TBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(19日スタート、毎週金曜後10:00)に出演する川口春奈、木南晴夏、畑芽育、木戸大聖が6日、赤坂BLITZで行われたTBS系連続ドラマ合同会見『TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING』に出席。川口の印象を語った。次女を演じる川口の印象を問われた畑は「いい意味で野蛮」と回答。川口が「野蛮にいい意味ってあるの?」と焦る中、「ワイルドで、タフな強い女性だなって。畳であぐらかきながら一緒にお弁当食べてくれたりとか。撮影初日にも『芽育ちゃんおいで!一緒にご飯食べよう』って。本当に打ち解けるのが早かったです」と感謝を伝えた。木戸は「春奈さんはやっぱり姉御肌」と共感。「すごいちょっかいもかけられる」と明かし、「こうやって」とボディーブロを再現した。MCを務めたニューヨークが「それはボディーブロ?」と驚くと、川口は「不器用ながらも皆さんに近づきたくてやっております」と説明した。『9ボーダー』は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」まっただ中の3姉妹が、父の突然の失踪を機にひとつ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーとなっている。会見には、同ドラマから松下洸平、井之脇海も出席。日曜劇場『アンチヒーロー』(14日スタート、毎週日曜後9:00)から長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、林泰文、ゴールデンレトリバーのミル、火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(9日スタート、毎週火曜後10:00)から生見愛瑠、瀬戸康史、神尾楓珠、宮世琉弥も参加した。
2024年04月06日川口春奈主演の新金曜ドラマ「9ボーダー」に、松下洸平、井之脇海、木戸大聖が出演することが分かった。本作は、19歳、29歳、39歳と、各年代のラストイヤー=“9ボーダー”真っ只中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、それぞれの年代特有の悩みにぶつかりながら仕事に恋に立ち向かい、幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を描くヒューマンラブストーリー。今作が初共演となる3人が演じるのは、川口さん、木南晴夏、畑芽育が演じる“ボーダー世代3姉妹”を取り巻く人物たち。松下さんが演じるのは、とあるバルで働く“コウタロウ”と呼ばれる男。物語を大きく動かしていくキーパーソンとなるが、どんな人物で、どのように登場人物たちと関わっていくのか、その全ては放送をもって明かされることになる。「すごくわかりみが深いセリフや感情がたくさん詰まったドラマ」と物語の印象を明かした松下さんは、「僕ら3人も3姉妹にどう絡んでいくのか、そして支え支えられながら、一生懸命素敵なドラマにしていきたいと思っています」と意気込んでいる。また、井之脇さんが演じるのは、大庭家の長女・六月(木南さん)が所長を務める会計事務所にやってくる新人公認会計士・松嶋朔。六月とインパクトのある出会いを果たすキャラクターを演じる井之脇さんは、「19歳、29歳、その先を経験された方にもこれから経験される方にも、3姉妹と男性3人の誰かしらに共感してもらえるようなドラマになるはずですし、なるように頑張るので、ぜひ楽しんで観ていただけたらなと思います」とメッセージを寄せている。そして、「First Love 初恋」で主人公の少年期を演じて話題となった木戸さんが、3姉妹の実家近くにある酒屋の息子・高木陽太を演じる。同い年の七苗(川口さん)とは、気兼ねなく何でも言い合える仲だが、実は密かに想いを寄せている陽太。そんな幼なじみを演じる木戸さんは「陽太役として精一杯演じ、明るいドラマを届けられたらいいなと思っていますので、ぜひご覧ください!」と意気込みを語っている。「9ボーダー」は4月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月29日中園ミホ脚本、橋本環奈主演のドラマプレミアム「万博の太陽」に飯豊まりえ、木戸大聖、番家天嵩、江口のりこ、唐沢寿明が出演することが分かった。1970年の大阪万博を舞台に、ヒロインの青春と家族愛を描く本作。今回、新たに解禁となったのは、橋本さん演じる今日子が大阪で出会う、心やさしき人々を演じる豪華俳優陣。今日子を迎え入れる万田家の長女・千夏を演じるのは、主演ドラマ「何曜日に生まれたの」などで多彩な表現力を披露してきた実力派・飯豊まりえ。女子大に通う千夏は研究者になりたいという夢を抱きながらも、女性の幸せは結婚と信じる父の言いつけどおりに見合いをする。だが自由奔放な今日子と暮らすうち、心境に変化が訪れるという役どころだ。飯豊さんは「当時の女性は高校を卒業したらお見合いして結婚するという考えが主流だったことや、父親の言うことが絶対というご家庭が多かったことも初めて知って驚きました」とドラマの時代背景への思いを明かし、「家族のみんなが今日子ちゃんのまっすぐさに心打たれていく場面の撮影はとても楽しかったです。胸が熱くなる瞬間がいくつもありました」と舞台裏についても語っている。千夏の見合い相手・倉本鉄平を演じるのは、「ゆりあ先生の赤い糸」での好演も記憶に新しい気鋭の俳優・木戸大聖。鉄平は万博会場の総合設計を担った建築家・丹下健三の設計事務所に勤める若手のエリートで穏やかな好青年だが、猪突猛進タイプの今日子とは何かと衝突。しかし、いつしか2人の間には“ある思い”が芽生える。木戸さんは「鉄平と今日子はどちらも万博への思いが強いからこそ衝突するのですが、そこは重要な部分だと思うので、環奈ちゃんに負けずしっかりぶつかりたい」と役に臨む決意を明かしている。さらに「万博がそもそもどういうもので、1970年の万博は日本や世界にとってどのぐらい大きなことだったのか、そしてその裏で万博を開くために奮闘していた人たちがいたこともこのドラマをとおして知っていただけたらうれしいですね」と視聴者へメッセージを寄せた。そして、千夏の弟・博士役には、「テセウスの船」「下剋上球児」などで大人顔負けの自然な演技を見せた人気子役・番家天嵩が決定。従姉の今日子と意気投合する小学生をはつらつと演じる。さらに、底抜けに明るい万田家の母・和世にふんするのは、どんな作品でも唯一無二の存在感を放つ江口のりこ。江口さんは「昭和の家族を描いた、古きよき時代のいいお話だなと思いました。女性が社会に出て働きはじめるという時代の変化も盛り込まれています」と、中園脚本をリスペクト。主演の橋本さんについては「座長として現場をひとつにしてくれる存在」と、信頼も打ち明けている。昔気質の今日子の伯父・昭太朗役でドラマに厚みをもたらすのは、唐沢寿明。「時代背景がリアルに僕の子ども時代なんですよ。家族の風景もこんな感じだったなぁ」と当時を肌で知る唐沢さんは、昭和という時代のエネルギーを役柄に込めて作品世界に降臨。頑固オヤジの専売特許ともいえる“ちゃぶ台返し”のシーンにも挑み、「若いキャストのみなさんはこの時代を知らないから、内心、“こんなこと本当にやる人いるのかな”と思っているんじゃないかな(笑)」と感想を告白しながらも、「まだ男尊女卑が根強かった時代、女性が社会進出するのは本当に困難だったはず。女性たちがどれだけ頑張ったのか、ぜひそういう部分も見ていただきたいですね」と、時代を支えた名もなき女性たちの奮闘に思いを馳せた。万博が盛り上がる時代を背景に、夢と希望と家族愛を紡いでいく本作。豪華俳優陣の共演に期待が高まる。「万博の太陽」は3月24日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年01月29日菅野美穂主演ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」に、宮藤官九郎の出演が決定。主人公・ゆりあの禁断の恋の相手・優弥(木戸大聖)の父親を演じる。本作は、菅野さん演じるゆりあが、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を開始。時にぶつかり合い、時に手を取り合い、みんなで意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、数奇な人生と血の繋がりを越えた家族の絆を編み上げていく。来週から後半戦に突入する本作。夫・伊沢吾良(田中哲司)がついに昏睡状態から目覚める中、ゆりあは便利屋・伴優弥との禁断の恋に、どんどんのめり込み、第6話(11月23日放送)では、ゆりあが優弥の父・伴博と初対面を果たすことに。しかも何やら一波乱起こる気しかしない。そんな父を演じる宮藤さんは、実際に木戸さんと会うと、その人柄に一瞬で惚れ込んだそうで「本当に申し分ない、非の打ち所がない好青年でした。お芝居もナチュラルで柔軟で、とてもやりやすかったです」と称賛。実はその後、ゆりあの心を新たに揺るがすことになるこの初対面。菅野さんと宮藤さんの化学反応にも注目の回となる。かつて、「Wの悲劇」で恋人役、映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』では夫婦役を演じた2人。2017年には宮藤さん脚本の「監獄のお姫さま」には菅野さんが出演し、出演者と脚本家という形でタッグを組んだものの、俳優として共演するのは実に11年ぶり。久々の共演に、菅野さんも「前作から11年ぶりだなんて…! そんなにもお互いに年を取ったんだなって、しみじみしちゃいますね(笑)。今、1月期の脚本を書いておられるそうで、お忙しい中こちらにも来てくださって、本当にうれしいです」と大喜び。撮影でも「抜け感があって飄々としながらも、父親としての思いもしっかりと投げかけてくださって…。宮藤さんは脚本だけでなく、演技も天才だなって改めて思いました!」と感動が止まらなかったそう。宮藤さんは「達者な皆さんが揃っていて、どの場面も面白く、見応えがあるので、僕の場面は“ながら見”できるようにサラっと演じました。久しぶりの俳優業なので、大目に見て下さい」と視聴者へメッセージを寄せている。第6話あらすじ未だ言葉も話せず寝たきりの状態ではあるものの、昏睡状態からは目覚めて徐々に回復の兆しを見せる夫・伊沢吾良(田中哲司)。同居する夫の“彼氏”・箭内稟久(鈴鹿央士)や夫の“彼女”・小山田みちる(松岡茉優)、夫の“隠し子”かもしれないみちるの娘たちと共に介護に勤しむ一方、主婦・伊沢ゆりあ(菅野美穂)はワンオペで息子を育てる若き便利屋・伴優弥(木戸大聖)との“禁断の恋”にのめり込んでいく。その矢先、みちるの長女・小山田まに(白山乃愛)と一緒にバレエを習い始めたゆりあは、みちる親子と別居中のDV夫・小山田源(前原滉)が教室の前をうろつく姿を目撃する。娘に会いたくても、みちるに無視され続け、つい無断で怪しい行動に出てしまったという源。まにのためにも、ゆりあは小山田夫婦に話し合いの場を持たせようとする。一方、稟久も“あらぬ行動”に出る。どんな魂胆か、何かにつけてトラブルメーカーである吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)に、自分が吾良の恋人だということはおろか、ゆりあが浮気中であることまでもリーク! しかも、裏事情を知った志生里が暴走!? ゆりあに“とんでもない提案”を投げかけてきて…。さらに、新たな試練も降りかかる。なんと、ゆりあは図らずも優弥の父・伴博(宮藤官九郎)と初対面を果たすことに。しかも優弥が席を外して2人きりになった直後、博が発したある言葉に、恋の幸せで満たされていたゆりあの心は人知れず揺らぎだし…!?「ゆりあ先生の赤い糸」は毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月16日福士蒼汰が、ABCテレビの日10枠で2024年1月よりスタートする脚本・遊川和彦によるオリジナル作品「アイのない恋人たち」に主演する。本作は、「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」…。それぞれにアイが欠けている者たちによるラブストーリー。2024年の東京に生きるアラサー男女7人が、それぞれにワケアリな恋愛観や家族の問題を抱えながらも出会い、触れ合い、愛し合おうとする物語。7人は恋愛にまるでいい思い出がなかったり、過去に大きな失恋を経験したりと、それぞれの理由により恋愛と距離を置き、恋人もいない状況。SNSやアプリで繋がりやすくなったこの時代だからこそ、孤独を感じ、不安や苦悩と向き合っている。そんな彼らが求めるのは「人とのつながり」、言い換えれば「愛」でしかない…。登場人物たちは人を愛することで生まれ変わり、新しいステージへ進んでいく。福士蒼汰は、初となる遊川作品で「愛のない男」を演じる。2011年に俳優デビューした福士さんは、数々の話題作に出演し、2023年には「THE HEAD」Season2(Huluオリジナル)で初の海外進出を果たし、シーズン1での好演が話題となったドラマ「大奥」Season2(NHK)にも出演。2024年初夏には大森立嗣監督によるW主演映画『湖の女たち』の公開が控えている。今作で演じるのは33歳の売れない脚本家、久米真和(くめまさかず)。アルバイトをしながらも、テレビの世界で成功することを信じている。独身で彼女もいないのは、真和が基本的に「3回会った女性とは連絡を絶つ」と決めているから。後腐れない関係でいられる相手をアプリで見つけては、出会いと別れを繰り返す日々。心から人を愛することからも、愛されることからも逃げているため、友人からは「愛がない男」と呼ばれている。これまで福士さんが演じてきた主人公とは一味違うキャラクターとなっている。そして脚本は、「魔女の条件」「GTO」「女王の教室」「家政婦のミタ」「同期のサクラ」など数多くのドラマで、その時代が直面する社会問題をテーマにおきながら、極上のエンタメやラブストーリーを描きヒットさせてきたヒットメーカー・遊川和彦。「人生の節目」で悩むアラサー世代の男女7人がどう関わりを持ち、それぞれの悩みや問題と向き合っていくのか。オリジナルストーリーによる、リアルな愛の物語が描かれる。福士さんは、「遊川和彦さんとご一緒できることを、大変光栄に感じています。一筋縄ではいかない作品になると思いますが、アラサーの男女7人が繰り広げる群像劇が楽しみでなりません」とコメント。「同世代だからこそ覚える共感と、真和の独特な人柄を表現できれば」と意気込みを明かす。一方、遊川さんも「『大奥』の福士蒼汰さんは、本当に素晴らしかった。この作品が負けないくらい、彼にとっての新境地になれば」と期待を込めている。「アイのない恋人たち」は2024年1月、毎週日曜22時~ABCテレビほか全国にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月03日女優の川口春奈、俳優の木戸大聖、子役の阿部久令亜が出演する、日本製鉄の新CM「朝の体操」編、「落書き」編、「おねだり」編が10月2日より放送される。○■川口春奈・木戸大聖・阿部久令亜が3きょうだい役同社の新企業CMシリーズ「世界は鉄でできている」は、家族で経営するカフェで働く姉(川口)、弟(木戸)、年の離れた妹(阿部)が、日常生活の中で趣味や推しの話をするように、鉄のことを熱心に語り合う、少し不思議なストーリー。日本製鉄のメッセージをユニークな体操とともに描写したチャーミングなシーンや、鉄の技術的な専門用語を含む難しいセリフを使って淀みなく会話するシーンなど、ありそうでなさそうな鉄を愛する家族の楽しそうな掛け合いを見せる。○■川口春奈、木戸大聖、阿部久令亜 インタビュー――CM撮影はいかがでしたか?川口:家族の話ということで、朝にコミカルな体操をして、ロケーションもすごく素敵でしたし、お二人とご一緒できてすごく楽しかったです。CMも楽しみです。久令亜ちゃん、どうだった?阿部:浜辺で体操したのがすごく新鮮でした。川口:大変だったけど、楽しかったね。木戸:僕はきょうだいという今回の設定がすごくうれしくて。妹はいますが、お姉ちゃんがいないので、そこはすごくうれしかったですし、こんなに小さくてかわいい妹がいて幸せでした。――ちょっと不思議な「日本製鉄な家族」のCMキャラクターに選ばれたお気持ちはいかがですか?川口:木戸さんも、久令亜ちゃんもはじめましてだったんですけど、一緒に朝の体操とか、とてもCMとは思えないような距離感で撮影できたのは、すごく楽しかったし、うれしかったです。――阿部さんにとって、川口さんと木戸さんはどんなお姉さんとお兄さんでしたか?阿部:最初は緊張していて、あんまり話せなかったんですけど、二人がたくさん話しかけてくれて、いっぱい話せるようになって、とてもうれしかったし、楽しかったです。川口:途中から、めっちゃしゃべってくれたもんね。学校のこととか、夏休みのこととか。木戸:あと、お菓子の話も。川口:久令亜ちゃんが飴ちゃんをくれたりとか、とても私たちを気にかけてくれましたね。――「朝の体操」編で披露した、とてもユニークな体操はいかがでしたか?川口:覚えるまで難しかったですけど、エキストラの方もたくさんいて、みんなで頑張りました。阿部:簡単じゃなかったけど、みんなでやれて、すごく楽しかったです。――阿部さんは全然間違わなかったですね。川口:すごい。すごかったよ。木戸:僕は一発目に間違いましたから(笑)。川口:一番好きなポーズは?阿部:日本製鉄の「N」のポーズです。川口:この体操は、めちゃくちゃみんなが真似してくれると思います。すごくキャッチーな振り付けを考えてくださって、私も面白かったです。――「鉄」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?阿部:「鉄」と聞いて、最初に思い浮かぶのはハンバーグプレート。木戸:たしかに。鉄板だもんね。僕は趣味がゴルフなので、鉄と聞いたらアイアンをイメージしちゃいますが、改めて名前を考えたら、クラブの鉄なんだなと再認識したような感じでしたね。川口:身の回りのいろいろなところに鉄が存在していることは分かってはいましたが、建物からビルから車から電化製品から、私たちの暮らしは鉄がないと成り立たないというか。そう考えるとすごく支えられているなと、 今回の撮影を通じて改めて感じました。――「世界は鉄でできている。」というコピーにちなんで、ご自身は何でできていると思いますか?川口:やっぱり食べ物じゃないでしょうか。ご飯とか、自分が口にするもので、自分の体もそうですし、モチベーションとか、精神的なものも支えられていますし、食事がないと普通に無理ですよね。木戸:僕はスポーツですね。これまでいろいろなスポーツをやってきて、今でも友達とスポーツをやったりするんですけど、最近いろんな競技の世界大会を見ていると、国が違ってもスポーツは共通言語なのかなと思うことがありますし、今までの人生を振り返ってみても、スポーツは常に身近にあった気がします。
2023年09月28日俳優の木戸大聖、女優の中島セナが出演する、マイナビの新CM「未来が見える世界をつくる。」編が19日より放送される。8月15日に創業50周年を迎えるマイナビ。木戸と中島が出演する新CMは、同社のパーパスである「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」という思いを表現している。また新CMでは、パンクバンド・BRAHMANやアコースティックバンド・OAUで独創的な活動を続けるミュージシャン・TOSHI-LOWの力強いナレーションにも注目だ。○■木戸大聖、中島セナ インタビュー――マイナビ50周年CMに出演した感想をお聞かせください。木戸:マイナビさんの50周年っていう節目となるCMに出させていただきすごく光栄な気持ちです。それと同時にCMを撮っていくワクワクがありました。テーマが『悩む若者たち』っていうところで、すごく近い世代なので等身大で物事を考えられるっていうところもすごく楽しかったです。中島:マイナビ50周年記念の作品に出演できてすごくうれしく思います。CGがたくさん使われている演出もあり完成を楽しみにしています。自分が演じてる役と演出が組み合わさったところを見てみたいと思っています。――現代社会に揉まれながら道を探す役を演じましたが、自身の“活力の源”はどこにありますか?木戸:家族や友人が自分の出演した作品を「見たよ」って言ってくれたりすることです。またそんな感想が欲しいなと思って、次の作品も頑張ろうって思うのでファンの方たちもそうですけど、見てくれる人たちの感想はすごく自分の中で活力になっています。中島:趣味の時間をとることで仕事や学業に励めているので、音楽を聞いたり漫画を読んだり、そういうことを日常的にしています。――悩んだときや苦しいと思ったとき、どうやってそれを乗り越えていますか?木戸:1人でいると悩み込んじゃったりするので友だちと会うようにしています。相談にのってもらう目的じゃなくても、話してたら勝手に忘れちゃってる性格なので(笑)。あとご飯に行ったり趣味でゴルフをしたりするのが好きなので、気分転換になってリフレッシュできている気がします。中島:音楽を聞いたり絵を描いたりして、好きなことに没頭するのが、悩みを解消するものになっているかなって思います。――これからの未来で挑戦したいことや目標があればお聞かせください。木戸:役者としていろんな作品に出たいっていう目標があるんですけど……。ここ数年、世の中が大きく変わって家にいなきゃいけない時間が増えたときに、家でドラマや映画を観る時間が増えて、改めてお芝居やエンターテイメントが明るい未来をお届けすることができるなって実感したので、ワクワク感や明るい部分を見せていけたらなと思います。欲を言うなら日本の人だけでなく、海外の人にも作品を観てもらって、日本のドラマや映画って面白いと思ってもらえるように頑張っていきたいと思います。中島:絵がすごく好きで、描く方もそうなんですが、見たり美術史について学んだり知見を深めていけたらいいなと思っています。――木戸さんと中島さんは自身が50周年(50歳)を迎えたら、どんな人物になっていたいですか?木戸:趣味のゴルフで一緒に周らせてもらう方が50代とか、ひと回りふた回りぐらい上の方たちが多いんですけど、本当に少年のように元気で明るくて「まだまだこの先も楽しんでいくんだ」っていう活力に満ちあふれてる方たちばかりなので、ボクもその年齢になっても少年の心を持っている50歳になっていたらいいなって思ってます。中島:50歳は……全然想像がつかないんですけど(笑)、好きなことをやって、若い人たちに何かを与えられる、いい大人になっていたらいいなって思います。――「あなたの可能性は、あなたの中にあるものだから」というセリフがありますが、これからの未来でやってみたい仕事はありますか?木戸:小さい頃に持った夢でもあるんですけど、パイロットがカッコいいと思って……雲の上の景色って飛行機にお客さんとして乗ったら見られるけど、仕事していて当たり前に見れる景色が“そこ”って(笑)。あと CAさんとかもカッコいいなって、この年になっても変わらず思っていますね。なれるならなってみたいです。中島:美術系のことが好きなので、(舞台の美術セットを)制作している方たちのお仕事にとても興味があって、セットなどを作ったりするのに興味があります。――木戸さんと中島さんは今回が初共演ですが、お互いの印象をお聞かせください。木戸:(中島さんの)年齢が17歳って……全然そんなふうに見えないぐらい大人っぽい方で、自分の方が子どもっぽいって思うような、そんな印象を受けました(笑)。中島:最初お会いしたとき、とても優しそうな方だなって思って……お兄さんみたいな印象を受けました。
2023年07月19日昨年配信されたNetflixオリジナルストーリー『First Love 初恋』で、佐藤健さん演じる主人公の若き頃を演じてブレイクした木戸大聖さん。北海道で青春を送る素朴な高校生をキラキラした演技で体現!日本国内のみならず、世界中の人の心を掴みました。――オーディションを経て『First Love 初恋』の出演が決まったと聞いた時は、どんな気持ちでしたか?木戸大聖(以下、木戸):台本を読んですぐに、並木晴道を他の人に演じさせたくないと思ったので、自分が演じられると決まった時は嬉しかったです。――なぜ、他の人に演じさせたくないと思ったのでしょう。木戸:晴道がすごくかわいらしくて、すぐに好きになったんです。このドラマを見る人にも、晴道をそう感じてもらえるように、自分が演じたくて。他の人がやっていることをちょっと想像しただけでも、悔しかったんです。――佐藤健さんとはどんな話をしましたか?木戸:細かなテクニカル的な話はまったくしませんでした。一度、演技の相談をしたら「俺も悩んでいる」とおっしゃったんです。僕にとってはその言葉がすごく大きかったですね。健さんが演じる晴道の青年期を演じることにどこか気負いがあって、健さんの演技に“寄せよう”としていたんですけど、健さんも悩みながら晴道に寄り添おうとしていることを知れたことで、“自分の晴道”を演じ切れば、健さん演じる晴道と合わさった時に成立するんだと切り替えられたんです。――佐藤さんほどの実力とキャリアを持った人でも悩んでいると。木戸:そう知れて、役者である以上、悩むことはきっと終わらないし、新しい役に出合うたびに悩むことが当たり前なんだと思えました。――当たり役に出合うことは、俳優にとって幸せであると同時に、そのイメージが強いほど、後から大変なのではと想像するのですが。木戸:「『First Love』の人」と言われ続けないように、どこかで上書きしたいですけど、自分でも代表作と言える初めての作品。どの現場でも「ドラマ、見たよ」と言っていただける今は、この状況がすごく嬉しいです。――恋愛ドラマに出て、ご自身の恋愛観は変わりましたか?木戸:恋愛に限らずですけど、前よりも運命を強く信じるようになって、すべての巡り合わせが、すごいことなんだと思えるようになりました。あの時あの場所に行っていなかったら、この人には出会えなかったんだな、この作品を選んだから、この人たちに出会えたんだなって。舞台『Shakespeare’s R&J R&J/シェイクスピアのロミオとジュリエット』で共演した少年忍者の北川拓実くんや青木滉平くんにも、「「First Love』見ました」って初めて顔を合わせた時に言ってもらえたんですよ。これも作品が繋げてくれた縁です。――映像と舞台でのお芝居の違いをどんなふうに感じますか?木戸:いろんな方向から何度も撮るのが映像で、そのたびにリセットして新鮮な気持ちで共演者の方と芝居をするのがすごく大事ですね。舞台は始まったら誰も止められない生き物のような感覚があります。公演ごとにお客さんの空気も違いますし、「今日の自分はいつもと何かが違う」と感じても焦るんじゃなくて、「今日はそういう日なんだ」って振り切って楽しめるようになれたらいいなと思います。――役作りのアプローチについて教えてください。木戸:キャスティングしてもらったということは、素の僕が持っている要素と、求められているキャラクターの要素がものすごく遠いわけじゃないと思うんです。なので、自分が持っているエッセンスをどうしたらキャラクターに投影できるかを考えます。最終的には、極論かもしれないですけど、演じようとは思わず、自分のフィルターを通した等身大でいいのかなって。初主演となる映画『先生!口裂け女です!』は、都市伝説とヤンキー高校生のバトルモノがミックスされた、奇想天外な作品。ヤンキーの高校生3人組が、いつものように原付を盗もうとするが、持ち主がよりによって口裂け女で、ものすごい勢いで追いかけてきて…。木戸さんは心優しいヤンキー、タケシを演じる。7月7日~全国公開。きど・たいせい1996年12月10日生まれ、福岡県出身。2017年、ドラマ『僕たちがやりました』(カンテレ/フジテレビ系)でデビュー。翌年から3年間『おとうさんといっしょ』(NHKBS プレミアム)にレギュラー出演。’22年、Netflixオリジナルストーリー『First Love 初恋』で脚光を浴びる。今年7月に公式ファンクラブを開設。シャツ¥30,800パンツ¥35,200(共にウィーウィル TEL:03・6264・4445)カーディガン¥97,900(サイド スロープ/HEMT PR TEL:03・6721・0882)スリッポン¥15,400(オポジット オブ ブルガリティ/HEMT PR)※『anan』2023年7月5日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・山田莉樹ヘア&メイク・速水昭仁インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年06月30日Netflixにて独占配信中の「First Love 初恋」より満島ひかりと佐藤健も絶賛する、オーディションで大抜擢された若き才能、八木莉可子&木戸大聖の場面写真が到着した。1999年に発表され大ヒットした宇多田ヒカルの珠玉の名曲にインスパイアされ新しいストーリーを紡ぎ出す本作。90年代後半と、ゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる一組の男女の物語となっている。満島さんが演じるのは、CAを目指すも不慮の事故で運命に翻弄される野口也英。佐藤さんは、航空自衛隊のパイロットになるも、現在は別の道を進む並木晴道を演じる。配信がスタートされるやいなや、W主演の満島さんと佐藤さんはもちろんのこと、「特に学生時代を演じた2人のシーンが眩しくて可愛くて…自分の初恋も思い出す」、「笑い方がこの上なく可愛くて尊い。このふたりが本当に凄い!」などSNS上でも絶賛の声を集めているのが、運命の“初恋”の出会いを果たす2人を見事に演じた、八木莉可子と木戸大聖だ。到着した場面写真では、若き日の也英と晴道2人の仲睦まじい様子を捉えたものから、まだ2人が出逢っていない中学生時代の姿、高校を卒業し東京の大学へ行った也英と航空学生として自衛隊に入隊した晴道、遠距離になり離れ離れになった2人が電話でやり取りを交わす場面が切り取られている。満島さん、佐藤さんもこの2人の演技に太鼓判を押すほど、2人のピュアな存在感は本作で輝きを放っている。満島さん、佐藤さんという日本を代表する俳優2人の若かりし頃を演じるにあたり、八木さん、木戸さんはともにオーディションで抜擢された。その時の心境について八木さんは「わたしで本当に大丈夫!?と正直不安でした」と語り、木戸さんは「オーディションの時から台本を読んで絶対に演じてみたいと思っていましたが、まさか受かるとは思っていませんでした」とコメント。現場入りしてからも、演技経験がまだ浅い2人にとってほとんど初めてといってもいい大役に苦悩の日々が続いていたそうだが、そんな時も本編の重要シーンさながら、撮影後によく2人で宇多田さんの楽曲を一緒に聴き合い役作りに活かしていたと語る。木戸さんは「その時間が自然と晴道と也英の関係性に繋がったと感じています」と話し、八木さんも「あまりラブストーリーの経験もなく、この作品はより特別な男女の関係性を描く物語なので、本当にお芝居できるだろうかと不安だったけど、大聖くんといつも支え合っていました」とふり返り、ただの共演者という枠を超え、2人揃って互いを“同士”だと呼び合うほど強い信頼を寄せ合っている。そうして約1年にも及ぶ撮影を乗り越えた2人は本作に対し、八木さんは「まだまだ悔しいところもあるが、自分の精一杯のお芝居を出し切れたと思っているし、自分のターニングポイントにもなった。すごくすごく特別な作品になりました」と話し、木戸さんは「役者人生において、この1年は絶対に忘れないと思う。自信を持って僕の代表作ですと言えます!」と2人ともに本作への並々ならぬ思い入れを語っている。Netflixシリーズ「First Love 初恋」はNetflixにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年11月29日■前回のあらすじ妻の涼子から、毎日のように暴言を吐かれたり料理を捨てられるなど、ひどい対応を受けている和彦。和彦は、まだ自分がモラハラ被害を受けていることを自覚していなかった…。 >>1話目を見る 【和彦side】結婚しても完璧な妻だった涼子。子どもが生まれてしばらくたったころから、涼子は変わってしまいました。僕の両親と僕を蔑み、お金の話ばかりするようになりました。あの頃の彼女はどこに行ってしまったのだろう…。次回に続く(全9話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ 新竹(監修:アトリエPP合同会社)
2022年07月16日「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」の脚本家・遊川和彦が手掛ける日本テレビ新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」の放送が決定。地上波民放連続ドラマ初主演の橋本愛が、合格率100%の伝説の家庭教師・トラコを演じる。脚本・遊川和彦×プロデューサー・大平太という「家政婦のミタ」コンビが贈る本作は、謎の家庭教師・トラコが、3人の母親と3人の子どもを救う、個別指導式ヒューマンドラマ。子どもの将来が不安でならないワーキングママ、超富裕層の仲間入りをしたのに居場所がない後妻ママ、実家の定食屋で働きながら底辺であえぐバツイチママという、世代も生活レベルも違う3人の母親。しかし、“自分の子どもを志望校に合格させたい!”という切実な願いが共通点。一方で、その子どもたちも親には言えない“深刻な問題”を抱えていた。そんな彼らにトラコは、世の中にある現実を見せる。子どもたちは、いつの間にか正しいお金の使い方を知ることになり、ほんの少しだけ自分の進む道が分かってくるように。橋本さん演じる家庭教師トラコは、それぞれの家族の生徒に合わせ、風貌を変えて登場。生徒には対等だが、母親にはなぜか異常に厳しい。また、無駄なお金の使い方を嫌というほど見てきた彼女には、大いなる野望が。そのために街の権力者達の子息の家庭教師をし、コネを作り、お金を貯めていく。「トラコ自身も成長しつつ、触れ合う人たちの心や環境が変わっていくというストーリーは、誰かにとっての小さな希望になるかもしれないと思ったので、この作品で力を尽くしたいなと思いました」と出演にあたってコメントした橋本さんは、「トラコは、3つの家庭の生徒に合わせて風貌は変わりますが、根っこの部分は変わりません。プライベートな部分は序盤、謎に包まれたまま進んでいくと思いますので、視聴者のみなさまには、いろんなキャラクターに変身するトラコ自身の本心、本性の部分を、想像しながら見て頂きたいなと思います」とメッセージを寄せている。日本テレビ新水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」は7月期放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月26日2022年1月期のテレビ朝日木曜ドラマ「となりのチカラ」に松本潤が主演を務めることが決定。「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」の脚本家・遊川和彦とタッグを組む。思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男、“中腰の”中越チカラ――。「人を救いたい」「周囲を平和にしたい」という思いが、すべての行動原理であるチカラだが、いつも中途半端に他人の問題に関わってしまい…簡単に解決できない問題だとわかると、いつもオロオロと中腰になりながら悩んでしまうのであった。そんなチカラが、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションはひとつのコミュニティーとなって強い繋がりを持っていくことに…。現代人の心に癒しと少しの勇気を与えてくれる、社会派ホームコメディーとなる本作。脚本を手掛けるのは、2011年に放送された「家政婦のミタ」で社会現象を巻き起こした脚本家・遊川和彦。「過保護のカホコ」「35歳の少女」など独創的な主人公とそれを取り巻く家族の姿を深く描き出すことで定評のある遊川氏が、今回も“中腰ヒーロー”という新たなキャラクターを誕生させた。妻と二人の子を持つ父親で、普段はゴーストライターとして著名人のエッセイなどを代筆している自称小説家・中越チカラを演じるのは、今冬に公開を控える『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』や、2023年にはNHK大河ドラマ「どうする家康」で主人公・徳川家康役を演じることも発表されている松本さん。テレビ朝日のドラマでは初主演となる。松本潤(中越チカラ役)コメント失敗しないドクターの次に、失敗だらけの中途半端な男を演じることになりました 笑。松本潤です。テレビ朝日で初めてドラマに出演させて頂くことになりました!しかも脚本、監督は気鋭・遊川和彦さん。今まで見たことのないドラマになると思います。僕自身、どんな作品になるのかまだ想像できていません。遊川さんに怒られないようにしながら 笑、ガッチリ組み合って作っていきたいと思います。現代社会の様々な問題に、中腰の中途半端な男がオロオロと立ち向かい「ほんの少しでも世界が良くなること」を願うドラマです。大変な状況が続く日々ですが、見てくださった方が心が軽くなり、少しだけ勇気がもてる。そんな作品にしたいと思いますので、楽しみにしていてください。「となりのチカラ」は2022年1月より、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年09月20日日本テレビ系10月期土曜ドラマは、柴咲コウ主演、遊川和彦脚本による「35歳の少女」を放送することが決定した。本作は、「〇〇妻」以来5年ぶりに柴咲さんと遊川さんがタッグを組む新たなオリジナルドラマ。物語の舞台は1995年と2020年。<25年ぶりに帰ってきた娘は、10歳の子供だった――>物語の内容は、短い一文以外明かされていない。5年ぶりの民放連続ドラマ主演となる柴咲さんが演じるのは、“35歳の少女”今村望美。「等身大の自分とは違う人物を演じられるのが楽しみ」と明かす柴咲さんは、「1話の台本を読み、自然と感情が揺れ動きました。望美が、望美の周りの人達がどうなっていくのか、毎回次の台本が届くのをワクワクしながら待っています」とコメント。そして「脚本の遊川さん、プロデューサーの大平さんとは『〇〇妻』の時にご一緒しておりますが、この作品では皆で奇譚なく意見を言い合ってより良い作品を作り上げていきたいです」と意気込んでいる。また、「女王の教室」「過保護のカホコ」などを手掛けてきた遊川さんも「35歳の少女という難役にチャレンジするコウさんの勇気と覚悟に応えられるよう、魂こめて物語を書き上げたいと思います」と語っている。「35歳の少女」は日本テレビ系10月期土曜ドラマ(毎週土曜22時~)にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年07月11日3月20日公開の映画『弥生、三月-君を愛した30年-』の完成披露試写会が19日、都内で行われ、波瑠、成田凌、岡田健史、小澤征悦、黒木瞳、遊川和彦監督が出席した。『家政婦のミタ』や『過保護のカホコ』(ともに日本テレビ系)など多くのヒットドラマを生み出してきた脚本家・遊川和彦が、オリジナル脚本・監督を務めた本作。"ふたりの男女の30年間を3月だけで紡ぐ"というラブストーリーで、昭和~平成~令和と時代をまたぎ、運命に翻ろうされながらも愛を紡いでいく弥生(波瑠)と太郎(成田凌)の半生を描く。主演の波瑠は、遊川監督から熱望されてオファーを受けたそうで、「脚本を読んで感動したのと同時に、弥生という役にハードルの高さを感じました。東北の大震災も描かれていて、期間が空いているから映画を入れようという感覚で受けてはいけないと思いました」と遊川監督に直接会って辞退を申し入れたが、「遊川監督がどれだけこの作品に情熱を入れているのかに気づいて、難しいかもしれないがこんな機会はないと思い、最終的にやらせてもらいますとお答えしました。熱意に負けてしまいました」と翻意してオファーを受けたという。初めて組んだ遊川監督との仕事は「それを話そうと思ったらたくさんあって時間が足りません」と含みを持たせながら「最初に遊川組の洗礼と思ったのが、衣装合わせが9時間掛かっても終わらかなったんです。現場が始まってからも髪の毛とかずっと調整が続いていて、これは遊川組の洗礼かと思い、脱いでは着る、脱いでは着るとロボットのようになっていましたね(笑)」と告白。そんな波瑠について相手役の成田は「監督と意見を言い合っているんですよ。正義と正義がぶつかり合っているのをちょっと離れて見ていました。2人とも言っていることが分かるから、交わるのは大変だな~と思いながら見てました(笑)」と明かすと、隣にいた波瑠は苦笑いを浮かべていた。30年が経過しても変わらない難しさを描いた本作。それにちなみ「今までの人生で変わらず大事にしてきたものは? これから人生で変わらずに大切にしていきたいものは?」という質問に波瑠は「気をつけているし変わらずにいきたいのは、普通で居続けようとすること。(役者は)ちょっと変わったお仕事で毎日同じ場所に行く訳でもないし、いつも始まりと終わりがあってその繰り返しで感情を使ったりします。特別に見えると思うんですが、その特別な作業は色んな人が共感できるような人を表現しなくてはいけないので、普通でいるということを心掛けたいと思っています」と回答していた。映画『弥生、三月-君を愛した30年-』は、3月20日より全国公開。
2020年02月20日『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』、そして『同期のサクラ』など、多くのヒットドラマを生み出してきた脚本家・遊川和彦による第2回監督作品『弥生、三月 -君を愛した30年-』が、3月20日(金)に全国公開される。この度、波瑠が演じる、主人公の場面写真が公開された。本作は、完全オリジナル脚本による物語。“ふたりの男女の30年間を3月だけで紡ぐ”という、斬新なラブストーリーだ。弥生の運命の人である山田太郎(やまだたろう)・通称サンタを演じるのは、成田凌。命を落とすふたりの親友・サクラ役に杉咲花、『中学聖日記』でデビューを果たした岡田健史が映画に初出演する。さらに、小澤征悦、黒木瞳といった実力派俳優陣が脇を固める。公開された画像は、制服に身を包み、笑顔で未来に期待を寄せている10代の弥生。そして、病気により若くして命を落としてしまった親友のサクラからのメッセージの入ったカセットテープを聞く40代の弥生の姿。波瑠はひとりで、弥生の生きた30年間を演じきっている。弥生は、周囲に嫌われることも厭わず、自分の正しいと思ったことを貫き通す芯の強い女性。監督を務めた遊川は波瑠について、「とても難しい役だと思っていたけれど、本当に彼女にピッタリだと思いました。彼女からは愛を感じるし、積極性もある。想像以上にすごい人でした」と絶賛。それに対し波瑠は、「遊川さんが書かれる台詞は、とても真っ直ぐで、ただ言うだけではいけないというのが難しいんですよね。その台詞の向こう側に、どんな思いがあるのか。ちゃんと考えないと、ただの直球にしかならないんです。苦労しましたが、濃厚な時間でした」と遊川作品だからこその苦労を語っている。『弥生、三月 -君を愛した30年-』3月20日(金)全国公開
2020年02月18日「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」の遊川和彦が、『恋妻家宮本』に続き第2回監督作品『弥生、三月 -君を愛した30年-』を製作。波瑠と成田凌、映画初共演となる2人をW主演に迎え、“3月の31日間”だけを切り取った、30年のラブストーリーを描く。遊川監督完全オリジナルとなる本作の物語は、ある年の3月1日、3月2日、3月3日とカレンダーがめくられるように、そして時代を飛び越えて描かれていく。高校時代に親友を病気で亡くした弥生と太郎。その後、お互いの想いを秘めたまま別々の人生を歩んで行く。子どもの頃に描いた夢に挑み、結婚相手を見付け子どもが産まれ…。しかし人生は順風満帆では無く、離婚を経験し、災害に巻き込まれ、配偶者を無くし、子どもの頃に抱いていた夢は断たれてしまう。そんな人生の起伏にいつも傍に居てくれて手を差し伸べてくれたのは“あなた”だった――。激動の30年。「3月の31日間」だけを切り取った誰も観たことのないラブストーリー。物語のラスト(3月31日)、人生の意味に涙する…。現在「G線上のあなたと私」に出演中の波瑠さんが演じるのは、正しいことにまっすぐ突き進み、強い信念を持つ結城弥生。『さよならくちびる』「人は見た目が100パーセント」「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」などに出演する成田さんが、周りに流される弱さを抱えつつも、大切なひと・弥生を人生かけて支えていくもうひとりの主人公・山田太郎を演じる。今回波瑠さんは「実はオファーを受けるかどうか迷っていました」と言い、その理由を「私がこの作品を背負える自信がありませんでした」と語る。しかし、「迷いのなかで遊川さんにお会いした際、監督の熱い想いに心を動かされ、私は弥生を演じることを決めました」と決定した経緯を明かす。また今回主演の2人は映画ドラマを通して初共演。「成田さんは柔らかい雰囲気を持った男性でした。とても人懐っこく、憎めない愛嬌のあるサンタ(太郎)に合っていたように思います」と印象を述べた。そして成田さんは「3月1日から3月31日までの話です。16歳から50歳までの話です。男女二人の、人生の話です。純粋でいる事、素直である事、強くある事、色々な事を弥生から学びました。遊川監督、波瑠さんはじめ、素敵なスタッフ、キャストと、丁寧につくりました『弥生、三月』。ご期待下さい」とメッセージを寄せている。さらに、弥生と太郎の親友で若くして命を落とす高校生・渡辺サクラを杉咲花。太郎と深く関係のある青年・あゆむを、「中学聖日記」に出演、映画は初出演となる岡田健史。人格者で弥生の配偶者となるが、ある事故に巻き込まれる白井卓磨を、「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」では波瑠さんと兄妹役を演じた小澤征悦。太郎の母・真理亜を黒木瞳が演じる。『弥生、三月 -君を愛した30年-』は2020年3月20日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2019年10月28日島本和彦原作の伝説の漫画「炎の転校生」が、今回「Netflix」にて「炎の転校生 REBORN」として新たにドラマ化されることが決定。主演には、「ジャニーズWEST」のメンバー全員を迎え、今冬、世界190か国で一挙配信される。かつて「炎の転校生」と呼ばれた一人の男がいた…。その名は「滝沢昇」。伝説の男・滝沢が時を経て校長となり、ある目的のため設立させた謎のエリート校「種火学園」。そこに現れた7人の転校生。偶然にも7人全員、下の名前が「駆(カケル)」だった。彼らには全国の問題がある学校に転校生として忍び込み、学校を内部から改善する極秘ミッションが与えられる。No.1「炎の転校生」を目指し、7人の駆たちの熱血学園バトルが始まる――!原作は、1982年のデビューから燃えるような作品を常に描き続け、2015年に自らの自伝的漫画「アオイホノオ」で第60回小学館漫画賞を受賞した島本氏の「炎の転校生」。「週刊少年サンデー」(小学館)にて1983年から1985年まで全118話にわたり連載された人気漫画だ。今回主演を務めるのは、今年デビュー3周年を迎える、関西出身というノリの良さで抜群な掛け合いを見せ、テレビ、舞台、映画など、それぞれの分野で幅広い人気を集めている「ジャニーズWEST」。メンバーの重岡大毅は、「メンバー7人全員でドラマに出演させて頂けることがいまから楽しみです!このドラマをきっかけに『ジャニーズWEST』というグループ名もまだ知らない方に知って頂くいいチャンスだと思います。力を合わせて、フレッシュな僕たちのパワー溢れる作品をたくさんの方に届けたいです!」と喜び、桐山照史と神山智洋は「ジャニーズWESTだからこそ出せる空気感や、コミカルな所を皆さんに楽しんで頂けるように頑張ります」(桐山さん)、「普段の仲の良さや楽しい空気感が活きるよう一致団結して面白く、楽しく、素晴らしい作品にしたい」(神山さん)と意気込み。まさに炎の如く、やる気メラメラだと気合十分に話す中間淳太は、「原作の世界に皆様を誘えるよう“笑い”に力を注いでいきたいと思っています。頂いたチャンスを活かして新たな一歩を踏み出せるように7人で力を合わせて頑張ります!」と熱く語り、小瀧望は「原作のファンの方にも喜んで頂けるように絶対にいい作品にしたいという気合い十分です」とコメント。また、彼らを演出し監督を務めるのは、数々の人気バラエティ番組を手掛け、近年は『デトロイト・メタル・シティ』『神様はバリにいる』など、映画監督としても活躍する李闘士男。初主演ドラマ「アゲイン!!」で李監督と仕事したという藤井流星は、「またこの作品でご一緒させて頂けることが嬉しいです。監督も僕達も関西出身なので、見て頂く皆様に沢山笑ってもらうことはもちろん、初めて見るような新しいドラマになるよう精一杯頑張ります!」と話し、濱田崇裕も「李監督も僕たちジャニーズWESTも関西の出身なので、関西の笑い×熱血ギャグ漫画『炎の転校生』=大爆笑熱血ドラマとなるようにプレッシャーと緊張でいっぱいですが、それよりも楽しみの方が勝っているので、思い切りぶつかっていきたい」と語っている。そして原作者の島本氏は、「私が好んで作る作品は、熱くて激しくて、バカバカしくて思いっきり笑えて、けれど品があり真面目な切なさがあり作品を堪能した後には無性に元気が出るもの…というのを常に目指しています。今回はそこを踏まえつつ、むしろ原作漫画から飛び出して自由にやってくださいとお任せしました。ジャニーズWEST主演ということで、ハチャメチャな元気でカッコいいものにお洒落感がプラスされたものを私も期待しております?」と期待を寄せている。Netflixオリジナルドラマ「炎の転校生 REBORN」は2017年冬、Netflixにて全世界一挙配信開始予定(全8話)。(cinemacafe.net)
2017年03月25日「褐色の標的」など数々の上質な警察小説を世に放ち続ける作家・安藤能明の人気シリーズを映像化した「撃てない警官」。俳優・田辺誠一が主演を務める本作からこの度、予告編が解禁された。警視庁総務部企画課企画係・係長の柴崎令司(田辺さん)は、警察組織の中でも一握りのエリート候補。現場での逮捕経験はなく、ただ昇進のみを考え出世街道をひた走ってきた。だがある日、直属の部下・木戸和彦が拳銃自殺したことにより運命は暗転。うつ病を患っていた木戸だが、柴崎は上司である課長の中田(石黒賢)から電話で、木戸が快癒したため射撃訓練に参加させるよう告げられる。既に中田が押印した指示書も出ていた。柴崎はなんの疑問も感じず、所属長預かりになっていた拳銃を木戸に返還し訓練の参加を命じる。その直後の事件だった――。本作の主人公柴崎役には、連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」のほか、『紙の月』や『おかあさんの木』など話題作に出演多数の田辺さん。元警察官の義父を慕い、妻子へ愛情を注ぐ一方、エリート街道のためならば同じ警察官をも平気で脅迫し利用するエリート警官を演じている。監督は『8月のクリスマス』、『少女たちの羅針盤』などを手掛けた俊英・長崎俊一が務める。そして今回解禁された予告編は、「警察内部で起こるエリートたちの出世闘争」のテロップとともに、警視庁本庁から所轄へ左遷されてしまう田辺さん演じる主人公・柴崎が無念を漂わせながら荷物を抱えている場面から始まる。そして「あんな奴のために、何で私が…」と呟く柴崎のセリフに“アンチヒーロー”として、エリート街道に返り咲くための緻密で大胆に実行される、壮絶な復讐劇が予感されるものになっている。『岸辺の旅』や連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を手掛けた大友良英が担当する劇中音楽が、一筋縄ではいかないストーリー展開を、より一層際立たせていて、第1話への期待感が高まる映像となっている。誰が味方で誰が敵なのか?警察組織内部でうごめく出世争いや復讐劇をスリリングに描いたリアル警察ドラマ。新たな「アンチヒーロー」の出現といえる本作をまずはここから覗いてみて。連続ドラマW「撃てない警官」は2016年1月10日(日)22時~WOWOWにて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月05日TVドラマ『家政婦のミタ』『〇〇妻』『偽装の夫婦』などの話題作を手掛けてきた脚本家・遊川和彦が初監督を務める映画『恋妻家宮本』が公開されることが発表された。現代の夫婦や家族の在り方を独自の視点で提起するハートフルなドラマで、阿部寛、天海祐希が初の夫婦役で出演する。その他の情報本作は重松清の小説『ファミレス』を基に、遊川が脚色を手掛け、熟年離婚が増えつつある現代において、子どもが独立した後の夫婦がどう向き合っていくのかをコミカルに描いたドラマ。物語は、息子が結婚して独立し、25年ぶりに夫婦ふたりきりで生活することになった中学校教師の宮本陽平が、妻が隠し持つ離婚届を偶然発見してしまうところから始まる。妻に問いただす勇気もなく、熟年離婚の危機に面した宮本が、悩み葛藤しながらも周囲の人々との関わりを通して家族の在り方を再認識し、妻との新たな一歩を踏み出していく様を描く。主人公・宮本を阿部、その妻・美代子を天海が演じる。遊川監督と初タッグとなる阿部は「遊川さんと天海さんが今まで何本も面白い作品を作ってきたのを一視聴者として楽しませていただいてきました。その一角に加えていただき大変嬉しく思っています。天海さんに色々助けていただきながら、遊川監督のもと素晴らしい作品を目指したいと思います」とコメント。遊川脚本の『偽装の夫婦』にも出演中の天海は「連続ドラマでは何本もご一緒させて頂いている遊川さんが、初めて映画でメガホンをとられる!どんな役でも良いから、ぜひ参加させて頂きたいと思っていました。これがまた、大好きな重松清さんの作品で、更に、素敵な阿部寛さんとご一緒させて頂けるなんて!トリプルで幸せでございます!」と喜びを語っている。遊川監督は、「気のきいた言葉を言わなくてもいい、たとえ失敗してもいい、ただただ愛を伝えようという気持ちを持ち続けること。“愛を伝えることの大切さ”を伝えたい」とコメント。家族や夫婦の姿を鋭い視点で切り取ってきた遊川だけに、初監督となる本作に期待が高まる。『恋妻家宮本』全国東宝系にて2017年ロードショー
2015年11月30日上質な警察小説を世に放ち続ける作家・安東能明の人気シリーズ「撃てない警官」がこの度、田辺誠一を主演に迎え、WOWOWにて放送されることが決定した。警視庁総務部企画課企画係・係長で警部の柴崎令司(田辺さん)は、巨大な警察組織の中でも一握りのエリート候補。現場での逮捕経験はなく、正義感など無用とばかりにただ昇進のみを考え出世街道をひた走ってきた。だがある日、直属の部下・木戸和彦が拳銃自殺したことにより運命は暗転。うつ病を患っていた木戸だが、柴崎は上司である課長の中田(石黒賢)から電話で、木戸が快癒したため射撃訓練に参加させるよう告げられる。すでに中田が押印した指示書も出ていた。なんの疑問も感じなかった柴崎は所属長預かりになっていた拳銃を木戸に返還し訓練の参加を命じる。その直後の事件だったのだ。責任を問われた柴崎は納得がいかず、中田からの指示の電話があった旨を訴えるが、その時間の中田にはアリバイがあった。そして指示書もすでに処分されていた。結局柴崎は中田から所轄への左遷という辞令を言い渡される。一体電話の主は誰だったのか。執念の捜査を続ける柴崎は、単なる事件の真相解明ではなく、出世コース復帰へ向けてある計画を画策する――。原作は、デビュー作「褐色の標的」で「第7回日本推理サスペンス大賞」優秀賞を受賞後、数々の警察小説を手掛けてきた安東さんの人気が高い同名シリーズ。本作の主人公・柴崎には連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」や『ハッピーフライト』など幅広い役を演じ、最近では“画伯”とも称されその奇才ぶりを発揮する田辺さんが演じる。そんな田辺さんは「今回『ドラマW』の主演が初めてですが、やりたかったですし、非常にうれしいです」と喜びを語り、「毎回先が読めない展開でした。最終的にどこにたどり着くのか分からない、一本筋じゃいかない話なので面白いと思います」と脚本についてコメント。また、柴崎との共通点を聞かれると「柴崎は、熱血漢なキャラクターではないのですが、ある種の人間として不正などを許せない、気持ち悪いという想いは誰でもあると思うので、一つ一つ向き合っていくのは面白いなと思います。自分としてもなるべくそういう風にありたいなと思うので、そこら辺は共感します」と役の印象も語っていた。主演の田辺さんのほかに石黒賢、中越典子、嶋田久作、山本學らも出演する本作。『8月のクリスマス』や『少女たちの羅針盤』を手掛けた俊英・長崎俊一が務め、警察ドラマとしては斬新な主人公にして正義よりも組織での出世を最優先するキャラクターを描いている。新たな“アンチヒーロー”の出現を目撃してみて。連続ドラマW「撃てない警官」は2016年1月10日(日)22時より放送開始(全5話/1話放送無料)。(cinemacafe.net)
2015年11月18日1979年から放送されたTVアニメ『サイボーグ009』で主人公・島村ジョー(009)を演じた声優の井上和彦が13日、都内で開催された『サイボーグ009VSデビルマン』(2015年10月から2週間限定でイベント上映)の公開記念イベントに参加し、原作者・石ノ森章太郎氏との知られざるエピソードを明かした。この日のイベントには、井上をはじめ、永井豪氏原作のTVアニメ『デビルマン』で主人公・不動明/デビルマンを演じた声優の田中亮一、そして『サイボーグ009VSデビルマン』で新たに不動明/デビルマンを演じる声優の浅沼晋太郎、フランソワーズ・アルヌール(003)役のM・A・Oらが出席。「新旧キャストトークバトル」と銘打ち、それぞれが役柄に対する思いを語ったほか、映画の一部映像も先行公開された。MCから、石ノ森氏との交流について尋ねられた井上は、「よくお電話をいただいて、『和彦、飲みに行くぞ』と誘っていただきました」と振り返る。そして、「行くと、先生は『ちょっと待ってろ』と言いながら作品を描いているんです。ペンを2本持って描くんですが、それがすごい速い。それで『もうちょっとだからな……よし、行こう!』となるんです」と、「1人の著者が描いたコミック出版作品数の世界最多記録」でギネス世界記録に認定されるなど、多作で知られる石ノ森氏らしいエピソードを披露。飲みに行くと、後輩の酒も準備するなど気遣いの人であったという石ノ森氏。井上は「先生が店に行くと、いつも色紙がたくさん待ってるんですよ。だから飲みながらずっとイラスト入りのサインを描いてる。どんなに色紙が積まれていても、ひとつも嫌な顔しないんです」と、当時に立ち返るように振り返った。また、当時の井上は「いろんな人が(石ノ森氏の作品を原作にしたアニメなどを)作ると、先生が考えていたイメージと違うことはないんですか?」と石ノ森氏に尋ねたことがあるという。すると石ノ森氏は、「和彦、この作品に何人の人が関わっていると思う? その人たちの後ろにはみんな家庭があるんだぞ。僕は、自分の作品については自分で描いてる。(アニメなどについては)それを作ろうと思ってくれている人たちが集まっているんだから、僕はみんなを信頼していればいいんだよ」と回答。その言葉に「なんてすごい人なんだ」と胸を打たれたという井上は、同様に石ノ森氏の答えに感動した様子の声優陣に向けて「それからは先生の誘いを断らないで飲みに行くようになりました(笑)」と語り、最後をきっちりと笑いで締めていた。悪魔の力を手に入れた主人公・不動明が、襲い来るデーモンと戦う姿を描く『デビルマン』と、9人のゼロゼロナンバーサイボーグたちが世界から争いを無くすために戦う『サイボーグ009』のコラボレーションである本作は、両作それぞれの新作アニメが、2015年秋に公開されることから実現。本作の監督は、2001~2002年に放送されたTVアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳氏が務め、人気アニメ『ガールズ&パンツァー』で知られるアクタスが制作を担当する。劇中に登場するキャラクターの新キャストも発表され、009と同等の加速装置を持つミュートス・サイボーグのアポロンを声優の石田彰が、アポロンの姉・ヘレナを本名陽子が演じ、さらに009の父親的存在のギルモア博士を牛山茂、デビルマンの前に立ちはだかるデーモン・ジンメン役に大塚芳忠、明が牧村家に居候する前に家の近所に住んでいた女の子・サッちゃん役を榎本温子が務める。映画『サイボーグ009VSデビルマン』は、2015年10月より新宿バルト9ほかで2週間限定でイベント上映される。(C)2015「サイボーグ009VSデビルマン」製作委員会
2015年08月14日5月1日に発売された漫画誌『月刊ヒーローズ 6月号』(ヒーローズ)にて、OAD(オリジナルアニメDVD)化される島本和彦氏の漫画『ヒーローカンパニー』のアニメスタッフとキャストが明らかになった。『ヒーローカンパニー』は、街の人々と平和を守りながら利益も追及する会社「ヒーローカンパニー」に入社した主人公のアマノ・ギンガを描く等身大のヒーロー物語。本作は、今年秋頃に発売されるコミックス第8巻にOAD同梱版としてアニメ化される。監督は『緋色の欠片』『ヘタリア』を手がけたボブ白旗氏、シナリオは『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』『弱虫ペダル』の広田光毅氏、キャラクターデザインは『これはゾンビですか?』『夢をかなえるゾウ』の田頭しのぶ氏といったスタッフが名を連ね、アニメーション製作は『幕末Rock』『ログ・ホライズン』のスタジオディーンが担当する。キャストは、アマノ・ギンガ役に入野自由、ハドウ・ダイチ役に杉田智和、ブソウ・シュン役に浪川大輔、ヒューガ・ヒカル役に渕上舞、ツルギ・サキ役にLynn、キバ・キハン役に小西克幸、カカオ・バレンタイン役に関智一、ギンガの母役に井上喜久子といった、こちらも豪華声優陣が名を連ねている。なお、『月刊ヒーローズ』6月号では、今回のアニメ化製作スタッフ&キャスト発表のほかに、未知のウイルスによる人類滅亡の危機に現れたニューヒーローを描いた『T-DRAGON』(桜谷シュウ・著)による新連載や、『Smoking Gun 民間科捜研調査員流田縁』などの作者・竹谷州史氏の読み切り作品『災厄乙女パン子』も掲載。5回目を迎える、円谷プロ作品を愛する作家たちによるトリビュート付録ポスター企画『総天然色円谷オールスターズ』では、『日常』などの作者・あらゐけいいち氏がトリビュートイラストを手がけている。さらに、先月号よりスタートした本格声優ストーリー『VOICE CUSSION』の連載を記念し、人気声優をゲストに迎えた新企画「声優魂!」がスタート。第1回目のゲストは、『HUNTER×HUNTER』のゴン=フリークス役などで知られる潘めぐみが登場し、『機動戦士ガンダム』のララァ・スン役などを演じた潘恵子との母娘関係など、赤裸々なインタビューが掲載されている。また、飲食店情報検索サイト「ぐるなび」の"みんなのごはん"コーナーに連載中の『酩酊!怪獣酒場』(青木U平・著)が出張掲載されるほか、『ULTRAMAN』の異星人デザイン募集キャンペーンや、5月号から連載スタートした『VOICE CUSSION』と連動した声優インタビュー企画も掲載。本誌は、全国のセブン-イレブンとセブンネットショッピングで発売中で、価格は200円。
2015年05月01日『ROCK MUSICAL BLEACH』の日番谷冬獅郎役も記憶に新しい木戸邑弥と、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で今秋ジュリエット役を務め話題を呼んだ昆夏美。このフレッシュな若手俳優が主演する舞台『有毒少年』の公開稽古が、11月15日(火)の初日に先駆け、東京・CBGKシブゲキ!!にて14日行われた。本作は元惑星ピスタチオで関西を拠点とする演劇ユニット、ピースピットの末満健一が2003年に上演した自身の代表作。今年初め、故・今敏監督のアニメ映画『千年女優』の舞台版再演も好評を博した末満が、東京の俳優と組んで自らの自信作を放つ。『有毒少年』のチケット情報はこちら舞台はティム・バートン監督の世界を彷彿とさせるような直球のファンタジー。汚染された世界で唯一人間の住める街・ヘブンズパレスでは、15年前、人の“名前”が失われ、皆が異形のものと化した。その街の地下水路に長年住み、有毒な環境でしか生きられない有毒少年(木戸)が怪盗・蝙蝠(姜暢雄)の導きで地上へと出る。様々な異形の人との出会いを経て、彼は無菌室で育てられた噂の無毒少女(昆)に、また無毒少女も有毒少年の存在を知り会いたいと願う。交わることのない孤独なふたりの出会いが、やがてこの街の隠された秘密を暴くこととなり……。末満の詩的なセリフと和田俊輔のオリジナル楽曲、多彩な照明がバランス良くマッチして、ドラマチックな世界観の中にも登場人物の心にある光と影を映し出している。また幻想的な物語ながらも、時間や物語の経過を極力人間の肉体を使って見せるのも何とも末満らしい。ダンスシーンやミュージカル風のシーンもあり、キャストは皆、大忙しなのだが、物語の核となる主演ふたりもイノセントな魅力を垣間見せた。孤独な状況下で生きてきた有毒少年役の木戸は、地上に出て人に会えることの喜びを素直に表現。また毒を持つが故に、仲良くなった人を危めてしまう切なさを体現した。一方、昆は閉じ込められて育った環境から生じる外部への衝動をまっすぐに演じ、魔女役のシルビア・グラブとのシーンでも自身の歌唱力をしっかりと見せつけた。キャストは小劇場界で活躍する俳優から主演の昆やシルビア・グラブといったミュージカル界の面々まで、バラエティに富んだ布陣も見どころ。それぞれのキャラクターに見合った怪しい役を演じているのも面白い。東京公演は11月26日(土)まで同劇場、大阪公演は11月29日(火)・30日(水)まで梅田芸術劇場シアター ドラマシティにて上演される。チケットはいずれも発売中。
2011年11月15日