お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が19日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。自身が尊敬している芥川賞作家・中村文則氏の言葉に感動したエピソードを明かした。「否定されたり、ベタと思われがちなことに実は大切な真理が…【#20 百の三】」と題した動画内で、「性格は直せる」と語った又吉。そう考えるきっかけとなったのは、中村の存在だったそうで、「作品がすごい繊細で。自分の内面に向かっていく、暗い感情を持ってる主人公が多くて。こういう小説を書く作家さんは、共通するところがあるんじゃないかと思ってたんですけど、会うと明るくて優しかったんですよ。もっと、怖くて暗くて冷たい人なんかなって思ってたんですけど」と、作品の主人公と中村の性格のギャップに驚いたという。その後、お酒を飲んだ勢いで、ギャップについて本人に尋ねると、中村氏は、「自分が暗いことで、人に迷惑をかけるのをやめようと思ったんだよね」と回答。又吉は、「本当の気遣いって、これなんやって思って。嫌なことがいっぱいあって、色々なことを気にしてしまうから、周りの情報やコミュニケーションを遮断して暗くなったはずなのに、暗い状態で人に迷惑をかけてるんやったら、もう一回心を開こうって。この人、めちゃめちゃ強いなって思って」と、中村氏の生き方に感銘を受けたことを明かした。そして、自分自身を振り返り、「暗いと言われて許されてる状態に依存してるというのは、ちょっとダメなんじゃないかなって」と、猛省したという又吉。「俺が暗いことで、みんなが代わりに頑張ってくれてることがあるよなって思ったら、自分もやってみようと思って、そういう風に考え始めた」そうだが、「意識して明るめに振舞ったつもりのテレビを、後で自分で観て愕然とする。自分が出てきたら、テレビのボリューム上げますからね。声、聞こえへん」と、自虐しながら苦笑いしていた。
2021年03月26日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が17日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。高校の卒業文集に収められた母親の寄稿文について、裏話を語った。2015年に発表した小説『火花』で、お笑いタレント初となる芥川賞を受賞した又吉。メディアからも多数取り上げられていた頃、あるスポーツ新聞に、“又吉母も名文家”という記事が掲載されたと言い、「卒業文集に子供たちが書いてるのと同時に、親も子供について書いてて。それが載っちゃったんですよ。めっちゃ良いこと書いてるみたいな」と、母親が卒業文集に寄せた文章が絶賛されていたエピソードを披露。しかし、又吉は、「オカン優しいから、僕にめっちゃ甘かったんですよ。18歳やから、自分にめっちゃ優しい親が恥ずかしくて……。もうちょっと客観的な視点を持った母親でいてほしいと思って、自分で書いたんですよ」と、真相を苦笑いで暴露。「高3のときに、オカンとして自分を客観的に見て。『自分のこういうところがまだ未熟だけど、今度どういう風になっていくのか?』みたいな良い距離感のやつを自分で書いた」そうで、「『ちょっと大人っぽい字で書いて』って、当時お付き合いしてた彼女に清書してもらって」とぶっちゃけていた。
2021年03月19日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が10日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。「物事を短期間に区切って考える」ことのススメを語った。この日、動画「全国レベルゆえに超厳格!!恩師の“秘”指導に今でも感謝【#16 百の三】」を公開した又吉。そのなかで、「わりと僕は、短期間に区切って色々なことを考えるんですよ。例えば、あと2年しかないって自分で勝手に決めてやると、自然とサボらなくなるというか」「30歳くらいで世に出れたらっていうビジョンを持ってる人もいるんですけど、僕は、『あと2年で死ぬかもしれんから。あと2年しか残されてない』っていう前提でやってる」と、自身のこだわりを紹介。周囲からは、「真面目だ」「生き急いでる」とよく言われるそうだが、「やりたいこととか、思いついたことを今やっておかないと、できなくなるかもしれないっていう恐怖心を持ってたんです。それを真剣に信じてたんで」と言い、「なんで信じられたかというと、自分には才能がないと思ったんですよね。これは相当慌てなきゃ、好きなことで食べていけないと思って」と、その理由を説明した。すべての事柄において、長期的なビジョンを持たず、“あと2年しかない”と思いながら過ごしているという又吉。その結果は上々のようで、「2年前より考えるスピードが速くなってるとか、できなかったことができるみたいな。そういうことがあって、もうちょっと続けて良さそうだぞって」と、笑みを浮かべていた。
2021年03月17日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が12日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、新社会人に向けて力強いメッセージを送った。この日、動画「漫才を志したはずが夢破れ…挫折を知る又吉から弱った時こそ染み渡る言葉【#17 百の三】」を公開した又吉。仕事に対する考え方として、「好きじゃない仕事を恥じる必要はない」と言い、「好きな仕事を全力で頑張ってる人だけが尊いとか、偉いとか、正解っていう誤解があるのかなと思ってて。労働して対価が支払われる。それで税金を納めるっていうことだけでも、すごい素晴らしい」とキッパリ断言した。また、自身は芸人という人気商売のため、「どうしたら好きな仕事で食べていけるのか?」と聞かれることが多々あるそう。「ホンマのことを言うと、小学校の頃から漫才師になりたかった。スタンドマイクの前で2人でしゃべってるのがカッコいいし、すごい面白いなと思って」「漫才師として劇場に立ち続けられるような芸人になりたいと思って、この世界に入ってきた」というが、「綾部とコンビを組んだ時点で、その夢は永遠に叶わなくなってしまって。ほぼ僕たちは、95%コントしかやってない」と、自分が考えていた“好きな仕事”とは形が異なっていることを吐露した。「厳密に言うと、やりたかったことが途中で変わってる」「なりたかったものになれてるかというと、なれてない」ものの、綾部とコントを作っていくなかで、「楽しいな、面白いなっていう風になって。コントのライブをやりたいとか、コントでテレビに出てみたいとか思うようになって」という、心境の変化を告白した又吉。ふとしたときに、「漫才師になりたくて上京してきたのに、いつの間に俺はこうなったんや……」と思うこともあるそうだが、「でも、まあ楽しいというか。コントを作るのも好きになりましたね」と、笑顔で話していた。
2021年03月16日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が10日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。「全国レベルゆえに超厳格!!恩師の“秘”指導に今でも感謝【#16 百の三】」と題した動画内で、“疑うこと”の重要性を説いた。新社会人へのメッセージとして、「基本的にすべてのことを疑う。『絶対こうだ!』って、あんまり決めない方がいいと思うんですよね」と語った又吉。自身も若いころは、「誰がどう見ても面白いとされているものでさえ、『面白くないんじゃないかな?』と思って見るとか」「講師の先生が養成所でおっしゃったことも、基本的にはめちゃくちゃ疑ってた。先輩が言うことも、『ホンマかな?』って」など、すべてを疑いの目で見ていたそう。“疑うこと”の重要性を熱弁した又吉は、「めちゃくちゃすごいなって思う発言とかって、そういうのを飛び越えてくるときがあるんで。ダイレクトに、疑おうとしてる壁を突き破ってくる」と、例外があることを前置きしつつ、「若いころに一回、全部鵜呑みにしないで『ホンマかな?』って思う時期は、自分で振り返るとあって良かったなと思います」と、自分の頭で考えることの大切さを身をもって感じている様子だった。
2021年03月16日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が7日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、自分を認めてくれない人に対する心の持ちようを語った。この日、「数々の失敗を経験した40歳の又吉だからこそのメッセージ。社会人になって久しい方々も必見【#15 百の三】」と題した動画内で、新社会人に伝えておきたいことを語った又吉。そのなかで、「この人のせいで自分は評価されない」「この人を攻略しないと次の段階に進めない」と思っている人に対し、「やりたい仕事があって、自分はこうなりたいっていうものがあるなら、それを一番に優先するべき。ちゃんと適切な場所で、時間を使って努力するべきだと思う」「簡単な話、自分が一番やりたいことを目指す」とキッパリ。「この人がいるから進めないではなく、さっさと攻略する」とアドバイスした又吉は、例として、若いころに講師から、「ネタが笑えない」と指摘されたエピソードを披露。「笑えるネタは、フリ・ボケ・ツッコミがあるネタだ」と言われ、「次のオーディションは、フリ・ボケ・ツッコミがあるめちゃくちゃ面白くないネタを、わざと作っていきましたね(笑)。テイストが変わり過ぎて、『先月のでいいよ』って言われて、ライブに出られるようになったんですよ」と苦笑いしながら振り返った。わざと面白くないネタを見せるという作為がありつつも、「言われたことはやってみるし。でも、『自分は上手くできません』っていうのを見てもらって」と、講師を“攻略”したエピソードを語った又吉。「『純粋にライブに出たいだけなんで、どうかフラットに見ていただきたい』という気持ちこそ表明すべき」だといい、「攻略とか言うと、合理的に何でも解決する人って思われるかもしれないけど、自分が嫌なことをされてふてくされるとか、納得いってないことを表明する方が、僕はズレてると思う」と自身の考えを明かしていた。
2021年03月15日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が7日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。動画「数々の失敗を経験した40歳の又吉だからこそのメッセージ。社会人になって久しい方々も必見【#15 百の三】」内で、難しい仕事に挑むときの心構えについて語った。「みんなが『絶対に無理やろな』って思ってる仕事」について、「そういうときは逆に、めちゃくちゃ狙い目のときがあると思う。チャンスがあると思う」と語った又吉。自身も、約400組の芸人の中から3組が選ばれるという番組オーディションを受けて、見事合格したことがあるそうで、「オーディションが朝8時集合で、みんな眠そうな顔してて。でも僕は、逆にバチッとした格好してたら目立つなと思って、7時に集合してネタ合わせして、完全にカラダを起こして。みんな眠そうなのに、カラダから湯気出てる状態、2人だけ顔も赤くなってる状態を作り上げて」と述懐。本気で挑んだことで、オーディションに受かったことを明かした又吉は、「絶対に無理なときって、みんな『無理なんですけど、一応やってみます』って言いながらやる。だから、そういうときは死ぬ気でやってるヤツが少ない。自分と同じくらいのレベルのやつが、何となくでやってるんです。フルパワーでやってないんです。だから、自分がみんなよりちょっと劣ってても、フルパワーで行ったら、狭き門こそ開くときがある」と熱弁。最後は、「もしかしたら、怠け者だらけの芸人の世界だけかも……」としながら、「絶対ダメそうなときは、絶対ダメってみんなが思ってるから」と力強く語っていた。
2021年03月14日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が7日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、古書店の活用について持論を展開した。この日、「数々の失敗を経験した40歳の又吉だからこそのメッセージ。社会人になって久しい方々も必見【#15 百の三】」と題した動画を公開した又吉。新社会人に伝えたいこととして、自身の経験を踏まえ、「若いころは、古書店にだいぶん助けられましたね。新社会人でまだそんなにお金がないときは、すごい活用した方がいいと思う」と語った。その理由を、又吉は、「古書店っていう入口があったから、そこでいろんな作品を読んで『本ってホンマおもろいな』って思った。だから、30歳になって、本をいっぱい買うようになった」と説明。自身が若いころは、5冊100円などの特価本を読んでいたそうで、「ほぼ雨ざらしに近いような状況の。めくったらなんか砂ついてるみたいな(笑)。大人になって新しい本を読んだときは白過ぎて、『本ってこんなまぶしいん?』っていう印象でした」と笑わせていた。また、古書店の活用を勧める一方で、自身も作家として活躍している又吉は、「人によっては、作家やアーティストに印税が入らないから、中古で買うのはどうなんだっていう人もいると思うんですよ。それは、めちゃくちゃ分かるんですよ」とも。そのため、「40歳の僕は、古書店では古書店でしか買えないものしか買わない。あとは全部、新しい本、出版された本を買うようにしてる」と、現在のこだわりも明かしていた。
2021年03月13日松尾太陽の新曲『体温』が、2021年2月11日に配信される。松尾はメインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のボーカル・タカシとして活躍しているが、2020年9月よりグループと並行してソロ活動をスタート。2021年は3ヵ月連続で新曲をリリースすることを発表し、1月15日に配信されたのが全編英語歌詞の『Magic』、そして続く第2弾が今回の『体温』となった。新型コロナウィルスの影響で、ライブ開催がままならない今。逆境下でも歌うことへのモチベーションの高さを保てる理由、そして超特急の末っ子担当から大人の男性へと変化を遂げた秘密を、多いに語ってもらった。「可もなく不可もなく」から脱皮できたのは、歌い手としての心構えが変わったから――今回の『体温』、まずは歌唱力の高さに驚きました。もちろん太陽さんはプロとして長年活躍してらっしゃいますけど、ここ最近でグンと伸びた気がします。ありがとうございます。――私は「超特急のタカシ」さんが10代の頃から取材をさせていただいていますが、あの頃よりもレベルが格段に上がっているというか……。かなり努力をされたのではないでしょうか。また、努力のモチベーションは何だったのでしょうか。キャリアの最初の頃を振り返ってみると、僕は超特急というグループに、何かを歌いたくて入ったっていうわけでもなかったんですね。――俳優志望だったとお聞きしたことがあります。12歳で今の事務所に入ったのですが、当時は「どちらかと言えば、俳優志望」という感覚でした。まあそんな覚悟で超特急を始めたんですが、正直、歌に対してはすごく深い所を掘り下げるとか、高みを目指すということもなく、可もなく不可もなしという状況が続いていたんです。でも、グループの環境がガラリと変わったことがきっかけで、自分の歌について本気で考えるようになりました。――2018年にグループの構成が変わり、責任がより重くなった頃ですね。そのあたりで自分の気持ちが切り替わったのは、事実ですね。自分がもっと歌を支えなきゃいけないと自覚して、その延長上でもっと何かいろいろとやっていきたいなと思い始めました。――2020年9月にソロ初のミニアルバム「うたうたい」を出されたときの、インタビューを読ませていただきましたが、歌うことへの楽しさをより感じるようになったとおっしゃっていますね。そうですね、歌が楽しくなったというのはあります。もともとソロ活動を始めたのも、今がこういう緊急事態だからこそ、「始められるものは始めたい」という思いがありました。今もその思いはあるし、この先も変わりません。曲を作ったりレコーディングをしたり、日々新しいものに出会えて刺激されたりという日々が、楽しいですしね!――それは素晴らしい。もちろん楽しいだけじゃなくて、悩むこともあります。でもそれすらも、「本当に勉強しているから、悩めるんだ」って前向きになれます。例えば学生の頃、好きな教科・苦手な教科って誰にでもありましたよね?苦手な教科だから放置するんじゃなくて、苦手だからこそ強化していかないと、成績が伸びないじゃないですか。それと同じで、自分の悩みを無視していたら、皆さんに響く楽曲を届けられないんじゃないかなって。だから、悩めている自分も、楽しかったりするんです。――今、歌に関して、太陽さんが苦手にしていることは何でしょう。昔からなんですけど、リズム感がなくて。自分の中で矯正しているんですけどね。他にも、苦手なことを言えばキリがないです(苦笑)逆に得意なことを挙げる方が難しい。実は僕、「僕の得意なことって何ですかね?」って周囲に訊ねないと、わからないんです。自分でわかってない。――ファンはわかっていそうですが……。苦手なことは僕、皮肉にもすごくわかっちゃうんです。でも、伸ばしたいところを自覚して、この先より良くなることを考えると、楽しくなります!――自分を追い詰める方向に行かないのがいいですね。追い詰めないですね。確かにあんまり、そういう風にはならないです。――ご自身にとって、歌うことがより大切に、より身近に、もっと言えば逃れられないものになっているように見えます。歌はすごく大きくいうと、人生。ここ10年くらい歌の仕事をやらせてもらっているし、今もそうだから、人生です。先ほど褒めていただきましたが、もっとレベルを上げたいです。――いい意味で貪欲になってらっしゃいます。最近、自分よりも年下のアーティストさんや、さまざまなSNSで話題になっている方々が、本当にたくさんいらっしゃいます。でも自分は自分にしか歌えない歌を歌いたいし、歌は僕の気持ちを上げてくれるもの。今や誰もが話題になれるきっかけがある時代だからこそ、自分ももっと、自信をつけて頑張りたいです。――新しい才能に悔しさは感じませんか?悔しい気持ちはあるけど、そうじゃない部分と半分半分かな。その人なりの努力をして、僕よりも先にその曲のアルゴリズムを理解し、見えないところで何時間も費やして曲を作り上げたんだろうなって考えると、だんだん悔しさの比率が減っていきます。相手のことを理解しようとせずに、パッと見だけで考えると悔しくなるけど、その人の他の曲やイメージを深く知ろうとすると、気持ちが変わっていきます。――裏側が想像できるようになった、という意味ですか?うーん、そうですね。こういう仕事をやらせてもらっているからこそ、表面上では見なくなったというか。いい意味で、皆さん裏があると思うんですよ。人に見せていない部分が、本当の自分っていう人もいるだろうし。――すごく大人な発言ですね。あ、本当ですか。ありがとうございます(笑)超特急があってこそのソロ活動。1人で学んだことをグループに持ち帰ることも――太陽さんの歌は、聴くと温かい気持ちになるのが特長だと思います。お人柄が歌にも表れているような…超特急のタカシとはまた別の、松尾太陽としてなりたい歌手像を教えてください。超特急というのは、どちらかと言えばエンターティンメントの方に振り切っているグループです。僕は自分たちしか、ああいうグループはいないんじゃないかって、勝手に思っているんですけど。そして松尾太陽としては、超特急と違う要素を見せないと、ソロ活動の意味がないなとも思っていて。――確かに、別の顔を見せたくなりますよね。音楽の方向としても、1月に出した『Magic』のように英詞の曲など、新しいことにも挑戦して……。最近、聴いているだけでおしゃれな曲が増えていますが、僕はちょっと異彩を放つ存在になりたいです。ジャンルにもあまりとらわれたくないし、70年代、80年代のテイストに、今のトレンドも取り込みながら、その間をくぐっていきたい。そうしたら本当にたくさんの方が見て聴いてくれる、そういったタイミングがいつかくるんじゃないかな。超特急でもそうなんですけど、もう完全なる夢追い人として、頑張っています。――ソロとしての目標を教えてください。まず第一に、お客さんの前でライブをすること。今まで、「超特急のタカシ」のソロイベントやソロライブはありましたが、松尾太陽名義で本格的に始動した頃には、もう新型コロナウィルスの影響真っただ中。皆さんの前でまだライブができていないんです。――それは悔しい。本当にお客さんを入れてのライブも、ツアーも、早くやっていきたいです。正直、ライブでみんなで盛り上がってからじゃないと、その先の目標はまだ見えないですね。「この景色が見えた!」とか、ライブの本番真っ最中に思ったりするものなんですよ。――その景色を見てからじゃないと、次が見えない。なるほど!やっぱりお客さんの前に立ってこそなんですね。超特急は「8号車はメンバーだ!」と言っていますが、それは真理です。他のアーティストの皆さんにとっても、ファンというはそれくらい大きな存在だと思います。聴いてくれる方がいないと、活動する意味がだんだん、薄れてしまいますからね。だから僕も聴いてもらうという受け身ではなく、自分から聴いてもらえるような活動がしたいし、クオリティーももっと上げていきたいです。――松尾太陽と超特急のタカシ、二足の草鞋を履いている心境を教えてください。これはずっと変わらないんですが、まず超特急が主軸で存在するからこそ、松尾太陽があるんです。なので僕は、8号車を不安にさせないようにしようと、常に思っています。8号車の皆さんが、僕のそんな気持ちを真っ直ぐに受け取って応援してくれているのは、本当に嬉しいです。――超特急があっての、ソロ活動なんですね。超特急がいないと、僕は今の人生が歩めていません。代々木第一体育館にも、武道館にも、さいたまスーパーアリーナにも立てていないし、そこからの素晴らしい景色も見れていないし、番組も持てていない。だから「自分は今後ソロでやっていこう」ってことには、全くなれません。ソロ活動は「皆さんにいろんなエンターティメントを届けたい」っていう気持ちが、大きなきっかけでした。だからこそ、二足の草鞋はずっと履いていきたい。超特急も、松尾太陽も、どちらかを置いていくってことはしません。そこは改めてファンの皆さんに断言しますし、安心して着いて来てくれれば、本当に嬉しいです。――ソロで歌い、活動してきたことで、超特急に活かせたことはありますか?度胸がつきました!実は2019年に「Utautai」の配信ライブをしたときは、バンドの方々が豪華なメンバーぞろいだったこともあって、ガッチガチだったんです。今だから言えますが、もっと楽しめたのになっていう悔いが残ってて。でもそれを経た後の超特急のオンラインライブでは、緊張はしたとはいえ「どんなことがあろうとも、絶対に後悔しないだろう」という気持ちになれました。更にいえば、2021年の僕はもっと何か変われそうっていう、ちょっとした自信にも繋がりました。『体温』は、一生付き合える曲になる予感。歌えば歌うほど味が出てきそう――今回リリースの『体温』は、ピアノ・トリオバンドのOmoinotakeさんの楽曲提供を受けています。これは、どういった経緯で決まったのでしょうか。ディレクターの方といろいろ話していく中で、ミニアルバムの「うたうたい」とは違った要素を取り込みたいとか、3ヵ月連続で新曲を配信するのだから、今の時期こそ出せるものにしたいとか、そういったことを言っていました。それを踏まえて、元々いいなと思っていたOmoinotakeさんにお願いしました。――依頼の段階で、太陽さんのイメージをガッツリ伝えたのでしょうか?今の緊急的な状況を、慮るような内容というのはありましたが、Omoinotakeの皆さんが独自の世界観を作ってくださったので、それは本当にありがたく、すごいことだと感じました。デモテープではご本人が歌ってくださっていたんですけど、とてつもないくらい表現力があって、目を閉じて聴くと勝手にストーリーが頭の中で進んでいって、言葉に当てはめた風景が動く様子が見えました。自分が歌わせてもらうにあたって、もっといい曲にしたい、しなければという気持ちが強くなりましたね。――自分の色を出す工夫として、主にどんなことをされましたか?気を付けたのはリズムです。一定のリズムよりも、ちゃんとオンというか、ちょうどを当てはめる。もしくは後ろにする。本当にそういう小さなことに気を付けました。この楽曲自体がJ-POPよりも洋楽寄りという印象があって、余計にリズムとかR&Bを意識しました。――聴けば聴くほど、温かい気持ちになります。歌詞がまたいいですよね。ありがとうございます。歌詞に関しては、本当にこだわって書いていただいています。あとOmoinotakeさんにはレコーディングにも来ていただいたのですが、ワンフレーズごとにアドバイスをいただきました。ここまでしっかりした世界観を展開してくださったからこそ、自分のせいで薄っぺらくしたくなくて、そこはお互いストイックに仕事に臨みました。――新しい歌い方を身につけられたようですが……。うーん、でももっとレベルは上げていきたいです。また、この『体温』という曲は今もだけど、これから何年経っても歌える1曲だなって、思っているんですよね。履けば履くほどなじむ靴、着れば着るほどなじむ服みたいな感覚で、歌えば歌うほど、いい雰囲気が出てくるんじゃないかな。――育てていけそうな1曲なんですね。今は多分、まだちょっと固いのかもしれない。もっと経ったらもっと柔らかくなっているはずなので、そういった変化をファンの皆さんに楽しんでもらえたらいいな。10年後の『体温』を想像すると、僕自身も楽しみです。ファンをワクワクさせるアーティストでいたい…けれど、プライベートは地味です(笑)――失礼ながら言わせていただきたいのですが……最近、とても逞しく、男性らしさが増したような気がします。ご自身ではどう思ってらっしゃいますか?何か転機があったのでしょうか。うーん、もちろん超特急の体制が変わったというのも大いにあるのですが……見た目の変化で言えば、2019年6月くらいから髪を伸ばし始めて、それも割と大きいかな?――以前は短髪でしたものね。自分の中で少しずつ溜まっていたものがあったんです。「もっと自分はこういうものを表現したい!」とか、枠に囚われるのが苦手になったとか。もちろん、今の自分や昔の自分が嫌ということではないのですが、とにかく「自分らしさをいろんな形で表現したくて、僕はこの世界にいるんじゃないかな」って考え始めたんです。そしたら高校3年生の夏休み、来年上京するっていうタイミングで、生まれて初めて金髪にしたことを思い出して。それと同じことをやってみようって思ったんです。――思い切りました。何か変化を起こしたかったんです。そういうときって大抵、僕の場合は、転機のときなんですけどね。高校3年生のときは、何か進化したいけど、歌なんかはすぐに上手くはなれない。とりあえず表面に出すものを変えよう、ということで金髪にしました。まあ、そのときとまったく一緒の感覚ってことはないんですが、超特急というものをよりアーティストっていう言葉が似合うグループにしたい、他の人と違うことをしたいということで、第一歩として髪を伸ばしました。もちろん、自分がやってみたかったというのもあるんですけど。ただ、僕は今の自分が1番好きです。――ビジュアルを変えるって、ちょっと勇気のいることですよね。周りからのイメージは、職業柄無視できないですし。周囲やファンを戸惑わせてしまうことは、活動でもあると思うんです。先ほどの、超特急と松尾太陽の二足の草鞋を履く話もそうですけど。でも悲しませたいわけではもちろんないし、ただ楽しませたいって気持ちが常に強くあります。そのうえで、自分の中でいろんなことに変化を起こしたい、進化したいっていう意思が、表面的に出てきたのが今の自分です。――ワクワクさせる存在でありたい、ということなのでしょうか?そうですね、やっぱりファンの方はワクワクさせたい。今はライブもできないから飽きられちゃったりするかもしれない。だから何かしらのアクションは起こせる人間でいたいですね。――太陽さんは本当に、日々ファンのことをたくさん考えていらっしゃいますね。「こういう可能性があるかもしれない」って考えるだけで、楽しくなってきます。以前までは「何をしよう?」と言うだけでした。今だってたくさんのことを同時に考えられるワケじゃないですが、出来ることを1個2個見つけるだけでも、本当に気持ちがいいです。――では2021年、大変な社会状況ですけど、今後が楽しみですね。2020年って、皆さんにとっても僕にとっても一生に一度の大変な年だったと思います。2021年はみんなで協力して、この状況が落ち着く時を迎えられればと思うんですけど……それにはなかなかの努力が必要で、行き詰まる瞬間もあるでしょう。でもそんなときに、息抜きとして超特急や松尾太陽が皆さんのそばにいられれば、僕はもうそれで幸福を感じます。――アーティストとして、すごい速度で成長されているのを感じます。近年、いろんな方と会ったりお話したりする中で、もっと自分も成長したい、経験値を得たいと強く思うようになりました。僕は以前、例えば超特急だったら「10年の間に自分は何を得られたのかなあ。今は24歳で、今年はもう25歳かあ」なんて思ってた時期が一瞬あったんです。でも今誰もがアーティストになるチャンスを持っていて、SNSから世間に見つかっている人を目の当たりにすると、自分だってまだまだやれることあるなって、すごく反省したんです。だから、いろんな可能性を2021年に感じているし、「今は24歳、もう25歳」じゃなくて、「まだまだ24歳、25歳」に変わりました!――それは本当に、「まだまだ24歳」ですよ!プライベートの等身大の太陽さんは、休日はどんな過ごし方をしているんですか?仕事が早く終わったときは、できるだけギターに触れるようにしています。あとは本を読んだり、動画サイトで猫動画を見たり、テレビの動物番組や家族をテーマにした番組でホッコリしたり……。あの、アーティストをやらせてもらっている僕と私生活の僕って、本当に別人なんです。プライベートでは全く芸能人じゃないです(笑)ノンビリ生きています。――芸能人オーラが自然と出てしまうとか、そういったことは?消そうとは思っていないんですけど……そもそもオーラを自覚したこと、ないかも(笑)。オーラっていうものをね、消そうと思ってもなかなか消せない人には、憧れます。スターになることに、つながると思うので!――もう太陽さんは立派なスターだと思うのですが、更なる進化を目指しているんですね。今日は貴重なお話を、ありがとうございました!松尾太陽さんのサイン入りチェキを3名様にプレゼント!応募方法ぴあ音楽編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあ音楽編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあ音楽編集部Twitter()対象ツイート:※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年2月24日(水) 23:59まで※期間中は何度でも応募可能です。撮影/岩田えり、取材/藤坂美樹、構成/中尾巴
2021年02月11日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、YouTube公式チャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』でゲストに招いた井下好井の好井まさおから、マヂカルラブリーを救った後輩愛あふれるエピソードを明かされた。好井がゲスト出演した今回の動画は、又吉が10年前に感じていた100個以上の「あるある」について、歳を重ねた今どう思うのかを1つひとつ検証しながらアップデートしていこうという企画で、現在第3回まで公開されている。第3回の終盤、68つ目のあるある「電車の吊り革を持たず一歩も動かないという修業みたいなことをしている奴がおる」を見て、M-1グランプリで電車のネタを披露したマヂカルラブリーを想起した2人。そこで好井が「時間ないけどいいですか? 又吉さんの『後輩愛大爆発やけど、それ以外敵にしても構わない』話があったんですよ」と切り出す。ヨシモト∞ホールのランキングシステムで、マヂカルラブリーと井下好井が初めて上がって来たときのこと。マヂカルラブリーは当時タンクトップの衣装を着ており、それを見た“あるコンビのネタ作ってない方の先輩”が「キャラもんやん」と洗礼を施すような一言を。しかし「周りの後輩とか同期は『いやいや、面白いやん……」と思ってて」と、好井含むマヂカルラブリーを認める芸人たちは心の中で異を唱える。そこへ、読んでいた本を閉じて先輩の前にやってきた又吉が「いやーこれ絶対賞レース行くやん」とマヂカルラブリーに堂々と賛辞を送ったという。好井は「この人、先輩ですやん、又吉さんより!」と、又吉の行動を興奮気味に語り、「その先輩、又吉さんより先輩ですけど、又吉さんのほうが芸人支持率高いから」と、バツが悪そうに先輩が去っていったことを明かした。又吉は自分の席に戻り、再び本を読み始めたそう。思わぬエピソードを明かされた又吉は、少し照れくさそうに「若さを感じるな……」とつぶやき、「嫌やったんやろうな」と当時の心境を吐露。好井は「優しい!」と絶賛し、「マヂラブさんは、それ未だに喜んでますもん! 覚えてるし!」と誇らしげに話した。
2021年02月10日お笑いコンビ・ザブングルの松尾陽介(44)が3月31日で芸能活動を引退すると、2月1日に所属事務所が発表した。松尾の引退に伴って、ザブングルは解散することが決定。相方の加藤歩(46)は、単独で活動を続けるという。同日には「週刊女性PRIME」で、その経緯を語ったインタビューが掲載された。記事によると松尾は、「40歳を過ぎて、漠然とこのままお笑いを続けていけるのかな」と葛藤していたという。また19年6月に反社会的勢力の忘年会に参加していた“闇営業”が発覚したこともあり、「お笑いで食べていくのは無理かなと引退を考えるようになりました」と明かしている。約2カ月間の謹慎中は、介護施設でボランティア活動などを行っていたザブングル 。そして19年9月2日放送の『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)にゲスト出演し、正式に復帰を果たした。しかし、新型コロナウイルスによる影響で仕事が激減したことも大きかったようだ。記事で松尾は「まだ身体が元気なうちに次に行かなきゃ」と考え、「10年前なら引退は早すぎるけど、10年後なら遅いと思った」とその決意を語っている。ザブングルは99年9月に結成し、今年で22年目を迎える。07年に決勝進出した『M-1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系)では、「スーパーのおばちゃんの話」を展開した加藤の“顔芸”や“キレ芸”に注目が集まった。いっぽう審査員のラサール石井(65)は、「ツッコんでいる形とかがめちゃくちゃ面白い」と松尾を評価。上沼恵美子(65)も「ツッコミが新しい」「初登場とは思えない。びっくりしました」と賛辞を送っていた。現在放送中の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、“運動神経悪い芸人”として視聴者から人気を博している松尾。ネットでは番組にちなんで、《水神様をもう見れないのは残念です》や《引退する前に水神様特集してください》など惜しむ声が広がっている。「もともと09年4月に “ブサイクじゃない方芸人”として紹介されました。ですが10年以上続いている“運動神経悪い芸人”企画で珍場面を連発し、“ガチ王”のキャラを確立。水泳では溺れるような平泳ぎやドルフィンキックではバックしてしまうなど、奇跡的なプレーに“水神さま”の異名がつきました。かたやリズム感は持っており、ダンスを踊りこなすといった意外性も視聴者から愛されていました。また、松尾さんは選手名鑑を持ち歩くほどプロ野球の大ファン。そんな一面を活かして、『BS12プロ野球中継2019』ではビジターに寄り添った実況や解説をしていました。“運動神経悪い芸人”の企画にプロ野球選手が監督として来てくれることも大変喜んでいましたね」(スポーツ紙記者)引退後は「企画・制作などの裏方」を考えているという松尾。40代半ばの節目でそれぞれの道を歩む決心をしたコンビに、エールが寄せられている。《松尾さんは新しい事に挑戦されるという事で、40半ばで新しい事に挑戦しようという気持ち、見習いたいと思います。応援してます!加藤さんもピンでもご活躍を楽しみにしてます》《ザブングル好きだったからなー残念、だけど松尾と加藤には頑張って欲しい》《頑張れ!松尾!!加藤!!》
2021年02月01日2021年2月1日に、お笑いコンビ『ザブングル』が解散することが明らかになりました。所属事務所によると、『ザブングル』の松尾陽介さんは、同年3月31日をもって専属契約を満了し、芸能活動から引退。話し合いを重ね、松尾さんの「芸能活動に区切りをつけ、新しいことにチャレンジしてみたい」という意思を尊重した結果だそうです。この度、弊社所属お笑いコンビザブングルの松尾陽介が、2021年3月31日をもって弊社との専属契約を満了し、芸能活動から引退することをご報告いたします。これに伴い同日付で、お笑いコンビザブングルは解散となります。芸能活動に区切りをつけ、新しいことにチャレンジしてみたいという松尾の思いを尊重し話し合った結果、このような結論に至りました。ワタナベエンターテインメントーより引用また、相方の加藤歩さんに関しては、引き続き同年4月1日以降も、単独で芸能活動を継続するとのこと。ネット上では、発表に対してさまざまな反応が寄せられています。・もう見れなくなるのは、さびしすぎます。・松尾さんのツッコミが好きでした。新しい道でも活躍されることを祈っています!・『アメトーーク!』の水神様が好きだったので、それだけでも出演してほしいです。同年3月をもって、21年間のコンビ活動にピリオドを打つことになった『ザブングル』。長い期間にわたって2人が残したお笑いは、多くの人の心に残り続けることでしょう。4月以降も、それぞれが新しい道で、変わらずに頑張ってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月01日松尾スズキがシアターコクーン芸術監督に就任して初となる新作ミュージカル「フリムンシスターズ」が10月24日ついにBunkamuraシアターコクーンにて初日がスタートし、その際の舞台写真が到着した。11月23日(月・祝)まで東京公演が行われたあと、11月28日(土)からはオリックス劇場にて大阪公演がスタートする本作。出演者は、シアターコクーン初登場となる長澤まさみをはじめ、秋山菜津子、皆川猿時、栗原類、オクイシュージ、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、片岡正二郎、阿部サダヲら個性豊かなキャストが揃い、美しくも混沌とした松尾さんならではの世界へ誘う。10月24日の初日、まず舞台には派手に着飾ったドラァグクイーン姿の皆川さんが登場。そこは、彼女が建てた新宿2丁目の上空に浮かぶ劇場「テアトル・ド・モモ」――。皆川さん演じる信長がストーリーテラー的な立場となり、今回の物語は幕を開ける。そして舞台装置が動き、西新宿の小さなコンビニで働くちひろの部屋、薄汚れた狭いアパートの一室が登場。ちひろは無気力で猫背、住み込みでなぜか無給、そして時々店長と寝る毎日を過ごしている。舞台上には巨大な白い円錐形状の身体を持つバスタオルおじさんが立ち尽くし、ボートに乗った黒人が通り過ぎたりするが、これは彼女にしか見えない存在だ。さらに西新宿の少し離れた別の場所にいたのは、かつての大女優みつ子と、その同志として彼女をサポートする親友のオカマのヒデヨシ。自分の車で妹をはね、その後別れた夫に娘の親権を取られて心を病んでしまったみつ子がヒデヨシと共に偶然、ちひろが店番中のコンビニを訪れたことで3人は出会い、その運命を共にすることとなる。ちひろを演じるのは長澤さん。前半の無気力ぶりから、大ファンのみつ子に出会い生気を取り戻していくギャップが激しく、そのコントラストに観客は魅了された。みつ子役の秋山さんは、笑いを差し込んでいく間が絶妙。ヒデヨシ役の阿部さんは、キャラクターが持つチャーミングさはもちろんのこと、歌の表現力の豊かさからも客席の空気を力強く動かしていた。松尾さんは、このコロナ禍の影響で時間が生まれて歌詞を書くことが出来たからこそ、当初の音楽劇の予定が“新作ミュージカル”となったと語っており、曲数は20曲以上と多く、インパクトのある言葉もたくさん耳に残る。また二幕は、予想が何度も何度もいい意味で裏切られ、そのワクワクはエンディングまでずっと転がり続ける。本作はファンタジーでありながら、マジックリアリズムでもあり、ハードボイルドのようでもありながら、しかしやはり喜劇なのだ。COCOON PRODUCTION 2020「フリムンシスターズ」東京公演は~11月23日(月・祝)Bunkamuraシアターコクーンにて上演中、大阪公演は11月28日(土)~12月6日(日)オリックス劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2020年10月26日松尾スズキが手掛ける舞台『フリムンシスターズ』が本日10月24日(土)より開幕する。今作は松尾がシアターコクーンの芸術監督に就任して以来、初の書き下ろし新作。また、繰り返し再演を重ねた名作『キレイ−神様と待ち合わせした女−』の初演から数えると、実に20年ぶりのミュージカル作品となる。物語の中心となるのは、『キャバレー』でも松尾とタッグを組んだ長澤まさみ、『キャバレー』だけでなく『キレイ』初演、再演にも出演していた秋山菜津子、そして大人計画を代表する役者である阿部サダヲの3人。阿部の松尾作品への参加は『ゴーゴーボーイズゴーゴーヘブン』以来4年ぶりとなる。長澤の役どころは、西新宿の片隅にあるコンビニで働き、その店の上に住む冴えない女性・ちひろ。彼女が毎日YouTubeで観ている昔のドラマの主演女優・みつ子を秋山が、みつ子の親友であるゲイのヒデヨシを阿部が演じる。この3人が出会って「フリムンシスターズ」が誕生し、そして3人が友情を育みながら何者かと戦う――というもの。タイトルにもなっている「フリムン」とは沖縄の方言で、「気がふれた」「狂ったような」「バカ」を意味する言葉。ちひろが沖縄のユタの血筋であることからきている。作品内の楽曲の歌詞は全編松尾によって書き下ろされているが、この楽曲にも沖縄音階が使われるものがあるという。これまで、複数のインタビューで「日本発信の新作ミュージカルをやりたい」と語っていた松尾。今作も、シンプルに物語の合間合間に曲がさし挟まれる「音楽劇」の形で進んでいたのだという。しかしコロナ禍による自粛で時間が生まれたことによって、『フリムンシスターズ』が長年の野望である「真日本製・本格ミュージカル」になったというわけだ。『キレイ』が再演を重ねるたび、ミュージカルとしての魅力が増していたことを思うと、今作もおそらくこの先繰り返し上演される作品になる可能性が大きい。今作を観るということは、つまり長年愛される名作の誕生に立ち会うことになるだろう。なお、ぴあアプリの連載「めくるめく演劇チラシの世界」のインタビューでも松尾が今作について語っている。『フリムンシスターズ』作・演出:松尾スズキ音楽:渡邊崇10月24日(土)~11月23日(月・祝)会場:Bunkamuraシアターコクーン【ライブ配信情報】対象公演:11月12日(木)18:30の回SPWN(スポーン)とWOWOWメンバーズオンデマンドにて公演のライブ配信を実施SPWN(スポーン)詳細→ メンバーズオンデマンド詳細→ 文:釣木文恵
2020年10月24日最終回の平均視聴率が32.7%(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)を記録したドラマ『半沢直樹』(TBS系)。いまだ“半沢ロス”をひきずる視聴者は多い。そこで本誌「『半沢直樹』取材班」は、そんな視聴者のモヤモヤを解消するべく最後の緊急リサーチ!まずは「第3弾は制作されないの?」ということ。半沢ファン誰もが待ち望む「第3弾」だが、最終回のラストシーンで「終」の文字が躍り、9月30日、TBSの定例社長会見でも編成局長の瀬戸口克陽氏は、「フルマラソンを全力で走りきった。スタッフキャスト含め全力を出し尽くした。そういう意味では考えておりません」と言い切った。だが、テレビ局関係者は言う。「実は年末年始、もしくは来春のスペシャルドラマ放送に向け、極秘裏に制作が進められるようです。もちろん映画化の案もあったそうですが、コロナ禍だと集客数が読めません。『万が一、映画が大ゴケになったら……』と局はスペシャルドラマ化を選択したようです」新作の内容はどんなものだろう。「池井戸潤氏のシリーズ最新刊『アルルカンと道化師』はドラマ第1作以前を描いています。まさにスペシャルドラマ向きで、このドラマ化が濃厚といわれています。また香川照之さん(54)の大和田暁や片岡愛之助さん(48)演じる黒崎駿一など、クセのあるキャラクターも同ドラマの魅力。彼らを主人公にしたスピンオフの可能性もあると聞きます」(前出・テレビ局関係者)そもそも「どうして前作から7年たっての放送になったの?」か。「ひとえに堺雅人さん(46)が“子育て最優先”を理由に、なかなか首を縦に振らなかったからだそうです。ですが、TBSは最強の布陣で粘り強く堺さんの説得に臨んだんです。福澤克雄監督はいまや役員待遇ですし、プロデューサーの伊與田英徳氏とともにTBSの“将来の社長候補”といわれています。中野渡頭取から“将来の頭取”指名された半沢さながらの2人の交渉力に、最終的に堺さんも折れたようです」(前出・テレビ局関係者)「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月07日今回放送された『半沢直樹』(TBS系)で、ファンにとって最大の「モヤモヤ」だったのが、半沢の“禁断の家族関係”についてだ。実は半沢直樹(堺雅人・46)の長男・半沢隆博も続編では最後まで登場しなかったのだ。7年前の第1作では当時、隆博は幼稚園生。夫婦の会話のなかで話題に上ったり、就寝のシーンが描かれていたが、続編では隆博はTBSの公式相関図でも紹介されず、存在をうかがわせるシーンも一切なかった。隆博を演じたのは二宮慶多くん(14)。’13年に公開された是枝裕和監督の映画『そして父になる』などの名演が評判を呼んでいる。二宮の所属事務所に半沢不参加の理由を問うと、「制作についてお話しすることはできなくて……」と返答。TBSにも聞いたが「制作過程については、従来お答えしておりません」との回答だった。しかし、本誌は有力な情報を入手。隆博が出演しなかったのは新型コロナの影響だというのだ。「今回のクランクインは2月末。新型コロナの感染が少しずつ拡大していった先行きが不透明な時期で、当初は大人数のエキストラを使ったシーンの予定がありましたが、最終的にNGになりました。非常事態宣言下での撮影休止期間を経て、撮影再開する際、妻・花役の上戸彩さん(35)の事務所に『夫婦2人の会話のシーンだけの設定に変更します』と伝えられたそうです。コロナ対策として、撮影現場はなるべく人数を減らすよう通達されていたこともあり、制作側は最終的に隆博役の出演見送りを決めたようです」(芸能関係者)第3弾が実現した暁には登場することを期待したい!「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月07日俳優の堺雅人さんが主演を務める、大人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)。2020年9月27日に放送された最終回では、平均世帯視聴率32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。最終回で、俳優の上戸彩さん演じる主人公・半沢の妻、花のセリフが「心に刺さる」とネットで反響を呼んでいます。※記事内にネタバレを含みます半沢花「生きていれば、なんとかなる」注目のシーンは、半沢がバンカーとして不正を暴こうと政治権力に立ち向かうもかなわず、一大プロジェクトの担当を外れるよういわれた後。窮地に立たされた半沢は、妻の花に「出向どころじゃすまないかもしれない、ごめん」と話します。すると、花は半沢にこう言葉をかけます。だったら、いっそのこと辞めちゃえば。銀行員だけが仕事じゃない。何があったかは知らないけどさ、直樹は今まで十分すぎるくらい頑張った。仕事なんかなくなったって、生きていればなんとかなる。生きていれば、なんとかね。日曜劇場『半沢直樹』ーより引用半沢に「今までよく頑張ったね、ありがとう」といい、優しく背中を押す花。最後には「仕事なんてどうにでもなる。とにかく生きていれば、なんとかなる」と言葉をかけます。芸能人の訃報が続く中、ネット上では花のセリフに対しこのようなコメントが寄せられました。・花ちゃんの言葉、心に刺さります。・本当にその通り。生きてさえいればなんとかなる。・命を絶つ前に、この言葉が届いてほしかった…。すべてを終わらせてしまいたいと思う気持ちは、そう簡単になくならないかもしれません。しかし、ふとしたひと言でその気持ちが和らぐこともあります。つらい思いを抱えている人へ、どうか花のセリフが届いてほしいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日9月27日、いよいよ最終回を迎えるドラマ「半沢直樹」(TBS系)。シリーズを通して高視聴率を記録するなか、思わぬところにスポットライトが当たっている。TBSの公式アカウント「YouTuboo」には最終回の予告映像がアップされている。「1000倍返しなるか!!そしてまさかの辞表!?最終決戦」と銘打たれた動画のなかで、堺雅人(46)扮する主人公の半沢直樹はこう絶叫している。「やられたらやり返す!1000倍返しだ!」第1シーズン放送時の13年、「ユーキャン新語・流行語大賞」にも選ばれた「倍返し」。これまで「10倍返し」「100倍返し」といったセリフが劇中に出てきていたが、ついに1000倍返しまで登場したのだ。そんななか、ネットでは「倍返しのインフレが起こってる」との声が上がっている。《半沢直樹、最初は倍返しだったのに今回で1000倍返しになって、ジンバブエドルもびっくりのインフレだな》《半沢の倍返しがドラゴンボールの戦闘力並にインフレしてる…》《半沢直樹の倍返しが、2期で一気に1000倍返しになったの、このままインフレを続けると、3期になったら500000倍返しになるので、とても頭が悪そうな数字になってしまう》《半沢直樹のn倍返し(nは自然数とする) nがインフレしすぎてて草》また20日放送の第9話で半沢は、柄本明(71)扮する箕部幹事長らに対して「3人まとめて1000倍返しだ!」とも宣言している。そのため、「そもそも1000倍返しとはどんなものなのか」と“謎”に悩む人たちが。ネットにはこんな声が上がっている。《3人まとめて1000倍返ししたら1人あたり333.3333…倍だからきっちり1000倍では返せないぞぉ》《1000÷3だと思ってたけど333だから1足りないなぁと悩んでたけど 累乗か!ってなって10×10×10=1000だから、1人10倍返しなのか!という所に落ち着いた》《半沢が「箕部・頭取・大和田」の3人に対して1000倍返しという理解の仕方と、「頭取と大和田が半沢側に戻り、3人がかりで箕部1人に1000倍返し」という理解の仕方、2種類あるのか》《未だに「3人まとめて1000倍返し」の意味がわかりません》放送前から話題を呼ぶ最終回。視聴率もインフレとなるのだろうか。
2020年09月27日2020年7月から放送されているドラマ『半沢直樹』(TBS系)。「やられたらやり返す、倍返しだ」などのキャッチフレーズで人気を集め、2013年の作品の続編として放送されています。同年9月20日には、第9話が放送。俳優の香川照之さん演じる大和田暁が、俳優の堺雅人さん演じる半沢直樹を無理やり押さえつけ、土下座をするよう強いる攻防戦にネット上では大きな反響が上がりました。香川照之「翌日、もちろん筋肉痛でした」第9話のラストシーンで、床にヒザと手をつく堺さん。香川さんはその上に、覆いかぶさるような体勢となり、土下座を強要させます。この場面は、多くの視聴者の関心を集め、放送後はTwitterのワードトレンドに入るほど。それだけ注目が集まったシーンについて、香川さんは撮影秘話を明かしました。第9話、長いラストシーンは無論、終日何度もくり返して撮影されました。土下座の場面も全部で7〜8回はやったでしょうか…。元々は『全力で半沢を押さえつける』という台本のト書きでしたが、結局は大和田が半沢に覆いかぶさる『親亀・子亀』状態に。堺さんも私も翌日、もちろん筋肉痛でしたww— 香川照之 / 市川中車 (@_teruyukikagawa) September 20, 2020 『全力で半沢を押さえつける』と書かれていた台本のト書きに従った香川さん。何回も撮影を重ねることで翌日には、堺さんとともに筋肉痛になってしまったといいます。また、香川さんは覆いかぶさる体勢を『親亀・子亀』と表現し、投稿には「親子亀ですね」「オンブバッタのようにも見える」などの声も寄せられていました。・組体操みたいだった。こうやってあのシーンができていったのですね。・最後、大和田さんが飛んでいったのを見ました!・筋肉痛になるまでお疲れ様でした!シリアスだけど笑ってしまった。撮影中の秘話に多くの人が興奮した様子。筋肉痛になるまでの努力があるからこそ、迫力のシーンができるのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2020年09月21日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が11日、YouTube公式チャンネル「ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル」に出演。悪口を聞いたときの反応で、自身が「信頼できない」と感じるシーンを明かした。「How to本や悩み相談では絶対お目にかかれない答えだらけ【#2 百の三】」と題した動画内では、自身が考える「信頼できる人と信頼できない人の見分け方」を紹介。“信頼できる人”について、「誰かが誰かの悪口を言ってるときに、寂しそうな顔をしてる人」「冷静さを自分に与えてくれる、ブレーキをかけてくれる人」と語った又吉は、「『そんなこと言うなよ』でもなく、『うーん……』っていう顔をされると自制される」とその理由を説明。一方で、“信頼できない人”については、「誰かの悪口を誰かが言ったときに、『俺も前から思ってた』って後出しで言う人は信頼できない」とキッパリ。一般的には、「悪口を言ってるときに、一緒になって悪口を言ってくれるから信頼できるっていう人の方が多いかもしれない」としながら、「でも僕は、自分が悪口を言ったときに、それに乗っかって一緒に悪口を言われると、その瞬間の安心感はあるんですけど、2人で滅亡する可能性があるなって」と持論を展開していた。
2020年09月14日松尾スズキがシアターコクーン芸術監督就任後、初の書き下ろし作品となる『フリムンシスターズ』をついに始動させる。そこで松尾に、現段階の構想を聞いた。本作の柱となるのは、長澤まさみ、秋山菜津子、阿部サダヲの3人。この3人に新作を書き下ろしたいという思いから始まり、さらに…。「以前から女同士の友情の話が好きで、女のバディものを書いてみたいと思っていたんです。映画の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』とかを観ると、なんかエモいっていうか(笑)。そこから僕が撮った映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で、秋山さんに演じてもらった砂山みつ子という質の悪い女優と(笑)、彼女のファンだった女、あと女優に媚びへつらって小遣いを巻き上げようとしているゲイ。その3人の“シスターズ”が、ある瞬間友情を沸騰させるような、ファナティックな状態を描きたいと思ったんです」その状態を表すのがタイトルにある“フリムン”なのだが、こちらは松尾が好きな小説『死の棘』から引用したと言う。「一種の憑りつかれたような状態のことを、沖縄や奄美の言葉で“フリムン”と言うそうなんです。あと沖縄には“ユタ”っていうシャーマンの伝統があって、日常と霊の存在が混在しているような人がいる。霊みたいなよくわからないものを、リアルとして受け止めているのがすごく面白いなと思って。それでまさみちゃんの役を沖縄出身の、先祖たちにまとわりつかれて面倒くさい状態になっている女にしようと。さらに女優もゲイもどこか欠落を抱えていて、この3人がバチっとそろった時、化学反応を起こしてすごいエネルギーを生む。そんな話になったんです」また本作は、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』以来、20年ぶりの松尾の新作ミュージカルでもある。もともとは音楽劇だったが、コロナ禍で思いがけず出来た時間が、新作ミュージカルの誕生を後押ししたそう。そしてその音楽に松尾が指名したのは、前出の映画『108』に続いての参加となる渡邊崇。「これまでも芝居の中に和の楽器を取り入れたり、西洋の影響下だけじゃない、日本発信の音楽劇をつくることにわりとこだわってきたんです。で、日本独自の音階を取り入れたミュージカルにしたいと考えた時、沖縄の音階ってすごくエキゾチックで素敵だなと。そういう僕のやりたい感覚をわかってくれたのが、渡邊さんだったんです」「こんな時代だからこそ、生の舞台を観て笑いたいよねって思いはすごく強くて」としみじみと語る松尾。コメディセンスにおいても抜群の3人をメインに、今秋松尾が、劇場に再び笑いという灯をともす。公演は10/24(土)~11/23(月・祝)、シアターコクーンにて上演。チケットぴあにて先行抽選エントリーを受付中。(~9/9(水)11:00まで)取材・文:野上瑠美子
2020年09月08日『半沢直樹』(TBS系)で半沢の前に立ち塞がる国土交通大臣・白井亜希子役を熱演している江口のりこ(40)。兵庫県明石市で生まれた彼女は兄2人と双子の姉、そして妹と両親の7人家族の中で育った。「父親は金融業を営んでいました。県営住宅に住んでいましたが、手狭になり小学校入学前に加古川市に転居。小4時に姫路で新築の家を建てたとき、彼女は『ようやく自分の四畳半部屋が持てた!』とうれしそうに話していたそうです。中学校では姉妹で陸上部に所属し、姫路地区では800m走の部で3年間連続2位の記録を持っていました」(地元の知人)江口はかつてインタビューで、家族についてこう語っている。「大家族だったので、母からは『自分のことは自分でやりなさい』と言われていました。だから学校で雑巾を持ってくるように言われると自分で縫って持っていってた」(『週刊現代』’18年3月17日)そんな母の教育方針ゆえ、早くから自立心が芽生えて、18歳で上京した江口だが――。「実はそんな彼女を育てあげた母・街子さんも、数年前から上京してきているんです。江口さんの父親が亡くなった約15年前、将来に不安を感じた街子さんは、友人に連れられて地元の占い師のもとに行ったそうです。その日を境に彼女は手相や西洋占星術、タロット占いを猛勉強。勤めていた会社も辞め、後半生は占い師になると決めたといいます」と語るのは、占術関係者。「現在、街子さんは都内に自分の占いカフェを持つほどの人気です。都心にある占い師育成スクールでは講師も務めているんですよ」人気女優の娘と人気占い師の母。意外なつながりだが、双方とも母娘であると明かしてはいない。江口はかつてインタビューで、母親についてこう語っていた。「『この前のドラマ観たよ』と連絡をもらったことは一度もありません。そもそも東京に行くと言った時も『あっそう』という感じでした」(『婦人公論』’19年7月23日)8月20日、娘の最近の活躍ぶりをどう思うか、本誌は都心の占いスクールから出てきた母親に直撃したが、「違います、違います」と語るばかりで、記者と一切、目を合わせることはなかった。「江口さんは公に母親の話をすることはほとんどありませんが、不仲というわけではなく、家族同士で必要以上に干渉しないだけ。実際、今でも江口さんの誕生日にはお母さんがケーキを買ってきてお祝いすることも……」(舞台関係者)“自分の夢は自分でかなえる”、それが江口家の家族方針なのだろう。「女性自身」2020年9月8日号 掲載
2020年08月25日新型コロナウイルスの影響で、3カ月遅れの7月スタートとなったTBS系ドラマ「半沢直樹」。7年ぶりのシリーズ続編で、堺雅人(46)の熱演もあって高視聴率を連発している。世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は初回から第5話まで22.0%、22.1%、23.2%、22.9%、25.5%と推移。第5話からは新章に突入。出向先から東京中央銀行に復帰した半沢が、経営破たん寸前の航空会社「帝国航空」の再建プロジェクトに挑む。前シリーズの最終話は、42.2%。その記録にどこまで迫れるかが注目される。「最近のドラマは、見逃しても各局が提携する動画配信サイトで視聴できるようになっています。しかし『半沢直樹』は見逃し視聴をしていないので、リアルタイムでチャンネルを合わせている視聴者が多いようです。それも高視聴率を後押しする要因の1つとなっているのでしょう」(テレビ局関係者)ちなみに前シリーズでおなじみだったのが、半沢、及川光博(50)演じる渡真利、滝藤賢一(43)演じる近藤の3人が飲食店に集うシーン。これまでは銀行同期入社組の3人が集まって“敵”との戦いに向けて作戦を練ったり、情報交換を行なってきたりしてきていた。しかし今作では本部広報室次長となった近藤が、シンガポールに長期出張中という設定で不在。そこには、理由があるという。「滝藤さんのスケジュール的に、調整が難しくなってしまったそうです。というのも滝藤さんは大河ドラマ『麒麟がくる』で、室町幕府最後の将軍・足利義昭役として出演しているからです。大河はコロナの影響で撮影が中断。30日から放送が再開されますが、撮影は大幅に遅れています。そのせいで『半沢直樹』のスケジュールと重なってしまい、滝藤さんは現場を掛け持ちするのが難しい状態になっているのです」(テレビ誌記者)とはいえ、ネット上でも3人が集うシーンを期待する声は多い。今後、サプライズが実現するかも!?
2020年08月23日視聴率は毎回20%超えと絶好調のドラマ『半沢直樹』(TBS系)を盛り上げる歌舞伎役者の面々が、劇場で見られる!クラスターに見舞われた舞台の報道が続く中、採算度外視といえる超厳重なコロナ対策の下、5カ月ぶりの幕が開いたーー。東京・銀座の歌舞伎座で「八月花形歌舞伎」が開幕した。新型コロナウイルスの影響で3月から公演中止となっていた歌舞伎座。本来なら5、6、7月と市川海老蔵(42)の團十郎白猿襲名披露興行があり、歌舞伎フィーバーを迎えていた可能性も高い。だが、自粛の続くライブエンタテインメント全般の現状を思えば、幕が開くだけで、まずは御の字だ。プログラムはコロナ仕様。通常なら二部制ないし三部制のところ、今回は幕間なしの四部制だ。そのぶんチケット代も安いので、案外、初心者でも足を運びやすいかもしれない。第一部は『連獅子』。半沢直樹で話題の片岡愛之助(48)が登場し、中村壱太郎(30)とともに、勇壮な獅子の毛振りを見せてくれる。地方(じかた)と呼ばれる演奏者たちはみな黒いマスク着用。これが意外にも儀式性を高め、今しか味わえない高揚感がある。第二部は中村勘九郎(38)と坂東巳之助(30)による『棒しばり』。亡き二人の父である十八世勘三郎と十世三津五郎もコンビで得意とした演目だ。狂言由来のユーモラスなやりとりに、歌舞伎のたくましさが発揮されている。第三部『吉野山』には半沢直樹の怪演で名を馳せた市川猿之助(44)が登場。正体が実は狐という佐藤忠信役でキレのいい踊りを見せる。お相手の中村七之助(37)の美しさにも息を呑む。この第三部、関係者の微熱で8月5日の公演が中止となったが、PCR検査で陰性だとわかり、翌日には即再開。各部ごとに出演者スタッフを総入れ替えする対策をとっていたため他の部への影響もなく、かえって感染予防対策の厳重さを印象づけた。第四部は松本幸四郎(47)らによる『与話情浮名横櫛』。「源氏店」という、台詞のある一幕だが、ヒロインのお富(中村児太郎・26)が、藤八(片岡亀蔵・58)にソーシャルディスタンスを保ちながら化粧を施す演出が面白い。客席数をぐっと制限してもなお満員とは言いがたいが、舞台上と客席の一体感は別格だ。入場時の検温や消毒といった段取りも、日々細かくアップデートされているという。四百年に及ぶ歴史のなかで、何度も危機に見舞われてきた歌舞伎。逆境にある今こそ、この芸能の本質が味わえるときなのかもしれない。「女性自身」2020年9月1日 掲載
2020年08月22日堺雅人主演の日曜劇場「半沢直樹」第5話が8月16日放送。今回はラストで見せた半沢の怒りの叫びに「カッコいい」「泣いた」などの声が続出。半沢の刑事並みの調査力や人心掌握力にも様々な反応が寄せられている。池井戸潤の原作シリーズから「ロスジェネの逆襲」を中心にドラマ化した4話までに続き、今回からは「銀翼のイカロス」を映像化。帝国航空の再建を巡る半沢ら東京中央銀行と政府側との攻防戦を描いていく。東京中央銀行で不正を暴いたことで子会社の東京セントラル証券に出向、親会社の銀行相手の買収合戦を経て、再び東京中央銀行に復帰した主人公・半沢直樹を堺さんが演じるほか、上戸彩、香川照之、及川光博、尾上松也、筒井道隆、江口のりこ、西田尚美、石黒賢、入江甚儀、井川遥、柄本明、北大路欣也らが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。キー局アナウンサーから政界に転身、国土交通大臣となり半沢らと対立する白井亜希子に江口のりこ。白井を国交大臣に抜擢した進政党の重鎮・箕部啓治に柄本明。帝国航空再建のため、白井大臣が設置したタスクフォースのリーダーとして半沢に相対する有名弁護士の乃原正太に筒井道隆。開発投資銀行の谷川幸代に西田尚美といったキャスト。東京中央銀行本店への復帰早々、帝国航空の再建を任される半沢。国を代表する大企業である帝国航空だが、近年は経営状態が芳しくないにもかかわらず、労働組合やOBの力が強いため改革が進まず、身動きが取れなくなっていた。そんな矢先、新たに国土交通大臣に就任した白井が会見で、弁護士の乃原をリーダーとした再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げ、帝国航空に債権を保有しているそれぞれの銀行に一律7割の債権放棄を検討していると発表。このままでは東京中央銀行はおよそ500億円もの債権を手放すことになる。半沢は何としても自力再建させるため帝国航空へと乗り込むが、半沢の再建案が社員に流出。開発投資銀行の谷川(西田尚美)から社内の不穏分子の存在を指摘された半沢は、再建案を流出させた犯人を探し出す…というストーリー。再建案を流出させたのは半沢と同じ東京中央銀行出身の永田だった。社員への説明会で永田が外部業者を利用して私腹を肥やしていた悪行を暴き、「帝国航空にとって最も不要なコストは、永田、お前だ!」と叫ぶ半沢。その姿に「カッコいい。めっちゃカッコいい。」「帝国航空を見くびらないでいただきたぁぁぁぁい!!!泣いた」など感動の声が続出。また瀬名(尾上さん)らの協力を得て永田の悪行を調べ上げていくその姿には「半沢はバンカー超えて刑事ww」、当初は半沢を敵視していたグレートキャプテンの木滝(鈴木壮麻)を味方につける様にも「人心掌握力が凄いんだよな直樹」といった反応が寄せられている。(笠緒)
2020年08月16日池井戸潤の「半沢直樹」シリーズから「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」をドラマ化した堺雅人主演「半沢直樹」の第3話が8月2日放送。今回は片岡愛之助演じる黒崎の濃すぎるキャラとガッツポーズ、吉沢亮演じる高坂の絶叫に視聴者が注目した模様だ。社会現象になった前作から7年を経て復活した本作。東京中央銀行のバンカーから子会社の東京セントラル証券に出向、親会社との“対決”を決意する主人公・半沢直樹に堺さん。結婚を期にフラワーアレンジメントの仕事から専業主婦となった半沢の妻、花に上戸彩。前作での半沢のライバルで、窮地に陥るが銀行に居残った大和田暁に香川照之。半沢の案件を横取りするなど彼に恨みを抱き続ける、執念深い性格の伊佐山泰二に市川猿之助。東京中央銀行の半沢の同期で、陰で半沢を支える渡真利忍に及川光博。東京セントラル証券のプロパー社員で、半沢とともに東京中央銀行との“戦い”に挑む森山雅弘に賀来賢人。東京セントラル証券の新入社員、浜村瞳に今田美桜。森山の同級生でベンチャー企業「スパイラル」の社長をしている瀬名洋介に尾上松也。同社プログラマーの高坂圭に吉沢さん。「スパイラル」の買収に加担した「フォックス」社長の郷田行成に戸次重幸。電脳雑伎集団社長「平山一正」に土田英生、副社長の平山美幸に南野陽子。東京中央銀行の副頭取、三笠洋一郎に古田新太。東京中央銀行頭取の中野渡謙に北大路欣也。そしてかつて半沢と対立し、いまだ恨み続ける金融庁の主任検査官、黒崎駿一を片岡さんが続投する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話では半沢は瀬名に「スパイラル」が「フォックス」を逆買収することを提案。「フォックス」の株価を急落させ逆買収を仕掛けるが、そのタイミングでセントラル証券に黒崎率いる証券取引等監視委員会が立ち入り検査にやってくる…。フォックスの買収計画書と経営状況報告書を探すため、半沢のパソコンからクラウドへアクセス、アクセスに成功すると「イヤッホー!」と満面の笑みでガッツポーズを決める…「黒崎は、マリオだった」「これもLINEスタンプにして欲しいw」などの声が。前作にも増して“濃い”黒崎のキャラに「黒崎検査官の濃さが増してる」「半沢追い詰めてるとき1番楽しそうで草」「中毒性強い。もっと観たいわ」などの感想も多数。そんな黒崎らと“ハッキング対決”吉沢さん演じる高坂。社長の瀬名にまで絶叫するほど、真剣勝負で半沢のデータを守ろうとするその姿に「荒ぶってる高坂圭、やばい。好きすぎて死んだ」「吉沢亮くんのスカッとぶりに心酔しまくってる」などの反応がSNSには続々と投稿されている。(笠緒)
2020年08月02日「銀行といえば学閥で固められているイメージがありますが、実は『半沢直樹』にも“隠れた派閥”が存在するのです」(芸能関係者)丁々発止で息の合った芝居が好評の『半沢直樹』(TBS系)。初回から2話続けて平均視聴率20%を超えるなど、好調な出だしの陰には、北大路欣也(77)を筆頭とした巨大学閥があるという。東京中央銀行の頭取を演じる北大路と取締役の香川照之(54)、そして証券営業部部長役の市川猿之助(44)。この3人は東京セントラル証券営業企画部部長役の堺雅人(46)と劇中で対峙しているが、なんとみな東京都にある私立暁星高校の出身なのだ。さらには出向先のプロパー社員を演じる賀来賢人(31)も……。出演者に同じ高校出身者が4人もいるのは、かなり珍しいといえるだろう。北大路らの出身校である暁星高校について、教育ジャーナリストのおおたとしまささんは次のように述べる。「カトリック系の私立男子校で、とてもレベルの高い中高一貫教育が受けられることで有名。東大や医学部への進学者も多数輩出しています。1888年に設立され、その歴史は130年以上。創立の経緯からフランス語が必修となっているのも特徴です。都内有数のお坊ちゃん校ともいわれますが、規律に厳しく服装やマナーもしっかりしています。歌舞伎俳優の出身者が多いですが、それも厳格な校風が影響しているのかもしれません」実際、賀来も『JUNON』’13年4月号で、《OBも含めて、筋の通った先輩たちがいっぱいいたから、(中略)筋の通った男でありたいなって思います》と語っている。おのおのが濃密な学生時代を過ごし、OB同士の絆も強いという暁星高校。劇中で北大路は堺に子会社への出向を命じ、周りを同門の香川と市川で固めている。賀来は現時点で部下として堺を支えているが――。また『半沢直樹』にはもう一つ、学閥が存在する。堺と、池田成志(57)、益岡徹(63)の出向組3人は早稲田大学出身。IT企業スパイラル財務担当役の加藤啓(45)も同じ大学だという。ここにも驚きの事実が……。「北大路さんの出身大学も早稲田大学なんです。つまり、『半沢直樹』には彼の後輩が7人も出演していることになります。作中では頭取を務めていますが、高校と大学の後輩を束ねる“裏ボス”ともいえるかもしれません」(前出・芸能関係者談)北大路を中心にした“つながり”が現場の団結力を強めているのかも!?「女性自身」2020年8月11日号 掲載
2020年07月29日俳優として数々の作品で活躍している松尾諭(まつお・さとる)さん。2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』や、2020年前期の朝の連続テレビ小説『エール』(NHK)でも注目を集めています。そんな松尾諭さんが出演するドラマや映画、キスシーン、女優・多部未華子(たべ・みかこ)さんとの関係性、さらに『文春オンライン』での連載など、さまざまな情報を紹介します!松尾諭、『シン・ゴジラ』のペットボトルのシーンは台本になかった?松尾諭さんは2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』で、保守第一党政調副会長・泉修一役に抜擢。特に、劇中で泉修一が主人公・矢口蘭堂に水のペットボトルを渡しながら「まずは君が落ち着け」といさめるシーンが話題になりました。超プレミアポスターの前で竹野内センパイと。シンゴジラ公開まであと5日! #シンゴジラ pic.twitter.com/BMYwZPN4pc — 松尾 諭 (@matsuo_satoru) July 24, 2016 そんな名シーンについて、松尾諭さんは2016年8月24日に行われた上映会イベント『女性限定鑑賞会議』に出演した時に「このシーンは台本にはなかった」と驚きの告白。台本に「ペットボトルを差し出す」とだけ書いてあったため、悩んだ松尾諭さんは矢口蘭堂の胸に、水のペットボトルをドンと押し付けるアドリブを見せたのだそう。松尾諭のキスシーンはどんな映画? ほかにはどんな映画に出演?松尾諭さんは2009年公開の映画『のんちゃんのり弁』に出演。同作では役者人生初のキスシーンを経験したことを自身のツイッターで報告しています。岸部一徳さんの衣装タグの時につぶやき忘れたんですが、緒方明監督の「のんちゃんのり弁」公開中です。もうすぐ終わっちゃいますけど、僕の役者人生初の、そして恐らく最後のキスシーンが…あんなキレイな人と。— 松尾 諭 (@matsuo_satoru) November 5, 2009 さらに、映画『テルマエ・ロマエ』には、伊丹登役で出演。上戸彩(うえと・あや)さん演じるヒロイン・山越真実のお見合い相手をコミカルに演じています。そんな松尾諭さんがこれまで出演した、主な映画作品はこちらです。松尾諭主な出演映画・『亡国のイージス』・『五億円のじんせい』・『羊の木』・『ミックス。』・『LAST COP THE MOVIE』・『後妻業の女』・『シン・ゴジラ』・『珍遊記』・『進撃の巨人』・『友だちと歩こう』・『謝罪の王様』・『のんちゃんのり弁』・『県庁おもてなし課』・『テルマエ・ロマエ』松尾諭、そっくりな田口浩正と朝ドラ『エール』で間違われる?これまで数々の朝ドラで活躍してきた松尾諭さん。2020年前期の連続テレビ小説『エール』(NHK)にもレギュラー出演し、窪田正孝さん演じる主人公・古山裕一が勤める銀行員の先輩・鈴木廉平役を演じています。同作には、俳優の田口浩正(たぐち・ひろまさ)さんがゲストで登場。すると、2人の容姿が似ていることから、視聴者から「同じ人が2人いる!」「よく似ていますね」といったコメントが寄せられました。こちらが、田口浩正さんです。いよいよカツベン!です‼️周防正行ワールド炸裂です‼️鼓叩いてます。お楽しみ下さい。(田口) #カツベン ! pic.twitter.com/S0zJvhbO7Y — 田口浩正&スタッフ(公式) (@taguchihiromasa) December 13, 2019 松尾諭さんは自身のツイッターを更新し、「今日は一人二役でした(嘘)」とお茶目にツイート。今日は一人二役でした(嘘) #エール — 松尾 諭 (@matsuo_satoru) April 14, 2020 この投稿は、ファンからかなり好評だったようです。松尾諭は『わろてんか』ほか、朝ドラに多く出演!朝ドラ『エール』のほかにも松尾諭さんは、2017年後期放送の連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)に川上四郎役で出演していました。同作では広瀬アリスさん演じる秦野リリコの、漫才の相方役を好演。劇中ではアコーディオン演奏で視聴者を圧倒させ、秦野リリコへの恋や上海への移住といった見せ場で、注目を浴びました。松尾諭さんが、これまでに出演した朝ドラ作品はこちらです。・『てっぱん』中岡徹役・『ひよっこ』益子次郎役・『ひよっこ2』益子次郎役・『わろてんか』川上四郎役・『わろてんかスピンオフ「ラブ&マンザイ〜LOVE and MANZAI〜」 第2話「リリコのボディーガード」』川上四郎役・『エール』 鈴木廉平役松尾諭『絶対零度』や『相棒』などでも活躍!松尾諭さんは朝ドラ以外にも数々の作品で存在感を示しており、2020年放送のドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜 』(フジテレビ系)では諏訪樹生役として出演。また、ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)にもシーズン15から弁護士・連城建彦役で出演しています。さらに2019年に放送されたドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)ではゼネラルマネージャー・鍵原誠役を担当しました。同作では、ラガーマンだった経験を生かし、主人公率いるチームのライバルという役どころで、見事な演技を見せています。 View this post on Instagram A post shared by 松尾諭 (@satoru_matsuo) on Jun 27, 2019 at 4:20am PDT松尾諭は多部未華子とプライベートで友達松尾諭さんは人柄のよさから老若男女に好かれており、女優の多部未華子(たべ・みかこ)さんとも仲がいいことが明らかになっています。2020年4月10日に放送されたバラエティ番組『A-studio』(TBS系)に出演した多部未華子さんは、「プライベートだけでずっと仲よしです」と松尾諭さんとの関係を告白。さらに「よくうちに来ます」と明かし、MCの笑福亭鶴瓶(しょうふくてい・つるべ)さんを驚かせていました。明日よる11時~ #astudio +は #多部未華子 さん☆多部さんがプライベートで仲良しだという先輩俳優 #松尾諭 さんに #藤ヶ谷太輔 さんが極秘取材!!松尾さんとはムチャクチャ仲が良いと主張する #笑福亭鶴瓶 さんに多部さんは「聞いた事ないです」!?☆その場で松尾さんに電話することにしたのですが…!? pic.twitter.com/vXKsjkhhAb — A-Studio+ (Aスタプラス、Aスタジオ) (@a_studio_tbs) April 9, 2020 それだけでなく多部未華子さんは2011年に、松尾諭さんの娘に絵本のプレゼントをしています。2011.3.2多部未華子ちゃんから、遅ればせの出産祝いでうちの娘に絵本のプレゼントいただきました! 松尾 諭 (@matsuo_satoru) March 2, 2011 2人が本当に仲よしであることが伝わってきますね。松尾諭、文春でエッセイを連載!松尾諭さんは役者だけでなくライターとしても活躍しており、2020年5月現在、『文春オンライン』でエッセイ『拾われた男』を連載しています。同作の第1回目は文芸雑誌『文學界』の2017年4月号に掲載され、その多才さが話題に。名バイプレイヤーとしてだけでなく、文学シーンでも才能を見せる松尾諭さん。これからの活躍にも注目です!松尾諭 プロフィール生年月日:1975年12月7日出身地:兵庫県血液型:AB型血液型参考()身長:176.53所属事務所:エフ・エム・ジー役者の道を志して地元・兵庫県から上京し、2000年の映画『忘れられぬ人々』で俳優としてデビュー。その後、映画『亡国のイージス』や『シン・ゴジラ』など多数の話題作に出演している。NHK連続テレビ小説『わろてんか』などの朝ドラ作品の常連でもある。現在は連続テレビ小説『エール』に出演し、存在感ある演技を見せている。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日高級食パン専門店「ねこねこ食パン」は、2020年5月16日にイラストレーター松尾ミユキさんデザインのパッケージ商品「ねこねこクッキー」を発売いたします。6月上旬よりオンラインストアでもお取り寄せ可能です。「幸せを呼ぶお菓子」として親しまれているスペインの伝統菓子「ポルボロン」をモチーフにした、さくさくホロホロとした食感の優しいくちどけのクッキーです。ねこねこクッキー ミルク味さくさくホロホロ、おいしいミルク味。6種類のパッケージ。(1箱6個入り:480円)ねこねこクッキー いちご味優しい甘みのいちご味。3種類のパッケージ。(1箱6個入り:480円+税)ぜんぶ集めたくなる9種類のねこデザインボックス入り!雑誌、書籍、カタログ、CDジャケットのデザインなど幅広く手掛けられている人気イラストレーター松尾ミユキさんデザインのパッケージ。デスクに飾ったり小物入れとしてとして使用するのもGOOD。オンラインストアにてお取り寄せ可能!6月上旬より、オールハーツカンパニーの公式オンラインストア「オールハーツモール」にてお取り寄せが可能となります。<オールハーツモール>販売店舗情報5月16日より、全国のねこねこ食パン店舗にてご購入いただけます。●店舗情報●公式HP●公式インスタグラム●公式ツイッターイラストレーター「松尾ミユキ」さん雑誌、書籍、カタログ、CDジャケット、パッケージのデザインなど幅広く活躍されている人気イラストレーター。「ねこねこ食パン」のHPやグッズのイラストのデザインも手掛けられています。公式HP:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月15日「やられたらやり返す。倍返しだ!」の決めゼリフが、社会現象にまでなった伝説のドラマ『半沢直樹』。いよいよ続編が放送される。再び半沢の“倍返し”が炸裂する?待望の続編がいよいよ始まる!物語は堺雅人さん演じる東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が、次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突きつける相手に立ち向かう痛快劇。前作では、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするものの、子会社への出向を命じられるというまさかの展開だった…。今作はその出向先、東京セントラル証券へ赴任するところからスタートする。またもや巻き起こる事件と半沢潰しの包囲網。それらに打ち勝つべく、同志たちと共に戦う半沢。再びあの決めゼリフは聞けるのか?前作同様に今作も、豪華なキャストも見どころの一つ。重要な役どころの面々は前回に引き続き出演。今作から登場の新キャストにも、実力派&個性派が揃う。番組ホームページ、公式ツイッターでチェックしておこう。さらに12日放送の「特別総集編 後編」で前作をおさらいしておけば、いっそう半沢ワールドにハマるはず。こちらもお見逃しなく!日曜劇場『半沢直樹』毎週日曜21:00~21:54 、TBS 系にて放送。初回は25分拡大スペシャル。※初回は放映延期が決定『半沢直樹 特別総集編 後編』は、4/12(日)21:00~22:48に放送。第1話は4月19日21:00~放送!※『anan』2020年4月15日号より。(by anan編集部)
2020年04月11日