主演・古田新太、共演・松坂桃李の映画『空白』の公開日が、9月23日(木・祝)に決定。合わせて追加キャスト、キービジュアル、特報映像が発表となった。本作は、第43 回日本アカデミー賞三冠を獲得した『新聞記者』や、現実の祖父母殺人事件にインスパイアされた『MOTHER マザー』、『ヤクザと家族』など、意欲的で挑戦的なテーマの作品を次々と生み出しているスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画し、『ヒメアノ〜ル』、『愛しのアイリーン』『BLUE/ブルー』など衝撃とともにその才能を見せつけた田恵輔がタッグを組み、現代の“罪”、“偽り”、そして“赦し”を映し出す田監督・オリジナル脚本で挑むヒューマンサスペンスだ。物語は、中学生の万引き未遂から始まる。中学生の少女がスーパーで万引きしようとしたところを店長に見つかり、追いかけられた末に車に轢かれて死亡してしまった。娘のことなど無関心だった少女の父親は、せめて彼女の無実を証明しようと、店長を激しく追及するうちに、その姿も言動も恐るべきモンスターと化していく。劇団☆新感線の看板役者である古田が、観る者の心臓をあわだてる悪夢のような父親・添田充役を担当。本作は古田にとって、7年ぶりの主演作となる。さらに、土下座しても泣いても決して許されず、人生を握りつぶされていくスーパーの店長・青柳直人に、『新聞記者』でアカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた松坂。本作が初共演となる古田と松坂の息もつかせない圧巻の競演に期待してほしい。さらにこの度、田畑智子、藤原季節、趣里、伊東蒼、片岡礼子、そして寺島しのぶの出演が決定。『さんかく』以来の田組参加となる田畑は古田演じる充の元妻・松本翔子、注目の若手株・藤原は漁師である充の弟子・野木龍馬、趣里は充の娘・花音の中学校の担任教師・今井若菜、伊東は充の娘・花音、片岡は花音をはねた女性ドライバーの母・中山緑、寺島は松坂演じる青柳が店長を務めるスーパーアオヤギのパート店員・草加部麻子を演じる。実力派から、新しい才能が眩しい若手まで、多面的な輝きで魅了する共演者が揃った。また、キービジュアルと特報も合わせて公開に。キービジュアルには、「父、暴走。」のコピーと古田の顔が全面に映し出されたビジュアル、視線が何かを物語っている松坂の横顔が映し出され、追う者と追われる者のインパクトあるビジュアルとなっている。さらに、チラシは、古田と松坂の顔が両面見開きとなり、中面は伊東演じる充の娘・花音の後ろ姿と、「はじまりは、娘の万引き未遂だったー。」の文字で構成された印象的なチラシとなった。さらに特報は、中学生の花音を、スーパーアオヤギの店長・青柳が自動ドアをすり抜け全速力で追いかけるシーンから始まる。追いつかれそうになった瞬間に車道に飛び出す花音、驚き唖然とする青柳。そして霊安室で娘の死に慟哭する父・充。「娘を失った父はモンスターになる」というナレーションとともに、充の暴走が始まる。青柳の胸ぐらを掴み、怒鳴り、罵倒し、後を追いかけ空き缶を投げつけ追い詰める充。泣いても土下座しても逃げられない。ラストは、汽笛音、白波、かもめが物語の広がりを予感させ、「のみこまれるか、のみこむか」のコピーに花音の制服の後姿が印象的だ。娘を思う父親の暴走の先には何が待ち受けているのか。映画『空白』が9月23日(木・祝)に公開となる。映画『空白』特報映像映画『空白』9月23日(木・祝)より公開
2021年04月27日先日、上演決定が発表されたミュ ージカル『衛生』のチラシビジュアル、W主演を務める古田新太・尾上右近による映像コメント、30秒のCM映像が公開された。本作は、古田と脚本・演出を手がける福原充則による「汚いミュージカルをやろう」という構想から始まったミュージカル。 W主演を務める古田と尾上演じる親子が汲み取り業者・諸星衛生を「利益を出すためなら殺人もいとわない」という方針で経営し、のし上がっていく様を描く。登場人物が全員悪者=「善人不在」という欲望にまみれているが、彼らが行う悪行の限りを見るうちにかえって清々しい気持ちを味わえる異色の物語だ。今回公開されたチラシビジュアルは悪者たちが一堂に会し「善人不在。」という言葉通りの表情を見せている。主演の古田と尾上のほか、共演には元宝塚歌劇団雪組トップ娘役の咲妃みゆ、近年つかこうへい作品などで俳優としても注目を集めるNONSTYLEの石田明、映画・ドラマ・舞台と、活躍の場を広げ続けるともさかりえ、福原作品『その夜明け、嘘。』『俺節』に出演した六角精児らが「“汚い”ミュージカル」の住人として参加。音楽を「いきものがかり」の水野良樹と益田トッシュが手がけ、透明感のある旋律が悪行を積み重ねる家族の横暴ぶりを彩る。本日4月19日(月) 12:00〜25(日) 23:59までオフィシャルホームページにて先行予約を受付中。ぜひ善人不在の世界一“汚い”ミュージカル『衛生』に期待してほしい。ミュージカル『衛生』 古田新太・尾上右近(W主演)映像コメント&CM映像【公演概要】ミュージカル『衛生』リズム&バキューム東京公演:2021年7月9日(金)〜25日(日)TBS赤坂 ACTシアター大阪公演:2021年7月30日(金)〜8月1日(日)オリックス劇場福岡公演:2021年8月9日(月)〜11日(水)久留米シティプラザ脚本・演出:福原充則 / 音楽:水野良樹(いきものがかり)、益田トッシュ出演:古田新太、尾上右近、咲妃みゆ、石田明(NON STYLE) 、村上航、佐藤真弓、ともさかりえ、六角精児オフィシャルホームページ先行:4月19(月) 12:00〜4月25日(日) 23:59詳細:
2021年04月19日Yellow/新感線『月影花之丞大逆転』の取材会が21日に都内で行われ、いのうえひでのり(演出)、古田新太が登場した。同作は劇団☆新感線の41周年春公演。2003年に上演された『花の紅天狗』(初演・1996年)のスピンオフ作品として、爆発的なテンションの月影花之丞(木野花)が再び登場し笑たっぷりの作品を届ける。コロナ禍で座組みもタイトに、古田新太、阿部サダヲ、浜中文一、西野七瀬、河野まさと、村木よし子、山本カナコ、中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、木野花といった役者陣が揃った。もともと予定していた本公演は100人規模のキャスト・スタッフが動くことになるため、企画を練り直すことに。「できるだけタイトに、少人数のカンパニーで、なおかつ笑える面白いものができないかと、急遽立ち上げた」という。木野が演じる月影花之丞が活躍することになるが、古田は「マヤ的な人と亜弓さん的な人は出てきません。月影先生は『ガラかめ』でいうところの最大のスパイス、カレーにおけるクミン。ただ、今回クミンしか出てこない!」と訴える。木野については、2人とも「段取り芝居がとりあえず苦手」(いのうえ)、「袖にはけるとホッとするタイプの人なんですよ」(古田)と苦笑し、古田は「『は〜』って言ってるけど、袖から出なきゃいけない。それで俺が肩持って連れて行くと『どこへ連れて行くの~!』『今から出番だ馬鹿野郎!』って」と振り返る。一方で、いのうえは「異常なテンションはもう演劇界随一だと思うんで、木野さんの輝きを最大限に出せるように」と信頼も寄せた。久しぶりに阿部と共演することになる古田は「サダヲがもう全然売れてない頃からの付き合いで、その頃から下北界隈じゃ『ショーストッパー』と言われてた。全然売れてない時から、何にもしないでも客の目を引く。一緒にやっててすごく楽しいです。もっとも信頼する後輩の一人なので」と評価する。また、パロディネタについては、いのうえが「劇団がお芝居の稽古をしていきながら物語が進行して行くので、パロディを入れやすい。どういうパロディが入るかはお楽しみ」と期待を煽るが、古田は「中島(かずき)さん、いのうえさんを筆頭として、うちの劇団みんな60代50代なんですよ。パロディが古い! 20代にはわからないパロディの目白押しです」とツッコミ。いのうえは「公演が始まる前には、うっすらと『こういうのをやりますよ』と匂わせる」と笑わせた。古田は「劇団員は、歌のあるおポンチしかやりたくないんですよ。"いのうえ歌舞伎"に出たいと思ってる劇団員は1人もいないので、面白に対しては全力でぶつかって行くと思う」と予想。「演劇界で"面白"が得意な大気団、ナイロン100℃だったり大人計画だったり新感線だったりが、公演中止になった。そこから少しでも明るい気持ちになっていただきたいなという気持ちで演劇界全体がやっている」と真摯に語りつつ、「ただナイロンとか大人みたいなちょっといい話で面白い、じゃなくて、全然よくない話なので、『ああ、楽しかった。で、なんだっけ?』と言えるようなお話を作れたらいいなと思っています」と希望した。
2020年12月21日Yellow/新感線『月影花之丞大逆転』の取材会が21日に都内で行われ、いのうえひでのり(演出)、古田新太が登場した。同作は劇団☆新感線の41周年春公演。2003年に上演された『花の紅天狗』(初演・1996年)のスピンオフ作品として、爆発的なテンションの月影花之丞(木野花)が再び登場し笑たっぷりの作品を届ける。コロナ禍で座組みもタイトに、古田新太、阿部サダヲ、浜中文一、西野七瀬、河野まさと、村木よし子、山本カナコ、中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、木野花といった役者陣が揃った。同公演について「楽しみはいっぱいありますよ。阿部と久しぶりだなとか、木野さんを守ってあげなきゃとか、文ちゃんとはやっとできるなとか」と心境を表す古田。しかし「最初に言っておきたい。マヤ的な人と亜弓さん的な人は出てきません。絶対『ガラスの仮面』のパロディシリーズだと思うじゃない!? 中島(かずき)さんもいのうえさんも、月影先生第一に考えてるから」と苦笑する。「メインはマヤであり、それに対抗する亜弓さんがいるから『ガラスの仮面』なのであって、月影先生は『ガラかめ』でいうところの最大のスパイス、カレーにおけるクミン。ただ、今回クミンしか出てこない! ということを大前提に考えていただけて見に来ていただければ」とアピールした。また、古田は浜中について「前にやってた舞台で、あんなに綺麗な顔をしているのに平気で下品なことをやっていた」と期待を寄せる。「僕は関ジャニ∞と一緒に番組をやっていて、文ちゃんは彼らの直の後輩になる。横山(裕)とか大倉(忠義)とかにリサーチしてみたら『あいつはいいやつで、何でもやりますよ』と。そいつは楽しみだと思って」と明かし、さらに「こないだまで河原(雅彦)と一緒だったんで聞いたら『達者、達者』と言ってた。観に行った時に1回挨拶してて、『なんかできたらいいね』と上の空のことを言ってたんだけど、今回こういう機会があって、非常に楽しみにしています」と語った。今回初出演となる若手2人について、いのうえは「七瀬さんの役割は、話のキーワードになっているところもあり、『圧倒的にかわいい』という、彼女が本来持っている輝きみたいなものが、お客さんにも説得力をもって伝わるようにしたいと思うし、その魅力が出るように頑張りたいと思います」とプランを示す。一方、「文ちゃんにはとりあえず切れ味の良い、変態っぷりを」とまた別の方向で、「やっぱおかしいんですよ、彼。綺麗な顔しているけど。その微妙なズレがきちんとお客さんに伝わるようになれば面白い」と意図を表した。古田は「西野ちゃんがかわいけりゃ、後半は持つ。文ちゃんが頑張れば、ストーリー的に持つ。あとは俺と阿部に任せろ、咲かすから。そして俺と阿部で木野さんを支える。松葉杖になるから。若手の2人には、なるべく稽古場で『てめーらが輝くことを考えて』と言うことくらいしかアドバイスできないだろうな」としみじみ。コロナ禍で稽古後の飲食も禁止となっているため「本当は、終わってから『あそこはああして』とかできた方が楽しい、いい稽古場になる。でも、このご時世なので、なるべく稽古場でガタガタ言おうかなと。阿部は後輩の面倒見ないので」と意気込んだ。
2020年12月21日KERA×古田新太企画のレギュラーメンバーが結集し、本多劇場でCUBE produce『PRE AFTER CORONA SHOW』の公開ゲネプロを実施する。新型コロナウイルスの影響により、日本の演劇は上演が軒並みストップになり、劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が手掛ける予定であった作品も中止を余儀なくされた。そんなコロナ禍の中でも、KERA は新しい試みとしてCUBE produce『PRE AFTER CORONA SHOW』を実施する。2007年から2016年の間に、 ケラリーノ・サンドロヴィッチと俳優・古田新太のタッグで上演してきた舞台のレギュラーメンバーが集結。劇場でのリーディングアクト『プラン変更~名探偵アラータ探偵、最後から7、8番目の冒険~』の無観客上演生配信と、 コント映像作品『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』配信という2つのコンテンツで構成された『PRE AFTER CORONA SHOW』に挑む。リーディングアクト『プラン変更~名探偵アラータ探偵、最後から7、8 番目の冒険~』は、7月12日に無観客生配信の形で本公演上演するとともに、 前日の7月11日に、 下北沢本多劇場にて一般観客を入れた形での公開ゲネプロを実施。上演前には『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』を、 配信開始に先駆け先行上映される。ゲネプロ中は舞台上のソーシャルディスタンスにも配慮し、「多彩な動きがありつつも俳優同士が常に距離を保ちながら進行するリーディング」というこの時代ならではの演出的工夫を取り入れた上演形式で行うとのことだ。CUBE produce『PRE AFTER CORONA SHOW』【配信舞台上演作品】●CUBE produce PRE AFTER CORONA SHOW presents リーディングアクト『プラン変更~名探偵アラータ探偵、最後から7、8 番目の冒険~』作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演:古田新太・大倉孝二・入江雅人・八十田勇一・犬山イヌコ・山西惇 / 奥菜恵配信映像作品●『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』脚本・構成・総合演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ共同脚本:ブルー&スカイ・他出演:古田新太・大倉孝二・入江雅人・八十田勇一・犬山イヌコ・山西惇 / 他【公演&配信日程詳細】<公開ゲネプロ> (配信無し)日時:2020 年 7月11日(土)15:30開場16:00〜17:40/『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』上映17:40〜18:00/休憩18:00〜/CUBE producePRE AFTER CORONA SHOW presentsリーディングアクト『プラン変更~名探偵アラータ探偵、最後から7、8 番目の冒険~』上演劇場:下北沢本多劇場料金:12,000円(上映・上演込み、 特製 T シャツ・缶バッヂ付)チケットスケジュール:7月1日(水)正午より cubit club 会員(キューブ無料メルマガ会員)先行受付スタート7月7日(火)チケットぴあ先行予約7月8日(水)より一般発売開始(チケットぴあのみ)チケット購入&詳細→ < 無観客生配信 本公演 >CUBE producePRE AFTER CORONA SHOW presentsリーディングアクト『プラン変更~名探偵アラータ探偵、最後から7、8 番目の冒険~』上演日時:2020 年 7 月 12 日(日)15:00 開演PIA LIVE STREAMより配信料金:3,500円7月19日(日)までアーカイブ販売有7月2日(木)10 時よりチケットぴあにて視聴券販売開始視聴券購入&詳細→ <コント映像作品 配信>『 PRE AFTER CORONA SHOW The Movie 』日時:2020年7月12日(日)17:00配信スタートPIA LIVE STREAMより配信料金:2,500円7月19日(日)までアーカイブ販売有7月2日(木)10時よりチケットぴあにて視聴券販売開始視聴券購入&詳細→ 公演についての詳細→キューブオフィシャルサイト: <ケラリーノ・サンドロヴィッチコメント>(1)少々長いコメントになりますので興味ある方にだけお読み頂ければ。新型コロナウィルスがあれして中止になった『欲望のみ』。 古田新太を座長としたチームに新たなメンバーを加え、 2007 年~2016 年に同チームで上演した「ナンセンス三部作」とは異なるタイプのコメディを創ろうとした公演でした。4 月下旬に中止が申し渡され、 自粛で悶々としていた私は、 このチームで「公演の代わりの何か」ができないものかと画策しましたが、 コロナ渦の制約の中、 頭に浮かぶ案はどれもこれも、 時間と労力を費やしてまで実行しようと思えるものではありませんでしたし、 それ以前に、 自分の仕事ではないように感じました。 周囲の演劇人達が早々に発信を連打した様々な試み、 すなわちリモートを使った演劇。 しかしそれを私が試みたところで、 面白いと思えるモノが創れるとは思えなかったのです。 それらは演劇のようでいて、 決して演劇ではない。 「演劇のようなもの」です。 「演劇のようなもの」は「演劇のよう」でありながら、 私が感じている「演劇の魅力」を何ひとつ擁しない。この度「PRE AFTER CORONA SHOW」の旗印の下にお届けする 2 つの作品も「演劇のようなもの」でしかなく、「演劇」と較べられちゃあたまらないのですが、「演劇」ができない時期、「何もしない」という選択肢もある中で、 これならやってもよいのではないだろうかと思えた企画であります。 やってみました。 我々が 2020 年の春~夏にどんな風に足掻いていたかの記録でもあります。(2)映像作品『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』は、 ザックリ言うと「コント集」です。 どう反応して良いのか戸惑わせるようなスケッチも混じってますが、 これもコントなのです。 私が書いたコントと盟友ブルー&スカイが書いたコント、 それから太田毅くんと飯田ゆかりさんの書いたコント一本ずつ(別役実氏編纂のコント本に収録)を私が脚色したもの、 そして、 大倉孝二とブルー&スカイのユニット、 ジョンソン&ジャクソンが、 やはり中止になってしまった彼ら の公演に於いて上演するはずだったコント(大倉が脚本提供クレジットに名を連ねているのはこの為です)。 注目の若手ナンセンス劇団「地蔵中毒」主宰の大谷皿屋敷くんにも参加してもらうはずだったのですが、 ある大人の事情で叶わず、 彼の既製台本から二言だけ台詞を使わせてもらってます、 記念に。コント達は、 劇場で収録したり、 ロケで映画やドラマのように撮影したり。 全 6 日間の強行撮影でしたが、 まさに制約だらけの中、 ゲスト出演者含め 20 名近いキャストとスタッフの皆様の尽力のお陰でヘンテコなモノが出来あがりました。 アニメは上田大樹くん、 音楽は鈴木光介くんと、 いつものメンバーが集結してくれました。 上映時間は約 100 分であります。(3)『プラン変更~名探偵アラータ探偵最後から 7、 8 番目の冒険~』は所謂リーディング公演。 6 月 29 日現在、 台本を書き始めたばかりでどんな作品になるか、 まだわかりませんが、 リーディングという形態を逆手にとってくだらなくできまいかなぁ、 と。 サブタイトル通り、 変質者であり多重人格者でもある探偵アラータが、 助手のアルジャーノンと共に、 事件かどうかすらも曖昧な事件を解決するナンセンス・コメディ。 つまりお馴染みのやつです。 ナンセンス三部作の第四弾。 新しいコメディに挑もうとした『欲望のみ』に代わる公演が、 結局いつものやつになっちゃうというのも皮肉ですが、 おかげでまたあのキャラクター達に会えるのは、 書き手にとっても大きな悦びであります。台本書き始めて数回の稽古を経て初日まで、 二週間しかないので、 40 分~60 分ぐらいの小さな作品になると予想します。 『The Movie』の方もそうですが、 はるか昔に書いた自作にネタを探ったり、 中学時代に私をナンセンスの世界に誘い導いてくれて、 健康~ナイロン初期に散々マネしたモンティパイソンの模倣も久々にしていることも白状しておきましょう。 今我々がやるとこんな風になります。ともかく、 安全第一、 くだらなさ第二に、 楽しんで作ろうと思います。赤字必至の試みなので、 お気に召したら口コミ、 SNS 等でワーワー騒いでくれろ。 以上、 よろしくお願い。2020 年 6 月末ケラリーノ ・サンドロヴィッチ
2020年06月30日作・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)と古田新太による壮大な悪だくみ企画が、今夏またも演劇界を揺るがせそうだ。2007年の『犯さん哉』から始まったナンセンス3部作に続き、新作『欲望のみ』で見せるのは、イヤ~な感じのブラックコメディ。【チケット情報はこちら】もともとナンセンスは大好物なKERAと古田。だがナンセンスをやるには、「たゆまない努力が必要(笑)」とふたりは声をそろえる。そこで“演劇的なコメディ”に立ち返ることになってみたもののも、KERAは「昨今の状況に身を晒されていると、緻密によく出来たコメディをつくっている場合でもないなって気持ちになっちゃうんですよね。世の中が非常にでたらめだから」と明かし、「2006年にやった『噂の男』みたいな作品になるかも」と現段階での構想を語る。それを聞いた古田は、「(池田)成志さんは『噂の男』みたいな露悪な芝居が嫌いなんです」と続け、「逆にオイラは成志さんが嫌がる芝居が大好き」と笑う。硬軟どんな芝居もお手のものの古田だが、「劇団は押し芸なんですけど、やっぱりオイラは引き芸が好き。そういう意味で、KERAさんとやる時はホッとするんですよね」と、KERAへの信頼の強さをうかがわせる。一方のKERAも、「やっぱり古ちん(=古田)にしかないものってありますからね。この身体性というか、それは動けるという意味だけではなく、野蛮な感じっていうのかな(笑)。古ちんと定期的に一緒にやることで、演劇ってのは何でもアリなんだということを再確認できる」と語り、KERAにとって古田が、ものづくりにおける指針のような存在だということがわかる。キャストには大倉孝二や犬山イヌコ、山西惇といった3部作に引き続きのメンツから、小池栄子や秋山菜津子など幅広い顔ぶれがそろう。古田は「この企画は大倉が生き生きしているのが嬉しい」とニヤリ。またKERAは秋山に関して、「彼女は高校の演劇部の後輩でして、もともと僕が小劇場に連れてきたようなものですけど、松尾(スズキ)さんが『キレイ』(2000年)で彼女のベスト・プレイを引き出しちゃって。正直ずっと悔しくて。最近はキツめの高圧的なキャラを求められることも多いようだし、またそれとは別の面も見せられたらいいなと思っているんですよね」と抱負を語る。近年は舞台の創作においても、「意地悪しちゃダメっていう風潮がある」と古田。だがKERAは「つくるものに関してはフィクションなんだから、文句言われたくない」と言い放つ。その刺激的な舞台で、またも観客を大いに驚かせてくれるはずだ。チケットぴあでは3月29日(日)までプレリザーブ受付中。取材・文:野上瑠美子
2020年03月26日映画『空白』が、2021年9月23日(木・祝)に公開。古田新太と松坂桃李が実写映画初共演となる。「全員被害者・全員加害者」のサスペンス・ヒューマンドラマ映画『空白』は、現代の罪と偽り、そして赦しを映し出すサスペンス・ヒューマンドラマ。ある死亡事故から現代社会の“空白”を映し出し、登場人物たちが愛と憎しみの果てに「全員被害者・全員加害者」の様相を呈していく物語を描く。この物語が浮き彫りにするのは、現代における人と人のつながりや家族の絆、そしてメディアの正体。何が本当なのか?誰が正義なのか?など思わぬ方向に感情が増幅してしまう危険性をはらむ現代社会を映し出していく。映画『空白』あらすじ全てのはじまりは、よくあるティーンの万引き未遂事件。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生、彼女は国道に出た途端、乗用車とトラックに轢かれ死亡してしまった。女子中学生の父親は「娘が万引きをするわけがない」と信じ、疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく。真相はどこにあるのかー?少女の母親、学校の担任や父親の職場も巻き込んで、この事件に関わる人々の疑念を増幅させ、事態は思いもよらない結末へと展開することにー。登場人物/キャスト様々な想いや誤解に右往左往する登場人物たちをチェック。映画『一度死んでみた』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の出演をはじめ、今回7年ぶりに主演を務める古田新太、そして『耳をすませば』『孤狼の血 LEVEL2』の公開を控える松坂桃李による、高い演技力にも注目だ。添田充(古田新太)主人公の添田充は、万引き未遂で逃げてしまった果てに交通事故で亡くなった少女の父親。娘の死の真相を追い求めるあまり、やがてモンスター化していき…。古田は主役を演じることについて「いつもふざけてばかりのおいらですが、ちょっと頑張って哀しいお父さんを演じられたらなと思います。社会の何かおかしいなというようなものの話のタネになるような作品になれば。桃李とは“パディントン”と“お父さん”なので、何の問題もありません」と語った。青柳直人(松坂桃李)青柳直人は、古田新太演じる添田充とその娘の親子が住む近所のスーパーの店長。事故のきっかけを作った人物として、物語の鍵を握る。演じる松坂は映画内容に関して、「タイトル通りの作品です。シンプルではありますが様々な解釈ができる、そんな映画になる気がします。」とコメントを残している。また二人の脇を固めるキャストは以下の通り。フレッシュな顔ぶれから、実力派俳優まで多彩なキャストが集う。・充(古田新太)の元妻の松本翔子役…田畑智子・漁師である充の弟子・野木龍馬…藤原季節・充の娘役の花音役…伊東蒼・花音の中学校の担任教師・今井若菜役…趣里・花音をはねた女性ドライバーの母・中山緑役…片岡礼子・青柳直人(松坂桃李)が店長を務めるスーパーアオヤギのパート店員・草加部麻子役…寺島しのぶ『宮本から君へ』河村光庸が企画、吉田恵輔が監督・脚本企画プロデュースは『あゝ、荒野』『新聞記者』『宮本から君へ』など話題作を世に送り出してきたスターサンズ・河村光庸が担当。監督・脚本は『ヒメアノ〜ル』『犬猿』『愛しのアイリーン』で、その才能を世に知らしめた吉田恵輔が務める。一見沈鬱に見える題材をシニカルでブラックユーモアを交えた視点で描く、吉田の演出にも注目したい。【詳細】映画『空白』公開日:2021年9月23日(木・祝)出演:古田新太、松坂桃李、田畑智子、藤原季節、趣里、伊東蒼、片岡礼子、寺島しのぶ監督・脚本:吉田恵輔企画:河村光庸制作プロダクション:スターサンズ
2020年03月08日『ヒメアノ~ル』や『犬猿』、『愛しのアイリーン』でその才能を見せつけた吉田恵輔が監督・オリジナル脚本で挑む『空白』の製作が決定。併せて、キャストの古田新太、松坂桃李と監督のコメントが解禁となった。■ストーリー全てのはじまりは、よくあるティーンの万引き未遂事件。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生、彼女は国道に出た途端、乗用車とトラックに轢かれ死亡してしまった。女子中学生の父親は「娘が万引きをするわけがない」と信じ、疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく。真相はどこにあるのか――?少女の母親、学校の担任や父親の職場も巻き込んで、この事件に関わる人々の疑念を増幅させ、事態は思いもよらない結末へと展開することに…。■吉田恵輔オリジナル脚本、「全員被害者・全員加害者」の物語本作は、ある死亡事故から現代社会の“空白”を映し出す「全員被害者・全員加害者」の物語。現代における人と人のつながりや家族の絆、そしてメディアの正体を浮き彫りにし、「何が本当なのか」「誰が正義なのか」など、思わぬ方向に感情が増幅してしまう危険性をはらむ現代社会を映し出していく。監督・脚本を務めるのは、『ヒメアノ~ル』や『犬猿』、『愛しのアイリーン』でその才能を見せつけた吉田恵輔。本作では、現代の「罪」と「偽り」、そして「赦し」を映し出すサスペンス・ヒューマンドラマを描く。主演を務めるのは、劇団☆新感線で劇団の看板役者として、更には「俺のスカート、どこ行った?」で女装家の教師役を演じて話題となった古田新太。6年ぶりの映画主演となる本作では、交通事故で死亡した女子中学生の父親で、真相を探るため関係者に様々な圧力をかける漁師の添田充を演じる。共演には、『不能犯』や『娼年』、『居眠り磐音』、『新聞記者』と話題作で主演を務めた松坂桃李。古田さんと実写映画初共演となる本作では、女子中学生が死亡したきっかけを作ったスーパーの店長・青柳直人を演じる。本作は、愛知県蒲郡市を中心に全編オールロケを敢行し、3月下旬よりクランクイン、4月中旬クランクアップ予定。一見沈鬱に見える題材をシニカルでブラックユーモアを交えた視点で描く吉田監督の演出と、様々な想いや誤解に右往左往するキャストたちの熟達した演技の競演も見どころだ。■出演キャスト・監督コメント古田新太(添田充役)いつもふざけてばかりのおいらですが、ちょっと頑張って哀しいお父さんを演じられたらなと思います。社会の何かおかしいなというようなものの話のタネになるような作品になれば。桃李とは“パディントン”と“お父さん”なので、何の問題もありません。松坂桃李(青柳直人役)タイトル通りの作品です。シンプルではありますが様々な解釈ができる、そんな映画になる気がします。撮り終えた時に「空白」という作品が自分にとってどんな答えをもたらす映画になるのか、それを問いかけながら撮影に臨みたいと思います。主演の古田新太さんとは実写では初共演になります。どんな作品においても圧倒的な存在感があり直球でも変化球でも受け止めて下さる方という印象です。そんな古田さんと今回、どんなキャッチボールができるのか楽しみでもあり、怖くもあります。自然と湧き起こる繊細な感情を丁寧に演じていきたいと思います。吉田恵輔(監督・脚本)最近のゴシップニュースはまるで魔女狩りかと思わせる。人の不幸で飯を食い、ストレス発散で悪意のコメント。本当腐っている……と言いつつ自分自身も、それを楽しんでいる気もする。所詮、他人事みたいな想像力の無さがそうさせているのだろう。無感情、無関心の空白な世界。偉そうに世直しするつもりはない。皆様と一緒に少しだけ想像するきっかけになる作品を作れたら幸いです。素晴らしいキャスト、スタッフと共に空白な世界に何か色をつけれるよう努力します『空白』は2021年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年03月05日俳優の古田新太が、映画『空白』(2021年公開)の主演を務めることが5日、明らかになった。松坂桃李が共演する。同作は吉田恵輔監督によるオリジナル作。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生が、乗用車とトラックに轢かれ死亡してしまい、父親は「娘が万引きをするわけがない」と信じて疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく。『あゝ、荒野』『新聞記者』『宮本から君へ』など、話題作を世に送り出すスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画し、『ヒメアノ〜ル』『犬猿』『愛しのアイリーン』で才能を見せつけた吉田が監督・オリジナル脚本で挑む同作。愛知県蒲郡市を中心に全編オールロケを敢行、3月に撮影がスタート、4月中旬のクランクアップを予定している。現代における人と人のつながりや家族の絆、そしてメディアの正体を浮き彫りにし、何が本当なのか? 誰が正義なのか? など、思わぬ方向に感情が増幅してしまう危険性をはらむ現代社会を映し出していく。登場人物たちが愛と憎しみの果てに「全員被害者・全員加害者」の様相を呈す、サスペンス・ヒューマンドラマとなっている。主演の古田が演じるのは、交通事故で死亡した女子中学生の父親で、真相を探るため関係者に様々な圧力をかける漁師の添田充。一方松坂は、女子中学生が死亡したきっかけを作ったスーパーの店長・青柳直人を演じる。2人は、実写映画初共演となる。○古田新太 コメントいつもふざけてばかりのおいらですが、ちょっと頑張って哀しいお父さんを演じられたらなと思います。社会の何かおかしいなというようなものの話のタネになるような作品になれば。桃李とは“パディントン”と“お父さん”なので、何の問題もありません。○松坂桃李 コメントタイトル通りの作品です。シンプルではありますが様々な解釈ができる、そんな映画になる気がします。撮り終えた時に「空白」という作品が自分にとってどんな答えをもたらす映画になるのか、それを問いかけながら撮影に臨みたいと思います。主演の古田新太さんとは実写では初共演になります。どんな作品においても圧倒的な存在感があり直球でも変化球でも受け止めて下さる方という印象です。そんな古田さんと今回、どんなキャッチボールができるのか楽しみでもあり、怖くもあります。自然と湧き起こる繊細な感情を丁寧に演じていきたいと思います。○監督・脚本:吉田恵輔 コメント最近のゴシップニュースはまるで魔女狩りかと思わせる。人の不幸で飯を食い、ストレス発散で悪意のコメント。本当腐っている……と言いつつ自分自身も、それを楽しんでいる気もする。所詮、他人事みたいな想像力の無さがそうさせているのだろう。無感情、無関心の空白な世界。偉そうに世直しするつもりはない。皆様と一緒に少しだけ想像するきっかけになる作品を作れたら幸いです。素晴らしいキャスト、スタッフと共に空白な世界に何か色をつけれるよう努力します
2020年03月05日ドラマ『Iターン』にて、古田新太さんとW主演を務めるムロツヨシさんにお話を聞きました。「古田さん演じる岩切組長とここから新しい関係性が築かれます」ムロツヨシさんと古田新太さんという多芸多才な俳優ふたりのW主演が話題のドラマ『Iターン』。ムロさん演じる広告代理店勤務の狛江が、閉鎖目前の弱小地方支店に転勤となる。しかし赴任早々、多額の借金を背負ってしまった上、古田さん演じるヤクザの組長の舎弟を務める羽目になり…。サラリーマンとヤクザの二重生活を強いられることになった男の、ハードな日々を笑いを交えて描いた作品だ。「僕がまだバイト漬けの日々だった頃に観た舞台に野田秀樹さんの『キル』という作品があって、その芝居に爆笑して、いつかあんなふうになりたい、共演したいと思っていたのが古田さんだったんです。その人といまW主演させていただけている状況が、本当にありがたいです」その古田さんから、以前に舞台で自分が殴られるところを見て、「普通は痛々しいのにムロの場合は笑える、これはひとつの才能だって褒められたことがある」という。それで今回は自ら監督に、1話に1回は古田さんに殴られるシーンを作ってください、とお願いしたのだそう。「古田さんほど人の芝居に合わせようとしてくれる方って、なかなかいないと思うんです。僕が何かを思いついてやると、すぐ理解して合わせてくれるし、いくつかのパターンのうち、どの芝居が面白いかを迷って相談すると、即答で返してくれる。どうしたら面白くなるかをしっかり考えていらっしゃる方だから、自分も迷ってばかりいられないと」もうひとつ、今作で楽しみにしていたことがある。それは、多くの国際映画祭で高い評価を受ける内田英治さんが監督を務めるということ。「内田さんの撮る映像には、かつての伊丹十三監督の映画を思わせるような雰囲気があります。いい年をした男が周りに振り回されていく姿は、滑稽で笑えるんですけれど、そこから彼が自分を変えていかなきゃいけないと気づいて変化していく様子は、ヒューマンドラマとしての面白さもあって。リアリティのない話なのに、どこかリアリティを感じさせるのは、監督の手腕なんだと思います」笑いを交えながらも、その淡々とした語り口からは、作品も自分自身も俯瞰で眺める冷静な素顔がのぞく。「25~26歳の時、この世界で生き残るために考え方を変えたんですよね。“ムロツヨシ”という役者を分析して、得意なところをより強固にする方法や弱点を強みに変える方法を考えて、自分を構築し直したんです。その作業はいまも続けていて、3年後に喜んでいられるよう、客観的な視点は忘れないようにしています」ドラマはここから新たな展開へ。「さらに狛江が追い込まれますが、その先に、古田さん演じる岩切組長との新しい関係性が生まれますので、楽しみにしていただきたいです」『Iターン』最果ての街に左遷された狛江(ムロツヨシ)は、岩切組の組長(古田新太)の舎弟になることに。さらに、岩切組と対立する竜崎組の組長(田中圭)にも弱みを握られ…。毎週金曜深夜0時12分~、テレビ東京系にて放送。©「Iターン」製作委員会ムロツヨシ1976年1月23日生まれ、神奈川県出身。主演舞台『恋のヴェネチア狂騒曲』が、7月28日まで新国立劇場 中劇場にて上演中。出演映画『ダンスウィズミー』が8月16日に公開。コート¥38,000パンツ¥20,000雪駄¥6,500(以上BLUE BLUE JAPAN/OKURA TEL:03・3461・8511)中に着たTシャツ¥6,000(HELLY HANSEN/へリーハンセン原宿店 TEL:03・6418・9669)※『anan』2019年7月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・森川雅代(FACTORY1994)ヘア&メイク・灯(ROOSTER)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月20日現在放送中のドラマ「俺のスカート、どこ行った?」から、5月25日(土)放送の第6話で見せる、古田新太と白石麻衣の“Wウエディングドレス姿”をとらえた写真が公開された。本作は、主演の古田さん演じるゲイで女装家の高校教師・原田のぶおが繰り広げる学園エンターテインメントドラマ。古田さんのほかにも、白石さんが教師役に初挑戦しているほか、松下奈緒、永瀬廉(「King & Prince」)、道枝駿佑(「なにわ男子」)、長尾謙杜(「なにわ男子」)らが出演している。先週は長尾さんのキュートぶりが際立ったが、今週放送の第6話では、古田さんと白石さんがなんとウエディングドレス姿を披露するという。第6話では、里見先生(白石さん)が親のすすめで医師の財前(戸塚純貴)と見合い結婚が決まってしまい、そのまま結婚式当日を迎えてしまう。結婚もしたくないし学校もやめたくない、そんな里見先生の気持ちを知った原田のぶおは…というあらすじだ。先日、この第6話の収録が行われ、撮影したばかりの写真も到着。「ウエディングドレスを着るのは5回目」という白石さんは、「今回は隣に原田のぶお先生がいてくれたので、安心してホッとできました。原田先生のウエディングドレス姿がすごくかわいいんですよ。ドレスも身に着けているものも全部かわいいです」と原田のぶおのドレス姿を絶賛。また、第6話については“深い話”だと語り、「自分が親に結婚を決められるとしたら、私だったらあきらめたくないし、里見先生も親のためとか考えて葛藤したと思うけれど、原田先生の言葉で救われて変わるんですよね。私と里見先生は似ているところもあるけれど、でも里見先生の方が良い意味で“ぶっ飛んでて”いいなと思っています」とコメント。さらに、今回は教師として教壇に立つシーンがあるそうだが、「学生の時に日直でみんなの前に出て一人でスピーチするというのがあって、私、苦手だったんですよ笑。でも緊張感のあるシーンだし里見先生の言葉をしっかり伝えたいです」と意気込み、「とにかく6話は、どれか一つに絞れないくらい良いセリフがいっぱいあるので、どこかで共感してもらえると嬉しいです」と視聴者へ呼びかけた。「俺のスカート、どこ行った?」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月22日ムロツヨシと古田新太のW主演で贈るドラマ24「Iターン」に、田中圭の出演が決定。バイオレンスとコメディと哀愁がたっぷり詰まったジェットコースタードラマで、古田さん演じる岩切組組長と対立するインテリヤクザを演じることになった。現在放送中の「きのう何食べた?」が反響を呼んでいるテレビ東京「ドラマ24」枠で、7月クールで放送される本作。原作は、「侠飯」「すじぼり」などの作品が多数映像化されている人気小説家・福澤徹三の同名小説。冴えないサラリーマン・狛江光雄に突如訪れた、ヤクザたちとのジェットコースターのような地獄の日々を描く。田中圭、意外にも初共演「“ムロ節”を生で体感できておもしろかった」そして今回、狛江(ムロツヨシ)を利用し、岩切(古田新太)率いる岩切組をつぶそうと企む竜崎組の組長・竜崎剣司役を田中さんが演じることに!「あなたの番です」「おっさんずラブ」など話題の作品で主演を務めドラマ・映画やCMに引っ張りだこの田中さん。テレビ東京のドラマ出演は、2016年放送のドラマスペシャル湊かなえサスペンス「望郷」以来3年ぶり。演じるのは、“冷徹で計算高い頭脳派ヤクザ”。サラ金「ドラゴンファイナンス」の社長であり、昔気質の岩切とは全く違う新しいやり方でのし上がってきた男で、バチバチと火花を散らす。そんな2つの組が対立する街にやって来た崖っぷちサラリーマン・狛江は、赴任早々まさかのトラブルによって、竜崎には目を付けられ、岩切には“舎弟”にされてしまう…。トラブル続きの狛江をアメとムチを使い分け、言葉巧みに利用する冷徹な竜崎と、昔気質の人情派な岩切に睨まれた狛江。岩切組舎弟とサラリーマンの二重生活に加え、次々と仕掛けられる竜崎の罠。狛江はどうやってピンチを切り抜けていくのか!?ムロさん演じる狛江と古田さん演じる岩切、そして田中さん演じる竜崎との絶妙な掛け合いは必見となりそうだ。田中さんは「僕が演じる竜崎は、わかりやすい言葉で言うとインテリヤクザ。こういう役は久々」と言い、初共演となったムロさんの「“ムロ節”を生で体感できておもしろかったのですが、ムロさん得意のアドリブをもう少し堪能したかったなと思います」とコメント。「作品自体はコメディ要素がすごく強い作品なんですけど、僕とムロさんのシーンは毎回僕が脅しているので(笑)」と明かし、「ムロさんがきっとすごく愛せるようなキャラクターにしているので、みなさんで愛していただければ」とアピール。また、古田さんについては「こういう役を相当数やられているので、そんな新太さんに同じヤクザ役としてなんとか対峙できるように、気持ちの面では負けないよう意気込みを持って現場に臨みました」と語った。ムロツヨシコメント田中圭くんと 初めてお芝居したのですが、やっとだなという感覚があり、嬉しかったです。僕は“嫉妬”を誉め言葉として使うんですけど、彼は、嫉妬するくらいのお芝居の感覚を持っていると思います。間だったり、面構えだったり…。今回は、そんな彼にガンガンすごまれて“やられる”という役なので、この関係性ならではの「会話」というものを成立させたし、それをしてくれる役者さんだということは間違いないです。古田新太コメント圭ちゃんとはピストルの撃ち合いをして2人でぶっ飛ぶというシーンがありました。今まで共演してもそんなに絡むことがなかったので、同じ画角でピストルの撃ち合いをしたのが楽しかったです。さらに今回、古田さん率いる岩切組の個性的な組員の顔ぶれも明らかに。岩切組で狛江の教育係的な存在となる桜井勇一役を務める、朝ドラ「まんぷく」で“塩軍団”のひとりとして話題を呼んだ毎熊克哉をはじめ、塚原大助、菊池均也、森羅万象らが名を連ねている。ドラマ24「Iターン」は7月、毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年05月21日俳優の古田新太が、7月クールのテレビ東京系ドラマ24『Iターン』(7月スタート 毎週金曜24:12〜)でムロツヨシとともにW主演を務めることが9日、明らかになった。同作は小説家・福澤徹三の同名小説を実写映画化。広告代理店に勤める営業マン・狛江(ムロ)が、左遷で地方の小さな支社に異動を命じられ、ヤクザが行き交う“修羅の街”に単身赴任することに。対立する二大ヤクザに睨まれ、毎話究極の選択を迫られる。映画監督・内田英治が全話の脚本・監督を務める。古田が演じるのは、狛江を振り回す「岩切組」の組長・岩切猛。人情に厚く仲間を絶対に裏切らない一方で、裏切り者には容赦がない昔気質の、阿修羅市を牛耳るヤクザの親分という役所となる。狛江は、 仕事で起こしたミスがきっかけで、無理やり岩切の舎弟にされてしまう。岩切組がケツ持ちしている店でトラブルが起きたら、狛江も駆けつけなければならず、殴られたり、2階から逆さ吊りにされたりという日々を過ごすが、いつの間にか2人にはバディのような空気感も生まれていく。これまでにもヤクザ役を多く経験してきている古田が、迫力の演技&ムロとの掛け合いを見せる。○古田新太 コメント・ドラマ 24 の主演が決まったときの感想スケジュールが空いていてよかったなと思いました・岩切という役について岩切は、人情に厚い昔ながらのヤクザで、結構武闘派です。今の時代ではちょっとコンプラ的にダメな人かなと思います(笑)。・共演のムロツヨシについてムロ(ツヨシ)は、いくらいじめられる役をやってもお客さんに笑われるというすごくいい才能を持っています。今回も、殴ってほしそうにしているからオイラは普通に殴っています(笑)。それがかわいそうにみえると残念ですけど、ムロの場合はおもしろい。・視聴者へのメッセージムロくん演じる狛江が、オイラが演じる岩切と竜崎にどんどん追いつめられていきます。そんないじめられっ子のムロくんを楽しんでいただければ。いじめられる人によっていじめている側の見え方が変わってきますが、ムロくんはその才能が素晴らしいので、ぜひともいじめられているムロくんをみて、ゲラゲラ笑ってください。○ムロツヨシ コメント今回、古田さんと共演するにあたって僕からお願いしていたのは、殴るシーンで殴るふりはいらないということ。古田さんに殴られる狛江・ムロが、僕が視聴者だったらみたいと思ったので、思いっきりいってくださいとお伝えしました。なんでそれをお願いしたかというと、古田さんって普段ぜんぜん褒めないんですけど、唯一褒められたことがあるのは、数年前の舞台で僕がよくぶたれるシーンがあって、お客さんも笑っていたんですよ。そうしたら古田さんが、「普通あんなに年上の男が年下のお前を殴っていたら痛々しくて笑えないはずなのにお前は笑える。お前は殴られて笑われる、その才能はあるな」と。唯一褒められたのがそこでした。ですから、ちゃんと共演したときにそこだけは活かそうと思って、監督には古田さんが僕を殴るシーンは結構いれてくださいとお願いしました。そこでみんなが面白くなってもらえればいいなと。みなさんにはまず、古田さんが殴るムロを楽しみにしていただきたいです。
2019年05月09日ゲイで女装をした教師・原田のぶお(古田新太)が強いインパクトを放つ、放送中のドラマ『俺のスカート、どこ行った?』。高橋ひかるさんは、原田が担任を受け持つ2年3組の生徒、川崎結衣を演じている。原田先生を見ると、“こんな先生に出会いたかった”と思うはずです。「結衣ちゃんは、今どきのキャピキャピしたおしゃれ番長で、現代っ子って感じがします。自分を強く持っていながらも、長いものには巻かれがち。悪いことをするのがカッコいいと思っているようなところがあります。彼女のようなスクールカーストの上位にいる女の子を演じる機会はこれまでになく、私自身はわりとクラスの片隅にいるようなタイプなので(笑)、ドキドキしたし、自分の発言でクラスの空気が変わるのが気持ちいいんだろうな、という発見もありました。無意識のうちに悪いことをしているタイプだから、罪悪感を持たないように演じています。自分とは違う人を表現することは難しいけど、役にたどりつくまでのプロセスはすごく面白いし、もっと楽しめるようになりたいです」撮影は、古田さんを中心に、楽しく進んでいるそう。「初めて古田さんが現場入りされた時は、その姿に、どよめきが起こりました(笑)。撮影は、古田さんのおしゃべりのおかげで楽しく、和やかです。着ているブラウスが薄くて透けてしまうからカイロが貼れず、『寒い!』とおっしゃっている姿を見た時は、お茶目な方だなと思いました。もし、原田先生が自分の担任になったら?最初は驚くと思うけど、嬉しいです。これまで女装をする方に会う機会がなかったので話を聞いてみたいし、いつかは男装をしてみたいのでコツを教えてほしいです。原田先生が生徒たちと向き合い、ぶつかり、導く姿を見ると、“こういう先生と出会いたかった”と感じるし、“このままじゃダメかも!”“原田先生のようにもっと自分を表現しよう”と、自分を変えるきっかけをもらえると思います。“現代版『金八先生』”じゃないですが、新しい学園ドラマなので、ぜひ、見てほしいです!」『俺のスカート、どこ行った?』真の多様性を教師と生徒に学んでもらうため、豪林館学園高校の校長(いとうせいこう)は、2年3組の担任としてゲイバーで働いていた原田のぶお(古田)を迎え入れることにする。毎週土曜22:00~、日本テレビ系で放送中。たかはし・ひかる2001年9月22日生まれ。滋賀県出身。ドラマ『高嶺の花』『詐欺の子』、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に出演するなど演技力に定評あり。雑誌『Ray』の専属モデルをつとめる。※『anan』2019年5月15日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2019年05月08日古田新太がゲイで女装家の高校教師を演じる新土曜ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」で、白石麻衣が教師役に初挑戦。さらに、古田さんや松下奈緒、白石さん、「King & Prince」の永瀬廉、「なにわ男子/関西ジャニーズJr.」の道枝駿佑、長尾謙杜が勢ぞろいしたポスタービジュアルが初公開された。あらすじ「ダイバーシティ」宣言を掲げた私立・豪林館学園高校。その高校にゲイで女装家の原田のぶおが赴任してくる。酸いも甘いも噛み分けた、原田のぶおにしか生徒に伝えられないことがある!歯に衣着せぬ原田節が教育現場で炸裂、奇想天外で破天荒な原田が巨大な権力に負けない力を発揮し、生徒の心を解き放つ!主人公の原田のぶおは52歳、ゲイで女装家、そして高校教師。新時代を迎えるこの春、人間味あふれるニュータイプの先生が誕生。大きく笑って、時には泣いて、何かが心に刻まれる、かつてない学園エンターテインメントドラマが幕を開ける。そんな本作で、初めての教師役に挑戦するのが白石麻衣。演じるのは、世界史教師・里見萌。憧れていた教師になったものの、自分の理想からかけ離れた教育現場を目の当たりにし、完全に心がやさぐれ反抗期全開教師に。そんな彼女の教師人生2年目は、原田のぶおとの出会いから始まる。白石さんは「主役の古田新太さんをはじめ、とても楽しそうなキャストの方々との撮影が今からとても楽しみです。1つ1つ丁寧に演じながらも、たくさん笑っていただけるような作品になるように精一杯頑張ります」と意気込みをコメント。そして、主要キャストが勢ぞろいしたポスタービジュアルも初公開。ポスター制作にあたったデザインチームも「特殊な柄の衣裳を着て無表情に佇む古田さんが、想像以上に強く面白いキャラクターを演じてくれて、インパクトのあるポスターが完成できました」と納得する仕上がりとなっている。さらに本作には、いとうせいこう、荒川良々、大倉孝二、じろう(シソンヌ)、桐山漣、大西礼芳、小市慢太郎、生徒役として高橋ひかる、竹内愛紗、箭内夢菜、阿久津仁愛、須藤蓮、堀家一希らが出演する。新土曜ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」は4月20日より毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年03月29日「関ジャニ∞」安田章大主演の音楽劇「マニアック」が、来年1月より大阪と東京で上演されることが決定。古田新太と成海璃子共演で、冬なのに灼熱の痛快青春暴走音楽劇を繰り広げる。ストーリー舞台はとある町の山の上、広い庭には樹木が生い茂り鬱蒼として不気味な、いやとても昭和的な佇まいの八猪病院。この病院の院長・八猪不二男(古田新太)は、人当たりの良い柔和な人物と見せかけて、実はロボットと人体の融合=新しい医療の可能性を夢見て、入院患者を利用して人体改造実験を行っていたのだ。そんな狂気をはらんだ病院にある日、庭の手入れに訪れる植木屋の犬塚アキラ(安田章大)。アキラと不二男の一人娘メイ(成海璃子)はひょんなことから出会い、恋に落ちる。しかし不二男の監視下にあるメイは病院からでてこようとせず、じれるアキラはメイに会いに病院に忍び込み、この病院の秘密を知ってしまう。そしてアキラは、不二男からメイを助け出そうと決心をして再び病院に入り込むのだが…。安田章大×古田新太、舞台初共演でどんな化学変化が…本作の主演は、バラエティ番組での共演を経て、古田さんが熱いコールを送り、安田さんに決定。病院の院長・八猪不二男役を古田さん、愛する女を救うために立ち上がる植木屋・アキラ役の安田さん、2人の初舞台共演が実現。安田さんは「新太さんがいる以上はとてつもない世界になると思いますし、ステージ上では全力でぶつかって、ふざけるときは一生懸命出来たらいいな、と思っています」と今作にかける思いを語り、「どんなパッションが爆発するか楽しみです!」と期待。「青木豪さんといつか一緒に仕事がしたい」と思っていたという古田さんは、「青木さん特有の意地悪な目線で意地悪な作品を書いてもらい、くだらないオリジナルの音楽劇を作りたいと思っています」とコメント。また、「安田君は、バラエティ番組でも共演していますし、『俺節』(2017年上演)がとても良くて一緒に舞台に立てたらと思っていました。なので出演が決まったと聞いて嬉しかった。バカバカしい作品は、演技も歌も上手な人がやるのが頭が悪く見えていいんです!アットホームなカンパニーを作って、ハートウォーミングな感じでお届けしたいと思っていますので、ぜひご期待ください(笑)」と呼びかけている。成海璃子も参戦「楽しそうな予感しかしません!」さらに、古田さん演じる不二男の娘役で成海璃子が出演。成海さんは、「楽しそうな予感しかしません!音楽劇ということで慣れないことばかりですが、精一杯頑張りたいと思います」と意気込みのコメントを寄せている。本作の作・演出を手掛けるのは、「エスペラント~教師たちの修学旅行の夜~」で鶴屋南北戯曲賞ノミネート、「獏のゆりかご」では第51回岸田戯曲賞最終候補と、その筆致の確かさは同年代の作・演出家の中でも群を抜く青木豪。「“変態全開、だけど痛快”な作品にしたい」と話す青木氏は、「安田君は熱量の高さを常に感じますし、見るたびに顔が違う、いろんな人になれるんだろうなと思っていて、ご一緒できることが実現できて嬉しいです」と主演の安田さんに期待を寄せている。なお、本公演の前売りチケットは大阪・東京公演共に11月11日(日)より発売スタートする。パルコ・プロデュース2019音楽劇「マニアック」は2019年1月19日(土)~1月29日(火)森ノ宮ピロティホールにて、2月5日(火)~2月27日(水)新国立劇場 中劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2018年09月22日ギャグ漫画の大家、赤塚不二夫の代表作「天才バカボン」が、7月に「深夜!天才バカボン」としてTVアニメ放送が決定。パパ役に古田新太、バカボン役で入野自由が出演するほか、豪華声優陣の参加が明らかになった。■「天才バカボン」5回目のアニメ化原作「天才バカボン」は、“20世紀最強のギャグ漫画”と謳われた赤塚氏の代表作。バカボン一家を中心としたホームコメディからナンセンスギャグ、実験的な手法で一世を風靡し、主人公であるパパの「これでいいのだ!」というフレーズはあまりにも有名。そんな本作が、2017年に誕生50周年を迎え、赤塚不二夫没後10年にあたる本年、前作から実に18年ぶり、5回目となるTVアニメ放送が決定。なお、監督&構成は、TVアニメ「しろくまカフェ」のシリーズ構成なども手掛ける細川徹。本作が初TVアニメ監督作となる。■古田新太が“パパ”に! 超個性的バカボン一家に豪華キャストが決定そして今回、放送決定とあわせて注目のキャスト陣も発表!主人公となるパパ役を、今回が初のアニメ作品主演となり、数々の舞台やドラマ、映画に出演する個性派俳優・古田新太に決定。「熱愛する赤塚先生の大傑作『天才バカボン』の大ヒーロー、“パパ”をやらせていただく喜びとプレッシャー。『私のパパはそんなんじゃない!!』という苦情は一切受け付けません」とコメントを寄せている。さらに、パパの息子でのんびり屋さんのバカボン役には、「おそ松さん」で末っ子トド松役を務めたほか、「機動戦士ガンダム00」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の入野自由。美人なママ役に、「タッチ」(浅倉南役)や『となりのトトロ』(草壁サツキ役)の日高のり子。天才赤ちゃんのハジメ役に「魔法先生ネギま!」「魔法少女まどか☆マギカ」野中藍。そのほか、レレレのおじさん役を「新世紀エヴァンゲリオン」「機動戦士ガンダムSEED」の石田彰、本官役をキアヌ・リーブスやトム・クルーズなどの吹き替えでお馴染みの森川智之、ウナギイヌ役を「おそ松さん」「亜人」『虐殺器官』の櫻井孝宏と超豪華声優陣が決定した。■ティザービジュアル&お祝い描き下ろしイラスト公開!また、主要キャラクターの7名が描かれ、目にモザイクをかけられ怪しい色彩をまとった本作のティザービジュアルと、赤塚氏と縁の深い大人気漫画家陣による、お祝い描き下ろしイラストも公開。ちばてつや(「あしたのジョー」原作:高森朝雄 ほか)、北見けんいち(「釣りバカ日誌」原作:やまさき十三 ほか)、あだち充(「タッチ」ほか)、高橋留美子(「うる星やつら」ほか)による超豪華トリビュートイラストはファン必見だ。同じく赤塚作品の「おそ松くん」を原作とした「おそ松さん」が大ヒットしたことも記憶に新しいが、Twitterでは「え!?バカボンのキャスト豪華すぎじゃね!?」「自由くんが…自由くんがバカボン!!応援してます」「わーなんだこれは!楽しみすぎます!深夜って付いちゃってるのがまた一層楽しみです!」「パパが古田新太にバカボン入野くんとか期待しかないw」と早くも話題に。 舞台を現代に変え、“深夜”に放送されるこちらも注目を集めそう。TVアニメ「深夜!天才バカボン」は7月放送予定。(cinemacafe.net)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
2018年04月03日女優の天海祐希と俳優の古田新太が出演する、ONWARD presents 劇団☆新感線『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』Produced by TBSが17日に初日を迎える。劇団☆新感線による人気演目『髑髏城の七人』は1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。360°型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より"花・鳥・風・月"の4シーズンを1年3カ月のロングラン公演として行っていたが、この度『Season極』として完全新作を上演する。織田信長に愛された雑賀衆のスナイパーで今は遊女の極楽太夫を天海が演じ、古田演じる天魔王との愛憎劇が描かれる。天海は「みんな素敵ですよー! 『髑髏城の七人』をベースに展開するストーリーは、“花・鳥・風・月”を観た方も、これから御覧になる方にも楽しんで頂けると思います。とても大人の髑髏城になっているのではないでしょうか」と同作について語る。360°の劇場については「時々、今、自分がどこにいるのか分からなくなります」と苦笑しつつ、「もの凄く大変ですが、でも全ては、お客様に楽しんで頂く為! 全力で頑張ります」と意気込んだ。古田は「天海さんの威力を存分に堪能してください」とコメント。今回は登場しない『髑髏城』の主人公・捨之介と二役で演じてきた天魔王を、単独で演じることになる。「今までの“花・鳥・風・月”の皆さんが演じてきた天魔王とは違うので、そんなに感情に走ることはありません」と役について説明した。また同作は「古田に罰ゲームをさせる為」というスタートから、28年もの間上演されるビッグタイトルになったが、古田は「本当にどうしたもんでしょうか。好きなシーンはいくつかあるのですが、特別な想いはありません」と心境を表す。見所は「天海さん!!」と力強く断言した古田は、「今までの『髑髏城の七人』とは違いますが、面白くなるように努力しました。楽しみにしてる方をガッカリさせないように頑張りますので、そのまま楽しみにしていてください」とメッセージを贈った。公演はIHIステージアラウンド東京にて、2018年3月17日~5月31日。(c)2018『修羅天魔〜髑髏城の七人 Season極』/TBS・ヴィレッヂ・劇団☆新感線【撮影:田中亜紀】
2018年03月17日2015年春、異色のクライムサスペンスとして話題を集めた、松下奈緒と古田新太W主演で贈るWOWOWドラマ「闇の伴走者」が、2018年3月に「闇の伴走者~編集長の条件」として続編が放送されることが決定。松下さんと古田さん、凸凹コンビが再タッグを組み、伝説の編集長の死の真相に迫る。■あらすじかつて一世を風靡した伝説の漫画誌編集者が、中堅出版社の漫画雑誌の復興を依頼され、強い意欲を持って編集長に就任した。しかし、その直後にビルの屋上から転落死。遺書も不審な点もないことから、警察は早々に「事故」として処理する。だがその死には、不可解な点が多く残されていた。あの人なら殺されても仕方がないと言う編集部員や周囲の人々。「他殺か、自殺か?」――出版関係専門の調査員・優希(松下奈緒)と、偶然にも後釜として編集長に就任した醍醐(古田新太)は、再びコンビを組み、伝説の編集長の死の解明に乗り出す。手がかりは故人が残した作者不明の古い漫画画稿。2人は調査を進め、やがて戦後最大の謎「下山事件」に辿りつく。その背後には、「下山事件」を実にリアルに描写した謎の漫画家の存在が!下山国鉄総裁の死の真相とは?伝説の編集長の死と「下山事件」、そして謎の漫画の関係は?優希と醍醐が行き着いた驚愕の「真実」とは――!?■本作の見どころ前作に引き続き、今作の主演を務めるのはもちろんこの2人。松下さんが演じる水野優希は、前回から引き続き出版関係専門の調査会社の調査員として、一方の古田さん演じる醍醐真司は、フリーの漫画編集者から中堅出版社の漫画誌「漫画ブレイブ」の編集長となり登場する。原作は、長崎尚志の「闇の伴走者」の続編である「編集長の条件 -醍醐真司の博覧推理ファイル-」。前作で監督を務めた三木孝浩が引き続き監督を務め、また劇中に登場する漫画雑誌の連載作品や画稿は、森秀樹、田中圭一、土山しげる、そして平松伸二ら超一流の漫画家陣が担当する。そして今回の謎は、戦後最大の怪事件「下山事件」との関係が…?この事件は、1949年に当時の国鉄総裁が轢死体で発見された事件で、様々な要因が絡まりあった結果、いまだに解決されていない昭和史に残る事件の一つ。伝説の漫画編集者・南部の謎の死を追い始めた2人だったが、たどり着いたのは一枚の「紙芝居」。その「紙芝居」と「下山事件」がどのように関係するのか注目だ。■松下奈緒&古田新太らコメント到着今回の放送決定に、「率直にパート2が叶って嬉しいです」と続編も楽しみだと話す松下さん。一方で古田さんは、「あぁ、またあの長いウンチクを述べなきゃいけないのか…」と言いつつも、松下さんとの再タッグには「そりゃ楽しいに決まってますよ。長い説明さえなければ」とコメント。また脚本を読み、今回も面白いと話す2人。松下さんは「続きがすごく気になるし、出てくる人全員が怪しい(笑)いろんな伏線を回収したときの爽快感は気持ちのいいものでした。でもサスペンス的な面白さもそうですが、パート1とは違って、醍醐も優希も何かが変化している。優希の父の不審な死の真相についても楽しみにしています」と内容について少し触れ、古田さんは「読み終わってすぐに『こいつは困った』と思いました。作品が面白く無くなってたら完全においらたちのせいになると」と語っている。三木監督は「今回は“再起”の物語です。人生の道半ばで立ち止まってしまった人たちが、もがきながらも己のあるべき姿を暗闇の中から手繰り寄せ、一歩前へと踏み出す瞬間を描きたいと思っています。前作同様に漫画を題材にしたミステリーという形を取りながらも全ての大人たちの応援歌になるようなそんなドラマにしたいです」と意気込み、「松下さん演じる優希と古田さん演じる醍醐の素敵凸凹コンビの復活にご期待ください!」とメッセージを寄せている。連続ドラマW「闇の伴走者~編集長の条件」は2018年3月31日より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送(全5話)。※第1話無料放送(cinemacafe.net)
2017年12月18日滝藤賢一が「恋愛工学」のエキスパート、堀井新太が“非モテ男”を演じる12月28日放送の深夜ドラマ「ぼくは愛を証明しようと思う。」。このほど、彼らのターゲットとなり、次々にオトされていく(!?)美女たちに、内田理央、佐津川愛美、筧美和子ら女性キャストが発表された。滝藤さんが演じるのは、意中の相手を落とす“魔法の方程式”=「恋愛工学」を完ぺきに操るモテモテの永沢圭一。堀井さんは、そんな永沢に「恋愛工学」を学びながらモテ男を目指す、典型的な経験不足の非モテ男のサラリーマン・渡辺正樹を演じる本作。原作者の藤沢数希氏が「僕が人生で出会った中で、いちばん美しい女性たち。正直に白状すれば、彼女たちの前では恋愛工学も無力かもしれませんね」と降参気味のコメントを寄せる注目の顔ぶれは、内田さん、佐津川さん、筧さんに加え、真凛、おのののか、入来茉里、間宮夕貴、小山真由、真崎かれん、永島聖羅、椿原愛、藤崎里菜などなど。なかでも、内田さんはS級の人気モデル役、佐津川さんはクールなバーテンダー役で登場し、「恋愛工学」の実地に励む堀井さん演じる渡辺の成長物語を華やかに彩っていく。渡辺の最終目標は、ずばり彼女たちとの「ベッドイン」!だが、彼はこの中の何人を、「恋愛工学」でオトすことができるのだろうか!?内田理央「まんまと好きになると思います」!?「台本を読んで、素直に勉強になりました。女の子ってこうやって落ちるんだなぁと、教科書のように読んでしまいました」というのは、内田さん。演じる宮田理紗は「S級“モグラ”女子。モグラというのは、モデルもグラビアもやっている女の子のことで、それに関しては私も両方やらせてもらっているので共通しているんですが、“S級”という部分にはプレッシャーを感じました!」と明かす。そんな理紗は、滝藤さん演じる永沢が示す「恋愛工学」によって、堀井さん演じる渡辺さんに心を開いていくというが、「まんまと好きになると思います!(笑)女の子はみんな嫌な気はしないんじゃないかな?好きになったり、友達として仲良くなったり、距離が縮まると思います。『恋愛テクノロジー』本当にすごいです!感動しています!」とその効用に太鼓判!?視聴者にも「男性は、かなり恋愛の勉強になると思います。女性は、こんな男性に気をつけた方がいいよ!というのがわかると思います」とメッセージを贈っている。佐津川愛美、「恋愛工学」のアプローチに「気づかないかも(笑)」佐津川さんが演じるのは、バーテンダーの藤森直子。「少し冷めているところがあって、恋愛にも積極的ではない女の子。主演の男性2人を俯瞰で見るようなポジションにいるんですが、私も若いときは輪の中心で話したりはせず、みんなの恋愛話を俯瞰して聞いているタイプだったので、そこは似ているかもしれません」と明かす。まさに「恋愛テクノロジー」でどんどん変わっていく渡辺さんを第三者的に見ているが、もし実際に佐津川さんがこのテクノロジーを使ってアプローチされたら…?「テクニックを使われていることに気づくのかなぁ…?相手が使っているってことが分かったら、楽しめそうですけど、気づかないかもしれませんね(笑)」とコメント。そんな恋愛テクノロジーの「心理学的なところ」がすごいと感じたそうで、「警戒心を持たせないとか、時間を設定するとか、なるほどな! と思いました」とも語り、「もしかしたらいまの恋愛に活かせる学びもあるかもしれません」と期待を寄せている。恋愛に尻込みする者たちへ「恋愛工学」の提唱者が贈る本ドラマの原作者・藤沢氏は、恋愛工学の伝道師である永沢役を演じる滝藤さんについて、「どんな役を演じようとも、自分の世界を創り出してしまう滝藤さんが、永沢をいったいどう演じるのか。いまから楽しみで仕方がありません」とコメント、そして「これからスターダムに駆け上がろうとしている堀井新太さんは、まさに永沢さんに導かれ恋愛のファーストトラックに飛び乗っていく渡辺くんと重なります。誰よりも愛深きゆえに愛を(一度は)捨ててしまう渡辺くん。とんでもなくロマンチックでワイルドに成長していく渡辺くんを僕たちに見せてくれることでしょう」と、展開が気になるコメントを寄せている。さらに、2人たちが手に入れようとする女性キャスト陣についても、「彼女たちは単にルックスがいいだけではありません。演じることに情熱を持ち、これまでの人生を愛に生きてきた、内面から滲み出る真の魅力の持ち主なのです」と、女心をくすぐるかのようにべた褒め。さすがエキスパート!といったところだが、「いま多くの若者たちが恋愛に対して尻込みしてしまっているようです。だからこそ、恋愛工学を学び、すこしでも上手く立ち回ろうと思うのかもしれません」とも分析。「でも、本当は違うんです。ドラマで伝えてもらいたいのは、むしろ逆で、みんな失敗してもいいんだよ、と挑戦する人たちを励ましてあげることなんです。ちょっとだけ勇気を与え、背中を押してあげる。男性だけでなく女性にも見ていただいて、『こうしたら上手くいく』ではなく、むしろ『こうやって失敗してもいいんだよ』というメッセージを受け取ってもらえたら」と思いを込めている。「ぼくは愛を証明しようと思う。」は12月28日(木)深夜0時20分~テレビ朝日にて放送(text:cinemacafe.net)
2017年12月12日女優の天海祐希と俳優の古田新太が、ONWARD presents 劇団☆新感線『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』Produced by TBSに出演することが17日、わかった。『髑髏城の七人』は劇団☆新感線による人気演目で、1990年の初演以来、7年ごとに上演されている代表作。現在は360°型の新劇場「IHIステージアラウンド東京」にて、2017年3月より1年3カ月のロングラン公演が行われている。"花・鳥・風・月"の4シーズンに分け、すべて異なるキャスト、それぞれ全く違ったアプローチで上演する。約1年続いたロングラン公演の後に『髑髏城の七人 Season極』の上演が発表されていたが、今回は物語を一新。天海が主演を務め、新感線の看板俳優・古田が迎え撃つ"もうひとつの『髑髏城の七人』"が出来上がった。完全新作となる同作では、織田信長に愛された雑賀衆のスナイパーで今は遊女の極楽太夫を天海が演じ、古田演じる天魔王との愛憎劇が描かれる。これまでの『髑髏城の七人』の中で最も"織田信長"像が引き立つ物語となる。沙霧、兵庫、狸穴二郎衛門とおなじみのキャラクターも出て来るが、これまで主役だった捨之介や蘭兵衛は登場せず、新たに色里・無界で一番人気の若衆太夫・夢三郎などのキャラクターが登場。福士誠治、竜星涼、清水くるみ、三宅弘城、山本亨、梶原善が出演する。中島かずきは、「修羅の道を行く<極楽太夫>と<天魔王>との愛憎劇となります。これはあくまでもスピンオフでもアレンジでもなく、"完全新作"の、もうひとつの『髑髏城の七人』の物語です」と強調。演出のいのうえひでのりは「織田信長にまつわる奇(くす)しき縁(えにし)に結ばれた男と女の運命の話で、これまで以上に信長がキーワードになることは間違いありません」と語る。「『髑髏城』の世界観の中で、それなりの年齢を感じさせる大人の男女の話にするつもりなので、まさに今の劇団☆新感線が作る、今の『髑髏城の七人』になるんじゃないかと思います」と展望を明かした。公演はIHIステージアラウンド東京にて、2018年3月17日~5月31日。○天海祐希コメント「生誕半世紀公演(50周年記念祭)」をやらなきゃいけないねと何年か前に言われて「やったー!」と無邪気に喜んでいたら、こんな大変なことになりました(笑)。でも、この360°客席が回転する劇場で同じ作品を5パターン、6チームで上演するという大規模な企画に参加させていただけるのは、大変ありがたいことです。その同じ舞台に古田新太さんがいてくださるのはものすごく安心感があります。"Season花"から始まった企画の最後が、この"Season極"。いいシメ方ができるようにがんばりたいです。○古田新太コメント正直なところ、<天魔王>も『髑髏城の七人』ももういいよ、と思ってたんですが(笑)、天海さんが「古田センパイが出ていないとヤダ」と言うので出ることにしました(笑)。歴代の天魔王の中では一番年寄りになりますが、これまでとは違うお話なので全くの別物として考えています。『髑髏城の七人』もこれでついに最終回です。ちょっとだけ変えたマイナーチェンジではなく、あの世界観の中のもうひとつの物語になるはず。乞うご期待!
2017年11月17日先日、「白戸家」シリーズ終了を匂わせるCMを発表したソフトバンクが、今回その続編となる新CMを9月22日(金)から順次全国で放映を開始。新キャストとして古田新太、竹内涼真、杉咲花が出演する「ケータリング」篇、「リビング訪問」篇、「台本読み合わせ」篇の内容が明らかになった。上戸彩、樋口可南子がスタンバイした白戸家のセットで、撮影スタッフ・関係者一同による、「白戸家10年間お疲れ様でした」のサプライズセレモニーが始まるという、衝撃の場面からスタートした「新しい家族割」のテレビCMシリーズ。その続篇となる本CMでは、意味深な言動を繰り返す古田さん、竹内さん、杉咲さんの3人の真意を測りかねて、疑心暗鬼に陥る白戸家とのシニカルかつコミカルな掛け合いが印象的な3篇が登場。スタジオのケータリングスペースで食事中の白戸家の元に、「お疲れ様です!」と古田さんがやって来て、「10年長かったですね~」と労いの言葉を掛けるシーンから始まる「ケータリング」篇。白戸家のリビングに突然、古田さんと竹内さんが訪ねてきて「あ、見たことある家だ!」「へぇ~、家のセットは変えないんですね」と部屋の中を見回していく「リビング訪問」篇。そして、撮影の準備が進む白戸家のリビングで、次のCMの練習だと言い、「お父さん初めまして。新しい娘です」と、セリフ練習をしている杉咲さんが出演する「台本読み合わせ」篇。CMではいきなり白戸家の目の敵にされてしまった古田さんだが、撮影が終わると旧知の上戸さんら白戸家のメンバーと仲良く談笑する場面も。同じく新メンバーの竹内さん、杉咲さんをしっかりサポートし、自然体でありながらも独特の存在感を放ち、現場のムードを盛り上げていた古田さんは、「なんで選ばれたのか、よく分かってないです。そして、これからどういう展開になるのかも分からないから、ソフトバンクさんは一体どういうつもりなんだろう」と新CMに選ばれたことに戸惑いを隠せない様子。また、自身が見ていた白戸家の世界に自分が飛び込むのは「不思議な感覚」だと言う竹内さんも、同じく「ソフトバンクさんはホントにどういうつもりなんでしょうか」とコメント。さらに杉咲さんも「目の前に樋口さん、上戸さんがいらっしゃるのが、すごく不思議な感じでした。私もソフトバンクさんはホントにどういうつもりなんだろうって思います(笑)」と3人とも首をかしげる。しかし、実際に撮影に参加してみて竹内さんは、「面白いシチュエーションがいろいろあって、基本的にあったかいなっていうイメージで。今日、撮影に参加して雰囲気があったかかったので、楽しいです」と感想を語り、杉咲さんも「ホントにすぐに撮影が終わってしまって。最初から最後まで一連で撮ったCMの撮影が初めてだったんですけど、ホントにビックリしました」とコメントしている。ソフトバンク新テレビCM「リビング訪問」篇は放映中。「ケータリング」篇、「台本読み合わせ」篇は9月26日(火)より放映開始。(cinemacafe.net)
2017年09月22日カルト的な人気を誇り、1975年に映画化もされたミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』。2011年にはいのうえひでのり演出、古田新太主演で上演、大きな話題を呼んだ。そして今秋、再び古田が『ロッキー~』に帰ってくる。演出を担うのは、いのうえから直々の指名を受けた河原雅彦。さらに新参加となる小池徹平を加えた3人に話を聞いた。ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』チケット情報元々『ロッキー~』の大ファンだという河原も、前回のいのうえ版を「完璧」と絶賛。だが映画寄りに作られたいのうえ版に比べ、「僕のロッキー体験としては、作り手側が意図しないところで、お客さんが楽しみ方をどんどん発展させていった印象が強い。例えば雨のシーンでは、客席でも新聞紙を傘代わりにして、水鉄砲の水で雨を降らせたり。そういうものが僕の中のロッキーであり、ロッキーの楽しみ方なんです」。古田演じるフランク・フルターは、服装倒錯バリバリのマッド・サイエンティストで、『ロッキー~』の世界観を具現化したような人物。古田は「作品自体がフランクへのお膳立て。要はただのエゴの強い人なんだけど、つまりはそれって舞台上で問答無用に振る舞える役でもある。そういった役は、やっぱりやっていて楽しいし面白いですよ」と笑う。そんなフランクの城へと迷い込んでしまうのが、小池演じるブラッドとソニン演じるジャネットの新婚カップル。「キャスティングされた理由がわからない」と苦笑いを浮かべる小池だが、「第一印象から本当に好きだなって思える作品。テーマパークのような世界観も好きですし、歌もすごくキャッチーで!今回参加出来るのがすごく楽しみで、お話いただいた時からずっとソワソワしていました」と期待を膨らませる。近年注目を集めているダンスチーム“東京ゲゲゲイ”のリーダーMIKEYが振付を手掛け、メンバーも出演もするなど河原版ならではの趣向は随所に。「やっぱり僕は見世物小屋的な、客席に入った瞬間にワクワク出来るような劇場体験が好きですし、かつてはそのために劇場に通っていた。そういう意味でロッキーって、初期衝動に非常に近いんですよね」と河原。するとすかさず古田が、「ある意味古典ともいえる作品なのに、オイラたちの初期衝動に近いってどんだけ初期なんだよ!(笑)」とツッコミ。「でも僕ら世代にも確実に引っかかりますし」と小池が続くと、河原も「どの時代もみんなはしゃぎたいからね。バカは絶えないってことかな(笑)」。思いっきりバカになれる、誰をも魅了する劇場体験がここにある。公演は11月7日(火)から11月12日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、11月16日(木)から12月3日(日)まで東京・サンシャイン劇場で上演。その後、北九州・仙台・松本・大阪と各地を巡る。東京の2会場と仙台公演については現在、先行抽選プレリザーブのエントリーを受付中。取材・文:野上瑠美子
2017年08月02日古田新太と小池栄子が“案内人”を務める新ドラマ24「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」。この度、7月21日(金)の第1話放送に先駆け、本作のスピンオフとなる“特別編エピソード0”が、テレビ東京YouTube公式チャンネルほかにて期間限定で配信されることが決定した。「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」は、現在小劇場界の最先端で活躍する人気劇作家11人が書き下ろす、小劇場の聖地・下北沢を舞台にした“人生最悪の一日”を、気鋭の映像作家たちが映像化するオムニバスドラマ。古田さんと小池さんが、町のうらぶれたスナックの常連客とお店のママに扮し、2人が下北沢で起きた“人生最悪の一日”を語り始めるところから物語がスタート。毎回設定も登場人物も変わる1話完結型のコメディー・ドラマとなっている。そして今回、本作の第1話放送に先駆け配信される特別編は、古田さんと小池さんはもちろん、蛭子能収、角島美緒らが出演。古田さん演じるジョン幕練が、ある朝ひどい二日酔いで目を覚ますと、自宅の押し入れには何故か縛られた美女が入っていた。だが、ジョンには昨夜の記憶がない。ふと美女の携帯に非通知からの留守電が13件も入っていることに気づいたジョンは、恐る恐る再生してみると、ジョン自身が彼女を脅迫していた…。果たして、この女は誰?一体、ジョンは何をしたのか…というストーリー。プロデューサーは「11分にわたる1シチュエーションが、ほぼ古田新太さんの一人芝居!1日前の古田新太が現在の古田新太を追い詰める、とても斬新な内容になっており、改めて 古田新太という俳優はすごい!と実感しました」とスピンオフについてコメント。なお、脚本は現在人気急上昇中の劇団、玉田企画の玉田真也が書き下ろし、監督は本編の総合演出の関和亮。プロデューサーも「本編に負けない高いクオリティのショートドラマになりました」と自信を見せており、ぜひ本編と併せて楽しんで欲しい。また来週の第1話では、神保悟志、吉沢亮、村杉蝉之介、桜井ユキ、柳ゆり菜、高橋ひとみが出演する「裸で誘拐された男」を放送。SM好きという秘密を持つ、選挙を間近に控えた国会議員・渡部修(神保さん)は、女王様・麗奈(柳さん)に全裸でスーツケースに入れと命令される。そしてそのまま下北沢を歩くというプレイが始まり興奮する修だったが、思わぬ事態が発生。なんと見知らぬ人物にスーツケースを取り間違えられてしまう!しかもその人物(吉沢さん)は誘拐犯で、どうやら身代金を運んでいるつもりらしい。一体、全裸議員が入ったスーツケースはどこへ行ってしまうのか?「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」特別編エピソード0はテレビ東京YouTube公式チャンネル、ひかりTV、GYAOにて無料配信中。ドラマ24「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」は7月21日(金)深夜0時12分よりテレビ東京にて放送開始(テレビ大阪は24日(月)深夜0時12分から)。(cinemacafe.net)
2017年07月14日俳優の古田新太が主演を務める舞台『ロッキー・ホラー・ショー』のビジュアルが21日、公開された。同作は1973年にロンドンで初演を迎え、世界的な人気を誇るミュージカルで、1975年に映画化もされている。2011年には、演出家・いのうえひでのりと古田のタッグによって上演され、今回河原雅彦の演出で復活することとなった。今回公開されたのは、古田が演じるフランク・フルターのビジュアル。全性愛、異性装のマッドサイエンティストであり、変態度パワーアップで異質な世界を作り上げる。古田も「オイラはこのカツラとボンテージを着たらフランクになっちゃうので、みんなもコスプレして一緒に騒ぎましょう」とファンへメッセージをおくった。同作には他、小池徹平、ISSA、ソニン、上木彩矢、アヴちゃん(女王蜂)、吉田メタル、東京ゲゲゲイ(BOW・MARIE・YUYU・MIKU)、ROLLY、武田真治が出演する。東京公演は11月7日~12日にZeppブルーシアター六本木、11月16日~12月3日にサンシャイン劇場。さらに北九州公演、仙台公演、松本公演、大阪公演を予定している。○古田新太コメント全国の「ロッキー・ホラーショー」ファンの皆さんに嫌われないように今回も皆さんが楽しめるような作品にしたいですね。前回は映画へのオマージュ色が強かったですが、今回はライブのノリで、お客さんと一緒に盛り上がれる、レスポンスを楽しめるような作品になるかと。作品を知らない人にも楽しめると思いますが、DVDなどで予習してきてもらえると、もっと楽しめると思います。これまでとは全く違う「ロッキー・ホラー・ショー」になります! オイラはこのカツラとボンテージを着たらフランクになっちゃうので、みんなもコスプレして一緒に騒ぎましょう○河原雅彦コメント「ロッキー・ホラー・ショー」には、お客さんが一緒になって騒いで盛り上げて、能動的に楽しむことで、作品としてのオリジナリティが構築された背景があると思います。今回はその空気感を持ち込んで、今まで以上にお客さんが参加して楽しめる仕掛けを作りたいと思っています。出演には音楽的な香りがする、もの凄く濃いメンバーが集まりました。クリエイティブスタッフには、日本の「ロッキー・ホラー・ショー」の伝説的存在であるROLLYさんが音楽監督でも入ってくださいますし、振付は僕も大ファンである 東京ゲゲゲイのMIKEYさんに声をかけさせてもらいました。絶対に刺激的な 「ロッキー・ホラー・ショー」ができると確信しています。「ロッキー・ホラー・ショー」を僕たちもめちゃくちゃ楽しんで創るので、イベントや ライブ、時期的には忘年会に参加するような気持ちで劇場に来て一緒に楽しんでもらえたらと思っています。
2017年06月21日俳優の古田新太とお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、映画『パワーレンジャー』(7月15日公開)の日本語版声優を務めることがこのほど、明らかになった。元レッドレンジャー・ゾードン役に古田、アルファ5役に山里が決定した。日本の特撮シリーズ『スーパー戦隊』の英語版として1993年から全米で放送され24年続くテレビシリーズ『パワーレンジャー』。"米国で最も成功したジャパニーズコンテンツ"とも言われている日本が誇るスーパーヒーローが、総製作費120億円というスケールでハリウッドで映画化された。先日発表されたレッドレンジャー(ジェイソン)役の勝地涼とピンクレンジャー(キンバリー)役の広瀬アリスに続き、古田と山里の参加が決定。古田は、太古の地球で世界を守っていた5人の戦士="パワーレンジャー"の元レッドレンジャー・ゾードン役を、山里は、5人をサポートするおしゃべりなロボット・アルファ5役の声を演じる。古田は「今回、元レッドレンジャーで今は魂だけになった壁の中の人物"ゾードン"というキャラクターの声優をさせていただくことになりました。最近、声優をやると必ず"ボスキャラ"です。レンジャー、やりたかったな。ファンの方に違和感を持たれないようガンバリマス」とコメント。山里は「オファーがきたときは、まさかレッド!?とドキドキしたのは内緒の話です…。ただ、アルファ5も5人には絶対必要な仲間ですし、5人に突っ込んでもらったり突っ込んだりできると思うと今から楽しみで仕方ないです!」と喜び、「男子はみんな戦隊ヒーローに育ててもらっています! その日本のヒーローに世界が影響を受けたというのがめちゃくちゃ嬉しかったという気持ちがあります! 世界中にファンの方がいるこの作品に関われるだけで幸せです! そして、そのファンの人たちを裏切らないように全身全霊でのぞませていただきます! 最高の作品に少しでも役に立てるよう頑張ります!」と意気込んでいる。(c)2016 Lions Gate TM&(c) Toei & SCG P.R.
2017年05月03日堀井新太、山田裕貴、三津谷亮が演じるイマドキの若者が、ある日突然パパになり、ドタバタの子育てライフを繰り広げるテッペン!水ドラ!!「3人のパパ」。このほど、ミュージカル「テニスの王子様」やドラマ「クズの本懐」などで知られる桜田通が第6話にゲスト出演することになった。本作は、いまを生きる“ゆとり・さとり世代”と呼ばれる男たちが、過去の無責任な行動が原因で赤ちゃんを育てることになり、困難にぶつかりながらも目の前の命と向き合い、共に成長する姿を描くハートフルコメディ。そんな本作の第6話に参戦することになったのが、ネクストブレイク候補ともいえる若手俳優・桜田さん。ミュージカル「テニスの王子様」以降も数々のドラマや映画に出演。近年では、映画『orange-オレンジ-』、ドラマ「グッドモーニング・コール」「嫌われる勇気」などに出演し「クズの本懐」では主演。浜辺美波と北村匠海(DISH//)のW主演作『君の膵臓をたべたい』にも出演しており、いま目が離せない存在の1人だ。桜田さんが今回演じるのは、母親との再会に戸惑う“さとり世代”の青年・西川亮介。幼少期に別れたきりの母親を探して、堀井さん演じる拓人たち3人の前に現れる。シェアハウスで子育てをすることになった拓人、恭平(山田裕貴)、朔(三津谷亮)にとって、亮介の登場は母親の分からない赤ちゃん・晴大と境遇が重なり、晴大の将来を改めて考えるきっかけになっていくのだが…。桜田さんは、「僕が演じる西川亮介は、僕より年齢設定が下だったので、さらにゆとり世代の男の子のイメージを膨らませました。老舗料亭育ちの失礼や嫌味のない男の子と、年相応で等身大の素直な男の子を共存させることを意識しながら精一杯演じました」と、そのキャラクターと役作りを明かす。いま注目の若手俳優3人が揃う本作には、「堀井新太くんとは3度目の共演なのですが、やっぱり芝居大好きで、熱くて真面目な、大きい赤ちゃんでした(笑)」と語るも、「でも、カメラが回るとパパでした」とフォロー?「山田裕貴くんは、振り切った芝居が見ていてとても面白かったです。優しくて大人だなぁと思ったのですが、腹の底にとんでもないバケモノがいそうな雰囲気でした」と鋭く分析し、「三津谷亮くんは、とにかく柔らかい雰囲気の方で、たくさんお話をしてくれました。三津谷くんのおかげでリラックスして撮影ができました」と、それぞれ3人の特徴を見事にとらえながらコメント。また、「濱田マリさんは、僕が演じた亮介にとって重要な関係の役柄だったのですが、今回その役を濱田マリさんが演じて下さっていて本当によかったです。亮介の表情や感情は全て、濱田マリさん演じる美奈子さんがそこにいて下さったおかげだと思っています」と、ベテランともいえる実力派に感謝を寄せた。なお、今夜放送の第3話では、拓人が置き手紙を残してシェアハウスからいなくなるところから始まる。恭平(山田さん)と朔(三津谷さん)は拓人を探しつつも、晴大の面倒をみることに。2人は順番に晴大の面倒を見るも、なかなか思うようにはいかず…。そんな中、朔は幼少期に父親から暴力を受けており、晴大と上手く接することができないと恭平に告白する。すれ違いながら、崩壊していく3人の関係。そして、ある事件が起こってしまう…。白黒つけることが怖い無責任な若者3人の“ドタバタ子育てライフ”。「3パパ」たちには、これからも目が離せない。テッペン!水ドラ!!「3人のパパ」は毎週水曜日23時56分~TBSにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月03日4月15日(土)より順次公開中のゲキ×シネ『乱鶯』。この度、本作の公開を記念して舞台挨拶が行われ、主演の古田新太と共演の大東駿介が登場した。鶯の十三郎(古田新太)は、盗賊の頭ながら人を殺めず、盗られて困る者からは決して盗まないことでその名を知られいた。しかし、悪事を企む北町奉行所の与力、黒部源四郎(大谷亮介)の差し金もあり、子分に裏切られて一味は皆殺しの目に遭ってしまう。十三郎自身も瀕死の傷を負うが、その命を救ったのが幕府目付の小橋貞右衛門(山本亨)と、居酒屋鶴田屋を営む勘助(粟根まこと)お加代(稲森いずみ)夫婦だった。それから7年。勘助を病で亡くした後、ひとりになったお加代を助けて十三郎は、板前の源三郎と名乗り鶴田屋を繁盛させていた。そこに現れたのが 火縄の砂吉(橋本じゅん)という盗賊を追っているという御先手組組頭の小橋勝之助(大東駿介)。勝之助が自分の命の恩人・貞右衛門の息子であることを知った十三郎は、彼に手柄を立てさせようと、砂吉が大店で押し込み強盗を企てている情報をつかみ、男まさりの女将のお幸(高田聖子)や女中のおりつ(清水くるみ)が働く大店の呉服屋・丹下屋に自ら潜入することを思いつく…。本作は、大人気の劇団「劇団☆新感線」が、36年目を迎えた際に初めて本格派時代劇に挑んだ、古田さん主演舞台「乱鶯」を、映画館で楽しむ“ゲキ×シネ”の最新作として映像化したもの。江戸時代を生きる市井の人々の姿を生活感たっぷりに、立ち回りあり、サスペンス色もあり、ちょっぴり大人の恋模様もあり、と人情味溢れる人間ドラマだ。イベントで古田さんは、「この作品は脚本の倉持くんが、おいらの長台詞や殺陣をしているところが見たいということで書き下ろしてくれたのですが、全編出突っ張りで、倉持くんには怒りしか感じない作品です」と笑いながら、「脚本では倉持くんは刀で戦うと書いているのに、演出のいのうえが盗賊だからでかい鍵の柄物で戦う演出をつけていて、その柄物がとにかく重くて、連日の殺陣がとても大変でした」とふり返る。また、共演した稲森いずみについて、「ずっと共演したくて、本気でいずみちゃんを好きな男が共演したらどうなるか、お見せする作品ですね(笑)乱鶯はゲキ×シネに合った作品なので楽しんでください」とコメントしていた。一方大東さんは、「公演中は古田さんに支えてもらいました。役と裏での立ち位置が変わらずカンパニーの皆さんに可愛がってもらい幸せでした」とふり返り、また橋本じゅんに舞台の基礎を教わったと言う大東さんは、「今回橋本さんと古田さんから同じシーンのアドバイスを頂くのですが、真逆のアプローチで頂きました。たどり着く先が同じで、本当に勉強になりました」と感謝。さらに、「舞台を撮影して編集した映像を映画館で上映しているので、息づかいや俳優の気持ちが乗っている生々しい映像、いい時代劇になっています」と作品についてアピールした。ゲキ×シネ『乱鶯』は東京・東劇にて公開中、そのほか各劇場にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月26日俳優の中川大志と、声優・俳優の小野賢章の映画『ReLIFE リライフ』(公開中)オフショットが19日、公開された。同作は夜宵草によるコミックを実写映画化。27歳のフリーター・海崎新太(中川)が、見た目だけ高校生に戻り、高校生活を送りながら自分自身を取り戻していく。女優・平祐奈とのW主演となり、高杉真宙、池田エライザ、岡崎紗絵、千葉雄大らが出演する。映画『ハリー・ポッター』シリーズの主演ダニエル・ラドクリフの吹き替えや、アニメ『黒子のバスケ』黒子テツヤ役等で知られる小野は、アニメ版&舞台版『ReLIFE』で主役を演じ、映画版にもカメオ出演。高杉演じる大神が、中川演じる海崎に、「告白しちゃえ!」と日代(平)への告白を促すシーンで登場する。カフェ内でコーヒーを飲む客という設定での一瞬の登場に、SNSでは「もしかして映画のワンシーンに出てきてませんでしたか?」「さらっと出すぎ」等と話題になっていた。
2017年04月19日●かわいくならないように気をつけた「27歳」「もしも今の心のまま若くなれたら」という、誰もが1度はしたことのある空想を実現できる薬を手に入れ、新たな高校で1年間だけ”リライフ”する……という夢のような設定で人気となったマンガアプリ『ReLIFE』。大人になりきれない大人から見た高校生活のもどかしさと眩しさ、高校生活をやり直すことによって自分を見つめ直す過程が丁寧に描かれ、アニメ化、舞台化と様々なメディアで話題を呼んでいる。今回実写映画化にあたって、主役を務めるのは中川大志。会社を辞め、ニート生活を送っていた27歳の主人公・海崎新太として、実年齢から10歳離れた姿と、「リライフ」した高校生という2つの姿を見せる。また、「リライフ研究所」職員として海崎を見守る夜明了役の千葉は逆に、実年齢に近い28歳の姿と、高校生の姿を演じる。今回は中川と千葉の仲良しコンビに、撮影の様子や2つの面を演じた点について話を聞いた。○27歳のアドバイス――大人気作品の実写映画化ですが、原作の漫画を読んだ感想はいかがでしたか?千葉:すごく大人な漫画ですよね。絵のタッチは柔らかいんですけど、悩みや状況、社会に対しての気持ちが現れていて、すごく続きが読みたくなる漫画でした。中川:(見つめる)千葉:なんだよ(笑)。中川:(笑)。僕はすごく好きな世界観でした。現実世界に1個だけファンタジーな設定が入っていて。27歳が17歳になるという変わった設定なんですけど、青春もあって、でもふとした時に「27歳なんだ」と思わせられる。爽やかだけど、不思議な面もあって。ただの青春漫画じゃないなと思い、すごく面白かったです。――原作は続いているので、映画オリジナルの終わり方となっていましたが、観終わっての感想を教えてください。千葉:(中川と)一緒に観たんですよ。ポスターからしてキラキラしているし、ピンクと水色で爽やかな印象ですが大人の方にも観ていただきたいです!中川:そうなんですよ。もっとポップでコメディな感じになるのかなと思ったんですけど、そういう面もありつつ、全体を通してみたら、いろんな層の人に楽しんでもらえると思いました。今まであまり見たことないようなジャンルの作品です。――今回おふたりとも実年齢に近い役と、10歳ほど違う役を演じられていて2つの面が見れるという面白さがありました。中川さんは、自分より年上の27歳役を演じてみていかがでしたか?中川:千葉くんとは、今までも同い年の役をやらせてもらったことがあるんですけど、今回はすごく不思議でしたね。今までは千葉くんが高校生になっていたけど、今回は逆で、僕が千葉くんの世代にいくことに。僕としては、27歳に行って、高校生に帰ってきて……という作業だったのですごく面白かったです。1作の映画のなかで、2つの顔を見せるので、見た目の変化を作っていく作業も楽しかったですし、スーツも今まで着たことがなかったので新鮮でしたね。千葉:髭も生やしていたもんね。声も変えてたんじゃない?中川:声も若干意識していましたね。あんまりかわいくならないように(笑)。千葉:ふだん、かわいいからね(笑)。中川:ふだんがかわいいから(笑)。作中で高校生になってからは、リラックスして演技ができました。――中川さんが、撮影時27歳だった千葉さんにアドバイスを求めたりなどは。千葉:聞かれました。「27歳ってどんな感じですか?」って。こんな感じです(笑)。「参考にならなかった」って言われました。中川:千葉くんは学生の役も演じてきているので、他の仕事の27歳の人と全く違うじゃないですか(笑)。でも、どういう音楽を聞いていたのかとか、どういうアニメや漫画を見ていたのか、教えてもらいました。作品の中で出せなくても、知っておくだけで面白いですし。――千葉さんは27歳と高校生と、2つの年齢を演じて、いかがでしたか?千葉:そんなには意識していなかったですね。役柄的にも、高校生のキャピキャピする感じを出すわけではなかったので。27歳の時も17歳の時も一貫して、すごく大人な目線で見てなきゃいけなかったので。ビジュアルの変化くらいです。●日本アカデミー賞新人賞に感じたそれぞれの思い○千葉雄大が中川大志専門税理士に!?――作中でも、中身が27歳の海崎が、学校の先生に「年下じゃん」と思うシーンがありましたが、例えば千葉さんも振り返って「あのとき先生のこと大人だと思っていたけど違ったんだ」と思うようなことはありますか?中川:学校でも、千葉くんより年下の先生、いますもんね。千葉:どんな感じなの?中川:学校で会っているから、感覚として「上の方の人なんだろうな」と思っているんだけど、「25歳だよ」と言われると、心の中で「え~、千葉くんより年下じゃん!」って思います。まず基準として出てくるのが千葉くんなんです(笑)。千葉くんとは同い年の役もやっているから、全然感覚が違いますよね。千葉:たしかに今思うと、教育実習の先生も今の僕より年下で、でも髭も生えていて大人なイメージでしたよね。肩書って大事なんですよね。僕も大人に見てもらえるような肩書きが欲しいです(笑)。中川:税理士とか?千葉:……今から!? じゃあ、税理士目指しますよ。中川専属の(笑)。――ちなみに映画には、不器用な優等生の日代千鶴(平祐奈)、努力家で勝ち気な狩生玲奈(池田エライザ)、楽観的で脳天気な小野屋杏(岡崎紗絵)という3人の女の子が出てくるんですけど、おふたりが好きなタイプを教えてください。千葉:そういうのありますよね。中川:小野屋です! いつも明るくてニコニコしてて、いてくれるだけでみんなが安心する雰囲気を出せるのが、この6人の中だったら小野屋だと思うんですよ。いっぱい笑う子が素敵だなと思うので、小野屋が好きですね。千葉:僕は、日代さん。一定のトーンで、サバサバしているじゃないですか。僕も同じトーンでしゃべって、「バカにしてるんですか?」と言われたら、「してます」って答える。中川:想像つく!千葉:そういうやりとりをしたいという妄想はあります(笑)。○「新人だ」という思いを新たにした――千葉さんは先日、第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞(『殿、利息でござる!』)を受賞されていましたが、改めて受賞の感想を伺いたいです。中川:見てた~テレビで! 緊張しました?千葉:そうですね。仕事を始めて7年経つんですけど、現場で新人として扱われることは少なくなってきて。その中で新人賞をいただいて、授賞式の場に行ったら「あ、新人だ」と思いました。やっぱり、そうそうたるメンバーの中で緊張して、顔も硬直して……でも新人俳優賞って、役者をやっている中で1度しかもらえないものなので、すごく嬉しかったです。あとは向上心が湧きました。またあの場に立てたらうれしいですね。――何かお祝いの場はあったんですか?千葉:終わったあとに、映画のスタッフさんにお祝いしてもらったんですけど、スペシャルゲストで(主演の)阿部サダヲさんと監督がお祝いしに来てくださったんです。僕は全然知らなかったので、そういうサプライズをしてくださって、嬉しかったですね。――中川さんは、テレビで千葉さんの姿を見ていたということですが、どのような感想でしたか?中川:千葉くんがTVに映った瞬間、嬉しかったですね。他にも共演したことがあって、知っている人もいっぱいいたんですけど、その中でも、千葉くんのいる姿を見たらなんだか胸が熱くなりました。千葉:(疑いの目)中川:これマジでマジで! 本当ですよ! 日本アカデミー賞の授賞式は毎年見ていますし、いろいろ考えています。――やっぱりそれは、あの場に立ちたいという思いで。中川:そういう気持ちなくしては、見れないですよね。でも、一緒にやってきている仲間が立っているのはとても嬉しいですし、刺激にもなります。自分も頑張ろうと思っています。○映画『ReLIFE リライフ』新卒で入社した会社を5カ月で退職した後、不採用続きで27歳になってしまった海崎新太(中川大志)の前に、謎の男・夜明了(千葉雄大)が現れ「人生、やり直してみませんか? 」と声をかける。見た目だけ10歳若返り、1年間限定で高校生活をやり直す社会復帰プログラム「リライフ」に参加することになった海崎は二度目の高校生活に飛び込んでいく。4月15日公開。
2017年04月16日