「池松壮亮」について知りたいことや今話題の「池松壮亮」についての記事をチェック! (25/30)
月(ライト)とLの死から10年後を舞台に、原作に存在しながらもこれまで触れられてこなかった“6冊ルール”に踏み込む最新映画『デスノート 2016』。本作で、東出昌大、池松壮亮、菅田将暉という人気・実力ともに最旬の若手俳優が競演、三つ巴で新たなる「デスノート」を継承することが分かった。デスノートを使い、世の中に野放しになっていた凶悪犯を次々と死に追いやった“キラ”こと夜神月と、命をかけて彼を食い止めた“L”との天才同士の対決から10年。再び、死神が地上にデスノートをばらまき、世界は大混乱に陥っていた。だが、すでに亡くなった夜神総一郎が立ち上げた“デスノート対策本部”は警視庁内に存続。その中心となるのは、キラ事件に精通した捜査官・三島を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田ほか、5人の対策特別チーム。ロシア、ウォール街、そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、“Lの正統な後継者”竜崎も事件解明に当たるようになり、地上には6冊のデスノートが存在することが判明する。その矢先、キラウィルスと呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散。そのメッセージは、「他の所有者に告ぐ。速やかに私に差し出せ」というデスノートの提出を呼びかけるものだった――。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による国内累計発行部数3,000万部を誇る大ヒットカリスマコミックを原作にした、完全新作となる本作。名前を書いた人間を死なせることができる「デスノート」が6冊存在するという、これまでの映画・ドラマ・アニメ・舞台では描かれることのなかった“6冊ルール”を軸に、“キラ”復活を望む者とそれを阻止する者たちとの究極の争奪戦を、世界的サイバーテロが頻発する超高度情報社会となった現代に相応しく描き出していく。主人公となる“デスノートを追う男”、対策本部エース・三島創を演じるのは、朝ドラ「ごちそうさん」から『GONIN サーガ』『クリーピー』などまで、あくなき挑戦を続ける東出さん。三島は10年前のキラ事件と夜神総一郎の資料から、夜神月について徹底的に調べ上げた研究ノートを作成しており、“デスノートヲタク”と呼ばれるほどの人物だという。「もともと原作世代なので、前作の映画も観ていたし、その10年後を演じる意義やプレッシャーも感じますが、きっと池松くん、菅田くんと共演できたからこその物語になっていると思います」と東出さんはコメント。また、“デスノートを封じる男”として、三島とともにデスノートを追う世界的探偵・竜崎役には、一昨年『ぼくたちの家族』『紙の月』などの演技が評価され、第88回「キネマ旬報ベスト・テン」や第57回「ブルーリボン賞」など、数多くの映画賞を受賞した池松さん。2016年も『シェル・コレクター』『無伴奏』など待機作が数多く控えている。なんと竜崎は、Lが“生前に遺した”遺伝子から生まれた正統な後継者。「松山さんの作り出した歴史に残るLという凄いキャラクターを継承しつつ、やるからにははるかに凌駕するつもりで頑張ります」と意気込みを語る池松さん。Lの面影は残しつつも、松山ケンイチが演じたLとはひと味違う、行動力を伴うワイルドなキャラクターを独特の色気あるオーラで創り上げ、新風を吹き込んでいる。一方、“デスノートを制する男”、三島や竜崎をも翻弄する狂気の天才で、キラ復活を目論むサイバーテロリストの紫苑優輝には、菅田さん。2013年の『共喰い』や2014年の『そこのみにて光輝く』などで様々な映画賞を受賞し、auの人気CMでは“鬼ちゃん”として話題を呼びながら、池松さんとW主演を務める『セトウツミ』ほか話題作に相次いで出演する。元々原作ファンだという菅田さんは、「原作の夜神月とLの戦いから繋がる後半の物語も僕は大好きなので、そこに登場するメロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感を少し足したイメージです」と、自身が演じるキャラクターについてコメント。紫苑は、一家全員を殺された生き残りであり、その犯人をキラがデスノートで抹殺したことから彼を“神”と崇め、高度なハッキング能力を駆使して、世界中に落とされたデスノートの争奪にいち早く参戦する。さらに、メガホンをとる佐藤信介監督の新解釈により、リュークら死神たちの描かれ方は、10年間のVFXの進歩も相まって、よりスタイリッシュに進化。リュークの肌や髪・羽・皮の質感の表現は驚くべきリアリティを生み出し、そのトーンに合わせて「デスノート」自体の質感も向上。新たなデザインの6冊のノートとともに、それぞれ小畑氏の監修による新たな死神も登場する。10年後にふさわしい、さらにパワーアップした「デスノート」をその目で目撃してみて。<以下、コメント>■三島創:東出昌大今回の『デスノート』も天才対天才の対決を描いていて、しかも僕ら3人の人間関係が複雑に絡み合った天才同士の三つ巴の戦いになっています。もともと原作世代なので、前作の映画も観ていたし、その10年後を演じる意義やプレッシャーも感じますが、きっと池松くん、菅田くんと共演できたからこその物語になっていると思います。前作で『デスノート』の持つ極限のテーマに魅力を感じてご覧になっていた方は、もちろん今回も楽しんでいただけると思いますし、ここから観始める方でも楽しめる作品になっていると思います。■竜崎:池松壮亮人間はとても愚かで弱い生き物だということを、改めてもう一度デスノートに教えてもらっているような気がします。前作から10年を経て、新たな監督スタッフキャストで、前作を超えるべく日々撮影に挑んでいます。沢山の人にワクワクしてもらえるようなエンターテイメントとして、それからこの御時世にやる意味を込めて、この作品を送り出せたらなと思っています。松山さんの作り出した歴史に残るLという凄いキャラクターを継承しつつ、やるからにははるかに凌駕するつもりで頑張ります。駄目だったらネットで叩いて下さい。■紫苑優輝:菅田将暉前作を一観客として観ていたので、衣裳合わせの時や死神の造形物などを見て、「あっ、これが『デスノート』の世界なんだ」と素直に興奮しました。僕が演じる紫苑はキラを崇拝するサイバーテロリスト。役作りをする上で、原作に出てくるLの2人の後継者=メロとニアからイメージを抽出しました。原作の夜神月とLの戦いから繋がる後半の物語も僕は大好きなので、そこに登場するメロとニアのトリッキーなキャラクターに現代っ子感を少し足したイメージです。演じる上で日々本当に自問自答していますが、前作を凌駕する作品になればと思っています。■佐藤信介:監督デスノートをめぐる、人間のぶつかり合いを、描きたいと思っていました。6冊のデスノートを巡って、三者のぶつかり合いを描きたいと。東出さんは、この役にぴったりでした。キャラクターばかりでなく、立ち姿、そして、その人間性において。この映画の柱を支え、この物語を、現実的なものに着地させられたのは、豪快かつ繊細な、東出さんのパワーによります。池松さんは、『砂時計』という映画で、8年前にご一緒していました。今度はあのときとまったく異質な役。しかしこの役を池松さんは、想像以上の人物に育てられました。菅田さんは、変幻自在、自由闊達な役者です。自然味を保ちながらも、奇抜なフィクションをも演じられる、まさに「映画」が欲する役者だと思いました。デスノートを巡っての、この三者のぶつかり合いを、ぜひ、楽しんでいただきたいです。■原作者:大場つぐみ6冊のデスノートということは死神もたくさん出てくることになり、もうそれだけで面白いに決まってます! そしてその6冊のノートや死神たちと豪華キャスト(東出昌大さん、池松壮亮さん、菅田将暉さん)がどう絡みどんな話になるのか!?今からワクワクドキドキが止まりません!■佐藤貴博:プロデューサー(抜粋)10年前と現在で大きく違うのは、日本人もテロや戦争の脅威をリアルに感じられる時代になってしまったこと。夜神月が主人公の『デスノート』は、法律で裁けない犯罪者を裁く話でしたが、今回はさらにその先の“戦争をやめられない人間たち”“暴力や恐怖で物事を解決しようとする人間たち”という世界で実際に起きている問題にも立ち向かわなければならない。そこに、もう一度『デスノート』をやる意味があると思ったんです。本作は月とLの次世代の物語でもあるので、才能あふれる若い役者たちがモチベーションを高く持って挑めるキャラクターを作ったつもりです。天才vs天才vs天才という、前作よりパワーアップさせた三つ巴の頭脳戦を楽しんでいただきたいです。『デスノート 2016』は秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日成海璃子、池松壮亮、斎藤工を迎え直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を映画化する『無伴奏』。この度、本作の予告編が公開され、斎藤さんの恋人役を演じた「non-no」モデル・遠藤新菜が体当たりで濡れ場のシーンに挑んでいることが分かった。1969年。日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代に仙台の高校に通う多感な女子高校生の響子(成海璃子)。同級生のレイコやジュリーとともに、時代に流されて制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。そんな響子が気がかりな両親は仕事の都合で東京に引っ越すが、仙台の進学校に通う響子は、仙台の叔母のもとで過ごすことになる。レイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然にも渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)と出会う。この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は、席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱く。ある日、大学での集会で怪我をして自分の甘さを痛感し、学生運動から離れた響子は、逃げ込んだ「無伴奏」で、渉たちと再会する。響子は、渉に逢うたびに強く惹かれていった。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、どうすることもできない衝撃に包まれていく…。北欧最大の映画祭「ヨーテボリ国際映画祭」に出品され、世界からも注目を集めている本作。『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司監督が恋愛小説の大家にして直木賞受賞作家・小池真理子が過ごした多感な時代を記した小説「無伴奏」を完全映画化した。キャストには、成海さん、池松さん、斎藤さんとドラマや映画で活躍する若手俳優陣をはじめ遠藤さん、松本若菜、酒井波湖、仁村紗和、斉藤とも子、藤田朋子、光石研が出演する。今回公開されたのは、女子高生から大人へと成長する女の性を繊細かつ体当たりの演技で表現する成海さんの姿が印象的な予告編。さらにこの映像で目を惹くのは斎藤さん演じる祐之介の恋人・エマ役を務めた遠藤さん。遠藤さんが演じるエマは、成海さん、池松さん、斎藤さんの三人に影響を及ぼす、キーパーソンとなる。エマを熱演した遠藤さんは「エマは、憎めない大胆さがあり、私自身、『エマってすごいな』って思った部分もありました。私がキャスティングされたのだから、グラマラスなセクシーさを求められているのではなく、響子と違い、セックスが身近にある、エマの等身大の描写を求められているのだと思いました」とコメント。本作で初脱ぎとなった遠藤さんだったが、斎藤さんとの共演に安心して挑めたそうで「私が脱いでいて工さんがくっついている濡れ場のシーンでカットがかかったときも、衣装さんとかが毛布を持って来てくださるまでずっとそのままで待っていくださいました。カットがかかってパッて離してくださってもいいけれど、その方が私がトップが見えたままで待つから恥ずかしいとわかって、ずーっとぎゅっとしたまま『もうちょっともうちょっと』『毛布持ってきて』って言って毛布をかけてから離れてくれる。そういう配慮がさすがだなって思いました。祐之介役が工さんで本当に良かったって純粋に思います」と語っている。本作の演技が高く評価されており、インタビューのオファーが多数舞い込んでいるという遠藤さんだが、共演した斎藤さんは彼女の“体当たり”の演技について真摯なコメントを残した。「新菜さんが“体当たり”と言われているのは彼女の覚悟や心、内面的なものであるべきです。矢崎監督に負けじと私は近い距離でその迷いの無い強い覚悟を感じていたからです。作品や監督の目的を身を持って体現するのが我々役者の責務ですがやはり男女の違いはあります。当人にとってではなく周りの受け止め方が違います。日本人特有の”脱ぐ脱がない”の幼稚な基準では無く、矢崎監督が映し出した彼女のエマの美しさ、新菜さんの心を多くの方に感じて欲しいと祐之介として強く思います」。また今回の予告編では特報で解禁となった注目の5人組女性ロックバンド「Drop’s」による主題歌「どこかへ」に加え、バロック喫茶「無伴奏」で池松さん演じる渉がリクエストする「パッヘルベルのカノン」も使用している。1970年前後の仙台を舞台に、多感な恋に揺れ動く男女の姿をこちらから覗いてみて。『無伴奏』は3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月04日2015年10月より放送開始となったTVアニメ『おそ松さん』のスマートフォン向けゲームアプリ『おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~』が事前予約開始後6日目で40万人を突破した。赤塚不二夫生誕80周年記念作品として2015年10月に放送を開始したTVアニメ『おそ松さん』は、一世を風靡した伝説の名作マンガ「おそ松くん」が、大人になって現代によみがえり、外見も内容もパワーアップした6つ子たちが繰り広げるシュールでナンセンスなギャグ・コメディ。配信が決定している基本無料(アプリ内課金あり)のスマートフォン向けゲームアプリ『おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~』(配信元:avex pictures、開発:DLE/ちゅらっぷす)は、2016年1月28日(木)に事前予約を開始し、わずか6日で事前登録が40万人を突破した。このアプリは松野家の6つ子たちのへそくりをイヤミ、チビ太、デカパンなどのキャラクターたちから守るタワーディフェンス系のゲーム。仲間を増やし、さらにキャラクターを強化することによって松野家のへそくりを守るという、まさにニートの6つ子ならではの設定となっている。開発中のゲーム画面も公開された本アプリでは、多数の新規描き下ろしイラストやオリジナル衣装のキャラクター、さらにオリジナルボイスも近日実装予定となっている。公開された開発中のゲーム画面は、スタート画面、チーム編成画面、キャラクター画面の3点。各キャラクター独特のアクションや、編成されたチームによって戦略が変わるため、「おそ松さん」ファンでなくてもゲームを楽しめるようになっている。2016年1月28日(木)にスタートした事前予約では、初日で10万人を超える登録があり、6つ子にちなんだ事前登録6日目、本日2月3日(水)14時の段階で、40万人を超える事前予約を集めている。なお、事前予約は2月3日(水)23:59をもって終了となる。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年02月03日俳優の池松壮亮と菅田将暉がW主演を務め、男子高校生2人の会話で構成された漫画を実写化する映画『セトウツミ』(7月2日公開)の場面写真と追加キャストが2日、発表された。原作は漫画誌『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて連載中のコミック。関西の男子高校生・瀬戸(菅田)と内海(池松)が川沿いで淡々と放課後トークを繰り広げるという作風で、シンプルな内容ながらクールでシニカル、ウイットに富んだセリフなどで読者の心をつかんできた。この独特な世界観を、『まほろ駅前狂騒曲』(14年)や『さよなら渓谷』(13年)の大森立嗣監督がメガホンを取って、実写化する。また、池松と菅田のほかに女子高生ヒロイン・樫村役として女優の中条あやみが出演することも決定している。公開された場面写真は、そんな元サッカー部の天然キャラ・瀬戸と塾通いのクールな内海が放課後に"ダベっている"光景を捉えた4枚と、通学路らしき場所で中条演じる樫村が内海に声をかけている模様を写した1枚。川沿いでの写真はいずれも、仲睦まじい2人のゆったりした青春の時間を感じさせる。その内の1枚は、なぜか瀬戸と内海に加わってピエロの格好をした大道芸人もおり、どことなく浮かない表情を見せる2人の姿が披露されている。一方の樫村と内海のものは朗らかな面持ちの樫村、戸惑ったような顔の内海と川沿いでのシーンとは異なる、どこか甘酸っぱい青春の一端を垣間見ることができる。新たに発表された追加キャストは現在公開中の『俳優 亀岡拓次』でも主人公・亀岡の盟友を演じている宇野祥平、『ライチ☆光クラブ』(2月13日公開)の岡山天音のほか、鈴木卓爾、成田瑛基、奥村勲、笠久美、牧口元美ら7人。これら特徴的な面々が瀬戸と内海のまったりした日常を彩る。(C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 (C)2016映画「セトウツミ」製作委員会
2016年02月03日グルーヴガレージは、同社の定番商品【これコンベルト】シリーズから、「おそ松さん【これコンベルト】おそ松/カラ松/チョロ松/一松/十四松/トド松」がリリースされる。価格は各2,000円(税別)。キャラクターカラーの上に松をあしらったシンプルなデザインで、プリントではなく刺繍を採用しており、実用性と耐久性は抜群だ。【これコンベルト】は、トランク用のバンドをカスタマイズした特注品なので、折りたたんだ状態のこれコン(折りたたみコンテナ)を縦方向に4個がっちりと結束できる長さ(最大2m)。当然のことながら、スーツケース用のベルトとして使用することももちろん可能だ。現在、ネット通販およびアニメショップにて予約販売がスタートしており、発売は2016年4月の予定と奈って入る。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年02月02日リリー・フランキー15年ぶりの単独主演最新作にして、池松壮亮、橋本愛、寺島しのぶら豪華俳優陣が共演する『シェル・コレクター』。このほど「第45回ロッテルダム国際映画祭」Bright Future部門に正式出品され、本映画祭へ主演のリリーさん、橋本さん、そして坪田義史監督、抽象映像監督を務めた牧野貴が登壇した。貝の美しさと謎に魅了され、その世界で名を成した盲目の学者(リリー・フランキー)は妻子と離れ、沖縄の孤島で厭世的生活を送っていた。しかし、島に流れ着いた女・いづみ(寺島しのぶ)の奇病を偶然にも貝の毒で治したために、それを知った人々が貝による奇跡的な治療を求めて次々と島に押し寄せるようになる。その中には息子・光(池松壮亮)や、同じく奇病を患う娘・嶌子(橋本愛)を助けようとする地元の有力者・弓場の姿もあった…。世界各国からインディペンデント映画や実験映画、視覚芸術分野における新たな才能を発掘し次々と世に輩出する「ロッテルダム国際映画祭」の中でも、本作が出品されたのは、映像的に革新的かつ固有の個性を持ち、今後の活躍が期待される映画作家の作品がセレクションされる“Bright Future部門”。そして上映時間帯も、映画祭の中でももっとも注目度の高い日曜日の19時15分からワールドプレミアが開催され、満席の会場には地元ロッテルダムの観客だけでなく、各国映画祭のディレクターやプロデューサー、そしてキャストファンのアジアの観客など幅広い観客が詰めかけるなど、本映画祭の本作への注目度の高さが伺えた。リリーさんと橋本さんは、それぞれに海外映画祭への参加経験はあるものの、本映画祭への参加は初めて。上映前の舞台挨拶では「この映画は監督の妄想世界を映像化しまして、観たら不思議な気分になられるかもしれません。外は雨が降っておりまして、最後まで観ていただけると、雨もやんでいるかもしれません。最後まで頑張ってみてください」(リリーさん)、「この作品は日本でもすごく稀有な作品となったと思いますので、観終わったあとにちょっとびっくりされるかと思いますが、是非最後の言葉にできない余韻まで楽しんでいただけると幸いです」(橋本さん)とそれぞれに思いを伝えた。また、北野武を世界に紹介したことで知られる著名な映画評論家であるトニー・レインズが司会を務め、リリーさんへ「本作で盲目役を演じることの難しさはどういうものだったか」と質問。それに対しリリーさんは「盲目役は盲目指導の人もいたので難しくはなかったが、それよりも本作はCG全盛の時代に反してアナログな撮りかたで、実際に水中5mもぐって演技をしなければならないことが一番大変だった」と答え、本作の映像美を支える舞台裏の苦労を明かした。坪田監督は「この映画は盲目の貝類学者が自然への畏怖を感じる映画ですので、観客の皆さんにも何かを感じ取っていただければと思います」と本作を世界に向けてアピールしていた。『シェル・コレクター』は2月27日(土)よりテアトル新宿、桜坂劇場(沖縄)ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月02日池松壮亮と菅田将暉という“最旬”の若手実力派2人がW主演、さらにヒロインを中条あやみが務めることでも話題の映画『セトウツミ』。このほど、その劇場公開日が7月2日(土)に決定、併せて、いまにも男子高校生2人のやりとりが聞こえてきそうな、本作初の場面写真も解禁となった。関西のとある河原。男子高校生の瀬戸と内海が、放課後にまったりゆったり喋るだけ。ウィットに富んだ台詞、絶妙なユーモアと“間”のセンスでクスっと笑えて、何だか、しんみり胸を打つ。シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了する傑作漫画を実写映画化した本作。『セトウツミ』というタイトルは、主人公の瀬戸と内海の名前を組み合わせたものだ。塾通いのクールな内海役には、官能ドラマ「裏切りの街」がdTVにて配信中、『無伴奏』『シェル・コレクター』などの公開も控える池松さん。天然な元サッカー部の瀬戸役には、“鬼ちゃん”としてもおなじみ、今年『ピンクとグレー』『暗殺教室-卒業編-』ほか6作に出演する菅田さん。また、これからの日本映画界を背負う実力派2人と三角関係(!?)を繰り広げる、高校のマドンナ・樫村役には人気急上昇中の中条さんが扮している。さらに、今回は追加キャストも明らかになり、“リアル『俳優 亀岡拓次』”といわれる名脇役の宇野祥平、『ゲゲゲの女房』『楽隊のうさぎ』などの監督・鈴木卓爾、『ライチ☆光クラブ』の岡山天音ほか、成田瑛基、奥村勲、笠久美、牧口元美といった実力派、個性派たちが集結。男子高校生2人が、まったりゆったり喋り続ける、脱力系“ムダ話”の脇を固めている。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月02日TVアニメ『おそ松さん』のBlu-ray&DVD第一松(第一巻)が2016年1月29日(金)にリリースされたのを記念して、「『おそ松さん』Blu-ray&DVD第一松発売記念 3.5話スペシャル上映イベント」が全国の映画館にて開催された。会場のひとつとなったTOHOシネマズ新宿は、満席状態で上映スタート。場内が暗転するやいなや、控えめながらざわめきが起こるなど、これから上映されるエピソードへの期待値の高さが感じられた。観客の中にはコートの下に松パーカーを着ている人もちらほら見られ、何松推しかをアピールする服装で、客席を彩っていた。また、「大スクリーンで6つ子たちの勇姿を観られる」こともあり、応募数が非常に多かった今回のイベントは、なんと当初の想定の10倍もの応募があったという。上映されたのは、ファン投票で選ばれた上位2話(第9話「チビ太とおでん」「恋する十四松」・第5話「カラ松事変」「エスパーニャンコ」)、ショートフィルムシリーズ#01「しりとり(第一松収録)」、#02「OSOMATSU BLASTER(第二松収録)」、そして第一松に収録されている完全新作の3.5話「松汁」「童貞なヒーロー」。なかでも、ファン投票の2話は上映されるまで結果が明かされなかったため、タイトルが映し出されると「やっぱりこれか!」とばかりのどよめきの声があがっていた。またショートフィルムシリーズは、「しりとり」でほのぼのしたかと思えば、本邦初公開となった「OSOMATSU BLASTER」で驚愕。方向性の全く異なる2本に、客席は大いに困惑する様子。「OSOMATSU BLASTER」の内容は第二松発売までのお楽しみだが、場面カットをみて、「なにこれ??」と気になった人はぜひチェックしてほしい。そして今回、会場がもっとも沸いたのが3.5話で、F6が登場した「松汁」では意外なオチに騒然とし、「童貞なヒーロー」ではトピック満載の斬新な展開に爆笑がおこるなど、本作の醍醐味でもある予定調和ゼロの展開に、観客の満足度も高いイベントとなったようだ。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月30日大ヒットスタートを切った『信長協奏曲』をはじめ、橋本環奈主演『セーラー服と機関銃-卒業-』、多部未華子主演『あやしい彼女』と話題作への出演が続く若手俳優・北村匠海。このほど、柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、さらに池松壮亮と、日本映画界の次世代の才能が一挙に集結する『ディストラクション・ベイビーズ』でも好演を見せる北村さんの劇中カットが、いち早くシネマカフェに到着した。愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所に2人きりで暮らす芦原泰良(柳楽優弥)と弟の将太(村上虹郎)。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す。松山の路地裏で、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。やがて彼に興味をもった北原裕也(菅田将暉)が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪した2人は、乗り合わせていた少女・那奈(小松菜奈)と松山市外へ向かう。そのころ、将太は、自分をおいて消えた兄を探しに市内へとやってきていた――。国内外から注目を浴びる新鋭・真利子哲也監督の満を持しての商業映画デビュー作に、柳楽さんや菅田さん、小松さん、村上さん、さらに池松さんら、日本映画界を代表する若手演技派が集った本作。まさに主役級の存在感を誇る豪華キャストが実現した本作だが、実はもう1人、多くの女性ファンの注目を集めているのが、北村さんだ。男性4人組ダンスロックバンド「DISH//」のボーカル&ギターとしても大人気で、2016年は元旦から東京・日本武道館でワンマンライブを成功させたばかり。早くも2017年の元旦ライブも決定し、これで3年連続でお正月の武道館を制覇、この3月からは全国ホールツアーも控えている。今年、北村さんは俳優としても話題作への出演が相次いでいるが、本作では、柳楽さん演じる泰良を探す、村上さん演じる将太の親友・健二として登場。到着した劇中カットでは、学ランで友達とだべる姿や、何かを追い求めるかように鋭い視線を向ける姿が映し出されている。村上さんや小松さんとの共演シーンが多いというが、彼らにも引けをとらないほどの確かな演技力と存在感は、俳優としても今後の大躍進を予感させるもの。これからの日本映画界を担うであろう若手俳優たちの、奇跡のようなコラボレーションが実現した本作でも、大ブレイク間近の北村さんの魅力は見逃せなくなりそうだ。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月27日池松壮亮と寺島しのぶが繰り広げる禁断の恋を描く「dTV」オリジナルドラマ「裏切りの街」。この度、本作の主題歌に「銀杏BOYZ」の「ピンクローター」が起用されることが決定。さらに、官能シーン満載の予告編と劇中の場面写真が解禁された。平凡な日常を送る専業主婦の橋本智子(寺島しのぶ)は15歳も離れた年下男性の菅原(池松壮亮)と出会う。彼には同棲している恋人が、自身には夫がいることを互いに知りながら、はっきりとした目的もないままに中央線沿いの狭い街の中で二人は逢瀬を重ね、遂にはカラダを重ねていく。終わりのない空虚な現実から逃げるようにして身を寄せあう二人の逃避行。しかし、ある出来事をきっかけに二人を待ち受けていたのは、あまりにも非情な現実だった…。本作は、「dTV」が手掛けたオリジナル作品では初となるR15作品。岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家で映画監督としても活躍する三浦大輔が演出を手掛け、2010年に上演された同名タイトルの舞台を自らの手で映像化した意欲作。平凡な専業主婦と年下男性による禁断の恋を描いたリアル不倫ドラマだ。フリーター・菅原には、『ぼくたちの家族』『紙の月』などの演技が評価され4つの助演男優賞を受賞するなど、若手きっての演技派俳優・池松さんが、また菅原と禁断の関係に堕ちていく専業主婦・橋本には、『キャタピラー』でベルリン国際映画祭「銀熊賞(女優賞)」を受賞し、リリー・フランキー主演の『シェル・コレクター』も控える演技派女優の寺島さんが扮する。そのほか、中村映里子、落合モトキ、駒木根隆介、平田満、佐藤仁美らがキャストとして名を連ねている。そして今回本作の主題歌が、ストレートな歌詞と情感溢れるメロディで多くの若者の支持を集め、今なお熱狂的なファンの多い「銀杏BOYZ」の楽曲「ピンクローター」に決定。原作である舞台版の主題歌としても起用されており、原作の世界観を見事に表現したロックバラードだ。また今回の起用に関して三浦監督は「原作では『ピンクローター』ありきで物語を拡げていったので、他の曲は映像化に於いても考えられなかったです。『ピンクローター』を書いてくれたから、この物語があると思っています」と楽曲への思い入れを明かした。今回解禁された予告編は、智子と菅原の出会いから、ラストに訪れる非情な現実によって窮地に立たされていく二人の姿まで、本作のスリリングな魅力が垣間見える内容となっている。中でも、一糸まとわぬ姿でお互いを激しく求め合う二人の官能シーンは必見だ。さらに、初公開となった場面写真は、艶やかな“赤”を背景として、初めて体を重ねた二人を切り取った象徴的なワンシーンとなっており、予告編と共に強いインパクトを残す。三浦監督が“いま最も信頼の置ける役者”だと語る池松さんと再びタッグを組んだ本作。まずはこちらの映像から、切なさと虚しさが交錯する登場人物たちの姿を覗いてみて。「裏切りの街」は2月1日(月)よりdTVにて全6話一挙配信(R15指定)。(cinemacafe.net)
2016年01月25日栄通はこのほど、テレビアニメ「おそ松さん」のバレンタイン限定「プリロール、プリケーキ、プリマカロン」を、同社が運営する「プリロール」にて販売開始した。○バレンタイン限定のチョコレート味「プリロール」は、白く焼き上げたパンケーキ生地に可食インクで直接プリントする「プリントロールケーキ」。東京都八王子市内の自社工場で手作りしている。特徴は、黄身まで白い卵を使用するため、白い生地となり、プリントが際立つという。現在は、バレンタイン限定のチョコレート味で提供。いずれの商品も、ステッカーが1枚付く。また、1商品購入につき、六つ子それぞれの顔が入った「特製フォーク(全6種)」の内、1本を有料オプションで選ぶことができる。商品は3種。「プリロール(チョコレートクリーム)」はデザインが7種。通常サイズは、長さ16cm×太さ9cm×高さ7.5cmで3~6人分となる。価格はフォーク無しが2,057円、フォーク付きは2,607円となる。「プリケーキ(チョコレートケーキ)」はデザインが6種で4号サイズ(直径12cm×高さ7cm)。価格はフォーク無しが3,000円、フォーク付きは3,550円となる。「プリマカロン6個セット」はデザインが3種。1個のサイズは直径4.5cm×高さ2.5cm。フォーク無しが2,000円、フォーク付きは2,550円となる。いずれも数量限定で、商品専用サイトより注文。2月8日以降にヤマト運輸によるクール便で届ける。送料は別途。配送地域によって、710円から1,520円がかかる。※価格はすべて税込。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月25日日米合作でつくられたリリー・フランキー15年ぶりの単独主演最新作『シェル・コレクター』がこのほど「第45回ロッテルダム国際映画祭」Bright Future部門に正式出品されることが決定。さらに主演のリリーさん、共演の橋本愛、そして監督の坪田義史、抽象映像監督の牧野貴が同映画祭へ参加することが明らかとなった。貝の美しさと謎に魅了され、その世界で名を成した盲目の学者(リリー・フランキー)は妻子と離れ、沖縄の孤島で厭世的生活を送っていた。しかし、島に流れ着いた女・いづみ(寺島しのぶ)の奇病を偶然にも貝の毒で治したために、それを知った人々が貝による奇跡的な治療を求めて次々と島に押し寄せるようになる。その中には息子・光(池松壮亮)や、同じく奇病を患う娘・嶌子(橋本愛)を助けようとする地元の有力者・弓場の姿もあった。本作は、ピューリッツァー賞受賞作家アンソニー・ドーアの同名小説を原作に、ニューヨークでも活躍してきた坪田監督が、舞台を沖縄に置き換え、オール沖縄ロケで撮影。原作に始まり、音楽、劇中絵画、プロデューサーなど日米の才能が集結、さらにリリーさんを含め、多くの美大出身者が勢揃いしているからこそ創り出せた映像美も大きな魅力となっている。今回正式招待された「ロッテルダム国際映画祭」は、オランダのロッテルダムで開催される映画祭で、世界各国からインディペンデント映画や実験映画、視覚芸術分野における新たな才能を発掘し次々と世に輩出する、国際映画祭の中でも権威ある映画祭のひとつ。毎年1月終わりに開催され、今年も現地時間1月27日~2月7日に開催。本作が出品されるのは、映像的に革新的かつ固有の個性を持つ映画作家の作品をセレクションする「Bright Future部門」で、今後の活躍が期待される才能豊かな監督の作品が例年上映されている部門だ。そして、1月31日 (現地時間)、日本に先駆けてのワールドプレミア上映に、本映画祭初参加となるリリーさんと橋本さん、前作『美代子阿佐ヶ谷気分』がコンペティション部門に出品された経験を持つ坪田監督、本作で抽象映像監督を務め、最高賞であるタイガーアワードも受賞している実力者た牧野監督が登壇。さらに牧野監督は「cinema concret」が、短編部門のタイガーアワードコンペに出品されることも決定している。また本作の出品について坪田監督は「日本の公開に先駆けてワールドプレミア上映出来ることを大変嬉しく思っています」と喜びを語り、「ロッテルダム映画祭は、前作で招待されていてご縁を感じます。アメリカの原作小説を日本に置き換えて脚色したこの映画は、リリー・フランキーさんはじめ日本を代表する名優の皆さんが彩ってくれました。海外の皆さんがどのように反応するか楽しみです」と期待に胸膨らませている様子だ。『シェル・コレクター』は2月27日(土)よりテアトル新宿、桜坂劇場(沖縄)ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年01月22日若手きっての演技派・池松壮亮とNHK連続テレビ小説「あさが来た」への出演も記憶に新しい寺島しのぶが、『愛の渦』の監督・三浦大輔のもと、dTV初の“R15指定”となるオリジナルドラマ「裏切りの街」に出演。2月1日(月)より、4K画質にも対応して配信されることになった。平凡な日常を送る専業主婦の橋本智子(寺島しのぶ)は、ある日、15歳も年下の菅原(池松壮亮)と出会う。彼には同棲している恋人が、自身には夫がいることを互いに知りながら、はっきりとした目的もないままに中央線沿いの狭い街の中で、2人は逢瀬を重ねていく。終わりのない空虚な現実から逃げるように身を寄せあう、つかの間の2人の逃避行。しかし、ある出来事をきっかけに2人を待ち受けていたのは、あまりにも非情な現実だった…。本作は、岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・三浦大輔が、2010年に自身のオリジナル脚本、演出で上演した同名タイトルの舞台を自ら映像化。寺島さん演じる平凡な専業主婦と、池松さん演じる15歳年下のフリーターによる禁断の恋愛とその果てを描き、男女の過激な官能シーンをはじめとする原作の持つ刺激的なエッセンスを忠実に再現。さらに、原作では描かれなかった衝撃の結末を新たに加え、dTVオリジナル作品としては“初”のR15指定作品となっている。フリーターの菅原を演じるのは、『紙の月』『海を感じる時』などで日本アカデミー賞「新人俳優賞」など数々の映画賞を受賞した若手実力派の池松さん。また、菅原と禁断の関係に堕ちていく専業主婦の智子を演じるのは、『キャタピラー』でベルリン国際映画祭「銀熊賞(女優賞)」を受賞し、リリー・フランキー主演の『シェル・コレクター』も控える演技派女優の寺島さん。人気、実力申し分なしの2人が体当たりで挑んだ官能シーンのみならず、不倫関係であることを知りながらも罪を重ねていく空虚なキャラクターをそれぞれが見事に演じ切っている。三浦監督といえば、劇作家、演出家としてだけではなく映画監督としても、池松さん主演の衝撃作『愛の渦』などで高い評価を受け、2016年秋には『何者』(原作:朝井リョウ/東宝)の脚本・監督を務めることも決定している。自身でも「僕の舞台作品の中でも最も映像化したかった作品」と語る通り、三浦作品の魅力であるリアリティーを追求した演出と人間の本質をえぐるテーマ性が共存する。池松さんは、「愛の渦に続き、三浦さん渾身の戯曲を映像化出来ることがとても嬉しかったですし、何よりまた三浦組に参加できることがとても光栄でした」とコメント。「人は何度も過ちを繰り返し、取り返しのつかない日々をそれでも生きてゆく。これは、裏切りの街に暮らす、私たち自身の物語です」とメッセージを寄せる。相手役を務めた寺島さんに対して、「凄い方だということは僕が言うまでもなく、沢山の事に身を捧げてきたその人柄の深さを垣間見せてもらうことが出来て、とても刺激的な日々でした」と賛辞を贈ると、寺島さんも「職人のような人でした。2人で目を合わせながら空気を感じながらその場で感じるお芝居をするのは快感でした」と絶賛し、池松さんとの共演をふり返っている。三浦監督はそんな主演2人に対し、「池松くんとはいろんな作品で一緒にやってきて、いま僕が最も信頼を置ける役者さんだと思っているので主役は彼に託しました。寺島さんも同じく、そうです。自分の中で大事な作品ということもあって、2人以外の役者さんのほとんどは、過去に一緒にやったことのある信頼の置ける方々を選びました」と明かす。さらに、「不倫ドラマではありますが、ありきたりなメロドラマではなく、人間の細かい感情の起伏や視点にこだわっているのが従来のそれとは全く違い、見たことのない感触の作品になっていると思います」と語り、人間同士だからこその生々しさを映し出すことに自信を覗かせている。「裏切りの街」は2月1日(月)よりdTVにて全6話配信(※R15指定)。池松壮亮出演『紙の月』「MOZU」シリーズ。三浦監督作品『ボーイズ・オン・ザ・ラン』なども2月配信開始予定。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日豪華声優陣によるテンポの良いセリフ回しとシュールなギャグで人気のTVアニメ『おそ松さん』だが、グルーヴガレージから【こけしとらっぷ】の新シリーズ【こけしとらっぷラバー】女子松(全6種)がリリースされる。価格は1BOX/4,500円(税別)、単品/750円(税別)。【こけしとらっぷ】は、グルーヴガレージのオリジナルブランドで、ユニークなこけし型の可愛いストラップ。『おそ松さん【こけしとらっぷ】トレーディングマスコット全7種』に続き、「立川店舗OPEN記念コトブキヤSHOP限定品」として『おそ松さん【こけしとらっぷ】パーカーver.』(全6種)を発表したばかりの同社だが、今回は初のラバーストラップでの展開となる。ラバストではあるが、表面が半立体のこけしらしい仕上がりになっている。本日よりネット通販サイトおよびアニメショップにて予約販売が開始され、発送は2016年4月上旬の予定。店頭での販売方法はブラインド方式となる。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月18日グルーヴガレージは、豪華声優陣によるテンポの良いセリフ回しとシュールなギャグで人気のアニメ『おそ松さん』より、先日発表された「おそ松さん【こけしとらっぷ】トレーディングマスコット全7種」に続き、「立川店舗OPEN記念 コトブキヤSHOP限定品」として『おそ松さん【こけしとらっぷ】パーカーver.』(全6種)をリリースする。価格は、1BOX/7,200円(税別)で単品/1,200円(税別)となる。【こけしとらっぷ】は、グルーヴガレージのオリジナルブランドで、ユニークなこけし型の可愛いストラップ。今回は「立川店舗OPEN記念 コトブキヤSHOP限定品」としてのスペシャルバージョンで、本日より秋葉原館・日本橋・通販にて予約販売がスタートしている。発売は2016年春の予定。なお、店頭での販売方法はプラインド方式となる。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月15日直木賞受賞作家・小池真理子の小説を、成海璃子、池松壮亮、斎藤工で映画化する『無伴奏』が、1月29日(金)から開催される「第39回ヨーテボリ国際映画祭」に正式出品されることが決定した。日本中が混沌としていた 1969年、杜の都・仙台。多感な女子高生・響子(成海さん)は、制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。そんな中、同級生のレイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然に出会ったのは、大学生の渉(池松さん)、祐之介(斎藤さん)、エマ(遠藤新菜)。この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱き、逢うたびに強く惹かれていく。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく響子。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、想像すらできない出来事により、どうすることもできない衝撃的な結末に巻き込まれていく…。今回本作の出品が決定した「ヨーテボリ国際映画祭」は、フィルムマーケットも併設されている北欧最大の映画祭。昨年の来場者数は13万人を記録し、23の映画館及び試写室で、塚本晋也監督の『野火』や河瀬直美監督の『二つ目の窓』など450本の長編及び短編の映画が合計1000回上映された。35のセミナーには約8000人が出席し、1600人の監督、プロデューサー、ジャーナリスト、業界関係者が映画祭に出席。また、併設されているノルディックフィルムマーケットでは、150人の海外のバイヤーや映画祭のプログラマーが新作を鑑賞し、世界的に注目を集める映画祭だ。今回の出品は、プログラマーのフレディ・オルソンが作品を鑑賞し、「その美しく、非常に素晴らしいドラマにとても感銘を受けた」ため決定したという。外国映画のコンペはデビュー作のみが対象となるため、本作は「Five Continents部門」での正式出品となっている。また、そのほかにも同部門の日本からの正式出品には、『ハッピーアワー』『さようなら』『俳優 亀岡拓次』が決定。その他の部門には、『岸辺の旅』『天の茶助』『BLANKA』(仮題)『春子超常現象研究所』が出品される。また、今年のオープニング作品はモンス・モーンソン監督の『Yarden』で、クロージング作品は『パーフェクト・プラン』のヘンリク・ルーベン・ゲンツ監督の新作『Satisfaction 1720』に決定した。本作の監督を務める矢崎仁司は、今回の出品決定について「今の日本を代表する若い俳優たちの素晴らしい演技を世界の皆さまにお届けするチャンスを頂きありがとうございます。愛と死とエロスは国境を越えるパスポートだと信じています。ヨーテボリ国際映画祭で私の作品が上映されるのは『三月のライオン』以来で、だからこそ、この愛のかたちを描いた映画が招待されたことが凄くうれしいです」と喜びを語った。『無伴奏』は3月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月13日グルーヴガレージは、穴を開けずにトートバッグをデコレーションできる缶バッジポケット付きオリジナルトートバッグ「【缶バッジポケットート!】おそ松さん」を発売する。価格は3,500円(税別)。最近、イベント会場などでよく見かける好きなキャラクターの缶バッジでデコレーションされたトートバッグ。コレクションした缶バッジを傷つけないために、トートバッグにビニールバッグを重ねたりと各人が工夫をしているケースが多く見受けられる。そんな需要を受けて、トートバッグに予めビニールカバーをつけたものなど、トートバッグ・デコレーションのための商品もちらほらと見かけるようになってきている。今回グルーヴガレージよりリリースされる。【缶バッジポケットート!】は、片側に直径6cmまでの缶バッジが収納できる透明塩ビシート製のポケットが12個付いたオリジナルデザイン。缶バッジポケットはフラップ式になっており、中に入れた缶バッジが落ちたりしない設計となっている。このポケットに好きな缶バッジを入れるだけで簡単にトートバッグをデコレーション可能。しかもトートバッグには厚手の生地を使用されているので、缶バッジをフルに付けても重さで型崩れすることがないのもうれしい。内側には裏地も貼られており、長く使用できるしっかりとした作りになっている。こちらの商品は本日1月13日(水)より、ネット通販サイトおよびアニメショップなどで予約が開始され、発送は2016年3月下旬の予定となっている。なお、この【缶バッジポケットート!】はすでに他タイトルでの展開も決定しているという。さらに、今回【缶バッジポケットート!】の発売記念品として、初回ロット分のみ、消防認定品同等規格の高輝度発光シートを使用した特製「松」蓄光缶バッジが付属。数十分、光を当てておけば発光が6~8時間も持続するという高スペックなものとなっているので、こちらもチェックしておきたい。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月13日公式サイトがお正月仕様になったり、1月4日には第13話が放送されたりと、新年早々話題がつきないTVアニメ『おそ松さん』だが、6つ子も黙る驚愕ニュースが到着。「侍ジャパン」こと野球日本代表チームと『おそ松さん』のコラボレーションが決定した。本コラボでは、3月に行われるチャイニーズ・タイペイ戦2試合の一部観戦席を「おそ松さんシート」として販売。試合日程は、3月5日(土)のナゴヤドームと3月6日(日)京セラドーム大阪で、いずれも「3塁側S指定席」が各300席限定で販売される。価格は4,000円(税込)で、このチケットを購入すれば、「ベースボールカード(9種すべて)」「カードホルダー」「ミニポスター」といったオリジナルグッズもプレゼントされる(絵柄は後日発表予定)。チケットの発売は1月中旬予定。そのほか詳細はアニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。ここでは、野球好きの十四松から届いたコメントをあわせて紹介しておこう。■十四松からのコメントボエーッ! どうもー! どもどもどもどもどうもー! 野球が大っ好きな松野家五男の十四松でーっすぅー! テレビアニメ『おそ松さん』がなーっんとー! とぅとぅとぅとぅーっ! 『侍ジャパン』とコラボしちゃボエーッ! コラボしちゃうよー! みんな僕と一緒に応援しボエーッ! 応ボエーッ! 応援しようねー! 日本の野球って強いよね! ふっかツーシーム! ありが盗塁王! おはよんっ、ろくっ、さんの~、ボエーッ! 侍ジャパンを家宝にすっぺぇ~~!また、1月4日のオンエアで解禁された通り、第2クールのEDは、イヤミからトト子へとバトンタッチ。原作同様、計算高くてたくましいところがある彼女だが、この曲にもそんな性格が表れている。6つ子による求愛も必聴! 今回も各話ごとにバージョンが異なるので、じっくりと聴きこんでみよう。『SIX SHAME FACES~今夜も最高!!!!!!~』(VOICE by トト子 feat. おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松)は、2016年3月16日(水)の発売予定で、価格は1,500円(税込)。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月06日2016年1月4日より、TVアニメ第2クールを放送する『おそ松さん』より、「クッションクリーナーストラップ」が2016年3月に発売される。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は1BOX4,212円(税込)。クッションクリーナーストラップは、TVアニメ第1期OPでもおなじみの、6つ子が“だるま落とし”の姿になっているシーンを、それぞれの表情を新たに描きおろして商品化。線の入った柔らかい円柱型のミニクッションは、ボールチェーン付きなので、カバンなどにお手軽に付けることができる。さらに、底面はクリーナー素材となっているため、スマホなどの液晶画面の汚れを取り除くことも可能。ラインナップは、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の全6種。1BOXで全6種をコンプリート可能。商品価格は、1BOX4,212円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発送および発売は、2016年3月を予定している。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年01月06日世界から注目を浴びる新鋭・真利子哲也監督が描く衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』。柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎など若き才能を持つ俳優陣が出演する本作から、この度、主演を務める柳楽さんが狂気の眼差し向けるティザービジュアルが公開された。舞台は愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所にふたりきりで暮らす芦原泰良と弟の将太。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す。松山の路地裏、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。彼に興味をもった北原裕也が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪したふたりは、乗り合わせていた少女・那奈と松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を探しに市内へとやってきていた――。本作の監督には、「ももいろクローバー」が出演する『NINFUNI』を手掛け、日本のみならず海外からも注目を集める新鋭・真利子監督。脚本は、真利子監督と共に、俳優、声優、脚本家と幅広いジャンルで活躍し、『桐島、部活やめるってよ』では、日本アカデミー賞優秀賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手・喜安浩平が担当している。そして主人公・泰良を演じるのは、連続テレビ小説「まれ」などに出演する柳楽さん、喧嘩を繰り返す泰良に興味を持ち近づく北原裕也役に『ピース オブ ケイク』『ピンクとグレー』など話題作に続出する菅田さん、そんな彼らの遊びに巻き込まれる少女・那奈役に『近キョリ恋愛』や『黒崎くんの言いなりになんてならない』の公開も控え注目を集める小松さん、姿を消した兄を探す弟・将太役には今年の秋に放送された「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」でメインキャストとして出演した村上さんが好演。また、那奈が働く店の店長・三浦役に池松壮亮、泰良と将太を造船所に住まわせ、面倒を見る近藤役にでんでんらが集結した。今回解禁されたビジュアルは、狂気に満ち溢れた鋭い眼光でこちらを見る主人公・泰良を一面に描いた一枚。壮絶な激闘の後なのか、片目が腫れ上がり開けないほどボコボコの顔だが、開かれたもう一方の獣の如き眼差しは、視線を外せなくなるほどの迫力だ。先日解禁された、泰良の場面写真も話題となったが、その凄みに暴力の匂いが加わり、圧倒的なインパクトを含んだビジュアルとなっている。また、裏面に主要キャストの場面写真が集結。それぞれの目線の先に見るものとは…。映画の内容により期待膨らませるそんな仕様となっている。日本映画界を担い、革命をもたらす若き才能が集結した本作。彼らだからなせるその若者の狂気と欲望を描いたこの映画、昨今の日本映画の枠には収まりきらないパワーを持っているに違いない。『ディストラクション・ベイビーズ』は2016年5月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月28日俳優の阿部寛(51)が、是枝裕和監督の最新作『海よりもまだ深く』(2016年5月21日公開)で主演を務めることが25日、明らかになった。阿部が是枝監督とタッグを組むのは本作で3度目となる。阿部が演じるのは、小説家を目指すも一向に才能が開花せず、生活費のために探偵事務所に勤める男・良多。バツイチでギャンブル好き、夢ばかり追いかけ続けるダメ中年でありながらも、憎めないキャラクターだ。その母親役は、樹木希林。劇中では、「大器晩成…って時間かかり過ぎですよ」「ミカンの木、花も実もつかないんだけど、あんただと思って毎日水やってんのよ」など歯に衣着せぬ物言いの親子の会話を繰り広げる。良多の前妻・響子を真木よう子が演じるほか、探偵業務の相棒役の池松壮亮、探偵事務所社長役のリリー・フランキー、良多の姉役の小林聡美、樹木の憧れのクラシックの先生役の橋爪功なども出演する。阿部は、良多のキャラクター像を、「ある種とてもダメな男。夢を追い続けているけれど、うまくいかず、嫁や子供から見放されてしまった男」と説明。続けて、「こういう役を演じるのは初めてなので、新鮮で楽しい経験でした」と笑みを浮かべながら、「"いつまでも夢を追いかけている人間"の甘えを演じることで、今までにない、面白い人間味を出せたのではないかと思います」と自信を見せる。それも、「実際、僕も10代の頃などは、夢に打ち破れ、それでも何とかやっていくような毎日の連続でした」と話す通り、阿部自身の経験にも基づいているからだ。これらを踏まえ、「強がっているのに非常に弱い、そんなダメだけど愛おしい良多を、皆さんに見ていただけたらうれしい」とアピールしている。そんな良多の母親役の樹木は、「背が高すぎて苦労した時代が長かった阿部さん、ローマ風呂だけじゃない居場所を見つけたのね」と、過去の阿部の主演作『テルマエ・ロマエ』(12年)を思わせるコメントを寄せた。別れた元妻役の真木は、響子を「将来を見ている女性です。子どもや自分の将来を見据え、それを行動に移せるしっかり者」と表現。「だから、阿部さんが演じた良多のような、夢見がちな男性が寄ってきてしまうし、反対にそういう男性を好きになってしまうのではないかと思います」と指摘する。また、阿部の出演作を多数見てきたと明かし、「ここまで"ダメ男"の役は初めてな気がします。でも、すごくハマっていらっしゃいました(笑)」「役を演じ分けられる能力がとても高くて素晴らしい俳優さん」と称賛した。映画は、2016年5月21日公開。樹木演じる母親が暮らす団地のシーンをはじめ、実際に是枝監督が9歳から28歳までの19年間住んでいたという、東京都清瀬市の旭ヶ丘団地を主な舞台として物語が展開する。(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ
2015年12月25日『そして父になる』『海街diary』などで国内外から高い評価を得る、是枝裕和監督のオリジナル最新作『海よりもまだ深く』が2016年5月、劇場公開されることが決定。二度目の親子役を演じる阿部寛&樹木希林ほか、真木よう子、小林聡美、リリー・フランキー、池松壮亮らの出演が明らかとなった。団地で気楽な1人住まいを満喫中の淑子(樹木さん)。長男の良多(阿部さん)は、15年前に文学賞を一度とったきりの売れない作家。いまは探偵事務所に勤めているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳している。そんな良多に愛想を尽かして離婚した元嫁、響子(真木さん)。11歳の息子・真悟(吉澤太陽)の養育費も満足に払えないくせに未練たらたらの良多は、探偵技で響子を“張り込み”し、彼女に新しい恋人ができたことにショックを受けている。そんなある日、たまたま淑子の家に集まった良多と響子と真悟は、台風のため翌朝まで帰れなくなり、ひとつ屋根の下でひと晩を過ごすことに。こうして、偶然取り戻した、夜が明けるまでの束の間の“家族”が始まるが――。さまざまな“家族のカタチ”を描いてきた是枝監督が、いくつになっても大人になりきれない男と、そんな息子を深い愛で包み込む母の姿を中心に、夢見た未来と少し違ういまを生きる家族を描く本作。主演の阿部さんと是枝監督がタッグを組むのは、映画では『歩いても 歩いても』『奇跡』に続き3作目。そして阿部さんと樹木さんは『歩いても歩いても』でも親子役を演じており、今回も劇中で、阿部さんの身長に掛け「大器晩成…って時間かかり過ぎですよ」と言ったり、「ミカンの木、花も実もつかないんだけど、あんただと思って毎日水やってんのよ」と歯に衣着せぬ物言いの親子の会話を披露するなど、息の合った演技で魅せ、笑いを誘う場面も登場する。別れた元妻役を真木さんが務めるほか、探偵業務の相棒役には池松さん、探偵事務所社長役にリリーさん、阿部の姉役に小林さん、樹木さん憧れのクラシックの先生役に橋爪功など、キャストには豪華実力派俳優たちが名を連ねている。また、樹木さんが演じる淑子が暮らす団地のシーンは、実際に是枝監督が9歳から19年間暮らしていた、東京都清瀬市の旭が丘団地で撮影されたとのこと。撮影中は、監督の幼少期を知る住民が現場をあたたかく盛り上げるひと幕もあったという。そんな思い入れの強い作品となった本作について、是枝監督は「どうしようもない現実を抱えながらも、夢を諦めることも出来ず、だからこそ幸せを手に出来ないでいる、そんな等身大の人々の今に寄り添ったお話です」とコメント。「僕が死んだ後に、神様か閻魔様の前に連れて行かれて、お前は下界で何をしたんだ、と問われたら、真っ先にこの『海よりもまだ深く』を観せると思います。集大成とか、代表作といった言葉がふさわしいわけではないのですが、自分の今を一番色濃く反映出来た作品であることは間違いないです」とその想いを語った。そして、「下町ロケット」での熱血社長ぶりも記憶に新しい阿部さんが、本作で演じるのはまるで正反対、バツイチでギャンブル好き、夢ばかり追いかけ続ける“ダメ中年”だ。「こういう役を演じるのは初めてなので、新鮮で楽しい経験でした。”いつまでも夢を追いかけている人間”の甘えを演じることで、今までにない、面白い人間味を出せたのではないかと思います。実際、僕も10代の頃などは、夢に打ち破れ、それでも何とかやっていくような毎日の連続でした」と過去の自分を振り返りつつ、真木さんとの共演についても「強くてドライな女性像を演じてくださったので、僕もいままでの役との変化を出せてとても充実していました」と手ごたえを感じた様子。対する真木さんも、「私が今回演じた響子は、将来を見ている女性です。子どもや自分の将来を見据え、それを行動に移せるしっかり者。だから、阿部さんが演じた良多のような、夢見がちな男性が寄ってきてしまうし、反対にそういう男性を好きになってしまうのではないかと思います。阿部さんは色々な作品で拝見していますが、ここまで“ダメ男”の役は初めてな気がします。でも、すごくハマっていらっしゃいました(笑)」と“ダメ男”阿部さんを絶賛した。また、樹木さんとの共演について阿部さんは、「親子を演じるにあたり、最高の環境をいただいたと思っています。演技の合間に作品のことだけではなく、色々なお話をしてくださって、そういう時間を一緒に過ごすうちに、自然と親子の空気が生まれていきました。樹木さんは、もともとそれを考えて下さったのかな、とも思います。あと、樹木さんだからこそ言えるセリフと言うのがあり、本当に面白いんです。是枝監督が樹木さんにしか言えないセリフを書き、それを“バチーン!!”と演じられる樹木さんがいる。そういう場面が見られる現場は、本当に貴重な経験でした」と感嘆の声を上げる。真木さんも「なかなかご一緒できる機会もないので、現場で盗めるだけ盗んでやろうと思っていました(笑)。一言一句台本に忠実に演じていらっしゃるのに、樹木さんらしさがキャラクターに滲み出ているのがとても印象的で、改めて尊敬する女優さんだなと感じました」と語るなど、日本が誇る演技派女優に改めて魅了されたよう。一方、そんな樹木さんからは、「背が高すぎて苦労した時代が長かった阿部さん、ローマ風呂だけじゃない居場所を見つけたのね。あの時代は憧れだった団地、70過ぎた婆さんにとってエレベーターのない団地の撮影はヨッコラショ。『僕は9才から28才までそこに生活してたんですよ!』撮影中、子ども時代を知ってる方々にすれちがう、我が団地の出世頭『コレエダ!』。わたしは忘れものしても、とりに戻らない。さてこの映画、まあまあなのか上出来なのか、蓋をあけてみるのが楽しみ」と独特の感性あふれる、樹木さんならではのコメントが到着している。数々の作品で活躍する名優たちが厚い信頼を置く是枝監督の最新作の続報に、引き続き注目していて。『海よりもまだ深く』は2016年5月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日豪華声優陣によるテンポの良いセリフ回しとシュールなギャグで人気のTVアニメ『おそ松さん』。放送開始とともに数多くのグッズが発売されているが、グルーヴガレージからは、「普段使いできるアニメコラボデイパック」をデザインコンセプトとした「おそ松さん×OUTDOOR PRODUCTS デイパック」が発売される。同社では、これまでに多くのアニメ作品のOUTDOOR PRODUCTS デイパックを手掛けているが、今回リリースされる「おそ松さん×OUTDOOR PRODUCTS デイパック」は白と黒の2色がラインナップされ、価格は各9,000円(税別)となっている。。こちらの商品は、キャラアニの特設サイト、カドカワストア、およびグルーヴガレージのAmazon店で2015年12月24日(木)より先行予約販売が開始される。発送は2016年3月下旬の予定。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会※商品画像は開発中のものです。黒は完成イメージです。
2015年12月24日柳楽優弥に菅田将暉、さらに村上虹郎、池松壮亮、北村匠海ら、次世代の日本映画界を担う若手実力派たちが注目の新鋭・真利子哲也監督のもとに集結する『ディストラクション・ベイビーズ』。このほど、本作の紅一点、小松菜奈がそのトレードマークともいえる黒髪を初めて染め、妖艶なキャバ嬢に扮した場面写真が解禁となった。愛媛県松山市を舞台に、“物の怪に憑かれた”ように喧嘩をくり返す主人公・芦原泰良(柳楽優弥)と、泰良に興味を持って近づくうちに秘めていた暴力衝動を炸裂させる若者・北原裕也(菅田将暉)らの群像劇となる本作。タイトルの『ディストラクション・ベイビーズ』とは、「Distraction=気晴らし、動揺」だけでなく、「Destruction=破壊」という、類似する発音で2つの意味を持った言葉から来ている。本作で、小松さんが黒髪のバージンヘアを役作りのために初めて染めて演じるのは、キャバ嬢の那奈。泰良と裕也の“危険すぎる遊び”に巻き込まれるというヘビーな役どころに、体当たりで挑む。さらに、那奈が働くキャバクラの店長・三浦(池松壮亮)と、泰良の弟の将太(村上虹郎)が対峙する重要な場面にも登場し、同世代の煌めく才能たちと緊迫感に満ちた競演を果たしている。「私と名前が同じこの那奈は心の底から悪い女です」と自身の役を語る小松さんは、精神的にも体力的にも辛い過酷なシーンが多い役柄で、「お芝居中はとにかく無我夢中で記憶がそんなにありません。それほど気持ちに余裕がなく過酷なもので、逃げたいと思うことも多々あったことは間違いないです」と明かす。とはいえ、時に生傷を作りながらも、文句ひとつ言わず乗り切っていたという。また、「人生初めて髪の毛を染めたり、初めてアクションをしたり」と初尽くしの体験に、「ポジティブな要素はひとつもない役…でも、とてつもないやりがいがあった」とふり返っている。これまで、中島哲也監督の『渇き。』を皮切りに『近キョリ恋愛』『バクマン。』など話題作に出演し、女優としてのキャリアを着実に積み上げスケール・アップを果たしてきた小松さんだが、全身全霊を賭けた本作での熱演によって、同世代のみならず、日本映画界全体からもさらに一目置かれる存在になったといえそうだ。『ディストラクション・ベイビーズ』は2016年5月、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月20日豪華声優陣によるテンポの良いセリフ回しとシュールなギャグで人気のTVアニメ『おそ松さん』。放送開始とともに大きな話題を呼ぶ本作から、「おそ松さん【こけしとらっぷ】トレーディングマスコット全7種」がグルーヴガレージより発売される。【こけしとらっぷ】は、同社のオリジナルブランドで、ユニークなこけし型の可愛いストラップ。第一弾として『ハロー!! きんいろモザイク』の5キャラクターが単品で発売されているが、今回は、初の男性キャラでの造形となるために、顔の原型を新たに作り、さらには巷で評判の聖澤庄之助を加えた全7種がラインナップされている。発売は4月下旬~5月上旬の予定で、店頭での販売方法はプラインド方式。価格(税別)は1,200円(単品)/8,400円(1BOX)となる。すでにネット通販やアニメショップにて予約販売が開始しているので、早速チェックしてみよう。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2015年12月17日ギャグ漫画『おそ松くん』の6つ子たちが大人になった姿を描いた、話題のテレビアニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)。マイペースに生きるおそ松たちだが、女性たちは彼らを見て「結婚したい」と思うのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち「『おそ松さん』を見ている」という女性150人に、6つ子の中で最も「結婚したい」と思うキャラクターを聞いてみた。Q.『おそ松さん』に登場する松野家の6つ子の中で最も「結婚したい」と思うのは誰ですか?1位 チョロ松 43.0%2位 おそ松 29.0%3位 カラ松 9.5%4位 トド松 9.0%5位 十四松 5.5%6位 一松 4.0%Q.それはどうしてですか?○チョロ松・「まともな人と結婚したい(笑)」(24歳女性/東京都/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「しっかりしていて頼もしい」(39歳女性/東京都/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「安定した家庭を築けそう」(37歳女性/東京都/その他/事務系専門職)・「苦労してそうなところがかわいい」(22歳女性/静岡県/学校・教育関連/事務系専門職)・「結婚したら一応まじめに仕事を探してくれそうだから」(25歳女性/福岡県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「毎日一緒に生活するならやっぱり常識人が安心できるから」(31歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「ツッコミが最高。唯一、普通ぽいところがある。働けるとしたら、チョロ松しかいない」(34歳女性/広島県/学校・教育関連/その他)・「バカとは友達ではいたいが、常識人でないと続かないと思うので」(24歳女性/東京都/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)○おそ松・「付き合いやすいと思うから」(37歳女性/三重県/医療・福祉/専門職)・「おバカキャラが憎めないから」(37歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「なんだかんだうまくいきそう」(24歳女性/神奈川県/生保・損保/事務系専門職)・「いい夫になりそう」(47歳女性/大阪府/学校・教育関連/専門職)・「親に紹介しても大丈夫そう」(33歳女性/兵庫県/建設・土木/事務系専門職)・「弟たちをいじったりイジられたりするけど、長男だけあって各弟の個性を理解しているから」(25歳女性/東京都/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)・「髪型が一番まとも」(30歳女性/神奈川県/通信/事務系専門職)○カラ松・「クールで、尊敬できる面があるから」(29歳女性/鳥取県/学校・教育関連/専門職)・「計画的な生活ができそう」(47歳女性/岩手県/医療・福祉/専門職)・「一発儲けそう」(25歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)・「次男が無難」(23歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)・「頭がよくてよいと思うからです」(23歳女性/愛知県/その他/専門職)・「夫として父親としてよいと思うから」(34歳女性/千葉県/商社・卸/事務系専門職)○トド松・「かわいいから」(35歳女性/広島県/小売店/販売職・サービス系)・「世渡り上手なところがいい」(32歳女性/東京都/食品・飲料/事務系専門職)・「守ってあげたい感じ、いやされる」(27歳女性/茨城県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「甘え上手で得をしそうだから」(28歳女性/千葉県/ソフトウェア/技術職)・「働けそう」(27歳女性/群馬県/学校・教育関連/専門職)・「年収が高そうです」(30歳女性/千葉県/運輸・倉庫/技術職)○十四松・「かわいい」(28歳女性/熊本県/学校・教育関連/技術職)・「元気をもらえそう」(27歳女性/愛知県/金融・証券/営業職)・「明るい人が好きだから」(23歳女性/三重県/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)・「明るいから元気がもらえそう」(24歳女性/京都府/不動産/秘書・アシスタント職)・「ボケにくそうだ」(49歳女性/北海道/食品・飲料/営業職)○一松・「落ち着きがある」(44歳女性/兵庫県/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「優しそう」(26歳女性/北海道/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「気楽」(27歳女性/富山県/小売店/販売職・サービス系)・「しっかりしている」(27歳女性/大阪府/医療・福祉/専門職)・「しいていえば、自分も猫派だから」(34歳女性/山口県/小売店/販売職・サービス系)「最も好きな人」を聞いたアンケートでは長男・おそ松が圧倒的に人気だったが、今回も「付き合いたい人」に引き続き、三男・チョロ松が1位に輝いた。理由は「まともな人と結婚したい(笑)」「まじめに仕事を探してくれそう」「常識人でないと続かない」などがあった。結婚相手には常識人であることを求める人が多いようだ。2位はおそ松で、「なんだかんだうまくいきそう」「親に紹介しても大丈夫そう」「良い夫になりそう」と将来に期待する回答が並んだ。3位の次男・カラ松には「頭がいい」「クールで尊敬できる」、4位の末っ子・トド松には「かわいい」「守ってあげたい」という声のほか「働けそう」「年収が高そう」なんて声も。5位の五男・十四松は「元気をもらえそう」「明るい人が好き」などの回答、6位の四男・一松へは「自分も猫派だから」と猫好き女性からのラブコールが見られた。調査時期: 2015年11月9日~17日調査対象: マイナビニュース会員(アニメ『おそ松さん』を見ている女性限定)調査数: 150人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年12月17日世界が注目する新鋭・真利子哲也監督の満を持しての商業映画デビュー作『ディストラクション・ベイビーズ』。柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎が出演することで話題の本作だが、今回新しいキャストとして池松壮亮、でんでんらの参加が決定。さらに併せて本作の場面写真も解禁となった。舞台は愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所にふたりきりで暮らす芦原泰良と弟の将太。喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す。松山の中心街、強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、打ちのめされても食い下がる泰良。彼に興味をもった北原裕也が、「おもしろいことしようや」と声をかける。通行人をターゲットに無差別に暴行を加え、車を強奪したふたりは、乗り合わせていた少女・那奈と松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を探しに松山市内へとやってきていた――。本作のタイトルでもある“ディストラクション”は「Distraction=気晴らし、動揺」だけでなく、「Destruction=破壊」という、類似する発音で2つの意味を持った言葉から、この映画の若者たちの群像劇を象徴するタイトルとなったそう。今回本作で主人公・泰良役を演じるのは、連続テレビ小説「まれ」などに出演する柳楽さん、泰良に興味を持ち近づく北原裕也役に『ピース オブ ケイク』『ピンクとグレー』など話題作に出演する菅田さん、彼らの遊びに巻き込まれる少女・那奈役に『近キョリ恋愛』の小松さん、姿を消した兄を探す弟・将太役にドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の村上さんが決定した。さらに新たに決定したキャストでは、『愛の渦』『MOZU』など話題作に出演し続ける実力派俳優・池松さんが、本作では小松さん演じる那奈が働く店の店長・三浦に扮し、また『冷たい熱帯魚』『の・ようなもの のようなもの』など、あらゆるジャンルの作品で存在感を示し、作品に“エッジ”と重厚感をもたらすでんでんさんが、泰良と将太を造船所に住まわせ、面倒をみる近藤役で出演する。兼ねてから真利子監督作品に出演を熱望していた池松さんは、出演シーンこそ僅かながら、端正な風貌の下に危険な香りを漂わせる鋭利な演技を披露し、作品に一層の緊迫感をもたらしている。また、監督とは東京藝術大学大学院修了作品『イエローキッド』以来の再タッグとなるでんでんさんは、「まだ観れておりません。早く見たいのです!」とコメント。そのほか、北村匠海、三浦誠己らが脇を固める。今回併せて解禁されたのが本作の場面写真。“恐るべき子供”泰良を演じる柳楽さんが、異形のオーラを放ち路地裏を徘徊する一場面。もう一枚は北原裕也演じる菅田さんが冷たい視線を送るシーンを切り取ったもの。二人がその視線の先に見るものとは一体…。目覚める欲望と狂気、喧嘩の果てに待ち受けているものは何なのか、さらなる続報に期待したい。『ディストラクション・ベイビーズ』は2016年5月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月11日赤塚不二夫原作の「おそ松くん」。六つ子が繰り広げるコメディが人気の作品がこのたび「おそ松さん」としてアニメ放映している。六つ子がニートの大人になったという設定で始まった「おそ松さん」は現在インターネットと中心に大人気。この作品にあやかり、マイナビニュース会員300名に「一緒に働きたい"おそ松さん"キャラクター」についてのアンケートをとり、227名からの有効回答を得た。Q. 一緒に働きたい「おそ松さん」キャラクターを教えて下さい1位 おそ松 59.5%2位 チョロ松 18.9%3位 トド松 7.0%4位 一松 6.6%5位 十四松 4.4%6位 カラ松 3.5%■おそ松・「頼りになりそうなので」(35歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「楽しく仕事ができそう」(36歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「一番上同士、わかり合えそうなので」(32歳女性/学校・教育関連/技術職)・「何だかんだでしっかりしてそうだから」(39歳男性/情報・IT/技術職)・「職場を明るくしてくれそうだから」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)・「職場に明るさと笑いをもたらしてくれそう。でも責任ある仕事は任せてもらえなさそう」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)・「真面目なところもあるので、楽しく無難に働けそう」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「なんとなく憎めないキャラがいいから」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)・「やっぱり一番しっかりしている」(33歳女性/建設・土木/事務系専門職)■チョロ松・「つっこみが上手だから」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「一番しっかりしていそうだから。きちんと仕事ができそう」(24歳女性/食品・飲料/専門職)・「かわいいところあるから」(35歳女性/医療・福祉/専門職)・「この中では一番まともなので」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「この中で一番常識ありそうだから」(26歳女性/その他/秘書・アシスタント職)・「頭がいい」(27歳男性/建設・土木/事務系専門職)・「ユーモアのある職場になりそうだから」(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「唯一話が通じる」(39歳女性/運輸・倉庫/技術職)・「扱いやすそうだから」(28歳男性/建設・土木/事務系専門職)・「ほかはクズすぎる」(28歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「一緒にいて和んで楽しそう」(37歳女性/ソフトウェア/技術職)■トド松・「女性へのサポートが的確そうだから」(32歳女性/不動産/専門職)・「一番まともに仕事が出来そうだし、取引先とのトラブルの解決も上手そうだから」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「かわいいから」(50歳以上/女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「憎めないキャラで、楽な気分になれる」(50歳以上/男性/電機/技術職)・「かわいい」(26歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「面倒を見てあげたいから」(37歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「一番コミュニケーションが取れそう」(23歳女性/その他/その他)■一松・「六つ子のなかで一番冷静で常識人だから」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「ブラックな所」(45歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)・「真面目で意思も強いから」(37歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「おとなしい」(33歳男性/金融・証券/専門職)・「面白そうだから」(41歳男性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)■十四松・「やかましく楽しそうだから」(27歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「職場が明るくなって、楽しく仕事ができそうだから」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「かわいい」(28歳女性/学校・教育関連/技術職)・「元気がある」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)■カラ松・「やる気がありそうだから」(26歳男性/農林・水産/技術職)・「たしか一番まとも?」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「楽しく仕事ができそう」(23歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)■総評六つ子は全員ニートという設定だが、一緒に働きたいメンバーで一番人気だったのは長男である「おそ松」だった。やはり長男ということで、「頼りになりそう」「しっかりしている」という意見が多かった。ツッコミ役を務めることの多い「チョロ松」も人気。常識人という点が一緒に働きたいポイントとなった。少し変わっているのが「トド松」で、こちらは「面倒を見てあげたい」「コミュニケーションがとれそう」と、末っ子ならではの理由。ブラックな「一松」、明るい「十四松」、やる気だけはある「カラ松」も、それぞれの個性をふまえた回答が集まった。ちなみに「黄松くん。私にわかるのはせいぜい音松君くらい」(45歳男性/その他/クリエイティブ職)といった意見もあったが、音松くんはSMAPが1992年に演じていたコントのキャラクター。黄松を演じていたのは草なぎ剛だった。調査時期: 2015年11月20日~11月23日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性109名 女性118名 合計227名調査方法: インターネットログイン式アンケート※画像はイメージであり、本文とは関係ありません
2015年11月30日俳優としても高い評価を受けるリリー・フランキーが、盲目の貝類学者役で15年ぶりの単独主演を務める『シェル・コレクター』。寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛など豪華キャストの出演で話題を集める本作の、美しくも妖しい魅力あふれる予告映像と、リリーさんのコメントが到着した。貝の美しさと謎に魅了され、その世界で名を成した盲目の学者(リリー・フランキー)。妻子と離れ、ひっそりと彼が暮らす沖縄の孤島に、一人の女性・いづみ(寺島しのぶ)が流れ着く。彼女が患っていた奇病を偶然にも貝の毒で治療したことから、それを知った人々が続々と島に押し寄せるようになり、彼の静かな生活は一変。その中には自らの息子・光(池松壮亮)や、同じく奇病を患う娘・嶌子(橋本愛)を助けようとする地元の有力者・弓場の姿もあって…。アメリカの作家アンソニー・ドーアの処女短編集で、「O・ヘンリー賞」を始めとする多くの賞を受賞した「シェル・コレクター/貝を集める人」を原作に、舞台を沖縄に移して新たに生まれ変わった本作。メガホンを取ったのは、デビュー作『美代子阿佐ヶ谷気分』が各国の映画祭で絶賛された坪田義史監督だ。このたび解禁された予告編は、美しい沖縄の自然を背景に映し出しながらも、どこか不穏な空気を纏った、不思議な魅力あふれる映像となっている。心を閉ざした盲目の学者、島に突然現れた女、謎の奇病…。日々を淡々と送っていた主人公が人々の欲望に巻き込まれていく様子や独特の世界観には、恐ろしさすら感じ、つい引き込まれてしまう。『そして父になる』『凶悪』などの出演により、俳優としても確固たる地位を確立したリリーさんは「15年ぶりの単独主演作は、またしてもカルト映画になりました。坪田監督は独特の感覚を持っている人。『シェル・コレクター』のような作品は今の日本映画界において貴重です。いろんな意味で稀な映画。美しさと醜さのファンタジーをお楽しみください」と語り、唯一無二の“坪田ワールド”作品への自信をのぞかせている。『シェル・コレクター』は2016年2月よりテアトル新宿、桜坂劇場(沖縄)ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月30日ナムコは12月4日~2016年1月31日、テレビアニメ放送中の『おそ松さん』とのコラボイベント「おそ松さん in ナンジャタウン」をテーマパーク「ナンジャタウン」(東京都・池袋)で開催する。期間中は、おそ松さんのキャラクターをモチーフにしたフードやデザート全13種が楽しめる。また、1品購入ごとにオリジナルブロマイドが1枚プレゼントされる。メニューは「松野家長男☆おそ松兄さん餃子」(830円)、「カラ松ガールズに捧ぐ☆カラ松の肉食系・肉! 餃子」(880円)、「にゃーちゃん萌え☆チョロ松のグリーンカレー餃子」(780円)、「ニャンコが友達☆寂しがり屋の一松クレープ」(750円)、「ウオラァァァァァァァ! 全力で泳ぐ☆十四松ちらし餃子」(750円)、「僕とデートしない? キュートな末っ子☆トド松パフェ」(780円)など。また、おみくじ屋台「井矢見(いやみ)神社おみくじルーレット」もオープン。イヤミのボイスで接客する屋台で、破魔矢がモチーフになったルーレットを回し、出た目の景品がハズレなしでもらえる。1回400円。営業時間は平日13時~20時、土日祝及び12月4日、12月26日~2016年1月11日10時~20時を予定。ねこ耳姿のイケメンver.イラストを含む、イベント限定の描き下ろしイラストを使用したグッズの販売も行われる。さらに、パネル展示やフォトスポット、クレーン機、フォトシール機も登場。イベント用に録り下ろしたキャラクターボイスが流れるという。○大阪、名古屋でサテライトイベントも「namco 大阪日本橋店」(大阪府大阪市)で12月4日~2016年1月31日、「namco名古屋駅前店」で12月4日~2016年1月11日、「おそ松さん in ナンジャタウンサテライト」も同時開催。両店では、オリジナルグッズの販売、ミニゲーム屋台、クレーン機が用意される。○「井矢見神社おみくじルーレット」景品○フォトシール機○描き下ろしイラスト※価格はすべて税込(C)赤塚不二夫/おそ松さん制作委員会(C)2015 NAMCO All rights reserve
2015年11月20日