストーリーをもう知っているのに、いろんな人の思いが胸に迫ってきて、あるシーンを境に堰を切ったように涙があふれてきました」と語った。佐野さんが演じたのは黒田の存在を疎ましく思う、在イタリア大使館参事官・西野。「僕の演じた役が、どのように見えるのか?映画を観た方々に話を聞きたいです。現場でも織田くんと、謎解きのようにどういう人物なのかって話してました」とふり返った。西谷監督は「3か月間ずっとイタリアで撮影に臨みました。だからこそ、にじみ出ているものがあると思います」と作品への強い思いを語った。『アマルフィ 女神の報酬』は7月18日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?
2009年06月25日