出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、謙虚さを感じさせるいいポジションの女性、「写真を撮る時に自然と端に立つ女」になりきり。写真を撮る時の譲り合いは1.5ラリー以内におさめよう。この仕事を始めてから、「写真を撮ってください」と言われた時に、自分から進んで真ん中のポジションに行くことが多くなりました。私と撮りたいと思ってくれているのがわかっているし、そのほうが早いから。でも、友だちと写真を撮る時にもそのクセが抜けず、頼まれてもいないのに自分から真ん中に行っちゃって、“やってしまった”と思うことがあったんです。当たり前のように、みんなの真ん中でポーズを決めると、リーダー感が出ること必至。そこはやっぱり、譲り合いが必要ですよね。“ロケや仕事でもないのに…”と後悔をして、それからは端っこに徹することにしました。そのほうが謙虚さや、おしとやかさが出るから感じがいい。たまに、真ん中に寝そべってピースをしている人とかもいるけど、それもまた目立ちすぎちゃうので控えたい。そもそも、端にいるほうが顔が小さく見えるし、自分が可愛く見える顔の角度もつけやすいので、前に出る必要もないですよね~。あ、でも、その思惑がバレるとまた何か言われるかもしれないので、うまくやりたいところです…!いい感じに端に行くためには、スタートダッシュが大事。女子たちによくある「どうぞどうぞ」という真ん中ポジションの譲り合いが始まったら、アウトです。だって、そのやり取りを2ラリー以上続けて時間を使うのは、いい女じゃないので、その時は率先して真ん中に行かざるを得ないからです。写真を撮ることになったら、カメラアシスタントさんのように、場を仕切ることに徹する。「ハイハイハイ!撮るよー!」とリードをとり、みんなのポジションが固まったところで、そっと端に行くのがよさそうです。場をスムーズに動かしながら目的を達成できてこそ、いい女ですよね~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年7月31日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年07月27日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ファッションの選択肢が多い女性、「トップスを“イン”できる女」になりきり。インスタイルは、体型の自己管理ができている証。みなさんは、いつでも、トップスをボトムスにインしたコーディネートができますか?私は、その自信がありません…!その日の体型によるし、前日に食べすぎた日は、お腹がぽっこりになっちゃうから無理。スタイリストさんに「インとアウト、どうしましょうか?」と聞かれても、つい「アウトにしましょうか」と言ってしまいます。たとえインにできたとしても、ウエストにゴムが入っているからできるだけで、アイテムのおかげだったり。タイトなデニムにインしたり、上下両方ともピタッとした服でインしている人を見ると、本当にすごいと思うし、アウトしかできない人にくらべてファッションの選択肢が多いことが羨ましくなります。その格好ができるというのは、腰回りやお尻、脚が引き締まっていて無駄なお肉のない証拠ですよね。実は私、結婚式の後から9kgも太っちゃって、鏡を見ると服で隠していてもズドンとした体型なのがわかる。それなのに、一度、やせられるということを経験して「いつでもやせられるし!」と強気になり、やせる気にならないという悪循環…。だからこそ、自分の体型をきちんと管理できている女性には憧れてしまいます。いきなり、タイトなボトムスにインするスタイルに挑戦するのは、ハードルが高いと思うんです。なので、自分の体型でもできそうなインスタイルをしている人を見つけて、真似してみるのはどうでしょうか?“渋谷のインは少し若すぎるな”“二子玉川は年齢にちょうどいいかも!”“自由が丘はなんだかオーガニックっぽさがあるな~”などと、観察してみると答えが見つかりそうです。おすすめは、自分の年齢に近い人がたくさんいそうな街。私は、東横線沿いのインを参考にしてみます!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年7月24日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年07月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人前に立つことを恐れない女性、「適度な緊張感がある女」になりきり。場数を踏むと、緊張との向き合い方がわかるもの。私は単独ライブの前になると、すごく緊張してしまうんです。“何でやることにしたんだろう”と今更なことを考えるし、他の職業の人を見て“あの人はライブがないんだ、いいな…”と思うくらい嫌になります。でも、終わった後には絶対にやってよかったという気持ちになり、“終わった…!”という解放感や達成感が得られる。こんなレベルの緊張が毎日続くのは体によくないかもしれないけど、適度な緊張は人生に必要なものだと思うんです。ダラダラと生活するより刺激があったほうがいいし、そういう経験のほうが記憶に残りますよね。たとえば結婚式のスピーチや、大勢の前でしゃべらなきゃいけない場面がくると、話す内容はもちろん、服装や立ち居振る舞いまでを考えるじゃないですか。そういう、我が身を見直すきっかけになる、自分のお立ち台を作ることは大切だと思うんです。習い事を始めるなど、やったことのないものに挑戦するだけでも、ほどよい緊張が体験できますよね。また、その時に“自分、緊張しているな”と意識をすることも大事な気がします。新たな緊張するシーンに遭遇した時に“あの時よりはマシだな”と思えて気が楽になることもあるだろうし、自分が緊張した時にどうなるかがわかるので、対処もできるはず。私の場合は、学生時代の卓球の大会が何よりも人生の緊張したピークだと思っていて、どんな収録や舞台の前よりもその時のほうが勝っていると思うし、そう思うことで落ち着けます。ライブでは、間が怖くて早口になり、何を言っているのかわからないことがあったので、大きな声でゆっくりしゃべることを心がけるようになりました。緊張をする状況は嫌だけど、場数を踏むと向き合い方が見えてくるもの。怖がらずに頑張りましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年7月17日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年07月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、気分を盛り上げるのが上手な女性、「頭の中で曲やナレーションが流れる女」になりきり。曲やナレーションをつけると落ち込んでも頑張れます!私は、焦ったり追いつめられている時に、脳内にドラマの『ガリレオ』のテーマソングが流れます。すると、ドラマの世界に入り込み、自分が福山(雅治)さん演じるガリレオのような気分になり、全部がうまく解決できると思えるんです。他にも、みんなで一致団結しなきゃいけない時には『ウォーターボーイズ』の音楽が流れて、たとえスムーズに進んでいなくても“後で訪れる成功の前触れかな”と前向きにとらえられる。一番のおすすめは、生理的に合わないと感じるような苦手な人が現れた時に、『世にも奇妙な物語』のテーマソングを頭の中でかけること。すると、たとえ“この人、何言ってるんだろう…”と思っても、奇妙な話として聞くことができるので、すごく楽なんです。また、サントラを流す以上に高度なのが、落ち込んだ時に、「夏子は落ち込んだのであった。これからいいことが起こるとも知らずに…」などとナレーションをつけること。すると、自分の状況を客観的に見ることができるし、嫌なことがあっても、“来週の私のドラマにはいいことがあるんだ”“このくらい落ち込まないと面白くないから”とポジティブに考えられますよね。自分のサントラやナレーションをつけるには、いろんなドラマを見て、“事件が起こった時にはこういう曲を使うんだ”ということを知るのが第一歩。作品にハマると特定の音楽が流れるだけで“嫌な人が出てくる!”とわかりますよね。そういうスイッチが入る、わかりやすい曲を見つけておくとドラマの世界観に浸りやすくなり、すぐに気持ちが切り替えられると思うんです。落ち込むことがあっても、そんな自分にさえスポットライトが当たっているんだと思えば頑張れるはず。お気に入りの曲を見つけてみてください!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年7月10日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年07月05日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、好きな匂いの話で盛り上がれる女性、「思い出の匂いがある女」になりきり。匂いをきっかけにしていい思い出が蘇ることも。ゴールデンウィークに車で実家がある新潟に帰ったのですが、途中までは都会の匂いがしていたのが、家が近づくにつれて自然や日本海の匂いがしてくるのを感じました。着いた時には海と田舎と夜の匂いが混ざり合って、“これこそゴールデンウィークの匂い!”と思ったんです。草を刈ったり野焼きをした後だったり、田んぼに水を張った時の瑞々しい匂いなど、全部を含めて懐かしいなって。大黒摩季さんの「ら・ら・ら」の歌い出しの歌詞じゃないですが、そんなふうに自分だけの思い出の匂いがあるのっていいですよね。また、匂いで思い出すこともたくさんあると気づいたんです。「ボディファンタジー」という、学生の頃にみんなが使っていたフレグランスがあり、久しぶりに家で見つけてシュッとひと吹きした時には、懐かしすぎて涙が出そうになりました。独身時代に使っていた洗剤と同じ香りがする人がいた時には、“この人と付き合ってたっけ…!?”という気持ちになったんです。そのくらい、匂いは私たちにとって大切なものだし、ちゃんと味わいたいと思いました。誰しも、思い出の匂いは持っていると思うんです。生活のなかで思い出の匂いを感じた時に口に出してみると、より自覚できるし、一緒にいる人に話してみると楽しいのではないでしょうか。私はタマネギを炒める匂いが何より好きで、その話をココリコの田中(直樹)さんにしたら、「僕はね、ウインナーを炒める匂いだな~」って言ってくださって。“何この幸せしかない会話~!”と思ったし、たわいない話にのってくれる田中さんのことを、一瞬で好きになりました(笑)。ニオイということについて話すことはあると思いますが、たまにはいい匂いの話で盛り上がってみてください!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年7月3日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年06月30日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、体に毒素を溜めない新陳代謝のいい「毎日汗をかく女」になりきり。汗を流すことで、体がリセットされた気持ちに。今は、ちょっと歩くと汗ばむ季節ですよね。でも、それまではとにかく汗をかかないように生活していました。やっぱり、会社や現場に行く途中で汗をかいてしまうと、メイクが落ちるし服もベタつくから避けたかったんです。それが最近では、汗をかくという行為をすすんでやる日を作ろうと思うようになりました。というのも、お風呂に浸かって汗を出した時に、“毒素を出している”という感覚があったんです。体内の古い水が流れて生まれ変わったような、痩せるというよりも体をリセットしているという気持ちになりました。ただ、汗をかくためにできることはたくさんあるし、ジムに通うというのもその一つですが、私にとっては最上級のレベルなので無理だなと思いました。このあいだ、仕事でパーソナルジムへ行き、すごく気持ちがいいとは思ったけど、通うのはハードルが高い。だから、帰り道で大股歩きをしたり、小道で腰をひねったり、カバンを使って筋トレをしてみたり。防犯対策にもなるかもしれません…!「今日は汗をかいてないな」って思ったら、“体を動かす”と考えると面倒くさいけど、お風呂などに入って“汗をかく”ことを目標にすると、挑戦しやすいのかなって。そうして汗をかくことに慣れると、新陳代謝や体の巡りがよくなって、むくみが減りそう。きっと、人とのいい巡り合わせも生まれそうですよね…!何か始めたい人は、メイクが落ちてもいい帰り道に運動を取り入れてみたり、お風呂にお湯を溜めることから手をつけるとよさそう。それも面倒くさい人は、辛いものや熱いものを食べて、美味しく汗をかくのはどうでしょう?最近は暑いのでなかなか食べる気にならないかもしれないけど(笑)、頑張ってみてください!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年06月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、夏も温かいものを飲む健康的な女性、「ぽかぽかしている女」になりきり。冷えないための行動はおばあちゃんが見本!このあいだ、おばあちゃんに「なっちゃんの手は、いつも冷たいね」と言われて、“えっ!”と思ったことがありました。たしかに私のおばあちゃんは体温が高く、マッサージや指圧に行った時は施術をする人に「温かいですね」と褒められています。血液の検査を受けると、80代なのに「40代くらい」という結果だし、ここ数年、風邪をひいている姿を見たことがありません。しかも、カッカしているというよりも、ぽかぽかしていて触れると気持ちがいいし、自分だけではなく人も温めてくれる。そんな女性って、すごくいいなと思ったんです。おばあちゃんを見ていると、ちゃんと服を着込んだり、腹巻きをして体をしっかりと温めているし、夏でも温かい飲み物を飲んでいます。へそを出したファッションをしたり、かき氷を食べる姿は見たことがありません(笑)。モデルさんが氷抜きのドリンクを飲んだりするのは、“いつかぽかぽかしたおばあちゃんになるための準備だったんだな…”とさえ思えてきます!それに、毎日、しっかりと歩いているし、畑仕事をしていたりと体も動かしている。おばあちゃんから健康法を学ぶと間違いないなと思わずにいられません。まずは、簡単な柔軟体操を取り入れたり、手や足の指先をマッサージして、体をきちんと温めてみる。靴下をはいて寝るのも、冷えを防止できそうです。また、おばあちゃんを見ていると、血液によさそうな食材を取り入れているので、真似してみるのはどうでしょうか。血液がサラサラになるタマネギを食べたり、脂っこいものを減らしたり。ファストフードばかりを食べているおばあちゃんは多くないはずです(笑)。身近なおばあちゃんを参考にして、冷えない体を手に入れましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年6月19日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年06月13日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、過去の出来事に詳しい旅を楽しめる女になりきり。時代背景を知ることで、感動のレベルが変わる。今、もっと勉強しておけばよかったと思うのが歴史です。そもそも、歴史に詳しければカズレーザーさんみたいにクイズ番組などで活躍できたかもしれないのに…と、芸人としてやっておけばよかったとも思ったのですが、最近は旅行をした時にそう感じました。というのも、あまりにも知らなすぎて、京都に行った時は、「金閣寺を建てた人知ってる?」「足利の誰だっけ…」くらいの会話しかできない。新婚旅行でイタリアに行った時に、「こちらがメディチ家の~」と言われて、“世界史でやった気がする!”となったんですが、メディチ家が何なのかがわからず、「たしか、家族だった気がする…」としか言えなくて、すごく後悔したんです。学生時代には、“イタリアの歴史を覚えて何になるんだ。私は今を生きてるのに…!”とムカついていたけど、むしろ歴史こそが物事を考える時に役立つんじゃないかと後悔したし、学校では無駄なことは勉強しないんだと思いました。やっぱり、歴史的背景を知っていたほうが、“ここであんな事件が起こったんだ”と、より感動できますよね。メディチ家の長い渡り廊下も、“ここを通ってたんだ”と、もっとワクワクできたに違いありません。学生時代に歴史が得意だった人を思い出すと、興味を持って、ドラマの話を覚えるように勉強していた気がするんです。まずは、興味を持てるように、京都やペリーが来航した港など、歴史的な建造物や博物館を訪れてみて、突破口を開いてみるのがいいのではないでしょうか。大河ドラマや「大奥」のような作品を見るにも、時代背景がわかっていたほうが面白いはず。歴史は今を生きるのに必要なものだし、食わず嫌いで拒絶するのは、もったいないですよね。一歩、踏み出してみましょう~。よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年6月12日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年06月06日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、銀行とのつながりを感じ、お金を大事にする女になりきり。お金の動きは生活の証。通帳は日記のようなもの!このあいだ久しぶりに記帳をしました。今は、ネットバンキングなどで手続きができるけど、紙にお金の動きが印字されているのを見て、お金が貯まっている、生活をしているという実感が、携帯で見るよりも得られたんです。ハンコを押されているというか、銀行とのつながりもしっかりと感じられました。昔、お年玉やアルバイトで貯めたものを通帳で見ていたこともあり、その頃の感覚を思い出したし、頑張って貯めようという気持ちにもなりました。そう、私は歴代の通帳を全部持っているのですが、昔のものを見ると、お金の動きから“こんなふうに生活していたのか”ということがわかり、日記のようだなと思いました。むしろ、日記には書かないこともわかって面白いです。たとえば、“この時、ヤバいエステにハマってたな…”とか、“1万円ずつ引き出しているけど手数料が引かれていないのが私らしい”とか。また、最初に住んだマンションの大家さんとは敷金が戻ってきた時だけ記録があり、それは、毎月、家賃を手渡ししていたからでした。実は、両親が私の安否確認のために手渡しさせていたそうで、後に私の単独ライブに来てくれた大家さんから話を聞いて初めて知ったんです。その時には、家賃を渡しに行った時に必ずくれた缶コーヒーを持ってきてくれていて、涙が込み上げてきました…。そういうお金に絡んだエピソードを、通帳を見ることで思い出せるのはいいですよね。これまであまり記帳をしてこなかったという人は、今から新しい口座を作ってみるのはどうでしょうか?“これからどうやって育てていこうかな”と考えるのは楽しいし、記帳をしようという気持ちや、お金を大事にする心が生まれるはずです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年6月5日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年05月30日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、コミュ力の高い駆け引きに長けた「ポイントをうまく使える女」になりきり。ポイントを貯める場所と使うタイミングを見極めて。いろいろなポイントカードを持っているのですが、貯めたポイントの使い方がよくわからず、“何のために貯めているんだろう?”という気持ちになることがあります。だから、賢く使っている人がいるんだろうなと思うと損した気持ちになると同時に、羨ましくなる。それに、ポイント使いが上手な人は、人とのコミュニケーションにおけるポイントの使い方にも長けているんじゃないかと思うんです。“貸し”ではないけど、何かをしてあげることで、その人に対するポイントが貯まる。相手の私へのポイントと比べた時に“私のほうが高いから、少しズルしても大丈夫かな”と、調整できるわけです。たとえば私の今のマネージャーさんは、オファーを受ける時に、「次はこうだと嬉しいです」と、後々のことを考えながら駆け引きをしていて、そのやり取りがいいなと思いました。また、前のマネージャーさんは、集合時間がギリギリの現場に行く時に、タクシーの運転手さんに「そんなに急がなくていいですけど、急げるんだったら急いでください」と言っていて。なんでそんな言い方をするのかと聞くと、「神様は見ているから、もっと急がなきゃいけない時に、そのカードを切りたい」と。そうしてポイントを貯め、いざという時に使う考え方が、すごく面白いと思いました。ポイントを貯めるには、ごひいき先を決めるとよさそうです。“ドラッグストアはここ”と決めて買う。すると貯まりやすいし、ポイントカードが無駄に増えることもありません。人も同様、上司など気になる人に絞ってポイントを貯めておくと、“結婚式で前日から休みたい”という時に、希望が通りやすかったりするかもしれません。貯めるポイントを見極めて、うまく使いましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年5月29日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年05月22日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、お肌のケアを怠らない皮膚科を頼る女性、「顔の吹き出物を放置しない女」になりきり。“ブツ”は疲れのサイン。しっかり治しましょう!私は“ブツ”と呼んでいるのですが、顔に吹き出物ができることって、誰しもあると思うんです。私はこれまで、面倒くさくて“放っておけば治るでしょ~”と、そのままにしておくタイプでした。でも、このあいだ、仕事のスタッフさんで、おでこに大きなブツができた人がいて、絆創膏のようなものを貼っていたんです。「本当は嫌だけど、貼ったほうが早く治るから」と話すのを聞いて、“ちゃんとケアをすると早く治って恥ずかしい期間が短くなるんだ”“クリームとか薬を塗れば治るのに、なぜ、我慢しているんだろう”と、今さらながらハッとさせられました。そもそも、顔は自分の看板みたいなものだからこそ大事にしなきゃいけないし、特に、口回りにできるブツは、健康状態が原因ともいわれています。そうして自分の印象を左右するものだから、自然治癒するまで放っておくのではなく、食事や生活リズムを見直し、しっかりとお手入れをして、治すことが必要だと思いました。そんなふうに肌を大事にする人の中には、定期的に皮膚科に通っている人も多いはず。お医者さんに処方してもらった薬のほうが早く治ることが多いし、顔の皮膚に合った刺激の少ない薬をもらえたりと、いいことがたくさん。ビタミン剤を処方してくれるなど、肌のことをさまざまな角度からサポートしてくれるところもあります。そんな皮膚科に頼らない手はないですよね。肌への意識を高めるためには、基本ですが、ちゃんと化粧を落としてから寝るようにする。また、“お肌のために生きる週間”を作り、その期間はお酒を減らしたり、夜中のラーメンをやめるなど努力してみるのもよさそう。顔のブツは、体が疲れている証拠。いたわって、早く治してあげましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年5月22日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年05月21日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、日本国内に詳しい会話上手な女になりきり。訪れたからこそわかる土地の魅力があります!47都道府県すべてを訪れ、日本各地のことをしっかり知っている人は、コミュニケーションにおいて強いと思うんです。というのも、老若男女、相手を選ばず話せるネタのひとつが出身地。実際、婚活パーティで一番盛り上がる話題でした。でも、話を広げるためには、ちゃんと土地の情報を知っておく必要があるし、その場所へ行ってみないとわからないことだってたくさんあると思うんです。そう、このあいだ仕事で大分県へ行ったのですが、私はそれまで湯布院の温泉くらいしか知りませんでした。でも、地元の人で知らない人はいない、へそくり入れに使えそうな、豪華な箱に入っているお菓子のお土産があったり、湯布院の近くになると高速を走っていても温泉の香りがすること、霧ですぐに通行止めになる道があるなど、訪れたからこそわかったことがありました。名所や気候、「牛が有名だよね!」というような名産品のことを知っていると、出身地を聞いた瞬間に相手に寄り添うことができますよね~。それに、「長野に行ったときはおそばを食べたな…」と、思い出が知識として身につくというのも素敵だなって思います!まして47都道府県すべてに行くというのは、どんなスタンプラリーをクリアするよりもすごいこと。だって、戦国時代の武将だって、全国制覇を目指していたわけですから…!最初は、自分の地元をとりあげた旅行雑誌や本を開いてみるのはどうでしょうか。読むと、“地元をこんなに褒めてくれるんだ”と思えて嬉しいし、“こんな場所があったんだ!”という再発見もできる。観光大使になったような気持ちで周りの人にアピールできるものを調べて知るうちに、ほかの土地にも、だんだんと興味がわくようになるはずです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年5月15日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年05月10日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、眠るまでの時間を穏やかに過ごす女性、「寝る前にホットミルクを飲む女」になりきり。温かい牛乳は私たちを癒すアロマのようなもの!“寝る前にホットミルクを飲んでいる”という人って、ものすごくゆとりを感じませんか?ミルクを温めるところから、眠りの準備に入ってるんです。その、導入部分が素敵ですよね。私は何も飲んでいないし、なんなら寝酒をしちゃうことも…。絶対に体によくないですよね~。そうして赤ちゃんの頃からの習わしをずっと続け、ちゃんと体を落ち着かせてから眠りに入るなんて、まるでおとぎ話のようです。きっと、カフェのように小鍋で煮て、立ち上る湯気でも眠くなっちゃう。「ホットミルクを飲まないと眠れないんだよね」というセリフもカワイイし、飲むとスッと眠れる習慣が身についていることも羨ましい。こうして寝る準備がしっかりできる人は、翌朝の準備もきちんとしているだろうし、規則正しい生活を送っているはず。それに、冷蔵庫に牛乳が入っていること自体、ちゃんとしている感じがします。カルシウムが摂れるから骨折もしません。私はダイエットをしていた時に、牛乳でお腹を満たそうとしてよく飲んでいたのですが、満腹感はもちろん、満ち足りた幸せな気持ちになれるんです。そうしてイライラもしないから、ストレスによるいびきや歯ぎしりもしないだろうし、翌日の目覚めもいいはずです。普段、牛乳をあまり飲まない人も多いと思うので、まずはホットミルクを一度、寝る前に飲んでみるのがいいと思います。温めたミルクをフーフーしたり、その香りをかぐだけでも、まるでアロマセラピーのように心が落ち着くはず。そして、“最近、牛乳でヒゲを作っていますか?そんなことで笑っていた自分を忘れていませんか?”と、自分に尋ねてみると、何か、忙しい日々で忘れていたものに気づくことができるかもしれません…!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年5月1日-8日合併号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年04月26日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、記憶力がよく、人を惹き付ける力がある「思い出話が上手な女」になりきり。“この人の話を聞きたい!”と思わせることが大切です。私たちの会話の多くが、「こういうことがあって…」というような思い出話だと思うんです。バラエティ番組や芸人さんのトークライブでも、自分の身に起こったことを披露することが多いもの。私はというと、オチがない話をダラダラとして、「結局、何が言いたかったの?」と言われることが多いんです。あと、話の途中で笑っちゃう人もいますよね。それでは聞いているほうは何のことだかわからないし、面白さのハードルは上がる一方。話の途中で、“これ、笑えるやつかな”“私に何て言ってほしいんだろう…”と、先走って考えてしまうこともあります。だからこそ、思い出話を上手に語れる人ってすごいと思うんです。きっと、客観的に物事を見ていて、記憶力がいい。観た映画のことを、鮮明に絵が浮かぶように話すこともできるはず。キャラクター設定をきちんと教えてくれるから登場人物も状況もよくわかり、たとえ周囲の人と共有していない思い出話だとしても、ちゃんと伝わって誰も置いてきぼりにしません。私はこのあいだ、旦那のお母さんと1時間くらいずーっと膝について話していたことがあったんですけど、旦那は置いてきぼりになっていたようで、ちゃんと興味がわくように話さないといけないなと思いました。わかりやすく説明することが第一段階、そこにいる人に聞きたいと思わせるように話すことがさらに大事。私はそれができる人を見つけると、落語家になればいいのにと思うし、「あの話、しゃべって!」とお願いしちゃうことがあります。落語を聴いてみると、人の心を掴む話し方や、聞く姿勢にさせる枕詞がわかるはず。思い出話はみんなにあるもの。ものの見方や話し方を意識して、話し上手になりましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年4月24日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年04月23日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、一緒に真剣に怒ってくれる女性、「当事者以上に怒ってくれる女」になりきり。怒りに共感することが相手の心をラクにする。私の性格かもしれませんが、何か腹の立つことがあったとき、自分より怒っている人を見ると怒りが収まるんです。自分より酔っぱらっている人を見ると酔えなくなるように、“人のふり見て我がふり直せ”じゃないですけど、“そこまで怒らなくても…”と冷静になり、気持ちが静まる。共感してくれることで怒りが分散されるし、“私のことを考えて怒ってくれている”“気持ちをわかろうとしてくれている”と感じることが、すごく嬉しいんでしょうね。そうやって、悪者になるというか怒る役をできる人は大人だなと思います。ただでさえイライラしているときに、「でもさ~」などと意見されるとすごく腹が立つもの。“なんでわかってくれないんだろう…”という新たな怒りも生まれるし、共感してくれる人を見つけるまで、ずっと怒りっぱなしになってしまうはずです!そんな性格だとわかっているからか、私のマネージャーさんは歴代、私以上に怒ってくれます。引き継ぎの連絡に、“食い気味で怒りましょう”と書いてあるんじゃないかと思うくらい(笑)。友だちも同じく食い気味で「わかる!」と言ってくれて、何がわかるんだと思うけど、すごく嬉しいし、気持ちがラクになる。また、怒りの話を盛り上げて笑い話にしてくれる人もいて、嫌な気持ちを浄化してくれるスキルは、本当に尊敬します…!怒っている人の話を聞くときには、相手の立場を考えて、一緒に怒る。そのためには、いろんな経験をすることが大事だと思います。すると、「でも、あの人はこう考えていたんだろうね」と、怒っている人にアドバイスができると思うんです。一度一緒になって怒ってくれた味方の意見は、素直に聞けるもの。怒った後の道筋を見せられる人も、大人だと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年4月17日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年04月15日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、無駄を気にしない余裕のある「行ったり来たりを惜しまない女」になりきり。寄り道や回り道ができる人は、豊かです!私は、できるだけ要領よく生きたいと思っているタイプです。どこかへ行くときも、目的地にたどり着くまでに、道を行ったり来たりするのが嫌。スーパーでも、“あそこであれを買ってからレジに行こう”と、店内の動線を一度も戻ることなくレジにたどり着けるルートで買おうとします。それをゲーム感覚で楽しめる人はいいのですが、私の場合は少しでも無駄に動くと「はぁ…」と落ち込んでしまうからよくないんです。だから、「今日はこっちの道から行ってみよう!」と回り道をする人は、路地裏にあるいいお店を知っていたりして、それが豊かな感じがあっていいなって思うんです。私は、道の途中で通り過ぎたお店が気になっても、戻るのが悔しくて立ち止まりません。でも、そこで戻れる人のほうが人生を楽しめそう。そもそも、人は、朝起きてから寝るまでに“どのチャンネルを見ようか”“何を食べようかな”と約9000回の選択をしているらしいんです。そう考えると、迷ったり行ったり来たりしてこそ人間だと思ったし、それを許せる余裕がある人のほうが素敵だなと感じました。物理的なことはもちろん、人の心も、行ったり来たりがあるほうがよかったりしますよね。私は、恋愛でもすぐに答えを出したいと思うせっかちなタイプですが、それがいいとは限らないなって思いました。ドラマでも、なかなか進展しない恋のほうが、面白くて目が離せませんよね!まずは、無駄な動きをしてもオッケーな、行ったり来たりする日を作ってみましょう。知らない場所に行くときに、迷ったときのことを考えて早く家を出る感覚で出かけてみる。時間に余裕さえあればできるはずです!私も戻ることを悔しいと思わないように、やってみたいと思います。よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年4月10日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年04月07日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分の感情をコントロールできる「マイナス思考から脱出させてくれる女」になりきり。相手に共感することが大事です!人間誰しも、マイナス思考に陥ることってありますよね。私も以前、発する言葉すべてがネガティブだった時期がありました。そのときに、ハリセンボンの近藤春菜さんに相談したところ、「私もよくそうなるけど、マイナス思考になっているんだね」と言われ、そのときに初めて、“私、今マイナス思考なんだ!”と気づきました。自分では、ただやさぐれているだけだと思っていたのでハッとしたと同時に、自分がいる状況がわかったことで、抜け出すことができたんです。そんなふうに、誰かが落ち込んでいるとき、「負のスパイラルに陥っているよ」と分析し、安心させてくれる人って、ありがたいし、素敵だと思うんです。励ましの言葉をかける人が多いと思いますが、落ち込んでいるときにはさらに落ち込ませてしまうこともあり、逆効果ですよね。あと、渡辺直美さんにもよく相談をするのですが、「これ、どっちだと思いますか?」という質問に対して、「昔の横澤ならこの選択肢を選んだろうけど、今だったらこういう考えなんじゃない?」と、私の気持ちや、質問の前段にあるものを理解してくれたうえでアドバイスをくれる。それは同じ職業の先輩ならではだと感じたし、悩みによって相談する相手を変えることも大事だと思いました。相手の辛い気持ちを理解して、受け入れられる人になるには、波瀾万丈な人のドキュメンタリー番組を見たり、瀬戸内寂聴さんなどの本を読んで、さまざまな人生を知ることが大事なのではないでしょうか。そうして人の生き方を知って感化されることで、考え方がワンパターンではなく、豊かになると思うんです。一緒にネガティブになるでもなく、ポジティブすぎることもない、バランス感覚のいい女性を目指しましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年4月3日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年04月02日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、美容に意識の高い女性、「美容格言を持つ女」になりきり。自分の体験をもとにした美容情報には説得力あり!「甘酒は飲む点滴」。そういう美容にまつわるキャッチーでわかりやすい言い方を会話の中で次々に繰り出す、“格言メーカー”のような人っていますよね。ほかにも「笑顔は何よりのお化粧」とか、「お肌のシンデレラタイム」もそう。もちろん、美容において“これさえやっておけば必ず美しくなる”ということがないのはわかっています。それでも、格言力のすごさゆえに買ってみたくなるし、実際にやってみようかな、と思わせる。そういう女性は美容のことをちゃんと知っているだろうし、内臓までキレイな感じがするんです。でも、美容雑誌を読みまくる、うるさいタイプではありません。NHKの『ガッテン!』のような、幅広い世代が見ている番組から得た情報を発信。「小松菜はほうれん草の何倍もの鉄分が含まれている」「ビタミンCじゃなくてBが大事なのよ」などとアドバイスをくれます。番組を見ながら一人で「ガッテンガッテン!」と言っちゃうし、いいと言われた食材はすぐに買いに行く。司会をつとめる立川志の輔さんのことを「志の輔さんが~」と、まるで親戚のように話します。とりあえず、『ガッテン!』を見てみましょう。そして、紹介されていたことを実際に試し、やってみて本当によかったこと、自分が心から「ガッテン!」できた内容だけを人に教えるようにしてください。聞いただけじゃなく、ちゃんと実践している人は限られているから、“美容のことはこの子に聞くと間違いない”と思われる存在になるはずです。「水素を飲むと内側からきれいになる」とだけ話すより、「水素はこうだから体にいい」と解説できる人のほうが、説得力がありますよね~。そんな女性には将来、テレビショッピングをやってほしいです(笑)。よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年3月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年03月13日お笑い芸人の横澤夏子(28)が3月7日、自身のインスタグラムを更新。渡辺直美(31)と東京ディズニーランドに行ってきたことを報告し、2人の服装が話題を呼んでいる。横澤はシンデレラ城の前で撮影した渡辺とのツーショットを公開。「直美さんにお洋服借りておソロで行ったのよー」「変装の度が超えちゃってるよー」「逆に変な人って思われてよく見られたよー」「すぐ直美さんバレてたよー」「なんでなのよー」とハッシュタグ風にコメントを投稿。写真を見ると、ミッキーの顔が大きくプリントされたトップスに、キャラクターの口元をモチーフにしたマスク、サングラス、被り物とド派手に変装。2人とも顔は見えていないが、盛り盛りのミッキーコーディネートはかなり目を引いたようだ。ファンからも「変装面白すぎる」「絶対目立つやつ」「バレバレ(笑)」といったコメントが寄せられいる。
2019年03月08日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、料理に合わせて器を使い分ける「色々な種類の器を持つ女」になりきり。食器の選び方ひとつにも、人のセンスが表れます!インスタグラムにアップされている料理写真を見ることが好きなのですが、料理だけでなく、料理が載っている食器もチェックしています。なかでも、いいなと目が留まるのは、いろいろな種類の食器を持っている人。たとえば和食を作った人が、ちゃんとそれに合う和の食器を使っているのを見ると、“この料理のために揃えたんじゃないか”と思えるし、そこにワンランク上の生活を感じるんです。特に、食器だけでなく蒸し器とか手巻き寿司のときに活躍する木桶のような調理道具を持っている人を見るとすごいなと思います。また、浅いとか深い以前に、丸や四角形などいろいろなデザインや色のものを揃えていて、“中華にはこれ、イタリアンにはこれ”と用途によって使い分けることができる。服やインテリアと同じように、料理に合わせたお皿をコーディネートするセンスがあるというのは憧れますよね。私は、頑なに食器を白で揃えたのですが、あまりおしゃれになりませんでした。食器に気を使ってる人だったら、なかなか出番のない突飛なデザインのものではなく、使いやすそうなものが揃っていると素敵だと感じるし、お気に入りの作家さんの作品なども持っているはず。きっと、そういう人のおうちには、あつらえたような食器棚があるだろうし、その中にお皿たちがきれいに並んでいるに違いありません。“お皿にも命があるはず…”と考え、自身も陶芸を習うし、親戚の引っ越し祝いなどに作品を贈っているのではないでしょうか…!いきなり高い食器を揃えるのではなく、陶器市や東京の合羽橋のようなリーズナブルに買える場所に行くのがよさそうです。100均にも、かわいいものが揃っていました。まずはチャレンジしやすいところから始めましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年3月13日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年03月06日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、TPOに合った食べ物を用意できる「マイ手みやげ大賞がある女」になりきり。素敵な手みやげは、話を盛り上げるきっかけにも。雑誌などで「手みやげ大賞」という企画があると思うのですが、自分の中にオリジナルの手みやげ大賞を持っている人って素敵だと思うんです。“このメンバーなら、このくらいの金額でこのくらいの量のものがいいな”“新宿で会うなら、あのお店に寄っていこう”などと、持っていく集まりやTPOに合わせた、ちょうどいい手みやげを瞬時に「これだ!」と判断し、用意することができる。言葉のボキャブラリーが豊富な人のように、手みやげのバリエーションに富んだ人はカッコいいし、集まりがあるときに、すごくラクですよね。それに、自分が食べたことのあるものの場合は、「これ、すごく美味しかったんだけど…!」と、相手におすすめすることができるし、話のネタとして盛り上がりますよね。逆に、何も考えず、相手の家の最寄り駅や近所にあるお店といった近すぎる場所で買ったものをあげるのは、ちょっと失礼な気がします。手を抜いている感じがするし、渡した商品の値段がバレてしまう可能性もあります。いつも誰かにあげることを考えながらアンテナを張って過ごすことが必要なんだと思いました。まずは、もらって嬉しかったものをメモしたりと、ちゃんと覚えておくように心がけるのがよさそう。一回食べて美味しかったら、自分でもう一回買って食べてみると忘れないですよね。私は、雑誌の取材現場などでも食事やお菓子などを用意していただくのですが、それをきちんと網羅できれば手みやげ大賞ができあがるんです。実際、お世話になっているネイリストさんに自分がもらって嬉しかったマシュマロのお菓子を持っていったら、すごく喜んでくれました。自分で雑誌の手みやげ大賞ページを作るような気持ちで、日々、行動しましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年3月6日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年02月28日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、小物使いが上手なおしゃれな女になりきり。マフラーは防寒用ではなくオシャレアイテムです!最近、インスタグラムなどのSNSにマフラーの巻き方を解説する動画をアップしている女性を、よく目にします。それを見て、世の中には、かわいい巻き方がたくさんあったことに気づいたんです。輪っかを作り、その中にマフラーの端を通すものと、首にぐるりと一回巻き付けて垂らすものの2パターンではダメなんだなと。それに、マフラーは首元を守る防寒グッズとしてしか考えていなかったけど、実はおしゃれのアイテムでもあったんだと知り、ハッとしました。動画を見ていると、ヒラヒラがついた部分を前に持ってくるようにしたりブランドのタグをしっかり見せるようにしたり、“そうなんだ…!”と勉強になります。そういう人は、ウールや毛皮っぽいものなどいろんな種類を持っているだろうし、赤や緑などベーシックカラーじゃないものを差し色として使うこともできそう。その色を買う勇気も尊敬するし、チャレンジャーな性格は人生においてもいい方向に働きそう。なかには、顔を埋めて小顔に見せるものなど、モテる巻き方も紹介されていて、マフラーマジックって絶対あるはずなのに、雪国育ちなのに、当たり前のように巻いていて、なぜこれまで研究しなかったのかと後悔しました。ロングヘアの女性がマフラーを巻いたときにできる、ぷくっとした盛り上がりが男性は好きだったりするらしいし、利用しない手はないですよね。まずは、街中でマフラーをうまく巻いている人を探し、観察すると発見がありそう。意外と、サラリーマンの方がおしゃれな巻き方をしていたりと勉強になります。いろんな巻き方を知っていれば、同じマフラーでも違った見せ方ができて、コーディネートの幅も広がるはず。早速、マフラーチェックをしに行ってみましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年2月27日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年02月26日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自然の力を味方にして場の空気を良くする「冬でも風を喜ぶ女」になりきり。風を気持ちよく思えるのは包容力がある証拠。このあいだ、めちゃくちゃ寒い日に、テレビ番組のロケがありました。凍えながら、とにかく暖房の温度を上げて温まっていたのですが、あるスタッフさんが「窓を開けて、空気を入れ替えます」と言って、寒い中、本当に窓を開けたんです。正直、“なんで?嘘でしょ!?”と思ったのですが、部屋にこもっていた嫌な空気がなくなり、結果、すごくスッキリしました。しかも、撮影の合間の少し待たされているタイミングで、“これは一体、何の時間なんだろう…”とぼんやりしていた頭の中までスッキリして、心のスイッチがいい方向に切り替わったのを感じたんです。冬の風は、私からすると針のように刺してくる刺激的なものだけど、窓を開けたスタッフさんのような人は、「気持ちいい」と言えるに違いありません。どんなことでも受け止められる包容力がありそうだし、困難も乗り越えていけそうですよね。しかも、風を敵対視せずに仲間だと思えるのは、プラスの方向に考えられる証拠。自然の力を味方につけることもすごいし、ワンランク上の人だなって思うんです。きっと、“人間関係はあまり密になりすぎず、ちょっとすきま風が吹くくらいのほうがちょうどいい”“風は人生に必要なもの”ということを知っているし、もはや、自分そのものが風となり、人間関係の風通しを良くしていそうですよね!一度、地平線が見える広い場所で、中島みゆきさんのミュージックビデオのように思いっきり風を感じてみると、その良さや、ありがたみがわかりそう。例えば空港だと、飛行機が生み出す風も味わえるし、映画のワンシーンのようにドラマティックに吹かれることができそうで、いいですよね。風の存在をポジティブにとらえられる女性を目指しましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年2月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年02月18日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、お金の管理能力が高い、しっかりした女性、「ワリカンをしっかりする女」になりきり。お金にだらしないのは、イメージダウンにつながる。みんなでごはんを食べたり、友だちへのプレゼントを一緒に買ったりして、ワリカンにすることって多いと思うんです。そんなときに、10円とか1円単位まで割っておつりを渡してくれる女性に会うと、しっかりしてるな~って思うんです。「私だけトクしてたりしないよね!」と言いながら、“この人レジなんじゃないか…”と思うくらいすばやく計算をして、誰一人ソンをしないように整えてくれる。あんまり飲んでいない人や、後から来た人の分は安くする気配りも見せる。“私だけ多く払ってるかも…”と感じる場面があったとしても、なかなか言い出せないと思うんです。そういうときに、こんな女性がいると助かりますよね。金の切れ目が縁の切れ目という格言が身にしみているのかも。それに、お金にだらしがない人は、イメージがよくないですよね。私は、家賃だけは絶対に期日に遅れず払うようにしているんですが、それはもし、私が何か事件を起こして犯人になり、大家さんがマスコミの取材を受けたときに、「やっぱりね。家賃も遅れがちだったのよ…」と言われるのは絶対に嫌だから…(笑)。そのくらい、お金の管理は、大人として大事なことだと思うんです。まずは、結婚式の二次会などの会費制のパーティに出席するときに、会費ぴったりのお金を準備していくところから始めると、意識が変わりそうです。最初から8000円だとわかっているにもかかわらず、1万円しか持っていかないというのは少し迷惑。友だちとの飲み会でも、1000円札や小銭を用意するために事前に崩したり、銀行で下ろすときに両替をしておくと、スムーズなワリカンにつながるはず。少しの意識や気遣いが、ワリカン上手な女性になるための第一歩だと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年2月13日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年02月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分のことを客観的に見る「次に会ったときに謝れる女」になりきり。人間関係のモヤモヤは裏アカにメモ&発散を!自分でもどうかと思うのですが、私は人を“マルかバツか”で覚えることがあるんです。何も問題がない良い関係の相手はマル、ちょっと気になることがあったり、私が何かをやらかしてしまった相手はバツという感じです。しこりが残っているからか、バツで覚えている人に会うと“この人に何を謝らなきゃいけないんだっけ!?”と焦ってしまうことも(笑)。そんなとき、素直に「このあいだはごめんなさい!」と言える女性になりたいなって思うんです。ごめんなさいと伝えるのは勇気がいるし、なかなか言えていないなって気づきました。やっぱり、きちんと謝ったほうが厄払いじゃないですが、肩の荷が下りますよね。それに、人との関係がこじれたときに、自分を客観的に見ることも大事だと思うんです。すると、“あの人とこうなっちゃってヤバい。じゃあ、こうしよう”と、今後の行動の筋道が立てられる。さらに、相手から見た自分のイメージを壊さず、いいように導くこともできます。そうして、見せ方をコントロールすることも、大人の女性にとっては大切ですよね…!まずは、“この人にこういうことをしてしまった…”という人間関係の出来事をメモして、起こった問題をきちんと覚えておくことが第一歩だと思います。日記などに書き留めるのもいいけど、ツイッターのようなSNSの裏アカウントを作り、そこに起こったことや感情を書き出すと気持ちが整理できます。実際、私もツイッターの裏アカウントを持っているのですが、いろいろ書くだけで気持ちが軽くなったりしますから(笑)。それを見返すと、“次にこうやって謝ろう…”と、シミュレーションもしやすいはず。モヤモヤしている人は懺悔アカウントを作り、世界に発信してみましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年2月6日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月30日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、食べ物を大事にする気取らない女性、「テーブルに落ちたものを食べられる女」になりきり。“もったいない精神”がある女性には、親近感がわく!テレビ番組の収録やプライベートなどでごはんを食べているときに、一緒にいる女性がテーブルに食べ物を落とすと、“この人は、どうするのかな?”と、つい見てしまうんです。いいなと思うのは、「あっ、もったいない!」と、気にせずにパクッと食べちゃう人。もちろん、メニューにもよるのですが、たとえばカクテルグラスに入っているエビなど、その料理のメインになっている食材が落ちたときに諦めずに食べる人を見ると、“そうだよね…!”と親近感がわきます。さらに、コーンひと粒まで食べていると、“この人とは気兼ねなくしゃべれそう”と好感度が上がるし、特に、相手が女優さんなどの場合は、“テレビに出ててそれができるなんて飾らない人だな”と嬉しくなってしまいます。テーブルマナーも大事ですが、それはフォーマルな場所で守ればいいこと。普段の席では、気取らずに食べてほしいし、“食材を大事に考えている人なんだな”と感じます。サラダとかを取り分けているときに落ちた具材をパッと食べるのも、お母さんぽい感じがしていいですよね~!まずは、テーブルに落ちたものは気にせず食べてみるのはどうでしょうか。もちろん、衛生上、ヤバそうなところは避けてください(笑)。そういえば、このあいだ、テレビ番組のロケでフルーツパフェをいただいたときに、共演者のひとりが奥のほうにある部分を食べようとして、テーブルの上にボロボロとフルーツをこぼしていたんです。それを見た私は、「落ちてるよ~」と掃除機のように次々とこぼれたものをひたすら食べたのですが、その姿は自分でもどうかなと思ったし、ほどほどにすることが大事だと学びました(笑)。TPOや程度を守りながら、気取らない女性を目指しましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年1月30日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、足腰がしっかりした、自分と闘う「趣味は登山の女」になりきり。山に立ち向かう人は、困難を乗り越えられる!私が所属する吉本興業には19歳のマネージャーさんがいるのですが、その女性は昨年新卒で採用された唯一の人なんです。話を聞いてみると、北海道出身で登山部に所属していたことがあり、道内の大会では上位だったとのこと。山に登るというのは、誰かと戦うというより、もはや自分との闘い。“あの山を越えたい”と高みを目指すということは、とてもストイックです。しかも、競技では山を登るだけではなく、途中で一人でも脱落すると負けになってしまうし、機材やテント、食糧など、みんなが使うものを、手分けして持たないといけません。つまり、チームワークが自然と磨かれていくわけです。もちろん、足腰が強いからどれだけ仕事で歩くことがあっても弱音を吐かないし、人生の山や谷にも動じなさそうです。酸素が足りない状況を乗り越えている彼女ならば、きっとトラブルが起こってもあわてず冷静に解決すると思うんです。そんな“大事なことはすべて山から教わった”という姿を見ると、かっこいいし、すごいなと思わずにはいられません…!しかも、彼女に登山の楽しさを聞いてみると、山に登る前日からチームのみんなで宿泊をしてすき焼きを食べたり“明日から山に登るんだ!”とワクワクできるのが好きなのだそう。その、どんな状況でも楽しめるところもいいですよね~。いきなり本格的な登山は大変だと思うので、まずは江の島にある長い石段に挑戦したり、高尾山に登ってみるのがよさそうです。達成感を得られるし、一回行くと“最初に飛ばしすぎたな”“こういう靴のほうがいいな”と反省して次に生かすなど試行錯誤ができ、そういう点でも登山気分を味わうことができますよね。自分との闘いに行ってみましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年1月23日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月20日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、いい意味で庶民的なお酒を熟知した女性、「焼酎を飲む女」になりきり。体が冷えず、低糖質。焼酎は女性の味方です。このあいだ番組で共演したきれいなモデルさんに、「お酒は何を飲むんですか?」と聞いたら、「焼酎です」と言われて驚きました。また、あるときはお世話になっているネイリストさんが「芋焼酎にハマってるんですよ。めちゃくちゃ美味しいです!」と話しているのを聞き、“若い子でも焼酎を飲むんだな”と、目からウロコが落ちました。というのも、私のなかには“焼酎=おじさんが飲むもの”という偏見があったんです。居酒屋でおじさんがボトルを入れて、それをみんなで飲むというイメージでした。でも、周りの人たちの話を聞いて、焼酎を飲む女性っていい意味で庶民的な感じがあって魅力的だと、考えが変わったんです。みんなでボトルを入れて酌み交わすのは盛り上がるだろうし、水割りなどを作る姿は大人っぽくていいですよね。それに、焼酎を嗜む人には人生を一周したじゃないですけど、いろんなお酒を飲んで焼酎にたどり着いた感じがあるのもカッコいい。そういう人は、銘柄に詳しく、気になる焼酎を飲むために旅をするなんてこともしてそう。しかも、焼酎は体を冷やさないお酒としても知られているうえに、低糖質。実は、美容を気にする女性にはぴったりのお酒で、モデルさんが飲んでいることも納得ですよね~。私もそうですが、焼酎に慣れていない人は、まず親戚のおじさんなど身近な焼酎好きを探して、一緒に飲みに行ってみるのはどうでしょうか。美味しい飲み方やおすすめの銘柄などを教えてもらうことで、魅力に気づけるかもしれません。また、梅干しを入れて飲みやすくしてみるのも初心者にはよさそう…!私の憧れは、みんなで飲んでいるときに、「一回、焼酎に戻りま~す」と言うこと。早く嗜める女になりたいです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年1月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月09日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人に譲れる、思いやりのある「小走りで道を横切る女」になりきり。小走りすることで誠意が伝わりやすくなる!タクシーや車に乗っていると、道を横切る人を待つことがあります。そのときに、車が待っていることをわかって小走りで渡る人を見ると、周りが見えている人だな~と感じます。なかには、頭を下げながら通り過ぎる人もいます。待たせていることを悪いと思っての行動は、とても素敵ですよね。自分だけじゃなく、人の時間も大事にしている姿に憧れます。逆に、“止まってくれたから”と、急がずにゆっくりなスピードで歩く人を見ると、なんだか、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。少し小走りになるだけで、人の誠意って伝わるんだと思いました。遅刻をしたときも、普通に歩いてやってくるより小走りのほうが相手の気持ちは静まるし、お店で在庫を探してもらうときも、ゆっくりされると“え、休憩にでも行ってるのかな…?”と心配になってしまいます。基本的に小走りで配達している宅配便の配達員さんを見ていると、一生懸命な感じや、荷物を頑張って届けようとしている気持ちが伝わってきますよね~。だからといって、本気走りをするのはNG。大人がドタドタと汗だくで走っているのは見てられないし、顔もブサイクになりそう。それに、道や駅で走るのは危ないですから…!あくまでも軽やかでかわいらしい小走りが、ちょうどいいと思うんです。そんな女性になるには、新幹線や飛行機に乗るときに“お先にどうぞ”と先に行くのをすすめるなど、目の前にいる人に譲ってみるところから始めるのはどうでしょうか。その習慣が身につけば、たとえ相手が車に乗っている場合でも、気が遣えるようになるのではないでしょうか。それと、小走りは軽い運動になるから健康にもよさそう。ほどよい速度を保って、頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年1月2・9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月06日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、冠婚葬祭のマナーを間違えない女性、「パールを身につける女」になりきり。パールを身につけることは、大人になるための切符。ダイヤモンドのような華やかな宝石も魅力的ですが、独特の品の良さがあるパールを身につけている女性って憧れてしまいます。そもそもパールには“涙”という意味があるそうで、結婚式にはもちろんのこと、お葬式で身につけることが許されている唯一の宝石です。冠婚葬祭は、人生のなかでも特に大事なイベント。そんな、マナーを間違えるとすごく恥ずかしい思いをするシーンにおいて、“これさえつけておけば間違いない”というアイテムはすごく頼れるし、持っておくべきだと思うんです。私は以前、結婚式につま先部分があいている靴を履いていくというマナー違反を犯し、かなり恥ずかしい思いをしたことがありました…。そういう常識を知っているというのは、大人として大切なことですよね。もちろん、パールは、普段からファッションとして取り入れることもできるアイテム。それが似合う女性は、きっと服装もエレガントに違いありません。とはいえ、アクセサリーを選ぶときには、ついデザイン性の高いものやトレンドを優先しがち。それに、本物を買おうとすると意外と高かったりする…。でも、だからこそパールを身につけることは大人になるための切符であり、資格であると思うんです…!まずは、百貨店などの真珠売り場に行って、実際にどんなものがあるかを見てみましょう。たとえ高くても一生使えるものだし、“次のボーナスでパールを買おう”と決めてしまうと、買う機会を逃さずにすみそうです。また、お母さんやおばあちゃんにねだってみると、「あなたにも必要ね」と買ってくれたり、その家に代々伝わるものを譲ってもらえるかもしれません…!冠婚葬祭は、いつやってくるかわからないもの。今すぐ、行動に移してみましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年12月26日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年12月24日