西鉄ストアは12月1日から31日までの1カ月間、熊本県とともに熊本県産品キャンペーン「よかもんあるモン!くまもっとキャンペーン」を実施する。同社では、食材の宝庫”九州”のおいしいものをより知ってもらうため、11月に「九州うまいものフェア」を実施し、好評を得た。引き続き12月からは、「馬刺し」や「からしれんこん」などの名産地として有名な”熊本県”に焦点をあてたPRキャンペーンを展開する。同キャンペーンは、同社が運営するスーパーマーケット「にしてつストア」「レガネット」「スピナ」「スピナマート」全54店舗で実施。期間中、実施店舗で販売している熊本県産品を含む商品を3,000円以上(レシート合算可)の購入者の中から抽選で、「熊本ペア旅行」や「熊本県産品詰め合わせ」が当たる。実施期間のうち4日間は、「にしてつストア砂津店」や「レガネット天神」などの計4店舗に、全国的な人気を呼ぶ熊本県が誇る”ゆるキャラ「くまモン」”を招く。キャラクター・テーマソングに合わせて踊る「くまモン体操」の披露や、熊本県オリジナルの景品が当たるクイズ大会の実施など、同キャンペーンを一緒になって盛り上げる。「くまモン」の、にしてつストア訪問スケジュールは次の通り。「にしてつストア砂津店 」(福岡県北九州市小倉北区砂津三丁目1-1-1070)。日時:12月1日11時~11時30分、13時30分~14時、15時30分~16時。「レガネット飯倉」(福岡県福岡市早良区飯倉五丁目16-43)。日時:12月8日11時~11時30分、13時30分~14時、15時30分~16時。「レガネット天神」(福岡県福岡市中央区天神二丁目11-3 ソラリアステージ地下1階)。日時:12月14日16時~16時30分、17時30分~18時。「にしてつストア三潴店」(福岡県久留米市三潴町早津崎811-1)。日時:12月15日11時~11時30分、13時30分~14時、15時30分~16時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日熊本県阿蘇、大分県竹田、宮崎県高千穂の3地域では、105の温泉施設で共通利用できる「湯ごもり入浴券」(1,500円)を利用し温泉巡りを楽しむ「阿蘇温泉郷 湯ごもり祭」を開催している。期間は来年の2月28日まで。同祭りには、阿蘇地域から85施設が参加している。「湯ごもり入浴券」を利用することで、降り積もる雪を見ながら入浴できる露天風呂や、60mの岩山から落ちる豪快な滝を見ながら入浴できる露天風呂など、さまざまな温泉に入ることができるという。また、期間中、イルミネーションに彩られた50基以上のツリーがトンネル内に展示される「高森湧水トンネルクリスマスファンタジー」や、黒川温泉の新年恒例「千人鍋の振る舞い汁」などのイベントも実施するとのこと。なお、「湯ごもり入浴券」では、温泉に5回入浴することが可能。さらに、入浴券を購入した人には、最大で15,000円分の宿泊補助券が抽選で当たる「スタンプラリー」に参加できる「湯ごもり祭ハンドブック」を配布する。詳細は、キャンペーンページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日日本三大名城に数えられる熊本城。名将加藤清正(きよまさ)が築城し、細川家代々の藩主が当地したこの城内で、江戸時代の武家のごちそうが食べられる。それって、どんな味なのだろう?試食に出掛けてみた。城造りの名人・加藤清正が慶長6年(1601)から7年もの歳月をかけて築いた熊本城。広大な城郭の中に黒壁も雄々しい天守閣と小天守閣がそびえ、櫓(やぐら)や櫓門、城門などの遺構が残る。城内を歩けば見事な曲線を描く「武者返し」と呼ばれる石垣も築かれ、今にもその影から武士が飛び出して来そうな雰囲気だ。そんな堅牢(けんろう)強固な城の中で、当時の殿様・細川氏が武士たちに供した酒宴の料理が楽しめるという。しかも、料理が供される場所は5年の歳月をかけて再現された藩主の居間であり、接客の場でもあった「本丸御殿」の大御(おおみ)台所。一体どんな料理なのか興味はますます募る。料理の名は「本丸御膳」。メニューは江戸時代に書かれた貴重な料理秘伝書「料理方秘」や、近世熊本の食品・料理集「歳時記」を参考に考案。往時の献立を再現した「熊本藩士のレシピ帖」などの文献に基づいている。そして、熊本市内の郷土料理店「青柳」の料理長、松村健司さんが文献に書かれている意味や調理法を研究。専門家に相談しながら、現代人の嗜好(しこう)に合わせてアレンジしたという。さてさて、運ばれてきたのは細川の九曜紋が描かれた漆塗りの立派な御膳。なんともゴージャスで、味への期待は膨らむ一方だ。料理は全8品。係の人が、まずは四角い足付きの器「三方」に盛られた「御肴」から丁寧に説明してくれる。これは前菜のようなもので、中央手前にあるのはアワビとタイで作ったアワビかまぼこ。当時の最高級料理だそうだ。左側の串に刺さったものは魚とエビ、そしてクワイを混ぜてふっくらさせた「たまごかすてら焼き」という卵焼き。ワケギをぐるぐる巻きにして酢みそで食べる「一文字ぐるぐる」や、「からしれんこん」など今に伝わる郷土料理もある。からしれんこんは細川家初代藩主の忠利の滋養のために作られた料理。断面が細川藩の九曜紋(くようもん)に見えることから、明治維新まで門外不出だったという。からしれんこんの右下にある小さな皿は豆腐みそ漬けで、濃厚なクリームチーズのような食感だった。その右側は膾(なます)。現代の刺し身に当たるが、つけるのはしょうゆではない。酒をかつお節や梅干しと煮詰めた「煎酒(いりざけ)」や、裏ごしした梅肉に砂糖を混ぜた「梅醤(うめびしお)」をつけて食べるのだ。江戸時代初期、しょうゆはまだ一般に普及してなかったのだ。しょうゆより先に砂糖があったのは意外だが、オランダと交易が盛んだった長崎から砂糖が熊本まで流通していたようだ。左下のわんものは「タイのくずたたき」と「青まめとうふ」。「タイのくずたたき」はタイの白身をくず粉で固めたもので、しっとりした味わい。「青まめとうふ」は江戸時代の料理書「豆腐百珍」に掲載されていた料理である。そして、黒っぽいわかめのように見えるのは熊本市の伝統野菜「水前寺菜」。その右斜め下の茶わん蒸しのようなおわんは「卵ふわふわ」。溶き卵にダシを加えたもので、ふんわりした食感。江戸時代の料理書にはよく出てきた料理らしい。右下の汁物は「くしいと そそろ麩」。「くしいと」とは、ポルトガルから伝来した「コジイド(ゆでた肉)」に由来するやわらかい鶏肉が入った汁もの。江戸時代、肉は御法度と思っていたが、特別なごちそうの時は鶏を食べていたらしい。ところでこの時代には、すでにデザートもあった。膳の左上のわんに入ったものがそれ。熊本に今も伝わる「朝鮮飴」だ。当時としてはぜいたくな白砂糖と上白もち米を使い、あめというよりやわらかな餅菓子といった感じで、とてもおいしい。そして、わんの右下の小さな甘納豆のようなものは、細川家の菩提(ぼだい)寺に伝わる塩辛納豆「妙解寺納豆(みょうかいじなっとう)」と、熊本伝統の納豆の塩漬けを干したもの「干こる豆」。スイーツではないが、当時の日常食が垣間見える思いがした。以上が本丸御膳の数々。当時はぜいたく品であった肉や魚、卵がふんだんに使われ、栄養豊富なメニューになっていることが印象的だった。殿様を前にこのような料理を振る舞われた武士たちは、細川家の威光を感じたに違いない。現代のわれわれもなんだか背筋がシャンと伸び、改まる気がした。● Information 本丸御膳 提供場所:熊本城本丸御殿大御台所 熊本市中央区本丸1-1 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日香川県は、昨年の「香川県はうどん県に改名します」プロジェクトに続き、2012年「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトを推進している。9日、同プロジェクトの試食会「さぬきうまいもん祭り in 東京」が都内で行われた。イベントでは、プロジェクトのプロモーションビデオが披露され、ビデオには昨年初代うどん県副知事に就任した俳優の要潤氏が登場した。ビデオの内容は、要氏が率いる香川県民たちが、丸亀城や栗林公園など香川の観光名所をかけめぐり、JR高松駅に到着する。駅からタレントの加藤茶氏が登場し、要副知事がうどんを手渡しながら「ようこそ、うどん県、それだけじゃない香川県へ」と述べ、歓迎するというものになっている。プロモーションビデオに登場する県民たちは、皆それぞれ香川県の特産品を手にしており、香川の伝統工芸品である「讃岐刀彫」や、全国うちわ生産量の約9割を占めるという「丸亀うちわ」、江戸時代からの名産である「香川漆器」、生産量日本一を誇る香川県の手袋を紹介している。なお、プロモーションビデオは、同プロジェクトの公式サイトから見ることができる。また、香川県はオリーブ栽培発祥の地であることから、今回のイベントではオリーブのクリスマスケーキ、オリーブ牛(オリーブを食べて育った黒毛和牛)のローストビーフ、オリーブハマチ(オリーブ葉の粉末が入ったエサで育てたハマチ)のカルパッチョなどが振る舞われた。出席した香川県知事の浜田恵造氏、香川県出身の女優藤澤恵麻氏、香川県県議会議長の平木享氏が試食を行い、「ジューシーな肉なので食べすぎてしまわないか心配です(浜田氏)」、「オリーブの香りがして、口どけのいいスポンジがおいしいです(藤澤氏)」、「脂ののったハマチなのに、後にひかないサッパリした甘さがあります(平木氏)」とコメントした。現在、2012年流行語大賞の候補として「うどん県」がノミネートされている。県知事の浜田氏は、「ノミネートされて大変うれしく思う。今後は、うどん以外の香川県の魅力も全国に発信できるよう尽力したい」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日熊本県八代市泉町の五家荘の「せんだん轟の滝」など紅葉スポット周辺で「五家荘紅葉祭」が開催される。開催日時は10月25日(木)~11月20日(火)まで。イベントでは、10月28日(日)に平家の里能舞台で行われる琵琶の弾き語りと地元の「樅木神楽」等が披露される。また、11月4日(日)には、緒方家庭園で久連子古代踊り保存会による国選択重要無形文化財の「久連子古代踊り」や、秀岳館高等学校雅太鼓部による「和太鼓」が演奏される。平家の落人伝説が残る五家荘ならではの催しだ。さらに11月11日(日)には菅原道真ゆかりの左座家で東阿部流の煎茶が味わえる「左座家茶会」が行われる。左座家の庭園では地元の農産品等の販売も予定している。周辺の紅葉スポットには、落差70mの「せんだん轟の滝」や、現在は地元の杉や栗の木を利用した「樅木の吊橋」、高さ55mの「梅の木轟公園吊橋」などがある。「ふれあいセンターいずみ」では特産品ショップや野菜の採りたて市、レストランがあり、地元の新鮮な食材を使ったメニューを味わう事ができる。イベント詳細は五家荘ねっとで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日熊本県は、昨年の「ゆるキャラRグランプリ2011」で優勝した熊本県のPRキャラクター”くまモン”が、熊本県蒲島郁夫知事から指令書の交付を受け、「くまもとから元気をプロジェクト」を始動すると発表した。きっかけとなったのは、くまモンが今年7月の九州北部豪雨で被害を受けた福岡県柳川市を訪問したこと。くまモンがもう一度「被災地(柳川市)に元気を届けたいモン」と知事に直訴したところ、知事から「柳川市だけでなく、全国を元気にしてほしい」との話があり、10月16日に指令書が交付されたという。同プロジェクトでは、くまモンがこれまで行ったことがない地域などを訪問し、観光体験や伝統芸能への挑戦などを行う。各地に元気を届け、地域間の交流を図るだけでなく、くまモンを通じて熊本に親しみをもってもらうことがねらいだという。今後の訪問予定は、10月23日から10月24日が福岡県柳川市と大分県日田市、11月17日から11月21日が沖縄県、12月上旬が福井県、12月中旬が宮城県と福島県、来年1月が北海道などとなっている。なお、訪問先では動画を撮影し、YouTubeで発信していくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月24日11月25日(日)、熊本県宇土(うと)市で「宇土雨乞い大太鼓保存会青年部」が結成20周年を記念した公演を行う。宇土に伝わる大太鼓は、欅(ケヤキ)の大木をくりぬいたもの。鉦(かね)のリズムに合わせて叩き、笛の音とともに村人が踊る「雨乞い祭り」や「虫追い」などの行事で使われ、戦前までは各地区で盛んに行われていたという。同市に残っていた江戸~明治時代にかけて作られた26基の大太鼓を「ふるさと創生事業」を機に修復。これを使って新しい芸能の創作と叩き手の養成を目的に1992(平成4)年に結成されたのが「宇土雨乞い大太鼓保存会青年部」だ。同青年部は結成以来、宇土の太鼓を伝承し、パフォーマンスを披露するほか、太鼓教室で後継者育成などの活動を続けている。また、さまざまな太鼓団体が参加する「宇土大太鼓フェスティバル」や肥後三大夏祭りの一つである「宇土地蔵祭り」に毎年出演するなど多方面で活躍。結成20周年の節目として宇土の大太鼓をもっと多くの人に知ってもらおうと、企画されたのが今回も記念公演だ。会場は宇土市民会館(熊本県宇土市新小路町123)。開場13時30分、開演14時00分。青年部の演奏をはじめ、太鼓教室受講生演奏、山内利一氏、西野貴氏、内海いっこう氏らゲストによる演奏が予定されている。なお、入場は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日熊本市動植物園(熊本県熊本市東区健軍5-14-2)は14日、9月20日に生まれたライオンの赤ちゃんの一般公開スケジュールを発表した。9月20日に誕生した3頭の赤ちゃんは、すでに6日に一般公開を行い、その愛らしい姿を観覧者に披露しているが、次回の公開日は20日の11時30分~11時45分に決定。場所は動物ゾーン入り口エントランス付近を予定している。誕生時、それぞれ850g、950g、1,000gだった体重は、10月13日には1650g、1650g、1750gへと増加し、順調に育っているという。今後は、毎週土曜日に公開していく。なお健康管理上、ライオンの体調次第で延期になることもあるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月17日熊本県は20日と21日の2日間、普段は見ることができない古墳の内部を見学できる「装飾古墳一斉公開」を行う。装飾古墳とは、古墳内部の石室や石棺、あるいは横穴墓の壁面に彩色や浮き彫り、線刻等を施したもの。こうした装飾を施す古墳は4世紀から出現し、横穴式石室が盛んに造られた5世紀から7世紀にかけて、九州北部を中心に広がった。5月現在、国内の装飾古墳は660基を数え、そのうち熊本県内の装飾古墳数は195基と全国でもっとも多いという。熊本県立装飾古墳館のある菊池川流域には装飾古墳が特に多く集中し、117基が確認されている。この一斉公開の催しは、装飾古墳内の保存環境の維持に最大限の注意を払いつつ、大規模な公開に耐えられる時期を選定。平成21年から熊本県北の「菊地川流域装飾古墳一斉公開」として行ってきた。こうした一斉公開は全国でも珍しいという。今回は県央、県南の装飾古墳を新たに加え、全9カ所を対象に一斉公開を行う。対象となる古墳は「永安寺東古墳(玉名市)~赤彩、滴る円文、走る帆船~」「大坊古墳(玉名市)~灰色・黒・赤の連続三角文~」「チブサン古墳(山鹿市)~語りかける人物像、同心円文~」「横山古墳(山鹿市)~謎の文様、双脚輪状文~」「袈裟尾高塚古墳(菊池市)~古代の線刻~」「塚坊主古墳(玉名郡和水町)~菊地川流域最古の三角文、円文~」「石之室古墳(熊本市)~日本最大の家形石棺~」「宇賀岳古墳(宇城市)~アースグリーンを塗った装飾古墳~」。各古墳では、現地スタッフによる解説を行う。公開日時は10月20日と21日、ともに9時30分~16時30分。見学は無料。問い合わせは「熊本県立装飾古墳館」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月16日熊本県玉名郡長洲町で第25回となる「金魚と鯉の郷まつり」が開催される。開催日時は10月28日(日)10:00から。場所は長洲町の「金魚と鯉の郷広場」。長洲町は、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市、江戸川下流域などと並び、日本有数の金魚の名産地。その歴史は古く、肥後細川藩の記録にも書かれているほどで、350年も前から長洲町で金魚の養殖がおこなわれていたと伝えられている。イベントは、長洲町の誇る美しく、また多くの種類の金魚をPRするもの。九州を中心とした金魚愛好家や生産者が集まって自慢の金魚を披露し競いあう「第44回金魚品評会」、「長洲金魚」を特別価格で販売される「金魚販売・物産市コーナー」が予定されている。また、「ながす軽トラ市」では、新鮮な有明海の海産物や、地元産の農産物や工芸品を軽トラに乗せて販売される。「なんさまきてみなっせ市」はフリーマーケット。約230区画を現在募集中だ。「造船工場見学バスツアー」では長さ620mと420m(幅85m、深さ14m)の2基のドックを見学するほか、4機設置されたゴライアスクレーン、迫力の大型タンカーを見ることができる。さらに「有明ソーラーパワー見学バスツアー」は日本最大級のメガソーラーの見学だ。「子ども向け遊具・ポン菓子試食コーナー」は、子ども向け遊具設置のほか、お米約20kgを使用した「ポン菓子」の無料配布。さらに「ひまわり幼稚園児による遊戯の披露」、参加者自ら自転車をこいで発電し、かき氷を作る「環境普及啓発コーナー」、「ものづくりフェア」では、地元産の木材や、い草、ケナフなどを使ったものづくりが体験できる。「ミニボートピア長洲」を運営している長崎県大村市から、「ボートレース発祥の地大村市展」及び「物産市」が開催され、さらに長崎ペンギン水族館からは2羽のフンボルトペンギンが出張サービス。ペンギンとのふれあいも楽しめる。各イベント詳細は長洲町観光情報サイトで確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月10日熊本市動植物園(熊本県熊本市東区健軍5-14-2)では、6日11時30分より、ライオンの赤ちゃん3頭の一般公開を行う。3頭の赤ちゃんは9月20日8時40分、飼育担当者が誕生を確認した。性別は今のところ不明。生まれた時の体重は、それぞれ850g、950g、1,000gで、9月26日には1,080g、1,090g、1,130gへと増加している。母親はリボイ、父親はセボシ。出産当日は、母子のみ寝室で安静にし、様子を観察していたが、赤ちゃんのうち1頭が母乳が十分に飲めていない状態だったため、大事をとって、夕方から3頭とも人工哺育に切り替えた。現在、飼育スタッフが飼育管理センターの保育室で毎日懸命に世話をし、順調に育っているという。一般公開は、6日11時30分より15分程度を予定。その後の公開は、赤ちゃんの状態を見ながら適宜告知していくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日熊本県は、熊本県のPRキャラクター”くまモン”をモチーフにした料理づくりを通して、全国の人々に熊本への興味関心を高めてもらおうと、「くまモンキャラ お料理コンテスト」を10月1日からスタートさせる。同コンテストでは、くまモンをモチーフにした手作りのスイーツ・お弁当などを作り、その写真を特設WEBサイトに投稿してもらう。「スイーツ部門」と「弁当・総菜部門」の2部門があり、くまモンのキャラクターがどのように再現されているか、その”見た目”で審査されるという。特設WEBサイトは、お気に入りの作品に投票できるシステムになっており、この人気投票の結果と、”熊本県宣伝部長”を務めるタレントのスザンヌさん、蒲島知事、くまモン営業部長らによる最終審査を経て、グランプリを決定。受賞者には、「特製くまモントロフィー」や「黒川温泉ペア宿泊券」などの賞品が送られる。また、毎月の投稿作品で得票数1位を獲得した作品には、「マンスリーMVP」として「くまモングッズ」を贈呈。投票者にも抽選で「くまモングッズ」が当たるとのこと。なお、同コンテスト特別WEBサイトは10月1日に開設。コンテストの期間は10月1日から12月16日で、審査結果は2013年1月に発表予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日南阿蘇鉄道には、日本一長い名前を持つ駅がある。その名も「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」。2007年に島根県松江市の「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」の名が変更されて以後、この阿蘇の駅が日本一長い名を持つ駅として栄誉に輝いている。それにしても、どうしてこんな長い駅名が生まれたのだろう?答えを教えてくれたのは、駅のホームに立つ案内板。そこには、この駅の近くには、寺坂湧水、湧沢津(わきさわづ)湧水、塩井社(しおいしゃ)湧水と、優れた湧水地が多いのだと記されていた。南阿蘇村旅案内人協会の古澤順正会長に聞いてみると、「駅のホームから見える南郷谷(なんごうだに)には、水田が広がっているでしょう。面の水田に実る稲は、張り巡らされた水路からの“湧水”で育てられるんです。保木下井手(ほきしたいで)という水路の堤は、なんと300年以上前に作られたものなんですよ」とのこと。つまりこの土地は、阿蘇平原はもとより肥後平野全体を潤す、豊かな水のあふれる土地。「水の生まれる里」とは、駅を指す名であるのだけでなく、村全体を指す名前であるともいえるだろう。こうした湧水は、南阿蘇村全体ではなんと11カ所にものぼり、環境省選定の平成名水百選には、南阿蘇村湧水群として10カ所が名前を連ねているという。阿蘇へと降った雨は伏流水となって地底を下り、熊本県内の平野の至る所に清水を噴き出している。熊本市北部には、市街地でありながら、湧水だけが集まってできあがった画図(えず)湖という湖まで存在しているらしい。そんな南阿蘇村内に噴き出す湧水のうち、質、量ともに最高なのが白川水源と言われている。毎分60tの水を噴出する白川の源。飲んでみると、まろやかでうまい。天然水の味は、含まれるミネラルと炭酸の量で決まるという。白川水源の水は、俳優の渡辺文雄氏がレポーターをしていた人気旅番組「遠くへ行きたい」の中でも、「日本一おいしい水」と紹介されて話題になった。水のうまい土地には、清涼感あふれる個性的な「食」が多いものだ。湧水の手前には売店が並んでいるが、最も古いという「白川水源売店」の名物は「名水まんじゅう」。くずでつつんだこしあんが、名水とともにつるりと喉を通る。白川水源エリアでオススメの店をもう一件、紹介しよう。それは「水源茶屋」の豆腐。まろやかな軟水で仕込まれた豆腐を、熊本独特のたまりじょうゆやみそで味わうものだ。決して豪華でも華やかでもないが、名水の爽やかさと素材そのものの味をぜひ堪能してほしい。最後は「水」に変わって「湯」の紹介だ。南阿蘇村には15もの温泉があるが、今回紹介するのは、文化5年(1808)に開湯し、江戸時代には藩の重臣だけが利用を許されていたという「地獄温泉 清風荘」だ。自噴する3源泉からなる5つの浴場がある。中でも露天風呂は浴槽の底が源泉になっており、直接温泉が湧いているというから驚きである。地獄温泉で一風呂浴びて、湧水の産んだ地元の豆腐と地酒で、軽く一杯。「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」この日本一長い名前を持つ駅を有する南阿蘇を楽しむ、ささやかなようでいて最上のぜいたくを満喫してほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日「熊本県」は10月1日から2013年3月31日まで、熊本観光キャンペーン「期待を超えるぞ! くまもっと県。」を開催する。このキャンペーンは、熊本県と社団法人熊本県観光連盟、西日本旅客鉄道が共同で行う観光キャンペーン。キャンペーン期間中に対象となる旅行商品を成約した人の中から、抽選で15組(15名)に体高3.5cmの「純金くまモン」がプレゼントされる。キャンペーン対象となるのは、京阪神エリア出発のJR利用熊本県宿泊個人型商品のうち、JTB・日本旅行・近畿日本ツーリストが扱う指定商品。また「世界70億人で争奪!オリジナルくまモングッズプレゼントキャンペーン」と題し、設定期間内に旅行会社の店舗を訪れるだけで、4万2,000名に「くまモンオリジナルグッズ」をプレゼントする。キャンペーン対象店舗などの詳細は「社団法人熊本県観光連盟公式ページ掲載のプレスリリース」で確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日熊本城を会場に、10月5日(金)~10月14日(日)までの10日間「秋のくまもとお城まつり」が開催される。熊本城は、日本三名城に数えられ、名将加藤清正が幾多の実戦の経験を生かし、1601年(慶長6年)から7年の歳月と、心血を注いで築城したもの。大小天守閣をはじめ、櫓(やぐら)49、櫓門18、城門29を数える。城郭の広さは約98ヘクタール(東京ドーム21個分)、周囲約5.3キロメートルにも及ぶ豪壮雄大な構えで、美しい曲線で築かれた石垣と、自然の地形を巧みに利用した高度な技術で知られている。この城は以後、加藤家2代(44年)、細川家11代(239年)の居城となり、西南戦争では、薩軍の大軍を相手に50余日も籠城(ろうじょう)に耐え、不落の城として真価を発揮したが、薩軍総攻撃の3日前、原因不明の出火により天守閣など主要な建物を焼失。消失を免れた宇土櫓など13棟の建造物が国の重要文化財に指定されている。現在の天守閣は1960年(昭和35年)、熊本市によって再建されたもの。この熊本城の奉行丸をメイン会場として10日間にわたり開催されるのが「秋のくまもとお城まつり」だ。「熊本城薪能」(喜多流)などの伝統行事をはじめ、コンサートや食のイベントなどが企画されている。10月6日(土)は武田流騎射流鏑馬(やぶさめ)保存会による「流鏑馬」が開催される。熊本城大小天守閣、宇土櫓を背景に、見事な流鏑馬を見ることができる。さらに、肥後の国を盛り上げるために現世によみがえった加藤清正公をはじめとする「熊本城おもてなし武将隊」の面々も来場者を歓迎する。秋のくまもとお城まつり期間中は、熊本城の夜間開園を行っており、21時00分(入園は、20時30分まで)まで開園。料金も、夜間開園時の17時以降は、高校生以上500円が200円、小中学生200円が100円となっている。関連催事としては、熊本城周辺では、10月6日(土)、7日(日)に、「第9回城下町大にぎわい市」、「第9回熊本暮らし人祭りみずあかり」を開催。「みずあかり」は、故郷・熊本の魅力を発見し、”ここに暮らす喜びやせつなさまでも共感できる市民と地域でありたい”というコンセプトのもとに、5万4千ほどのろうそくの灯かりで秋の夜を幻想的に彩るイベントだ。10月13日(土)には、上通・下通・サンロード各アーケード周辺で、ジャズ・クラシック・フラメンコなど多彩なパフォーマーが集結する「STREETART-PLEXEXTRAVAGANZA2012」を開催。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日人気ゆるキャラ「くまモン」がいるカウンターで熊本の酒を堪能できる、その名も「くまBAR」。熊本のあらゆる地酒がそろい、地酒に詳しいスタッフが熊本の深き酒の世界へといざなってくれるという。魅惑のバーの扉を開いてみた。九州のほぼ真ん中に位置する熊本県は、熊本城や阿蘇など見どころ満載の観光地としても有名。そこへ近年加わった県の顔といえば、全国ゆるキャラグランプリで堂々1位に輝いたくまモンだ。そのくまモンがひそかに通っているバーがあるという。その名は「くまBAR」。店のコンセプトは「熊本の酒文化発信処」とあり、熊本に限定したお酒を提供する他、お酒にまつわる歴史や文化にも触れることができるそうだ。店内は黒を基調とした大人なデザイン。さりげなく熊本県の工芸品が飾ってあり、いかにも文化を発信している感じだ。ところで、肝心のくまモンは……。おっ、いた、いた!カウンターに鎮座していた。でも、意外と大きいな。店長の黒木涼太さんに、お店の特長などについて伺った。「くまバーには球磨焼酎全28蔵元の焼酎の他、日本酒やワイン、リキュールなど約90種類、また、それを使用したカクテルも飲めます。もちろん全て熊本県産酒です。ビールも阿蘇にあるサントリー熊本工場から出荷されたものです」。へぇ、球磨焼酎は有名だけど、ビールやワインも作られていたんですね。「実は、熊本県はおいしい水で知られるところ。阿蘇の湧き水をはじめ、天然の地下水が豊富です。水は酒造りに最も重要ですから、水がいいということは素晴らしい酒ができるということです。また、寒暖の差が激しく、日本酒や焼酎の原料となる米のできもいい。日本酒、焼酎、ワイン、ビールなど、こんなに様々な種類のお酒が作られている県はそう多くないはずですよ」。なるほど。そんなに恵まれた環境にある熊本のお酒、ますます飲みたくなりました。おすすめは何でしょうか?「初めて熊本のお酒を試されるなら、焼酎または日本酒の3種飲み比べ各500円。焼酎好きの方なら、球磨焼酎の古酒(20年~30年もの)飲み比べセット2,000円はいかがでしょう?オリジナルのビンテージ球磨焼酎(2001年製~)もありますよ。また、熊本ではお正月のおとそに用いられる『赤酒』を使用したカクテルや、しょうがとかんきつ類の『不知火柑』、それにサトウキビと球磨焼酎を使ってつくる『ジャーボンバー』というカクテルもおすすめです」。どれも飲んでみたいものばかり。迷ってしまいますね。「スタッフは利酒師や球磨焼酎案内人という資格を持っていますので、好みなどをお伝えいただければ、おすすめのお酒をご案内します。また、お酒の基本的な知識などもお話しできますし、各蔵元で直接研修を受けていますので蔵の特徴や蔵人の思いもお伝えできます。何でも気軽に質問してくださいね」。くまバーの、これが自慢!を教えてください。「熊本県全ての蔵元の酒を味わえるということに尽きます。また、フードメニューやソフトドリンクもほとんどが熊本産の食材を使って作っていますから、熊本の食文化をかいま見るという楽しみもあります。くまモンの巨大フィギュアも毎日カウンターに座っていますので、記念撮影をされる方が多いですよ」。最近は観光客の人気も高く、老若男女、幅広い世代が来店するというくまBAR。くまモン人気で話題なのかと思ったが、それだけにとどまらず蔵元のある町へ旅したくなる深い魅力のある店だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日熊本県熊本市で「熊本暮らし人祭り」と題した祭り「みずあかり」が開催される。日時は10月6日(土)18:00~22:00、7日(日)は18:00~21:00まで。「みずあかり」は2004年から始まった新しい祭りだ。熊本城周辺から花畑公園、シンボルロード、桜町周辺歩道に5万4千個ものほのかなろうそくの明かりがともる。坪井川に浮かぶ「浮き灯籠(とうろう)」はみどころの一つ。祭りのコンセプトは、「ここに暮らす喜びや切なさまでも共感できる市民と地域でありたい」。地域の資源である水、火、竹、ろうそくを使い、約2,000人の市民ボランティアの手により運営されている手作りイベントだ。花畑公園の献灯式で使用される和ろうそくは水俣の櫨(はぜ)で作られたもの。灯籠(とうろう)に利用される竹は、竹林被害のある山林から伐採し利用されている。環境に配慮されていることから、「みずあかり」は第16回ふるさとイベント大賞で、応募された全国172のイベントの中から大賞を受賞した。祭りは6日(土)にメイン会場となる花畑公園で神事、献灯式が行われ、ろうそくに火をともす「あかりびと」の受付が行われる。18:00から巫女舞、点灯と続く。7日(日)は18:00から点灯開始となる。高橋公園では関連イベントとして第6回高橋公園コンサート、「夢あかりライブ」が行われる。日時は6日(土)18:00~21:00、入場無料。夢あかりライブは「軽音楽の夕べ」と題してスイング・ジャズ、ポップスの演奏、「ショートプレイ-1」では寸劇、「和・幼・舞・踊」では子供達のパフォーマンス。寸劇「ショートプレイ-2」を挟んでオペラ「ヘンゼルとグレーテル」(日本語バージョン)で幕となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日九州のほぼ真ん中に位置し、熊本城や雄大な阿蘇など見どころもいっぱいの熊本県。この土地の代表的なグルメといえば、まず思い浮かぶのが馬刺しだろう。ピンクがかった肉色から「桜肉」とも呼ばれ、口の中でとろける脂の甘みはたまらない。しかし、ここで疑問が。地元の人は刺し身ばかり食べているのだろうか?他の料理法はないのだろうか?地元の人気店に探りをいれることにした。お目当てのレストランに向かう前に、まずは熊本県内の肉屋とスーパーをのぞいてみた。すると、豚肉や牛肉と並んで馬肉も売られているではないか。肉屋さんに話を聞くと、家庭でも晩酌を楽しみたい時や人が集まる時などに、魚の刺し身の横に馬刺しが並ぶのは当たり前だという。また、飲食店のメニューにも当然のごとく馬刺しがあり、桜鍋と呼ばれる鍋料理や焼き肉を提供する専門店も多いそうだ。しかし、なぜこれほどまでに、熊本では馬肉がもてはやされているのか。馬肉人気が定着した理由については諸説ある。とりわけ広く知られているのは、いまなお県民に愛されている初代熊本藩主・加藤清正の説だろう。16世紀の文禄・慶長の役で食料が底をついた清正軍が、やむを得ず戦で傷ついた馬を食したことがきっかけとなり、その後、熊本で薬膳料理として広まったというものだ。そのおかげか、熊本県は馬の数、馬肉の生産量とも全国一位。生産地が近く、新鮮な馬肉がたやすく手に入るということも、高い馬肉消費量を誇る理由の一つだろう。さらに近年では、馬肉はヘルシー食材としても注目されている。牛肉に比べて高タンパクながらカロリーが低く、鉄分やカルシウムなど、ミネラル類を豊富に含んでいる優れた食材であることが分かったのだ。ちなみに、馬肉、牛肉、豚肉の100グラムあたりの栄養成分を比較すると、圧倒的に馬肉が優勢といえるだろう。こうなると、乗馬のイメージが強いことから「かわいそう」と敬遠していた女性たちも、美容のためにせっせと食すようになり、消費増に貢献するようになった。馬刺し以外にも、鍋料理や焼き肉があることは分かった。しかし、もっと珍しい料理はないのだろうか。そこで、地元の常連客も多い、熊本市郊外の熊本空港近くにある、「菅乃屋西原店」に出掛けてみる。すると、着くなり納得。なんと馬肉料理のオンパレードではないか。馬刺しや焼き肉はもちろんのこと、ステーキやハンバーグ、カレー、シチューなど、馬肉を使った洋食メニューがズラリ。しかも、メーン料理を選べば、焼き立てパンやサラダが食べ放題。ドリンクバーも付くバイキングスタイルで楽しめるという。店長の本田さんに話をうかがったところ、人気メニューは、プレミアムステーキと国産馬肉100パーセントのハンバーガーとのこと。プレミアムステーキには、霜が入った希少な三角芯と呼ばれる部位が使われている。ところで、馬肉生産量日本一の熊本とはいえ、牛肉に比べてはるかに流通量が少ない。本当に国産で全てまかなえているのだろうか。しかも希少な部位が容易に手に入るのかどうかも気になる…。この疑問に本田さんは、「阿蘇に自社牧場があり、カナダの契約牧場から生きたまま空輸してきて肥育しています。だから上質で安全な馬肉を安定提供できるんですよ」とあっさり答えてくれた。なるほど。自前の牧場で大きく育てているのだったら、肉質も間違いないし、供給面でも問題ないのだろう。せっかくなので、馬肉のおいしい食べ方も教わった。「牛肉に比べて馬の脂は融点が低く、人肌でも溶けるほど。ですから、焼き肉やステーキでは、火を通し過ぎないことですね。表面をサッとあぶる程度で十分です。肉のやわらかさが堪能できますよ」。早速そのアドバイスに従って焼き肉をいただいたところ、本田さんの言葉にうそはなく、とろけるようなやわらかさを満喫できた。とてもかみ切りやすくて、かつ、口の中にいつまでも残ってしまうようなこともない。もちろん、肉のうまみもしっかり味わえる。かむほどに脂の甘みが口中に広がっていく。しかも、馬肉は消化がいいから、いくらでも食べられそうだ。これは本当に熊本の人がうらやましいと心底思った。どうやら、焼き肉ならぬ、焼きモチを焼いてしまったようだ。こんなにおいしい焼き肉だけでなく、ハンバーガーやステーキといったメニューでも、毎日馬肉を楽しめる熊本。住んでみてもいいかもしれないとつい思ってしまった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日九州中央77主催の大分、熊本、宮崎をめぐるスタンプラリーが開催中だ。スタンプ設置場所は71ヶ所にのぼる。九州中央77スタンプラリーは2012年7月28日(土)~2013年1月18日(金)まで開催される。スタンプラリーのエリアも広大だ。大分県は佐伯市、大分市、由布市、臼杵市、豊後大野市、津久見市、竹田市。熊本県は熊本市、大津町、菊陽町、合志市、宇土市、宇城市、美里町、御船町、益城町、嘉島町、甲佐町、山都町、阿蘇市、南小国町、小国町、産山村、高森町、南阿蘇市、西原村。宮崎県は延岡市、日向市、五ヶ瀬町、日之影町、門川町、諸塚村、椎葉村、美郷町、高千穂町。合計35市町村にまたがる。スタンプラリーではこれらの地域を9つのゾーンに分け、ゾーンごとにタテヨコ3個ずつ配列したスタンプシートで行われる。1列完成したら1ビンゴ、合計8ビンゴまで作ることができ、1ビンゴ以上で景品に応募可能。景品は九州中央地域の旅館やホテルの宿泊券5万円分を3名、3万円分を15名、また九州中央の特産品が77名に抽選で当たる。応募締切は2013年1月18日(金)まで。今年は熊本の戦国武将、加藤清正生誕450周年であり、また日本最古の歴史書「古事記」が編さんされてから数えて1,300年にあたるメモリアルイヤーだ。各地で加藤清正や古事記神話にちなんだ催しが行われている。宮崎県高千穂町は古事記神話の舞台と伝えられており、異説はあるが天孫降臨神話や天の岩戸伝説で有名だ。自然豊かな大分県の観光は「水」がキーワードだ。竹田市の湧水群は国土交通省認定「水の郷100選」に選ばれている。由布市は美しい景観の金鱗湖があり、また佐伯市の屋形島はダイビングや釣りのメッカとして知られ、色とりどりのサンゴや熱帯魚を見ることができる。九州中央77は、九州中央部に位置する35の市町村が連携して地域の魅力を多くの人に伝える団体。77とは発足当時の市町村数を表したもの。スタンプラリーのほか、地域の抱える課題や連携の必要性を共通認識とするための交流研修会や講演会を開催するなどの活動をしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日熊本県立美術館、本館2階展示室で加藤清正生誕450年記念展が9月2日まで開催されている。加藤清正は1562年に尾張で生まれ、羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)と縁戚関係であったため秀吉幕下となる。その後、本能寺での織田信長の死後、秀吉が柴田勝家と対立するに及び、秀吉側の武将として活躍し、賤ヶ岳(しずがたけ)合戦では、賤ヶ岳七本槍の一人として名を上げた。その後、佐々成政の後を継いで侍大将から一気に肥後19万5千石の領主となる。新田の開発、治水、貿易などの事業を行い、戦で荒れ果てた肥後の国を豊かにし、領民から愛される領主だった。もともと「隈本」と書かれていた地名を「熊本」としたのも加藤清正だ。熊本県立美術館では、武芸に秀で、領民からも愛された加藤清正ゆかりの品が一堂に展示される。中でも加藤清正のトレードマークとされる「片鎌槍」(東京国立博物館所蔵)は、戦で槍の片側が損傷したものをその後も愛用したという品だ。また、清正が賤ヶ岳七本槍として活躍した「賤ヶ岳合戦図屏風」(大阪城天守閣所蔵)、「加藤清正坐像」(名古屋市秀吉清正記念館所蔵)を始めとする16世紀から近代に至る貴重な品々を見ることができる。開館時間は9:30~17:15まで(入館は16:45まで)。月曜日は休館日だが、8月13日(月)は臨時開館。また、27日(月)は「障がいのある方々の鑑賞デー」として開館する。ただし、開館時間は10:00~16:30(入館は16:00まで)となる。展示品保護のため、会期中に展示替えを行うので注意が必要。●アクセス JR熊本駅から熊本城周遊バスで「熊本城二の丸駐車場」下車、徒歩3分 JR/熊本電鉄上熊本駅からタクシーで10分 バスの場合は交通センターバス停から歩いて15分、またはセンターで乗り換え、熊本城周遊バスで「熊本城二の丸駐車場」下車、徒歩3分 市電「熊本城・市役所前」または「花畑町」下車、徒歩15分 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日熊本県と熊本県観光連盟は、「ゆるキャラグランプリ2011」で優勝したくまモンとのふれあいを楽しんでもらうため、触ると友達が増える「くまモンさん」や、実写版(3D)くまモンと一緒に写真が撮れる「くまフォト看板」を主要観光地に設置している。「くまモンさん」は、大阪・通天閣のビリケンさんにヒントを得ており、1体触れば友達が増え、5体触れば恋愛成就や夫婦円満になるという。大阪のなんばグランド花月(NGK B1F)に加え、熊本県内4カ所(阿蘇市・天草市・熊本市・県庁)に設置されている。また、”くまモンとお友達になろう”というコンセプトで、スマートフォン用アプリ・くまフォトを無料で配信。アプリをダウンロードし、県内の主要観光地約50カ所にある「くまフォト看板」にカメラをかざすだけで、本物そっくりな実写版(3D)くまモンとのツーショットを楽しめるという。なお、同アプリには、くまモンの出没情報がわかる機能「今日ドコ? くまモン」もついている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日熊本県は夏休み中の観光キャンペーン「夏だモン!くまもとあそビンゴ!!夏たびキャンペーン」を実施している。7月に豪雨で大きな被害を受けた同県だが、その復旧作業が進んでいるとともに、被害を受けず営業している観光施設が多くあることをアピールしている。7月11日からの豪雨により、同県の阿蘇地域・熊本市北部地域を中心に大きな被害が発生。しかし現在、地域・行政が一体となった復旧作業が着々と進んでいる。また、大きな被害を受けた地域の中には、熊本・阿蘇を代表する温泉地、「内牧温泉(阿蘇市)」や、「植木温泉(熊本市)」があるが、そうした地域内でも被害を受けず通常どおり営業している施設は数多くある。一方、被災した宿泊施設などでも、観光客を一日でも早く受け入れることができるよう営業再開に向け努力しており、既に受け入れを開始された施設も出ている。なお、県内主要観光地の多くは通常通り営業している。また、同県では8月31日まで「夏だモン!くまもとあそビンゴ!!夏たびキャンペーン」を実施。キャンペーンのメインキャラクターには、ゆるキャラRグランプリ2011で優勝した熊本県営業部長「くまモン」を起用。同キャンペーンは「家族」と「涼」をテーマにし、観光列車、避暑、家族メニューのそろった「阿蘇」を中心に展開していく。“くまモンピック”と称した観光ルート探索ラリーでは、オリジナルくまモンメダルのプレゼントもある。地域限定のご当地カレー・果物スイーツなど、この時期ならではの熊本グルメや、大人も子供も楽しめる体験メニューも多く用意している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日音楽活動が盛んに行われている熊本県玉名市で、花火と音楽の融合「音楽火」開催。10,001発の花火が打ち上げられる。花火と音楽の融合「音楽火」が開催されるのは、熊本県玉名市の菊池川高瀬大橋の上流一帯だ。日時は8月3日(金)18:00から21:00まで。花火の打ち上げは20:00からとなっている。玉名市はロビーコンサートや玉名市民音楽祭など音楽活動が盛んに行われており、音楽を通じて感性豊かな人間形成とまちづくり、芸術文化の向上を目指す。「音楽の都玉名」にふさわしい花火大会は「音楽火(おんらくか)」と題され、まさに花火と音楽が融合した幻想的なイベントだ。鑑賞場所は菊池川河川敷駐車場および高瀬大橋左岸下流(グリーンベルト)となる。前面に菊池川を挟んだビューは、上空に打ち上げられる光の輪が菊池川の水面に反射し、美しさを際立たせる。菊池川の高瀬大橋の周辺は1877年の西南戦争の折、薩摩軍と新政府軍との激戦の舞台であったことでも知られる。日露戦争の旅順攻略で有名な乃木希典は当時少佐でこの戦いに参戦し薩摩軍を打ち破り、有名な田原坂の戦いへと駒を進める。玉名市には装飾古墳で有名な大坊古墳に代表されるような古代の遺跡も残っており、歴史の深い街であることがうかがわれる。また高瀬大橋からほど近い場所に位置する玉名温泉は、1,300年前に発見されたという歴史を持つ温泉だ。神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、動脈硬化症、慢性皮ふ病などに効能があると言われ、11軒の宿泊施設と5軒の日帰り入浴施設がある。「音楽火」が開催される8月3日が雨天の場合は、8月9日(木)に延期となるので注意が必要だ。また、会場周辺は19:00(一部18:00)~22:00の間交通規制が行われる。駐車場は18:00から利用できるが台数に限りがあるので公共の交通機関を利用するのが無難。アクセス・九州自動車道菊水インターチェンジを出て、右折。菊池川沿い県道16号線を南へ約15分・JR新玉名駅(九州新幹線駅)下車、徒歩約35分(距離:約2キロメートル)・JR玉名駅下車、徒歩約25分(距離:約1.5キロメートル)・当日はJR熊本駅、玉名駅間の臨時列車が運行される【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月31日”STREET ART-PLEX”3大イベントの一つで、特にジャズに限定して行う路上のジャズフェスティバル”STREET ART-PLEX JAZZ OPEN 2012”が7月28日(土)17:00~21:20の間、熊本市中心街全7カ所で開催される。”STREET ART-PLEX JAZZ OPEN”は、今年で10回目を迎える。”STREET ART-PLEX(略称SAP)”とは、さまざまなパフォーマンスアート活動を、オープンパブリックなスペースであるストリート上で多角的に展開すること。表現の世界をもっと身近なものとし、ベンチャーカルチャー(芸術文化の創出)のフロントラインを作ろうというものだ。市民、表現者、行政が一体となって高質で多様な都市文化を生み出すコミュニティプロジェクトだ。上通商栄会、下通繁栄会、サンロード新市街、熊本商工会議所、熊本市で構成される実行委員会が音楽・大道芸等の多様なパフォーマーたちの行うパフォーマンスアート活動をベンチャーカルチャーの源泉として捉え、その活動を支援することで、「自由で真摯な、人間らしい表現」による感性に響く潤いある街づくりや、中心市街地の賑わいづくりを行うことを目的としている。回を重ねるごとにジャズフェスティバルとして充実度を増し、熊本の夏の風物詩となっている。ジャズの現場を路上に開放する意味での”open”というキーワードのもと、出会い頭のセッションを含むジャズならではの柔軟で自在な構成で、九州を中心に、関東、関西、さらには韓国からも参加者が集まる九州最大規模の路上ジャズフェスティバルとなっている。会場となるのは、「現代美術館ホームギャラリー」「びぷれす広場」、下通の「パルコ前」「わくわく市場前」、三年坂の「カリーノモリコーネ前」、シャワー通りの「スターバックス前」、そして、サンロード新市街「DENKIKAN前」の7つの路上。各会場ともに無料で、熊本を中心に活躍するジャズミュージシャンなど15ユニットのパフォーマンスが楽しめる。なお、雨天時は会場が変更になる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日熊本城の開園時間は、4月~10月が8時30分~18時00分(入園は17時30分まで)、11月~3月が8時30分~17時00分(入園は16時30分まで)だが、7月21日~8月31日の夏休み期間中に限って、午前8時30分から午後8時までと開園時間が延長され、夜間の見学も可能になるという。ただし、夜間延長で入園できるのは頬当御門からで、天守閣・本丸御殿のみ入館となるが、通常の入園料が高校生以上500円、小・中学生200円ところ、期間中は午後5時以降、高校生以上200円、小・中学生10円かなりお得だ。午後5時以降浴衣で入園は無料といううれしいサービスも。熊本城の夜間延長に合わせて、今年3月にオープンした「桜の馬場 城彩苑」も午前8時30分から午後7時30分(入館は午後7時まで)と開館時間が拡大。ここは、熊本城をはじめ熊本城下の歴史や加藤清正の熊本での業績を体感できる歴史文化体験施設「湧々座(わくわくざ)」と熊本郷土料理とここでしか味わえない逸品をと取りそろえた「桜の小路」が建ち並ぶ。「桜の馬場・城彩苑」は熊本城散策の新たな観光スポット・休憩所で、時間延長で、夜の熊本城がより一層楽しめるようになるわけだ。さらに、夏休み期間中の7月21日から8月31日まで毎日、「熊本城おもてなし武将隊」が熊本城を案内するツアーも開催。午後6時から1時間程度、熊本城の頬当御門前から出発して天守閣前を通り、城彩苑まで向かうコースで、途中、加藤清正の家臣に扮(ふん)したおもてなし武将隊が加藤清正の功績や熊本城の石垣、櫓(やぐら)などについて紹介してくれるというもの。参加費は無料で、熊本城の入場料が別途必要とのこと。ツアー参加者にはノベルティーのプレゼントがあるそうだ。城作りの名手と謳われた藤堂高虎・加藤清正によって築城された名古屋城、大阪城に並び、日本三大名城の一つに数えられる熊本城。その美しい景観が夜間のライトアップで、またひと味違うものになりそう。ぜひ、夏だけしか味わえない夜の熊本城を体験してみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日三井ガーデンホテル熊本は、一部の客室の装飾を「ゆるキャラ グランプリ2011」優勝の熊本県のPRキャラクター「くまモン」でデザインし、5月14日より宿泊をスタートする。「くまRoom」は、「ゆるキャラ グランプリ2011」優勝の「くまモン」をモチーフに、わくわく感あふれる空間にアレンジ。子どもからから年配の方までがリラックスできる、くつろぎのひとときを提供する。客室には、ペアのコーヒーカップが用意され、バスルームでは、「くまモン」柄のシャワーカーテンで思わずにっこり。ミネラルウオーター、ポストカード、クリアファイルは持ち帰りができる。「くまRoom」は、3室限定のツインルーム(禁煙)。正規料金は、1室2名で平日18,600円、休前日19,600円。ホームページからの予約で、1室2名が9,200円からと、さらに割安の料金での利用が可能となっている (価格はいずれも税込み)。同ホテルは、朝食では和洋約25種類のビュッフェに加え、郷土料理コーナーを設け、「だご汁」「馬肉ホルモン」「いきなり団子」「阿蘇田楽」「阿蘇高菜」「からしれんこん」「南関あげの菜焼き」など、さまざまな熊本料理の献立を用意している。■「三井ガーデンホテル熊本」施設概要 住所:〒860-0012熊本市中央区紺屋今町1-20 電話:096-352-1131 交通:JR「熊本」駅より車で5分 客室数:225室 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日株式会社銀座コージーコーナー<代表取締役社長 中島英樹 東京都新宿区>では、2012年5月1日~31日の間、銀座1丁目本店限定で熊本県産デコポン使ったデザートを販売する。銀座1丁目本店では、毎月旬のフルーツを使ったデザートメニューを展開しており、5月は生産量日本一を誇る熊本県産のデコポンが登場。デコポンは、甘くて果汁たっぷりの「清見」とやさしい香りの「ポンカン」をかけあわせて生まれた、糖度13度以上のゆたかな甘みとほどよい酸味、芳醇な香りとジューシーな果肉が特長で、柑橘類の中でも近年人気を集めている品種だ。今が食べごろの一番おいしい時期だけ味わえる限定スイーツを、本店ならではのラグジュアリーモダンな雰囲気の中で、お楽しみあれ。【商品概要】■商品名: 季節のグラスショート(熊本県産デコポン)■価 格: (ドリンク付)¥1500■特 長: 芳醇な香りとジューシーな果肉が特長のデコポンを、華やかなショートケーキに仕立てた。ほどよい甘酸っぱさのみずみずしい果肉に、まろやか生クリーム、グランマニエ香るしっとりスポンジが調和した、さわやかな味わい。 ※ 上記の商品は、銀座1丁目本店ティーラウンジのみプレスリリース提供元: PR TIMES
2012年05月01日オリエントコーポレーションは熊本学園大学と提携し、同大学に在学する保護者を対象にした、授業料の分割払いサービス「学費サポートプラン」の取り扱いを開始した。「学費サポートプラン」とは、入学金や授業料などの学納金をオリコが保護者にかわり学校に立て替え、保護者よりオリコに毎月分割で返済するというもの。リボルビング方式を採用しているため、必要な際の追加借入も一つの契約の中で簡単に行える仕組みとなっていて、負担感を軽減した無理のない返済計画での契約を可能にしている。契約者は学費を負担している保護者。対象となる費用は入学金や授業料などの学納金。利用可能金額は10万円以上500万円以内(利用累計額)。返済方法は(1)通常返済、(2)ステップ返済、(3)親子リレー返済。「利用申込書」「合格通知書の写し」「納付額記載書類写し」を添えて申し込む。申し込みを受け付けてから、半日程度で採否結果がわかるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日