別冊少年チャンピオンで連載中のコミック『セトウツミ』が池松壮亮と菅田将暉をキャストに迎えて映画化されることが決定した。関西で暮すふたりの高校生、瀬戸と内海が放課後トークを繰り広げるドラマで、『まほろ駅前狂騒曲』『さよなら渓谷』の大森立嗣が監督を務める。その他の情報本作は、関西のとある河原で高校生の瀬戸と内海が、放課後にダラダラと喋っている様を描き出した異色作の映画化。会話の間、シニカルな展開、独特の空気感が人気を集めている。『ぼくたちの家族』『紙の月』などで高い評価を集めている池松はクールな内海役を演じるにあたり「何だか面白そうなこの作品を、大森監督のもと、菅田くんと2人でやるという事で、何だか面白そうなことが始まるんじゃないかという気がしています」とコメント。天然キャラの瀬戸を演じる菅田は「原作の瀬戸と内海のシニカルなやりとりに嫉妬しました。こいつらオモロ過ぎるやろ、と。現実世界にこんな奴らおったら勝たれへんで、と。原作の世界にある発想やセンスを大切にしつつ、素直に体現し、そこから先はもうどうなるかわかりませんという思いで楽しんで生きたいと思います」と意気込みを語っている。撮影は秋から行われ、来年にブロードメディア・スタジオの配給で全国公開される。『セトウツミ』2016年全国公開
2015年08月11日男子高校生2人の会話で構成された漫画『セトウツミ』が、俳優の池松壮亮と菅田将暉のW主演で来年の公開に向けて実写映画化されることが10日、明らかになった。原作は漫画雑誌『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて連載中で、昨年の第18回手塚治虫文化賞読者賞にノミネートされた作品。関西の男子高校生・瀬戸と内海がとある川沿いで淡々と放課後トークを繰り広げるというもので、シンプルな内容ながらクールでシニカル、ウイットに富んだセリフなどで読者の心をつかんだ。この独特な世界観を、『まほろ駅前狂騒曲』(14年)や『さよなら渓谷』(13年)を手がけたことでも知られる大森立嗣監督が実写化する。塾通いのクールな内海役を演じるのは、昨年『ぼくたちの家族』でキネマ旬報助演男優賞を受賞するなど話題作への出演が続く池松。本作を「何だか面白そう」と受けとめ、「大森監督のもと、菅田くんと2人でやるということで、何だか面白そうなことがはじまるんじゃないかという気がしています」と期待を寄せる。「まだ撮影に入っていないのでどんな作品になるか分かりませんが、でもやっぱり何だか面白そうなので、楽しみにしていてください」と早くも手応えを予感しているようだ。一方、元サッカー部の天然キャラ・瀬戸役を演じるのが菅田。自身が大阪出身ということもあり、「シニカルなやりとりに嫉妬しました。こいつらオモロ過ぎるやろ、と。現実世界にこんな奴らおったら勝たれへんで、と」など相当入れ込んでいる様子。「原作の世界にある発想やセンスを大切にしつつ、素直に体現し、そこから先はもうどうなるかわかりませんという思いで楽しんでいきたいと思います」と意気込みを語った。
2015年08月11日秋田書店「別冊少年チャンピオン」にて連載中の漫画「セトウツミ」を、『まほろ駅前狂騒曲』『さよなら渓谷』の大森立嗣監督が実写映画化することが決定。主人公の男子高校生、瀬戸と内海を話題作への出演が絶えない若手実力派俳優の池松壮亮と菅田将暉が演じることが明らかになった。関西のとある河原。男子高校生の瀬戸と内海が放課後にまったりゆったり喋るだけ。ウィットに富んだ台詞、絶妙なユーモアと“間”のセンスでクスっと笑えて、何だか、しんみり胸を打つ。シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了するという超シンプルなコミックだ。「セトウツミ」というタイトルは、この漫画の主人公、男子高校生の瀬戸と内海の名前を組み合わせたもの。クールな塾通いの内海役は、昨年『ぼくたちの家族』でキネマ旬報助演男優賞を受賞し、『紙の月』『海を感じる時』などで各映画賞を総なめにした池松さん。天然な元サッカー部の瀬戸役は、『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『ピース オブ ケイク』『ピンクとグレー』などに出演する菅田さん。ほぼ全編が瀬戸と内海の関西弁による掛け合いという究極の会話劇だけに、確かな演技力を誇る、池松さん&菅田さんのやり取りは必見。監督は『さよなら渓谷』でモスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞した大森立嗣。脱力系コンビのバディムービーとも言える『まほろ』シリーズを手掛けた大森監督の演出で、池松さん&菅田さんの新たな名コンビ誕生となりそうだ。以下、撮影に向けてのキャスト、監督コメント■池松壮亮(内海役)何だか面白そうなこの作品を、大森監督のもと、菅田くんと2人でやるという事で、何だか面白そうなことが始まるんじゃないかという気がしています。まだ撮影には入っていないのでどんな作品になるか分かりませんが、でもやっぱり何だか面白そうなの で、楽しみにしていて下さい。■菅田将暉(瀬戸役)大森監督のもと、池松さんとただただ二人で喋る映画に参加できる事、心から感謝してます。原作の瀬戸と内海のシニカルなやりとりに嫉妬しました。こいつらオモロ過ぎるやろ、と。現実世界にこんな奴らおったら勝たれへんで、と。原作の世界にある発想やセンスを大切にしつつ、素直に体現し、そこから先はもうどうなるか分かりませんという思いで楽しんで生きたいと思います。■大森立嗣監督『セトウツミ』の妙にまったりした青春を、池松くんと菅田くんが演じると、どんなことになるのか、いまからワクワクしています。ただの青春映画にはならないでしょう。楽しみにしていてください!映画『セトウツミ』は2016年全国公開予定。(cinemacafe.net)
2015年08月11日成海璃子と池松壮亮、さらに斎藤工、「non-no」モデルの遠藤新菜という豪華若手キャストで、恋愛小説の大家にして直木賞受賞作家・小池真理子が過ごした多感な時代を記した半自叙伝的小説「無伴奏」が、映画化されることが決まった。日本中が混沌としていた 1969年、杜の都・仙台。多感な女子高生・響子(成海璃子)は、制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。そんな中、同級生のレイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然に出会ったのは、大学生の渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)。この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱き、逢うたびに強く惹かれていく。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく響子。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、想像すらできない出来事により、どうすることもできない衝撃的な結末に巻き込まれていく…。高度経済成長期、高揚する時代と青春がもたらす、耽美でせつない世界が描かれるこの 小説は、1990年の出版以来、「恋」「欲望」と並ぶ小池さんの「恋三部作」として、高い人気と評価を得ている。主人公の野間響子には、『極道大戦争』『ストレイヤーズ・クロニクル』と話題作が続く成海璃子。これまで、どちらかといえば、清楚で爽やかなイメージが強かった成海さんが、本作では一転、初めてともいえる好きな人への熱い想いを抱える響子役で、女子高生から大人へと成長する女の性を繊細かつ体当たりの演技で表現。また、その響子が心底のめり込む恋の相手・堂本渉には、演技力に定評があり、今後の活躍にますます注目が集まる若き実力派・池松壮亮。昨年、『愛の渦』『ぼくたちの家族』『海を感じる時』『紙の月』などの作品で映画賞7冠を達成した彼の実力は、何かを背負って生きている、どこか儚さのある青年・渉役でも存分に発揮されている。さらに、渉の友人・関祐之介には、斎藤工。世の女性たちのハートを射止め続ける斎藤さんは、本作では一瞬の表情に妖艶さを放つ、どこか翳りのある青年を演じる。その恋人・高宮エマには、「non-no」モデルとして活躍中の遠藤新菜。彼女はバッサリと短いセシルカット (映画『悲しみよこんにちは』のヒロイン、セシルを演じたジーン・セバーグのベリーショート)にし、新人女優ながらも快活で意志の強いエマを堂々と演じ切った。メガホンを取ったのは、『スイートリトルライズ』『太陽の坐る場所』の矢崎仁司。日本大学芸術学部映画学科在学中に、初の長編作品『風たちの午後』(’80) で監督デビューを果たし、国内外から評価を受けている気鋭監督だ。原作の小池さんは、「時代背景の何もかもが、繊細に丁寧に描かれていて、私自身がスクリーンの中のどこかに隠れ、あの時代を生き直しているような感覚を味わいました」と感無量のコメント。「矢崎監督と私は同世代。監督と原作者の、あの時代に向けた特別の想いが混ざり合って、またとない化学変化を起こしたのかもしれません。『無伴奏』の店内も完璧に再現されました。俳優さんたちの、役になりきった瑞々しい演技。近年稀にみる映像美の数々。どれをとりあげても、この映画にかかわったすべての方々の無垢な情熱が感じられます」と絶賛の声を寄せている。以下、キャストコメント【成海璃子】響子は作中で起こる全てのことを背負って生きていく役なので、覚悟を決めて背負おうと思いました。 完成作品をまだ客観的に観ることは出来ませんでしたが、この現場に参加して良かったと、心から思いました。たくさんの方に観ていただきたいです。【池松壮亮】この作品のお話しをいただいたとき、矢崎さん渾身の作品がまわってきたなと思いました。こちらがやりたいと思ってやれるような監督ではないので、飛び込んでみようと思いました。渉を演じるにあたり、特にありませんが強いて言えば、どの時代にもいる強さも弱さも持つ普通の男の生き様を見せられればと思いました。成海さんとは初共演ですが、とても面白かったです。沢山救われましたし、戦友のような存在です。完成した映画は、 強度のある、深みのある矢崎映画となっていて、ひとまず、ほっとしております。『無伴奏』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月25日1970年に少年ジャンプで連載開始、2年後にはアニメ化された人気作を、松山ケンイチを主演に迎え、オリジナルストーリーとして日本テレビにて実写ドラマ化する「ど根性ガエル」。ピョン吉の声を満島ひかりが担当し、前田敦子がバツイチになった京子ちゃんを演じることでも話題の本作に、柄本時生が「モグラ」役で登場することが判明した。「ひろしのダメっぷりが見事」「ゴリライモがかっこよくなっていてびっくり!」「五郎が警官になっているのはピッタリ」「京子ちゃんがバツイチとは」など、原作を知っている世代からも知らない世代からも、様々な反響がネットを中心に盛り上がっている本ドラマ。このたび発表となった柄本さん演じる「モグラ」は、ドラマではまだ描かれていない原作の主要キャラクターで、ゴリライモの子分という役どころだ。柄本さんは京子ちゃん役の前田さんとは、テレビドラマ「Q10」で共演しており、同じく同作品に出演していた池松壮亮、高畑充希とともに「ブス会」を結成し、親睦を深めていることは広く知られている。さらにひろし役の松山さんやゴリライモ役の新井浩文とも多くの作品で共演経験があるなど、まさにドラマの最初からモグラが居たかのような雰囲気で、撮影は行われたという。原作のモグラは、ゴリライモの子分的存在で常に一緒に行動し、ひろしと喧嘩ばかり。ゴリライモの陰に隠れ、ずるがしこく立ち回る性格。ドラマ版でのモグラは花火職人となって第4話に登場する。ピョン吉の動きが「原作やアニメをしっかりと再現してる!」と最新技術を駆使した映像への驚きの声も多い本作。モグラの登場により、物語はどのような展開を迎えるのか?放送を楽しみに待ちたい。「ど根性ガエル」は、毎週土曜21時~日本テレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月17日新進気鋭の映画監督とアーティストの掛け合わせによる音楽×映画で展開する、異色の映画祭「ムージック・ラボ 2015(MOOSIC LAB 2015)」が、今年も8月22日から9月11日までK’s cinema(東京・新宿)にて開催される。この開催に向け、同映画祭のポスタービジュアルと予告編が公開された。12年にスタートした「ムージック・ラボ」は、新進気鋭の映画監督とアーティストの掛け合わせによる映画を制作し、それらをコンペ形式・対バン形式で上映するというイベント。これまでに、ミュージシャンの大森靖子、アイドルグループ「BiS(ビス)」、『こっぴどい猫』で国内外の映画祭で高い評価を得た“21世紀型ダメ恋愛”を描く映画監督・今泉力哉などが参加してきた。4年目を迎える今年はコンペティション部門に、小根山悠里香(映画監督・女優)×「Maison Book Girl」(アイドルユニット)のコラボレーションによる映画『マイカット』や、サーモン鮭山(俳優)×「ベッド・イン」(地下アイドル)による映画『101回目のベッド・イン』、根本宗子(脚本・演出家)×「せのしすたぁ」(ご当地アイドル)による映画『ねもしすたぁ』、室谷心太郎(映像作家)×細身のシャイボーイ(横濱の唄歌い)による映画『劇場版 復讐のドミノマスク』などが出品される。また、過去作品もアーカイブ上映される他、外部からの特別招待作品なども充実。35mmフィルムでの上映となる、ペ・ドゥナ主演で贈る山下敦弘監督の名作『リンダリンダリンダ』や、安藤サクラ主演の『百円の恋』(武正晴監督)、池松壮亮主演の『自分の事ばかりで情けなくなるよ』(松居大悟監督)などが上映される。なお、今年の予告編を手掛けたのは、19歳の映像作家・スズキケンタ。イメージモデルは、昨年の「ムージック・ラボ」で女優賞を受賞した佐藤玲が起用された。
2015年07月16日演技派女優・二階堂ふみと長谷川博己を主演に迎え、芥川賞作家・高井有一の同名小説を基に映画化した『この国の空』。いままで戦地に赴く男たちを描いた作品が数多く公開されてきたが、本作では戦時中の日常を生き抜く女たちが登場する。愛を知らない少女、娘を見守る母、家族を亡くした叔母…シネマカフェではそれぞれの生き様に注目した。昭和20年、終戦間近の東京。19歳の里子は母親と杉並区の住宅地に暮らしている。度重なる空襲に怯え、雨が降ると雨水が流れ込んでくる防空壕、日に日に物価は高くなり、まともな食べ物も口には出来ないが、健気に生活している。日に日に戦況が悪化していくなか、里子は男性と結ばれることなく、戦争で死んでいくのだろうか。その不安を抱えながら、市毛の身の回りの世話をすることがだんだん喜びとなり、そしていつしか里子の中の「女」が目覚めていくのだが――。本作は市川由衣&池松壮亮主演の『海を感じる時』で脚本を手掛けた荒井晴彦が18年ぶりに監督を務める渾身作。主演の二階堂さんが演じるのは、19歳の少女・里子。戦況が悪化する中、愛も男も知らぬまま、時代に飲まれてしまうのではないかと不安な日々を過ごしていくが、隣家に住む妻子持ちの市毛(長谷川博己)に心を傾けてゆく。「私は愛も知らずに、空襲で死ぬのでしょうか…」この不安も市毛といる時間は忘れることができるのだ。そんな里子を見守る母親・蔦枝(工藤夕貴)は、結核で主人を亡くし、娘とふたり身を寄せ合って暮らしている。愛も知らずに死んでいくよりは、それがたとえ許されぬ恋だと分かっていても目をつぶるしかないと、“女”の顔をみせていく娘を見守る。娘への複雑な感情を吐露するシーンでは、「市毛さんに気を許しては駄目よ。普段のときだったら、許しはしない。でもいまはこんな時代で、あなたの近くには、市毛さんしかいないんですものね…」と感情で動く里子を想ったセリフも。そして横浜で空襲に遭い、命からがら杉並に逃げて来る叔母・瑞枝(富田靖子)。家族を戦争で亡くした彼女は、母娘のもとに身を寄せる。戦争へ恐れを抱き、絶望しても、生きて行こうとする生命力が強く感じられる女性だ。それぞれ3人の女性について荒井監督は「もちろん満足のいく形ではないけれど、戦争中だって衣食住があり、そして、男女がいればセックスだってしたんです。いままでの戦争映画では、そういう人間の姿が描かれてこなかった。男は死ななくてよかったと歓び、妻子が帰ってくる、と唇を噛むこの映画の主人公・里子のうれしくない戦後に重ねて、私たちの戦後が問えるのではと思った」とコメントを寄せている。また、本作のエンドロールで流れるのは、二階堂さんが朗読する茨木のり子の詩「わたしが一番きれいだったとき」。二階堂さん自身、本作の脚本を初めて読んだときに、この詩が思い浮かんだとのこと。あの時代を生きた少女たちが何を考えていたのか。二階堂さんの声からあふれる想いを劇場で感じてみて。『この国の空』は8月8日(土)よりテアトル新宿、丸の内TOEI、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日湖池屋は7月6日、「ポテトチップス 黒胡椒&サラミ ウェーブタイプ」を全国のコンビニエンスストアにて発売する。同商品は、ビールなどのおつまみとして人気のサラミに着目したポテトチップス。肉のうまみに黒こしょうの刺激を加えた味わいを再現した。ウェーブ形状にすることで、パウダーをしっかりと受けとめることができ、食べた際の口どけもよくなるという。濃厚ながらキレの良い味わいが楽しめるとのこと。パッケージは、海外商品を意識した色合いのデザインを採用し、"大人好みの雰囲気"となるように仕上げたという。価格はオープンで、実勢参考価格は税別145円前後。
2015年06月25日5月22日より日本テレビ「金曜ロードSHOW!」にて“4週連続ハリー・ポッター祭り!”と題し『ハリー・ポッター』シリーズが放送されているが、ダニエル・ラドクリフとともに全作通して主人公・ハリー役の吹き替えを務め上げ、絶大な人気を誇るのが、声優・小野賢章。この度、彼のファーストライブ&ドキュメンタリー映像が収録されたDVDの発売が決定。リリースを記念して小野さんが登壇する完成披露上映会が行われることが分かった。小野さんは、幼少期から役者としての活動をスタート。堤幸彦監督『包帯クラブ』や、林遣都、池松壮亮、溝端淳平らいまの若手俳優界を牽引する役者が出演した『DIVE!!ダイブ!!』などの映画作品から、ミュージカル「ライオン・キング」ではヤングシンバを担当、テレビドラマにも出演経験があり、若干25歳にして幅広い経歴を持つ。前述した『ハリー・ポッター』シリーズ(ハリー役)の吹き替えをきっかけに、声優としての活動を開始してからは、アニメ「黒子のバスケ」で主人公・黒子テツヤ役を射止め一躍脚光を浴びた。2014年には「FANTASTIC TUNE」で歌手デビュー。同年8月2日には初のワンマンライブをTSUTAYA O-EASTにて開催。1,200人もの観客が詰めかける大成功を収めている。4月8日には新曲「ZERO」をリリースし音楽フェスに出演するなど、アーティスト活動も意欲的に行っている。今回発売されるDVD「Kensho Ono First Live&Documentary Film“Touch my Style”」には、彼の初のワンマンライブの映像を中心に、普段は見ることができない仕事風景や、プレイベートに密着したドキュメンタリー映像を収録。役や楽曲と真剣に向き合い葛藤する等身大の小野さんの姿が垣間見える、ファン必携の一本となっている。そして、6月20日(土)14:35~&25日(水)19:30~の2日間にて、本作の映画館上映が決定。ユナイテッド・シネマ豊洲にて開催される完成披露上映会では、本編上映後に小野さんが登壇するトークイベントも開催。声優・俳優・歌手と様々な顔を持つ小野さんの魅力が詰まった本作の上映後に、彼がどんな想いを語るのか注目だ。「Kensho Ono First Live&Documentary Film“Touch my Style”」は7月8日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2015年06月12日終戦70年の今年、二階堂ふみを主演に『海を感じる時』の脚本家・荒井晴彦が18年ぶりに監督を務める渾身作『この国の空』。このほど、本作が北米最大規模の日本映画祭「JAPAN CUTS 2015(ジャパン・カッツ)」上映作品に選出。二階堂さんの母親を演じた国際派女優・工藤夕貴からコメントが到着した。昭和20年、終戦間近の東京。19歳の里子(二階堂ふみ)は母・蔦枝と杉並区の住宅地に暮らしていた。度重なる空襲に怯え、逃げ込む防空壕は雨が降ると雨水が流れ込んでくる始末。日に日に物価は高くなり、まともな食べ物も口には出来なかったが、それでも2人は健気に生きていた。彼女たちの隣家には、妻子を疎開させた銀行支店長・市毛(長谷川博己)が暮らしている。このまま自分は男性と結ばれることなく、戦争で死んでいくのだろうかと考えるようになった里子は、市毛の身の回りの世話をすることがしだいに喜びとなり、いつしか里子の中の「女」が目覚めていく――。原作は、芥川賞作家・高井有一による「谷崎潤一郎賞」受賞の同名小説。戦争という時代を生きる庶民の暮らしが繊細に、リアルかつ大胆に描かれた物語を、『共喰い』『さよなら歌舞伎町』などの脚本家として知られる荒井監督が映画化した。その本作が、7月9日(木)~19日(日)までニューヨークで開催される「JAPAN CUTS 2015(ジャパン・カッツ)」にて上映されることが決定。荒井監督といえば、日本を代表する脚本家の1人として活躍し、世界からも注目を集める存在だけに、今回、処女作『身も心も』から18年ぶり、そして構想30年というこの監督作に映画祭側が興味を示し、選出されることになった。これまで、俳優としては二階堂さん始め、役所広司、北村一輝、さらに監督は行定勲、西川美和、園子温らが参加してきた「ジャパン・カッツ」。本作の上映日となる7月18日には、二階堂さんの母親役の工藤さんと荒井監督が登壇。さらに、荒井監督が脚本を担当し、市川由衣、池松壮亮共演で話題を呼んだ『海を感じる時』も上映される。ハリウッドや海外作品でも活躍をしてきた国際派の工藤さんが、日本の終戦70周年記念作品となる本作をアメリカの観客たちに届けつつ、“荒井晴彦ワールド”をN.Y.でも見せつけることになりそうだ。<工藤夕貴コメント>この国と日本人が激動した終戦の日。あの夏の日からもう70年も経ちました…。いまは、戦争をテレビや映画だけでしか知らない人ばかりの世の中になり、新たな観点から戦争を見つめる時代に入ってきているのかもしれません。映画『この国の空』は、別視点で戦争を見つめた不思議な作品です。人は、どんな時にでも人を愛さずにいられない生き物です。その“人間”をテーマとした戦争映画がアメリカで公開になる。なぜゆえに人は戦うのでしょうか?そして、人の愛も時折、戦争に似ている部分を持つのかもしれません。『この国の空』は8月8日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月09日湖池屋は6月1日、「ポテトチップス みかん味」(実勢参考価格 税別115円前後)を全国で販売する。独創的でユニークな「湖池屋らしさ」を継承する新商品として、2014年12月に期間限定で発売した同商品。「みかん」と「ポテトチップス」のかけあわせは斬新で、話題を呼んだという。同社は5月18日、「ポテトチップス もも味」「ポテトチップス バナナ味」を発売した。これを受けて、「"フルーツ"×"ポテトチップス"」の先駆けである同商品にも再び注目が集まり、再販売に至ったとのこと。
2015年05月28日タレントの武井壮さんが熱く宝くじへの想いを語ったスペシャル動画が現在、「ドリームジャンボ宝くじ」「ドリームジャンボミニ7000万」の特設サイトで公開中だ。同動画は5月初旬に、都内スタジオで撮影。現在発売中の、「ドリームジャンボ宝くじ」「ドリームジャンボミニ7000万」のCMにゲスト出演中の武井さんが、ユーモアの溢れる熱い想いをインタビュー形式で答えている。現在公開されている動画は2編。第1弾は「武井壮、宝くじを語る。」と題して、宝くじと武井さんの関係が語られている。自分で稼げるようになってからずっと購入し続けているという宝くじに関する思い出や、“百獣の王”にちなみ連番で100枚購入していることなど、宝くじファンならではの“買い方へのこだわり”や、過去に100万円の当せん経験があるという武井さんならではの“当せんする秘訣”などが語られる。そして、第2弾は「武井壮、大人の夢を語る。」がテーマ。大人が夢を持たないと言われる現在の日本に向けて、自己流の“夢見ることのすゝめ”が語られ、“力士になって横綱になる”という子どものころの夢がかなわなかったからこそ今があるという思いや、今後のさらなる夢と成長のために、現在もトレーニングを欠かさないなど、努力を続ける日常などが明かされる。「ドリームジャンボ宝くじ」と「ドリームジャンボミニ7000万」は6月5日まで全国で発売。なお、期間中、特設サイトにて第3弾の動画の公開も予定されている。
2015年05月21日湖池屋はこのほど、「トルティアチップス」シリーズ3商品において、 「女子会にもピッタリ! Ball社メイソンジャーが当たるキャンペーン」を開始した。キャンペーン期間は9月5日まで。同シリーズは、"女性に好まれる味"をテーマとして展開するスナックで、同社調査によると購入者の7割は女性が占めるという。今回、新商品「トルティアチップス スイートチリ&サワークリーム」の発売にあわせ、流行に敏感な女性から注目を集めるというBall社の「メイソンジャー」が当たるキャンペーンを開始した。キャンペーン特設サイトで、出題されるクイズに答えて応募すると、抽選でBall社のメイソンジャーセット(グリーンとブルーのボトル各1個の2個セット)が500名に当たる。Ball社のメイソンジャーは、高い機能性とデザイン性から「保存瓶」としてだけでなく、サラダやドリンクを入れるなど「食器」として活用する人も多いとのこと。特設サイトでは、トルティアチップスを使ったジャーサラダレシピも紹介している。
2015年05月20日斬新すぎる建築の数々を設計してきた建築家・藤本壮介さんの展示「未来の未来」がTOTOギャラリー・間で開催されている。 *** 藤本さんは、393もの応募案が出た青森県立美術館の設計コンペに無名の個人ながら応募。2位を獲得し異例のデビューを飾った。以後、住宅からタワーまでジャンルを問わず制作。今や日本を代表する建築家の一人に。 本展では、数々のプロジェクトから100以上の模型を展示。パッと見て面白いのはもちろん、藤本さんが「未来の種」と呼ぶ、革新的な建築の姿が見えてくるはず。 ◇information TOTOギャラリー・間東京都港区南青山1-24-3TOTO乃木坂ビル3F公開中~6月13日(土)11:00~18:00月曜休TEL:03・3402・1010入場無料 (C)SFA+NLA+OXO+RSI (C)Iwan Baan ※『anan』2015年5月20日号より
2015年05月19日ハードボイルド作家・逢坂剛による代表作で累計200万部を超える伝説の警察小説をTBS、WOWOWの共同制作でテレビドラマ化した「MOZU」。このたびこの秋の公開が決定した『劇場版MOZU』に、西島秀俊、香川照之、真木よう子のほか、松坂桃李、伊勢谷友介、ビートたけしが出演することが明らかになった。警視庁公安部のエース倉木が謎の殺し屋・百舌を追ううちに巨大な陰謀に巻き込まれていくドラマ「MOZU」。劇場版では、倉木(西島さん)が妻の死の真実に辿り着いてから半年後を舞台に、気力を失った倉木と、警察への不信感から警察を辞め探偵事務所を開いた大杉(香川さん)、そしてともに謎を追っていた明星(真木さん)が、あるテロ集団による高層ビル大規模強盗・脅迫事件に出くわすところから物語が始まる。劇場版の撮影は3月下旬に都内でクランクイン。4月初旬から、過激な爆破シーンやカーアクションなど日本国内では撮影不可能な大規模アクションシーンを実現するため、ハリウッド大作『ボーン・レガシー』の撮影が行われた、フィリピン・マニラで約1か月間に及ぶ海外ロケを敢行したそう。西島さんらのほか、長谷川博己、小日向文世、池松壮亮、伊藤淳史、杉咲花、阿部力らドラマシリーズの出演者はもちろんのこと、彼らに対峙する“最強の敵”として出演が決定したのが松坂さん、伊勢谷さん、たけしさんだ。松坂さんは犯罪実行部隊を率いる残虐非道な暗殺者で大杉の娘を誘拐する、権藤。伊勢谷さんは冷静沈着な犯罪計画を立案するブレーン・高柳。そしてたけしさんはシリーズ最大の闇“ダルマ”と呼ばれる謎の存在を狂気に満ちた異常さで演じる。今回の決定に当たり、主演の西島さんは「シリーズに登場した素晴らしいキャストに加え、新たに驚くような共演者を迎える事になりました。特にビートたけしさんの参加は、全身の血が沸き立つ思いです」と興奮気味に語っている。「MOZU」シリーズ最大の謎・ダルマを演じるたけしさんは「自分の好きなアメリカのサスペンスドラマに似た展開で面白いと思い引き受けた。西島君は、おいらのラジオ時代からの熱狂的ファンで、共通の趣味もある。気の合う相棒みたいなものだから、楽しい現場になりそうだね」とコメントを寄せている。「今回私が演じる高柳は自分自身を必要悪として認識し、全てを凌駕する能力の高さと強さを持った完璧主義者です。自分自身とは全く違うキャラクターなので、チャレンジしがいがあります」(伊勢谷さん)、「ダークな役をやりたいと以前から思っていたので、今回の権藤という男は演じていて非常に楽しいです。非日常的な役どころなのもありますが、自分の違った一面を引き出してもらったような気がします」(松坂さん)と語る二人の役どころが、物語にどう絡んでくるのかにもぜひ注目をしたい。『劇場版MOZU』は11月7日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月05日伊坂幸太郎の小説を大須賀めぐみが大胆にコミカライズした異色作、『魔王 JUVENILE REMIX』の舞台版に挑戦する池岡亮介、味方良介、影山達也、Ry☆、細見大輔、ラサール石井に話を聞いた。*pnish* vol.14 舞台版『魔王 JUVENILE REMIX』チケット情報「僕が演じる潤也はいちばん他者と関わり、関わることで兄の死の謎に辿り着きます。僕の動きひとつで相手の姿が浮き上がる役だと思うので、みんなとの関係性を大切に演じたいです」(池岡)。「兄、安藤は潤也を見守り影響を与える存在です。だからこそ真っ直ぐでいたい。お芝居の経験はまだ少ないんですが、とても刺激的でおもしろい舞台に立たせてもらっていると感じています」(影山)。「僕が演じるアンダーソンは情報屋で日系のアメリカ国籍という複雑な存在ですが、安藤さんを慕う気持を持つことで自分が見えるし、いろいろなことに気付きます。なので、その気持を大切に演じたい。これまではミュージカル作品といった『歌』で表現することが多かったので、台詞で感情を出すことはとても難しくて苦しいです。でも、そこに挑むことがとても楽しいです!」(味方)「舞台に立つのは今回が2回目で、前回は得意の踊りがありましたが、今回は踊りはなく、ストレートな演劇に挑戦します。スズメバチという殺し屋として、少しでもこの舞台の力になりたいし、なれるように努力します。今はテンパりながら稽古場で皆さんの姿を見ている日々で、毎日が発見です」(Ry☆)。「僕は殺し屋を斡旋する岩西を演じていて、ともすれば明るくひょうきんな役ですが、そのなかにも香り立つなにか怖さみたいなものを表現したいと思っています。演出の鈴木勝秀さんが『演劇は事件です』とおっしゃっていて、その言葉が自分の中にすごくストンと落ちました。確かに、今、僕らは僕らにしかできないことをやっている、そのことが毎日感じられてすごく新鮮です。舞台は日々変わるものなので、皆さんにはこの事件の目撃者になってほしいと思います」(細見)。「辰美という原作の新市長や政治家といった、いろいろな役をうまい具合にまぜあわせた、いわゆる『大人』の存在を演じています。いい意味で『権力バカ』な側面を見せたいと思います。今、この時代に上演するにはなかなかに刺激的な内容ですが、現政権の批判といったことではなく大きな流れの中で自分はどう抗っていくか?というお話だと感じています」(ラサール石井)。「舞台のキャッチフレーズにも『抗え。』とありますが、ただやみくもに反発すればいいわけではなく、個人が意思を持って抗う、ということが大切だと思うんです。今の時代がどうとか、僕自身がどうこう言える立場ではないけれど、この舞台を観ていただくことで、諦めちゃうのはちがうよ、というメッセージを受け止めてもらえたらと思います」(池岡)公演は4月18日(土)から東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo、5月1日(金)から兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて。取材・文:おーちようこ
2015年04月17日2月に開催されていた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」において、本年度アカデミー賞「作品賞」受賞の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』など話題作を抑え、観客賞にあたる「ゆうばりファンタランド大賞」、さらに「スカパー!映画チャンネル賞」のW受賞を果たした松居大悟・監督最新作『私たちのハァハァ』。このほど、9月にテアトル新宿ほかで全国公開されることが決定し、特報映像が到着した。片田舎の女子高生4人組が、東京で行われるバンド「クリープハイプ」のライブを目指し、福岡から東京まで、1,000キロの道のりを自転車で駆け抜ける青春ロードムービー。スペースシャワーTV開局25周年記念映画として製作され、『アフロ田中』『男子高校生の日常』などで知られる松居監督がメガホンを取った。女子高生たちを演じるのは、6秒動画Vineで有名な現役女子高生・大関れいか、今春メジャーデビューが決定したシンガーソングライターの井上苑子、『悪の経典』『映画 鈴木先生』に出演の三浦透子、「ミスiD 2014」ファイナリストの真山朔といった、今後注目の新鋭女優たち。さらに、松居監督の『自分の事ばかりで情けなくなるよ』で主演を務め、昨年は『紙の月』『愛の渦』などで大活躍を見せた日本映画界を担う若手実力派俳優・池松壮亮や、中村映里子、武田杏香などが集結。デビュー以前から松井監督と親交のあるロックバンド「クリープハイプ」も本人たち役で登場する。プレミア上映された「ゆうばり映画祭」での快挙も話題を呼び、早くも注目を集めている本作。女子高生たちのアツい“走り”をまずは、こちらの特報から覗いてみて。『私たちのハァハァ』は9 月、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月05日女優の市川由衣が3月1日(日)、都内の書店で最新写真集「YUI」の発売記念イベントを行った。女性カメラマン・HAL KUZUYAと男性カメラマン・細居幸次郎という2人の撮影による異色の2部構成。女性らしい美しさを追求し「気づけば、何も着ていないことも」とふり返った。“女性目線”で市川さんの魅力に迫ったパートは宮古島で撮影されたそうで、「やっぱりカメラマンの方が女性なので、私自身も開放的になって、気づけば、何も着ていないことも(笑)。周りも女性のスタッフばかりだったので、どんどん大胆になって、服を着ている写真は少ないですね…」とはにかんだ。ため息の出るほど美しいバストにヒップライン、カーブを惜しげもなく披露しており「ぜひ女性に見てもらえれば」とアピールした。一方、“男性目線”のパートは、3泊4日の函館旅行というシチュエーションで撮影され「宮古島とはまた全然違って、ストーリー性があり、映画のワンシーンみたい」とのこと。市川さん本人も“旅行気分”を満喫したと言い、「函館は美味しいものもたくさんあるので、たらふく料理とお酒をいただいた後で、撮影した写真もあるんです。酔っぱらってむくんでいるので、改めて見るとひどい顔ですけど(笑)…、これも写真集ならではですね」と先ほどの女性パートとはまた違った“解放”に自信を示した。池松壮亮と共演した主演映画『海を感じる時』で男女問わず大きな支持を集め、園子温監督の『TOKYO TRIBE』、大河ドラマ「軍師官兵衛」、3月7日(土)公開の新作映画『迷宮カフェ』など、女優として幅広い活躍を見せる市川さん。先月には29歳の誕生日を迎え、「いまから30代を迎えるのが、すごく楽しみ。挑戦したいこともたくさんあるので、攻めの姿勢でやっていければ。結婚ですか?できればしたいですけど、具体的には何も。私は家族と仲がいいので、うちの家族を大切にしてくれる人がいいですね」と話していた。市川由衣・最新写真集「YUI」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年03月02日フレンテの事業会社である湖池屋は2日、タイ料理の味わいのポテトチップス「エキゾチップストムヤムクン味」「エキゾチップスグリーンカレー味」を発売する。○本格的タイ料理の味わいを表現同商品は、2014年8月にコンビニエンスストア限定で発売した、本格的なタイ料理をイメージさせる味わいのポテトチップス。1987年よりタイ料理食材を輸入し、「タイの台所」ブランドを持つアライドコーポレーションの協力をうけ開発された商品で、販売終了後も反響が大きかったことを受け、販売店舗を全国全チャンネルに広げての復活となる。「エキゾチップストムヤムクン味」は、タイの代表的な料理であり、世界三大スープの一つともいわれるすっぱ辛いスープ「トムヤムクン」の味を表現。6種のスパイスとハーブを使用し、赤唐辛子の辛さにレモングラスの爽やかさがきいた、酸っぱくて辛い複雑な味わいになっているという。価格はオープン(実勢参考価格150円前後・税別)。「エキゾチップスグリーンカレー味」は、多くの香辛料やハーブに、ココナッツミルクやナンプラーなどを加えて具材を煮込む甘くて辛いスープ「グリーンカレー」の味を表現。7種のスパイス&ハーブをきかせ、ココナッツミルクを加えたことで、グリーンカレーの味わいに近づけた。青唐辛子の辛さにココナッツミルクの甘みがきいた、甘さと辛さがコク深い味わいとのこと。価格はオープン(実勢参考価格150円前後・税別)。
2015年03月01日俳優の福士蒼汰が27日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われた第38回日本アカデミー賞授賞式に出席した。福士は、『イン・ザ・ヒーロー』『神さまの言うとおり』『好きっていいなよ。』の3作品の演技が評価され、新人俳優賞を受賞。「このような名誉ある賞をいただけて、うれしく思っております」と喜びを伝え、「『好きっていいなよ。』という映画では同年代のキャストの皆さんの中で切磋琢磨することができ、『神さまの言うとおり』では初めて国際映画祭に出席することができました。そして、『イン・ザヒーロー』では、尊敬する唐沢寿明さんと共演することができ、とてもいい時間、いい経験になりました」と1つ1つの現場を丁寧に振り返った。そして、「すべての関わってくれた方々、そして、観てくれた方々に感謝を言いたいと思います」と関係者と観客にメッセージ。「これからも日本の映画界をみんなで盛り上げていけるように、頑張っていきたいと思います」と意気込みのコメントで締めくくると、司会の西田敏行は「心強い言葉です。ありがとう!」と福士のスピーチをたたえた。そのほか、上白石萌音(『舞妓はレディ』)、小松菜奈(『渇き。』)、能年玲奈(『ホットロード』)、池松壮亮(『紙の月』『愛の渦』『ぼくたちの家族』)、登坂広臣(『ホットロード』)が同賞を受賞した。■そのほかの新人俳優賞受賞者のコメント上白石萌音「本日はありがとうございます。今、私がこの場所にいることが本当に夢のようでまだ信じられません。私がこの映画のオーディションを受けたのは、今から3年前になります。それから3年間、とても楽しくて充実した毎日でした。この作品で学ばせていただいたことを胸に、そして今日いただいた賞を励みにしてこれからも精進して参ります。本当にありがとうございました」小松菜奈「新人の時にしかもらえないこんなすてきな賞をもらえて本当にうれしく思います。今までに感じたことのないプレッシャーだったり、不安だったり、また、新しい良い刺激を受けることができました。あらためてこの新人賞がもらえて、とても幸せです。ありがとうございました」能年玲奈「今日はこのような賞をいただけてすごくうれしいです。今回の『ホットロード』という作品は私にとってすごく大切な作品になりました。『ホットロード』の2人で賞をもらえたことがすごくうれしいです。これからも気を引き締めてがんばります。ありがとうございました」池松壮亮「この度は、このような名誉ある賞をいただきまして、光栄に思っています。ですが何より、ここに導いてくれた作品たちとそこにいた人たちとの出会いが一番の財産です。これからもがんばります。ありがとうございました」登坂広臣「初めてお芝居にチャレンジさせていただいたんですが、その中でたくさんの不安やプレッシャーもあって、自分自身成長できたんじゃないかと感じております。こんなすばらしい賞をいただけたということで、これを機にさらにがんばっていきたいと思います」
2015年02月27日ピックルスコーポレーションは3月1日、湖池屋が監修した「ご飯がススム カラムーチョキムチ」と、にんべんとのコラボ商品「鰹だしのきいた浅漬シリーズ」を発売する。「ご飯がススム カラムーチョキムチ」は、湖池屋のスナック「カラムーチョ」発売30周年を記念し、「ご飯がススム キムチ」とコラボレーションしたもの。ブラックペッパーとチリパウダーのピリッと後引く辛さと、ローストガーリックとソテーオニオンのうま味がきいた、カラムーチョのような味わいが楽しめる。パッケージは、カラムーチョらしさをイメージし、黒・赤・黄で構成した。カラムーチョのオリジナルキャラクター「ヒーおばあちゃん」は「ススムくんTシャツ」を着ている。価格はオープンで、参考小売価格は248円(税込)。「鰹だしのきいた浅漬シリーズ」は、かつお節の老舗「にんべん」とのコラボレーション商品。共同開発した"オリジナルの鰹だし"を使用し、にんべんの"花かつお"をトッピングしている。「鰹だしのきいた生姜きゃべつ」は、風味豊かなかつおだしの中に、すっきりとしたしょうがのアクセントをきかせたきゃべつの浅漬け。「鰹だしのきいたかぶ野沢菜」は、春のかぶのおいしさを存分に生かせるよう、かつおだしが香る味付けとしている。価格はいずれもオープンで、参考小売価格は248円(税込)。また、食べきりサイズのミニカップも同時発売する。価格はオープンで、参考小売価格は160円(税込)。
2015年02月26日第88回『キネマ旬報ベスト・テン』の表彰式が7日、東京・文京シビックホールで行われ、受賞者の綾野剛、安藤サクラ、池松壮亮、小林聡美、東出昌大、門脇麦、細野晴臣らが出席した。映画雑誌『キネマ旬報』が主催する「キネマ旬報ベスト・テン」は、今年で88回目の開催。その年を代表する日本映画、外国映画をそれぞれ10本挙げるほか、主演男優賞や主演女優賞、新人男優賞、新人女優賞などを、映画評論家や映画記者らが選出する。『0.5ミリ』、『百円の恋』の2作品により主演女優賞を受賞した安藤は、「この2作品で、生命体として大きなことに気づくことができた。新しい体験を経験させてもらった大事な作品で受賞したのはすごくうれしい」と感無量。『0.5ミリ』は、実姉の安藤桃子が監督を務め、スタッフや出演者も安藤の家族が多く、「姉は生き物として1番近いので、同じ感覚でモノを作れる。2世はコンプレックスだったんですが、今回の撮影で家族を超えられた関係になったと思う」としみじみ語っていた。一方、「重いですね……」と言いながらトロフィーを受け取った綾野は、様々な賞を受賞している『そこのみにて光輝く』で主演男優賞に輝いたが、「自分は“たかが知れている存在”ということを知った大変ドSな作品。次回作に意欲を燃やすきっかけになった」と新たな決意を胸に。また、新人女優賞を受賞した門脇は、会場で見守る両親に、「複雑な想いもありながら、応援してくれてありがとう」と感謝の言葉を述べつつ、「これからも色んな作品に出会えるように仕事を続けて、全力を注ぎ続けようと思います」と笑顔を見せていた。また、新人男優賞に輝いた東出は、「光栄でうれしく思っています。池松くんをはじめ、年下の素晴らしい役者さんたちも脅威に感じていますし、競争の中で立ち続けていたい。自分自身に貪欲になって役者を続けていきたい」と気合十分。元日に女優の杏と入籍したばかりの東出は、MCを務めた笠井信輔アナウンサーから祝福を受けると、「ありがとうございます。(受賞について)『良かったね』と言ってました」と照れ笑いを浮かべ、「今はお互い仕事に邁進しているところなので、(幸せは)後で噛みしめることになるのかな」と近況を報告していた。○第88回『キネマ旬報ベスト・テン』受賞者一覧日本映画作品賞『そこのみにて光輝く』(呉美保監督)外国映画作品賞『ジャージー・ボーイズ』(クリント・イーストウッド監督)文化映画作品賞『鳥の道を越えて』(今井友樹監督)日本映画監督賞/読者選出日本映画監督賞呉美保監督(『そこのみにて光輝く』により)外国映画監督賞/読者選出外国映画監督賞クリント・イーストウッド監督(『ジャージー・ボーイズ』により)日本映画脚本賞高田亮(『そこのみにて光輝く』により)主演男優賞綾野剛(『そこのみにて光輝く』、『白ゆき姫殺人事件』により)主演女優賞安藤サクラ(『0.5ミリ』、『百円の恋』により)助演男優賞池松壮亮(『ぼくたちの家族』、『海を感じる時』、『紙の月』により)助演女優賞小林聡美(『紙の月』により)新人男優賞東出昌大(『寄生獣』、『クローズEXPLODE』、『アオハライド』ほかにより)新人女優賞門脇麦(『愛の渦』、『闇金ウシジマくん Part2』、『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』により)キネマ旬報読者賞細野晴臣(キネマ旬報連載『映画を聴きましょう』により)
2015年02月08日マキタスポーツと池松壮亮がW主演を務める映画『この世で俺/僕だけ』が1月31日(土)に公開を迎え、都内劇場でマキタさんと池松さん、月川翔監督の3人が舞台挨拶を行なった。サエない中年男と悪になりきれない不良高校生が偶然の出会いを経てある事件に巻き込まれ、やがて思うがままに暴走するに至るまでを描くエンタテインメント作品。「LOUIS VUITTON Journeys Awards 2009」で審査員を務めたウォン・カーウァイ、ソフィア・コッポラらから激賞された月川監督がメガホンをとり、異色の2人組のせめぎ合いを描き出す。マキタさんは撮影中の苦労を問われると「全然、なかったですね」とすました顔で答えたが、その後、すぐに「ありました。全編が苦労と言えば苦労でした」と訂正。「2年前の今頃の撮影で寒かったです。月川さんはモニターを見ながら『ククク』って意地悪な顔で笑ってた…」と恨み節も。劇中、何度も何度も池松さんに投げ飛ばされるシーンもある。月川監督は「マキタさんの必死な姿が見たくてイジメ抜いた」とドSな笑みを浮かべて充実感をにじませるが、マキタさんは「受け身をとりますけど、おじさんなので。この業界、労災とかないんでね…」とボヤいていた。池松さんは先日、発表された「第57回ブルーリボン賞」で助演男優賞を受賞した。司会者がこの件に言及し、客席からは祝福の拍手がわき起こったが、なぜかここでマキタさんが「ありがとうございます」と感謝。さらに司会者が池松さんに、マキタさんとの共演の感想を尋ねると、なぜかここでもマキタさんが「そうですねぇ…」と強引に割り込み、このマキタさんのハイテンションに池松さんは「マキタさん、今日すごいですね」と若干、引き気味…?改めて池松さんはマキタさんについて「普通の役者さんと向き合うより怖い。“生身”なので怖いです」とマキタさんと対峙して感じた普通とは違う“感覚”に言及する。本作は、一昨年に撮影され、2年を経てようやく公開を迎えたが、池松さんは「2年もかかったのは申し訳ない気もしています」と語りつつも、感慨深げ。「一昨年撮影した作品で公開されていないのがこれだけだったので、こうして公開されてひとつ、何かが終わった感じです。またここからもう1回、頑張ろうと思います」と晴れ晴れとした表情で語った。『この世で俺/僕だけ』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年02月02日映画『この世で俺/僕だけ』でW主演を果たしたマキタスポーツと池松壮亮が1月31日(土)に初日舞台挨拶を行ない、終了後には報道陣の取材に応じた。2人は映画で偶然の出会いを果たすサエない中年男とワルになりきれない不良高校生を演じており、この異色のコンビがひょんなことから事件に巻き込まれ、奔走、暴走するさまが描き出される。夜の上映回後の舞台挨拶ということで、挨拶開始時にはすでに時計の針は22時半を回っていたが、それでも若い女性を中心に多くの観客が劇場に詰めかけた。マキタさんも池松さんも上映中から客席の後ろで映画を鑑賞し観客の反応を確かめており、上映後に客席が明るくなると、紹介も何もないまま、ふらりと壇上へ上がり、終始、ゆる~い雰囲気のまま舞台挨拶は進行した。映画の中で、2人が赤ちゃんをあやすシーンがあり、男2人の意外にも上手なあやしぶりが印象的だが、マキタさんは4児の父であり、子育ては慣れたもの。「(赤ちゃんが)すごく可愛くて、ナイスアクト連発でした」とふり返り、池松さんは「マキタさんがあやしてる姿が良くて、もしカメラ持ってたら撮りたくなる感じでした」と語る。ちなみに、マキタさんは昨年12月半ばに、双子の男児を授かったばかり。元々、奥さんは「うる星やつら」が好きで、これまでも長女、次女の誕生の際に人気ヒロインと同じ“ラム”と名付けようとして、マキタさんが阻止したという経緯があったとのこと。「(赤ちゃんが)できるたびに『ラム、ラム』と話しかけて困る…」と苦笑するが、今回、男児ということでラムは消えたが「(男性キャラの)“あたる”と“面堂”と呼び始めたけど、それはない!面堂は名字だし!」と語り、どうやら、こちらの名前も何とか阻止したようだ。もうすぐバレンタインだが、どんな相手からチョコがほしいか?という質問に池松さんは「予想外の人からもらえたら嬉しいですね」と言いつつも「あんまりチョコは好きじゃないので…」と少し困ったように語り、すかさずマキタさんから「チョコのCM来るかもしれないから!」とたしなめられて「大好きです」と苦笑交じりに言い直す。また、チョコ以外の変わり種として、故郷(福岡県)の名物であり、好物だという「うどん」をバレンタインにプレゼントされたことがあると明かした。一方のマキタさんは「娘が長女は中学生で難しい年ごろで、(父親に向かって)『キモい!』とか言う域に入ってるので、娘からもらえるかですね」と年ごろの娘を持つ父親の表情を垣間見せた。池松さんは、昨年1年で『愛の渦』、『ぼくたちの家族』など数々の話題作に出演し、このほど発表された第57回ブルーリボン賞で「助演男優賞」に輝いたが「公開が重なって運が良かったと思います」と謙虚に語る。本作は一昨年に撮影され、2年を経てようやく公開を迎えホッとした表情。舞台挨拶の終わりで池松さんは「難しい作品ではないので、帰り道に思い出しながら『明日も頑張ろう』と思っていただければ」と呼びかけた。なお舞台挨拶終了後には、劇場の入口付近で池松さんの出待ちをする女性ファンの姿も多く見られ、改めてその人気と注目度の高さをうかがわせた。『この世で俺/僕だけ』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年02月01日池松壮亮と共演した主演映画『海を感じる時』で男女問わず大きな支持を集め、園子温監督の『TOKYO TRIBE』、大河ドラマ「軍師官兵衛」、斎藤工主演の「ダークスーツ」など、昨年、幅広い活躍を見せた市川由衣。このほど、2月27日(金)に発売される最新写真集「YUI」の中では、女性も憧れるパーフェクトボディを“解放”、セクシーな寝起きすっぴんも披露していることが分かった。本作は、女性カメラマン・HAL KUZUYAと男性カメラマン・細居幸次郎の2人の撮影による、異色の2部構成。女性目線でとらえた市川さんは、ため息の出るほど美しいバストにヒップライン、誰でも憧れてしまうようなパーフェクトな肢体と、女性らしいカーブを惜しげもなく披露する。また、男性目線による市川さんは、3泊4日の函館旅行というシチュエーションで撮影。雪降る街での彼女との旅。温泉、浴衣、下着に、すっぴん。2人で寒さを温めあって…と妄想が一人歩きする雪国デート“あるある”をこれでもかと具現化。思わず唸ってしまうような過去最高のセクシーカットが満載となっている。この写真集について、市川さんは「いままで沢山の写真集を出させていただきましたが、今回は初めて、男性女性両方のカメラマンさんの目線で、私の中に潜む(!?)“色香”を撮っていただきました(笑)」と、いたって朗らか。「その差異を楽しんでいただけたらと思います。そして今回は、恥ずかしいですが、まんまと寝起きドッキリにひっかかり、いくつか私のすっぴんのカット、酔っぱらいのカットもあります(笑)」と明かしてくれた。2月10日(火)には29歳の誕生日を迎え、3月7日(土)からは新作映画『迷宮カフェ』の公開を控える市川さん。「昨年は、『海を感じる時』という映画が公開されて、沢山の方に愛され、自分にとっても、とても大切な作品になりました。今回の写真集も、そんな作品になれば! と思っています。20代最後の“市川由衣の今”を、どうぞご覧ください」。市川由衣・最新写真集「YUI」は2月27日(金)より発売開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月30日フレンテの事業会社である湖池屋とポッカサッポロフード&ビバレッジは26日、両社がコラボレーションした、スープ味のポテトチップスを発売する。○コーンポタージュとクラムチャウダーの味わいを再現同商品は、ポッカサッポロフード&ビバレッジの「じっくりコトコト こんがりパン」カップ入りスープをイメージしたポテトチップス。「コイケヤポテトチップス コーンポタージュ味」は、濃厚で甘みのあるコーンの味わいをポテトチップスで再現。「コイケヤポテトチップス クラムチャウダー味」は、貝のうまみと風味豊かな味わいをポテトチップスで再現したという。全国・全チャンネル販売商品(50g・各オープン価格・店頭想定価格115円前後・税別)のほか、コーンポタージュ味にはコンビニエンスストア限定商品(65g・オープン価格・店頭想定価格140円前後・税別)も設定する。
2015年01月20日『そして父になる』『凶悪』で各映画賞を総ナメにし、独特な雰囲気を放ち俳優としても引っ張りだこのリリー・フランキー。そんな彼が日米合作の映画『シェル・コレクター』で主演を務めることが決定。主人公を演じ、寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛といった豪華キャストと共演するという。原作は、アメリカのアンソニー・ドーアの同名短編(「シェル・コレクター/貝を集める人」)。同名処女短編集で「O.ヘンリー賞」を始め、多くの賞を受賞したアンソニー・ドーア作品の初の映画化となる。本作の主人公は、“貝”の美しさと謎に魅了され、盲目ながら貝類学の世界で名を成し遂げたひとりの学者。彼は、妻、息子と離れ、沖縄の孤島で貝を蒐集しながらひっそりと静かな厭世的生活を送っていた。しかし学者の静謐な日々は、島に流れ着いた女・いづみが出現し、ひとつ屋根の下で暮らし始めたことから次第に狂い始める。ある日、いづみの患っていた奇病を偶然にも貝の毒で治したために、それを知った人々が貝毒による奇跡的な治療法を求めて次々と島に押し寄せるようになるのだが…。盲目の学者という難役を演じることとなるリリーさんは、「原作、脚本を読んで、かつ、坪田監督の前作『美代子阿佐ヶ谷気分』を観て、日本映画には珍しい絵画的なユニ ークな作品になると思い、出演を決めました。演じる主人公は盲目ですが、『見える=自由』『見えない=不自由』といった単純な図式では計れないものを、盲目の貝類学者を演じることで表現できればと思います。各世代の飛び抜けた共演陣の方々と一緒に、沖縄の自然の力を借りて撮影を楽しんでいます」とコメントを寄せている。そんな彼が「各世代の飛び抜けた共演陣」と語る、個性豊かなキャストたちの配役も発表。島に流れ着き、学者と同居生活を始める画家・いづみを『キャタピラー』でベルリン映画祭「最優秀女優賞」を受賞した寺島しのぶ。学者の息子・光役には、『愛の渦』『紙の月』の池松壮亮、いづみと同じ奇病に冒された島の有力者の娘・嶌子役には橋本愛。リリーさんを含め、常に“独特の雰囲気”と評される役者ばかりだが、どんなアンサンブルを見せてくれるのか気になるところだ。映画はオール沖縄ロケで2月上旬にクランクアップ予定、公開は東京・沖縄を皮切りに2016年より公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年01月19日1月14日(水)、「第38回日本アカデミー賞」の優秀賞が発表され、岡田准一(V6)が優秀主演男優賞(『永遠の0』)と優秀助演男優賞(『蜩ノ記』)をW受賞。最多受賞となったのは、吉永小百合・主演の映画『ふしぎな岬の物語』だった。また、新人俳優賞では福士蒼汰や池松壮亮らが受賞した。同賞は、2013年12月15日~2014年12月13日の間に、東京地区において有料で初公開された優秀な劇場用映画およびアニメーション作品を表彰したもの。授賞式の女性司会者は、前年の最優秀主演女優賞を獲得した女優が務めるのが恒例となっており、今年は昨年、『さよなら渓谷』で最優秀主演女優賞を受賞した真木よう子が司会を務めることで話題を呼んでいる。受賞結果を見てみると、昨年、映画にNHK大河ドラマにと大活躍だった岡田さんが勢いそのままに、優秀主演男優賞と優秀助演男優賞をダブル受賞。さらに、優秀主演女優賞に目を向けてみると、13部門で最多受賞となった『ふしぎな岬の物語』から吉永さんを始め、『紙の月』の宮沢りえ、『私の男』の二階堂ふみ、『0.5ミリ』の安藤サクラ、『そこのみにて光輝く』の池脇千鶴、『白ゆき姫殺人事件』の井上真央と絢爛豪華な顔ぶれが並ぶ。一方で、若手俳優が選出される新人俳優賞では、まさに“人気沸騰中”の福士蒼汰(『イン・ザ・ヒーロー』『神さまの言うとおり』『好きっていいなよ。』)、問題作として賛否を巻き起こした『渇き。』の小松菜奈、朝ドラから鳴り物入りでスクリーンに登場した能年玲奈(『ホットロード』)、独特な空気感で女性たちのハートを捉える池松壮亮(『紙の月』『愛の渦』『ぼくたちの家族』)など、こちらも2月27日に行われる授賞式当日は大きな注目を集めそうだ。【第38回日本アカデミー賞優秀賞/受賞結果一覧】<優秀作品賞>■『永遠の0』■『紙の月』■『小さいおうち』■『蜩ノ記(ひぐらしのき)』■『ふしぎな岬の物語』<優秀主演男優賞>■阿部寛:『ふしぎな岬の物語』■岡田准一:『永遠の0』■佐々木蔵之介:『超高速!参勤交代』■中井貴一:『柘榴坂の仇討』■役所広司:『蜩ノ記(ひぐらしのき)』<優秀主演女優賞>■安藤サクラ:『0.5ミリ』■池脇千鶴:『そこのみにて光輝く』■井上真央:『白ゆき姫殺人事件』■二階堂ふみ:『私の男』■宮沢りえ:『紙の月』■吉永小百合:『ふしぎな岬の物語』<優秀助演男優賞>■阿部寛:『柘榴坂の仇討』■伊藤英明:『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』■岡田准一:『蜩ノ記(ひぐらしのき)』■笑福亭鶴瓶:『ふしぎな岬の物語』■三浦春馬:『永遠の0』<優秀助演女優賞>■大島優子:『紙の月』■黒木華:『小さいおうち』■小林聡美:『紙の月』■竹内結子:『ふしぎな岬の物語』■富司純子:『舞妓はレディ』<優秀アニメーション作品賞>■『思い出のマーニー』■『ジョバンニの島』■『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』■『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』■『STAND BY ME ドラえもん』<優秀監督賞>■小泉堯史:『蜩ノ記(ひぐらしのき)』■成島出:『ふしぎな岬の物語』■本木克英:『超高速!参勤交代』■山崎貴:『永遠の0』■吉田大八:『紙の月』<優秀脚本賞>■加藤正人/安倍照雄:『ふしぎな岬の物語』■土橋章宏:『超高速!参勤交代』■早船歌江子:『紙の月』■山崎貴/林民夫:『永遠の0』■山田洋次/平松恵美子:『小さいおうち』<優秀外国作品賞>■『アナと雪の女王』■『インターステラー』■『ジャージー・ボーイズ』■『フューリー』■『GODZILLA ゴジラ』<新人俳優賞>■上白石萌音:『舞妓はレディ』■小松菜奈:『渇き。』■能年玲奈:『ホットロード』■池松壮亮:『紙の月』『愛の渦』『ぼくたちの家族』■登坂広臣:『ホットロード』■福士蒼汰:『イン・ザ・ヒーロー』『神さまの言うとおり』『好きっていいなよ。』(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日みなさんはもうご存知ですか?色白で中性的な顔立ち、ぼそぼそっとした喋り方、どこか影のある独特な雰囲気・・・それらを持ち合わせているのが、今ブームに火がつきつつある「もんやり男子」!これまで女子の熱い視線を集めていたのは、歴代ジュノンボーイに象徴されるような「完璧なイケメンくん」でした。しかし今、徐々に変化が・・・!今回は、「もんやり男子」の代表格を例に挙げながら、気になる彼らの実態を丸裸にしていきましょう。「ただのイケメンはもう見飽きた」なんて方がいたら必見!■1.フィギュアスケート界の王子!羽生結弦「ゆづ(=羽生選手の愛称)のことはジュニア時代から注目していたんだけど、その時は一曲滑り終わるたびに息切れして、折れちゃうんじゃなかってくらい細かった。今は可愛らしさは残しつつも逞しくなって・・・(中略)演技後のインタビューも好き。いつも自分を客観視して、冷静に演技を分析して堂々と話してる。でも無駄にかっこつけてないというか、素直さを忘れてないところがいい」(20歳/学生/女性)「演技中の凛とした雰囲気や真剣な眼差しと打って変わって、得点待ちのときの弾けた笑顔とプーさんのぬいぐるみを抱える姿・・・ギャップ萌えです!」(26歳/保育士/女性)「もんやり男子」の代表とも言える、ソチオリンピック金メダリストの羽生選手。筆者もジュニア時代から応援していますが、当時の印象は「色白で細くてちょっと頼りない感じ」。それが今、日本を代表するスケート選手へと大成長!氷上の華麗な舞いや力強いジャンプで観客を魅了した後に見せる、あどけない表情、プーさんと戯れる子供っぽさのアンバランス・・・あれがたまらんのだ!■2.体当たりの演技力に定評!俳優・池松壮亮「あからさまなイケメンって感じじゃないけど、芯の強さを感じさせる演技に引き込まれる。中性的な顔立ちなのに女優と絡んでるシーンは物凄い色気を放ってて、男としての強さも忘れてない感じが羨ましい」(22歳/美容師/男性)若手実力派俳優の一人・池松さん。照れ屋で口下手だという彼。バラエティでもちょくちょく見かけますが、言葉数少なく、どこか寂しそうな目をしているのが印象的な俳優さんです。しかし、映画『海を感じる時』や『愛の渦』で魅せた体当たりの演技で、その頼りなく静かなイメージは払拭されます。白い体に、ほどよく鍛えた上半身と無精ヒゲ・・・頭から離れません。■3.ミステリアスといえば!俳優・本郷奏多「険しい目つきと、ちょっと顔色悪そうなくらいの白さが好き(笑)子役の時はふわっとした雰囲気だったけど、今は鋭い役が多いよね。でもバラエティに出てるときはとっても物腰低くて好感持てます」(21歳/事務/女性)映画『GANTZ』の出演が記憶に新しい方もいるかもしれません。幼少からキッズモデルや子役として活躍していた彼ですが、最近大人の魅力がグッと増しましたね。彼も色白かつ中性的で綺麗な顔立ちをしていますが、過去の発言を見ていくとさらに「女子力高め」なことも判明!「甘いものが好き」「告白されたい方」なんだそう。あのミステリアスな雰囲気で甘えられたら・・・と考えただけで、胸キュンしちゃいます!■4.ザ・オシャレ番長!俳優・山﨑賢人「ドラマ『35歳の高校生』で謎の多い役どころを演じていたのがもうハマり役で・・・『ヘッドフォン=山﨑賢人』、みたいな。もさっとしたイケメンだから、wegoのモデルも納得でした!」(19歳/学生/女性)筆者も山﨑賢人と聞いてまず浮かぶのは、「ヘッドフォン」と「wego」です。演技力もさることながら、原宿系ファッションブランド・wegoの洋服も見事に着こなしていた彼。ニット帽やネルシャツ、パーカー、半端丈のパンツなど、彼の醸し出す独特な雰囲気が、いい意味で「ちょいダサ」のファッションを引き立てていました。もんやり男子だからこそ着こなせるスタイルにも今後注目が集まりそうです!■おわりに「もんやり男子」、いかがでしたか?全員に共通しているのは、「誰もが羨む完璧なイケメン」ではなく、「一見中性的で頼りない印象を受けるものの、個性的で芯が強い中に男らしさも垣間見える」という点でしょうか。今後まだまだブームが続くと思われますので、気になる方はチェックしてみては!?(成瀬いづみ/ハウコレ)
2015年01月01日映画『バンクーバーの朝日』が12月20日(土)に公開され、舞台挨拶に登壇した主演の妻夫木聡が、壇上で感極まって涙を見せた。戦前のカナダ・バンクーバーを舞台に、差別や貧しさの中で日本人社会の希望の星となった日系人野球チーム「バンクーバー朝日軍」の活躍を描き出す。この日は妻夫木さんに加え、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、高畑充希、佐藤浩市、石井裕也監督も登壇。上映直後の劇場の客席の間を通って妻夫木さんらが登壇すると会場は拍手と歓声に包まれた。妻夫木さんは「ようやくスタートです。昨日は眠れずに12時頃に監督とメールをしてました(笑)」と明かし、「全身全霊を尽くして、みんなで思いを込めて作った作品です」と力強く語った。朝日軍のエースを演じた亀梨さんも「この作品に参加させていただいたことを誇りに思います。同じ日本人としてこの映画を通じて歴史を感じ、『生きる』ということを感じていただければ」と呼びかける。妻夫木さんの父親役を演じた佐藤さんは「最初に話が来たとき、打って投げて走る気満々だったんですが…」とチームの一員として出演するものと思っていたそうだが、父親役ということで「そういうシーンは一切なく…」と残念そう。グラウンドで躍動する妻夫木さんらの姿を見て、体がうずくこともあったようで「フィールドの中でみんな、苦労していて、妻夫木さんが『もう1回お願いします!』と言ってたりして『なぜオレはあの中にいないんだ!』と思い、それだけは悔いが残ってます」と悔しそうだった。実際、野球未経験だった妻夫木さんは、硬球での、しかも当時の薄い革のグローブでのプレイで「中指にヒビが入った」ことも。しばらくプレイできなかったが「そのおかげで野球が好きだと気づけたのが最大の救いだった」とふり返る。亀梨さんはそんな妻夫木さんについて「背中で引っ張ってもらえた」と語る。「2人でのシーンもすごく印象的で、妻夫木さんの人柄を感じました。包容力がある」とそのリーダーシップへの惜しみない称賛と感謝の思いを口にした。「朝日軍」のメンバーが揃い、笑いに満ちた舞台挨拶だったが、最後に締めの挨拶のためにマイクを握った妻夫木さんは、胸の内の思いを語る中で感極まって言葉を詰まらせる。涙を見せまいと何度も後ろをふり返りながら「一生懸命頑張っている姿は、どんなに着飾っている姿よりもカッコいいと思います。観ていただいた方に少しでも希望を与えられたらと思っていました。いまの世の中、選択肢はいろいろあると思いますが、目の前にあることから逃げないでください!」と映画作りの過程と当時のバンクーバー朝日軍の面々の生き方を重ね合わせつつ、観客に向け、涙ながらにメッセージを送り、会場は温かい拍手に包まれた。『バンクーバーの朝日』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バンクーバーの朝日 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) 2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
2014年12月20日